【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart12

[1 １ 24/08/16(金) 21:33:00]

逆にデュランダル議長やアウラ女帝を振り回して、戦争を終わらせる為に頑張るスレ（実質13スレ目）。

原作とは異なるCPが成立する可能性がありますので、そちらが苦手な方はご注意ください。

今のところは原作CPが強いです（※タリア艦長とデュランダル議長も愛人関係再開しました）。

[2 １ 24/08/16(金) 21:33:53]

前スレ

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart11｜あにまん掲示板

没ネタ供養　クレタ沖でのトダカ説得編

議長、タリアに縋って愛人関係に戻る（求婚は却下）

アーサー、クレタ沖海戦の前に遡ってFAITHに任命されていたことに。

タリア、ミネルバ艦長の任を解かれる。アーサーはしばらくして艦長に昇格

ディオキア防衛戦

ベルリン防衛戦

オーブ奪回戦

MISSION13「オーブ奪回戦」

オロファトにて核兵器使用される

ヨーロッパから飛んで参った、アスラン＆ミネルバ

没展開供養『クーデター後』

[3 １ 24/08/16(金) 21:36:31]

初代スレ

ここだけデュランダル議長が｜あにまん掲示板

MISSION01

議長、アーサー、イングリットのメイントリオ結成

ファウンデーション王国歓迎会。

MISSION02「アスハ代表と友好関係を築け」

2つ目

これは胃痛枠の二人が｜あにまん掲示板

カガリ、アーモリーワン視察（三国首脳会談）

アーモリーワン襲撃（３G奪取される）

シン、カガリに暴言後謝罪し気に入られる

ユニウスセブン移動開始

3つ目

【CP注意？】これは胃痛枠の二人がpart２｜あにまん掲示板

ユニウスセブン破砕（三国による共同作業）

議長も地球に降下

ブレイク・ザ・ワールドほぼ被害０

MISSION03「オルフェの夢を共に追え」

スレ住人に募集してアーサーに「ディオメデスの槍」「ミネルヴァのフクロウ」の二つ名

シン、コネフル活用でトダカと再会（カガリとトダカ達の間でコネクション形成）

慰霊碑にてオルフェとラクス邂逅。オルフェ失恋。

4つ目

【CP注意？】これは胃痛枠の二人がpart3｜あにまん掲示板

アウラとラクスの会談。決裂しディスティニープラン実施困難に

議長、アークエンジェル陣営と接触。ミーアについて許諾を得る。

MISSION04「戦争に備えよ」

ブレイク・ザ・ワールドの真相暴かれ、反プラントで煽られるも不発

ミネルバ、タケミカヅチ等のオーブ艦隊と演習し完敗（直通秘匿回線のアドレスゲット）

[4 １ 24/08/16(金) 21:38:06]

5つ目

【CP注意？】これは胃痛枠の二人がpart4｜あにまん掲示板

カガリ、【シンの真の姉】の称号を得る。

ファウンデーション王国の面々（除イングリット、ダニエル、リデラート）帰国

大西洋連邦、プラントに宣戦布告。地球連合加盟国も続く。

MISSION05「カーペンタリアへたどり着け！」

イザーク、プラントでの立場悪化

カガリ、ミネルバへ謝罪訪問（非公式）

アスラン、カガリの密命でザフト出向

オーブ沖海戦

6つ目

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart5｜あにまん掲示板

オーブ沖海戦（続き）

MISSION06「プロパガンダ大作戦！

アスランとミーアの偽装カップルのお陰で議長の支持率急上昇！

アスラン、議長に怒りの鉄拳（１回目）FAITHに

オーブ、大西洋連邦と同盟締結。地球連合に加盟

カガリ、フリーダムに誘拐される

ラクス暗殺未遂事件について

7つ目

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart6｜あにまん掲示板

デュランダル議長、タリア艦長に求婚し失敗。愛人関係も解消（タリアFAITHに）

議長、オルフェとイングリットの関係に余計な口出しをし、オルフェ昏倒。

ファウンデーションの防衛線崩壊し王都イシュタリア包囲

マーレ、シュラの指示でオルフェを連れてイシュタリア脱出

イングリットとアーサーが議長特使に任命される

MISSION07「黒海を目指せ」

ミネルバ、ニーラゴンゴと共にインド洋へ

インド洋の戦いでアビス奪回。アウルは捕虜となりプラント本国へ（そこで死亡）

イングリット、アーサーへのハニートラップを強要される

[5 １ 24/08/16(金) 21:39:43]

8つ目

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart7｜あにまん掲示板

ガルナハン・ローエングリンゲート突破作戦

MISSION08「ディオキアの休日」

ジュール隊合流

アグネス、漂白され月光のワルキューレ（真）に

9つ目

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart8｜あにまん掲示板

アーサー、イングリットにフラれる。

アーサー、議長特使資格返上。アスラン、議長に怒りの鉄拳（２回目）

シン、ステラと再会。ルナマリア、シンへの恋心自覚。

MISSION09「リターン・オブ・イシュタリア」

リターン・オブ・イシュタリア作戦発動

ミネルバ、ユーラシア軍を撃破しイシュタリア入城

アーサー、イシュタリア対核兵器防衛線限定で議長の軍権を代行

アスラン、アーサー、アコードによる精神操作の可能性に気づく

アーサー、ミネルバ艦長代行に

シン、初種割れしイシュタリアへの核ミサイル着弾を阻止

10個目

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart9｜あにまん掲示板

MISSION10「英雄たちの後始末」

ミネルバ後方見守り隊の誕生

グラディス艦長、本国に召還され議長補佐官に。アーサー、艦長代行継続

アビー・ウィンザー配属（このスレでは情報部エージェント）

議長、タリアを伴ってプラント帰還。ジュール隊は置き去りに

没エンディング供養

アスラン、議長の特使としてアークエンジェルに赴き、オーブの特使として帰ってくる

カガリ、オーブ帰還の覚悟を固める

MISSION11「ダーダネルスを越えて征け」

[6 １ 24/08/16(金) 21:40:26]

11個目

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart10｜あにまん掲示板

ダーダネルス海峡の海戦

ロドニアのラボ探索

メイリン、スーパーハッカーであること発覚

MISSION12「クレタ、そしてデストロイ」

黒海北岸ならびに旧ドイツ領にてデストロイによる蹂躙攻撃

クレタ沖海戦　スティング大活躍。レイ、ルナマリア機体大破し負傷

シン、種割れしてデストロイ撃破。オーブ軍に降伏を呼びかけるも拒否される。

アスラン、カガリの意志として停戦を呼びかけ、オーブ軍降伏

アスラン、事後承諾でFAITH資格返上並びにザフト退役。オーブ軍三佐に復帰。

ミネルバ、アスラン、トダカ、ババ並びに整備員4名系7名のオーブ軍人を伴ってデストロイ討伐へ

[7 １ 24/08/16(金) 21:41:07]

このスレのメイントリオだった3人

　

ギルバート・デュランダル

プラント最高評議会議長。本編とは異なりファウンデーション王国を味方に引き入れて戦う。

最近はアーサーに振り回されており、ブラック上司から胃痛上司にジョブチェンジした。

オルフェとイングリットも何か考えているようだし大変だけど自業自得。

タリアに縋って愛人関係をやり直した。

オーブの政変の余波でアスラン関係の嘘が露見しそうなので地味に政権危機。

シンへの好感度21 プラントからの支持率95（ただしアスランが去ったので43に低下？）

　

アーサー・トライン

ザフトの最新鋭艦ミネルバの艦長。黒服。FAITH

ユニウスセブン破砕の活躍で「ディオメデスの槍」「ミネルヴァのフクロウ」として有名になり、その後も武功を挙げ続ける。

色々とやり過ぎた結果戦後のプラントに居場所がない。再就職先希望。

シンへの好感度23。アスランへの好感度45　胃のダメージ73はいまだ回復の兆しも見えない。

　

イングリット・トラドール

ファウンデーション王国宰相付秘書官で女王親衛隊のメンバー。

オルフェを深く愛しているが（恋愛度96）、異父妹であることを理由にアウラから反対されている。

アーサーとは色々あったが別れを告げ、オルフェの下に戻った。

幸せだが、戦争のせいで内政がガタガタなのでカップルでデスマーチ中

シンへの好感度も103であり【シンのお姉ちゃん（名誉）】の称号を持つ（恋愛度昇華済み）

ミーアへの好感度67　議長への好感度46 アスランへの好感度76　精神ダメージ58

[8 １ 24/08/16(金) 21:41:49]

議長の真の腹心枠

タリア・グラディス

ミネルバの元艦長で現在は議長の特命補佐官。白服。戦女神ミネルヴァの異名を持つ。

デュランダル議長の愛人。一児の母（シングル）。

愛息ウィリアム君はデュランダルのことを母の恋人としては認めている（義父としては不明）。

プラントでの人気でアスランをしのいでいる（109）ため、彼女の存在がデュランダル議長の命綱

アーサーへの好感度48　シンへの好感度55　アスランへの好感度21

レイ・ザ・バレル

ザクファントムのパイロット。シンのずっとも三人衆のリーダー（シンへの好感度107）。赤服。アスランへの好感度41

クレタ沖で負傷しザクファントムも大破した。

リデラード・トラドール

ファウンデーション王国女王親衛隊のメンバー。イングリットの異母妹。

このスレではミネルバに馴染み、特にメイリンと親しい。

自我が確立され使命に疑問を抱き始めている。

アーサーへの好感度100そしてナニカ度1。　シンへの好感度20 議長への好感度25 アスランへの好感度29

ダニエル・ハルパー

ファウンデーション王国女王親衛隊のメンバー。

このスレではミネルバに馴染み、特にヴィーノと親しいがシンとも友情を育んでいる。

自我が確立され使命に疑問を抱き始めている。

シンへの好感度40　アーサーへの好感度38　議長への好感度84 ヴィーノへの好感度60 アスランへの好感度65　

ヨウランへの好感度82　レイへの好感度67

[9 １ 24/08/16(金) 21:42:26]

胃痛追加枠

ミーア・キャンベル

ラクスの影武者。プラントでの人気は125というチート性能。ラクスからも公認されている。©ラクス・クライン。

アスランとは偽装カップルの関係だったが、アスランのオーブ軍復帰で正体バレの危機に直面している。

議長への好感度　73　アーサーへの好感度100(恋愛度1無自覚)　シンへの好感度37　オルフェへの好感度12　イングリットへの好感度85

アスランへの好感度37

イザーク・ジュール

アスランの同期。白服。本国での評価は低い。

シンから憧れられている（シンからの憧れ54）シンへの好感度98

月面から地球へと左遷され、アスランの後任としてMS隊の責任者になった。

ミネルバのご意見番。雰囲気を締める役割の人。

　

ディアッカ・エルスマン

イザークの女房役。イザークのMS隊隊長就任によって副隊長になった。緑服。

シンへの好感度85

アビー・ウィンザー

ミネルバの新人オペレーター。このスレでは情報部所属という独自設定がある。

メイリンやイングリットと打ち解け、ミネルバの情報チートを支える。

アーサーへの好感度19

メイリン・ホーク

ミネルバのオペレーター。ルナマリアの妹だが、シンの姉を自称する一人でもある。

イングリットからアーサーを見守る役割を託されたが、アーサーへの感情は単純ではない模様。

アーサーへの好感度69（おもしれー男度73） シンへの好感度67 アスランへの好感度14

[10 １ 24/08/16(金) 21:43:26]

ミネルバクルー

　

シン・アスカ

原作主人公の一人。インパルスのパイロット。赤服。

自分の中の恋心を理解せずにルナマリアに告白のようなものをしてしまう。

このスレでは周辺環境はかなり改善されていて、基本柴犬状態だった。

だが、レイとルナマリアは傷つき、オーブは焼かれ、さらに予期せぬ再会が…

ルナマリアへの好感度96　アスランへの好感度41

ルナマリア・ホーク

ザクウォーリアのパイロットでシンのずっとも三人衆の紅一点（シンへの好感度114 恋愛度53）。赤服。

シンが曇ると察知して胸の中で慰めてあげる自称お姉ちゃん筆頭だったが、恋心を自覚した。

クレタ沖海戦で負傷し乗機も大破したが、そのせいでシンと新婚夫婦状態に。

しかし、予期せぬ再会が迫ろうとしている。

アスランへの好感度20

◎ヴィーノ・デュプレ

シンへの好感度42 アスランへの好感度82

◎ヨウラン・ケント

シンへの好感度140　アスランへの好感度87

◎シホ・ハーネンフース

シンへの好感度71

◎ミネルバの整備クルー

シンへの好感度33 アスランへの好感度90

◎ミネルバの整備以外のクルー

シンへの好感度62 アスランへの好感度27

[11 １ 24/08/16(金) 21:44:45]

ファウンデーション王国

オルフェ・ラム・タオ

ファウンデーション王国宰相。イングリットから愛を捧げられているがアウラから反対されている。

アウラとデュランダルから戦後のことを丸投げされて心労が増している（心理ダメージ残94）。

でも、イングリットをアーサーの下から取り戻した。もう、デスマーチも怖くない！。

アーサーへの好感度54　　シンへの好感度84　アウラへの好感度43(恋愛度34)　イングリットへの好感度70

リデラートへの好感度61　タリアへの好感度69　ルナマリアへの好感度94　議長への好感度94

メイリンへの好感度18　カガリへの好感度４　ミーアへの恋愛度37　ラクスへの恋愛度昇華済み

◎アウラ・マハ・ハイバル

シンへの好感度　-7固定　アーサーへの好感度48

◎シュラ・サーペンタイン

アーサーへの好感度83　シンへの好感度51　議長への好感度39

◎リュー・シェンチアン

アーサーへの好感度4、シンへの好感度96　議長への好感度46

◎グリフィン・アルバレスト

アーサーへの好感度58　シンへの好感度28　議長への好感度30

[12 １ 24/08/16(金) 21:45:50]

オーブ連合首長国

カガリ・ユラ・アスハ

オーブ連合首長国代表首長。オーブを取り戻したが、国土は焼かれた。そのことが彼女に決定的な決断を強いることに。

理想は高く、しかし目の前の現実は余りにも過酷である。

ユウナへの好感度16　ウナトへの好感度76　トダカへの好感度48　ソガへの好感度20 議長への好感度71

ラクス・クライン

オーブ奪回作戦でオーブが負った傷に心を痛める。その傷を補うためにキラと共に再び表舞台へと歩み始める。それが修羅の道と承知の上で。

キラへの恋愛度82　シンへの好感度88　ルナマリアへの好感度83　リデラードへの好感度57　ダニエルへの好感度58

キラ・ヤマト

原作主人公の一人。アークエンジェル一党の中心人物。

傷ついたオーブとカガリを助ける為にオーブ軍准将となり、オーブの力の象徴となる。

アスラン・ザラ

オーブ国防軍三佐。ザフトにFAITHとして出向していた。乗機のセイバーはレンタル継続中。

プラントでは共に凄まじい人気（アスラン108、ミーア125）なのでラクス（ミーア）とは契約上偽装カップルだった。

オーブ軍に合流したため復帰しており、議長の政権運営に赤信号が点灯した。

オーブ国民にとって救国の英雄にしてカガリの伴侶である。

地味にプラントとオーブの国際問題の大きな火種。

心理ダメージ22。

トダカ

オーブ海軍一佐。シンの恩人。カガリの命に従い、クレタ沖で降伏。

現在は捕虜のまとめ役をアマギに託し、アーサーに請われて、その補佐を担っている。

ババ

オーブ軍のエース（一尉）。乗機はムラサメ。アスランの部下として対デストロイ戦で活躍。

現在はオーブ本軍に合流しアスランと共に救援活動に従事。

[13 １ 24/08/16(金) 21:46:50]

ロゴス陣営

ロード・ジブリール

ブルーコスモスの盟主にしてロゴスのメンバー。

プラントを壊滅させるため、ユニウスセブン落下に乗じて地球連合にプラントへの宣戦をさせた。

しかし、国民感情は盛り上がらず、プラントへの核攻撃も失敗したため責任を追及される。

禁断の地上での核攻撃によって戦争中は辞めさせることもできなくなった無敵の人。

デストロイと核によってユーラシアとオーブに死と破壊を振りまいた。

多分ラスボス。

ネオ・ロアノーク

ファントムペインの指揮官の一人。任務失敗が続き、ついに捨て駒とされてしまう。

スティング・オークレー

エクステンデッドの一人。クレタ戦で獅子奮迅の働きを見せ、レイとルナマリアを負傷させた。

消去されたはずのアウルの記憶を取り戻し。残されたステラとネオを守ろうとする。

ステラ・ルーシェ

エクステンデッドの一人。

ディオキアでシンとルナマリアと接触したが記憶を消去されている。

ネオとスティングを守るために戦おうとする。

　

ユウナ・ロマ・セイラン

元オーブ黒海派遣軍総司令官。現在はザフトの捕虜。

セイラン氏族本家の唯一の生き残りなので、その罪を一身に担わされる予定である。

[14 １ 24/08/16(金) 21:52:43]

見返しやすくならないかなとあれこれ付け加えてみましたが、微妙ですね。
余計なものを削っていくことにします。
ご迷惑をおかけしました。

[15 １ 24/08/16(金) 21:53:18]

すみませんが22時20分まで離席します

[16 二次元好きの匿名さん 24/08/16(金) 21:54:07]

たておつです
紹介がちょこちょこ変わってるのが面白いのでスレ主さんのご負担ならならない範囲で大丈夫だと思います

[17 １ 24/08/16(金) 22:42:31]

「無理に墜とそうと思うな。盟主が脱出できる時間が稼げればいい！」

　　

「盟主とやらをひっ捕らえてアスランにつき出してやる！」

「引き出物にしては冴えないけどなー」

「縁起物を別途送ればいいんですよ」

「なるほど、そういう指揮官ですか」

「？」

[18 二次元好きの匿名さん 24/08/16(金) 22:49:09]

マリューさんの出番はあるのか？

[19 １ 24/08/16(金) 22:51:10]

「カオス、ルナとレイを傷つけたお前はここで必ず落とす！」

「アーモリーワンの時から目障りなんだよ、てめぇ！」

「三度目の正直って言うじゃない？」

「ああ、今度こそ。仲間の所へ送ってやるよ！」

「お前らなんかにー！」

[20 １ 24/08/16(金) 22:59:21]

「ルナとレイを傷つけ、オーブを、俺の故郷を焼いた！大西洋連邦、許せるもんかーっ！」

dice3d100=38 3 65 (106)　

「こいつ、今までと違う！？だが、俺もステラとネオを…」

　

dice1d100=7 (7)　

[21 １ 24/08/16(金) 23:02:22]

dice1d10=6 (6) 　10以外で脱出成功。ダルマにはされました。

[22 １ 24/08/16(金) 23:05:25]

「時間を掛ければこのまま墜とせそうだけどね」　dice1d100=3 (3)

「生きるか死ぬかは選ばせてやるさ…闇に堕ちろ」　dice1d100=32 (32)

「え！？」　dice1d100=32 (32)　

[23 １ 24/08/16(金) 23:07:31]

これは…

「死ぬのは、死ぬのはイヤーッ！」

暴走するよなぁ。

[24 １ 24/08/16(金) 23:11:37]

一方ミネルバ周辺

「往くぞ！」　dice1d100=86 (86)

　dice1d100=87 (87)

　　

「生意気なっ！」　dice1d100=32 (32)

「熱くなんなよ」　dice1d100=66 (66)

「お気持ちはわかります」　dice1d100=79 (79)

「CIWS全力稼働、敵MSを近づけるな！」　dice1d100=9 (9)

[25 １ 24/08/16(金) 23:18:46]

「被弾多数。トリスタン1番使用不能！」

「艦内各システム異常なし。飛行に現在まで支障はありません！」

「窮鼠にしてしまったか、だが…」

「ええ、彼がいます」

[26 １ 24/08/16(金) 23:23:50]

第2ラウンド

「よくも、ミネルバをやったな！」

dice3d100=82 8 22 (112)

「1機戻った程度で！」　dice1d100=58 (58)

　dice1d100=26 (26)

　　

「おのれ―！」　dice1d100=81 (81)

「熱くなんなよ、本当に！」　dice1d100=12 (12)

「お気持ちはわかります」　dice1d100=51 (51)

「CIWS全力稼働、敵ＭＳをインパルスに追い込め！」　dice1d100=37 (37)

[27 １ 24/08/16(金) 23:29:39]

　

「撫で斬りにするぞ、シン！」

（白いよ！）

「了解です隊長！」

（フリーダムじゃないよ、ウィンダムだよ！）

[28 １ 24/08/16(金) 23:38:45]

「まだだ、まだ終わらんよ！」

「そうか、だがもう、お前たちに俺たちを突破してミネルバを攻撃するのは不可能だ」

「…俺は不可能を可能にする男だ！」

「言わせておけば、クソ野郎がーっ！」

「待て！シン」

[29 １ 24/08/16(金) 23:39:28]

「どんでもない、闇だよ！」　dice1d100=28 (28)

「仕方ない！力づくだ！」　dice1d100=66 (66)

「お前らがいたら、ネオもスティングもアウルもシンもルナマリアも死んじゃう！」　dice1d100=24 (24)　

[30 １ 24/08/16(金) 23:45:54]

「きゃぁーっ！…なんてね」

「何！」

「暴走してたら擬態にも気づかないよな？」

「まったく、制御できねーんなら兵器になんてすんなってんだ」

「にしても、シンにルナマリアだぁ？おかげで殺すつもりが手元が狂ったぜ」

「あんたも残酷だね…今死なせてやった方が幸せかもよ…そっか、それでも選ばせてやるんだ」

「選択肢がなかった人生なら最後くらいは選ばせてやる、あたしたちこいつにそう啖呵切ったものね」

[31 １ 24/08/17(土) 00:01:16]

第3ラウンド

「こちら、ミネルバ艦長アーサー・トラインだ。国際救難チャンネルで呼びかけている」

「君たちの盟主ロード・ジブリールはここにはいない」

「…核兵器が使用される直前君たちの旗艦から亜音速ジェットが離床しているのを確認した」

「彼は君たちに反転を促した時にはすでに脱出していたんだ」

「極めて遺憾なことだが、我々としても彼の捕縛を断念せざるを得ない」

「そして、君たちのこれ以上の抗戦は無意味だ」

「降伏したまえ。我々はジュネーブ条約に則った待遇を約束する」

「（当たり前のことを飴に降伏を呼び掛けるとはな…、だが、反則をしたのはこちらが先か…）」

「その言葉に偽りはないな？」

[32 １ 24/08/17(土) 00:12:28]

「勿論だ。我々はこれからオーブに救援に行くつもりだが…」

「諸君は公海上で我々と戦い、我々に降伏した。であれば、オーブに引き渡す謂れはない」

「（狡いことを…とはいえ、核を使われたオーブ軍に紳士的な扱いを求めるのは無理があるか）」

「分かった。生き延びる道は貴官らに従う道だけのようだ」

「あとお願いがある。1隻拿捕してほしい艦があるんだ。俺たちが出撃した艦…この艦隊の旗艦の空母だ」

「それには医学的に貴重な施設がたくさんあるんだ」

「位置を見失ったのなら、情報を提供しよう。…それで救われる命があるんだ」

「…そういう事なのかい？確かにね、やり口はえぐいが良い取引だ」

[33 １ 24/08/17(土) 00:26:03]

「では、契約と行こうか。僕は先ほども言ったがアーサー・トラインだ。君は？」

「ムウ…違う！ファントムペインのネオ・ロアノーク大佐だ」

「ファントムペイン？」

「ブルーコスモスの特殊部隊です。エクステンデッドを運用しているとの情報も…」

「成程？大佐、私たちは楽しくおしゃべりする必要がありますね、色々と」

（怒気を抑え込んでいる）

「私は運がいいのだろうな。そういう感情を持つことが出来て、抑えることもできる男に下ったことを」

「解釈はお好きなように」

吐き捨てる

[34 １ 24/08/17(土) 00:29:37]

騙せるか

大西洋連邦艦隊旗艦艦長

　dice1d100=57 (57)

　dice1d100=63 (63)

　dice1d100=85 (85)

　dice1d100=45 (45)

　dice1d100=27 (27)

　dice1d100=11 (11)

[35 １ 24/08/17(土) 00:36:14]

主役二人は騙せて他3人はだめということは
ネオがエクステンデッド関係の施設と情報を抑え、アーサーが艦自体は拿捕したけど
それ以外の機密情報や技術情報、艦載機自体や書類類などは全て破棄されて手に入らずか
いや、エクステンデッド関係の施設と情報だけでも大きいし空母というハードウェアも大切だからいいけど
ウィンダム数機とガイアとエクステンデッド2名を確保できたからいいけど（カオスは海の底）

[36 １ 24/08/17(土) 00:39:11]

ではミネルバは着水して空母1隻を曳航しながらオーブへと向かいます。
エクステンデッド2名やネオの扱いとかオーブ入港の交渉とかありますが
ちょっと体力がきついので今夜の投下はここまでとさせてください。
お付き合いいただきありがとうございました。

[37 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 07:16:29]

おつ

[38 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 08:29:26]

ネオさん、ミネルバの捕虜か
記憶中々戻らなさそう
下手すりゃ一生ネオルート

[39 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 12:56:46]

おつです
戦闘🎲はいつもハラハラするなあ
しかしステラがMSに乗ってるのをアコードだから突き止められるのは強い
彼らが自分たちの境遇を重ね考える展開もこのスレならではで見ていて大変面白いです
(闇に落ちろの応用でムウさんの記憶も……？)
アーサーの成長(……なのかな？)ぶりもいい
次回も楽しみにしております

[40 １ 24/08/17(土) 15:38:20]

コメントありがとうございます。

前スレ197

前スレ198

ネオをムウに戻す方法…ゆりかごにデータあれば？

>>16

ありがとうございます。調整しながら投下していきますね

>>18

記憶問題ありますからねぇ

>>37

>>38

原作はネオの方の記憶はどうなってるんですかねぇ

>>39

本当に戦闘ダイスはままなりませんからねぇ

前回大暴れしたスティングの不調っぷりが…

ブラックナイツはほぼ原作で情報がない年少組ですので、逆に展開によって変わっていければと

リデラードはキラの妹になってるスレもいくつかありますし

アーサーは変わらざるを得なくなりました。

議長もタリアもイングリットもアスランもいなくて自分一人でやらないといけないと思ってますので

そこから改めて周囲を見ることができるようになれば成長かなぁと

[41 １ 24/08/17(土) 15:39:15]

それはそうと
オーブにとって理想的なライバルキャラムーブしていたアーサー

・ユニウスセブン破砕の英雄で二つ名持ち（「フクロウ」）
・でも、演習でオーブ軍のタケミカヅチに完敗
・オーブ沖で卑劣な罠にかかりながらもカガリ様やタケミカヅチに敬意を払い、大西洋連邦に完勝
・アスランと仲良し
・ファウンデーションでは「人類の尊厳」を謳い核攻撃を阻止
・ダーダネルス海峡では先の演習のリターンマッチを宣言（ライバル意識がある）する。結果は判定勝ち（ドロー？）
・一方で軍規違反と承知でシン・アスカにオーブ軍説得を託すなど被害を最小限に抑えようとする
・クレタ沖ではオーブ軍に無理強いをしたファントムペインに痛撃を与えて完勝
・さらにカガリ様の意を受け、オーブ軍の名誉も尊重しながら停戦を促す。トダカはそれを容れて降伏
・その後のデストロイ討伐戦では議長の反対を無視してアスラン、トダカ、ババらを伴って共同戦線
・オーブの危機を知るやデストロイ討伐戦の恩義を返す為に義勇軍として参戦すると決定
・アスラン共々ヨーロッパから飛んで来た！
・大西洋連邦を撃破した後はまだ戦争中であるにもかかわらず被災地に救援に向かう


箇条書きとはいえ、なに、この少年漫画の「尊敬に値する好敵手」→「頼りになる味方」ムーヴ

[42 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 15:56:51]

アーサーは良くも悪くも人が良いのが特徴
オーブもまた人として誇れる部分があったからアーサーはそれに応えてくれたというのはあると思うけども
それ以上にロゴスが人としてアレなのはあるのかもしれない

[43 １ 24/08/17(土) 19:34:19]

直前になりますが20時から投下を再開いたします
よろしくお願いいたします。

[44 １ 24/08/17(土) 20:11:06]

投下を再開いたします。

よろしくお願いいたします。

ミネルバ

医務室

「レイ、ルナ！やったよ！カオスを落した！」

褒めて褒めてと柴犬のようにふるまうが、二人には無理をしているのがわかる。

「シン…ありがとうね。でも…」

「無理をするな、シン。オーブが大変な状況なことは俺達も知らされている」

「うん…」

言葉少なになる3人、そこに急患が暴れながら運ばれてくる。

[45 １ 24/08/17(土) 20:21:58]

「嫌ぁ、嫌ぁ…死ぬのは…駄目…」

暴れるので鎮静剤を注射されぐったりとする。

「ステラ！？なんで？」

「嘘、ディオキアの子じゃないの、なんでここに？」

「そりゃ、俺たちがファントムペインだからさ。また、会ったなお二人さん」

「貴方！」

「たしか、ステラのお兄さん！？」

「あん時は世話になったな…まぁ、ステラは覚えちゃいねえが」

[46 １ 24/08/17(土) 20:26:02]

　

ルナマリア「どういうこと？」

スティング「俺たち戦闘兵器が倒すべき敵に情を持っていても仕方ねーだろ、だから調整の名のもとに消されるのさ」

スティング「ステラはお前らが手当てしてくれた布を大切にとっておこうとしたが、調整後はゴミ箱にポイだったよ」

ルナマリア「あんた！」

スティング「戦いの邪魔になるものは全部消されるのさ、死んだ…仲間の事とかもな」

ルナマリア「あんた…」

[47 １ 24/08/17(土) 20:42:14]

　

シン「でも、あんたは俺たちの事覚えてるじゃないか」

スティング「俺は別にあんたらに情なんてないからな」

「スティング記憶の調整だってそうお手軽でもないんだ、性能に悪影響がないならわざわざ消したりはしねーさ」

シン「そうなのか、ステラは俺たちのことをもう…」

[48 １ 24/08/17(土) 20:46:49]

「何腑抜けたこと言ってやがる。あの娘の機体を拿捕したのは俺だけどなぁ。言ってたぜ」

『お前らがいたら、ネオもスティングもアウルもシンもルナマリアも死んじゃう！』

「ってな。…だから、諦めんじゃねーよ。名前が出てくるんだ、どっかでまだ覚えてるんじゃねーのか？」

「そうか！そうだな！ありがとう、ダニエル！」

「よし、ステラを看病するぞ！ルナ！」

「え、シン？」

切り替えが追いつかず置いてけぼりにされるルナマリア

[49 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 20:48:38]

スレの進行と関係ないけど、いつのまにかスレ画が胃痛で吐血する議長になっとる？！

[50 １ 24/08/17(土) 20:53:26]

　　

ダニエル「心底バカだが、気分のいいバカだよな。そうは思わねーか？緑頭」

スティング「そうかもな…おい、ステラはアウルっていったのか？」

ダニエル「ああ」

わざとらしく知ってる奴かと聞こうかとも思ったがさすがにやめた。

かつて、自分が捕らえてプラントに送った捕虜、そしておそらくは目の前の男の仲間だった男の事だ。

[51 １ 24/08/17(土) 20:55:01]

>>49

議長は振り回す側から振り回される側になりましたので

ええ、ラスボスから完全に脱落しました

[52 １ 24/08/17(土) 21:34:56]

「ステラも思い出したか…消されたはずの記憶なのにな…アウル…」

「おい、嬢ちゃん、諦めるのは早えぜ。俺もアウルのことは消されてたが思い出せたんだ」

「だから、お前たちのことも…」

「スティング、ステラの様子はどうだ…」

[53 １ 24/08/17(土) 21:52:52]

「ああ、ブロックワードを使われたかとも思ったんだが、色々記憶が戻ってきてるみたいでな、それもあって混乱したらしい」

「調整を邪魔した俺のせいかもしれん。すまねぇ」

「いや…もともと無理なことをお前たちにさせていたんだ」

　

「貴方がステラの上官さんですか？」

「そうだが、君は？何故ステラのことを知っている？」

「会ったんです、ステラと、ディオキアで!」

「そうか…あの時の。ステラが世話になったな。ありがとう。そして済まない。君たちの記憶は消させてもらった」

「貴方！そこで謝れる人なのに、なんでこんなむごいことを！」

[54 １ 24/08/17(土) 22:06:05]

「どう言葉を飾ろうと俺のやったことは子供を甘い言葉でたぶらかして戦わせる非道だ」

「何といわれても返す言葉もない…すまない」

「私に謝ったってしょうがないでしょ！なによ、そんな仮面なんか被って！」

「そんな仮面なんて被ってるから平気で恥知らずな真似ができるんでしょ」

腹立ちまぎれにネオから仮面をはぎ取るルナマリア

[55 １ 24/08/17(土) 22:13:42]

「もう一度、言って見なさいよ！その顔で、仮面なんて付けないで！どうなの、さっきの言葉言える！？」

「そこまでだよ、ルナマリア。それ以上は君をジュネーブ条約違反で拘束しなきゃならなくなる」

「それより病室に戻りなさい。あの捕虜の女の子が意識を取り戻したようだ。シンが助けて欲しそうにこちらを見てる」

「ルナぁ、ちょっと来てくれよー。わぁ、ステラ、それ病院着だから、脱がないでぇー」

　

「もう、シンったらしょうがないんだからー。艦長、お手間をかけてすみませんでした」

アーサーに向けて砕けた敬礼をし、ネオをもう一度睨んでから病室へ戻る。

「助かったよ。やっぱりああいう糾弾はちょっとだが堪えるわ」

[56 １ 24/08/17(土) 22:17:29]

「こちらこそ、部下が失礼いたしました。ちょっと一緒に艦橋までお願いします」

ルナマリアが奪って投げ捨てていた仮面を拾って差し出す。

しかし、

「いや、あの嬢ちゃんのいう通りだ。俺は仮面をつける事で恥も罪も忘れて仮面劇（マスカレード）を演じていたのかもしれない」

「だったら、もう外すさ。もともと上に言われて付けてただけで俺が付け始めた仮面じゃないしな」

と素顔をさらし続けることを選んだ。

「成程。にしても、スゴイイケメンだったんですね、ロアノーク大佐」

「僕なんてコーディネーターなのに平凡な顔なんでうらやましいですよ」

「またまたー。男に褒められてもそんなに嬉しくはないけどちょっと気分いいねー」

それまでの緊迫した空気など欠片も感じさえることなくバカ話をしながら艦橋に向けて移動していく

[57 １ 24/08/17(土) 22:24:09]

　　

スティング「あれ、もしかして艦長か？緊張感ねえなー。大丈夫なのか、あんなので」

レイ「あれも艦長の計算だ。ああも親しげに振る舞っていればクルーも迂闊に虐待などできないしな」

スティング「あれが計算仕込みの振る舞いだぁ？素だろう？」

レイ「半分はな。だが、侮るなよ、あの人の下で俺たちは勝ち続けてきた」

レイ「イシュタリア、ダーダネルス、クレタ、ディオキア、ベルリン、そしてオーブ沖、全てでだ」

レイ「見た目ほど能天気ならある意味幸せだったんだろうがな」

[58 二次元好きの匿名さん 24/08/17(土) 22:38:03]

仮面を取ったネオ（ムウ）
レイとの共鳴はあるのか？

[59 １ 24/08/18(日) 00:01:13]

ミネルバ

艦橋

「上空より接近する艦艇を確認、艦影照合…アークエンジェルです！」

「交信を求めてきています」

「わかった。回線を開いてくれ」

「了解しました」

「こちら、ザフト所属艦ミネルバ、艦長のアーサー・トラインです」

「こちらはオーブ軍所属アークエンジェル。艦長のラミアス一佐です」

「あれ、先日のオーブ寄港の際にミネルバの整備をされていませんでいたか？」

「確かお名前をマリア・ヴェルネスさんとおっしゃられていたのでは」

「ええ、その節はどうも。よく覚えてらっしゃいましたね」

[60 １ 24/08/18(日) 00:06:33]

「いやぁ、とても美しい方だと印象に残っていたもので」

「は、はぁ、どうも」

（ええと…トライン艦長ってこんなキャラだったかしら）

（確かに頼りなさげだし軽いところもあったみたいだけど…）

「おいおい、艦長、相手が引いてるじゃねーか」

「お前さん、そういうノリは身についてないんだからさー無理すんなって」

「あー、美人さん、こいつ色々あっててんぱってるんだ。勘弁してやってくんな」

「あ、はい、そうですか…ムウ！？」

「へ？」

[61 １ 24/08/18(日) 00:32:47]

すみません
ちょっと眠気がいったん投下を停止いたします。
再開についてはまた明日ご連絡いたします
失礼いたしました。

[62 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 08:39:21]

投下乙でしたー

[63 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 10:58:55]

マリューさんとの再会キタ
この先どうなるのか

[64 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 15:46:32]

死んだはずのアークエンジェルのパイロットがファントムペイン落ちしてたとか内通疑惑とか立ちかねないんだけど。
エクステンデットにも使われてた洗脳技術が自分にも使われてる可能性を指摘されたりしそう。
若干戻りかけたのもあるし

[65 1 24/08/18(日) 19:07:00]

急ですが再開いたします

「ムウ！！」

「フラガ少佐…！？」

「あれ、美人さん…な、なんだよ。一目惚れでもした？」

「ムウさん！」

[66 1 24/08/18(日) 19:13:39]

しばし、混乱続いた後

「あ、はい、ここまでー」

パンパンと手を叩くアーサー

「私の軽口がこのような混乱の切欠となったこと誠に申し訳ございません」

「特にラミアス艦長に対して失礼な言動がありましたことを重ねてお詫びまいたします」

「で、その件は一旦棚上げにさせていただくとして、こちらの金髪男性は大西洋連邦軍のロアノーク大佐です」

「当艦が捕らえている捕虜の代表者として協力いただいており、現在その身柄は我がザフトの保護下にあります」

「ですが、そちらは彼が別人だとし主張されたいご様子」

「一体あなた方は彼を誰だとおっしゃりたいのです？」

マリューは涙ぐんで言葉が出ず

「その人はアークエンジェルのクルーで僕たちの仲間のムウさんです」

「エンデュミオンの鷹の二つ名で知られた元大西洋連邦軍のエースで三隻同盟にも参加していたムウ・ラ・フラガ少佐でいらっしゃいます」

[67 1 24/08/18(日) 19:20:25]

「とのことですが、ロアノーク大佐、身に覚えは？」

メイリンに目配せ

「ねえよ、つーか、、いつ少佐になったんだ、俺は。大佐だと言ったろうがちゃんと。捕虜だからって勝手に降格するなよ」

「身に覚えはない、と？」

「ねえって言ってんだろーが」

「メイリン、再生」

「はい」

>>33を再生

「ムウ…違う！ファントムペインのネオ・ロアノーク大佐だ」

[68 1 24/08/18(日) 19:27:33]

「ムウと言いかけておられませんか、大佐？」

「あ…いや、バカな、俺は…」

「先程の会話で貴方の部隊のエクステンデッドには記憶処置が、それも複数回施されているといわれていた」

「あのスティングという少年兵は戦いの邪魔になるものは全部消されると言っていましたね」

「性能を下げないように、と。では、それを運用する人間はどうだったんでしょうね」

「エクステンデッドと共に戦場を駆けられるほどの凄腕のパイロットで指揮官だ」

「その性能が下がらないようにブルーコスモスにとって不都合な情報はすべて書き換えられたんじゃないですか？」

「名前とか、素性とか、アークエンジェルとか…ラミアス艦長とか？」」

「…あんな仮面を付けられてたんだ、そういう意味でもおもちゃだったのかもしれないな」

「だが、それでも、今の俺は大西洋連邦軍の、あいつらに戦いを強いたネオ・ロアノーク大佐だ、それ以上でもそれ以下でもない！」

「…成程。わかりました（不器用な人だな）」

「アークエンジェルの皆さん、お聞きの通りです。彼の自意識は地球連合軍第八十八独立機動軍所属ネオ・ロアノーク大佐のものです」

「である以上、我々としてはそのように遇します」

[69 1 24/08/18(日) 19:43:07]

「その人はムウさんです！僕たちに引き渡してください。記憶を取り戻します！」

「アークエンジェルに戻れば、マリューさんと話せばきっと…」

「…それをお受けすることはできません」

「先の戦争でMIAになった仲間だから返して欲しいと言っているんです！なぜわからないんですか！」

「彼は公海上で我々と戦い、公海上で我々に降伏した。オーブ軍に引き渡す謂れはありません」

「加えて彼とは約束をした。オーブ軍に引き渡すことなくジュネーブ条約に則った扱いをすると」

「つい先ほど大西洋連邦軍によって国を焼かれたオーブ軍に」

「国を焼いた張本人の手先になって働かされていた人間を渡すなどできるわけがない」

[70 １ 24/08/18(日) 19:58:43]

「オーブ軍を侮辱なさるんですか！？」

「人の報復感情は抑えがたいという一般原則に基づいた判断です」

「すみませんが、これでも建軍以来ザフトにおりますもので、戦場の現実なんてものは嫌というほど見てきたのでね」

「彼は降伏後お互いのためによく動いてくれています。彼が約束を果たしている以上私も約束を守らねばならない」

「そんな理屈…」

「もう、よすんだ、キラ。トライン艦長も今は矛を収めてください」

「アスラン！？どこから？」

[71 １ 24/08/18(日) 20:08:43]

「私もいるぞ。敵対中のはずなのにわざわざヨーロッパから飛んできてくれた大馬鹿野郎の義勇軍がいると聞いてな」

「それも、ついさっきも猪突したバカを引き返させてくれた上にオーブ軍人も連れ帰ってきてくれたというじゃないか」

「そりゃ、忙しくても出迎えなきゃとなるさ」

「それはそのだな、カガリ。ちゃんとした理由があって」

「黙れ！この命令無視は安くはないからな。それから、お前もだ、キラ」

「え、僕！？」

「私の先触れのためにアークエンジェルと行かせたのに、そこで議論を始める奴がいるか！仕事しろ、仕事を、ヤマト准将」

「はーい」

「ええっ！准将閣下であらせられたのですか…それはとんだ失礼を…」

[72 １ 24/08/18(日) 20:17:16]

「そして、だ、久しぶりだな、トライン艦長。艦長昇格おめでとう」

「ありがとうございます、アスハ代表首長殿下」

「ん？私にはとても美しい方とか、言ってはくれないのか？」

※敵対中での訪問は許すが、部下（マリュー）へのセクハラのお灸は据える代表首長殿下

「え、いや、その…」

「うちの艦長言いなれていない上に、そういうことを言う相手は20代以上の適齢期の女性だけでして、すみませーん」

※ここぞとばかりに上司を弄る腹心の（はずの）部下

[73 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 20:32:20]

代表、アーサーはがんばってキャラ作りをしている最中なのです……

[74 １ 24/08/18(日) 20:36:45]

「そうか、確かに私は20前の小娘だな、仕方がない。にしても、そこまで似合わなかったか、艦長の軽口？」

「全くダメでした」

「正直寒いかと…私は適齢期なのに完全スルーされてますが、ええ」

「紳士として問題がありましたな。あまりにも経験不足です」

「俺はさっきも見かねてフォローしたぐらいです」

「男としてああはなるまいと反面教師にはなりました」

「せめて歯を浮かせる程度にはがんばってほしかったです」

「そこまで言う！？君たち」

[75 二次元好きの匿名さん 24/08/18(日) 20:47:01]

ムウさん、ミネルバの捕虜で部下達も生きてるから帰れないか…。

[76 １ 24/08/18(日) 21:13:51]

「はっはっは。アットホームな雰囲気で何よりだ」

「さて…問題は、フラガ少佐の身柄についてだったか」

「彼がムウ・ラ・フラガ少佐だというのならお返しするのもやぶさかではありませんよ」

「だが、彼自身はネオ・ロアノーク大佐だという。である以上引き渡しはできません。それは信義に反します」

「面会の許可は下りるか？」

「係官同席であれば」

「結構な頻度でも？」

「こちらでの調査協力や部下の方々の対応もありますので常にとは言えませんが配慮は致します」

「ならば、ヨシ！」

「政治的なあれこれ込みで悪いが入国を歓迎するぞミネルバ！」

[77 １ 24/08/18(日) 22:40:08]

「アスハ代表、当艦が拿捕している大西洋連邦軍の空母についてですが、いささか本艦の人員のみでは持て余し気味でして」

「所有権並びに内部の研究施設の監督権並びに使用権は主張いたしますが、それ以外については共同管理を提案させていただきたく」

「ふむ？」

「また、捕虜の管理にいたしましても当艦のみではオーバーキャパシティーでして、大部分をオーブ軍に移管したいのですが」

「あの、さっき、『人の報復感情は抑えがたいという一般原則に基づいて捕虜はオーブ軍に引き渡せない』って」

「ええ、ロアノーク大佐とその部下についてはジュネーブ条約に則って人道的に扱うと約束しましたから」

「ですが、彼らオーブ侵攻軍旗艦乗り組みの人員に対しては通常の手続きで降伏させただけです」

「特段の配慮をするなどとは申しておりません」

「ならば、オーブ軍も特段の配慮をするので全員引き渡してくれてもいいんだぞ」

「申し訳ございません、ロアノーク大佐の部隊は代表もご存じの通りアーモリーワンの襲撃犯です。それら戦争以前の犯罪行為に関与している疑いが濃厚ですので扱いは別なんですよ」

「ですから尋問も彼ら優先で行ってまして、オーブ侵攻に関する情報を持っていそうな旗艦乗り組みの士官たちの聴取もまだなもので」

「そうくるか」

目を細める

[78 １ 24/08/18(日) 22:47:48]

「それに、この空母は医療施設もそれなりにありますし、簡易ベッドもあります」

「放射能対策もしてあるようです。病院船としての価値もあるのでは？」

「我々は研究設備さえ確保できるなら今のところ問題はありません」

「勿論、今後の所有権や引き渡す場合の条件については本国と交渉いただくことになりますが」

「病院船か…確かに安全で放射能対策もできる船は今喉から手が出るほど欲しい」

「わかった。その条件を飲もう。だが、トライン艦長こそいいのか、本国に問い合わせないで」

「そのためにFAITH（議長に丸投げとルビ）になりましたので」

「（やり返してる！これまでの無茶ぶりを議長に何倍にもして返してるな、アーサー）」

※議長にとって一番の無茶ぶりは貴方のオーブ軍復帰とカガリへの告白生中継です

[79 １ 24/08/18(日) 22:59:01]

「わかった。オノゴロ島のドックに誘導する。ついてきてくれ」

「ありがとうございます！あの、すみませんがラミアス艦長に代わっていただけますか」

「棚上げにした謝罪をしたいので」

　

「ん？私がケジメ付けさせたから気にしてはいないだろうが、お前はそういう奴だったな。わかった、マリュー」

「はい、代わりました。先ほどのことはお気になさらず。軍に居たらあれより酷いことがザラでしたし」

「むしろ、トライン艦長は紳士的でしたわ。なんとか褒めようと努力されていたのが微笑ましいぐらいで」

「タハハ」

マリューのフォローに却ってダメージ受けつつ汗ばむ

「ロアノーク大佐につきましては我々もフラガ少佐である可能性は高いと考えます」

「空母の研究設備に何かヒントがあるかもしれませんので、小まめな面会をされながら気長に待ってあげてください」

「ただ、彼にもここまで付き従ってきた、ある意味家族同然の少年兵たちの存在や責任もありますのでそこもご配慮いただけますと幸いです」

「こんな時代です。だからこそ誰もが幸せになれる結末を祈っております」

「重ね重ねぶしつけな物言い申し訳ございませんでした」

頭を下げる

「いえ…謝罪を受け入れます…ありがとうございます、トライン艦長」

[80 １ 24/08/18(日) 23:40:33]

「なるほどな。常に二番手にはなれる男の真価を見せてもらったぞ、この気遣いさんめ」

「では、港で会おう！」

　　

護衛のセイバーを引き連れてルージュはオノゴロ島へ先に向かう。

「勝手に話を進めてすみません、ロアノーク大佐」

「それはそれとしてスティング君とステラさんには状況を説明してあげてください」

「できれば、もう薬を飲まなくても済むかもとか明るい話題とセットなら良かったんですが」

「仕方ないさ。お前さんは俺との約束を守り通した、それだけで充分だ」

「空母の奴らに関しては気の毒だが、ま、仕方ねーよな、これも」

「じゃ、行ってくるわ」

ネオは手を挙げて礼を言い警務兵を伴い病室へと向かった。

[81 １ 24/08/19(月) 00:47:28]

「あ、すみません。代表との通信、トダカ一佐にも代わっていただくべきでしたよね」

「いえ、入校してから改めてご挨拶しますから」

「オノゴロ島の港でしたら私の庭です。艦の入港指示は私が代りましょう」

「え、あ、そうですか、そうですね、母港ですもんね」

「じゃあ、その間僕は…」

「艦長は倫理委員会の講習に出席してもらいます。」

「へ？」

「他国の艦長相手にセクハラ疑惑をかけられるだなんて、無罪放免になったとはいえ、駄目です、駄目すぎます」

「そういう訳で艦長公室で今から講習です、任せたわよ、メイリン」

「え、あ、はい！」

「そんなぁ、トホホ」

[82 １ 24/08/19(月) 00:53:01]

艦長公室

※シンの尋問などを行った部屋です。議長との濡れ場があったのは艦長私室

「艦長、私の接し方ご迷惑でしたか？」

「普段ならやらない軽めの挨拶やはしゃいで見せたのも結婚適齢期で魅力的な女性相手には」

「でれでれする軽佻浮薄な男だとおもわせて私からお見合いを断らせたかったんですよね」

「その割には無駄にお気遣いと場慣れしなさで却って人の良さを露呈してましたけど」

「…そうじゃない、むしろ嬉しかったよ。ただ、年齢の事とか気にして。僕が自爆しただけだ」

「セクハラ紛いの言動も、そんなに深い意図はなくてロアノーク大佐みたいな洒脱な会話ってあこがれない？」

「えーっと艦長には無理だと思います」

「…そっかー、だよね」

本気でへこむ

[83 １ 24/08/19(月) 01:02:23]

「ここもね、使ってみると広いんだよ。そして、ちょっと前までの事を思い出す」

「議長がいて、艦長がいて…イングリットさんがいて、ブラック労働でとても大変だったけど楽しかったなぁ…とか思ったらなんだか心にぽっかり穴が開いた気分でね」

「なんで何なんだろうなぁ」

アーサーをギュっとしてあげる。姉もシンにしてあげてたしホーク家の伝統なのかな

しばらくして

「ありがとう、メイリン」

ごめんと言いかけたもののさすがに口をつぐんだ。

そこまで無神経にはなれなかったからだ

「それと、これは僕の考えすぎだったらごめんだけど、今の髪型僕のためにイングリットさんを意識してる？」

「今もとてもチャーミングだし気を遣ってもらって嬉しいけど、君は君で自由闊達にしてくれても魅力的だと思うなぁ」

言ったあとで10歳も年下の十代の子に何やってんだと正気に戻ったが、その10歳年下の女の子を二人きりの密室で本気で口説いたという事実のみが残った。

[84 １ 24/08/19(月) 01:05:33]

オーブ公共放送

「皆さん、ご覧ください。あのユニウスセブン破砕の武勲艦ミネルバがはるばるヨーロッパから空を飛び、大西洋連邦軍の艦隊を撃破して駆けつけてくれました！残念なことにまだ我が国とプラントは戦争状態にありますが、それでもなおカガリ様とザラ三佐との友情のために駆けつけてくれたのです！なんという勇気でしょう！我々は孤独ではありません！全世界の平和を希求する人々の連帯の下…」

同日プラントとオーブ連合首長国との間で停戦合意がなされ、終戦協定締結の準備に入った

[85 １ 24/08/19(月) 01:08:21]

MISSION13「オーブ奪回戦」並びに今夜の投下は終了です。
書き溜め不足から長時間の投下となりましたがお付き合いいただきありがとうございました。
次回予告などはまたご連絡いたします

[86 1 24/08/19(月) 09:45:08]

書き溜めのために必要なダイス

o　dice1d100=73 (73)　

a dice1d100=15 (15)　

K dice1d100=81 (81)　

S dice1d100=60 (60)　

i dice1d100=61 (61)　

g dice1d100=94 (94)　

Z dice1d100=85 (85)　

[87 1 24/08/19(月) 09:48:54]

aとZがそうなったか
比較的穏当なんだけどその二つがうーん
ダイスについては21時から予定の今夜の投下で書ければと思います。
よろしくお願いいたします。

[88 １ 24/08/19(月) 16:05:35]

コメントありがとうございます。

>>42

このスレでもジブリ―ルは弁護がしづらいキャラですしね

>>58

レイとの共鳴ありましたねー（忘れてた）

ここのレイはネオ（ムウ）のことをどう思っているんでしょうね

ネオにクルーゼのこと話してもまったく響かないでしょうし

>>62

>>63

原作より距離感があります。

ただ、わざわざ面会に来てくれるという事に色々悩むでしょうね

>>64

>>75

このスレではアーサーに指摘させました。

それでもネオに責任はあるし彼は背負うのです

>>73

書いてみてどうにも洒脱なアーサーさんが想像できず…

[89 １ 24/08/19(月) 20:36:11]

次回予告を忘れていたので投下します
投下２０分前に出される予告っていったい…

[90 １ 24/08/19(月) 20:36:44]

次回予告

[91 １ 24/08/19(月) 20:37:02]

C.E.74年、地球に再び核の炎が放たれた

[92 １ 24/08/19(月) 20:37:27]

中立政策を再び掲げる為に帰国したカガリ・ユラ・アスハ代表首長は選択を強いられる

プラントと共に戦うか、自らのみの力で報復するかを

[93 １ 24/08/19(月) 20:37:55]

その選択を明らかにする前にプラント議長ギルバート・デュランダルが真の敵の存在を示す

その名はロゴス

　

[94 １ 24/08/19(月) 20:38:23]

差し伸べられる対ロゴス大同盟の手

傷ついたオーブにとって

それは拒むにはあまりにも甘美すぎる毒であった

[95 １ 24/08/19(月) 20:38:56]

NEXT MISSION「ロゴスに死の刃を！」

次回も彼女たちと胃痛に付き合ってもらう

　

[96 二次元好きの匿名さん 24/08/19(月) 20:47:00]

乙です！　本日もお待ちしております！

まだまだ頼りないアーサーに寄り添おうとしぎゅっとしてあげるメイリンにときめきました

胃痛を乗り越えつつあるアーサーに真の安らぎが訪れると信じて……

>>95

ミーアあああ

胃痛をこえてなんとか上手く行ってほしいところですが果たして

[98 １ 24/08/19(月) 21:06:01]

書き溜めができていないのでゆっくりの投稿になりますがよろしくお願いいたします。

カガリ・ユラ・アスハのオーブ帰還と連合離脱宣言

それに対する大西洋連邦の軍事介入と核の使用

そして、ザフトの英雄アスラン・ザラのオーブ軍復帰とオーブ代表カガリ姫への求婚

これらのニュースは世界を駆け巡った。

[99 二次元好きの匿名さん 24/08/19(月) 21:12:25]

昨夜もでしたがまさかのリアルタイム打ち込みお疲れ様です
どうかご無理はされませんよう……溜まってからでもいいんですよ……？

[100 １ 24/08/19(月) 21:17:56]

それらに対する各国の反応は…

プラント

首都アプリリウス

既に数度にわたって核を放たれ、

この大戦においても開戦劈頭に核攻撃を受けた彼らにとって核の使用そのものは今更であった。

ただ、血のバレンタインの遺族たちはオーブへの共感を強く持つに至った。

>>86のo　dice1d100=73 (73)　はオーブへの好感度73と敵対解消に向かった直後ながら好印象

ただ、それはそれとしてプラントの話題はアスランの裏切りと傾国の美姫カガリでもちきりであった。

a dice1d100=15 (15)　アスランの現時点の好感度

K dice1d100=81 (81)　カガリの現時点の好感度

[101 １ 24/08/19(月) 21:19:58]

>>99

ありがとうございます。

お言葉に甘えて今夜は各国の情勢説明だけにさせていただきます

すみません。

[102 １ 24/08/19(月) 21:25:11]

アスランへの怒りがオーブへの怒りに転じなかったのは

そもそも先の大戦でのアスランの行動がラクスへの愛に基づくと解釈されていたからであった。

そえゆえに新恋人が出てきたことによって

あ、こいつまた愛ゆえにプラント棄てやがったと思われたのである。

[103 １ 24/08/19(月) 21:33:30]

まぁ、今度の相手は本物の薄幸のお姫様（というか女王様）だから仕方ないね

国土をブルーコスモスに焼かれたお姫様は助けてくれる騎士がいたらときめいちゃっても仕方ないよね

なのでカガリ様無罪！

それはさておきラクス様と一緒に我らプラントを棄てたアスランは絶対許さない！という民意が形成された。

[104 １ 24/08/19(月) 22:01:53]

代わってエースとして広報が推したのが

オーブ難民の孤児であり、ザフトアカデミーで断トツの最下位から苦学してザフトレッドとなった

シン・アスカ

ミネルバ二代目艦長となった常勝の人、「ディオメデスの槍」

アーサー・トライン

そして、政治的事情から手のひら返しで厚遇されるようになった不遇の人

イザーク・ジュール

の3人であった

[105 １ 24/08/19(月) 22:12:08]

シン・アスカの現時点の好感度S dice1d100=60 (60)

シンはもともと新世代のエースとして広報から押されており、対抗馬のレイが負傷したこともあって最推しであった

特に苦学した事や家族を失った経緯などの悲劇性をクローズアップされ

ナチュラルである第0世代や第1世代の中高年以上に人気となった。

一方で努力を軽んじ才能を絶対視する若者からの評判はイマイチであった。

[106 １ 24/08/19(月) 22:21:58]

アーサー・トラインは地味な存在であったが、それ故に敵も比較的少なかった

しかし、ミネルバ着任以後の議長の指示あるいは独断専行がザフトの中核を担う幹部層から嫌われ始めていた。

一方でシンとは逆に、自らの才能を頼みとする若年層からの支持は絶大であった。

「アーサー・トラインだって戦場で功績を上げたから出世したんでしょう！」

とはこの当時のザフト中二病患者たちが独断専行する際の口癖だったという

[107 １ 24/08/19(月) 22:37:49]

イザーク・ジュール

アスラン・ザラの積年のライバルであり、ある意味で最高の引き立て役であったこの男には

開戦以来不遇と不評が付いて回っていたが、ここに来て彼を持ち上げる必要性が出てきて掌返しが始まっていた。

アスラン・ザラの失墜である。

i dice1d100=61 (61)　

イザーク自身の人気は回復傾向にあるとはいえシンと同レベルであった。

だが、それでも押さざるを得ないのは彼がエザリアの息子だからである。

アスランの失墜に最も激怒したのは旧ザラ派であった

ザラ派の怒り　Z dice1d100=85 (85)　

将来の政権奪回の望みを託し、その期待通りにプラントの信望を一身に集めていた彼らの旗頭が

女王とはいえナチュラルの女のためにプラントから出奔したのである

彼らの怒りと失望たるや想像を絶する。

デュランダル退任後は確実視されていた政権奪回も今や風前の灯火である。

その彼らの怒りを抑えるには代わりの神輿が必要であった

かくて、かつてのザラ派のNo2にして自らも元評議員であるイザークが持ち上げられたのである

[108 １ 24/08/19(月) 22:47:46]

一方で政権の支えとしていたアスラン・ザラを失ったギルバート・デュランダルは一先ず安泰であった。

g dice1d100=94 (94)　支持率94！

支持率減少はわずかに1ポイント。

ほぼ誤差の範囲である

政権人気のもう一方の支柱であるタリアとはもはや愛人であることを隠す事無く

あまつさえ彼女の息子と3人でディナーに行く円満ぶりを見せた

　

再婚しない事も父を慕う少年の思いを酌んだという美談にすり替えたのである。

もちろん、タリアの後任のアーサー・トラインの目に余る独断専行の数々と並び、

プラントを支える良識ある中堅層からの反発と不信を買ってはいたが

今期限りで政界引退する腹デュランダルは黙殺した

[109 二次元好きの匿名さん 24/08/19(月) 22:54:34]

>>105

アスランがナチュラルの女のためにプラントを出奔し、代わりにシンが落ちこぼれからエースに持ち上げられてアグネスは不機嫌MAXだろうな…。

[111 １ 24/08/19(月) 22:57:43]

それはそれとしてラクスの替え玉を使って、アスランともどもプラントの国民をだましていたという弱点は残っていた

そして、彼女の素性もいずれ暴かれることはキラ・ヤマトが表舞台に出てきたことによって確定的となった

オーブの新たなる守護神にしてプリンス的存在となった彼のパートナーを隠しておけるはずがないからであった

そして、ギルバート・デュランダルは既に次なる一手を全世界に対して指し示そうとしていた。

[112 １ 24/08/19(月) 23:08:14]

ちなみにこの波から外される形となった

「月光のワルキューレ」ことアグネス・ギーベンラートであるがアスラン出奔には怒りを隠せなかった

（周囲のラクス推しにだんまりを決め込んでいたとはいえアスラン狙いだった）

しかし、直属上司のハイネがデュランダル派で事情を知っていたことから事情を教えられ一先ず矛を収めた

久しぶりに3日間の休暇が与えられたこととアーサー＆シンとの見合いを断れることになったのが理由である

それはそうと彼女の実家は　dice1d100=24 (24)　15以下ならザラ派の暴発計画に関与しない

[113 １ 24/08/19(月) 23:13:05]

　

かくして神輿のイザーク・ジュールと若きホープ・アグネス・ギーベンラートを担ぎ出そうとする

プラント内部の過激派の動きも活発化していく。

当の本人たちはデュランダル派であるが、そんなことは無視するあたりサトーの同類たちであった。

[114 １ 24/08/19(月) 23:23:00]

一方地球連合であるがこちらも大荒れであった。

デストロイによって旧ドイツ領を蹂躙された西ユーラシアはついに東ユーラシアと袂を分かつ。

国内の団結を図るために集まった首都ブリュッセルでユーラシアからの独立を求めるデモが発生。

武力鎮圧を命じたユーラシア軍首脳に対し首都防衛部隊が反旗を翻し、ユーラシア首脳はモスクワへと逃れた。

ブリュッセルに残った西ユーラシア出身の政官財の領袖たちによってユーラシアからの独立とヨーロッパ連合の復活が宣言されたのである。

軍のdice1d100=46 (46)　％　と国民のdice1d100=47 (47)　％が西ユーラシア（新EU？）に忠誠を誓った

[115 １ 24/08/19(月) 23:29:21]

軍も国民もやや西ユーラシア支持が少なめではあるものの西ユーラシア全域がユーラシアに背を向けた。
ブリュッセルを中心とする西ユーラシアとモスクワを中心とするユーラシアという
かつてのNATOとロシアの対立を思わせる構図が成立しユーラシアは真っ二つに割れたのである。
旧ドイツ領域での戦闘でザフトの応援を受け入れていた西ユーラシアはプラントと講和し準同盟関係を構築した。
もちろん、ユーラシアを挟撃できる関係となったファウンデーション王国とも国交を結んで軍事協力を始めている。

[116 １ 24/08/19(月) 23:44:05]

連合のリーダーであった大西洋連邦でもショックは大きかった
ユーラシア分裂にショックも受けていたが、それ以上にオーブでの核兵器使用が問題となった
使用の是非そのものも大きな議論となったが、最も深刻な問題となったのは爆弾の設置場所であった
大使館
海外において自国民を保護するために存在するはずの機関が自国民もろとも10万以上の民間人を虐殺したのである
核爆発に巻き込まれた人々の遺族から批判が生きるのは当然であった。
また、外交での影響も深刻であった。
事態が知れわたるにつれ、各国から大西洋連邦の大使館を「外交関係に関するウィーン条約」の対象外とすると通告されたのである。
つまりは外交官特権の否定であった。
抗議しても「核兵器の有無の確認」並びに「大使館内への貨物搬入に際しての検査権」を認めるように迫られる始末であった。
コープランド大統領は戦争中でありながら訴追を受けるのは必至であり、国内の混乱からプラントと並びにオーブへの攻勢は困難となった

[117 １ 24/08/19(月) 23:49:48]

東アジアはプラント理事国の他2国の没落によって相対的な地位向上を見せていたが
ユーラシアが分裂したことに伴い黒海沿岸から撤兵し、以後沈黙を保つことになる。
相対的第1位となったことによってプラントから狙う打ちされることを避け
事態のイニシアティブを握る機をうかがう事にしたのである
だが、デュランダルの打った手により彼らもまた混乱にまきこまれることになる

[118 １ 24/08/20(火) 00:00:10]

そしてオーブ

再構築戦争以来の核兵器使用における被爆国となったオーブは

直接間接を含めた死者が十数万に上っていた。

首都での核兵器使用にもかかわらず被害がこれだけで済んだのは僥倖とすら言えたが

それを喜べる状況でもなかった。

オノゴロに拠点を抱える軍並びにモルゲンレーテ社を除き国家中枢が消滅したのである国家として存続できているのが奇跡であった

これはカガリが宮廷革命においてセイラン派を一掃する際に備えて各種行政データを秘かにバックアップさせていたのが幸いした

[119 １ 24/08/20(火) 00:19:55]

ミネルバを皮切りに各国からの救援隊を受け入れ（大西洋連邦からも打診はあったがさすがに断った）

さらに地中海に残っていたタケミカヅチをスエズ経由で帰国させることに成功し、支援物資も届けられた

ブルーコスモスはスエズ司令部を「偽善」「裏切者」とののしったが、スエズは冷静に無視した

ユーラシアとの補給路が虐殺のせいで完全に分断された上にアフリカ各地で反連合活動が活発化する状態で悪目立ちするわけにはいかなかったのだ

一方オーブ国民は悲劇に涙して大西洋連邦への復讐を誓い、プラントと共に戦おうとの意見が日々を追うごとに強くなっていった。

ミネルバ艦長アーサー・トラインが>>41という経歴なこともありプラント並びにザフトへの好感度も上昇していた。

また、プラントでの広報活動が逆輸入される形で

「大西洋連邦の侵攻で家族を目前で失い、ザフトに入隊して戦い、一度は核攻撃を阻止しデストロイを撃破してタケミカヅチを救った」

英雄シン・アスカの名前も喧伝されるようになった。

勿論オーブの二大英雄となったアスラン・ザラ、キラ・ヤマトがそれぞれプラントにゆかりのある人物であることも大きかった

民意は親プラント、反大西洋連邦に傾き、さらには被爆時のカガリの言説を流用して救援活動を終えたら報復をすることは規定路線となりつつあった

[120 １ 24/08/20(火) 00:22:31]

中小国の反応がありませんが、彼らも地球連合から距離を取りつつあります
（プラントやオーブへの対応については各国別れます）

本日の投下はここまでとさせてください。
だらだらと書き連ねて申し訳ございません。。
次回は各キャラクターの動きに戻ります。
よろしくお願いいたします。

[121 二次元好きの匿名さん 24/08/20(火) 10:34:43]

投下乙です！

[122 二次元好きの匿名さん 24/08/20(火) 18:29:21]

お疲れ様です
ダイスのお導きとはいえロゴスは悪役として突き進んでますね
議長がマジで狼狽えた辺りアーサーの予言は敵にも当て嵌まったのかもしれない
オーブの被害は人災と分かってはいるけどゴジラみたいな怪獣が襲ったのかってぐらい強烈だよね

[123 二次元好きの匿名さん 24/08/20(火) 19:54:32]

コメントありがとうございます。

>>96

アーサーに対してはデュランダルの逆襲（無茶ぶり）も待っていますので頑張っていってもらいましょう

メイリンとは10歳差なのですが、したたかさは彼女が上のような…

>>121

>>122

直前に避難ダイスが走ったおかげで控えめになりましたが日本だと千代田区一帯が消滅したようなものですからね

そして、もう一つの懸念材料プラント過激派がアップしてきました。

本日も21時から再開予定です

よろしくお願いいたします。

[124 １ 24/08/20(火) 21:17:17]

投下を再開いたします。

よろしくお願いいたします。

オノゴロ島

オーブ国防軍司令部

総司令官室

　

背後にバルトフェルドを従えてラクスが入室

「よく来てくれたな、ラクス」

「いえ…」

親しい仲の両者だが、今は共に顔が強張っている

この部屋にはオーブ軍服に身を包んだキラ、マリュー、アスランが揃っている。

　　

皆、表情が優れない。

[125 １ 24/08/20(火) 21:21:01]

「来週、講和条約締結並びに今回の慰霊の為にデュランダル議長が来訪されることになった」

「その際にお前とミーアのことを明らかにするとのことだ」

「我が国も私とアスラン、そしてお前とキラのことを公表する」

「それは！」

「これは両国首脳、おまけにファウンデーション王国まで巻き込んで議論した結果だ。受け入れてくれ」

「ミーアさんはどうなります？」

「彼女は矢面に立って謝罪するそうだ。騙してすまなかったと」

「隠棲して穏当に暮らす道も示したが、彼女は謝罪が受け入れられて、今後も歌う機会が残される可能性に賭けるそうだ」

「誹謗中傷が付きまとう苦しい道だろうにな」

「正直好感は抱いていなかったが見事な覚悟と言わざるを得ない」

[126 １ 24/08/20(火) 21:31:28]

「彼女の歌への情熱と執着は私などでは及びもしません」

「では、私もその場に」

「ラクス！」

「キラ！」

ラクスの下に駆け寄ろうとするキラを止める

「いいのか、お前も非難の的になるぞ」

「元より。私が二年前にラクス・クラインを投げ捨てた事が始まり」

「望んでのことではないにせよ、責任はとらねば」

「幸い布石は打ってありますからミーアさんの歌を途切れさせません」

「そうか。では、これが台本だ。こう言っては何だがお前とミーアのことは前座に過ぎん」

「本命は…」

「対ロゴス大同盟？」

[127 １ 24/08/20(火) 23:04:52]

「ああ、議長はこのオーブの惨状を背にロゴスの存在を明らかにし糾弾する予定だ」

「そして、彼らロゴスを倒すための大同盟をぶち上げる」

「参加国は盟主のプラント、大洋州連合、ファウンデーション王国、西ユーラシア（仮称）、そして我がオーブだ」

「そうですか…やはり中立を保つことは…」

「できなかった。国民自体が望まなかった。私が説得できなかったんだ」

「カガリの」

【「皆の怒りはわかる。私も同じ気持ちだ。奴には、ジブリールとブルーコスモスには相応の償いはさせる。だが今は…」】

「という言葉も大西洋連邦への報復攻撃の根拠として使われちゃってるしね」

[128 １ 24/08/20(火) 23:06:46]

「それだけじゃないさ。先の大戦での侵攻やその後の占領時代も含めて国民の怒り…いや、怨念が溜まっていた」

「その感情を抑えるには理念だけでは…まして今度やられたことがあまりにも酷過ぎる」

「核を、それも自国の大使館に設置とは掟破りにもほどがある」

「正直オーブの国民は内心絶対に大西洋連邦とブルーコスモスのことを許さないだろうさ」

「…その件でも妥協せざるを得なかった。オーブでも民衆扇動罪が導入されることになった、実質的に反ブルーコスモス法だ」

「今後はコーディネーターあるいはハーフコーディネイターに対する憎悪を煽る言動は厳格に禁じられ、その思想を流布する事も禁じられる」

「勿論コーディネイターがナチュラルへの憎悪を煽る事もだがな」

「是非はともかく思想を取り締まることなどしたくはなかった」

「だが、むしろ公法で裁かねばリンチが横行すると想定されたこともあって押し切られてしまった」

「（後世、カガリさんはアスランと結婚するためにその法律を作ったと中傷されることになるのでしょうね）」

「（いえ、それはキラや私を傍に置いたからと言われるかも）」

[129 １ 24/08/20(火) 23:18:07]

「ラクス、あまり考えすぎるな。それとお前を憂鬱にさせるのはそれだけじゃない」

「オーブは対ロゴス大同盟に参加するにあたって派遣軍を編成する」

「陣容はアークエンジェル、タケミカヅチ、護衛艦8隻だ。ユウナに任せられたのとは比べようもない陣容だな」

「派遣軍司令官はキラ・ヤマト准将」

「カガリさん、それは！」

ラクスを無視して続ける

「幕僚長はトダカ一佐。先の黒海派遣軍でもユウナを補佐し、私の命によってユウナを捕縛して降伏し将兵のほとんどを連れ帰ってくれた男だ」

「タケミカヅチの艦長も兼任して水上艦艇の指揮を一手に引き受けさせる。キラも彼を頼れ」

「うん」

「トダカ一佐は厳格だが気さくな所もある人だ。ミネルバに一時的に乗り込んでいたから気心も知れているし、ザフトとの交渉は任せておいて大丈夫だ」

[130 １ 24/08/20(火) 23:33:30]

「わかった。でも、僕もミネルバを訪れるつもりだよ。ムウさんのこともあるし」

「……」

「それにラクスもミネルバに乗るしな」

「はい？」

「待って、ラクスも一緒に戦場に行くの？」

「そりゃ、まだザラ派残党の過激派が狙ってるからな。いつも私の傍に居させることもできない以上一緒に連れていくしかないだろ」

「そりゃそうかもしれないけど、だったらアークエンジェルに」

「それだとラクスもアスラン同様にプラントを棄てたとみなされる。そもそもラクスはこのオーブでいかなる意味においても公的な職にはついていないぞ」

「アークエンジェルに積極的に乗せる理由もない」

「だったら、ザフトの軍艦にだって」

「ミーアがやっていた慰安ライブをラクスもするというのが建前の理由だ。実際はプラントの民衆にラクスにまで見限られたと思わせないためだな」

[132 １ 24/08/20(火) 23:38:10]

「で、でも」

「諦めろ、キラ。ラクスに甘えて籍を入れていなかったお前が悪い。待たせ過ぎじゃないか？」

「籍さえ入れていれば夫婦という事でゴリ押しもできたんだ」

「…だったら、僕もミネルバに」

「何を言うか。お飾りでも総司令官だろ、旗艦アークエンジェルでどっしりと座っとけ」

「あとはMS隊総隊長にアスラン・ザラ二佐。ババたち、あとはお前の猪突に従ったアストレイ部隊を直属に付けるからな」

「わかった」

「今度は命令無視をするなよ」

「善処する」

「ラクス、すまないが、ここは聞き分けてくれ。シンやアーサー、ルナマリア達にお前ん事は頼んでおく」

「随分買ってるんだね、そのシンって子」

「そりゃ、お前と違って可愛い方の弟だからな」

「君が妹だよ」

「残念だな、キラ。もう官報にお前は私の弟と掲載済みだ。ここオーブではお前は私の弟と確定済だよ」

[133 １ 24/08/20(火) 23:39:46]

本日の投下はここまでです。
書き溜めが足りなくてとぎれとぎれの投下でご免なさい

[134 二次元好きの匿名さん 24/08/21(水) 07:08:11]

>>133

投下乙です～

[135 二次元好きの匿名さん 24/08/21(水) 09:24:42]

>>132

キラ「納得いかない…」

そういえばまだメンデルは調べてないっけ？

メンデルの奥で僕の本当の父親が遺した｜あにまん掲示板

[136 二次元好きの匿名さん 24/08/21(水) 11:15:55]

>>133

お疲れ様です　

各々変化する時代に対して対応しないといけないのは悲哀を感じるものはありますが、生きてさえいれば希望はあると思う　生きてさえいればね

そんな一幕でした

[137 二次元好きの匿名さん 24/08/21(水) 14:43:03]

果たしてムウさんの記憶回復フラグは立つのか

[138 １ 24/08/21(水) 19:17:07]

コメントありがとうございます。

>>134

>>135

ダコスタさんが探りに行ってるでしょうけど何か出てくるかなぁ

保志さん以外に味方がいないな、キラ！

>>136

ラクスはミーアを救うために地獄の道行きを覚悟しました。

なお、議長は責任を取って政界引退して悠々自適の生活を夢見ている模様

>>137

原作のアカツキ登場にどうやれば持って行けるのか悩みどころです

本日も21時から投下予定です。

「英雄たるの代償」というショートエピソードの集まりになると思います。

それが終わったら明日以降デュランダル議長の演説ですが、

フルでやるべきか、変わった所だけのダイジェストで行くかちょっと悩んでます　

[139 １ 24/08/21(水) 21:05:19]

投下を再開いたします。

よろしくお願いいたします。

【英雄たるの代償イザーク編】

「しばらくプラントに戻るな、と？」

「そうよ。私もできるだけアプリリウスから遠ざかりたいところだけど、そうもいかないの」

「あなたはそちらでできるだけコネクションを拡げておいてくれないかしら」

「できれば一時的にでも身を寄せられるぐらいの関係性を確保できるぐらい」

「…何を始められる御積りです？」

「質の悪い祭りが始まるから巻き込まれる前に身を隠したいの」

　　

「母上！」

[140 二次元好きの匿名さん 24/08/21(水) 21:12:42]

イザークまでオーブに雲隠れするか…
ディアッカが喜ぶな

[141 １ 24/08/21(水) 21:13:21]

「あなたは何があってもミネルバにとどまる事、いいわね」

「あなたは私の子でそれ故にあの連中にとってはいい神輿だわ」

「だから何があろうとミネルバの隊長としての任を全うしなさい。それがプラントそして私の為でもあるわ」

「母上…」

「私にも柵はあるという事よ。それにしても…ギーベンラートのとこのお嬢さんがもう少しあなた好みだったら話に乗ったふりぐらいはしてあげてもよかったのに」

「母上！？」

「あのお嬢さんじゃ無理にくっつけても孫の顔見る前に喧嘩別れでしょうし…」

　　

「母上ぇええええ！！」

「…シホ、アピールしとけば？」

「いえ、この状況ではまともに取り合っていただけないかと」

「経験は語るかぁ…」

[142 １ 24/08/21(水) 21:21:21]

【英雄たるの代償アグネス＆アーサー編】※このスレ独自の解釈が強いです

「それで、私は山ざ…シンとトライン艦長の釣書は突き返してもいいのね？」

「はい、是非お願いします、アグネスさん。シンにはお姉ちゃんがいますし、艦長には私が行きますから」

　

「私は助かるけど、アンタたちは姉妹揃ってゲテモノ…男の趣味が変わってるのね」

「なんだかんだとアカデミーからつるんでたルナマリアはともかく」

「なんであんたは10歳も年上の、武功はともかく世渡り下手な冴えない男に？」

「私とお姉ちゃんに共通しているのは伴侶に選ぶなら誠実で裏切らない人という点ですかね」

「あとはなんだかんだと世話を焼きたがる点でしょうか」

「その観点からだと艦長は高評価ですよ」

「お人よしが過ぎるので恋人としては物足りないとも思ってたんですけど可愛い人ですし」

「家庭を営むなら、一緒にいてくつろげる人がいいですから」

「それに、最近あれはあれで刺激的な所もある人だと分かりましたし、ま、ありかなーと」

[143 １ 24/08/21(水) 21:29:58]

「そんなものなの？わかんないわー、その感覚」

「まぁ、蓼食う虫も好き好きと言うじゃないですか」

「それよりも、気を付けてくださいね、アグネスさん」

「何を？」

「シンと艦長という選択肢を削ったら、ご実家はジュール隊長を何としても落とすように厳命してきますよ」

「手段選ばず既成事実先行させても文句が無いどころか推奨する勢いで」

「え！何でよ？」

「まぁ、>>113でザラ元隊長に代わるザラ派の神輿になってもらうためですねぇ」

「私がラクス・クラインに代わってプラントのお姫様になるってこと？」

「ザラ派にとってはそうですねぇ。問題はザラ派が泥船って言う点ですけど」

「マジ？」

[144 １ 24/08/21(水) 21:49:21]

「ジュール隊長の母君でかつてのザラ派No2のエザリア様がジュール隊長に帰ってくるなと厳命し」

「ご自身もアプリリウス脱出を計画されている程度には先が無いかと」

「え？エザリア様とジュール隊長が距離を置くという事は…」

「アグネスさんがザラ派の女王様になって」

「ラクス様を筆頭としたクライン派にジュール家、エルスマン家、それに私たちデュランダル派を相手に真っ向勝負ですね💛」

「勝てるわけないでしょ！ホンッとに泥船ね…どうすれば逃げられるかしら」

[145 １ 24/08/21(水) 21:57:15]

「幸い、今のアグネスさんの上司はヴェステンフルス隊長で、FAITHじゃないですか」

「つまりはガチガチのデュランダル派です。というか、だからアグネスさんも色分け上デュランダル派なんですよ一応」

「そ、なの？まぁ、一緒に広告塔やってたしそんなものか」

「だから、ヴェステンフルス隊長に相談すれば悪い事にはならないと思いますよ」

「月光のワルキューレなんて二つ名持ちなんですし」

「そうね。隊長を落とすというのもいいかもしれないわ。メイリン、ありがとね」

「じゃ、行ってくるわ」

「あ、切っちゃったか。相手はFAITHなんで一筋縄じゃいかないと思うんですけどね」

[146 １ 24/08/21(水) 22:04:51]

「メイリン、すまないけどいいかなぁ」

「はい、どうされましたか、艦長」

「うん、さっき救援活動から戻ってきたシンの様子がおかしかったと聞いてさ、気になって探しているうだけど見つからなくて」

「それなら、さっきお姉ちゃんが向かいましたから大丈夫です」

「そうか。そうだなーじゃあ2時間ぐらいしてからもう一度探しに行こう」

[147 １ 24/08/21(水) 22:10:34]

「シンのメンタルケアならお姉ちゃんに任せていただければ…」

「そうだね。シンに寄り添って励ますのはルナマリアに任せるさ」

「でも、シンが負っただろう心の傷は任務の中で得たものだ」

「だったら、シン自身が人間として立ち直るだけじゃなくて」

「上司がザフトの軍人としての評価という点から背中を押してあげるべきなんじゃないかと思うんだ」

「艦長、シンに甘くありません？」

「そうかな？そうかもね」

「でも、アスランがいなくなった今シンにはザフトの英雄として皆を鼓舞してもらわなきゃならない。重圧だよ」

「だから、年長者として、上司として支えてあげたいじゃないか」

[149 １ 24/08/21(水) 22:18:55]

一旦離席します
再開は23時予定です

[150 １ 24/08/21(水) 22:20:15]

「むー、シン以外にも悩みを抱えている乗組員はいると思うんですけど、贔屓だなー」

「え？皆のメンタルケアには気を配っているつもりだったんだけど誰か落ち込んでいるのかい！？」

「はい、ここに、先日お見合い相手にギュッとしてあげたら目を合わせてもらえなくなって、モヤモヤした気分で悲しい女の子が一人いまーす」

「へ？いゃ、あのだね、そんなつもりはなくてですね…ごめんなさい」

「じゃあ、こっちでお話ししましょう、艦長、2時間ほど💛」

「え、あの、いや、ちょっとっ」

艦長は姉不在のホーク姉妹の部屋でルナマリアが帰ってくるまで会話を（メイリンは）楽しみました。

[151 二次元好きの匿名さん 24/08/21(水) 22:25:39]

【CP注意】が仕事してる…
イイゾイイゾ

[152 １ 24/08/21(水) 23:07:43]

投下を再開いたします。

【英雄たるの代価　シン編】

ミネルバ

医務室

「…ルナマリア、シンの部屋に行ってくれないか」

「俺が下着を取りに戻ったら落ち込んでいてな…訳は聞き出せなかったんだが、お前なら…」

「わかったわ。　本当に世話が焼けるんだから」

「…頼んだぞ」

[153 １ 24/08/21(水) 23:17:20]

シンとレイの部屋

　

ドアをノックしながら

「シン～入るわよー」

「あ、ルナ、ちょっと待って…」

「なーにぃ？おねーさんに見られたら不味い物でも隠して…シン、貴方、泣いて！？」

「泣いてない！何でもないんだ、ちょっと待って…」

枕に顔を伏せようとするシンをひっくり返して抱き起し、胸に抱きかかえる

「ほぉーら、いい子いい子―。シン、いいの、泣きたいときは泣いてもいいの」

「私がいくらでも抱きしめてあげるから、いくらでも泣きなさい」

「そして、落ち着いたら何故泣いているのか理由を聞かせて」

[154 １ 24/08/21(水) 23:22:24]

「うん、実は…」

シンはぽつりぽつりと話し始めた。

それは、救援活動で物資輸送をした時のことだった。

幼い少女に声を掛けられたのだ。

広報で推されていることもあって声を掛けられることも多くなっていたので気軽に応じたシンに素朴な疑問が突きつけられた

「おにいちゃん、ファウンデーションを核から守った人でしょ　オーブ出身なんだよね」

「なのに、なんで、オーブを守ってくれなかったの」

[155 １ 24/08/21(水) 23:35:44]

シンは膝から崩れ落ちそうになるのをこらえた。その後何か答えを返せたようだが細かい事は覚えていない。

何とか任務を終えて帰りついてからは部屋で自問自答を繰り返していた。

答えは出せなかった。ただ、少女の願いをかなえるどころか答えを返すこともできなかったのが悲しかった

「そんな、シンは頑張った、頑張ったじゃない。シンがデストロイを倒したから黒海の人たちは焼かれずに済んだ」

「核ミサイルを止めたからイシュタリアの人たちは今も元気よ」

「だから、」私はシンがみんなのために頑張ってるの知ってるから」

「知ってる…から」

ルナマリアも共に泣いてあげることしかできなかった。

二人は泣き止んだ後も二時間ほど抱き合って過ごしました。

[156 １ 24/08/21(水) 23:45:05]

【英雄とは、強き者、未来に向けて歩む者】

ルナマリアが部屋に返ってきたのですっごく怪しまれながらもホーク姉妹の部屋を退出して

シンの部屋を訪れたアーサー。事情を聴く。

「俺が弱いからあの子の家族を守ってやれなくて…」

「俺はこれ以上誰かから家族が奪われない為に、戦争のない世界の為に戦っているはずなにに」

「弱くて…」

「シン、それは違うよ。本当に弱い人間というのはいざという時に足がすくんで動けないんだ」

「でも、君は自分や仲間の為だけじゃない、見知らぬ誰かの為に戦う事が、動くことが出来る」

「君は強いよ、シン胸を張るんだ、君は強い、ミネルバの、いやザフトの誇りだよ」

[157 １ 24/08/21(水) 23:49:36]

　

シン、涙をぬぐって、

シン「インパルスから降ろそうとした人がそんなの言いますか」

アーサー「言うよー君子豹変すというからね」

シン「易経ですか、でも今は考え方をころころ変えると悪い意味で使う事の方が多いんですよ」

アーサー「ああ、軍人には不変の信念が必要ってやつか…」

アーサー「でも、その結果がユニウスセブン落下とかまで振り切れる人がいる世の中じゃ、本来の意味でいいじゃないか」

アーサー「それにしても、教養があるんだなシンは。僕は易経なんて東アジア共和国の背景思想を知るための士官教育で読まされるまで知らなかったよ」

シン「趣味が読書ぐらいしかなくて…」

アーサー「いや、人生を豊かにする趣味があってうらやましいよ。僕は甘味巡りぐらいだからなぁ…」

アーサー「それも本来は女の子とのお付き合いに生かせないかなーという下心から始めた奴」

シン「へー、ちなみに成果は？」

アーサー「僕は今独身だよ、ま、ちょっと体重が増えたぐらいかな。ストレス解消になるから別にいいんだけどねー」

シン「はー（あ、これ、友人たちのサポートで情報提供だけさせられたパターンだ）」

アーサー「艦長に昇格した事だし僕も本格的に読書を始めてみるかな。読みやすい本があったら教えてくれないかな」

シン「あ、はい。わかりました（どんな本がいいかな、本を語れる人が増えるかな。あ、あと甘味屋の事メイリンに教えなきゃ）」

[158 １ 24/08/21(水) 23:53:10]

本日の投下はここまでです。
ネオたちの出番がありませんでしたが演説後に彼らの状況を投下いたします。

しかし、今回の投下で英雄たるの代償と言いつつ支払ったのはしんだけだったような気もします
それではまた明日に

[159 二次元好きの匿名さん 24/08/22(木) 09:49:44]

投下乙であります

[160 二次元好きの匿名さん 24/08/22(木) 12:17:37]

お疲れ様です
アーサーも言ってた事だけどアスランがいなくなったからシンはその分責任を自覚する機会が増えたのだろうね　
幼い少女にパーフェクトかは知らないけどしっかり回答したのはトダカさんみたいで良い軍人さんだよ

というか今回オーブで犠牲が出た理由は要は氏族の内輪揉めの延長だから元だとしてもオーブ国民なら下手に答えたくない質問だよ

[161 二次元好きの匿名さん 24/08/22(木) 19:02:36]

そうなる未来になるか分からないけど
ホーク家は娘達が連れてきた彼氏が有名人だったら
何を思うのだろうね　
根は誠実だから悪い関係にはならないと思いたい

[162 １ 24/08/22(木) 20:01:43]

本日は急の残業が入りましたので投下をお休みいたします。

ごめんなさい。

コメントありがとうございます。

>>140

彼女はアークエンジェルに合流してますので理由をつけていきたがりますよ

コネクションを増やすのがイザークへのママの課題なので苦虫つぶしつつOKします

本人はラクスや彼女に合いに頻繁に来るキラの相手ですが

>>151

アサインとシンルナでついた注意が本格的に仕事をする日が来るとは…ｗ

>>159

>>160

シンはヒーローごっこのヒーローのように華麗に故郷を守る事がこのスレでもできなかったのです

>>161

シンはまだしもアーサー連れてきたら驚くでしょうね…

[163 二次元好きの匿名さん 24/08/22(木) 21:25:49]

シンの読書のジャンルは未だに謎なんだっけ

[164 二次元好きの匿名さん 24/08/22(木) 22:02:01]

シンは義兄になるかもしれないからね
アーサーはやるべきと思った事をやるだけで色んな人の心に入り込むのは恐るべし
ダイスの巡り合い次第とはいえ艦長に昇進しても不思議じゃないの説得力がある

スレ主に対して揚げ足を取るつもりはないのだが
コルシカ条約とジュネーブ条約はどう違うのだったか誰か教えて欲しい

[165 １ 24/08/22(木) 23:30:47]

>>164

コメントありがとうございます。

やるべきと思った事をやりとおせる人間というのも希少かもしれません（特に戦場では）

正直コルシカ条約の存在は忘れてました。

とりあえずアークエンジェルがラクス人質にとったのはダメみたいですね

ちなみにジュネーブ条約にも同種の規定はあり

第二十七条〔被保護者の待遇〕

被保護者は、すべての場合において、その身体、名誉、家族として有する権利、信仰及び宗教上の行事並びに風俗及び習慣を尊重される権利を有する。それらの者は、常に人道的に待遇しなければならず、特に、すべての暴行又は脅迫並びに侮辱及び公衆の好奇心から保護しなければならない。

２　女子は、その名誉に対する侵害、特に、強かん、強制売いんその他あらゆる種類のわいせつ行為から特別に保護しなければならない。

３被保護者を権力内に有する紛争当事国は、健康状態、年令及び性別に関する規定を害することなく、特に人種、宗教又は政治的意見に基く不利な差別をしないで、すべての被保護者に同一の考慮を払ってこれを待遇しなければならない。

４もっとも、 紛争当事国は、被保護者に関して、戦争の結果必要とされる統制及び安全の措置を執ることができる。

です。ラクス人質は１～３項に抵触してますが、第4項で言い逃れできそうな気もします

[166 １ 24/08/22(木) 23:37:39]

このスレでは再構築戦争で色々とあった（日本人がソロモン諸島に大量に移住するナニカ）のでアップデートされたのがコルシカ条約とします。
ジュネーブ条約では27条に位置していた内容がコルシカ条約では4条にまで前倒しされているという事は、それだけ民間人を人質にする事象が多かったんだろうなぁ、とかCE世界の闇が深くなった気もしますがそれはこのスレの解釈であって
実際のCE世界では、民間人保護がかなり重視される人権意識の高い世界である可能性もあります。

[167 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 06:40:27]

なるほど…

[168 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 09:37:32]

スレ主ありがとうございました
本編や映画のCE世界は激動すぎるだけで本来なら結構平穏な可能性もあるわけか
やはりだけどジョージ・グレンは功罪入り混じる人だよね

[169 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 19:20:26]

待機ー

[170 １ 24/08/23(金) 19:31:41]

コメントありがとうございます。

>>163

ですねぇ。あにまん含め二次創作では「星の王子様」などが上げられているのを見た記憶がありますが

読み専なのか自分でも書くのかも不明です

>>167

>>168

あとはジュネーブ条約では中立国の国民と交戦国の国民では立場が違い、まず中立国の人々を守る規定が先に来ています。

CE世界では中立国の立場が現実世界より厳しいという考え方も…

ジョージ・グレンはアストレイで存命？中ですが「責任感じろ、お気楽めー」と言いたくなります

いや、悲劇の人でもあるのですが

>>169

本日は21時から投下再開予定です。

よろしくお願いいたします。

[171 １ 24/08/23(金) 21:10:10]

投稿を再開いたします。

よろしくお願いいたします。

オーブ連合首長国

オノゴロ島

慰霊式典会場

　

「皆さん、私はプラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルです」

「我等プラントと地球の方々との戦争状態が解決しておらぬ中、突然このようなメッセージをお送りすることをお許しください」

「ですがお願いです。どうか聞いていただきたいのです。私は今こそ皆さんに知っていただきたい」

その放送は講和条約締結と慰霊の為に訪問していたオーブから全政界に向けて発信された。

デュランダルの口から、連合軍の悪業の数々が語られる。

[172 １ 24/08/23(金) 21:16:57]

ユーラシア西部を蹂躙するデストロイ

「この巨大破壊兵器は何の勧告もなしに突如攻撃を始め、逃げる間もない住民ごと幾つもの都市を焼き払い尚も侵攻しました」

「我々はすぐさまこれの阻止と防衛戦を行いましたが、残念ながら多くの犠牲を出す結果となりました」

「連合側の目的はザフトの支配からの地域の解放ということですが、これが解放なのでしょうか？」

「こうして住民を都市ごと焼き払うことが！」

「和平を望む我々の手をはねのけ、我々と手を取り合い、憎しみで討ち合う世界よりも対話による平和への道を選ぼうとした」

「ユーラシア西側の人々を連合は裏切りとして有無を言わさず焼き払ったのです！子供まで！」

「何故ですか？何故こんなことをするのです！平和など許さぬと！戦わねばならないと！誰が！何故言うのです！

「何故我々は手を取り合ってはいけないのですか！？」

[173 １ 24/08/23(金) 21:28:14]

「あまつさえ、かつて構築戦争において世界を焼き、以後禁忌とされたはずの熱核兵器の地球上での使用にまで手に染めた!」

イシュタリアへ向けて放たれた核、それを阻止するミネルバとインパルス。

　　

「ファウンデーション王国で使われた際には阻止することが出来ました」

「その戦いで指揮を執った者の言を借りるならば、人類の最低限度の尊厳は守られたのです」

「ですが、連合軍、そして間違った危険な存在とコーディネイター忌み嫌うあのブルーコスモスは更なる非道を行いました」

「彼らは平和を求め連合からの離脱を宣言したここオーブにも先ほどの巨大破壊兵器を放ち、それを阻止されると熱核兵器を起爆させたのです」

オーブに迫るデストロイ

舞い降りた剣するセイバー、フリーダム

　

そして、

[175 １ 24/08/23(金) 21:32:33]

「悪辣にも今度は阻止されないように自国の大使館に設置した核を！」

「これは国際社会、いえ、平和に向けて積み上げられてきた先人の英知、そして尊厳を踏みにじる人類への最悪の裏切り行為です」

「これは連合の、ユーラシアの、大西洋連邦の国民の意思でしょうか。違います！」

「では、ブルーコスモスの？いえ、彼らもまた平和な世界にだけはさせまいと暗躍する者達の創り上げた存在に過ぎないのです」

「常に敵を創り上げ、常に世界に戦争をもたらそうとする軍需産業複合体、死の商人、ロゴス！彼等こそが平和を望む私達全ての、真の敵です！」

[176 １ 24/08/23(金) 21:43:26]

「そして、今こそ私は、ギルバート・デュランダルはプラント最高評議会議長として皆さまに謝罪し懺悔せねばなりません」

「私は彼らロゴスの手がプラントにも伸びていることを察知しながら、力不足により後手に回っておりました」

「そして、私の独断で皆様を偽ってまいりました」

手を指し示すとその先には

普段と違い強張った表情

その背後から…

[177 １ 24/08/23(金) 21:48:44]

「彼女の名はミーア・キャンベル。先日の復帰以来ラクス・クライン嬢のステージスタッフとしてクレジットされております」

「これまでラクス・クライン嬢に代わり数多くの慰問に携わり、歌と言葉を届けてくれてきました」

「ラクス嬢を、プラントの平和の歌姫を守るために志願してくれた影武者です」

「（え、あれ、議長？ここで私が騙してすみませんとカミングアウトする段取りでは）」

「私はロゴスの手がプラントにまで及んでいることを察知し内偵を進めていました」

「その中でザフトの一部がオーブに隠棲し療養されていたラクス・クライン嬢暗殺を謀っていることを察知しました」

「（台本と違いますわね…今は拝聴しましょう）」

[179 １ 24/08/23(金) 21:52:14]

「彼らはアスラン・ザラ不在の機を狙い、オーブでラクス嬢たちを匿っていた民家を襲撃して皆殺しにすることを計画していました」

「アスランとオーブの繋がりを断ちプラントに呼び戻して自分たちの傀儡にすることを目論んでいたのです」

「彼らは自分たちがパトリック・ザラの後継者と自認していましたが経済的な支援という形でロゴスの影響下にあります」

「そうしてロゴスは両陣営から戦争をコントロールしようとしていたのです」

[180 １ 24/08/23(金) 21:57:12]

プラント

　　

カナーバ「馬鹿な！やり過ぎだぞ、デュランダル！！今、そんなことをしたらプラントは…」

端末が鳴動する

エザリア「…やって、くれたわね？」

カナーバ「待て、私も…否現職の評議員たちにすら一言の相談もないはずだ」

エザリア「でしょうね。私は、今、アマルフィさんとお話していたの…」

エザリア「ご子息のことを偲ぶためだったのだけど、もうこうなっては仕方ないわ。一緒に逃げましょう」

カナーバ「あては？」

アマルフィ「有事に備えてターミナルからエターナルを呼び戻していた」

アマルフィ「それに乗って月艦隊のゴンドワナに合流する。あの艦はデュランダルのシンパが固めている」

エザリア「ウチの愚息が乗り組んでいたボルテールとルソーにも手をまわしてあります」

カナーバ「では、先日の打ち合わせの場所で。貴方に良識があって助かった」

エザリア「ええ、どういたしまして。お待ちしていますわ」

[181 １ 24/08/23(金) 22:08:01]

「そして、ラクス嬢暗殺計画はＭＳ数機を含むザフト特殊部隊によって実行に移されました」

「幸い、その邪悪な企みは【砂漠の虎】バルトフェルド元隊長とアークエンジェルによって砕かれました」

　

「ロゴスの魔の手が連合のみならずプラント、そしてオーブにまで伸びていることを察した彼らは」

「国民を人質に取られ意に添わぬ結婚を強いられていたアスハ代表を救出すると共にアスランを私の元に使わしたのです」

「我々は連合、そして互いの国、否世界全てに潜むロゴスと戦うために共闘を選びました」

「本来はラクス嬢も彼と共に帰国するはずでしたが彼女は（心に傷を負ったキラを看病するために）病床にありました」

「ロゴスの手先をあぶりだす為、そして病床（の傍でキラの世話に専念中）のラクス嬢を守るために」

「ミーア嬢が志願し整形して影武者を務めたのです」

「（成程時間軸を入れ替えたりしてなんとか直接的な嘘を回避しているのですね）」

[182 １ 24/08/23(金) 22:14:33]

「アスランはこの時既にカガリ姫との交際を始めていましたが」

「ロゴスの手先をあぶりだすためにミーア嬢との恋人の演技を承諾してくれました」

「彼に対する【裏切者】【不実】という批判は私が受けるべきものです」

「また、この時彼は既にオーブ軍の三佐でありましたが、ロゴスとの戦いの為と力を貸し続けてくれました」

「彼アスランの義侠心と愛郷心、そしてカガリ姫の平和を希求する志とプラントへの友情に感謝いたします」

「それと共に皆様を欺く形となったことをこのギルバート・デュランダルは深く陳謝いたします」

「また、ファウンデーション王国の協力まで得ながら、アーモリーワン襲撃、ユニウスセブン落下」

「そして戦争と彼らの蠢動を止められなかったことを謝罪いたします」

「そうです、昨年から続く一連の悲劇は全て彼らロゴスのたくらみなのです！」

[183 １ 24/08/23(金) 22:20:32]

ファウンデーション王国

首都イシュタリア

「…そうですね、アーモリーワン襲撃、ユニウスセブン落下と過激なザラ派に支援を行ったのは」

「私とロゴス（に議長の指示を受けて潜入中の）工作員ですから、ロゴスの仕業と言えなくもありませんね」

（目が据わっている）

「ギル坊め、自分のやった事も都合の悪いことは全てロゴスとザラ派に擦り付けおった」

「流石というべきかの…行き当たりばったりが過ぎる気がするが」

「ライブ感覚で生きておいでというか、そのなんとも…」

　

「デュランダル議長はいつもそうなんです。前日になってからの仕様変更だとか、思い付きの新要素だとかそんなのばっかり…」

「私とアーサーがどれだけ苦労したか…」

「お、おう…気を確かに、イングリット」

（帰ってきてデスマーチばかりなのに明るいのは私が隣にいるからだけではなく、本当の修羅場に比べればマシだからか）」

「そこまでか…苦労を掛けたの…イングリット」

（もう、こやつをオルフェの妻にして国政丸投げしてもよい気がしてきた）

[184 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 22:21:56]

オルイン万歳

[185 １ 24/08/23(金) 22:26:59]

「私が心から願うのはもう二度と戦争など起きない平和な世界です」

「よってそれを阻害せんとする者、世界の真の敵、ロゴスこそを滅ぼさんと戦うことを私はここに宣言します！」

ここでロゴス大同盟の結成が宣言される。

当初予定されていたプラント、大洋州連合、ファウンデーション王国、西ユーラシア、オーブの5カ国に加えて

汎ムスリム会議、赤道連合、そしてアフリカ北西部のいくつかの自治区が義勇兵派遣という形ではあるが参加してきていた。

「デュランダル！デュランダル！デュランダル！デュランダル！」

怒りと憎しみを叩きつけて良い、邪悪を提供された民衆は熱狂した。

そして、その熱狂そのままにロゴスをサンドバッグにすべく動き出したのである。

その混乱は全世界を巻き込んでいった、連合も、プラントも、中立国も。

[186 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 22:32:25]

稀代の扇動家(ライブ感で生きてる)議長はさすがだし
イングリットさんが報われ……報われ？そうでよかった……
ギル坊やの所業には流石の母上もドン引きで笑った

[187 １ 24/08/23(金) 22:32:35]

慰霊式典会場

舞台裏

「なんだね？段取りと違う？フ…今まで苦労してきた君たちが余計な苦労を背負う事もあるまい」

「みんなで幸せになろうじゃないか」

　

ラクス「私とミーアさんにお気遣いただいたことには感謝しますが、いつか刺されますわよ？」

ミーア「（議長はまた行き当たりばったり…）」

ラクス「（微妙に真実が織り交ぜているのが質が悪いですわね）」

ミーア「（いつも、こうなんです…）」

ラクス「（苦労なさっているんですね）」

ミーア「（でも、、みんなが幸せになるためにお考えになってのことなので怒れなくて）」

ラクス「（ああ、なるほど。本当に質が悪いですね）」

[188 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 22:42:25]

議長、お前…！
途中までは（ミーアにバッシングが飛ばないようにしてるんだな、見直したで……）ってなったのにｗｗｗ

[189 １ 24/08/23(金) 22:46:12]

ギルバート・デュランダルは、

ミネルバ艦長アーサー・トライン並びにデストロイを撃破したクレタの英雄でオーブ移民者のシン・アスカにネビュラ勲章の受勲すること、

　

ラクス・クラインが対ロゴス大同盟事務局総長に就任する事を発表し、民衆に平和へ向けた取り組みへの協力を求めた。

また、オーブにおけるロゴス内通者で今はザフトの捕虜である元黒海派遣軍総司令官ユウナ・ロマ・セイランの引き渡しも公表された。

一方、オーブ連合首長国のアスハ代表は「しばらくは喪に服したい」としながらもアスラン・ザラとの婚約を公表。

併せて自身の双子の弟であり、伝説のフリーダムのパイロットであり、対ロゴス大同盟派遣軍総司令官であるキラ・ヤマト准将が

アスラン・ザラとは竹馬の友であり、先の大戦終戦以来ラクス・クラインと事実婚状態であった事も報道の追認という形で公表した。

　

プラントの王子様とお姫様の英雄カップルがそれぞれ、オーブのお姫様と王子様みたいな存在の英雄姉弟に娶られるという事態に

オーブ国民はどん底からの明るいニュースとして熱狂的に支持し、プラントでは感情が思考に追いつかず絶叫するものを多数出した。

[190 １ 24/08/23(金) 22:50:24]

そして、この放送の反応はそんな平和なものだけにとどまらなかった

軍警察

dice1d100=20 (20)　

ザラ過激派

dice1d100=29 (29)　

[191 １ 24/08/23(金) 22:58:17]

凶報はその日のうちに届けられた

「ギルバート、大変よ！」

プラントの首都アプリリウスでのクーデター発生の報であった。

「何故だ…逮捕の準備は万全だったはず」

「おバカ！ああいう発表は捕らえた後にするものでしょ！」

「段取り無視して、若い子にいいカッコするからです！」

「ウィリアムになにかあったら承知しませんからね！！！」

痛恨のうっかりミスのデュランダルの明日はどっちだ！？

[192 １ 24/08/23(金) 23:01:02]

MISSION13「オーブ奪回戦」並びに本日の投下はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました。
明日の昼までに次回予告と明日の投下予定をお伝えいたします。

[193 二次元好きの匿名さん 24/08/23(金) 23:04:03]

>>190

けっこう僅差w

[194 １ 24/08/24(土) 00:27:50]

あ、勘違いしてました。
もうとっくにMISSION13「オーブ奪回戦」は終わってました。
まだ、MISSION14の途中でした（予告に出したミーア暗殺？の判定してないですものねぇ）
次回予告投下はございません。失礼いたしました。

[195 二次元好きの匿名さん 24/08/24(土) 06:42:54]

微妙に抜けてるな

[196 二次元好きの匿名さん 24/08/24(土) 12:06:53]

お疲れ様です
議長は上に立たせると間違いなく暴走する人だよね
何処ぞの赤い彗星というわけじゃないけど分相応の立場じゃないとフルスペックを発揮出来ないよね
クーデターは起きてしまったのは仕方ないから
これもロゴスの仕業になすりつけておこう

[197 二次元好きの匿名さん 24/08/24(土) 12:52:08]

保身もあるのだろうけど擁護をしようとするのは
流石だけどここらでザラ派を鎮圧出来ないとブルーコスモスのような悪しき伝統になりそう

[198 １ 24/08/24(土) 14:24:48]

次スレを立てました。今夜の投下はこちらで行います。

【CP注意】これは胃痛枠の二人がpart13｜あにまん掲示板

コメントありがとうございます。

>>184

ルート完走が見えてきましたね、オルイン。

>>186

アウラも鬼ではないのです。毒親ですが。

毒親が姑にジョブチェンジするイングリットさんの将来はどっちだ

>>188

良心は残ってるんですよ、うん

>>193

軍警察が勝ってたらどこかの辺境に逃げ込んだ残党が反乱を起こす予定でしたが

>>195

1も抜けてたので議長を責めれませんｗ

>>196

まぁ、善意で暴走します。

「これ、こうした方がいいんじゃないか？」納期直前に仕様変更を指示するしゃちょー

>>197

今夜から鎮圧作戦ですがそうなるかダイスが知っています

本日は20時から投下予定です。

よろしくお願いいたします。

[199 二次元好きの匿名さん 24/08/24(土) 16:01:58]

楽しませもらってるから応援させて貰うよ

[200 二次元好きの匿名さん 24/08/24(土) 16:04:05]

200なら議長の演説が世界を救うと信じて