【cp?.閲注】すみません此処でしたら

  • 112連勤有給会議24/08/26(月) 23:12:04

    ミドリとかユズ、ユウカといった恋愛対象ではない誰かと一緒に【媚薬飲んで○時間or○日経たないと出られない部屋】にぶち込んで色々あって自分が飲む事になりながらも「妹(身内)に手ェだすわけないじゃん」「そもそもこんな訳分からない場所でしたくもない」という鋼な意思のもと堪えて媚薬のせいでぐちゃぐちゃのデロデロになりながらもマジで最後まで耐えきる理性強めモモイを見せてもらったり、書いても良いと聞いたのですが……

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:14:13

    おう、どんどんやれ

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:14:45

    すみませんが此処はセルフサービス……え?あ、が自分で書くんです…!?

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:15:40

    (イッチのコテをふと見て)……うわぁ
    …まぁ、好きにしなよ

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:16:15

    >>1

    感服したよスレ主…!

    さあ、お前の文を見せてくれ!!

    (コテハンかわいそ…)

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:19:29

    苦しそうなうめき声を上げて布団に包まりながらも決して手を出さないモモイか.....アリだな

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:20:05

    このレスは削除されています

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:20:58

    >>6

    誰でも心配して寄り添おうとするけど逆効果でムラつかせるだけなんだよね…

  • 912連勤有給会議24/08/26(月) 23:23:04

    許可降りたのでとりあえず幾つかルールとして…

    ・モモイが媚薬飲む方

    ・セッはしない。イキはする。

    ・時折ダイスや安価でちょっかいをかけます


    ではまず相手選びましょう。複数人だったら強制的に閉じ込める期間は《時間》ではなく《日数固定》


    dice1d7=6 (6)

    1.アリス

    2.ユズ

    3.ミドリ

    4.ノア

    5.ユウカ

    6.ゲ開部

    7.セミナー組

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:23:51

    初手ゲ開で草

  • 1112連勤有給会議24/08/26(月) 23:25:13

    複数人になってしまいましたね。モモイさんには数日頑張って頂きます。

    では日数を決めます。


    dice1d7=1 (1) (最低2日)

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:34:16

    短くてよかったとはいえ2日か

  • 1312連勤有給会議24/08/26(月) 23:36:48

    「………ぅ…あれ?此処どこ…?」

    目を覚ましたモモイは不思議という他ない場所にいた。光源も出入り口も見当たらないのに不思議と明るい白い部屋である。
    幾つか家具らしい物も見えたが、モモイの注意はそれらよりも先に自分の近くに倒れていた双子の妹と同じ部活の仲間に向いた。

    「え、みんな…!?ちょ、ミドリ!!ユズ!!アリス!!起きて!!!」

    そうそれぞれの肩を揺らすと、眠り自体は浅かったか全員すぐに意識を取り戻す。最初にその身を起こしたのはミドリだった。

    「うぅ…なに、お姉ちゃ……え?どこ?」

    その後もユズやアリスも周りの景色に見覚えが無い様に見渡し、困惑していた。

    「え、えぇ…私達…さっきまで部室で…」
    「おかしいです。アリスが覚えている限りではアリス達は皆部室でゲームをしていました」

    ノアの能力とは違うが機械としての正確さを持っているアリスがそういうのならば自分達に記憶の混濁は無い様に思う。
    となると、どうやら一瞬で自分達は意識を失って此処にテレポートしたという事だ。あり得ないが、現実なのである。

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/26(月) 23:37:00

    モモイが興奮を超えて苦しむ姿を2日間に渡って見せられるゲーム開発部の気持ちはいかに

  • 1512連勤有給会議24/08/26(月) 23:47:51

    とりあえず自分達の所持品を確認してみたが…まずすぐに気付いたのは自分達の愛銃が無い事…そして携帯などの連絡方法も同様になかった。正しく自分達が着ている服のみという状態にまず思い浮かんだのは誘拐と監禁……
    だが、あり得ないとすぐに首を横に振る。

    「私達を誘拐するなら……少なくとも、ミレニアムの学園内に入って、運び出した事になる…」
    「ウチのセキュリティでそれは普通に難しいよね…四人も運ぶ所なんて普通に目立つし…そもそも目的が分かんない」
    「だよねー?というか不意打ちをされたっていう記憶も無いし……」

    もしアリスが目的ならば、モモイ達を攫う理由は無い。そしてこの4人をまとめて、ミレニアムのセキュリティを掻い潜ってまで拉致をする理由など一つも思い浮かばない。
    ハッキリ言って不気味である…が、そういう時はモモイか……

    「とりあえず!まずは探索をしましょう!」

    アリスが動く。いつも通りの事なので、誰も反対せずにこの部屋を見て回る事にした。
    ドアも窓もない、たった一部屋だが…思ったよりも物があり、皆で一つずつ確認を行っていった。

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 06:14:28

    一応保守

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 12:23:30

    ノア:お互いそもそも設定薄い、余裕
    ユウカ:大フトモモなのは二次だけ、余裕
    ゲ開部:モモイが耐えてもみんなはどうかな?

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 22:03:17

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/27(火) 22:46:29

    そうして部屋で発見したのは…

    *大きめのベッド:自分達四人が寝転がっても余裕な程の広さがある。清潔感のある白いシーツが少し目に痛いくらいだ。
    *冷蔵庫:中にミネラルウォーターやカロメ、他にも果物などの簡単に食べれる食品が入っている。
    *シャワールーム:部屋の隅に設置されていた。アリスをひいた3人でひいたポイントその①。何故かガラス張りで外から丸見えなのが気になるし、全員が使っているシャンプーなどが全部揃ってた……怖い。
    バスタオルとかが多めにある。
    *戸棚:ベッド付近にあった。アリスをひいた3人でひいたポイントその②。なんとなく嫌な予感がしてミドリと私で開けたらなんとビックリ。慌てて閉めてアリスにも触らない様に口酸っぱくして言った。何が入っていたかは…言いたくない。
    *椅子とテーブル:部屋の真ん中にあった。4人攫ったのに椅子は一脚しかなかった。テーブルにはタイマー、封筒、謎の機械の輪っか、ファンシーなデザインのピンクの小瓶が一つずつ。

    この様な物があった。どこまでも誘拐犯…もはやいるかも不明だが、意図がまるで見えない物ばかりが置いてあって思わず首を傾げた。
    ただ、封筒の中は気になる為に全員で見ることにして代表して私が封筒から取り出した手紙を開いたらとんでも無いことが書いてあった。

    《此処は誰か一人に媚薬を飲んで貰った状態で48時間経たないと出られない部屋です。媚薬を飲んで貰う方は脱出までの間、テーブルの上の首輪を付けて貰った上で小瓶の中の媚薬を飲んでください》
    《此処であった身体への影響は脱出と同時に元に戻ります、ご安心ください》
    《上記の条件を満たさないと決して脱出は出来ませんが、満たしている状態でしたらこの部屋で如何様に過ごして頂いても構いません》


    「いや構うけど!?!?」

    一から百全てが問題でしかない。
    バカじゃないの!?そう声をあげると同時に手紙を封筒ごと床に投げたが、軽い紙はふわりと舞うだけで、余計に少し苛ついた。

  • 20連勤有給会議24/08/27(火) 23:00:12

    誰がこんな馬鹿みたいな命令を聞かねばならないんだと頭を抱える。大体、この部屋の何処にもカメラらしき物はなかったけど条件を達成しているかどうかの判断が出来るなら普通に観測している存在がいるって事じゃないのか…?
    皆の顔も…アリスはあまりよく分かってない様だが、かなり引き攣っている。

    「……でも、此処…ドアも無い以上、武器のない私達じゃまず脱出は無理、だよね…」
    「アリスちゃんの怪力はあるけど……そもそも此処は何処で、この部屋の周りがどんな構造かも分からない以上壁を壊すのも無理かなぁ…」

    ユズの言葉にミドリがそう続ける。私達の中でも単独での戦闘力トップのアリスでどうしようもないなら本格的に詰んでると言っていいだろう。

    「ううん…この薬を飲むと毒状態になってしまうのですか?皆顔が怖いですが…」
    「あー…えっとねー…」

    空気がおかしいのはアリスも気付いている様で、小瓶を指差しながら私に聞いてきた。チラリとミドリとユズに視線を送るが……逸される。どうやら私が教えないとダメっぽい……
    なんの罰ゲームこれ?大きく息を吸って、吐いてを二、三回繰り返してから、私はアリスに向き直った。気分は幼い子供に赤ちゃんの作り方を聞かれた両親である。

    「……えっと、この薬はね?媚薬って言ってね?その…死ぬ事はないけど……そうだね。毒、かも…苦しいかは人によるけど」
    「そうなのですか?具体的にはどうなってしまうのですか…?」
    「……その、ええと…エ…」
    「エ?」
    「……っ、エ、エッチな気分になっちゃうやつ、かなぁ…うん」

    こてん、と首を傾げるアリスだが、正直こっちはかなり恥ずかしい。
    顔から火が出そうだ。

  • 21連勤有給会議24/08/27(火) 23:20:51

    その後もなんとか噛み砕いてアリスに教える。間違いもあるかもだけど、もう帰る事が出来たら保健体育の教科書とかを読み込ませるしかない。

    「とりあえず、私達の中で一人が2日間毒状態に近い状態で過ごさなきゃならないって事が分かれば大丈夫だよ」
    「………誰かが辛い状態なのを耐えねばならないのですか?」
    「まぁ、うん」

    少し不安げな顔をしているアリスの頭を少しでも安心して欲しいと撫でながらも、私は考える。多分だけどもし飲むとしたら……

    「どうする?救助が来るまで待ってみる?」
    「外がどうなってるかも、分からないし…もし私達が急に、消えた様に此処にいるなら…学園の皆は、手がかりが少ない状態での捜索になると思う……」
    「時間かかるって事かぁ…冷蔵庫の中の食料…そこまで保つかな……」

    これからどうするかを話しているミドリ達に、私は口を開いた。

    「いや、私が飲むよ。さっさと出よう」

    全員がバッとこちらを見る。当たり前だけど、とんでもないものを見る目だったので少しばかり居心地悪かった。

  • 22連勤有給会議24/08/27(火) 23:42:17

    ミドリが肩を掴んできて大きな声で話す。

    「何言ってるのお姉ちゃん!?こんな訳わからない部屋のルールに従う必要無いでしょ!?」

    ミドリに続いて次に声を荒げたのはユズだ。

    「そ、そうだよ!それにび、媚薬とか言ってるけど…もしかしたら普通に飲んだら死んじゃう様な毒かもしれないんだよ!?」

    部屋を出た際に身体への影響は無くなるとあるが、これだって本当か分かったものではない。そう言うユズの言うことも最もだが…一応、何も考えないで言ってる訳じゃないんだけどなぁと私は頬を掻いた。

    「いつ救助が来るか分からないーって言ってたじゃん?ならあっちが提示してる脱出方法に従った方が早いよ」
    「だけど…!」
    「それにこの紙に書いてある事が嘘である必要性はなくない?わざわざ私達の誰か一人に毒飲ませるにはちょっと遠回りが過ぎる、というか…」

    そうだ。私達4人の誰かに毒を飲ませたいだけなら態々こんな場所を用意して攫う必要はない。飲み物にでも仕込めば良いのだ。

    「そう、だけど…」
    「多分本当にこの紙通りの事したら相手は満足なんだと思うよ。出たら身体が元通り、はどうやるか分からないからなんとも言えないけど…」

    あまり頭は良くない自覚はある。でも、一応シナリオライターとしてある程度話を整理して要点を纏めたりするくらいは出来る。
    評価は微妙だったりするけど……
    兎に角、私はなんとしてでも私以外の3人が飲むルートだけは潰さなければと口車を必死にカラカラと回していた。

  • 23連勤有給会議24/08/27(火) 23:56:10

    「んでね、もし媚薬だとするじゃん?そうなると我慢出来なくてー…みたいな状態になった時に皆がその人取り押さえなきゃなんだけど」

    そうして私はまずアリスを見た。ミドリ達は何が言いたいかは察してる様だけど、ハッキリ言った方が良いだろう。

    「私達じゃアリスは押さえられない。でも逆にアリスがいるなら押さえることは出来るから…飲む選択肢からアリスはまず除外したい」
    「んー…それは…」
    「アリスなら毒は効かないかもですよ?」
    「効いちゃった時を考えるとね…あんまりしたくない賭けかなって…」
    「確かに…?」

    よしよし、皆が一旦私の話を聞く体制に入った。最後まで話せるなら多分なんとでもなる。
    そうして次に私はユズを見た。

    「あと…ユズはもし媚薬飲んで出れたとしても…ほら気不味くなってもっと引き篭っちゃいそうだから」
    「ゔ…」
    「なるほど!ユズは毒状態から回復出来てもデバフが残るかもなんですね!」
    「まぁ…媚薬飲んだ姿とか普通友達には見られたくないから仕方ないよ。でもそう言うって事はお姉ちゃんは平気って事…?」

    そう怪訝そうな顔のミドリに対して、私は苦笑しながら答える。

    「いやいや!私も多分しばらくは気不味いよ!でもまぁ…今回は仕方なかった!って割り切る事も出来るよ」

    こう、蜂に刺されたみたいなものだと思うくらいには出来る。多分普通に恥ずかしいし、嫌ではあるけど…ユズ達がそうなる方が普通に嫌だし。

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 06:47:46

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 12:19:35

    一応保守

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 19:50:55

    保守

  • 27連勤有給会議24/08/28(水) 21:39:45

    あとはミドリだけど…

    「ミドリが飲むのはシンプルに私が嫌だっていう理由だけなんだけどねー…」
    「そっ、そんなの私だってお姉ちゃんが飲むの嫌だよ!それなら私が…」
    「駄目、ぜっっったい、駄目」

    ハッキリと、簡潔に。ただこれ以上の理由もないだろう。
    仲の良くない時期もあるが今では仲良しになれた大事な妹で片割れにそんな訳が分からないもの飲ませたくない。そんな姉心だ、これは。
    救援が望めない以上は私が皆を守るお姉ちゃんでなければならない。基本的に同い年とはいえ…それは譲れない事だった。

    何より、これは口に出せないが…私は正直身内には甘い。弱いとも言うけれど、もし本当に小瓶の中が媚薬で、それを飲んで辛そうな3人の誰かが迫ってきた時に恋愛感情の無い自分でも上手く拒絶出来る気がしないのだ。
    傷付けたくないし、何より甘えられると弱い自分をよく理解している私としてはなんとしてでも飲む人間を一人決めるならば私にしたい。

    別に自己犠牲のつもりはない。でもこの4人で飲むなら絶対に私だ。

  • 28連勤有給会議24/08/28(水) 21:53:59

    「という訳で嫌以外の理由が皆にないなら私が飲もうと思うんだけど…どうかな…?」

    そう聞く私に皆の返事はない。でもそれは無言の肯定というもので良いだろう。

    「まぁまず死ぬ事はないはずだから、本当にダメそうなら殴って気絶でもさせてよ」
    「そういう無茶が嫌だって言ってるのに…」

    ムス、とした顔のミドリの頭を笑って撫でながら宥める。こういう言い方をするという事は不服ながらも納得はしてくれたという事で良さそうだ。

    「それじゃあ私が飲むよー」
    「き、気をつけてね?」
    「変な感じがしたらすぐ言ってください…」

    ユズとアリスが心配そうな顔をしてるのにヒラヒラと手を振ってまずは髪に書いてあった首輪?を着けようとする。
    付ける前にもう一度軽く見ると何やらディスプレイらしい部分があったけど…一体何を表示するのだろうか…?と思いつつも首に付けてみた。サイズは問題ないどころか驚く程ピッタリで…ここで少し怖くなった事を皆に悟られない様にしながら私は小瓶に手を伸ばす。

    蓋を取り、軽く嗅いでみるが……少し甘めの匂いがする事以外は分からない。
    深呼吸をしてから、私は一息に飲み干した。

  • 29連勤有給会議24/08/28(水) 22:00:55

    この媚薬は


    dice1d2=2 (2)

    1.めっちゃ即効性

    2.ジワジワ遅効性


    で媚薬のタイプは


    dice1d100=75 (75)

    (1に近いほどムラムラするタイプで、100に近い程感度が高くなるタイプ)

  • 30連勤<チョイ視点変エルデ24/08/28(水) 22:15:17

    口いっぱいに、風邪薬のシロップの様な態とらしい甘さが広がり思わず顔を顰めるものの、モモイは一気に飲み干してみせた。

    「うぇえ…まずぅ……」

    そう舌を出して言ったモモイに3人は近寄りながら心配そうに声をかける。

    「お姉ちゃん、大丈夫…?」
    「毒状態にすぐなるタイプの薬では無さそうですか?具合は…?」
    「モモイ…」

    そう口々に話すミドリ達に対して当事者のモモイは笑って答える。

    「とりあえず今のところ平気そう…?特に何もないよ。全然平気!…不味かったけど」

    そう言うモモイの様子に嘘は無さそうだったのでひとまず3人とも大きく息を吐いた。そしてアリスがある変化に気付く。

    「見てください!タイマーが動いています!」

    そう指さす方にあるテーブルの上のタイマーは確かに動いており最初に見た時は【47:57:35】と表記されいたがそのまま少しずつタイマーに表記されている時間は減っていた。
    これが0になるまで待てば良い。
    モモイが今の所これといった変化もない為皆焦りの様なものは薄かった。
    だが、本当の変化はもう一つあり、モモイの首に付けられた首輪型の機械…その小さな表示画面には[1]という控えめな表示がされていた。

  • 31連休有給会議24/08/28(水) 23:02:08

    この媚薬って


    dice1d3=3 (3)

    1.時折波があって少し落ち着いたりする時もあるよ

    2.ずーっと気持ちいいが続くタイプだね

    3.どんどん感度とかムラつきが上がっちゃうタイプだなぁ……

  • 32連休有給会議24/08/28(水) 23:05:54

    効果が出てきた際の興奮度(初期値:1)

    ・1500超えたらプッツン

    ・ダイスの最大数は次第に上がります


    dice1d100=48 (48) (最低値40)

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 06:11:31

    仮にプッツンしても、それでも意地で耐えそうなものだがはたしてどうなるのかな?

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:54:43

  • 35連休有給会議24/08/29(木) 18:20:06

    その後も少しの間、4人で会話していた。
    もし自分達がいなくなった事に誰かが気付くとしたらユウカだろうかとか、気付いて貰えたとしたらヴェリタスや先生辺りも探してくれるだろうという事。
    そういった真面目な話から、これ作業出来なかった2日分締切伸びないかななんて楽観的な話までしていたが……気がつくと、モモイの口数が減っているのにミドリが気付く。

    「お姉ちゃん、大丈夫?」
    「え、ああ、うん…平気……なんか、違和感はあるけど…」
    「それって…」
    「どんな感じ…?苦しいとかはない…?」
    「苦しくは全くないよ。なんか少しぼんやり?してるけど…」

    そう話すモモイだが、右手で左腕を摩ったり、視線が落ち着かなかったりといった様子でミドリは思わずベッドに腰掛けて休んではどうかと提案した。

    「そうだね、まだ平気なうちに移動しておこうかな……」

    妹の言葉に素直に従う事にしたモモイは、普段より少しゆっくりめに歩いてベッドへと向かう。薬の効果が出てきているのか、風邪のひき始めの様な頭の重さとほんの少しの熱さを体の内側に感じ始めていた。

    首元の数字が48になっている事には、まだ誰も気付いていない。

    【47:50:09】

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 21:27:16

    >>35

    まあ平常時のとはいえ、普段の48倍だからな.....

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 21:43:37

    >>36

    対◯忍(3000倍)に毒されてる様だから教えておくけど、これは興奮度(ムラムラ度?)であって感度ちゃうと思う…

    というかもしそうなら48倍でも普通に発狂ものの感度だろ…

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 06:24:53

    >>37

    いや、普通にムラムラ度のつもりで書いてた。

    通常の48倍ムラムラしてるからって意味のつもり

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 06:40:47

    >>38

    最大150倍?

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 12:30:01

    ほしゅ

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 21:46:24

    ベッドにモモイが腰掛けて休みはじめてからミドリ達はそれぞれの壁を触ったり叩いたりしてある確認をしていた。
    この部屋にドアが無いとしても、脱出が可能であるなら…否、そもそも本当に隙間一つもないなら酸素が不足して危険である筈だ。
    となれば何処かしらに通路に通じるところ、または隙間があるのでは無いかと探し始めたのである。叩いて他の場所と音の響きが違ったりすれば…そう思いながらなんとか何か情報を得ようと行動する。

    「……こっちは、ダメか…アリスちゃん!そっちはどう?何かある?」
    「うーん……いえ、多分こちらの壁には何も…ダンジョンのトラップも仕掛けも無さそうです。ユズはどうですかー?」
    「…ごめん、こっちも無いみたい……もしかしたら私達じゃ届かない天井とかかも…」

    椅子はあれどそれに乗っても届きそうにないあの天井がユズの言う通りであれば、早速手詰まりである。いっそ全員で肩車でもしてみようか…なんてミドリ達が話し合っているその間、モモイは普段よりもずっと静かに、ベッドに腰掛けたままジッとしていた。

    「………っ…?」

    くしゃ、とモモイはスカートに置いた手を握りしめてスカートにシワを作っていたが、それもまだ、誰も気付いていなかった。

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 21:47:39

    興奮度🎲

    ・1500超えたらプッツン

    ・ダイスの最大数は次第に上がります


    dice1d150=53 (53) (最低値50)

  • 43思ッタヨリ理性強イナ…24/08/30(金) 22:00:22

    ミドリ達が探索の続きをしている間、モモイは覚えのない感覚に戸惑っていた。
    近い感覚を挙げ列ねていくのなら…暑い部屋で喉が乾く様な感覚、風邪をひいて少し人恋しくなる様な感覚、ただただ落ち着かない感覚と様々でそれらを混ぜて薄くした様な物に一番近い
    普段ならば不快でしかない感覚で、それらが混ぜこぜになってるのなら尚更の筈…だというのに、脳内はそれを不快と認知しない。

    ミドリ達の声が近い様な、遠くなる様な…ボンヤリよりはクラクラという言葉が合ってきたモモイは、細く長く息を吐きながらトサ…と軽い音をたてながらベッドに沈む。

    (こんな感じなんだ……結構、怠いなぁ…)

    まだそれを快感とは遠い物で受け止めながらも、身体の異常に困惑と、迷惑半分でジッとしていたモモイの首の機械は101を表していた。

    【47:08:32】

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 07:17:09

    さぁこのまま耐えれるか

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 09:47:14

    周りを襲いそうになるほどの興奮を抑えるために壁に頭を打ち付けて欲しい

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 09:54:49

    もしや先生がモモイに恋愛相談するスレの人か?

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 10:03:11
  • 48二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 10:05:09

    >>47

    そのスレだ

  • 49二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 12:47:43

    >>47

    ナニコレ素晴らしい

  • 50二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 19:24:45

    読みやすい文だから情景がかなり鮮明に浮かぶ。

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 19:58:05

    身体の怠さから、少し目を閉じてみると自分の鼓動が普段よりも大きく早く感じる。
    鼓動だけでなく身体の内の音が全て大きく聞こえて、煩わしささえ感じてしまう。そう思っているものの、それで癇癪を起こす様な元気も今は気分でもないし、体力は何かあった場合の為に取っておかねばならない。

    大人しくしていなければ、そう思いつつも暇な為に、なんとなく靴を脱いで、足を軽くシーツの上で動かしていると…

    「…ん………?」

    一瞬、何か違和感を感じてモモイは頭に疑問符を浮かべる。今のは一体…と思い、それでも嫌な予感がした為にそれ以上追及はしない事にした。碌なことにならないと謎の確信があったからだ。

    「…ふー……っ……」

    それでも、無意識のうちに未知の感覚に身体が反応し始めて、モモイは少し顔を顰めながら身体を丸めた。

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 19:59:50

    このレスは削除されています

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:00:44

    興奮度🎲

    ・1500超えたらプッツン

    ・ダイスの最大数は次第に上がります


    現在:101


    dice1d200=180 (180) (最低値70)

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:04:56

    うぉぉ···一気に来たな···

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:28:39

    「…?」

    ふと、ある音が耳に入り、アリスが其方を向いたのでミドリとユズもそちらを見る。
    先程モモイが歩いていったベッドの方向で、当たり前だがモモイが横になっていた…が、明らかに様子がおかしい。

    身体を小さく丸めて、落ち着かないのか双子のお揃いである尻尾のアクセサリーはぱたん、ぱたん…と力なくベッドを叩いていた。
    どうやら先程アリスの耳が拾った音はそれらしい…流石に心配になり、ミドリが遠くから声をかけて見ることにした。

    「…お姉ちゃん?」
    「…………」

    返事はない…マズイのではないだろうかと全員が心配するが今の彼女は媚薬を飲んだ効果が出ている訳で……下手に大勢で様子を見に行くのはモモイにとっても、心苦しいのではないかとミドリが言う。

    「ジャンケンで決めようか…」

    異論はなかった。

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:30:14

    ジャンケン🎲

    負けた子が見に行く


    dice1d3=1 (1)


    1.ミドリの負け

    2.ユズの負け

    3.アリスの負け

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 20:43:36

    言い出しっぺの法則とはよく言ったもので、様子を見に行くことになったのはミドリである。若干の気まずさはあるものの、それよりも姉への心配が勝ち少しホッとしたミドリはゆっくりとモモイへと近付く。

    「お姉ちゃん…?」
    「ふ、うぅ…っ……みど、り?」

    そうしてミドリの方へと目線だけ寄越すモモイの様子にミドリはギョッとする。
    明らかに先程とは違いハッキリと薬の効果が出始めている様で、やや潤んだ目で此方を見る姉は少し息が荒く辛そうにしている。

    「だ、大丈夫…じゃないよね……えと」

    どう言葉をかけて良いものか分からず、口を開いては閉じ、目線を動かすミドリを少しの間見ているモモイだったが…

    「…へいき」
    「え…」

    一瞬何を言われたのか処理しきれなかったミドリだったがモモイは続けて話した。

    「ちょっと、辛いけど…っ、へいき……でも、あんまり…近よん、ないで……?」

    そう言いながらフードを深く被るモモイにミドリは頷く事しか出来なかった。

  • 58二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:44:32

    そうしてユズ達の所に戻ってきたミドリだったが、その顔色はあまり良くない。

    「…モモイ、具合が悪いのですか?」
    「アリスちゃん…そうだね、本人は私達に心配かけたくないのか平気って言ってたけど……絶対違うと思う」
    「ミドリが言うなら、間違いないだろうけど……もしそうなら…2日間も、大丈夫なの?」
    「……分かんない」

    そう表情を暗くするミドリに慌ててユズは謝罪した。恐らく一番不安なのは身内であるミドリだ。あまり彼女の不安を煽る様な事を言うべきではなかったと反省する。
    だが…モモイの体調等がこの後どう変化していくか分からない以上、警戒はしなければだろう。モモイが言っていた様に理性が効かなくなり我慢出来ず…という事が起きない様にせねばならない。
    もしそんな事が起きれば、無事に出る事が出来た後も自分達とモモイとの間に深い溝が出来てしまうだろうから…

    「アリスちゃん、もしもの時はモモイを押さえなきゃかもだから…手伝って」
    「モモイが敵対npcになってしまうのですか…?」
    「少し違うよ、この場合近いのは…混乱状態かな?だからお姉ちゃんは私達を傷付けようとはちっとも思ってないよ」

    不安そうな顔のアリスを二人で宥めつつもユズは横目に先程よりも小さくなった様に感じるモモイを見ていた。

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:14:20

    いつもの元気さが徐々になくなってきてるな.....

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 18:18:57

    ミドリが去った後のモモイだが、概ねミドリの言う通りであった。全く平気では無い。

    (すごい顔してたなぁ…私の様子、側から見てもヤバいって分かるんだろうなぁ…)

    とはいえ、顔を見られたくないという思いでフードを被ったのはやや失敗したかも知れない。ただでさえ熱くなっている体の熱の逃す場所を減らしてしまった気がする程、熱が籠って酸欠になりそうだった。

    「うぅ…っ…ふー…はぁ……」

    そうして少しフードを脱げば今度は外気が異様に涼しく感じて、ゾワゾワとした感覚が首筋を走り思わず身震いしたが恐らくおかしいのは自分の方だと分かっているモモイは早く時間がすぎて欲しくて堪らないが…変に時計を見て進んでないと辛いので時計に目を向ける事はしなかった。
    というより、今は普通に理性が働いているがもし自分がこれから先おかしくなって皆に手を出すなんて事があれば嫌なので、モモイはなるだけ何も見ない様に固く目を瞑りながら身を小さくして耐えていた。

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 19:59:39

    念には念をで保守

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:51:08

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 00:07:14

    モモイが色々とシャットダウンしようとしてる間、少なくとも今の自分達ではこの部屋の脱出は無理そうだと結論付けた3人は時計を見る。

    【46:21:38】

    まだ2時間も経っていない。正直言ってしまうと…する事が無い。携帯端末が無い為に助けを呼ぶどころかゲームも出来ないのは困る。
    モモイの事は勿論心配なのだが全員根っからのゲーム好きであり、ゲームをしないでジッとしているのは割と嫌な子供なのである。

    「どうする?雑談って言っても…」
    「アリス知ってます!こういう時の話は何故か驚く程すぐ終わる話ばかりで空気も終わるって!」
    「そうなんだよね…」

    というか、同じ空間に媚薬飲んだ身内がいるのにゲームも雑談もする気にはなれない。
    モモイの容態がこの先どうなっても自分達では何も出来ず、救助が来る事を祈るしかないというのは普通にマズイ状況である。

    「とりあえず、もう一度探索してみよう?何か見つかるかも知れない」
    「隠しアイテムというやつですね」
    「確かに…脱出ゲームと考えるなら、まだ何かしらのギミックがあると思って良いかもだけど…」

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 08:50:05

    >>63

    空気も終わるは草

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 15:03:19

    興奮度🎲

    ・1500超えたらプッツン

    ・ダイスの最大数は次第に上がります

    現在:281


    dice1d250=68 (68) (最低値80)


    ミドリ達が何か見つけられたか🎲

    ミドリ

    dice1d2=2 (2)

    ユズ

    dice1d2=1 (1)

    アリス

    dice1d2=2 (2)


    1.見つけた

    2.何も……

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 16:08:26

    ユズが見つけたァ

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 16:28:17

    何を見つけたのー?🎲


    dice1d3=1 (1)

    1.少しの間薬の効果を抑える薬

    2.惚れ薬みたいな副作用があるけど飲んだら部屋を出るまでの時間を短く出来る薬

    3.どっちも


    1ならどれ位効果がある?

    効能時間

    dice1d4=3 (3) 時間程

    タイプ

    dice1d2=2 (2)

    1.普通に落ち着いて楽になるタイプ

    2.副作用で次の興奮度🎲にバフが入るタイプ

    *どちらも効果が切れた際、興奮度は一気に戻ります


    2ならどれ位短くなる?

    dice1d5=5 (5) 時間

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 18:06:54

    最後の3時間位前に飲んだらいいな!ヨシ!

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 18:22:24

    今使うんじゃないぞ…一番ヤバい時に使うんだぞ…いやラストエリクサーするんじゃなくてだな

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 22:21:15

    ホルスタイン(保守)

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 23:16:38

    皆でバラバラに探索したところ、冷蔵庫の奥にあった謎の小瓶をユズが見つけた。小瓶のデザインは先程モモイが飲んだ媚薬の物と似ているが細かい所は違う。一番の特徴は瓶の細くなっている所に結われた紙だろう。
    急いで二人にも報告するととりあえず紙を見てみようとなり、解いて中身を読んでみる。

    【此方は3時間程の間、媚薬の症状を抑える事ができます。しかし副作用もあり、3時間経った後は媚薬効果は元に戻るどころか一時的に効能を強めてしまいます】
    【また、終了3時間前に服用して副作用を回避しようとするなどの行為は、服用者の解放後の身体に影響が残る可能性が出てしまいますので、推奨しません】
    【使い道を誤らないよう、お使いください】

    どんな仕組みかは分からないが、モモイの飲んだ媚薬の効果を少しの間副作用付きだが抑えてくれる物らしい…と書いてあるのを見て三人で顔を見合わせる。

    「怪しくない…?」
    「怪しいです」
    「信用できる要素がまるでない…」

    何故こんな物を用意してるのかも分からないし、そもそもこのメンバーを攫って媚薬を飲ませようという意図も不明…
    監視カメラも見当たらないが、本当に何がしたいのか分からない相手からの施しに対してミドリ達は全力で警戒した。

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 08:33:58

    >>71

    デメリット踏み倒しが潰されてて草

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 13:39:15

    “一時的に”強めるならいっそ早いうちに使ったほうがいい説ないか?後半に使うほど元が大きくなってる分酷いことになりそう

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 20:30:32

    しかし、薬を飲んで苦しんでる当人であるモモイに関する事でもある為無視も出来ない。

    「……いつか使うとして…タイミングはどうする?出る直前はダメだってあるけど」
    「うーん、そもそも副作用があるなら普通に使うのもイヤですが…どうしてもモモイの近くにいなければならない時、とかでしょうか?」
    「そんなタイミング来るかも分からないけど……とりあえず今は使わない方がいいのは確かだね…」

    そう判断に困っている3人。結論は出ない…こんな状況で正しい判断など下しようが無い。いっそもう一度モモイに聞きに行こうか…
    だがモモイがアレ以上に薬の効果で何かあれば、というミドリとしても勧める事は出来ない。改めて、この部屋の悪質さに頭を抱える他なかった。

    「ん゛ん、ゔぅ…っ…」

    その間、ベッドで横になっている普段よりボヤけた明るさになっているモモイのヘイローがパチ、パチッと次第に明滅し始めていた。

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 22:42:49

    このレスは削除されています

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 22:43:55

    首の機械には361まで増えた数字が表示されているが、それを見ることが出来ないモモイはそれどころではない。

    「はー…っ、ぁ、ぅ……はぁ、っ」

    目を瞑ったのは間違いだったと思った。見ない分、肌が空気に触れている所や、シーツや衣服が触れている場所、全ての感覚が異様に鮮明になってゾワゾワしてやめた。
    とはいえ、目を開けたとて大して変わる事はなく、身体の芯が熱した鉄に変わった様な感覚にモモイは苦しんでいた。背中もそうだが、所謂「そういう場所」にも鈍い熱を感じてモモイは歯噛みする。

    ミドリ達に聞かれたくない為になるだけ声を抑えるものの、意図せず方が跳ねたり、息が乱れていく。自分にその気が無いのに無理矢理そういう気分になるという状況がこうもストレスになるとは知らなかった。

    シーツに皺がつく事などお構いなしに握りしめ、少しでも熱を下げようと相対的に冷たく感じる外気の空気を吸っては、生温い二酸化炭素を吐いている。早く、早くこんな地獄が終わってくれと願いながら…

    【46:02:11】

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 07:58:22

    >>76

    頑張れモモイ......

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 16:05:33

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 21:24:58

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 21:43:20

    しかし幾ら願おうと自身の身体の熱は燻り続けるばかりで、苦しくなってきた。
    ぽろ…と生理的な涙が零れたのをなんとなく知覚していたモモイは口に唾液が分泌してるのと反比例して喉が異様に乾くのを感じる。

    (…みず、飲みたい)

    喉が乾くのもそうだが、身体の熱を少しでも冷ましたくて堪らない…
    上手く力が入らない身体を起こそうとする。漸く上体を起こした時には体力が更に削られた様な錯覚さえしてしまう。
    少し身体を起こしてこれはマズい。この後自力で冷蔵庫に迎えるかも分からない。だがもっとマズイのはこの状態の自分が動いてミドリ達がどう思うかであった。
    今更かも知れないとは思うが…まだそういう事にやや疎そうなアリスは純粋な心配をしてくれているし、先程様子を見にきたミドリ、そしてユズに今の自分の状態で変な不安を仰ぎたくもないし、普通に媚薬でそうなっている自分を見られたくないという我儘があった。

    (あー、ダメだぁ……全然思考まとまらない…シナリオ浮かばなくて徹夜した時より、酷いや…)

    ではどうするかという所で解決策は出てこない。そうしている間もゾワゾワした感覚は大きくなっていくというのに…
    困った。そう素直に悩んでいると、いつの間にか横にいる誰かが声をかけてきた。

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 21:44:19

    誰が来てくれたかな🎲


    dice1d3=2 (2)


    1.ミドリ

    2.ユズ

    3.アリス

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 21:53:51

    「モ、モモイ…大丈夫?」
    「ゆ、ず…?っ…」
    「ご、ごめんね…モモイが起き上がったのはすぐ気付いたんだけど…そこから中々動かないから、しんどいのかなって……」

    どうやら思ったより時間をかけてしまったらしい。普段より静かで、動かない自分の様子を見かねて3人のうちユズが今度は来てくれた様だ…

    「ぅ、っ……」
    「えと、何かしたいの?お手洗い?」
    「……ぃず…」
    「え?」
    「…みず、ほし、い…っ、はぁ…っ…」
    「水?わ、分かった…!すぐ持ってくる!」

    そうしてトテトテと歩いて行ったユズに、正直言ってとても助かったモモイは礼を言いたかったが…今の自分に出来る事は少しでも冷静に対応する事だと理解している。
    出来かは分からないが…

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 06:58:17

    ho

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 12:53:18

    syu

  • 85二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:10:19

    興奮度🎲

    ・1500超えたらプッツン

    ・ダイスの最大数は次第に上がります

    現在:361


    dice1d300=80 (80) (最低値90)

  • 86マジデ理性ガ強イ…24/09/05(木) 18:26:29

    此方に目でモモイの様子を聞いてくるミドリ達に対してユズは分からない、喉が乾いてるみたいと伝える為に首を振ったのちに喉を指差しながら先程小瓶を見つけた冷蔵庫を開けて、中からミネラルウォーターを取り出す。

    そうしてモモイの元に戻る間も、先程のモモイの様子が脳内で再生される。何かに耐える様に背中を丸めながら肩を震わせて、息も少し荒くなっていた。此方を見る目は余裕が無いと言いたげで……
    友人のああいった様子というか顔を見る事になるなんて思わなかったし、それがそういう事が全然想像出来ないモモイなのもあってユズの中では小さくない衝撃だった。
    だが、やはり状況が状況である為、ミドリと同様心配の方が勝っている。

    「モモイ、お水持ってきたよ」

    ふらふらとした様子で座っているモモイに近寄り声をかける。先程と変わらず反応は遅いものの、ゆっくりと此方に顔を向けるモモイ。座っている彼女に対して自分が立っている為に自然とユズがモモイを見下ろす形になる。
    少しボンヤリとしているのか、何か思うところがあるのか、此方を向いてからもモモイは少しの間動かなかったが、思い出した様にユズのてからミネラルウォーターのボトルを受け取った。

    「っ…ありがと……」

    そうお礼を言ってモモイは、ミネラルウォーターの蓋を開けて口につけた。

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:27:27

    >>86

    流石だよモモイ。理性が強すぎる

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 21:03:41

    まぁその…ガンバ…

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 01:40:53

    保守

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 01:59:55

    プッツンのタイプって自分を慰める手が止まらなくなるのか誰かを抱こうとするのか抱き潰されに行こうとするのか…楽しみであるがモモイには鋼の意思ですべて抑え込んでほしくもある……

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 08:51:34

    このレスは削除されています

  • 92能情理我論提唱者24/09/06(金) 10:47:59

    理性は理解し、計画し、その計画を遂行するために我慢することが出来る力、モモイは友情を友情のまま押しとどめるために欲望を頑張って抑えるということは理性が硬いんだね、まぁ日常だったらその理想を感情のまま突撃するために利用するんだけどねぇ

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 18:05:46

    ユズからミネラルウォーターを受け取ったモモイはなるだけ冷静になろうとしているが、その分、自分の今の状態がマズイ事を理解してしまう。

    心配そうに此方を見下ろすユズの髪が彼女の呼吸の度に少し揺れてカーテンの様に見える。普段なら絶対気にしないそんな動きがやけにゆっくりに見えるし、ユズと距離が近いからか、それとも薬の影響か…普段よりもずっと鼻につく彼女の匂いなどがあまりに鮮明に自分の身に焼きつく。
    なんならペットボトルの結露の水が伝うユズの指を見ただけで何かおかしかった。目が釘付けになって、心臓が変な跳ね方をして…

    (ごめんユズ…)

    恐らく、そういう興奮作用も薬のせいなのだろと理解しているのに上手くコントロールが出来ない。自分の意思に沿わない身体の反応に嫌気がさしながらも水を飲む。

    「ん……んっ…」

    よく冷えている水が口内から始まり、身体の内を冷ましてくれる様な感覚にモモイは少し安堵するものの、やはりそんな刺激でさえも小さくとはいえ声が漏れる。
    薬を飲んですぐの時とは最早体調の差は歴然であり、モモイは本当に部屋を脱出出来たら薬は抜けるのか内心不安になりだした。

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 20:43:40

    最近成り済まし多いからコテつけてみるといいよ✿
    何度も妄想してたシチュたすかる。応援してますー

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 20:46:30

    コテつけるなら出来るだけ連想されずらい言葉を使った方がいいよ
    あまりにも分かりやすかったりするとコテつけても乗っ取られる事あるらしいし

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:56:10

    このレスは削除されています

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 07:25:12

    このレスは削除されています

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 12:33:10

    一応保守

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 18:26:16

    モモイの考えを知らないユズは、心配が勿論上だがなんとなく、まじまじとモモイの観察をしてしまう。遠くにいるミドリ達には聞こえないだろうが、小さい声を漏らしてピクッ…と、小さな刺激に肩を震わせている。そして、落ち着かないといった様子で脚を閉じて少しぷらぷらと動かしたり、内腿同士を擦ったり…
    ハッとして急いで目を逸らすが、正直気になってしまうものは仕方ない。

    恐らく、かなりキツいのだろうがモモイに聞いたところで強がられてしまうだろう。どうしたものか…何か出来る事はないか、先程見つけた薬の話はいつしようかと考えて、もう一度モモイの方に目線を向けた時である。

    「…あれ?」
    「?なに、ユズ…?」

    それはモモイがこの部屋に来て薬を飲む前に付けた首輪だ。付けてからしっかりと見てはいなかったが…こうして見ると変化がある。

    「この首輪…数字が」

    そう気になった物に純粋に手を伸ばしたユズ。だがその興味によって忘れていたが、目の前のモモイは媚薬を飲んだ状態なのである。
    突然のユズの行動に回避やその手を止めようという発想も浮かぶ前に先程までモモイに手渡したよく冷えたボトルを持っていたひんやりとしたユズの右手が、モモイの首筋に触れた。

    「んぁっ…!」

    瞬間、ユズだけでなく、遠くにいたミドリ達にも確実に聞こえる声が部屋に響いた。

  • 100二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 18:40:54

    想定していなかった外部からの不意打ちに近い刺激、まるで電流の様に背筋に何かが走った感覚に、一番大きく肩が跳ねて反応してしまった事もだが、その声をミドリ達に聞かれたとモモイは羞恥からボトルを持ってない手で顔を覆った。
    慌ててユズも手をどかして謝罪した。

    「ご、ごご、ごめんっ!!わざとじゃ…!」
    「う、うん……だい、じょぶ…っ」

    嘘だ。コレは流石にキツい…身内にその手の声を聞かれるとかなんの罰ゲームだ。
    だがユズが気にしてはならないとモモイもモモイで必死に先程までぼやけかけてた理性を総動員で言葉と態度を選んだ。部屋から脱出した際に、ユズと気不味くなりたくないからユズには飲ませないと決めたのにコレである。
    しかし顔が熱い。絶対今は人に見せられない顔をしている。そう顔を隠しながらもユズに平気だから大丈夫だからと言い続けた。

    「その、本当にごめんね…首輪に数字が出てたから気になって…」
    「数字…?」

    謝罪をするユズのその言葉に引っかかりチラッと指の隙間からユズの顔を見た。ユズもびっくりしたのと恥ずかしいのとで顔が赤いが、空気を変えれるか?と話に食いついたモモイに説明をした。

    「なんか、441って今は出てるよ」
    「な、にそれ…?」
    「分かんない…でも、数字に何か変化起きたりしてないか私達も気にかけとくね」
    「うん……おねが、い…」

    なんとか軌道修正出来たと、安堵したユズはついでにモモイに先程見つけた副作用付きの薬について話した。

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 22:20:50

    正直、思わず声が漏れ出たモモイがとても可愛い

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 09:05:31

    このレスは削除されています

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 16:19:17

    保守

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 21:24:29

    副作用があるとはいえ3時間近く媚薬の効果を抑えられるのはかなり有難い。というのがモモイがユズから話を聞いて真っ先に思った事だったが…確かにタイミングは難しい話だ。

    「…たぶん、だけど…っ…この薬、どんどん強くなって、来てっ、るから……ふっ、うぅ…!」
    「む、無理しないでね…?」
    「ありがと…とりあえず、明日には、もっと…酷いだろうから…今日は、耐えてみる……」

    薬を飲んだ当人であるモモイがそういうのならば余程の事がない限り今飲ませるのは止めておこうと、モモイ本人の意思を汲んでユズは冷蔵庫に小瓶がある事だけを伝えて「また何かあれば遠慮せず呼んで欲しい」と伝えてモモイから背を向ける。

    「………」

    モモイはそれを、ただ、じぃ…っと見ていた。ふわふわと赤みのあるユズの髪が舞ってユズの動きに合わせて動くのを…じぃ…っと。
    手を伸ばしたり、声をかけて引き留めるなんて事はしないが、自分のその行動が本来の自分のそれとは乖離しているものと分かるモモイは、若干の罪悪感を少し冷たさを失った水と共に飲み干した。

    (……寝よ)

    到底、眠れるとは思えない。だが少しでも体を休めて、その体力で理性を動かさねばならないとモモイはまるで使命の様に感じていたのだ。

    【44:49:37】

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 21:30:08

    興奮度🎲

    ・1500超えたらプッツン

    ・ダイスの最大数は次第に上がります

    現在:451


    dice1d350=11 (11) (以降、最低値は100固定)

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 21:39:39

    まだ三時間ぐらいしか経ってないのか・・・
    割と絶望的では?

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 21:50:08

    >>105

    最低値保証がなければ11とか恐ろしい精神力.....

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 21:59:42

    >>105

    鋼鉄?

  • 109理性ノ化身カヨ…24/09/08(日) 22:03:30

    ユズがモモイから離れてミドリ達の元へと戻ると心なしかミドリが疲れた様子だったのが気になったユズは聞く。

    「ミドリ、どうしたの?」
    「…ほら、あの…お姉ちゃんがさっき、その、声出しちゃった時…」

    あー…とユズは理解した。薬を飲む前にはモモイが媚薬の説明役をしてくれたがそのモモイがあの状態ならば近くのミドリに聞くのが普通である。ただ、ミドリからすれば実姉の嬌声についての説明をせねばならないという訳で…
    控えめに言っても苦行である。

    こめかみを抑えて苦虫を噛み潰した様な顔のミドリとは対照的にアリスは本当に不安そうな顔をしている。普段こういう時に空気を纏めてくれるのもモモイだったりするからユズも一瞬困ったが…こんな時くらい部長らしくせねばならないと気を引き締めた。

    「アリスちゃん、大丈夫。さっき私とモモイが話した時に私がモモイをビックリさせちゃっただけなの。安心して」
    「で、でも…モモイ、あんな声…遠目から見ても苦しそうで…」
    「そうだね、モモイが飲んだ薬もあってモモイは今身体の調子が普段より良くはない。でもさっきモモイが説明してくれた通り…死んだりはしない。絶対に」

    上手い説明が出来ない事は歯痒いものの、少しでもアリスを安心させようとユズはアリスを撫でながら努めて優しい声色でそう教えた。

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 02:06:43

    興奮度551で三分の一は埋まったみたいですね
    最低保証なかったら数字まだ440なんだな……

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 08:03:23

    このレスは削除されています

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:03:06

    保守

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 22:39:50

    保守〜

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 23:20:11

    その後、あまりモモイの方に意識を集中して先程の様に声を拾ったりしては双方ダメージがあると暗黙の了解がユズ達の間で敷かれ、無理矢理ながらも雑談やら道具のいらない軽いゲームをして時間を潰す事にした。

    だが、その間もアリスは納得しきれなかった。友達が、モモイが苦しんでるのに自分達にはそっとしておくしか出来ないなんて…
    確かに、自分はまだ勇者としては未熟で回復魔法も使えない。医療知識も豊富とは言えないから毒や薬を飲んでしまった人体に対して処置など出来るわけもない。

    「……」

    それでも、だけど…とそんな思いでアリスはチラチラとモモイの方と、時計を見比べた。まだまだ指定された48時間の完了には遠い。早く終わって欲しい、外に出てまずモモイを病院に連れていくべきだと思うし、モモイとはしゃいでゲームしたり、それをユウカに叱られながらもいつもの楽しい日常に戻りたい。

    (アリスは、今モモイの近くに行ってはダメなのでしょうか…)

    苦しい時に、一人で耐え忍ばねばならない時もあるかもしれないが…仲間が、友達がこうして少し歩いた先にいるのに。

    「…アリスちゃん、やっぱりお姉ちゃんのこと気にしてるよね?」
    「うん、さっきから上の空な時も多いし…もしモモイが暴走しちゃってもアリスちゃんなら押さえ込めるだろうけど……」

    そんな事を考えているアリスには聞こえないよう小声で、ミドリとユズはこの年不相応に無垢な友人がどうにか心穏やかに時間を過ごせないかと色々と話し合っていた。

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 07:15:09

    >>114

    そうだね......よく知らなかったらそう思うよね......

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 15:51:43

    この先が楽しみだな……

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:02:59

    ダイス神よ、モモイのプッツンが見たくないと申すか

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:04:37

    >>117

    もしかしたら見たいけどすぐプッツンするのは解釈違いなのかもしれないぞ

  • 119二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:50:23

    そうしてモモイの状況をいまいち理解と納得しきれないアリスの気をアレやコレやと引いたり宥めたりするミドリ達だったが、流石にそれを残り40時間近く出来るかと言われればかなり不可能に近く…

    「いっそちゃんと一から十、全部話しちゃう?」
    「ええ…!?」
    「もっと詳しく正しい知識としては、帰ったら先生とかに保健の授業をお願いするとかしかないだろうけど…お姉ちゃんの状況くらい…」

    一人、知らないままという状況は確かに良い気分では無いだろう。ならば一度キチンと話してあげるべきだ。そりゃモモイも恥ずかしいかもだが説明する自分達だって恥ずかしいから許して欲しい。

    「で、でもその…どの辺りから話すの…?」
    「それ、は…うぅ…」
    「二人とも先程からなんの相談をしているのですか?」

    アリスの言葉にビックリしたミドリとユズは揃って肩を跳ねさせる。そりゃ小声とはいえ近くにいるのだからずっと話していればアリスも気付くのは当たり前なのだが…

    「えと、一応アリスちゃんにも関係ある話で…」
    「アリスにもですか…?では何故二人で話しているのです…?」

    その言葉にゴホンッとミドリが咳払いして、アリスに向き直る。アリスは自分にも何か話したいのだなと理解して何か言う前からその居住まいを正した。

  • 120二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 07:24:49

    お、話すか.....

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 13:27:37

    アリスが変な勘違いしてモモイの方に向かったりとかしなきゃ良いけど.....

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 20:47:04

    このレスは削除されています

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 23:01:30

    なんとなくもう一度咳払いをしたミドリは意を決して口を開く。

    「アリスちゃんは、その、赤ちゃんがどう出来るかは知ってる…?」
    「?…性行為の事でしょうか?」
    「せっ…!?う、うん。それ…は、知ってるんだ。よかった…」

    ひとまずお手本の様な保健体育の授業はしなくて良さそうだとホッとした。だが性行為と媚薬が繋がらないアリスは未だにキョトンとしている、話はまだまだこれからだ。

    「えっとね…お姉ちゃんが飲んだ媚薬っていう薬は所謂、その…そういう行為をしたくなっちゃう薬って言えばいいかな?」
    「?つまり薬を飲んだ今、モモイは性行為をしたい気分になっているのですか?」
    「そう、だね…症状としては近いかな?」
    「ならアリス達が性行為の相手をするのでは駄目なのですか?」
    「ごふっ!」
    「んん゛っ…!?そ、そう、だねー…それはちょっと難しいかなー…??」

    あまりのストレートな言葉にユズと共に吹き出しかけたミドリだがギリギリで耐えて説明を続ける。

    「そういう行為って元々は本当に大事な人…生涯でこの人だけって人としたいものなんだ」
    「一人だけ……確かに3人もいます…」
    「いや、あの…そもそもお姉ちゃんがまだそういう相手を見つけたり作ってないからさ…何よりそういう行為は相手の同意が無いとね…」

    アリスは訝しんだ顔をした。
    種の存続の為の行為なのに、何故そうも複雑化しているのだろうと。子供が作るリスクの事を言っているのならば…此処には同性しかしいない。子供が出来る可能性はもとより無いのに……

  • 124二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:32:54

    >>123

    あー、そうなるか〜

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:33:24

    このレスは削除されています

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 09:33:48

    オゥ…

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 10:01:11

    幼い感性とゲーム脳とアンドロイド特有の合理的思考が合わさって……いいよね

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 18:37:22

    ho

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 23:16:31

    無邪気だが、いまいちズレた価値観のアリスに対してどう説明しようか…とミドリが考えていると横からユズが助け舟を出した。

    「モモイは薬でしたくもない事をしたいって思ってる訳だから…この部屋を出た後にそういう大事な行為をしてしまったって気まずくなりたくないんだと思うよ」
    「性行為をすると、気まずくなるのですか?」
    「私達の友達や仲間としての好きや大事って気持ちと、お互いそういう行為しても良いって思える好きは種類が違うから……」
    「なる、ほど…?」

    ナイスユズちゃん!ミドリは内心ガッツポーズをした。とりあえず倫理観という難しい面よりはアリスにも分かりやすい様に感情的な面で教えた方がいい。事実、モモイも飲みたくて飲んだわけでもない薬で、したくもない行為をしたくなっているだけという説明にアリスは先程よりも納得の姿勢を見せている。

    「ただ、モモイの薬の効果はモモイの意思と関係なく強くなっていってるみたいだし…もしもの時はアリスちゃんがモモイを止めてね?」
    「分かり、ました…!とりあえずモモイの様子がおかしかったら止めます!」
    「うん、そうしてあげて?モモイの為にも、私達の為にもね」
    「はい!」

    理解はしきれてないだろう。だが、モモイも、ミドリやユズもその行為を行う事に対して不本意だというのならばそうならない様に自分が出来る事をしようとアリスは納得した。

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 05:40:23

    まだまだ時間は残ってる…こっからどうなるか……

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 12:21:55

    とりあえずいい感じの説明ナイス

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:55:10

    保守

  • 133二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 06:55:56

    保守

  • 134二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 13:47:41

    一応保守

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 21:51:15

    保守

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:22:55

    このレスは削除されています

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:23:35

    このレスは削除されています

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:24:37

    時間経過の描写も挟んだし一回時間経過ダイスしますか…四時間以上経過してたら興奮ダイスも追加で


    前回の【44:49:37】から

    dice1d6=4 (4) (最低2時間)程

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:28:38

    4時間経ってるので興奮度🎲

    ・1500超えたらプッツン

    ・ダイスの最大数は次第に上がります

    ・ダイス神がプッツンお好みじゃないのかもだから救済措置で40未満なら増加無し

    現在:551


    dice1d370=112 (112) (最低値は基本100固定)

  • 140ヨッシャァア‼︎!!24/09/14(土) 22:52:32

    あれからミドリ達は色々と暇つぶしをしながら時間を潰していたが、流石にゲーム好きの人間からすると飽きを感じ始めた。
    無論、こうしている間にもモモイは薬の作用で苦しんでいる為に自分達はマシなのは分かるが…6時間以上も経つと心配もしてはいるが、ずっとオロオロしてるのもおかしな話だ。
    テーブルの上のタイマーを見れば残り40時間をきるかどうかといったところ……せめて娯楽用具を寄越せと文句も言いたくなってしまう。

    「どうする…?」
    「うーん……シャワーでも浴びとく?」
    「この部屋冷蔵庫の物を食べるか、シャワー浴びるかベッドで寝るしか出来ません……」

    本当に生活の最低限しか無い…ミドリは溜め息を吐くが、ユズの言う通り少し気分を変えるならシャワーは悪くないかも……だが

    「あのスッケスケシャワールームで?」
    「うううぅ…だよねぇ……」

    ユズも提案しておいてなんだが…あのシャワールームじゃ何も隠せない。
    アリスに人の暮らしを教える時にやり方を教える際に一度皆でお風呂に入った事もある……とはいえ、あのシャワールームで一人裸になって周りに見られるのは大分難易度が変わる話だ。

    ただ一人の女子高生としては身綺麗にしたいという欲求もあるわけで…

    そんな風に悩んでいると、皆声も出さずに静かになってしまう訳で……その声が聞こえてしまったのは割と事故に近かった。

    「ふっ、うぅ…ん…は、ぁ…っ」

    一番反応が早く耳を塞いだ…というかヘッドホンを上から更に押さえたのはミドリであった。気持ちは分かる。

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 02:09:55

    まぁ、姉の発情しきってるほぼ喘ぎ声みたいな声って聞きたくはないよね……でも静かすぎて抑えてもうっすら聞こえてくるんだよね……

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 09:07:45

    保守

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 19:48:33

    保守

  • 144二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:53:20

    保守

  • 145二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:55:37

    >>141

    モモイは発情のせいだが

    発情する声のせいでゲーム開発部まともに寝れなさそう

  • 146二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:55:31

    モモイの声に対して別ベクトルに反応に困っていたのはミドリだけではなく、アリスもまた、気になる事を無垢にユズに聞いてくる。

    「あの、モモイはどうして苦しそうな声を出しているのですか?生殖行為には苦痛を伴うのですか?」
    「え、あ、えと……場合によってはあるんだけど、今のモモイのその声の場合は苦痛とはちょっとだけ違うかな?」
    「?」
    「う、うーん…その、そういう行為って……ちゃんとするなら、き、気持ちいい…らしいよ」
    「気持ちいい?」
    「うん……それで我慢出来なくて、声が出ちゃうんだって。アリスちゃんも驚いたり痛かったりで声が出るでしょ?そういうのと同じだよ…多分」

    友達の嬌声に関する解説とか酷い状況だが、此処で説明を省いた結果、大惨事になる事だけは避けようとユズは耳に入ってくる音になるだけ意識を逸らしながらアリスに話していた。

    「そうなのですか…でも、モモイは相手もいないし、恐らくジッとしているのに…」
    「…それは、薬のせいかもね。やっぱり効力が段々強くなっていってるのかな…?」
    「…モモイは明日、大丈夫でしょうか?」

    そう眉を下げていうアリスに、答えを知らないユズは不安を和らげる為に、そっと彼女の頭を撫でてあげるしか出来なかった。

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