- 1◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:31:50
- 2◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:33:00
その1 チャラチャラデクくん
峰田「た、大変だ大変だ!! 緑谷が!!」
飯田「緑谷くんがどうかしたのか!?」
峰田「て、敵の個性にやられて…!」
デク「あれ? いつも近すぎて気づかなかったけど、僕のクラスメイトってこんなに素敵な女の子ばっかだったんだね」
峰田「チャラくなっちまった!」
A組「「「は?」」」 - 3二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:33:17
待ってる
- 4二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:33:29
続けて
- 5二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:33:41
期待
- 6◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:33:42
上鳴「どういうことだよ峰田!」
峰田「言葉の通りだよ! 性格がチャラくなる個性にやられたんだって!」
切島「んな個性本当にあんのかよ」
峰田「じゃあ緑谷を見ろよ!」
飯田「そういえば、その緑谷くんはどこに…」
デク「芦戸さん、今日もキミの笑顔は素敵だね。いつも僕らを照らしてくれる太陽みたいだ」
芦戸「は、はぃぃっ!? み、緑谷どうしちゃったのさ!?」
A組「「「………」」」
峰田「ほら見ろよ!」 - 7◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:34:15
- 8二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:35:14
うおお…新鮮なデク茶SSだ…
チャラチャラしたデク君、金髪で指輪とかしてそう - 9◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:35:19
尾白「本当にチャラくなってるのか」
砂糖「いや、アレってチャラいのか?」
瀬呂「まぁ、普通じゃねぇことは確かだな」
デク「葉隠さん、キミの可愛い顔が見たいな。ボクだけに見せてくれないかな…?」
葉隠「ちょっ、み、緑谷くん困るよ…! そんないきなり…!」
デク「八百万さん、相変わらず綺麗だね。僕、気がついたらキミのことを目で追ってるんだ」
八百万「緑谷さん? 一体何をおっしゃっているのか……」 - 10◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:36:10
芦戸「こ、コラコラっ! そこまで! いつもの緑谷に戻ってよ〜!」
デク「芦戸さん。もしかして嫉妬してるのかな? ごめんね、心配かけちゃって。でも僕にとって君は特別さ」ギュッ
芦戸「きゃっ…! ちょっ、いきなり手ぇ握らないでよぉ!」
芦戸(こ、こんなとこ麗日に見られたら……)
お茶「楽しそうやね、デクくん」
芦戸「ひゃわぁっ!? う、麗日っ!? こ、これは違うんだよ!?」
お茶「楽しそうやね、三奈ちゃん」
芦戸「違〜〜〜う!!!」 - 11二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:37:26
問い詰めてる時のお茶子さん作画変わってるか氷点下みたいな目つきで見てそう
- 12◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:38:27
飯田「麗日くんは何故不機嫌そうなんだ…?」
轟「さぁ」
爆豪「クソボケ共が…!」
峰田「じ、時間が経てば戻るらしいけど……」
デク「耳郎さん、外寒かったでしょ? ほら、僕が手で温めてあげるから」
耳郎「う、ウチを巻き込むなって…!」
お茶「響香ちゃん、楽しそうやね」
耳郎「ほら〜〜!!」 - 13◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:39:23
障子「いつもの緑谷と違いすぎて、見ていられないな」
口田「……」ウンウン
デク「麗日さん、さっきからどうして怒ってるの? せっかくの可愛い顔が台無しだよ」
麗日「ふ、ふんっ」ツ-ン
デク「麗日さん。怒った顔も可愛いなんて、キミは可愛さ1000%だね」
芦戸(セリフダッセぇぇぇ……)
麗日「べ、別に……そんなこと……」テレテレ
葉隠(う、嬉しそうだ!?) - 14◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:40:32
デク「でもやっぱり、笑ってる麗日さんが1番素敵だよ」ギュッ
麗日「ひゃあっ!」
耳郎「て、手ェ握った…!」
八百万「麗日さん、お顔が真っ赤ですわ…!」
切島「緑谷! 漢らしいぜ!」
上鳴「いやアレ緑谷って言っていいのか?」
飯田「2人とも! 白昼堂々と不純異性交友は良くないぞ!」
砂糖「お前ブレないな」 - 15◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:41:59
デク「いつだって、君のその笑顔に救われてきた。いつの間にか君のことを目で追うようになっていた」
お茶「あわわわわ…!」
轟「緑谷のやつ、さっき八百万にも同じ事言ってなかったか?」
尾白「チャラいな……」
常闇「淫らだ」
デク「麗日さん……いや、お茶子さん。僕はキミのことが……」
お茶「あ、あぅぅ…///」
お茶(あ、アカンよデクくん……私っ、しまっておくって決めたのに…っ) - 16◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:42:32
峰田「くそっ! 焦れってーな! オイラちょっといやらしい雰囲気にしてくる!」
芦戸「アンタは大人しくしてて!」
デク「お茶子さん……キミのことが……」
お茶「で、く……くん…///」
デク「す……………………………」
A組「「「「………?」」」」
デク「……あれ? 僕、何してたんだろう」
お茶「へっ……?」
A組「「「へっ?」」」 - 17◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:43:02
相澤「何やってんだお前ら」
切島「せ、先生!!」
障子「なるほど、先生の個性で…」
上鳴「さらば、チャラい緑谷」
梅雨「ケロっ、間に合ったわね」
飯田「梅雨ちゃんくん! キミが先生を連れてきたのか!」
梅雨「えぇ、そうよ」
八百万「流石ですわ! 蛙吹さん!」
梅雨「お茶子ちゃん」
麗日「梅雨ちゃん?」
梅雨「こんな形なんかじゃなくて、いつかちゃんと伝えられる日が来るといいわね」
麗日「………うん!」 - 18◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:45:22
〜後日〜
お茶「デクくん!」
デク「あ、麗日さん! おはよう」
お茶「おはよ〜! あれ以来、体は大丈夫?」
デク「う、うん……正直言うと全く覚えてないんだけど、何やら皆に迷惑かけたみたいで……」
お茶「あはは、デクくん全然似合わんこと言ってたよ」
デク「うっ……で、できれば忘れてくれるとありがたいんだけど……」
お茶「え〜、どうしようかなぁ〜?」ニヤニヤ
デク「うぅ……」
お茶「あははっ! ウソウソ。デクくんが嫌ならもう言わんよ」
デク「う、麗日さん…!」
お茶「あっ、私そろそろ行かないと! またね! デクくんっ!」
デク「うん、また今度────」
デク「お茶子さん!」
お茶「………へぁっ!?///」
デク「………えぇっ!?///」 - 19◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:46:13
お茶「で、デクくん……い、今……名前…///」
デク「ごっ、ごごごごごめん! 何故か自然と口に出てしまって…!!」
お茶「………別にええよ」
デク「え?」
お茶「たまになら……ええよ…? 出久くん…///」
デク「はぇっ!? うっ、うううう麗日さん!?」
お茶「じゃ、じゃあねっ!!」
デク「…………」
峰田「緑谷ァ……!」
デク「み、峰田くん?」
峰田「君を殴る」
デク「なんでぇ!?」
おわり - 20二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:46:46
よかった
- 21◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:46:49
とりあえず一本目終わり
- 22二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:47:05
フフってなったわ
良ss助かる - 23二次元好きの匿名さん24/08/24(土) 23:49:18
すっごいほっこりした、ちょっと非日常な感じとラブコメが相まってとてもよかった
- 24◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:52:44
その2 シャワー浴びてへんお茶子ちゃん
お茶「ふぁぁぁ……眠い。でももう少しで中間テストやし、ここらで気合い入れんと!」
お茶「もう少し……もう少しだけ……あと、数ページだけ……」ウトウト
〜後日〜
お茶「……はっ! あ、あれ!? 今何時!?」
お茶「……8時45分!? そっか、私あのまま寝ちゃったんだ」
お茶「って、学校遅刻してまう! あわわ…! はよ着替えんと…!」 - 25◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:54:28
相澤「それじゃ朝のHRはこれで終わりだ。1限目は悪いが自習だ。ちょっと野暮用が入ってな」
A組「「「はいっ!」」」
お茶「はぁ……朝からどっと疲れたなぁ」
デク「麗日さんおはよう。今日は随分ギリギリだったね」
お茶「あ、デクくんおはよう。それがちょっと寝坊しちゃって……えへへ」
飯田「いけないぞ麗日くん。学生は規則正しい生活を送るべきだ」
お茶「ごめんごめん。実はちょっと試験勉強頑張りすぎちゃって」
飯田「む、勉強に勤しんでいたならあまり強くは言えないな」
お茶「いやーでも流石に根を詰めすぎたかな。実は夜ご飯も食べてなくて……」
デク「えっ!? 大丈夫なの?」
お茶「平気平気! なんとかお昼までなら我慢できると思う!」
飯田「頑張るのは良いことだが、食事を抜いてしまって倒れては本末転倒だぞ」
デク「ご飯以外は大丈夫? 何か忘れ物とか」
お茶「うーん、大丈夫だと思うけど……」
お茶(……あれ? そういえば私、昨日お風呂入ってないんじゃ……?)
お茶(も、もしかして、今私って臭いんじゃ……) - 26◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:56:53
デク「麗日さん?」ズイッ
麗日「はわっ!」バッ
デク「えっ?」
飯田「う、麗日くん? どうしたいきなり立ち上がって」
麗日(あ、アカン……デクくんに臭いとか思われたら……私っ…!)
デク「麗日さん、本当に大丈夫?」
麗日「ち、近づかんといてーー!!!」
デク「えっ」
飯田「うっ、麗日くん!? 一体何処へ行くんだ! あと少しで授業が始まってしまうぞ!」
麗日(アカン…! アカンよ…! 今日は誰とも話せへんよ〜〜!!)
飯田「全く、どうしたというんだ麗日くんは。緑谷くん、何か心当たりは………み、緑谷くん!?」
デク「…………」チ-ン
飯田「みっ、緑谷くん! どうした! 何故真っ白になっているんだ!」
お茶『ち、近づかんといてーーー!!!』
デク(う、麗日さんに……嫌われた……?) - 27◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:58:13
上鳴「どうしたん? 緑谷真っ白じゃん」
峰田「おいおい、真っ白に燃え尽きてんじゃねーか」
飯田「それが……」
、、、
上鳴「ふーん、麗日がねぇ」
峰田「嫌われたんじゃねーの?」
デク「はうっ…!」
飯田「峰田くん! もう少しオブラートに包みたまえ!」
上鳴「いや、委員長も地味にひでーこと言ってるからそれ」
デク(嫌われるようなことなんて何も思い浮かばないぞ……それどころか最近は授業とかと忙しくてあんまり話してなかったし、でも麗日さんのさっきの態度には絶対何か理由が……)ブツブツ - 28◆5xTePd6LKM24/08/24(土) 23:58:54
峰田「あーあー、緑谷がブツブツモードになっちまった」
飯田「一体どうすれば……」
上鳴「女子のことは女子に聞いた方が早いって。おーい女子〜!」
葉隠「どうしたの〜?」
芦戸「何かあったの……って、緑谷真っ白じゃん!」
八百万「緑谷さん、お黒い姿だけでなくお白い姿もあるのですね」
上鳴「実はさ……」 - 29◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:00:48
蛙吹「ケロ……お茶子ちゃんがそんな事を」
耳郎「何か理由があるとしか思えないけど」
芦戸「………ははーん」
飯田「芦戸くん、何か思い当たることが?」
芦戸「これは……ロマンスの予感っ!」
上鳴「はぁ?」
芦戸「麗日の事は私たちに任せといて! 葉隠! 耳郎行くよー!」
葉隠「えっ!? えぇっ!?」
耳郎「なんでウチまでっ!?」 - 30◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:01:24
峰田「行っちまった」
飯田「一体どうしたと言うんだ……」
八百万「まぁ、芦戸さんが任せろとおっしゃったので私たちは待っているしかないのでは?」
蛙吹「ケロ、そうしましょう」 - 31◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:01:55
お茶「はぁ……」
お茶(冷静じゃなかったとはいえ、デクくんに酷い態度取っちゃったなぁ……)
お茶(……デクくんに嫌われとったらどうしよう)
芦戸「あっ、麗日いた!」
葉隠「やっほ〜」
耳郎「はぁ、はぁ、疲れた……」
お茶「み、三奈ちゃん? それに2人もどうして」
芦戸「ふっふっふっ、悩める女子を助けに来たんだよ」
お茶「えっ?」
葉隠「お茶子ちゃん、教室に戻ろ?」
お茶「……でも、私デクくんに酷いこと言っちゃった」
耳郎「そういえばどうしてそんな事言っちゃったの? いつも仲良しじゃん」
お茶「うっ、それは……」 - 32◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:02:40
芦戸「ほらほら〜、ここまで来たら素直に吐いちゃえよ〜、楽になるぜ〜?」
お茶「うぅ……実は……」
、、、、、
お茶「ていう訳で……」
芦戸、葉隠「「お」」
お茶「お?」
芦戸、葉隠「「乙女だぁ〜」」
お茶「ふえっ!? か、揶揄わんといて!」
耳郎「まぁ喧嘩とかじゃなくて良かったけど」
芦戸「むしろ緑谷なら勉強頑張ったこと褒めてくれんじゃない? あーいや、寝不足の心配するかも」
葉隠「お茶子ちゃん、教室戻ろ! それで緑谷くんに謝ろ!」 - 33◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:03:20
お茶「う、うん……でもデクくんに謝るのはもう少し後で……」
耳郎「何で? こういうのって後回しにすると面倒になるけど」
お茶「だ、だって……まだシャワー浴びてへんし」
耳郎「えっ?」
お茶「デクくんに……臭いって思われたりしたら、嫌やし…///」
芦戸、葉隠「乙女だ〜!!」
お茶「はうっ…///」
耳郎(今のはウチもちょっとキュンとした……) - 34◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:03:48
芦戸「大丈夫だって! 麗日全然臭くなんかないよ! むしろいい匂いだって!」
葉隠「そうそう! お茶子ちゃん臭くないって!」
お茶「うぅ…! あ、あんま連呼せんとって〜!」
耳郎「とにかくさ、全然匂いなんか気になんないから早く教室戻ろうよ。緑谷結構ショック受けてたっぽいし」
お茶「えっ」
芦戸「ほらほら〜」
葉隠「お茶子ちゃん!」
お茶「……ちょっと謝ってくる!」 - 35◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:04:30
芦戸「戻ったよ〜」
上鳴「お、戻ったか」
八百万「お帰りなさいませ、皆さん」
耳郎「ただいま、緑谷の様子は?」
八百万「それが……」チラッ
デク「どうすれば仲直りできるんだ……やっぱりここは麗日さんの好きな物をプレゼントして……いやそんな物で釣るようなことなんてしても根本的な解決にはならない……だとしたら僕にできることって……」ブツブツ
爆豪「うっせーんじゃボケがぁ! 後ろの席でブツブツすんなや!!」
轟「緑谷、大丈夫か。お前を嫌いな奴なんてこのクラスにはいねぇから安心しろよ」
飯田「爆豪くん! 轟くん! 今はそっとしといてあげよう! 暖かく見守ってやるのも友人としての勤めだ!」 - 36◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:05:07
八百万「といった様子で……」
耳郎「うわぁ、早く謝ってきなって」
お茶「……うん!」
お茶「デクくん!」
デク「ん……う、麗日さんっ!?」
お茶「デクくん、さっきは冷たい態度取っちゃってゴメンなさい!」
デク「う、麗日さん! 頭を上げてよ! 別に僕怒ってなんて……」
お茶「でも、デクくんショック受けてたって」
デク「うっ、まぁそれは……」 - 37◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:05:53
お茶「だからちゃんと謝らないと。本当に、デクくんに怒ってるとかじゃないんだ。私の個人的な都合であの時は冷静じゃなくて」
デク「麗日さん……うん、もう大丈夫。麗日さんに嫌われた訳じゃなくって安心したよ」
お茶「き、嫌うなんて! む、むしろ……私はデクくんのこと……」
デク「麗日さん?」
芦戸(ちょ、ちょっとちょっと〜! これっていい雰囲気なんじゃないの〜!)
葉隠(きゃ〜! 甘酸っぱい〜!)
耳郎(ウチまで緊張してきた……)
爆豪(どうでもいいけど俺の後ろでやんなや…!!)ピクピク
芦戸(爆豪! もうちょっとだけ抑えて!) - 38◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:06:43
お茶「デクくん、そのね……///」
デク「う、うん」
お茶「わ、私は!」
飯田「ところで麗日くん。君が緑谷くんに怒っていない事は分かったが、だったらどうしてさっきはあんな態度を取ったんだい?」
デ茶「「えっ」」
芦戸「飯田ァ!!」
葉隠「空気読もうよ!」
爆豪「クソボケがァ!!!」
耳郎「爆豪ですら空気読んでたのに……」
飯田(な、何故僕が責められているんだ…!?) - 39◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:12:39
お茶「……理由、それは……」
デク「麗日さん、話しづらいことだったら別に僕は……」
お茶「ううん、ちゃんと話すよ。じゃないと不誠実だし」
デク「麗日さん……」
お茶「じ、実は……///」
デク「……」ゴクリ
お茶「き、昨日お風呂入りそびれちゃって……だから臭くないかなって……///」
デク「……へっ」
飯田「なん……だと……」 - 40◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:13:12
お茶「〜〜〜っっ/// ご、ごめんねっ! こんな自分勝手な理由でデクくんに冷たい態度取っちゃって!」
デク「あ、うん」
飯田「なるほど……つまり麗日くんは体臭を気にしてあんな突き放すような態度を……」
芦戸「言い方」
デク「……」
お茶「デクくん…?」
デク「あ、ごめん。ちょっと予想外の理由だったから驚いちゃって」
お茶「うぅ……ごめんねぇ…///」
デク「だ、大丈夫だよ! 僕、本当に気にしてないから! それに………」
クソナード「例え麗日さんが臭かったとしても僕は全く気にしないよ!」 - 41◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:13:45
お茶「へっ!?」
クソナード「だってヒーロー活動をしてたら汗なんてかくこともいっぱいあるし、お風呂に入れないことだったある。でもそれって頑張った証じゃないか! それを臭いから嫌うだなんて僕は絶対にしないよ!」
お茶「あ、あの……」
切島「よく言った緑谷ァ! 男だぜお前! 麗日! 緑谷の言う通りだぜ! 俺たちはヒーローだ! 例え相手が臭かったとしてもそれを理由に嫌いになったりなんかしねぇ!! そうだろ尾白!」
尾白「えっ!? 急にこっちに振られた…!ま、まぁ俺もちょっとくらいなら別に気にはしないけど」
峰田「オイラは臭い女子も興奮するけどなぁ」
瀬呂「お前無敵じゃん」
轟「麗日、安心しろ。お前は臭くなんかねぇ」
飯田「そうだぞ麗日くん! 君は全く臭くなんかないぞ!」
デク「麗日さん! 皆もこう言ってるし気にすることなんてないよ!」 - 42◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:14:24
お茶「うっ……」
デク「麗日さん?」
お茶「うわぁぁぁぁ〜〜!!! 恥ずかしいぃぃぃ〜!!!!」
デク「麗日さん!? どこ行くの!?」
芦戸「ちょっと男子ぃ〜〜〜!!!」
葉隠「デリカシー無いよー!!!」
爆豪「クソボケがぁ…!!!」
耳郎(爆豪がこっち側にいんのなんか面白いな)
デク「くっ! 待ってよ麗日さん!」
飯田「緑谷くん! 個性を…!」
轟「行っちまったな」
爆豪「こんな事で残り火使うなや…!!!」 - 43◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:15:05
芦戸(残り火を使って麗日を追いかけるっていう同じシチュエーションのはずなのに)
葉隠(なんでドキドキしないんだろう)
芦戸「とりあえず男子にはデリカシーの何たるかを学んでもらいますか」
葉隠「そうだね」
飯田「待ちたまえ! それではまるで僕がデリカシーの無い男みたいじゃないか!」
芦戸、葉隠「「そう言ってんの!!!」」
飯田「なん……だと……」
心操「……元気だな、A組」
障子「今日も平和だな」
おわり - 44◆5xTePd6LKM24/08/25(日) 00:15:26
2本目も終わり
眠いんで今日はこの辺で - 45二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:15:53
爆豪のクソボケがぁ!が脳内再生余裕すぎる
- 46二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:16:07
凄く良かった、ありがとう
- 47二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:20:55
シャワー浴び忘れたお茶子ちゃんの頭皮に鼻を押し付けて思い切り吸い込みたい
- 48二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:22:41
クソナードはさぁ、、、
- 49二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:23:27
良質なデク茶をありがとう…
ナチュラルにA組への信頼が重い轟くんと空気読んでるかっちゃんが良い味出してて好き - 50二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 00:38:40
明日もあるのかもしれねぇと座して待つ
- 51二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 02:31:48
かっちゃんは平時はにおいケアしてそうな側だからキレるの分かる
- 52二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 09:38:38
チャラデクが女全員口説くくせにお茶子にだけ告ろうとしてんの好き
- 53二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 17:19:04
期待をこめて
- 54二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:10:26
美しい これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう
- 55二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:16:23
飯田くんの味が出てて好きだわ
- 56二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:53:00
> 「こんな事で残り火使うなや…!!!」
仰る通りすぎてw
- 57二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:25:19
今日も期待を込めて保守
- 58二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 18:59:55
推しカプの神SS助かる…ありがとう
途中からデクがクソナードになってんの笑った - 59二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 21:55:31
最近ヒロアカの二次にめちゃめちゃハマってるから助かる
- 60二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 22:16:48
お茶子もデクも可愛い。読んでて癒された
- 61二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 00:17:51
クソナードくんはさぁ…
師匠が師匠だから仕方ないけどさぁ… - 62二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:37:56
そんな所まで師匠をなぞらなくてもいいのよ…
- 63二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 12:50:14
やっぱりデク茶はいいぞ…