【閲覧注意】童話パロブルーロックス🎲【SS】

  • 1二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 18:44:44

    題材 dice1d6=2 (2)

    1 シンデレラ

    2 白雪姫

    3 赤ずきん

    4 桃太郎

    5 かぐや姫

    6 浦島太郎


    女神の無茶振りに応えるお遊びをしてみたい…ってだけで勢いで立てました

    SS書いていきます 失踪しないように頑張る!


    配役もダイスで決めます

    どつき合いくらいはあるけどヤバい怪我とか死ぬ展開は避けるように適宜物語を改変していく所存

    配役が被った場合は後ろの番号にずらします


    ダイスの都合上どうあがいても男子が女性役をしたり夫婦役になったりする展開が見込まれるため一応閲覧注意にしてあります

    sage、過激なネタ、レスバはやめてね!

    あと恥ずかしいので動画等への持ち出しも禁止!(まぁ文章上手くないし無いとは思うけど 一応)

  • 2二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 18:45:47

    白雪姫か〜!

    じゃあまず主人公から決めていこう女神

    dice1d30=12 (12)


    あ、スレ主感想スレとかでうっすら展開は把握してるけど本編もエピ凪も基本コミックス派なので最新話の展開的にこのキャラこんなムーブせんやろ的なところがあっても許してほしい

  • 3スレ主24/09/04(水) 18:46:31

    おい女神!!!おい!!!!!確かに無茶振りに応えたいとは言ったけど最初からフルスロットルすぎるだろ!!!

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 18:48:09

    プリンセス待遇受けちゃったからね

  • 5スレ主24/09/04(水) 18:48:48

    ストーリー的に次は継母の女王様決めないと始まらないか

    とりあえず女王様決めたら始めていきます

    dice1d30=20 (20)

  • 6スレ主24/09/04(水) 18:50:13

    あっはい…
    うっすら納得できてしまうような…

    じゃあ書いてくるか

  • 7二次元好きの匿名さん24/09/04(水) 18:52:37

    ビジュアル白雪姫の対極にいるやんけ

  • 8スレ主24/09/04(水) 19:54:24

    とりあえず士道の肌は太陽光による日焼けらしいので生まれたときは色白だったってことにして辻褄合わせます
    あと女王様じゃなくてお妃様でしたねそういえば


     昔々、あるところに士道龍聖というお姫様♂がいました。
     陽光を反射する新雪を彷彿とさせる、透き通るような明るい金髪と白い肌。瞼は髪と同じ色の長く豊かな睫毛に縁取られており、毛髪の先や瞳の濃い桃色は雪に散らした紅梅のよう。
     王と前妻である妃の間に生まれた愛らしい少年は、白雪姫と呼ばれました。

     とはいえそれも士道が随分幼い時分の話です。
     今の彼は日がな一日外でボールを蹴ってばかりいるので、すっかり健康的な小麦色の肌を手に入れ「白雪姫」という二つ名からは程遠い精悍な青年に成長していました。

     しかしここはインターネットどころかカメラも無い時代。伝聞を主とした緩やかな情報伝達は、「白雪姫」のイメージを払拭するには至りませんでした。

     不似合いな二つ名ではありましたが、他人からの呼ばれ方などどうでも良い士道は微塵も気にすることなく毎日楽しく暮らしていました。

  • 9スレ主24/09/04(水) 19:55:24

    よく考えたら鏡も決めとかないとこの先書けないやんけと気付きました


    魔法の鏡さん dice1d30=20 (20)

  • 10スレ主24/09/04(水) 19:56:21

    ダイスが被ったので1個ズレて黒名になりますね
    可愛い鏡だなぁ

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 00:02:19

    士道が白雪姫とかこれから楽しみすぎる

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 07:09:58

    支援

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 11:29:23

    続き待機

  • 14スレ主24/09/05(木) 12:39:18

    コメント、保守ありがとうございます!
    このあとカイザーがダイスで当たるかもと思うと下手に動機づけとか鏡への問いかけにカイザーを絡ませられなくて困った……


     お城には今、新たなお妃様♂が住んでいます。数年前に士道の母君が亡くなってしまったため、王様の後妻としてこの国に嫁いできました。

     彼の名前はアレクシス・ネス。
     ネスが故郷の国から嫁入り道具として持ってきた鏡は、なんと不思議な力を持った魔法の鏡だと言うのです。

     ネスは毎日鏡に向かって問いかけます。
    「鏡よ鏡、この世で一番魔法使いの才能があるのは誰ですか?」
    「お前、お前」
     ネスが映る筈の鏡に映るネスではない三つ編みの少年、黒名が答えます。
     黒名はこの鏡に宿る精霊。次の日も、その次の日も繰り返される全く同じ質問に、少しばかり辟易していました。

  • 15スレ主24/09/05(木) 12:50:09


    「鏡よ鏡、この世で一番魔法使いの才能があるのは誰ですか?」
     いつものようにネスだと答えようと口を開いた黒名の脳裏に、とある人物が浮かびました。士道龍聖です。

     先日、彼は黒名の鏡が置いてある部屋から見える中庭でサッカーをしていました。
     まるでボールを自らの体の一部であるかのように自在に操る士道はを見て、黒名は魔法みたいだと思ったのです。

    「……士道ってやつが、すごい魔法使いになると思う、思う」

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/05(木) 18:32:40

    そういや黒名と士道ってチーム組んでたことあったね、ってのをこれ読んで思い出した
    原作黒名も士道のことサッカーに関しては純粋に尊敬してそう

  • 17二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 01:46:59

    これから王子様や小人役は誰になるかな

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 11:17:27

  • 19スレ主24/09/06(金) 21:54:02

    書くスピード超のんびりで申し訳ない…


     いつものやり取りに突然義理の息子の名前が飛び出てきて、ネスは驚き困惑します。
    「しっ…、士道!?!?あの男がですか!?」
     いきなり何故、というよりこの城に自分たちが移り住んで数年が経つのになんで今更、とネスは喚き立てますが、黒名は至極冷静に自分はこの前初めて士道を見たのだと返しました。
    「いつも言ってるが、俺は全知全能の存在じゃない。自分の認知の外にあるものは質問の答えに組み込めない。自分が知っている物事の中から、一番正しいと思ったことを嘘偽りなく答えているだけだ。新しいものを知れば答えがいきなり変わることだってある」
    「で、でも!!今まで答えてくれたことは全て正しかったし、途中で答えを変えたことなんて今まで無かったじゃないですか!!」
    「そりゃ人間よりはずっと長生きして色んなものを見てきたからな。年の功、年の功」
     鏡の中でピースをする黒名の姿に、ぐぬぬ…とネスは歯噛みします。
    「でも…」
    「あ、あり得ない!あり得ねぇです!!あんなガングロ男なんかより僕の方が魔法使いに向いてるに決まってます!!」
    「あっ」
     ネスは部屋を飛び出していってしましました。「でも、所詮経験則からものを言っているだけだから、俺だって間違うことは往々にしてある。こんなところで油を売ってないで魔法の修行でもしていれば、誰よりも偉大な魔法使いになれるかもしれない」と続けようとした黒名の言葉を最後まで聞かないまま。
    「…あいつ、一度こうと決めたり思い込んだりしたら頑固だからな…何かやらかさないか嫌な予感、予感」

  • 20スレ主24/09/06(金) 22:00:56

    白雪姫を森に逃がす家来

    dice1d30=20 (20)

  • 21スレ主24/09/06(金) 22:01:57

    20出しすぎでしょ女神!!!
    我牙丸さんね了解!!!!!

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 22:03:03

    ネスめっちゃ出て来てて草
    あと森に逃がしてくれる我牙丸さんはすごい“らしい”

  • 23二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 02:40:00

    士道が白雪姫だと今後の展開が予測つかないから楽しみ

  • 24二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 11:23:23

    続きです

    「暗殺?」
    「そうです!!士道龍聖を殺してください!!」
     ネスに呼び出された家来、我牙丸吟は大きな目をぱちりと瞬かせます。
     跡目争いによって自分と血の繋がっていない子を殺そうとする継父母というのはよく聞く話ですが、お妃様♂であるネスに実子はいません。それにこれまでネスと士道は互いに無関心を貫いていたので、ネスが突然暗殺計画を企てるまでに憎悪を膨らませた理由が我牙丸には分かりませんでした。
    「なんで急に殺そうと思ったんだ?」
    「僕が世界一の魔法使いになるためです!そのためにはあの男が邪魔になるんです!」
    「あ〜……」
     ネスが鏡に毎日話しかけているのを我牙丸は知っていたので、なんとなくいきさつには察しがついたようでした。
    「あなたは狩りの心得もあるでしょう!成功率は高いはずです!」
    「狩りと人殺しはだいぶ違うと思うんだが…」
     我牙丸は困って(全く困っているようには見えない無表情ながら)頭をぽりぽりと掻きます。こういうときにネスが引き下がらないことはよく分かっていました。
    「……まぁ、やれるだけやってみる」
     我牙丸はそれだけ言って、場を辞しました。

  • 25二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 17:38:43

    ほしゅ

  • 26スレ主24/09/07(土) 22:16:34

    続き
    よくよく考えたら士道が初めて喋りました

    「よぉ士道、狩り行かね?」
    「んぁ?我牙丸ちゃん。狩り?良いぜ〜ちっと待ってて」
     我牙丸は早速士道に声を掛けに行きます。二人は普段から一緒に森に狩りに出ることも多いため、士道が怪訝に思うことはありませんでした。
    「どうする、馬車を出すか?」
    「ん~にゃ、馬で行こうぜ。遠乗りしたい気分なんだよね〜」
    「分かった」
     準備を整え、二人は森へ繰り出します。
     目的地に着いて、さぁたくさん獲物を捕るぞと肩を回していた士道は、ふと我牙丸が手元の斧をじっと見つめて黙っていることに気付きました。
    「我牙丸ちゃん、どした〜?何か忘れ物?」
    「…俺は、とある筋からお前の暗殺を頼まれた」
    「………あ?」

  • 27二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 00:20:33

    仲良いの可愛いなーとか思ってたら最後
    ストレートォ……

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 11:18:47

    ここまでストレートに来るとは

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 20:13:57

    ほ!

  • 30二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:23:25

    ちゃんと書こうとすると我牙丸も士道も性格と口調が掴めない…あの2人で創作してる人すごい…

    「それ俺に言って良いやつ?」
    「普通だめだな」
    「だよねぇ。つーか絶対ぇ俺に言わない方が良かったんじゃん?どんな理由があったところで、大人しく殺されてやるような性格してねーのはお前も知ってるっしょ?」
     マゼンダの瞳がちらりと我牙丸の持つ斧を捉えます。その視線一つで、自分を殺そうとするのならそれより先にお前を殺す、という意図が正しく伝わりました。
     それに怯む様子も見せず、我牙丸はただ静かに手斧の持ち手を士道に向けます。
    「俺はお前を殺すつもりはない。この斧はただの餞別だ」
    「は?餞別?」
     斧で切りかかって来るならば、逆に斧を奪って頭をかち割ってやろうと考えていた士道は拍子抜けして首を傾げます。
    「命を狙われてる以上、城にはもう戻らない方が良い。で、このまま森を抜けるにしろ開拓するにしろ、これがあると便利だろ」
     …この男、やはり他の家来よりも自分を理解している。そう思って、士道は暗殺の指令を我牙丸に出した人間に感謝すらしました。
     退屈な城の暮らしには飽き飽きしていたところです。自分の意思とタイミングではなく追い出されるようなかたちになったことは不満ですが、生家を出る良い口実になったと機嫌が上向きます。
    「ならありがたく受け取っとくわ、さんきゅ♪」
    「ああ。馬はどうする?俺が連れ帰っても良い」
    「えっ、いるいる。移動の足兼非常食」
    「だよな」
     馬を連れ斧を携え、士道はあらためて森の奥へと歩み出します。
     手を振る士道の後ろ姿が見えなくなってから、我牙丸は城へと戻り士道を殺したとネスに報告しました。

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 11:55:09

    保守

  • 32スレ主24/09/09(月) 12:25:08

    そういえばそろそろ振らないと


    小人1 dice1d30=4 (4)

    小人2 dice1d30=29 (29)

    小人3 dice1d30=9 (9)

    小人4 dice1d30=7 (7)

    小人5 dice1d30=6 (6)

    小人6 dice1d30=22 (22)

    小人7 dice1d30=25 (25)

  • 33スレ主24/09/09(月) 12:26:43

    うわ凛ちゃんさんいる 終わったわ…

  • 34スレ主24/09/09(月) 12:28:26

    國神もいるし……
    とりあえず被りは我牙丸さんくらいっぽいので1つズレて雷市になります

    小人はグッズとかでよく見る2〜3頭身のデフォルメ姿を想像してもらえれば…

  • 35二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 12:31:15

    えーと
    國神、七星、蟻生、馬狼、凛、雷市、二子か
    終わりでは?
    七星とオシャに頑張って凛ちゃん抑え込んでもらおう

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 12:38:13

    どんまいスレ主
    王子が凛とかにならなかっただけマシだと考えよう

  • 37スレ主24/09/09(月) 12:40:23

    >>36 それもそうですね…


    ちょっと…もう少し後に振ろうかとも思ったけど王子ダイスも振ってみよう


    王子 dice1d30=17 (17)

    王子の従者 dice1d30=19 (19)


    ※従者は王子になるキャラによって展開補正が必要になった際に動いてもらう保険みたいなキャラ

  • 38スレ主24/09/09(月) 12:41:43

    女神!!!!!!!!!愉快犯が過ぎるぞ女神!!!!!

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 15:20:32

    この女神とことん「この人はちょっと…」ってところを引いてくやん…!

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 15:22:20

    箱(広義)から士道を連れ出す冴はほぼ原作通りやな(小並)

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:58:44

    >>40

    そうかな…そうかも

  • 42二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 19:36:08

    冴王子と士道姫はすごく…楽しく暮らせそうです…

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 01:37:40

    カイザー従者ってタマじゃなさすぎて笑う

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 07:21:32

    従者ダイスは振らない方が良いまであった…
    まぁ何とかします…

     ぐんぐん森の中を進んでいく士道。暫くすると、木の生えていない開けた場所に出ました。そこにぽつんと小さな一軒家が建っています。こんな森の奥にあるならば、木こりの家でしょうか。
     どこかに居を構えるにしても、1日2日で準備できるものではありません。生活基盤が整うまでの間は野宿も覚悟していましたが、家があるなら暫くの間ここに身を寄せようと思いました。空き家か住人がいるのか、出来れば空き家の方が気楽なんだけどな、と考える士道でしたが、煙突の先から上る煙に気が付きます。
     その家の戸を叩くと、「はーい!」という元気な返事が聞こえてきました。
    「おけぇりなさ〜い!……って、ひょわあああ!ニンゲンだっぺ!知らない人だべ!」
     戸が開き中から姿を見せたのは、目測で全長三〜四十センチ程度しかないもちもちした小人(?)でした。バンダナを巻いた彼が逃げ出そうとするのを、がっしりと首根っこを掴んで持ち上げ阻止します。
    「うわぁぁぁん離してほしいべ!!俺なんて食べても美味しくねぇし売っ払っても大した金にもなんねぇっす〜〜〜!!」
    「別に取って食ったりしねーよ」

  • 45二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 08:57:21

    ドア開けて士道がいたらそりゃこえーわ

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:47:49

    >>44

    お姫様が小人の首根っこを掴むな

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 17:34:23

    ミニ七星って実質ちいかわだな かわいい

  • 48二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 18:00:22

    カイザーは毒林檎持ってきたネスと何かあるかもしれん

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:49:25

    あんまり怖がらせないでやってやれ

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 00:30:05

    首根っこ掴まれてるミニ七星足バタバタしてそう 可愛い

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 04:30:09


    「…つーわけで、しばらくこの家に置いてほし〜んだわ」
    「はわわ…大変だったんすね…!わかりました、ゆっくりしてってくだせぇ!自分一生懸命お世話するっす!」
     事情を説明すると、首根っこを掴まれたままの小人は士道の境遇に大層同情し瞳を潤ませました。
    「マジ?ありがとなチビ助」
    「七星っす!よろしくっす!あ、うちは他にあと六人小人が住んでるんすけど、皆さん良い人なので安心してほしいべ!」
    「へぇ、六人。そいつらは今出払っ…」
     ──カカカッ
     突如、士道の顔のすぐ横の壁に矢が三本刺さります。
     矢の飛んできた方向を振り返ると、七星と同じくらいの大きさの、前髪で目が隠れている小人が弓を構えていました。隣には鉈を持った下まつげが印象的な小人もいて、彼らが狩ってきたのであろう鹿が側に転がっています。
    「七星くんを離してください、害虫さん…!」

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 07:47:21

    小人ってこんな物騒だったっけ…

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 13:24:05

    小人に殺意持たれてるプリンセス物騒だよぉ

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 23:55:58

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 23:59:34

    いきなり弓矢を放たれるくらい警戒されるプリンセスとは

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 01:01:11

    >>55

    普通のプリンセスはいきなり首根っこを掴んだりしないので……

  • 57スレ主24/09/12(木) 07:25:53

    展開が進まなぁい…

    「あぁ?」
     相手のサイズ感から、彼らは七星の仲間なのだろうと士道は察しました。また、七星の首根っこを掴んでいる斧を持った人間という絵面が誤解を生んでいることも。
     だからといってこの姫君♂は、売られた喧嘩を買わず大人しく弁明するような性格をしていませんでした。
    「待っ…」
     何か言いかけた七星を離し、跳躍して二歩ほどで弓を持つ小人の眼前まで接近します。先刻の威嚇といい、彼の狙撃の腕は確かなものです。離れたところから狙われ続けるのも厄介なので、蹴りで弓を弾き飛ばしました。
    「あ、」
     一瞬そちらに気を取られた目隠れの小人の真横の地面目掛けて、斧が振り下ろされます。それに驚き彼はぺたりと地面にへたり込んでしまいました。
     まずは小人を一体無力化した士道。ぞくりとした悪寒が背筋を走り咄嗟に屈みます。すると先程まで士道の首があったところを、勢いよく鉈が通過していきました。
    「チッ…」
    「殺意たけ〜♪」

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:35:41

    あれこれ白雪姫やんね…?
    白雪姫はバトル物だった…!?(大体士道のせい)

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 11:19:32

    急にバトル漫画になるな

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 11:50:42

    早く喧嘩を止められるような小人さん達帰ってきて…このままじゃ小人のお家がお姫様♂と小人(怪獣)の喧嘩で廃墟になっちゃう…

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:57:02

    この白雪姫掲載誌マガジンだろ

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:53:36

    凛ちゃんと害虫駆除係の二子が小人だから仕方ない

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 02:46:46

  • 64スレ主24/09/13(金) 07:41:23

    続き中々上がらなくて申し訳ない…バトル描写ムズカシイヨ(なんでそんなもんが白雪姫にあるのかは置いといて)
    なんとか今日の内にはバトルパートを抜け出して話を進めたい…長さ的にはあと1〜2レス分で収まる予定なので…

    念の為夜までスレ保たせる&宣言することで背水の陣を敷くレス

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:31:52

    >>64

    バトル描写って難しいよね…無理しないでね!

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:42:59

    ほしゅ

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:47:46

    なんでバトル描写あるんだろうね…

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:29:59

    小人の凛ちゃんも破壊衝動が爆発するとベロ凛モード発動したりするんだろうか

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:34:47

    冴王子が来たら兄ちゃ…ってなるから大丈夫大丈夫

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:41:37

    >>69

    でもその王子さまはお姫さまを、、

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 13:08:33

    まだ目覚めのシーンがキスなのは確定?
    それともダイス振るのかな

  • 72スレ主24/09/14(土) 20:57:43

    ひ〜んあとちょっと…!
    温かい言葉&感想&保守のレスたちありがとうございます!続きも頑張る!


     士道の頭の高さまで届く跳躍力。自分の体と同じくらいの大きさの鉈を振り回す腕力。小人って結構戦闘力高ぇんだな〜、と士道は呑気な感想を抱きました。
     息をつかせる間もなく、下まつげの小人は士道の脳天を上から鉈で叩き割ろうとします。
    「危ねっ♪」
     士道は横に転がりそれを避け、一旦距離を取って小人と向かい合いました。
     相手の出方をじっと伺い合う二人。ひりついた空気を破ったのは、なんとも緊張感の無い半泣きの声でした。
    「待ってくだせぇ、凛さん!」
     七星が二人の間に飛び込み、そのまま下まつげの小人、凛にしがみついて動きを封じます。
    「あ"!?危ねぇな離せタコ!!」
    「駄目っす〜!その人は敵じゃねぇんですよぉ!!」
     敵じゃない…?と座り込んでいた目隠れの小人が首を傾げました。
    「七星くん、それはどういう…」
    「敵とか敵じゃねーとかもうどうでも良い、俺は今アイツに死ぬほどムカついてんだよ…!ぐっちゃぐちゃにブッ壊してやる!」
    「あぅっ」
     ヒートアップしている凛は七星を振り払い、再び士道目掛けて駆け出しました。ちょっと凛くん、と目隠れの小人が嗜めるのを気に掛けることなく、士道も口笛を吹いて迎え撃ちます。
    「ははッ、そうこなくっちゃなァ!?」
     火花を散らし激しくぶつかり合う斧と鉈。二人の腕力に大きな差はありませんが、圧倒的に体重の軽い凛は空中へと投げ出されてしまいます。空中で綺麗に三回転して着地したものの、既に連撃を狙う士道がすぐ側まで迫ってきていました。
     凛はもう一撃鉈で受ける構えを見せます。しかし、凛が覚悟していた衝撃は来ませんでした。
     横から飛び出してきたオレンジ頭の小人の蹴りが、士道の斧の柄をへし折り斧頭を吹き飛ばしていったからです。
    「うちの連中に何してやがる、サイコ野郎」

  • 73スレ主24/09/14(土) 20:58:58

    >>71

    一応大枠のストーリーはなぞるのでキスする予定です!ただしBL色はゼロの色気全くナシな描写になります!

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 21:15:55

    BL色0のキス…???気になる……

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 02:05:10

    どんなキスになるんだろう

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:02:57

    ほしゅ

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 16:32:30

    >>72

    かっけぇ…かっけぇよ國神…!

    さすがヒーロー!

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:12:08

    果たしてこんだけモメて期限付きとはいえこの後同居に持ち込めるのか…!?

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 06:42:32

    同居中も常に殺伐としてそうだし、この白雪姫できるかどうかは置いておくにしても掃除とか料理とか自主的にしなそう。常に外に出て、サッカーで爆発してそう。

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 17:18:44

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 17:56:33

    か、書けた…書けたぁ…!バトル描写終わったぁ…!
    ※書けたというより書けてないけど無理矢理日本語を組み上げきったというほうが正しい

     今日はつくづく士道にとってタイミングの悪い日です。
     へたり込んでいる目隠れの小人、半泣きで転んでいる七星、斧で攻撃されそうになっている凛、そこかしこの抉れた地面。半分くらいは凛の仕業ですが、今帰ってきたオレンジ頭の彼が見れば誤解してしまうのも仕方ないことでしょう。
     我牙丸からの餞別の品が早速壊れてしまったことは少しばかり惜しみつつも、士道は役目を終えた元・斧の柄をその辺に放り捨てます。
    「チッ…殺し合いの邪魔すんなよオレンジ野郎…!」
    「は!?凛お前何言って…」
    「ん〜?俺は別に二対一でも良いけど?」
     凛と士道は再び潰し合い始め、オレンジ頭の小人も戸惑いつつ目の前の戦いを傍観するわけにもいかないと本格的に参戦してしまいました。
     再び始まってしまった争いに七星はあわあわと狼狽え、近くに座っていた目隠れの小人に縋りつきます。
    「ど、どーすっぺ二子くん…!」
    「まぁ、ここまで来たら外野が何言っても止まらないでしょうねぇ…」
     二子と呼ばれた小人は、髪の下でそっと遠い目をします。ただ、いつまでも放っておけば確実にすぐ近くにある自分たちの家が破壊されていくでしょう。現に先程吹き飛んでいった斧頭は、勢いよく家の窓を割りました。どうやって止めたものか、と二子が頭を悩ませていると。
     突然、パパパパパパパンッ!!!!!という火薬が弾ける音が森に響きました。
     暴れていた面々も動きをピタリと止め、皆一斉に音のした方へ顔を向けます。
    「あぁ良かった、全員止まったな。これで駄目なら雷市に怒鳴り込んでもらおうと思っていた」
    「あ"!?爆竹よりうるせぇって言いてぇのかゴラァ"!!!」
     そこに立っていたのは、長い黒髪を持った小人と短い金髪の小人でした。

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 18:09:33

    良かった バトルパート終わらせてくれそうな人来た

スレッドは9/17 06:09頃に落ちます

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