ライトオトレ「ふぃ〜、久しぶりに湯船でゆっくりするのは最高だぁ…」

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:04:11

    「失礼しますトレーナー」
    「ヴェッ!?ライトオ、何故ここに!?」
    「お背中流しにきたんです。温泉旅行でできなかったので」
    「どうやって入ってきたの!」
    「窓がガラ空きでした。そこからスッと」
    「くそっ、俺にも落ち度があるから叱りづら…くないぞ!不法侵入だからそれ!」
    「細けぇ事気にするんじゃありません。さあ、背中よこしてください」
    「細かいって言葉の意味知ってる!?」
    「じゃ、お背中流しますね」
    「耳に新潟千直でも詰まってんの!?話聞いてよ!」

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:06:21

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  • 3二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:08:30

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  • 4二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:10:15

    「トレーナー、意外と鍛えてらっしゃるんですね」
    「体力いる仕事だからな〜」
    「樫本さんの前で同じ事言えます?」
    「言えません」
    「あの人なんでアレでトレーナーできてるんでしょうね」
    「家帰ったら玄関近くで充電切れになることもあるらしいけど」
    「向いてないのでは」
    「それは言ってあげないで」
    「そ〜れ、ゴシゴシ…」
    「う〜ん、良い気分」
    「…ゴシゴシする時も最速でありたい…やはり、背中流しでも世界最速であるべきです。トレーナーもそう思いません?」
    「背中がヒノアラシになっちゃうからやめて」
    「仕方ありませんね。それじゃ、シャワー貸してください。」
    「どうぞ」
    「それじゃ、流しますよ(キュッキュッ)」
    「ん?何の音?」

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:16:13

    ビシャアァァアァア
    「のぁっ!ライトオ、なんか水圧が!水圧がすごあだだだだっ!」
    「シャワーヘッド外して思いっきり出口を塞いでるだけですよ。真っ直ぐ水を出すにはこれが1番良いです。私も見ていて気分がいい」
    「それと引き換えに背中が!背中が抉れる!」
    「根性見せてください、頑張って!」
    「無理いいぃいぃいい!」

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:26:37

    「まあ、背中流してくれたのは嬉しかったけど、次からはせめて連絡入れてくれないかな」
    「善処します」
    「確実に遂行しなさいよ」
    「それでは、門限も近いので失礼します」
    「うん。また明日」

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:28:44

    (ふぅ、やっと帰ったか…)
    「それにしても、普段意識したこともなかったけど…結構胸あったな」
    「…ん?ライトオから電話…忘れ物か?」

    「どうした?」
    『なんですか、いきなりセクハラですか』
    「何で聞こえてるんだよ」
    『ウマ耳の良さを舐めないでいただきたい。それに、背中流す前も胸に視線流れてましたし』
    「んっ…ごめん」
    『まあ良いでしょう。許しますよ』
    「ありがとう。気をつけるよ」
    『視線もセクハラもどストレートでしたからね』
    「それで許しちゃダメでしょうに」

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:35:47

    「ところでトレーナー」
    「ぅん?」
    「以前私がトレーナーの風呂にカチコミ入れた時の話ですが」
    「言い方もアレだし外でそんな事堂々と話さないで?」
    「私の胸が結構あると言ってたじゃないですか」
    「事実だけど外だからその話はよして?周りからの視線が痛いから」
    「直線好きだからといって胸まで直線的ではないんだな〜とか思ってたんですか?」
    「そんな事…(ほんの少ししか)思ってないよ」

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:44:00

    「トレーナー、ただいま戻りました」
    「おお、おかえりライトオ…何持ってんのそれ」
    「これですか。見ての通り定規です。ついに手に入れましたよ」
    「うん、定規なのはわかるんだけど…1メートル定規?長すぎない?」
    「長い分、真っ直ぐさが際立ちます。見てくださいこの直線を極めたフォルム。非の打ち所などあるはずもない外観、程よい重量感…聖剣の方のデュランダルなんか目じゃありません。」
    「例えがよくわかんないや」
    「まあ、ウマ娘の方のデュランダルも私の足下にも及ばなくしてやるつもりですが」
    「うんまあ…それくらい強くなれるように僕も協力するよ」

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:47:46

    「私は世界最速でさえあればそれで良いのですが…ところで、さっきから何を読んでるんですか?私の愛しき定規が目の前にありながらこちらには目もくれずに」
    「レース専門雑誌だよ。海外ウマ娘の」
    「海外…?何故海外のレース誌を。確かに海外には直線コースが多く、私も興味はありますが」
    「今年の凱旋門賞の特集が組まれててね。勝ちウマのパフォーマンスがすごかったから」
    「凱旋門賞…名前は知ってますが、それ以上に詳しい事は知りません」
    「まあ、秋の欧州中距離ウマ最強決定戦って感じのレースだね。賞金も高いし、日本からもこれまでたくさんのウマ娘が挑戦してる」
    「日本のウマ娘が勝ったことは?」
    「無いね。芝の深さに苦戦したり独特の雰囲気に飲まれたりして、今までずっと返り討ちにされてる」
    「どんなコースで行われるんですか?」
    「コースの形はこんな感じなんだけど…」

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:53:41

    「こ、これは!」
    「え?」
    「スタートから第一コーナーまでこんなにも直線が続いてる!それに、忌々しきコーナーもたったこれだけで他全部直線!そのコーナーも右回り!私の苦手な左回りじゃない!」
    「めっちゃ食いつくじゃん」
    「こんな素晴らしいコースがあるとは、なんたる失態…!ん?トレーナー、最終直線の前に情け無くポキっと折れてしまっている場所がありますが?」
    「言い方よ…そのちょっと曲がってるとこの手前がフォルスストレートっていっt」
    「ストレート!嗚呼、なんていい響き…!」
    「いや、ストレートとは言っても日本語にすると偽りの直線で…」
    「直線に嘘も本当もありません。確かに、申し訳程度に折れ曲がってしまっているのは癪ですが、この直線の多さに比べれば些細なこと。こんなにも素晴らしいレース、勝たない手はありません」
    「えぇ!?ちょ、ちょっと待って!」

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 07:57:51

    「なんですかトレーナー。私はすでに速さを極めたウマ娘。その速さで勝てないレースなど最早無いも同然です」
    「いきなりなんの準備も無しに勝てるレースじゃないから!距離も2400mあるし!」
    「距離の壁など、磨き抜いた速さで打ち破ってみせる!私は!私らしく!自分を曲げない!この、直線定規の形をしたハートにかけて!うおおおおおおおお!」
    「ちょ、待ってって…!ライトオオオオォォォオオォオ!」

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:00:18

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  • 14二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:02:26
  • 15二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:02:50

    「えぇ…?」

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:03:14

    >>1

    良ぃ......

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 08:14:02

    「何はともあれ、おめでとうライトオ」
    「はい、ありがとうございます。これでロンシャンの直線は私のものです」
    「う、うん。それにしても、あのバ場と距離延長をよく乗り越えられたね。日本のウマ娘では初制覇だよ」
    「佐岳さんの話を聞いていたら、何故か走れるようになってました」
    「……」
    「どうしたのですか、肩をプルプル振るわせながら俯き加減で涙を流すなんて。発作ですか。それともそんなに私の勝利が嬉しいですか」
    「…いや、何でもないよ」
    「ほらほら、喜ぶならもっと喜んで良いんですよ。背筋も猫背になっちゃってます。ほらシャキッとしてください。サルトサーキットのユノディエールくらいに真っ直ぐ伸ばして」
    「…うん」

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:12:25

    このレスは削除されています

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:17:12

    「それにしても、なんでサルトサーキット知ってるの?」
    「ロンシャンレース場について調べたついでに、フランスのコースを色々みてたんですよ」
    「あ〜、そういうことね」
    「あんなに長い直線があるんです。さぞ走ってて気持ちいいでしょうね。おまけに最高速もいくらでも狙える」

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:18:33

    「う〜ん…でも、ライトオが見てるそのレイアウト、古いやつなんだよね」
    「今は違うのですか」
    「今は…これ。ユノディエールにシケインが2個出来てる」
    「……」
    「膝から崩れ落ちなくても」

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:28:41

    「くっ…!誰だ、神聖なストレートにこんな愚かなものを作ったのは!」
    「当時の国際自動車スポーツ連盟(FISA)がね…」
    「おのれ、ゆるさん…!許さんぞ!FIFA!」
    「やめて、国際サッカー連盟に飛び火してるから」

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:34:28

    あのシケインがないとこうなっちゃうんだ

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:39:46

    「はぁ…こんなにも長い直線が…無惨にも3分割されて…」
    「めっちゃ落ち込むじゃん…そんなに気にしないで」
    「走ってみたかった…!清らかな直線のままのユノディエール…端から端まで全速力で…」
    「…あの〜、ライトオ。分割前のユノディエールって6kmくらいあるんだけど」
    「……え?」
    「そもそもサルトサーキットって1週13kmあるからね?」
    「じゃあ、分割されてなお、直線が2kmくらい続くということですか…!」
    「そう…なるかな?」
    「(パアァッ)」
    「めっちゃ機嫌直るじゃん」

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:45:01

    「衛星画像を見てもサルトサーキットの外形がよくわかりません」
    「普段は公道だからね」
    「……え?」
    「フランスの国道を一部閉鎖してレースするんだよ」
    「…そうですか」
    「え、何故今の情報で興味無くすの?」
    「だって、普段はサーキットじゃないってことですし」
    「…特設サーキットのレースも面白いのになぁ」

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 12:45:27

    >>22

    あっぶな。


    スピードガンガン出すから浮いちゃうのか……

    多分これ以上出しちゃダメって指示は出ているだろうけど、モータースポーツのドライバーって頭のネジのネジ穴すらない人多いだろうから仕方がないのか。

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 14:04:20

    >>25

    驚くなかれ、この画像が撮られたのはシケイン追加後なんですよ

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:25:42

    「やっぱり、疲れた日はゆっくりお風呂に浸かる!これに尽きるな〜」
    「♩誰より今 強く 駆け抜けたら〜」
    「♪1番 先で笑顔になれる〜」
    「♫本能スピード〜 熱く身体を滾ってく〜」
    「……」
    「……」
    「ライトオ、そこの椅子に座って」
    「はい」

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:34:33

    「前にも言ったよね?せめて連絡入れてって」
    「はい。入れる心づもりは大いにありました」
    「そっか。でも連絡入れずにまた来たね?」
    「弁明ををさせてください」
    「どうぞ」
    「私は再びトレーナーの背中を流そうと思い、スマホを手に取りました」
    「うんうん」
    「以前も突然お邪魔してご迷惑をおかけしたので、今回はしっかり連絡を入れて来ようと」
    「しっかり俺の言うことを守ろうとしてくれたんだね」
    「そして、気づいたらこの風呂場の前に居ました」
    「そうはならんでしょ」
    「私の行動力と素早さが、思考をはるか先へ置いていってしまったのです」
    「わぁ〜すご〜い、じゃないんだよ」

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:42:00

    「まあ、来てしまったのは仕方ないから、次からは気をつけて。ここに来ようとする前に、『トレーナーに連絡』って3回呟くんだよ」
    「はい、わかりました」
    「じゃ、折角来てもらえたわけだし、今回も背中流してもらおうかな」
    「あの、トレーナー」
    「ん、なに?」
    「その前に、湯船に浸からせてもらってもいいですか」
    「え、なんで」
    「ずっとバスタオル1枚なので…流石に身体が冷えました」
    「……ごめん」

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 19:55:48

    >>28

    トレーナーの背中を流すと思ったのなら!!その時すでに風呂場にカチコミしているのだっ!!

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 06:47:18

    「すぐに出るから、ちょっとむこう向いといてくれる?」
    「何故ですか?」
    「だって、今すっぽんぽんだし…」
    「そういえばそうでしたね」
    「うん、だから」
    「私は、トレーナーのハロン棒が真っ直ぐでも右曲がりでも、今さら気にはしませんよ」
    「僕が大いに気にするよ!?」
    「ふっ、冗談です。それじゃあ、あっち向いてますので」
    「まったく…」

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 06:48:44

    面白いスレだ

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 06:55:03

    「良い湯加減です、トレーナー」
    「うん、ありがとう。別にライトオのために沸かしたお風呂ってわけではないけど」
    「ついでにフロアも沸かせますか、熱狂するまで一直線に」
    「そっちは沸かさないで。そこまで防音性能高い物件じゃないから」
    「でも歌は歌うんですね、風呂場で」
    「う〜ん、普段から歌ってるわけではないんだけどね。普段はさっとシャワーで済ませちゃうから、歌う暇もないっていうか」
    「そうですか。ここに来る時、結構な音で聞こえてましたよ。トレーナーの歌声」
    「うわっ、まじかぁ」
    「まるでジャイアンのリサイタルでした」
    「そこまで音痴じゃないやい」

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 06:59:08

    「あ〜…極楽…もう何もかもどうでも良くなってしまいます」
    「それは良かった。ところで、そろそろ俺も冷えてきたんだけど」
    「そうですか。じゃあ、お背中流しちゃいましょうかね」
    「やったぁ」

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:03:01

    「前も思ったんですけど、トレーナーはボディタオル使わないんですね」
    「肌が強くないから、タオルとかで擦ると荒れちゃうんだよね」
    「女の子ですか、可愛いですね」
    「嬉しくないなぁ」

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:11:44

    「ライトオは普段寮のお風呂使ってるんでしょ?どんなふうに身体洗ってんの?」
    「またセクハラですか」
    「違うから。この流れで僕だけセクハラになるのおかしいから」
    「まあ良いでしょう。トレーナーなら許します」
    「おかしくない?なんで僕だけ悪いことした雰囲気になってるの?」
    「私は勿論、泡立て用のタオルでしっかり泡を作って全身に包み込ませます。全身分ともなれば結構骨も折れますが、必要な努力です」
    「へぇ〜、やっぱりライトオも美容には気を遣ってるんだね」
    「美容…まあ、そっちも大事ではありますが」
    「ん?別の理由があるってこと?」
    「はい。全ては空気抵抗低減のためです。そのためにもすべすべお肌は欠かせません」
    「空気抵抗のこと考えてスキンケアする人初めて見たよ」

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:27:15

    「ふぅ、いいお湯でした」
    「こちらこそ、背中流してくれてありがとう」
    「では、また近いうちに」
    「来る時は何するんだった?」
    「『トレーナーが煉獄』と3回叫びます」
    「僕が煉獄ってどういう状況なの!まだ死なないよ!」
    「ご安心を。来る前に必ず連絡はします」
    「もう…わかってるんなら良いけど」
    「それでは、失礼します」
    「はいお疲れ。また明日ね」

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 07:51:10

    「トレーナー、折り入って相談が」
    「どうしたの、わざわざトレーナー室まで。今日はオフにしてたはずだけど」
    「はい。今日は追試対策用の勉強をする予定だったんです。デュランダルを教師役としてikzeにして」
    「生贄ってこと?それにしたって生贄呼ばわりはやめてあげなさい」
    「さっそく勉強しようと思ったのですが、肝心のデュランダルが風邪でダウンしてまして。ビリーヴは遠征中ですし」
    「ありゃ〜、それで僕に教師の代わりをして欲しいってわけね」
    「はい。次の追試に合格しないと、トレーニング用の時間まで削れてしまいます。何としても合格せねば」
    「そうだね、じゃあ手伝ってあげるよ」

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 08:09:49

    「化学系は成績もいいのに、社会系は点数悪いね…」
    「すでにわかりきっている事実を学んで何になるのですか。未知を探究するサイエンスに比べたら、これっぽっちも興味が湧きません」
    「お母さんが学者さんとは聞いているけど、それに似たのかなぁ」
    「何が刀狩か。何が日清戦争か。こちとら何でもかんでもハラスメントの言葉狩り状態な上、きのこたけのこで戦争状態ですよ」
    「まあまあ…とりあえずは、地理から進めていこうか」

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 12:31:54

    「バナナの生産量世界1位の国は?」
    「フィリピン!」
    「違う。インドが正解」
    「何故だ…!インド産のバナナなんて聞いたこともないのに!」
    「世界のバナナの半分以上はインドが作ってるんだよ」
    「フィリピン、もっと気合を入れろ!」
    「2位の中国ですら倍どころじゃない差があるし、難しいかな…」
    「はぁ…つまらない…」

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 12:36:11

    「トレーナー、私はもう疲れました。なんだかとっても眠いです」
    「なんか昔アニメで見たことあるようなセリフ…ライトオ、溶けないで。それじゃライトオじゃなくてカルストンメルトオになっちゃうよ」
    「嫌だ〜助けて猫ちゃん…社会が私を、か弱い美少女を虐げてくる…」
    「ゴロゴロ転がらないで。困ったなぁ…」

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 12:38:27

    (このままじゃ埒が開かないな…少しだけやる気出させてあげるか…)

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 12:44:03

    >>19

    本当に最高速を狙う為のスペシャルマシン使って結405km/hまで行ったんだよな。


    なおスペシャル過ぎて完走は度外視の模様。

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 12:45:13

    「ライトオ、休憩がてらこの問題解いてみて。読み上げるから」
    「……はい」
    「世界で最も直線が長い芝コーs」
    「(ガタッ)ニューマーケット!」
    「びっくりしたぁ…!」
    「ニューマーケットといえば、そう!ジュライカップ!直線コースでG1を戦えるなんて、なんで羨ましい…!」
    「普通は2000ギニーが先に挙がるんじゃないかなぁ…」

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 17:45:42

    コンコンコン
    「ん?誰か来たのかな。はーい、どうぞ〜」
    「失礼します」
    「君は…デュランダル?体調不良と聞いていたけど」
    「はい。だいぶ良くなったので、ライトオさんの様子を見に来ました」
    「お疲れ様。ライトオならそこでもぬけの殻みたいになってるよ」
    「……」
    「はぁ…やっぱり。今日の勉強、昨日までもずっと嫌そうにしてたので」
    「はは…まあそう考えれば、途中で投げ出さなかったのは褒めてあげてもいいのかな。ずっとゴネてたけど」
    「すみません、ご迷惑をおかけして。続きは私が教えますので」
    「……まだ、やると…?」
    「当たり前です。次の追試、落ちたらまた補修になるじゃないですか」
    「うぅ…この状況から逃げ出したい…光の速度で…」
    「はいはい、部屋に戻りますよ。ライトオさんのトレーナーさん、ありがとうございました」
    「いえいえ。2人とも頑張ってね」

    「……追試終わりに、ご褒美くらいあげても良さそうかな」

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 17:50:34

    「追試お疲れ様」
    「無事合格できました。あの後夜まで勉強させられたおかげです。おのれデュランダル」
    「こらこら、折角勉強教えてもらえたんだからそんなこと言わないの」

    ピンポーン

    「ん、来客ですか」
    「うん。ちょっと待ってて」

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 18:14:00

    「トレーナー、その袋は?」
    「うん、勉強頑張ってたし、ご褒美にと思って」
    「どれどれ…おお!これは、噂のパーリーなバーレル!香ばしい匂いが食欲をそそる…!」
    「多めに買ってあるし、好きなだけ食べていいよ」
    「では遠慮なく。いただきます!」

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 18:18:03

    「トレーナーはよく食べるんですか?ケンタッキー」
    「いや?食べるのは数年振りかなぁ。あくまでも、ライトオへのご褒美だから」
    「なるほどつまり、毎回本試で落ちて勉強するたびにトレーナーがご褒美をくれるということか」
    「え、次から毎回地獄の追試勉強するの?」
    「嫌です。やめておきましょう」

  • 49二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 18:24:12

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  • 50二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 18:32:28

    >>25

    諸説あるけど

    このクルマは空気の重みで安定させるっていうクルマだったんだけど

    前にクルマがあるとその安定させてくれる空気がなくなっちゃってぴょいっと♪はれるや!しちゃうんだ

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 18:38:09

    >>50

    スリップストリームしたらフライングインザスカイってことか…

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 18:47:59

    このレスは削除されています

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:00:48

    このレスは削除されています

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:07:59

    「ライトオ的には真っ直ぐじゃないチキンは良いの?」
    「食べてしまえば一緒ですので。まあ真っ直ぐに越したことはありませんが」
    「そう…じゃあ、そのビスケットは?丸いけど」
    「真っ直ぐに作るよう頭の中で意見書を送ってます。1時間に1回」
    「食べたら一緒じゃないの?」

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:12:01

    塩饅頭スレみたいなテンポの掛け合い好きよ

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:12:11

    「ミスドのチュロスは許すことにしてます」
    「へぇ、真っ直ぐじゃないのもあるのに意外」
    「ロンシャンレース場に似てるので」
    「えぇ…?」

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:17:46

    「因みに、凱旋門賞はブリーダーズカップとかJBCと同じようにいくつかの重賞と一緒に開催されるんだけど」
    「ほう?」
    「その中に、アベイ・ド・ロンシャン賞ってG1があるんだよ」
    「どんなレースなんです?」
    「芝1000m直線コースのG1」
    「もうロンシャンに私達のお墓作っちゃいましょう」
    「話をすっ飛ばしすぎなんだよおバカ」
    「なんですかそのクソほども面白くないダジャレは」
    「……」

  • 58二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:22:37

    ある日の休憩時間。旧実験室前を通りかかると、聞き慣れた声が聞こえてきた。

    「どうだい?興味が湧いたかい?」
    「ああ。早く試させてくれ。今すぐに」
    「落ち着きたまえ、そう焦らなくともちゃんと試してもらうさ」

    「何をしてるの?」

    「おや、キミはライトオ君のトレーナー君。いやなに、ライトオ君にぜひ試してもらいたい試薬を思いついてね」
    「なんでも、私もついに光になれるんだとか。一刻も早く使いたい」

    「ええっ、光に…?」

    「言葉が足りなさすぎて真意が伝わってないねぇ。私が紹介したのは、名前に込められた想いを実体化する薬さ」

    「名前に込められた想い?」

    「ああ。我々につけられた名前には少なからず名付け主の想いが込められているものさ。夢や目標、願望といった感じにね。それを実際に体現させられれば、我々にとって大きなエネルギーになる可能性がある。その試薬の試験台になってくれる協力者を探していたら、ライトオ君を見つけてね。話をすると興味を持ってくれたというわけさ」

    想いの実体化…なかなか面白そうな発想ではあるけど、ライトオの名前に込められた想いというと?

    「私の名前の中にはライトが入っています。つまり光です。光速を超える速さを目指す私にとっては、現在の速度から光速超えを目指すより光速になってからの方が効率がいい」

    「…なるほど?」

    言っていることはあまりわからないが、相変わらずライトオ自身の速さに対するこだわりは凄まじい。

  • 59二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:23:55

    「試薬の安全性については保証しよう。既にキー君に投与して悪影響は及ぼさないことを確認している」
    「トレーナー。タキオンも安全性に問題はないと言っていますし、更なる速さのためにも一肌脱ぎましょう」

    ライトオはかなり乗り気のようだ。そんなにうまくいくのだろうか…

    『…やっぱり、やめておこう』
    →『よし、試してみよう』

    「よし、試してみよう」

    「交渉成立だね。では早速調合しよう。そんなに時間はかからないから、待っていてくれたまえ」



    少し経ってから、タキオンが試薬の調合を終えて戻ってきた。手にはよくわからない色合いの試薬が入った小瓶が握られている

    「完成したよ。これが、オモイミノールだ!」
    「トキノミノール?」
    「違う違う、オモイミノールだよ」
    「まあ名前なんて何でもいい。では早速」

    タキオンの紹介も終わらないまま、ライトオは小瓶を手に取り試薬を一気に飲み干した。さてどうなる…?

    「ん?タキオン、なにも変わらないように感じるぞ」
    「そうだねぇ、試しに、そこらあたりを歩き回ってみたらどうだい?もしかしたら、光の速さで移動できるようになってるかもしれないよ」
    「なるほど」

    そして、ライトオは言われたとおり歩き始めたのだが…

  • 60二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:24:43

    「あれ、あれれれれ。おかしい、何だこれは」

    何故かまっすぐ進まず、小さく右方向にぐるぐると旋回し始めた

    「タキオン、これはいったい…」

    「どうやら、試薬がライトを勘違いしたんだねぇ」
    「タキオン、どういうことなんだこれは。一直線に進めなさすぎて気分が悪くなりそうだぞ」
    「フゥン…ライトオ君の名前には光、つまりlightの意味が込められてるはずなんだが、試薬が間違えてright、つまり右と判断したんだねぇ」
    「どうにかしてくれタキオン。このまままっすぐ進めないままだと、いずれこの回転だけで竜巻が作れるようになってしまう」
    「試薬の効果が現れる時間はそう長くない。効果切れを待つのが得策だねぇ」
    「くっ、真っ直ぐに歩くことすらできないなら、いっそこんな世界とはおさらばしたい…!光の速さで!」

    数分後、試薬の効果が切れてライトオは無事まっすぐ歩けるようになったが、しばらくは調子を崩したままだった…

    カルストンライトオのやる気が下がった!

  • 61二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:31:22

    「今日は賢さトレーニングですか」
    「いちごが余ってたから料理作っちゃった」
    「普通は予定してたトレーニングに沿った料理作りません?」
    「ぐうの音も出ない正論」
    「まあ良いでしょう。では、折角なのでトレーナーが相手してください」
    「わかった」
    「では私が先手で。はいどうぞ」
    「……ぅん?」

  • 62二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:34:05

    「…ライトオ、目がおかしくなったのかな。そっちの駒が全部香車に見えるんだけど」
    「ええ、その通りですよ?」
    「色々突っ込みたいところはあるけど、王将は?」
    「そんなものはいりません」
    「いりますからね?」

  • 63二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:35:53

    「どうやってこんなに香車ばっかり集めたの」
    「ギムレットが自分自身でへし折った柵で作ってくれました」
    「へぇ〜お手製かぁ、だから微妙に作画とか違うわけね」
    「作画とか言わないでください」

  • 64二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 19:56:47

    「ここ最近ずっと湯船にお湯はってお風呂に入ってるせいなんだろうけど、水道代とガス代が高くなってたんだよなぁ…シャワーに戻るべきだとはわかっていても、この心地よさを味わってしまったらもう戻れそうも…」

    ガチャッ ドタドタドタ

    「……マジ?」

    バタン

    「どうもカルストンライトオです。今日も楽しくお背中流しといきましょう」
    「……あのさぁ」

  • 65二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 20:11:51

    「どうしましたか、そんなに呆れ返って」
    「連絡、来てないんだけど」
    「え、しましたよ。ほら、LANEにもしっかり証拠が」
    「…ほんとだ。え〜、気づかなかった。いつくれたの?」
    「3分前ですね」
    「3分!?気づくわけないじゃん、スマホお風呂に持って入らないんだから!」
    「なるほど、なかなか既読がつかないなと思ったらそういう理由でしたか」
    「というか、3分前に連絡入れてそこからここまで来られるのすごいね…」
    「はい。全速力で駆け抜けたおかげで汗だくです。私自身がシャワーを浴びたいと思うくらいです」
    「本末転倒って言うんだよそれ」
    「というわけなのでトレーナー。シャワーお借りします」
    「えぇ〜…」

  • 66二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 23:24:26

    >喜ぶならもっと喜んで良いんですよ。背筋も猫背になっちゃってます。ほらシャキッとしてください。サルトサーキットのユノディエールくらいに真っ直ぐ伸ばして。

    >じゃあ、お背中流しちゃいましょうかね

    >女の子ですか、可愛いですね

    >私は、トレーナーのハロン棒が真っ直ぐでも右曲がりでも、今さら気にはしませんよ


    このあたりの口調がこうね、グサっとね...

  • 67二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 06:54:18

    「わざわざ自分のお風呂セットまで持ってきて、ガッツリお風呂入るつもりだったんじゃん」
    「備えあれば、うれしいなです。流石に男物のシャンプーにトリートメント無しだと髪が傷むので」
    「そりゃあ、男の一人暮らしなんだから女性用のシャンプーなんて持ってないよ」
    「知ってます。既に2回ここに来てますから」
    「う〜ん、2回もここに来てることに対するツッコミをするべきなんだろうか」
    「些細なことですよ。全裸を見せ合ってるってわけでもありませんから」

  • 68二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 06:59:31

    「やっぱり、髪長いと洗うのだけでそんなに時間かかるんだ」
    「まあ、慣れればどうということはありません。自分自身のメンテナンスはやって当然のことです」
    「僕には真似できないや。ケアのことだけ考えたら、髪は短いのが正義」
    「ふむ、ロングヘアのトレーナーさん、ですか…」
    「な、なに?じっと見て」
    「似合ってなさそうなので、そのままでいいです」
    「…そっか」

  • 69二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:04:29

    このレスは削除されています

  • 70二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:05:11

    「さて…と」
    「え、ちょっと待って。身体も洗うの?」
    「……?当たり前ですが。トレーナーは身体洗わない派ですか」
    「いや、そうじゃなくてさ。バスタオル、外しちゃうんでしょ?」
    「外さずにどうやって身体を洗えと?」
    「…僕が横にいるのに全裸になるの?」
    「私が横にいるのに全裸のトレーナーが今更何を」
    「いや、そうなんだけど…」

  • 71二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:10:42

    「見たいんですか?私の裸」
    「そういうわけではないよ」
    「……トレーナーがどうしてもというなら」
    「え…」
    「フッ、見せるわけありませんよ?何ですか期待しちゃったんですか。私の裸想像してふんすふんすしちゃったんですかこの変態」
    「…すごい、全く腑に落ちない攻め方されてる」
    「とにかく早く向こう向いてください。身体が洗えません」
    「とっても理不尽」

  • 72二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:25:16

    「バスタオルつけ終わったので、こっち向いてもいいですよ」
    「わかった。ずっとあっちむいてたから首がめちゃくちゃ痛い」
    「そりゃ首だけあっち向いてたらそうなるでしょうに。何故身体を方向転換させなかったんですか」
    「…確かにそうした方が良かったな」
    「不器用ちゃんですか、まったくかわいいですね」

  • 73二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:30:20

    「あれ、そういえばさ」
    「どうしました?」
    「どうやって家にあがってきたの?」
    「鍵開けっ放しでしたよ」
    「えっ、ほんと?」
    「ええ。閉まってたらまた窓から入り込もうかと思ってたのですが、手間が省けました」
    「やめて。世間から見たら泥棒にしか見えないよ」

  • 74二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 07:33:40

    「窓も閉まってたら?」
    「ドアを外して入ったでしょうね」
    「だからやめて。完全に強盗現場にしか見えないから」

  • 75二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 08:15:10

    「連絡くれさえすれば、その時は玄関開けとくからさ。好きに入ってくれればいいよ」
    「わかりました」
    「いつも今くらいの時間にはお風呂入ってるし、その30分くらい前に連絡くれる?」
    「私に30分間待てと?」
    「1時間前にした方がいい?」
    「鬼ですか」

  • 76二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 12:32:08

    「背中流してるとよくわかるんですけど(ゴシゴシ)」
    「うん」
    「トレーナー、前より筋肉増えましたね(ゴシゴシ)」
    「ライトオが頑張ってるから、僕も頑張らないとなって思ってね。少しばかり筋トレを」
    「殊勝な心掛けですね(ゴシゴシゴシ)」
    「ありがとう、うれしいよ」
    「まあ、どれだけトレーナーが頑張ったところで私には絶対に力で敵わないんですけどね(ゴシゴシゴシ)」
    「悲しい」

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 12:35:33

    「やーい、ざーこざーこ(ゴシゴシ)」
    「くそっ、何も言い返せない…」
    「まあ、本当に雑魚だなんて思ってませんから、安心してください(シャー)」
    「…うん」
    「ほんの少ししか(シャー)」
    「台無しだよ」

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 12:42:06

    「忘れ物はない?」
    「強いていえばシャンプーとかでしょうか」
    「あれも本当は持って帰ってほしいんだけど…」
    「斤量は軽い方がいいです。毎度毎度持ってくるのも面倒ですし」
    「そんな頻繁に来るつもりなの?」
    「…お背中流されるの、実は嫌だったりするんですか?」
    「嫌だったら今日も流してもらってないかな」
    「それじゃ、遠慮なくまた来ます」
    「少しくらいは遠慮してくれてもいいかな」
    「2時間後くらいに」
    「もっと遠慮して」

  • 79二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 17:37:58

    「ふぅ…お風呂から上がっても仕事の続きしなきゃいけないのもしんどいな…」
    「…ん?ライトオからのLANE?どれどれ」

    『お背中流させやがれください』

    「……」

    『ダメです。もう門限すぎてるでしょ』
    『光の速度で走れば誰も私の脱走に気づきません』
    『明日にしてくれる?待ってるから』
    『そんなに背中流してほしいんですか、欲しがりさんですね』
    『背中流させろって言ったの誰だっけ?』
    『私ですがなにか』
    『明日よろしくね』
    『わかりましたおやすみなさい』

    「ふぅ…」
    「あれから3時間しか経ってないっての」
    「…ライトオなりに遠慮してくれたってことなのかな」
    「もっと遠慮なく遠慮してほしいな」

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 17:47:19

    「おはようございますトレーナー。今日も全速前進、猪突猛進、勇往邁進をモットーに頑張りましょう」
    「そんなモットー決めた記憶もないけど、おはよう。今日も頑張ろうね」
    「ん、トレーナー。ファッション変えたんですか」
    「え、何いきなり。いつものスーツなんだけど」
    「いえ、チャックが全開なので」
    「ファッションでチャック開けたりしないよ。よいしょっと…(ジーッ)」
    「では、新手の露出プレイですか」
    「そんなわけないでしょ」

  • 81二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 17:50:23

    「まあ、教えてくれてありがとう」
    「お気になさらず。私も初対面の時はチャック全開だったので」
    「それでよく新たな露出プレイだなんて言えたね」
    「私のあれは不可抗力です。トレーナーのそれとはわけが違います」
    「どうしよう、言い返せないや」

  • 82二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:06:40

    あれよあれよという間にどんどん距離が埋まっていってる……

  • 83二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:26:43

    「トレーナー。今日は何の日かわかりますか」
    「え、なに急に」
    「わかりますか」
    「……えぇ〜っっっと」
    「…もしかして、忘れてしまったんですか」
    「……ごめん、わからない。何の日だったか教えてほしい」
    「何の日でもありませんよ何言ってるんですか」
    (ドテーン)

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:33:15

    「何言ってるんですかって、こっちがそう言いたいなぁ!」
    「ふっ、やはりトレーナーは面白い人ですね」
    「はぁ…心臓に悪い」
    「そもそも私ならあんな聞き方しないでしょう。今日は◯◯の日ですよって言います」
    「いや〜、そうなんだけどさぁ。そういう質問ってされたらつい何の日だったか思い出そうとしちゃうじゃん」
    「そうですか。私はあまり記念日とか意識しないので」
    「そっか〜」

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:35:23

    「え、じゃあさ。凱旋門賞取った日も覚えてないの?」
    「10月です」
    「…日付は?」
    「覚えてません」
    「……」

  • 86二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:53:17

    「いくら凱旋門賞といえど、私にとっては勝ったレースのうちの1つに過ぎません。それはメイクデビューであってもスプリンターズステークスであっても変わりません」
    「…そっかぁ」
    「私にとって大事なのは、どれだけレース中に速度を出せるか。最高速を叩き出したレースに、勝利がおまけでついてきただけです」
    「うん、ライトオらしいよ」
    「それに、また来年も勝たせてくれるんでしょう?凱旋門賞。最高速記録更新のおまけで」
    「……ライトオ…」

  • 87二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 18:55:38

    「もちろん。最高速で勝たせてあげるよ」
    「それでこそトレーナーです」

    「でも個人的にはアベイ・ド・ロンシャン賞も捨てがたい…」
    「折角の雰囲気全部台無しになっちゃった」

  • 88二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:25:15

    可愛い

  • 89二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 10:18:52

    「アベイ・ド・ロンシャン賞と凱旋門賞か…流石に両睨みはきついよなぁ…」
    「まあいいか、まだ時間はたっぷりあるし、どちらに出るかはまた相談しよう」
    「…というか、仮に来年もロンシャンに行くならスプリンターズステークスは諦めないといけないのか。まあ、ライトオならロンシャンを選ぶだろうなぁ」
    「コース形状が好きだからって理由だけでレース選ぶのも変な気がするけど」

    ドドドドドド

    「この音は…」

    バタン

    「強盗だ!背中を出せ!」
    「背中を要求してくるタイプの強盗はちょっと予想外だったよ」

  • 90二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:33:35

    「今日はちゃんと約束守ってきましたよ(ピュッピュッ)」
    「うん。ちょっと感動すら覚えたよ」
    「ここに来る前もトレーナーが煉獄って叫びました(ピュッピュッ)」
    「間違ってるし、約束ちゃんと守れるんだったらもう呪文も唱えなくていいから」
    「隣にいたデュランダルが驚いて椅子から転げ落ちてました(ピュッピュッピュッ)」
    「そりゃびっくりするよいきなり叫ばれたら。というか喋りながら水鉄砲撃ってくるのやめて」
    「……(ピュッピュッピュッ)」
    「そういう意味じゃなくて」

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:43:14

    「デュラあぁぁあっ!頭打ったデュラ!許さンダル!」
    「あの子そんな喋り方する子じゃないでしょ」
    「変なウマ娘であることに変わりはありません」
    「ちょっとそこの鏡見てみてよ」
    「ん、どうしたんですか。いつもと同じプリティな私の顔しか映ってませんが」
    「反論する余地がないの、何だか腹だっちするな」
    「怒りのパワーでで逆立っち出来てしまいますね」
    「やかましいよ」

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:31:24

    「トレーナー。ボディソープ変えたんですね」
    「うん、泡で出てくるやつにね。自分で洗う時は時短したいから」
    「私と触れ合う時間も短くなっても良いと?」
    「実は前使ってたやつも残してあるんだよね」
    「なんだあるんじゃないですか。早くそっちをお出しください」
    「はいはい」

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 06:11:58

    「明日は流星群がよく見える日らしいですよ」
    「そっか、明日極大日か」
    「一緒に観に行きましょう。星がよく見えるところへ」
    「ん、わかった。念の為に外泊届も出しといてくれる?」
    「もう出してるのでご安心を」
    「はっや。僕が断ってたらどうするつもりだったの?」
    「引きずってでも連れて行きます」
    「拒否権無いじゃんそれ」

    「断るおつもりでいらしたんですか」
    「まさか。そんなわけないでしょ」

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 13:50:24

    「ゴシゴシ」
    「ごし20」
    「うわっびっくりした」
    「え、どうしたの」
    「びっくりしたんですよ。あまりのつまらなさに」
    「言葉で人56せる部族に育てられてたりする?」

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 15:08:20

    「会長でも言いませんよあんなにつまらないダジャレ」
    「ごめんって」
    「乙女の心がヒエッヒエです」
    「湯船貸してあげるから」
    「仕方ないですね許してあげましょう。急いで背中流してザブンしちゃいます(ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ)」
    「垢すりやられてるみたいだぁ…」

  • 96二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 21:18:36

    「あの1m定規、まだ大事にしてる?」
    「壊れたので捨てました」
    「ええ…?定規が壊れるなんてことある?」
    「デュランダルとチャンバラをした時に」
    「あっ…」
    「ちょうど真ん中から真っ二つに折れました」
    「さもありなん」
    「やはり修行が足りませんでしたか」
    「そういう問題では無いかな」
    「メーカーに抗議してもっと丈夫に作ってもらいましょう」
    「多分スルーされるかな」
    「そういえば、ステンレス製の1m直尺定規ってありましたよね」
    「やめて。その用途で使うともはや普通に凶器だから」

  • 97二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 01:40:26

    「寮の部屋でチャンバラやってるの?」
    「じゃれあい程度でしたら部屋でもやりますが、本気でやると狭過ぎるので場所を移します」
    「ウマ娘がガチでやるチャンバラとか、ヒトなら相手しただけで大事故起こるよね」
    「本当にそうなるか確かめてみますか」
    「遠慮します」
    「光速をも超越する私の太刀筋、目ん玉かっぽじってよく見ていてください」
    「目ん玉かっぽじったら何も見えなくなっちゃうよ」
    「連れないですね」
    「命がかかってるからね」

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 09:07:10

    「ライトオ、もう体温まった?」
    「もう少しだけ」
    「僕、寒くなってきたんだけど…」
    「トレーナーも入ればいいじゃないですか。私バスタオル巻いてますし」
    「こっちが全裸なんだよなぁ」
    「私が来ると解っていながら巻くもの持って来なかったせいですね」
    「ド正論パンチ」
    「まあ私も鬼ではありません。少し物足りませんが上がってやりましょう」
    「ごめんね、ありがとう」
    「次に来た時は贅沢に浸かり散らかしてやります」
    「お湯の無駄遣いはやめてね。光熱費が嵩むから」
    「善処します」
    「なんで確定表現使ってくれないのかな」
    「お湯の無駄遣い確定演出」
    「やめてってば」

  • 99二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 19:18:03

    「ようやく上がりましたか」
    「うん。明日は外出するし、風邪ひかないように念入りに浸かっといた。おかげでほっかほかだよ」
    「どれどれ」
    「え、ちょっと」
    「おお、本当にぬくぬく」
    「わかったから、離れてって」
    「夏場なら絶対に近寄りたくないくらいにぬくぬく」
    「一言多いな」

  • 100二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 02:47:10

    「とにかく、門限も近いんだから。早く帰りなよ」
    「仕方ありませんね。今日のところはこれくらいで勘弁してやります」
    「門限無けりゃどうなってたのやら…」
    「当然です。寮のベッドに放り投げて抱き枕兼湯たんぽとして働いてもらいます」
    「寮に入ってるの見られたらどやされちゃうよ…」
    「光の速さで持ち込めば誰にも気づかれません」
    「光の速さでの移動に僕の身体が耐えられないって」
    「ほんと脆いですねヒトの身体は」
    「君の身体も耐えられないと思うけどね」

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 12:04:12

    「おはようございますトレーナー」
    「おはよう。今日も頑張ろう」
    「はい。今日も怒髪衝天の勢いでベキボキと成長してやります」
    「え…なんか気に入らないことでもあったの?」

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 20:55:36

    「ええ。これを知った時に思いっきり『畜生めえぇぇえ!』と叫んだせいで喉がガッサガサです」
    「だから心なしか声が掠れてるのね」
    「叫んだ後で隣で寝てたはずのデュランダルからしばかれたのも余計に腹立たしい」
    「寝てる時に隣でいきなり叫ばれたら、僕だってぶん殴る自信あるよ」
    「乙女に暴力だなんて酷いですね」
    「いや、ライトオには流石にそんなこと…」
    「やるならせめて私のスプリンターズステークスのタイムくらい愛情込めてください」
    「えぇ〜っと…それだと愛情薄味になっちゃわない?」
    「さっきの発言はナシにします」

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:54:01

    「結局何について怒ってるの?」
    「アベイ・ド・ロンシャン賞と凱旋門賞の両方には出られないことです」
    「うん、そりゃあ無理だろうね」
    「何故だ!同時刻に開催されるならまだしも、レースの日付すら違うのに!」
    「う〜ん、色々と理由はあるんだけど…」

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:14:18

    ライトオって可愛いな

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 09:36:53

    「まず1つは、ウマ娘に過度な負担がかからないようにする措置だね。ライトオもわかってるだろうけど、レースは消耗が激しいから、何度も無理に連戦して怪我をする…なんて事を防ぐことができる」
    「まあこれくらいなら納得ができますが」
    「あともう1つは、出走手当目的の登録を防ぐことかな」
    「出走手当?」
    「うん。ライトオは知らなくても良かったかもしれないけど、ウマ娘のレースって出走するだけで手当が出るんだよ」
    「賞金とは別に?」
    「うん。賞金も手当とかも基本的には所属団体…ライトオの場合は中央トレセンだね。そこにいったん全部支払われるんだよ。そこから、各選手に分け前が分配されるって感じ。この出走手当目的で徒にウマ娘を出走させないように、出走間隔に制限をかけてるんだよ」
    「なるほど納得はしたのですが」
    「何かわからないところでも?」
    「手当を全部はもらえない…?」
    「え、うん。そうだね」
    「おかしい、こんなこと授業では習ってない。何故こんな大事な事を授業で扱わない…?」
    「…あれ、僕なんかまずい事しちゃった?」
    「これは先生に聞きに行かねば。この、学園の闇を暴く光の王、カルストンライトオの名にかけて!うおおおおおおおおお!」
    「ちょっと、ライトオ待って!お願いだからまってええぇえぇえええ!」

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 09:46:07

    >>104

    遅い

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 12:42:47

    >>105

    中抜きしてるなんて悪い組織ダナー

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 17:32:09

    「トレーナー遅っ。自主練どころかクールダウンもストレッチも終わってるのにまだ来ないとは」
    「どこでのろのろと道草バイキングしてるんですかまったく」
    「LANEに何か連絡は…?」

    『ごめんライトオ。学園理事の人に呼び出しくらってる。終わったら連絡する』
    『始末書書かないといけなくなった。すぐ終わらすから待ってて』
    『ごめん、ちょっと時間かかりそう。練習後MTは明日の朝に練習前MTとまとめてやるから、先に帰ってて』

    「始末書ですか。何をやらかしたかは知りませんがトレーナーもドジまっしぐらですね」
    「まあいいでしょう。いったん戻って準備しておきましょう」

    「ワンチャン家の中入れたりしないだろうか」

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 00:41:40

    「くっ、おのれトレーナー。こういう時だけしっかりドアにも窓にも鍵を。おかげで中に入れない」
    「暇だ、いったん寮に戻るか」
    「…入れ違いになっても困るな。しばらくここで待とう」

    「…あまりにも暇すぎて脳内でニャンコ1000匹数え切ってしまった」
    「でも数え始めてから30分しか経ってない…ふっ。私の速さ、いまだ止まる所を知らないな」
    「ああっ、ニャンコ…黒ニャンコ…!くっ、ここからだと流石に届かないか、せめて退屈な時間を凌ぐお供に…!」
    「見失ってしまった。階段なんか使わず一直線に向かえたら良かったのに」

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 09:46:49

    これは同棲してるのバレたか

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 10:21:13

    何の始末書書かされてるのか
    心当たりが多すぎる

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 10:51:48

    ピコン
    「ん、トレーナーからの連絡…!」

    『ごめんお待たせ。タスク全部終わったから直ぐに寮に向かうよ』
    『家の前に居ます』
    『家?わかった。すぐ行く』

    「やっと終わりましたか。待ちくたびれてしおしおのエノキみたいになってしまうところです」
    「ここからじゃ明かりが強すぎて星も見えないか…」
    「ふぁ…眠い」

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 14:37:36

    >>111

    100枚は余裕で超えそう

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 19:50:06

    「まったく、理事会の話が長いわ始末書まで書かせてくるわでとんでもないくらい時間がかかった…ライトオ、待ってるだろうなぁ」
    「フーッ、久々に全力で走るとやっぱりキツい…筋トレ以外にもちゃんと運動するべきかなぁ」

    「あっ、ライトオいた」
    「……」
    「ごめんライトオ。お待たせ…」
    「……」
    「ライトオ?」
    「ぐおぉぉおおぉお…」
    「…直立不動で寝てる。う〜ん、いったん家の中で休んでもらうか…」
    「んごおぉおぉぉお…」

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 22:42:50

    保守

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 00:07:47

    コイツ、無駄に直線に→直立不動

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 00:50:37

    「んぅ…ハッ、いかん。寝落ちしてしまっていた。ってあれ、私はいつ寮へ?いや、ここ寮ですらない…」
    「お、ライトオ起きた?おはよう」
    「…トレーナーの部屋か」

    「遅い。あまりにも遅すぎる」
    「うん、ごめん」
    「私のトレーナーたるもの、会議は5秒で終わらせ始末書なんて2秒で書き終えていただきたい」
    「ごめんね、ひとりぼっちで待たせて」
    「まったく、今何時だと思ってるんです」
    「…8時過ぎだね」
    「え、もう8時過ぎですか。何してるんですトレーナー。流星群見に行くんですから光の速さで準備してください。こんなくだらない説教してる暇なんて無いんですよ」
    「うん、わかった」

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 07:48:39

    保守

  • 119二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 10:06:34

    「わざわざ車出してもらわなくても走って来られたのに」
    「それだと僕が追いつけないから…」
    「それにしても、夜にこの高台に来るのは初めてですね」
    「そうだね。こんなに夜景が綺麗だとは」
    「東京を一望出来るのだから当然と言えば当然でしょうが」
    「うん。それじゃあ、椅子とか机セットしちゃおうか」
    「トレーナーがやってください。私を待たせた罰です」
    「はいはい」

  • 120二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 17:48:37

    保守

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 19:54:37

    「100万ドルの夜景って言葉ありますけど、どういう意味なんですか」
    「そこから見える夜景で1ヶ月に100万ドルの電気代がかかるから…だったかな」
    「ほう、1億とちょっとですか」
    「今だと1億4000万円くらいかな」
    「ふっ、スプリンターズステークス勝つだけでこの夜景が手に入るんですね。案外大したこともないな」
    「風情が無いなぁ」

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 22:57:44

    保守

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 00:51:42

    「100万ドルの夜景って言葉がそもそもかなり昔に作られた言葉ではあるんだけど」
    「いつですか」
    「1980年くらいだった気がする」
    「60年も前の言葉ですか。絶対100万ドルの価値変わってるでしょうに」
    「為替レートが1ドル360円の時代かな。当時の六甲山から見える地域の電気代が、その時の相場でいうと120万ドルくらいで、日本円で4億3000万円だね」
    「つまり、凱旋門賞に勝てば100万ドルの夜景は結局手に入るわけですね」
    「今は1000万ドルの夜景って言われてるみたいだけどね。ざっと14億円だね」
    「くっ、夜景め。そんなに私に追いつかれるのが怖いのか」
    「経済成長ってすごいよね」

  • 124二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 07:52:25

    保守

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 10:29:44

    「トレーナー、あそこに!」
    「…!ライトオが速くなりますようにライトオが速くなりますように…消えちゃったか」
    「いきなり何ですトレーナー。私はもう既に速いでしょうが」
    「いやぁ、流れ星が消える前に3回願い事を言えるとそれが叶うっていうじゃん?」
    「トレーナー。私達の願いは流れ星に託さないと叶えられないものではないと思っています」
    「ライトオ…」
    「プロングホーンやチーターより速くなる。世界最速のウマ娘になる。確かに実現困難な夢ですが、トレーナーと二人三脚で駆け抜けられればいずれ必ず達成できる目標であると、私は信じています」
    「そうだね、わかったよライトオ。これからも一緒に頑張ろう」

    「おっ、また流れ星」
    「…!速さ速さ速さ!」
    「さっきの話台無しじゃん」

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:57:10

    切り替えも速い!

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 20:29:57

    「やっぱり使えそうなものにはありがたくあやかっておこうかと」
    「さっきのライトオ、かっこよかったのになぁ」
    「それに、普通に見てるだけだと面白くないですし」
    「それはそう」
    「ついでに言うと1度はやってみたかったというのもあります」
    「僕もさっき初めてやったよ」
    「結果失敗に終わりましたけどね」
    「いいじゃんうまくいかなくなって」
    「まあ、その方がおっちょこちょいなトレーナーらしいです」
    「どういう意味なのかなそれ」

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 23:45:33

    保守

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 06:42:57

    保守

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 07:46:04

    「別に3回言わなくても実はいいんじゃないかなって僕は思ってるんだよね」
    「その心は?」
    「気持ちがこもっていれば1回でも十分に思いは伝わるだろうし、そうあってほしい」
    「なるほど」

    「おっ、また光った」
    「ぬおおおおおおおお!脚いいぃいぃぃいい!」
    「びっくりしたぁ…!」
    「何ですか。私はただ願いにありったけの気持ちを込めただけです」
    「いや、確かに気迫は伝わったけども」

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 12:02:24

    脚としか言っていないから願いがかなったら脚が一二本増えてしまう可能性が

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 13:01:00

    「脚って言ったら脚増やされちゃうんじゃない?」
    「誰が八咫烏娘ですか」
    「立つ時は楽だろうけど、走る時どうすればいいんだろうね」
    「まず脚がどこに生えてくるかによるでしょう」
    「う〜ん…普通に考えたら股になるのかな」
    「普通に生活するだけで邪魔すぎますし、脚生やされたら流石に流れ星ぶっ飛ばしに行きます」

  • 133二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 13:02:08

    >>131

    「ガッツリネタバレされてますよトレーナー」

    「本当だ。まさか被るとは」

    「書いたやつすぐ投稿しないからですよ。投稿も最速でやらないのは何故なんですか」

    「いや〜、最初は書いたらどんどん投稿してたんだけどね。やりすぎたのかはわからないけど規制かかっちゃって」

    「それで、再度規制されるのが怖いから小出しにしてるってわけですか」

    「そういうこと。代理投稿してくれてる人まで規制かかったら続きが書けなくなっちゃう」

    「おい運営、早くトレーナーの規制を解除しなさい。ここからが面白いところなんですから」

    「やめて、ハードル上がっちゃうって」

  • 134二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 18:50:43

    規制という言葉はライトオも好きじゃなさそうだな
    通行規制は迂回が必要だし

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:17:49

    保守

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 02:20:17

    オレ、コノスレ、スキ……

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 02:22:48

    「それにしても、どうして流星群観察誘ってくれたの?」
    「好きなので、流れ星。好きなことを共有したくて」
    「なるほどね。流れ星が好きな理由は?」
    「決して曲がらず、一瞬で現れ一瞬で消えていく。その生き様、誠に誉高い。まるで、私達の前を全速力で駆け抜けていくようでしょう?」
    「全速力で駆け抜けてく…か。確かにそう考えると素敵だね」
    「そして、いつかあの流れ星よりも速く駆け抜けられるように。目標みたいなものです」
    「地球の公転速度より速く走らないといけないのね。大変だなぁ」
    「何故他人事みたいな言い方をするのですか。貴方と二人三脚で目指す目標なんですよ」
    「…大変だなぁ」

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 08:08:43

    保守

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:25:32

    「寒いでしょ、ココア飲む?」
    「飲みます」

    「ふぅ、冷えた身体にじんわりと温もりが広がっていく」
    「美味しいよね、寒空の下で飲むココア」
    「はい。でも何故ココアを?てっきりコーヒーを出されるのかと」
    「コーヒーでもよかったんだけど、眠れなくなると困るかなって」
    「確かに。ファインプレーですよトレーナー」
    「ふふっ、ありがとう」

  • 140二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:26:17

    >>136

    「ライトオ見て、ファンアート描いてくれた人がいるよ」

    「ほう、お背中流し中の絵ですか」

    「うん。こういうの描いてくれるの見ると、喜んでくれてる人もいるんだなって、なんだか嬉しくなっちゃうよね」

    「はい。描いてくれること自体が嬉しいですがね」

    「そうだね。絵も可愛いし」

    「本物も可愛いですよ。ほらよく見てください」

    「うん、本物も可愛い」

    「もっと褒めてくれても良いですよ。トレーナーの褒めヂカラはそんなものでは無いはず。ほら1分で100個!ファイッ!」

    「えぇ〜…う〜ん、足が速い!」

    「知ってます!」

    「えっと…スタイルも良い!」

    「他には!」

    「ちょっ…う〜ん」

    「えっ本当にそれだけで終わりですか」

    「待って待って…ええ〜い、真直度±0mm!」

    「……!」

    「…ぅん?ライトオ!」

    「…ふふっ、真直度プラマイゼロ…真っ直ぐ…ふふふふふ…!」

    「なんかわかんないけど刺さったっぽい」

    「これ以上ない、素敵な響き…!ふふふふふふ!」

    「落ち着いてライトオ。顔がへにょりまくってるよ」

    「ハッ…!」

    「おおう、めちゃくちゃキリッとした顔…」

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:08:37

    「そういえば、今日樫本トレーナーが目にクマ溜めてふらっふらの状態で歩いてたな」
    「家に着いた途端玄関先で充電切れ起こす樫本さんが寝不足とは珍しい」
    「なんか、コーヒーの飲み過ぎで寝られなかったんだって」
    「そこまでいくと、トレーナーが云々どころかよくヒトとして生活できてますねあの人」
    「樫本トレーナーのことを陰で理子ちゃんって呼ぶトレーナーさんも居るみたいだけど、そうしたくなる気持ち、なんとなくわかる気がする」
    「年上の人をちゃん付けで呼びたくなる心理…?さっぱり理解できん」
    「庇護欲を掻き立てられるってやつなのかな」
    「恋愛における武器として使うのであれば長所になるんでしょうけど、代わりに背負うリスクが大きすぎませんか」
    「あんまり言ってないであげて。本人も頑張って生きてるんだから」
    「内心絶対小馬鹿にしてますよねそれ」
    「気のせいだよ」

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:29:56

    「そろそろ帰ろっか。結構流れ星見つけられたし」
    「はい。願いは充分星に託しました」
    「流れ星にとっちゃプレッシャー半端ないだろうけどね」
    「良いんです。こういうのは雰囲気を楽しんでなんぼなので。本気で星に願いを込めてるわけではありません」
    「そうだね。あくまでもおまじないってことで」
    「帰ったら、お背中お流ししますよ」
    「そうだな〜。外泊届も出してくれてるわけだし、お願いしようかな」

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 00:09:52

    「今日はちゃんと隠すタオル用意したよ」
    「そんなに私と一緒に湯船に浸かりたいんですか、助兵衛ですね」
    「いやいや違うから。ただスムーズに湯船浸かる番を交代できるようにさぁ」
    「わかってますよ。ほんとからかい甲斐がありますねトレーナーは」
    「…なんで年下の女の子に手のひらで転がされてるんだろ」

  • 144二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 11:05:49

    「そういえば、なんで始末書書かされてたんですか」
    「出走手当の件、ライトオに話したじゃん」
    「ええ。そのあと先生に聞きに行ったらやんわり注意されました。あんまりその話はしないようにと」
    「なんか、機密事項の漏洩ってことになったみたいなんだよね。金銭の問題はトレセン外には出さないようにってルールになってて…」
    「私もトレセン所属なんですから別に問題ないのでは」
    「僕もそう思うんだけどねぇ、上の人達の頭が岩タイプだから。理事の人にめちゃくちゃ詰められちゃった」

    「てっきり、トレーナーの背中流してるのがバレてどやされてたのかと」
    「それがバレてたら始末書だけじゃ済まないと思うよ」

  • 145二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 16:29:17

    実際温泉でのあったことって、学園はどの程度把握してるんだろう

  • 146二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 16:43:02
  • 147二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 16:44:36

    塩饅頭スレを思い出す

  • 148二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 23:47:47

    保守

  • 149二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 00:20:06

    「因みに、ライトオがチャンバラして箒へし折るたびに僕が始末書書いてるからね」
    「えっ」
    「最初は何回かに1回だったんだけどね。あんまりにも壊す数が多いからって、毎回書かされるようになった」
    「でもトレーナーからその件で注意されたことありませんよね」
    「うん。1番最初に始末書書かされることになった時に、めちゃくちゃへし折ってるって聞かされたから、黙ってたら卒業までに何本へし折るのか気になっちゃって」
    「私が言うのもなんですけどトレーナー相当アレですね」
    「伊達に君のトレーナーやってないからね」

    「因みに、寝坊しても始末書書かされるよ」
    「アウト判定が驚きの広さ」
    「有名な組織だけに処置も厳格にってことなのかなぁ」

  • 150二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 00:39:41

    スティルインラブ「トレーナーさん、新幹線乗る方向間違えてる・・・カワイイ」

  • 151二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 08:23:34

    >>136

    うおっカワイイ

  • 152二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 08:44:42

    「ライトオの流星って右に曲がってるじゃん?」
    「はい。コイツだけは何をどうやっても一直線になってくれません。憎たらしいことこの上無い」
    「でもシャンプーしてる時とかはちゃんとへにょるよね」
    「はい。水分が抜けた途端にいつもの形に戻りやがります。形状記憶合金か」
    「戻る瞬間見てみたいんだけど」
    「ええ、好きにどうぞ」

    「ところでさっきのへにょるって表現、めちゃくちゃ腹立ちますね」
    「腹だっち?」
    「ええ、とても苛立っち」
    「なんで?」
    「音から香り立つ、直線とは明らかにかけ離れた雰囲気です。もっとシャキッとしやがれ」
    「そういう擬態語だからしょうがないよ」

  • 153二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 16:33:14

    「トレーナーの背中を流すのも慣れたものです(ゴシゴシ)」
    「相変わらずの心地よさ」
    「最早これでひと稼ぎ出来てしまうのでは(ゴシゴシ)」
    「え〜、僕以外の背中も流すの?」
    「流石に好きでもない人の背中は流したくありませんが?(ゴシゴシ)」
    「えっ、それってどういう…」
    「そのままの意味です(ゴシゴシ)」

    「トレーナーのことは好きなので背中も流します。ただそれだけです(ゴシゴシ)」
    「ライトオ…」
    「だからといって、今すぐに付き合いたいとかっていうわけではないです。今は速さの追求にひたむき一直線なので(ゴシゴシ)」
    「うん、そうだね。今は気持ちだけ預かっておくよ」
    「ですが目標達成の暁には、次のステップへと踏み出しても良いのかなと思ってます(ゴシゴシ)」
    「それまでは一緒に駆け抜けようね」

  • 154二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:42:12

    保守

  • 155二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 00:04:50

    「ふっ、名前を決めるのが今から楽しみですね(ゴシゴシゴシゴシ)」
    「流石に気が早くない?」
    「どんな名前にしたいですか、私達の戒名(ゴシゴシゴシゴシ)」
    「なんで子供の名前より先に僕らの戒名が決まっちゃうの」
    「それもそうですね。まずは墓石選びに留めておきましょう(ゴシゴシゴシゴシ)」
    「だからそうじゃないって。早いんだってば」
    「そんなに褒めても何も出ませんよ(ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ)」
    「あっづい!背中が、背中が焼ける!」

    「素手だったからまだセーフだったけど、タオルであれされてたら絶対僕の背中血まみれだよ」
    「良いじゃないですか。一皮剥けたトレーナー」
    「物理的に剥けるのは違うんだよなぁ」

  • 156二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 07:27:44

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 10:58:25

    「2人で入ると流石に狭いですね」
    「うん、一人暮らし用の物件だから」
    「ところで、何故目を閉じてるんですか。キス待ちですか。あげませんよ唇は」
    「いや、別にそういうわけではないんだけど…」
    「じゃあ何故ですか。明らかに意識して目を閉じてるでしょう」
    「えっと…」
    「言いたいことはズバッとバシッと言ってください」
    「み、見えそう…下が…」
    「ん?ああ、そういうことですか」
    「うん…」

    「見なけりゃいいじゃないですか。下向かなけりゃ見えませんよ」
    「んんっ…」
    「そもそもタオル巻いて正座してるので下見ても見えないと思いますが」
    「そうかもだけど…」

  • 158二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:16:10

    だいぶ距離が近くなったな

  • 159二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:24:12

    「……」
    「……」
    「(ピラッ)」
    「……」
    (反応は無い。本当にずっと目を閉じてるのか。トレーナーも正座してるせいでハロン棒がどうなってるのかまではイマイチ分からないが)

    「よいしょっと」
    「ん?ライトオ、何をして…」
    「いえ、こうすればトレーナーも目を開けられるでしょう」
    「え、どういう…うおっ近っ」
    「膝の上失礼しますよ。事後報告ですけど」
    「う、うん。目を開けても髪の毛で視界が黒いままなのはびっくりしたよ」
    「女の子が膝の上に座って真っ先に出てくる感想それで良いんですかトレーナー」

  • 160二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:57:44

    「流石に対面してるわけではないので顔は見えませんが、緊張してるの丸わかりですよ」
    「そ、そんなことナイヨー」
    「太ももも発声もカッチコチです。今くらいはもうちょっとリラックスしてもいいんじゃないですか」
    「へにょってもいいってこと?」
    「それはダメですシャキッとしてください」
    「う〜ん、加減がむつかしい」

    「円周率をどんどん言っていくとか」
    「あ〜、なるほど。3.14…」
    「…トレーナー?」
    「続き、わかんない…」
    「えぇ…」
    「だって、これ以上覚える必要ないんだもん。中学生までは3.14だし高校数学はπで完結するし」
    「まあ確かに」

    「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄…」
    「なんで円周率は碌に覚えられないのに一丁前に般若心経は唱えられるんですか」

  • 161二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:59:48

    保守

  • 162二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 01:21:32

    結婚する前から夫婦漫才とは恐ろしく早いな

  • 163二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 03:25:04

    保守

  • 164二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:18:01

    >>160

    滝行お兄ちゃんから教わったかな

  • 165二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 11:04:12

    「髪と身体洗わないと」
    「まだ洗ってなかったの忘れてたね」
    「ところでトレーナー」
    「ん?どしたの」
    「たまにはトレーナーが私の背中流してください」
    「はいいぃ!?」
    「いつもいつも私が背中を流してばかりだとなんだか癪です。トレーナーも私に奉仕すべきですほら湯船から上がって泡立てて」
    「お↓か→し↑い↓ね←ぇ↓!元はといえばライトオが突然背中流したいって言ってきたんだったよねぇ!?」
    「ほらさっさと泡立てしないと私の超高速&超丁寧シャンプーに追い抜かれちゃいますよ。ハリーハリー!(ワシャシャシャシャシャシャ)」
    「お↑か↑し↓い↓ね→ぇ←!!(ワシャワシャ)」
    「何故発音が京言葉なんですか(ワシャシャシャシャシャシャ)」

  • 166二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 16:38:18

    保守

  • 167二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 19:50:02

    「泡立て完了したけど」
    「まだトリートメント終わってないので待っててくださいせっかちですねまったく(スーッ)」
    「ライトオからせっかち判定されるとか明日月でも降ってくるんじゃないの」
    「月が直接お仕置きよ!(スゥーッ)」
    「お仕置きはせめて月に代わってやってほしいかな」
    「前も言いましたけど、身体のメンテは早くやれば良いわけではないので。じっくりやるべきことは丁寧にやります(シャー)」
    「言ってる事は至極真っ当なのに、さっきの展開からこれ言われると無性にモヤモヤする」
    「ああいうふうに多少強引に持っていかないと背中流してくれないと思っベボバガボバブッ!げぇっほげほ!う゛ぇ゛っ゛ほ!(シャー)」
    「ああもう、シャワーしながら喋るから…大丈夫?(サスサスサス)」
    「げふっ、まさか地上で溺れる事になるとは。やはり鰓呼吸も出来るようにならないといけないか」
    「そこまでいくと異能生命体に片足突っ込んじゃうよ」

  • 168二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 02:11:03

    「そんなこと言ってる間にトリートメントも終わりましたが」
    「はいはい、背中流させてもらいますよ」
    「それでは邪魔なバスタオルはキャストオフしちゃいましょう」
    「え、待って待って」
    「何ですか、急かしたり待たせたり情緒不安定ですね」
    「いや、この角度だと鏡で全部見えちゃうって」
    「ほう、確かに」
    「うん、だから」
    「見なければ良いんですよ。さっきも言いましたけど」
    「流石にこの角度からだと視線に逃げ場が無さすぎる…!」
    「仕方ないですね。じゃあ回れ右しますから位置交代してください」
    「回れ右って表現は良いんだ…」
    「チョクシーン!(ブォン)」
    「びっっくりしたぁ…!」
    「超高速で回れば真っ直ぐ真後ろに方向転換した事に出来ます!精神的に!」
    「RPGみたくカクッと後ろを向けるようになれば良いのにね」

  • 169二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:27:21

    この子、躊躇というものがない…

  • 170二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 16:29:24

    保守

  • 171二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 16:35:26

    「よいしょ、よいしょ…(ゴシゴシ)」
    「トレーナー、いくら私が可愛い女の子だからといって遠慮しすぎでは。そんな擦り方では落とせる汚れも落ちません」
    「う〜ん、誰かの背中流すの初めてなもんで」
    「背中流し童貞でしたか。私で卒業できてよかったですね」
    「それ絶対外で言いふらさないでね。あらぬ誤解が猛スピードで広がるのが目に見えてるから」
    「何が誤解か、トレーナーにとって私が初めてだったのは事実でしょうが!」
    「ストップ!声が大きい!あと1番大事なところ端折らないで!」

    「思いっきりタオルで擦っても問題ありませんよ。その方が心地いいです」
    「うん、わかった(ゴシゴシ)」
    「もっと強く!」
    「こう…!?(ゴシゴシゴシ)」
    「もっと速く!」
    「もっと!?(ゴシゴシゴシ)」
    「まだまだ!腕のエンジンに火を灯し、オーバーレブまで回してください!」
    「もう、腕キッツいよ…!(ゴシゴシゴシゴシ)」
    「うおおおおおお!目指せ、回転数11000!」
    「無!理!(ゴシゴシゴシ)」

  • 172二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 23:32:39

    保守

  • 173二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:47:58

    こすりすぎて血が出そう

  • 174二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 12:14:05

    「光速背中流し習得にはまだ時間がかかりそうですね。お手本お見せしましょうか」
    「謹んで遠慮するよ」
    「…まあいいでしょう。もう一回湯船に浸かったら上がりましょう」
    「そうだね」

    「…あの〜、ライトオ?僕は背もたれじゃないよ?」
    「今は私専用の背もたれです。こうしてる間しか使えないんですから固いこと言わないでください」
    「う〜ん困った、これじゃ全身どこも動かせない」
    「あ〜極楽極楽」
    「話聞いてよ」
    「何ですか、身体を動かせなくて不都合なことでも?」
    「いや、ずっと正座だから脚がさ…」
    「それは困りましたね」
    「うん、だから退いてくれない?」
    「う〜む、名残惜しいですが今日はこのくらいで勘弁してやりましょう。感謝してください」
    「ありがとう。そろそろ上がろっかな」
    「私もそうします」

    「脚が…脚がシビレビレっっ…!」
    「結局痺れるんですか。これじゃあ素直に退いた私がバ鹿みたいじゃないですか」
    「そんなこと言ったって…」
    「(ペチペチペチ)」
    「ああ゛ぁ゛ぁぁあぁ゛あ゛あ゛ぁっ゛!ちょっと、ライトオやめうこ゛お゛お゛っ!」
    「(ペチペチペチ)」
    「無理無理無理、ちょ゛っ許して゛ぇっ!」

  • 175二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:08:05

    トレーナー満身創痍

  • 176二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:21:56

    「スキンケアで気を遣ってることとかある?」
    「最速を封印することです」
    「最初からクライマックスだった」
    「はやる気持ちを抑え、ゆっくりゆっくりお肌に化粧水と乳液を染み込ませていく。決して急がず、お肌というお肌にたっぷりと愛情を込めます」
    「すごいね、ライトオからしたらキツいんじゃない?」
    「苦行ですねもはや。ですがこれをやって減らせた空気抵抗の分速く走れるのなら、晩酌前ってやつです」
    「晩酌前かぁ、ずいぶん努力してるんだね」
    「トレーナーもどうですか。私が直接レクチャーしてあげましょう」
    「いいの?それじゃあよろしく頼もうかな」

    「普段はどんなケアを?(塗り塗り)」
    「保湿液だけだなぁ」
    「保湿液だけだと保湿効果が長持ちしません。乳液でしっかり潤いを閉じ込めてください(塗り塗り)」
    「わかった。おすすめのメーカーってある?」
    「今トレーナーに使ってるやつです。私愛用のブランドでもあるのでついでに渡しておきます(塗り塗り)」
    「いいの?」
    「ここに来た時に私も使えますし」
    「そういうことか。私物あんまり増やさないでね」
    「それなりに努力します」
    「不穏だなぁ」

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