アル「社員を募集したわよ!」7

  • 1>>124/08/25(日) 19:38:05
    アル「社員を募集したわよ!」6|あにまん掲示板まさか6スレ目まで来るとは…感謝御礼というやつですorzbbs.animanch.com

    ここ最近他にもSS書く人が現れたからなのか、スレの流れが加速度的に早くなってきた気がする

    端的に換言すると、とっても活気がある

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:41:40

    たておつー
    ほしゅ!

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:44:37

    保守

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:46:56

    社員が増えて益々繁盛で良い事ですなあ(あんまり黒字は増えないけど)

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:53:07

    ほしゅ

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:57:21

    ほしゅ

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:01:01

    ほしゅ

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:04:47

    ほしゅ

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:08:27

    ほしゅ

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:12:11

    ほしゅ。

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:22:53

    作者が増えて混乱してるようなので推定時系列

    スレ開始時までのメインストーリー(百花繚乱編1章)が終わった状態で3年生が就職活動を開始
    シャーレも卒業生を対象とした職員募集を開始

    アルの思いつきで便利屋68創立1周年を記念し新入社員を募集、ビッグネームが集まる

    3年生は元の所属を引退し就職先で活動開始(勘違いされてるがまだ卒業はしていない)、リオという万能選手の力もあって便利屋68の経営が安定する

    アビドスで発見されたオーパーツによりユメ復活。これがきっかけでアビドス砂祭りが再開され、借金返済が現実的なものとなる
    なおマコトとナギサの見栄の張り合いの末、双方からの寄付で返済できた模様

    ナグサを心配させないためユカリがサオリ(+ワカモ)に短期弟子入り。継承戦の末に正式に百花繚乱の委員長となる
    懲りずに同じ手口で襲ってきた花鳥風月部を壊滅させ、黄昏に落ちて(?)行方不明になっていた者が戻ってくる

    今更になって地下生活者が出てきて対策委員会編3章開始、原作そのままのシナリオという手抜きをした地下ピーは便利屋68に振り回される
    殺してやるぞ陸八魔アル

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:31:37

    時系列おつです。

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:36:18

    殺してやるぞ陸八魔アル、が正しく使われる稀有なスレ

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 02:35:31

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 06:47:54

    アルが最強すぎる…

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:49:58

    アルが最強なんじゃなくて集まったメンバー全員で最強なんだ

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 14:10:20

    でもアルの人望はある

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 14:55:10

    随分前のスレで例えられていたけどマジでクロスギルドのバギーポジなのよアルちゃんは

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:18:07

    ハルナ「ごきげんよう。アル社長はおられますか?」
    ヒナ「…………美食研が何の用?」
    ハルナ「ヒナ元委員長。いえ、少々便利屋に依頼したいことが」
    ヒナ「お断りよ。貴女たちの犯罪行為に」バッ!!
    ハルナ「そこを!そこを何とか!!お金も用意してきましたから!!お願いしますーーー!!!」ズザザーーー!!!
    ヒナ「スライディング土下座!?わかった、今呼んでくるから!!」

    アル「美食研の料理用ロボットの再教育?」
    ハルナ「ええ。ミレニアムのエンジニア部に「美食研が爆破しなかった各店舗の調理技術や味を再現するロボットを開発して欲しい」と頼んだのですが、これがとんでもないポンコツで……」
    アル「普通、そこはプログラムの再設定をする所じゃ無いの?」
    ハルナ「本来予定していなかった自我に目覚めてる上、そのエンジニア部が引き渡し日から行方不明なのよ。きっと欠陥が発覚して受け渡しまでに時間が無いからと逃げたに違いありません」
    カヨコ「リオ、エンジニア部ってそんな無責任なところ?」
    リオ「そっち方面では無責任じゃ無いんだけど、善意で色んな機能を付け足して依頼をおじゃんにする方の無責任さはあるわね」
    アル「でも、その料理ロボットの再教育なんてどうすれば」
    ハルナ「それは……」バンッ!
    ソー「それは、この料理を食べて欲しいロン!!」
    コー「俺の料理を食べれば再教育の必要はコーだけで十分だと分かるポン!!」
    ハルナ「あなたたち!勝手に入ってきて……!」
    アル「貴方たちが例の?」
    ソー「料理ロボット兄弟!兄のソー!」
    コー「弟のコーだポン!さあ、この料理を食べて欲しいポン!!」
    アル「ふむ……そこまで言うのなら一口頂こうかしら」スッ……。
    ハルナ「あ、アル社長!それは……!」
    ぱくっ……。
    アル「!?!?!?!?!?!?」ドサッ!!
    ムツキ「あ、アルちゃん!アルちゃん!しっかりして!死んじゃ嫌だーー!!」
    ソー「な、なんてこったロン!コーの料理のマズさで気絶したロン!」
    コー「コーのせいじゃないポン!ソーのせいだポン!!」
    ソー「なんだと!」ズドン!!
    コー「なんだ!」ズドン!!

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:19:36

    ハルカ「消えて下さい死んで下さい消えて下さい死んで下さい消えて下さい死んで下さい消えて下さい死んで下さい」ぶつぶつぶつぶつ…………
    カヨコ「…………ハルナ。依頼料はいくら?」
    ハルナ「い、今のとこは(電卓を叩く)これほど……それとは別に依頼完了までに出費があればその分経費として申請してくれて構いません」
    カヨコ「わかった。この依頼引き受けるよ……社長にクソマズな料理を食べさせておいてこの態度。確かに再教育が必要だね」
    ムツキ「なかなか壊し甲斐があるよねぇ!!ハルナちゃん安心してね。この子達の人格。お望み通りじっくりたっぷり時間を掛けて、破壊してあげるから」
    ソー&コー『ひいいいい!!!』
    ヒナ「よりにもよって社長に最も忠誠心のバカ高い連中の前でこんな事をするなんてね。多分、今のキヴォトスで最も自業自得な地獄を見る連中でしょうね」

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:19:54

    料理ロボット『ソー&コー』
    美食研究会がお店で食べる以外に自前でも美食を味わいたいと言う理由で、ミレニアムのエンジニア部に開発依頼した料理ロボット(元ネタは『武者○伝III』に出て来る蒼天丸&紅天丸)。
    これまで美食研究会が爆破『しなかった』店の料理人の調理技術や味付けをレシピにした上数値化し、いつ如何なる時でも注文一つで調理出来るように作られている。当初は一体の予定だったが求められる技術が多肢に渡り複雑化したことで一体で賄うことが困難となり、「仕込み味付け用」と「完全調理用」の二つに分けられたことで双子ロボットとなった。
    本来ならそこで終わりなのだが、よりにもよって注文を受けていない「戦闘機能」をそれぞれに付与してしまったことで、二つに分けられたとはいえ複数の料理人の技術による複雑なプログラムにバグが起こってしまう。その結果自我が芽生え、しかも非常に我が強く仲の悪いロボット兄弟と化してしまった。なので本来の目的である「協力しての料理作り」などもってのほか。互いに自分だけで調理を行い「味付けは良いが調理が全然ダメ」「調理は良いが味付けが滅茶苦茶」といった地獄のクソマズ料理を生み出すことに…………。便利屋での再教育依頼は上手く行き大分丸くなった模様。ただ、当時の状況を聞こうとするとエラーを発してしばらくの間使い物にならなくなるが…………。
    なお、ハルナが受け取り時エンジニア部がいなかったのは逃げたわけでは無く、試運転で作らせたクソマズ料理にアタリ全員救急車で病院に送られたのが原因。しかも急だったので他の部活への引き継ぎもしっかり行われてなかったので、ハルナは「問題なし」と思い二人を連れ帰ってしまった模様。後にエンジニア部は全員怒られた。

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:41:38

    >>18

    ここのアルちゃんって七武海も海軍大将も四皇も神の騎士団も全部集まってくるくらいヤバいよね

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:27:23

    >>21

    うお、元ネタ懐かしい(コミックボンボン世代

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:35:51

    武者○伝とは懐かしいネタだ

    >>22

    2スレ目あたりでアル信.者を装った荒らしに褒め殺しでスレをやられた事があるので、違うのなら自重しような

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:07:47

    保守

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:24:50

    エンジニア部はさぁw

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 16:27:00

    保守

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 20:46:16

    >>4

    人数増えると出費も増えるからね

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:15:17

    保守

  • 30>>124/08/27(火) 23:30:18

    上空
    コユキ「…う、う〜ん…………ふぇ!?」
    トキ「目が覚めましたか。先ほどは手荒な真似をお許しください。一刻を争うようだったのでああするしかありませんでした」
    コユキ「え、えっと、その…」
    アカネ「よろしければ、これを飲んで落ち着いてください」
    コユキ「あ、えっと、ありがとうございます…ふー、ふー」チビチビ

  • 31>>124/08/27(火) 23:30:28

    コユキ「ご、ごちそうさまでした…えっと、それで、なんでこうなったんですか?」
    トキ「あれは私が特捜部でエイミとポテチを食べていた時の話でした…」
    アカネ「それ、もう少し後から始められませんか?」
    トキ「…突然連絡を断っていたリオからあなたを大至急連れてくるように頼まれました」
    コユキ「ど、どうして?」
    トキ「さぁ。毎度毎度いまいち説明不足なんです、あの人。さて、どうやらあれの中にリオはいるようですね」
    コユキ「な、なにあれ…列車に…大砲が乗ってる…?」
    トキ「…?なんでしょう、あのヘリ」
    アカネ「クロノス…のマークですね。どこから来たのでしょう…なんだかすごく嫌な予感が…」
    コユキ「あの、ところでこれ、どうやって降りるんですか?」
    トキ「…そうですね。飛び降りましょう」
    コユキ「!?」
    トキ「列車の真上に来たら操縦をかわってください。私がコユキを抱えて列車上へ飛び乗ります。ヘリはミレニアムに返しておいてください」
    コユキ「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!本気ですか!?」
    トキ「はい。それしか方法はないかと」
    コユキ「む…無理ィィィィ!!!!」
    アカネ「そ、そう言われても…」
    コユキ「無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!絶対に無理!!怖い!!」
    トキ「…ふむ。ならば、私の体に抱きついてください。可能な限り全力で。顔も胸に埋めていただいて構いません。さぁ、早く」
    コユキ「うぅ…やっぱりC&C怖い…」ぎゅぅぅ
    トキ「絶対にいいと言うまで話さないでください。…安心してください、絶対に落としはしません。それでは、ヘリは任せました」
    アカネ「はい…列車砲に近づけます」
    トキ「では、飛びます。先ほども言いましたが、絶対に手足を緩めないでくださいね」
    コユキ(コクコク)
    トキ「…今!」バッ
    コユキ「うああああーーーーーーー!!!!」

  • 32>>124/08/27(火) 23:32:25

    「ぅぁぁぁぁーーーー!!」ドンッ
    アル「…今悲鳴みたいなのが聞こえなかった?」
    カヨコ「それに上で何かが落ちたような音もしたね。もしかして来たのかな」
    リオ「ようやく来たわね…残り時間は…まだ余裕がありそうね」
    バン!
    トキ「お待たせしました。黒崎コユキをここに連れて来ました」
    コユキ「ま…待って…あ、足に…足に力が入んない…」
    リオ「お疲れ様、トキ。コユキ、よく来てくれたわ。事態は一刻を争うわ。説明は後でするからとりあえずこのパスワードを突破してちょうだい」
    コユキ「え、えっと…いいんですか?ほんとにやっちゃって」
    リオ「そのためにあなたを呼んだのよ。お願い」
    コユキ「じゃ、じゃあまずちょっと足を…よし。それじゃあちょっと失礼して…」パチパチパチパチパチパチ タンッ
    リオ「…流石ね、コユキ」
    アル「へ?も、もう開いたの?」
    リオ「ほら」
    アル「ほ、本当だ…あんなに苦戦していたのに…」
    コユキ「…あの、そんなにすごいことしました?」
    アル「なに言ってるのよ!リオさえ諦めかけたのよ?貴女がいなかったらどれだけの人が危険に晒されていたのか!貴女がいて本当に良かったわ!ありがとうね!」
    コユキ「…にはは」
    カヨコ「どう?どれくらいで終わりそう?」
    リオ「そうね…思っていたよりは複雑だけど、まぁ間に合うはずよ」

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:34:44

    リオの事呼び捨てにしてるし口悪いし、このトキはヒマリに染まりすぎでは

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:05:56

    アクション映画顔負けのことやってんな
    さて、うまく行くかどうか

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:05:58

    やっぱコユキはチートよなぁ

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:44:11

    ムツキ「あ~、疲れたぁ!」
    ツルギ「今回の仕事は珍しくハードだったな」
    アル「その分依頼料はたっぷり貰ったから、良しとしましょう。今日はリオも帰ってくるし、久しぶりに贅沢でも」がちゃ。
    リオ「う……ぐす……うう……」
    アル「え?リオ?ど、どうしたの!?帰ってくるなりなんで泣いてるの!?貴女」
    リオ「社長……なさい、ごめんなさ~~~い!!!」わあああああん!!!
    アル「えええ~~~!?ちょっと!?どういうことなのこれは~~~!!!」

    アル「貴女、確か大型客船の解体事業に参加してたわよね?」
    リオ「ええ……傭兵を雇って人海戦術で事に当たってたんだけど……仕事が終わった直後にいきなり解体した鉄板を全部持っていかれて…………必死に抵抗したんだけど皆やられちゃって…………そのせいで会社からも責任を取らされて、依頼は失敗扱いになってしまって…………傭兵達の給料は全部こちら側になって……大赤字になってしまって。ごめんなさい!ごめんなさい……!」
    アル「そうだったの…………リオ、大丈夫。貴女は頑張った。傭兵達も頑張った。その頑張りが報われなかっただけ。我が社のお金でその頑張りに報いることが出来るなら安い物よ」
    ムツキ「まあ、新入社員が入ってから失敗したことが無かったけど、この会社で仕事に失敗することなんて良くあることだったしね~。大赤字になっただけで全財産喪ったわけじゃ無いなら気にしない気にしない!」
    アル「え、ええ……まあそうね。割とこの会社なら日常茶飯事だから気にする必要も…………いえ、やっぱり少しは反省するべきかしら…………ともかく!今回の仕事は貴女以外を派遣しなかった私のミスでもある!だから気にしないで!!」
    カヨコ「まあ、そもそも今のうちの資本の大半はリオが稼いでくれたおかげだから、社全体としては微々たる物だし気にする必要も無いよ」カタカタカタカタ。
    アル「………………頭が痛くなってくるわ。で、カヨコは何をしているの?」
    カヨコ「船から解体した鉄板の流通ルート。経過報告は聞いてたし、1000枚以上を一気に流通させるにはルートは限られるからね。そこを逆算して奪ってった会社にたどり着こうと…………」
    アル「そう………………みんな。これからその会社に『ご挨拶』に行かない?」
    便利屋68『……………………』

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:44:47

    秘書ロボット「いやー今回は大儲けでしたなー」
    社長ロボット「依頼料は成功報酬で、鉄板を奪えば依頼失敗として奴が人海戦術のために雇った傭兵共の給料も支払わなくて済む。支出は一切無く儲けだけ得られるシステムだ。実に効率が良い。これからもやるぞ」
    秘書ロボット「はい。選定はお任せ下さい!」
    ずがああああああんん!!!!
    社長ロボット「な、なんだ!?」バンッ!!
    警備ロボット「襲撃です。十人規模の集団が出入り口から銃撃してきました」

    アル「ひと~つ、他人の涙で地面を塗らして高笑う悪党を。ふた~つ、法から外れて倒すアウトロー。みっつ、触れてはいけない私たちの逆鱗……便利屋68見参」
    社員「な、なんだお前ら!?」
    アル「説明をする必要は無いし説明を聞く必要も無いわ。今から行う事は、そう。私たちが受けた理不尽への『ご挨拶』よ」
    ずどどど!!どがあああん!!がんがんがん!!ぼがーーーん!!!

    社長ロボット「あ、あの女の会社が攻めて来ただと!!どうしてこの会社が……!」
    秘書ロボット「社長!すぐに逃げましょう1ヘリは待機させて……!」
    がしゃああああん!!!
    全員『ひえええええ!!』
    ズギョン!!
    アルト君「お前たちは完全な生命体になり得ない。お前たちはここで朽ちよ」がぱんっ!!
    ボボボボボボボン!!!ばごおおおおおん!!!

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:45:09

    翌日

    アナウンサー<次のニュースです。アークドイ鉄板会社が何者かに襲撃される事件が起きました。中にいた人間は全て、社員・役員・警備員・社長関係なく全て銃撃されて病院送りになり、ビルは崩壊しました。またヴァルキューレに鉄板の違法売買の記録や悪事の証拠書類が匿名で送られ、中にはカイザーコーポレーションも関わっているらしき情報もあったとのことで、場合によってはカイザーコーポレーションに捜査のメスが入る可能性も示唆されております。

    なお、襲撃者の情報は意外なことに一切無く、襲撃された側も記憶喪失になってしまい、捜査が困難になっているとのことです>

    じゅううううう!!!

    アル「焼けたわ!はいリオ!」

    リオ「あ、ありがとう……でもいいの?テント暮らしなんて」

    アル「今回はこちらの気の緩みが原因なのもあるからいいのよ。ここであの時のひもじさを味わい直して、また再起するべきよ!!」

    ミカ「それにしても、いきなり「鉄の廃棄場から大きな鉄板持ってきて」っていうから何をするかと思えば、まさか焼き肉とは思わないじゃんね」

    アツコ「安心して。ちゃんと洗剤で洗って消毒してから火に掛けてるから」

    ユメ「それにしても、あのお金は強奪しなかったんだね。リオさんの苦労で得たお金だったはずだけど」

    アル「犯罪組織でもあくまで歴とした会社だもの。私たちの攻撃で負傷した社員達への治療費や退職金を支払う元手は必要だと思うわけ。ま、私たちなりの迷惑料と言ったところね」

    リオ「…………社長、みんな。ありがとう。私のために、ここまでしてくれて」

    ハルカ「だだ、大丈夫です!便利屋はアウトローですから!舐められたら報復は常識なので!リオさんだけのお話しじゃ無いですから!!」

    アル「そうよ!さあ、今日は食べて(ジュースを)飲んで、テント生活で気を引き締め直しましょう!!」

    全員『オオーーー!!』かきききききききききぃん!!!!

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 21:18:05

    リオが人前でガチ泣きして落ち込んでるの本編と比べて周りに打ち解けてる証拠だな

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:05:46

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 07:58:01

    まぁ直接の荒事は向き不向きあるからな

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:21:44

    最悪事業失敗しても良いようにちゃんと傭兵に給金払えるプールしてて後腐れなく畳めてるの普通に凄いわ。普通なら順調でも更なる投資に突っ込んで事業拡大してるから何かしら足が出るもんだしな

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:30:28

    >>42

    その辺はまがりなしにもミレニアムで独裁政治してたビッグシスターよ

    横領都市なんて言われるエリドゥもそもそも建造費の大半はポケットマネーでもおかしくないし

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:54:49

    >>37

    他人を「ひと」と読める1はともかく2と3がかすりもしなくて草

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 20:02:46

    アルはカッコつけたがるあまりそういう事言いそう

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 20:27:05

    これ各学校から一定期間の人材派遣の仕事依頼もあるのかな?リオならロボット開発が話題になってるからエンジニア部からロボット開発のスタッフとして出張を頼まれたり、極端なことを言えばミカとの会話のためにナギサが出張という体でミカの派遣を頼んだり(なお当のミカはまるで孤独な老人の訪問をしているような感覚)

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:03:06

    保守

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:34:46

    >>46

    ナギちゃんw

  • 49>>124/08/30(金) 07:53:00

    >>46

    いくらなんでもミカがそこまで冷たくは接しないんじゃないかな

    エデン条約騒動以降人知れず奇行に走り出すようになったってだけで「見かけは」普段のナギちゃんと変わらないと思う

    それでも実際は色んな意味で砂上の楼閣みたいな、そんな不安定な状態なんだろうね…

  • 50二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 14:27:49

    >>49

    いえ、悪い意味では無くただ単にボランティアをしているような感覚で。別に嫌気が差してるとかそういうことでは無いです。誤解を与えるような文章で申し訳ない。

    なお>>46

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 22:47:28

    保守

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:24:18

    原作のミカは構って欲しさに地頭の良さを周りがガチギレしちゃうような悪戯気分でやらかすメンヘラ気質があったからなあ。こっちの方もどういう地雷が埋まっているか分からん…

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 08:13:42

    保守

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 18:33:04

    保守

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:09:34

    怖いよね、わりと

  • 56>>124/08/31(土) 23:07:23

    シノン「ご覧ください!アビドスの砂漠に突如現れた謎の列車砲!この列車砲、アビドスの校章と一緒にゲヘナの校章が描かれています!これは一体どう言うことなのでしょうか?あの巨大な大砲を乗せた列車ははたして一体なにを知るのでしょうか!?現在、謎の列車砲は猛スピードで直進中、このまま走り続ければトリニティ随一の大型ステーション、サンクトゥスステーションに激突します!先ほどメイド服を着た何者かが人を抱えて列車に飛び乗りました!この暴走列車が止まるのかは彼女たちにかかっているのでしょう!続報は追ってお知らせいたします…」

    ゲヘナ
    マコト「( ゚д゚)」
    イロハ「( ゚д゚)」
    イブキ「?」
    イロハ「あれって…」
    マコト「…そんなバカな…「ヤツ」の置き土産は全て処分したはずだ…なぜ、よりにもよって一番洒落にならないものが…いいいいイロハ!虎丸を出せ!今すぐアビドスに行くぞ!ヒナも呼ぶ!」

    ミレニアム
    モモイ「うわぁ…エンジニア部ああいうの好きそう…」
    アリス「…」
    モモイ「…どうしたの、アリス?」
    アリス「…アリスは行かなければなりません」ガタッ
    モモイ「へ?行くってどこに?」
    アリス「あの列車の中で誰かが助けを求めています!なぜかは分かりませんがそんな気がします!緊急クエスト発生です!アリス、行きます!」
    モモイ「な、なに言って…ちょっ、アリス!今日はみんなでたまロー(※)やるんじゃ…行っちゃった…」
    ※たまロー:たまわりロードウェイの略称。いた◯きストリートみたいなゲームらしい。

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 06:53:54

    状況が状況だけに援軍はいくら来てもありがたいが間に合うかどうか

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:04:37

    補習部『か、可愛い~~!!』
    きゅきゅ~~ん
    コハル「あ~も~!暴力的なフォルムのくせに~!か、可愛い過ぎじゃない!!」ぎゅ~~!!
    アズサ「犬のプログラムがここまで完璧にされてるとは」
    ヒフミ「この子を作った人って余程の犬好きだったのかな?」
    ハナコ「は~いワー君、おちんちんしましょうね~♪」
    コハル「なにロボット犬相手にエッチなコトさせようとしてるのよ!!」
    ハナコ「え~?犬の芸の一つにあるじゃ無いですか。脚を畳んだ状態で上体を上に伸ばしてお腹を正面に見せるの」
    コハル「そもそもロボットに……」
    ハナコ「コハルちゃん?ロボットに何が無いんですか?」
    コハル「~~~~~!!!」

    ナギサ「…………あの、セイアさん。あのロボット犬、確かゲヘナの会社の物ですよね……?なんでここに?」
    セイア「イチカが正実の訓練のためにツルギの派遣を依頼したら、ツルギ本人がパートナーとして連れてきたらしい。で、訓練前に補習授業部と交流させているそうだ」
    ナギサ「そ、そうなのですね……ははは…………」

    アズサ「しかし、他の補習授業部は近づいてこようとしないな。こんなに可愛いのに」
    ヒフミ「まあ一応、あの便利屋68さんが作った兵器扱いですからね。拒否反応が凄いんだと思います」粗方の事情は察し済み
    イチカ「みんなー、そろそろいいっすかー?じゃ、こいつ連れて行くっすよー!」キュッ!
    ザッザッザッ!
    イチカ「じゃ、今日の仮想敵、よろしくお願いするっす」
    ツルギ「分かってる。地獄を見る覚悟はしておけ」キュイキュイ!!

    リオ「…………っと、言うことが数日前にあって、トリニティからゲヘナを抜きにしても『ワイルド君』の販売をお願いしたいと山ほど依頼が来てるわ。どうしましょう社長。一応生産ラインも預かってるからいつでも量産出来るけど」
    アル「とりあえず先生に連絡して……でも、絶対先生倒れるわよねぇ」
    そのすぐ後、アルの予想通り先生は倒れ、ワイルド君の量産販売依頼は却下されることになるのだった。ちなみに補習授業部はエリドゥに行けばワイルド君に会えるので四人全員が集まって、ワイルド君が非番の日に合わせて時間を作っては会いに行っているとかいないとか。

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 17:16:34

    アイボかなにか?

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 21:18:09

    元々ペットロボットとして流通させてから「偶然発売された」換装パーツで武装を施して戦力化するという商法で流通させようとか考えてた機体だから、ペットロボットとしては非常に優秀だったんだろうな

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:22:30

    保守

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 05:08:41

    ほしゅ

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 08:42:00

    目指せメダロットみたいなポジション

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 17:16:51

    ほしゅ

  • 65異世界から来た高校生24/09/02(月) 17:37:48

    ほしゅ

  • 66>>124/09/02(月) 21:05:10

    便利屋
    ミカ「…ねぇ、これってやばくない?」
    サオリ「そうだな…もう待機している場合じゃない。それに見ろ、あの二人の姿」
    ワカモ「先生が、先生が、先生が…」
    ツルギ「…フーッ…フーッ…」ギリギリギリギリ
    ヒヨリ「し、シャーレが爆破されてからずっとあの調子です…」
    ミサキ「…凄まじい怒り、と言うかもはや殺気だね…話しかけられそうにないよ」
    アツコ「…ねぇみんな。私にいい考えがあるんだけど。…私達も現地に向かわない?」
    サオリ「確かに行きたいが…」
    ワカモ「行きましょう。いま。すぐ」
    サオリ「わ、わかったわかった!すぐに支度するから圧をかけないでくれ!ところで、誰か先生の現状を知る人はいないのか?」
    ツルギ「シャーレ爆破のタイミングに居合わせていたというミネに先生の安否を聞いているんだが、まだ連絡が『ピロン』…む、噂をすれば…どれどれ」

    ミネ<(先生は多少の打撲こそしましたが、命に別状はありませんでした。念の為の安静でしたが目を離した隙にどこかに行ってしまいましたが「アビドスで緊急事態だからごめんん」と書き置きが残されていたので今はアビドスのどこかにいると思います)

    ワカモ「ど、どうでしたか!?先生は無事でしたか!?」
    ツルギ「…いい知らせが2つある。1つ目は先生が無事なこと。2つ目は私達が今から行くべき場所がたった今決まったことだ」
    ミカ「…ところで、ヒナちゃん、どこに行ったのかな?ちょっと前にいきなり飛び出して行っちゃったけど…」

  • 67>>124/09/02(月) 21:05:22

    とある駅
    ヒナ「…来ないわね…ここで間違いないはずなんだけど…」
    ppppp…
    ヒナ「…もしもし?」
    マコト『ヒナ!?良かった、ニュースを見たか!?』
    ヒナ「見てないけど…」
    マコト『ならば聞け!卒業後に全て処分したはずの「雷帝」のおそらく最後の遺産が動き出した!今アビドスの砂漠を全速力で暴走している。このままではトリニティの大型ステーションに突撃して死傷者が大勢出るぞ!』
    ヒナ「そんなことだろうと思った。今ね、私も別件でアビドスのある駅にいるの。と言っても、最終的にはほぼ同じ理由だけど」
    マコト『キキキ、なら話は早い!我々は今アビドス砂漠にある格納庫へ向かっている!居場所を言え!回収して一緒に乗せて行ってやろう!』
    ヒナ「ありがたいけど遠慮するわ。私、ここで待ち受けなければいけないから」
    マコト『…?貴様が待ち受けるような奴がいたか?』
    ヒナ「いるじゃない。「暁のホルス」が」
    マコト『暁のホルスだと?なぜ今その名前が出てくる?』
    ヒナ「その列車砲の破壊を目論んでいるのがまさしくその暁のホルス…小鳥遊ホシノだからよ」
    マコト「待て…!あれは暁のホルスといえど、人一人で壊せるような代物じゃないぞ!?しかもただ壊すだけじゃぁ…!」
    ヒナ「そう。だから先生に頼まれてここで待ち受けているの。「ホシノを行かせないで」って」
    マコト『…ならば仕方ないな…あの場所へはお前無しで行こう。貴様も死ぬなよ?」
    ヒナ「当然よ」ピッ
    …ピロン
    ヒナ「?…!」
    prrrrr…
    ヒナ「…もしもし、マコト?…急で悪いけど話が変わったわ。居場所を教えるから途中で回収していってちょうだい」

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 22:53:36

    保守

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 23:52:11

    イブキ「いけー!虎丸二号ー!」きゅきゅーーーん!!
    ダッダッダッダッダッ!!
    マコト「ふは~!犬に乗って地平線を走るイブキは可愛いなぁ~」
    イロハ「それは同感です。が、あの犬確か便利屋の試作ロボットですよね?どうしたんですアレ」
    マコト「ふっふっふ……このマコト様が直々にヒナと交渉し、特別に二号機と予備パーツ、アフターサービスをもぎ取ってやったのよ。私の交渉術の恐ろしさに恐れ戦くがいい!」
    ※実際にはスライディング土下座して泣きながら交渉してドン引きしたヒナ経由で先生から特別に許可を頂きました。
    イロハ「それはまた壮大なドラマがありそうな……ちなみに、購入費はどこから出たんですか?」
    マコト「我が万魔殿の年間予算からだ。なあに、あのイブキの姿を見られるならば安い物」
    イロハ「マコト先輩、正座」
    マコト「はい」ずさ!

    ミカ「あれ~?ヒナちゃん、何か良いことあった~?」
    ヒナ「ええ。あのマコトが私にスライディング土下座しながらワー君の特別売買を頼んできたから色々と付けてあげたの。良い臨時収入になったわ」(ゲヘナではスライディング土下座が流行っているのかしら……)

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 05:13:08

    >>67

    色々話が変わったせいでやり易くなったのかやりづらくなったのか……

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 10:15:11

    保守

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 19:23:55

    >>69

    マコトw

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 23:23:31

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 05:25:25

    イブキちゃんのためならなんでもするのだ

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 12:43:54

    平和な時空と緊迫した時空が同時進行しておるな

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 18:07:02

    >>75

    熱い風呂と水風呂交互に入ってる感じ

    整うな

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:09:13

    >>76

    寿命縮むだけだわ

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 23:07:44

    保守

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 06:41:37

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 08:28:16

    創作なら温度差もセーフ

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 10:41:57

    ホシノ「あ、社長~。シロコちゃんが来たよ~」
    アル「そう。時間ぴったりね。通してあげて」がちゃ。
    シロコ「ん、社長、今日は面会時間を作ってくれてありがとう」
    アル「構わないわ。仕事の話しだというのなら。けど、リオまで同席して欲しいって何があったの?」
    シロコ「結論から言う。エリドゥに私たち用の部屋を貸して欲しい」
    リオ「確かにエリドゥは人が住めるように作られてはいるけど……どうして?」
    シロコ「ん、普段私たちは仕事の打ち合わせをする時に電話や映像端末で、リモートで会話してる。けど、それだと目の前にいない人間とも会話する機会が無くなってしまう。そのために、宿泊する部屋を貸して欲しい」
    アル「ま、まあ。言いたいことは解るし、エリドゥは現状便利屋しかいないから構わないとは思うけど……」
    シロコ「それに、ホシノ先輩から聞いてる。既に補習授業部にも部屋を貸してるって。前例があるのなら私たちが借りても問題ないと思う」
    アル「あれはワー君を可愛がりたい面々に圧されたというか……リオ、どうかしら?」
    リオ「反対する理由が無いわね。不定期とはいえアビドス高校がこちらに外泊するともなれば、手出しをしようと考える人間はさらに減るだろうし。エリドゥを使った不動産業……デメリットは確かに存在するけど、悪くないかも知れないわね。ちなみに、費用は?」
    シロコ「一泊二日で三万」
    アル「たかっ!?」
    シロコ「?大都会の宿泊施設ならそのぐらい……」
    アル「せめて月三万にしなさい!!その方が安上がりだから!!」

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 10:42:11

    ヒナ「社長、いるかしら?」
    アル「ヒナ。ええもちろん……あら?フウカじゃない」
    フウカ「どうも。しばらくぶりです」
    アル「今日はどうしたの?ヒナと一緒に来るってことは仕事の依頼よね?」
    フウカ「ええ。実はアビドス砂祭りの一件から、百夜堂や玄武商会の皆さんと懇意にさせてもらってて。たまに料理のレシピを一緒に作ったり料理の試食をしてるんだけど。互いの学校にはあまりいけないし、下手な民間施設じゃ襲撃される危険性があるしで……で、それをヒナさんに相談したら」
    ヒナ「どうせエリドゥの施設は山ほど余ってるし、良ければここで料理研究でもしてみない?って提案したの。どうかしら?」
    リオ「えーっと……フウカさん。この要塞都市は一応超巨大演算装置の役割もあって、場合によっては都市の全機能を封じる必要があるし、ブロック構造で建造物や部屋を簡単に組み替えることも出来てしまうから、場合によっては食材が駄目になってしまう可能性が」
    フウカ「あ、それに関しては大丈夫です。都市機能に依存しないスタンドアローンの冷蔵庫を用意することで話が付いてるんで」
    リオ「そ、そうなの……ちなみに、お家賃は?」
    フウカ「三人で話し合った結果使用頻度も多そうなので維持費込みで各々10万ずつ」
    アル「なんで皆お家賃をわざわざ高くしようとするの!?調理場の貸し出しなら月10万でいいから!!」
    フウカ「え!?けどそれじゃああまりにも……!」
    アル「だったら月一でも良いから、貴方たちが作った料理を食べさせてちょうだい!ね!?」
    フウカ「は、はあ……」
    ムツキ(家賃が高くて苦労していた頃を思い出すとわざわざ高いお金を払う人たちが心臓に悪くて苦労してるの面白いね~)
    カヨコ(まあ、大半は社長の見栄でわざわざ家賃の高いオフィスに部屋を借りてたのが原因だけどね)

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:49:27

    アルちゃん、スピンオフでも家賃回りで苦労しまくってるからなぁ

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 22:32:28

    保守

  • 85二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 23:38:40

    リオ「…」カタカタカタカタカタカタカタ…
    カヨコ「…」
    コユキ「…」
    ムツキ「…」
    アル「…!!リオ!!遠くの方に何か見えてきた!」
    ハルカ「あ、あれは…」
    カヨコ「サンクトゥスステーション…」
    アル「も、もう時間切れが迫って…」
    リオ「それなら心配いらないわ。ほら」
    アル「…これは…完了したってこと?」
    カヨコ「そうみたいだね。後は社長に最後の一押しをして欲しいんじゃないかな」
    アル「え!?わ、私!?こ、ここを押せばいいのよね?」
    リオ「ええ。お願いするわ」
    アル「それじゃあ…停止!!」ターンッ
    ビーッ
    アナウンス「車両駆動部異常発生、フェイルセーフ起動。車両を緊急停止します」
    リオ「エラーコードを誤認させてフェイルセーフモードに強制移行させたの。後は車両を後退させて元通りにすれば完了よ」
    ムツキ「おぉ…スピードが落ちていく」
    リオ「もちろんこのまま後退するようにしてあるから、停止後はそのまま戻っていくわ」
    カヨコ「さすがだね…」
    アル「よし、早速列車が止まったことを連絡するわね!」

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 23:39:05

    シロコ「ん、次は先生の番」
    先生「うん。…あ、上がった」
    ホシノ「うへ〜またおじさんの負けだよ〜」
    アヤネ「…あの、こんな待ち方してて大丈夫でしょうか?流石に…」
    セリカ「でも、あたし達に出来ることって今のところ待つことだけだし…」
    ユメ「それに、またホシノちゃんの様子がおかしくなるかもわからないし…ここでこうやって待っているのがいいんじゃないかなって。ホシノちゃん、どう?さっきみたいな感じになったりする?」
    ホシノ「いや…そんな感じはしないかな。というか、さっきまであった不快感が嘘みたいに消えたんですよね」
    ピロン
    ホシノ「?…おぉ…」
    シロコ「どうしたの、ホシノ先輩?」
    ホシノ「列車が止まったらしいよ。今戻ってくるって」
    セリカ「ほ、本当!?」

    地下生活者「…ヒヒ。まさか列車砲を止められるとは。しかし、どうしたものでしょう。何一つ上手くいかないですな…ヒヒ、ヒヒヒヒ、そうだ、いいことを思いつきました…最後に笑うのは…やはり小生です…ヒヒッヒ!」

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 06:34:39

    なにやる気だ地下生活者…

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 12:15:37

    わりと余裕あって止められたからな
    たいがいの手じゃまた対応されちまうぞ

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 20:25:57

    懲りないなぁ

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 04:43:40

    やっぱこいつはしっかり叩き潰さないとダメだな

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 11:00:15

    なんだかんだで世界救ってしまった

  • 92二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 18:49:19

    季刊世界の危機みたいな事やってるキヴォトスが悪い

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:59:05

    安守ミノリ「失礼する!便利屋68はこの街のこのオフィスで大丈夫か?」ガチャ!
    アル「ええ。そうだけど。貴女は?」
    ミノリ「あたしはレッドウィンター連邦学園の工務部部長、安守ミノリだ!今日は便利屋に頼みがあってきた!」
    ハルカ(あ、あの、レッドウィンターの工務部って、たしか)
    ヒナ(ええ。こと土木建築に関しては高い技術を持つ一方、現地の作業員を従えて毎度何かしらのデモやストライキ、破壊活動をすることで有名な根っからの革命家よ)
    アツコ(そんな人がどうしてここに?)
    ミノリ「頼む!作業用ロボットを作ってほしい!!」
    便利屋『へ?』
    ミノリ「実は最近何故か知らないが建築ラッシュが続いているんだが、工務部を含めた作業員の数が足りないんだ。そのせいで作業員はどこもかしこも引っ張りだこでな」
    アル(ねえカヨコ、これって……)
    カヨコ(ワカモたち始め新入社員が増えた分破壊する建物も増えたからね。その影響だと思うよ)
    ミノリ「そこで、その人手不足を解消するために、工事作業に適したロボットをこちらで複数開発してくれないだろうか!!無論!依頼料は工務部の予算で支払うし、契約・公文書を書いても良い!」
    アル「そこまで書く必要は……ん?でもそういうのってエンジニア部の仕事じゃ」
    ミノリ「それがエンジニア部は今スランプに陥っているらしくてな。なんでもクソマズ料理を食べてから新規開発が覚束ないらしい」
    便利屋『アレか』
    ミノリ「どうだろう。引き受けてくれるか?」
    アル「……リオ、貴女予定入ってる?」
    リオ「問題ないわ。開発に掛かりきりで少なくとも一週間はそっちの仕事に入れないけど」
    アル「分かったわ。貴女が必要な仕事は後回しにするかアビドスなどに手伝って貰うから。ミノリさん。この依頼、引き受けさせて貰うわ」
    ミノリ「おお!感謝する!よろしく頼むぞリオ開発主任!!」

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:59:39

    数週間後
    アル「で、完成したのがこの機体?」
    リオ「ええ。注文が「一つの機体で複数の作業をこなすことの出来る、可能な限りの万能性」だったから。右腕の十徳ナイフを模した工具ツールに各種工具を取りそろえて、左肩にも作業時の身体を支える大型アームを備えてるわ」
    アル「性能は大丈夫なの?」
    リオ「ミノリ主導の下、実地で何度も工事作業を行ってデータ収集したから大丈夫」
    アル「それなら安心ね。……それはそうと、彼女、来ないわね」がちゃ。
    工務部員「あの~……すみません。便利屋68さんでしょうか?ミノリ部長の代理で来たんですけど……」
    アル「ミノリの代理?彼女どうしたの?まさか事故とか!?」
    工務部員「いえ。至って健康です。実は……今関わってる工事現場で給与支払いのトラブルが起こって絶賛ストライキ中でして。こちらにはしばらく来れなくなってしまって。ですので、予定日通りのロボットの引き取りは出来ないが、当初の予定通り代金は支払う。なのでしばらく置いておいてくれとのことです」がちゃ。ぱかっ!
    アル「あら、気前が良いわね。分かったわ、そちらの部長によろしく伝えておいてね」
    工務部員「はい。あ、それとカツ丼屋の出前を頼んだので、皆さんで食べて下さい。詫び賃の上乗せという事で。でわ!」
    リオ「カツ丼か……そういえば、彼女から美味しい特盛りのカツ丼屋さんがあるって話を聞いたことがあったわね」
    アル「へぇ。面白そうね。美味しかったら直で行ってみましょうか」

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:19:57

    それからまた少しして……
    ガガガガーーー!ザックザック!チュイイイイイン!!
    ヒナ「申し訳ありません。今ここは工事作業が通りますので、迂回して下さい」
    ミカ「リオちゃ~ん!この発電機どこに持っていけば良い~?」
    リオ「それは明日の三階部分のコンクリート入れに使うから、三階部分の足場に持っていって頂戴!」
    ミノリ「やあアル社長。進捗はどうか?」
    アル「あらミノリ。ええ、ここまで進んでるけど大丈夫かしら?」
    ミノリ「……凄いな。予定通りに進んでいる。普通は人員の入れ替えで予定が遅くなったり、逆に仕事が早まったりする物だが」
    アル「遅くなったら前任に申し訳ないし、早かったら逆に事故の元でしょ。こういうのは可能な限り予定通りにやるのが一番だと思ってるのだけど」
    ミノリ「助かる。すまないな。風邪で引いた部員達の代わりに参加してもらって」
    アル「それが仕事だもの。それより、しっかり活用してくれて何よりだわ。アレ」
    ミノリ「ああ、『炎上くん』か。役立つように作ってくれた作業機械を無碍に使うわけも無いだろう」
    工務部員「部長!大変です!施工主が……!」
    ミノリ「…………全作業員!作業中断!我らはこれより、ストライキに入る!!労働者に労農の権利である給与を支払わない権力者を許すな!!」
    全作業員『おおおーーー!!!』
    アル「えええーーーーー!?」

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:34:52

    アル「いやぁ…本当にリオがいて良かったわ…2人もありがとうね!コユキがいなかったら今頃本当にどうなっていたか…」
    コユキ「にはは…褒めても何も出ないですよー…」
    トキ「お久しぶりです。どこへ行ったのかと思っていましたが」
    リオ「今は便利屋68で会計士をやってるわ。とは言っても会計より発明をしてる方が多いけど。トキは?」
    トキ「C&Cに復帰しました。どちらかというと特異現象捜査部にいますが」
    リオ「特捜部…となると、ヒマリがいるところね。ヒマリはどうしてるかしら」
    トキ「…あなたの話をする度にやれ「なんであの時もっと早く教えてくれなかったんだ」だの「結果的になんとかなったけど毎度毎度危なっかしすぎる」だの「何か協力して欲しいのならもっと詳細に教えてくれ」と」
    リオ「…なんか私の知っているヒマリと違うわね」
    トキ「私からも、せめて簡潔でもいいので事情は教えて欲しいです」
    リオ「う…それは…努力するわ」
    アル「さて、後はこれを戻した後ね!これどうするのかしら?」
    ハルカ「あ、あの、なんか速度が落ちてるような気g
    アナウンス「主砲発射シーケンス起動」
    一同「「「「「「!?」」」」」」
    アナウンス「発射角度設定完了」
    リオ「え、ちょ、な」
    アナウンス「エネルギーチャージ開始」
    アル「え、なんで…」
    コユキ「わ、私じゃない!私じゃない!」
    アル「お、落ち着きなさい!誰もあなたを疑ってなんk」
    コユキ「私じゃないぃぃぃぃぃ!!!!」
    カヨコ「リオ、中断させられない?」
    リオ「…駄目、こっちの操作を一切受け付けない!というか…シャットアウトされてる!?どういうこと!?」

    地下生活者「…ヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒヒ!ホルスを直接目覚めさせる方法…これはあの女が邪魔でどう仕掛けても防がれてしまいます。もはや同じ手は通じないでしょう。しかし列車砲シェマタ…ただの囮のつもりでしたがたった今小生にいい考えが思いつきました。シェマタで帰る場所をなくしてしまえばいいと!!ヒヒ、ヒヒヒヒ!」

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:35:18

    ネル「…うーん…あらかた探し尽くしちまった…アスナが動かない以上この辺に違いないはずなんだが…アスナもさっきから一歩も動かねぇ…まさか…おいアスナ!大丈夫か!?」
    アスナ「…」じーっ
    ネル「アースーナー!」
    アスナ「…」ごそごそ…ピンッ、カランカラン
    ネル「!?ちょ、待t
    ドガァァン!!ガラガラガラ…
    ネル「ゲッホ…バカヤロウ!!こんなとこで爆破するやつがいるか!!…アスナ?」
    地下生活者「フィーヒヒヒヒヒ!…ヒ?」
    アスナ「…」
    地下生活者「…」
    アスナ「…」
    地下生活者「…」
    アスナ「いたーーーーーーー!?」
    ネル「え!?うわ、マジか!本当にいやがった!カリン、あいつら呼び戻してきてくれ!ついに見つけたぞこのクソッタレ!アスナ、取っ捕まえろ!!絶対に逃すな!!!」
    地下生活者「ウォォォォォォ!ウォォォォォォ!オ、オオオオオオ!!フゥゥウ!ホァッホァッホァッホァッホァッホァッホァァァ゛ァ゛ァ゛オゥゥ…ホ、ホァァァァァァァ、ホア゛ア゛ア゛ア゛ア、ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:35:44


    サキ「まさか部屋を隠してたとは…」
    ネル「どうりでアスナが一歩も動かなかったわけだ…」
    モエ「ねぇ、こんなのが見つかったんだけど」
    サキ「…何だこれ」
    モエ「よくわからないけど、ジャマーに似てるかな。爆破と吹き飛んだ石でめちゃめちゃだからこれ以上はわからないけど」
    ネル「ま、そんなこたどうでもいいって。とりあえず…オ゛ェッ!!クッサ!!?」
    サキ「な、なんだ、この…ドブ川を極限まで濃縮したみたいな悍しい臭いは!?」
    カリン「み、ミレニアムには一生縁のないタイプの臭いがする…」
    ミユ「今までに入ったどのゴミ箱よりも、く、臭い…」
    アスナ「痛い!目が痛いよ!」
    ミヤコ「す、すみません…これ以上近づいたら私、多分吐きます」
    ネル「よ、よし…それじゃあ、こいつはアタシが引き摺ってくから…お、お前ら、先行け…うっぷ…」
    サキ「あ、あれを車に乗せるのか…」

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:36:11

    『炎上くん』
    工務部が便利屋に開発を依頼した量産型作業用ロボット(元ネタは『コードギアス 相貌のオズ』に出て来るKMFの白炎。左肩のみヴィンセント・グラムのサブアームが存在している)。
    右腕に十徳ナイフを模した巨大な複合ツールが接続されており、通常マニピュレーター、金属ハサミ、ドライバー(仕事に応じて交換可能)、溶接用ガスバーナー(ドライバーに同じく)、ドリル、ライフルの合計六つが装備されている。また左肩の巨大なサブアームを展開すれば、鉄筋などを固定したまま切断出来るなど安全な作業が可能になる。また複合ツールは取り外しが容易で、仕事に応じて装備の変更が可能。
    安全第一を目的として工事現場を模した練習場などで作業しながら、双方納得のいく形になるまで何度も話し合い・微調整が行われた。なお、一応扱いは工具と言うことになるので、自衛以外、ストライキやデモ等には基本不参加である。

  • 100>>124/09/07(土) 22:45:49

    …あ、名前が名無しになってた…

    ちなみに>>97の地下生活者の絶叫のあれの元ネタはshadow corridor2というゲームに登場するテルテル坊主の声を文字起こしした物


    参考音声

    …YouTubeのリンクってそのまま貼って大丈夫かな?

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 23:02:27

    >>97

    地下生活者の叫び声www

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 04:46:14

    サンキューアスナ
    フォーエヴァーC&C

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:16:02

    保守

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 17:53:21

    ファブリーズたくさん撒かなきゃ

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 23:32:47

    保守

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 06:48:36

    カタカタカタカタ…………!
    アル「はいこれで完了。終わったわよ先生」
    先生「ありがとうアル~……!大胆かつ繊細に、スピーディーに捌いてくれたから助かったよ~!」
    アル「どういたしまして。けど、ここまで溜まる前に、今度からはもっと早い段階で私たちを雇って書類仕事を片付けるのをお勧めするわ」
    先生「本気で検討します……とりあえず、こっちももう少しで終わりそうだから、休憩室で休んでて良いよ。中に入ってるもの好きに食べ飲みして良いから」
    アル「手伝う必要はある?」
    先生「いや、アルとカヨコが仕分けしてくれて、簡単な物ばかりだから、こっちで何とか出来るよ。カヨコも休憩していいよ!」
    カヨコ「こっちももう少し書類仕事をしてる。社長は先に休んでて良いよ。このぐらいなら時間も掛からないし」
    アル「そう。なら、お言葉に甘えさせて貰おうかしらね」
    がちゃ。
    アル「先生の休憩室に入るのも久しぶりね。さて、あの二人が仕事を終える前に、軽く掃除してご飯でも作ってあげましょうかね……ん?なにこれ」

    先生「おわった~~!!」
    カヨコ「お疲れさま先生。毎回書類が溜まる癖は直した方が良いよ」
    先生「気をつけます……もうこんな時間か。夕食はどうする?店屋物でも頼もうか?」
    カヨコ「いや、今なら社長が休憩室の片付けをしてからご飯を作って待ってくれてると思う」
    先生「相変わらず良いお嫁さんになりそうな子だよね」
    カヨコ「…………それ社長に行ったら社長だけで無く色々反応しそうな子がいっぱいいるから気をつけてね」
    先生「はい」がちゃ。

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 06:49:02

    アル(酔いどれ)「あ~、先生にカヨコ~。遅かったわね~。もう出来上がっちゃってるわよ~」
    カヨコ「ごめん社長。すぐに温めて皆で……って、この匂い。社長、その瓶は?」
    アル「『ウォーター』って書かれた瓶詰めのミネラルウォーターよ~!瓶詰めなんて珍しいから飲んじゃった~。しょうがでも入っているのかちょっと衝撃が強いけどぽかぽかして気持ちいいわね~」
    先生「それ『ウォッカ』だよ!黒服から貰った物だ!!」
    カヨコ「あ~……やっちゃった」
    アル「うふふ~、先生~(むにゅう!!)カヨコと私っていう優れたアウトローに大事にされて、両手に華ね~」ぎゅ~~!!
    先生「アル!?抱きつくのは拙いから!女の子の柔らかいところが当たって後で後悔するから!!」
    カヨコ「…………社長?」
    スー…………。
    カヨコ「寝ちゃってる。下手に返すと未成年飲酒で捕まりそうだから、ここに泊めてアルコールを抜いてからの方が良いだろうね」
    先生「そ、そうだね……カヨコはどうする?」
    カヨコ「幸いご飯は私と先生の分は用意されてるし、社長の分はウォッカ飲んで酔ってる内に食べちゃったみたいだけど。社長が何かの拍子に先生を襲わないように一緒に泊まるよ」
    先生「そっか。わかった。じゃあ先生はソファーにでも寝るから、二人はベッドに」ギュッ!
    カヨコ「…………その、私一人だと不安だから、一緒に寝てくれないかな」

    先生「浴衣、持ってきてたんだね」
    カヨコ「うん。遅くなりそうだったらこっちでお風呂に入ってからまた仕事して、お祭り気分で帰ろうって話してたから」
    先生「アルの分は?」
    カヨコ「ちゃんと着付け済み。余程悪夢にうなされてない限りは寝相が良いから寝てる時の着替えは楽なんだよね」
    先生「二人のおかげで書類は無くなったし、アルのおかげで散らかりっぱなしだった部屋も片付いてご飯で英気も養えた。また明日から頑張れるよ」
    カヨコ「…………頑張るのはいいけど、さっき社長も言ってた事、思い出して貰っても良いかな?」
    どさ!
    カヨコ「両手に持ってる華も、大事にして」
    先生「…………そうだね。私は幸せ者だ。お休み。アル、カヨコ」
    カヨコ「うん。おやすみ先生」

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 06:49:31

    チュンチュン。

    アル「ふあ~~……よく寝たわ~……あら、浴衣。私いつの間に着替えたのかしら?ん?」

    先生&カヨコ『スー……スー……』

    アル「な……なな……なんなのよこれはーーーーーー!?」

    プルルルル!!ぴっ!

    ムツキ<アルちゃんおはよ~!昨日はお楽しみだった~?>

    アル「ムツキ!?違うのよこれは……!」

    ムツキ<わかってるわかってる!アルちゃんに仕掛けた小型隠しビデオカメラでぜ~んぶ把握してるから!アルちゃんもカヨコちゃんも先生と何も無かったから安心してね~>

    アル「そ、そう……私にそんな装置を付けたことを問いただしたいけど、それは後にするとして……良かったわ。もしも先生と……その、そういう関係になっていたら、先生の存在が…………」

    ムツキ<う~ん。けどさ、アルちゃんは今自分とカヨコちゃんの事だけを考えた方が良いと思うよ?実はこれ面白そうだったから夜通し見てたんだけどさ>

    アル「へ?まさか…………」

    ムツキ<ミカちゃんとワカモちゃんとホシノちゃんが今にもキレそうな勢いでシャーレに向かいそうな勢いだから。ヒナちゃんとツルギちゃんは無反応どころか思うところがあったのかノーコメントだったけどね>

    アル「…………とりあえず。二人が起きて一緒に朝ご飯を食べてから考えるわ」

    ムツキ<生きててねアルちゃん。カヨコちゃんに先生も>ピッ!

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:45:03

    シャーレ壊滅の危機w

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 17:28:07

    逃げるよりは待ち構える方がマシなのか

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:29:44

    >>110

    アル「だってどうしてこうなったか分からないのよ!?まずは先生とカヨコが起きてから話を聞かないと訳が分からないでしょーーー!?」

    カヨコ(ムツキの反応からして、たぶん私と先生の会話も見られてた、聞かれてた。起きたくないけど社長がまずいし…………)

    先生・爆睡中

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 06:14:38

    保 守

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 15:14:46

    保守

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:49:22

    骨は拾ってやる

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:50:43

    保守

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 05:10:53

    先生、生きてられる?

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:27:49

    プルルルル!がちゃ。
    アル「はい。便利屋68。百鬼夜行連合学院?仕事の相談でこれから?ええ、構いません。お待ちしています」
    サオリ「百鬼夜行?久しぶりだな。ユカリ以来か」
    アル「今連絡をしてきたのは『忍術研究部』と言うらしいわ。動画を投稿しているらしいから、えーっと……聞いた名前は『少女忍法帖ミチルっち』ね。せっかくだし来るまでに相手の情報収集がてら投稿した動画でも観てみましょうか」
    サオリ「忍者というのはいわゆる工作員だよな?わざわざそんな物になりたいのか?」
    アル「あら。忍者ってドラマの題材になったりするほどメジャーな職業よ?中には破壊工作がてら派手な技を使ったり……あ、見てみなさいこれ」
    サオリ「…………この動画、わざわざ岩を薄くして火薬も仕込んで破壊を演出しているな。隠密活動時の破壊行動としては落第も良いところだが」
    アル「あら、こういうの分かるの?」
    ワカモ「破壊工作をするために、細工する対象の状態を把握するのも必要ですから。私としましては動画映えもあって芸が細かいと感心しますけど……ところで社長。私どもは如何いたしましょう?また先生のところにお邪魔するのですか?」わくわく
    アル「今日はそんなことしないわ。ワカモを見て退散するならそれだけだし」
    ワカモ「そうですか」しょんぼり
    サオリ(激しく落ち込んでるな)

    壱時間後
    バアアアアアン!!!
    千鳥ミチル「たのもーー!!百鬼夜行連合学院『忍術研究部』の部長、千鳥ミチルが来たぞーー…………ッ!?って、なんで狐坂ワカモがいるんだーーー!?」
    ワカモ「こうやって驚かれるのも新鮮ですわね」
    アル「えーっと、彼女もここの社員なの。大丈夫、私たちが彼女の期待を裏切らない限り、彼女も勝手な事はしないから」
    ミチル「そ、そうなのか……いや、すまない。他人様の会社で声を荒げて驚いてしまい」
    サオリ(ドアを背後にいる部員のカセットテープの効果音付きで思いっきり扉を開けて挨拶したことは大したことは無いのか)
    アル「さ、座って座って。今回貴女方がしたい依頼って何かしら?」
    ミチル「ああ、実は」

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:28:45

    アル「忍者ショーの共演と監修?」
    ミチル「うむ。忍者の存在と面白さを可能な限り広げるため、地道に動画配信をしているが、中には実際に戦闘で使っている場面を見たいと言う視聴者もいてな。物は試しに、とりあえず一回だけ、ヒーローショーのような感じで撮影しようかと思って。その相手役をお願いしたい」
    アル「相手役は構わないけど、監修って?」
    ミチル「勘解由小路ユカリが様々な技術をひっさげて強くなって帰ってきたって話を聞いてね。少なくとも体術・爆薬のスペシャリストがいるってことは分かってる。私たちは最高の忍者になるために修行をしているが、アクションに使えるほどの技を持っているかは判らない。それと、ショーに使う火薬の量やタイミングも動画配信と勝手が変わる。今までと違う環境を、私たちだけでやるには荷が重すぎる。頼む!引き受けて貰えないだろうか!!」
    アル「……サオリ、貴女、体術は教えられる?」
    サオリ「今回は……そうだな。まずそちらが使える体術を教えて貰えるか。それを見て、使える物を教える、スタントに使える技術を教えると言ったところか。これまでに調べた忍術の資料も全部見せて貰うが、構わないか?」
    ミチル「構わない。むしろ、それを見て忍術に興味を覚えてくれたら喜ばしい限りだ!あ、依頼だが」
    アル「ヒーローショーとしてネット公開するんでしょう?それに加えて、どこかで場所を借りて忍者ショーをやって、子供を中心に観客を集めてお金を入れましょう。その辺り我が社には実績があるから安心しなさい!」
    ミチル「ありがとう!よろしく頼む!!」

    久田イズナ「せやあ!」ぶおん!ぱしん!
    サオリ「声が軽い!でえいや!!」ぶおん!どおん!!
    イズナ「くっ……!おおお!」ばん!
    サオリ「悪くない動きだ。お前には下手な座学よりも身体で覚える方が良さそうだ。休みなく行くぞ!」
    イズナ「はい!!」

  • 119二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:29:12

    …………ふうう。
    大野ツクヨ「ど、どうでしたか……?」
    ヒヨリ「す、すごい……ヒヨリよりも存在感が無かった。これがあれば皆に見られなくなるのになぁ」
    ミサキ「そこから一気に攻撃に転じられれば強みになるんだが、その間がのろくて大きな好きになるのがネックだな」
    ハルカ「あ、アル様から、わ、私が適任だからと言われてきました。こんな役立たずでもゴミほどの役に立のであれば、よろしくお願いします!!」
    全員『ああ、確かに適任だ』
    ムツキ「結構火薬使うねぇ」
    ミチル「忍術は基本地味だからね。興味を持って貰うためにも、爆薬含めて派手さが結構必要だから。それに、かっこいいし」
    ワカモ「これは、爆薬の量や使用タイミングに神経を使いそうですわね。なんだかんだ良い勉強になりそうですわ」

    アル「リオー?アビドスにショーの許可を貰えたわよー……あら?」
    カヨコ「リオは舞台装置の開発に行ってるよ。あと、アビドスから許可を貰えた時のために、お金周りや部隊設置の計画書、他諸々の書類。後で確認しておいて。アビドス、砂祭りじゃ無いのに良く許可が取れたね」
    アル「場所代を売り上げに応じて三割譲るって話したら「ユメ先輩を司会のお姉さんにして」って条件付きでオッケー貰えたわ」
    カヨコ「絶対ホシノだよねそれ」

    ショー当日
    アヤネ『皆様お待たせしました。本日は百鬼夜行連合学院非公式部活『忍術研究部』と、便利屋68による忍者ショーのご観覧に着て下さり、誠にありがとうございます。この舞台は後日、『少女忍法帖ミチルっち』にも期間限定で配信予定です。今日の舞台を振り返りたい方々は、そちらもご覧下さい。
    それでは、しばしの間、忍びの世界を、どうかお楽しみ下さいますよう』
    パチパチパチ!!

  • 120二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:30:16

    ユメ(司会のお姉さん)「時は現代、キヴォトスの闇に栄える悪があり。人々はその悪に怯え、奪われ、日々泣いておりました。そんな悪に対し、三人の忍びが悪を倒さんと立ち上がりました」
    ミチル「絶景かな絶景かな。キヴォトスを照らす営みの光」
    ツクヨ「で、ですが……この光は悪の光。その下の暗闇では今も大切な何かを奪われて泣く無辜の民達が……!」
    イズナ「おのれ悪代官!貴様の悪事、必ずや我ら忍者が成敗してくれる!!」
    ユメ「一方、キヴォトスを支配する悪は、この三人の忍者を相手に興味を示さず、酒に溺れておりました」
    アル「おーっほっほっほ!!このキヴォトスを支配する悪の組織『68』に仇為す愚か者がいるなど、実力の見えぬ愚者に気を配る必要は無し!さあ、今日も仕事終わりの酒を味わいなさい!」
    家臣団『ハハーー!アル様誠にありがとうございます!!』
    家臣「アル様、アル様のポスターに泥を掛けたという理由で子供を暴行し引っ捕らえた警察が来ております。処刑を求めておられますがいかほどに?」
    アル「ちょっと待ちなさい!?たかがポスターで人の命を奪うなんて何を考えているのよ!!むしろそんな警察は首にしておやりなさい!!子供には厳重注意の上職権濫用の謝罪として金を包んでおやり!」
    家臣「おお!影で済ませばいい物をわざわざアル様のお耳を汚した物を消し、口封じに大金を与えるアル様の深慮、誠に感服致しました。では、後の処置は私にお任せを」
    アル「え、ええ。そうして頂戴」(台本にはアドリブで何かやってって話しだったけど、なんでこんな度を超えた悪事をしなきゃいけないのよ!?)
    ユメ「己の心の平穏のためならば、身内にも外様にも現実を見せつける悪の組織の首魁である陸八魔アルに対し、皆恐怖しておりました」
    全員(これ恐怖する意味合いが全然違うんじゃ無いの?)

    やがて話は進み家臣団は一人ずつ倒され、ついに首魁たるアルも倒されるように。しかし筆者の文章力の問題で割愛します。申し訳ない。
    ミチル「陸八魔アル破れたり~!」
    ツクヨ「これで、街は平和になるんですね」
    イズナ「…………え?なにこれ?」
    ズゴゴゴゴゴ!!!
    ユメ「え?なに!?なんなのこれ!?」
    ゴウンゴウンゴウンゴウン…………ずずん!!

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:30:44

    リオ「『はーっはっはっはっは!!!陸八魔アル等という我が傀儡を倒したぐらいで街の平和を手に入れた気になるとは、実にお笑いである』そういうと、その巨体は忍者達の前にその姿を現したのです!!」
    ツクヨ「こ、こんなの、台本に載ってなかった……」
    ミチル(ちょっと社長!?どうなってるの!?)
    アル(私も知らないわよ!?リオ、どういうこと!)
    リオ「劇には意外性が必要だと思って、三人の動きを平均化した忍者型ロボットの開発をしてたの。劇の反応見ると何故か社長に同情しちゃって、ミチル達への関心が薄いから、ド派手に彼と戦って貰おうと思って」
    アル(そういうことを先に言わないから混乱しちゃうでしょーーー!?)
    リオ「え……ムツキ室長には報告したけど」
    アル「ムツキーーーー!!」
    リオ「オホン。『吾はこの街に残された古代兵器。この街を守るために作られたガーディアン。悪を持って恐怖政治を行い、弾圧で街を護り続ける我が在り方に反した陸八魔アルを潰してくれたことに礼を言おう。貴様らが奴の後釜となるのならば、今度は善性によって街を守ることを許そう』」
    イズナ「ふざけないで!悪でありながら、誰かを護り続けた彼女を陸八魔アルを侮辱することなど、倒した私たちが決して許しません!!」
    ミチル「イズナの言うとおり。ここで貴様に与するも、倒されるのも、彼女に合わせる顔が無い!!」
    ツクヨ「た、倒しましょう!陸八魔を、皆の人生を狂わせた元凶を……!」
    リオ「『こい!未熟な忍者共よ!!』」
    どおおおおおおおん!!!
    この後三人と陸八魔アルは無事にロボットを倒し、無事主役としての格を手に入れ、舞台を成功させるのだった……アクションシーンは(先述と同じ。マジごめんなさい)

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:31:11

    ミチル「いやー、今回はありがとう。いい宣伝になったよ」
    アル「どう?あれから動画サイトは」
    ミチル「他の動画は再生数はいつも通りだけど、あの劇は視聴者数十万を超えたよ!動画収入もすごいすごい!!これでもっと忍者の世界を広める資金になるよ!けどいいのかい?あの忍者ロボット、こっちで貰っちゃって」
    アル「構わないわ。こう言っては申し訳ないけど、忍者ってうちでは使い道があまりないし、最後の場面で貴方たちを混乱させた迷惑料は支払わないと。今後の動画配信の役に立てて頂戴」
    ミチル「社長……わかった!ありがとう!人手が必要になったら言ってくれ!忍者で良ければ手を貸そう!では!」バタン!
    アル「…………さて。ムツキ、リオ」
    『はい』(私たちは報連相を怠りましたと書かれたプラカードを持って正座している)
    アル「今日はみっちりお仕置きしてあげるから覚悟しなさい」
    『はい……きゃあああああ!!!』

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:51:01

    ダンゾウ
    リオが開発した3メートル級ロボット(元ネタは『第二次スーパーロボット大戦OG 』に出て来る『ジンライ』)。
    便利屋で猛特訓をした三人のデータを基に平均値化して、彼女たちにだけ倒されるように設定されている。舞台におけるやられ役として作られた機体。しかし当然実戦運用も可能で、人間の如き軽やかな動きと力強さで忍者と言っても過言では無い強さを持つ。背部にはワイヤーアンカー付きの鞘が装着されているが、鞘の中身はショットガンで、引っかけて手繰り寄せた相手に至近距離で何発もショットガンをぶっ放す戦法をとるため(これはハルカの動きが元になってる)。
    万が一、劇の反応が微妙になった時のために用意したてこ入れで、一応ムツキを通してアルに報告していたと思っていたリオだったが、ムツキが悪戯心と、演技じゃ無い素の反応で舞台を盛り上げることを思いついたために、つい報告しなかったために若干ばか混乱することとなった。後に二人はアルにお説教されてお仕置きもうけている。
    腰のフロントアーマーには『神無』と書かれており、リオ的には「忍者とは神に頼らぬ者」という意味で付けたらしい。なお、ちゃっかり量産機も複数生産しており、迷惑を掛けたとして諸々譲渡。動画撮影時の道具出しやスタジオのセットなど黒子的な役割に利用されている。

  • 124>>124/09/11(水) 08:59:26

    列車砲 シェマタ
    アナウンス「発射3分前」
    アル「カヨコ!どうだった!?」
    カヨコ「駄目…チャージキャンセル装置も効かない!片っ端から火器管制周りのヒューズや外せるケーブル全部外してみたけどそれでもチャージが止まる気配がしない!」
    リオ「別のところからのアクセスも試みたけど同じような画面しか出てこない…」
    アル「そんな…ここまでなの…?」
    リオ「ごめんなさい…本当に、ごめんなさい…」
    アル「ま、待ちなさい!まだ発射された訳じゃないわ!まだなんとかする方法があるはずよ!」
    ハルカ「…? !! あ、アル様!遠くの方から誰かが走ってきます!?」
    アル「へ!?ここ砂漠のど真ん中よ!?」
    ムツキ「で、でも本当に全力疾走でこっちに向かってくるよ!?」
    アル「み、みんなそこから離れなさい!」
    メギャァァァ!!ドンガラガッシャァン!!!
    コユキ「ひぃぃぃ!?…あ、あれ?ミレニアムの制服?」
    リオ「…アリス?」
    アリス「…リオ!やっぱり貴女だったんですね!勇者アリス参上です!」
    アル「え、えっと、知り合い?」
    リオ「ええ。彼女は天童アリス。私も彼女のことはよくわかっていないんだけれど…一言で簡潔に言うなら彼女は…キヴォトスの常識を超越したスーパーロボットよ」
    ムツキ「ろ、ロボット?どうみても人間じゃん!?」
    アル「いやいやいやいや!普通の人間はあの鉄の壁なんて破れないわよ!?この壁すっごい分厚いわよ!?」
    カヨコ「今はそんなのどうでもいいから!…それで、何か手があるんだよね?」
    アリス「はい!アリスが列車砲をハッキングして止めます!」
    リオ「で、出来るの?」
    アリス「ここにくる途中でケイに乗っ取られてた時の記憶を探りました!今ならケイがやった時のように出来るはずです!」
    アル「…ね、ねぇ、全く話についていけないんだけど…」

  • 125>>124/09/11(水) 08:59:47

    カヨコ「…」
    アナウンス「発射1分前」
    ハルカ「も、もう撃たれちゃいます!」
    リオ「…それじゃあ、お願いするわね。…無理はしないでね?」
    アリス「はい!では、始めます!」ポワ…
    ムツキ「え!?目が光った!?」
    アリス「…」キィィィィ…
    アル「…ね、ねぇ、本当に大丈夫なのよね?貴女でもお手上げだったのになんとかなるの?」
    リオ「…彼女を信じましょう」

    アナウンス「発射30秒前」
    アル「…」
    カヨコ「…」
    リオ「…」
    コユキ「…」
    トキ「…」
    ハルカ「…」
    ムツキ「…」
    アナウンス「10、9、8、7、6、5、4、3、2」
    アリス「…!!!」
    アナウンス「いt…」

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 18:31:51

    保守

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 20:51:12

    ギリギリ解除は基本

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 23:45:45

    保守

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:44:21

    間に合ったよな?

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:53:11

    ヒヨリ「おおう、これは……」
    ハルカ「はわわ!こんなこと……」
    ミカ「うーわー、こんな事出来ちゃうんだー……」
    イチカ「ちわーっす。社長さんいるっすかー?って、何やってるんすか。ミカ様も一緒になって」
    ミカ「あ、イチカちゃん」ちょいちょい
    イチカ「いったい何を見て……ふおお!?」びくん!
    ミカ「ヒヨリちゃんが路地裏で捨てられてたエッチな本を拾ってきたらしいんだけど、今それを暇だからって読んでたの」
    ハルカ「こ、こんな……女の子をボコボコにしながら……」
    ヒヨリ「おおう。こんな凶器が体内に……人体の不思議……」
    ミカ「凄いよねー。こーんな日常で使う物すらこんな本のネタになるなんて」
    イチカ「いや、仮にもティーパーティー所属のミカ様がアリウスやゲヘナの生徒と一緒にエッチな本を興味津々に見ているこの状況、洒落にならないっすよ…………おおう。銃にこんな使い方が」
    ツルギ「何をしているんだ?」
    イチカ「ツルギ先輩!?いや、これは……!」
    ツルギ「!?」(え?うそ、男性が女の子にこんな……お、男の人はこういうことをしたいの?つまり、先生、も…………!?!?!?)
    イチカ「あの、ツルギ先輩……?」
    ツルギ「あ……ああ……きしゃあああああああ!!!」どばごおおおおん!!
    ミカ「あー、ツルギちゃんには刺激が強すぎたかー。じゃ、読書会はここまで!社長に見つからない内に片付け片付け!念のため秘密基地に隠していつでも見られるようにしよー!」
    ヒヨリ&ハルカ『はーい!』
    秘密基地:エリドゥ内に存在する貸金庫に相当するビル。個人・グループで共有する秘密を預けており必要に応じて取り出してはビル内の部屋でお楽しみしている(例:ヒナ&アルなら「ヒナを寝かせる子守歌の歌詞カード」など)
    イチカ「………………私もいいっすか?差し入れ持ってくるんで」

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 17:10:33

    保守

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:03:20

    イwチwカwww

  • 133二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:54:58

    男子中学生で草

  • 134二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 03:19:03

    保守

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 05:18:56

    思春期やねぇ

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:59:58

    がちゃ。
    ヒナ「ただいま」
    アル「お帰りなさいヒナ……って、何この臭い!?」ぷ~~~ん!!
    ムツキ「うえ~!アンモニアの臭いだ~……!公衆トイレに一週間以上居たの~?」
    ヒナ「違うわ。サメの煮こごりよ」すっ。
    アル「さ、サメの煮こごり?……あら、臭いはともかく味は悪くないわね」もぐもぐ。
    ホシノ「でもなんでサメの煮こごり?確かヒナちゃんの今回の仕事って豪華客船での先生の護衛だったよね?」
    ワカモ「うらやましいですわ。ドレスを着て先生と一緒にパーティーでダンスを踊って大人な時間を…………!」ぎりぎりぎりぎり!!
    ツルギ「落ち着けワカモ。気持ちは分かるがな」
    ヒナ「そんないい物じゃ無かったわ。楽しめなかったもの」
    アル「何かあったの?」
    ヒナ「パーティー中に強盗がやってきて身代金要求しようとしてくるし」
    便利屋『うわぁ……それは不幸な(犯人が)』
    ヒナ「面倒だったから手早く片付けたんだけど、今度はサメを巻き込んだ台風が沖合に現れて豪華客船が巻き込まれそうになるし」
    便利屋『シャー〇ネー〇!?』
    ヒナ「船に飛ばされるサメたちを撃退しながら、爆発物を外側に満載させたアルト君を吶喊させて自爆させて台風を散らして、船や海面に叩き付けられたサメの片付けに付き合わされて散々だったわ。これはその内の一つで作ったお土産よ。今頃給食部はサメ食材の有効活用を考えるためにてんやわんやでしょうね」
    アル「あー、それで今朝からニュースで『サメの大漁で値崩れ起こしてる』なんて話になってたのね……それじゃあ、せっかくの豪華客船も楽しめなくってストレス溜まったでしょうね」
    ヒナ「ん……ストレスは、そこまで溜まってないから安心して」

    先生「お疲れさまヒナ。ヒナのおかげで被害は船が傷ついた程度で何とかなったよ。何か私が出来る事はあるかな?」
    ヒナ「…………ねえ。久しぶりに、一緒に寝てくれない?頭なでながら」
    先生「……そうだね。ここしばらくやってなかったし、それでいいなら。頑張ったねヒナ」なでなでなで
    ヒナ「ん、先生…………(好き)」

    ヒナ「………………」
    ワカモ「ヒナさん……一緒にこの煮こごりを食べましょう?さあイッキイッキ」ぎぎぎぎぎ!!
    ミカ「あー!ワカモちゃんずるーい!私もやるー!」ぎぎぎぎぎ!!

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 17:53:08

    そういえばこのエリドゥ、今どれだけの人間が住んでるんだろう。
    便利屋初期組とアリウス組は確定だとして、少なくともホシノはアビドス時代からの家に住んでるだろうし……

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:00:37

    保守

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