- 1二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 13:27:10
- 2二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 13:29:56
- 3二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 13:31:42
- 4二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 13:36:59
このスレどないする?
- 5二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 13:37:33
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- 6二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 13:54:51
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- 7二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 14:05:14
「にゃあっ」
「どすこい!」
大型の哺乳類すらも一撃でノックアウトする大吾のタックルを真正面から受け入れる鬼龍にゃ。
「うおおおおっ!」
そこから更に張り手の嵐、さしもの鬼龍にゃの足も後ろへとズレていく、しかし鬼龍にゃはまだ反撃を仕掛けていない。
「あぁ?」
大吾が視線を下に向けた時、鬼龍にゃの丸太よりも太い腕が大吾の腕を摑みとっていた。次の瞬間、大吾の視線が宙を舞う。
「おおっ!」
回転中に減速することもなく地面へと背中から叩きつけられる大吾。
「それがどないしたんや、俺はこの程度じゃ潰れねえぜ」
鬼ノ山部屋のしごきはここまで人間の耐久力を底上げするのか、受け身もできずに着地したというのに傷一つついていない状態で大吾が鬼龍にゃと再度向かい合う。それに対して鬼龍にゃもまた嗜虐心を浴びた笑みを浮かべる。
「楽しみだにゃ♡」
互いに無傷、そして山火事よりも熱く燃え上がる二人の闘志と臭気を前に鳥は飛び立ち猛獣は逃げ出し植物は花粉を出すことを諦め枯れていく。
「うおおおおお!」
「にゃあああ!!」
片や拳を、片や爪を、極限にまで達した二人に傷痕から侵入した細菌による破傷風でのKOは有り得ない。
皮を剥ぎ、肉を裂き、骨を砕き、臓腑を引き摺り出す。
命という命が尽きるまで彼らの戦いが終わることはない。
これが世に言うトロイア戦争の幕開けであった。
- 8二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 14:32:34
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- 9二次元好きの匿名さん24/08/21(水) 14:49:52
この地獄は…?