SS タロ「パパと同じ帽子……?」

  • 1◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 01:45:41

     今日もいつも通り、ブルーベリー学園・コーストエリア周辺はごくごく平和だ。
    天候が変わることのないドーム内だが、コーストエリア周辺は南国~な地形のおかげか、いつも暖かくて過ごしやすい。キュワワーたちがかわいらしく花畑を行き交い、海辺ではのんびりヤドンたちが寝そべるこのエリアが、タロは大好きだった。

    「やっぱりお散歩するならコーストエリアが一番ですね」

     のほほんとした顔で傍らを歩くグランブルに話しかける。かわいいぽよぽよのおなかの相棒は、満足そうに鼻を鳴らした。
    このところ、リーグ部はなにかとドタバタしていてこうしてのんびり散歩する暇もなかったなあ、なんてタロは考える。急にスグリ君の様子がおかしくなったり、パルデアからの留学生が来たり、その留学生がとんでもなく強かったり……
    ブルベリーグ四天王の一角として、なんだか目の回るようなことばかりで、こうしてのんびりするなんて本当に久々な気がした。

    「こんなのんびりした日がいつまでも続いたらいいんですけどね~」

     微笑みながら相棒のあごの下を撫でていた時。ふと、グランブルの耳がピクリと動いた。
    臨戦態勢となり付近の茂みを見つめてヴヴヴ、と低めの威嚇の声を上げる。
    タロの相棒であるグランブルが、ここまで警戒するとは珍しい。ましてこのコーストエリアのあたりのポケモンなど、温厚で積極的に人を襲うことはないというのに。

    「? どうしたんですグランブル?そっちに何が……」
    「グルルル……」

    ガサガサと茂みが揺れる。

    「……ぬぁ」

     ぬっ、と茂みから顔を出したのは大きな体躯の紫色のポケモンだった。表面がぬるぬるとした粘液で覆われ、背中にカラを背負ったポケモン。コーストエリアではあまり見かけないポケモンだ。

  • 2◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 01:49:02

    「……!?この子は……」

     咄嗟のことに名前が分からず、ロトム図鑑で確認しようとしたとき、ふと、そのポケモンが大切そうに何かを抱えていることに気が付いた。

    「ぬぁ……」
    「! それは……」

     紫色のポケモンの腕の中に、小さな体躯の少年が抱えられている。気を失っているのかじっと大人しくしたまま動かない。
     しかし何よりもタロの目を引き付けたのは、小さな少年が被った、不釣り合いなほどに大きな帽子だった。

    「パパと、同じ……帽子……」

     ジムリーダーである父親と全く同じデザインの帽子。幼い頃からずっと見てきた父親のトレードマークの帽子。なぜこんなところに?と思考がめぐる。あれはパパだけが持ってるはずの帽子なのに……

    「ぬぁ……」

     紫色のポケモンが切なげに鳴き、はっと我に返る。少年を抱えた紫のポケモンが、助けてくれと言う切実な目でタロを見つめた。おそらくこの少年が、この紫のポケモンの主人なのだろう。

    「あ……あぁっ、大変!こんなこと考えてる場合じゃないですね!!急いで手当てしなくちゃ……こっちに来てください、医務室で救護を」
    「ぬぁっ」

     医務室へと走るタロと、少年を抱えて追いかける紫色のポケモン。突然現れた父親と同じ帽子の少年に何か引っかかりを覚えつつも、人命最優先とタロはそれを思考の外に追い出した。

  • 3◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 01:58:45

    「あ、目、覚めました?」

     う、と呻きながら目を開けた少年の顔を覗き込み、タロが声をかける。
     リーグ部の一角、人ひとりが横たわれる大きさのソファの上で、少年はぼうっと中空を見つめた後、「ヌメルゴンッ!」と叫び身を起こし、痛みに呻いた。

    「ああっ、急に動くなんてよくないですよ!」
    「ヌ……ヌメルゴンは」

    タロの背後から心配そうに主人の姿を見つめるポケモンの姿を見つけると、少年はふっと頬を緩めた。

    「ああ……ヌメルゴン、よかった、無事だったんだね」
    「ヌメルゴン……あなたのポケモンですか?」
    「うん……相棒なのだよ」

     少年は安心したように一息ついて、ヌメルゴンに手を伸ばした。手がぬるぬるになるのも構わず、優しい手つきでヌメルゴンを撫でてから、きょとんとした顔であたりを見回した。

    「あれ……ここは」
    「ここはリーグ部の部室です。コーストエリアで気絶してたあなたを、この子がわたしの元へ連れてきたんです。で、医務室に連れて行ったんですけどあいにくベッドが空いてなくて……仕方なくここに」

    訳が分からないという顔をして少年が首を傾げる。

    「オレは確か……黒曜の原野で材料集めをしてて……急に時空のゆがみが発生して……」
    「黒曜の……?ううん、コーストエリアにそんな場所ありませんけど……」

     いまいち噛み合わない会話にお互い首を傾げる。少年の小さな頭に不釣り合いな大きな帽子がずれて傾いた。

  • 4◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 02:01:51

    「いまいちよくわからないね……それにキミ……なんだか妙な格好をしてるね」
    「え?わたしが?」

    学園の制服にカーディガンを羽織っているだけで、そうおかしな恰好をしているわけではないはずだが、少年は物珍しそうにタロの服を見つめている。しばらく見つめた後、何かに気が付いたようにハッとすると、少年はあわてて深々と頭を下げた。

    「す、すまない!助けてくれたキミに向かって、妙な格好だなんて……た、大変失礼した!!」
    「えっ、ああ、いいんですよ!気にしないでください」

    そういって笑いかけて見せると、少年は申し訳なさそうな顔でタロを見る。
    帽子の下の赤みがかった癖毛や、ぱっちりした三白眼が特徴的な、まだ幼さの残る顔立ちのかわいらしい少年である。服装は制服を着ていない。妙に古風な衣装である。パパと同じ帽子といい、なんだかどことなく見覚えのある顔立ちだなあ、と思いながら少年の顔を観察していると、少し照れくさそうに少年は目を逸らした。

    「そ、そんなに見つめられるとちょっと恥ずかしいんだがね……」
    「あっ、ごめんなさい!なんだか見覚えのあるお顔で……」
    「……オレはキクイ。キミの名前は?」
    「わたしはタロ」
    「タロ……うーん、はじめましての名前のような気がするがね」

    キクイ、と名乗った少年はまた少し首を傾げ、帽子が傾く。帽子のことを聞こうとしてタロが口を開きかけた時、後ろから声がかかった。

  • 5◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 02:04:42

    「タ~ロッ!誰とおしゃべりしてんの?おいらにも紹介してほしいねぃ」
    「わっ、カ、カキツバタ!?」
    「おれ達もいるよ!」
    「ネリネもいます」

     いつのまにか部室に集合していたカキツバタ、アカマツ、ネリネのブルベリーグ四天王にタロは目を丸くする。ほぼいつも部室でだらけているカキツバタはともかく、アカマツとネリネもいたのは気が付かなかった。
     ネリネは眼鏡をずり上げると、キクイの方を一瞥する。

    「ネリネの記憶にない生徒。制服も非着用の様子。校則違反はネリネでも見逃せない」
    「い、違反?」

     目をぱちくりさせてキクイは四天王たちを見つめる。なにがなんだかわかっていない様子のキクイに、タロは「大丈夫ですよ」と声をかけた。

    「彼らはブルべリーグ四天王のアカマツ君と、ネリネさん、そしてカキツバタです。……みんな、彼はキクイくんといって……」
    「よっすーキクイ。よろしくだぜぃ」

     キクイが目の前に差し出されたカキツバタの手のひらをおずおずと握るやいなや、カキツバタはぺらぺらとしゃべり始める。

  • 6◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 02:06:22

    「このヌメルゴン、アンタの相棒なのかい?へっへ、よく育てられてるのが伝わってくる」
    「ぬぁ……」
    「おっとぉ、他人に触られるのはイヤだったか?わりぃわりぃ」

    ヌメルゴンはキクイにピタリと寄り添うと、困惑気味にキクイにしがみつく。

    「へっへっへ、やっぱり愛するトレーナーにはかなわないねぃ。……にしても、このヌメルゴン変わってるねぃ?なんでえ背中に背負ったこのカラ」
    「ぬあぁ!」
    「おっとすまねえ。お触りは禁止だった。キクイよぉ、ヌメルゴンについて教えてくれよ」
    「え?いいけど……」

    こういうとき、初対面の相手でも気兼ねなく接していけるのはカキツバタの長所でもある。ヌメルゴンの話題を通してキクイとあっという間に距離を詰めていく。

    「あっ、オレはアカマツ!よろしくな!」
    「オレはキクイ。よろしくだね」

    カキツバタに続き、アカマツも目を輝かせてキクイの手を握った。年が近いのかアカマツに対してすこし緊張がほぐれたような表情で挨拶をするキクイを見て、カキツバタがへっへ、と笑った。

  • 7◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 02:08:40

    ネリネだけが、少し渋い顔をしてその様子を眺める。

    「……タロ。彼は一体……」
    「コーストエリアで気を失っていたんです。多分、課外活動中に足でも滑らせてしまったか、ポケモンに襲われてしまったかだと思うんですけど……」
    「……ネリネの記憶に、キクイという生徒は存在しない」

    ネリネは眉をひそめてキクイを見る。ネリネも学園に所属している生徒全員の名前を把握しているわけではないが、リーグ四天王の一角として、ある程度の実力者の名前は把握している自負があった。ましてヌメルゴンなど、この学園では珍しいポケモンの所持者などがノーマークなことはない。

    「それに、この姿のヌメルゴンは、確か」

    ネリネがなにか言おうとした刹那。

    ぐぎゅるるるる……

    「……あ」

    大きな音がキクイの腹から響き、四天王全員の視線が一気にキクイに集中する。
    キクイは慌てて腹を抑えたものの、空腹を訴える腹は鳴りやまない。
    カキツバタが苦笑する。

  • 8◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 02:10:50

    「ハラ減ってんのな。んじゃ、飯でも食うかねぃ」
    「えと、こ、これは違」
    「……現在時刻は11時52分。昼食をとるには適切な時間。空腹も致し方ないとネリネは考えます」
    「学食、行く?ちょうどオレもお腹空いてたんだ」
    「うふふ、ずいぶんかわいいお腹の音なんですね」
    「かわ……!?ちが、そういうのじゃ」
    「とにかく、学食に行こう!腹が減ってはなんとやら、だもんな!」

    お腹の音を聞かれて赤面するキクイの手をアカマツが引く。ヌメルゴンも主人のすぐ後ろに張り付くようにしてついてくる。
    四天王に囲まれたキクイは、少し困惑したような顔をしつつも、おとなしく四天王たちに従って歩き出した。

  • 9◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 02:11:03

    マジで人来なさ過ぎて笑えて来てるけどオレは書くぞジョジョ

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 02:12:28

    そりゃ時間が時間だからな…
    書いてる僕が言える事じゃないけど…

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 02:58:23

    読んでるから続々書いていってくれていいんだぞ!

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 05:43:03

    面白いですよ

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 08:37:14

    読んでるよ
    ハート押したりしたいんだけどホスト規制がね…

  • 14◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 10:07:56

    「てくてく てくっと」
    「わぁ……な、なんというか、この建物はとんでもないのだね……」

     四天王に囲まれながら、終始興味深そうにきょろきょろとあたりを見回すキクイに、タロは苦笑する。

    「当然ですよ。この学園は最先端の技術を駆使して作られた特別な学園なんですから」
    「とんでもなく広いし、人はいっぱいだし、そこら中ぴかぴかだし、ピッとやったら扉が開くし、ギュイーンとしたら別の階につくし、ギンガ団の本部よりも豪勢な作りだ!かがくの力ってすげー!」

     きらきらと目を輝かせ、辺りをきょろきょろと見回しながら歩くキクイに、ネリネが少し怪訝な顔で尋ねる。

    「……この学園の学食へ来るのは初めて?」
    「?うん」
    「……生徒なら一度は行っているはずの学食に行ったことがない……と」

     ネリネは何かがおかしいという微妙な表情でキクイを見つめている。
     それに対して、カキツバタはごくごくのんきな表情で「全員学園定食でいいよな」と勝手に注文を済ませた。

  • 15◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 10:14:21

    「ま、このヌメルゴンを見てりゃ悪い奴だとは思えないしなぁ。学生ではなさそうだが、そんな警戒する必要もねえとおいらは思うけどねい」
    「……まあ」

     ネリネに対して諭すように言うカキツバタを横目に、タロとキクイは並んで席に着いた。アカマツはキクイの目の前に座るなり、キクイに質問を浴びせかけた。

    「ねぇ、キクイはさ、ヌメルゴンのことボールには入れないの?」
    「ボール?」
    「モンスターボールだよ!建物の中だとみんな自分のポケモンしまうだろ?」
    「ああ、ギンガ団の者が使っているヤツかね。オレとヌメルゴンはそんなものなくても信頼関係で結ばれているから必要ないのだよ」

     ヌメルゴンは相も変わらずキクイにべったりと張り付いて離れようとしない。
    ボールを使わないというキクイの話にタロは少し眉をひそめた。

    「……建物内や公共の場では基本的にポケモンは出さないように、と習いましたけど。いちおう仕舞っておいた方がいいんじゃ」
    「そもそもオレはボールとやらを持ってないからね。しまおうにも仕舞えないのだよ」
    「へぇーっ、珍しいな、ボール持ってないなんて」

     アカマツが不思議そうにつぶやいた直後、カキツバタが人数分の学園定食をもって席にやってきた。

    「へい、おまちどう!今日はおいらのおごりだぜぃ。存分に食いねぇ」
    「わあい!オレもうお腹ぺこぺこ!」
    「かたじけないね。オレも恥ずかしながらお腹と背中がくっつきそう……で……」

     ことん、と学園定食のプレートがキクイの目の前に置かれる。その圧倒的なボリュームと、食物とは思えぬけばけばしい色にキクイは一瞬絶句した。

  • 16◆kHewv11Sv38W24/08/15(木) 10:19:55

    「こ……これ、本当に食べ物なのかね……?」
    「?そうだよ?」
    「学園定食はいいぜぃキョーダイ。あんまし噛まなくても飲み込めるしな。いっただっきまーす」
    「……」

     平然と紫色の得体のしれない何かを口に運ぶカキツバタをキクイは信じられないという目で見つめた。あっけにとられるキクイに、タロはこそりと耳打ちする。

    「キクイくんには少し多すぎました?無理して食べる必要はないですから……」
    「い、いや、少し仰天しただけなのだよ。いつも食べているものとちがうから……」

     慌てたように匙を手に取り、うどんを口に運ぶと、キクイは「うまい」とつぶやいた。
     流石に紫色のよくわからないモノに手を付ける勇気はなかったが、見覚えのある食物から少しずつ手を付けていくと、見た目よりは食べれるものでキクイはほっと安心した。

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 13:12:32

    まあシンジュ団の食生活じゃ学園定食はアレだよな
    しえん

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 14:18:02

    イッシュモデルがアメ○カだしあっさりした料理中心だろうし食べきれないですよね

    ちなみに色のつけ方が独特なだけで懐かしい味がする物もあるからね

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:07:45

    ほしゅ

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 20:58:50

    タイムパラドックスが心配になってきたぞ

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/15(木) 23:46:02

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 00:20:03

    たぶん19と21って同じ人だと思うけど、
    あにまんは10レス以降は落ちるまで約12時間猶予があるから
    保守しすぎるのも逆に迷惑になる場合があるぞ

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:48:54

    でも1時間で落ちちゃうから保守、メンゴメンゴ

  • 24◆kHewv11Sv38W24/08/16(金) 12:33:17

    「あぁ~!食った食った!満腹だねぃ」
    「うぷ……流石にちょっとばかり多かったがね……」

    膨れた腹をさすりながら、キクイはほう、と一息つく。小さい体ながらプレートの三分の二ほど完食したキクイに、男の子ってよく食べるなあとタロは密かに感心した。
    キクイの隣では、食べきらなかったプリンとドーナツをヌメルゴンが咀嚼している。

    「ふぅ……あなたたちには感謝してもしきらないね……助けてもらった上に施しまで受けてしまって」
    「いいってことよ。それに、もともと助けたのはタロだしねぃ」
    「そんな……わたしはただ、ヌメルゴンがキクイくんを連れてきてくれたから」
    「本当に……ありがとう」

    キクイが深々と頭をさげる。大きな帽子が少しずれて、キクイはつばを持ってかぶりなおした。
    タロはずっと気になっていたことを聞いてみる。

    「……あの。その帽子……」
    「ん?この帽子かね。いいところに目を付けたね!これは特注品のすごい帽子なのだよ!かっこいいだろ?」
    「特注品、なんですか」

  • 25◆kHewv11Sv38W24/08/16(金) 12:34:41

    ジムリーダーである父親のファンか何かなのだろうかとタロは思う。自分の父親はジムリーダーという職業柄、それなりに一般人のファンも多い。しかし、ファン層はパパと近い年代の男性に多い印象だったので、タロは自分より一回りほど年下に見えるキクイが父親と同じ帽子を被っているのはなんだか新鮮だった。

    「ふふん!この帽子のかっこよさに気が付いてくれるなんてとってもうれしいね!ほら、ここの宝石なんか特に素敵だろう?ジャスパーという宝石なんだがね」
    「ジャスパー」
    「そう、ジャスパー。きれいだろ?こんなに素敵な帽子なのに、みんな良さをわかってくれないのだよ……特にあののっぽのツバキなんかはいつもこの帽子をばかにしてきてね……」

    帽子のことを言われて上機嫌になったのか、緊張がほぐれてきたのか、はたまたその両方なのか、キクイは饒舌に帽子について語り始める。よっぽど帽子に思い入れがあるらしい。

    「この帽子はオレの誇りなのだよ。キャプテンに任命されてからはずっと被ってるんだ。これを被っていると不思議と勇気が湧いてくる。大人にも負けないような気持ちになれるのだよ」
    「キャプテン……ですか」

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:38:34

    >>23

    保守がてら説明すると、なんで19と21が同じ人だと思ったかというと

    ひらがなで「ほしゅ」って書き込んだ2、3時間後に「ほ」だけ書き込む保守の仕方を別のスレでも何度も見てるのよ

    あなたみたいに然るべき状況で保守するなら迷惑じゃないんよ

    19、21みたいに別にしなくていいタイミングで2回保守してスレッドを無駄に消費するのが迷惑なのね


    ここからは余談だけど、実は俺、毎回じゃないんだけどこの人に何度か似たような注意をしてて

    別の人にもされてるの見かけたことがあって、それでもやめないってことは迷惑になる場合どころか荒らしなのよ

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 09:41:58

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 14:05:17

    ヤーコンさん、「先祖の記録」はとっておくタイプの人間である気がするんだよな、そのためのスペースも用意できそうだし、なにより利用価値を見いだせるタイプだと思う

    さてどうインタラクトするのか……

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 22:08:32

    スレ主、めちゃくちゃつづき気になるSSぶん投げて失踪とかしてないよな……?
    忙しくてあにまんにくる暇がないだけだよな……?

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 08:13:56

    >>29

    保守しておこう、それか分岐ルートみたいに勝手につくるか…

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 17:02:48

    俺は文才ないから保守に徹するぜ
    あとは頼んだ

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:54:50

    まだ諦めない

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 10:45:00

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:23:37

    保守ゥ

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 08:23:47

    続き楽しみ 保守

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 16:02:11

    規制でもされたのかな・・・保守&あげ

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:43:23

    続き気になるので保守

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 07:43:44

    保守

  • 39◆kHewv11Sv38W24/08/21(水) 14:15:13

    1です、長らく保守してくれた皆さんありがとうございます
    自宅のWi-Fiがホスト規制に引っ掛かったらしく、このSSを執筆していたパソコンからの投稿が出来なくなっていました。現在も規制は続いていて、多分このスレで続きを書くのは難しいと思います……(このレスはスマホのモバイル回線にて書き込み)
    自宅の規制が解除され次第、スレ建て直して改めてスタートしたいと思います。支援してくれた皆さん、続きを楽しみにしてくださっていた皆さん、本当にすみません。

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 15:45:26

    あちゃあ
    ホスト規制ってどんくらいで解除されるんだろ

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 15:47:23

    >>40

    短くて2週間くらい、長いと3ヶ月とか・・・

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 15:52:18

    とりあえずお疲れ様だぁ……
    続き楽しみにしてます!

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 17:13:45

    めっちゃ面白いSS見つけたと思ったらそんな……
    待ってるぞ

オススメ

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