- 1二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:34:53
- 2二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:35:21
エッッッッッ
- 3二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:35:47
性食者だよこんなの
- 4二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:36:17
ワカモを一発で堕とした先生だ
面構えが違う - 5二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:36:32
野際かえで先生ありがとうございます
- 6二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:37:23
兄妹か姉弟なら7割方ヨスガってる
- 7二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:37:42
- 8二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:37:57
右はまさかの女先生だと!?
は、捗る〜!! - 9二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:38:17
- 10二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:38:31
キキョウとイチャイチャしてるよ
- 11二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:40:24
全文公開してくれるのマジ感謝
- 12二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:40:24
あーダメダメえっちすぎます
- 13二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:45:37
- 14二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 18:53:49
ワカモかわいい……
- 15二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:03:39
便利屋先生の本編先生っぽさはすごいと思う
- 16二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:04:46
何度見ても便利屋先生のハミシャツ最高
- 17二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:07:48
どっちもアルちゃんが憧れる大人だと確信できる
- 18二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:23:13
便利屋先生、勿論苦手な人もいるんだろうけど結構高評価よね。ええんかこんなイケメン思春期の女の子の群れに放り込んで。
- 19二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:23:49
- 20二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:27:04
- 21二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:27:12
この顔でナグサに付き纏ってたんだよな
- 22二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:28:36
- 23二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:29:18
- 24二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:33:42
- 25二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:35:35
生徒の脳がピンクアーカイブになっちゃうぅぅぅ♥️♥️♥️
- 26二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:35:40
- 27二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:38:08
- 28二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:42:30
仕事終わりに2人で飲んでて欲しい
- 29二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:44:21
大人同士だから何の問題もないな、ヨシ!
- 30二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:47:18
二人そろってるとなんかの美術作品かってなるな
- 31二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:48:10
- 32二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:48:24
そして・・・つい酔いつぶれた女先生の介護の為に寄った「お城のような建物」で・・・
わっふるわっふる - 33二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:48:44
- 34二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:49:16
- 35二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:49:40
- 36二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:50:28
湿度黒猫のレス
- 37二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:51:01
- 38二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:51:29
- 39二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:51:30
このレスは削除されています
- 40二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:53:13
- 41二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 19:55:51
- 42二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:28:29
- 43二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:29:54
- 44二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:38:30
泣きぼくろ最高
- 45二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:38:44
- 46二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:44:43
「わかった!」の!マークがかわいい
- 47二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:48:57
- 48二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 20:55:56
これシズコ本物?
- 49二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 21:33:45
- 50二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:23:41
- 51二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 22:52:48
キキョウはどこで入れ替わったんだろう
さすがに最初からってことは無いよね...? - 52二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:04:14
- 53二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:06:19
- 54二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:08:58
- 55二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:12:25
おそらく最初から偽物だったっぽい
んで冒頭で橋を越えた時点で異界に入り込んでるっぽい
真実の部分は『流通が止まって祭りが開催できない』の部分…だけどDUでストライキが起こったっていうのも『起こらされた』可能性さえも疑ってしまうやつ
- 56二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:19:33
あの同人、最終的にエピローグのお祭りが終わって先生が差し入れ持っていったらキキョウから「しばらく見かけなかったけどどうしたの」的な事言われてそうなのが怖いんだよな…
- 57二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:27:34
この女先生グラマーな感じじゃないのがかえって蠱惑的だよね
- 58二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:30:15
その中でなお変わりなく先生に一途なワカモがとてもとてもいい女である。底知れないともいう。
- 59二次元好きの匿名さん24/08/13(火) 23:33:38
ワカモの元ネタを考えれば大抵の怪異は相手にならないのだろう
- 60二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 08:35:43
ほ
- 61二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:07:27
この2人が街中歩いてて振り向かないやつおる?
- 62二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:31:09
- 63二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:34:39
- 64二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:36:39
- 65二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 10:39:50
便利屋先生も大概だけど、この女先生に私のお姫様宣言されても乙女回路がオーバーロードして爆発するでしょ
- 66二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 12:11:18
- 67二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 12:34:34
右下カワイイ
- 68二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 12:43:47
公式でも二次創作でももっと性癖を前面に押し出した先生を出すべきだと思うんだ
- 69二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 13:41:17
全裸だからメガネもなくなってるのね
- 70二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 15:17:29
- 71二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 15:21:26
- 72二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 15:37:24
何だろう…「養わなきゃ」って気持ちになる。
- 73二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 15:38:34
- 74二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 15:57:08
- 75二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:44:38
これが黄昏の向こう側ですか
- 76二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:45:15
- 77二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 16:46:37
- 78二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:29:15
- 79二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:32:24
- 80二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 17:45:59
- 81二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 18:19:19
- 82二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 19:37:03
泣きぼくろがエロすぎる
ブルアカはほくろ好きに優しい - 83二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:21:03
- 84124/08/14(水) 20:43:23
- 85二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 20:44:14
便利屋先生もそうだけど首元がね…◯っちだよね…
生徒だったらふとした拍子にキスマークを見つけて「はわわわ…!」ってなってみたいね…
そしたら“あー…もう。ごめんね。変なもの見せちゃって。”って言葉に相手への熱を感じて、その色気で熱中症になりたいよね… - 86二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:24:47
カタカタカタ…カチッカチッ
サラサラサラ…シャッシャッ
日はとうに沈み、静寂に包まれるシャーレのオフィス。
そこには今日も今日とて夜遅くまで仕事に追われる二人の大人がいた。
「…ねぇ」
「…何ですか?」
「これ、いつになったら終わるんだろうね…」
「それは僕が聞きたいですよ…」
「うう…」
そう小さな呻き声を上げ、机に突っ伏す女性と、それを横目に流して再び画面に向き合う男性。
思春期の学生には劇薬になりそうな妖しい雰囲気を纏うこの二人こそ、連邦捜査部シャーレの「先生」である。
いつも朝から夕方まで色々な学園に訪れ生徒たちをサポートし、夜はデスクワークに追われる日々。二人とも仕事が出来ないわけではないのだが、仕事量が二人でこなせるようなものではないのだ。
「D.U地区内での銃撃戦による被害...みんな元気ですね」
「あ~もうこういう書類はデジタルにしてほしいなぁ……えっと印鑑は…」
「こっちの机にありますよ、はい」
「あ、ありがと」
そうして印鑑を手渡しする瞬間、互いの指先が微かに触れ合う。
「…っ」男性がすぐに手を離す。
「あら、どうしたの?ドキッとした?」女性が笑みを浮かべて突っかかる。
「…そんなわけないでしょう、お互い何歳だと思ってるんですか、少女漫画じゃあるまいし」
「ちょっと、年齢の話はしないでよ…」
「人にちょっかいかける暇があったら早く終わらせて下さい」
「ふ~ん、つまんないの、まぁそれもその通りか」
そうして二人とも仕事に戻り、再びキーボードを打つ音と筆記音だけが静かな夜に響いてきた。
- 87二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:27:02
- 88二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 21:53:42
結局仕事が片付いたのは日を跨いだ頃になり、夕方から何も食べていなかった二人は夜食のカップ麺をすすっていた。
「うん、仕事終わりに食べるカップ麵って美味しいね~」
「またフウカに怒られてしまいますね」
「それは考えないとして…今日も一日お疲れ様、」そういって女性が男性の方に身を寄せる。
「…近くないですか?」
「ん?いいじゃない私たちの仲だし。それともまたドキッとし「分かりましたからお好きにどうぞ」…もう」
生徒たちの前では柔らかい物腰で話すのに、なんでこう自分に対しては堅いのかと女性は内心愚痴をこぼす。
このキヴォトスにいる学生はみな女子だ。大人の男性の彼は、普段から色んな生徒に熱烈なアプローチを受けている(女性自身も全く受けないわけではないが)ものの、いつものらりくらりと躱している。どうすれば振り向いてくれるのかとよく聞かれるが、彼が「相手は生徒ですから」と断言する以上、少なくとも卒業するまでチャンスはないだろう
一度冗談半分で「じゃあ大人同士なら問題ないね」と言ってみたら、すぐに話題を変えてきた。随分とガードが堅いと一周回って感心したものである。
自分と同じく連邦生徒会長に選ばれた大人、最初は異性と(馬鹿でかい)一つ屋根の下で過ごすことに抵抗があったものだが、お互いに助け合ううちにそんなものはすっかり消え今や相棒同然の存在になっていた。そして、いつの間にか惹かれていた。
- 89二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:13:29
…先程半分冗談とあったが、もう半分は本気だったりする。
彼は常に優しい。生徒たちにはもちろん、私に対しても基本ツンツンしているが細かい気配りをしてくれる。それに決める時は格好いいし。
いつも目の下に隈があって死にそうなところ(これは私が言えたことでもないが)もあるが、結構整った顔立ちをしているし、他に人型の男性がいないことを考慮しなくても女子に人気があるのは当然だろう。
だからこそ、私も心の中で彼に好意を向けていた。
ただ、遠回しなアプローチは何回かしたものの、直接気持ちを伝えたことは無い。
理由…いや、言い訳はいくらでも思いつく
今の関係から下手にギクシャクしたくないからとか、彼に好意を寄せる生徒たちに何と言われるか分からないからとか。
まぁどんなに言い訳したとしても、結局のところ──私にその勇気がないからだ。
生徒のためだったら何の問題もないのに、どうして自分のこととなるとこう奥手なのか。
こうしてただちょっかいをかけ続けるだけでは、何も進まないと分かりきっているのに────
- 90二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:47:12
ライクが勝る生徒だと2人の雰囲気に気づいてくっつけようとあの手この手でから回るストーリーがありそう
- 91二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 22:56:41
────大丈夫ですか?」
「はっ、…うん」
随分と長い間考え事をしていたようだが、やっと戻ってきたらしい。
一応話している最中だったのだが、いつの間にか彼女から反応が消えたと思ったらこれだ。
…その横顔に見惚れてしばらく眺めていた僕に、文句を言う筋合いは無いが。
「えっと…何の話をしてたっけ」
「他愛もない話ですよ。もう遅いので、もう寝ましょう」
「え、今何時……そんなに私考え事してた?もっと早くに言ってよー」
「それは…その…大体何を考えてたんですか」
「あーいや、その、他愛もないことだよ、じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい」
そう言って仮眠室という名の自室に戻る。
一応僕と彼女、それぞれの家がシャーレ近郊にあるのだが、二人とも全然使っていない。
それこそキヴォトスに来たばかりの時は、同じ家?の中で寝るのもと思っていたものだったが、あまりの激務で毎日仕事が終われば家に帰る気力などなく、そのままシャーレで寝泊まりする日々が当たり前となっていった。
「はぁ…」
溜息をついてベッドに倒れこむと、さっきの出来事が思い浮かんでくる。
指が触れ合っただけで意識してしまうなんて、そんな青春じみたイベントとはとっくにお別れしたはずだが。
- 92二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:27:29
キヴォトスに来てから、たくさんの生徒たちと触れあった。仕事に追われる日々ではあるが、それでも充実しているのは間違いない。
ただ、自分以外に人型の男性が居ない世界というのは、何とも言えぬ違和感が湧き出てくる。いや、一応柴大将など男性自体が居ないわけではないのだが。
だから周りは女子ばかりの環境になる。それが嫌というわけではないが…男として、困ることもある。
自意識過剰と思われるだろうけど、これでも生徒たちは僕に結構好意的に接してくれているし、その中の何人かは明らかに好意を向けてくれている。同衾に誘われた時なんかは流石にびっくりした。
当たり前だが僕は先生であって、生徒とそういう関係になるのはよろしくない(おまわりさんがセーフって言ってた?しりりません)正直心が揺らぎかけたこともあったが、その一線で何とか耐えてきた。
しかし、「彼女」だけはどうにかならない。
今頃隣の部屋で熟睡しているであろう彼女だけは。
初めて顔を合わせた時に思ったのは、「妖しい」だった。
自分より年上なのはそうだが、とにかく何というかその…ダウナーな感じで大人の色気が凄かった。
でも、共に過ごすうちに、彼女の様々な一面を知れた。大人しいと思っていたが、意外と明るく、いたずらっ子たちとはしゃいでいたこと、怖いものは苦手らしく、百鬼夜行から帰ってきた日には少し震える声で「い、一緒に寝てもいいかな…?」なんて言ってきたこともあった(少しお酒も入っていたらしく、翌朝に顔を赤くしながら謝られた)。
…正直、何度も理性が吹っ飛びかけた。
- 93二次元好きの匿名さん24/08/14(水) 23:37:15
- 94二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 08:17:13
- 95二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 08:56:08
>百鬼夜行から帰ってきた日には少し震える声で「い、一緒に寝てもいいかな…?」なんて言ってきたこともあった
盗聴してたらコタマの脳が尊さで爆発してそう
- 96二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 09:17:11
一人称"僕"の便利屋先生めっちゃ萌える
- 97二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 10:49:04
僕はねぇ、両方奥手でいつまでも進展しないもどかしい関係が性癖なんですよ、というわけで次は生徒視点で書きます
呼称は便利屋先生を〇〇先生、
百鬼夜行先生を△△先生で
━━━━━━━━━━━━━━━━━
ミレニアムで仕事をしていた最中、シャーレの確認が必要な書類があった。幸い今日はそこまで忙しくないので、あらかた片付けたあとシャーレに向かった。
シャーレのオフィスの前に着いたので、一応身だしなみを整えて…
「失礼します、〇〇先生はいらっしゃいますか?」
「あっ、ユウカ、ごめんなさい、彼は今ゲヘナに用があって…用件は何?」
「そうですか…えっと、この書類について…」
「どれどれ…これなら私でも出来そうね、せっかく来たんだしお茶でも出すよ」
「それでは、お言葉に甘えて」
そう言って△△先生はキッチンに向かい、私は来客用のソファーに座って待つ。椅子から立ち上がって歩くその動作はまさに大人のレディーでつい目を奪われる。実際はもっと子供っぽい…というか結構元気な性格なのだが。
私は生徒の中ではかなり早く先生に会っている。失踪した連邦生徒会長によって呼ばれた2人の大人。2人とも高身長な上すごく艶めかしい雰囲気を纏っていたので、初対面の時は息を呑んだ。
その時は少々トラブルもあったが、見事な手腕で事を収めてくれた。頼れる大人だと思っていたが…
- 98二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 10:59:21
「〇〇先生!何ですかこの領収書は!」
「あっいや、違うんだユウカ!これは限定品の…」
あれは初めてシャーレの当番となった日、昼食に△△先生はお弁当を持ってきているのに対し、〇〇先生賀コッペパン1つなのに疑問を持って問い詰めたら、10万円のロボットを買ってお金がないなんて言い出したものだから思わず怒鳴ってしまった。勢いそのまま私が家計簿をつけるなんて言い出してしまったが、△△先生に止められた。
「大丈夫だよユウカ、シャーレの金銭は私たち2人で管理しているから、ユウカだってセミナーの会計で忙しいでしょ?」
「それは…そうですが……分かりました、△△先生がそう言うなら、〇〇先生のことしっかりお願いしますね」
「うん、任せて」
「ごめんなさい…」
そう小さくなる〇〇先生を見て、思わず心が揺らいでしまった。その顔でそういうかわいいムーブをしないでほしい、色々とマズイから。
なお、後日に△△先生もゲームに多額の課金をしていることが明らかになり、2人を正座させながらやっぱり私が家計簿をつけますと大声で宣言してしまった。まったくこの2人は……
- 99二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:08:54
こうは言ったがこの2人が頼れる大人なのは間違いない、緊急時は誰よりも冷静に判断して迅速に行動してくれる、私生活があんな感じなのも日々のストレスだったりするのだろうか。実際私から見ても2人で捌けるような量では無いし、いつか倒れるのではないかと内心不安である(噂では既に何回か倒れてると聞いた時は連邦生徒会に抗議するところだった)
そんな感じなので、私個人としては2人にかなり好印象を抱いている。特に〇〇先生は大人の男性、キヴォトスの生徒にとっては少々刺激が強い(これは△△先生も同じだが)。かくいう私もその色気を至近距離で浴びてすっかり骨抜きにされてしまった。正直、異性としての好意を抱いていない訳では無いんだけど…
- 100二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:21:19
「すみません、この書類の一番下って消耗した弾薬のみの記載でよかったんですか?」
「え?あっそうだ、次に仕入れる分も書いておかないと…えっとボールペンは…」
「これです」
「あっありがとう」
…とある日の先生2人の会話である。別に何もおかしくないと思うかもしれないが、実際に見れば分かる
距離、近くないですか?
いや、ボールペン渡す時の2人の顔近づきすぎでしょ、互いに目線が合ってないから気づいてないのかもしれないけど、普通に吐息がかかりますよね?というかそもそも机が隣同士な上に椅子の間隔も狭すぎますよ、ちょっと動いたらすぐ体がぶつかるじゃないですか
本人たちは無自覚なのかもしれないが、正直あの距離感で付き合ってないというが無理あるレベルだ。当番にくるといつもあの無自覚イチャイチャを見せつけられるもんなので、生徒達は大体お茶を飲んだりしてやり過ごす。普通こういうのはブラックコーヒーだと思うかもしれないが、あの2人は甘ったるいというか…絵面を考えると何故か背徳的な雰囲気になるというか…
ともかくそんな感じなので、くっつくなら早くくっつけというのが本音かもしれない。
- 101二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:32:59
以前思い切って2人にお互いをどう思っているか、何なら恋愛感情があるのかと聞いてみたが
「〇〇先生と?えっとそうだね、彼は頼りになる相棒っていうか…え?そういう感情は…ど、どうだろうねー」
「△△先生のことをどう思っているか?……………そうだね、姉みたいかも……れんあ…?…いやいやそんなわけ」
と揃って見事に濁された、何で2人ともちょっと含んだ言い方するんですか、それじゃ脈ありのように見えますよ
こんなことを言っても何だが、お互いに気がないとはっきり言うなら私はもっと〇〇先生に積極的だったと思う。というかそういう生徒は結構いる。
どうしてもあの2人が並んだ時、お似合い過ぎてそこに割って入ることが出来ないのもあるし、〇〇先生が「先生と生徒」という一線を引いているのもあるだろう。
卒業したら私にもチャンスはあるのだろうか、そんなことを思いながら今日も距離の近い2人を横目で流している。その…目に薬を通り越して毒なので。
- 102二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 11:51:35
乙乙乙っ!!!
これは好意的なパターンだが
やはり百鬼夜行先生を脅威に思う生徒もいるのでは?・・・と思う
今日この頃 - 103二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 12:23:30
逆に便利屋先生が一線引いてるとはいえやっぱり魅力的な生徒も多いのでアプローチできない自分と比べて内心焦る百鬼夜行先生もあり
- 104二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:04:21
キキョウっぽい怪異いっぱい喋ってかわいいから好き
多分先生食べたい(ガチ)だけだけど - 105二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:47:43
- 106二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 16:56:25
こらこらシュンさんの年齢は極秘でしょうが
- 107二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:43:00
割と違和感ないの草
- 108二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 18:51:08
シャーレの先生方、っていう同僚のくくりにしか見えねえ……
- 109二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:27:18
- 110二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:57:13
- 111二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:58:47
このレスは削除されています
- 112二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 19:58:49
便利屋先生も百鬼先生も、生徒のためなら命かけられる人だから、皆懐いてるだろうし「寂しいけれどあの人なら仕方ない。いや、でも…」って感じになってそう。
- 113二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:00:04
- 114二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:05:49
- 115二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:14:48
- 116二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:16:40
- 117二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:37:20
- 118二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:14:31
- 119二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:27:02
便利屋先生と百鬼夜行先生がともにシャーレにいるとして、アトラ・ハーシス戦ではどっちも本船に乗り込むんだろうか?それともどちらかが残るんだろうか?
- 120二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:32:05
- 121二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 22:50:36
- 122二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:01:32
- 123二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:03:10
- 124二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:05:09
発進前に想いを伝える展開もおいしいし、“〇〇先生。帰ったらお時間いただけますか?”でもおいしい
- 125二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:07:30
- 126二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:36:13
- 127二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:36:32
- 128二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:41:07
- 129二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:48:59
- 130二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 01:44:43
この二人、いいなぁ……
いいなぁ、この二人……
いいなぁ……イイナァ……イイナァ……
ふと思ったが、シッテムの箱はどうなるんだろ
アロナは一人だけだろうから、シッテムの箱をどっちかが起動、或いは二人で起動したのか(そんでどっちかが学園に赴く際はシッテムの箱を持っていく)
最終章後にプラナinタブレット端末でシッテムの箱2号機が出来上がるのか
全裸先生が持ってきたプレ先シッテムの箱を渡してダブルシッテムするのか
そしてこの場合プレナパテスは果たして一人なのか - 131二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 04:17:59
- 132二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 08:24:30
プラナinタブレット端末でシッテムの箱2号機に1票
それ以前に箱1号機はどちらも使えて、基本「手にしている奴が優先権」な俺設定
で、二人で手にして「バルス!!」なシチュも見たい - 133二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 08:29:31
ハイヒールとかじゃなくてスニーカーなのが良すぎる
- 134二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 08:31:38
- 135二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:09:52
- 136二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 09:12:44
- 137二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 10:35:48
調印式で相方が撃たれたことを知った時の反応は見てみたい
どっちも撃たれたのが自分ならともかく相方だと複雑な気持ちになりそう
それ以降心配になって一緒に行動している時にサオリが現れて土下座してきた時に、一瞬「どの口が」と思ってしまうけど、すぐに自分達が「先生」だと思い直して手を差し伸べてくれるんだ - 138二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 10:49:35
- 139二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:08:29
なんなら二人とも撃たれる可能性もないか?
巡航ミサイルでアロナが2人を守るが、1人でも一発が限界だったせいで二人だと軽傷くらいの防御でアロナが処理落ち
便利屋先生が本編ルートを辿り、セナとヒナに助けられる形
百鬼夜行先生はその場に残って撤退戦の指揮を取るけど、流れ弾が急所を掠めて昏睡
二人してセイアと対話後にほぼ同時に目覚め、以降は本編ルートを2人で……的な
- 140二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:23:12
野際先生が描いた姉弟ってだけで一気にアンモラルな雰囲気になるな……(ジェシカアイル本とか、大変お世話になりました)
- 141二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:51:48
- 142二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:55:48
女先生だし髪型流行りそう
- 143二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:23:32
- 144二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:25:38
それもありなんだけど、便利屋先生with便利屋と百鬼先生with兎小隊の模擬戦(学園交流会)とか熱そうだなって
- 145二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:25:48
- 146二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:26:26
背景が真っ白なのがこの場合だとより味が出てる
- 147二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:29:44
空から全裸で着地した二人、何も起きないはずがなく……
- 148二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 16:17:54
どんどん呼びかける声が震えて小さくなっていくのも似合う
そうして、ついに立ち尽くして何も発せなくなっちゃうんだけど、控えていた生徒(ワカモとかセリナとか)が便利屋先生の未帰還と百鬼先生の辛そうな様子に耐えられなくなって後ろから抱きすくめるんだよね
- 149二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 16:34:15
どうしよう もう女先生が百鬼先生か
一迅アンソロ5のカンナ漫画に出てたメガネ先生しかイメージできん… - 150二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:52:52
脱出シーケンスの下りのSSを描きたくなっちゃったから投下しちゃうぜ!ベッタベタな純愛物になってるけど許してな!
同じ括弧だとわかりにくいから
便利屋先生を“”
百鬼夜行先生を《》
として見てね
------------------------
“今までありがとうアロナ、ごめんね。これでお別れみたいだ……元気でね”
「先生ーー」
アロナとの接続を切る。
割れた鏡は消えた。異変も解決し、手を差し伸べるべき子に新たな道を示す事も出来た。……全て終わったんだ。
後は残った箱舟と運命を共にするのを待つだけとなった。
心残りがないと言えば嘘になる。このまま消え去るのはいただけない……。
最後に……これで最後でいい。ここまで苦楽を共にしてきた△△先生の声が無性に聞きたくなった。
シッテムの箱を立ち上げ、なんとか彼女と接続できないものかと試してみる。
ここまで文字通り、命懸けで頑張ってきたんだ。最期くらい欲張ってもバチは当たらないだろう?
そう乞い願うと思いが通じてくれたようで△△先生の持つ端末に通話が接続される。
“あー……もしもーし。聞こえるかな?” - 151二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:53:51
脱出シーケンスが次々と作動し、生徒達が帰還してくる。
帰還してきた生徒達の無事と人数を確認していく。
残り回数5…4…3…2…1…。残すは〇〇先生1人となった。
《早く……間に合わなくなっちゃう……!》
焦燥に駆られ待つ事、ついに最後の脱出シーケンスが作動し最後の1人が帰還する。
《良かった……!〇〇先生!無……事……》
脱出シーケンスの光の中から現れたのは別世界の……もう1人のシロコだった。
《え……?どういう……こと……?〇〇先生は……?〇〇先生はどうしたの!?》
最後の脱出者である。もう1人のシロコに駆け寄り、問い詰める。
いや……わざわざ問い詰めなくても、同じ先生なのだから〇〇先生がした事くらい理解る。
それでも、今私が考えている事がこれが正解でないことを祈るしかなかったのだが……。
「〇〇先生は……私に脱出シーケンス使って……1人箱舟に……」
シロコから帰ってきたのは非情な現実であった。〇〇先生はもう1人のシロコを助け、自分は1人上空の箱舟と運命を共にする事を決めたのだ。
《そんな……嘘……!》
生徒達が何事かと集まり、この場にいるべき人の代わりにもう1人のシロコの存在を知る事で今何が起きてるのかを各々理解する。
何か策は、脱出シーケンスの回数を増やせないか生徒達は皆、案を出して打開策を浮かべようとしていた。
だが、今の私は何も考える事ができずただ打ちひしがれる事しかできなかった。
その時だった。私の持つ端末に通話の着信音が鳴り響く。
画面には〇〇先生の名前が写っていた。すぐさま端末を開き、通話を開始する。
画面の向こうには案じてやまない〇〇先生が写っていた。
- 152二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:54:16
“あー……もしもーし。聞こえるかなー?”
《〇〇先生!》
“お、良かった……繋がるかどうか賭けだったけど希望は捨てないものだね”
〇〇先生はいつものように余裕のある表情でいた。
《無事……なの?》
“一応無事だね、今だけは。うん、そっちも理解っている通り後少ししたらこの箱舟は自爆し、宇宙の塵になる”
《っ……!なんでっ……自分の為に脱出シーケンスを使わなかったの!?》
“わざわざそれを聞いちゃうのかい?はは……おんなじ先生なんだ。言わなくても理解るだろう?
それにこの場にいるのが僕じゃなくて、君だったとしても同じ選択をしたと思うけどな”
《それは……》
“はは……意地悪な事を言っちゃったね、ごめん”
《他に助かる方法は……ないの?》
“少なくともこの短時間で見つけるのは無いんじゃないかなぁ……。後はまぁ……箱舟の自爆から運良く助かって、更に高度数千mから落ちても無事……なんて奇跡にでも賭けるくらいか”
《そんな……》
“現実的じゃないよね、うん。だからこの通話は……お別れの挨拶をするためのもの”
お別れだなんて。そんなのもう会えないって言っているようなものじゃないか。いや……現在進行形でそれが起ころうとしているのだ。
“まずは業務上の手続きに関してなんだけれどもーー”
画面の向こうの彼はこちらの気などお構いなしにどんどんと話を進めていく。それに対し、私は何も返せずにいた。刻一刻と自爆までのタイムリミットが迫りーー
“まぁこんな所かな……。△△先生からは何かあるかい……?”
- 153二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:54:57
終わってしまう。何か、何か(好き)言わなければ……(愛してる)。何も返せない……(行かないで)。何か、何かーー(行かないでーー)
《行かないで……》
“え?”
《私を置いていかないで!!☆☆(便利屋先生の名前)!!あなたの事が好きなの……愛してるっ!!》
“…………!!”
秘めてた想いが、今まで気づかないふりをしていた想いが矢継ぎ早に飛び出してくる。違う、違う違う違う!
こんな未練がましい事を言いたかったんじゃない。それでも私の口は、心は、涙は止まってくれない。
《あなたと一緒の道を歩んでいきたいっ!あなたと一緒に生徒達が成長していく様を見ていきたい!私は……あなたがいてくれたからここまでこれたのっ!!だからっ……だからぁ……》
嗚咽が止まらなくなり、上手く言葉が出てこなくてなってしまう。あぁ……今の私、きっと凄い顔してるんだろうなぁ……。
“両想いだったのか……”
ボソリと彼が呟く。小さな声だったが私は聞き漏らさなかった。
“嬉しいよ⬜︎⬜︎(百鬼夜行先生の名前)。あぁ……でもごめん。その告白への返事は返せそうにないや”
《そんなことっ……言わないでよ……!!》
- 154二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:55:59
徐々に☆☆との通話にノイズが入り始める。通信が限界なのだ。
“あぁ…も…限界み…いだね。…徒達を任…たよ”
《あぁ……待って……。待ってよ!》
“元気…ね。体に…気を…ける…だよ”
《嫌……嫌っ!》
“さよ…ら。大好…だよ⬜︎⬜︎ーー”
通話が切れ画面が暗転する。
《☆☆……?☆☆っ……!☆☆っ!!☆☆ーっ!!!
あぁ……ああああああああああああああああああああっ--!!!!!》
夜明けの空の下、私の絶叫は遥か先まで木霊していった。
------------------------
以上です。
この後の展開はまあ皆さん知っての通り。
一世一代の告白をしてしまった2人は今後どうなっていくんでしょうかねぇ……
- 155二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:08:37
- 156二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:51:23
- 157二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:57:41
取り敢えず
何高んだ後で朝チュンの光景を幻視した(存在しない記憶) - 158二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:59:07
いつの間にか文豪が降臨していた―ッ!!!?
おつ!!!! - 159二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:45:24
- 160二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:45:45
姉弟設定めっちゃ刺さったので、箱舟占領戦前夜の会話を書いてみます
━━━━━━━━━━━━━━━━━
コンコン…
静かな部屋にドアをノックする音が響く。
「どうぞ」そう言うとドアが開くと同時に誰か入ってくる。
「…失礼するね」
「姉さん、どうしたの?何か確認することでも…」
「ううん、違うの、ただ少し話したくって」
そう言って姉は僕の隣のベッドに座る。
「…不穏な空だね」
「…確かに」
2人で見る窓の外は、何とも気味が悪い景色だった。
キヴォトスを突然襲った謎の現象。
タイミングが悪く対策の準備に手間取ったが、各校同士の協力で何とか事を収められた。
しかしそれも一時の間で、すぐにまた同じ現象が起こる。どうしてこんな事が起こっているのか調べていくうちにその原因が判明した。キヴォトスの上空75000mに現れた、通称「アトラ・ハシースの箱舟」
黒服の助言のもと、箱舟に対抗するためにカイザーが発掘していた古代の遺産「ウトナピシュティムの本船」を使い、明日成層圏に旅立つこととなった。
それと同時に地上での異変の対処もしなくてはならないため、チームを2つに分けた。
生徒たちの割り振りも決め、残りは僕たち二人の先生、どちらが占領戦に向かうのかとなった時、志願したのは僕だった。
- 161二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:21:02
本船にどちらが乗るか。
私より早く弟が志願した。当然遅れて私が乗ると言ったが、地上に残るメンバーのことを考えると返答出来なかった。
確かにそうだ。Rabbit小隊など地上に残る生徒達とは私の方が関わりが深い。そのほうが作戦はスムーズに進むだろう。
それでも箱舟占領戦の成功率は約3%。地上が安全というわけでもないが、そんな危険な作戦を生徒に任せるのはやはり後ろめたさが残る。
そして何より━━━
「難しい顔をしてるね」
「…当然じゃない、またあなたにこんな危険なことを担当させて…」
「気にしなくていいよ」
その言葉は前にも聞いた。
エデン条約の調印式、本来は私が行く予定だったが、急遽あなたに代わることとなった。そしてあなたが撃たれたと聞いた時、一瞬で体の熱が冷めていくのが分かった、いやそれどころではなかったか。
病院で昏睡しているあなたの顔は見るのが辛かった。目が覚めた日には泣きながら抱きついてしまった。
あの時は一命を取り留めたが、今度は何かあった場合、確実に助からない。
「私は…あなたに危険な役割ばかり任せてしまって…」
「大丈夫だよ姉さん、もう僕も子供じゃない。あの頃はいつも姉さんが守ってくれたよね、だから今は僕の番…と言っても直接守るとは少し違う気もするけど…とにかく大丈夫だから」
「…もう'大丈夫'が口癖になってるじゃない」
「あれ、そうかな…それに、大人としてやらなければならないことだから」
そう、私達はもう大人、いつまでもわがままを言ってられない、地上に残る生徒たちを鼓舞しなければ。
もうゆっくり話している時間はない、それは分かってる、だから…
「最後に…」私は弟の手を取った
「うん」
「本当に、気を付けて、無茶しないようにね」
「うん、姉さんこそ」
そう言ってあなたは笑ってみせた。だから少しは自分の心配を━━という言葉が喉から出かけるも抑えて、部屋を出る。
まだ手には温かい熱が残っている。それを握り締めながら、生徒たちのいる方へ向かう。
━━━━━どうか、無事に帰ってこれますように━━━━━
- 162二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:24:36
- 163二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:30:26
先生が2人だとプレ先はどうなるのかって思ってたけどそういうのもありか…いやお労しさ倍増じゃねえか
- 164二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:47:28
ワカモは一周回って二人の後方理解者面してそう
- 165二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 06:33:11
このレスは削除されています
- 166二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 08:25:30
あさほ
- 167二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 08:33:23
百鬼夜行本自体がホラーというかシリアステイストだから女先生の表情も色んなのが見れていいね
業務日誌も今先生ピンチだから次回また便利屋先生フォルダが潤いそうで楽しみ - 168二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 08:53:26
- 169二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 09:54:55
- 170二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 10:11:03
大胆な告白は女の子の特権
- 171二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 13:59:59
片目隠れが非常にエッ
- 172二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 14:25:02
- 173二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 14:26:25
- 174二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 14:35:14
別の者だがこれの続きを思いついた
先生流れ星って本編だと多分衝撃を伴って地上に着陸したから皆きづいたんだろうけども、こっちだと静かに着陸して誰も気づかないんだ。
んで目覚めた便利屋先生がお通夜ムードのみんなの元に辿り着く。そんで未だに大泣きしている百鬼夜行先生を後ろから呼ぶのよ。
振り返る百鬼夜行先生。そこにはさっき死んだと思ってた想い人がいるんだから声も出なくなるわけ。力無く立ち上がり便利屋先生のもとに行って身体や顔をぺたぺた触って本物かどうか確かめ、最後に胸に耳をあてて心音がするのを確認して、ようやく彼が生きて帰ってきた奇跡を確信しまた号泣するって奴
ありきたりだけどどうよ
俺は文字書けないから誰か任せた
- 175二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 14:37:48
- 176二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 15:22:28
…アロプラが頑張ってくれたので服はボロボロだけど無くなるまではいかなかったということにしよう
- 177二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 17:16:02
そらもう命の危機と乗り越えた解放感でスタンダップよ
- 178二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 17:17:25
全裸に関しての言及してなかったね……
個人的には箱舟とかの残骸からボロ布みつけて腰に巻くとか考えてた
百鬼夜行先生が便利屋先生の身体を触る場面でお腹の銃創に触れて欲しいんだ…… - 179二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 18:26:54
- 18017624/08/17(土) 20:14:01
>>179さんの展開も自分に出来る限りで取り入れてみる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彼との通信が途切れた直後、
───────────────────────────────────
空を強烈な光が覆い、余りの眩しさに、見上げていた生徒たちも目を瞑った。
光が止むまでの時間すら私にはとても長く感じられた。
十数秒後、空の色が戻った。
「……………………」
私を含め、誰一人言葉を発することも顔を上げることもできなかった。
今の光が何なのか、そして彼はどうなったのか、みんな分かっていた、いや、分かっていても認めたくなかった。だから顔を上げて現実を見たくなかったんだ。
ピッ
重い沈黙が流れる中、モニターから電子音が響く。
────!
反射的に私は顔を上げた、上げてしまった。
もしかしたら奇跡が起こったかもしれないという、藁にもすがる思いで。
生徒の何人かも同じタイミングで顔を上げたらしい。
そこに移っていたのは────
成層圏で跡形も無く消し飛んだ箱舟の残骸と
○○先生が付けていた発信機の「消息不明」という文字だった
- 181二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 20:36:51
「────────────────────!!!!」
誰のものかも分からない、声にならない悲鳴が響いた。
あの発信機は本船に乗った全員が服に付けており、絶対に外れない仕組みになっている。
その反応が消えたということは…つまり…
「……あ…あ……」
誰かが絞り出すような声を上げる。
「……………………そん、な」
「…………○○先生?」
やがてポツポツと声が上がる。
その中で私は未だモニターの前で膝を付いていた。
頭の中で彼との思い出がフラッシュバックする。
彼と初めて出会い、共にシャーレの「先生」となった日。
経験したことのない銃撃戦で腰を抜かしてしまった私の隣で正確な指揮をする彼の姿は、とても頼もしく見えた。
書類作業も素早くこなしていて、私より年下なのに凄いと感心したこと。
趣味に給料を突っ込んだのをユウカに怒られているところを見て親近感が湧いたこと。
誰に対しても優しく、気配りをしてくれるところにいつのまにか好意を抱いたこと。
彼と過ごした日々の記憶が、どんどん流れて行って────
- 182二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 20:55:13
「……………………いや」
ようやく言葉が出た。
「…………嫌だよ、○○先生」
一度口を開くともう止まらない。
「どうして…?やっと、想いを伝えられたのに…」
随分前から芽生えていたこの想い。
意気地なしな私は、彼との関係がギクシャクするのを恐れて、ずっと言い出せなかった。
こんな機会じゃないと伝えられなかった自分には嫌気が差すけど。
「……両想いだって、言ってくれたのに…!」
彼も私のことを好きだと言ってくれた。
こんな状況じゃなければ飛び跳ねて喜んでいただろう。
画面越しでなければ彼に飛びついていただろう。
「どうして、どうして…っ!」
彼は最期まで生徒を救ってみせた。先生として、大人として正しい行動をした。
それを責めることはできない。それでも────
「……嫌だよ、○○……」
────あなたを失いたくなかった。ずっと一緒にいたかった。
生徒たちも悲しみに暮れていた。
泣き叫ぶ子、涙を必死にこらえる子、絶望して立ち尽くす子。
だからみんな、誰一人として気付かなかった。
静かな夜明けの空に微かに輝く、二色の光を。
- 183二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:08:27
そうしてどれくらい時間が経った頃か。
生徒の一人、リンちゃんのスマホから通知音が鳴った。
彼女は光のない目でそれに応える。
「……はい、私です」
震える声で会話をしていた。
私は聞いていなかった、耳に入ってこなかった。
「………はい、○○先生、は…………………………………………え?」
リンちゃんが急にはっきりと声を出した。
周りの生徒も顔を上げて彼女の方を見る。
「リン先輩、どうし…」
「本当ですかッ!」
突然大声が響く。
「ちょ、ちょっとどうしたのさ!?」
「それはいつですか!?……………………場所は!?どこですか!」
「何?何があったのよ!」
生徒たちが大騒ぎになっている中でも、私はまだ座り込んでいた。
その時の私は、周りの音が一切聞こえていなかった
……はず、だった。
…………………………………………△△先生
- 184二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:19:55
- 185二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:29:31
- 186二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:43:08
「なっ、なんで服着てないの!?」
「そっ、それは落ちてくるときに燃え尽き…てか大きい声出さないで!」
「ちょっと、立ち上がらないで!」
「ごめ…いやあっち向いてよ!」
さっきまで流れていた涙も引っ込んで、私も彼も大慌てである。
「△△先生!?どうしたんですか!」
生徒の声が聞こえて振り向くと、みんなこっちに走ってくる。
「わーっ!やばいやばいどうしよう!?」
「と、とりあえずこれで隠して!」
とっさに自分の上着を脱いで彼に渡す。
茂みから出て、生徒たちに止まってと言おうとしたが、
「ちょっとまっt「先生!」
すでに彼女達は目前に迫っており、そのまま私のところまで来てしまった。
当然この位置なら私の後ろにいる彼も見えてしまうわけで────
一瞬の沈黙のあと。
今度は生徒たちの悲鳴がこだました。
- 187二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:43:35
- 188二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:49:35
このレスは削除されています
- 189二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 21:52:17
- 190二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:31:42
- 191二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:37:34
- 192124/08/17(土) 23:02:28
- 193二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:11:51
- 194二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:26:46
このレスは削除されています
- 195124/08/17(土) 23:28:18
- 196二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:30:06
うめ
- 197二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:36:53
かんしゃあ~
- 198二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:58:33
うめ
- 199二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 00:02:08
埋め
- 200二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 00:08:47
梅