- 1二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22:59:19
トレセン学園と寮はそこまで離れていないが外を通って帰る必要がある。
ごくごくわずかな距離だが、寮も学年も違うフラワーと一緒にいられる限られた時間の一部だ。
今日も時間を合わせてフラワーと寮へと帰っていた。
少し離れた前方に二人の生徒の人影が見えた。
夕陽が逆光になって誰かまではわからなかったが、どうやら手をつないでいるようだった。
影だけでも彼女たちの親密さはよく伝わった。
まぶしさに下を向くとフラワーの右手が私の左手に伸びていた。
もう少しで触れようかというところで。
彼女は手を引っ込めてしまった。
少し目線を上げると彼女は私の手を見つめていた。
ややうつむき加減の顔からでも頬が赤く染まっているのがわかった。
少し思案してから彼女の右手をしっかりと握る。
驚いて顔を上げた彼女と目が合う。
大きな瞳に私の顔が映っている。
瞳の中の私がにこりとほほ笑む。
「今日はゆっくり帰ろっか」
フラワーの小さな顔に大きな笑顔が咲く。
触れ合う二人の手を夕陽が茜色に祝福してくれていた。 - 2二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 22:59:49
ギャグ成分多めのフラウンスもいいけど
ほんのり甘めのフラウンスもいいよね
お目汚し失礼しました - 3二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 23:00:28
心のデジたんにキく
- 4二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 23:01:25
フラウンスはそのうち癌に効くようになる
- 5二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 23:02:01
俺は効いた
- 6二次元好きの匿名さん21/09/08(水) 23:03:15
成仏しそう