- 1124/09/01(日) 15:55:45
- 2124/09/01(日) 15:56:24
- 3124/09/01(日) 16:07:09
▼ここまでのシナリオあらすじ
見覚えのない施設で目覚めた三人は、探索するうちにそこが真っ黒な児童養護施設であることに気がついた。
何はともあれ、三人はこの施設から脱出しなければならない。
***
共通カルマ「記憶のカケラを取り戻す」
シナリオカルマ「謎の施設から脱出する」 - 4二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:11:46
スレ主さんだ、楽しみ
- 5124/09/01(日) 16:17:29
君は健康診断が嫌いだった。健康診断の後、大好きな友達がどこか遠くへ行ってしまうから。それに、大きなドーナツのような機械に体の隅々まで調べられるのは、なんだか薄気味悪かったから。
記憶が途切れる。君はどこか薄暗いところに隠れていた。誰にも見つかってはいけなかったけれど、見つかってしまった。
疲れ果てて動けない君を、誰か大人が見下ろしている。薄気味わるい影は、ドーナツ型の機械のものとよく似ていた。嫌な予感が君の背中を駆け上る。
そこから先は覚えていないが、その影になにかひどいことをされたような気がする。
カミナリ 記憶のカケラ「覆う影」
***
緑谷「新スレ早々申し訳ないんだけど、不吉な記憶を思い出しちゃったカミナリは狂気判定です」
上鳴「俺あと一回失敗したら発狂しちゃうんだってーー!!!」
切島「頑張れ上鳴!!プルスウルトラ!!」
▼狂気判定
カミナリ dice1d10=8 (8)
- 6124/09/01(日) 16:31:37
キリシマ「おい、ボーっとしてっけど大丈夫か?」
カミナリ「大丈夫、ちょっと思い出しただけだ。俺、この機械で健康診断してたこと思い出した」
バクゴー「健康診断だァ?……記録用紙見てみンぞ」
バクゴーが棚から記録用紙のファイルを取り出して中身を見た。記録用紙は人物ごとにインデックスが差し込まれていた。
紙魚と黴に侵蝕された記録用紙はほとんど読むことができなかったが、数値が一定以上に達した時点でその人物の記録用紙が更新が止まっていることは辛うじて分かった。
インデックスには君たちの名前と思われる文字列もあった。用紙の枚数は、君たちの見た目の年齢と比例している。
バクゴー「ハッ。こいつァ出荷前のチェック用機械ってトコか」
カミナリ「日記の人は体が弱かったから、この機械でOKが出なかったんだな」
キリシマ「じゃあ俺たちは体が丈夫に育ったからこの機械でOKが出て外に連れてかれたとして……、なんでまた此処に戻ってきてるんだ?」
バクゴー「さぁな。どうせこんな無人施設にいても分かんねェよ。とっとと外出ンぞ」 - 7二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:38:03
わあーーーー!!スレ主ありがとう!!前の落としちゃってごめんよぉ
- 8124/09/01(日) 16:39:19
緑谷「……それじゃあ次は鉄の扉を開けてみるってことで良いかな?その前に行動判定振ってね。カミナリは【けもみみ】を判定に使えるよ」
上鳴「それなら折角だし使ってみるか!」
▼行動判定
バクゴー dice1d10=4 (4)
キリシマ dice1d10=10 (10)
カミナリ dice2d10=2 4 (6) (【けもみみ】使用)
- 9124/09/01(日) 16:43:39
半開きの鉄の扉を開く前に、三人は隙間から外の様子を伺った。
光量が少なくて遠目には気づかなかったが、この扉は外に繋がっている勝手口のようだった。
枯れ木の隙間を風が通り抜けて唸り声のような低い音を立てている。キリシマの耳は、その音に混じる dice1d2=1 (1) 。
1.錆びた機械が動くようなギギギという音を聞きつけた。
2.肉を引き摺るようなビチャビチャという音を聞きつけた。
- 10二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 16:52:57
楽しみにしてた!たておつ!
- 11124/09/01(日) 17:07:39
キリシマ「なんか……、機械みてぇなのが動いてる音がしねぇか?」
カミナリ「マジかよ!それなら、玄関から外に出た方が良いんじゃねぇか?」
そのとき、機械が軋む音に混じって、小さく「たすけて」と呼ぶ声が君たちの耳にハッキリと届いた。
キリシマ「今の聞いたか!?誰かいる、助けにいかねぇと!!」
カミナリ「ああ!罠かもしれねえけど……、放っとけねぇもんな!!」
バクゴー「チィッ!せーので外出て速攻警戒態勢、敵を見つけ次第奇襲しかけンぞ!!」
君たちは扉を壊す勢いで外に出た。かつてはゴミ捨て場だったのだろうか、外は劣化しきったプラスチックや不燃ゴミが山になっている。そこに埋もれるように一台の焼却炉が立っており、音はそこから聞こえてきた。
錆び付きすぎて元の姿が分からなくなった人型の機械が、軋むアームで“何か”を焼却炉に押し込んでいる。「たすけて」と呼ぶ声は、焼却炉の中から聞こえる。 - 12二次元好きの匿名さん24/09/01(日) 22:11:24
そろそろ戦闘パートかな?
- 13二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 06:30:47
保守
- 14二次元好きの匿名さん24/09/02(月) 17:02:46
保守
- 15124/09/02(月) 21:30:52
カミナリ「なんか状況よく分かんねぇけど……、とりあえず焼却炉の中のやつ助けるぞ!」
キリシマ「おいお前!!そいつから離れやがれ!!」
君たちが声を上げると、その機械はギギギと首のようなパーツを動かして君たちの方を向いた。顔のような部分も赤錆に覆われているが、傷で白く濁ったガラス質の目のようなパーツが辛うじて確認できる。
錆びた機械は、君たちを捉えるとノイズがかった声で君たちに話しかけた。
「起キチャッタ、ノ?マ…ダ、ネテテモ、良いヨ」
機械は君たちに穏やかに言い聞かせながら、アームを暴力的に焼却炉に押しつけている。
ガタガタと焼却炉から音がして、「たすけて」とか細い声が聞こえた。黒い炭の中から小さな白い手が伸びて、必死にもがいている。
キリシマ「おいお前!!もうちっとだけ辛抱しろ、俺たちが今すぐに助けてやる!!」
三人が武器を構えると、その機械はフクロウのように首を傾げた。
「マダ、寝テテ良いヨ。マダ寝テテ良いヨ。マダ寝テテ良いヨ。マダ寝テテ良いヨマダ寝テテ良いヨマダ寝テテ良いヨ」
機械の体に赤い光が灯り、ゴミの山から錆び朽ちておどろおどろしい姿の複数の機械が立ち上がった。かつては警備ロボットだったのだろうが、今は見る影もない。
バクゴー「オネンネすんのはテメェのほうだわ、オンボロ野郎。シネ」
▼戦闘パートを開始します - 16124/09/02(月) 21:38:01
緑谷「というわけで、ここからは戦闘パート!ここで戦闘カルマ『3ターン以内に全ての敵を倒す』ことを公開するよ!」
上鳴「3ターン過ぎちゃったらどうなるんだ?」
緑谷「う~んとね……。焼却炉の中の子の声が段々小さくなってる、ってことだけ言っておくね!」
上鳴「あっ、時間切れで燃やされちゃう奴!!???ヤバい絶対助けねェと!!」 - 17124/09/02(月) 21:46:42
緑谷「戦闘パートの進め方だけど、スレ内でダイスを振ってすすめると何スレあっても足りなくなっちゃうから、裏で戦闘ログ作ってからダイジェスト形式で進めようと思う。
ただ、ダイスのライブ感はスレ内で楽しみたいから、ここで予め振っておいたダイス目を使っていくよ!戦闘ログ作るときにエクセルで良い感じにマスクしながら使うから、不正はないから安心してね!」
dice10d10=10 4 10 6 6 7 1 2 10 8 (64)
dice10d10=1 9 7 10 3 10 2 3 2 7 (54)
dice10d10=5 3 2 5 7 5 8 9 7 7 (58)
dice10d10=2 10 1 5 6 9 6 1 9 2 (51)
dice10d10=4 4 6 10 4 5 6 10 6 3 (58)
dice10d10=7 5 7 2 10 2 6 4 10 10 (63)
dice10d10=8 8 5 10 8 2 5 7 1 4 (58)
dice10d10=4 4 9 5 5 7 1 4 3 5 (47)
dice10d10=4 9 10 1 6 4 5 2 6 10 (57)
dice10d10=8 8 10 7 9 1 9 10 1 1 (64)
上鳴「……さっきから緑谷が何言ってるのか全然分かんねえよ!!」
爆豪「スレ見てる奴らに解説してるだけだろうが、アホか」
切島「いや怖ェよ!お前ら何が見えてんだよ!?」
- 18二次元好きの匿名さん24/09/03(火) 07:02:38
保守