先生、見てください【その後】

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 21:59:48
  • 2二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:02:17

    保守

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:06:51

    ミヤコェ...

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:07:25

    前スレで犯人がアリウスの残党に決まったけどこんなガスどっから調達してきたんだ

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:12:21

    ミヤコ、、、もういい、

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:14:06

    ミヤコには厳しい現実かもしれんが捜査記録を読みたい欲が抑えられない……ごめんミヤコ

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:14:50

    テラー化して全てを破壊する存在になれたらどれほど楽だったか
    でも彼女は正義だから、秩序だから
    だから現実逃避を選んだ

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:15:23

    やっぱ力いる?
    またみんなに会えるようにできるよ?

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:16:17

    >>8

    "黙れ"

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:16:55

    >>9

    死人に梔子

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:17:23

    >>10

    ユメ先輩

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:17:30

    >>8

    かえってー

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:18:23

    ぴょんこは銃撃戦で死んだ
    さらに先生の暗殺に毒ガスが使用され、サキとミユ死亡、FOX小隊も全滅、生活安全局のフブキ重症キリノ軽傷
    先生死亡で再び行政権が失効、その影響で事件が多発してカヤ、ヒナ、ユズが死亡
    モエは生きていたが現実に耐えられず自殺
    たまたま買い出しで離れていたミヤコただ一人が生き残った
    犯人はアリウス残党

    キヴォトス滅亡RTAかよ

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:21:22

    >>12

    はーい

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:26:11

    弱ったな……

    手を下したのが秩序を乱す存在だからこそ、生き残った生徒達に鎮圧する理由を与えてしまっている

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:27:08

    チラッ

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:39:59

    好きな展開で喜ぶ地下生活者

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:50:48

    先生が死んだってことはワカモが大変なことにならない?

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:57:06
  • 20二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 22:58:46

    >>18

    ヒナが死んでるならワカモも死んでるかもしれない...

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:04:04

    ミヤコもキリノも生き残れたようで嬉しい

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/28(水) 23:07:42

    アリウス側の動機も欲しいなぁ

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:26:02

    映像はブルーバックからどこかの取調室に映像は切り替わる
    公安局員「すみません、今日は取調室しか聴取を取れる場所が無くて……」
    カンナ「気にするな。今はどこも働き詰めでロクに仮眠室が足りない状況だ」
    公安局員「今日につきましても、調査委員会の捜査資料として、記録させてもらいます。
         よろしいですね?」
    カンナ「同意した」
    そう言って、彼女は取調室のドア奥のパイプ椅子に座る。
    そこには髪を後ろに縛り、相変わらず、やつれたカンナの姿だった。
    以前の撮影よりも少よりも老けた様子であった。
    公安局員「きょ、局長……そちらには私が……」
    カンナ「今は、そんな状況ではないはずだ。気にするな……」
    公安局員「わ、わかりました……」
    そういって、公安局員は扉手前の椅子にカンナに向き合う形で座る。
    公安局員「今日は、本部合流後から連邦捜査部シャーレ担当教員暗殺声明時の捜査行動までの
         聴取します。今日は長丁場になりますが、よろしくお願いします。」
    両者はお辞儀をする。

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:26:14

    今のところぴょん子の死因の銃撃戦の話まだ出てない?

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:26:41

    公安局員「えーと、以前、病院から本部に急行したとのことでしたが、その後はどうしましたか?」
    カンナは静かに深呼吸し、静かに目を開けると、語りだす。
    カンナ「その後、副局長から状況を聞き、【ヴァルキューレの基幹業務システムが全て止まって、業務が遂行出来ない事】
        【連邦生徒会防衛室・連邦捜査部シャーレとの連絡が途絶えた事】、
        【私の居た子ウサギ公園付近は未だ、ガスが滞留し尚も被害が拡大してる事】
        が報告に上げられました。ガス爆発の件で捜査本部を立てたかったのですが、
        風倉からの報告も考え、連邦生徒会の行政執行権が再び停止した可能性があったのではと推察し
        直ぐに立てられる状況では通常の本部は建てられないと判断しました。
        その為、まず、防衛室のホットライン確立の為
        2名の公安局員を連邦生徒会の連絡要員としてサンクトゥムタワーに急行させました。
        次にガスによる被害が尚も拡大していた為、一旦私の独断で、警備局SATの対科学兵器部隊を対応してもらえるよう
        警備局長に要請をしました。」
    公安局員「なるほど……レスキュー隊との連携対応とかはこの段階ではしなかったですか?」
    カンナ「まずは通信本部を立て直す必要が遭った為、この段階では連携ができない状況でした」
    公安局員「それでその後は?」
    カンナ「急いで、各局長を招集して、子ウサギ公園の状況を説明し、通信本部の立て直し、
        その後の各局の対応を調整している図りました。
        しかし、会議中、連邦生徒会の連絡要員から
        連邦生徒会からの指示を仰げる状況下でないという事を報告を受けました」
    公安局員「ちなみに、どういう連絡だったか、覚えていますか?」
    カンナ「内容は『防衛室長から行政権が止まり何の指示も出せないので。とりあず待機』と受けました。」
    公安局員「しかし、実際は動きましたよね?それはなぜ?」
    カンナ「以前、行政権が止まった時も待機した結果、街中がパニックになり先生就任まで収集が着かない事態が続いて事、
        正直、カヤ元室長の事件の事も頭に過り、信頼出来る状況ではないと判断しました。
        その為、私を独断と私自身の自己責任で、各局長幹部に独断で動く事を提案しました。」

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:39:24

    ヒナの死因が無関係の事故ってことは
    この事件がきっかけでゲヘナの治安が悪化したことで対応に追われて過労死したとかかな
    ヒナクラスが事故死ってそれぐらいしか思いつかんのだが

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:45:19

    >>26

    毒ガスならヒナでも危ういけど無関係の事故だからな…

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:45:20

    公安局員「……反発あったんじゃ無いですか?」
    カンナ「当然、在りました。とは言え事態は刻々と悪化する状況で急を要してたので、動かざる得ない判断しました。」
    公安局員「そうですか……その後は?」
    カンナ「とりあえずは、警備・公安・生活安全局の半分をガスの沈静化に割いて
        残りは警備局は連邦生徒会へ、公安と安全局で特別機動隊を臨時で組織して、
        街のパトロールに当たらせました。
        通信本部にはいち早くレスキュー隊に連携を取る事を優先させて、
        復旧を急がせました。」
    公安局員「では、このタイミングでレスキュー隊との連携を始めたと」
    カンナ「はい、事件発生から5時間後でした。
        この時には通信本部が最低限の機能ですが通信周りが復帰したので
        そこで初めて、ガス事件の捜査本部を立てました」
    公安局員「捜査本部設置までのガス事件の状況はどうでしたか?」
    カンナ「現場から上がってくる状況は最悪でした……。
        被害が時間が経つ毎に広がり悪化する一方で……。
        兎に角、一帯の避難指示をだして、周辺環境地域から人員を避難させる事で精一杯の状況でした。
        しかし、連邦生徒会の正式な書面等はありませんから、避難は思い通り行かなくてですね、
        一部住民と揉めてる所もありました。その事もあり避難する速度以上に
        ガスの範囲が広がっていくので、避難誘導をしていた生活安全局員や後の助けに入った消防隊員や
        逃げ遅れた住民が巻き込まれたりする二次被害も起きてました。
        また、現場の対科学兵器部隊から既存の中和剤だけではガスを沈静化出来ないと報告を受けて為、
        サンプル採取以外は動く事がでいない状態でした……」

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:45:43

    公安局員「では、通信本部が復帰するまでは避難以外は特に大きな動きはできなかった事ですか?」
    カンナ「……はい、概ねそうです。……」
    カンナは苦しそうな顔で印堂を摘み顔を落としながら言う
    カンナ「事態が大きく動いたのは発生から7時間後でした、使われてたガスが特定できた報告受けた時でした。
        新種のガスである事。その成分は内容は、過去に連邦生徒会が押収した雷帝の兵器資料に記載されてる
        ガスの成分表と採取した成分が一致したと連絡を受けまして、
        製造元がゲヘナ学園ではないかという疑惑上がりました。
        しかし、現状では中和剤を作る事は難しいと判断し、ゲヘナ学園の万魔殿に中和剤の資料がないか
        問い合わせをしたのですが、この時の状況と雷帝遺産関連って事もあり、当初は門前払いされました……」
    公安局員「なるほど、それでその後はどうされました……」
    カンナ「このままでは埒が開かないという事で、至急ゲヘナ学園の風紀委員長である 空崎ヒナ氏に連絡を取りました」
    公安局員「連絡先をご存じだったのですか?」
    カンナ「はい、以前シャーレの当番の引継ぎの関係で何回かお会いしてた事がありましたので。
        その伝手もあったので、相談したところ、D.U.内にいるとの事でたので、一旦春葉原で合流して詳細な打合せお決めると
        約束を取り付けたのですが……」
    そう言うとカンナは再び顔を歪める

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:48:23

    公安局員「春葉原の列車衝突事故ですね」
    カンナ「……はい……残念ながら、当該事故車両に乗りあせた事で巻き込まれまして……
        私が臨場した時には……」
    沈黙が流れる。
    公安局員「列車事故につきましては、後日お伺いします。それで、中和剤のデータはどうなったのですか」
    その局員の言葉にカンナは静かに頷く……
    カンナ「結局は……ゲヘナ学園側が学園の最強格を失った事で、……対応を変えて来まして、
        恐らく、雷帝兵器による他校の報復を恐れてのでしょうか……
        ガス兵器に関する詳細な情報を渡してきますて……」
    言葉に詰まりを見せながらも事情を淡々と話いく
    しかし、この辺りから徐々に彼女を無くしていく……

    公安局員「それで、その情報を元に中和剤の生成をして、ガスの中和を行ったと……
         その、中和剤について、ゲヘナ学園が情報を提供してから3時間あまりで散布まで漕ぎつけましたよね?
         その理由、お聞かせ頂けますか?」
    カンナ「その……対科学兵器部隊から説明になるのですが……中和方法は既存の中和剤、数種類と手頃な薬剤を
        混ぜて対応するとの事でした……要するに、組み合わせさえ解れば直ぐに対応出来る代物だったそうです……」
    公安局員「なるほど……わかりました」

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:57:33

    今まで以上に重たい空気が流れる……
    公安局員「その……中和剤散布から事態の沈静化までに20時間掛かったんですが……
         そのですね……心苦しと思うのですが……よろしいでしょうか?」
    長い沈黙が流れる。
    カンナ「……その……沈静後の事ですよね……」
    彼女は徐々に俯き始める、完全に口を紡ぐ………。
    公安局員「その、局長……大変心苦しのですが……空崎氏と元室長の臨場を終えてからの局長は……
         少し、いえ大分、おかしくなった事、自覚ないですか……」
    その事で完全にカンナはピクリとも動かなくなる。
    公安局員「その、まずは、あの後から、副局長に現場に出向きたいと、強く要望されてのですが、
         その理由をお聞かせ願えないでしょうか……」
    カンナ「……二人の死を目の当たりにして……先生が死んだのではないかと意識し始めて……思って……
        いや、発生直後から……頭の片隅にはあったです……でも……先生なら……先生なら……」
    公安局員「……不安になったと……」
    ゆっくりと頷くカンナ
    カンナ「誤魔化してたん……ですけど……死体を見て……それで…事態が沈静化して……直ぐなんですが……
        途中で……コノカに無茶を言って……
        居ても立っても……居られなくて……現場に……向かいました……」

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:58:48

    公安局員「それで、現着後にどうしましたか……」

    カンナ「……その……現場に着いた時になんですが……今でも……覚えてて……」
    次第に彼女は何かに怯えるカノように震え口を紡ぎ出す……。
    しかし、それでもか細い声を震わせ再び話し出す。
    カンナ「最初に飛び込んだ情報は……情報は……」
    少しの沈黙の後、再び彼女は
    カンナ「着いた時に……先生……元FOX小隊全員……RABBIT小隊……霞沢ミユ……空井サキ……の…両者の…」
    カンナは完全下を向き、机には雫がポタポタと溜りだしていた
    頑張って絞り出すも声が出せずに居た
    公安局員「この時に先生と元FOX小隊長 七度ユキノさんは爆破による即死。残りはガスによる中毒死……
         この報告を受けたのこの時ですね……私もこの時、局長のそばにいたので印象に残っています……」
    頷くカンナ
    こうして暫く、すすり泣く声と沈黙が流れる……
    カンナ「私……信じられなくて…………認めたくなくて……
        先生の.....居た所に走って……そ、したら、死体の……袋が………
        そしたら……ミヤコが……居て……
        ミヤコが……笑って……言うんですよ……『ぴょんこが銃撃戦に巻き込まれて死んでます。かわいいですね。』」
    公安局員「っ………」
    その言葉に局員は口を抑え、息を止める。

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 01:59:10

    このレスは削除されています

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 02:04:02

    公安局員「……正直……空崎ヒナ氏の死体を発見した時や不知火カヤの死亡を確認してからの報告でしたからね……
        かなり堪えてますよね……」
    カンナは無言で頷く
    公安局員「キリもいいので……少し休憩を挟みましょうか……17時に再開聴取を再開します、それまで休憩しましょう」
    そう言いながら、公安局員は手を叩き休憩を促す
    カンナ「も、申し訳ない……」

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 07:27:15

    >>32

    ミヤコ壊れた時のセリフをカンナに聞かせちゃったか.....

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 07:58:35

    ...私のミスでした。私が立てたスレが招いたこの状況。まさかこんなことになるなんて...

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 11:17:34

    この時点でミヤコ壊れちゃったのに、ここからさらにモエが自〇って事?
    多分先生達の死とミヤコの崩壊で耐えられなくなったんだろうな
    つまりやっぱりミヤコのせいです、あーあ

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 11:49:39

    >>36

    そうだ、スレ主お前が殺した

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:17:39

    地味にマコトが初期対応を誤ったせいでゲヘナの信用は回復不能なほど落ちてるくさいな
    (先生を含めて多数の死傷者が出ている毒ガスを簡単に中和除染できるにも関わらず、行政からの要請を門前払いした挙げ句ヒナが死んだ結果掌返しした)

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:24:17

    >>39

    ヒナが◯んだ時点でゲヘナの治安は...

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:33:28

    先生を守れなかったという事はアロプラバリアもガスには無力だったか
    画面の向こうで先生達が目から口から血を出し倒れていくの見るしかできないアロナとプラナ

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:34:41
  • 43二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:36:31

    >>41

    アロプラは大規模な攻撃を受けるとダウンするが毒ガスは残るので

    実際相性はかなり悪い

  • 44二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 12:52:19

    >>39

    連邦生徒会、ひいてはヴァルキューレへの信用がないのに加え、DUにヒナがいることから初動対応と情報収集は任せていいと油断しちゃったかな…?

  • 45二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 13:46:34

    …壊れてからモエが自死したのか

  • 46二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 14:08:57

    ヒナも失い…先生も失ったらいよいよホシノ首吊っちゃうんじゃ…

  • 47二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 14:13:13

    >>46

    ヒナと先生とユメ先輩のキメラが産まれるだけだぞ

  • 48二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 14:14:02

    破滅願望のあるモエでもやはり現実になってしまうと耐えられなかったか
    いやそれとも逆にこの状況を口実にして……?

  • 49二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 14:25:11

    >>48

    流石にそこまで頭イカれてねえよ!

  • 50二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 15:00:08

    ガスの後遺症による苦しみに耐えかねて……のが説得力ありそうな

  • 51二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 15:02:52

    先生とヒナ同時に逝ったらアコもやばくね…?

  • 52二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 15:06:45

    ここからみんなが笑えるようなハッピーエンドにしてくれるはずだ!

  • 53二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 15:07:20

    >>52

    DAISO「そこに無ければ無いですね(無慈悲)」

  • 54二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 15:14:51

    先生いなくなった時点で「学園モノ」のテクスチャーが壊れるから……
    希望があるとすれば、前スレで被害を受けていたゲーム開発部がアトラハーシスを起動しその演算機能で何か試みることくらいか?

  • 55二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 15:51:05

    アリスとケイでなんやかんやしてアトラ・ハシースで再現された先生もどきによってギリギリで破綻を免れるキヴォトス……
    アトラ・ハシースで再現された生徒もどき達で置き換えられてゆく死んでいった生徒達……
    カンナに先生も仲間達も偽物だ目を覚ませと諭されてもまた壊れた笑顔を浮かべて皆ここにいるじゃないですかと笑うミヤコ……
    現実逃避だとしても偽物の存在に縋るしかない生徒達……
    そんな展開が

  • 56二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 15:56:33

    >>53

    Die Saw...

  • 57二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 16:06:21

    >>41

    デカルトが「安全な分量かわからない」麻酔ガスを浴びせて先生を拉致した件

    >>44

    シェマタの事例を見るに雷帝がらみならマコトの動きは迅速かつ徹底的であるはずなので、初動は偶々何も知らない人間が当たってしまった可能性がある

  • 58二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 16:28:24

    >>47

    うへうへ言いながら、毛量モッサモサで仕事に忙殺されながら、暴徒鎮圧し、生徒達の悩みを解決すべくキヴォトス中を駆け巡るおじさんが完成してしまう…

  • 59二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 17:12:41

    頑張れミヤコ!未来は明るいぞー!

  • 60二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 20:07:39

    犯行声明があるってことは、アリウス残党が組織的に活動してるってことだよな
    雷帝の遺産を確保してた件といい、ゲマトリアとまではいかくともやっぱ背後に何か居てもおかしくはないか?

  • 61二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 21:45:46

    ガスってなんやろ。サリンでも撒かれたんかな
    状況的に即座に倒れた辺り神経剤なのは確定だろうしそしてばら撒かれたのならキヴォトス中に拡散したのも納得はできる。
    出血もしてたから案外VXガスだったりもしそう

    それならアリスが無事だった理由も納得出来そう

  • 62二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 22:08:03

    >>60

    この燃えないゴミかな?

  • 63二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 22:53:59

    >>62

    ダイスで「犯人」はアリウス残党と決まったけど「実行犯」と読み替えることもできるからね

    アリウス残党←カイザー←地下生活者で繋がってもおかしくない

    狐やカヤはもとよりサンクトゥムタワーが復活してるから対策委員会編3章から結構経ってるようだし、何かのきっかけでそのゴミが再起したのかもね

  • 64二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:41:18

    ま、魔法の言葉・・・

    (ターン!)メルリー先生「よしっ!脱稿!!、今度の新刊はかなりダークな出来だよっ!!?」

  • 65二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:44:41

    とある公安局員の捜査手帳より抜粋
    日付XX月●●日 11時~ 子ウサギ公園、毒ガス散布事件

    がい要
    ・昨日●●日14:08 子ウサギ公園 クローバ広場 爆発事件発生 
      →毒ガスの爆弾を使用
    場所
     子ウサギ公園 クローバ広場(ラビットが占拠してたエリア)
    被害者(×:7 重:1 軽:2) 1次(2次被害者は別)
    ・シャーレ 
      ■■先生(■■) × →ドラム缶爆発による穿通性損傷 複数個所
    ・元SRT FOX小隊
      七度ユキノ(17) × →隊長 →ドラム缶爆発による衝撃 心臓破裂
    ■■ニコ(17) × → ■■系■■ガス中毒 心臓麻痺
    ■■クルミ(17) × → ■■系■■ガス中毒 心臓麻痺
      ■■オトギ(17) × → ■■系■■ガス中毒 呼吸困難
    ・元SRT ラビット招待
      空井サキ(15)  × → ■■系■■ガス中毒 呼吸困難
      霞沢ミユ(15) × → ■■系■■ガス中毒 心臓麻痺
      風倉モエ(15) △3 → 子ウサギ中央病院 第二ICU → 自殺
      月雪ミヤコ(15) 〇 → 買出しで現場から離れてた 私物等損傷
    ・生安
      合歓垣フブキ(15) △3 → 子ウサギ中央病院 第二ICU 
                     →907号室(意識無し)
      中務キリノ(15) △ → 〃 →自待   
    ・警備
      尾羽カンナ(17) →局長 →〃 →現場復帰

  • 66二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:44:42

    >>64

    たまたま描いていた新刊と現実の事件がリンクしてしまった結果、何か知ってると思われてキヴォトス中に先生暗殺事件の重要参考人として指名手配されるメルリー先生…

  • 67二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:44:55

    状況
    ・14:08~ 爆発音→ドラム缶の破裂 周辺のライブカメラから断定
    ・14:10~ 特徴的キノコ雲 〃 
    ・ドラム缶が破裂した可能性 → 科捜研で確〇
    ・その日、パーティーが行われていた →元FOX 仮釈放祝い
    ・被害者全員参加者
    ・死亡者全員広場内で倒れた
    ・ネムガキ クローバ広場入口でガス巻き込まれた 局長証言
    ・局長 中ツカ クローバ広場 向かってた 〃
    ・風倉は第三駐で発見 〃 → 局長証言 風倉が犯人追跡
    ・補足 14:09~ キヴォトスシステム停止→行政権執行
    ・14:20~ 住宅街に拡さん
    ・×+7 重+14 軽+8
    ・14:40~ 一帯避難開始 生安証言
    ・×+8 重+3 軽43
    ・16:07~ 避難完了 区域封鎖
    ・×+96 重+205 軽+1000以上
    ・21:30~ガス判明 →ゲヘナ交渉失敗
    ・23:12~交渉役 空崎ヒナ氏 列車事故 死亡
    ・翌04:00 ~ ゲヘナ資料提供
    ・翌06:10 ~ 7:00に中和剤散布決定
    ・翌07:00 ~ 中和剤散布開始
    ・翌10:42 ~ 中和剤散布完了 沈静化
    ・翌10:58 ~ 現場現象

  • 68二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:45:15

    凶器
    ・爆弾 200Lドラム缶→科捜研 パイプ爆弾と五寸クギ
    ・毒ガス →科捜研 爆破物でアルミの缶状のも破裂 急激に気化

    犯人
    ・不明 → 犯行声明『King Arthur』→残アリウス過激派断定

    気になる点
    ・ドラム缶がなぜ現場にあったのか
      → 月雪証言 お風呂として新調予定だった(中身無し)
      → 入れ替えられた? 〇監視カメラで確認
    ・銃撃戦の跡があった
      → 科捜研 飼っていたウサギの弾痕から空井・クルミの弾と確認
      → パニックなって撃った可能性
    ・ガスの種類は
      → 科捜研 ゲヘナ製の軍事用毒ガスとこく似(雷帝の兵器資料から)
      → ゲヘナで保管されてた資料が漏洩し作った可能性あり
    ・犯人は誰
      → 監視カメラ 8人程の確認 エデンアリウスと同一衣装
      → アリウス系の可能性 →断定 10人
    ・なんで、元SRTが気が付かなかった
      → 侵入用の監視センター等が破壊されてた
      → 犯人に破壊された、訓練された兵士の可能性あり
    ・ガスは何処から手に入れた
      → ミレニアムの放棄区画で製造されてた事確認
      → 関係者に連邦生徒会の役員がいた事可能性あり

  • 69二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:50:09

    >>64

    現実を受け入れられず、全てが自分の新刊の内容でフィクションであると言い聞かせて、かろうじて自我を保ってる?

  • 70二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:50:33

    カヤが不自然な事故死を遂げてる点からも、連邦生徒会の旧カヤ(≒カイザー)派の関与も考慮する必要がありそうだ

  • 71二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:51:39

    葬式はどこでやるんだ?

  • 72二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:52:29

    >>71

    できないんじゃない?遺体が汚染されてるし

  • 73二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:53:12

    >>71

    >>72

    予め火葬して告別式かな…

  • 74二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:53:31

    >>72

    まとめて火炎放射器とかで焼却処分して、別途慰霊祭をやる感じか…

  • 75二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:54:38

    >>74

    火炎放射器をなんだと思ってんだお前はヤバい国の兵士か北斗の拳のモヒカンか?

  • 76二次元好きの匿名さん24/08/29(木) 23:55:42

    >>71

    誰の葬式をやるんですか...?

  • 77二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:00:12

    >>75

    ごめん、なんかでこういう汚染物を野球場かどっかで集めて焼いてる映像見た様な気がして…

  • 78二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:06:07

    >>77

    パトレイバーの映画3作目のクライマックスだろうか

    火炎放射器を使ってた気がする

  • 79二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:06:43

    >>77

    復活の日とかであったね

  • 80二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:36:48

    先生の葬儀だから盛大なものになるだろうな
    数多の学校から弔問客が訪れるだろう
    そんな所に飛び込んで先生も先輩達も誰も死んでいません悪趣味な催しは即刻中止して下さいと大暴れするミヤコ
    ミヤコの事情を理解しているから一様に苦々しい表情を浮かべてアリウスへの憎悪を燃やしながらミヤコを制止する鎮圧部隊
    捕縛された後も暫く喚いていたけれどカンナに頬を張られて皆もうこの世にいないんだと現実と向き合わされて幼子のように泣きじゃくるミヤコ
    きっとそんな素敵な光景を見られるのではないだろうか

  • 81二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:51:24

    先生死んじゃったからキヴォトス滅亡RTAのタイマーもう動いてるんだよな

  • 82二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 00:51:37

  • 83二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 02:05:57

    ミカ、サオリ辺りも「決着」を付けるために残党と刺し違えて人知れず行方不明になりそう……

  • 84二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:14:54

    その後映像はカットされ、再び、目の腫れたカンナが座っていた
    公安局員「では、再開します。 現状、本部到着後から指揮系統の立て直し、ガスの種類の発覚、その後、省略しましたが、
         立て続けに起きた、列車事故と元室長の護送車事故の臨場の件があり、ゲヘナ学園の再交渉して
         その後、沈静後の現場に向かった所までは聞きました。 
         その後の行動とかお聞かせ頂けますか?」
    カンナ「すみません、この前後の記憶は、曖昧であまり覚えてないんです。
        後に副局長から聞いたのですが、私は警備局の人員を引き上げさせて、
        連邦生徒会の護衛の部隊と合流させた後、事件の引継ぎを行って、
        カヤ元室長の件の後、先に休んでいたコノ……
        副局長に事後を引き継いで、仮眠室に休みました……。
        数時間程、寝て現場に復帰したのですが、
        そしたら、副局長と警備局長から参考人の為、捜査を外れろと言われ、
        暫くは捜査から外れてました」
    公安局員「そうですね……休息後……局長は重要参考人となりましたで、
         捜査の復帰は4日後でしたね。
         こちらは、別途記録を取られてるので、省略します。復帰後の事を教えてください。」
    カンナ「復帰後は直ぐに事件の進捗を副局長から聞きました。
        ガスの詳細、不審人物の目撃、ガス散布時銃撃戦があった等、色々でした。
        この時、捜査本部は殆ど混乱してました。
        死体がガスでの死亡なのか、爆弾での死亡なのか、先生に関しては銃撃戦での死亡なのか、
        その状況で現場で何があったのか何の推測も着かないので、解剖結果の待ち状態でした。
        その勢で、暫く初動はどうするか、内輪で揉めてを思い出します。
        詳しい死亡状況が解ったのは、復帰の翌々日、科捜研の解剖結果が出てからでした。
        しかし、現場での出来事が詳しく解明が難しく、事故・事件どちらも否めないので、
        当面は両者方向から捜査をアプローチする事なりました。」

  • 85二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:15:06

    公安局員「その後は?」
    カンナ「ガスの散布方法方法は毒ガスの入った真空のアルミ容器をダイナマイトで爆破、釘で容器を破損させ、
        爆風で毒ガスの濃縮液を露呈・吹き飛ばし大気に触れさせる事で急激な気化を促す仕組みだという事と
        時限爆弾・釘・毒ガス入りアルミ容器一式をドラム缶に詰めて爆発したという事はわかったのですが、
        それ以外、誰がどのような目的でどのようなルートで毒ガスを運んだのかは、解らないままでした。」
    公安局員「なるほど……その後捜査はどのような進展がありました?」
    カンナ「一応、なぜ怪しいドラム缶があるのにRABBIT小隊の隊員達は放置したのか解らず、
        月雪に事情聴取を取ったのですが、ドラム缶は元々お風呂に使っていたドラム缶が破損して、
        前日に新しいドラム缶に変えたとの事までは解ったのですが、
        その時、中身が空で異常無かったと、証言しまして、
        それも買出し直前には異常は無かったとの事だったので、当初は一体何が起きたのか解らずじまいでした。」
    公安局員「それで、不審なドラム缶の発見が遅れた理由は解ったのですか?」
    カンナ「後に、犯人達が浮浪者を使ってわざと古いドラム缶を壊し、新しいドラム缶と取り換えるよう、
        差し向けた事が月雪とドラム缶を壊した浮浪者の証言からわかりました。
        どうやら、自分たちが用意するドラム缶と同じドラム缶をRABBIT小隊取り換えさせる事でそれを利用したのかと」
    公安局員「う~ん……ちなみに、現場の状況とかってわかりますか」
    少し沈黙が流れる
    カンナ「……恐らく最初に爆弾を見つけたのは位置関係的に七度と先生だった思います。
        風倉の証言でドラム缶の置いてある付近で、大きな異音したので、風倉が見に行ったのですが
        ドラム缶が倒れてる事には気が付いたそうでが、倒れたドラム缶が毒ガス爆弾とは把握出来できてませんでした」
    公安局員「その理由は?」
    カンナ「どうも風倉はドラム缶が元々何個あったかまでは
        把握していなかったらしく、更にそれよりも、犯人追跡を優先してしまいスルーしたらしくて、
        その後に二人が見に行って爆発に巻き込まれ爆死したとの事でした。」

  • 86二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:16:04

    公安局員「その様子だと、風倉さんの証言では無くて推測でドラム缶数を把握してないと解った様ですが何故ですか?」
    カンナ「風倉と月雪の証言の食い違いで気が付きました。手に入れた月雪はドラム缶は古いの含め4つ言いましたが、
        風倉は転がった分と古いの含めて5つ証言したので、勘違いだと判断しました。
        5個目が月雪が買出し前に確認するまで無かった事や
        風倉はその時ドラム缶風呂の調達担当じゃないらしく、調達したのは月雪と空井だった事が証言とれています」
    公安局員「なるほど、それで。どうして、七度さんと先生が第一発見者だと解ったのですか?」
    カンナ「風倉が不審者を追いかける際、後からやってきた先生に待機するよう証言した他
        先生がドラム缶のキャップの蓋を持っており、変形状況から、最初に見つけたのは先生か
        先生の遺体そば七度の遺体が発見されるので、そのどちらかだと判断しました。
        実際、七度は爆弾と先生の間に割って入った形跡があり、恐らく庇ったのかと……
        だが、その勢で遺体の損傷が激しく……それで……
        先生はBQQで火起こししてたらしくて、ジャケット脱いでたらしく、ワイシャツだけと薄手でした。
        なので、先生も庇われたとはいえ爆発破片や釘が沢山刺さってる状態で事でした……」
    公安局員「……そうですか……」
    カンナ「次に近かったのは、オトギ・クルミ・霞沢でした。
        ドラム缶の所に向かおうとした所でガスに巻かれた事が遺体の位置でわかりました。
        ただ、クルミに関しては何を思ったのか銃を乱射したらしく
        その後、離れて炊事場に居たニコ・空井が誤って応戦する形で銃撃戦を起こしていました。
        ニコはクルミの弾丸でオトギと霞沢は空井の弾丸で、飼われたウサギはその両者から弾丸を
        受けてましたよ。
        多分それで両者動けなくなり逃げるタイミングを失ってガスに巻かれた判断しました。
        全員、発見された体制から霞沢以外は逃走しようする形跡が確認出来ませんでした。
        銃撃戦については鑑識と科捜研が周辺の防犯カメラの音と弾痕から状況を導き出してくれました」
    公安局員「なるほど、風倉さんや合歓垣さんの状況についてもどうなりましたか?」

  • 87二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:16:25

    カンナ「風倉は第一駐車場方向に逃走する不審者の追跡してのですが、途中、爆発音し、慌てて戻り
        その途中でガスの煙に巻き込まれたそうです。
        戻る際、犯人から『アーサー王の手榴弾は爆発した。殺人ウサギは断罪だ』と言われたそうです
        その後方向感覚を失いながら何とか第三駐車場に着いたそうです。」
    公安局員「なるほど、前回の『アーサー」の証言に」
    カンナ「はい。それを私に伝えようとしてたそうです。手掛かりになると判断したんでしょうね。
        それで、合歓垣は中務と私を迎えに行く為に、第三駐車場方面の公園入口に向かってたそうで、
        そこで巻き込まれたそうです。」
    公安局員「なるほど……合歓垣さんについてはその後、何か証言を得ましたか?」
    カンナ「いえ、なにせ意識を今も取り戻してないので……」
    公安局員「……話を戻します。その後捜査の進展どうなりました?」
    カンナ「次に進展があったのは発生から10日後でした、風倉が意識を取り戻しました」
    公安局員「では、その詳しい状況を」
    カンナ「はい。最初は局員を病院に急行させたのですが、医師から面談の許可が降りず、
        アプローチができませんでした。それで、事情聴取が出来たのはその5日後
        私が、直接医師にお願いしに行き、医師立ち合いで聴取を行わました。
        しかし、聴取が行われたのはその一回だけでした。
        それも聴取は1時程で先ほど話した内容のみでした……
        局員が死亡者の事を質問の上で口を滑らせましてね……
        それで、風倉が取り乱して、意識を失いまして……
        結局、医師から退院まで面会謝絶と、強く言われまして。
        令状出すにも、上は行政が未だ麻痺したままでしたから……
        結局、次合う時は、……仏さん状態でした。
        9日後に……自ら生命維持を……外し……自殺でしたので……」

  • 88二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:21:43

    公安局員「……それで、その後はどうなりました……」
    カンナ「その、3日後でした、局員がネット上で犯行声明を見つけたのは、
        犯行声明事態は、事件直後に出されてたのですが、
        キヴォトス全体がパニックだったことで、発見がかなり遅れました……」
    公安局員「……その詳しい状況を」
    カンナ「発見の切っ掛けは、SNSのトレンドでした。連邦生徒会が公式に、重症と発表してるのに対して
        とあるテロリストが具体的な手口を情報に上げ、
        先生が死んだと声明文を上げたと。不謹慎な話題して炎上していました。
        しかし、一部の専門家が、その内容にリアリティがあると指摘した事で、議論呼んでる状態でもありました。
        それで、声明内容を確認した所、公表されてない捜査情報ばかりか
    我々すら知りえない事も上げてたので、結果的に容疑者集団であると断定しました。
    ただ、声明を検証した直後は具体的にどんな集団までは
        集団象が見えず、局内は捜査情報が漏れたのではないか、または質の悪いいたずら出ないのかと、
        厳しい疑念が上がりましてね、決定的な証言が出るまでは、蜂に刺されたようにパニックでした……」
    公安局員「どんな声明だったんですか?」
    カンナ「彼ら『King・Arthur』と名乗ってました
        その上で声明して
        『我々とFOX小隊は思想は違えど、同じ手段で訴える、革命家である。
        なのに連邦生徒会はFOXには革命の正当性を認め釈放し、
        我々の革命には悪と断罪した。この事は不公平である。
        これら不公平を生んだのは、連邦捜査部シャーレとSRTのRABBIT小隊による忖度が原因だ。
        なので我々は殺人ウサギ達に「アンティオキアの聖なる手榴弾」で断罪を実行した。
        これは、忖度した罪に対する罰だ。
        その上で連邦生徒会はあらゆる革命・思想を認め、受け入れろ。これは命令である』
        と声明を出していました。
        その証拠として、爆発前の子ウサギ公園に爆弾を置く様子や
        毒ガスを製造する過程、毒ガスの製造方法の資料をブラックマーケットで入手手段を
        動画付きで公開してました。」

  • 89二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:31:04

    公安局員「それで、集団象は掴めたのですか?」
    カンナ「当初は前述とおりでしたので、
        特筆すべき点はその組織の恰好がエデン条約に時に見せたアリウス分校生のような恰好していた以外ありませんでした。
        しかし、当時少し前から、アリウス分校を恰好した、一部の暴徒がなりすましで暴動おこし
        身バレ防止の為、犯行を本物のアリウス分校に押し付けてる事が多かったので本物だと思っていませんでした。
        しかし、念のため、トリニティ総合学園のティーパーティーに問い合わせをした所、
        質問から一か月後に文書で『その生徒はアリウス分校に所属していた、行方不明の生徒の一部である。
        元アリウス分校の生徒と別の行方不明のアリウス分校生に真偽の確認を取り、事実関係を確認した』
        回答を貰いまして、
        そこで初めて、この組織の集団像が見えてきたんです。」
    公安局員「では、そのトリニティの文章回答がその決定的な証拠だったと?」
    カンナ「いいえ、決定的証拠になったのは、その後、非公式なのですが元アリウス・スクワッドの生徒と
        接触出来る機会がありまして……
        そこで、詳しい語ってもらった証言が決定的証拠になりました」
    公安局員「どんな証拠だったんですか?
    カンナ「彼女らは元アリウス・スクワッドの元メンバーでエデン条約後、アリウスが再びトリニティの監督下に
        置かれた時に脱走した兵との事でした。このメンバーの多くはかなり破滅的思考が強く、
        アリウス内でもかなり過激派だという事でした。
        どうも、エデン条約事件の時のミサイル発射に携わったメンバーらしく、
        兵器に対する技術は、かなりスペシャリストとの事でした。」
    公安局員「破滅的思考が強いとの事ですがどういった思想でしたか?」
    カンナ「彼女らは、取り分け「虚しさ」「絶望」「苦しみ」を強要する集団らしく
        自分たちの今までの苦しみを知らず、のうのうと生きてる周り、
        アリウス分校外の人々に強く不満を抱いてたそうです。
        それで、彼らは「色彩信奉」が強く、「色彩」という厄災を顕現させ、全人類に恐怖を植え付け、
        自分たちの「虚しさ」を味合せる事を目的してたそうです。
        ただ、エデン条約事件以降、失敗した事で、立場が無くなり逃亡したそうです。」

  • 90二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:33:35

    公安局員「では、犯行動機はそれが理由と」
    カンナ「正直、実際の理由は知りません……
        組織に関わるメンバーを3名逮捕しましたが、全員逮捕直後に自害されてしまい、
        その他メンバーも居場所が解らない為、その真偽・実態は解らないままです……」
    公安局員「……その後、捜査はどうなりましたか?」
    カンナ「その後は映像から、ミレニアムの廃棄区画に毒ガスを製造する工房がある事を
        特定しミレニアムの協力で施設を抑える事は出来たのですが、その時には、もぬけの殻でした。
        ブラック・マーケットにも捜査人員を出し、取引に関わったバイヤーは特定し、
        逮捕したのですが、仲介元の人間は徹底的に情報を隠匿してまして
        『Under Grand』と名乗るハンドル以外は特定出来ませんでした……
        現状はそれまで、それ以上の事は現状と状況は変わりません」
    公安局員「……なるほど……わかりました……必要な事は聞き出せましたね……
         本日はここまでとします。また、後日お伺いするので、その時はまた……」
    カンナ「承知した……」
    公安局員「……本日はありがとうございました。」
    カンナ「あぁ……」

  • 91二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 05:36:10

    その後カンナは席を立ち、画面外に出る

    カンナ「なぁ……ミレニアムへの移送は今日だったか……」
    公安局員「……えぇ、今先ほど、手続き終わって、今、冷凍された遺体を、冷凍車に移送中です……
         局長……多分、見れるのは最後だと思います、顔出したらどうですか?」
    カンナ「いや……いい……もう、踏ん切りは着けたから……」
    公安局員「そうですか……本当に、あり得るのでしょうかね?……」
    カンナ「プレナパテスの件が本当なら……あり得る、かもしれない……彼女らの最高科学技術に期待するしかないよ」
    公安局員「……そうですね……」
    カンナ「……もう少しだけ、雑談に付き合ってくれるか?」
    公安局員「いいですよ……」
    カンナ「今日、ミヤコの所に行ってな……あいつ……まだ、隊員とか先輩達とか先生とかと話しててな……」
    公安局員「それって……」
    カンナ「最後まで事件を解決する為に、作戦行動と称して、永遠と一人で喋ってるんだ……」
    公安局員「局長……」
    カンナ「もう、先生以外……骨なのにな……なぁ……生き残った私達は……何をすればいいんだろうな?……」
    映像はそこで途切れた

  • 92二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 06:03:55

    どうにかしてヴァルキューレ発案シャーレ及び元SRT協力の対テロ啓発映像って事にならんか…?
    ペットを亡くした経験を経て改めて正義と現実の乖離に悩むミヤコみたいに思ってたのに…ここは地獄だ…

  • 93二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 06:15:12

    お?先生復活ルートきたか?

  • 94二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 06:58:59

    >>92

    お前が書くんだよ

  • 95二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 07:58:19

    ほす・・・・

  • 96二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 08:19:23

    これには無名の司祭もにっこり

  • 97二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 12:15:09

    ここかからでも入れる保険があるんですか⁉
    確かにプレナパテスは一度死んで復活してるけど、それをやったのは司祭達だ、ミレニアムに同じ事が出来るのか?

  • 98二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 12:23:04

    そりゃあ死体を利用してアトラ・ハシースで製造された先生もどきゾンビよ
    先生っぽい行いを繰り返すだけの中身のない人形だけどそれを先生だと信じれば皆にとっては先生なんだよ
    細かな挙動を先生らしくないと感じる生徒達はいるかもしれないけど皆が先生だと言っているから大丈夫なんだよ

  • 99二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 12:48:40

    >>98

    そうかな...そうかも!

  • 100二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 17:10:24

    アーサー…手榴弾…殺人ウサギ!
    これモンティパイソンか

  • 101二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 21:52:57

  • 102二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 22:01:35

    ひとのこころ

  • 103二次元好きの匿名さん24/08/30(金) 22:10:47

    >>55

    灼眼のシャナってラノベでそんな設定があったな

    トーチだっけ?

  • 104二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 07:16:46

    ほしゅ

  • 105二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 09:03:27

    映像!追加の映像はまだか!

  • 106二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 10:45:30

    公安局員「遅くなって申し訳ないです。 
         ヴァルキューレも人員不足で昨日、映像を撮ったばかりです。編集してるんでもう少しお待ちを」

  • 107二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 18:54:14

    早めの保守

  • 108二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:53:49

  • 109二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:54:57

    >>106

    しれっとフィクションにしていくスタイル

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 01:57:31

    映像はブルーバックから前と同じ取調室に映像は切り替わる
    公安局員「本日も、調査委員会の捜査資料として、記録させてもらいます。」
    カンナ「はい」
    そのあと、画面には金髪で短髪のカンナの姿があった。
    しかし、その顔つきはかなり心労が溜った顔であった。
    公安局員「……」
    カンナ「どうした?……疲れてるのか?」
    公安局員「……ん?、すみません、いえ、ちょっと
         えーと、今日は……春葉原で起きた列車衝突事故について、
         質問いたします……まずは、事故に臨場する前の状況を教えてください。」
    カンナ「……はい。ただ、この件について話すには、子ウサギ公園で使われたガスの特定後の
        話が必要の為、そこから話させてください。」
    公安局員「はい」
    カンナ「時間は、事件発生から7時間経過した頃でした、
        科捜研からガスの種類が特定出来たと、連絡を受け、
        ガスが雷帝が設計したガス成分と同じ成分だとレクチャーを受けました。
        それで、科捜研だけでは、中和剤の特定に時間がかかると説明を受けました。
        そこで、私はこのガスが作られてたのは、雷帝が居た、ゲヘナで作られたのでは、
        また、あそこなら中和剤の研究も含めて、資料が残ってるのでは考えて、
        ゲヘナ学園の万魔殿に電話で問い合わせしました」

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 01:57:46

    公安局員「そして、その問い合わせの結果はどうなりました?」
    カンナ「万魔殿の開口一番に出た言葉は『それどころでは無い!』の一言でした。
        後になって知ったのですが、あの日は偶然、風紀委員長である空崎ヒナ氏が
        休暇の為、治安組織である風紀委員の体制が弱かったようで、
        そこに行政権失効による行政麻痺でゲヘナは我々が想像してる以上に
        治安維持に手一杯にだったらしく、それ以外の対応ができない状態でした」
    公安局員「その後はどうしました?」
    カンナ「それでも、対応できないか、交渉しまして
        電話会談で、万魔殿の役員にお時間を貰う事ができたのですが、
        我々の事件の大まかな概要とガスの成分結果の情報まで共有し、
        中和剤の情報が無いか、交渉をしたのですが、回答は
        『まず、そのガスが本当に雷帝が設計したモノか実物がない以上証明が出来ない』
        『仮に証明出来たしても、中和剤は学園最高機密の為、公開はできない』
        『そもそも、雷帝の兵器に関する資料は全て処分してるので、そんな情報は無い』
        突っぱね返されました。後にお話しますが、結局彼らは情報をもってたので
        実際は開示を拒んだのですが……」
    公安局員「なぜ、ゲヘナはそこまで固くなに情報を拒んだと思いますか?」
    カンナ「理由は二つあると思います。一つ目は『先生が巻き込まれた事を公開しなかった事』です。
        あの時は、上層部から厳しく緘口令が出されてたので、その事は非公開にして説明しました。
        それで、事の重大さに気が付いてない様でした。」
    公安局員「二つ目は?」 
    カンナ「二つ目は『そもそも、その兵器は事件が起きるまで、実物が存在しなかった事』です。
        あのガス兵器は犯人達が製造するまでは、設計はされたものの、
        実用化まではされてませんでした。
        それどころか、テストでごく微量、それこそネズミの動物実験用に1回分が作られた以外は
        机上の空論状態でした。それもあって、ゲヘナはそれが、
        タダの絵空事としか認識して無かったのだと思います

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 01:58:12

    公安局員「なるほど、それでその後どうしました」
    カンナ「あまりも、万魔殿の対応が固く、このままでは中和剤の製造に漕ぎ出せないと判断し、
        ダメ元だったのですが、以前、シャーレの当番の引継ぎの時に
        連絡先を交換した空崎ヒナ氏に連絡を取りました。」
    公安局員「それで、空崎さんにはどのようにアプローチを取りましたか?」
    カンナ「電話で万魔殿と同じ内容を話しました。ただ、説明の過程でどうやら、
        先生の安否に関わる事だと、察した見たいで、先生の安否について強く聞かれまして、
        彼女には真実を話さないと埒が開かないと考え、直接の会談を申し出ました。」
    公安局員「なるほど、それで、会談の了承は得られましたか?」
    カンナ「はい。得ることができました。と言うのも、この日、彼女は春葉原に人と遭う用が
        あったのですが、ゲヘナとD.U.との間の駅で件の問題で電車が止まってしまって、
        立ち往生してたそうです。
        それで、当初は春葉原に向かう事を諦めて、戻ろうとしたらしいのですが、
        結局、戻る事も叶わない状態でして、そうしてる間に元々遭う人が春葉原で
        ホテルの予約を取ったて事で、その日はゲヘナには戻らず春葉原のホテルで
        泊ってから戻る事したみたいで、それで、春葉原に向かってたようです。
        なので、そこのホテルの室内で会談する事にしました。
        実際時刻申し出たのが22時を過ぎてたので、私としてもそちらが良いと判断しました」
    公安局員「なるほど、それで空崎ヒナ氏に出会う過程で、春葉原の事故に臨場する事なったのですね……」
    カンナ「はい、当初は23時頃に会う予定でしたので私は副局長と二人で車で春葉原に向かっていました。
        しかし、この状況でしたので、道路が混んでまして、23時に合流は難しそうで、
        30分程遅れるとモモトークで連絡を送り、了承貰ったのが、先方と取った最後の連絡になりました。」

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 01:58:22

    公安局員「なるほど」
    カンナ「その後、23:10分頃でした。丁度春葉原の街に入った頃でした。
        わずかですが、建物が崩れるような、何かが大破したような音がどこからか鳴りまして、
        窓を開けて確認をしてたら、突然、外を歩いてた人や一部の人々が騒ぎ出し何から逃げるように
        私達の向いてる方向から逆方向に走ってきたんです。
        次第に、車に乗ってる人も車を捨てて逃げ始めまして、
        ながら、映画に出てくる市街地戦のシーンや、怪獣映画の市街地のパニックシーンと
        言ってもいい状況でした。
        後日、捜査で発覚した事でしたが、列車の衝突事故の影響で、
        一部居合せた民間人がテロと勘違いし銃撃戦を起こしまして、
        それで、街はパニック状態になっていました。」
    公安局員「なるほど、その後どうしました?」
    カンナ「何か大きな事件が起きたと判断して、車を副局長に任せ、
        走る人だかりに逆らいながら、その震源といいますか、事故の起きた方向に進みました、
        車を出て交差点を二回ほど曲がった所で、銃で乱射してる人達が少し居まして、
        その後ろには、道路を塞ぐようにコンテナのような金属っぽい塊が横たわってました。
        最初は暴徒がコンテナでバリゲート作って暴れてる思ったのですが、
        応戦しようと、そこら辺の車で身を隠して、ふと上を見たらですね
        電車の高架橋の上で、列車が一両ぐらいでしょうか、
        拉げてホームに突っ込むのが見えまして、初めて、そのバリゲートが列車だとわかりました」
    公安局員「なるほど、じゃあ、そこで列車の事故だと認識したんですね」
    カンナ「いや、最初は暴徒が列車を使って事件を起こしたと思いまして、
        最初は暴徒の制圧に動きました、それで、後に現着した局員数名と協力して暴徒鎮圧して、
        その現場に近寄った時に初めて、これは列車事故だと把握しました」

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 01:58:42

    公安局員「なるほど。それで、現場は何処で、どんな状況でした」
    カンナ「現場は春葉原駅の電気街側でした。状況としましては、ホーム停まってる列車に
        後続の列車が追突する感じでして、ホーム側の居た車両の1両目と2両目は衝突影響で
        車両の連結部分が潰れて歪んでまして、3両目は3/4ぐらいが後続の列車の1両目によって、
        上から押しつぶされ、後続車両の1両目は前方列車の3両に乗り上げた影響で
        バランスを崩したみたいで、ホーム側に傾いて止まっていました。
        差し詰め、ホームに突っ込んだような状態になってました。
        それで、一両目後方は高架橋から空中に浮いてまして、車輪が見えてる状態でした。
        後続列車2両目以降は1両目から切り離されて、高架橋から脱線し落下してまして、
        3両目は横倒したまま2両目に押しつぶされて原型を留めてませんでした。
        それで、後方列車2両目は3両目が乗っかる形で、横転してました。」
    公安局員「要するに一部列車が衝突して落ちた感じでしょうか?」
    カンナ「そうなります」
    公安局員「それで、その後は?」
    カンナ「とりあえず、急いで、続々と現着した、局員達に、駅周辺の規制線を張らせました。
        でも、駅周辺半径50m前後でしょうか、逃げまとう人が出た影響で、
        道路が完全に放置車で塞がれてしまいまして、
        その勢で規制を引くのと緊急車両の導線確保に苦戦しました。
        殆どの人が車を捨てたまま逃げてしまった為、移動させようにも移動が難しく
        レッカーで何百台とある車を動かすのはレッカーの用意自体も無理と判断しまして
        大半は勝手に運転して、車を移動させました。
        それでも、一部の車は鍵が掛かってたり、エンジンが止まって動かせな為、強引なのですが、
        窓を割ったり、車泥棒がやるような方法で、車を動かした他、
        居合せたタイヤショベルにも協力してもらって、無理矢理車を押し退けてたりもして、
        導線を確保しました。」

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 02:00:27

    公安局員「それはかなり、問題になりませんでしたか?」
    カンナ「後になって問題に上げられました。でも、あの時は兎に角、
        救急車、レスキュー車を入れる事で手一杯だった為、強引でしたが、実行しました
        それでも、この状況下でしたので、人手が足りなくてですね、一部の局員にも
        レスキュー隊の指示の元救助活動をさえて対応する事態にはなったのですが……」
    公安局員「う~ん……それも、規定に無い行動ですね。こちらも、問題になりませんでしたか?」
    カンナ「後日、そちらも問題に上がりました。
        しかし、レスキュー隊の方から強く頭を下げれてしまいまして、
        なにせ、『命の為、ルールを破ってください!お願いします!』
        と隊長から土下座されてしまって、後に引けない状況でした。」
    公安局員「……わかりました。……それで、その後、救助の様子はどうでしたか?」
    カンナ「この時、我々は主に生存者の捜索、及び、軽傷者を救急隊の前まで運び出しや介抱をしました。
        捜索の際は高架側と地上側に分かれて、対応しました。
        私も人手が増えるまでは、他の局員と一緒に対応しました……」
    公安局員「……では、局長も現場に参加したのですね……」
    カンナ「部下に、『規定に無い事をしろ』と指示しますから、
        私が参加しなければ示しが着かないと思いまして、
        最悪、指揮は副局長でも可能と考え、参加しました……私は、地上側の担当でした……」
    公安局員「それで、現場はどうでしたか……」
    カンナ「……正直……地獄……これ以外言葉が出せないぐらい…酷かったです…
        ホントはそれよりも……酷いんですけど…
        なにせ、『金属』と『機器』と『生物の肉』と『その他諸々』が
        ごちゃ混ぜになった山を見る事になりますからね…
        死体を見てきた私でも…目も当てられませんでした……。
        ただ、それ以上に堪えたのは…自分の目の前で…息を引き取る人が沢山いた事でした……。
        我々は基本は死んだ人を、死体を、目の当たりする事はありますが…
        命の灯が消える瞬間ってのは、立ち会わないもので…
        死体と瓦礫の山からより別けて…なんとか見つけた生存者を見つけて…
        レスキュー隊に応援を呼んで、その瞬間にですね……再び…その生存者をみたら……」

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 02:00:53

    そう言うと、カンナは無言になり、目を落としてしまう
    公安局員「……そ、それで……その後は……」
    少しの沈黙の後、カンナは再び口を開く
    カンナ「その中にですね……居たんですよ……空崎ヒナさんが……」
    公安局員「……では、局員が自ら……」
    カンナ「……はい……私が第一発見者でした……私が見つけた時は……息を引き取ってまして……
        なにせ、彼女が見つかった場所は……後続……3両目でして……顔とかは……
    判別とかできないぐらい……なんですが……特徴的な角と……私物で……はい……
    後の死亡解剖で……即死でした……」
    公安局員「……そうでしたか……」
    カンナ「結局……そこで、私は耐えられず……一旦、現場を離れました……。
        離れてからは……少し気持ちを整えまして……副局長に、報告しまして、現場に戻りました……」
    公安局員「……戻ったのですか……」
    カンナ「その時も人手不足でしたから……。
        ただ、堪えましてね……現場を地上側から高架側に変えてもらいました……」
    公安局員「……高架側どうでしたか?」
    カンナ「地上と比べたら、幾分かマシなのですが……マシと言っても……こちらも酷かったです……。
        高架側の方は、衝突された側の車両が回送車だった為、後続の1両目側に被害が寄ってまして……
        1両目に乗ってた人よりも、ホームにいた人の方が被害が大きくて……
        その多くは1両目に押しつぶされてる人が多かった印象です……」
    公安局員「……それで、その後は……」
    カンナ「高架橋側の方は比較的……救助はスムーズでして……トリアージが済んでる人が多かったので
        介抱をする事の方が多かったです……。ただ、それでも容態が急変して、
    死んで行く人が多かった印象でした……。
        特に、一人の少女が印象に強く残ってまして……」
    公安局員「……少女ですか?」

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 02:01:10

    カンナはゆっくり瞬きをすると再び語りだす。
    カンナ「実は、その少女は、時折、シャーレで見かけて子でして……面識があったんです……
        ミレニアムの制服を来て大人しい感じの娘でした。
        その少女は、その日、他の友人数名と春葉原に訪れてらしんですけど……
        ホームに居た所を事故に会いまして……ただ、事故当初は意識が遭ったみたいで……
        しかし、下半身が瓦礫に挟まってしまって、レスキュー隊が助け出すまで動けなったそうで……
        それでも、比較的早く救出されて……トリアージを受けてた後でした……。
        その時の彼女のトリアージの色は黄色でした……だが、私が見つけた時には、心肺が止まってまして……
        急いで、救急隊を呼んで、心肺蘇生したんですけど……結局……黒になりました……」
    公安局員「……死亡したんですね……」
    カンナ「はい……クラッシュ症候群だったらしくて……それでも当初はマシだったらしんですけど……
        急激に容態が悪化したみたいで……それで……結局、傍にいた、友人達がパニックになりまして……
        宥めてたんですが……そこで、知りました……。
        彼女達……その、空崎氏がその日、会う予定の人達だったらしく……
        結局ホテルに一緒に泊まる事なったから、ホームまで迎いに行ってたそうなんです……」
    公安局員「……」
    カンナ「……それよりも……もっと酷いのは……後に解ったんですけど……
        彼女達……春葉原で買い物すませたら……子ウサギ公園に向かう予定だったらしくて……
        それも……空崎さん含めて……RABBIT小隊のF.SCT攻略戦の時の……戦友だったらしくて……」
    公安局員「……まさか……」
    カンナ「……後の簡易的な事情聴取で……それで……金髪の髪の子達に……
    それを言われて……先生の事を聞かれて……」
    公安局員「……あの……あの後……ガス現場に行きたかったのは……」
    カンナ「……」
    彼女は俯き、涙を机に垂らす

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 02:01:23

    公安局員「…………」
    暫くの沈黙の後………
    公安局員「…………少し、休憩を入れます……」
    カンナ「……続けてくれ……後が詰まってる……」
    公安局員「……わかりました……その後の対応はどうしましたか?」
    カンナ「兎に角……人手が落ち着く頃には3時間ぐらいは掛かりまして夜の2時になった頃で……
        空崎氏が死んだ事で、対策方針を立て直す必要が出てきまして……
        一旦、本部に戻る事にしました……」
    公安局員「……それで、その帰りに、不知火カヤ元局長護送車の臨場に立ち会ったのですね……」
    カンナ「……はい……」
    公安局員「……こちらについては、後日、調書取ります……
         それで、列車事故に原因についてはご存知ですか?」
    カンナ「後の消防の調査報告て詳細を知りました……。
        原因は、あの日、執行権が止まった事で、キヴォトス全体の鉄道運行を管理するシステムが停止し
        大幅な運休・ダイヤ乱れが発生。さらに、保安・通信システムも一部止まった事で、一部手動で
        イレギュラーな運行をする事になり、
        その状況下で、通常予定に無い回送列車が春葉原駅手前で異音より春葉原構内の途中で停車。
        当該列車が閉塞区間と閉塞区間の間で止まった事で、信号システムが更に不調を起こした上、
        さらに、後続の車両の運転手が疲労による居眠りで信号と見落とし、
        回送車両側の防護無線装置の故障により、
        緊急停止した事の連絡が遅れ衝突地点250m前まで停止車両に気がつけず、
        留めに慌てた運転手が誤動作連発した為、
        ブレーキが間に合わず衝突した。そう報告を受けました。」

  • 119二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 02:02:21

    公安局員「話を少し戻します、現場を離れた後、元室長の事故の後はどうしました?」
    カンナ「結局は、本部に着いたのは4時半頃でした……その時には
        出し渋ってたゲヘナ学園から、中和剤の情報を提供してもらい、
        科捜研が中和剤の生産に取りかかっていました。
        後に、知ったのですが、どうやらゲヘナとの交渉役任せてた局員が、
        空崎氏と先生の事を交渉材料に、漏らしまして……
        それで、事態の重さ知って、万魔殿の議長が直々に情報を提供してきました」
    公安局員「議長直々にですか……」
    カンナ「はい、かなり重たい空気で電話とメールで『他言無用』との事で提供をうけました。
        ゲヘナ学園側のその後の動きについては、正直わかりません……。
        ただ、空崎氏の秘書である行政官が、空崎氏が遺体安置所に置かれた直後、
        安置所に来訪されまして……かなり、ヒステリックに署内で暴れた事を覚えてます。
        結局、万魔殿の関係者が来てもらい、引き取ってもらいました……」
    公安局員「その時の様子とかは、解りますか……」
    カンナ「言伝なので、正確ではなないのですが『責任者を出せ』
        『委員長を呼び出した連中を出せ』『鉄道関係者を出せ』
        挙句『先生を出せ』と出せ出せのクレームだったそうで、
        暴れもしたので留置所に暫く入れて、対応したそうです」
    公安局員「……少女とその関係者はその後どうなりましたか?……」
    カンナ「……残念ながら現場で事情聴取をしてからは……わかりません……」
    公安局員「……わかりました……本日はここまでとします。後日、聴取を取りますので、また……」
    それに対して、無言で頷くカンナ
    ガシャン!
    調書が終わり、公安局員が立とうとした瞬間、局員がよろけて、椅子を倒す。
    カンナ「お、おい!大丈夫か?」
    公安局員「す、すみません……ここ最近、休めて無くて……」
    カンナ「無茶はするな……ダメだと思う前に、少しは休め……」
    公安局員「す、すみません……」
    ガシャ、ブツン
    映像はカメラが倒れ乱れた所で止まる。

  • 120二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 06:37:55

    あぁ...お労しい...

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 07:02:46

    よく「先生が死ぬと学園青春テクストが剥がれてー」とか言うけど、子ウサギ公園での死者を見るに「最初から存在しない」が適切な気がするね
    つか証言を見るに先生とは無関係な人間も地球人レベルまで耐久性が落ちてるし

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 07:07:09

    バッドエンドルートの一つ感、キヴォトスのテクスト張替えルートかも知れない

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 09:41:49

    >>117

    ユウカ?💦

  • 124二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 09:48:25

    >>123

    ユズです...

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 10:21:11

    保守

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 11:53:07

    とある場所。
    牢屋が開く音がする
    黒服「お久しぶりです。『Mr.Under Grand』 いえ、『地下生活者』」
    地下生活者「ヒッ!し、小生は知らないっ!知らないぞっ!」
    黒服「おやおや……私はまだ、本題を話していませんよ?」
    地下生活者「知るかッ!あっちに行けっ!ココにはくるなっ!
          貴様ら、知って追ったくせにっ!
          奴にっ!『死の神』に目を付けられるっ!」
    黒服「それは、貴方の自業自得です。我々が慎重に動いてる中、
       貴方は貴方の好奇心だけで、あそこまでの大立ち回り見せたです。
       相手さえ知れば、いずれ結末は見た筈なのですが?
       あの人は一種の特異点のような存在なのです。
       私が先生に敵対せず、ホシノさんを諦めた時点でもっと周囲観察し、
       相手を知るべきでした。
       キャンペーン取り憑かれた貴方の思慮の浅ささが理由です。」
    地下生活者「くるしい……くるしい……」
    黒服「それより、貴方に一つお尋ねしたい?
       あなた、もう一つの雷帝の兵器に、細工をしましたね?
       それも、テクストを書き換えるような」
    地下生活者「わ、私は知らない……知らない……」
    黒服「……ここまで来ると、それはもう肯定になりますよ?」
    地下生活者「ぐぅ……あ、あれは……不発に終わったキャンペーンだ……
          先生攻略に当たって、発動するキャンペーンと
          不発に終わるキャンペーンを見分ける為、
          万が一、本流のキャンペーンが稼働しない為の、
          予防で置いたモノだ……終了後に回収するはずだったキャンペーンが
          『死の神』が現れた勢で……」

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 11:53:19

    黒服「それで、アレは、どの程度、どのような効果を発揮するのですか?」
    地下生活者「アレを認知した時点で……しかし、アレはただ、『死に対する耐性』を
          少し落とす程度の効力しかないっ!銃で撃たれても、
          多少の爆発程度だったとしても、これまで通りのテクストのままだっ!」
    黒服「それでは何故、七度ユキノは、空崎ヒナは、花岡ユズは、なぜ死亡したのですか?」
    地下生活者「言ったじゃないか……」
    黒服「なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?」
    地下生活者「同じ事を言わせるなっ!言っただろっ!『死に対する耐性』を
          少し落とす程度っ!要するに、確実に死なない事故も確率を
          ほんの極わずかな確率で死ぬようにっ!
          大きな事故程度ならある程度死ぬ程度にっ!確率を落としただけだっ!」
    黒服「要するに、『死に易くなった』という事ですか?」
    地下生活者「そう言ってるだろっ!……」
    黒服「しかし解せません……それでは、特に七度ユキノや花岡ユズに関しては、
       死ぬ理由が見当たらない……」
    地下生活者「何を言う?認知してるじゃないか。ドラム缶やニュースで」
    黒服「まさか……あの程度で、発動するのですか?」
    地下生活者「だから言ってるはずだっ!何度もっ!何度もっ!言わせるなっ!
          ガスの存在さえ認知出来ればいいのだっ!
          そこにどんな効力がとか条件とかは関係ない」
    黒服「……あまりにも、お粗末な……」

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 11:53:29

    地下生活者「ふんっ、どちらせよ『死の神』が現れた時点で
          発動しようが、発動しまいが、変わらなかかっただろう……
          小生が手を下すまでも無い……」
    黒服「しかし、テクストを張り替えては、まるで意味が違ってしまいます。
       貴方の起こしたキャンペーンの勢で神秘の観測にノイズが掛かり
       観測どころでは無くなってしまいました。これでは、研究にならい。
       解除して頂けませんか?」
    地下生活「何を行ってる。死とは不可逆なモノだ、アレに解除なんて概念はない。
         それこそ、時間でも巻き戻さない限りな……」
    黒服「…………これは、真剣に軌道修正を検討しないといけません……」
    地下生活者「もう、話すことは話したっ!ココから出てけっ!
          勝手に発動したキャンペーンなど小生はもう、知るものかっ!」
    黒服「……これ以上は問いただしても、無駄な様ですね。では。
       ……しかし、いくら貴方が怯えて隠れようと、この状況下でしたら、
       再び恐れる者が訪ねて来るかもしれません。『死』を持って……」
    地下生活者「貴様っ!言いふらす気かっ!おいっ!っ貴様っ!
          ぐぅ……うぅ……くるしい……くるしい……」

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 12:14:49

    半ば事故のような形とはいえやはり黒幕は地下生活者だったか

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:15:52

    ほんの少し、100%が99%になる程度の力、直ぐにはなんの影響も感じない程度のはずだった
    それでも被害者に先生が含まれたせいで情報がキヴォトス中に拡散してしまった
    キヴォトスでは銃撃戦やテロなんて日常茶飯事、1%の確率でもキヴォトス住民全員が対象になってしまったと考えれば……

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:21:31

    ちとばかし…いや、かなり聞きづらいんだが…
    ヒナの損壊度って…どの位?

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:29:39

    ここまで来ると他の学園の様子もちょっと気になるところ

  • 133二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:44:59

    >>131

    角と持ち物で判別って証言的に原形をとどめないレベルなんだろうねぇ

    白い髪の毛と血と肉の塊だと思うよ

  • 134二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 20:53:49

    ほしゅの

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:13:36

    先生も死んでる以上は生徒会長リセ案件だけど、その前にアロナ達どんな状態か知りたいな
    先生以外はアロナ達を認識出来ないからあくまで読者視点になるけど
    シッテムの箱の中でどんな様子なんだろう

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 06:44:13

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 07:25:17

    アロナたちの絶望顔と絶叫・・・

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 07:30:08

    生徒会長リセってタイムリープじゃなくて時空の移動っぽいしなぁ
    ほぼ詰んだ世界はもう詰んだ世界としてそのまま進行していく感じなのが辛い

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 10:20:21

    時系列(最終編後)的にプレイヤーと同じく幼女プレイ会長がA.R.O.N.Aに入ってる世界線だろうしなぁ
    この場合どうなるんだろ

  • 140二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 18:30:18

    ほしゅ

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 21:22:27

    アロナ視点編はよ

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 06:43:37

    ほしゅ

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:13:59

    映像はノイズの後、前回と同じ取調室を映し出す。
    カンナ「今日は、何時もの彼女じゃないんだな?」
    公安局員「彼女は昨日から過労で休職しています。」
    カンナ「そうなのか……彼女は大丈夫なのか?」
    公安局員「個人の事なので存じ上げません。」
    カンナ「そうか……」
    公安局員「尾刃カンナさん。これから行う聴取は調査委員会の捜査資料として、
         記録義務が発生します。その為、これ以降のやり取りは全て
         あちらのビデオカメラで撮影、記録させてもらいます。
     同意していただけますか?」
    カンナ「……同意します。」
    その後、そこには、短髪で黒いスーツを着てるが
    完全に痩せ、目に来いクマを見せ、老けたよな、迫力の無いカンナの姿が映る。
    公安局員が黙々と資料を広げ準備を整える雑音以外は無言が続く。
    公安局員「……それでは、始めます。本日は第E号114-16378 補 11 事件 及び 第B号 908-25632 事件の
         捜査関係者について聴取します」
    カンナ「はい」
    公安局員「本件の概要はXX月XX日 3時10分頃 首都高速第一環状線 
         春葉原インターチェンジ 左回り方面の本線合流部で起きた、
         警察車両の横転爆発事故についてとなります。
         尾形カンナさん。貴方は当該事件に置ける初動対応を行った、
         捜査員として臨場したとの事ですがそちらに間違いはありませんか?」
    カンナ「間違いありません。」
    公安局員「それでは、立ち会う前の状況から簡単に説明してください。」

  • 144二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:14:09

    カンナは一呼吸を置いて、話し出す。
    カンナ「……当時、私は子ウサギ公園毒ガス散布事件の関係で春葉原に出向いてたのですが、
        出向いた先で、列車衝突事故が発生し、その事故の臨場及び救助を行う事になり、
        その作業を行った後に、偶然、当該事故に居合せ臨場する事になりました。
        捜査協力者である空崎ヒナ氏が列車事故で死亡し、捜査方針を変える必要があり、
        その会議の為、ガス事件の本部に、当時の公安副局長と戻る所でした」
    公安局員「それで、事故にはどのように臨場する事になりましたか?」
    カンナ「列車事故現場から本部に急いで戻る為、副局長が運転する車に乗り、
        首都高の春葉原インターに入ろうしてる時でした。」
    公安局員「車の車種は、パトカーですか?」
    カンナ「はい、覆面のパトカーです」
    公安局員「それで、続けてください。」
    カンナ「それで、インターの入口の料金所に入ろとした所で、
        目前で突全ての料金所が封鎖されてしまい、車を止められてしまいました。
        そしたら、料金所の職員が、料金所の詰所から出て来まして、
        今入ろうとした、車に対して、高速出口に誘導するので、戻るよう誘導してきたので、
        何があったのか、副局長が聞いたところ、この先の合流地点で事故が起きた事を教えて貰い、
        通報はこれからとの事でしたので、料金所を特別に開けてもらい、
        その現場に案内してもらって立ち会いました

  • 145二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:14:21

    公安局員「事故現場はどのような様子でした?」
    カンナ「はい。現場に着くと、合流ランプで5台ほど車が止まっており、その先で
        矯正局所属の警察大型護送車が本線2車線と合流車線1を塞ぐ形で横転しており
        エンジンのある後方部分からは煙が出ていました。単独の事故だったと思います。
        車体は前方の運転手部分は激しく拉げており、運転手側の金網と窓は全て大破していました、
        運転手側は擦ったような後がありました。また、運転手側の後方にある非常口は開いていました。」
    公安局員「護送車の横転した際、運転手画側が上を向いてましたか?
         それとも、ドア側が上を向いてましましかたか?」
    カンナ「運転手側が上、護送車の屋根が進行方向側に倒れてました。」
    公安局員「わかりました、続けてください」
    カンナ「それで、路肩に一人、矯正局員が頭から血を流して、項垂れるように座っていました。
        もう一人の矯正局員はボロボロながらも上を向いてる運転手側の側面の上にのって、
        開いている非常口から車内に向けて何かを叫んで居ました」
    公安局員「それで、貴方はどのように行動しましたか?」
    カンナ「まず、最初、私は護送車のタイヤと底面部分しか見えておらず、
        バスが横転した思っていた為、その矯正局員を生活安全局か公安の局員と勘違いし状況を聞きました。
        そしたら、矯正局員で護送中に護送車が横転事故を起こした事を知り、大体の状況を把握しました。
        その上で、急いで、副局長に救急と応援の要請・規制線の張り、
        合流ランプに入り込んだ、5台の自動車の出口誘導を行う用指示し、
        高速の職員には高速道路の封鎖をするようお願いをしました」

  • 146二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:14:36

    公安局員「それで、次にどのように動きました?」
    カンナ「私も、運転手側側面に上って、公安局員に詳しい事情を聞いたところ、
        そこで、初めて、不知火カヤ元防衛室長の護送中で起きた事故で、
        今もまだ、護送車の車内に取り残されてる事を知りました。
        後に知った事なのですが、ガス事件でシャーレの先生が即死された事で
        執行権が失われるトラブルありましたが、
        その影響で、矯正局特殊収容所では、監視システム正常に稼働しなくなり、
        監視・収容が出来ないと判断し、
        緊急で不知火元室長のみをD.U.郊外の別の収容所に移動する途中だった知りました」
    公安局員「それで、護送車の社内の様子はどのような状態でした?」
    カンナ「車内には、まず不知火氏と監視職員が2人と運転手が1人、通信要員が1人
        取り残されていました。ただし、監視員1名と通信要員は意識不明で
        運転手は事故の衝撃で死亡していました。車内は炎等は上がって無かったのですが、
        煙がでており、いつ充満してもおかしく無い内状態でした。」
    公安局員「不知火元室長はどのような状態でした?」
    カンナ「意識はあるようでしたが、両足及び、左腕を骨折で重症でして、また椅子に拘束されてる為、
        動け無い状態でした。その為、まだ動ける監視員に拘束を解いてもらってる状態でした。」
    公安局員「動けてる監視員は軽傷でしたか?」
    カンナ「いいえ、軽傷と言うよりかは重症でした、ただ、比較的動けたそうなので、
        拘束解除を対応してるとの事でした。」
    公安局員「運転手側の側面に上っていた、公安局員は軽傷でしたか?」
    カンナ「比較的、そうだったと思います。彼女だけは、後方の非常口に居たので、
        軽傷で済んだのだと思います。あの状況下出れたのもそれが理由です。
        それで、近くにいた、局員の一人だけをおぶって、脱出したそうです。
        その後、再び救助すべく、戻ろうとした所を私が到着したとの事でした。」

  • 147二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:15:35

    公安局員「その後は、どうなりましたか?」
    カンナ「その後、拘束を解除してる途中でレスキュー隊が到着した為、
        救出を救助隊に引継ぎし、上に居た公安局と私は護送車から降りました
        現着してから30分ぐらいは経っていたと思います。」
    公安局員「引継ぎ後については、どうしましたか?」
    カンナ「……」
    その後、カンナは黙り出す。
    公安局員「どうしましたか?尾刃さん?」
    カンナ「……すみません……その後なのですが、降りた矯正局員を介抱しつつ
        合流した、副局長と応援にきた局員とで状況を整理してる時でした……
        丁度、護送車の方は、先ほど不知火元室長の拘束を解いていた局員を
        救出して……護送車から下した直後でした……護送車の方が、いきなり…・・
        爆発炎上しまして……。それで……カヤさんが……」
    公安局員「不知火元室長が亡くなられたのですね……」
    カンナ「……はい……元室長は……焼死でした……今でも覚えてます……。
        話してる途中……突然、後ろから怒号が聞こえたと思ったら……
        地面が揺れるような……大きな爆発がしまして……
        何より……今でもこびりついてるのが……燃え盛る炎の中から……
        悲鳴のような……断末魔が………き、聞こえまして……
    あ、あれは……元室長の悲鳴だったと思います……。」
    カンナは青ざめ、ガタガタと震えていた
    しかし、その表情に対し、局員は淡々と話を進める
    公安局員「その後、貴方はどうしましたか?」
    カンナ「……あ、あの時……レスキュー隊は居たのですが……火事に対しては……
         近場に消火栓が無くてでして……給水車と……消防車の待ちだったのですが……
         他の現場対応で、遅れてまして……間に合わず……
         結局あの火災で助かったのは……中に入って救助しようとした、隊員と、通信要員のみと聞きました……。
         それで……私達は……消火されるまで……見てる事しか……できませんでした……
         結局、私と副局長は他の局員に現場を引き継いで……燃えてる護送車を
         背にして、本部に戻りまして……戻る途中の無線で……不知火元室長の焼死を知りました……。」

  • 148二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:16:30

    公安局員「火災について、消火までにどれくらい掛かりましたか?」
    カンナ「……結局……消防隊が着く前に……移動したので……解らないです……。
        爆発してから……15分後ぐらいに移動して……
        消火活動が開始したのが20分後って……聞きました……なのでそれ以上は……」
    公安局員「わかりました。少し話が変わりますが、事故の原因について、ご存じないですか……」」
    カンナ「…………原因については……後に、意識を取り戻した通信要員から
        別の矯正局局員の聴取した時の記録を見て知ったのですが……
        直前を走っていたトラックから……鉄パイプのような資材が落ちて、それを避けようと
        ハンドルを切ったら、……途中で突然、運転手がハンドル操作が利かなくなったと、
        叫び出したらしく、そのまま、運転手側の壁に激突して、擦るように進みまして、ある程度進んだ所で
        バランスを崩して、倒れたと聞いています。実際、100m前後でしょうか?
        バスの残骸が散らばってた事は確認しましたし、高速道路の職員からも、
        事故現場より約200mに鉄パイプが落ちてたと報告を受けています。」
    公安局員「ハンドルが利かなくった理由とかも聞いていますか?」
    カンナ「ハンドルのシャフトが何だかの理由で破損しとは聞きましたが、
        シャフトの破損原因までは調査中だと鑑識から聞きました」
    公安局員「また、話が変わります。不知火元室長の移送の状況とかご存知無いですか?

  • 149二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:17:13

    カンナ「監視システムが停止した後、監視システムが復旧せず、一部囚人が、暴走・脱走が起きた為
        これ以上の監視が出来着ないと判断し、特別囚人である彼女だけを優先して
        それも、移送先が決まる前に、移送が決定したと矯正局の看守から聞きました。
        それで、その後、移送先が決まり、受け入れ体制が整うまでは、運転手2人体制で
        護送車を走らせながら待機なったらしく、それまでは高速を回っていたと聞いてます。
        それで、事故が起きる1時間前に受入が整い、郊外の収容所に移動予定だった聞きました。
        移動を開始してから事故に至るまでは2回の10分の運転交代を含め8時間以上移動してました。
        また、当時、座っていた座席についても聞きまして、不知火元室長は護送車は運転手側真中に座らせ
        その左隣と前と非常口に監視員が座り、非常口の反対側に、交代の運転要員1人で、
        前方のドア側に通信要員が座ってたと聞きました」
    公安局員「その他、おかしな点はありましたか?」
    カンナ「いいえ、特に気になる点は無かったと思います。」
    公安局員「わかりました、では本日聴取はここまd」

  • 150二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 12:18:53

    次の瞬間、ドタドタ走る音が近づいてきて、乱暴にドアが開く音がする。
    ドゴン!
    公安局員B「局長!大変です」
    カンナ「私はもう、局長では……」
    公安局員「調書中です。話は後n」
    公安局員B「聞いてください!アビドス側で……虚妄のサンクトゥムがっ!」
    カンナ「なっ!」
    公安局員「何だって?!」
    公安局員B「窓をっ!アビドス方向の窓を見てくださいっ!」
    その後、二人は走って取調室に出る。
    映像は何の代わり映え無く、一時間流れ続ける。
    時折、怒号と走る音が聞こえるが、映像は空の取調室を映し続ける。
    一時間後、取調室は後ろの方から、徐々に不気味な夕焼けのような赤色が
    取調室を染めていく、やがて部屋の電球が暗室の赤色のように取調室が赤黒くなる。
    それと同時に、サイレント音が鳴り始める。
    ォドォォォオゴオオオオオ!
    大きな地響きと共に爆発音が鳴った所で、映像は乱れ途切れる。

  • 151二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 13:08:25

    大事になっちゃったねぇ

  • 152二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 13:17:32

    シロコとプレ先、剪定世界の切除お疲れ様です

  • 153二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 13:20:47

    カヤの死にざまが思ってた数倍グロすぎて草も生えん……

  • 154二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 13:29:21

    >>153

    焼死って数ある死に方の中でもトップクラスに嫌なものだからな

  • 155二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 13:42:44

    事故原因の不自然さや爆発のタイミング的にカヤ狙い撃ちだしね

  • 156二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 20:30:35

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 01:49:42

  • 158二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 09:46:51

  • 159二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 12:08:30

    プラナ「先輩……」
    崩れ常に水浸しの教室はあの日、以来ずっと夜のままで星は流れ続けてた。
    三つ並べた机の上には横たわり無表情で目を閉じるのアロナ姿があった。
    プラナ(もう、あれから数か月は経ちました……)
    その姿を椅子で座りずっと見ているプラナがそこには居た。
    プラナ(あの日……先生の反応が消失してから……外は一体どうなったのでしょう……)
    時折、黒い服の少女はあれこれ考える……。
    プラナ(どうしてでしょう……倒れる前までは確かに、寝言を言い、居眠りする
        何時もの、アロナ先輩でした……)
    たしかに倒れる前、そこには、何時もの居眠りするアロナが居た。
    しかし、あの日、先生が消えたあの時、プラナ何時ものアロナを見て
    目を離した時、彼女は机から倒れ、それ以降、彼女は無表情で無機質な眠る人形と化した。
    プラナ(いつもなら、起きるはずのアロナ先輩……どうしたらおきるのでしょうか……)
    プラナはふと空を見上げる……
    プラナ(あぁ……あの時もそうでした……こうやって星は流れ……終わっていきました……
        先生……私は……私は……どうすれば……)
    その無表情で色白の少女の目には一粒の涙が流れてく。
    崩れた屋根から映る星々は次々と流れ、やがて堕ちていく。
    それは、この世界の終焉を完全ならシステムの崩壊を示唆していく。

  • 160二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 16:51:27

    アロナ...別の世界へ行ったのか...

  • 161二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:17:34

    露悪的な言い方すれば「終わった世界」は価値がないからポイ捨てして次行きましょうだからな

  • 162二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:45:34

    ほし

  • 163二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 21:57:56

    まだきぼうがあるとおもっているみなさんへ、おしらせです。

    つみて゛す。 でなおしてまいれ。

  • 164二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 22:06:28

    これどうあがいてもKクラスシナリオなんですけど?

  • 165二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 02:33:05

    この世界は色彩に滅ぼされてトドメか

  • 166二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 07:17:17

    ほしゅ

  • 167二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 11:16:08

    せっかくプレ先世界見捨ててプラナとアロナの二人体制まで持ってきたのにこんなので詰みとか連邦生徒会長台パン案件では?

  • 168二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 11:19:00

    >>150

    ・・・カンナたち・・・どうなった?・・・

  • 169二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 11:26:21

    >>167

    再走して、やくめでしょ

  • 170二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 11:29:00

    ブルアカ世界の終着点の一つなんだろうけど、多分トップクラスの地獄が爆誕したなぁ.....主にカンナが苦しみまくってるしミヤコは壊れたしゲヘナは壊滅確定だしミレニアムも空気が地獄だろうし......

  • 171二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 19:05:27

    ミヤコ...ミヤコはまだおままごとか...

  • 172二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 20:43:16

    >>169

    いや...これ私のミスですか?

  • 173二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 21:48:12

  • 174二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 21:52:14

    >>172

    そうだよ。最初の爆発で先生をアロナバリアで守れなかったあんたのミスだよ

  • 175二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 22:57:58

    プラナもいて先生を(毒ガスではなく)爆発の諸々から守れませんでしたは弁解不能なんだよなぁ
    まあ会長は今ごろ別の先生を相手に幼女プレイしてるんだろうけど

  • 176二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 23:20:34

    >>167

    「ちょっおまっふざけっオ"イ"!!(咆吼小)オ"ア"ア!!!(咆哮大)ウ"オ"ア"ア"ア"!!!(轟竜)」

  • 177二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 07:11:19

    ほしゅ

  • 178二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:05:26

    とある会議室、来客用の机にはティーカップが3つ並んでいた。
    ヒマリ「本日は、お忙しいところ、お時間を頂きありがとうございます。リンさん」
    リン「こちらとしても、忙しいので手短にお願いします」
    ヒマリとリンは机を挟んで相対するように座っている。
    ヒマリ「では、回りくどい事を言わず、早速要件を言いましょう。……
        と、言いたいのですが、一つ聞かなければならない事があります。
        『先生は今、どのようなご様子ですか?』」
    その言葉にリンは少し眉をひそめる
    リン「今は、面会が出来ない状態です。要件なら、私がお伺いします」
    ヒマリ「そうですか。……ではもう一つ
        『行政システムの復旧にはどれくらいを要しますか?』」
    リン「……不明確な情報もある為、コメントは控えさせて頂きます……」
    ヒマリ「リンさん。」
    ヒマリは座る角度を変え、リンの方に前かがみに近づき、何かを諭すように語りだす。
    ヒマリ「私は今日、あなた方に苦情を言いに来た訳じゃ無いんです……。
        その上で質問します。『まだ、火には掛けてないでしょうか?』」
    リン「!!」
    その言葉にリンは動揺を見せる。
    リン「……おっしゃってる、意味がわからないのですが?……」
    沈黙の時間が流れる。時計の秒針の音だけが、会議室に流れる。

  • 179二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:05:41

    ヒマリはリンの様子を伺い、話し出す。
    ヒマリ「ウチのチヒロに極秘で情報を調べさせました。
        先生が倒れたと報道された日、先生がどのような行動をしていたのか、
        街中の監視カメラを調べたのですが……」
    そう言って、ヒマリは手元にあるタブレット開き、とある映像を見せる。
    ヒマリ「11:30頃、この後ろ姿なのですが、子ウサギ公園の第三駐車場に入る先生の姿が見えますか?
        ココなのですが」
    そういって、ヒマリは丁寧に、とある大人の後ろ姿の映るシーンを、
    手で円を描いてアピールする。
    リン「……どういう事でしょうか?……」」
    ヒマリ「……先生はこの映像を最後に消息を立っています。
        推測するに、先生はこの子ウサギ公園に事件がある時間までは、出てない事になります……」
    リン「……」
    ヒマリ「考えるに、先生はあの事件に巻き込まれた?そうですね?」
    リン「……」
    無言のまま微動だにしないリン
    ヒマリ「そして、先生の周りにいらっしゃる狐耳の方々。
        記憶が正しければに、これは元SRT特殊学園のFOX部隊の面々ですね?
        ニュースになった。この方々、この日、矯正局から出所してる事がわかりました。
        先生はこの方々と子ウサギ公園に向かわれた……
        子ウサギ公園はたしか、同学園の方々が抗議活動をされていましたよね?
        今上がった方々、先生以外は全員、公式発表で行方不明になってますよね?」
    リン「……」
    ヒマリ「これは、私の想像なのですが、この日先生は出所した元FOX部隊の方々を
        元同じ学園に所属してた生徒たちに合せた。
        そこでガス事件に巻き込まれた……。そうですよね?」
    リン「……えぇ、認めます……今先生が重症でいるのはこの件が原因です。
       他言、無用でお願いします。」
    ヒマリ「だとすると、おかしなことになります……」

  • 180二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:05:53

    リン「……何がでしょうか?」
    ヒマリ「あの事件……かなりの数……死者がでましたよね?」
    リン「……先生はまだご存命ですよ……」
    リンはヒマリに軽蔑のような眼差しを見せる。
    ヒマリ「……話を変えましょう。
        こちらも、ウチのチヒロと今度はその後輩達にも調べさせた情報です」
    そういって、ヒマリは画面をスワイプさせ、とある折れ線グラフを出す。
    ヒマリ「この、グラフは全キヴォトスにある行政システムの重篤な障害件数を半日毎に推移したグラフです。
        青色線は生徒会長が失踪してから先生が着任されるまでのデータ、
        赤色がプレナパテス事件の時、先生が誘拐されヴァルキューレの尾刃局長が救出されるまでのデータ、
        それに続く赤点線はAIがはじき出した、このまま先生が誘拐されたままの時に起こりえる、
        障害の予想件数、
        このオレンジの線が、子ウサギ公園のガス事件が発生してから今日までのデータで、
        そして、このオレンジ点線はAIがはじき出した子ウサギ公園のガス事件で
        先生が誘拐及び意識を失った時に予想されたとしてシミュレーションのデータです」
    リン「……」
    ヒマリ「青と赤とオレンジの点線は全て、どれも同じような傾きをしてるのですが、
        このオレンジの線だけは、他の線と比べて、反比例して加速度的に上昇しています……
        これを意味する先は……『先生は重篤よりも大変な状況である』……という事です……」

  • 181二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:06:20

    ヒマリ「更にです。」

    そう言って、ヒマリはさらにタブレットスワイプさせ、

    今度は英数字が並べられたログのようなスクリーンショットを見せてくる。

    その中で手書きで赤丸で囲まれてる個所があり、所々『ERROR』『Not Found』『Delete』『Uninstall』等の

    単語が混じっってた。

    ヒマリ「この、ログはウチのチヒロが携わった、とある行政システムのログです。

        結論から言いますと、システムが緊急事態により、構築されシステムの一部において

        データ削除、アンインストールが実行された形跡があります。

        この一連の動きは自動修復機能によるもので、これが動作したという事は

        システムが致命的な破損によりシステムの再構築が実行されたという事であります。

        しかし、その自動修復も他のシステムの破損により正常に動作してない為、

        システムの削除したまま、先に進まないのがこのログから読み取るにわかります」

    リン「……それと先生とどのような関係が?」

    ヒマリ「こんなシステムの壊れ方は通常ではありません。バグであったとしても、

        開発コードを見せてもらった限り構造上あり得ません。

        そう考えると原因は一つだけです。この一連の障害も含め

        原因は全てキヴォトスのメインOSから起因するモノ、

        すなわち、メインOSに致命的な欠陥があった時だけです。」


    ヒマリ「そして、私の記憶が正しければ、それに関連する機器は唯一、先生のお持ちになっていた、

        タブレット端末のみ……そう考えると、その端末に異常があっと考えられます。

        そして、それらの出来事の点と点を結んでいくと……浮かび上がってくるんです……」

    ヒマリは手を組み、口を隠して、話す。

    ヒマリ「先生は『重篤』では無くて『死亡』したと……そういう事実が……」

    リン「…………」

    リオは徐にメガネを外し、手で顔を隠し出す

    ヒマリ「それで、あの質問に繋がるのです……『先生のご遺体は<未だ>火に掛けて無いですか?』と」

    リン「……それで……ご用件は……」

    ヒマリ「ここで、私共からご提案がございます。」

  • 182二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:06:31

    ヒマリは姿勢を改め、リンに言う
    ヒマリ「先生のご遺体をミレニアムに引き取る事は出来ないでしょうか?」
    リン「……私の立場から個別の学園に対して言えることはありません……
       仮に先生の遺体とやらがあったとして、どうされるおつもりですか?……」
    ヒマリ「……プレナパテス」
    リン「?」
    ヒマリ「リンさんなら、ご存知の筈です。プレナパテスの正体を」
    リン「……たしか……別次元の……!!」
    ヒマリ「……以前、先生にお伺いした時、プレナパテスは亡くなられた先生が『色彩』の接触によって
        復活した存在だと伺いました。ならば、焼かれてない……
        形のある先生、姿があれば、我々に再現できるのでは?そう私は考えました。」
    リン「!!……出来るはずがありません!」
    ヒマリ「?!」
    リン「仮に出来たとして……出来るだけのエビデンスがあるのですか?」
    そこで、初めてヒマリの隣にいた少女が口を開く
    ハナコ「シスターフッドと古書館に文献から、過去に似たような事例が無いか、調べてもらいました。
        そしたら……ありました。過去にプレナパテスのような事例が、
        『死』を使って、『色彩』に接触する方法が」
    リン「!!」
    ハナコ「さらに、確証を得る為、アリウス自治区にも問い合わせをして、元アリウス指導者
        ベアトリーチェの研究資料を取り寄せました。
        そしたら、そちらにも手順や方法に差異がありますが
        同じような方法で『色彩』と接触する方法を研究してる形跡がありました」
    ヒマリ「更に、この間の件で『当事者だった』アビドス高等学校の小鳥遊ホシノさん、
        『もう一人の』砂狼シロコさんにもヒアリングをしました。
        結論から言えば、トリニティの持っていた情報と一致しまいた。」
    リン「……」
    ヒマリ「現在、ミレニアムサイエンススクールは
        シスターフッドから提供して頂いた文献、アビドス高等学校から得られたヒアリングの情報を元に
        『プレナパテスの再現』が出来ないか、学校を上げて、調査中です。」

  • 183二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:06:48

    ヒマリ「その上でご提案……いえ、ここまで話し合いが並行してるなら、はっきり言った方がよろしいですね。」
    リン「?」
    ヒマリ「『ミレニアムサイエンススクール』『トリニティ総合学園』『アビドス高等学校』更に『ゲヘナ学園』の4校は、
        『連邦捜査部シャーレの顧問である先生の遺体の引取り』を要求します。」
    ハナコ「こちらが、『ミレニアム セミナー』『トリニティ ティーパーティー』
    『アビドス生徒会』『ゲヘナ 万魔殿』の4校が署名した、合同の嘆願書です。」
    リン「……っ!!」
    机にはそれぞれ直筆で「代理:早瀬ユウカ」「桐藤ナギサ」「百合園セイア」
    「歌住サクラコ」「蒼森ミネ」「小鳥遊ホシノ」「羽沼マコト」7人の名前が署名された、嘆願書が置かれる。
    その一枚の紙にリンは青ざめる。
    ヒマリ「このまま、燃やしてしまうより、エンバーミングをして目途が立つまで凍らせ、
        時期を見て、復活さえる。そうすれば今の問題も含め一気に解決します。」
    リン「……しかし……」
    ハナコ「……倫理に反してる事は解ってます……でも、このまま、行けばキヴォトスは収拾がつかなくなり、
        果ては終焉迎えます……チャンスは今しかないんです!」
    リンは震えるながら一呼吸を置く……。
    リン「……少し、待っていてください……」
    そう言うと、彼女は席を立ち後ろを向き、スマホを取り出して、どこかに電話をする。
    リン「アユム……急いで、確認……いえ、止めて欲しい事があるの。
       先生について、今、どうなってるかしら?そう、今、先生はどちらに?
       もう、安置室を出た?なら、今すぐ急いで!中止、先生の火葬は今すぐ中止して!急いで!」
    ヒマリ・ハナコ「「!!」」

  • 184二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:07:22

    その後スマホを切るリン
    ヒマリ「まさか……今日が……」
    リン「……私の口からは……」
    ハナコ「……今日が、丁度先生の火葬日だった……でも、立場上それを言えないって事ですね?……」
    リン「……」
    リンは後ろをむいたまま、動かない……
    三人緊張が走る……
    リンは部屋中を行ったり来たりする。
    ヒマリとハナコはそのまま硬直し……冷や汗を垂らす……
    無言の部屋に秒針の音だけが鳴り続ける。
    5分……10分……20分……そして、30分を過ぎた時
    ブーーーーーーー
    リンの携帯に着信のバイブレーションが鳴る。
    その音にリンは慌てて電話に出る。
    リン「アユム状況は?!……そう……わかったわ……そうして頂戴……」
    リンは肩を落とす。
    その行動に二人は息を飲む。
    そして、リンは再び座り、二人の前へ向かう
    リン「今先ほど……」
    ヒマリ・ハナコ「「……」」
    リン「炉に入る所をこちらで抑えました……」
    その言葉に、二人はどっと、溜息をついて、安堵する
    リン「ただし、私の一存で決める事が出来ません……。
       この、嘆願書の要望を通すかは、一度生徒会に議論を上げ精査した上で判断します。いいですね?」
    ヒマリ「承知しまいた」
    ハナコ「どうか、よろしくお願いします。」
    ヒマリとハナコは深々と頭を下げる。
    リンは軽く会釈した後、会議室を出ようとと、ドアの前に立ち止まる。

  • 185二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 09:07:32

    リン「お二方が提出された要望は、私なり要望が通るよう、説得を試みて見ます……
       もし、今回の件、要望が通りましたら……」
    リンは二人の前に振り返り、震えながら言った
    リン「どうか……先生をよろしくお願いいたします……」
    その後、泣きそうな顔を隠すようにリンは振り返り部屋を出る。
    そして、スマホを出し、歩きながら彼女は仕事に戻る。
    リン「えぇ……先ほどのは、申し訳なかったわ、アオイ。
       今先ほど、『ミレニアムサイエンススクール』『トリニティ総合学園』『アビドス高等学校』『ゲヘナ学園』
       4校合同で『先生の遺体を引き取りたい』という要望が出て……」

  • 186二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 11:11:11

    そんで色彩を呼び出した結果がカンナのビデオの最後のあれか
    まあそりゃそうなるよな、仮に色彩のおかげで先生が復活してもそれは色彩の先兵だ
    キヴォトスを滅ぼすために利用されるだけ

  • 187二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 11:19:21

    というか本編プレ先はギリ生きてる状態(重体気絶から100日延命からの起きてシロコのもとに行ってから接触なので意識自体はある)だけど、ここの先生は確実な死亡確認を迎えてからの接触だから先生の意思のないガチ傀儡になったのでは?

  • 188二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 11:54:07
  • 189二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 16:07:03

    >>188

    笑うなーーー!!!

  • 190二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 16:09:15

    まだ続くなら次スレたてたほうが良さそう

  • 191二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 22:01:37

    ほしゅ

  • 192二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:11:13
  • 193二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:15:34

    >>192

    あ、今から寝るから落ちてたらすまぬ

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