SRT特殊学園に3人組を増やしたい ep3【🎲・オリ生徒】

  • 1◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 20:58:25

    ついに意識が回復したユメ。体に違和感を感じ始めるヤタ。

    RATEL小隊はユメをホシノに会わせるため、アビドスへと向かおうとするのだが……。

  • 2◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 20:59:31
  • 3二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 20:59:33

    立て乙

  • 4◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 21:00:07

    名前:熊野ヤタ

    所属:RATEL小隊 RATEL1

    使用武器:RATEL-556式自動小銃改

    射撃 74 格闘 77
    医療 27 運転 97
    電子 62 交渉 18
    料理 36 指揮 17
    目星 25 神秘 118
    身長 179cm
    胸 貧
    出身 ゲヘナ
    髪:赤 長さ:ミディアム 肌:黄 目:黒
    ・全裸で寝るタイプ
    ・八咫烏の加護がついた。

  • 5◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 21:00:31

    名前:不落シロ

    所属:RATEL小隊 RATEL2

    使用武器:RATEL-416式自動小銃

    射撃 56 格闘 87
    医療 69 運転 87
    電子 24 交渉 83
    料理 39 指揮 90
    目星 40
    身長 177cm
    胸 貧
    出身 山海経
    髪:銀 長さ:ボブ 肌:黄 目:赤
    ・ロリコン
    ・めっちゃ物を持ち込む
    ・上だけ脱いで寝る。

  • 6◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 21:00:47

    名前:煙ヶ谷シエン

    所属:RATEL小隊 RATEL3

    使用武器:RATEL-110式自動小銃

    射撃 74 格闘 56
    医療 7 運転 50
    電子 53 交渉 18
    料理 67 指揮 93
    神秘 66 目星 31
    身長 151cm
    胸 貧
    出身 アビドス
    髪:橙色 長さ:ミディアム 肌:白 目:茶
    ・ノノミに会ったことがある。
    ・上だけ脱いで寝る。
    ・下着が派手
    ・催涙ガスを手から放てる。

  • 7◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 21:01:34

    先生
    ・外見は便利屋先生
    ・最近クマが深くなってきた。
    ・今のところ目立った怪我無し。

  • 8◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 21:02:41

    前回までのあらすじ。

    シャーレ事務所を奪還し、先生と初めて遭遇するもワカモには逃げられてしまう。

    その後、トリニティにミサイルが持ち込まれたことを発見したRATEL小隊は、RABBIT小隊に別の任務を振りつつ対応に向かう。

    しかし、不運が重なりミサイルの確保とまではいかず、情報も得られぬまま恐らく狙われているであろうエデン条約が結ばれる日となる。

    ミサイルはエデン条約が結ばれる古聖堂へと着弾する。怪我をしつつもその能力でヤタは見事先生を守り切ることに成功する。

    その怪我の所為で気絶したヤタは、何処かもわからぬ世界でユメと遭遇。そこから二人で脱出し、ユメは意識を取り戻した。

    助けてくれたセナとの再会を約束しつつ、ヤタは謎の化け物を先生と撃破。何とか事態を収集することができた。

    その後、預けていた戦車を回収しに行くが、エンジニア部にて改造まで施されていたことが判明。

    シロはエンジニア部をプロレス技にてKO、シエンは特に気にすることはなかった。

    そしてエンジニア部の要望で能力を見せるヤタ。その後無事に戦車を回収するRATEL小隊。

    意識を取り戻し、リハビリをこなすユメに、先生と共に会いに行くヤタは二年越しの再開が間近に控えている事を再確認する。

    しかし、RATEL小隊にはまだまだ問題が降りかかってくるのだった。

  • 9◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 21:21:09

    「先生は一足先に行ったから私たちも向かうわよ」

    数日後、ついにアビドスへ向けて移動を開始することになった。

    「わぁ、戦車なんて初めて乗ったかも……」

    「前の時は椅子に縛り付けてましたからね」

    「そ、そうだったんだ……」

    各検査とある程度のリハビリを終えたユメさんも車内にいる。気持ち狭く感じるのはきっと4人乗ってる所為だ。そうに違いない。

    「よーし、積み込み完了。ハイランダーへの連絡も完了。準備ヨシだぜ隊長」

    「わかったわ。RATEL小隊、行くわよ」

    「了解!」

    ミレニアムから帰ってきたときも感じたが、アクセルペダルを踏みこんだ後の加速がダンチだ。

    エンジンも変えてくれたりサスペンションも変えてくれたりしたおかげだろう。まるで新車の気分になれる。

    「このままいつも通り駅で積み込み、その後は揺られて移動ね」

    「電車も久しぶり!」

    ユメさんからすれば、何もかもが久しぶりで新しい世界に見えるのだろう。目がキラキラと輝いている。

  • 10◆Uy3fVwZzyBcj24/08/22(木) 21:31:39

    毎度アビドスに任務に行く時と同じで、戦車を鉄道の輸送車に括り付けて私たちは客車に移動する。

    いつもいるあの緑色の髪の毛の双子に加えて、眼帯をした人が今日はいた。

    今まであんな人いたっけな?

    「どうかしたか?」

    「……いえ、なんでも」

    まぁ、ハイランダーの事を隅から隅まで知ってるわけでもない。特に気にすることもなく客車へ向かった。

    「わぁ~!風が気持ちいい!」

    窓を開けて、外の風を体いっぱいにユメさんは浴びていた。

    「やっぱり、久しぶりに外に出るのはいい気分?」

    「うん、とっても!」

    想像を絶する経験をしてきたとはいえど、ほとんど記憶はない。その方がいいだろうし、下手に掘り返すこともないだろう。

    私も窓の外を眺めながら、ほんのりと感じる頭痛を忘れることにした。

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/22(木) 22:11:05

    たておつです!
    スオウはユメ先輩を見て何を思うんだろうな

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 06:50:13

    たておつ

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 16:11:26

    ユメ先生きてるけど年齢的にはOGになるよな、、、休学扱いで3年生になるんだろうか

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/23(金) 23:46:56

    >>13

    そんな感じですかね

    さて、ホシノの性格どうなるかね?

    元に戻るのか、それともユメエミュのままか

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 00:39:44

    言うほどエミュでもない気がする

  • 16◆Uy3fVwZzyBcj24/08/24(土) 07:51:44

    なんらかの妨害は……


    dice1d2=1 (1)

    1.ある

    2.ない


    あるなら規模

    dice1d100=65 (65)

  • 17◆Uy3fVwZzyBcj24/08/24(土) 07:57:16

    誰?

    dice1d4=3 (3)

    1.ヘルメット団

    2.いつものカイザー

    3.ゲマトリアに頼まれたカイザー

    4.ビナー君

  • 18◆Uy3fVwZzyBcj24/08/24(土) 08:21:57

    「熊野ヤタに梔子ユメ……そして暁のホルス、この土地に太陽が3つ揃いましたね。」

    「とても興味深い状態です。今すぐにでも3人をそろえてあの実験を行いたいところですが……」

    「先生がいる以上、不可能でしょう。ただし」

    「その力は存分に見せていただきますよ、ヤタさん。ええ、存分に」





    「到着早々ご挨拶だな!RATEL1、新車傷つけないようにしろ!RATEL3、後方に敵4!」

    「あわわわわわわわぁ!」

    アビドスに到着し、駅で戦車を下ろして数十分。市街地でいきなりカイザーに囲まれた私達。

    理由は不明だが、前々から何かあれば即飛んで行って潰していた仲だ。顔も見たくないのはお互い様だし、潰したくなるのもお互い様だろう。

    「アクセルこのままで突っ込みます、ユメさん、しゃべらない方が身と舌のためですよ!」

    全速で敵の中心を突破していく。装甲と火力を強化してもらった戦車だ。初陣にしてはかなり乱暴だが耐えてね!

    「方位、速度そのまま!RATEL1、上部機銃をそっちに預ける。一掃してやれ!」

    あの能力は私がトリガーを握ってないと発動しないらしい。ちょっと難しいが、この程度やれなくてRATEL小隊を名乗れはしない。

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 17:23:20

    実はユメ先輩、戦車乗り(それも車長)としての適正あったりしない?(アニメの中の人的に)

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:46:05

    ユメ先輩、ちょっと戦車操縦してみない?

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 09:49:15

    強くなった戦車の実力を見せてやれ!

  • 22◆Uy3fVwZzyBcj24/08/25(日) 13:06:31

    (※筆者はガルパン未履修な上どちらかというと海系の人なので書けない……申し訳ない)

    主砲とは逆の方向に機銃を向け、瓦礫に乗り上げないよう運転しつつトリガーを引く。

    搭載している30㎜機関砲が弾を吐き出し、まるで狙っていないはずの敵に対してもそれが誘導され命中していった。

    敵からしてみれば小口径でも悪夢だろうに、この口径では地獄だろう。と言っても車内に悲鳴が聞こえて来ることはないが。

    「よーしそのままァ!90度旋回、残敵を掃討しちまえ!」

    RATEL3の撃つ主砲も、一発で数人吹き飛ばせる貫通力だ。と言っても120㎜に耐えられる敵なんて早々いないが。

    暫く派手に立ち回り――最後まで抵抗していた敵も、不利を感じて撤退したようだ。

    「周囲はクリア、敵は撤退したな」

    「まったく、毎回アビドスに来たら戦ってる気がするわね」

    「そ、そうなの?」

    「まぁ、こっちにも原因はありますけど……」

    何はともあれ、目的地に向かう準備は整った。ちなみに事前に聞いていたが緊張しているのは私だけらしい。

    あの二人、心臓に毛でも生えているんだろうか……。

  • 23◆Uy3fVwZzyBcj24/08/25(日) 13:08:27

    づなみき

    dice1d4=2 (2)

    1.遠かったので誰も気づいてない

    2.アヤネは気づいたが来る前に戦闘が終わった

    3.対策委員会が向かってる最中

    4.来た

  • 24◆Uy3fVwZzyBcj24/08/26(月) 00:04:50

    「さて、もうすぐアビドス高等学校なわけだが」

    「さっき確認したけど、さっきの戦闘で色々ごたついてるらしいわ。まぁ、先生がなんとかしてくれたらしいけど」

    「懐かしいなぁ……ちょっと綺麗になってるかも?」

    車内のカメラ越しの風景とはいえ、やっぱり懐かしさを感じるらしい。SRTもこうならないと良いんだけど……まぁ、今はおいておこう。

    暫く進み、ついにアビドス高等学校の校門についた。

    「わぁ!本当に久しぶり……ホシノちゃん、元気かな」

    「一旦ここで待っててください。後で先生に呼びに来てもらいます」

    「説明とかしとかねーとびっくりしちまうだろうからな」

    「わかった。ここで待ってるね」

    ユメさんを車内に一旦残し、3人で校舎に入る。門は閉まってなかったし、扉にも鍵はかかってなかった。

    初めて入ったが、そこら中が砂まみれだ。歩くたびにじゃりじゃりと音を鳴らす。

    「まーだ緊張してんのか?」

    「少し、ですね」

    「なるようにしかならないわ、しゃんとしなさい」

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:56:06

    そうだね

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 13:56:34

    これは、大丈夫なのか?

    アビドス近郊で中規模戦闘
    ↓
    アヤネが気づいたけど対策委員会が行くまでもなく殲滅完了
    ↓
    その事実にホルス全力警戒
    ↓
    ユメパイ連れてきたよ!

    新手の罠か詐欺を疑われても弁明できませんぜ
    え?先生が居るから大丈夫?
    ……アビドス3章っていうのがあってじゃな

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:44:55

    大丈夫かな、ホシノが錯乱して「お前なんかユメ先輩じゃない!!」とか言わんよね?
    なーんかひと悶着ありそう

  • 28◆Uy3fVwZzyBcj24/08/26(月) 21:30:10

    シエンさんがノックし、中へ入る。前に見た事のあるあの金髪の人以外に5人、先生と、他の生徒さん達。

    "ようこそ、ここに来るまでに戦っていたみたいだけれど……。"

    「ええ、まぁその、ここでカイザーに襲われることなんてしょっちゅうですから」

    「ふーん、そっちもなれてるんだねぇ」

    二色の目が、私に向いた。小鳥遊ホシノ……さん。

    「とりあえず自己紹介を、SRT特殊学園のRATEL小隊所属、熊野ヤタです。コールサインはRATEL1」

    「同じくRATEL2、不落シロだ、よろしくな」

    「一応隊長の煙ヶ谷シエン、RATEL3よ」

    同じように向こうも挨拶してくれた。1年生の二人がアヤネさんとセリカさん。2年生がシロコさん、会った事あるのがノノミさん。

    そして、3年生がホシノさん。確かに、なんというかほんわかしているというかふにゃっとしているというか、過去の情報とは全然違うなぁ。

    「それで、今日はどういったご用件で?」

    一番しっかりしているんだろう。アヤネさんがそう言ってきた。

    さて、ここからは――交渉の得意なシロさんにお任せしよう。私は下がります。

    (すいません先生、外の戦車からユメさんをドアの外まで連れてきてもらえますか。なるべくばれないように)

    ("わかった。")

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 21:32:32

    後輩たちはユメ先輩の存在すら知らんのだよね

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/27(灍) 02:09:45

    ほし

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/27(灍) 08:05:25

    保守

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/27(灍) 18:23:18

    ふにゃんふにゃん

  • 33◆Uy3fVwZzyBcj24/08/27(灍) 22:57:47

    「さて、今回ここに来た理由だな。ただ先に行っておきたいことが一つあるんだが」

    「?」

    「小鳥遊ホシノ、お前にだ」

    「うへ~、おじさんモテモテだねぇ」

    おじさん……?

    「……今からお前にとって不愉快なことを俺たちは口にする。もしも殴るなら俺を殴れ」

    「……」

    資料で見たような、隼が如き鋭い目つきになった。おおよそ何に関連する事かは察せたのだろう。

    「じゃぁ、始める。まず一番最初に聞くことがある。ここの4人は梔子ユメ、という人間を知っているか?」

    ある程度、目線でわかる。ノノミさん以外はほぼ知らないのだろう。そういう顔だ。

    「説明してもかまわないか?」

    「ううん、いいよ。私から言うから」

    ホシノさんは、言葉を選びつつユメさんの事を話した。ユメさんがどういう人間だったかを……どういう最後を迎えてしまったのか、を。

    「それで、私にユメ先輩の事でどんなお話があるのかな?」

    言葉の節々から感じられる警戒心と、少ない怒り。誰だってそう思うだろう。いきなりどかどかと入ってきた人間が自分の信頼していたであろう人の墓を暴くような真似をしているのだから。

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/28(ć°´) 08:56:37

    暴れないように上手く伝えないとね…

  • 35◆Uy3fVwZzyBcj24/08/28(ć°´) 12:21:43

    「……俺たちは2年前、ここに始めて来た。カイザーPMCがここに展開していると聞いてな」

    「そしてとある施設に侵入、命からがら情報を得てそこを脱出した」

    そっと紙の資料を机に出す。コピーではあるが、あの時手に入れた資料そのものだ。

    悪魔の計画と言ってもいい、オペレーション・デイドリーム。いつかは必ずホシノさんに見せなければならない資料ではあるが。本当に読ませて大丈夫だろうか……。

    「不愉快なことを口にすると言ったが、これは不愉快な”物”だ。読んでキレても良いが、物は壊さない方がいいぞ」

    ホシノさんが、ゆっくりとページをめくる。他の4人も後ろから覗き込むように資料を読んでいた。

    ……しばらく、無言でページをめくる音だけが部屋にこだまする。

    「酷い……」

    ノノミさんがつぶやいた。

    ひとしきり読んで、ホシノさんがこちらに向き直る。体感でわかるが、その身に纏っているのは殺意そのものだ。

    「この施設、今は何処にあるの」

    「落ち着け、いいか――」

    「答えろ!」

    おおよそ30㎝の身長差すら感じさせない怒気。何か間違えれば、RATEL2の頭に散弾が放たれるだろう。

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/28(ć°´) 19:00:02

    ヤバいヤバいヤバい!助けてユメ先輩!!

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/28(ć°´) 20:56:07

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 00:33:53

    あわわ…

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:56:23

    ほしゅ

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 19:18:07

    ユメ先輩ィィィィィ!!!早く来てくれーーーー!!!

  • 41◆Uy3fVwZzyBcj24/08/29(木) 20:24:27

    すいません、仕事が滅茶苦茶忙しい時期で9月末まで多分深夜更新とかになります……。
    申し訳ない……。

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 22:25:18

    >>41 頑張って!

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:28:33

    >>41

    無理はなさらないでください

  • 44◆Uy3fVwZzyBcj24/08/30(金) 13:26:24

    が、一切ひるむことなくそのショットガンをつかんで喉元に当てた。

    「最初にも言ったな、もしも殴るなら俺を殴れって。これなら狙わなくていいだろ、話を続けるぞ」

    ポイントマンに最も不要なものは恐怖心、なのかもしれない。

    「この施設はもうない。アビドス沙漠の中に爆破されて沈んだよ」

    「ッ!」

    「でもな、そこのRATEL1のおかげでそいつを見つけたんだ。梔子ユメを」

    私のおかげ、なのだろうか……?もしかしたらあの時既に能力が発現していた、とかなのかもしれない。

    「この件に関しては一つ謝らなきゃいけない事がある。俺たちは当初、アビドスについての情報を一切持ち合わせていなかった。その所為で報告しようにも誰かわからなかったんだ」

    名前自体はホシノさんの名前しかなかった。あの人達にとって問題なのは強いホシノさんの方であり、利用するユメさんの事などどうでもよかったのだろう。

    「……待って、もしかしてユメ先輩は……」

    「ああ、生きてるよ」

    RATEL2がショットガンをつかんでいない方の手の親指でドアを指す。

    それと同時に、先生が外から連れてきてくれたユメさんを部屋に入れてくれた。

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 23:18:09

    ついに再開の時が……!

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 07:45:28

    やった

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 12:27:06

    あ

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:01:52

    保守

  • 49◆Uy3fVwZzyBcj24/09/01(日) 07:10:56

    一歩ずつ、お互いが距離を縮めていく。

    「ユメ……せん…………ぱい」

    「ホシノちゃん!」

    ユメさんがホシノさんに思い切り抱き着いた。押し倒されてしまうかもしれないと思ったけれど、全然そんなことはなかった。

    何を話すでもなく、ただ、お互いの存在を感じるように泣きながら抱きしめ合っていた。

    2年ぶりに会ったのだ。今はただ、それでいいのだろう。



    「……ごめんね、さっきは」

    「オレたちにはお前の気持ちはわからないからな。そう言う事もある」

    「むしろ昔と変わって無くて安心したかも。髪の毛はとっても伸びたけどね」

    落ち着いた頃、アヤネさんとセリカさんがお茶を出してくれた。ホシノさんはユメさんのすぐそばに座っている。

    「さて、感動の再開になって一件落着、じゃないのが悲しいわね」

    「アビドスの問題とカイザーの問題。それに砂漠にあるらしい戦艦……まだまだ解決すべきことは多いですね」

  • 50◆Uy3fVwZzyBcj24/09/01(日) 07:11:18

    次は……

    dice1d4=1 (1)

    1.とりあえず今はアビドスでゆっくりしよう

    2.シロ「お前だれかに物返すとか言ってなかったか」

    3.ヤタ「そういえば戦車に新機能があるとか言ってましたね」ポチ

    4.ホシノ「戦艦だっけ?アレの話詳しく聞かせてくれる?」

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 15:57:25

    ゆっくりー

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:18:35

    ゆっくりは実際しやすそう
    都会の喧騒とか無縁やろ

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 02:46:06

    ただ、ゆっくりしすぎるとパヴァーヌだかカルバノグだかエデン4章だかの後に空が赤くなった時に鈍ってるかもね

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 07:08:39

    そこまで長くはないだろう、ちょっと休憩する感じとか

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 15:08:36

    hossyu

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 20:36:18

    まぁ逆にゆっくりできるのも今のうちだろうからね
    この後はサクサク行かないとヤバそう

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 23:22:51

    1泊するくらいかな

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/03(灍) 00:04:09

    保守

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/03(灍) 08:23:12

    、

  • 60◆Uy3fVwZzyBcj24/09/03(灍) 13:49:39

    "少なくとも今は一旦落ち着いてもいいんじゃないかな。"


    と、先生は言う。まぁ今すぐ何もかもを解決しろと言われているわけではない。ユメさんの事もあるし、少しここで休むのもありだろう。


    と思った時、だれかのお腹がくぅと鳴った。正直に白状すると私だ。


    「……そういえば、朝から何も食べてなかったわね。ユメ以外」


    「わ、私はそんな訓練受けてないから!」


    電車の中でシロさんは寝てたしシエンさんは色々確認していた。私は緊張で食事どころではなかった。ユメさんは2つほど駅弁を食べてたっけ。


    「まぁそりゃそうだろうな……どっかに飯食えるとこあるか?」


    「ん、いいお店がある」


    「紫関ラーメンですね☆」


    ヌュ

    dice1d2=1 (1)

    1.「行った事は無いけど昔からあったお店だよね!」

    2.「そんなお店ができたの?」

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/03(灍) 23:38:30

    2つは食べ過ぎじゃないですかユメ先輩?

  • 62◆Uy3fVwZzyBcj24/09/04(ć°´) 01:31:01

    「行った事はないんですか?」


    とアヤネさんが言う。確かに昔からいるなら行っててもよさそうなものだが。


    「お金がなかったからね」


    「うん……おいしそうな匂いはしてたんだけどねー」


    うーん、致し方ない理由だ。


    "じゃぁみんなで行こうか。私が奢るよ。"


    「いいんですか?」


    "大丈夫だよ。"



    懐事情

    ヤタ

    dice1d100=67 (67)


    シロ

    dice1d100=29 (29)


    シエン

    dice1d100=54 (54)

  • 63◆Uy3fVwZzyBcj24/09/04(ć°´) 01:46:20

    まぁそんなにお金に余裕がないわけではない。そんなに大仰に使う事も無いからだ。まぁ一人別格の人がいるけれど……。


    「なんでこっち見んだよ」


    「金にたまに困ってるからでしょ」


    「んだァ!?」


    部屋の私物の多さは金欠に直結しているらしい。というかシエンさん、下着めっちゃ派手だったり丁寧な喋り方だったりするし、いいところの人だったりするのだろうか?


    「じゃ、行きましょ!」


    セリカさんがいの一番に出ていった。みんな行きつけなのかな。


    ……と思ったら、紫関ラーメンの制服を着て屋台に立っていた。どうやらバイトしているらしい。


    ラーメンにこだわりとか……


    1.ある

    2.ない



    ヤタ

    dice1d2=1 (1)


    シロ

    dice1d2=1 (1)


    シエン

    dice1d2=2 (2)

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/04(ć°´) 08:12:06

    駅弁を2つも食べちゃいます

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/04(ć°´) 18:19:32

    どこにこだわってるかだな
    麺なのか、スープなのか、具材なのか、そもそも素材か

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 00:39:31

    保守

  • 67◆Uy3fVwZzyBcj24/09/05(木) 02:51:21

    何処にこだわる?



    ヤタ

    dice1d4=2 (2)


    シロ

    dice1d4=1 (1)


    1.éşş

    2.スープ

    3.具材

    4.調味料

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 07:37:40

    ほう

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 17:01:43

    保守

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 00:08:45

    麺とスープか
    こだわって作りだしたらめっちゃ時間が溶けそうだな

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 07:29:37

    め

  • 72◆Uy3fVwZzyBcj24/09/06(金) 07:31:30

    "好きに頼んでいいよ。"

    「私は一番普通の奴で」

    「同じ、あ、麺は硬めで頼む。種類とかあるか?」

    「縮れとストレートがあるよ、どっちにする?」

    「……ストレートで」

    シロさん、こだわりがあるのかな。と言っても私もあるけど……。

    「私は豚骨でお願いします。具材少な目で」

    「あら、お腹すいてるんじゃなかったの?」

    「始めて来た店ではこうしてるんです。具材の雑味でスープの味を殺さないように」

    「そ、そう……」

  • 73◆Uy3fVwZzyBcj24/09/06(金) 07:40:32

    目の前に来たラーメンは、白く澄んだ色のスープに麺が沈んでいた。

    浮かぶ油がシャボン玉が如く漂っている。そっとレンゲを沈め、それをすくい、口に入れた。

    ……うん、いい味だ。SRTの限りなく少ない自由時間と任務帰りにたまに行く色んな所のラーメン屋。

    当たり外れ当然あるが、この紫関ラーメンはかなり当たりの店と言っていい。

    しつこすぎない程度の豚骨の味。ほんのりと香る……魚かな、そっち系の出汁。そこまで詳しくないけど、匂いでちょっとはわかる。

    次いで麺をすする。うん、これもいい感じ。適度に硬く、柔らかすぎない。

    スープにきちんと合うし、それでいて食感が悪い事もない。噛めば切れて、不快感を感じない。

    「お味はどうだい」

    と大将さんが声をかけてくれた。

    「次は具材をたんまり乗せます」

    「そりゃよかった」

    はははと笑いながら屋台の後ろで洗い物に戻っていった。人柄もいいんだなぁ。

    ホシノさんもユメさんと笑いながら食べてるし、他の人もそれに混ざるように会話してる。

    こんな時間が、ずっと続いてくれればいいな。

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 16:00:12

    ここから忙しくなる

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 22:36:32

    そうね、続いてくれれば、いいよね…

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 08:37:01

    なんかのフラグかな

  • 77◆Uy3fVwZzyBcj24/09/07(土) 09:09:48

    「御馳走様でした」


    「おいしかったー!また行こうね、ホシノちゃん!」


    「いつでもいけま……いや、そうですね。また行きましょう」


    「ん、話し方が変」「変ね」「変ですねー☆」「あははは……確かに違和感は感じますね」


    「しょ、しょうがないでしょー!どういう感じになればいいのかわかんないんだからさー!」


    そんな会話が聞こえてくる。


    時間はあるのだから、きっとゆっくり慣れていけばいいのだろう。


    「なーにやり遂げたみたいな顔してんのよ」


    「……そんな顔してました?」


    「してたな」


    まぁ確かに今は感慨にふけることもないか。色々解決して気分も落ち着いてるのだろう。



    次は……

    dice1d10=2 (2)


    ヤタ「いい加減セナさんに装備返しますか……」

    1か10なら……

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 17:42:03

    ほし

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 23:57:25

    あれ、セナに何借りてたっけ?医療キットだっけ?

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 07:06:22

    確かそう

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:19:05

    前スレ148、149で借りた制服と武器類っすね

    キヴォトスだと、高い戦闘力と責任感を持ってるとゆっくりし辛い環境だよね

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:04:31

    借りたものはちゃんと返さないとね

  • 83◆Uy3fVwZzyBcj24/09/09(月) 02:48:43

    「それじゃ、またねー!!」

    ユメさんはアビドスに残る……というか元に戻る?が正しいのだろうか。何はともあれこっちにいるらしい。

    連絡先をみんなと交換したので、いつでも連絡は取れるようになった。

    諸々の問題はまだまだ解決できていないが、少しは前向きに行ってくれると嬉しい。

    無くした時間は戻ってこなくても、私達にはまだまだ未来がある。ホシノさんとユメさんも、きっと大丈夫だ。

    …………で、平和に終わらせたかったのだが、私達のSRT特殊学園もそろそろ本当に閉鎖されそうだ。

    先生の力と私達の任務遂行で何とか持たせてきたが、そもそも決定されていたことからの変更は不可能だそうで。

    閉まったら何処に行けばいいのやら……まぁ荷物は少ない方がよさそう。

    セナさんに借りていた装備は返しに行かないと。服はクリーニングに出して、銃はできるところは整備した。

    というわけで、一人でゲヘナに向かう事にした。シロさんもシエンさんも特に用はないだろうし。

    「うーん、久しぶりにこっちに来るなぁ」

    電車に揺られつつふと思った。SRTに入ってからは来る用事もなかったし、任務でもあまり来なかった。

    というのも風紀委員会もあるし、他の自治区にまで来て私たちに応援要請が来るレベルの人がそんなにいないのもある。

    というかこれ以上ここをカオスにしないでほしい。

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:16:33

    閉鎖するのは避けられないか……

  • 85二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 12:42:19

    実績あっても予算の捻出が厳しいのかな

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:42:10

    予算もだけどSRTのやってる事に対して責任を取ろうとする人間が連邦生徒会にいないのがなあ
    リンちゃんが腹くくって引き受けてくれれば、とも思ったが反発が大きいか

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:20:23

    全て連邦生徒会長って奴の仕業なんだ

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/10(灍) 08:01:43

    理由のある罵倒が連邦生徒会長を襲う

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/10(灍) 16:39:37

    は

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/10(灍) 23:42:02

    よ

  • 91◆Uy3fVwZzyBcj24/09/11(ć°´) 01:08:37

    電車を降りて、バスに乗ってまたしばらく揺られる。

    昼より少し前で、朝より少し後だと車内も空いている時間。こういう時間に公共交通機関に乗るのは嫌いじゃない。

    ゲヘナ学園近くで降りて、そのまま歩いて向かった。途中騒がしい所は避けていったので、何かに襲われたりはしなかった。

    襲われたところで、対処に困りはしないだろうけど。

    学園に入って、救急医学部は何処かと尋ねて案内してもらった。服からして風紀委員の人っぽい。

    「どういった御用事で?」

    「セナさんに借りたものを返しに」

    大き目のバックパックの中に一式入れてきたので、外からは判断しずらいかもしれないが。

    「こちらです」

    上についている看板にも、救急医学部と書かれていた。なんとなく緊張する。

    「ありがとうございます」

    とりあえず、まずはノックだ。

    ≪はい≫

    うん、声的にセナさんだな。

  • 92◆Uy3fVwZzyBcj24/09/11(ć°´) 01:21:43

    「お久しぶりです。SRT特殊学園 RATEL小隊 RATEL1のヤタです。荷物の返却に来ました」


    ≪……それほどかしこまらなくてもいいのですが……とりあえず入ってください≫


    「失礼します」


    どうしてもSRT特殊学園式というか、かしこまった感じが抜けない。


    「お久しぶりです。あれから怪我はしていませんか?」


    「ええ、特には」


    「それで……今日はいったいどのような用件で?」


    「えっと」


    まずい、なんか変な緊張をしている。ここは変なことを言い出す前にとっとと退散しよう。


    dice1d4=2 (2)

    1.この前貸してもらったものを返しに

    2.+整備とアイロンもきちんとしました!

    3.+着心地も良かったです!

    4.セナさんに会いに来ました!

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/11(ć°´) 07:49:24

    そ

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/11(ć°´) 17:54:16

    おぉー、貸したものをきちんと畳んだり点検した上で持ち主に返してくれるのは好感度高いよ

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/11(ć°´) 23:11:48

    しっかりしてるね〜

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:21:50

    うむ

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 17:19:32

    保

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 23:25:35

    保守

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 07:37:41

    99

  • 100◆Uy3fVwZzyBcj24/09/13(金) 12:08:35

    仕事が指数関数的に忙しくなってしまったので何とか土日祝には更新しようと思います……。

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 16:20:00

    Oh..
    スレ主お仕事頑張ってね

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 01:28:42

    あまり無理をなさらず

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 08:25:59

    了解しました

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 17:31:17

    保守

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 21:27:19

    待ちますぜ

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 07:54:44

    保守します

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:15:18

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 00:06:10

    保守

  • 109◆Uy3fVwZzyBcj24/09/16(月) 00:39:09

    お茶濁しですが知り合いに描いてもらったので3人の設定画貼っておきます。

    なんで服着てないのに関しては服設定してなかった頃の名残です……。

    まずは前張ったヤタから。

  • 110◆Uy3fVwZzyBcj24/09/16(月) 00:39:35

    シロ。

    腹筋は趣味です。

  • 111◆Uy3fVwZzyBcj24/09/16(月) 00:40:15

    シエン。

    ちなみに各ヘイローには一応元ネタがあります……。

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 08:04:06

    シエンみたいなぎっちりしたヘイロー初めて見たかも

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 17:16:59

    謎の黒い棒

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:42:35

    皆個性的なヘイローだね

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/17(灍) 07:38:33

    募集

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/17(灍) 18:30:12

    何なんだろうヘイローの意味

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/17(灍) 23:55:23

    何故ドクロなのか

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/18(ć°´) 07:41:07

    ほしゅ

  • 119◆Uy3fVwZzyBcj24/09/18(ć°´) 11:34:42

    シフト勤務によって何とか更新時間取れました。お待たせしました。

  • 120◆Uy3fVwZzyBcj24/09/18(ć°´) 11:35:18

    「きちんとたたんでアイロンもかけました。銃はトリガーとサイトは触ってないですが、それ以外の部品は点検済みです!」


    「そ、そうですか。ありがとうございます。そこまでしてもらう必要はなかったのですが……」


    何というか、癖みたいなものがやっぱり染み付いてる。服はきちんとアイロンかけるし、装備は磨くものだと。


    本当に、ここまでする必要はないのだけれど。


    「それではこれで……」


    「待ってください。せっかく来てもらったので、せめてお茶程度は出させてください」


    「あ、はい」


    缶コーヒーをもらって、一旦一息ついた。なんか変な気疲れをしてるなぁ。


    ……思ってみれば、SRT以外で真っ当に知り合いっぽい人、いなかったからかもしれない。あそこの関係は友達というか戦友みたいなもので、一緒に仲良くお買い物に行くような感じではないのだ。


    「そういえば、前に医療技術を教える約束でしたね」


    「あぁ……」


    あのお世辞込みでも下手くそな私の医療技術、何とかしないととは思っていたが。


    「こっちに来てください。時間が許す限りお教えします」


    ヤタ

    医療 27

    dice1d100=24 (24)

  • 121◆Uy3fVwZzyBcj24/09/18(ć°´) 11:38:20

    成功なので成長なしです。


    「うぐっ……」


    ぜ、絶望的にセンスがない……。


    「……人には得意不得意がありますから」


    セナさんの慰めが温かい……とはいえポイントマンのシロさんに任せっぱなしにするのもなんというか……。



    もう一回する?


    dice1d2=1 (1)

    1.もう一回

    2.時間が……

  • 122◆Uy3fVwZzyBcj24/09/18(ć°´) 11:42:05

    「最後にもう一回最初からやります」


    「わかりました。もう一度お教えしますがここはこうやってですね……」


    ヤタ

    医療 27

    dice1d100=61 (61)

  • 123◆Uy3fVwZzyBcj24/09/18(ć°´) 11:44:01

    無事成長判定です。久しぶりなのでボーナスつけましょう。


    dice1d2=2 (2)

    1.1d10+8

    2.2d10+3

  • 124◆Uy3fVwZzyBcj24/09/18(ć°´) 11:49:24

    dice2d10=3 1 (4) +3


    な、なんかつかめた気がする!


    「大丈夫です。落ち着いて……そう、ここはこうです」


    セナさんに手を握られながら止血やらなんやらを教えてもらい、少しコツがわかった気がする。


    「最初よりマシになった気がします」


    「そうですね。最低限ですが大丈夫になったと思います」


    あ、やっぱりプロからしたら最低限なんですね……とはいえ大きな一歩だ。これで応急手当は確実にできるようになった。


    「あ、もうそろそろ帰らないと」


    SRTは時間に厳しい。当たり前だが指定時間までに戻れなければ部屋全員が罰則を食らう。


    「そうですか。それでは、お気を付けて」


    「ええ、また教えてください」

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/18(ć°´) 11:55:21

    このレスは削除されています

  • 126◆Uy3fVwZzyBcj24/09/18(ć°´) 11:55:39

    ヤタ

    医療 27→34


    再度友情チェック

    セナ dice1d2=1 (1)

    ヤタ dice1d2=2 (2)

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/18(ć°´) 18:03:17

    やった!
    少しだけとはいえ、進歩は進歩だ

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/18(ć°´) 22:59:18

    まぁプロにとっては基礎中の基礎なんだろうね

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 08:57:48

    微量増加

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 18:58:42

    やったね!

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 00:17:39

    保守しておくか

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 08:29:07

    ほしゅ

  • 133◆Uy3fVwZzyBcj24/09/20(金) 11:30:57

    正直、拍子抜けするくらい普通に終わった。

    いや、なにか望んでいたわけでもないし、トラブルは起きてほしくないのでそれでよかったと思うのだが……なんだろう。なんかいまいち釈然としないこの感じは。

    一旦それは置いておいて、帰路につきながら今後について考える。

    もうSRTは最低限の生徒とその他の人を除いてヴァルキューレに移ったり、他の学校に移ったりしてもぬけの殻だ。

    FOX小隊の人たちの姿は見ていないけど、多分防衛室長さんの所で既に何らかの仕事をしているのだろう。

    エデン条約とかのごたごたで流れていたがサンクトゥムタワーが襲撃されたとかあったし。

    RABBIT小隊は……どうだろう。なんか徹底抗戦する気満々な感じがするから何とかなだめたい所だけれど。

    閉鎖、閉鎖かぁ……私たちはどうするべきなんだろう。

    これといった案もなければ力もない。そもそも連邦生徒会長直下の組織の時点で失踪した、という瞬間に終わりが決まったようなものだが。

    キヴォトスでは、どこかの学園に所属しなければ色々不便なことが多すぎる。

    ブラックマーケットに行けば、私たちの力ならのし上がれるかもしれないが……そんな気は全くない。

    本当に、困ったものだ。

  • 134◆Uy3fVwZzyBcj24/09/20(金) 11:39:19

    次のストーリー的には

    dice1d4=1 (1)

    1.先輩はああ言っていてもやっぱり腹の虫がおさまらない!(カルバノグ1章)

    2.アリウスの生徒を見かけた?(エデン条約4章)

    3.小さい子にゲームセンターで出会いました(パヴァーヌ2章)

    4.「ヤタさん、でしたね?」(?????)

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 21:03:40

    え、まさかのRABBIT小隊とグルになって抗議活動!?

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 07:44:13

    アリウス編じゃなかったか…

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 12:53:36

    保守ー

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 00:11:18

    保守しとこ

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 08:22:30

    保

  • 140二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 18:41:55

    先生とヴァルキューレはRABBITとRATELの2個小隊相手に勝てるんだろうか?
    RABBITはともかく、RATELが厄介な気がするし

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 00:09:47

    まさかの共闘か

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 08:30:06

    保守

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 14:26:18

    ほっしゅ

  • 144二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 23:43:46

    そ

  • 145◆Uy3fVwZzyBcj24/09/24(灍) 09:19:31

    「というわけで今後はヴァルキューレに転校することになったんだけど……」

    「やっぱり」

    「やっぱり?」

    「やっぱり納得できない!先輩はそれでいいのか!?」

    サキちゃんが机を叩きながら言い放った。いや確かにそれは納得できるというようなものじゃない。でも他に何かあるかと言われると、ない。

    「落ち着けポイントマン。今はまだしも今後はわからんだろうが。こっちはきちんと手柄を立ててる、先生も味方についてるし……」

    「その先生も、本当に信頼できる相手なのでしょうか」

    と、ミヤコちゃん。うんまぁその意見はわからなくはないけれど、なんやかんやでうまく行ってる所はあるし、そこまで敵意向けなくてもいいんじゃないかな。

    「なんにせよ、今日は荷物をまとめておとなしくしてなさい。以上!」

    無理やり話を断ち切ったシエンさん。毎度のことながら取りまとめ役にはうってつけだ。

    「……で、……」

    「…………だな」

    ?何か最後にサキちゃんたちが喋っていたような気がしたけど、気のせいかな。

  • 146◆Uy3fVwZzyBcj24/09/24(灍) 09:22:10

    翌日、RABBIT小隊の子たちの姿が見えないとの事でちょっと捜索していた。何か嫌な予感がする。

    「……………………で?」

    "うん……公園を占拠してデモをやってるみたいで……。"

    「…………はい、わかりました、ヴァルキューレの人と一緒に一旦待機していてください…………」

    シエンさんが今まで見た事のないような顔でうなだれつつ電話していた。多分相手は先生なんだろうけど。

    「何があったんです?」

    「また厄介ごとか?」

    「……RABBIT小隊が公園を占拠……SRTを閉校するなとデモをやってるそうよ……」

    …………??????????????????

    いや待て、一旦落ち着こう。まず戦車に乗って、突入して……。

    「ちなみにうちの車両はモエが持って行って公安局を吹き飛ばしてるそうよ……」

    シロさんがとうとう気絶しそうになっている。正直こっちも気絶したい。

  • 147二次元好きの匿名さん24/09/24(灍) 18:20:52

    い、胃に穴があいてしまう…

  • 148二次元好きの匿名さん24/09/24(灍) 18:35:36

    モエ、お前なんてことを…

  • 149二次元好きの匿名さん24/09/24(灍) 23:54:54

    宇宙ネコになってる…

  • 150二次元好きの匿名さん24/09/25(ć°´) 11:02:56

    そ

  • 151二次元好きの匿名さん24/09/25(ć°´) 15:09:40

    Bluetoothで操縦できるようになってしまった弊害がここで……

  • 152二次元好きの匿名さん24/09/25(ć°´) 23:58:54

    あのウサギたちにお灸をすえるしかないか

  • 153二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 09:09:59

    わーお…

  • 154二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 16:56:29

    ぴょんぴよん

  • 155二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 23:29:30

    正義の特殊部隊の姿か?これが…?

  • 156二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 08:53:54

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 18:18:51

    保守

  • 158二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 22:33:51

    保守

  • 159◆Uy3fVwZzyBcj24/09/28(土) 03:37:42

    9月が過ぎれば忙しさが落ち着くだろうと思ったら全然そんなことはありませんでした。

    これからも鈍行更新で行きますがお許しを……。

  • 160二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:48:20

    りょうかい

  • 161◆Uy3fVwZzyBcj24/09/28(土) 19:01:54

    とにかく、現場に行かない事にはどうしようもないので装備を一式整えて向かう事にした。

    装甲バンには対戦車用のミサイルランチャーを乗せておいたが、なるべくなら使いたくない。ついぞこの前修理から帰ってきたばかりの新車を破壊するのは気が引ける。

    「現地じゃヴァルキューレが手を焼いてるってクロノスがずーっと報道してるな」

    「当たり前でしょ、私たちが鍛えたんだもの。ヴァルキューレに負けたらSRTを退学してもらうわ」

    「退学どころか学校が無くなったんですけどね……」

    うぐ、という声が後ろから聞こえる。うん、まぁそうですよね。理解はしてても考えたくはないですもんね。

    何はともあれ現地につくと、怪我をしたヴァルキューレの生徒が運ばれて行っていたり、後方にクロノスらしき人らがいたりと大混乱だ。

    「先生、遅れました」

    "この前ぶりだね。"

    横には金髪の生徒……たしか公安の……。

    「……なんだお前たちは。デモの支援にでも来たか」

    「事情が事情だからそう思うのもしゃーないとは思うが、オレたちは止めに来た側だ」

    確か、カンナさんだったっけ。ヴァルキューレに転校予定だったから資料は一通り確認しておいたからそこで見たんだ。

  • 162二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 22:25:26

    辛いね…

  • 163◆Uy3fVwZzyBcj24/09/29(日) 04:06:25

    「あれ?なんでSRTがここにいるの?」

    「も、もしやさらなるデモをここで実施する気でしょうか?!」

    ……多分今ここに居るって事は鉄火場に出されることが少ない生活安全局の人たちだろうな……。

    「一から説明するには時間が足りませんが、とにかく私たちは止めに来た側です……」

    "うん、この子たちの言ってることは信じていいよ。"

    流石先生、話が分かる。

    「……現場責任者をしている、公安局長のカンナだ」

    「SRT特殊学園所属、RATEL小隊だ。オレがRATEL2、そっちがRATEL1、そっちがRATEL3。今はそれでいい」

    「何はともあれ、モエが使ってる戦車が厄介ね」

    「あの戦車もSRTの物か?」

    「ええ、それもこの前ミレニアムに改修してもらったばかりの新品よ。普通の戦車よりはるかに強い。主砲はレールガン、サスペンションは改良済み、装甲は通常兵器を寄せ付けないし、トロフィーシステムもついてる。おまけに最悪ドライバーが一人いれば運用できるようになってるわ」

    うーん、敵になったらここまで脅威になるとは……心強いというのは裏返ると厄介なものだ。

    「戦車もいるんじゃ私達じゃ無理でしょ。おとなしく他の自治区からの援護を待った方がいいんじゃない?」

  • 164◆Uy3fVwZzyBcj24/09/29(日) 04:18:15

    「いえ、ここで何とかするしかありません」

    「方法があるのか?」

    「先生はそっちの生活安全局……であってます?」

    「はい、生活安全局のキリノです!こちらは同じく生活安全局所属のフブキです!」

    「先生、そちらの二人と残ったメンバーで目くらましをお願いします。こちらで陣地と戦車を無力化、鎮圧しますので」

    RATEL3にはきっと作戦があるんだろう。まぁなんともならなければ最後は叩いて殴るが私たちだ。

    "戦車を相手にして大丈夫なの?"

    「もちろん。彼女たちを鍛えたのは私達ですから、対策も立てやすいです」

    苦楽を共にしてきた……とまでは言い過ぎかもしれないが、それでも同じような困難には直面した相手だ。勝手はわかってる。

    「そもそも何でここまで突飛な行動に出たんだか……」

    「彼女たちなりに考えた結果って事でしょう。私達だって何か間違ってればあっち側だったかもしれませんし」

    たまたま、今回はそうでなかっただけだ。

    「それでは生活安全局、出動します!」

    「RATEL小隊、鎮圧行動を開始するわよ」

  • 165二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 11:31:24

    保守

  • 166二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 18:30:57

    保守

  • 167二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 23:56:23

    自分達の味方が敵になると厄介になるよね…

  • 168二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 08:36:24

    保守

  • 169二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 17:43:28

    保守

  • 170二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 20:45:11

    頑張れ~

  • 171二次元好きの匿名さん24/10/01(灍) 01:36:04

    保守

  • 172二次元好きの匿名さん24/10/01(灍) 08:52:05

    保守

  • 173二次元好きの匿名さん24/10/01(灍) 18:18:13

    行動開始じゃー!

  • 174二次元好きの匿名さん24/10/01(灍) 23:00:29

    正義VS正義の戦い、か…

  • 175二次元好きの匿名さん24/10/02(ć°´) 08:49:34

    保守

  • 176二次元好きの匿名さん24/10/02(ć°´) 18:46:44

    規制されたか…?

  • 177二次元好きの匿名さん24/10/02(ć°´) 23:42:37

    待ちますよ

  • 178二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 08:36:08

    そ

  • 179二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 18:46:31

    保守

  • 180二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:12:14

    ☆

  • 181◆Uy3fVwZzyBcj24/10/04(金) 07:20:09

    (※色々ありましたが帰ってこれました)

    シロさんが銃を下ろして戦車の正面に立った。

    「随分と派手にやってるな!」

    手をメガホン代わりにして大きな声で叫んだ。すると――

    「先輩!」

    満面の笑みのサキちゃんがハッチを開けて出てきた。シエンさん、流石だなぁ。

    「一体何してんだ?」

    「なにって、SRTを閉校させないためにデモをやってるんだ!先輩達だってSRTを閉校させたくはないはずだろう!」

    それはそうだが……。うーん、どう説得するのが正解なんだろう。

    「……そうだな、それはそうだ。だが、ちょいとばかしお前らは手段を間違えた」

    「うちの戦車を勝手に持ち出した上に公園を占拠して、ヴァルキューレ相手に大立ち回りってのはよくねぇ。それで回避された閉校はオレは嬉しかないね」

    「……っ、でも!」

    「だからこそ、だ。今すぐ全員集めて謝りにくりゃぁオレらがなんとか言ってやるよ」

  • 182◆Uy3fVwZzyBcj24/10/04(金) 07:20:38

    一人でも交渉値以上なら戦闘開始になります

    シロ

    交渉 83



    ミヤコ

    dice1d100=53 (53)


    サキ

    dice1d100=75 (75)


    モエ

    dice1d100=33 (33)


    ミユ

    dice1d100=15 (15)

  • 183◆Uy3fVwZzyBcj24/10/04(金) 14:21:32

    >>181

    (※ワンシーン抜かしてました。前にこれが入ります)

    「向こうはこっちの存在、わかってますかね」


    「さぁな。わかってたら、わかってた時だ」


    公園を大回りで迂回していく。埋められていた地雷は探知機越しに見ると確かに所狭しと並んでいるが、時間的余裕がなかったのか避けて通れるような幅が開いていた。


    「そろそろ戦車のレーダーの探知範囲内ね」


    「モエ一人で運転してると思うか?」


    「多分、ミユを狙撃手にしてミヤコを後方に配置。モエとサキが戦車って感じじゃないかしら」


    「あってますかね」


    「私ならそう指示するわ。だからそうなっているはず。サキ、発言力は大きいけど教本の通りというか教えた通り動くから」


    ドストレートな意見ではあるが、否定できないのがなんとも悲しい所だ。


    「ジャミンググレネードぶん投げて突撃するか」


    「あんた、砲撃かいくぐって搭乗口まで行ける?」


    「現実的じゃねぇな……とりあえず交渉から始めてみるか」


    ネゴシエーションが一番得意なのがシロさんだし、このまままかせることにする。

  • 184二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 19:19:56

    みんな聞き入れてくれる、か?

  • 185二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 22:13:38

    いけるか…?

  • 186二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 09:06:22

    割と皆ちゃんと聞いてくれたな

  • 187二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 19:56:27

    大丈夫そうかな

  • 188二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 20:15:42

    保守

  • 189二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 07:23:08

    これで「やっぱ納得いかない!」でまた暴れ始めるのなら後輩の尻拭いという名の鉄拳制裁が待ってるだけだが

  • 190二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 18:26:05

    保守

  • 191◆Uy3fVwZzyBcj24/10/06(日) 19:17:04

    ※強制戦闘終了となります。

    「……先輩にそこまで言われたら、引き下がるしかないな……ちょっと待っててくれ。おいモエ、戦車から降りろ」

    ≪えー?いいとこだったのにー≫

    「いいから下りろ!」

    モエちゃん、今度うちの砲手として仕事させてあげようかな……。

    「言っておくけどうちの戦車には載せないわよ」

    思考が読まれてる。

    「顔に出やすいのよ、あんたは」

    かくして、二人に関しては普通に説得で何とか出来た。

    ミヤコちゃんとミユちゃんは先生とヴァルキューレの人たちに制圧されたらしい。新人とはいえSRTをヴァルキューレの人たちで制圧するとは流石先生だ。

    「…………」

    めっちゃくちゃ機嫌悪そうなミヤコちゃんが制圧されて座っていた。

    "久しぶり、だね。"

    「……話すことはありません」

  • 192◆Uy3fVwZzyBcj24/10/06(日) 20:17:00

    「こらミヤコ、先生にとる態度じゃないわよ。先生、お手数をおかけしました。ヴァルキューレの方々も、SRT……を代表して謝罪します」

    「ま、もうなくなったわけだが」

    RATEL3のアッパーがRATEL2の顎を綺麗に抜いた。痛そう。

    「カンナさん、あの子たちどうなります?」

    「普通なら取り調べ後にヴァルキューレが処罰を決めるが……」

    「いってぇ……まぁオレらだから防衛室長のアイツが決めるんだろ」

    カヤさん……FOX小隊の人たちの事も聞いておきたいところだけれど、会う暇があるかな。

    「というかあんた達、なんでまたこんな真似をやったのよ」

    「当然SRTがつぶれてほしくないからだ!先輩達だってそのはずだろう!?」

    「まー私はああいう戦車とかを乗り回せればそれでいいんだけどね」

    「うう……私たちは皆寂しく消える運命なんだ……」

    うーん、何とかなだめないといけない分にはいけないんだけど、どうしたものかな。

    「……シエン先輩は、SRTが無くなってもいいと考えていますか?」

    RATEL3が、考えるように目をつぶって顎に手を置いた。少し経ってから目を開けて、RABBIT小隊に語り掛ける。

  • 193◆Uy3fVwZzyBcj24/10/07(月) 03:18:46

    「いい、とも悪い、とも言い切れないわ」

    「連邦生徒会長がいなくなってしまった以上。誰かがそこの責任を負いたがるとは思えない。だから無くなってしまうのはしょうがないとは思う。けれど、それにずっと反抗してもこちらの立場が悪くなるだけ……」

    「結局、どこかで自分の気持ちに区切りをつけないといけない。私たちはSRTに入ることを望んで、そこで正義を成すために戦っていたのだから」

    だから――と続ける。

    「いったんおとなしくなさいな。連邦生徒会長の代わりになるとは言えないけれど、少なくとも先生は私たちのために何かしてくれるわよ」

    "善処はするよ。みんなが辛い思いをしないようにね。"

    RABBIT小隊は、押し黙ったままヴァルキューレの人たちに連れていかれた。

    先生と一緒に、私たちもそれについていく。装甲バンの中は静寂だけが流れていて、誰も一言も話さなかった。まぁ何か話すようなこともないのだけれど……。

    結局窓の外を見ているRATEL2とじっと何かを考えているRATEL3を乗せたまま、ヴァルキューレに着いた。

    「これから尋問だってよ」

    「ま、その辺は先生たちに任せるとして……カヤ防衛室長は来ているのかしらね」

    「来てるんじゃないですか?あれだけ派手にやったんですし」

  • 194二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 08:15:52

    難しいもんだね…

  • 195二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 12:35:54

    予算さえどうにかなればなあ
    ぶっちゃけキヴォトスの治安を思うと一概にSRT不要とは言えない気が

  • 196◆Uy3fVwZzyBcj24/10/07(月) 21:31:25

    ギリになってしまった。
    新スレ立ててきます。

  • 197◆Uy3fVwZzyBcj24/10/07(月) 21:40:32
  • 198二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:44:06

    たておつ

  • 199二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:28:02

    うめうめ

  • 200二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:28:19

    埋め

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