【閲覧注意】朝鮮半島出身の英霊スレ

  • 1二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:26:02

    あにまん掲示板で「韓.国、朝鮮にも英霊なるような人物っているの?」という話題をたまに見かけるので、
    昔作った朝鮮系サーヴァントを主に投稿していこうと思います

    半島で活躍した英雄たちの血筋について色々議論があるようですが、朝鮮半島に存在した国出身の英霊ははとりあえずこのスレでは大まかに「朝鮮/韓.国の英霊」ということにします

    感想や、「他にもこんな英雄がいるよ」など書き込み歓迎です

  • 2二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:28:15

    【真名】高朱蒙 【元ネタ】高句麗建国神話 【CLASS】ライダー
    【性別】男性 【属性】秩序・悪
    【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A+
    【クラス別スキル】対魔力:C  騎乗:A++
    【固有スキル】
    神性:A+
     神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
     天帝と河神の血を引き、非常に高い神霊適正を持つ。

    弓矢作成:C
     幼少期から弓矢を作ったという逸話によって得たスキル。材料さえあればたちまち弓と矢を作成する。
     自らの魔力を削ることで矢を作成し、矢を断続的に放つことが可能となる。

    【宝具】
    『河伯外孫・告水弓』
    ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:5~60 最大捕捉:50人
     河神の血を引くことによる能力。
     水辺の近くで矢を放つことで、水の活性化を行い、矢にまとわりつかせて攻撃する。
     逆に敵対者からの水系統の攻撃を鎮静化することも可能とし、河水系ならば完全に無効化する。
     その真価は水生生物への支配および命令権の獲得であり、
     ただ従属使役するのみでなく、その生物には本来不可能な行為まで可能とする。

    『天遣黄龍・王履昇天』
    ランク:A+ 種別:対軍/対人宝具 レンジ:50/5 最大捕捉:300/1人
     天帝(太陽神)の血を引くことによる能力。
     天上より黄龍を召喚するのだが、その際の降下の勢いによって朱蒙の周囲にいる存在を撃砕してしまう。
     天帝の子(孫)たる朱蒙のみはこの降下衝撃に干渉されない。
     この龍撃に耐えた者がいた場合、朱蒙は黄龍の首に乗って生存者へ噛みつかせ、然る後、天上へと昇天していく。
     ただしこの第二撃は朱蒙自身も地上に戻ってこれないという実質的な自爆特攻である。

  • 3二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:29:10

    【高朱蒙 解説】
    東明聖王の諡号で知られる古代朝鮮・高句麗の初代王。
    陽光(天帝の子である解慕漱)と河神の娘である柳花の間に卵として生まれ、
    その後は東扶余の金蛙王の王子として育てられる。
    この子は7歳で弓を作り、矢を射れば外すことがなかったため、「弓の達人」を意味する「朱蒙」の名で呼ばれた。
    朱蒙は王に駄.馬与えて自らが駿馬を手に入れたことや、狩りに出れば多くの獣を倒したことから
    東扶余の王子たちから危険視されて暗殺を企てられたので、数人の仲間と共に東南へ逃亡し、高句麗を建国した。
    この亡命の時、河神の血による能力か、魚や鼈が浮かばせて橋を作って追手を振り切った逸話が有名。
    なお、『広開土王碑』によると東明聖王の晩年には天の神が王の元へ黄龍を遣わし、
    東明聖王は黄龍に乗って昇天したという。

    朱蒙の一連の神話は夫余の建国神話に語られる東明王の神話と大半が共通しており、
    更に言うなら東明王の神話の起源は中国の徐偃王と穆王と考えられる。

  • 4二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:32:09

    【真名】金庾信 【元ネタ】三国史記、三国遺事 【CLASS】セイバー
    【性別】男性 【属性】秩序・善
    【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A++
    【クラス別スキル】対魔力:A 騎乗:B

    【固有スキル】
    シャーマニズム:B
     神や精霊などとの対話によりその力を借り受ける魔術。
     金庾信の場合、対話するのは天上の星々である。

    カリスマ:D
     軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
     カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

    神授の武練:A+
     天神より授かった武芸の秘奥。
     Aランクの「無窮の武練」の効果に加え、白兵戦の技能であるならば
     いかなる技術体系に対しても対応することが出来る。

    神性:B
     神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
     熒惑・填星と、天より降った童子の化身であり、死後は天神の一柱となり、現在も大関嶺の神として祀られている。

    星の紋章:EX
     背に顕われた七星の紋様。“星芒の英雄”たるセイバーを象徴する「星々の加護」の顕現。
     紋を通じて魔力を消費することで、瞬間的に任意の身体部位の能力を向上させることが可能。
     魔力放出スキルほどの爆発的な上昇幅はないが、魔力消費が少なく燃費が良い。
     更に、直感スキルの効果も兼ね備えた特殊スキルでもある

  • 5二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:36:56

    【宝具】
    『赫然星剣・宿曜震慄』
    ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
     角宿・虚宿の四星より降った光が宿った宝剣。
     真名解放と同時に、刀身に秘められた四星の光が膨大な魔力となって迸り、
     異なった性質の魔力の鬩ぎ合いに耐える刃は赫く染まり、超高速で振動する。
     この超振動によって、対象を分子・霊子レベルで切断する無敵の刃となり、
     また、振動熱による溶断という派生効果や、切断ではなく破砕攻撃なども可能となる。

    『赫然星剣・天象崩墜』
    ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:300人
     角宿・虚宿の光を解放した星剣の姿。
     剣に宿った光を剣先より奔出させ、赫い光の束から構成される巨大な刃を顕現する。
     この刃は天上の星々の光芒そのものであり、地上に蔓延る万物を容易く薙ぎ払うが、
     同じく天上の星の加護を纏ったものならば対抗可能。
     光刃は最大で約1分間持続するが、消滅と同時に宝剣に宿っていた星の光も消失し、
     再び剣を宝具として使用する為には、夜間に「シャーマニズム」による祈願を行って加護を仰がねばならない。

    『胎霊天童』
    ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
     魂魄と一体化している黄金の鎧。
     金庾信が生まれるより前、天より降った童子が身につけていた鎧と
     金庾信の死後、墓を護衛する十二支神の守りが融合した宝具。
     物理耐性に加え、現代でも守護神として信仰されている十二の神獣達の力能が宿っており、
     これを装着すれば、あらゆる魔術を退ける他、セイバーにはバッドステータスは付加し得ず、
     金庾信に襲い来る危難の時間・方位などの情報を予め取得することが可能。
     ただし朝鮮半島以外で現界した場合、十二支獣の守護神としての霊格は著しく低下する。
     金庾信の耐久の高さは、自身と一体化しているこの宝具があるが故である。

  • 6二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:37:23

    【解説】
    新羅の大将軍。595年生誕。673年没。
    卓越した武勇と指揮力によって、三国時代の朝鮮半島統一に最大の貢献を果たした大英雄。
    金官国の王族の血を引いて生まれ、15歳の時に美少年男巫組織・花郎の指導者となって山野に入って修行した。
    35歳の時に高句麗との戦闘に参加して一躍武名を轟かせ、
    軍主となった後は、戦に身を投じながらも並行して新羅軍の編成・強化に努めた。
    647年、庾信は金春秋を武烈王として即位させ、翌年には中華の大国・唐と同盟を結び、
    660年には百済を、668年に高句麗をそれぞれ滅ぼし、庾信の没3年後、三国統一の偉業が果たされた。
    武烈王の次代文武王は庾信の武功を称え、最上階位の大角干を上回る太大角干の官位を贈り、
    後世、興徳王の時代には庾信は“純忠壯烈興武大王”に封ぜられた。

    「三国史記」では庾信の神話的英雄としての側面が強く語られており、
    庾信の父が熒惑・填星が自身に降りてくる夢を、母が黄金の鎧を着た童子が
    雲に乗ってやってくる夢を見て、その後に母は庾信を身篭ったと記されている。
    庾信は17歳の時に中獄石崛に入って天神に祈って秘法を授かり、翌年には又咽薄山にて
    天神に祈ると、角宿・虚宿の星々より光芒が降り、赤々とした神光霊気が剣に宿り、剣は揺れ動いたという。
    また、「三国遺事」には、庾信は七曜星の精気を受けたので背に七曜の紋があったと記されている。
    「三国史記」の列伝は、50人の英傑の事績を10巻に渡って記したものだが、
    その内の最初の3巻が庾信一人に割かれるという破格の扱いを受けており、
    庾信の輝かしい数々の武功と、優れた人格も度々見ることが出来る。
    ある戦では、自軍が敵軍に怯えて士気が低くなったのを見て、将である庾信自ら単騎で敵陣に三度突入し、
    その度に敵将を斬り、旗を奪うなどの活躍を示して自軍を鼓舞し、結果大勝を収めたという。
    “竹葉軍”や“万波息笛”の伝説に置いては、死した後も神となって新羅を守護していると語られている。

  • 7二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:46:05

    【真名】金法敏 【元ネタ】三国史記、三国遺事 【CLASS】キャスター【性別】男性 【属性】秩序・善
    【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具EX
    【クラス別スキル】陣地作成:A 道具作成:C
    【固有スキル】
    カリスマ:B
     軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
     カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

    守護の誓約:A+
     陣地防衛に対してプラス補正。自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。
     このランクになると、「守護するための先制攻撃」にもプラス補正がかかる。
     金法敏は半島を統一して大帝国中華の侵攻を退け、死して尚も国を守り続ける“守護の英霊”である。

    【宝具】
    『文豆婁』
    ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:30~99 最大捕捉:1000人
     新羅国が大中華帝国の大軍に対して行った天候操作の魔術。
     金法敏が神殿級の寺院と神像を製作してから発動可能となり、
     暴風雨が敵対者を襲う。海上の敵軍には更に有効。
     伝承では万軍を殲滅した超魔術だが、実際に術式を発動した僧侶たちが
     不在のため、宝具としては不完全であり、威力は極端に劣化している。

    『万波竜息・狂瀾怒涛』
    ランク:EX 種別:対人宝具(自分)  レンジ:0(ただしブレスは50レンジ)  最大補足:1
     金法敏が死後に転身したという“護国の大海竜”への形態変化。
     この形態の金法敏が放つドラゴンブレスは万物を薙ぎ倒すと称すに相応しい超威力が宿る。
     ただし魔力供給が充分であっても1ターンしか竜形態は維持できず、再発動には日をまたがなければならない。
     神にも近いその力を、金法敏は「三韓を守護するために畜生へ身を堕とした」としか
     認識していない。彼が誇るのは力ではなく、己の愛国精神のみ。
     ランク規格外は、性能ではなく金法敏の愛国心の強さが評価されてのことである。

  • 8二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:46:32

    【解説】
    新羅30代の文武王。626年生誕。681年没。在位661年-681年。
    容姿と才能に優れ明晰な人物だったと言われ、金ユ信などの名将達の助けを得ながら高句麗を滅ぼし、
    唐を半島から追い出して三国統一を果たした大英雄である。
    即位する前の太子時代は、統一の立役者である父王の過去と同様に国家間を往来する要職を務め、
    同時に大軍を率いる将軍を兼任し、百済戦では大功を挙げたという。
    また「白村江の戦い」でも陸軍の指揮を執っており、その名の通り文武に優れた英雄であった。
    文武王の在世の新羅は、百済残党・高句麗・日本軍と戦って半島の勝利者となったが、
    それまで同盟国であった唐が半島を支配する姿勢を見せたので新羅はこれに抗って唐から半島を守り、
    三国統一の偉業が果たされた。これは百済・高句麗の民の力を取り込んだことが大きかった。
    その後、文武王は戦乱で乱れた内政を整備し、中央集権を強化した。
    また、囚人の罪を許して釈放するなどして、自ら善政を敷いて民に安堵を与えたと誇った。
    681年に病没するが、死ぬ前に「醜い畜生となってでも国を守護したい」と願い、
    三韓を鎮護する護国護仏の大海竜になったという。
    ただひたすらに愛する国土と国民を守りたいという願いのみで、彼は竜へと変じたのだ。

    三国遺事によると、竜となった後、同様に死してなお新羅を守護する金ユ信と共に、
    何頭もの竜が宿る黒玉帯を息子に授けたと伝えられている。
    また、在世中に唐軍50万が侵攻して来たので、文武王が彩帛で寺を、草で五方神像を作り、
    更に僧侶達が秘法を行うと唐船は全滅したという。朝鮮版カミカゼである。
    後に寺は四天王寺に建て直された。

  • 9二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:51:21

    【真名】金徳曼 【元ネタ】三国史記、三国遺事 【CLASS】キャスター 
    【性別】女性 【属性】秩序・善
    【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具B
    【クラス別スキル】陣地作成:B 道具作成:C

    【固有スキル】
    シャーマニズム:B
     朝鮮半島内の精霊との対話。
     祭祀を行うことにより、彼らの力を借り受けることができる。

    啓示:A+
     "天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
     「直感」は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全てに適応する。
     彼女のこの力によって侵略軍を鎮圧したという。

    【宝具】
    『天賜玉帯』
    ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
     父王が天より授かったという宝物。
     ”この宝物が健在である限り、新羅を侵すことはできない”と謳われた三宝の一つであり、
     これを身に纏う金徳曼は強大な魔力を湛え、それがそのまま物理防御力となり、
     あらゆるバッドステータスも撥ね除ける。
     また祭祀用の神具でもあり、金徳曼の魔術師としての能力も向上させている。
     金徳曼の巫女王としての属性と結びついてこの宝具を所有しているが、
     玉帯の本来の担い手は父・真平王であり、金徳曼が持つ玉帯はランクが低下している。
     

  • 10二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:51:41

    【解説】
    新羅27代目の王にして初の女王。善徳女王。聖祖皇姑。在位632-647年。
    父王には男児が無く、死去する際に三姉妹の中から徳曼が選ばれた。
    当時の新羅は百済と高句麗に攻められて窮地にあり、
    中華・唐へ援助を求めて助かるという状況だった。
    また、閼川や金ユ信といった有能な将軍が活躍し、後の統一王となる春秋も
    動き始めるという胎動の時代でもあり、女王自身の有能さを示す逸話は少ない。
    国内の寡と孤独を慰問して施しを与え、645年には自ら兵を率いるなどしているが、
    647年には女では王は務まらないと反乱を起こされている。
    神宮を祀り、大赦を行ったというが、国政は全て大臣に任せたという。
    この女王を英霊足らしめているのは、有名な三つの予知(知幾三事)を行ったためである。
    中でも2つめの予知は、賊軍の侵攻を察知して、これを鎮圧している。
    この逸話があるため、彼女は巫者的な女王であったとして有名になった。

  • 11二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:54:38

    朝鮮の英雄だと、蘇大成や劉忠烈みたいな古典小説の登場人物も面白そう
    朴氏夫人伝とか女性英雄もいるし

  • 12二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:56:08

    >>11

    古典小説の方は全然知らないです…

    あらすじやキャラの概略とか教えて下さるとうれしい

  • 13二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:57:17

    マジで国の関係が微妙じゃなければもうちょっと扱える話題なんだろうけどね
    世の中平和にならんもんか…
    まぁ檀君神話は流石に歴史浅過ぎるしとってつけたような神話で勘弁だけど

  • 14二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 22:58:31

    まともな僕鯖スレなのに閲覧注意入れないと駄目なのか
    三国史記は昔読んだけど新羅時代に唐の将軍に色々言われる下りがキツくて読むの辞めたな

  • 15二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:02:30

    武臣政権時代に鯖になりそうな人っているんかな?
    蒙古に対抗して粘った武将とかいないんだろうか

  • 16二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:05:43

    >>14

    一応、念のためですね

    やっぱり半島の話題は荒れやすいので


    >>15

    確かメモにはモンゴルに抗戦した軍人もいたと思います

    マイナー人物なのでもうちょい後で投稿しますが

  • 17二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:07:16

    高句麗や百済が今の半島の先祖じゃないって最近まで知らんかったわ

  • 18二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:10:15

    >>4

    金庾信を挙げているので評価します。

    三国史記、三国遺事もざっくり読んだ程度ですが一番強いように思えました。


    しかし、性格に難が人気出ると思うのであえて星5鯖で弓裔を推します。

  • 19二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:10:31

    高句麗って古代朝鮮半島の軍事強国ってイメージあるけど具体的に誰がいるかとは全然分からん

  • 20二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:12:39

    とりあえず蘇大成傳のざっくりとしたあらすじ
    蘇大成(소대성전)は地上に追放された東海の竜王の息子の生まれ変わり。
    両親が亡くなったあと物乞いになるが、青龍の夢を見た老人に拾われ、その娘と恋仲になる。
    老人の死後、残された家族から暗殺者を差し向けられるなど迫害され、蘇大成は家を去る。
    放浪の後に蘇大成は老僧と出会い、武術と神秘的な力を身に着ける。
    明が侵略されると剣や鎧、駿馬を与えられて、神異の力の助けを借りながら戦場で頭角を現し、遂には王となる。
    王となった後、蘇大成は彼を想って貞操を守っていた婚約者の娘を呼び出し結婚する。

    古典小説は韓国の大学試験にも出されるから知名度は高いよ

  • 21二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:12:54

    【真名】李成桂 【元ネタ】史実 【CLASS】アーチャー 
    【性別】男性 【属性】混沌・善
    【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具B
    【クラス別スキル】対魔力:C 単独行動:B
    【固有スキル】
    千里眼:B
     視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
     さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

    獣殺し:B
     野生動物に対する優位特性。
     数多の野獣を狩ってきた李成桂は獣の性質や殺し方への理解が深く、
     魔獣や獣の性質を持つ英霊にまで優位性を発揮できる。

    【宝具】
    『神弓・一箭打尽』
    ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:5~70 最大捕捉:5人
     伝説に語られる李成桂の弓矢の奥義。
     『朝鮮王朝実録』においては李成桂の弓矢の神弓ぶりが記されており、
     特に狩猟において一矢で二頭、時にはそれ以上の数を仕留めた逸話は幾度も紹介されている。
     この宝具はその逸話によって、李成桂が射た獲物の仲間にも同等のダメージを発生させる能力として昇華された。
     サーヴァントを射た場合、そのサーヴァントと契約しているマスターにダメージが発生するばかりか、
     同盟を結んでいる他陣営の者にまでダメージが発生する機能を有している。

  • 22二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:13:17

    【解説】
    李氏朝鮮を建国した太祖。その血筋は女真族、モンゴル系、中国系など諸説がある。
    高麗王朝に仕える北方の軍人の息子として生まれ、幼い頃から弓と馬の扱いに優れ、
    成長するとモンゴル軍との戦いや倭寇との戦いで軍功あげて出世していく。
    李成桂は高麗王朝の命によって明王朝との戦いに派遣されたが、国境当たりで引き返して
    高麗の親モンゴル派をクーデターで打倒する。
    数年後、高麗王から王位を禅譲されるが、明王朝からは李成桂は王とは認められていなかった。
    更に自身の息子たちが国内統治に権力を求めて骨肉の争いを演じたことに嫌気がさしたのか、
    李成桂は儒教推進のためにかつて自身が迫害した仏門に帰依し、晩年は政治から距離を置いていた。

    「朝鮮王朝実録」をはじめとして、その武勇は様々な資料に語られており、
    特に弓矢の扱いについては素晴らしいもので、素手でも野獣に勝つことができたという。
    因みに祖父は竜殺しの逸話があったりする。

  • 23二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:14:39

    >>17

    庶民レベルなら血筋も残ってるだろうけど、王族や貴族は大半が日本に亡命してるね

  • 24二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:17:20

    スレで紹介されてる中でも分かるの今のところ世界史で習った李成桂くらいだ

  • 25二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:19:29

    間違ってたらごめんなさい
    もしかして僕鯖で朝鮮系のサーヴァント投稿していた人?
    説明の書き方とかスキル、宝具の効果とかどことなく似てる。

  • 26二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:20:26

    >>19 高句麗最大の――というか、古代朝鮮最大の英雄を一つまみ


    【真名】高談徳 【元ネタ】三国史記、広開土王碑 【CLASS】ライダー

    【性別】男性 【属性】混沌・中庸

    【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具A

    【クラス別スキル】対魔力:D 騎乗:A

    【固有スキル】

    軍略:C

     一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。

     自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。


    血脈励起:A

     生前のライダーが無意識に行っていた自己暗示の一種。

     サーヴァントとして現界するにあたっては、陽光のエネルギーを増幅させるスキルとして定義されている。

     高談徳は陽光より生まれた東明聖王を祖に持つ。


    【宝具】

    『廣開土大王』

    ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:800人

     自らの肉体を媒介として陽光を吸収・増幅して地中に潜らせて拡散し、

     範囲内の大地に立つ者に均等な大ダメージを与え、同陣営の者には加護を与える。

     数度重ねて発動された地点は高談徳の領土として判定されてゆき、

     その範囲内では高談徳の個体能力が上昇し、地脈の支配権を得る。

     強力な広域破壊・支配能力ではあるが使用限度数が決まっており、

     何度発動しても威力は衰えないが、限度数を過ぎれば唐突にライダーは消滅する。

     国土を大拡張した王の威光と、その血に宿る陽光の神性をミックスさせた宝具であり

     若くして世を去ったという王の生涯までも顕している。


     “王の威光は広く天下に轟いた。王は良からぬことを取り除き、民が安心して生業に励み、

      国が富み、民衆も豊かになった。―――しかし、天の神は王に憐れみを持たなかった。”

  • 27二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:20:55

    【解説】
    高句麗の第19代となる広開土王。永楽大王。374年生誕。412年没。在位391-412年。
    華々しい軍事的成功から、朝鮮半島史における最強の王という声もある大英雄。
    有能な王だった叔父と父の治世下で幼い頃から政治について学び、17歳の時に即位した。
    王となってすぐに征服活動を始め、目覚ましい戦勝を重ねていった。
    即位した年の7月に百済の10余城を陥落、9月に契丹と戦い1万の捕虜を取り戻す。
    10月にまた百済と戦って関弥城を陥としてみせた。
    その後、契丹と粛慎を征伐し、東夫余を無力化させた。
    中華の後燕と戦って遼東と満州の主人となり、南でまた百済と争い、漢江以北をほぼ掌握した。
    内政については詳しくはわかっていないが、寺院・宮殿・城の建築修繕を盛んに行い、
    中央官職を新設し、王陵を保護した。
    王は22年間の在位の中で64の城と1400の村落を攻略した。
    西は遼東半島を掌握し、北は開遠ー長春ー寧案の線まで、東は北間島の琿春まで、
    南は臨津江流域に至る領土を開拓し、百済・新羅・伽耶を間接支配した。
    広開土王の名に相応しく、王は広く国土を拡張した征服者であり、
    高句麗は以後200年間の太平を謳歌したという。

  • 28二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:24:49

    >>27

    広開土王って「碑」の方で名前は知ってたけどこんな化物みたいに強かったのか…

  • 29二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:25:16

    >>25

    そうですね

    「韓.国/朝鮮に英雄っているの?全然知らない」といった書き込みを今まで割と見かけたので、

    昔作った物を再利用して英雄を広められたらなと思ってます

  • 30二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:25:34

    実装可能性は皆無だが
    黒歯常之は気になる
    娘の婿が物部さんだし

  • 31二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:29:21

    【真名】王建 【元ネタ】史実 【CLASS】ライダー
    【性別】男性 【属性】秩序・中庸
    【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B+ 魔力A 幸運B 宝具A
    【クラス別スキル】対魔力:A 騎乗:A
    【固有スキル】
    カリスマ:B
     軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
     カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

    竜の息吹:C
     最強の幻想種である竜が放つ、最強の武器。ドラゴンブレス。
     王建は竜姫を祖母に持ち、本人もまた「三国遺事」内で何度も竜に例えられている。
     その影響によってで半人半竜という姿で現界を果たしており、このスキルを保有している。

    魔力放出(雷):A
     武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
     いわば魔力によるジェット噴射。王建は魔力を雷として放出し、あるいは己の身に纏わせる。
     曰く、その戦いぶりは“陸戦では雷の如くに馳せて、稲妻の如くに撃つ”というものだった。

    【宝具】
    『虎搏龍騰』
    ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:80人
     “水戦では虎の如くに撃ち、竜の如くに跳ね上がった。”
     自らに宿る竜王族の血と神虎の加護を励起させ、飛躍的に能力を向上させる。
     この時に王建が操る騎乗物にもその力を同期させ、一時的に最高位の幻想種と
     同等の機動力、耐久力、破壊力、そして神秘を発動させる。
     騎乗物は王建と一心同体となり、寸分の狂いもなく思いのままに動くが、
     発動限界は数分間程度である。なお、現代の騎乗物では終了後には崩壊してしまう。

  • 32二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:29:37

    >>29

    もしやと思って声を掛けてがやっぱり本人でしたか

    朝鮮英雄を調べる時に凄く助けられたのでここで敢えて光栄です

    三国史記は歴史書なので実際に読むと地味だがネットじゃ得られない古代朝鮮を知れるのでこれを機に広まって欲しい

  • 33二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:30:33

    【weapon】
    『無銘・弓』
     王建は“弓をあげて射ないことはなかった”というほどの弓の名手である。
     神弓と謳われた作帝建、神虎の寵愛を受けて山神となった虎景と、
     王建の家系は弓の名手を輩出している。

    【王建 解説】
    高麗王朝を建国した太祖。字は若天。877年生誕。943年没。在位918-943年。
    元々は後高句麗の王である弓裔の水軍の将として武功を立てていた。
    後高句麗は他の朝鮮二国より優位にあったが、王が暴虐になったので、部下達が王を追放し、
    王建が新たな指導者に擁立された。王建は翌年の919年に高麗王朝を立てた。
    その後は新羅の首都を占領した後百済と戦い、930年と934年にそれぞれ戦勝を重ね、
    翌年には後百済の王が内紛から逃れて投降したのを受け入れた。
    新羅を帰順させ、後百済も完全に滅ぼして、ここに統一が果たされた。
    王建は後に四百年以上続く高麗王朝の基礎を築いた王として高く評価されている。
    神話伝承では神虎ゆかりの山神と、海中の竜王の血を引いており、
    王建の台頭の前には、古き竜に変わって新たな竜が現れるという予言が三国史記で語られる。
    元は武将であったことから武勇に優れており、特に弓矢は外すことがなかったという。
    三国史記は高麗王朝によって編纂されたものであり、その開祖王である王建は
    美化されまくって記されていると思われる。

    【コメント】
    肝心の高麗史の邦訳版がないので、三国史記に載ってる情報のみを元に作成。
    古い竜が消えて新しい竜が現れるという予言は列王史の赤白竜を彷彿とさせる。
    適正クラスはアーチャーとライダー。

  • 34二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:32:05

    秀吉の朝鮮侵攻の時に農民や敗残兵纏め上げて徹底抗戦した坊さんもいたよな

  • 35二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:32:12

    >>12

    朴氏夫人伝は、李時白の妻である朴氏の物語

    醜い外見から夫に嫌われ家に閉じこもっていたが、内助の功を忘れず、神通力で常に夫を助けていた。

    結婚から数年後、朴氏は道術の力で美しい姿になり、夫と和解、仲睦まじい生活を送るようになる。

    他国が攻め入ってきた際、朴氏を恐れて数々の刺客が送り込まれるが、いずれも朴氏の神通力で追い返される。


    古典小説はもとは口承で語られたものだからこれ以外にも色々なバリエーションがある

  • 36二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:34:15

    >>18

    金庾信は自分も大好きです

    血筋、実力、功績、人格、神話性、あらゆる点で完璧な英雄の中の英雄だと思ってます

    星々の化身という設定がカッコ良すぎなので遠慮なくメチャクチャ強く設定しました


    しかし弓裔とは、また渋いところを推しますねぇ

  • 37二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:34:24

    朝鮮というか李氏朝鮮が文官の権威が強くなりまくった国なせいで武官で名を挙げるようなのが記録に残らんのよな
    李舜臣も当時は殆ど知られてなかったレベルだし

  • 38二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:39:48

    【真名】弓裔 【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー
    【性別】男性 【属性】混沌・狂
    【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具C
    【クラス別スキル】狂化:B
    【固有スキル】
    精神汚染:B
     精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。
     ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

    乱世の梟雄:C
     「梟雄(きょうゆう)」とは、残忍で強く荒々しいことを指す。
     複数勢力が入り乱れる戦いの勢力図・勝機を見極める力に長けており、冷徹に決断を下す。
     ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。

    加虐体質:B
     戦闘時、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。
     これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増していく。
     狂化スキルに性質が近いため、弓裔はこのスキルを最大限には発揮できない。

    【宝具】
    『我以神通觀之』
    ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
     あらゆる虚偽を貫通し、真実を暴く烈火を宿した鐵杵。
     御仏の化身である己に宿った神通の眼であり神威の炎である。と、本人は思っている。
     実際、弓裔にとって虚言者、反逆者に対して特攻効果が発生するが、
     弓裔は己にとって都合の良い解釈ばかりするので、誰であってもこの宝具の特攻対象となり得てしまう。

    【Wepon】
    『象牙札』
     僧侶時代に得た“王”と書かれた札。特別な力はないが、これがある限り弓裔の心は折れることがない。

  • 39二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:40:08

    【解説】
    後高句麗を建国した群雄。隻眼だったため一目大王とも。857年生誕。861年没。在位901-918年。
    新羅王47代か48代の子で、生まれた時に白い光が虹の様に天まで伸びたという。
    また、生まれながら歯が生えていたため、国家に有害なものと言われて
    殺されかけるが、乳母が秘かに引き取って育てた。
    10代になっても遊んでばかりいることを母に叱咤されて家を出て僧侶になったが、
    ここでも戒律にとらわれない人物だったという。
    新羅国が乱れると弓裔は王になるためにまず有力な賊の部下になり、後に将として頭角を表していった。
    この頃の弓裔は士卒に対して公平で人望を集め、勢力を強めて独立国を作りつつあった。
    901年に王を名乗り、赤子の己を捨てた新羅国へ恨みを明らかにした。
    後に新羅を滅都と称して新羅人を皆殺しにしたと言われる。
    弓裔は戦で勝利を重ねて勢威は増していったが、同時に凶暴な性質が露わになっていく。
    自らを弥勒と称して着飾り、二十巻もの経本を著し、諫言を寄せた僧を撲殺した。
    また、王妃の諫言を疎んで姦通の言いがかりをつけ、
    熱した鉄棒で陰部をついて殺し、また二人な実子も殺した。
    他にも無実の臣下や平民を殺戮していったという。
    恐れた臣下と将たちは、王建という将を立ててクーデターを起こし、
    弓裔は逃走したが、その先で民に殺された。
    このように狂気的な悪王として伝えられる弓裔だが、王建の王位簒奪を正当化するために
    誇張された面は多大にあると思われる。

  • 40二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:49:21

    >>20>>35

    ありがとうございます!


    小説出身のキャラはエドモンのように実在扱いだったり、燕青のように架空扱いだったりで分かれますね

  • 41二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:53:19

    >>40

    実在する人物が小説化された例だと親明王朝の立場から清と戦った林慶業なんかが有名ですね

  • 42二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:53:43

    >>32

    昔作ったサーヴァントを知ってると言って下さる人がこの掲示板には結構いたりして、サーヴァント作りを趣味にして良かったと思いますね


    眠いのでとりあえず今夜はこの辺で

  • 43二次元好きの匿名さん24/08/31(土) 23:58:00

    >>38

    >弓裔は己にとって都合の良い解釈ばかりするので、誰であってもこの宝具の特攻対象となり得てしまう。


    弓裔を完全に理解されているようでGJ

    弓裔は自らを弥勒仏、長男を青光菩薩、末子を神光菩薩の設定にして破茶滅茶な人物なのが魅力ですの

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 05:52:15

    ミーハーだけども李舜臣は普通に英霊になっても良さそうだけどなあ
    色々盛られまくってるけど(英雄なんてどれもそんなもんだが)実際の武功も出自と立場考えたら破格だし信仰も根強いし。

  • 45二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 07:33:23

    >>13

    中華の英霊出しまくってる時点で政治は関係ないよ

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:06:03

    まあ政治というか、国民感情がね…
    その辺をここで書くとせっかくの本格的な僕鯖スレが台無しになるので

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:43:57

    【真名】義湘 【元ネタ】三国遺事、宋高僧伝、華厳宗祖師絵伝 【CLASS】ライダー【性別】男性 【属性】秩序・善
    【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力A 幸運A+ 宝具EX
    【クラス別スキル】対魔力:A 騎乗:B
    【固有スキル】
    仏の加護:A+
     仏の加護による守り。金山宝蓋如来の第七の化身として諸仏に通じ、国難を退けたという。

    ストーキング:EX
     善妙由来のスキル。愛した標的を追い求め続ける。
     このランクになると死別しても魂レベルで追跡し、生まれ変わっても付きまとう。
     当の義湘もそれを受け入れており、それ故に善妙は義湘と共に現界するのだ。

    【宝具】
    『愛実らぬ永遠の伴侶』
    ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:500人
     常に義湘に寄り添う自律系人型宝具『善妙』の龍神転身。
     真名解放によって仏法の守護神である巨大な龍に変貌し、義湘を背に乗せる。
     この龍女と、彼女が護る義湘を傷つけることはほぼ不可能だが、
     存在するだけで世界に歪みを生むため、ごく僅かな時間しか変身出来ない。
     義湘は竜種を乗りこなす騎乗ランクを有していないが、
     龍女が自ら進んで彼を背に乗せているため成立している。
     なお、彼女は竜種としての血を継承していた訳ではない。
     あるのは1人の男へのひたすらの献身と愛。そこに色欲は一切ない。
     「ないったらないのです。でも。義湘様さえ良ければ私はいつだって……。」

    【key word】『善妙』
     義湘伝に語られる大龍と化した女性。
     義湘と善妙は男女としては絶対に、永遠に結ばれることがなく、それ故に善妙は義湘の傍に在ることが可能となっている。
     ひたすら義湘の歩みを助けることだけが、善妙が彼の傍に在り続ける唯一の方法であり、
     善妙は彼の宝具として、あるいは霊基を共にする者としての誇りと至福に満たされている。

  • 48二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:48:43

    【義湘 解説】
    新羅における華厳宗の祖。浄土教の元暁と並び、韓国仏教史の二大巨頭。625年生誕。702年没。
    19歳の時に出家し、優れた才能で名を馳せ、元暁と共に王に呼ばれて説法をしたという。
    また唐への留学も元暁と共に出発したが、高句麗の守備兵に阻まれて挫折した。
    10年後また唐へ留学に赴き、華厳宗の大宗師である智儼に8年間学び、「仏性偈」を師に捧げた。
    唐が新羅を攻めようとしているという話を聞いて新羅に帰国し、文武王の命で浮石寺を建立した。
    義湘は宇宙万物は調和しているという華厳学に尽力し、観音信仰と浄土信仰を受容した。
    元暁のように民衆に入ってはいかなかったが、多くの弟子を育て、寺刹を建立し、
    代表的な弟子は「義湘十哲」、寺刹は「義湘十刹」と呼ばれた。
    十刹の1つ梵魚寺の創建説話では義湘は如来の化身であり、兵器を携えた諸仏を率いていると語られる。
    義湘は衣服と瓶と飯鉢以外は身に着けず、弟子に講義しない時は自身の修練を怠らず、
    王から土地と奴婢を与えられても固辞したというまさしく聖僧というべき人物だったと伝えられる。
    また、王の築城計画を良くないと思うと上疏して中止させるなど多大な影響力を持っていた。
    その生き様から対称的であった元暁とは反目し合うことなく学問交流を続けたという。

    中国僧が著した『宋高僧伝』及びそれに影響を受けた日本の『華厳宗祖師絵伝』では、
    唐に住む善妙という美女が、美男であった義湘に恋情を抱く説話が伝わっている。
    義湘は仏法に沿って善妙の想いを断り、仏法を諭した。
    それを受けた善妙は『華厳宗祖師絵伝』内では以下の様に語った。

    「―――私は邪心を捨てました。これ以後はいくたび生まれ変わっても、あなたとともに生まれ、離れることなく、
    あなたの行くところに影のように付き添い、求める物を与え、日々の暮らしをお助けしましょう」

    義湘もこれを拒絶はしなかった。
    後に義湘が新羅に帰国する際、善妙は海に身を投じて龍神へと変じ、義湘の舟を背に乗せて、新羅まで送り届けた。
    また浮石寺建立の際も、善妙自身が巨石に変じることで義湘を助けたという。
    日本に於ける華厳宗の復興者である明恵は、義湘と共に善妙も尊崇し、護仏の女神として語っている。

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 08:49:13

    【善妙 補足】
    原典である『宋高僧伝』では善妙は義湘を恨み呪って入水自殺しているのだが、
    龍となった後は結局義湘を援助している。恨み憎しみよりも愛が勝ったのである。
    同書では仏の加護で善妙が龍になったと語られているが、ここでは型月清姫に倣い、想いの強さで自力で龍になった設定。
    省略したけど、善妙は神性か女神の神核スキルを有し、航海者への嵐を鎮める加護を与える。
    民間に伝わる航海の女神や、観音信仰と融合して善妙の伝説が形作られたと考えられているからです。
    なお善妙は説話によっては令嬢と遊女の二説があるが、どちらの設定が好みでしょうか?

    僧侶に想いを寄せる女が竜種に変じるという粗筋は「安珍と清姫」の説話と類似するが、その結末は全くの真逆である。
    最初の義湘と善妙説話が載ってる『宋高僧伝』は988年成立、最初の安珍・清姫説話が載ってる『法華験記』は1040年頃成立なので、
    安珍・清姫伝説の元ネタは義湘と善妙伝説の可能性がある。
    善妙と清姫の二人が会ったらどんな会話をするかも妄想してみると楽しいかも。

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 09:49:59

    >>41

    良かったら朝鮮古典小説のサーヴァントデータ作ってみてくだせぇ


    >>43

    ありがとうございます!

    個人的には甄萱もまあまあ好きですね

    ミミズの子とかいう何の暗喩だかわけのわからない伝承をどう解釈したいいのか困りますが


    >>44

    李舜臣のサーヴァントデータは作ってないのでどなたか作ってくれないですかね?

    後代に追加された逸話とか諸々含めればかなり強くなりそうですよね

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 10:00:11

    朝鮮最古の歴史書『三国史記』から出典

    脱解尼師今
    新羅の四代目の王で新羅昔王朝の始祖
    元々はヤマト王朝とは別の日本にあった国の王子で倭人
    後に新羅を統一する金王朝の始祖、金閼智を養子として育てた養父でもある

    瓢公
    新羅建国初期から仕えた重鎮(マーリンみたいな感じ)
    元々は倭人で瓢を携えて倭からやってきたから瓢公と呼ばれた
    同じ倭人の脱解とも仲が良く金閼智を見つけて脱解に預けたのは彼だったりする

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 10:02:44
    李成桂 - Wikippewikippe.e-do-match.com

    この↑ページによると、李成桂は「伝御刀」、「御角弓」に八頭の駿馬の宝具があるのだけど、

    これらの宝刀宝弓名馬の話は何が出典なのかわからない

    数年前のウィキペディアにもこの情報は載ってたと思うけど現在その記述は消えているし

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 10:23:05

    かつての韓国では李舜臣、李芳遠(太宗)、世宗大王を鯖化させるのが流行していた模様。

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 10:28:19

    世宗は朝鮮史最高クラスの偉人なんだろうけど、戦闘向きじゃないからサーヴァント化は難しそう
    韓.国人たちはどんな感じに設定してたんだろ

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 11:49:58

    【真名】康虎景 【元ネタ】高麗建国神話 【CLASS】アーチャー
    【性別】男性 【属性】秩序・中庸
    【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具EX
    【クラス別スキル】対魔力:C 単独行動:B

    【固有スキル】
    天性の肉体:C
     聖山の精気を受けて生まれたことに由来するスキル。生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
     このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
     
    怪力:A
     お虎さん由来のスキル。魔物・魔獣のみが持つという攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。
     朝鮮において魔虎、神虎は竜と並ぶメジャーな幻想種なので高いランクを誇っちゃう。わぁーお。

    神性:A
     お虎さん由来のスキル。その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
     山の神霊であり、強力な神秘の塊のお虎さんは竜種にも劣らないほどカチカチだぁ。

    暴走:B
     これもまたお虎さん由来のスキル。尻尾を踏んでしまうと一時的に狂化状態となってしまう。
     ただし、アーチャーに尻尾を優しく弄られるのは大好き。きゃうーん。

    【宝具】
    『虎嘯けば風騒ぐ』
    ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:100人
     常にアーチャーに寄り添う自律系人型宝具。真名解放によって巨大な神虎に変貌する。
     半人半獣か完全獣のどちらかを選べるが、後者の場合はごく僅かな時間しか変身出来ない。
     通常は「お虎」の名を持つ黒髪混じりの金髪の美女だが、
     この状態でもサーヴァントと互角に渡り合うほどの怪力と戦闘力を有する。
     非常に強力な存在であるが、ランクのEXは強さではなく判別不能という意味でのもの。

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 11:50:27

    【key word】
    『お虎さん』
     神話に語られる、アーチャーを自分の夫にした山の女神その人。
     お虎本人は、アーチャーが自分に内緒で前妻と子を作ったことを面白く思ってないが、
     そもそも自分が強引に虎景を略奪したこと、虎景の仲間を殺した負い目から黙っている。
     神である彼女は本来はそんなことを気にも止めないが、人の男と永く過ごす内に情緒が芽生えたのだ。
     彼女がアーチャーの宝具である理由は、彼に尽くすことで自分が彼の「一番」に昇りつめるため。
     つまり彼女の方から勝手に押しかけている状態であり、過去とは逆に、現在は押しかけ女房である。

    【解説】
    高麗王朝の建国者である王建の祖先。聖骨将軍の異名をとる。
    唐人の家系の出身で、聖地である白頭山の精気を受けて生まれ、山奥で育った。
    肉体は頑健で大力と俊敏さを持ち、機知と胆力も優れた弓矢使いの狩人になった。
    長じて虎景は山を出て妻を取ったが、子は出来なかった。
    ある日、虎景は9人の村人と山へ狩りに出かけたが道に迷い、洞穴の中で一頭の虎と出くわしてしまった。
    虎が虎景の冠を咥えたので、虎景は犠牲になろうと進みでると他の9人は生き埋めになって、虎は消えた。
    その後、虎景は山神を祀ると女神が現れて虎景を夫にするために連れて行ってしまった。
    例の虎が山の女神だったのである。
    女神と共に山を治める神となった虎景は、その後も元々の妻と逢瀬を重ね、
    やがて1人の男児が生まれた。この子の血筋が王建に連なっていくことになる。

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 12:02:39

    >>17

    今住んでる人達の先祖はロシアの東端辺りに住んでた民族と中華民族の混血って中国が発表してたね

    民族浄化を行ったからそれ以前の民族はほぼ残ってないと

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 12:59:36

    【真名】作帝建 【元ネタ】高麗建国神話 【CLASS】アーチャー
    【性別】男性 【属性】混沌・善
    【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
    【クラス別スキル】対魔力:B 単独行動:C
    【固有スキル】
    龍神の加護:C
     妖狐を退治した見返りに得た龍王の祝福。戦闘の際に助力を受けることができる。

    千里眼:B
     視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
     さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

    離別の呪い:B
     生前に犯したあやまちがスキルとなったもの。
     妻である龍姫と会うことが出来ないが、戦闘に支障はない。

    【宝具】
    『神弓・幻妖撃射』
    ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1人
     父より受け継がれた弓矢による狙撃。
     決して的を外さなかった、変化した妖魔を撃ち倒したという逸話により、
     あらゆる幻惑を無効化し、真に射るべきものへ必ず到達する。
     また、西海の龍王の加護が特別に与えられている。

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:00:10

    【解説】
    高麗王朝の太祖・王建の祖父。
    山神となった狩人の虎景のひ孫の辰義という娘と、中華・唐王の粛宗(太子時代)の間の子
    太子は視察中に美しい辰義との間に子を成したが、子が生まれる前に弓矢を残して唐へ帰って行った。
    生まれた男児・作帝建は聡く勇ましく六芸に通じ、父の弓矢を使えば的を外さず、『神弓』と呼ばれた。
    成長した帝建は父に会うために旅に出たが、乗りかかった舟が遭難してしまう。
    これが竜王の仕業と思った船員達は帝建を生贄に選んだところ、本当に西海の竜王が現れた。
    竜王は帝建に、自分を苦しめる妖狐を退治して欲しいと頼み、
    帝建は金色の仏に化けた妖狐(数百歳)を弓矢で退治した。
    帝建は礼として竜王に竜宮へ招かれ、竜姫を娶り、宝物の杖と豚を貰って自分の国に帰った。
    帝建は豚が導いた土地と白州の地を往来して暮らしたが、
    ある日、妻が竜宮に戻る時を見てはならないという約束を破って
    竜としての姿を見てしまったので妻とは永遠に別れてしまった。
    この妻である竜姫との間にもうけた四人の子の長男が後に王建をもうけて、王建によって高麗王朝が創建された。


    【コメント】
    ①高貴な血筋の親の形見を持って、親を探しに出発する(世界中で類話は見られる。朝鮮じゃ瑠璃明王)
    ②竜に魔物退治を頼まれる(俵藤太。朝鮮じゃ居タ知)
    ③竜宮に招待され、贈り物をもらう(よくある竜宮伝説)
    ④竜の姫との間に出来た子が王の血統となる(アジア国家の建国神話によくある)
    ⑤見ちゃいけないと言われたものを見て、離別する(見るなのタブー)

    どっかで聞いたことあるような神話・民話の欲張りセットだな!勇士が生贄になりかけるのは虎景も同じだしな!

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:11:16

    こういうスレ好き 

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:12:15

    fgo初出のスキルを汎用に落とし込むの好き

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:16:28

    >>45

    滅茶苦茶関係あるんだよなぁ

    だって朝鮮の歴史掘り返すと否が応でも日本との戦争についてなんで触れないとか言ってくるぜ?

    向こうにとってはマジで秀吉のアレとか一大事件だったからぐだぐだ鯖も面倒になる

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:28:14
  • 64二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:32:32

    【真名】乙支文徳 【元ネタ】史実、伝説 【CLASS】セイバー
    【性別】男性 【属性】中立・善
    【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具B+
    【クラス別スキル】対魔力:B 騎乗:B
    【固有スキル】
    軍略:C+
     一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
     自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
     乙支文徳は自陣を上回る戦力に相対した時、高い戦術力ボーナスを獲得する。

    潜入工作:B
     敵地に潜り込み、スパイとして活動する能力。
     このランクであれば、正面から侵入しても敵対活動を疑われない
     ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。

    心眼(真):B
     修行・鍛錬によって培った洞察力。
     窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
     逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

    【宝具】
    『夢中閃く不乱の太刀』
    ランク:B+ 種別:対神宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1人
     夢枕にて仏より授かった太刀。
     真名開放によって太刀の輝きを自身に反映し、一時的に光速に等しい敏捷を発揮出来る。
     この瞬間の乙支文徳は神仏の威光と同化しており、神霊であろうと斬り伏せることが可能。
     乙支文徳が戦いに専心してるならば、不壊の宝具としての強壮を誇るが、
     専心が解けた時、この太刀は折れて二度と使用することが出来なくなる。

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:32:55

    【解説】
    高句麗の将軍。生没年不詳。
    当時の中華・隋の侵攻を退けた功績から、現代に置いても韓国では
    護国の将として名が挙げられることの多い古代朝鮮の英雄。
    幼い頃から乗馬、弓矢、剣と槍の用法にたけており、性格は沈着剛毅で、すぐれた智略をそなえていたという。
    中華を統一して成立した隋は、更に侵略の手を広げようと、
    113万3800の兵を以て200万と号する超大軍を起こし、第二次高句麗遠征を行っていた。
    まず文徳は高句麗王の密命により、隋軍の内情を知る為にあえて投降し、隋軍が餓えていることを知る。
    その後、隋軍の不備のおかげで無事帰還出来た文徳は一計を案じ、一日の内にあえて隋軍に七戦七敗し、
    隋軍を誘い込み、更に停戦の提案を記した詩文を隋軍に送った。
    餓えにより疲労していた隋軍は、高句麗の城の守りが固いこともあって、提案通りに一旦は隋国へ帰還しようとしたが、
    そこで文徳の軍が襲い掛かり、隋軍を壊滅状態に追い込んだという。
    この時、攻撃を受けた隋軍30万5千の内、生還出来たのは僅か2700人であったと言われ、
    攻撃の舞台が薩水であったことから、この記念的大勝利は“薩水大捷”と呼ばれた。
    その後の文徳の進退は不明であるが、「三国史記」ではその智略が称えられ、多大な功績を評価されている。

    後世には剣の英雄としての伝説が与えられ、大丹山にて10年の修行を積み、
    仏谷山に篭って護国の力を得られる様に祈ったところ、夢枕に仏が現れて一振りの太刀を与えられて
    「この太刀で自身と国を守るといいが、太刀が折れた時は自身も国も滅びると心得よ」という言葉を授かった。
    文徳は目覚めると岩に向かってこの太刀を振るい、岩は真っ二つになったが、太刀は刃毀れ一つしなかった。
    その後、文徳は早業の太刀捌きで数万の隋軍を撃退したが、新羅軍との戦いの時に太刀は折れ、
    文徳は戦死し、高句麗は滅びたという。
    別の伝説では、文徳が仏谷山の石窟で剣術の修行を重ねていると、
    ある夜、夢枕に大蛇が現れたので、文徳は剣を持って雷の様に蛇を斬り、同時に石作りの卓も割れた。
    翌朝に文徳が目覚めると、蛇の姿はなく、代わりに光り輝く剣が折れて置いてあった。
    夢に出た大蛇は実は神より授けられた神剣であったと悟り、反省した文徳は更に修道に励み、
    後に高句麗の名将になったという。

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:35:05

    >>63

    はい、そのスレを立てて投稿してた者ですね

    あれは楽しかった

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 13:39:46

    乙支文徳の薩水大捷、最近「逃げ上手の若君」でもお墨付きをもらっていた

    ”史上最強の戦術は……「逃げる」ことである”

    の一例ですね。

    乙支文徳自身は自分がセイバーとして召喚されたことに対してカエサルのように不満かも

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 17:48:35

    【真名】高無恤 【元ネタ】三国史記 【CLASS】ライダー【性別】男性 【属性】混沌・善
    【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具B
    【クラス別スキル】対魔力:D 騎乗:A+
    【固有スキル】
    カリスマ:B
     軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
     カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

    授かりの英雄:A
     生まれついて幸運に恵まれ、その時々で必要なものを与えられた英雄であることを示すスキル。
     呪いのように積極的な原因がない限り、ライダーが何かに不足するということはない。

    精霊の加護:B
     天の精霊からの祝福により、戦場での危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。

    【宝具】
    『駏䮫』
    ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
     生前のライダーが獲得した神馬。
     100頭の分身を作りだし、数の暴威で持って突撃する。
     ただし、本体である一頭以外の個体能力は大幅に劣化しており、
     乱戦に慣れた英雄にはそれを見抜かれて凌がれる可能性はある。
     「王の元から離れても、百頭の新たな馬を連れて帰還した」という逸話が昇華されてこの能力を保有する。

    『負鼎・兵飢不興』
    ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
     あったかくて美味しい兵站がどんどん出てくる。
     渾江で手に入れた自然に熱くなる大鼎。朝鮮三種の神器の1つ。これで炊事を行うと全軍が飽食できたという。
     ほぼ無限に現れる兵站を質量兵器として使用し、敵対者を押し潰すことも可能だろうが、
     無限とは言え食べ物を粗末にするのは良くないと思う。

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 17:48:58

    【weapon】
    『金璽・兵物』
     進軍中に手に入れ、天から授かったとライダーが解釈した神宝。
     金璽はライダーの幸運値とカリスマを上昇させ、兵物は戦闘能力を向上させる。
     兵物がどの様な形状をしているのかは不明だが、騎兵として現界しているこの場合、
     槍矛といった長物としてライダーの手元に現れる。

    【解説】
    高句麗第三代の大武神王。在位18年-44年。
    治世中に周辺部族と戦って国土を広げ、初期高句麗の基礎を築いた王。
    先王類利の王子で、9才か10才という幼年の時に父王に軍を任せられ、
    侵攻してきた扶余国軍に対して寡兵を持って奇襲し、大勝したという。
    この功績から無恤は翌年から太子となり、軍事・国政を任せられて、父王が亡くなった13才頃に即位した。
    その生涯は実に物語性に満ちており、神馬や神宝の獲得、勇者との出会い、
    危難を精霊の加護で逃れるなど逸話に事欠かない。また、息子である好童の物語もよく知られる。
    幼年時代の逸話からわかるように、聡明で雄略に優れた人物で、
    また自国の戦死者を弔い、戦傷者を慰問したことで民は王に身を捧げると誓ったという。

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 17:55:14

    広開土大王級駆逐艦のうち広開土大王と乙支文徳がこのスレで出てるな
    後は楊万春だけか

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 18:16:10

    >>50

    【真名】李舜臣【元ネタ】史実、伝説 【CLASS】ライダー

    【性別】男性 【属性】中立・悪

    【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B - 宝具D++

    【クラス別スキル】騎乗:B 神性:E

    【固有スキル】

    忠武公:A

    死後に朝鮮半島において最大級の勲功と共に贈られた諡。これに由来し低ランクだが神性を獲得している。

    敵が強大かつ大軍であればあるほど、味方が劣勢かつ寡兵であればあるほどに宝具、神性のランクにボーナスを得る。



    嵐の航海者:B -

    「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。

    寡兵で多くの敵を打ち破ったとされる彼は軍略面に特化しているが、大艦隊の指揮やBランク以上の軍略系スキルを所持しない者が立案した作戦に参加する場合、大きなマイナス補正を受ける。


    無辜の戦功:−

    無辜の怪物の派生スキル。彼自身には何の影響も無いが他者からの認識に齟齬を発生させる。

    具体的には彼に対し好意的であればあるほど最大2ランクまでステータスを高く誤認する様になり、逆に彼に対し懐疑的であったりすると低く誤認する。


    【宝具】

    『忠武公李舜臣』

    ランク: D++ 種別:対神宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人

    展開される艦隊による一斉突撃、砲撃。

    呼び出される艦船は無辜の戦功による判定に依存し、彼に対し最大限の好意を抱いている場合は召喚された時代における最新鋭の戦艦による大艦隊を召喚出来る。

    反面マイナス補正を受けた状態で宝具を展開すると生前の亀甲船が限度であり、更に幸運のステータスランクが一段階下がってしまう。

    なお最大限の実力を発揮出来るのは、無辜の戦功の影響を受けて尚且つ彼の事を正しく認識出来ている場合になる。

    その際は召喚される艦隊の質や数こそ平凡なものだが、軍略と幸運面に大きな+補正が追加され直感A相当のスキルを戦闘終了まで獲得する。



    昔やる夫スレとかやろうとしてた時に妄想してたやつ

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 19:15:02

    >>71

    乙です

    型月は史実には存在しなかった架空の伝承や架空の戦功であってもスキルや宝具として具現化OKな世界世界ですからね

    そういう意味じゃ李舜臣は聖杯戦争向きの英霊と言えると思います


    他の方もサーヴァント候補やサーヴァント作成を書き込みしていって盛り上げてくれるといいな

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 19:35:29

    もしかして僕鯖でアンコール朝とかファラオ鯖練ってる人だったりする?
    スキル構成とか宝具の練り方とか凄い似てる

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 19:54:26

    >>73

    アンコール鯖は自分ですね

    ファラオ鯖は自分も何人か作りましたけど、自分以上に沢山作って一斉投稿してた人がいたので、ファラオ鯖と言ったらそっちの方かと

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 20:40:03

    >>74

    アンコール王朝がヒンドゥー教に強い影響を持っていたことを僕鯖で知れたからよかった

    術ギルの魔杖の支配者を上手い事アンコール王朝の王権に結び付けるのも良い

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 20:43:50

    >>53

    李芳遠は粛清とか自分でバンバン動いてるイメージあるから鯖にしやすそうだよね

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 20:52:42

    >>75

    ありがとうございます、お役に立てたなら嬉しい


    自分の中では賢ギルの「魔杖」は古代メソポタミアの強大な王たちが王権象徴とした王笏とも関連があるってことになってます

    よって、王笏や王杖持ちの英霊に魔杖の支配者スキルはつけたいなぁという気持ちがありました

    特にアンコールの王たちは神殿建築者であると同時に「宇宙の主」「万能の王」「水と大地の支配者」「精霊王」と言った属性が盛られまくってますから、

    キャスタークラスで召喚されれば魔術くらいは使えそうだよねって

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 21:21:37

    >>77

    王権の結び付けにそのような解釈があったとは勉強になる

    こうして話聞くとインドシナ半島の英雄達も興味が出てきた

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:01:41

    >>78

    東アジアは王が神、仏、竜と言った存在との結びつきが強いのでサーヴァント化するのに向いてると思ってます

    インドシナ半島のカンボジア、ベトナム、タイの英雄は昔ひと通りサーヴァント作成しましたが、

    ミャンマーはまだやりきってないのでその内スレ立てするかもしれません


    >>76

    李芳遠については詳しくないからどなたかにサーヴァント化お願いしたいですね

    同じく世宗大王も

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:13:40

    【真名】処容郎 【元ネタ】三国遺事 【CLASS】キャスター
    【性別】男性【属性】秩序・中庸
    【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B+
    【クラス別スキル】陣地作成:E 道具作成:E
    【固有スキル】
    対魔力:A
     A以下の魔術は全てキャンセル。
     事実上、現代の魔術師ではキャスターに傷をつけられない。

    竜の息吹:B
     最強の幻想種である竜が放つ、最強の武器。ドラゴンブレス。
     純粋な竜種であるが、戦闘の経験がなく慣れていないせいでランクもそこそこ。

    魅惑の美声:B
     天性の美声。魅了の魔術効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
     対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することができる。

    【宝具】
    『五方處容舞』
    ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
     疫病神の前にして披露した歌と舞踊。重要無形文化財。
     そのあまりの美事さに、聴く者観る者全てを魅了し、害意・戦意を奪ってしまう。
     ……と思っているのは本人だけであり、実際は竜種の規格外の体力で
     動き回って風雨を呼びながら、竜の息吹を音波兵器として撒き散らすのである。
     疫病神も実は物理的にまいっただけである。

    【weapon】
    『処容符籍』
     キャスターに由来する魔除け。
     キャスター自身には必要ないものだが、普通の人間に渡してもBランク相当の対魔力を発揮する。

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:14:26

    【解説】
    三国遺事に語られる竜人。正真正銘の歌って踊れるドラゴン。
    新羅49代憲康王が出かけた時、雲と霧に覆われたので寺を立てると東海竜が現れて音楽を奏でて舞い踊った。
    東海竜が連れていた子の1人の処容は王の臣となり、政を補佐した。
    王は処容に美女を与えて妻とさせたが、その美しさに疫病神が惚れて共寝をした。
    これを見た処容は歌って舞うと、疫病神は怒りもしない処容の寛大さに感服し、
    処容の姿を描いた絵を疫病除けとするようになった。

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:41:14

    >……と思っているのは本人だけであり、実際は竜種の規格外の体力で動き回って風雨を呼びながら、竜の息吹を音波兵器として撒き散らすのである。疫病神も実は物理的にまいっただけである。

    それでいいのか重要文化財…

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:54:43

    歌って踊れるアイドルドラゴンなんてきのこがトチ狂ってエリちゃんに無理矢理つけた属性にすぎないのに、そういう伝承が実際あるもんなんだな
    世界は広い

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:56:45

    >>80

    この竜種、毎回思うんだけど

    NTR適性:EXだよね

  • 85二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:19:56

    夫以外のヤツに抱かれそうになったら夫が歌って踊り出した時の奥さんの気持ちを述べよ

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:51:24

    >>70 へいお待ち


    【真名】楊万春 【元ネタ】三国史記、その他 【CLASS】シールダー

    【性別】男性 【属性】中立・善

    【ステータス】筋力B 耐久A+ 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具A++

    【クラス別スキル】対魔力:C 騎乗:D

    【固有スキル】

    守護の誓約:A

     陣地防衛に対してプラス補正。自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。


    オーバーロード:A

     自身にダメージを負うことを承知とする意図的なブーストアップ。

     楊万春の霊基と、宝具である極大な城鎧が釣り合わず、機動中は常に大ダメージを負い続ける。

     ただし、能動的に機動せず、守戦に専念している間はダメージは発生しない。


    【宝具】

    『善守城者・安市城主』

    ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:- 最大捕捉:-

     大堅牢を誇る城を鎧として身に纏う。人間城。

     正史書に名を記されなかった楊万春という英雄よりも、安市城の方が

     この英霊の本体になりつつあり、結果、人と城が一体化して顕現した。

     その頑強さは一体で一国を相手取るほどであり、対国宝具にも耐え得るだろう。

     能動的な起動も可能で、その巨重の四肢で大抵のものは薙ぎ飛ばされる。

     体内には楊万春麾下の兵士たちが備えられており、外敵に弓矢を放ち、内部への侵入を阻む。

     ――ただし、この宝具を問題なく稼働できる楊万春・地理条件が揃うことは殆どありえないだろう。


     人の目はあまりにも小さな物を見ることはできない。同時にあまりに大きな物も……。

     見よ!天を衝くその威容!!人の姿を借りた巨大なる城!

     神か!?悪魔か!?その名は―――人間城マンチュン!!!!

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 23:52:44

    【解説】
    高句麗末期の安市城の城主。
    と言っても、正式な史書では安市城の城主の戦功が激賞されつつも、名前は不明だと記されている。
    後代の小説によって安市城の城主は『梁万春』という名だと創作され、
    それが時代を経るにつれて『楊万春』に変化し、定着していったらしい。

    642年の高句麗は淵蓋蘇文がクーデターを起こし、国内の残りの地域で支配を得たが、
    安市城主は安市城を明け渡すことを拒んで、長時間に渡る淵蓋蘇文からの城攻めを撃退したという。
    その三年後、中華・唐が17万の大軍で高句麗へ出兵した。
    指揮官は中華史上最高の名君とも謳われる大英雄・李世民である。
    唐軍は兵站の補給上の関係から、進軍途中にあった安市城を攻めようとするが、
    しかしここで唐軍は足止めを喰らうことになる。
    安市城兵士たちは勇敢で、唐軍を見ると怯えるどころか大いに歓声を上げ、
    これに唐軍は憤って城の男を穴埋めにして皆殺しにすると意気込んだ。
    しかし安市城は60余日の防戦の末に唐軍を撤退させたのである。
    記録によると李世民は何十日もかけて城の近くに人工の山を築くという奇策を用いた。
    この山が崩れて安市城の城壁を破壊したが、城兵はこの時に出撃して土山を逆に占領したという。
    ともかく、敗れた李世民は安市城の兵士の勇戦ぶりを称賛し、
    また三国史記編者も李世民を退けた安市城の城主の豪傑ぶりを称賛している。

    恐らく史実ではなく創作だが、この戦いの際に楊万春の放った矢によって李世民は片目を失ったという。
    またこれも創作だと思うが、その後も楊万春は四度に渡る唐軍の侵攻を阻み、
    高句麗という国家が滅んでも最後まで安市城で抗戦を続けたという。

    楊万春にしろ安市城主にしろ、日本ではその存在を知られていなかったと思うが、
    映画が作られたり、駆逐艦の名前になったりして、徐々にその存在が知られてきている気がする。

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 01:07:10

    >>87

    70だけど先に駆逐艦名から知ったからへーって感心した

    中国史の孟珙や李牧みたいにこういう守戦の名将って好きだわ

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 01:22:09

    燕山君とかどうだろう
    単に自分が知ってる朝鮮の人物が少ないからだけど

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 07:08:23

    一応保守

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 16:41:47

    前見た時は叫びながら特攻するクソ強い人とか日本沈没宝具持たされて凹んでるネゴシエーターの人とか居た気がする

  • 92二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 18:39:53

    【真名】怪由 【元ネタ】三国史記 【CLASS】セイバー
    【性別】男 【身長・体重】270cm・330kg 【属性中立・中庸】
    【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷B+ 魔力C 幸運C 宝具B+
    【クラス別スキル】対魔力:B 騎乗:C
    【固有スキル】
    神性:C
     神霊適性を持つかどうか。怪由は地神の化身であると解釈されている。

    戦士の雄叫び:A+
     士気向上スキル。雄叫びにより精神的な調整を行うが、怪由のそれはもはや物理的な兵器の領域にある。

    大地の祝福:B
     地神としての力の発露。大地に足が着いている間、能力が向上する。
     朝鮮半島内で現界した場合1ランク向上し、不死にも近い存在となる。

    忠士の相:C
     マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
     自らの主君に忠義を尽くし、主君からも信を置かれた英雄に与えられるスキル。
     主従関係の構築に優れ、良好な関係ならば高いパフォーマンスを発揮する。

    【宝具】
    『拔劍號吼撃・萬軍披靡』
    ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~70 最大捕捉:200人
     剣を構えての鎧袖一触超特攻。全敵軍を圧倒し、王の首を獲った奥義。
     先ず“咆哮”による広域音波によって相対する軍勢にスタン状態を強制し、
     自らは“咆哮”を身に纏って長距離の音速機動を可能とし、標的に向けて突進する。
     この時の怪由は敵軍の攻撃・障害を弾くが、複雑な動きはできないので、基本的に直線上の敵しか倒せない。
     剣の刀身には特に強い音を纏いつかせており、特殊な加護でもない限り怪由はあらゆる敵を一刀の元に斬り伏せる。

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 18:41:09

    【解説】
    三国史記に記される高句麗の勇者。
    22年、高句麗の大武神王は扶余国を討伐するために出兵すると、
    鼎・金印・兵器といった神宝を立て続けに入手し、更に進軍すると1人の男に出会った。
    身長9尺、顔は白く、目に光があったこの男は、高句麗軍への従軍を申し出て
    扶余王の首をとって見せると宣言した。男は北溟の人で名は怪由と言った。
    高句麗軍は扶余の南に到着すると、扶余は国を挙げて出撃してきたが、
    焦りのあまりに沼地にはまってしまった。
    この機を逃さず大武神王は怪由に合図し、怪由は大声を上げて剣を抜き、扶余王へ襲いかかった。
    その気迫は全敵軍を圧倒し、誰も怪由を止めることはできなかった。
    怪由は扶余王へと直線に進み、宣言通りその首を落としてみせた。
    王を失った扶余軍は崩壊するかと思われたが、気力を振り絞って戦い続け、
    高句麗軍を撃退し、高句麗軍は命からがらに撤退した。帰国した大武神王はこの敗戦を大いに反省したという。
    怪由は戦後に病に倒れ、王が慰問した際に「卑しい身分である私を厚遇してくれたことは
    死んでも忘れません」と語った。そして23年に病没した。
    王は怪由の功績を讃えて北溟山の南に葬り、時節ごとに彼を祭らせるようにはからったという。
    三国史記注記には、怪由はその地の地神の化身だと解釈されている。

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 02:15:21

    ゴリラすぎる…

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 02:23:51

    >>92

    身長と体重の時点で色々とおかしい

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 04:36:22

    昔に自分も姜邯賛をサーヴァントにしたことあるな小柄で美男で変身したから魔法少女にして

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 06:25:23

    >>92>>93

    いかに扶余軍が精強だったと仮定しても、王を失った上に怪由みたいな怪物が敵軍に健在な状態で

    逆転勝ちするというのは考え難いことなので、怪由は扶余王を討った後は戦闘不能になったことにしよう

    つまり、宝具発動した後は怪由は数時間反動で動けなくなる設定にしたい


    >>96

    姜邯賛は自分もサーヴァント化したことありますが、結構雑な作り方をしてしまったので

    他の方のサーヴァント案も見てみたいですね、良かったらここに貼ってください

    自分のももうちょい改訂してから貼ります

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 17:12:14

    保守

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 03:29:39

    >>34 >>91 へいお待ち

    【真名】惟政 【元ネタ】史実、『壬辰録』 【CLASS】キャスター【性別】男性 【属性】秩序・善

    【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A+

    【クラス別スキル】

    陣地作成:B

     自らに有利な陣地を作り上げる。朝鮮義僧兵は築城なども手掛けたという。


    道具作成:B

     道具を作成する技能。朝鮮の義僧兵たちは武器作成において大きく貢献したという。


    【固有スキル】

    守護の誓約:A

     陣地防衛に対してプラス補正。自陣メンバー全員の防御力を上昇させる。


    カリスマ:D

     軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。

     カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

     また惟政の態度は、交渉の場にて大きなプラス補正が働く。


    【宝具】

    『暗雲よ、倭奴を覆え』

    ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:30~99 最大捕捉:1000人

     『壬辰録』に記される天候操作の超魔術。

     西山大師に念じることで、朝鮮国内の全ての雲を任意の場所に集結させ、嵐を起こす。

     これは英霊惟政の固有能力というより、当時の朝鮮人の日本国への憎悪の具現である。

     この魔術が真価を発揮するのは「朝鮮国内で、日本人に向けて発動する」時であり、

     その場合は一国をも滅ぼす威力となる。そうなると朝鮮半島自体が沈没してしまうのだが。


     惟政本人は「こんな嘘っぱち魔術より史実の私の外交功績を評価してくれよ…」と悲しげに言う。

     西山大師も「いや、私に念じられても困るんだが…」と思うことだろう。

  • 100二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 03:30:06

    【解説】
    松雲大師惟政。四溟堂とも号する。1544年生誕。1610年没。
    豊臣秀吉による朝鮮侵攻に対して活躍されたとされる義僧兵の指導者の1人。
    日本軍の侵攻に対し、李氏朝鮮は無残な敗走を喫したが、各地の義兵は抗戦を続けていた。
    中でも全国中の在野の僧侶が祖国防衛のために集ったという。
    (当時、李朝政権によって僧侶は権威を剥奪されていた)
    四溟堂は僧兵の中で最も名高い将であり、総指揮官であった。
    僧兵は国防を担って名声を得ると兵数を増していき、四溟堂の師である西山大師は国王を守護した。
    僧兵の活躍は要地の警備、武器の作成、兵站運搬、山城築造、農耕援助など多岐に渡り、
    民衆の声望を得て幾多の伝説が作られたという。
    四溟堂は戦中に日本軍の将である加藤清正との数度に渡る講和交渉を行い、
    戦後には朝鮮を代表する人物として日本に渡って徳川家康と会談を行った。
    清正も家康も四溟堂の人物を高く評価し、交渉は朝鮮にとって良い結果を残したという。
    晩年の四溟堂は権力を手にするのを嫌い、山に篭ったという。

    『壬辰録』では、四溟堂は
    「日本は朝鮮の地脈から生まれたのだから、大国である朝鮮に朝貢せよ」
    という超理論で加藤清正を論破したり、国使として日本に赴いたら奸計に嵌められそうになったので
    報復として神通力で雷雨を呼び、日本全土を海中に沈めかけて(えぇ…)、日本を降伏させたりした。

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 08:13:13

    >日本は朝鮮の地脈から生まれたのだから、大国である朝鮮に朝貢せよ

    テコ朴かな?

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 17:21:10

    保守

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 19:32:03

    文禄・慶長の役関係だとだいぶ文化人寄りな気もするけど柳成龍とかどうだろう

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:13:48

    李舜臣ってどっちかってーと
    乏しい予算で海賊と死闘をしていた、当時の朝鮮で唯一のまともな実戦経験を有する前線指揮官
    ってくらいの存在なんで
    まぁジモティーの利で頑張ったけど みたいな感じなんだよな

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:14:30

    なんつーか
    バス停前高校の田中山くらいの存在

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 20:56:50

    >>104

    >乏しい予算で海賊と死闘をしていた、当時の朝鮮で唯一のまともな実戦経験を有する前線指揮官


    これだけで充分に英雄といえると思うけど、地元からの過大評価のせいで地元外からは大したことないヤツ扱いされてる感

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 06:22:54

    ほしゅ

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 17:08:57

    保守

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 22:31:13

    【真名】階伯 【元ネタ】三国史記 【CLASS】ランサー
    【性別】男性 【属性】秩序・中庸
    【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B+
    【クラス別スキル】対魔力:C
    【固有スキル】
    戦闘続行:A
     往生際が悪い。
     瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。

    殿の矜持:A
     撤退戦、防衛戦などで有用な効果を発揮する。
     宝具との組み合わせで、対軍宝具すら防ぎきる。

    【宝具】
    『決死五千・英勇戰死』
    ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
     新羅軍を4度に渡って退けた5000の手勢を召喚する。
     兵たちは、ただ喚ぶだけでは史に名を残さなかった幻霊の集まりに過ぎず、
     英霊の写し身たるサーヴァントの前には容易く蹴散らされてしまう。
     しかし、ランサーが「最も大事なもの」と定めたものを破棄することで、
     兵たちの霊基が再臨され、一時的に個々がサーヴァント並みの力を得る。
     「大事なもの」が特にない場合は、ランサーが戦闘終了後に自害することを
     自己強制契約(セルフギアス)することによって霊基再臨が成立される。

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 22:31:25

    【解説】
    百済末期の将軍。613年生誕。660年没。
    古代朝鮮において強大な軍事国家を築いた高句麗、最終的な半島の覇者となった新羅に比べて
    英雄的人物の記録が少ない百済においてひと際輝く英雄的将軍である。
    660年、新羅最強の大将軍の金庾信が率いる5万の軍と
    唐の猛将の蘇定方が率いる13万の軍が百済に攻め入り、階白は新羅軍を迎え撃った。
    しかし階白軍は5千しかおらず、敗北は必至であった。
    階白は母国百済が滅ぶことを覚悟し、自分の妻子が奴婢となるよりは
    ここで死した方がマシと思って自ら妻子を殺した。
    そうしてから新羅軍に立ち向かい、手勢の決死隊と共に一騎当千の戦いぶりで
    新羅軍を四度に渡り退けたが、最期には力尽き、戦死した。
    戦いの中、新羅の若武者の官昌を捕らえた時はその勇敢さを惜しんで
    一度は敵軍に送り返すという英雄らしい行いを見せている。
    また妻子殺しの件はやむなき判断であり、国に尽くして壮烈に戦った忠義の英雄として讃えられている。

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 06:11:45

    保守

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 17:51:29

    保守

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 18:00:49

    保守

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 04:49:20

    【真名】金応瑞 【元ネタ】史実、『壬辰録』 【CLASS】アサシン
    【性別】男 【属性】秩序・中庸
    【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具C+
    【クラス別スキル】気配遮断:B
    【固有スキル】
    天眼:A
     「目的を果たす力」とされる、極めて特殊な魔眼。
     一つの事柄を成しえると決めたらその成就のために全身全霊を傾け、必ず達成する。
     いわば『自己の全存在を視線にのせ、目的に投射する』眼であるが、
     その本質は『目的達成の為の手段』・無限にあるべき未来を『たった一つ』の結果に限定してしまう。
     アサシンの場合は『目標点を斬る』事に特化しており、最適解としての斬撃として顕れる。

    【宝具】
    『壬辰之一閃』
    ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
     『壬辰録』において不死身の猛将を屠った逸話の具現。
     敵将の不死の由来である鱗の隙を突いて首を斬り落とした眼力と、
     その一点を正確に実行する技量。いわば「天眼」スキルの宝具化。
     この敵将を暗殺した時に使用した匕首は「自動で敵対者に襲い掛かる魔剣」であり、
     アサシンはその機動性能を自らの眼力と技量に上乗せすることで、更に効果を高めている。
     限界まで精神を研ぎ澄ますことで叶うこの一撃は、弱点のない不死の逸話を持つ英雄さえも
     落とし得る、最上級の魔眼による『直視』の斬撃に匹敵する。
     ただし、発動前に精神統一の時間が必要な上、発動直後は極度の疲労に襲われる。

    【Wepon】
    『小西飛の匕首』
     所有者の敵に向かって自ら斬りかかるという魔剣。
     唾を吐きつけると機動能力は失われる。

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 04:49:47

    【解説】
    李氏朝鮮の将軍。豊臣秀吉による朝鮮侵攻に対して活躍したとされる愛国英雄。
    平民出身で幼い頃から武を好み、20歳という若さで科挙に合格した。
    北方の女真族との国防の任に就き、築城と軍事訓練を行なっていたが、
    南海から日本軍が侵攻してきたので、これと戦う将の1人に任命された。
    日本軍は平壌を占領し、応瑞はこれの撃滅のために何度も敵情視察に城内へ忍び込んだという。
    『壬辰録』では、応瑞は忍び込んで全身に鱗が生えた不死身(!?)の倭将の小西飛を殺したという。
    この説話はともかく、平壌解放作戦で応瑞が活躍したのは確かであり、
    更に前線で戦い続けて出世と貴族の地位を得た。
    応瑞は人望も厚く、数千の日本軍の投降兵が彼の下に集ったらしい。らしい。…らしいよ?
    また『壬辰録』では、日本軍総大将の加藤清正を激しい戦いの末に討ち取ったことになっている。
    日本軍が半島から去った後も金は兵使を歴任し、後の明の後金出兵にも副元帥として参加した。
    この出兵に応瑞は不本意だったらしく、戦争でも思うような作戦が実行できなかったという。
    晩年は病にかかり、国家を憂いながら死没した。
    史実に於いては言うまでもなく小西飛=内藤如安も加藤清正も朝鮮出兵で死んでなどいない。

    『壬辰録』で金応瑞が倭将の魔剣を無効化して首を斬り落とすエピソードは、
    芥川龍之介の短編『金将軍』にも見えるが、こちらは内藤如安でなく小西行長が倭将となっている。

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