- 1二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:34:40
X×Xオルタの時に育んだ友情以上愛情未満の感情を燻らせたまま離れ離れになって、お互い歳をとって再開した時に熱量が再燃してアバンチュールからの共依存系社会人百合とかどうですかね
スレ画はBUNBUN先生
— 2024年07月15日
- 2二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:38:12
XXは負い目があるしえっちゃんの事も親友として好き
XXえっちゃんはそんな事より和菓子をくださいでたかりに来る
そんな生活があってもいいと思う - 3二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:49:42
傘を武器に見立てるの小学生男子感ある
- 4二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:50:14
バツが多過ぎる
- 5二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:51:34
熟れたOLヒロインXを飼おうとする元売れっ子アイドルで現在同僚のえっちゃん?
- 6二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 20:56:30
XX×XX←なんとなく「イグゼクス」って読みたくなる
- 7二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:03:10
ブラック企業での労働で溜めたストレスや疲労をえっちゃんが待ってるお家に帰ってから和菓子を一緒に食べて発散するXX……いい
- 8二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:08:49
冷蔵庫に置いてあるデザートの所有権で些細な口論をしてる最中、ふとどちらからともなく「なんだか寮生活時代に戻ったみたいですね」といって笑い合ってくれ
- 9二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 21:29:18
大人になったことや距離が離れてたことで相手に想いを素直に伝えられるようなったXXがえっちゃんにちょっと甘えてみたりして、それをえっちゃんが冷めた感じででも満更でもない態度で甘やかしてたら良い
- 10二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:16:00
くっ……なんかいい雰囲気になったところで電話が鳴って微妙な空気になれ……!そのまま進むのか現状維持に甘んじるのか選択しろ……!
- 11二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:30:41
昔は何も考えず一緒に行動できたのに大人になったせいで仕事などの無駄なしがらみが増えて一緒にいたいのにいられない……みたいなすれ違いもあると美味しいと思います
- 12二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:34:52
XXオルタちゃん、誰かが引き起こしたブラックホールに巻き込まれたぽい
そしてセイバーウォーズ2でもちょっとセイバースターの動力源をXが小突いてやらかして
ブラックホールに巻き込まれたし、社畜XXのやらかしに巻き込まれたのかもしれん - 13二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:53:50
自由気ままに世界を救うあの人に歌だけでも届けたい←→また世界を救ったらまた会えたりしないかな
お互い別ベクトルでクソ重い感情を抱いている公式は本当に良いと思います
こんなに思い合ってる2人が夏属性付いた霊基で出会ったら勢いでベッドインするしかないとも思います - 14二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:06:24
- 15二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:46:35
このレスは削除されています
- 16二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 08:13:01
正義の味方なXXよりヴィランなえっちゃんの方がイタズラにもお茶の間にお届けできないことにも積極的と、なるほどね
- 17二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 16:50:24
再開の地はなんてことない居酒屋
グダグダ酔っ払っているXXをたまたま見つけてしまい声をかけようかと迷っていたら「あなたえっちゃんに似てますねえ……」と逆に声をかけられてしまうえっちゃん
「似てる人じゃなくて本人ですよ」と伝えると突然泣き出して何事かを話しながら眠ってしまうXX
このまま放置して去ることもできるがこれも何かの転機と考えとりあえず家に連れて帰ることに……
続きはwebで - 18二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 17:01:28
でももう銀河警察XXは自由気ままじゃないんだ……社畜なんだ……
- 19二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 00:06:54
- 20二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 00:46:48
家に帰るためタクシーを呼びXを押し込めたはいいもののほんの数分で後悔し始めるえっちゃん
顔面が涙でぐちゃぐちゃのうえ酒臭いXが寄りかかってくるのです……そもそも連れ帰って顔を合わせても何を話せばいいのか分かりません
そんなことを延々と考えていたらいつの間にか我が家に到着してしまいました
お客様第1号がかつてのルームメイトになるとは露知らず住めるなら何でも良いと決めてしまったアパートです
はぁ……と大きなため息をこぼし、かつてのライバルを荷物のように部屋へと持っていきます
かつて、という言葉に少し寂しさを覚えますがどれも過去の関係なのだから仕方がないのです
「着きましたよXさん」
……これからの私たちの関係はどうなるのでしょうね
続きはwebで - 21二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 02:04:11
君はもっと伸びる子だって先生信じてますよ
- 22二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 08:03:17
このレスは削除されています
- 23二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 10:49:45
「うう……えっぢゃん……」
ダメだ全然起きない……うわ言のように私のことを呼び続けている
家に帰ってきたというのにこの人のせいで落ち着けない
持ち帰る判断をしたのは自分だがだんだん面倒くさくなってきた
もう床に転がしておこうかと考えるがさすがに可哀想な気もしてくる
仕方ないのでソファに横向きで寝かせミッションコンプリート……と思ったがどうやら汗をかいているようだ
「はぁ……本当に困ったひとですね」
私が心優しいヴィランで良かったですね。お礼は近所に最近できた和菓子屋の羊羹で良いですよ
水とタオルを用意して、邪魔な衣服のボタンを一つづつ緩めていく
「……………………え、えっちゃん?」
なんでこのタイミングで起きるんですかね
続きはwebで - 24二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 11:03:06
ありがとう!でもまだ出せるよな?
- 25二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 17:12:37
「なんで──」
「寝苦しそうだったので体を拭こうとしただけですよ勘違いしないでください」
誤解を解くための私の弁明はやけに早口になってしまい、逆に怪しさを感じるかもしれなかった
「……なるほどそうでしたか」
この人が素直なアホで助かりました
「そうですよ。というか起きたのなら普通にシャワー浴びてきてください貸すので」
酔っ払っいの介抱なんてこれ以上していられない
そう立ち上がろうとすると腕を静かに掴まれる
「えっちゃん」
「……なんですか」
彼女の頬は上気して赤らみ、その声は彼女らしからぬ湿っぽさを帯びている
「私……」
変なことを言って変な空気にするのだけはやめてほしい
「…………」
遮っても良いが無言で彼女の言葉を待つ
「私──────今動くとゲロゲロしそうなので体拭いてもらって良いですか……」
本当にアホだこの人
続きはwebで - 26二次元好きの匿名さん24/08/20(火) 23:53:49
アホのXさんの相手をしているとお酒を飲んでいないのにこちらも頭が痛くなってくる
早く終わらせて寝かしつけることにしよう
何も言わず服に手をかけると少し驚いたように彼女が体を震わせる
「……変な反応するのやめてください」
コクリと彼女が頷く
昔と比べて素直な彼女、会っていない間に何があったかは知らないがこういう彼女も悪くないと思う
「脱がせますよ」
今まであまり意識はしていなかったが脱がせるとなると目に入ってくる下着に包まれた大きなソレ
形もサイズもちょうどよく熟れたソレは身体測定の度に悔しそうにしていた昔とは大違いでここでも時の流れを感じてしまう
「……見すぎですよえっちゃん」
「見てませんし」
ルームメイトだった時に見慣れたはずの彼女の下着姿が今は何故か酷く艶めかしく見えてしまう
こういうのは良くないと思う
「まあえっちゃんは昔からムッツリなところありましたから仕方ないのかもしれませんね……」
「別にムッツリじゃないです」
口を開けばバカなことしか喋らない人
「もう拭きますからね」
でもそういうところは変わらないから逆に安心してしまう自分もいる
続きはwebで - 27二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 00:06:03
続きはwebで(無敵)
- 28二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 00:12:48
必要とあらばテレグラフでもね
ほら、R-18でないと書けない表現などもあると聞きますし… - 29二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 10:07:53
とりあえず背中から拭こうと彼女の背後に回る
そこで今更ながら当たり前だけれど下着も邪魔であることを認識する
「すみません」
「なんですか?」
「下着が邪魔なので外してください」
彼女は「確かに」と呟き後ろ手にホックに手をかけようとするが、何故かすんでのところで手を下ろしてしまった
後ろからでは彼女の表情は伺えないがなにやら考え事をしているようだ
「……えっちゃんが外してくれませんか?」
「は?」
普段からバーサーカーだったが酔っ払ったこの人は更に狂化が強くなってるようにしか思えない
ノリで言っているのか、からかっているのか、ただ甘えているだけなのかまったく分からない
「えっちゃん早くしてくださいよー」
妙に楽しそうな彼女を見て少し腹が立つが同時に気楽にもなる
バーサーカーの言動一つ一つに悩んだり動揺するのはそれこそバカらしいし、昔はもっと何も考えずに適当に返せてたと思う
他愛ないことばかり話していたあの日々を想う
「…………ふふ」
答えは得ました────今はとりあえず下着を外してしまいましょう
そうと決まれば話と私の手は早く、いとも容易く躊躇いもなくホックを外していました
ついでに肩紐もずらしこれでやっと背中を拭くことができます
「……大胆ですねえっちゃん」
胸を手で抑え肩を震わせた彼女がこちらを見る
なんでそっちが恥ずかしがってるんですか
続きはwebで - 30二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 17:23:46
彼女の肩にタオルを当ててやると「ああ〜」と気の抜けた声が聞こえてくる
この人は泣いたと思えば笑って、恥ずかしがったと思えば今すごくリラックスしている
率直に言うと情緒不安定だ
「…………さっきからなんなんですか?」
「何がです?」
「変ですよ今日」
今日のことを指摘できるほど私はこの人と同じ時間を数シーズンも過ごしてはいないけれど
「…………えっちゃんに会えてちょっと舞い上がってるのかもしれませんね」
言葉に耳を傾けつつ背中の汗を上から少しづつ拭っていく
「えっちゃんだー!っと思ったら嬉しいやら寂しいやらこわいやらで……」
怖い
「えっちゃん怒ってたらやだなーって……」
怒る
多分あの戦いのことを気にしているのだろう
変なところで真面目な人だ
「今更怒ることなんて何もありませんよ……ああでも卒業する前にあなたが勝手に私のお菓子を食べたことがありましたね」
「あ、あれは珍しく名前が書いてなかったので食べてもいいのかなと思ったからで!」
慌てて言い訳を述べる罪人の腰を拭っていく
昔より少し肉がついたように感じるがそれでも一般的に細いとされるぐらいだと思う
「今度和菓子と一緒に買ってきてくれれば許してあげますよ」
「……分かりました」
少し不満げな背中を見て、自然と口角が上がるのを感じる
「背中は終わりました」
そしてまだ少しだけこの穏やかな時間に浸っていたいように思う
「次は腕やりますよ」
続きはwebで - 31二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:18:56
えっちゃんえっちやの……
- 32二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:23:59
このレスは削除されています
- 33二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:24:19
X師匠の方がラブがでかいと見せかけて実はえっちゃんはすごく巨大な感情を師匠に抱いている
星々のように煌めいている自由な光だと思っている(グレイルライブイベの時みたいな感情) - 34二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:56:19
- 35二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 20:58:27
定期的にX師匠への思いを詰めた歌詞を書くえっちゃん
- 36二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 23:49:42
えっちしてほしい心と軽くじゃれあってて欲しい心で心が2つある
- 37二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 10:07:03
腕を広げてくださいと声をかけようとして今の状況を思い出す
今の彼女は上半身裸で両腕で抱えるように大事な所を隠している
「…………ふぅ」
彼女ものは大きく育ったとはいえ片腕でなんとか隠せる大きさだと思う
このまま続行しても多分大丈夫だろう
「すみません左腕借りますね」
「あっはい」
彼女が右腕を胸の中間あたりにずらしてから左腕をフリーにする
彼女の手のひらを下向きにして自分の左手を重ね合わせるように手を取る
軽く腕を横に伸ばして右手で肩にタオルを当てる
「いきますね」
肩から二の腕、肘から前腕の周りをやさしく撫でるように拭っていく
タオルを動かす度に握った手が少し震えるのがなんだか愉快で時間をかけてやりたくなる
しかし、時間はそれほどかからずにタオルは手首まで来てしまった
仕方ないので自分の手を前腕の位置に移して、彼女の手首と手の甲と平を拭っていく
「……ちょっとくすぐったかったんですけど」
片腕の作業が終わったのを見計らってか文句が飛んでくる
「大人なんですから我慢してくださいね」
それに今からやるところのほうがくすぐったいと思いますよ
彼女の腕を掴んだまま上へと引っ張る
「……えっちゃん?」
次は腋です
続きはwebで
- 38二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 19:51:02
彼女が何かを察して腕を下へと引こうとする
その逃げようとするのがなんだか気に食わなくて彼女の手首を強く掴んで抵抗する
大ヴィランからは逃げられない
「大丈夫です任せてください」
「本当?」
「はい」
しばらくして観念したのか彼女は腕の力を抜いてくれた
私も彼女の体の側面の位置、腋を拭きやすい位置へと移動する
「失礼します」
その言葉を聞いて、彼女が右腕を包んでいる胸ごと右にグイッと引っ張る
白く柔らかそうなそれは横から手が沈み込み少しだけ変形している
おそらく私の手が胸に当たらないように配慮してくれているのだろう
「……えっちゃん早く」
彼女に急かされ作業を開始する
面積でいうと腕よりも小さいが、腋の下は汗をかきやすいので入念に拭いていく
前腕からタオルを滑らせ深いところへと潜らせて行く
最深部に到着し、弱くはないが強くもない力で押し付けるように拭く
「んっ……」
チラリと彼女のほうを見てやると目をつむって、くすぐったさに耐えているようだった
弱点を晒し、目を閉じ、あまりにも無防備な彼女の姿に目を奪われそうになるが仕事に集中する
タオルを下に滑らせ深いところから浅いところへと移動させる
ついでといった感じで脇腹辺りまで拭ってやると彼女の体が少し跳ねる
不意打ちの脇腹はくすぐったかったらしい
「…………」
無言で恨みがしくこちらを見るのはやめてほしい
「右腕やりますよー」
続きはwebで - 39二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 23:02:17
先程と同じように右腕を拭いていくが、もう慣れたのか拭いていても手が震えることはなくなっていた
愉快だった震えがなくなり心地の良い温かさだけが握った手に伝わってくる
初めて会った時のあんまんのような温かさ……はちょっと言い過ぎだがすごく温かい
長いこと人と触れ合っていなかったから手が冷えてしまったのだろうか
そんなことを考えているうちに腕の作業は終わってしまいました
「腋やりますね」
やることは変わらないので適当に話を振ってみる
「Xさんは仕事楽しいですか?」
「全然楽しくないです……学園時代に戻りたい……」
振った話題が良くなかったらしくどんどんしょぼくれいってしまう
「あっ、あと私就職に伴って改名したんですよ」
こちらに気を遣ったのか少し元気な声で大事そうなことを彼女が話す
「今の私はXXです」
ダブルがついただっけだった
「……なんて呼べばいいですか?」
「どちらでも構いませんよ」
ありがたい。もしXXとお呼び!なんて言われたら面倒くさくて名前を呼べなくなっていた
「じゃあXさんで」
「はい」
いつも通りに呼んだだけなのに何故か笑っている何がそんなにおかしいんだろうか
そんな話をしていたら腋も脇腹も拭き終わってしまった
「少しサッパリしましたありがとうえっちゃん」
彼女はもう作業が終わったかのような感謝をしてくるが、私は何も言わず再び背後に回る
そして彼女を抱きしめるように手を回した
「……どうしたんですかえっちゃん」
彼女は驚いたりせずに静かな声で理由を聞いてくる
「……………………お腹もやります」 - 40二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 10:11:47
こう……しっとりえっちなXズが書きたい……
- 41二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 17:27:45
「さすがに前は自分で……」
一瞬の躊躇が命取りです
彼女の背中に身体を密着させ、無許可で彼女の下腹部をタオルで撫でまわす
「ちょっ、えっちゃんっ」
彼女が片腕を使いこちらを静止させようとしてくるが無視して続ける
「なんか……ダメですこれ……」
彼女がそう言って身動ぎするからやりづらい
これはただの医療行為なのに何を言っているのか
「暴れないで──」
耳元でそう囁いてみると彼女の体が強ばる
ようやく動きが止まってやりやすくなった
下腹部は終わったので上腹部へとタオルを撫で上げていると、彼女が焦った声を出す
「それ以上はっ……」
その直後にタオルを掴んでいる手の上部に、今までのどこよりも柔らかい肌の感触が直接伝わってくる
そのまま少し手を上に動かすと確かな重量を感じるし、汗をかいているせいかしっとりしている
汗をかいているなら後で拭かねばならない
そして何故だか知らないが彼女は肩をプルプルと震わせて呼吸が浅くなっている
私がくっついているにしても上半身裸だから寒いのかもしれない
「……大丈夫ですか?」
「えっちゃん……分かっててやってますよね?」
……何のことだかさっぱり分からないので「分かりません」と伝える
とりあえず上腹部を早く拭いてしまおうとタオルを左右に動かす
手を動かしていても柔い天井にぶつかることはない
さっきの感触は何処へやらと思っていたら、どうやら彼女が自分で持ち上げているらしい
こういうところは小賢しいと思う
そんなこんなで上腹部も拭き終わってしまった
まだ何か物足りない - 42二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 20:26:35
保守
- 43二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 23:02:05
「後は自分でやるので……」
少し落ち着いた彼女がそう言ってタオルを私の手から取ろうとしてくる
しかし、その手はタオルを掴むことなく空を切る
「…………」
なんでか分からないが咄嗟に避けてしまった
────いや理由は分かる
私は多分、まだ彼女に触れていたいのだと思う
久しぶりの彼女の温もりを手放したくないのだろう
最初はただの医療行為だったはずなのに、目的は彼女に触れるための手段に成り果てていた
私たちはそういう関係ではないのだからこういうことは良くない
────私たちの関係?
「Xさん、私たちの関係ってなんでしょうか……?」
どこから飛んできたかも分からない急な質問に彼女は困惑しているようだった
でもすぐに「友達です」と当たり前のように強く言ってのけた
なるほど、私たちはまだ友達らしい
果たして友達という関係はどのくらいのことまでを許し合えるのだろうか
「……Xさんは悪い友達が何かしても許してくれますか?」
「何をやるかによります」
私は何も言わずに背中越しに視線を送る
彼女は視線の先にあるものに気づき、驚いて、そして困ったように笑った
「まあ……えっちゃんがやりたいなら良いですよ」
「…………ありがとう」
なんだか情けない気もしてくるが許可は貰えた
「あっ、ストップって言ったらちゃんと止まってくださいね?あと見るのもダメです」
「はい」
分かってます。ルールは破るためにあるとあなたから教わりましたから
「それじゃあいきます」 - 44二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 23:31:38
そのまま続けて?
- 45二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:30:09
最終目標の前にまずその上の鎖骨の辺りを拭っていく
背面にいるためよく見えないけれど、固い骨の感触とともに僅かだが彼女の鼓動を感じる
少し早いからもしかしたら緊張しているのかもしれない
何か話したほうが良いかなと思いながらも話題は思いつかず、そのまま作業は終了してしまった
下準備が終わったのでいよいよ本命──彼女の胸へと手を伸ばす
「上からいきますね」
「はい……」
彼女は大事なところを隠しつつ胸を支えられるように腕を下へとずらした
私は左胸の上にタオルを少し押し当てる
するとタオルが胸に飲まれていくように沈み込んでいくのを感じて、つい「柔らかい」と小さな声が出てしまう
「感想もなしですよ」
恥ずかしいのか彼女は耳を赤くしてそう言った
声を出さないようにしながらタオルを前へと滑らせる
前に行くほど下に傾きは大きくなり、やがて彼女の腕に当たる
ぐっと力を入れてみるが彼女の手は動かない
これ以上はまだダメらしいので右胸へと移行する
途中にある谷も今は封印されているため後回しだ
「…………」
右胸も同じように拭っていると自分の体がなんだか熱くなってくる
我慢できなくもないが着ている服を脱いでしまいたい
彼女は前を向いているし見られたとしても下着姿だしおそらく大丈夫だと思う
右胸の作業が終わったら脱いでしまおう - 46二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:31:26
作業が終わり休憩がてら服を脱ぐ
「……ってなんであなたまで脱ぐんですか!?」
少し振り向いた彼女が素っ頓狂な声で聞いてくる
「暑いので、あとこっち見ないでください……」
彼女の側頭部を両手で掴み前へと固定する
いざ見られそうになるとさすがに恥ずかしさが勝ってしまう
早く続きをやらなければ
「下やりますね」
「うう……」
彼女が腕の位置を元に戻す
私は手を腋の下から通し胸の下にタオルをセットする
そしてタオルを左右同時に拭けるように広げた
彼女の心情を慮ったちょっとした時短術です
「いきます」
彼女の胸の下にタオルを押し当て、そのまま持ち上げる勢いで拭いていく
実際少し持ち上げているのでさっきの比ではないずっしりとした感覚が手のひらにのしかかっている
ある程度の重量感というものは時に安心感を生むものである
冬の夜の掛け布団のような重さと温かさ、そしてなんていってもその柔らかさが私の心に平穏をもたらす
それがもっと欲しくて少し腕に力がこもる
「あの……あまり揉まれるとちょっと……」
「揉んでません……よ?」
少しやりすぎたようで彼女の声も震えている
ほとんど持ち上げていただけだが粗方拭き終わったため下での作業は終了しなければならない
あと残ったところと言えば側面と────
「Xさん」
「…………なんです?」
「腕、どけてください」 - 47二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:31:59
「…………」
彼女は何も答えない
「いいって言ったじゃないですか」
「…………心の準備がですね?」
どうしたものかと狂っている頭で考える
とにかく彼女は恥ずかしいのだろう
もしかしたら彼女だけが恥ずかしい思いをするのが耐えられないのかもしれない
それなら仕方ない
私は後ろに手を回し自分の下着を取り払う
「えっちゃん、なにして…………!?」
「……これでフェアです」
死ぬほど恥ずかしい気もするが無理やりにでも狂化して押し流す
更に脱いだにも関わらず何故か身体が火照って仕方がない
「Xさん……はぁ……早く……ふぅ……」
「えっちゃん……息が……」
息が酷く荒くて彼女の首筋に当たってしまう
友達だからちゃんと我慢しないといけない
「……分かりましたから……ね?」
私の状態を察して彼女が落ち着かせるように声をかけてくれる
そんな優しい彼女は羞恥に悶えながらも少しづつ腕の力を抜いていく
私はせめて見ないように彼女の背中に額をつける
何も見えないが彼女の確かな熱を額に感じる
数秒か数十秒かそんなふうに待っていると彼女の声が聞こえる
「……いいですよ」
やっとだ - 48二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:32:19
彼女の背中に密着する状態で胸の外側の面をタオルで拭いていく
もはや胸の感触など気にする余裕はない
私たちは遮るものが何一つない状態で触れ合ってしまっている
自分の胸と彼女の背中の境界線が曖昧になって、彼女の熱が私の体温に溶けていく
その感覚に溺れそうになるけれどなんとか堪えて彼女を拭いていく
「はぁ……はぁ……」
外側を拭き終わり、次に内側……胸の谷間へとタオルを差し込む
すると柔らかい感触に手全体が包まれて手が動けなくなってしまった
多幸感を生む分ブラックホールよりも逃れ難い谷かもしれない
それでも微かな理性で抗って、柔肌の波に揉まれながらも務めを果たした
「ふぅ……大丈夫ですか……えっちゃん?」
「……ふうぅ…少し落ち着いてきました……」
確かに少し落ち着いたが役目を果たすまでこの熱は治まらないのだろう
私たちの身体が接しているところが汗でびしょびしょになっている時点で、この役目の意味は無くなっているかもしれないが
私が綺麗にしながら私が汚す
意味はないのに続けることしか選べない
「これで最後……」
優しく、優しくしないといけない - 49二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:33:01
少しづつ手を前に伸ばしていく
そして優しく、とにかく優しく前方から胸をタオルで包み込む
もはや拭くではなく完全に揉むような手の形になってしまっているが許してほしい
なるべく敏感なところは刺激しないように気をつけて拭いていく
それでも時折「あっ……」とか「んっ……」とか艶やかな声が鼓膜を震わせる
声と同時に身体もピクリと跳ねるので、私のそれも彼女の背中で刺激されてしまう
早く終わらせないと明らかにマズイのにずっと続けたいと思ってしまう
どうせなら彼女が「ストップ」と声をかけてくれたら……なんて考える
さっきは破る気マンマンでしたが今なら守るので言うなら今ですよ
そう念を送ってみるが彼女は何も言ってくれない
もう自分の意志で止めなければいけないのかと悩んでいたら彼女の「ストップです」の声がかかる
ようやく止まれると思い安堵するが、手から伝わる感触になんだか違和感がある
タオルのフワフワした感触がなく、代わりに吸いつくようなしっとりとした肌の感触が直接伝わってくる
いつの間にタオルがなくなっていたのだろうとか、さすがに怒られますねこれとか、考えがまとまらず、手を動かすことができない
「えっちゃん」
名前を呼ばれているが動けない
そんな私を見かねてか彼女は自分で私の腕を移動させる
彼女の胸から手が離れてやっと私の頭は動き始める - 50二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:33:36
「ごめんなさいでした……」
まずは謝罪だろう。明らかに色々やりすぎた
お友達相手に獣のように迫ってしまった
「もう私クラス ビーストになります」
人類愛なんてものは持ってはいないけれど
「そこまでする必要はないと思いますけど……あと謝罪もいりませんよ」
私に気を遣ってかそんなことを言ってくる
どうしてこんな私に優しくなれるのか、その心を覗いてみたくなる
「……どうしてですか?」
私のそんな問いかけに、彼女はすごく恥ずかしいのか顔を赤くして困った顔をする
そしてしばらくしてから「…………嫌じゃなかったから」ととてもか細い声を口から発した
嫌じゃなかった
「それってつまり────」
「はい!この話は終了!シャワー借りますね!」
彼女は下着と服を手に取りお風呂まで光の速さでカッ飛んで行ってしまった
一人残された私はとりあえず体のベタつきを取るためにタオルで体を拭くことにした
それにしてもマズかった
彼女が止めてくれたから良かったけれどあのままだとどうなっていたか分からない
こんなこと人生で一度も無かったから少し落ち込む
私は彼女と正反対のクール系だったはずなのに、今日だけはどうかしているバーサーカーだった
そんな一人反省会をしながら体を拭いていると彼女が戻ってくる
「お風呂空きましたよ〜」 - 51二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:34:07
彼女は来た時よりもこころなしか顔色が良い
酔いが少しは覚めたのだろうか
「それじゃあそろそろ帰りますかねー」
髪も乾かさないでもう帰るつもりらしい
「Xさん……あの……」
何を言えば良いのか分からず言葉が詰まる
またね?次いつ会えますか?お腹減った?
まったくもっていつもの調子が出ない
「…………次来る時……来週あたりに今日のお礼として和菓子買ってきますね」
私の心なんか見透かしているようにそんなことを言って笑いかけてくれる
その言葉が、笑顔が本当に嬉しい
「はい……お茶用意して待ってますね」
なんだか変な再会になってしまったけれど、まだお友達は続けられるらしい
それだけのことが──今はただ嬉しいと感じる - 52二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 01:35:51
終わり
長く書きすぎたことは反省している
あとこれは純粋な医療行為である
えっちなことではないのであしからず - 53二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 02:00:19
やっぱりX×えっちゃんっていいものですね
- 54二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 11:53:52
書き終わったので好き勝手妄想できる
やっぱりさあ!アバンチュールしたのに次会った時は何事も無かったかのようにお互いに接してしまってまた距離の測り合いが発生するパートは必要だと思うんスよ