[閲注?][特撮][クロス]ナイトプール・フェスタにようそこ!(あにまんキャラやIF・クロス・オリキャラなどもOK!)(2)

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:31:39

    「謎の存在」が、いろいろな世界や時代からたくさんの特撮キャラを召喚しました。

    プールもあるし、ウォータースライダーもあるし、流れるプールもあるし、屋台も売店もある、楽しいお祭りのはじまりです! なお、水着や浴衣型の館内着は無料レンタルです! スパ施設もあるのでお風呂にも入れます!

    あにまんキャラやIFキャラ、クロスキャラ、オリキャラなどもOK!

    (なお、特撮系ではない別作品のキャラなどもOKです)

    同一キャラの別バージョンが複数いてもOK。

    若いバージョンや年上バージョンがいてもOK。

    この会場では本気で戦うことはできません。「謎の存在」にがっつりと妨害されます。万が一死んでしまった場合も、すぐに生き返らせられます。

    マナーを守って礼儀正しくこのスレをお楽しみください。

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:33:26
  • 3二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:37:26

    保守がてら質問!
    ナイトプールフェスタなだけあって何かイベントはあるんですか⁉︎

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:38:39

    前スレでまさかあのCPが再会するとは思わなかった…
    英寿ありがとう

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:39:32

    新スレだ、ありがたい
    まだまだ書きたいことあるんだ〜

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:39:46

    >>3

    (思いついたイベントがあったら提案してくれていいですよー)

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:40:45

    >>6

    大変おこがましいのですが、は、花火の打ち上げを是非…

    夏の夜の醍醐味じゃないですか

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:43:56

    ナイトプール・フェスタ会場の端のほうが、ピンクに輝きはじめた!
    (スタッフロボたち)
    「ケンカや格闘技が大好きな皆様! 闘技場ができましたので、そのなかでなら、思う存分バトルしてもかまいませんよ!」
    「ただし、殺し合いはダメですからね! 大ケガをした場合は治せますし、死んでしまった場合も生き返らせられますけど、わざと殺し合いをした場合は、ペナルティがありますので、そこらへんはよろしくね!」

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:46:43

    >>7

    (いえいえ、おこがましくなんかないですよ! 花火、了解です!)

    (ロボットたち)「皆さま! そろそろ、花火がはじまりますので、どうぞご注目ください! 今回は、花火と一緒に、音楽も流させていただいております!」

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:51:28

    ぐう聖ロボットありがてぇ…

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:54:43

    >>8

    ゴクオーくん「んじゃもし嘘つきが出たらそこでならウソ暴きしてもいいんだな?」

    天子ちゃん「ゴクオーくん⁉︎」

    英寿「おっ、ウソ暴きか?」

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:57:15

    >>11

    ロボットたちは顔を見合わせた。

    「・・・いいんじゃない?」

    「そうだね。じゃあ、とりあえずは、いいことにしまーす!」

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:00:58

    「なあ、なんか空曇ってないか?まっ黒だぞ」
    「さっきまで綺麗な夜空だったのにねー」
    「これじゃあ花火打ち上がってもなぁ…ん?何だあの赤く光ってるの」
    「違う…あれ、空じゃない…」

    モクモクモクモク…モクモクモクモク…

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:12:58

    一方、フェスタ会場の反対側では、ロボットたちがさまざまな人たちと押し問答をしていた!
    「私たちはフラメンコをしたいの!」
    「カラオケ! 神よ、我らにカラオケをお恵みください!」
    「・・・私たちはアイドルなのよ! 歌って踊れないアイドルなんて・・・」
    ロボットたちは、ぶんぶんと腕をふった!
    「もうちょっとだけお待ちください! いま、音を吸収する結界と歌って踊って楽器を弾けるイベント会場を作ってもらっているところですので!」

    そうして、その5分後。歌と踊りのイベント会場は完成した!

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:13:39

    >>12

    ゴクオーくん「ありがとねっ‼︎」

    天子ちゃん「ここではやめようよ、ゴクオーくん」

    ウソ暴きという言葉に騒然となる景和達

    景和「う、ウソ暴きって……」

    英寿「文字通りウソをゴクオーが暴いてそれ相応の罰を与えるんだよ。」

    袮音「でもゴクオーくんって閻魔様なんでしょ⁉︎怖いよ‼︎」

    ニヤッと笑う英寿

    英寿「なーに、自分の非を認めない嘘つきを一旦地獄に連行して嘘を吐く悪い舌を抜いて一時的に嘘をつけなくするんだよ。別に何か危害を加える訳じゃないさ。」

    道長「十分危害加えてるだろ……って花火上がらないな」

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:16:59

    (打ち上がった花火を星と勘違いして次々と呑み込んでしまうバキューモン)

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:18:15

    >>13

    ロボットたちが異変に気付いた!

    「ありゃりゃりゃ! ひょっとしたらバキューモンなの、あれ?」

    「あの方にはやく連絡を!」

    そうして、その数分後。

    その黒くて赤いなにかは・・・

    猫くらいの大きさの、黒くて赤い目のもこもこした姿になっていた!

    そうして、謎の声が響き渡った!

    『たまには、ほかの存在と遊ぶのも、いいんじゃない?』

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:20:06

    >>16

    >>17

    そうして、スモールサイズになったバキューモンは、どういう仕組みなのか、ぺっぺっと花火を吐き出しはじめた!

    「うひゃあああ!?」

    周囲の人たちやロボットたちや怪獣たちが、いきなり出てきた花火から逃げ惑う!

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:29:47

    (バキューモンの対処、早すぎたかな? 消しておこうか?)

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:31:13

    英寿「ちなみにベロバは肉体の維持ができなくなった後案の定地獄に送られ、ゴクオーに口に針を千本入れられてウソをつくたび全身を針で刺されたような痛みで悶え苦しんだ事があるらしいぜ。」
    道長「……」
    ゴクオーくん「いやああれは凄かったねっ‼︎」
    その時だった…
    景和「空から花火が⁉︎危ないっ‼︎」
    景和が声を上げ袮音や天子ちゃんを守り、3人も異変に気づく。
    英寿「やれやれ……こんな花火は聞いてないぞ?(創世の力でバリアを張る)」
    天子ちゃん「神様ってすごいな……」
    ゴクオーくん「こりゃすげぇ事になったな」

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:31:39

    >>19

    (いや大丈夫じゃないですかね?)

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:38:52

    「さあ、大人しくしろ。バキューモン」

    小さくなったバキューモンを、一つの屋台から出てきた老年の男性が抱きかかえる
    バキューモンはゴブゴブという音を鳴らして大人しくなり、男性の腕の中で丸くなる

    郷「この暗黒怪獣は、この郷秀樹が責任を持って預かります。どうかご安心を」

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:42:36

    とりあえずプール内を散策していた宝太郎
    宝太郎「ん?あれは……英寿達と知らない子だ……あっ‼︎」
    英寿達と合流しようとするも、花火が迫る‼︎
    宝太郎「まずいっ‼︎万物はこれなる一者の改造として生まれうく……」
    (錬金術で咄嗟にプールの水で花火を消火する)
    りんね「なんとかなったな、一ノ瀬」
    宝太郎「九堂も来てたの⁉︎」

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:56:02

    このレスは削除されています

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:58:06

    落下した花火で燃え広がった炎を、ミズノエノリュウたちが鎮めた
    水脈を司る龍神の権能をもってすれば、いかなる火災も初めから無かったかのように消え失せる

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:59:34

    >>22

    ゴクオーくん「あのネコカラスみてーな奴の仕業だったのか、とりあえず飼い主が来たし大丈夫じゃね?」

    英寿「どうやら天体レベルの大きさだったのがネコカラスみたいな大きさになったみたいだな」

    ネコカラス「ぼくっちあんな小さくないよ‼︎」

    道長「いや、人間に化ける前の事言ってんだろ?」

    景和「だけどここを襲うならあんな小さくなる必要はないんじゃ……」

    謎の黒い生物について考える一同…

    袮音「確かに景和の言う通りだよね……」

    天子ちゃん「あの子は、もしかして……」

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:05:23

    郷さん…何の屋台やってんだ…

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:08:18

    >>25

    宝太郎「もしかしてこいつもケミー⁉︎」

    目を輝かせて近寄る宝太郎

    りんね「絶対違う‼︎やめろ一ノ瀬‼︎」

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:27:13

    >>28

    ミズノエノリュウ(怪獣娘)「生まれた次元や種族は違えど、貴方や貴方の仲間と同じく地球で生きる者です。さあ、火災は消しました。存分に祭典を楽しみなさい」


    ミズノエノリュウも甲高い咆哮をあげて宝太郎やりんねを見下ろし、歓迎している様子

    一方で自分たちの総大将を「こいつ」呼ばわりされた地球怪獣たちの何体かが一瞬だけ、ジロリと宝太郎たちを睨んだ

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:40:02

    >>29

    スパナ「ほら見ろ‼︎ケミーな訳がないだろ⁉︎お前はケミーとそのほかの区別もつかないのか⁉︎笑えないジョークだ‼︎」

    りんね「ごめんなさい、一ノ瀬が失礼な事を……‼︎(無理矢理宝太郎の頭を下げさせる)」

    宝太郎「えっ……ケミーじゃないのって……スパナまで来ていたのかよ⁉︎」

    スパナ「気がついたらプールの中に落下していた。何があったのか……」

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:23:38

    >>26

    天子ちゃんは一瞬黙ると口を開く

    天子ちゃん「……あの子も、遊びに来たんじゃないかな」

    先程現れた謎の黒い生き物について天子ちゃんはじぶんなりの考えをまとめる

    景和「いや……あんな花火飛ばしたりボヤ騒ぎ起こしたのが遊びたいって……」

    袮音「英寿さっき言ってたよね、ここは誰でも幸せになれる場所だって。誰も不幸にならずに。だったら…」

    英寿は頷く。

    かつての仲間達と再会できた。

    そして神となった後知り合った一見少年の様に見えるが自分より遥かに長い時間を生きてきた閻魔大王が一番信頼した人間と再会した。

    英寿「そうだな……もしかしたら、な」

    道長「じゃあ何だよ、お前はあれと遊ぼうなんて言えるのかよ」

    天子ちゃんはさっきの騒動を思い出し顔から血の気が引く。

    もしあの花火が当たっていたら。

    天子ちゃん「……あの子は普通に遊ぶことが分からないのかもしれない、だから……」

    笑顔で返すがその体は僅かに震えている

    ゴクオーくん「(天子ちゃんのウソはおもしれーが……あいつは本当にそうなのか?)」

    ゴクオーくん「……」

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:34:39

    >>31

    「遊びたい…ですか。そう思うのも悪くはないと思います」


    突然英寿たちの背後に現れる女性

    昭和から抜け出してきたような髪型と服装で、どこかこの場には似つかわしくない雰囲気をしている

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:57:05

    >>32

    袮音「な、何この人⁉︎」

    景和「足はある……ってここは時間の流れが違うんだっけ。そしたら昔の人ってこと……あなたはさっきの奴の事知ってるんですか⁉︎」

    しかし女性は黙ったまま答えようとしない。

    英寿「……ゴクオー」

    英寿が自分に何を求めてるのか理解したゴクオーは背後に隠れているネコカラスの頭を軽く撫でる。

    ゴクオーくん「この『おねーさん』はウソはついてない。だがあれについては簡単に仲良くできるような存在じゃないって言いたいんだろ?恐らくあれに酷い目に遭わされたんだろ?最初雲みたいだったあいつは打ち上げ花火を吸収した。夜空に光る花火をな……」

    英寿「夜空の花火……なるほど星だと思ったのか?」

    その瞬間女性の顔が引き攣る。

    ゴクオー「多分な。あいつは星を吸い込む存在で、このおねーさん……いや、おねーさんに取り憑いたアンタは住んでいた星を吸収されたことがあんだろ?だからオレっち達に下手に関わるなと言いに来たんだろ?」

    天子ちゃん「(もしゴクオーくんや英寿さんの言うことが正しかったら私は簡単に考えないで言っちゃったのかな……)」

    道長「……おい、お前はどうしたいんだよ、ギーツやゴクオーの話でさっきの浮ついた考えが消えたか?」

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:05:13

    >>33

    ザニカ「ええ、その通り。今はこの女性と精神を通わせていますが、私はザニカ…地球では蟹座と呼ばれる星々の一団より参りました。先ほどの暗黒怪獣は、私のいた宇宙で星々を呑み込み無限に肥大化する災厄。ただそのように生まれ、そう在り続けるモノ…そこに動機や目的は無いのです。ですが、一から喜びを…遊ぶことの楽しみを教えることは出来る。この空間の主も、それを願って祭典を開いたのでしょう」


    ザニカはそういってお辞儀をし、笑いかける


    ザニカ「突然お邪魔して申し訳ありませんでした。皆が幸せになれる…その願いをひと時でも、ここで叶えようではありませんか」

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:43:24

    >>34

    袮音「天子ちゃん、大丈夫?」

    ザニカの話を聞いた天子は俯く。

    前にもあった。

    生まれた時から何にもない少年に楽しいことがこれからあると言って反論され彼の気持ちなど一つも考えられなかったと。

    英寿「どうする?小野天子。本当に奴の幸せを願うのか?それともただ机上の空論を並べたのならば何もしない方がマシだろうな。」

    景和「ちょっと英寿……」

    道長「あいつらの過去なんて関係ない、幸せになるのに怪獣も人間も関係ないだろ。どうやって幸せになるかだろ……大体ゴクオーみたいな奴と知り合いのお前の事だ、他にも碌でもないやつと関わってきたんだろ?」

    ゴクオー「あっ、酷い」

    天子ちゃん「私は……」

    目的もなくただ星を吸収し、ザニカのような怪獣を不幸にしてしまった暗黒怪獣。

    ネコカラス「天子ちゃん……」

    俯いていた天子は顔を上げる。

    天子ちゃん「私は、ザニカさんの言うようにあの子は幸せや楽しいことを知る為にここに来たんだと思う。だから……私は放って置けないよ‼︎」

    そう言いながら天子は立ち上がりザニカと目を合わせる。

    ゴクオーくん「決まりだな、ケケッ‼︎」

    英寿「ああ」

    2人の視線には例の屋台がある。

    道長「いきなり押しかけんのかよ」

    ゴクオーくん「いいや、こういうのは段階を踏まねぇとなっ‼︎」

    英寿「まず下調べが必要だな。タイクーン、ちょっとあの屋台でなんか買ってこい」

    景和「何で俺なの⁉︎」

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:47:36

    初代『ゴクオー、そしてその仲間たち。突然のテレパシーですまない』
    セブン『我々も、その蟹座の精と同意見だ』
    ジャック『生まれた世界が違っても、ここでは皆平等に楽しい時を過ごせる』
    エース『誰とでも友達になろうというその心を、どうか諦めないでくれ』
    タロウ『浮世英寿、君もそれを願って神になったのだろう?』
    ゾフィー『バキューモンを招いたのはこの空間の主ではない…犯人の目星はついているが、君たちも程々に警戒しておいてくれ』

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 01:14:14

    >>36

    景和を行かせた後英寿とゴクオーは改めて話し合う。

    ゴクオー「突然のテレパシーとは乙だねぇ、しかしあいつの幸せを願う奴が他にもいるなんてな、あのおねーさんもだけどとんだお人好しな奴らだぜ」

    英寿「しかしどこで見ているのやら……だが確かに俺は誰もが幸せになれる世界を創るって母さんと約束して神になったんだ。」

    ゴクオー「約束、ねぇ……だけどさあいつは本来ここに来るべき奴じゃなかったってことは……あいつを使ってここを荒そうと考えているのかもな。」

    ゴクオー突然鋭い目になる。

    英寿「そんなもの変えてやるさ。だがその黒幕に気をつけるにしてもここでは場を荒げるのは御法度だ。」

    袮音「つまり変身して戦うなんてできないんだよね?」

    道長「じゃあ簡単にぶっ潰すことは無理ってことか」

    ゴクオー「上等じゃねぇか。ここを作ったダレかにウソをついた奴には地獄を見せてやる。」

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 01:16:26

    (ちなみに郷さんの屋台はウルトラマンカレーを販売中。店頭には人間態のウルトラ兄弟が交代で出ている)

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 01:16:51

    マスカーニャ「ニャフフン♪」
    【プールを泳いでいた】

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 01:27:12

    >>37

    天子ちゃん「皆、ありがとうございます‼︎さっき会ったばかりなのに‼︎」

    英寿「何、気にすることはないさ。君みたいな人間がいれば……」

    ゴクオーくん「そんな余裕ぶっちゃって‼︎初仕事の邪仏の裁判の時なんか邪仏に滅茶苦茶キレてたじゃねぇかアンタ♪」

    英寿咳払いをする。

    英寿「しかしタイクーンは遅いな……あの屋台客はいなかったはずなんだが……それにあんな奴を紛れ込ませる存在なら俺たち以外の力も必要になるかもな。」


    屋台では……

    宝太郎「さっきの黒いのってもしかしてケミーですか⁉︎」

    りんね「さっきからやめろ一ノ瀬‼︎本当にすみません‼︎」

    人間態ウルトラマン「き、気のせいでは……」

    スパナ「……このカレー、悪くないな」


    景和「何でよりによってあの3人がいるの⁉︎これじゃ買いに行けない……待てよ、今あの黒いやつのことを聞き出してるからちょっと様子を見てみよう」

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 01:27:52

    ミニバキューモン「ゴブゴブ…ゴブゴブ…(店で出た生ゴミなどを吸引中)」

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 03:17:17

    >>41

    景和「あっ‼︎いた‼︎……何でも吸い込むんだなこいつ……」

    ネコカラス「もう‼︎景和さん遅いよ‼︎ゴクオー様がお腹空かせて待ってるのに‼︎」

    景和「うわっ‼︎いきなり声かけるなよ‼︎ていうかさっきバーベキュー食べたばかりだろ⁉︎」

    やり取りをしてるとミニバキューモンが2人目掛けて生ゴミをペッペッと吐き出した‼︎

    景和「何で⁉︎」

    ネコカラス「ひえっ⁉︎」

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 04:08:35

    「五月蝿くし過ぎたみたいだな。食事を邪魔されたことに憤慨してるんだ、気を付けた方がいい」

    店の前に備え付けられた席でウルトラマンカレーを食べていた青年が、景和たちに声をかける
    机にはカレーの他に、不思議な形状をした手のひらサイズの機械が置かれている

    「ああ、いきなり声をかけてすまない。俺はレイ…怪獣使いだ」

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 09:17:13

    ゴクオーくん「ありゃりゃ、景和クンとネコカラス生ゴミまみれになっちまってるねっ」

    屋台の様子を見ていたゴクオーは笑うが、店主に詰め寄っている少年や、怪獣使いの青年を見逃さなかった。

    英寿「あれは……宝太郎達じゃないか」

    袮音「本当だ、あの3人も来てたんだ」

    天子ちゃん「あの人達の事知ってるんですか?」

    英寿「まあな……ちょっとした縁があって一緒に戦った奴らだ」

    ゴクオーくん「じゃ、あっちのおにーさんは知らねぇのか……ま、何か胡散臭い感じもしないから多分犯人とは無関係だなっ」


    >>43

    怪獣使いと名乗る青年の話を聞いた2人は彼を見る。

    景和「あっ……そうなんだ……教えてくれてありがとうございます。」

    ネコカラス「でもあの怪獣は何の目的もなく星とかを吸い込んでいたんでしょ?食事だなんてさっきのおねーさんいってなかったよ?」

    カレーを食べている青年を見ながら景和はネコカラスの疑問も確かだと思う。

    ザニカの言う通りならあの怪獣は災害のようなもので、悪意や善意とは無関係な存在で、食事などという文化的な行動として捉えないはずだ。

    景和「確かに俺もたぬき蕎麦食べてる時邪魔されたらイラっとくるな……もしかして、あの怪獣にも何かの変化が起きてる?あの……あの怪獣と、例えばですけど仲良くするにはどうしたらいいんですか?」

    景和は怪獣使いと名乗った青年、レイに質問してみる。

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 09:17:18

    一方、歌と踊りのイベント会場ではー大人のリタ・カニスカが、アイドルの衣装で待機していた!
    「・・・まったく、なんでこんなことに・・・」
    観客のなかには、14歳のラクレスと子供の王様たちがいた。
    きらびやかな衣装の大人のリタをみて、首を傾げる子供のリタ。

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 09:43:07

    >>44

    いきなりヘナヘナと横になるゴクオーくん

    ゴクオーくん「ここはやっぱ楽しいが……やっぱこうなるよな……」

    袮音「どうしたの、ゴクオーくん⁉︎」」

    何故ゴクオーが脱力したのか分からない袮音は心配そうに声をかける

    天子ちゃん「あ、ゴクオーくんは嘘が足りないとこうなっちゃうんです‼︎……ウソバテって言うんですけど」

    袮音「へ?」

    英寿「まあこの空間で自分を偽る必要はないからな……だがお前がこうなるとここを荒そうとしてる奴が動き出すかもしれない」

    ゴクオーくん「そんなこと言ったって嘘が足りねぇんだよ……」

    道長「……俺この間職場の後輩にA6ランクの肉奢ったんだよな」

    その言葉にゴクオーくんは一瞬反応するがため息をつく

    ゴクオーくん「あー……牛肉ってA5ランクしかないよな、うん楽しいウソだぜー(棒読み)」

    道長「はあ⁉︎」

    天子ちゃん「ゴクオーくん‼︎ご、ごめんなさい‼︎」

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 10:03:18

    >>40

    アトロポス「りんねちゃんもいるんだね。ここは不思議だ……錬金術でも作れない空間だよ」

    一方何故か宝太郎一同から目を逸らすラケシス

    ラケシス「……そう、ですわね。それなのに、あの猟犬がいるのは興醒めですわ……」

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 11:00:02

    >>47

    アトロポス「りんねちゃんのところに行きたいな……もしあの時のりんねちゃんじゃなくても…」

    ラケシス「嫌ですわ‼︎パクチー山盛りのたこ焼きくださいまし‼︎」

  • 49二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 12:53:51

    >>44

    レイ「怪獣と仲良くか…俺たち怪獣使いでも簡単なことじゃない。ましてや自然現象に近いバキューモン相手となれば尚更だ。だが、怪獣の声を聞けるだけでも第一歩になるだろう。俺のこのネオバトルナイザーに触れてみろ」

  • 50二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 13:54:12

    >>49

    景和「やっぱり難しいですよね……」

    (生ゴミ吸引中のミニバキューモン見ながら)

    ネコカラス「……」

    景和「でも、俺たちより子供の天子ちゃんはあれを見ても仲良くしたいって思ったわけで……ならこれくらいしないと……失礼します」

    そう言いレイのネオバトルナイザーに触れてみる景和

    ネコカラス「ぼくっちは皆と遊びたいなー」

    景和「ちょっとネコカラス黙ってて……これは……」

    ネオバトルナイザーから伝わるバキューモンの声、それはテレビのノイズの様なもので景和は手を離そうとする。

    しかし……ノイズの中から僅かに『ここはいつもいたところじゃない……たのしいせかいってなんだろう』と耳をすまさなければ聞こえない声が聞こえたのだった。

    しかし同時に、『また星を吸収しなければ』とも聞こえ、景和は困惑する。

    景和「……自分の元々してきたことをしないといけないと考えながら、ただ星を吸収してきた道とは違う道をここでは選べるのか迷ってるみたいです、楽しさとかを知らないから。」

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 16:36:36

    袮音「ステージショーもあるんだね」
    英寿「とりあえずこっちも今は楽しむか」
    道長「タイクーンが帰ってくるまでは動けねぇしな」
    一同がステージショーを見ている中天子ちゃんだけはある事を思い出していた。

    天子ちゃん「(たまには違う存在と遊んでおいでってあの子に言ったんだよね?そしたらあの子は吸い込んだ花火を……)」
    ゴクオーくん「おーい、天子ちゃんどったの?」
    突然話しかけられ天子ちゃんはビクっとなる
    天子ちゃん「あ、なんでもないよっ‼︎」
    ゴクオーくん「えー?天子ちゃんウソついてんじゃないの?」
    目を輝かせるゴクオーくんを天子ちゃんは必死に誤魔化す
    天子ちゃん「本当になんでもないからっ‼︎ほらゴクオーくんもステージショー観ようよ‼︎」
    ゴクオーくん「へいへい、分かったよっ‼︎(天子ちゃんのウソ……きっとあいつについての何かだろうな。神様はもちろん、袮音サンや道長サンに気を遣ったか…)」

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 20:53:40

    ロボットさん達と創造主はこの騒動の黒幕に気づいているのだろうか…

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 21:54:07

    マスカーニャ「良いプールだったニャ♪」

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:15:35

    マスカーニャ、スパはいいのかい

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:22:52

    このレスは削除されています

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:25:25

    アイスの屋台にて……
    アンク「アイスキャンディーあるだけ寄越せ、支払いは映司がするから心配するな」
    映司「アンク、買い占めはダメだよ。他のお客さんが買えなくなるだろ」
    一方…
    万丈「プロテイン入りアイスはねぇのか⁉︎作ってくれよ‼︎」
    戦兎「やめなさいよ‼︎店員さん困ってるでしょうが‼︎この馬鹿‼︎」
    万丈「はあ⁉︎筋肉をつけろ、筋肉を‼︎」

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 22:46:07

    >>54

    マスカーニャ「スパか-···ちょっと行ってみるかニャ」

  • 58二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 01:28:19

    >>51

    ミニチュアサイズのバキューモンは、ちょっと寂しそうに跳ね回っている。

    そして、そのとき・・・

    急に、かくかくとした巨大な半透明のなにかが、ナイトプール・フェスタ会場の外にあらわれた!

    ロボットたちが、びっくりしてそれを見上げた。

    「・・・ありゃあ。今度はプリズ魔かあ・・・」

    「はやくあの方に連絡して・・・ああ、もう気づいていらっしゃるみたい」

    シュルシュルと縮んでいくプリズ魔。あっという間に、バキューモンと同じくらいのサイズになった。

    そうして、またしても、謎の声が聞こえてきた。

    『ようこそ、光のカクカクちゃん。あの闇のモコモコちゃんと遊んでみるのも、いいんじゃないかな?』

  • 59二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 01:50:23

    >>58

    天子ちゃん「(またあの声……⁉︎)」

    聴こえた声がどこから発せられているのか誰にも分からない。

    天子ちゃん「(英寿さんもゴクオーくんも聴こえてないの⁉︎)」

    天子ちゃんがキョロキョロとしていると屋台から逃げ出してきた?ミニバキューモンが目に入る。

    流石にそれは他の者達にも分かったようだった。

    ゴクオーくん「おっ、さっきの黒い奴」

    英寿「タイクーンが怪獣使いと話している隙にこっちに来るとはな……」

    寂しそうに飛び回っているミニバキューモン……

    天子ちゃん「……ねぇ、一緒に遊ぼうよ」

    その姿を見ていると自然とそう口に出ていた。

    ミニバキューモンはその言葉に疑問符を浮かべる。

    袮音「でも遊ぶったって……」

    道長「吸い込んだものを吐き出すからな…」

    天子ちゃん「……吸い込んだものを吐き出す……だったら‼︎すみませーん‼︎」

    天子ちゃんが何やらロボットに何かを貸して欲しいと頼んでいる中、ミニバキューモンは何をするでもなくただその様子を見ていた。


    天子ちゃん「これに水を入れて……」

    天子ちゃんは子供用サイズのプールに水を入れ、さらに水鉄砲にも水を入れる

    英寿「なるほど、水遊びをするのか。」

    天子ちゃん「はい、水を吸い込んで吐き出してもあまり強くないみたいだし、水をかけられたらこの水鉄砲で水をかけ返すんです。」

    ゴクオーくん「(天子ちゃん、内心怖いのによくやるぜっ‼︎)」

    そんな中天子ちゃんはミニバキューモンをビニールプールの中に入れる。

    天子ちゃん「じゃあ遊ぼっか‼︎モコモコちゃん‼︎」

  • 60二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 09:19:52

    >>58

    ビニールプールに入れられて、ちょっとびっくりした様子のミニバキューモンだったが、天子ちゃんが水鉄砲でうちはじめると、すぐにきゃっきゃ言いながら水をうちかえしてきた!

    そこに、ふらふらとよってきたミニプリズ魔!

    ちょっとうらやましそうな雰囲気で、ビニールプールのそばではねはじめた。

  • 61二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 10:35:11

    >>60

    景和「あいついつの間に……でも何とかなったのかな?」

    ネコカラス「さすが天子ちゃん‼︎」

    ミニバキューモンが遊んでいる様子を見て2人は戻ろうとする

    しかし……

    レイが呼び止める

    レイ「さっきお前が聞いたあの怪獣の声は間違っていない。今はああやって楽しい世界に触れて楽しみを実感してるんだろうな。だが……」

    景和「元の役割を、星の吸収をしなければいけないという本能は消えていないって事ですよね」

    レイは黙って頷く

    景和「……あなたの言う通りかもしれない、けど。」

    レイ「?」

    景和「俺の大切な仲間は……英寿は誰もが幸せになれる世界を願ったんだ。だから俺は天子ちゃんの考えを信じた英寿のことを信じる。だからあいつが誰かを不幸にさせるようなことなんかさせません。」

    景和はそう言うとネコカラスを連れて今度こそ戻って行く。

    郷「……」

  • 62二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 11:10:56

    >>60

    天子ちゃん「つめたっ‼︎こっちだって……‼︎」

    ミニバキューモン「♪」

    天子ちゃんとミニバキューモンが遊んでいる中、ビニールプールの側で自分の存在をアピールすべく飛び跳ねている

    無機質はクリスタルの集合体のような存在があった。

    道長「……また変なのが寄ってきたぞ……って危ねっ‼︎」

    変なの、と言われたミニプリズ魔は道長スレスレに光線を放つ

    袮音「道長⁉︎」

    しかし光線はただの光の塊となって消えてしまう。

    英寿「きっと今の光線も、本来なら人の命を奪うものなんだろうが……」

    ゴクオーくん「あのモコモコちゃんみてーに力をかなり奪われているみたいだな、良かったな道長サン、死ななくてっ‼︎」

    道長「一言多いんだよ、お前は……」


    天子ちゃん「わっ⁉︎何⁉︎」

    ミニバキューモンと遊んでいた天子ちゃんはミニプリズ魔の存在に気づき驚く。

    英寿「多分そいつも遊びたいんじゃないか?怪獣と遊ぶなんて考えたお前がいるから」

    天子ちゃん「(じゃあこの子も、モコモコちゃんみたいな存在で……ってことはあの声はこの子をこの姿にするものだったのかな?)……えっと、あなたもプールに入る?」

    嬉しそうに跳ねるミニプリズ魔を持ち上げるとビニールプールの中に入れる。

    ミニプリズ魔もミニバキューモンと同じくびくっとなるがプールに浸かりながらナイトプールの電飾を眺めているようだった。

    英寿「……なるほど、こいつとは遊び方が違うのか。どうやら光が好きみたいだな。」

  • 63二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 11:41:17

    >>62

    袮音「光か……」

    袮音は何かを考えるとショーを観ている人や怪獣がいるプールの方へ向かう。

    英寿「ナーゴも何か思いついたのか?」

    袮音「まあね♪私インフルエンサーだし、明かりにはまかせて‼︎」


    そして……

    袮音「お待たせー‼︎」

    袮音の手にはナイトプールの装飾に使われていた光るボールが何個かと、シャボンガンがある。

    道長「お前それ持ってきて大丈夫なのか?」

    袮音「ちゃんと許可はとったから問題なし‼︎それでこれを……」

    光るボールをビニールプールに入れるとビニールプールの水面がカラフルに光る。

    天子ちゃん「わっ、すごい‼︎綺麗になった‼︎」

    ミニバキューモンは光るボールを不思議そうに見ていたが花火のように吸収しようとはしなかった。

    ミニプリズ魔「♪」

    一方でミニプリズ魔は光るボールに囲まれて楽しそうにしている。

    ゴクオーくん「そんで、そのシャボン玉はどーすんの?」

    袮音「よく聞いてくれました‼︎ここでシャボン玉を飛ばすと……」

    袮音がシャボンガンからシャボン玉を飛ばすと光るボールの光を受けてシャボン玉も綺麗に光る。

    英寿「このビニールプールの方が本格的だな」

    袮音「こういうのは妥協しちゃダメなんだよ……つ⁉︎」

    突然シャボン玉が飛んできて袮音は驚く。

    天子ちゃん「あっ‼︎モコモコちゃんがシャボン玉を吸収して……」

    ミニプラズ魔「♪」

    ミニプラズ魔は楽しそうに光るシャボン玉を見ている

    袮音「ああ……そういうことね、じゃあ私ももっとシャボン玉飛ばそうっと‼︎」

  • 64二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 13:34:27

    >>63

    ゴクオーくん「おもしれーなコレ」

    天子ちゃんが小さなナイトプールと化したビニールプールでミニバキューモンやミニプラズ魔と遊ぶ様子をみながらゴクオーくんはシャボン玉を吹いていた。

    英寿「しかしナーゴがここまでするなんてな。正体不明の怪獣の為に」

    英寿にそう言われ、袮音は少しだけ表情が暗くなる。

    袮音「確かに星を吸い込むとか聞かされたら怖かったよ。でもさ、あの子達だって自分がそうしたいと願って生まれたんじゃなくて何かによって作られたんじゃなかなって。

    それなのにただ危ないからって排除するのは、何か悲しいじゃない。」

    英寿「そうだな……お前ならそう考えるか」

    袮音はまた表情を明るくなると笑う

    袮音「だからあの天子ちゃんのことはよく知らないけど、天子ちゃんがしたいことは応援してあげたいなって。」

    袮音はそう言うとシャボンガンを手にビニールプールに近寄る。

    道長「あいつだったらジャマトに出くわしても対して驚かないのかもな。人間の姿があろうとなかろうと。」

    英寿「ああ、そうだな。」

  • 65二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 13:37:09

    >>64

    その時だった

    景和「戻ったよ英寿……」

    ネコカラス「ゴクオー様‼︎」

    英寿「おっ、食事の邪魔をして生ゴミかけられたコンビじゃないか。」

    景和はため息を吐く

    景和「あれはネコカラスがいきなり声かけるから…」

    ネコカラス「だって景和クンが遅いから‼︎」

    言い合いになった2人を英寿は止める。

    英寿「そこまでにしとけ。で、タイクーンあの怪獣使いに運良く会って何か収穫はあったか?」

    景和は怪獣使いと名乗った青年の話をする

    景和「あの人……レイさんって人の怪獣の声が聞こえる道具を触らせてもらったらあの黒い奴の声が確かに聞こえたんだ。」

    道長「は?」

    景和「本当だって……テレビとかラジオのノイズみたいな音しか聴こえないと思ったら、どうも楽しいこと自体が分からないけど興味がある、だけど元の姿のように星を吸収する事をしなきゃいけないって気持ちもあるみたいなんだ。」

    英寿「なるほど……ここに来て考えに変化が生じたが、元の役割への義務感も有してるのか。星を吸収する役割自体俺も言ってて分からないけどな。」

    道長「じゃああいつを送り込んだ奴はその役割でここをぶっ潰そうと考えていたが計画に狂いが出たのか…あの角ばった奴も同じかもしれないな」

    景和「えっ⁉︎またなんか増えてる⁉︎」

    英寿「あいつの正体は分からないが、恐らく光に関した何かをしていたのかもな……さて計画は頓挫した訳だが、あのテレパシーの内容から示唆されたここを荒そうなどと考えるならず者はどう動くか…」

  • 66二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 14:36:53

    >>65

    そうしているうちに・・・

    また、声がきこえた。

    『いい子だ、いい子だ、バキューモン。いつかは星を食い尽くして、宇宙を覆いつくすがいいよ。そうすれば、お前のなかから、また新しい宇宙が生まれてくるからね。・・・でも、いまはまだ、その時ではない』

    『そうして、お前もいい子だ、プラズ魔。いつかは光を喰らいつくして、宇宙の唯一の光となるがいいよ。そうすれば、お前の光を燃料にして、また新しい宇宙が生まれてくるからね。・・・でも、いまはまだ、その時ではない』

    ミニバキューモンとミニプラズ魔は、少しだけフリーズし、一緒にぴょんぴょんととびはねた。

    うん、分かった、とでも言うように。

    『よしよし、いい子だ、二体とも』

  • 67二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 17:36:56

    >>66

    天子ちゃん「……‼︎」

    さっきの声を聞き、天子ちゃんもフリーズする。

    あの声が状況をひっくり返した。

    ゴクオーくん「……」

    何かショックを受けているようなそんな顔だ。

    ゴクオーくん「……願いが叶ってさぁ、楽しくやってんのに」

    話し方は同じだがそうつぶやいた表情は閻魔大王と言わんばかりに怒りに満ちていた。

    怪獣2体は声を聞いて遊んでいる時よりも嬉しそうに飛び跳ねている

    突如ビニールプールにゴクオーがつまずき中の水が流れてしまう。

    ミニバキューモン・ミニプラズ魔「‼︎」

    水が流れてなくなってしまい2体は跳ねるのをやめてしまう。

    天子ちゃん「ゴクオーくん⁉︎」

    ゴクオー「あーわりわり、まあ水を入れ直せばいい話だろ?星を吸い込んだり、光を消すことに比べたらやり直しが効くし。」

    袮音「そんな、折角楽しく遊んでいたのに⁉︎」

    その言葉には明らかにトゲがあった。

    英寿「……」

    ゴクオーくん「ザニカサンは助かったけどさぁ、吸い込まれたらそこに住んでるやつの命は終わり。光を奪うために襲われて消えた奴の命も終わり。取り返しなんてつく訳ねぇよな?」

    ゴクオーの言葉に二体は動かなくなっていた。

    天子ちゃん「……ゴクオーくんも、まさか」

    天子ちゃんがそう言った瞬間ゴクオーは嬉しそうに笑う。

    ゴクオーくん「ん?まあ天子ちゃんが何かあいつらに関してウソついてんのは気づいていたし、さっきの景和クンの話の内容からこいつらをここに連れてきた奴はまた余計なことするって分かっていたから神様に頼んで声聴けるようにしてもらっちった♪」

    英寿「小野天子、お前はこいつらを連れてきた奴の声を聞いたんだろ?」

    天子ちゃん「……はい。例えば最初現れたモクモクちゃんの時はたまには別の存在と遊んでおいで、そしてこの子の時はモクモクちゃんと遊んでおいで、って」

    ゴクオーくん「やっぱりな。いきなり天子ちゃんがバキューモンをあだ名で呼ぶあたりでおかしいとは思っていたよ。」

  • 68二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 18:06:34

    >>67

    あのさ、とゴクオーは続ける。

    ゴクオーくん「あのさ、さっきの声のやつの言う通りに星や光を吸収し続けてダレかを不幸にしていったらどうなるんだよ?」

    ミニバキューモンとミニプラズ魔は人間の少年に見えるようでその正体は違う存在に問われフリーズしてしまう。

    ゴクオーくん「ま、簡単に言えんのは誰もいなくなってお前らが孤独になるってことだな。」

    宇宙を覆い尽くす、宇宙で唯一の光になる。

    それは今とはかけ離れた孤独を意味していた。

    英寿「確かに全てを消してしまえば唯一の光にならざるを得ないか。そして新しい宇宙を作った時、ここのような空間と出会えるかな?……お前らを受け入れようなんて酔狂な人間も現れないかもな。あの声はお前らの幸せを願っているのか……俺にはそうは聞こえないがな。大体なんでお前らプールの水が流れただけで寂しそうにしてんだ?」

    今までも同じように孤独に生きてきたのにたかがビニールプールの水がなくなってしまっただけで悲しいのだろう。

    ゴクオー「あと、言わせてもらうがオレっちは宇宙の存続とは無縁だ。そっちの神様もな。だがオレっちはこの宇宙の中で無様にカッコ悪くてダサくて思い通りにならない、100年くらいしか生きられない人間を見逃せねぇんだよ。足掻いて生きる中どんだけのウソをつくのかってな。

    アイツは今じゃないとは言ったがお前らがアイツに唆されてまた暴れてこの世界を壊すのは明日かもしれない。……だったら」

    英寿「ああ……そうだな。幸せになれる世界を壊すのならば」

    2人がそう言って二体の前に立ちはだかる

  • 69二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 18:27:49

    バトル可能な場所にいない時点で嘘なんだよな…

  • 70二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 19:01:39

    >>68

    ミニバキューモンとミニプラズ魔は顔(?)を見合わせた。

    (ゴクオーは、宇宙がどんどん薄く薄くなっていって、次の宇宙が生まれなくなっちゃってもいいの?)

    (エースはどうなの? ニンゲンも、ニンゲンに似た生き物も、いなくなっちゃうと思うけど?)

    そうして、二匹は、今度は天子ちゃんのほうを見た!

    (ねえねえ、てんこちゃん)

    (てんこちゃんは、どう思う?)

  • 71二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 19:18:09

    >>68

    ゴクオーくんは無言でマジックハンドの様なものをどこかから召喚し手にする。

    同様に英寿もブーストマークⅨレイズバックルとデザイアドライバーを召喚する

    2人が何かをしようとしてるのかは明らかだ。

    景和「ちょ、ちょっと待って英寿‼︎」

    かつて英寿と対決した時英寿はわざと手を抜いたがこれは本気だ、と察した景和は焦る。

    袮音「え……まさか本当に⁉︎」

    それぞれの武器を手に怪獣2体に迫る2人だったが……

    天子ちゃん「やめて‼︎やめてください‼︎」

    ミニバキューモン・ミニプラズ魔「⁉︎」

    英寿「悪いが俺は神様だからな。邪魔しないでもらおうか?」

    英寿の気迫に押されながらも天子ちゃんは二体の前に立ちはだかる。

    天子ちゃん「確かにこの子達はまた元の姿に戻ったらあの声の言う通りに私達の世界を壊してしまうかもしれないけど、今楽しく過ごした時間はウソじゃないんです‼︎幸せになるのに誰かを傷つけたりなんかしたらダメだけど……だけど……この子達を殺さないで‼︎」

    涙ながらにそう訴える中、一同の間に沈黙が流れる。

    しかしその沈黙を破ったのは意外な人物だった。

  • 72二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 19:19:04

    >>71

    道長「……結局は高みの見物してる奴が茶々入れてもこいつらがどうするか、だろ?……あのな、こういう話はしたくないが化け物と人間の間に生まれて自由に生きられなかった奴がいた。そいつは親を殺されて絶望して、全部壊そうとしたんだよ。だがそいつは今はそうする事をやめた。未来なんか知らないが……今ここでこいつらが馬鹿みたいにはしゃいでいたのは事実だろ」

    それはジャマトと人間の間に生まれた少年の話だった。

    英寿「ふっ……あの時と同じだな、バッファ。だがお前が止めに入るのは予想外だったが」

    英寿は満足げに笑うと構えていたドライバーとバックルをどこかへと消す。

    天子ちゃん「え……?」

    英寿の様子を見ていた天子ちゃんは呆気に取られる

    ゴクオーくんもマジックハンドを手放すとふっ、と笑う。

    ゴクオーくん「あのさ、ここでのルール分かってる?

    ここは闘技場じゃないしケンカはもちろん殺し合いなんかもっての外。わざと殺し合いを起こした時はペナルティがある。」

    天子ちゃん「……まさか」

    ゴクオーくん「ウソだよ〜‼︎神様との2人がかりでやらせてもらったぜ‼︎いやあ天子ちゃんがあいつら庇うのは予想できてだけどまさか一番そういうのをシビアに考えそうな道長サンが割って入るのは驚きだったねっ‼︎」

    道長「ゴクオーお前っ‼︎」

    ゴクオー「あれ?まさか本気だと思ってたの?ケケッ‼︎やっぱり人間はおもしれー奴ばかりだなっ‼︎」

    ゴクオーくんが楽しそうに笑う中、創世の力で英寿はビニールプールを元に戻す。

    そして改めて英寿は二体に問いかける。

    英寿「さて……前座はここまでだ。お前らの願いはなんだ?全てを無に返して孤独になるか、それとも…」

    元に戻ったナイトプール仕様のビニールプールはキラキラと輝く。

  • 73二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 19:39:10

    >>70

    英寿「次の宇宙が生まれなくなったらね……確かにこの世界の遥か未来は悲惨だよ。殺し合いのショーを楽しんだり、過去の世界を壊したり、過去の人間を平気で傷つけるのを楽しむくらい人間も歪んでいった。ならば宇宙ごとリセットするのも正しいのかもな。だが……それでも俺達はこの世界を信じたい。だからこの世界を、宇宙の存在を守らなければならないんだろうな。」

    ゴクオー「新しい宇宙の奴らがどんなウソをつくか興味はあるが、オレっちはまだこの世界をみていない。それはその時だ。道長サンじゃねぇが未来がどうとか考えて自分の役割に縛られるなんて窮屈だよな?それに今日改めて思ったよ、人間は神様とかの足元を掬うくらいの力があるってさ。それだけこの世界の存在は強いんだよ。諦めずに願えば願うだけ幸せは、願いは叶う、今日天子ちゃんがオレっちの事を思い出したのも、人間の強さが産んだキセキだ。

    2人は神らしかぬ答えを出す。

    天子ちゃん「……私は、皆んながいなくなるのは嫌だよ。でもこの世界がなくなるのはもっと嫌だよ。色んな人に会って、泣いたり笑ったりしたけど……でも私は約束したから、おばあちゃんがいなくなっちゃった時頑張るって。

    だから私はこの世界でまだ頑張らなきゃ。」

  • 74二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 19:59:02

    >>73

    ミニバキューモンとミニプラズ魔はさらに顔(?)を見合わせ、ひょこひょこと順番に飛びあがった。

    (別に問題なくない? 君たちの宇宙たちが年老いるのは、ずいぶん先の話だよね?)

    (そうだよねえ。君たちが『太陽』って呼んでいるあの恒星も、まだまだ寿命が半分以上残ってるみたいだし)

    ミニバキューンとミニプラズ魔は、天子ちゃんの足元にくるくると寄ってきた。

    (宇宙が本当に年老いるとね、誰も僕たちを止めようとしなくなるんだ)

    (星を食べても)

    (光を食べても)

  • 75二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 20:18:37

    >>74

    天子ちゃん「……」

    ゴクオーくん「こりゃまた頑固な奴らだな、ある意味仕事熱心なんだろうが。」

    英寿「……俺もこいつも、人間より長い時間を生きるんだろう。太陽が死んでも……だったらさっきみたいにその時は殴ってでも止めに行ってやるよ。ここで会った縁としてな。そもそも神様に時間なんて関係ないからな」

    ゴクオーくん「ああ、そうだな。それくらいは仕事しねぇとバトラーから怒られちまうなっ」

    2人が話している中、天子ちゃんは口を開く。

    天子ちゃん「ここで過ごした時間はあなた達にとってはほんの一瞬かもしれないけど……それでも今日ここで会えて嬉しかったし、遊ぼうなんて言って一緒に遊んでくれてありがとう。私は何にもできないし、止めてあげることもできない。だけど……忘れないでくれたら嬉しいな」

  • 76二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 21:50:41

    >>75

    >>75

    宝太郎「誰も止めなくても、君たちのガッチャがあれば止まれるよ‼︎」

    何とそこに空気を読まず宝太郎が乱入!

    英寿「……宝太郎、いるのは分かっていたけど空気は読んでくれないか」

    (ガッチャという突然飛び出した謎用語に戸惑う2体)

    ゴクオーくん「まーたおもしれー奴が来たなケケッ‼︎神様、あんたの知り合いなんだろ?」

    英寿「それはそうだが……」

    天子ちゃん「あ、あのガッチャって何なんですか?」

    宝太郎「え⁉︎ガッチャが分からないの⁉︎オーマイガッチャ‼︎」

    英寿「深入りはやめろ……こいつの言うガッチャってのはでかい夢とかそういうものだ。それ以上は理解しなくていいからな。」

    天子ちゃん「ああ、はい……」

    宝太郎は一瞬ムッとなる。

    宝太郎「さっきまで君たちは英寿達やこの子と遊んでいただろ?それってデカい宝物なんじゃないの?だから君達にはガッチャがあるんだよ。だから……もし止まれなくてもそのガッチャを忘れなかったら君達の望む宇宙は作れるはずだよ。誰にも邪魔されない、ガッチャな宇宙をさ‼︎」

    天子ちゃん「……そうだよ、私達との思い出を忘れないでいてくれたら……一人ぼっちだからきっとすごい寂しいけど……」

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 22:21:01

    このレスは削除されています

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 22:24:38

    >>76

    りんね「一ノ瀬……あれで説得してるつもりなのか……」

    スパナ「全く笑えないジョークだな……だが、闇しかない太陽が死んだ宇宙に差し込む光は強く眩く輝くんだ。だから無駄ではないはずだ。一ノ瀬宝太郎の説得も。」

    りんね「……そうですね、黒鉄先輩」

  • 79二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:06:27

    茶々入れる高みの見物してる奴にゴクオーと英寿が含まれてるのいい…

    あと何もない真っ暗な宇宙と煌びやかなナイトプール、天子ちゃん、お宝ちゃんの光が対比になってるのもいい…

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:31:47

    これロボットスタッフや創造主はどう見てるんだ
    というか郷さんカレー作り休んで出てきてくれ

  • 81二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 00:54:43

    >>75

    >>76

    >>78

    >>79

    ミニバキューモンとミニプラズ魔は、顔(?)を見合わせてクスクスと笑った。

    そうして、天子ちゃんと、ゴクオーくんと、英寿のほうをみた。

    (わかった、てんこちゃん)

    (てんこちゃんも、エースも、ゴクオーも、忘れないように頑張る)

    (・・・てんこちゃんは、友達)

    そうして、次に、2体は、宝太郎とりんねとスパナのほうをむいた。

    (ガッチャがでっかい夢なら、僕たちにもガッチャがあるね)

    (・・・うん、あるね)

    そうして、2体とも、ぽんぽんとはねた。

    (・・・この宇宙を生み出したモノにとっては、『地球』がガッチャだった)

    (・・・前の宇宙の『地球』がそのモノにとっては特別だったから、この宇宙の『地球』も特別になった)

    2体は、ぽんと、宝太郎の前に飛び出した。

    (僕たちは、自分たちだけのガッチャを手に入れたいんだ)

    (この宇宙を生み出したモノみたいに)

  • 82二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 00:58:15

    >>80

    一方、スタッフロボットたちは、じっと、なにが起こっているかをみていた。

    「・・・大丈夫そう?」

    「たぶん」

    「・・・あの方を、呼んだ方がいい?」

    「ー 呼ばなくても、たぶん、もう見てるし聞いている」

  • 83二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 01:51:48

    >>81

    ホッパー1「ホッパー‼︎」

    宝太郎の水着のパーカーの中に入っていたホッパー1がミニバキューモンとミニプラズ魔に気づいて飛び出す。

    天子ちゃん「バ、バッタ⁉︎」

    宝太郎「軽くなった……こいつはホッパー1‼︎初めて友達になったケミーなんだ‼︎」

    次々と突然乱入してきた少年、一ノ瀬宝太郎は明るく言うが先程のガッチャについでケミーという単語が出てきて更に混乱を招く。

    天子ちゃん「……えっと、ケミーって……」

    宝太郎「ケミーは錬金術で作られた存在で……あっ自己紹介してなかった。俺は一ノ瀬宝太郎‼︎最高のガッチャを探し求めてる錬金術師‼︎」

    俺も覚えてくれよと言わんばかりに宝太郎はミニバキューモンとミニプラズ魔の目線に合わせてしゃがむ。

    宝太郎「君達はケミーじゃない……もっと大きなものを抱えてきたんだね。君達のガッチャが見つかってよかったね。」

    英寿「……俺たちだけではこいつらを救えなかった。礼を言うよ。」

    ゴクオーくん「サプライズでおもしれー人間が来たら敵わないねっ‼︎」

    神の視点だけでは宇宙創造に関わる怪獣の心を完全には理解できなかった。

    きっと彼らのガッチャである今の地球を舞台として足掻くのを辞めない人間の力が必要だった。

    それが一ノ瀬宝太郎。

    天子ちゃん「えっと……錬金術師?」

    混乱している天子ちゃんだが、ミニバキューモンとミニプラズ魔が友達、と呼んだことは聞こえていた。

    天子ちゃん「……ごめんね、あなた達の気持ちを知らないで……でも友達だって言ってくれてありがとう。」

    宝太郎「……」

    そして小野天子もまたその中の人間の1人だった。

    ホッパー1「ホッパ‼︎ホッパホー‼︎」

    ホッパー1はミニバキューモンとミニプラズ魔と向かいあっていたが突然飛び跳ねる。

    宝太郎「ガッチャ‼︎この時間がいつまで続くか分からないよな‼︎だったらもっとこの時間を楽しまなきゃ‼︎九堂とスパナもいいよな⁉︎」

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 02:15:25

    >>83

    りんね「仕方ないな、今行くよ一ノ瀬」

    スパナ「俺はこういうのは好きじゃないが……」

    様子を見ていた2人は宝太郎達のところに歩いてくる。


    宝太郎「えっ⁉︎ゴクオーって閻魔大王様なの⁉︎」

    ゴクオー「まあね、ケケッ‼︎」

    宝太郎「神様の次は閻魔大王様か……」


    袮音「久しぶり、元気にしてた?」

    2000年前のデザイアグランプリで当時の英寿に敗北を喫したある錬金術師が起こした事件以来の再会だった。

    りんね「はい、あれから色々ありましたけど……」

    スパナ「……俺も仮面ライダーに変身できるようになったぞ」

    道長「それはよかったな」

    宝太郎「あっ、たくあんケミーだ‼︎」

    景和「タイクーンね……ってもういいよそれ」

    一同が集まり再会を果たしたところで英寿はある事に気づく。

    英寿「折角再開したんだ、ナイトプールを楽しみたいが……」

    宝太郎「ショーやってるからプール混んでるね……あ、ホッパー1も遊びたい?」

    ホッパー1「ホッパー‼︎」

    天子ちゃん「それにこの子達もいるから……あっ、あそこだったら……」

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 02:17:37

    >>84

    天子ちゃんの視線に入ったのは誰も使っていない子供用のプールだった。

    景和「確かにあの広さと浅さならいいかも」

    宝太郎「ガッチャ‼︎早速行こうぜ‼︎」

    スパナ「……あそこで遊べと。笑えないジョークだな……」

    りんね「黒鋼先輩、少しは合わせないと。」

    スパナはため息をつく。

    袮音「でも誰も使ってないからって貸切状態にしたらまずくないかな」

    景和「とりあえず貸し切って使っていいか聞いた方がいいよね?」

    あれこれ話をしている人間達をみながらミニバキューモンとミニプラズ魔は嬉しそうに跳ねるのだった。

    ゴクオーくん「道長サン、あそこなら溺れないよっ‼︎」

    道長「ふざけんなよお前‼︎俺は泳げるからな‼︎」

    天子ちゃん「すみません‼︎あそこのプール私達で使って大丈夫ですか?」

  • 86二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 02:29:00

    そんな一同の様子を離れた所から見ていた男がいた。
    男は右目に眼帯を付けており、炎のような模様のジャケットを纏っていた。
    男は満足そうに笑うと一言呟く。
    「……フッ、さすが俺。」
    ショーと共に花火が上がり歓声が上がると、その男の姿は既になかった。

  • 87二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 02:32:37

    セレビィ「わー!楽しそー!」
    【屋台を見ていた】

  • 88二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 09:39:37

    >>85

    スタッフロボットたちは顔を見合わせた!

    「少々お待ちください!」

    子供用プールは、ぴかぴかと輝いた!

    そして看板がでてきた。

    「この子供用プールは、ただいま、貸し切りです!」

    ミニバキューモンとミニプラズ魔は、喜んで子供用プールの方にはねていき、そこをホッパー1が追いかけた!

    「・・・ホパーっ!」

  • 89二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 09:42:28

    >>86

    そこに、デイブレイク時空から来た未来の宝太郎の仲間たちが通りかかった!

    「・・・あれ? 私たちの時代の宝太郎さんがいたような気がしたんだけど・・・」

    映画で攫われた父親と父親を連れ戻すために戦った娘が、顔を見合わせる

  • 90二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 09:43:47

    >>87

    スタッフロボット

    「こんばんは、お客様! アイスクリームとかいかがですか?」

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 10:50:50

    万丈「俺のプロテインアイス…」
    戦兎「だからそんなもんないって言ってるでしょうが。流れるプール逆走して筋トレでもしてこいよ」

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 11:45:24

    >>88

    天子ちゃん「プール貸切にしてくれて、それに綺麗にしてくれてありがとうございます‼︎」

    ゴクオーくん「せっかく宝太郎クン達も来たし、もうちょい派手に遊ばね?」

    英寿「ああ、そうだな……これを使うか」


    宝太郎「うわ‼︎やったなホッパー1‼︎それっ‼︎」

    宝太郎は英寿から渡された水鉄砲でホッパー1に水をかける

    ホッパー1「ホパーッ‼︎」

    英寿「さあ、ここからがハイライトだ‼︎」

    道長「ギーツお前何で1人だけ威力ある奴使ってんだよ‼︎」

    景和「俺まで巻き込まれたんですけど……」


    スパナ「……何で俺まで……」

    スパナは1人プールサイドに腰掛け見ている、その時だった、スパナの顔面に水鉄砲が直撃する

    スパナ「なっ……誰だ⁉︎」

    ゴクオーくん「はい、このモコモコちゃんがやりました。」

    ミニバキューモン「⁉︎(やってないと必死にはねる)」

    スパナ「嘘つけ……お前の手にあるのは何だ?」

    そしてスパナもとうとう水鉄砲に手を伸ばしてしまう…

    ゴクオーくん「はっ、結局アンタ斜に構えてるだけじゃねーか‼︎」

    スパナと水鉄砲でやり合いながらゴクオーくんは笑う。

    ミニバキューモンは加勢するわけではなく、スパナやゴクオーくん目掛けて水を吐き出す。

    スパナ「くっ……お前ら‼︎」

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 12:02:54

    一方で……
    りんね「 万物はこれなる一者の改造として生まれうく」
    錬金術で生成されるキラキラと輝くシャボン玉を見てミニプリズ魔は目を輝かせる。
    天子ちゃん「これが錬金術なんですね、魔法みたい」
    りんね「魔法というより科学に近いんだ。だから機械を改造するのに使ってる人もいるよ」
    袮音「アイザックのことね」

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 12:30:09

    スパやサウナでロボット達差し置いてマスカーニャ等のお客さんをもてなす一輝兄(職業病)
    バイス「一輝〜オレっち達客だぜ?サボろうぜ‼︎」
    一輝「つい体が……あっ、湯加減いかがですか⁉︎」

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 14:36:32

    一方、複数のスタッフロボを引き連れたゼットン星人(怪獣娘)が、施設の影でドリンクを啜る一人の男性に接触した

    ????「おや、麗しいお嬢さん。もしかして逆ナンというやつかな?」
    ゼットン星人「残念ながら違うね。先程の花火打ち上げのトラブルについてだが」
    ????「ああ、炎が広がって大変だったろう?」
    ゼットン星人「とぼけるなよ。あのバキューモンを招いたのはお前だろ」
    ????「ハハハ…既にご存じとはねぇ」
    ゼットン星人「意図的にトラブルを引き起こすのはルール違反だ。フェス開催者の代理として相応の対処をさせてもらう」

  • 96二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 14:44:37

    ????「まあまあ、待ちたまえよ…これからもっと楽しいことが起こるんだから。花火よりもずっとエキサイティングなイベント…ぜひお集まりの皆さんにもご参加願いたい」

    ゼットン星人「…何が目的だ?ウルトラマントレギア!」

  • 97二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 15:31:07

    スパナ「チェックメイトだ‼︎」
    スパナはゴクオー目掛け水鉄砲を放つが難なく避けられてしまい、そのまま水鉄砲はホッパー1と遊んでいた宝太郎に命中する
    宝太郎「うわっ⁉︎」
    ホッパー1「ホッ、ホッパオー⁉︎」
    そのままプールの中に倒れるも子供用プールが幸いしすぐ起き上がる。
    宝太郎「何すんだよ‼︎スパナ‼︎」
    抗議をする宝太郎にスパナは淡々と言い放つ。
    スパナ「文句ならこいつに言え。こいつが避けたから……?」
    ゴクオーが悪いとスパナは言おうとした瞬間、彼の表情が変わったのを見てスパナは気圧されてしまう。
    どこか楽しみにしているような、挑発的な笑み。
    宝太郎「……どうしたの?」
    宝太郎もただならぬものを感じ声をかける
    ゴクオー「……いや、とんでもねーウソツキの気配を感じてさぁ」
    英寿「まさか……」
    ゴクオーの発言に英寿はその真意を知る。
    ゴクオー「それはわからねーけど……」

    その時りんねと袮音の声が響き渡り一同はそちらを見る。
    景和「どうしたの⁉︎」
    袮音「景和……天子ちゃんがいないの‼︎さっきまで一緒にいたのに‼︎」
    宝太郎「九堂も天子ちゃんと遊んでいたんだよね?」
    りんね「……ごめん一ノ瀬、ほんのわずかな隙に天子ちゃんがいなくなって……私がちゃんと見ていなかったから……」
    落ち込むりんねをミニバキューモンとミニプラズ魔が慰めるように周りを跳び回る。
    道長「あいつだってただのガキだ、どっか勝手に行くかもしれないだろ、だからロボット達に聞くしかねぇよ」
    景和「それもだけど俺たちでも探さないと‼︎」

    ゴクオーくん「早速仕掛けてきやがったか……‼︎」
    英寿「確かに小野天子は一番狙いやすいかもな」
    宝太郎「もしそうなら、天子ちゃんを助け出さないと……‼︎」

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 15:39:18

    やっぱりただの人間の天子ちゃんに目をつけたか…

  • 99二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:00:00

    ロボットたちがトレギアを確保しようとするが、全ての手段がその青い体をすり抜けてしまう
    驚くゼットン星人に、トレギアは笑いながらその仕組みを明かす

    トレギア「無駄だよ。今、私がいるのは開催者の手が及ばない世界の外側…ここに在るのはただの投影さ」
    ゼットン星人「ッ…聞かせろ、目的は何だ!」
    トレギア「星々を食らい、やがては宇宙を覆い尽くす暗黒怪獣バキューモン…その体内にはブラックホール並みの圧力が働き、星を圧縮してそのエネルギーを溜めこむ。そして、己に相反する怪獣と出会うことでそのエネルギーは大爆発を引き起こし、全てを無に帰する」
    ゼットン星人「相反する…まさか!」
    トレギア「そう、プリズ魔だよ。開催者はバキューモンを小さくしたことで無力化したと考えているようだが、実際にはエネルギーをさらに圧縮しより強力な爆弾に変えただけ。私が呼んだバキューモンは既に一つの宇宙を九割以上食い尽くした厳選個体…もうじきエネルギーは臨界点を超え、爆発しこの空間は跡形もなく消え失せる。天子、だったかな?彼女の優しさで私の計画は順調に進んだよ。ありがたいことだ…ハハハハッ!」

  • 100二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:08:40

    ゼットン星人「貴様は、この空間の何が気に入らない!?なぜ皆が幸せになれるはずの空間を破壊しようとする!」
    トレギア「皆が幸せに…か。幸せの形は人それぞれだろう?これだけ沢山の世界から集めれば、他人の不幸を願うはみ出し者だって当然存在する…中には自分を宇宙ごと無に還すことを望む者も。私は、そんな彼らにも幸せを提供したいだけさ」

  • 101二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:13:05

    隔離ゾーンにて…
    ベロバ「アハハっ‼︎あの綺麗事言ってたガキが攫われてあの地獄王も焦ってるわね、いい気味だわ‼︎あとはあのガキが……」
    ケケラ「ああ、あいつには散々な目に遭わされたからな、せいぜい笑えるような事になってくれねぇとなぁ……」

  • 102二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:15:58

    >>90

    セレビィ「うーん···ください!」

  • 103二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:21:55

    >>102

    可愛い

  • 104二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:27:15

    トレギアが指を突き出すと、黒い稲妻が走りロボットたちが破壊される

    トレギア「さて、そろそろお別れだ。宇宙を無に還す大爆発…いったい何人生き残れるか見ものだね」
    ゼットン星人「貴様…っ!」
    トレギア「ああそうそう…君がどうしてもというなら、同胞の怪獣娘たちは元の世界に帰してやってもいい。彼女たちは遊びがいがあるからねぇ。特にアギラ…彼女は素晴らしい。強さを求め、闇に堕ちる様を是非とも見てみたいんだ…ふふふ…」

    怒りに顔を歪ませるゼットン星人だが、なす術も無くトレギアの影は薄くなり消滅する…その寸前のことだった






    「はみ出し者に刃を向けることは、ルール違反では無いな?」

  • 105二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:39:41

    トレギア「!?」

    トレギアの影が消える寸前、血で錆びついた刃が振り抜かれる
    驚いて立ちすくむゼットン星人に、空間に歪ができるほどの殺気を滲ませた赤い狂犬が顔を近づけ、ドスの利いた声で言った

    レッドマン「会場全体に伝えろ。空間が消滅する前にバキューモンの体内にあるエネルギーをどうにかしろと」
    ゼットン星人「わ…分かった」

    一方、外側の虚無では…

    トレギア「拘束具に、罅が…世界の外側まで攻撃と殺意を届かせるなど…危うくグリムドまで刃が到達するところだった。こちらものんびりとしてはいられない…私の力を遠隔で注ぎ込み、爆発を加速させる…!」

  • 106二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 16:47:27

    ミニバキューモン「~~!!」

    体内のエネルギーが暴走を始め、苦しみだす
    同時に一緒にいたミニプリズ魔も発光し、ミニバキューモンの体内にあるエネルギーと連動し始める

  • 107二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 17:29:28

    >>106

    スパナ「何が起きてる⁉︎」

    苦しむ2体を見てスパナは驚く。

    英寿「……星を吸収し、暗闇を拡げる。光を吸収し唯一の光となる、か。こいつらは表裏一体の存在だ。なるほど……こいつらをここに送り込んだ奴の目論見は見えた。こいつらをぶつけて何もかも消し去るつもりなんだろうな。」

    景和「そんな……ロボット達も突然爆発して、天子ちゃんの居場所も分からないのに…‼︎」

    天子ちゃん、という名前を聞き2体は更に苦しむ。

    ゴクオーくん「ちっ……‼︎」

    事態は思ったより深刻だ、という事と天子ちゃんの行方にゴクオーくんは口に加えていたシガレッチョを噛み砕く。

    何度彼女の優しさが利用されただろうか。

    袮音「英寿、どうにかならないの⁉︎」

    袮音が焦る中英寿は何とか創世の力で2体のエネルギーを抑えようとする。

    英寿「……どうにかはしてるが、これはその場しのぎにしかならない……‼︎恐らく遠隔操作している奴がいるからそいつを叩かない限り……‼︎」

    創世の力では対応仕切れない、と英寿も痛感する

    英寿「……おい、お前ら、こんなことで終わっていいのか⁉︎ここで終わったら何もかもなかったことになるんだぞ⁉︎」

    そう喝を入れながら。

    宝太郎「そうだ‼︎見つけたいガッチャがあるんだろ⁉︎こんな事に負けるなっ‼︎」

    宝太郎がそう叫んだ時だった。

    ???「やれやれ……ボクはここに来る気はなかったがそうも言ってられないようだ」

    道長「……誰だ、お前?今はそんな場合じゃ……」

    しかし英寿は突然現れたパーマのかかった髪型のメガネをかけた少年を見て笑う。

    英寿「ああ、そうだな。お前が来てくれるなんてな。ユリ太郎」

    ゴクオーくん「ユリ太郎……‼︎」

  • 108二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 17:38:13

    「よっ!地球の神様。ちょいと手助けに来たんだが…どうだ?このパンドラボックスにそいつのエネルギーを全部移すっていうのは?ビッグバン級のエネルギーだったら納められるくらいの容量はある…クソ兄貴からわざわざ強奪してきたんだ。役立ててほしいんだがな」

    英寿の隣から中年の男性が顔を覗かせ、6枚のパネルで構成された箱を地面に置く

  • 109二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 17:44:49

    >>107

    ユリ太郎、と呼ばれた少年はため息をつく。

    ユーリィ「ボクは大天使ウリエル…まあそこの2人と知り合いさ。しかしゴクオー、天子クンをみすみす敵に攫われるとはな。浮世英寿、とりあえずボクも力を貸そう。」

    そう言いユーリィはキセキの力で2体のエネルギーを抑えようと加勢する。

    英寿「だが……」

    ユーリィ「分かってる。遠隔操作している奴を倒さない限りこの行為は焼石に水だ。だが、今そいつにサタンとネクストが対応しに行っている。後は……そいつを弱らせて叩けばいい。」

    ゴクオー「悪りぃな、ユリ太郎」

    味方を得てゴクオーは少しだけ余裕を取り戻す。

    ユーリィ「勘違いするな。お前らのためじゃない。こいつらが消えてしまえば天子クンは傷つく。彼女の優しさを利用されるのはボクも許せないからな。」

    英寿「サタ公とネク助もか……お前ら仲がいいな」

    神になって間もないため、人ならざる者達の関係は分からないが英寿はそれなりの信頼があって、それは小野天子という人間が中心となっているのは分かった。

    その時だった>>108の男性が現れる。

    英寿「……お前、何者だ?何故俺たちに協力する?」

    ゴクオーくん「(手伝うのはウソではないが…)」

    そんな時遠くから走ってくる青年がいた。

    戦兎「エボルト、何しに来た⁉︎」

  • 110二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 17:50:24

    >>109

    エボルト「あのトレギアって野郎が気に入らねぇだけだよ。以前宇宙で会った時に嵌められて散々な目に遭ったからな。今回はその恨み返しってわけだ。まあ、上手くやってくれよ…チャオ」

  • 111二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 17:56:48

    ゾフィー「浮世英寿、ユーリィ。我々も念力で協力する。バキューモンとプリズ魔のエネルギーをそのパンドラボックスに移し替えるのだ」

  • 112二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 18:17:27

    >>110

    万丈「おい戦兎⁉︎エボルトが出やがったのか⁉︎」

    戦兎「おせーよ、さっさと言いたいこと言うだけ言ってどっか行きやがった。」

    万丈「ってこれパンドラボックスじゃねぇかよ⁉︎」

    エボルト、と呼ばれた怪人の言葉と今傍受したテレパシーをゴクオーは組み合わせる。

    ゴクオー「……どうやらアイツの言う通り、その箱にエネルギーを入れるのが正解らしいぜ。」

    英寿「そうだな、エネルギーを動かす力が加わった。それが何よりの証拠だ……だがその後こいつをどうするかは知らないが……」

    同じくテレパシーを聞いた英寿はそう言い、パンドラボックスにエネルギーを移し始める。

    ユーリィ「ゴクオー、天子クンを攫ったのはそのトレギアって奴で間違いはないが別に関与している奴がいる。」

    ユーリィの言葉にゴクオーは驚く。

    ゴクオー「どういう意味だ?ユリ太郎」

    ユーリィ「さっき隔離部屋で騒いでいたバカ2人を脅かしに行って黙らせた際聞き出した。……どうやら、浮世英寿が神になる前因縁のある人物が手を貸したらしい。」

    心当たりはあるだろう?とユーリィは英寿の顔を見て問いかける。

    英寿「……ああ、1人いたな。存在すら忘れていたあいつが……‼︎」

    その言葉で宝太郎は共犯者を察する。

    宝太郎「釘宮リヒト……‼︎あいつまた……‼︎」

  • 113二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 18:25:40

    コスモス「僕達にも手伝わせてくれ。怪獣たちを落ち着かせて、闇を抑えるんだ」
    グリージョ「ハッピーなお祭りを取り戻しましょう!グリージョチアチャージ!」

    コスモスはフルムーンレクトをミニバキューモンとミニプリズ魔に浴びせて鎮静化し、グリージョは英寿、ユーリィ、ウルトラ兄弟、コスモスにエネルギーをチャージする

  • 114二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 18:29:41

    ゼロ「みんな気合いが入ってるな。俺も負けてられねえ…トレギアに灸を据えるのを手伝ってくるぜ!」

  • 115二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 19:13:27

    >>112

    ゴクオーくん「……宝太郎クン、知ってんの?」

    宝太郎「もちろん‼︎あいつのせいでどれだけの人が、ケミーが傷つけられたか……‼︎」

    スパナ「最初は錬金連合の胡散臭いお偉方だったが、蓋を開ければただ2000年間逆恨みの復讐に炎を燃やしていた奴だ。」

    りんね「あいつまでいたなんて……‼︎」

    若き錬金術師達は憤る。

    懲りずにまた同じような事をしている、と。

    ゴクオーくん「……へぇ、サタ公は500年だったがそんな奴がいたとはな……」

    ゴクオーはそう言い立ち上がる。

    景和「どこに行くの、ゴクオーくん」

    どこかへと向かうゴクオーの前に景和が立ちはだかる。

    ゴクオーくん「決まってんだよ、そいつに地獄を見せに行くだけだ。」

    袮音「なら、私達も行くよ。ゴクオーくんが嫌がっても。」

    道長「あいつには俺達も借りがあるからな。」

    それぞれの言葉を聞くとゴクオーはふっ、と笑う。

    ゴクオーくん「ああそうだな。ヒトの力を舐め腐った奴に人間の力を見せてやろうぜ。……神様、ユリ太郎ここは任せた‼︎」

    ゴクオー達は共犯者を探しに向かう。

    英寿「ああ、ここは俺たちに任せろ」

    ユーリィ「早く行け、ゴクオー」

    2人はそれを笑顔で送り出す。

  • 116二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 19:40:35

    徐々にエネルギーをパンドラボックスに移し替えていくヒーローたち
    しかし、宇宙を無に還すほどのエネルギーを抑え込むことは困難を極め、全員が徐々に消耗し始める
    気が付けばフェスで思い思いの時間を過ごしていたヒーロー、怪人、怪獣たちも周囲に集まっていた
    危険を顧みず力を貸す者、ひたすら固唾を飲んで見守り続ける者…ほぼ全員が心を一つにこの未曽有の危機に立ち向かおうとしていた
    皆が幸せになれるこの世界を破壊させないために力を振り絞る勇士たちへ、ついに今までは監視に徹していた存在が救済の手を差し伸べる

    『諦めるな』

  • 117二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 19:46:53

    突如、フェスの会場がオーロラのような輝きで満ちた空と赤土色の大地で覆われた異空間へと塗り変えられる

    コスモス「これは…メタフィールド!」

    ウルトラマンノアが発生させたメタフィールド…そこは送り込まれた対象からエネルギーを急速に吸い上げるだけでなく、ノアが認めた戦士の力を飛躍的に向上させる効果もあった
    ミニバキューモンとミニプリズム魔のエネルギーは大幅に吸われ、逆に英寿たちの力は増していく

  • 118二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:09:38

    一方その頃……
    サタン「いい加減諦めろ‼︎往生際が悪りぃんだよ‼︎」
    サタンがトレギアを魔力とキセキで追い詰めるも中々致命傷を与えられない。
    ネクスト「やはりあいつをどうにかしなければ止められないのか‼︎」
    同じくキセキの力でトレギアを攻撃しながらネクストはトレギアに潜むモノを垣間見る。
    それは巨大な一つ目に、頭部や体から禍々しい形状の角や無数の刺を生やし、胴体に第二の顔を持つ怪獣、グリムドだった。
    ネクスト「Oh……何と禍々しい。」
    サタン「いいから手を緩めるな‼︎こっちがやられちまうぞ‼︎」

    その頃……
    釘宮「ふふふ……まさかパンドラボックスを使うとはな。いいものを見つけた。」
    メタフィールドの片隅で釘宮リヒトは怪しく笑う。
    天子ちゃん「……やめてください、何で……」
    力無く囚われていた天子ちゃんは釘宮に声をかける。
    釘宮「君のおかげでまた私は力を手に入れられる。君があの厄災と友達になりたいなんて戯言を言って、浮世英寿もそれを受け入れた。そして君のおかげであの2体は一緒に行動したから計画にすぐ移せたよ。しかし君が攫われたのは君自身のせいだ。」
    釘宮に言われた言葉に涙を浮かべながら天子ちゃんは何故自分がこうなったのか思い出す。

  • 119二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:20:10

    トレギア「ははは、驚いたかな?宇宙創世の時代、全生命の無意識下へと封じられた混沌だ!この外側に広がる虚無は光も闇も存在しない…つまりは混沌の領域!グリムドはさらなる力を発揮できる!さあ、この虚無へと溶けるがいい!」

    トレギアがトレラ・アルディガイザーを放って攻撃するが、それを弾き返し究極の光輝を纏ったゼロが飛び込んでくる

    ゼロ「主役は遅れてくるってなぁ!俺も力を貸すぜ!」

  • 120二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:54:16

    >>118

    それはシャボン玉で袮音やりんね、ミニプリズ魔と遊んでいた時だ。

    ふとプールの水面に目を遣ると何やら青い影が映っていた。

    「よくやってくれたね、君のおかげだよ。お礼をしたいけど……君はこの時間が終わることを恐れているね?もしこの時間が終わったらまた元の、何もかも忘れた自分に戻るかもしれない。」

    その言葉を聞き、天子は胸の内を見透かされたような気持ちになる。

    天子ちゃん「そ、そんなこと、ないよ……ゴクオーくんはまた前みたいに一緒にいられるって言ってくれたもん…」

    それでも必死に抵抗する。

    この言葉に囚われてはいけないから。

    「それがウソだったとしたら?そしてこの時間が夢だったとしたら?」

    天子ちゃん「……っ‼︎」

    「この時間が終わらないようにしてあげようよ」

    その瞬間だった、自分がいつの間にか囚われていたのは。


    釘宮「思い出しただろう?君が一番この時間が終わってしまう事を恐れていた。それにもしこの時間が終わったとして、あの地獄王とは生きる時間が違う。一緒にいられる時間も限られている。そう無意識に恐れたから君はあいつの手口に乗せられた……違うか?」

    やっと思い出せたゴクオーの事、ここで出会った人々や友達になるのも難しい怪獣の事、全てを忘れたくなかった。

    忘れる辛さは、小学校の卒業式の日で十分だ。

    天子ちゃん「私は……」

    ふむ、と釘宮は戦況を見ていた。

    釘宮「ここにいる者達の力を集めたか。だが……君1人は恐怖のせいで力を与えられない。君1人のせいで何もかも台無しになるかもしれないな?」

    そう言い釘宮は振り返る。

    その時彼の肩に何か黒い小さな影が見えたような気がする。

    天子ちゃん「私のせいで、みんな……」

    釘宮(さてどうする?マルガムにして浮世英寿達に差し向けて殺させてしまうのも面白いな…)

  • 121二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 21:01:51

    >>119

    ゼロを見たサタンとネクストは不敵に笑う。

    サタン「はっ‼︎カッコつけやがって‼︎」

    ネクスト「しかしその姿と力……まさにGODだ‼︎」


    英寿「力が集まっている…」

    ユーリィ「ああ、これならばあの箱に力を移せる‼︎」

    しかし、と英寿はある事を口にする。

    英寿「1人だけ、力を出せなくなってる奴がいる……聞こえるか‼︎小野天子‼︎願いを諦めるな‼︎願いが叶うと信じろ‼︎」

  • 122二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 21:22:14

    諦めかけたその時、天子ははっとなる。
    いつの間に自分は願いを、幸せを諦めていたのだろう。
    釘宮「さて……」
    釘宮が近寄ろうとしたその瞬間だった。
    天子ちゃん「私は…私の願いを諦めない‼︎それにゴクオーくんはそんなつまらないウソを……誰かを傷つけるウソなんかつかないんだから‼︎」
    錬金術の鎖が解け、天子は立ち上がって釘宮と対峙する。
    釘宮「……鎖が⁉︎だがお前1人が立ち直ったところで私の錬金術で暗黒に染まったあいつは止められない‼︎たかが何もできない世間知らずの小娘が……ここで終わらせてやる‼︎」
    そう言い釘宮がかつてデザイアグランプリで使用した剣を取り出し天子目掛けて振りかざす。
    天子は思わず目を閉じてしまうが、痛みも何も感じない。
    天子ちゃん「え……?」
    恐る恐る目を開けると黒い何かが釘宮の肩から飛び出し釘宮の顔に張り付き視界を奪っていた。
    釘宮「な、な、なっ……⁉︎」
    ネコカラス「ニャアカア‼︎」
    黒い影、それはネコカラスだったのだ。
    天子ちゃん「ネコカラスちゃん⁉︎」
    釘宮「は、離れろ‼︎」
    ネコカラスを振り払おうと剣を持ったままジタバタとしている釘宮を見て呆気にとらわれるが次第に涙が浮かぶ。
    そうだ。
    こうやって近くにいれない時はネコカラスを見張りにつけてくれていた、と。

  • 123二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 21:23:10

    トレギア「まったく無粋極まる…だから私は君にときめかないんだよ、ウルトラマンゼロ!」
    ゼロ「勝手に言ってろ!サタンとネクスト…だったか?俺に力を貸してくれ!ここは混沌が力を増す世界の外側…じゃあ、俺たち三人で力を合わせれば光と闇!同じ混沌だ!一発で勝負を決めるぜ!」

  • 124二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 21:44:55

    >>122

    釘宮「畜生が‼︎」

    何と目が見えない状態で錬金術を使い、ネコカラスを釘宮は壁に叩きつけてしまう。

    天子ちゃん「ネコカラスちゃん‼︎」

    慌ててネコカラスに駆け寄り抱きしめる。

    ネコカラス「ニャア……」

    そうしているうちに剣を持った釘宮が怒りを露わに歩み寄ってくる。

    釘宮「小癪な真似を……今度こそ……‼︎」

    再び釘宮が剣を振り上げる。

    その時剣と何かがぶつかる音が響く。

    自分達と釘宮の間に立ちはだかり釘宮の剣を受け止めた者を見て天子は涙を浮かべながらも笑顔になる。

    ゴクオーくん「やーっと会えたぜ、元エリート錬金術師の釘宮リヒトさんよぉ‼︎」

    ゴクオーはそのままマジックハンドを振るい、釘宮の剣を弾く。

    ゴクオーくん「あんたの実力ってそんなもん?そりゃあ神様に負ける訳だわなっ‼︎」

    忌まわしい記憶に触れられ釘宮は激昂する。

    釘宮「貴様……っ」

    ゴクオーくん「あっ、自己紹介がまだだったな‼︎オレっちは新米錬金術師で暁の錬金術師になる予定だぜ♪」

    あからさまなウソに釘宮はさらに激昂する。

    釘宮「ふざけるなっ‼︎トレギアと手を組み、力を欠けさせたのに何故だ‼︎何故‼︎」

    2000年間生きてきた癖にみっともなく喚く釘宮にゴクオーはため息を吐く。

    ゴクオーくん「うわーみっともねぇな……天子ちゃんこんなおっさんなんて倒せただろ?」

    釘宮を指差しながらゴクオーは天子に話しかける。

    天子ちゃん「そんな訳ないでしょ⁉︎……あれ?」

    何故か自分達を無視して会場端のピンクに光る場所に跳ねていくホッパー1が目に映る。

    天子ちゃん「……ホッパー1ちゃん?」

  • 125二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 22:01:21

    >>124

    ゴクオーは顔を伏せる。

    ゴクオーくん「宝太郎クン達も途中まで一緒だったけど、ホッパー1以外は……」

    天子ちゃん「え……?」

    よく見たら英寿以外の者達はいない。

    まさか、と思った瞬間釘宮が高笑いをする。

    釘宮「ハハハ‼︎あの錬金術師のガキも死んだか‼︎だったらあのケミーを葬ってやる‼︎」

    釘宮は剣を片手にホッパー1を追いかける。

    ホッパー1「ホパ……ホパッ⁉︎」

    背後からは錬金術で攻撃する釘宮が迫る。

    天子ちゃん「ホッパー1ちゃん⁉︎」

    そしてホッパー1がピンクに光る場所に跳び込み、釘宮もそこに何の疑問もなく足を踏み入れた瞬間だった。

    ゴクオーくん「ようやく入ってくれたな♪」

    そんなゴクオーの言葉も聞こえないくらい興奮した釘宮はいきなり銃身の長い水鉄砲で殴られ、転ぶ。

    スパナ「……全く、俺達を勝手に殺すなど笑えないジョークだな」

    銃身の長い水鉄砲で釘宮を殴ったスパナは吐き捨てる。

    宝太郎「だけどようやくお前と戦える……‼︎」

    りんね「あなたの事は絶対許さない‼︎」

    錬金術師達に囲まれた釘宮は混乱する。

    景和「ここからは逃がさないぞ‼︎」

    袮音「天子ちゃんを酷い目に遭わせて……‼︎」

    道長「今回は俺達でぶっ潰してやろうか‼︎」

  • 126二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 22:21:45

    >>125

    釘宮「は?は?はああああ⁉︎」

    状況を全く理解できない釘宮は喚くしかなかった。

    宝太郎「うわうるさっ、ホッパー1頑張ったね‼︎」

    片手で耳を塞ぎながら宝太郎は囮になったホッパー1を労う。

    そこにゆっくりとゴクオーがマジックハンドを肩に担いでやって来る。

    ゴクオー「そもそもあんたは高みの見物しかしていなかったから気づかなかったのかもな。だが腐っても錬金術師のあんたなら気づけたはずだぜ?ここに宝太郎クン達が錬金術で隠れていたって。」

    釘宮「な……お前が言ったはずだ、仲間は全滅したと‼︎……まさか……」

    釘宮がそう叫ぶとゴクオーはニヤっと笑う。

    ゴクオーくん「ウソだよぉ〜?神様仕留められるチャンスだと思い上がってっからそうなんだよ、ケケッ‼︎」

    りんね「天子ちゃんごめん、私が守れなかったから……」

    袮音「私だって気づけたはずなのに……」

    2人に謝られ、天子は焦る。

    天子ちゃん「い、いえ、2人のせいじゃないです‼︎自分を信じられなかった私のせいなんです‼︎」

    そんな中掃除用のモップを手にした道長が口を開く。

    道長「さてと……」

    ゴクオーくん「あとさ、あんた今いる場所分かってる?ナイトプールをちゃんと楽しんでないあんたは気づいてないかもだけど、ここでケンカはしていいんだよねぇ〜?」

    ゴクオーの言葉で釘宮はこれから何が起こるか察する。

    道具や錬金術でこいつらはお灸を据える気だと。

    スパナ「いい加減現実を受け入れろっ‼︎」

    その声を合図に釘宮の悲鳴が響き渡る。

  • 127二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:05:34

    >>126

    宝太郎「全く……ここで会いたくなかったよ‼︎そこだけはノーガッチャだな‼︎」

    6人に手加減ありでボコボコにされ倒れている釘宮を見下ろし宝太郎は怒る。

    りんね「ここには先生は来ていないけど、拘束はできるかな。」

    スパナ「当然だ。俺は超A級錬金術師だからな。」

    道長「それ関係ないよな?」

    景和「まあまあ……」

    とりあえず釘宮をどうするか考えている中、袮音が異変に気づく。

    袮音「え……ちょっと待って⁉︎この人……‼︎」

    ゴクオーくん「‼︎」

    釘宮は満身創痍ながら立ち上がると笑い出す。

    釘宮「フン、こんなもの蚊に刺されたよりも大したことはない……‼︎今はクロスウィザードもアルケミストリングもないから貴様らは油断していたのだろうが、トレギアと手を組み更に……」

    釘宮が片手を天井に掲げるとパンドラボックス内のエネルギーが釘宮に一部吸収される。

    釘宮「あの時は貴様らを吸収してこの姿になったが……今はそんな物も不要‼︎」

    スパナ「まさか⁉︎」

    釘宮「暗黒に染まれえぇぇぇっ‼︎」

    ゴクオーくん「ケッ、まだ隠し玉があったか……‼︎」

    そしてそこには…

    紫と金・赤のローブに身を包み、両腕は火の玉のような形状の頭部を抱え込むかのような状態となっている4本腕の異形の怪物……ウィザードマルガムが大剣を構え君臨していた。

    ウィザードマルガム「貴様ら全員皆殺しにしてくれる‼︎」

    そう言いウィザードマルガムは宝太郎達に襲いかかるが……

    マントを纏ったゴクオーの背後にオーラのようにいる本当の閻魔大王のような存在が巨大なアームハンドでウィザードマルガムの胴体を掴み、攻撃を防いでいた。

    ゴクオーくん「みんな、悪りぃんだけどこいつがここから出ないように頼む。」

  • 128二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:36:31

    >>123

    サタン(画像のキャラ)「ああ。俺はサタン…元は天使だったが当時の神に挑んだ罰で地獄に堕とされてな。今は堕天使だ。だからキセキと魔力、どちらも使える。」

    ネクスト「Yes!オレがネクストだよ‼︎神や天使が使うキセキが集まったのがオレさ‼︎よろしく頼むよ」

    2人は不敵な笑みで構える。

  • 129二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:37:34

    そしてこっちがネクスト(次の神を名乗っていた)

  • 130二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:51:15

    >>127

    その一方で・・・

    すとんと、時間が、止まった。

    「謎の存在」は、すたすたとやってきて、バキューモンとプラズ魔のエネルギーの一部の受け皿となっていたパンドラボックスを手にとる。

    『これは、本来、ひとつの世界を生まれ変わらせ、ひとつの宇宙を作り出せるほどのエネルギー。それなのに、よくもまあ・・・」

    そうして、その存在は、指をパチっと鳴らした。

    『遅くなってすまない、バキューモン、プラズ魔』

    ぽんぽんと、パンドラボックスを叩く。

    『これはもともと、お前たちが、次の宇宙を創るためのエネルギーだ。・・・だから、思ったんだが ー まずは練習がてら、小さいのを作ってみないか?』

    そうすると、すべてが静止している空間のなかで、ミニバキューモンとミニプラズ魔がぽんぽんと動きはじめた!

    (・・・小さい宇宙?)

    (小さい宇宙を創る?)

    『まずは、小さな世界を作って、そのなかに、小さな宇宙を創るんだ。私が作った、この「ナイトプール・フェスタ会場」のようにな。小さいと言っても世界は世界で宇宙は宇宙、かなりのエネルギーを使うことになるから、その分だけ、暴走しにくくなるぞ?』

    ミニバキューモンと、ミニプラズ魔は、顔(?)を見合わせて、またぽんとはねた。

    (分かった。僕、やってみる!)

    (僕も!)

  • 131二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:51:49

    >>130

    ミニバキューモンとミニプラズ魔が、くるくると舞い踊る。

    (じゃあ、あれだね!)

    (うん、僕もあれがいい!)

    そうして数分後。

    そこには、巨大でカラフルなビニールプールが出現していた。

    「謎の存在」は、笑った。

    『はじめて作ったにしては、なかなかいいと思うぞ!』

    ミニバキューモンとミニプラズ魔は、くすくすと笑った。

    (これは、僕たちが一緒に作った世界と宇宙)

    (小さいけど、このなかなら、いろいろ自由になるんだよね)

    (これがあれば、これからも、小さくなってほかのニンゲンたちやニンゲンじゃない小さいのと遊べるし!)

    (そうそう、それだよ! てんこちゃんは、どう思うかなあ?)


    「謎の存在」は、それを見てニヤリと笑い、また指を鳴らした。

    「じゃあ、またな!」


    そうして、そのあと ー

    時間は、再び動きはじめる。

  • 132二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:54:39

    トレギア「私は、私自身を…解放する!」

    トレギアが叫ぶとその背後に巨大なグリムドの幻影が浮かび、先ほどとは比較にならないほど莫大なエネルギーがトレギアの両手に集まっていく

    トレギア「銀河を覆い尽くす混沌の濁流だ…止めてごらんよ、できるものならね!」
    ゼロ「まずい!サタン、ネクスト!お前たちの魔力とキセキを、俺のイージスに注いでくれ!」

  • 133二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 00:31:20

    >>132

    サタン「仕方ねぇな‼︎その代わり必ず仕留めろよ‼︎」

    ネクスト「今の世界を守るならノープロブレム‼︎受け取れっ‼︎」

    2人はそれぞれゼロのイージスにキセキと魔力を注ぐ。


    その時だった。

    ???「俺とケミー達の力も受け取れ‼︎」

    その声と同時にゼロのイージスに太陽のような光が注がれる。

    ガッチャードシャイニングデイブレイク「俺達の未来を……守ってくれ‼︎」

  • 134二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 00:42:56

    >>133

    ゼロ「タイガ?いや、違う…けど、ありがとよ。受けてみろ、トレギア!これが俺たちの光だ!!シャイニングウルティメイトゼロ!!」


    魔力とキセキ、そしてケミーたちの力…数多の祈りを乗せた銀の光矢が混沌の濁流を迎撃する

    威力は互角…しかしトレギアの妄執が、どす黒い感情が、更に混沌の濁流を増幅し加速させてくる


    トレギア「は、ははは、ハハハハ!!溶けて無くなれ!!」

    ゼロ「これでも駄目なのか…!」


    その時、さらに別の声がゼロに届く


    「ゼロさん!ボクたちの声、聞こえますか?」

  • 135二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 00:43:53

    >>127

    ゴクオーの真の姿を見た宝太郎達は驚いていた。

    景和「えっ、何あれ……あいつの攻撃を止めた⁉︎でもこれなら……‼︎」

    宝太郎「本当に閻魔大王様なんだな……ガッチャ‼︎こいつに地獄を見せてやれ‼︎」

    りんね「……分かった‼︎」

    そんな中天子ちゃんだけは心配そうにゴクオーの様子を見ている。

    天子ちゃん「ゴクオーくん…」

    ゴクオーくん「天子ちゃん、大丈夫だ。オレっちは必ず前のようにいなくなったりしない。おもしれーウソを見ててやるよ。」

    ウィザードマルガム「貴様……まさか本当に……」

    拘束されているウィザードマルガムはゴクオーに声をかける。

    ゴクオー「ああ初代閻魔大王、地獄王だ。……貴様は2000年前から逆恨みでその復讐を果たすために生きてきた。錬金術を悪用し人の理を破壊して秩序を満たしてな。そんな貴様は地獄行きだ。」


    気がついたらウィザードマルガムはいつの間にか釘宮の姿に戻り、辺りで炎が燃え盛っている熱気に満ちた焦土の中に立っていた。

    釘宮「ここは……」

    ゴクオー「地獄だよ。」

    玉座に座りマジックハンド片手に自分を見下ろすゴクオーに気づき釘宮は振り返る。

    さっきの話の続きだが……とゴクオーは話し続ける。

    ゴクオー「貴様は自分の願いのために何人もの人間を傷つけ、そして作られた命とは言えそれすらも踏み躙ってきた。」

    ゴクオーは玉座から降りると釘宮に歩み寄る。

    ゴクオー「自分の幸せのために他人を傷つけ踏み躙る貴様は…」


    拘束から逃れたウィザードマルガムは地獄の光景が恐ろしく以前の様な驚異的な力も使えずに情けなく逃げ出そうとする。

    しかし……

    スパナ「逃すか‼︎」

    りんね「あなたはここで終わり‼︎」

    錬金術で瓦礫を山積みにされウィザードマルガムは逃げ道を探すも、景和や袮音、道長に逃げられないようにされていた。

    本当なら簡単に始末できるはずなのに。

    そんな中地獄王…ゴクオーが背後から迫る。

    ゴクオー「逃げられねェだろ?これが貴様がなめた人間の力だ。」

  • 136二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 00:54:14

    くぎゅが吸収したキャラがくぎゅフルボッコにするの冬映画の意趣返しになってていい…

  • 137二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 01:01:19

    ゼロ「この声は…アギラ!?」
    アギラ「怪獣娘たちの力も使ってください!ボクのカイジューソウルには、あなたのお父さんの…セブンの因子が残っている。ボクを通じて、みんなのカイジューソウルからエネルギーを届けます!」

    アギラとゼロの中にあるセブンの因子が共鳴し、カイジューソウルの力がイージスに加わる
    光矢は推進力を上げ、混沌の濁流を散らしながらトレギア本体へ突き進んでいく

    トレギア「まだだ、混沌の力は…!?」

    トレギアが感じた己自身の違和感…それが何か分かった時は既に遅かった

    トレギア「グリムドの力が、削がれている…まさか、あの時…!」

    「あの時」…世界の内側からレッドマンの刃を受けた時、影響は拘束具への罅だけだと思っていた
    しかし実際には、レッドマンの煮えたぎるような殺意が内側まで浸透し、グリムドの力を削ぎ落としていたのだ
    やがて混沌の濁流は勢いを失い、光矢を押し留めることができなくなり…

  • 138二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 01:10:38

    トレギア「は、はは…まったく絆っていうのは…厄介なものだ…」

    光矢に貫かれたトレギアは、自身の敗北を嗤いながら爆散する
    世界の外側を包む大爆発から、ゼロ、サタン、ネクストは急いで離脱し、フェスの会場へと戻った

  • 139二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 01:27:24

    >>135

    宝太郎「行けっ‼︎ゴクオー‼︎」

    ホッパー1「ホッパー‼︎」

    ウィザードマルガム「‼︎来るな‼︎来るなぁ‼︎」

    ウィザードマルガムは大剣を振いゴクオーから離れようとするがゴクオーはマジックハンドで全て捌く。

    ゴクオー「まずはその姿だな」

    ゴクオーは冠を外し、ボール状にすると地面に叩きつける。

    ゴクオー「地獄の怒りの炎を喰え‼︎」

    ゴクオーが因果王砲を発動させると強大な龍の炎がウィザードマルガムを襲う。

    釘宮「ぐあああっ‼︎」

    袮音「す、すごい……」

    変身解除した釘宮にゴクオーはマジックハンド片手に歩み寄り、その舌を掴む。

    ゴクオー「最後に……貴様はあくまでも真っ当な錬金術師として振る舞い嘘をついた。つまんねーウソで人や他の命を貶めた罪に罰を与える」

  • 140二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 07:54:47

    >>139

    ゴクオーは左手の人差し指と中指で自分の舌を押さえる。

    ゴクオー「悪漢……」

    そして右手でチョキの形を作り腕を振るう。

    ゴクオー「べーっ‼︎」

    釘宮「ぐわああああああ‼︎」

    それにより2000年間嘘を吐き続けた舌は切られてしまう。

    再び釘宮は床に倒れ込む。

    ゴクオーくん「ケケッ、新しい舌のプレゼントだぜっ」

    王冠を拾いながらゴクオーは釘宮を見て笑う。

    その光景を見ていた一同は息を呑む。

    特に英寿から前もってこの技のことを聞かされていた景和達は絶句していた。

    景和「ほ、本当に舌を……死んでないよね?」

    袮音「新しい舌をあげたみたいだし……」

    道長「まさかな……」

    ゴクオーくん「こいつを死なせる価値なんかねぇよ。こいつは相応の罰を現世で受けていたにも関わらず懲りずにまた暴れた。ま、死んだら地獄でほんとに罰を受けてもらうけどねっ‼︎」

    天子ちゃん「大丈夫です、ゴクオーくんがこうやって悪いウソをついた人の舌を抜いたら……」

    その時、釘宮がはっ、と目を覚ます。

  • 141二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 13:13:52

    >>140

    目を覚ました釘宮は混乱する。

    自分は一回地獄に堕ち、そして目の前にいる少年の姿をした閻魔大王に……だが自分は死んでいない。

    何故、と問おうとした瞬間、勝手に口が開き、勝手に舌が動いた。

    釘宮「2000年前にデザイアグランプリで浮世英寿に生き恥を欠かされた悔しさが貴様らに分かるか⁉︎いつか必ず雪辱を晴らすと誓い私は錬金術師となって今まで生きてきた‼︎そうして漸く浮世英寿に一矢報いる事ができるハズだった‼︎なのに……錬金術師もどきの貴様が‼︎」

    釘宮はそう呪詛を吐きながら宝太郎を血眼で睨みつける。

    あの時の計画は、この少年によって破綻させられた。

    宝太郎「……」

    宝太郎はそれを黙ってみている。

    ホッパー1「…ホッパホー……」

    何故勝手に舌が動くのかなんてどうでも良かった。

    釘宮「ケミーが友達⁉︎そこのガキのような世間知らずな事をほざいて‼︎あれは道具だ‼︎その道具を、錬金術を、自分の為に使って何が悪い‼︎今回トレギアと手を組み逃げ出してこの空間に入って今度こそ願いを叶えるはずだったんだ‼︎ついでにそこのガキを絶望させてマルガムにして貴様らに殺させてな‼︎」

    釘宮は天子を指差しながら喚き続ける。

    一方でトレギアはもちろん、釘宮のしようとした事を知った一同の顔色が変わる。

    景和「お前、そんな事を関係ない天子ちゃんにして殺すつもりだったのか⁉︎」

    以前姉をジャマトにされて何も知らなかった道長に間違って倒された景和は憤る。

    釘宮「ハッ‼︎そこのガキが怪獣と仲良くしたいなんて言うからこうなったんだよ‼︎こいつが事態の悪化を引き起こしたんだ‼︎」

    天子ちゃん「……」

    景和に胸ぐらを掴まれながらも釘宮はレロレロと舌を動かし続ける。

    俯いた天子にネコカラスがそっと寄り添う。

    道長「悪いのは全部てめぇとそのトレギアって奴だ‼︎こいつはただ普通に幸せを願っただけだろうが‼︎てめぇとちがってな‼︎」

    袮音「そうだよ……誰だって幸せになりたいって思うんだよ‼︎作られた存在だって変わらない‼︎天子ちゃんはあの怪獣を幸せにしたいって願ったのをあなたにとやかく言う権利なんかない‼︎」

  • 142二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 14:03:48

    >>141

    釘宮「じゃあ私の幸せはどうなる⁉︎貴様らに私の幸せを、願いを踏み躙る権利もないはずだ‼︎」

    釘宮は往生際悪く喚く。

    景和「こいつ……‼︎」

    りんね「……錬金術もケミーも誰かを不幸にするものじゃない、あなたは自分の幸せの為だけに多くの人達やケミーを不幸にしたでしょう。そんな方法で幸せになるのは間違っている‼︎」

    スパナ「……よくもまあ2000年間そんなエゴ丸出しで生きてこれたものだな。生き恥を晒しているのは自分自身だといい加減理解できないのは笑えないジョークだな。」

    正論をぶつけられ、その瞬間釘宮は激昂する。

    釘宮「黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎」

    宝太郎「……あの時は怒ったけど、今のお前には怒る価値もないよ。1人でみっともなく逆恨みして……確かにお前は先輩の錬金術師なのかもしれない。だけどお前にはガッチャはない。」

    宝太郎に静かに言われ釘宮は周りを初めて見る。

    周りに自分の味方はいない。

    ゴクオーくん「あんたが幸せになれなかった理由、分かるだろ?」

    釘宮「なっ……」

    ゴクオーくん「あんたの事を本当に信じる奴がいないこと、そしてあんたも誰も信じようとしなかったことだ。前はケミーや錬金術があったから余裕こいたが失敗した、そして今回もどーせそのトレギアとかいう奴と見返り目的でしか手を組まなかったんだろ?だがそのトレギアって奴もあんたも周りを舐め腐って自分で自分の首を絞めたみてぇだなっ‼︎」

    敗因をはっきりと言われた釘宮はヘナヘナと床に座り込む。

    ゴクオー「オレっちは今を生きる人間を尊敬するが、あんたみたいな奴は尊敬できねぇよ。」

  • 143二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 17:56:56

    >>102

    スタッフロボットは、アイスクリームをセレビィに渡した。

    「はい、どうぞ! バニラアイスです」

    そして、ロボットは、その区域を包んでいるピンクの結界を指さした。

    「実は、いま、あの結界の外側では、いろいろな勢力がぶつかりあって、かなりすごいことになっていまして・・・」

    屋台に並んでいたほかの客が、びっくりしてロボットが指さしている方をみた。

    「ありゃりゃ! 大丈夫なの?」

    ロボットは、うんうんとうなずいた。

    「結界のなかにいる限りは、大丈夫ですよ。心配しなくても、大丈夫!」

  • 144二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 18:03:47

    >>143

    「そう、君は心配せずとも大丈夫だよ。ときわたりポケモン…後片付けは僕がやろう」


    結界の内側に、いつの間にかスーツ姿で浅黒い肌の男が立っている

    黒いサングラスをかけ不敵に笑う彼が指を振ると、プールから無数の黒いゴカイがうじゃうじゃと這い出て釘宮の周りに集まっていく

  • 145二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 18:30:59

    このレスは削除されています

  • 146二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 18:35:35

    『見事だ、錬金術師。そして多次元のヒーローたち。彼の空想をよくぞ守り抜いた』

    宝太郎たちの頭に女性のように優しく高い…しかし得体の知れない声が響く
    その直後に黒いゴカイが釘宮に絡みつきその全身を覆っていく

  • 147二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 19:04:59

    >>146

    スパナ「⁉︎」

    釘宮を拘束しようとしていたスパナはその声と釘宮の異変に驚く。

    宝太郎「何だよこれ‼︎こいつはまたミナト先生に引き渡して……」

    明らかに自分達を見下すような物言い。

    そして確かに存在するこの世界を「空想」と言ったことから味方ではない、と一同は判断する。

    景和「これで終わったんじゃないのかよ⁉︎」

    道長「次から次へと……‼︎」

    ゴカイに覆われた釘宮を見て思わず天子も叫んでいた。

    天子ちゃん「やめて‼︎この人は確かに悪いことをしたし、私も嫌だと思ったけど、この人だってやり直せるんだよ‼︎だからゴクオーくんが……それにここは空想なんかじゃないよ‼︎あの子達が幸せになって、誰も不幸にならないような世界だけど、幻なんかじゃない‼︎」

    そう無謀にも叫ぶ天子をゴクオーは止める。

    ゴクオーくん「……天子ちゃんの気持ちは分かるがこいつとは会話は成立しねぇよ。」

    マジックハンド片手にゴクオーくんはそう言う。

  • 148二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 19:19:54

    宝太郎たちの前に浅黒い肌の男が結界からワープしてくる
    笑みを浮かべたままの男は丁寧にお辞儀をし、女性のような声で語りかける

    「そう警戒しなくともいい…僕は君たちと戦う気はない。時の王者に宇宙の伝説、そして赤いアイツまで揃っているのは流石の僕でも分が悪い。彼(釘宮)は地獄よりさらに面白い所へ連れて行く」

    そう言って男はサングラスを外す
    その下にあるはずの眼球が…無い
    まっ黒な空洞になっている目から闇が漏れ出すと、皮膚が溶け、男の顔は馬やトカゲの頭骨を組み合わせたような醜悪な異形へ、髪の毛は全てうねうねと蠢くゴカイに変わる

    内原戸「申し遅れた。僕は内原戸哲夫。サタン、ネクスト、ウルトラマンゼロ、ガッチャードデイブレイクにケミーたち、そして怪獣娘の諸君…先ほどは楽しませてもらった。ありがとう」

  • 149二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 19:38:18

    このレスは削除されています

  • 150二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:00:21

    >>148

    サタン「貴様を楽しませるだと?笑わせてくれるな‼︎」

    黒い羽を生やしたサタンが現れ、ベロを出すポーズから両手を斜め上に広げ、全身からエネルギーを放出する攻撃…舌舌波を繰り出す。

    その衝撃でゴカイ達は消し飛ばされる。

    ネクスト「No!全てがお前のためにあるような言い方をするね‼︎」

    遅れて現れたネクストもキセキの力で時間を巻き戻し、釘宮を元の姿に戻す。

    ゴクオー「サタ公、ネク助……無事だったのか」

    サタンはフン、と面白くなさそうな顔をする

    サタン「やられる訳がねぇだろうが初代。」

    ネクスト「こんなGODなイベントをあんな気味の悪いもので汚されるのは許せないからね。」

  • 151二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:18:47

    >>150

    天子ちゃん「サタンくんにネクストくんも⁉︎」

    かつて敵対し和解した2人が現れ天子は驚く。

    袮音「えっ……英寿はもしかしてこの人たちの事も知ってたりするの?」

    ゴクオーくん「そりゃあ神様だからねっ‼︎しかし、要はあんたは自分が楽しけりゃそれでいい訳だ。つまり部が悪くなかったら自分の思い通りにしようと暴れるつもりだったんだろ?そこの線引きはできてるんだな。」

    宝太郎「こいつは人間だ。だからそんな場所になんか行かせないよ‼︎」

    そしてそこにガッチャードデイブレイクが現れる。

    「……分が悪いと分かっているなら自分1人で自分の気にいる場所に帰ればいい。」

    宝太郎「‼︎」

    まさか未来の自分が現れるとは思わず宝太郎は驚くがすぐに納得する。

    宝太郎「そっか、ここは時間の流れが関係ないのか。だから……」

    ガッチャードデイブレイクは頷く。

  • 152二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:34:27

    一方で……
    パンドラボックスに集まったエネルギーは2体の怪獣の理想の世界を叶えるために使われとはつゆ知らず、何故か空っぽになったパンドラボックスを確保した戦兎は安堵する。
    戦兎「はあ……またエネルギー溜まったところにエボルトの奴が奪いにくるかと思ってたけど空っぽなら安心だな」
    万丈「ったく、こいつにエネルギー移すなんて馬鹿かって思ったけど空っぽになっちまったら奪う理由にはならねぇな」
    そんな2人のやり取りを聞きながら英寿とユーリィは招かれざる客が現れたことを察する。
    英寿「不利だと分かっていてこの場に姿を見せるとはな。礼を言いたいのならテレパシーで伝えればいいものを。」
    ユーリィ「とりあえずあの人間は取り返したが、随分と悪趣味な存在もいるものだ。」

  • 153二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:45:47

    ゼロ「そうだ。お前が誰だか知らねえが…こいつ(釘宮)は渡せねえ」
    内原戸「…やれやれ、戦う意思はないと言っているのに。血気盛んな連中だねぇ…わざわざ人間の姿で遊びに来たのに、トレギアの坊やが余計な真似をするからだよ。その男(釘宮)も、僕と一緒に来た方が憎悪からも解放されて幸せだと思うけれど?」
    ゼロ「坊やだと…?」
    内原戸「さっき言っただろう。楽しませてくれてありがとう、と。僕は宇宙創造の時代、ボルヘスの墓場で眠りについた数百の邪神から切り離された邪性体…グリムドの脳みそみたいなものだ。時に邪神の預言者として、時に勇士の協力者として…数多の宇宙と時代に干渉してきた」
    ゼロ「いったい何が目的だ!」
    内原戸「君たちの楽しい時を邪魔した彼(釘宮)を処理しようと思っただけさ。天子、君に酷いことをした彼をなぜ庇うんだい?」

  • 154二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:59:00

    >>153

    天子ちゃん「今までも色んな人がいたよ。自分を守るために誰かを傷つけるような悪いウソをついたりする人とかね。だけどゴクオーくんがウソを暴くたびにそれには理由があって、そうしてるんだって分かったし、自分のした事に後悔してやり直す人達も見てきたから。だからこの人だって2000年前に悔しい思いをしたのは確かで、英寿さんに仕返しがしたくて悪いことをしたけど、それは1人だったから。だけど時間はまだあるんだよ。だからこの人だってやり直せると信じたいから。」

    ゴクオーや宝太郎達に庇われながらも天子ははっきりと理由を言う。

    ゴクオーくん「……ケケッ」

    宝太郎「わざわざ余計なお世話をしに来やがって……‼︎」

  • 155二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 21:10:20

    >>154

    内原戸「はっ、ははははは!お見事!次元を超えるその慈愛、素晴らしい!僕の負けだ!まったくこれだから生命体は面白い。全てが虚無だった頃には味わえなかった快感だよ!」

    ゼロ「チッ、気味の悪い奴だ…」

    内原戸「よろしい、その男は勝者への褒美としてお返ししよう。ちょうどお土産も手に入れた。それでは皆様、またどこかの宇宙で…ごきげんよう!」


    内原戸がお辞儀をすると、その背後に赤黒い雲が渦巻きポータルが開く

    内原戸の手には屋台の焼きそばとたこ焼き、りんご飴…そしてパンドラボックスに移されたエネルギーの一部が握られており、それを「土産」に彼はこの世界から消失した

  • 156二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 21:32:36

    >>154

    ゴクオーくん「はっ……血気盛んなのはあんたの方だろ、このウソツキが。」

    ゴクオーはそう呟くと天子ちゃんに向き直る。

    ゴクオーくん「天子ちゃんよくあの気味わりぃ奴に言い返せたな。」

    だからこそユーリィに天使にされかかったり、その優しさを利用されてきたがそれでも彼女は負けなかった。

    戦う力なんかないのに。

    天子ちゃん「あっ、えっと……私は思ったことを言っただけだよ」

    景和「とりあえず騒ぎは終わったんだよね?英寿は……」

    英寿「ああ、勝手に満足して勝手に去って行ったからな。だが……」

    景和「うわっ⁉︎」

    突如現れた英寿はスパナ達によって拘束されている釘宮を見る。

    英寿「罪を憎んで人を憎まずか……難しいことなのにな」

    あの時は釘宮を倒して終わりだったが今回は彼を庇う存在があった。

    景和「……そうだね」

    英寿に諭されるまでそれができず道長との和解に時間がかかった景和は呟く。

    道長「……」

    袮音「とりあえずみんな無事でよかった……じゃあまたみんなで遊ぼうよ‼︎」

  • 157二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 21:33:04

    >>156

    一方で……

    宝太郎「あれ?未来の俺は?」

    いつの間にか立ち去っていたガッチャードデイブレイクを宝太郎は探すも見当たらない。

    りんね「きっとまた戦いに戻ったんだと思うよ。」

    りんねの言葉に宝太郎は少し俯く。

    戦い続けたのだから、この時間くらい楽しんで欲しかった。

    だけど……

    宝太郎「それが未来の俺のガッチャなんだよな。」

    スパナ「御託はいいから釘宮リヒトを元の世界に戻す様ロボット達に頼むか。」

    宝太郎「あれ?スパナつまんなさそうな顔して遊びたかったんだ?」

    りんね「意外ですね、黒鋼先輩」

    スパナ「いいから早くこいつを引き渡すぞ。」


    天子ちゃん「あっ、あの子達大丈夫かな⁉︎」

    そして戦いを終えた一同は再びナイトプールフェスタに戻るのだった…

  • 158二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 22:36:45

    >>143

    セレビィ「うーん!美味しい!」

    >>144

    セレビィ「(あれ?···この人僕のこと知っているんだろう?···)」

  • 159二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 22:38:59

    >>158

    うーんマイペース

  • 160二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 22:51:21

    隔離部屋では……
    ユーリィ「お前らのおかげで天子クンは助かったよ。例を言わせてもらう。」
    ベロバ「……っ‼︎あんたが無理矢理脅しただけでしょ⁉︎」
    ケケラ「俺達はただオーディエンスとして盛り上がっていただけじゃねぇか‼︎」
    その瞬間ハトとヘビが合体したような生物、ヘビバトが2人の腰から何かを奪い取る。
    ユーリィ「……ただのオーディエンスがこんなものを隠し持っている訳ないだろう?嘘をついても無駄だ。」
    ヘビバトから受け取った2個のレーザーレイズライザーと、2枚のブラックカードを手にユーリィは笑うとキセキの力でそれを石に変えてしまう。
    ベロバ「‼︎」
    ユーリィ「警告しておく。ここで事を荒立てようなどとするならさっきの釘宮リヒトのようになるぞ。恐らく先程の騒動に便乗して隙を見て乱入する気だったんだろう?」
    ケケラ「大天使だか何だか知らねぇが偉そうに……‼︎」
    喚く2人を満足そうに見てユーリィはロボットに話しかける。
    ユーリィ「こいつら隔離部屋送りにされながら武器を持ち込んでいたぞ。処遇は任せる。」

  • 161二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 23:12:13

    >>157

    スタッフロボットたちは、顔を見合わせた。

    「ちょっと待ってくださいね・・・」

    「あー、はいはい、わかりました。うちのボスは、その釘宮リヒトって人は、いったん隔離区画に入ってもらって、お祭りが終わったらもとの世界に送り返すって言ってますので、よろしく!」

    そうして、釘宮リヒトは、すうっと、その場から消え失せた。



    >>160

    隔離区画のなかのロボットたちは、うんうんとうなずいた。

    「そもそも、ここの存在たちから、武器も防具もとりあげたりはしてませんでしたからね」

    「あー、でも、ボスも、さすがにこのままではマズいんで、いまからこの隔離区画を完全にナイトプール・フェスタの会場から切り離すそうです」

    「でも、ご心配なく。切り離されても、プールや温泉は使えますし、食事も頼めますんで! どうか楽しんでいってくださいね!」

    その時、ほかのロボットたちに腕をつかまれた釘宮リヒトが、その場に転送されてきた!

    「はいはい、じゃあ、あなたも、お祭りが終わるまで、どうかここでゆっくりしていってくださいねー!」

    そうして、ロボットたちは、ユーリィとヘビバトのほうをみた。

    「それはそうとして・・・はやくここから出ないと、あなたたちも閉じ込められちゃいますよ?」

  • 162二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 23:24:22

    このレスは削除されています

  • 163二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 23:26:57

    >>157

    (あ、てんこちゃんだ!)

    (てんこちゃんが戻ってきた!)

    巨大でカラフルなビニールプール・・・のように見えるもののなかで、ミニバキューモンとミニプラズ魔が楽しそうに泳いでいた。

    2体とも天子ちゃんほうに泳いできて、ぽんぽんとはねる。

    (てんこちゃん! 見てみて! 小さな世界を作って、そこに小さな宇宙を作ったの!)

    (僕たち、一緒に作ったんだよ!)

    もこもこと、浮き輪に似たテーブルとソファがそのビニールプールに生えてくるのをみて、周囲の人たちは目を見張った。

    (ほら、すごいでしょ! これなら、てんこちゃんが疲れたらお休みすることもできるし、ご飯も食べられるよ!)

  • 164二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 23:33:41

    >>161

    ユーリィ「ありがとう。しかしこの空間でこいつらと過ごすのは地獄だな。じゃあ今のうちに行かせてもらうよ。」


    エリア外で……

    ネクスト「ウリエル、あの空間から出て良かったのかい?多分一度出てしまえば…」

    サタン「オレたちだって二度と入れねぇぞ」

    2人がユーリィを待っていた。

    ユーリィ「まあこのままゴクオーとやり合っても浮世英寿の機嫌を損ねるだけだろうしな。それにボクはあの馬鹿2人から情報を聞き出す為とは言え、武力行使が禁じられている区間でキセキの力を使った。だがゴクオーは天子クン以外の人間と協力して武力行使が認められた区間でのみ魔力を使った。あいつはルールを守った、ボクは守らなかった。だからあの警告はペナルティだったのかもしれない。」

    だが、とユーリィは続ける

    ユーリィ「何、問題はない。天子クンはボク達の事も思い出した。だからまた会えるさ。」

    そう言うと3人は去って行った……

  • 165二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 23:51:23

    >>163

    天子ちゃん「あっ、バキューモンちゃんとプリズ魔ちゃん‼︎すごいね、2人でこれ作ったの⁉︎」

    そうだと言わんばかりに飛び跳ねる2体。

    ゴクオーくん「すげぇな……これなら天子ちゃん溺れないねっ‼︎」

    天子ちゃん「あはは……確かに。じゃあ改めて遊ぼっか‼︎」

    その時だった

    ホッパー1「ホパーッ‼︎」

    目を輝かせたホッパー1が跳ねてきて、その後を宝太郎が追いかけてくる。

    宝太郎「待ってよホッパー1……って何これ……え?君達が作ったの?」

    天子ちゃん「あっ、宝太郎さん‼︎そうみたいです、すごいですよね。こういうのも……」

    宝太郎「ガッチャだね‼︎」

    英寿「あのパンドラボックスに吸収させたエネルギーで創り出したんだな。まさに理想の世界……か。」

    英寿も現れ、何があったか説明する。

    宝太郎「いーや、ガッチャな世界だね‼︎」

    そこに釘宮リヒトをロボットに託したりんねやスパナもやって来る。

    りんね「一ノ瀬、1人で勝手に後始末から抜け出して……ってえっ⁉︎」

    スパナ「……これは錬金術、なのか……?」

    目を疑う2人を見て天子は2体を見る。

    天子ちゃん「……折角作ってくれたんだから、みんなで遊ぼうよ、ねっ?」

  • 166二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 01:42:36

    >>165

    >>165

    2体が考えている時だった。

    景和「英寿、やっぱりここにいたんだ」

    ゴクオーくん「あっ、景和クン達も来たよっ‼︎」

    景和達3人も2体が作り出したプールに驚く。

    袮音「よっぽどあのビニールプールが楽しかったんだね。」

    あの最初に遊んだビニールプールの思い出はかけがえのないガッチャなのだろう、と英寿達は改めて思う。

    英寿「何だ、バッファ。お前まで来てたのか。」

    道長「関係ないだろ……」

    ゴクオーくん「……道長サン、オレっちまだ何も言ってないぜ?何警戒してんの?」

    天子ちゃん「ゴクオーくん、道長さんからかうのはダメだよ‼︎」

    何気なく談笑しているとふと英寿はあることに気づく。

    英寿「バキューモンが現れる前俺たちはバーベキューをたらふく食ったが……力の使いすぎかな、腹が減ったような……」

    宝太郎「英寿達バーベキューなんかしてたの⁉︎ずるい‼︎」

    ふと2体が作り出したプールの中のテーブルが目に入る。

    宝太郎「そうか、ガッチャな世界で宝太郎スペシャルを……」

    しかし被せ気味にスパナが宝太郎の言葉を遮る。

    スパナ「それよりも確実に美味いものがある。バキューモンを匿っていた屋台で売っていたウルトラマンカレーだ」

    英寿「タイクーンが買ってこなかったやつか……興味はあるな。」

    少し落ち込んだ様子のミニバキューモンを見て天子はある事を察する。

    天子ちゃん「だけど、そこの人にバレたらバキューモンちゃん連れ戻されないかな……」

    不安そうに天子は呟く。

  • 167二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 02:01:48

    >>166

    その時、遠方からウルトラ兄弟とは別の、威厳のある声でテレパシーが届く


    『バキューモンは、君たちの働きで心を獲得した。彼らも、君たちになら任せても大丈夫だと分かっているよ。安心しなさい』

  • 168二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 02:05:59

    (プールを泳ぎながら)
    芽依「飛羽真、ここでも原稿書いてるの?」
    倫太郎(こっちは何故か頭にアヒルの人形を乗せて泳いでいる)「ナイトプールですよ⁉︎間接照明のライトボールの光で癒されたり、プールサイドで飲食を楽しむ場ですよ⁉︎なのに……」
    しかし飛羽真はプールサイドのテーブルで原稿用紙にサラサラと物語を書いている。
    賢人「……何かアイデアでも出たみたいだな。」
    飛羽真「ああ、さっきの出来事で書きたい話ができてさ‼︎」
    芽依「どんな話?」
    飛羽真「世界を滅茶苦茶にして楽しんでいる悪魔だけど、ある世界から持ち帰った宝物を使って別の世界を壊そうとするんだ。だけどその宝物は実は滅茶苦茶にした世界の人々の思いが詰まっていて、悪魔はそれで弱って壊そうとした世界の勇者に討ち取られるけど勇者は悪魔に手を差し伸べる。そんな話だよ。今度読み聞かせの時読んでみようかな。」
    飛羽真がそう熱く語っている時、原稿用紙を星のような頭をしたポケモンが見ていた。
    倫太郎「と、飛羽真‼︎原稿用紙が光っていますよ⁉︎」
    それを目撃した倫太郎はプールの中で騒ぐが、他の3人には見えなかったようだ。
    芽依「倫太郎、大丈夫?ナイトプールではしゃぎ過ぎてるんじゃない?」

    ジラーチ(あの物語が、本当になりますように……)

  • 169二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 02:24:55

    >>167

    英寿「今日はテレパシーが多いな……」

    ふっ、と笑いながら英寿は呟く。

    宝太郎「だけど天子ちゃんの心配はいらないって事だよね⁉︎そしたら……ウルトラマンカレーもガッチャできるってことになるね‼︎」

    テレパシーにより心配が払拭されたミニバキューモンは嬉しそうに跳び回り、よかったねと言わんばかりに高く跳ぶ。

    天子ちゃん「よかった……じゃあウルトラマンカレー食べてみんなで遊ぼうよ‼︎」

    しかし……

    りんね「だけどカレーを最低でも9人前は頼まないと……」

    袮音「そんな量買って持ってくるの大変じゃないかな。あの屋台からここまで距離があるし……」

    ゴクオーくん「大丈夫だよ、さっきカレー買えなかった景和クンが1人で皆の分買ってくるらしいよっ」

    英寿「へえ……タイクーン頼んだぞ。」

    景和「いやいやいや‼︎無理に決まってるでしょ⁉︎」

    道長「早速ウソつきやがって……」

    ゴクオーくん「あ、間違えた。スパナサンが買ってきてくれるんだった‼︎」

    スパナ「……本当に笑えないジョークだな」

    宝太郎「やった‼︎スパナが買ってきてくれるって九堂‼︎」

    りんね「それウソだよ一ノ瀬……」

  • 170二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 09:26:00

    >>169

    スパナ「まあ超A級錬金術師の俺が錬金術を使えば難なく運べるがな。」

    ゴクオーくん「それができなかったりカレー落としたりしたらスパナサンは、さっきカレー買って来なかったら景和クンみたいにウソツキになるねっ‼︎」

    スパナ「貴様……‼︎」

    景和「俺買ってくるなんて言ってないよね⁉︎英寿が言ったんだろ⁉︎」

    英寿「忘れたなそんなこと。」

    そこに宝太郎が割って入る。

    宝太郎「分かった‼︎俺が買ってくるよ‼︎だけど……」

    宝太郎はミニバキューモンに目線を合わせる。

    宝太郎「きっとあのお店のカレー作ってたおじさんとか店員さん、今の君をみたら喜ぶんじゃないかな?」

    ホッパー1「ホパッ‼︎」

    ミニバキューモン「‼︎」

    かつては自分と敵対した存在と会うなど避けたいに決まっているが、先程のテレパシーに、ここで出会った人達を見ると決して悪いことにはならない、という安心感があった。

    宝太郎「そしたら買いに行こう‼︎」

    りんね「多分一ノ瀬だけじゃ持ってくるの無理だから私も行くよ」

    天子ちゃん「……バキューモンちゃん、一緒に行く?」

    そう問いかけられ、ミニバキューモンは黙るようにじっとしていたが分かった、と言わんばかりに跳びはねる。

  • 171二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 11:46:31

    ゲント隊長が来るとしたら部下との親睦会か家族サービスどっちが合いそうだろう

  • 172二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 16:22:48

    >>171

    どっちも…かなぁ

    選べない

  • 173二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 21:12:35

    >>170

    そこにミニプラズ魔がやってきた

    一緒に行きたいらしい

  • 174二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 22:54:49

    >>173

    かわいい

  • 175二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 09:02:03

    (淡々とカレーを煮るがどこか笑顔の郷さん)

  • 176二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 09:05:19

    くくく…まさか次郎系ラーメンは提供できまい…

  • 177二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 10:29:23

    >>173

    宝太郎「プラズ魔も?あのお店の人と何か関係あるのかな?」

    行きたそうに飛び跳ねるミニプラズ魔。

    英寿「……確かあの屋台には怪獣使いを名乗る奴がいただろ?」

    景和「うん。お客さんだったけどね。だけどバキューモンの事は知っているみたいだったからもしかしたら…」

    災厄とも言えるバキューモンを知っているレイならばプラズ魔の事も知っているかもしれない。

    そしてミニバキューモンを手懐け、大人しくさせた店主。

    あの店は、怪獣に関係する人達が集まっていた。

    英寿「もしかしたらあの店主はこいつらと戦ったことがあるのかもな。だからさっきのテレパシーで以前とは違うという様な事を言ったんだ。」

    袮音「あのザニカさんって人の話もあるし…本当に星や光を吸収していた頃に戦った事があったのかな。」

    宝太郎「とにかく今のこいつらは前のこいつらとは違うんだ。だからガッチャな世界を作れたんだろ。よし、プリズ魔も行こうぜ‼︎」

    ホッパー1「ホッパー‼︎」

    そして屋台に行くメンバーは2体の怪獣を連れ、ウルトラマンカレーの屋台に向かうのだった…

  • 178二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 10:43:37

    >>168

    その時ウォータースライダーから勢いよくユーリが流れてくる。

    倫太郎「わっ‼︎」

    芽依「ちょっとユーリ‼︎何してたの?」

    水の中から顔を出したユーリは淡々と答える。

    ユーリ「ウォータースライダーだ。これは中々面白いな。」

    そのままユーリはプールから上がり、飛羽真が書いていた原稿を読む。

    ユーリ「なるほど」

    飛羽真「ユーリには分かるか……」

    そのまま先程の騒動についての会話になる。

    ユーリ「パンドラボックスとやらに集めたのは怪獣のエネルギーだけじゃなかった。」

    飛羽真「ああ、単純に移したんじゃない。ここを守りたい人々の思いも込められていたんだ。だから最後にあいつが持ち去ったパンドラボックスのエネルギーは……それだけじゃない。あいつ屋台の食べ物も持って行っただろ?」

    倫太郎「なっ……無銭飲食じゃないですか‼︎」

    賢人「今そういう話をしてるんじゃないだろ。お前がりんご飴食べ損ねただけだろ?」

    倫太郎「そんな事ではありませんよ‼︎あの屋台の食べ物を楽しみにしている人達だっていたのに‼︎」

    倫太郎の反応を見ながら飛羽真は笑う。

    飛羽真「そう。それだよ。屋台の食べ物にだってそれを楽しみにしていた人たち、食べてもらえることを楽しみに作っていた人たちの気持ちがこもっていた。だからあいつがいつか違う宇宙で騒ぎを起こしても……」

    ユーリ「聖剣のように思いを持った存在になるのか。」

  • 179二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 15:13:28

    セレビィ「えへへ!たーのしー!」
    【ウォータースライダーで遊んでいた】

  • 180二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 15:14:54

    >>179

    ジラーチ(あっ、セレビィ君だ)

  • 181二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 15:50:39

    >>177

    英寿「あのエボルトって奴が持ってきたパンドラボックスにエネルギーを移してバッドエンドを回避したが、そのエネルギーでこんな理想の世界を作るとはな。あれだけ自分の在り方との葛藤に悩まされて出した結論か。」

    袮音「多分操られて爆発しそうになった時消えたくないって思ったのかな?」

    英寿「自分達のガッチャを見つけたいという願いもあったが、あの箱にエネルギーを移す時、会場全体に応援要請があったはずだ。恐らくここにいる奴のほとんどはこの時間を守りたかったはずだ。それは理想の世界を叶えたいと願う心そのもので、あいつらの願いを叶えるためのエネルギーになったんじゃないか?ここでは色んなことが起きて、幸せになった奴がここにいるだろ?」

    ゴクオーくん「あんた神様になったばかりの癖に、敵わねぇな。元々神よりオレっち達、サタ公やネク助は格下だけどさ。」

    景和「何か色々あるんだね…」


    宝太郎「すみません‼︎ウルトラマンカレー9人前下さい‼︎」

    人間に擬態したウルトラ兄弟は驚く。

    「えっ9人前⁉︎」

    「少しお時間頂きますね‼︎」

  • 182二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:00:44

    >>180

    セレビィ「あ!君もウォータースライダーで遊ばない?」

  • 183二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:07:27

    >>182

    ジラーチ「いいね!遊ぼうよ‼︎」

  • 184二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 18:20:33

    戦兎「しっかし何でしれっとエボルトがいたのかねぇ……ここに呼ばれるのは頭空っぽで夢詰め込み放題なお前みたいな馬鹿だけだと思ってたんだけど。」
    万丈「はあ⁉︎どういう意味だよ‼︎」
    戦兎「だーかーら、楽しむことしか頭にない幸せな奴がさらに弾けるために集められた空間だってことだよ。まあお前はエボルトに憑依されてた奴だから…つられて来ちまったか。それかさっきの騒ぎで呼ばれる資格のない奴も入り込んだか。」
    万丈「そんなことはしらねぇが、お前の言う通りならお前だって馬鹿だし、他にも馬鹿な奴が……」
    その瞬間、2人が話していた近くのプールから水飛沫があがる。
    カズミン「な、なんだここ⁉︎何でプールにいるんだ俺⁉︎みーたんの配信見てたのに‼︎」
    玄徳「……(クソダサ水着を来て不思議そうな顔をしている)」

    戦兎「あっ、噂をしたら馬鹿な奴らが来た。」
    万丈「はっ、間抜けな顔した馬鹿共だな‼︎」

  • 185二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:22:24

    隔離区画にご案内されたキャラってベロケケくぎゅ以外いるのかな?

  • 186二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 19:55:54

    >>181

    郷「……あの時はどちらかが勝って、どちらかが消えねばならなかった。だから最初バキューモンが現れた時はここで惨劇を起こすのでは、と懸念し幸い扱える大きさになったことから対処できる私が監視していたが……」

    ウルトラ兄弟が慌てている中、屋台の奥から郷が出て来て穏やかな表情でミニバキューモンとミニプラズ魔を見る。郷「しかしながらこいつらの心は分からなかった。あの時もただ星を、光を吸収し悲劇を起こした事からこいつらを呼んだ奴は碌なことを考えてないのだろうと簡単に予測できたが……ここでの出来事を通して心を学んだお前達はその道を歩むことを選ばず、新しい道を選んだ。それも君達のおかげだ。」

    そう言いながら容器に入ったカレーが入った袋を差し出す。

    既に準備ができていたことにウルトラマン兄弟は驚く。

  • 187二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 21:56:26

    隔離区画にて…

    早速送られた釘宮は宝太郎達やゴクオーにやられた傷は癒され、ただ抜け殻のようにスパに1人浸かっていた。
    浮世英寿を倒すため、2000年間その機会を伺い期が熟すのを待って行動に移し、途中まではうまく行っていた。
    だが九堂りんねが仮面ライダーに変身し、そこから形勢逆転し、英寿と宝太郎により野望は打ち砕かれた。
    それからは投獄され不自由な生活を送っていたが、ある日のことだった。
    『浮世英寿に復讐できる機会が来た。それを私が手伝おう。君の錬金術で私があの世界に干渉できるようにしてくれたらよい。』と突如謎の男が持ちかけてきたのだ。
    勿論乗らない訳がなかった。
    そして案内された場所に行くとそこにはすっかり浮かれ切った奴がいた。
    その時謎の男はまた囁く。
    『鍵はあの人間の少女。彼女によりバキューモンとプリズ魔は互いに近くにいるようになった。これからあの2体のエネルギーをぶつけこの空間を破壊するが浮世英寿はそんなことでは死なないのは分かっているだろう。だがここにいる自分の仲間や他の存在の不幸は願っていない。
    だから何とかしようとするが、簡単には行かないだろうからここにいる全ての存在の力を使うだろうね。だが1人でも力が欠ければ作戦は失敗する。
    あの少女は一見普通に見えるが奥底には不安が眠っている。そこを突いて彼女を攫って君が後は制御すれば私達の勝利だ。』
    その男は一見冴えない普通の中学生くらいの少女、小野天子を指差す。

  • 188二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 22:11:26

    >>187

    そして彼女を予定通り攫ったが誤算があった。

    ここには彼女の事を思う存在がいたのだから。

    『あの少年の事は気にしなくても大丈夫だよ。彼が彼女を救うよりもバキューモンとプリズ魔の爆発の方が先だろうからね。』

    しかし彼も自分も、己の作戦と力を過信していた。

    クロスウィザードもいないし、アルケミストリングもない。だが彼は再び錬金術を使えるようにしてくれたからだ。

    しかしそれ以上に自分達が敵に回した相手の絆はそれを上回り、自分達は敗れ、挙げ句の果てには攫った少女に庇われる始末だった。

    「何をどうやり直せと言うんだ……」

    だが嘘をつき続けた年代物の舌は抜かれて何もなくなった今、人間として償うのしかないのだろうという事は分かっていた。


    その頃…

    ゴクオーくん「ねぇスパナサン、あの釘宮って人はどうなんの?」

    スパナ「……この時間が終わればミナト先輩達に引き渡されるのは確かだ。だが、ここであったことはどうなるか…今頃釘宮リヒトが行方不明となり騒動になっているかもしれないから、ここで再び罪を重ねた事は問われるだろうな。」

    英寿「舌を抜かれてようやく何もかもリセットされたんだ。大人しくなるだろ。」

  • 189二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 22:12:47

    >>185

    何人かはいそう

    ウルトラマン関係でもご案内された人はいるかも?

  • 190二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 22:52:42

    そんな釘宮を見てベロバはため息をつく。
    ベロバ「ったく……あのトレギアって奴がレーザーレイズライザーとブラックカードを渡してここに入れるようにしてくれたのはよかったわよ。ウリエルとサタンの妨害はあったけど、完全に孤立してなかったエリアだったからチャンスはあったのに。」
    ケケラ「俺もネクストに邪魔されてここに送られたが…まさか動き出す時に…」

    トレギアが動き出した時、2人はこの空間では変身できない英寿以外の元デザグラプレイヤー達を襲う予定だった。
    だが…
    ユーリィ『お前ら、そうやって高みの見物をしているだけじゃないだろう?』
    再びユーリィが現れ、キセキの力で牽制しに来たのだった。
    ユーリィ『あのトレギアという者に力を与えられのだろうが、暴れるというのならボクはそれなりの制裁をくわえさせてもらう。特にベロバ、天国と地獄ゲームなんてボクらへの冒涜に近い遊びをしたお前にはね…あれでゴクオーの逆鱗に触れたのを忘れたのか?』
    あの場でユーリィに逆らうことは不可能だった。
    そして洗いざらいトレギアと釘宮リヒトが何をしようとしているのか吐かされてしまった。
    そして結局何にもできないまま時は過ぎ、全て終わった後ユーリィによってレーザーレイズライザーとブラックカードは石に変えられ、スタッフロボットに没収されてしまった。

  • 191二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:10:57

    ユーリィの言伝とこの場を創った創造主に気づかれたことにより隔離区画は楽しむことのできる空間だが、恐らく創造主はナイトプールフェスタの会場とは別次元にこの隔離区間を飛ばしたのだろう。
    二度と狼藉が働けないように。
    ロボット達は自分達にも親切に接するが、それは監視されてるも同然だった。
    ならばいっそ追放してくれた方が楽なのに創造主は追放せず隔離区画に閉じ込めておく方が安全だ、と考えたのだろう。

  • 192二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:14:59

    隔離区画は厳しいなぁ
    集まった奴が集まっただけあって

  • 193二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:16:48

    平等に楽しめるんだから悪巧みしなきゃいい話

  • 194二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:43:58

    そんな隔離区間の事などつゆ知らず、ミニバキューモンとミニプリズ魔が創り出したプールで遊び、ウルトラマンカレーを味わう宝太郎達だった…

  • 195二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:45:25

    宝太郎「次はなんかイベントないかなぁ。花火も終わったし…」
    ホッパー1「ホパ…」

  • 196二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:47:50

    ギラ達や或イズは何してるんですかねぇ、、、

  • 197二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:48:55

    規制に巻き込まれたのかもだけどもし次があるなら他のキャラの話もみたいです

  • 198二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:51:53

    次スレあるのかな?

  • 199二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:54:29

    とりあえず乙でした!

  • 200二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:55:40

    次スレがあると嬉しいです

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています