昔怪我を負ったときに介抱してくれたのが今のトレーナーくんだったと最近知った…

1二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:16:30

トレーナーくんに初恋相手はその時のお兄ちゃんだったと既に話してしまっている
…なんであの時止めてくれなかったんだブライアン！！

>>23 >>36

2二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:20:10

またカレンチャンが負けたのか…？

3二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:20:36

ちょうどいい、そのまま初恋がアンタだったと教えてやれば、気持ちも伝わるだろう

4二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:21:39

キブリブライアン。

5二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:22:24

それくらいやらないと進展しないだろうアンタ達は…

6二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:23:47

ハスキーボイスの大人っぽい姉貴のお兄ちゃん呼びが琴線に触れるハヤトレはアリか

7二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:25:37

大丈夫？ハヤトレ心当たりありまくってものすごいあせかいてなかった？

8二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:30:28

普段なかなかしないうっとりした顔で思い出を語る姉貴
反比例して徐々に顔がひきつってくる義兄貴

9二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:31:38

トレーナーが昔とかなり印象が変わってるのかもしれない
腕が４本あるとか

>>10

10二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:32:24

>>9

宿儺かよ

>>35

11二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:36:14

確かに似ていると思ったことはある…だが会ったのはあの時だけで私達姉妹の実家はここ府中から遠くはなれている
よしんばトレーナーとトレセン生徒になったとしてもだ、その二人が模擬レース会場ならいざ知らず
たまたま私が眼鏡を落とした先に、その…は、初恋相手かたまたまいて、そのお兄ちゃんがたまたまトレーナーになってくれていたなんて……出来すぎだろう…

>>17

12二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:38:45

そっか妙にロマンチックなんだこのペアの冒頭

13二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:39:54

もしかしてハヤトレ気づいてたりしない？

14二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:43:10

史実ハヤヒデと違って姉貴は小学生くらいのころにはもう真っ白けっぽいいねえ

15二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 21:46:08

トレーナー君がトレーナーになった理由が
｢昔介抱したウマ娘みたいに辛い思いをする子を減らしたいから｣だったりするんだろ

16二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 22:48:59

「もう大丈夫だよ。救急車もうすぐ来るからね！声聞こえるかな！？」
記憶の彼方、だんだんと薄れつつある、初恋の男性（ひと）の声、手の温もり
名前も知らない、優しくて、勇気のある人
後に私を治療した意志が見事だと感嘆するほど、手際よく正確に私の傷を止血し、折れた腕や足に添え木を当て、救急車が来るまで私とブライアンを励ましてくれた彼

最後に見た、緊張が解け安心した、ひきつった不器用そうな笑顔
もう輪郭や髪型すら朧気な、記憶の中のその残骸にすら私の頬は紅潮し、やたらに胸が高鳴ってくる

果たしてもう何年前の事だろう。
ブライアン相手に強がって、狭い公園内で曲がり切れず、柵に思い切り突っ込んで全身にケガを負った
骨が折れ、血が流れ、意識を失いつつあった私を救ってくれた名も知らぬ『お兄ちゃん』
かなうはずもない初恋の方程式の破片は、未だに熱と未練を持って私の心にこびり付く
ふうとため息をつき、同時に吹いた風に眼鏡が私の顔から眼鏡を奪った

レース用に特注したそれはこの高さから落下した程度で破損する事は無いだろうが、見失って無くしてしまう事の方が憚れる
身を乗り出して落下していく眼鏡のフレームの先に、一人の男性が立っていた
目の前に落下してきた赤いそれを手に取り、不思議そうに上を向いた彼の…トレーナー君の顔に、私は無意識にデジャヴを感じていた

17二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 06:57:54

>>11

うまくいっているんだから、そのまま義兄にしてしまうんだ姉貴

18二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:27:06

続き！！続きはないの！？

>>19

19二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:07:38

ウマ娘を支えるトレーナーになりたい。

医師の父、教師の母の子として産まれ、誰かの人生に寄り添い、支えるような仕事がしたいと思うようになったのは自然な成り行きだろう

小学生の後半から、いずれお前達の道には必要になるからと、自発的に始めたトレーナー試験へ向けての勉強とは別に、父と母から様々なことを教わった

パニックになった子供の落ち着かせ方や、骨折や裂傷に対する簡易的な治療方法

そんな、今のうちに覚えておけば後々何かの役に立つ程度に思っていた知識

それをまさか、トレーナーにすらなっていないのに実践することになるとは思いもしなかった

中学からの帰り道、大きな音と悲鳴、駆けつけた俺達兄弟の前で倒れ伏す女の子と、パニック状態の女の子

弟が救急車を呼びながら泣いている女の子をあやし、俺は必死になって頭と手を動かした

骨の固定、止血、傷の消毒、常備しているワセリンの塗布、震えそうになる手を懸命に動かして、目を閉じそうになる、名前も知らない女の子に懸命に声をかけた

救急車が車での時間が永遠に感じられるほどだった

「よく頑張った！後は任せて！」

救命士の人にそう肩を叩かれて、泣きそうになって、女の子と目が合って、維持になって我慢した

今ごろの季節になると、そんなことがあったなとついつい思い出してしまう

「じゃあ兄さん、僕はブライアンとミーティングがあるから、これで」

「ああ、お疲れ様。俺はちょっと歩いてから帰るよ」

トレーナーになる、夢への第一歩は踏み出せた。だけどまだ担当すら見つかっていないのが現状で

誰かの人生を支えるなんておこがましいのでは？そんな弱気を振り払って、気分転換の散歩をしていた俺の目の前に、空から眼鏡が落ちてきた

>>18

出来ました

>>20 >>24

20二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:34:56

>>19

良き

21二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 14:37:26

そういえば昔小さくてふわっふわの毛を助けたような気がする…

あれがケセランパセランってやつかぁと思ってたけど

22二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 17:33:20

弟地味にブラトレかよ…

23二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 17:35:08

>>1

よくやったブライアン

叙々苑を予約しといたぞ

241824/09/07(土) 19:48:56

>>19

素晴らしい…

バックボーンあると深みが出ていいよね…

25二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:46:46

「――と言う事が昔あってな。あの時の二人、アンタとアンタの兄貴だろ」
「ああ、やっぱりブライアンとハヤヒデだったんだね。何となく似てるなーって思ってたんだけどさ、ブライアンは大分印象が変わってたからね」
「…悪かったな、不愛想になっていて」
「そうじゃないよ。立派な凄い子になったんだなって、驚いたんだ」
「…そうか。そういえば、姉貴のトレーナーの方は気づいているのか？」
「無いと思うよ？そういうことあれば僕に確認取るだろうし、兄さん人が良いからねえ…人助けなんて日常茶飯事だったから」
「だろうな…だが人の良さでいえばアンタも大概だろう」
「そうかな？」

26二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 23:09:03

兄弟姉妹でその関係はもうこの世界線のファンたちの脳みそコゲコゲでしょ

27二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 08:49:53

いつのまにかSSが！
ありがとうございます

28二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 10:34:26

ハヤヒデとハヤトレが幸せなキスをする続きはまだかのぉ

ブライアンとブラトレが焼肉味のキスをするのも待っておるのじゃが…

>>29

29二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:16:55

>>28

（焼き肉の塩だれの）レモンの味のキス

30二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 23:36:41

塩が強いのよ

31二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 00:49:02

トレーナー君は、その…女性人気が高い、爽やかで利発な雰囲気を醸しつつ、常に冷静だ。
聞き上手で、話し上手、他人のペースに会話と呼吸のリズムを併せることがとても上手い。
そして何より…彼は優しい。困っている人の為、親しい人の為、第三者が驚く程の行動力を発揮し、平然と無茶をする。
春の天皇賞の時の一件は本当に驚いたが、それ以外にも一木一草困っている人を見るとほっておけないらしい。
成程、見も知らないウマ娘の怪我を前に飛び出してくるわけだ。

当然、将来やキャリアに不安のある生徒の相談にも乗っていることが多い。
それはいい、私も後輩や同級生からフォームの改善なり、データから最適なレースローテーションを選ぶ相談に乗る事がある。
それはG1戦線を走る者としての、学園で古株になった先輩が為すべき当然の義務なのだ。

…だから、この気持ちは。
最高の相棒の、誇るべき点を他のウマ娘も享受している事の優越感。
それが反転して生み出された、自分以外の誰かが、『お兄ちゃん』に懐き、良からぬ顔を向けている姿を見て、勝手に抱いているだけの、嫉妬だ。

「狩るべき相手は早めに狩っておくべきだぞ、姉貴」
「…今回ばかりはお前の意見に同意するよブライアン…悪いな後輩君。だが人のトレーナーに色目を使うのなら、八つ当たり程度はされる覚悟はあるんだろう？」