エル、聞いてください。先日私のトレーナーさんとお出かけをしました

1二次元好きの匿名さん22/02/18(金) 00:35:57

休日に野点に使うお菓子を買いに行くと言ったら俺も一緒に行きたいと言ってくれたんです
言ってくれればお土産に包んであげるのにと言ったら、
たまには二人でお出かけしたいんだと上目遣いで私を見てきましてね
ええ、不退転ポイント1点加点です。
そんな言い方されて断るのは大和撫子として許されざる行為と思いました
当日、待たせてはいけないと思って早めに行ったら、なんともう待ち合わせ場所にいたんですよ
トレーナーさんも私を待たせるわけにはいかないからと早く来てくれて
君を待っていたら時間なんて気にならなかったって言うんですよ。
でも、よく見ると肩が震えていたので、きっと長い間待たせてしまったと思い
はっとしてトレーナーさんを待つ予定で準備していた温かいお茶を渡すと
それは幸せそうな顔をして飲んでくれたんです、その時の笑顔と言ったら不退転ポイント追加です
トレーナーさんは体が温まったようですが、私は心が沸騰する勢いでしたね
流石に早く来すぎてお店も開いていないので、軽く散策しようと二人でのんびりと歩き始めました
しばらく歩いていたら、正面からこちらに走ってくるウマ娘さんがいたんです
しかし、どうにも様子がおかしい。ふらついてると思った次の瞬間、ウマ娘さんが倒れそうになりました
危ない！と思ったら、いつの間にか駆けだしていたトレーナーさんがウマ娘さんを掴んで支えました
後で聞いたら表情や呼吸の仕方を観察すると危ないと思ったなんて言うんですよ
先ほどまで寒さに震えていた人と同一人物とは思えない洞察力と思い切りの良さ、そのギャップに不退転ポイントが跳ね上がりました。
詳しく話を聞くと最近ダイエットを始めたのでかなりきついカロリー制限をして
運動をしてたら意識が遠くなって…とのことでそれを聞いたトレーナーさんは
「無理なダイエットは身体の負荷が大きいしリバウンドの危険性がある
　なにより今の君は十分可愛いんだから減量なんかする必要はないよ」
…その瞬間、目の前のウマ娘さんが何かに落ちる音が聞こえました
これ以上私のトレーナーさんが無自覚にたぶらかす前にトレーナーさんに腕を絡めて、その場を後にしました
後ろからせめて連絡先をー！と叫ぶ声を無視してその場を後にしましたが
あともう少し離脱が遅かったら刀傷沙汰になっていたでしょうね
…エル、どうしましたか？いったい何に怯えているのですか？エル？