- 1>>124/08/25(日) 19:38:05アル「社員を募集したわよ!」6|あにまん掲示板まさか6スレ目まで来るとは…感謝御礼というやつですorzbbs.animanch.com
ここ最近他にもSS書く人が現れたからなのか、スレの流れが加速度的に早くなってきた気がする
端的に換言すると、とっても活気がある
- 2二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:41:40
たておつー
ほしゅ! - 3二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:44:37
保守
- 4二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:46:56
社員が増えて益々繁盛で良い事ですなあ(あんまり黒字は増えないけど)
- 5二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:53:07
ほしゅ
- 6二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 19:57:21
ほしゅ
- 7二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:01:01
ほしゅ
- 8二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:04:47
ほしゅ
- 9二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:08:27
ほしゅ
- 10二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:12:11
ほしゅ。
- 11二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:22:53
作者が増えて混乱してるようなので推定時系列
スレ開始時までのメインストーリー(百花繚乱編1章)が終わった状態で3年生が就職活動を開始
シャーレも卒業生を対象とした職員募集を開始
↓
アルの思いつきで便利屋68創立1周年を記念し新入社員を募集、ビッグネームが集まる
↓
3年生は元の所属を引退し就職先で活動開始(勘違いされてるがまだ卒業はしていない)、リオという万能選手の力もあって便利屋68の経営が安定する
↓
アビドスで発見されたオーパーツによりユメ復活。これがきっかけでアビドス砂祭りが再開され、借金返済が現実的なものとなる
なおマコトとナギサの見栄の張り合いの末、双方からの寄付で返済できた模様
↓
ナグサを心配させないためユカリがサオリ(+ワカモ)に短期弟子入り。継承戦の末に正式に百花繚乱の委員長となる
懲りずに同じ手口で襲ってきた花鳥風月部を壊滅させ、黄昏に落ちて(?)行方不明になっていた者が戻ってくる
↓
今更になって地下生活者が出てきて対策委員会編3章開始、原作そのままのシナリオという手抜きをした地下ピーは便利屋68に振り回される
殺してやるぞ陸八魔アル - 12二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:31:37
時系列おつです。
- 13二次元好きの匿名さん24/08/25(日) 20:36:18
殺してやるぞ陸八魔アル、が正しく使われる稀有なスレ
- 14二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 02:35:31
保守
- 15二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 06:47:54
アルが最強すぎる…
- 16二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:49:58
アルが最強なんじゃなくて集まったメンバー全員で最強なんだ
- 17二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 14:10:20
でもアルの人望はある
- 18二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 14:55:10
随分前のスレで例えられていたけどマジでクロスギルドのバギーポジなのよアルちゃんは
- 19二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:18:07
ハルナ「ごきげんよう。アル社長はおられますか?」
ヒナ「…………美食研が何の用?」
ハルナ「ヒナ元委員長。いえ、少々便利屋に依頼したいことが」
ヒナ「お断りよ。貴女たちの犯罪行為に」バッ!!
ハルナ「そこを!そこを何とか!!お金も用意してきましたから!!お願いしますーーー!!!」ズザザーーー!!!
ヒナ「スライディング土下座!?わかった、今呼んでくるから!!」
アル「美食研の料理用ロボットの再教育?」
ハルナ「ええ。ミレニアムのエンジニア部に「美食研が爆破しなかった各店舗の調理技術や味を再現するロボットを開発して欲しい」と頼んだのですが、これがとんでもないポンコツで……」
アル「普通、そこはプログラムの再設定をする所じゃ無いの?」
ハルナ「本来予定していなかった自我に目覚めてる上、そのエンジニア部が引き渡し日から行方不明なのよ。きっと欠陥が発覚して受け渡しまでに時間が無いからと逃げたに違いありません」
カヨコ「リオ、エンジニア部ってそんな無責任なところ?」
リオ「そっち方面では無責任じゃ無いんだけど、善意で色んな機能を付け足して依頼をおじゃんにする方の無責任さはあるわね」
アル「でも、その料理ロボットの再教育なんてどうすれば」
ハルナ「それは……」バンッ!
ソー「それは、この料理を食べて欲しいロン!!」
コー「俺の料理を食べれば再教育の必要はコーだけで十分だと分かるポン!!」
ハルナ「あなたたち!勝手に入ってきて……!」
アル「貴方たちが例の?」
ソー「料理ロボット兄弟!兄のソー!」
コー「弟のコーだポン!さあ、この料理を食べて欲しいポン!!」
アル「ふむ……そこまで言うのなら一口頂こうかしら」スッ……。
ハルナ「あ、アル社長!それは……!」
ぱくっ……。
アル「!?!?!?!?!?!?」ドサッ!!
ムツキ「あ、アルちゃん!アルちゃん!しっかりして!死んじゃ嫌だーー!!」
ソー「な、なんてこったロン!コーの料理のマズさで気絶したロン!」
コー「コーのせいじゃないポン!ソーのせいだポン!!」
ソー「なんだと!」ズドン!!
コー「なんだ!」ズドン!! - 20二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:19:36
ハルカ「消えて下さい死んで下さい消えて下さい死んで下さい消えて下さい死んで下さい消えて下さい死んで下さい」ぶつぶつぶつぶつ…………
カヨコ「…………ハルナ。依頼料はいくら?」
ハルナ「い、今のとこは(電卓を叩く)これほど……それとは別に依頼完了までに出費があればその分経費として申請してくれて構いません」
カヨコ「わかった。この依頼引き受けるよ……社長にクソマズな料理を食べさせておいてこの態度。確かに再教育が必要だね」
ムツキ「なかなか壊し甲斐があるよねぇ!!ハルナちゃん安心してね。この子達の人格。お望み通りじっくりたっぷり時間を掛けて、破壊してあげるから」
ソー&コー『ひいいいい!!!』
ヒナ「よりにもよって社長に最も忠誠心のバカ高い連中の前でこんな事をするなんてね。多分、今のキヴォトスで最も自業自得な地獄を見る連中でしょうね」 - 21二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:19:54
料理ロボット『ソー&コー』
美食研究会がお店で食べる以外に自前でも美食を味わいたいと言う理由で、ミレニアムのエンジニア部に開発依頼した料理ロボット(元ネタは『武者○伝III』に出て来る蒼天丸&紅天丸)。
これまで美食研究会が爆破『しなかった』店の料理人の調理技術や味付けをレシピにした上数値化し、いつ如何なる時でも注文一つで調理出来るように作られている。当初は一体の予定だったが求められる技術が多肢に渡り複雑化したことで一体で賄うことが困難となり、「仕込み味付け用」と「完全調理用」の二つに分けられたことで双子ロボットとなった。
本来ならそこで終わりなのだが、よりにもよって注文を受けていない「戦闘機能」をそれぞれに付与してしまったことで、二つに分けられたとはいえ複数の料理人の技術による複雑なプログラムにバグが起こってしまう。その結果自我が芽生え、しかも非常に我が強く仲の悪いロボット兄弟と化してしまった。なので本来の目的である「協力しての料理作り」などもってのほか。互いに自分だけで調理を行い「味付けは良いが調理が全然ダメ」「調理は良いが味付けが滅茶苦茶」といった地獄のクソマズ料理を生み出すことに…………。便利屋での再教育依頼は上手く行き大分丸くなった模様。ただ、当時の状況を聞こうとするとエラーを発してしばらくの間使い物にならなくなるが…………。
なお、ハルナが受け取り時エンジニア部がいなかったのは逃げたわけでは無く、試運転で作らせたクソマズ料理にアタリ全員救急車で病院に送られたのが原因。しかも急だったので他の部活への引き継ぎもしっかり行われてなかったので、ハルナは「問題なし」と思い二人を連れ帰ってしまった模様。後にエンジニア部は全員怒られた。 - 22二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 15:41:38
- 23二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:27:23
うお、元ネタ懐かしい(コミックボンボン世代
- 24二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:35:51
- 25二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:07:47
保守
- 26二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:24:50
エンジニア部はさぁw
- 27二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 16:27:00
保守
- 28二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 20:46:16
人数増えると出費も増えるからね
- 29二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:15:17
保守
- 30>>124/08/27(火) 23:30:18
上空
コユキ「…う、う〜ん…………ふぇ!?」
トキ「目が覚めましたか。先ほどは手荒な真似をお許しください。一刻を争うようだったのでああするしかありませんでした」
コユキ「え、えっと、その…」
アカネ「よろしければ、これを飲んで落ち着いてください」
コユキ「あ、えっと、ありがとうございます…ふー、ふー」チビチビ - 31>>124/08/27(火) 23:30:28
コユキ「ご、ごちそうさまでした…えっと、それで、なんでこうなったんですか?」
トキ「あれは私が特捜部でエイミとポテチを食べていた時の話でした…」
アカネ「それ、もう少し後から始められませんか?」
トキ「…突然連絡を断っていたリオからあなたを大至急連れてくるように頼まれました」
コユキ「ど、どうして?」
トキ「さぁ。毎度毎度いまいち説明不足なんです、あの人。さて、どうやらあれの中にリオはいるようですね」
コユキ「な、なにあれ…列車に…大砲が乗ってる…?」
トキ「…?なんでしょう、あのヘリ」
アカネ「クロノス…のマークですね。どこから来たのでしょう…なんだかすごく嫌な予感が…」
コユキ「あの、ところでこれ、どうやって降りるんですか?」
トキ「…そうですね。飛び降りましょう」
コユキ「!?」
トキ「列車の真上に来たら操縦をかわってください。私がコユキを抱えて列車上へ飛び乗ります。ヘリはミレニアムに返しておいてください」
コユキ「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!本気ですか!?」
トキ「はい。それしか方法はないかと」
コユキ「む…無理ィィィィ!!!!」
アカネ「そ、そう言われても…」
コユキ「無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!絶対に無理!!怖い!!」
トキ「…ふむ。ならば、私の体に抱きついてください。可能な限り全力で。顔も胸に埋めていただいて構いません。さぁ、早く」
コユキ「うぅ…やっぱりC&C怖い…」ぎゅぅぅ
トキ「絶対にいいと言うまで話さないでください。…安心してください、絶対に落としはしません。それでは、ヘリは任せました」
アカネ「はい…列車砲に近づけます」
トキ「では、飛びます。先ほども言いましたが、絶対に手足を緩めないでくださいね」
コユキ(コクコク)
トキ「…今!」バッ
コユキ「うああああーーーーーーー!!!!」 - 32>>124/08/27(火) 23:32:25
「ぅぁぁぁぁーーーー!!」ドンッ
アル「…今悲鳴みたいなのが聞こえなかった?」
カヨコ「それに上で何かが落ちたような音もしたね。もしかして来たのかな」
リオ「ようやく来たわね…残り時間は…まだ余裕がありそうね」
バン!
トキ「お待たせしました。黒崎コユキをここに連れて来ました」
コユキ「ま…待って…あ、足に…足に力が入んない…」
リオ「お疲れ様、トキ。コユキ、よく来てくれたわ。事態は一刻を争うわ。説明は後でするからとりあえずこのパスワードを突破してちょうだい」
コユキ「え、えっと…いいんですか?ほんとにやっちゃって」
リオ「そのためにあなたを呼んだのよ。お願い」
コユキ「じゃ、じゃあまずちょっと足を…よし。それじゃあちょっと失礼して…」パチパチパチパチパチパチ タンッ
リオ「…流石ね、コユキ」
アル「へ?も、もう開いたの?」
リオ「ほら」
アル「ほ、本当だ…あんなに苦戦していたのに…」
コユキ「…あの、そんなにすごいことしました?」
アル「なに言ってるのよ!リオさえ諦めかけたのよ?貴女がいなかったらどれだけの人が危険に晒されていたのか!貴女がいて本当に良かったわ!ありがとうね!」
コユキ「…にはは」
カヨコ「どう?どれくらいで終わりそう?」
リオ「そうね…思っていたよりは複雑だけど、まぁ間に合うはずよ」 - 33二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:34:44
リオの事呼び捨てにしてるし口悪いし、このトキはヒマリに染まりすぎでは
- 34二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:05:56
アクション映画顔負けのことやってんな
さて、うまく行くかどうか - 35二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:05:58
やっぱコユキはチートよなぁ
- 36二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:44:11
ムツキ「あ~、疲れたぁ!」
ツルギ「今回の仕事は珍しくハードだったな」
アル「その分依頼料はたっぷり貰ったから、良しとしましょう。今日はリオも帰ってくるし、久しぶりに贅沢でも」がちゃ。
リオ「う……ぐす……うう……」
アル「え?リオ?ど、どうしたの!?帰ってくるなりなんで泣いてるの!?貴女」
リオ「社長……なさい、ごめんなさ~~~い!!!」わあああああん!!!
アル「えええ~~~!?ちょっと!?どういうことなのこれは~~~!!!」
アル「貴女、確か大型客船の解体事業に参加してたわよね?」
リオ「ええ……傭兵を雇って人海戦術で事に当たってたんだけど……仕事が終わった直後にいきなり解体した鉄板を全部持っていかれて…………必死に抵抗したんだけど皆やられちゃって…………そのせいで会社からも責任を取らされて、依頼は失敗扱いになってしまって…………傭兵達の給料は全部こちら側になって……大赤字になってしまって。ごめんなさい!ごめんなさい……!」
アル「そうだったの…………リオ、大丈夫。貴女は頑張った。傭兵達も頑張った。その頑張りが報われなかっただけ。我が社のお金でその頑張りに報いることが出来るなら安い物よ」
ムツキ「まあ、新入社員が入ってから失敗したことが無かったけど、この会社で仕事に失敗することなんて良くあることだったしね~。大赤字になっただけで全財産喪ったわけじゃ無いなら気にしない気にしない!」
アル「え、ええ……まあそうね。割とこの会社なら日常茶飯事だから気にする必要も…………いえ、やっぱり少しは反省するべきかしら…………ともかく!今回の仕事は貴女以外を派遣しなかった私のミスでもある!だから気にしないで!!」
カヨコ「まあ、そもそも今のうちの資本の大半はリオが稼いでくれたおかげだから、社全体としては微々たる物だし気にする必要も無いよ」カタカタカタカタ。
アル「………………頭が痛くなってくるわ。で、カヨコは何をしているの?」
カヨコ「船から解体した鉄板の流通ルート。経過報告は聞いてたし、1000枚以上を一気に流通させるにはルートは限られるからね。そこを逆算して奪ってった会社にたどり着こうと…………」
アル「そう………………みんな。これからその会社に『ご挨拶』に行かない?」
便利屋68『……………………』 - 37二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:44:47
秘書ロボット「いやー今回は大儲けでしたなー」
社長ロボット「依頼料は成功報酬で、鉄板を奪えば依頼失敗として奴が人海戦術のために雇った傭兵共の給料も支払わなくて済む。支出は一切無く儲けだけ得られるシステムだ。実に効率が良い。これからもやるぞ」
秘書ロボット「はい。選定はお任せ下さい!」
ずがああああああんん!!!!
社長ロボット「な、なんだ!?」バンッ!!
警備ロボット「襲撃です。十人規模の集団が出入り口から銃撃してきました」
アル「ひと~つ、他人の涙で地面を塗らして高笑う悪党を。ふた~つ、法から外れて倒すアウトロー。みっつ、触れてはいけない私たちの逆鱗……便利屋68見参」
社員「な、なんだお前ら!?」
アル「説明をする必要は無いし説明を聞く必要も無いわ。今から行う事は、そう。私たちが受けた理不尽への『ご挨拶』よ」
ずどどど!!どがあああん!!がんがんがん!!ぼがーーーん!!!
社長ロボット「あ、あの女の会社が攻めて来ただと!!どうしてこの会社が……!」
秘書ロボット「社長!すぐに逃げましょう1ヘリは待機させて……!」
がしゃああああん!!!
全員『ひえええええ!!』
ズギョン!!
アルト君「お前たちは完全な生命体になり得ない。お前たちはここで朽ちよ」がぱんっ!!
ボボボボボボボン!!!ばごおおおおおん!!! - 38二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:45:09
翌日
アナウンサー<次のニュースです。アークドイ鉄板会社が何者かに襲撃される事件が起きました。中にいた人間は全て、社員・役員・警備員・社長関係なく全て銃撃されて病院送りになり、ビルは崩壊しました。またヴァルキューレに鉄板の違法売買の記録や悪事の証拠書類が匿名で送られ、中にはカイザーコーポレーションも関わっているらしき情報もあったとのことで、場合によってはカイザーコーポレーションに捜査のメスが入る可能性も示唆されております。
なお、襲撃者の情報は意外なことに一切無く、襲撃された側も記憶喪失になってしまい、捜査が困難になっているとのことです>
じゅううううう!!!
アル「焼けたわ!はいリオ!」
リオ「あ、ありがとう……でもいいの?テント暮らしなんて」
アル「今回はこちらの気の緩みが原因なのもあるからいいのよ。ここであの時のひもじさを味わい直して、また再起するべきよ!!」
ミカ「それにしても、いきなり「鉄の廃棄場から大きな鉄板持ってきて」っていうから何をするかと思えば、まさか焼き肉とは思わないじゃんね」
アツコ「安心して。ちゃんと洗剤で洗って消毒してから火に掛けてるから」
ユメ「それにしても、あのお金は強奪しなかったんだね。リオさんの苦労で得たお金だったはずだけど」
アル「犯罪組織でもあくまで歴とした会社だもの。私たちの攻撃で負傷した社員達への治療費や退職金を支払う元手は必要だと思うわけ。ま、私たちなりの迷惑料と言ったところね」
リオ「…………社長、みんな。ありがとう。私のために、ここまでしてくれて」
ハルカ「だだ、大丈夫です!便利屋はアウトローですから!舐められたら報復は常識なので!リオさんだけのお話しじゃ無いですから!!」
アル「そうよ!さあ、今日は食べて(ジュースを)飲んで、テント生活で気を引き締め直しましょう!!」
全員『オオーーー!!』かきききききききききぃん!!!!
- 39二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 21:18:05
リオが人前でガチ泣きして落ち込んでるの本編と比べて周りに打ち解けてる証拠だな
- 40二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:05:46
保守
- 41二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 07:58:01
まぁ直接の荒事は向き不向きあるからな
- 42二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:21:44
最悪事業失敗しても良いようにちゃんと傭兵に給金払えるプールしてて後腐れなく畳めてるの普通に凄いわ。普通なら順調でも更なる投資に突っ込んで事業拡大してるから何かしら足が出るもんだしな
- 43二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 08:30:28
- 44二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:54:49
他人を「ひと」と読める1はともかく2と3がかすりもしなくて草
- 45二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 20:02:46
アルはカッコつけたがるあまりそういう事言いそう
- 46二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 20:27:05
- 47二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:03:06
保守
- 48二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:34:46
ナギちゃんw
- 49>>124/08/30(金) 07:53:00
- 50二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 14:27:49
- 51二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 22:47:28
保守
- 52二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:24:18
原作のミカは構って欲しさに地頭の良さを周りがガチギレしちゃうような悪戯気分でやらかすメンヘラ気質があったからなあ。こっちの方もどういう地雷が埋まっているか分からん…
- 53二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 08:13:42
保守
- 54二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 18:33:04
保守
- 55二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 21:09:34
怖いよね、わりと
- 56>>124/08/31(土) 23:07:23
シノン「ご覧ください!アビドスの砂漠に突如現れた謎の列車砲!この列車砲、アビドスの校章と一緒にゲヘナの校章が描かれています!これは一体どう言うことなのでしょうか?あの巨大な大砲を乗せた列車ははたして一体なにを知るのでしょうか!?現在、謎の列車砲は猛スピードで直進中、このまま走り続ければトリニティ随一の大型ステーション、サンクトゥスステーションに激突します!先ほどメイド服を着た何者かが人を抱えて列車に飛び乗りました!この暴走列車が止まるのかは彼女たちにかかっているのでしょう!続報は追ってお知らせいたします…」
ゲヘナ
マコト「( ゚д゚)」
イロハ「( ゚д゚)」
イブキ「?」
イロハ「あれって…」
マコト「…そんなバカな…「ヤツ」の置き土産は全て処分したはずだ…なぜ、よりにもよって一番洒落にならないものが…いいいいイロハ!虎丸を出せ!今すぐアビドスに行くぞ!ヒナも呼ぶ!」
ミレニアム
モモイ「うわぁ…エンジニア部ああいうの好きそう…」
アリス「…」
モモイ「…どうしたの、アリス?」
アリス「…アリスは行かなければなりません」ガタッ
モモイ「へ?行くってどこに?」
アリス「あの列車の中で誰かが助けを求めています!なぜかは分かりませんがそんな気がします!緊急クエスト発生です!アリス、行きます!」
モモイ「な、なに言って…ちょっ、アリス!今日はみんなでたまロー(※)やるんじゃ…行っちゃった…」
※たまロー:たまわりロードウェイの略称。いた◯きストリートみたいなゲームらしい。 - 57二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 06:53:54
状況が状況だけに援軍はいくら来てもありがたいが間に合うかどうか
- 58二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:04:37
補習部『か、可愛い~~!!』
きゅきゅ~~ん
コハル「あ~も~!暴力的なフォルムのくせに~!か、可愛い過ぎじゃない!!」ぎゅ~~!!
アズサ「犬のプログラムがここまで完璧にされてるとは」
ヒフミ「この子を作った人って余程の犬好きだったのかな?」
ハナコ「は~いワー君、おちんちんしましょうね~♪」
コハル「なにロボット犬相手にエッチなコトさせようとしてるのよ!!」
ハナコ「え~?犬の芸の一つにあるじゃ無いですか。脚を畳んだ状態で上体を上に伸ばしてお腹を正面に見せるの」
コハル「そもそもロボットに……」
ハナコ「コハルちゃん?ロボットに何が無いんですか?」
コハル「~~~~~!!!」
ナギサ「…………あの、セイアさん。あのロボット犬、確かゲヘナの会社の物ですよね……?なんでここに?」
セイア「イチカが正実の訓練のためにツルギの派遣を依頼したら、ツルギ本人がパートナーとして連れてきたらしい。で、訓練前に補習授業部と交流させているそうだ」
ナギサ「そ、そうなのですね……ははは…………」
アズサ「しかし、他の補習授業部は近づいてこようとしないな。こんなに可愛いのに」
ヒフミ「まあ一応、あの便利屋68さんが作った兵器扱いですからね。拒否反応が凄いんだと思います」粗方の事情は察し済み
イチカ「みんなー、そろそろいいっすかー?じゃ、こいつ連れて行くっすよー!」キュッ!
ザッザッザッ!
イチカ「じゃ、今日の仮想敵、よろしくお願いするっす」
ツルギ「分かってる。地獄を見る覚悟はしておけ」キュイキュイ!!
リオ「…………っと、言うことが数日前にあって、トリニティからゲヘナを抜きにしても『ワイルド君』の販売をお願いしたいと山ほど依頼が来てるわ。どうしましょう社長。一応生産ラインも預かってるからいつでも量産出来るけど」
アル「とりあえず先生に連絡して……でも、絶対先生倒れるわよねぇ」
そのすぐ後、アルの予想通り先生は倒れ、ワイルド君の量産販売依頼は却下されることになるのだった。ちなみに補習授業部はエリドゥに行けばワイルド君に会えるので四人全員が集まって、ワイルド君が非番の日に合わせて時間を作っては会いに行っているとかいないとか。 - 59二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 17:16:34
アイボかなにか?
- 60二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 21:18:09
元々ペットロボットとして流通させてから「偶然発売された」換装パーツで武装を施して戦力化するという商法で流通させようとか考えてた機体だから、ペットロボットとしては非常に優秀だったんだろうな
- 61二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:22:30
保守
- 62二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 05:08:41
ほしゅ
- 63二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 08:42:00
目指せメダロットみたいなポジション
- 64二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 17:16:51
ほしゅ
- 65異世界から来た高校生24/09/02(月) 17:37:48
ほしゅ
- 66>>124/09/02(月) 21:05:10
便利屋
ミカ「…ねぇ、これってやばくない?」
サオリ「そうだな…もう待機している場合じゃない。それに見ろ、あの二人の姿」
ワカモ「先生が、先生が、先生が…」
ツルギ「…フーッ…フーッ…」ギリギリギリギリ
ヒヨリ「し、シャーレが爆破されてからずっとあの調子です…」
ミサキ「…凄まじい怒り、と言うかもはや殺気だね…話しかけられそうにないよ」
アツコ「…ねぇみんな。私にいい考えがあるんだけど。…私達も現地に向かわない?」
サオリ「確かに行きたいが…」
ワカモ「行きましょう。いま。すぐ」
サオリ「わ、わかったわかった!すぐに支度するから圧をかけないでくれ!ところで、誰か先生の現状を知る人はいないのか?」
ツルギ「シャーレ爆破のタイミングに居合わせていたというミネに先生の安否を聞いているんだが、まだ連絡が『ピロン』…む、噂をすれば…どれどれ」
ミネ<(先生は多少の打撲こそしましたが、命に別状はありませんでした。念の為の安静でしたが目を離した隙にどこかに行ってしまいましたが「アビドスで緊急事態だからごめんん」と書き置きが残されていたので今はアビドスのどこかにいると思います)
ワカモ「ど、どうでしたか!?先生は無事でしたか!?」
ツルギ「…いい知らせが2つある。1つ目は先生が無事なこと。2つ目は私達が今から行くべき場所がたった今決まったことだ」
ミカ「…ところで、ヒナちゃん、どこに行ったのかな?ちょっと前にいきなり飛び出して行っちゃったけど…」 - 67>>124/09/02(月) 21:05:22
とある駅
ヒナ「…来ないわね…ここで間違いないはずなんだけど…」
ppppp…
ヒナ「…もしもし?」
マコト『ヒナ!?良かった、ニュースを見たか!?』
ヒナ「見てないけど…」
マコト『ならば聞け!卒業後に全て処分したはずの「雷帝」のおそらく最後の遺産が動き出した!今アビドスの砂漠を全速力で暴走している。このままではトリニティの大型ステーションに突撃して死傷者が大勢出るぞ!』
ヒナ「そんなことだろうと思った。今ね、私も別件でアビドスのある駅にいるの。と言っても、最終的にはほぼ同じ理由だけど」
マコト『キキキ、なら話は早い!我々は今アビドス砂漠にある格納庫へ向かっている!居場所を言え!回収して一緒に乗せて行ってやろう!』
ヒナ「ありがたいけど遠慮するわ。私、ここで待ち受けなければいけないから」
マコト『…?貴様が待ち受けるような奴がいたか?』
ヒナ「いるじゃない。「暁のホルス」が」
マコト『暁のホルスだと?なぜ今その名前が出てくる?』
ヒナ「その列車砲の破壊を目論んでいるのがまさしくその暁のホルス…小鳥遊ホシノだからよ」
マコト「待て…!あれは暁のホルスといえど、人一人で壊せるような代物じゃないぞ!?しかもただ壊すだけじゃぁ…!」
ヒナ「そう。だから先生に頼まれてここで待ち受けているの。「ホシノを行かせないで」って」
マコト『…ならば仕方ないな…あの場所へはお前無しで行こう。貴様も死ぬなよ?」
ヒナ「当然よ」ピッ
…ピロン
ヒナ「?…!」
prrrrr…
ヒナ「…もしもし、マコト?…急で悪いけど話が変わったわ。居場所を教えるから途中で回収していってちょうだい」 - 68二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 22:53:36
保守
- 69二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 23:52:11
イブキ「いけー!虎丸二号ー!」きゅきゅーーーん!!
ダッダッダッダッダッ!!
マコト「ふは~!犬に乗って地平線を走るイブキは可愛いなぁ~」
イロハ「それは同感です。が、あの犬確か便利屋の試作ロボットですよね?どうしたんですアレ」
マコト「ふっふっふ……このマコト様が直々にヒナと交渉し、特別に二号機と予備パーツ、アフターサービスをもぎ取ってやったのよ。私の交渉術の恐ろしさに恐れ戦くがいい!」
※実際にはスライディング土下座して泣きながら交渉してドン引きしたヒナ経由で先生から特別に許可を頂きました。
イロハ「それはまた壮大なドラマがありそうな……ちなみに、購入費はどこから出たんですか?」
マコト「我が万魔殿の年間予算からだ。なあに、あのイブキの姿を見られるならば安い物」
イロハ「マコト先輩、正座」
マコト「はい」ずさ!
ミカ「あれ~?ヒナちゃん、何か良いことあった~?」
ヒナ「ええ。あのマコトが私にスライディング土下座しながらワー君の特別売買を頼んできたから色々と付けてあげたの。良い臨時収入になったわ」(ゲヘナではスライディング土下座が流行っているのかしら……) - 70二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 05:13:08
色々話が変わったせいでやり易くなったのかやりづらくなったのか……
- 71二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 10:15:11
保守
- 72二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 19:23:55
マコトw
- 73二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 23:23:31
保守
- 74二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 05:25:25
イブキちゃんのためならなんでもするのだ
- 75二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 12:43:54
平和な時空と緊迫した時空が同時進行しておるな
- 76二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 18:07:02
- 77二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:09:13
寿命縮むだけだわ
- 78二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 23:07:44
保守
- 79二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 06:41:37
保守
- 80二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 08:28:16
創作なら温度差もセーフ
- 81二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 10:41:57
ホシノ「あ、社長~。シロコちゃんが来たよ~」
アル「そう。時間ぴったりね。通してあげて」がちゃ。
シロコ「ん、社長、今日は面会時間を作ってくれてありがとう」
アル「構わないわ。仕事の話しだというのなら。けど、リオまで同席して欲しいって何があったの?」
シロコ「結論から言う。エリドゥに私たち用の部屋を貸して欲しい」
リオ「確かにエリドゥは人が住めるように作られてはいるけど……どうして?」
シロコ「ん、普段私たちは仕事の打ち合わせをする時に電話や映像端末で、リモートで会話してる。けど、それだと目の前にいない人間とも会話する機会が無くなってしまう。そのために、宿泊する部屋を貸して欲しい」
アル「ま、まあ。言いたいことは解るし、エリドゥは現状便利屋しかいないから構わないとは思うけど……」
シロコ「それに、ホシノ先輩から聞いてる。既に補習授業部にも部屋を貸してるって。前例があるのなら私たちが借りても問題ないと思う」
アル「あれはワー君を可愛がりたい面々に圧されたというか……リオ、どうかしら?」
リオ「反対する理由が無いわね。不定期とはいえアビドス高校がこちらに外泊するともなれば、手出しをしようと考える人間はさらに減るだろうし。エリドゥを使った不動産業……デメリットは確かに存在するけど、悪くないかも知れないわね。ちなみに、費用は?」
シロコ「一泊二日で三万」
アル「たかっ!?」
シロコ「?大都会の宿泊施設ならそのぐらい……」
アル「せめて月三万にしなさい!!その方が安上がりだから!!」 - 82二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 10:42:11
ヒナ「社長、いるかしら?」
アル「ヒナ。ええもちろん……あら?フウカじゃない」
フウカ「どうも。しばらくぶりです」
アル「今日はどうしたの?ヒナと一緒に来るってことは仕事の依頼よね?」
フウカ「ええ。実はアビドス砂祭りの一件から、百夜堂や玄武商会の皆さんと懇意にさせてもらってて。たまに料理のレシピを一緒に作ったり料理の試食をしてるんだけど。互いの学校にはあまりいけないし、下手な民間施設じゃ襲撃される危険性があるしで……で、それをヒナさんに相談したら」
ヒナ「どうせエリドゥの施設は山ほど余ってるし、良ければここで料理研究でもしてみない?って提案したの。どうかしら?」
リオ「えーっと……フウカさん。この要塞都市は一応超巨大演算装置の役割もあって、場合によっては都市の全機能を封じる必要があるし、ブロック構造で建造物や部屋を簡単に組み替えることも出来てしまうから、場合によっては食材が駄目になってしまう可能性が」
フウカ「あ、それに関しては大丈夫です。都市機能に依存しないスタンドアローンの冷蔵庫を用意することで話が付いてるんで」
リオ「そ、そうなの……ちなみに、お家賃は?」
フウカ「三人で話し合った結果使用頻度も多そうなので維持費込みで各々10万ずつ」
アル「なんで皆お家賃をわざわざ高くしようとするの!?調理場の貸し出しなら月10万でいいから!!」
フウカ「え!?けどそれじゃああまりにも……!」
アル「だったら月一でも良いから、貴方たちが作った料理を食べさせてちょうだい!ね!?」
フウカ「は、はあ……」
ムツキ(家賃が高くて苦労していた頃を思い出すとわざわざ高いお金を払う人たちが心臓に悪くて苦労してるの面白いね~)
カヨコ(まあ、大半は社長の見栄でわざわざ家賃の高いオフィスに部屋を借りてたのが原因だけどね) - 83二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:49:27
アルちゃん、スピンオフでも家賃回りで苦労しまくってるからなぁ
- 84二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 22:32:28
保守
- 85二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 23:38:40
リオ「…」カタカタカタカタカタカタカタ…
カヨコ「…」
コユキ「…」
ムツキ「…」
アル「…!!リオ!!遠くの方に何か見えてきた!」
ハルカ「あ、あれは…」
カヨコ「サンクトゥスステーション…」
アル「も、もう時間切れが迫って…」
リオ「それなら心配いらないわ。ほら」
アル「…これは…完了したってこと?」
カヨコ「そうみたいだね。後は社長に最後の一押しをして欲しいんじゃないかな」
アル「え!?わ、私!?こ、ここを押せばいいのよね?」
リオ「ええ。お願いするわ」
アル「それじゃあ…停止!!」ターンッ
ビーッ
アナウンス「車両駆動部異常発生、フェイルセーフ起動。車両を緊急停止します」
リオ「エラーコードを誤認させてフェイルセーフモードに強制移行させたの。後は車両を後退させて元通りにすれば完了よ」
ムツキ「おぉ…スピードが落ちていく」
リオ「もちろんこのまま後退するようにしてあるから、停止後はそのまま戻っていくわ」
カヨコ「さすがだね…」
アル「よし、早速列車が止まったことを連絡するわね!」 - 86二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 23:39:05
シロコ「ん、次は先生の番」
先生「うん。…あ、上がった」
ホシノ「うへ〜またおじさんの負けだよ〜」
アヤネ「…あの、こんな待ち方してて大丈夫でしょうか?流石に…」
セリカ「でも、あたし達に出来ることって今のところ待つことだけだし…」
ユメ「それに、またホシノちゃんの様子がおかしくなるかもわからないし…ここでこうやって待っているのがいいんじゃないかなって。ホシノちゃん、どう?さっきみたいな感じになったりする?」
ホシノ「いや…そんな感じはしないかな。というか、さっきまであった不快感が嘘みたいに消えたんですよね」
ピロン
ホシノ「?…おぉ…」
シロコ「どうしたの、ホシノ先輩?」
ホシノ「列車が止まったらしいよ。今戻ってくるって」
セリカ「ほ、本当!?」
地下生活者「…ヒヒ。まさか列車砲を止められるとは。しかし、どうしたものでしょう。何一つ上手くいかないですな…ヒヒ、ヒヒヒヒ、そうだ、いいことを思いつきました…最後に笑うのは…やはり小生です…ヒヒッヒ!」 - 87二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 06:34:39
なにやる気だ地下生活者…
- 88二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 12:15:37
わりと余裕あって止められたからな
たいがいの手じゃまた対応されちまうぞ - 89二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 20:25:57
懲りないなぁ
- 90二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 04:43:40
やっぱこいつはしっかり叩き潰さないとダメだな
- 91二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 11:00:15
なんだかんだで世界救ってしまった
- 92二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 18:49:19
季刊世界の危機みたいな事やってるキヴォトスが悪い
- 93二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:59:05
安守ミノリ「失礼する!便利屋68はこの街のこのオフィスで大丈夫か?」ガチャ!
アル「ええ。そうだけど。貴女は?」
ミノリ「あたしはレッドウィンター連邦学園の工務部部長、安守ミノリだ!今日は便利屋に頼みがあってきた!」
ハルカ(あ、あの、レッドウィンターの工務部って、たしか)
ヒナ(ええ。こと土木建築に関しては高い技術を持つ一方、現地の作業員を従えて毎度何かしらのデモやストライキ、破壊活動をすることで有名な根っからの革命家よ)
アツコ(そんな人がどうしてここに?)
ミノリ「頼む!作業用ロボットを作ってほしい!!」
便利屋『へ?』
ミノリ「実は最近何故か知らないが建築ラッシュが続いているんだが、工務部を含めた作業員の数が足りないんだ。そのせいで作業員はどこもかしこも引っ張りだこでな」
アル(ねえカヨコ、これって……)
カヨコ(ワカモたち始め新入社員が増えた分破壊する建物も増えたからね。その影響だと思うよ)
ミノリ「そこで、その人手不足を解消するために、工事作業に適したロボットをこちらで複数開発してくれないだろうか!!無論!依頼料は工務部の予算で支払うし、契約・公文書を書いても良い!」
アル「そこまで書く必要は……ん?でもそういうのってエンジニア部の仕事じゃ」
ミノリ「それがエンジニア部は今スランプに陥っているらしくてな。なんでもクソマズ料理を食べてから新規開発が覚束ないらしい」
便利屋『アレか』
ミノリ「どうだろう。引き受けてくれるか?」
アル「……リオ、貴女予定入ってる?」
リオ「問題ないわ。開発に掛かりきりで少なくとも一週間はそっちの仕事に入れないけど」
アル「分かったわ。貴女が必要な仕事は後回しにするかアビドスなどに手伝って貰うから。ミノリさん。この依頼、引き受けさせて貰うわ」
ミノリ「おお!感謝する!よろしく頼むぞリオ開発主任!!」 - 94二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:59:39
数週間後
アル「で、完成したのがこの機体?」
リオ「ええ。注文が「一つの機体で複数の作業をこなすことの出来る、可能な限りの万能性」だったから。右腕の十徳ナイフを模した工具ツールに各種工具を取りそろえて、左肩にも作業時の身体を支える大型アームを備えてるわ」
アル「性能は大丈夫なの?」
リオ「ミノリ主導の下、実地で何度も工事作業を行ってデータ収集したから大丈夫」
アル「それなら安心ね。……それはそうと、彼女、来ないわね」がちゃ。
工務部員「あの~……すみません。便利屋68さんでしょうか?ミノリ部長の代理で来たんですけど……」
アル「ミノリの代理?彼女どうしたの?まさか事故とか!?」
工務部員「いえ。至って健康です。実は……今関わってる工事現場で給与支払いのトラブルが起こって絶賛ストライキ中でして。こちらにはしばらく来れなくなってしまって。ですので、予定日通りのロボットの引き取りは出来ないが、当初の予定通り代金は支払う。なのでしばらく置いておいてくれとのことです」がちゃ。ぱかっ!
アル「あら、気前が良いわね。分かったわ、そちらの部長によろしく伝えておいてね」
工務部員「はい。あ、それとカツ丼屋の出前を頼んだので、皆さんで食べて下さい。詫び賃の上乗せという事で。でわ!」
リオ「カツ丼か……そういえば、彼女から美味しい特盛りのカツ丼屋さんがあるって話を聞いたことがあったわね」
アル「へぇ。面白そうね。美味しかったら直で行ってみましょうか」 - 95二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:19:57
それからまた少しして……
ガガガガーーー!ザックザック!チュイイイイイン!!
ヒナ「申し訳ありません。今ここは工事作業が通りますので、迂回して下さい」
ミカ「リオちゃ~ん!この発電機どこに持っていけば良い~?」
リオ「それは明日の三階部分のコンクリート入れに使うから、三階部分の足場に持っていって頂戴!」
ミノリ「やあアル社長。進捗はどうか?」
アル「あらミノリ。ええ、ここまで進んでるけど大丈夫かしら?」
ミノリ「……凄いな。予定通りに進んでいる。普通は人員の入れ替えで予定が遅くなったり、逆に仕事が早まったりする物だが」
アル「遅くなったら前任に申し訳ないし、早かったら逆に事故の元でしょ。こういうのは可能な限り予定通りにやるのが一番だと思ってるのだけど」
ミノリ「助かる。すまないな。風邪で引いた部員達の代わりに参加してもらって」
アル「それが仕事だもの。それより、しっかり活用してくれて何よりだわ。アレ」
ミノリ「ああ、『炎上くん』か。役立つように作ってくれた作業機械を無碍に使うわけも無いだろう」
工務部員「部長!大変です!施工主が……!」
ミノリ「…………全作業員!作業中断!我らはこれより、ストライキに入る!!労働者に労農の権利である給与を支払わない権力者を許すな!!」
全作業員『おおおーーー!!!』
アル「えええーーーーー!?」 - 96二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:34:52
アル「いやぁ…本当にリオがいて良かったわ…2人もありがとうね!コユキがいなかったら今頃本当にどうなっていたか…」
コユキ「にはは…褒めても何も出ないですよー…」
トキ「お久しぶりです。どこへ行ったのかと思っていましたが」
リオ「今は便利屋68で会計士をやってるわ。とは言っても会計より発明をしてる方が多いけど。トキは?」
トキ「C&Cに復帰しました。どちらかというと特異現象捜査部にいますが」
リオ「特捜部…となると、ヒマリがいるところね。ヒマリはどうしてるかしら」
トキ「…あなたの話をする度にやれ「なんであの時もっと早く教えてくれなかったんだ」だの「結果的になんとかなったけど毎度毎度危なっかしすぎる」だの「何か協力して欲しいのならもっと詳細に教えてくれ」と」
リオ「…なんか私の知っているヒマリと違うわね」
トキ「私からも、せめて簡潔でもいいので事情は教えて欲しいです」
リオ「う…それは…努力するわ」
アル「さて、後はこれを戻した後ね!これどうするのかしら?」
ハルカ「あ、あの、なんか速度が落ちてるような気g
アナウンス「主砲発射シーケンス起動」
一同「「「「「「!?」」」」」」
アナウンス「発射角度設定完了」
リオ「え、ちょ、な」
アナウンス「エネルギーチャージ開始」
アル「え、なんで…」
コユキ「わ、私じゃない!私じゃない!」
アル「お、落ち着きなさい!誰もあなたを疑ってなんk」
コユキ「私じゃないぃぃぃぃぃ!!!!」
カヨコ「リオ、中断させられない?」
リオ「…駄目、こっちの操作を一切受け付けない!というか…シャットアウトされてる!?どういうこと!?」
地下生活者「…ヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒヒ!ホルスを直接目覚めさせる方法…これはあの女が邪魔でどう仕掛けても防がれてしまいます。もはや同じ手は通じないでしょう。しかし列車砲シェマタ…ただの囮のつもりでしたがたった今小生にいい考えが思いつきました。シェマタで帰る場所をなくしてしまえばいいと!!ヒヒ、ヒヒヒヒ!」 - 97二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:35:18
ネル「…うーん…あらかた探し尽くしちまった…アスナが動かない以上この辺に違いないはずなんだが…アスナもさっきから一歩も動かねぇ…まさか…おいアスナ!大丈夫か!?」
アスナ「…」じーっ
ネル「アースーナー!」
アスナ「…」ごそごそ…ピンッ、カランカラン
ネル「!?ちょ、待t
ドガァァン!!ガラガラガラ…
ネル「ゲッホ…バカヤロウ!!こんなとこで爆破するやつがいるか!!…アスナ?」
地下生活者「フィーヒヒヒヒヒ!…ヒ?」
アスナ「…」
地下生活者「…」
アスナ「…」
地下生活者「…」
アスナ「いたーーーーーーー!?」
ネル「え!?うわ、マジか!本当にいやがった!カリン、あいつら呼び戻してきてくれ!ついに見つけたぞこのクソッタレ!アスナ、取っ捕まえろ!!絶対に逃すな!!!」
地下生活者「ウォォォォォォ!ウォォォォォォ!オ、オオオオオオ!!フゥゥウ!ホァッホァッホァッホァッホァッホァッホァァァ゛ァ゛ァ゛オゥゥ…ホ、ホァァァァァァァ、ホア゛ア゛ア゛ア゛ア、ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」 - 98二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:35:44
…
サキ「まさか部屋を隠してたとは…」
ネル「どうりでアスナが一歩も動かなかったわけだ…」
モエ「ねぇ、こんなのが見つかったんだけど」
サキ「…何だこれ」
モエ「よくわからないけど、ジャマーに似てるかな。爆破と吹き飛んだ石でめちゃめちゃだからこれ以上はわからないけど」
ネル「ま、そんなこたどうでもいいって。とりあえず…オ゛ェッ!!クッサ!!?」
サキ「な、なんだ、この…ドブ川を極限まで濃縮したみたいな悍しい臭いは!?」
カリン「み、ミレニアムには一生縁のないタイプの臭いがする…」
ミユ「今までに入ったどのゴミ箱よりも、く、臭い…」
アスナ「痛い!目が痛いよ!」
ミヤコ「す、すみません…これ以上近づいたら私、多分吐きます」
ネル「よ、よし…それじゃあ、こいつはアタシが引き摺ってくから…お、お前ら、先行け…うっぷ…」
サキ「あ、あれを車に乗せるのか…」 - 99二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:36:11
『炎上くん』
工務部が便利屋に開発を依頼した量産型作業用ロボット(元ネタは『コードギアス 相貌のオズ』に出て来るKMFの白炎。左肩のみヴィンセント・グラムのサブアームが存在している)。
右腕に十徳ナイフを模した巨大な複合ツールが接続されており、通常マニピュレーター、金属ハサミ、ドライバー(仕事に応じて交換可能)、溶接用ガスバーナー(ドライバーに同じく)、ドリル、ライフルの合計六つが装備されている。また左肩の巨大なサブアームを展開すれば、鉄筋などを固定したまま切断出来るなど安全な作業が可能になる。また複合ツールは取り外しが容易で、仕事に応じて装備の変更が可能。
安全第一を目的として工事現場を模した練習場などで作業しながら、双方納得のいく形になるまで何度も話し合い・微調整が行われた。なお、一応扱いは工具と言うことになるので、自衛以外、ストライキやデモ等には基本不参加である。 - 100>>124/09/07(土) 22:45:49
…あ、名前が名無しになってた…
ちなみに>>97の地下生活者の絶叫のあれの元ネタはshadow corridor2というゲームに登場するテルテル坊主の声を文字起こしした物
参考音声
…YouTubeのリンクってそのまま貼って大丈夫かな?
- 101二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 23:02:27
地下生活者の叫び声www
- 102二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 04:46:14
サンキューアスナ
フォーエヴァーC&C - 103二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:16:02
保守
- 104二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 17:53:21
ファブリーズたくさん撒かなきゃ
- 105二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 23:32:47
保守
- 106二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 06:48:36
カタカタカタカタ…………!
アル「はいこれで完了。終わったわよ先生」
先生「ありがとうアル~……!大胆かつ繊細に、スピーディーに捌いてくれたから助かったよ~!」
アル「どういたしまして。けど、ここまで溜まる前に、今度からはもっと早い段階で私たちを雇って書類仕事を片付けるのをお勧めするわ」
先生「本気で検討します……とりあえず、こっちももう少しで終わりそうだから、休憩室で休んでて良いよ。中に入ってるもの好きに食べ飲みして良いから」
アル「手伝う必要はある?」
先生「いや、アルとカヨコが仕分けしてくれて、簡単な物ばかりだから、こっちで何とか出来るよ。カヨコも休憩していいよ!」
カヨコ「こっちももう少し書類仕事をしてる。社長は先に休んでて良いよ。このぐらいなら時間も掛からないし」
アル「そう。なら、お言葉に甘えさせて貰おうかしらね」
がちゃ。
アル「先生の休憩室に入るのも久しぶりね。さて、あの二人が仕事を終える前に、軽く掃除してご飯でも作ってあげましょうかね……ん?なにこれ」
先生「おわった~~!!」
カヨコ「お疲れさま先生。毎回書類が溜まる癖は直した方が良いよ」
先生「気をつけます……もうこんな時間か。夕食はどうする?店屋物でも頼もうか?」
カヨコ「いや、今なら社長が休憩室の片付けをしてからご飯を作って待ってくれてると思う」
先生「相変わらず良いお嫁さんになりそうな子だよね」
カヨコ「…………それ社長に行ったら社長だけで無く色々反応しそうな子がいっぱいいるから気をつけてね」
先生「はい」がちゃ。 - 107二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 06:49:02
アル(酔いどれ)「あ~、先生にカヨコ~。遅かったわね~。もう出来上がっちゃってるわよ~」
カヨコ「ごめん社長。すぐに温めて皆で……って、この匂い。社長、その瓶は?」
アル「『ウォーター』って書かれた瓶詰めのミネラルウォーターよ~!瓶詰めなんて珍しいから飲んじゃった~。しょうがでも入っているのかちょっと衝撃が強いけどぽかぽかして気持ちいいわね~」
先生「それ『ウォッカ』だよ!黒服から貰った物だ!!」
カヨコ「あ~……やっちゃった」
アル「うふふ~、先生~(むにゅう!!)カヨコと私っていう優れたアウトローに大事にされて、両手に華ね~」ぎゅ~~!!
先生「アル!?抱きつくのは拙いから!女の子の柔らかいところが当たって後で後悔するから!!」
カヨコ「…………社長?」
スー…………。
カヨコ「寝ちゃってる。下手に返すと未成年飲酒で捕まりそうだから、ここに泊めてアルコールを抜いてからの方が良いだろうね」
先生「そ、そうだね……カヨコはどうする?」
カヨコ「幸いご飯は私と先生の分は用意されてるし、社長の分はウォッカ飲んで酔ってる内に食べちゃったみたいだけど。社長が何かの拍子に先生を襲わないように一緒に泊まるよ」
先生「そっか。わかった。じゃあ先生はソファーにでも寝るから、二人はベッドに」ギュッ!
カヨコ「…………その、私一人だと不安だから、一緒に寝てくれないかな」
先生「浴衣、持ってきてたんだね」
カヨコ「うん。遅くなりそうだったらこっちでお風呂に入ってからまた仕事して、お祭り気分で帰ろうって話してたから」
先生「アルの分は?」
カヨコ「ちゃんと着付け済み。余程悪夢にうなされてない限りは寝相が良いから寝てる時の着替えは楽なんだよね」
先生「二人のおかげで書類は無くなったし、アルのおかげで散らかりっぱなしだった部屋も片付いてご飯で英気も養えた。また明日から頑張れるよ」
カヨコ「…………頑張るのはいいけど、さっき社長も言ってた事、思い出して貰っても良いかな?」
どさ!
カヨコ「両手に持ってる華も、大事にして」
先生「…………そうだね。私は幸せ者だ。お休み。アル、カヨコ」
カヨコ「うん。おやすみ先生」 - 108二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 06:49:31
チュンチュン。
アル「ふあ~~……よく寝たわ~……あら、浴衣。私いつの間に着替えたのかしら?ん?」
先生&カヨコ『スー……スー……』
アル「な……なな……なんなのよこれはーーーーーー!?」
プルルルル!!ぴっ!
ムツキ<アルちゃんおはよ~!昨日はお楽しみだった~?>
アル「ムツキ!?違うのよこれは……!」
ムツキ<わかってるわかってる!アルちゃんに仕掛けた小型隠しビデオカメラでぜ~んぶ把握してるから!アルちゃんもカヨコちゃんも先生と何も無かったから安心してね~>
アル「そ、そう……私にそんな装置を付けたことを問いただしたいけど、それは後にするとして……良かったわ。もしも先生と……その、そういう関係になっていたら、先生の存在が…………」
ムツキ<う~ん。けどさ、アルちゃんは今自分とカヨコちゃんの事だけを考えた方が良いと思うよ?実はこれ面白そうだったから夜通し見てたんだけどさ>
アル「へ?まさか…………」
ムツキ<ミカちゃんとワカモちゃんとホシノちゃんが今にもキレそうな勢いでシャーレに向かいそうな勢いだから。ヒナちゃんとツルギちゃんは無反応どころか思うところがあったのかノーコメントだったけどね>
アル「…………とりあえず。二人が起きて一緒に朝ご飯を食べてから考えるわ」
ムツキ<生きててねアルちゃん。カヨコちゃんに先生も>ピッ!
- 109二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:45:03
シャーレ壊滅の危機w
- 110二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 17:28:07
逃げるよりは待ち構える方がマシなのか
- 111二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:29:44
アル「だってどうしてこうなったか分からないのよ!?まずは先生とカヨコが起きてから話を聞かないと訳が分からないでしょーーー!?」
カヨコ(ムツキの反応からして、たぶん私と先生の会話も見られてた、聞かれてた。起きたくないけど社長がまずいし…………)
先生・爆睡中
- 112二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 06:14:38
保 守
- 113二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 15:14:46
保守
- 114二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:49:22
骨は拾ってやる
- 115二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:50:43
保守
- 116二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 05:10:53
先生、生きてられる?
- 117二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:27:49
プルルルル!がちゃ。
アル「はい。便利屋68。百鬼夜行連合学院?仕事の相談でこれから?ええ、構いません。お待ちしています」
サオリ「百鬼夜行?久しぶりだな。ユカリ以来か」
アル「今連絡をしてきたのは『忍術研究部』と言うらしいわ。動画を投稿しているらしいから、えーっと……聞いた名前は『少女忍法帖ミチルっち』ね。せっかくだし来るまでに相手の情報収集がてら投稿した動画でも観てみましょうか」
サオリ「忍者というのはいわゆる工作員だよな?わざわざそんな物になりたいのか?」
アル「あら。忍者ってドラマの題材になったりするほどメジャーな職業よ?中には破壊工作がてら派手な技を使ったり……あ、見てみなさいこれ」
サオリ「…………この動画、わざわざ岩を薄くして火薬も仕込んで破壊を演出しているな。隠密活動時の破壊行動としては落第も良いところだが」
アル「あら、こういうの分かるの?」
ワカモ「破壊工作をするために、細工する対象の状態を把握するのも必要ですから。私としましては動画映えもあって芸が細かいと感心しますけど……ところで社長。私どもは如何いたしましょう?また先生のところにお邪魔するのですか?」わくわく
アル「今日はそんなことしないわ。ワカモを見て退散するならそれだけだし」
ワカモ「そうですか」しょんぼり
サオリ(激しく落ち込んでるな)
壱時間後
バアアアアアン!!!
千鳥ミチル「たのもーー!!百鬼夜行連合学院『忍術研究部』の部長、千鳥ミチルが来たぞーー…………ッ!?って、なんで狐坂ワカモがいるんだーーー!?」
ワカモ「こうやって驚かれるのも新鮮ですわね」
アル「えーっと、彼女もここの社員なの。大丈夫、私たちが彼女の期待を裏切らない限り、彼女も勝手な事はしないから」
ミチル「そ、そうなのか……いや、すまない。他人様の会社で声を荒げて驚いてしまい」
サオリ(ドアを背後にいる部員のカセットテープの効果音付きで思いっきり扉を開けて挨拶したことは大したことは無いのか)
アル「さ、座って座って。今回貴女方がしたい依頼って何かしら?」
ミチル「ああ、実は」 - 118二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:28:45
アル「忍者ショーの共演と監修?」
ミチル「うむ。忍者の存在と面白さを可能な限り広げるため、地道に動画配信をしているが、中には実際に戦闘で使っている場面を見たいと言う視聴者もいてな。物は試しに、とりあえず一回だけ、ヒーローショーのような感じで撮影しようかと思って。その相手役をお願いしたい」
アル「相手役は構わないけど、監修って?」
ミチル「勘解由小路ユカリが様々な技術をひっさげて強くなって帰ってきたって話を聞いてね。少なくとも体術・爆薬のスペシャリストがいるってことは分かってる。私たちは最高の忍者になるために修行をしているが、アクションに使えるほどの技を持っているかは判らない。それと、ショーに使う火薬の量やタイミングも動画配信と勝手が変わる。今までと違う環境を、私たちだけでやるには荷が重すぎる。頼む!引き受けて貰えないだろうか!!」
アル「……サオリ、貴女、体術は教えられる?」
サオリ「今回は……そうだな。まずそちらが使える体術を教えて貰えるか。それを見て、使える物を教える、スタントに使える技術を教えると言ったところか。これまでに調べた忍術の資料も全部見せて貰うが、構わないか?」
ミチル「構わない。むしろ、それを見て忍術に興味を覚えてくれたら喜ばしい限りだ!あ、依頼だが」
アル「ヒーローショーとしてネット公開するんでしょう?それに加えて、どこかで場所を借りて忍者ショーをやって、子供を中心に観客を集めてお金を入れましょう。その辺り我が社には実績があるから安心しなさい!」
ミチル「ありがとう!よろしく頼む!!」
久田イズナ「せやあ!」ぶおん!ぱしん!
サオリ「声が軽い!でえいや!!」ぶおん!どおん!!
イズナ「くっ……!おおお!」ばん!
サオリ「悪くない動きだ。お前には下手な座学よりも身体で覚える方が良さそうだ。休みなく行くぞ!」
イズナ「はい!!」 - 119二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:29:12
…………ふうう。
大野ツクヨ「ど、どうでしたか……?」
ヒヨリ「す、すごい……ヒヨリよりも存在感が無かった。これがあれば皆に見られなくなるのになぁ」
ミサキ「そこから一気に攻撃に転じられれば強みになるんだが、その間がのろくて大きな好きになるのがネックだな」
ハルカ「あ、アル様から、わ、私が適任だからと言われてきました。こんな役立たずでもゴミほどの役に立のであれば、よろしくお願いします!!」
全員『ああ、確かに適任だ』
ムツキ「結構火薬使うねぇ」
ミチル「忍術は基本地味だからね。興味を持って貰うためにも、爆薬含めて派手さが結構必要だから。それに、かっこいいし」
ワカモ「これは、爆薬の量や使用タイミングに神経を使いそうですわね。なんだかんだ良い勉強になりそうですわ」
アル「リオー?アビドスにショーの許可を貰えたわよー……あら?」
カヨコ「リオは舞台装置の開発に行ってるよ。あと、アビドスから許可を貰えた時のために、お金周りや部隊設置の計画書、他諸々の書類。後で確認しておいて。アビドス、砂祭りじゃ無いのに良く許可が取れたね」
アル「場所代を売り上げに応じて三割譲るって話したら「ユメ先輩を司会のお姉さんにして」って条件付きでオッケー貰えたわ」
カヨコ「絶対ホシノだよねそれ」
ショー当日
アヤネ『皆様お待たせしました。本日は百鬼夜行連合学院非公式部活『忍術研究部』と、便利屋68による忍者ショーのご観覧に着て下さり、誠にありがとうございます。この舞台は後日、『少女忍法帖ミチルっち』にも期間限定で配信予定です。今日の舞台を振り返りたい方々は、そちらもご覧下さい。
それでは、しばしの間、忍びの世界を、どうかお楽しみ下さいますよう』
パチパチパチ!! - 120二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:30:16
ユメ(司会のお姉さん)「時は現代、キヴォトスの闇に栄える悪があり。人々はその悪に怯え、奪われ、日々泣いておりました。そんな悪に対し、三人の忍びが悪を倒さんと立ち上がりました」
ミチル「絶景かな絶景かな。キヴォトスを照らす営みの光」
ツクヨ「で、ですが……この光は悪の光。その下の暗闇では今も大切な何かを奪われて泣く無辜の民達が……!」
イズナ「おのれ悪代官!貴様の悪事、必ずや我ら忍者が成敗してくれる!!」
ユメ「一方、キヴォトスを支配する悪は、この三人の忍者を相手に興味を示さず、酒に溺れておりました」
アル「おーっほっほっほ!!このキヴォトスを支配する悪の組織『68』に仇為す愚か者がいるなど、実力の見えぬ愚者に気を配る必要は無し!さあ、今日も仕事終わりの酒を味わいなさい!」
家臣団『ハハーー!アル様誠にありがとうございます!!』
家臣「アル様、アル様のポスターに泥を掛けたという理由で子供を暴行し引っ捕らえた警察が来ております。処刑を求めておられますがいかほどに?」
アル「ちょっと待ちなさい!?たかがポスターで人の命を奪うなんて何を考えているのよ!!むしろそんな警察は首にしておやりなさい!!子供には厳重注意の上職権濫用の謝罪として金を包んでおやり!」
家臣「おお!影で済ませばいい物をわざわざアル様のお耳を汚した物を消し、口封じに大金を与えるアル様の深慮、誠に感服致しました。では、後の処置は私にお任せを」
アル「え、ええ。そうして頂戴」(台本にはアドリブで何かやってって話しだったけど、なんでこんな度を超えた悪事をしなきゃいけないのよ!?)
ユメ「己の心の平穏のためならば、身内にも外様にも現実を見せつける悪の組織の首魁である陸八魔アルに対し、皆恐怖しておりました」
全員(これ恐怖する意味合いが全然違うんじゃ無いの?)
やがて話は進み家臣団は一人ずつ倒され、ついに首魁たるアルも倒されるように。しかし筆者の文章力の問題で割愛します。申し訳ない。
ミチル「陸八魔アル破れたり~!」
ツクヨ「これで、街は平和になるんですね」
イズナ「…………え?なにこれ?」
ズゴゴゴゴゴ!!!
ユメ「え?なに!?なんなのこれ!?」
ゴウンゴウンゴウンゴウン…………ずずん!! - 121二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:30:44
リオ「『はーっはっはっはっは!!!陸八魔アル等という我が傀儡を倒したぐらいで街の平和を手に入れた気になるとは、実にお笑いである』そういうと、その巨体は忍者達の前にその姿を現したのです!!」
ツクヨ「こ、こんなの、台本に載ってなかった……」
ミチル(ちょっと社長!?どうなってるの!?)
アル(私も知らないわよ!?リオ、どういうこと!)
リオ「劇には意外性が必要だと思って、三人の動きを平均化した忍者型ロボットの開発をしてたの。劇の反応見ると何故か社長に同情しちゃって、ミチル達への関心が薄いから、ド派手に彼と戦って貰おうと思って」
アル(そういうことを先に言わないから混乱しちゃうでしょーーー!?)
リオ「え……ムツキ室長には報告したけど」
アル「ムツキーーーー!!」
リオ「オホン。『吾はこの街に残された古代兵器。この街を守るために作られたガーディアン。悪を持って恐怖政治を行い、弾圧で街を護り続ける我が在り方に反した陸八魔アルを潰してくれたことに礼を言おう。貴様らが奴の後釜となるのならば、今度は善性によって街を守ることを許そう』」
イズナ「ふざけないで!悪でありながら、誰かを護り続けた彼女を陸八魔アルを侮辱することなど、倒した私たちが決して許しません!!」
ミチル「イズナの言うとおり。ここで貴様に与するも、倒されるのも、彼女に合わせる顔が無い!!」
ツクヨ「た、倒しましょう!陸八魔を、皆の人生を狂わせた元凶を……!」
リオ「『こい!未熟な忍者共よ!!』」
どおおおおおおおん!!!
この後三人と陸八魔アルは無事にロボットを倒し、無事主役としての格を手に入れ、舞台を成功させるのだった……アクションシーンは(先述と同じ。マジごめんなさい) - 122二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:31:11
ミチル「いやー、今回はありがとう。いい宣伝になったよ」
アル「どう?あれから動画サイトは」
ミチル「他の動画は再生数はいつも通りだけど、あの劇は視聴者数十万を超えたよ!動画収入もすごいすごい!!これでもっと忍者の世界を広める資金になるよ!けどいいのかい?あの忍者ロボット、こっちで貰っちゃって」
アル「構わないわ。こう言っては申し訳ないけど、忍者ってうちでは使い道があまりないし、最後の場面で貴方たちを混乱させた迷惑料は支払わないと。今後の動画配信の役に立てて頂戴」
ミチル「社長……わかった!ありがとう!人手が必要になったら言ってくれ!忍者で良ければ手を貸そう!では!」バタン!
アル「…………さて。ムツキ、リオ」
『はい』(私たちは報連相を怠りましたと書かれたプラカードを持って正座している)
アル「今日はみっちりお仕置きしてあげるから覚悟しなさい」
『はい……きゃあああああ!!!』 - 123二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:51:01
ダンゾウ
リオが開発した3メートル級ロボット(元ネタは『第二次スーパーロボット大戦OG 』に出て来る『ジンライ』)。
便利屋で猛特訓をした三人のデータを基に平均値化して、彼女たちにだけ倒されるように設定されている。舞台におけるやられ役として作られた機体。しかし当然実戦運用も可能で、人間の如き軽やかな動きと力強さで忍者と言っても過言では無い強さを持つ。背部にはワイヤーアンカー付きの鞘が装着されているが、鞘の中身はショットガンで、引っかけて手繰り寄せた相手に至近距離で何発もショットガンをぶっ放す戦法をとるため(これはハルカの動きが元になってる)。
万が一、劇の反応が微妙になった時のために用意したてこ入れで、一応ムツキを通してアルに報告していたと思っていたリオだったが、ムツキが悪戯心と、演技じゃ無い素の反応で舞台を盛り上げることを思いついたために、つい報告しなかったために若干ばか混乱することとなった。後に二人はアルにお説教されてお仕置きもうけている。
腰のフロントアーマーには『神無』と書かれており、リオ的には「忍者とは神に頼らぬ者」という意味で付けたらしい。なお、ちゃっかり量産機も複数生産しており、迷惑を掛けたとして諸々譲渡。動画撮影時の道具出しやスタジオのセットなど黒子的な役割に利用されている。 - 124>>124/09/11(水) 08:59:26
列車砲 シェマタ
アナウンス「発射3分前」
アル「カヨコ!どうだった!?」
カヨコ「駄目…チャージキャンセル装置も効かない!片っ端から火器管制周りのヒューズや外せるケーブル全部外してみたけどそれでもチャージが止まる気配がしない!」
リオ「別のところからのアクセスも試みたけど同じような画面しか出てこない…」
アル「そんな…ここまでなの…?」
リオ「ごめんなさい…本当に、ごめんなさい…」
アル「ま、待ちなさい!まだ発射された訳じゃないわ!まだなんとかする方法があるはずよ!」
ハルカ「…? !! あ、アル様!遠くの方から誰かが走ってきます!?」
アル「へ!?ここ砂漠のど真ん中よ!?」
ムツキ「で、でも本当に全力疾走でこっちに向かってくるよ!?」
アル「み、みんなそこから離れなさい!」
メギャァァァ!!ドンガラガッシャァン!!!
コユキ「ひぃぃぃ!?…あ、あれ?ミレニアムの制服?」
リオ「…アリス?」
アリス「…リオ!やっぱり貴女だったんですね!勇者アリス参上です!」
アル「え、えっと、知り合い?」
リオ「ええ。彼女は天童アリス。私も彼女のことはよくわかっていないんだけれど…一言で簡潔に言うなら彼女は…キヴォトスの常識を超越したスーパーロボットよ」
ムツキ「ろ、ロボット?どうみても人間じゃん!?」
アル「いやいやいやいや!普通の人間はあの鉄の壁なんて破れないわよ!?この壁すっごい分厚いわよ!?」
カヨコ「今はそんなのどうでもいいから!…それで、何か手があるんだよね?」
アリス「はい!アリスが列車砲をハッキングして止めます!」
リオ「で、出来るの?」
アリス「ここにくる途中でケイに乗っ取られてた時の記憶を探りました!今ならケイがやった時のように出来るはずです!」
アル「…ね、ねぇ、全く話についていけないんだけど…」 - 125>>124/09/11(水) 08:59:47
カヨコ「…」
アナウンス「発射1分前」
ハルカ「も、もう撃たれちゃいます!」
リオ「…それじゃあ、お願いするわね。…無理はしないでね?」
アリス「はい!では、始めます!」ポワ…
ムツキ「え!?目が光った!?」
アリス「…」キィィィィ…
アル「…ね、ねぇ、本当に大丈夫なのよね?貴女でもお手上げだったのになんとかなるの?」
リオ「…彼女を信じましょう」
アナウンス「発射30秒前」
アル「…」
カヨコ「…」
リオ「…」
コユキ「…」
トキ「…」
ハルカ「…」
ムツキ「…」
アナウンス「10、9、8、7、6、5、4、3、2」
アリス「…!!!」
アナウンス「いt…」
… - 126二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 18:31:51
保守
- 127二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 20:51:12
ギリギリ解除は基本
- 128二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 23:45:45
保守
- 129二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:44:21
間に合ったよな?
- 130二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:53:11
ヒヨリ「おおう、これは……」
ハルカ「はわわ!こんなこと……」
ミカ「うーわー、こんな事出来ちゃうんだー……」
イチカ「ちわーっす。社長さんいるっすかー?って、何やってるんすか。ミカ様も一緒になって」
ミカ「あ、イチカちゃん」ちょいちょい
イチカ「いったい何を見て……ふおお!?」びくん!
ミカ「ヒヨリちゃんが路地裏で捨てられてたエッチな本を拾ってきたらしいんだけど、今それを暇だからって読んでたの」
ハルカ「こ、こんな……女の子をボコボコにしながら……」
ヒヨリ「おおう。こんな凶器が体内に……人体の不思議……」
ミカ「凄いよねー。こーんな日常で使う物すらこんな本のネタになるなんて」
イチカ「いや、仮にもティーパーティー所属のミカ様がアリウスやゲヘナの生徒と一緒にエッチな本を興味津々に見ているこの状況、洒落にならないっすよ…………おおう。銃にこんな使い方が」
ツルギ「何をしているんだ?」
イチカ「ツルギ先輩!?いや、これは……!」
ツルギ「!?」(え?うそ、男性が女の子にこんな……お、男の人はこういうことをしたいの?つまり、先生、も…………!?!?!?)
イチカ「あの、ツルギ先輩……?」
ツルギ「あ……ああ……きしゃあああああああ!!!」どばごおおおおん!!
ミカ「あー、ツルギちゃんには刺激が強すぎたかー。じゃ、読書会はここまで!社長に見つからない内に片付け片付け!念のため秘密基地に隠していつでも見られるようにしよー!」
ヒヨリ&ハルカ『はーい!』
秘密基地:エリドゥ内に存在する貸金庫に相当するビル。個人・グループで共有する秘密を預けており必要に応じて取り出してはビル内の部屋でお楽しみしている(例:ヒナ&アルなら「ヒナを寝かせる子守歌の歌詞カード」など)
イチカ「………………私もいいっすか?差し入れ持ってくるんで」 - 131二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 17:10:33
保守
- 132二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:03:20
イwチwカwww
- 133二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:54:58
男子中学生で草
- 134二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 03:19:03
保守
- 135二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 05:18:56
思春期やねぇ
- 136二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:59:58
がちゃ。
ヒナ「ただいま」
アル「お帰りなさいヒナ……って、何この臭い!?」ぷ~~~ん!!
ムツキ「うえ~!アンモニアの臭いだ~……!公衆トイレに一週間以上居たの~?」
ヒナ「違うわ。サメの煮こごりよ」すっ。
アル「さ、サメの煮こごり?……あら、臭いはともかく味は悪くないわね」もぐもぐ。
ホシノ「でもなんでサメの煮こごり?確かヒナちゃんの今回の仕事って豪華客船での先生の護衛だったよね?」
ワカモ「うらやましいですわ。ドレスを着て先生と一緒にパーティーでダンスを踊って大人な時間を…………!」ぎりぎりぎりぎり!!
ツルギ「落ち着けワカモ。気持ちは分かるがな」
ヒナ「そんないい物じゃ無かったわ。楽しめなかったもの」
アル「何かあったの?」
ヒナ「パーティー中に強盗がやってきて身代金要求しようとしてくるし」
便利屋『うわぁ……それは不幸な(犯人が)』
ヒナ「面倒だったから手早く片付けたんだけど、今度はサメを巻き込んだ台風が沖合に現れて豪華客船が巻き込まれそうになるし」
便利屋『シャー〇ネー〇!?』
ヒナ「船に飛ばされるサメたちを撃退しながら、爆発物を外側に満載させたアルト君を吶喊させて自爆させて台風を散らして、船や海面に叩き付けられたサメの片付けに付き合わされて散々だったわ。これはその内の一つで作ったお土産よ。今頃給食部はサメ食材の有効活用を考えるためにてんやわんやでしょうね」
アル「あー、それで今朝からニュースで『サメの大漁で値崩れ起こしてる』なんて話になってたのね……それじゃあ、せっかくの豪華客船も楽しめなくってストレス溜まったでしょうね」
ヒナ「ん……ストレスは、そこまで溜まってないから安心して」
先生「お疲れさまヒナ。ヒナのおかげで被害は船が傷ついた程度で何とかなったよ。何か私が出来る事はあるかな?」
ヒナ「…………ねえ。久しぶりに、一緒に寝てくれない?頭なでながら」
先生「……そうだね。ここしばらくやってなかったし、それでいいなら。頑張ったねヒナ」なでなでなで
ヒナ「ん、先生…………(好き)」
ヒナ「………………」
ワカモ「ヒナさん……一緒にこの煮こごりを食べましょう?さあイッキイッキ」ぎぎぎぎぎ!!
ミカ「あー!ワカモちゃんずるーい!私もやるー!」ぎぎぎぎぎ!! - 137二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 17:53:08
そういえばこのエリドゥ、今どれだけの人間が住んでるんだろう。
便利屋初期組とアリウス組は確定だとして、少なくともホシノはアビドス時代からの家に住んでるだろうし…… - 138二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:00:37
保守
- 139二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 06:08:30
- 140>>124/09/14(土) 15:34:24
…
アル「…止まった?」
ムツキ「発射音はしなかったよね?」
コユキ「い、生きてる…?」
ゴトン、ゴォォォ…
カヨコ「…動き出した」
リオ「アリス!」
アリス「…リオ!」
リオ「大丈夫!?なんともない!?」
アリス「はい!アリスは元気いっぱいです!」
リオ「…良かった…そういえば!…アクセスできる…プログラムも何かしら書き換えられた形跡はなし…どう言うこと?」
アル「まぁ、それは後で考えましょう。とりあえず早く列車砲を戻さないと!」
砂漠上空
シノン「…えー、先程まで、列車砲の砲身から光が漏れ出ていましたが…消えましたね…一体何だったのでしょうか…」
マイ「ちょ、ちょっと!露骨に残念そうな顔と声やめなさいって!」
ヒナ「…ねぇ、もうちょっとスピード出ないの?」
マコト「無理に決まってるだろ!?虎丸はこれでもベースのやつより相当速い!それにこの砂だ、いくら戦車といえど虎丸のパワーで全速力を出したら足を取られる!それにイブキ!ヒナのツノで遊ぶんじゃない!本当なら万魔殿でお留守番しているはずだったんだからな!どうやって虎丸に潜り込んだんだ!?」
イブキ「ごめんなさい(´・ω・` )」
ヒナ「まぁ、ツノは折ったりしなきゃ別に構わないわよ。そうそう折れるものでもないし」
マコト「ヒナ…あまりイブキを甘やかさないでくれ。あぁイロハ、少し右に軌道修正だ」
イロハ「りょーかい」 - 141>>124/09/14(土) 15:34:35
ミヤコ「…」
サキ「…」
モエ「…」
アスナ「…」
カリン「…」
ネル「…嘘…だろ…」
サキ「これだけ通気よくしているのに悪臭が…」
ミヤコ「しゃ、喋らないで…車の振動でもういっぱいいっぱい…」
カリン「ま、待ってくれ…可能な限り全速力だから…」
モエ(くさやの時みたいなときめきが一切感じられない…こんなの世に流しちゃダメだ…うっぷ)
サキ「ミユは…ダメだ、死んでる」
ミユ「」チーン - 142>>124/09/14(土) 16:13:44
一応全員エリドゥに自分の家、というか部屋は持っている(帰るのが面倒な時とかに活用しているとか)
普段からエリドゥにいるのは初期メンとアリスク、リオ、ワカモあたり
ホシユメはホシノの家に一緒に住んでる(ユメが住んでた所は死後引き払われたが残ってた家財はしれっとホシノが引き取ったので残っている。流石のユメもこれにはちょっと引いたらしい)
ヒナとツルギは少なくとも卒業するまでは今の場所に住むんじゃないかな(特にヒナはゲヘナがアレだし)
ミカもエリドゥにいることが増えたがそれ以外はトリニティにいる(ナギサの尽力で一応お茶会に出れてるらしい)
ちなみにワカモは所在が割れないようにと家とは別に拠点をいくつか持ってたけど最近はエリドゥに定住しているとか
- 143二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 18:17:03
部外者こないなら定住してても問題ないな
- 144二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:34:23
保守
- 145二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 07:28:37
定住してると手紙や荷物を届けやすいかな
- 146二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 12:28:20
ミカ「ふ~んふ~ふふ~ん♪」
ツルギ「失礼しますミカ様……ミカ様、また宅配したのですか?」
ミカ「うん!荷物を便利屋宛にしたら必ず誰か居るから受け取ってくれるし、わざと受け取り拒否したり壊すような人が居ないから安心だからね☆」
ツルギ「そ、そうですか……しかし、物が増えましたねこの部屋」
ミカ「だってトリニティの寮には物を置いてないからね☆以前あった物は殆ど燃やされちゃったし☆」
ツルギ「あ(察し)…………無神経でした」
ミカ「いいのいいの☆そのおかげで良い出会いもあったから!」
ツルギ「(話題を変えよう)し、しかしそれだと自殺前の片付けをしているようにも見えますね」
ミカ「あははー☆私の状態は殆どの生徒が知ってるはずだし。今時そんなこと考えるような人が居たら見てみたいよー☆」
ツルギ「そういえば、ミレニアムで先生のお腹出しパジャマ姿の寝相写真が出回っているって話を聞いたんですけど…………」
ミカ「なになに?どんなの?聞かせてツルギちゃん」めっちゃわくわくしてる
ナギサ「ミカさんの部屋の調度品がベッドと机とクローゼットのみ……寝て起きるぐらいしか使っていないような生活感の無さ……まさか、ミカさん!?ミカさんの無事を確認しないと……!」ダッシュ!
セイア「落ちつくんだナギサ!単にミカの私物が燃やされたから対策のために物を必要以上に所有していないだけだ!それはそれで問題だが、とにかく落ちついてくれナギサーーー!!」
ハナコ(う~ん、便利屋さんの事務所であるエリドゥに部屋を持ってて、そこに私物を置いているだけと言うのは……もう少し黙っておいてあげますか) - 147二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 18:48:19
秘密を知る人は少ない方がいいからね
仕方ないね - 148二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 23:57:35
かきかきかきかき。
ナギサ「……セイアさん。いかがですか?」
セイア「うん。問題ない。シスターフッドや救護騎士団の方も二日ぐらいなら仕事をしなくても問題ないぐらいにはなった。警護として着いてくる正義実現委員会も同じだね。でも、本当に行くのかい?」
ナギサ「ええ。そのために仕事を終わらせたのです」スー……かちゃ。
ガタッ!
ナギサ「さあ、行きますよ!エリドゥのお忍び視察へ!!」
数日前
アル「ティーパーティーがエリドゥにお忍び視察しに来るですって!?」
イチカ「そうっす。とはいえ、お忍びとはいえ今のティーパーティーで単独行動は難しいっすから、シスターフッドや救護騎士団も同行するとか。ちなみに正実も警護として同行予定っす」
カヨコ「正気じゃない……いくらお忍びとはいえ、仮にもゲヘナ学園の生徒の会社に、トリニティ学院のトップ層が揃ってやってくるなんて。下手をしたらゲヘナとの全面戦争だ」
リオ「それなんだけど。先生とネルに確認を取ったら、この要塞都市、所有権は私に戻ったとは言え、表向きは今でもシャーレとミレニアムの共同管理と言うことになってるみたいで。そこを重点的に突かれたみたいね」
ミカ「ごめんねー。ナギちゃんそういうのは得意だから」
アル「で、でもどうして今更そんなことを……?まさかコレを機にエリドゥの所有権を自分たちの物にしたいとか?」
イチカ「それなんですが……ハルカ経由で理由を聞いたんですが……」
ツルギ「何かあったのか?」
イチカ「なんでも、ミカ様がいい笑顔で仕事をして、補習授業部が入り浸っている会社にものすごい嫉妬してるようで」
頭を抱えてる全社員『……………………』
ミカ「ごめんねみんな。ちょっとナギちゃん折ってくるね」
アル「はあ……正当な手続きをしている以上、理由はどうあれ我が社への視察を断る理由は無いわ。イチカの面目を潰すわけにも行かないし。この依頼引き受けると伝えておいて」
イチカ「感謝するっす」 - 149二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 23:57:59
サオリ「社長、私たちはどうする?また先生のところにお邪魔になるか?」
ワカモ「いいですわね。先生ならばきっと……!」
ホシノ「あー、なら丁度良いや。社長、アビドスにこの五人借りられないかな?さすがに六人だと学校の掃除が間に合わなくてさー」
ユメ「実は最近砂漠にサメみたいなのが出るって話しもあって、その討伐もお願いしたいんだよね。まあ多分エンジニア部の作品だと思うけど」
サオリ「砂漠でサメ猟か。まるで最近遊んだモンスターを狩るゲームみたいだな。私たちは構わない。社長」
アル「ええ。先生に何度も頼れないし、遊ばせるよりはずっといいし。その依頼引き受けたわ。いいわねワカモ?」
ワカモ「はい。承りました」しょぼん
アル「他の皆はトリニティ学院のお忍び視察の案内役!普段の仕事を含めて何を見せるかの打ち合わせよ!」
全社員『はーい!』
当日
ナギサ「ごきげんよう。トリニティ学院『ティーパーティー』会長、桐藤ナギサです。本日は突然の訪問を受け入れて下さり、誠にありがとうございます」
アル「『便利屋68』の社長陸八魔アルよ。いえ、我が社への視察を希望された方々を無碍に扱うのはアウトローとしてあってはならないので。精一杯歓迎させて貰うわ」 - 150二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 23:59:17
ざっざっざっざっ。
ナギサ「では、移動しながらで申し訳ないのだけど、この要塞都市の説明をしていただけないかしら?」
アル「ええ。構わないわ。リオ」
リオ「かしこまりました。この要塞都市には多数の砲台と警備ロボットが常駐しており、整備ロボットにより自動で整備されながら待機し、いつでも出動出来る態勢を整えております。このように」ぴっぴっぴ!
ぐおん!ごうんごうんごうん!ぎゅあああああ!!
トリニティ『オオーー!!』
リオ「また、殆どの建物はブロック構造となっており、ビルの内部だけで無くビルそのものの階層をそっくりそのまま入れ替えることが出来ます。ですので、万が一の襲撃の際、要人を守るために階層を組み替えて逃げ道を作ったり、逆に犯人を閉じ込める袋小路を作ることも可能です」
蒼森ミネ「つまり、救急搬送された患者をすぐさま病室や手術室前に運ぶことも可能なのですね」
鷲見セリナ「患者さんの中にはリハビリルームに行くのにも苦労する人もいますし、瞬間的にリハビリルームに行ければ大分楽になりますね」
朝顔ハナエ「お見舞いに来たご家族と別れる時も、入り口まで着いていけますね!」
アル「ここは工房です。我が社で使用するロボットの開発、銃やロボットの整備などはこちらで行われます。ハスミさん。そちらにお貸ししたフィフス・ルナは持ってきておられますか?」
ハスミ「持ってきていますが、今整備するのですか?」
アル「ええ。せっかくですので、実際の業務の一つを見てもらいます。リオ、よろしく」
リオ「承知しました社長」ツナギに着替えてる
ういいん。じゃらじゃら!がこん!
ミカ「リオちゃ~ん、腰の接続部外したよ~!」ツナギ姿
ゴオンゴオン……がこん!がしゃこん!ジャーーー!!
アル「このように、機械を分解し、お湯又は水で洗浄してから内部を点検し、問題のある部品があれば取り外し、新しい物と入れ替えます」
ざわざわ……。
ティーモブ(ミカ様がツナギを着てこのような汚れる作業を!?)
ティーモブ(あの噂はやっぱり本当でしたの!?)
ナギサ(ミカさん……活き活きしているのは良いのですけど、染まりすぎてません?)
静山マシロ (みなさん、ツナギ姿のミカ様に驚いてて、一緒にツナギ姿で作業をしているツルギ先輩の事が眼中に入ってない)
イチカ(これ、たまに手伝うんすけど、差し入れもあっていいお小遣い稼ぎなんすよねぇ) - 151二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 00:03:06
アル「我が社には基本的に寮のような物は無く、基本各々が好きな場所に部屋を取って生活をし、料理は基本的に持ち回りで皆の分を作って食べますね
ですが、巨大な食堂が無いわけではありません。今日は特別に、アビドス砂祭りで飲食店として参加して下さった『給食部』と『百夜堂』、『玄武商会』が皆様の食事を作って下さいました。お好きな料理をお取り下さい」
ハスミ「失礼。なぜ三つも食堂を?」
アル「トリニティとゲヘナは長い間戦い続けてきた歴史があります。そして潜在意識としてゲヘナが関わるあらゆるものに敵意を感じる方もいらっしゃるとのこと。我が社は給食部と縁が強くはありますが、それで給食部にいらぬそしりを受ける訳にはいきません。ですので、敢えて三つ用意し、食べ比べなども出来るようにしております。ですので、どうぞお好きな料理をお取り下さい」
ざわざわ。
ハスミ「…………では、私がゲヘナの料理を取りましょう」
ティーモブ(え!?ハスミ様が!?)
正実モブ(ゲヘナの紅茶を「泥水を揉んだ方がマシ」と吐き捨てたあのハスミ様が!?)
ハスミ「では、いただきます」しゃく。ぱりぱり。ずずー……。
フウカ「…………お気に召しませんでしたか?」
ハスミ「お……美味しい……これがゲヘナの料理、なのですか?」
ナギサ「で、では、私も同じ物を……」
ミカ「ナギちゃんはまず体面を気にしようね。はい、『百夜堂』の料理だよー」
ミネ「では、私は『玄武商会』のお料理を……いただきます」パクパク
ハスミ「…………何をしているのです?せっかくの料理が冷めますよ。早く食べなさい」
全員『は……はい!』わああああ!!
ばくばく!ずずーー!!ガツガツ!! あー!私のとんかつー! 誰!?私のカニクリームコロッケ食べたのー! - 152二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 00:03:21
アル「ここは貸金庫です。個人やグループごとに区分けして物を預けることが出来ます」
歌住サクラコ「質問よろしいでしょうか?この貸金庫は誰でも預けることが出来ますか?」
アル「え?ええ。こことは別の貸金庫ビルになりますが、月に一回、預けた物に比例する金額を支払って貰えれば」ちなみに社員は無料で利用出来る
シスターモブ(これはまさか、サクラコ様!)
シスターモブ(ええ。きっとシスターフッドの暗部を記した資料をゲヘナに守らせるつもりでは?)
シスターモブ(いいえ、きっと諜報活動で得た個人情報を保管するつもりなのよ!)
サクラコ(ああ、また私の良くない噂が……!)単に懺悔しに来た人間の個人情報や仕事の機密書類を預けることを考えてただけ
サクラコ「ええと……では、逆にこの要塞都市に教会を設立することは可能でしょうか?」
アル「ええ!?ま、まあ……出来なくはありませんけど、ビルだらけだから教会を作るには手間が掛かるし、家賃も相当高いわよ?月二十万は掛かるけど」
サクラコ「かまいません。トリニティだけでは悩める方々全てにあまねく手を差し伸べることは出来ませんので。シスターフッドの年間予算から捻出しましょう」
シスターモブ(まさか、キヴォトス全域にシスターフッドの影響力を伸ばそうと!?)
シスターモブ(その手始めにこの要塞都市を手込めに!?)
ミネ「それでよいのなら、我が救護騎士団の詰め所も設置してよろしいでしょうか」
アル「ちょっと!?いくら何でも一足飛び過ぎるわよ!?こういうのは学校に戻ってから財政を握っているところと話し合いなさい!!」(組織とはいえ外部に二十万も出すなんて馬鹿げていると断ろうとしたのに!なんでみんなノリノリなの!?) - 153二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 00:03:35
ナギサ「今日はご案内いただき、ありがとうございました。おかげでいい情報を得られました。おまけに社員同士の模擬戦も見せて下さって」
アル「いえいえ。こっちも人に見せる訓練なんて滅多に無いからいい気晴らしになったわ」(だからってムツキにヒナに田中君なんて最悪の組み合わせよ!!ハルカとワー君が頑張ってくれたから何とか五分の争いになったけど!!)
ナギサ「では、今回の視察で得られた情報は、トリニティに持ち帰って精査させていただきますね」
アル「え、ええ。もちろん。まあでも、派閥同士で軋轢があるそちらが、ゲヘナの人間が主導権を握る要塞都市に干渉するのはフェアじゃ無いと各所から反発がきそうだけど」
ナギサ「いえ。ここはシャーレとミレニアムの共同管理物であり、ゲヘナが居を構えているのであれば、公平性はさほど問題は無いと思いますよ」
アル「そ、そう?あははは」(お願いだから個人はともかく組織はあまり来ないで欲しいわ)
ナギサ「では。これで。お疲れさまでした」
ザッザッザッザッ!!
アル「…………ふう。なんとか終わったわね。もう疲れたわ」
ミカ「お疲れさま社長。今日は歩いてて疲れたでしょ?カヨコちゃんとヒナちゃんが事務仕事代わるから今日は休んで良いって言ってたけど」
アル「本当なら社長が先に休むなんてって言いたいけど、こういう時に率先して休まないと下の人間に余裕を与えられないし……お言葉に甘えるとする、わ」ガシッ!
ナギサ「はぁー!はぁー!」
アル「ひいいい!な、なんで!?貴女今帰ったはずじゃ!」
ナギサ「しょ、少々皆さんの前では出来ないお話をしたくって……!」
アル「な、何を……?」
ナギサ「お願いです!ミカさんの仕事場を眺められる場所に部屋を貸して」ごきんっ!!
ミカ「アルちゃん。ごめんなさい。ナギちゃんが変なこと口走って。今すぐ救護騎士団に引き渡してくるね。ちょっと個人的にお話ししたいから今日は早退で良いかな?」
アル「あ、はい。構わないわよ」
ミカ「ありがとう!じゃ、帰るよナギちゃん」ぴゅーーー!!
アル「…………今日はもう帰って寝ましょう」
以上。問題があれば消します。 - 154二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 07:11:40
ナギちゃんw
- 155二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 08:28:43
このわちゃわちゃ感がたまんねーな
- 156>>124/09/16(月) 11:01:54
すごくいいと思う
次の展開どう書くかで止まってるし… - 157二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 18:45:43
アルちゃんとばっちりであるw
- 158二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:04:14
保守
- 159二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 06:14:33
また来そう
- 160二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:33:50
ザッザッザッザッ!
セリカ「やっぱり十人も超えると掃除が楽ね。校舎の中の砂が全部無くなったわ」
ノノミ「学校のプールはこの際全天候型に改修しても良いかもしれませんね♪」
ヒヨリ「ひ、ひひ……あの広さを十一人で……午前中にやるなんて……死ぬかと思った」
ミサキ「しかもその後で砂漠の巡回だからな。人使いが荒い」
ユメ<ごめんねー。その分依頼料は奮発するから>
シロコ「ん、アヤネ、周辺警戒は?」
アヤネ<ドローンの索敵範囲内にはそれらしい反応は見あたりません。今の時間は砂漠も熱いですから、金属反応があっても砂漠の熱と同化して探しづらいかと>
シロコ「目視に切り替えても良いから、警戒は継続お願い。噂通りなら相当厄介だろうから」
アツコ「それにしても、『砂漠を泳ぐサメ』なんて、そんなの本当にいるのかしら?」
サオリ「生のサメよりは地中潜行能力を持つサメ型ロボットと考えた方が妥当だろう。最近のエンジニア部の迷走ッぷりなら作ってもおかしくないらしいが」
ホシノ「まあないならないでそれに越したことはないし、あったらエンジニア部に賠償金支払って貰おうよ。ね、ワカモちゃん」
ワカモ「………………」
ホシノ「どうしたの?」
ワカモ「え……いえ、そうですわね。私たちにここまでさせたのです。たんまり年間予算を吐き出させましょう」
ホシノ(…………何かいるの?)
ワカモ(現在位置から345度、こちらを伺っている巨大な頭部の気配を……)
ホシノ(例のサメかな……?ミサキちゃん、345度にランチャー発射。その後戦闘開始)
ミサキ「ラジャー」ジャキッ!どうん!!
ボッ!ずがああああん!!
ホシノ「全員、散開!戦闘開始……!」
ぼがああああ!!!ぐおおおおおおおおんん!!!
セリカ「で、出たあああああ!!」
ノノミ「四つ目のサメですか。新しいですねぇ~」
サオリ「見たところ鋼鉄製、アレで全長では無さそうだ!撃て!」
どがががががが!!!がぎぎぎぎぎぎぎんん!!!
シロコ「ッ!さすがに硬い……!」がばああああ!!ざしゃあああ!
ノノミ「サメさん、こちらですよーー!!」ドルルルルルルル!!!
- 161二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:34:14
がががががががん!!ぐがあああああ!!ざばぁっ!!
ノノミ「え?クロー……」ぐおん!
ホシノ「ノノミちゃん!」どがんがんがん!!
アツコ「サメにクローが着いてる……かっ!」どがん!!
サオリ「アツコ!」どががががが!!
ぐおおおおおん!!!…………ボッ!!ずがあああ!!
ヒヨリ「は、はは、め、命中……!」ジャカッ!どうん!ジャカッ!どうん!!
ずどうんずどうん!!ぎゅおおおおお!!
ミサキ「こいつで、どうだ!」
ぼしゅっ!どおおおん!!
ミサキ「弾ァ!持ってきて、早く!!」
セリカ「は、はい!!」
ノノミ「いったい、なんなんでしょうかこの子」
ゴゴゴゴ…………ビカァッ!!ズボボボッ!!ドバオオオオオ!!!
アツコ「きゃああ!」
ホシノ「いよいよ出てきたね。さあ、どんなご尊顔か…………え?」どくん!!
ズズズズズ…………どんどんどんどんどん!!!
シロコ「なに……あれ……」
アヤネ<サメ……じゃない?>
ユメ<うそ……映像越しにも感じる!このプレッシャー!こんなのあり得ない……!>
ぐおるあああああああああ!!!!
ホシノ&ユメ『雷帝の遺産!?』
ヴィーーー!!ヴィーーー!!
マコト「どうした!何があった!?」
万魔殿モブ「あ、アビドスで超高エネルギー反応!全長50メートルの超巨大兵器を確認!!現地に待機させているドローンからの映像、開きます!」ヴンッ!
マコト「!!な、なんだこれは……!?こんな兵器、見たことも……いや、あの校章……ゲヘナとアビドスと……ミレニアム!?クソッ!」だっ!
万魔殿モブ「議長!」
マコト「ゲヘナの全戦力を向かわせろ!!ミレニアムにも情報提供の要請を急げ!!あれは、私も知らんが、恐らく雷帝の遺産だ!!」
- 162二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:35:06
豊見コトリ「た、大変です部長~!!」
白石ウタハ「どうしたんだいコトリ?」
コトリ「アビドス砂漠で巨大兵器が出現したそうで、今ゲヘナ学園からそれに対する情報提供を要請されてます!!」
ウタハ「アビドス砂漠に?ゲヘナが躍起になるとなると雷帝絡みだろうけど、あの砂漠にはもうそんな大それた物は…………まさか、アレが起き上がったのか!?」バッ!
猫塚ヒビキ「……部長が怖い顔した」
ダッダッダッダッダ!!!ぴぴぴ!!
ウタハ「私だ!ああ、今映像を見ている!心当たりのあるやつだ。いいかい、今から話すことは聞き漏らさないでくれ!!あれは…………雷帝の器だ!!」
ぐおおおお!!ずばがあああ!!
ホシノ「くっ!あの爪こんなにでかく……!」
どうん!ひゅごっ!どおおん!!
ミサキ「ちっ!さっきは効いてたのに……うわ!」ずどおおん!!
セリカ「ほらほらこっちよ!!」どがががが!!
シロコ「これだけ太くて長いなら……セリカ!」ぐい!
ずどどどど!!ががああああん!!
セリカ「なっ!?嘘でしょ!?尻尾にも武器があるなんて……ひいい!!」どごおおん!!
ノノミ「鬼さんこちら……きゃああああ!!」どおおおん!!
うおおおおおおおん!!!!
ずどうん!!がぎいん!!
ヒヨリ「つ、通じない……!」
アヤネ<……!皆さん!今ゲヘナの全戦力とミレニアムが向かってきています!それまで何とか……!>
シロコ「ダメ!浮上した相手の動きが思ったよりも速い!このままだと市街地に突っ込む……!」
ワカモ「ふむふむ。なるほど。大体わかりました」
アツコ「ワカモ?」
ワカモ「皆様の頑張り、観察させていただきました。この巨大ロボットの弱いところは粗方察しましたので、あとはこちらにお任せを」バッ!
ドッ!ごおおおん!!
シロコ「ワカモ!」
- 163二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:35:29
ワカモ「ご安心を。このような大振りな攻撃、大したダメージはございませんわ」
すどががががあああん!! ぎゃあああああ!!
ワカモ「幸い、モーションパターンは単純。ある程度動きに法則性があることは分かりましたし、爆破に弱そうな所の把握も出来ました」
ピーー!!どどどどどおおおおおんん!!! ぐおおおおん!!
ワカモ「皆様のおかげですわ。じっくり観察することが出来ましたもの。あとは、私たちにお任せを」ジャカッ!!
ホシノ「悪いね。こいつに引導を渡す役目を分けてくれて」
ワカモ「列車砲では長い間後悔の念を抱いたと聞いております。これで少しでも代わりが出来れば」
ホシノ「……ありがとう。先生にはよろしく言っておくよ」ドドドドド!!
ぎゅおおおおん!!
ざっざっざっざっ!!!
マコト「ゲヘナ学園『万魔殿』のマコト議長だ!!雷帝の遺産はどこだ!?」
ウタハ「ミレニアムの『エンジニア部』部長のウタハだ!事情を……聞き…………」
討伐隊『くかー……こー……』
マコト「こ、こんなでかいのを、十人足らずで倒したのか?」
ウタハ「それでいて、疲れて寝コケてるって、どういうことなんだろうねこれ」
アヤネ<万魔殿とエンジニア部の皆さん、お疲れさまです。皆さんご覧のように眠っているので、事情聴取はひとまず私とユメ先輩が引き受けます。アレの回収はお任せしても?>
マコト「う、うむ……それは任せてくれ。アレの引き取りには後で万魔殿から報奨金も支払う。あと、お前たちもアレの正体を知りたいだろう。エンジニア部は奴のことを知っているみたいだから、その辺り詳しく聞いてくれ」
ウタハ「正直、おとぎ話の類だと思ってたからね。あまり期待はしないで貰いたいけど」
- 164二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:36:22
ドゥンケルカイザー(ドイツ語で『闇皇帝』)
かつてゲヘナを支配した『雷帝』が建造した全長50メートル級ロボット(元ネタは『武者頑駄無シリーズ 』に出て来る『黒魔神闇皇帝』)。
自身の身に何かが起こった場合を想定し、瀕死の自分自身、もしくは脳、あるいは人格を模倣した人工知能を搭載し、雷帝自身が巨大な機械の身体となってキヴォトスを未来永劫支配することを企んだ。化け物の如き非人間的な姿はその巨体と相まって見る者すべてに恐怖を与える事が狙い。
シェマタ開発と並行して行われ、当時のミレニアムサイエンススクールのエンジニア部を巻き込んで三校共同開発としていた。そのため開発工程を繰り上げるために既存技術のみで、可能な限り構造を簡略化させている。躯体自体は完成し、あとは人工知能の開発と行ったところで雷帝が失脚し行方不明となって本機の開発は中止。シェマタと共にアビドス砂漠の秘密工場の中に隠されることとなった。
しかし最近になってシェマタが起動したことで本機も仮搭載されていた簡易AIが起動。外の状況を調査するためにアビドス砂漠を回っていた。これが『砂漠を泳ぐサメ』の正体である。
本機の存在は言うなれば『雷帝の延命装置』、『雷帝の死後の影武者』、『永遠の命』に分類されるため、徹底的に秘匿され、研究資料等は残されなかった。エンジニア部も同様に部長にのみ口伝で語られるのみになり、開発に関わっていなかったウタハは「いつの頃からか語られるようになったおとぎ話」という認識となっている。アビドス生徒会、アリウススクワッド、ワカモの連合軍で討伐された本機は万魔殿に引き渡され、マコトとウタハの立ち会いの下解析の末解体破棄処分にされた。
トリニティのエリドゥ視察の裏で起こった出来事。本編と関わりの無いこの場限りの物語。 - 165二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:49:33
追記:一応後に関わりの無いようにしておりますが、影響及ぼしそうでしたら削除します。
- 166二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 16:23:56
保守
- 167二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 18:58:23
また懐かしいヤツが
デザイン独特よね - 168二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:14:48
保守
- 169二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 07:40:32
毎週毎週危険が危ない
そんなキヴォトス - 170>>124/09/18(水) 17:06:44
ホシノ「…はい、あっがり〜、これで明日のおやつはいただきだね」
セリカ「くっ…ポーカーにした途端勝てなくなった…」
ホシノ「ふふん。セリカちゃん、顔に出やすいからねぇ。アヤネちゃん、どう?戻ってきてる?」
アヤネ「ちょっと見てみますね…ん!?あのでっかい影はもしかして…」
先生「列車砲だ!」
ホシノ「ほ、本当だ…本当に取り返してきちゃった…」
アル「みんな、ただいま!色々あったけど無事列車砲は止めたわ!」
先生「言いたいことは山ほどあるけど…ひとまずお疲れ様、アル。本当にありがとう」
アル「ま、まぁ確かに考えなしもいいところだったけど…あ、そうそう!リオとカヨコが見てほしいものがあるっていうからちょっと見てきてあげて!」
先生「わかった」
ホシノ「…」
アル「無事戻ったわ。約束通り、列車砲もここn」
ホシノ「…」ぼろぼろ
アル「え、ええええ!?ちょ、なんで泣くのよ!?」
ホシノ「だって…だってぇ…」
ユメ「…ずっと、不安だったんだよね?」
ホシノ「…」コクッ
アル「…約束したでしょう。絶対に列車砲は元の場所に戻すって。私は大切な人との約束は絶対に破らない」
ホシノ「…そっか。そうだったね」 - 171>>124/09/18(水) 17:08:23
アリス「わぁぁ!見てくださいコユキ!あの人たちがきっとアビドスの人達です!…あれ?」
コユキ「こ、こんにちは…?」
ホシノ「…ん?」
アリス「…なんだかこの人はヒナと同じ、レベルカンストガチ勢の方な気がします!」
ホシノ「あれ?ヒナちゃんのこと知ってるの?」
アリス「はい!以前お世話になりました!」
ホシノ「そっかぁ。おじさんもヒナちゃんとはちょっとした知り合いなんだぁ」
アリス「…おじさん?女の人なのに…おじさん?」
ホシノ「ん?ああ、これはあんまり気にしないで。なんていうか、癖みたいなものだから」
アリス「アリス知ってます!これが、「ぽりこれ」なのですね!」
ホシノ「ぽ、ぽりこれ…?」
アリス「アリスはよくわかりませんが、今の時代はたようせい…?というのが足りないと動画でゴリラみたいな女の人?が言っていました!」
ホシノ「へ、へぇ…」
アリス「ちなみにその人が作ったというゲームはまったく面白くありませんでした…ストーリーはめちゃめちゃだし、変なところでやたら難しかったり、必須アイテムを探さないといけないのにノーヒントだったり定期的にバグが起きてセーブデータが消えたり…テイルズ・サガ・クロニクルでもそこだけはちゃんとしてたのに!最終的に酷すぎて怒ったミドリが勢い余って破壊してしまいました!まさにぶち切れでした!」
ホシノ「そ、そうなんだ…」
アル「そういえばそっちはどう?何か変なことはなかった?」
アヤネ「…実は…」 - 172>>124/09/18(水) 17:08:33
アル「…なるほど、幻聴が…」
ユメ「一回だけだったんだけどね。また起きるかもしれなかったから動けなかったんだ」
アル「怖いわね…」
ミカ「あ〜あ、もうぜ〜んぶ終わっちゃってるじゃんね」
ツルギ「アビドスの砂漠にこんな場所が…」
サオリ「テレビに映っていた列車砲があるな…」
ミサキ「こんなものがキヴォトスにあるんだね…」
ワカモ「先生はどこでしょう?…それにしてもうるさいハエが飛んでいますわね…撃ち落としてしまいましょう」
アツコ「待って。あのヘリ、多分さっき見てたニュースのヘリだと思う。撃ち落としたらすごくめんどくさそう」
アル「み、みんな!?どうしてここに!?」
ミカ「みんなでニュース見てたら爆走中のソレが映っててね。これはただ事じゃない!ってなってみんなで来ちゃった⭐︎」
サオリ「あぁ、それとワカモとツルギに話しかける時はちょっと気をつけてくれ。先日のシャーレ爆破で相当気が立ってる」
アル「わかったわ」 - 173二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 17:09:37
このレスは削除されています
- 174>>124/09/18(水) 17:14:25
カヨコ「先生、見てこれ」
先生「…これは…溶接跡みたいに見えるね?」
リオ「みたい…というか、まんま溶接跡よ。それも最近のものね」
先生「ここって言ってみればアクセル、ブレーキみたいなところだよね?そんな大事なところこんなふうにするかな?」
カヨコ「それだけじゃなかった。ほらこれ。非常ブレーキは1箇所だけ不自然なくらいに脆くなってたの。レバー自体は普通に硬いんだけど、ここの割れた部分のあたりを触ると…ほら」
先生「本当だ。ここだけスナック菓子みたいに脆いね。でも、どうやってこんな事が?」
リオ「この他にもプログラム制御で戻る途中も突然何かに制御を奪われたわね。仮にこれが人の仕業なのだとすれば、まるでこっちが何をするのか、あるいはしているのか、そういうのが分かってるみたいな…そんな気味悪さを感じたわね」
先生「なるほど…少し席を外していいかな?」
リオ「どうぞ」
先生「…プラナ?どう思う?」
プラナ「断定。シャーレのガス管の時と手法が類似しています。同じく地下生活者の仕業と見て間違い無いかと。…ですが…」
先生「ですが?」
プラナ「先ほどから目立った動きがありません。列車砲でこちらの気を引いて、何か企んでいる可能性があります」
アロナ「何か動きがあった時はお知らせします!」
先生「わかった」
ネル「あ゛〜… クッソ…思ってる以上にしんどいわこれ…」
サキ「しゃ、シャワーを…シャワーを浴びたい…」
カリン「砂で手を洗うとだいぶマシになるけど…それでも一番嫌な匂いはツンとくる…」
アスナ「…ねぇ、私にいい考えがあるんだけどさ…もうアレ車の屋根に縛り付けちゃわない?」
………
「「「「賛成」」」」 - 175二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 18:08:35
多様性おじさんは新しい
- 176二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 18:47:13
残当な扱いに草
- 177二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 19:00:00
結婚式に紐で繋がれた空き缶みたいに車で引きずる案にならないなんていい子たちだなぁ
- 178>>124/09/18(水) 23:09:55
この昼間はクソ暑くて夜はバカ寒い砂漠じゃ誤差にしかならないと思うんですけど(それでもよかったな…)
- 179二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 05:35:46
子供の考える市中引き回し
- 180二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 07:13:10
3で終わりかと思ったら続いてたー!!!
- 181二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 16:21:40
保守
- 182>>124/09/19(木) 16:36:18
なんだかんだ続いてますw
- 183二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 19:24:00
雑な扱いしても許される、そんなやつ
- 184二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 22:17:38
・仲正イチカ
正義実現委員会の部員。現在は次期委員長として引き継ぎに励んでいる。
半ば就職難民になっていたツルギに(手違いとはいえ)便利屋の求人チラシを渡したことで彼女に天職を巡り合わせた恩人とも言える。
ツルギの就職後、幾度か突入現場で理由はどうあれバッタリ遭遇しており「これは利用した方が手っ取り早いっすね」と開き直って、派閥やメンツを重視するトリニティでは対処しきれない組織や個人への対処を依頼するように。便利屋からも「金払いの良い誠実な上客」として信頼され、仕事上でも個人的にも親しい付き合いになっている。
現在のマイブームは先生から褒められたギターと、一部便利屋数名とえっちな本を回し読みすること。
・忍術研究部
百鬼夜行連合学院の非公認部活動。千鳥ミチルを部長に大野ツクヨ、久田イズナの三名で忍術紹介の動画配信を行っている。そのコメントに「ただの忍術紹介だけで無く、実際に使っているところを見てみたい」と書かれていたことから「ショー形式の動画を撮影・配信したいので協力して欲しい」と便利屋に依頼をしに来る。
ユカリ程ではないがサオリ達から高度な訓練を受け戦闘能力が向上。便利屋もショービジネスの勉強になったとのことで得るものの多い仕事となった。諸事情でリオが開発したロボットとその量産機を譲渡され、動画配信のための雑用係や敵役として活動して貰っている。 - 185二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 22:18:52
おいイチカ
- 186二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 22:42:46
・安守ミノリ
レッドウィンター連邦学園の工務部部長。キヴォトス全体で建築ラッシュが起こった事により人手が足りなくなった工務部の穴埋めをする作業用ロボットの開発を依頼しに便利屋へ来る。
アルとは方向性は違えど書類上の契約を大事にするタイプであり、何らかの問題が起こった際は自身の責任では無いにしても支払いをしっかりした上で食事を奢ってくれるなど関係は良好。話には出ていないが、武器の類を始め工事現場で使う作業用資材をエリドゥに預けているとかいないとか(ちなみに倉庫代は月五万円)。
・河駒風ラブ
ヘルメット団の派閥の一つ『ジャブジャブヘルメット団』のリーダー。情に厚く面倒見が良いので人望があり。逆境に抗い続ける見栄っ張りが強い。
過去にシャーレとミレニアムの共同管理下に置かれていたエリドゥに侵入しリオの開発した錬金装置を発見。全く同じ物を作り出して逃亡。自分たちの拠点となる大型ホバークラフトの製造やロボット開発に利用するなど一大組織に発展中。 - 187二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 22:54:59
もうエリドゥ゙がスイス銀行のように「全キヴォトスのフィクサー達が集まる謎の場所」扱いされそう
- 188二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 23:52:32
保守
- 189二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 07:45:35
セキュリティもバッチリだからちょうどいいのよな
- 190二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 18:19:12
そろそろ次スレか……
- 191二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 02:35:40
保守
- 192二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 06:09:02
>>1さん待ってます
- 193二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 10:21:42
すたすたすたすた。
尾刃カンナ「腹が空いた。昼間ろくに休憩出来なかったからな……おでんはこの時期には開いていないからたまには寿司でも食べるか」
大将「へいらっしゃい!空いてるお席にどうぞ!ご注文は?」
カンナ「嫌いな物はないから適当に……いや、海鮮丼かお茶漬けでももらえるか?」
大将「へい喜んで!嬢ちゃんたち、仕込みはできてるか!」
サオリ「問題ない。できてる……カンナ?」
カンナ「お前、錠前サオリ!?何でここに……!」
サオリ「便利屋の仕事でな……この店の従業員が軒並み風邪で倒れたからヘルプだ。ヒナとリオとカヨコも裏で死んだ魚みたいな目をしながら単純作業をこなしているが見るか?」
カンナ「わざわざそんなもんを見るために裏方の作業場に入るか。それより」
サオリ「問題ない。すでに出来ている。鯛茶漬けだ」
ずずーー……。
カンナ「……あ、美味いな……」
サオリ「だろう!」 - 194二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 12:56:23
- 195二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 16:49:46
建て乙です
- 196二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 16:52:09
建て乙!
- 197二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 21:09:02
今回の200は誰が締めくくるのか
- 198二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 05:44:58
埋め
- 199二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 07:47:22
ラスト一個前の埋め
- 200二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 08:37:30