100億年に一度の美女であるアタシが

シチーが綺麗すぎるからいけないんだぞ…

僕はそう言いながら、この美しい肢体を誇り一糸纏わぬ姿で堂々とポーズを取るウマ娘をどうしたものかと頭を抱えていた。いわゆる「詰み」である。美しいこのウマ娘の肢体に手を触れるような(そしてその先に続くであろう)行動をとれば社会的な死が待っており、手を触れるようなことをしなければシチーから求められている関係についての死がまっている。どうしても何らかの形で死ぬのであれば、一番後悔のない形であるべきだ、となけなしの勇気を振り絞って結論を出した。そして、部屋のコートかけにかかっていた銭形警部が着ていそうなトレンチコートをシチーに優しくかけ、
「君のことは誰よりも大切に思っているし、君自身の体も同じくらいに大切にして欲しいんだ」
と思いの丈を優しく伝えた。そしてコートの上から優しく抱きしめて頭をよしよしと撫でた後、ちゃんと服を着るように伝えて部屋を出た。部屋の中には赤面した美貌のウマ娘が裸一貫にトレンチコート一丁を羽織り、起きた事態を頭の中で消化することができず、ただただ赤面して静止し、頭から湯気を立てているだけであった。

そして、緊張と照れが限界に達したのか、美貌のウマ娘は裸コートのままへにょっと座り込んでしまった。生死の去来するは棚頭の傀儡たり一線絶ゆる時落々磊々、美貌のウマ娘の虚勢は虚しく崩れ去り、裸でトレーナーに堂々と迫った結果「君のことは好きだし自分を大切にして欲しい」と伝えられたウマ娘が発生した。

トレーナーの勝利である。

>>87

86二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 16:22:05

ありがとう、通りすがりの文豪

87二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:36:34

>>85

ところで裸コートって良いですよね

>>91

88二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 23:28:43

前をちゃんと締めてる場合と開けてる場合でまた良さが変わってくる

89二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:58:27

フジみたいに胸の中央だけ空けてるのもいい

>>98