先生、見てください【その後・2】

  • 1スレ主ではない人24/09/06(金) 23:10:30
  • 2二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:11:35

    画像ミス

  • 3二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:36:41

    10まで~

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:40:16

    4!

  • 5二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:41:02

    保守

  • 6二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:45:31

    保守

  • 7二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:46:01

    ksk

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:46:01

    無名の司祭もにっこりの大惨事

  • 9二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:46:40

    >>8

    笑うな───!!

  • 10二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:52:55

    うむ・・・

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:58:19

    先生は死んだ
    アロナ(連邦生徒会長)も見捨てた
    あとに残るのは……

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/06(金) 23:59:07

    >>11

    地獄だけだな

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 00:04:04

    アロナァ...プラナが泣いてるんだぞ...

  • 14二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 07:21:44

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:07:12

    ???(子供の頃……靄がかかるような……ドロドロとして……ふつふつとした……
      晴れない感情に苛まれてた……兎に角、その気持ちが気持ち悪かった……。
      なのに、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、
      いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、いつも、
      その感情に、苛まれてた……。
      何よりそんな感情に苛まれてる横で、感情的になる周りが鬱陶しいかった。
      何時も、怒鳴ってばかりの両親。泣き叫ぶ弟と妹。朝から酒を飲んで笑ってる老人。
      いつも、楽しそうにしてる荒くれも共。吠える犬、喧嘩する猫。
      みんな、みんな、みんな、そんな感情を見て鬱陶しいくて腹立たしいかった。
      そんな、鬱陶しくて馬鹿みたいな事ばかりしてる連中に物凄く不快に感じてた。
      そんなある日、自分の部屋にネズミが入ってきた……。
      そのネズミは入ってくるなり、キーキーキーキー喚く。煩かった。
      コイツも煩い感情があるとゴミだと思って、そのネズミを苛立ちで反射的に……握りつぶした。)

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:07:22

    ???(今でも覚えてる……あのぐにゅぐにゅとした、何とも言えない、独特な感触と
      死んでいく時に上げた何かを引っ掻くような金切り声、ドロドロとした、
      生暖かい温度……鉄のようなドブのような、悪臭……
      でも、何よりも頭がバチバチとグチャグチャ響く開放されたような、
      宙に浮き天国に導かれるような感覚を。
      あれほど、素晴らしい感情を快感を覚えた日の事は無かった。
      そう、あれほど鬱陶しいと思った感情から、初めて「快感」という感情を覚えた。
      その「快感」が嬉しくて。興奮して。忘れられなくて……。忘れなれなくて……。
      それ以降、片っ端から、ネズミを捕まえて、絞めて、捕まえて、潰して……
      試せる限りの方法でネズミをを〇して回った……。)

  • 17二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:07:35

    ???(最初はとても良かった。煩わしい感情を見た日には、ネズミを捕まえ、片っ端から〇して回った。
      そのたびに快感を味わっては鬱憤を晴らしてった……
      でも、それをくり返していく内に、次第にその快楽が薄れていった。
      それに対して、ネズミが捕まらずイライラする日も増えてった……。
      それで、ある日、ネズミが見つけられず、段ボールにいる子猫を見つけ、
      物の試しに首を絞めた。あの時のよなうな、衝撃と快感を取り戻し同時に、
      少しだけ自分の世界が広がる快感を味わった。
      別に、ネズミに拘る必要が無いと知った時以来、
      僕は身の回りにいる動物を片っ端から、捕まえては、色々な方法で〇して回った。
      猫、兎、子犬、鳥、野良犬、兎に角目に付く生き物をみんな〇し回った。
      そうやって、〇して回ってハイになっていたら……。
      いつの間にか牢屋に入れられた。)

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:07:48

    ???(今、思えば家族全員を皆〇してたのがマズかったと思った。
    捕まったその日以降、その衝動が解決出来ず、
      再び、煩わしい感情に振り回せる日々に戻った。
      もっといえば、前よりも怒鳴られて殴られる方が多くなり、益々悪化した。
      はっきり言って、屈辱だった。嫌だった。ムカついた。何より、イライラした。
      なんで、見てるだけでイライラするのに、こいつらに自分が振り回されるのか、
      暴力まで出てきた勢で、尚の事、ムカついた……
      何で、無駄な事を強要されるのか凄く理解に苦しんだ。
      そんなストレスが最高潮になった時、自分の中で何かが壊れた音がして……
      そして気が付けば……)

  • 19二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:07:59

    ―――とある、牢屋―――
    外は雷雨で激しい雨風が部屋の中に吹き込み
    光と共に、雷鳴がそこらかしこに轟いてた。
    看守A「こ、コイツ!等々、同房に飽き足らず、看守までヤリやがったっ!」
    看守B「お、応援を呼べ!!」
    ???(気が付けば、そのストレスを同じ囚人や看守にぶつけていた。
    自分より強い相手を〇せ倒して、気持ちが今まで以上に晴れやかだった。)
    看守C「へぇ~……お前、8歳でそこまでやるのか……すげーじゃねぇか」
    ???「馬鹿にしてるのか?」
    看守C「待て!待て!待て!、話を聞け……俺は、お前の事、素直に関心してるんだ!
        お前、〇すの好きか?」
    ???「好き……フフ……フヒヒヒヒヒヒヒヒ!アヒャヒャヒャヒャヒャ!
      うん!大好きっ!」
    看守C「へへっ……そうか、じゃあ、お前に取って、とっておきの場所がある。
        どうだ?その場所に、お前来ないか?」
    ???「また、〇せる?」
    看守C「あぁ、〇し放題だ。」
    ???「本当!じゃあ!」
    看守C「それじゃあ、とりあえず。捕まっておけ」
    ???(そして、後ろから頭を殴られ他の看守に捕まった)

  • 20二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:08:11

    ???(それで気が付けば、自分と同じような年齢の奴が沢山集められてた。
      最初は訓練と称して、色々と殴られたり、蹴られたりしたのを覚えてる。
      でも、そいつが〇していいと言ったから、自分は、その度に相手が〇まで〇し続けた。
      今、思えば、あの看守は僕を騙して、兵士にしたのだと思う。
      それでも、牢屋の時よりは幾分かマシだった。
      時折だが、人の〇し方について、教えてくれる大人達がいたからだ。
      それにより、以前より自分の〇しのバリエーションが増え、
      実践が出来ると、興奮し幾分か楽しめた。
      そうやって、楽しんでる内に、最初は身内だったのが、
      そこら変にいる人に変わっていった。
      多分、今に考えると、それは訓練が終わって、実践にシフトしたからだった。
      それからの日々は、色んな奴を〇して回った。
      女、子供、兵士、大人、子供、偉い人。ひたすら、快楽に溺れるかのように
      〇してまわった。これで、今までの鬱憤を解消できたと思った……
      でも、次第になんだか、それも……気持ちよく感じられなくなった……
      どうゆうわけか、やればやるほど、ドンドンとどうでもよくなっていった)

  • 21二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:08:23

    ???(その日は突然やってきた……,内戦が終わった。
      最初、自分はただ終わった事が理解できなかった。
      でも、終わった後の状況に愕然とした……
      自分の周りがこの間まで、〇と隣り合わせで馬鹿騒ぎしてたのに
      馬鹿みたいな感情で笑い・怒り・泣き・楽しむ、
      そんな下らなく、無意味な感情を剥き出す日々に戻ったからだった。
      そしたら、急に世界が灰色になった……何より屈辱だったのが、
      戦争がおわった途端急にどいつもこいつも、ヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラヘラ……
      兎に角、あの糞みたいな日々に無性にムシャクシャした。ムカついた……
      何が楽しいのか、全然理解が出来ず、不愉快で不愉快で仕方なかった。
      このまま、世界をぶっ壊してやろうかと真剣に考えて、手あたり次第、
      周りの人を襲っていた頃、マダムに出会った……。)

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:08:33

    ベアトリーチェ「vanitas vanitatum, et omnia vanitas」

    ???(その言葉の意味を知った時、妙にしっくり来たのを覚えてる……
      その、今まで自分が抱いてきた、何とも言えない絶望感のような感覚は
      まさに「虚しさ」だった。今ならはっきりと言える。
      周りが見せるそのバカげた感情や行動を見る度に無意味に思えてただ「虚しさ」を感じてた。
      それが次第に増幅されると、自分は恨みに変わった。
      自分がこんなに『虚しさ』に苛まれてるのに、その周りで皆が好きなように感情を振りまく。
      その上、強要までされる。そんなクソみたいな世界が酷く理不尽で腹立たしかった……
      そんな感情を指摘してきた、マダムは自分にだけ、自分の計画の全容を話した。
      その話を聞いた時、最初にネズミを殺した頃以来の、衝撃と興奮が押し寄せた。
      今まで自分が感じてきた『虚しさ』を全て他人に押し付けられる。
      全てが無意味で無駄で無情な世界で『絶望』を押し付けられる。
      そんな事が出来ると考えたら、その『色彩』の力が無性に見てみたくなった。
      だから、計画を聞いた時以来、自分はマダムに協力してきた……
      ただ、ひたすら世界が壊れる様を見たくて見たくて……なのに……)

  • 23二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:08:43

    ???(あいつは、しくじった……
      リスクを見誤り、あのクソリーダーと愉快な仲間たちの勢で
      最後の最後に訳のわからない、クソ大人に全てを台無しにされた……
      それどころか、クソ大人はその後もことごとく、『色彩』を跳ね除けた……
      今までにない怒りがこみあげてきた……
      そいつの正体は、突然この世界にぽっと出に来た、シャーレとか言う教師だった。
      多分、そいつの勢で、私が外界に出た時、
      外界はマダムと聞いてきた様相と、あからさまに変わっていた。
      自分が、大嫌いな無意味で無駄で無情な感情が、
      右を向いても左を向いても、そこらかしこにヘラヘラ、ヘラヘラ、ヘラヘラ、ヘラヘラと
      そこらかしこに、笑っていやがった。その、外界の状況に自分は、今にも気が狂いそうになった。
      それですら、耐えがたい苦痛だったにも関わらず、挙句奴は俺達を虐げて来た、
      トリニティの輩まで連れて来て元居た居場所すら奪って言った)

    ???「許さねぇ……あのクソ教師だけは絶対に……許さねぇ……」

    ???(今までに無い屈辱、怒り、絶望、狂気。兎に角ありとあらゆるが自分の中から噴き出した。
      虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、
      悔しいい、悔しいい、悔しいい、悔しいい、悔しいい、悔しいい、悔しいい、悔しいい、
      気が付けば、私はそんな外界含めた全ての世界に『虚しさ』を押し付ける為、
      今度こそ誰も手に負えない、終えさせない『色彩』を呼び寄せて、全人類を『絶望』を振りまく……
      そんな、報復とも言える欲望為だけに、動いていた……)

  • 24二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:08:57

    アリウス兵_部下「ヴァルキューレにガスプラントの居場所がバレました。連中こっちに向かって来てます」
    アリウス兵_幹部「わかった。」
    そういうと、幹部はトラックのドアを激しく叩く。
    アリウス兵_幹部「オイ!予定変更だ。今の積み荷を全部倉庫に入れたら、ココには戻るな。
          そのまま、爆弾工場の輸送に合流しろ」
    それに対して、トラックを運転しているアリウス兵は頷く。
    その後ろで、荷台を叩く音がする。
    アリウス兵_幹部「行けっ! お前ら!ココはもう放棄する!
             必要なものだけ持って、合流ポイントに移動しろっ!」


    アリウス兵_幹部(どいつもこいつも、ヘラヘラ、ヘラヘラ、ヘラヘラ、笑いやがってっ!
            こんなクソみてぇな奴らが『虚しさ』知らず、のうのうと生きてる事が気に喰わねぇ!
            俺が味わってきた、この『虚しさ』、『色彩』を持って、
            この世の全てに味合せてやるっ!『恐怖』で世界を終わらせてやるっ!)
            

  • 25二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:17:44

    あらら...こりゃもう駄目だな

  • 26二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 09:50:35

    これがガス兵器を使ったアリウス生徒か
    多分キヴォトス中から現在最も恨まれている人間だろう、もうキヴォトスは駄目っぽいけど捕まったらどれだけ悲惨な目に合わせられるのだろう

  • 27二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 13:54:31

    リンチ、だけじゃ済まないな

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 18:50:34

    自決で死に逃げ・・・

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 20:06:48

    >>28

    うわぁ...

  • 30二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:59:16

    >>28

    マジでどこにも怒りのぶつけようがない結末だよ、、、

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 00:58:19

    >>23

     「シャーレとか言う教師」とあるが、「シャーレ」は組織名で、顧問の役職名は「先生」である。

     ……まぁ、作者はそれを承知の上で、オリキャラたるアリウス残党の殺戮鬼がそう誤解している可能性も否めないから、「にわか乙w」と貶しにくいんだけど。

  • 32二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 06:08:54

    ほしゅ

  • 33二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:37:19

    保守

  • 34二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:39:50

    >>31

    アリウス残党だから断片的な情報からそう判断してもおかしく無いのがまた

  • 35二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 20:05:34

    ほしゅ

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:17:02

    イオリ「おい!何処へ行くっ?」
    褐色肌の少女は銃を構え、一人の少女に銃を向ける。
    斜線の先には一人の看護師がボストンバックと学生バックを持ち後ろを向いて待っていた。
    セナ「イオリ委員長……見送りでしょうか?」
    イオリ「そんな風に見えるか?裏切者。」
    そこには、殺伐とした空気がながれる。
    イオリ「貴様、この状況下でゲヘナを辞め、挙句ミレニアムに転校とか、舐めているのか?」
    セナ「……転校の手続きは済んでいますか?」
    イオリ「ふざけるなっ!認められるかっ!反逆者めっ!
        こんなの引き抜きによる亡命通るかっ!取り囲めっ!」
    そう言うとと他の風紀委員会の委員生もセナを取り囲み銃を向ける。
    セナ「上には許可を取っての転校です。なんら違法性は無いはずです。」
    イオリは今にも爆発しそうな勢いでセナに喰って掛かる。
    イオリ「そんな、詭弁通るかっ!こんな亡命、無効だ無効っ!
        第一風紀委員通さずに転校なんて誰が許可したっ!」
    ???「私だっ!」
    殺伐とした空気の中、一つの声が突き抜ける。
    マコト「私が、許可した。風紀委員長代理」
    そう言って、マコトはイオリとセナの間に入ってイオリに立ちふさがる。
    イオリ「き、貴様ぁ……」
    しかし、イオリに映った、マコトは、何時もの声高ら自慢を掲げて、尊大な態度を取る姿ではなく
    至って、真面目で威厳のあるトップらしい態度を取るマコトだった。

  • 37二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:17:12

    マコト「学校のトップである万魔殿が認めた決定事項だ。何も文句は言わせん。」
    イオリ「ふざけるなっ!救急医学部長の立場の奴がこんな混乱時に逃げるなど許されるものかっ!
        これは、他校からの政治的攻撃だっ!」
    マコト「言葉を慎め、風紀委員代理。我校としても、先方してもどちらも有益な転校だ。
        それに対して、事情も知らない部外者にNOとは言わせない。
        ましては、貴様は事情を知ってる部内の人間だ、ならYESと言わざる得ないだろ」
    イオリ「黙れっ!元はと言えば、貴様らの失態だろっ!貴様だけで、如何にかするのが筋だっ!
        他の連中巻き込んで対応するなんて許されるかっ!」
    マコト「はぁ……委員長の席に着けば、少しはその固い頭を柔らかく対応出来るかと思ったが……
        やはり、貴様では力不足だった……
        それとも、主要メンバーを元居た部活に引き抜かれた事への腹いせk」
    ズドン!
    イオリ撃った弾はマコトの頬とセナの横を掠める。
    イオリ「本当に黙れ……纒て拘束してやるっ……」
    イオリ怒りに体を震わせる
    マコト「……クーデターか……仕方が無い……前委員長が亡くなり、行政官が気の病で休職し、
        最後の主要メンバーである後輩はそこにいる前部長の意思を引継ぎ部長の座を着く今、
        独裁と課した風紀委員会はもはや、シビリアンコントロールも効かぬか……
        イロハとチナツを臨時で派遣する案もあったが……
        やはり、前委員長の威厳が無い今、体制維持は不可能と判断した!
        よって、風紀は万魔殿が業務を引継ぎ、現委員会は解散とするっ!
        ココに風紀委員を拘束しろっ!」
    イオリ「なっ?!

  • 38二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:17:26

    次の瞬間、更に風紀委員達の外側を、万魔殿のメンバーが取り囲み、風紀委員一人対して、
    数名で銃を突きつける。そして、イオリは数名のメンバーに取り押さえられる。
    イオリ「は……羽沼マコトぉおおおおおおお!!」
    次の瞬間遠くから、車のエンジン音が近づいてくる……。
    ブーーーーーーン!ズドーーーーン!
    そして、その車がオフロード用の車だとはっきりと識別できる頃、
    車から、セナの目の前に向けて煙幕が巻かれる。
    ギギギギギーーー!
    車はセナを取り過去む人々数人振り払い、セナの前でスピンし停車する。
    アル「ごめんなさい、急な契約締結で、到着が遅れたわ。」
    車から、アルとハルカが降りてくる。
    アルは周りを軽く目で流すように見渡し、
    ハルカは、アルに近づこうとする者をショットガンで威嚇し、周りを牽制する。
    イオリ「この規則違反者共っ!何しに来たっ!」
    アル「そちらの、元部長さんの転校先から臨時雇われた、ゲッタウェイ・ドライバー兼護衛よ。」
    ムツキ「元部長さ~ん!こっちこっち~!」
    車内から、ムツキの声が聞こえる。
    セナ「では……」
    そう言って、セナは車の後部に乗り込むっ!
    イオリ「貴様らぁぁ!」
    イオリを気にせず、アルはマコトに近づく。
    マコト「我々も巻き込んで、随分と派手な登場だな、便利屋。」
    アル「あら、ごめんなさい。でも、丁度手間も省けたわ。議長さん、貴方にも良い話があるわよ。」
    マコト「ほほう……」

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:17:42

    このレスは削除されています

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:21:45

    アル「ウチのカヨコに投げてたオファーの件、
       本人から伝言『弊社に派遣料を言い値で払うなら派遣として来てあげる』だそうよ。」
    マコト「キキキ、最初からそのつもりだ。悪いようには扱いはせん。」
    アル「では、値段の交渉は後日。」
    マコト「あぁ。だた、その前に、行け、便利屋。
        その野暮用をとっと済ませてくれ。ロクに交渉ができん。」
    アル「そうさせてもらうわ。」
    マコト「しくじるなよ。全員地獄行きでは駄賃すら払えなくなる。」
    アル「ご心配なく。基これが本業よ。」
    アルは後ろで手を振り、助手席に乗り込む。
    イオリ「委員長が〇んだら、ゲヘナとかどうでもいいってか!この、薄情者っ!裏切者ぉぉおおおお!」
    そして最後に、周りに睨みを聞かせていたハルカが後部の乗り込み、ドアを閉めた途端、
    急転回し来た道を引き返していく。
    イオリ「お前らぁ!行けっ!裏切者を始末しろぉぉぉおおおお!」
    そう言うと、何処からともなく隠れていた、風紀委員の車が次々と便利屋達の車を追いかけていく。
    マコト「キキキ、隠れていた兵隊アリが出てきた、出てきた、¥。
        戦車隊!突撃っ!風紀委員会の車を全て撃滅しろっ!間違っても、先頭の便利屋を撃つな!
        万魔殿で元部長を盛大に送り出せっ!拘束部隊はイオリ共を拘束しろっ!
        イロハっ!良い話だっ!
        口約束だが、便利屋と業務締結を行った。これより、便利屋は我々の関係者だ、手厚くもてなせ。
        あと、金庫番に帳簿を引っ張り出してくるよう言っておけっ!」
    イロハ「はぁ……了解……全隊追跡開始」
    無線越しに効いてたイロハは気だるそうに突撃命令を出す。
    イロハ(締結って、まだ金額交渉してないでしょうに……。
        まぁ、この緊急時に招集の要請を出しても、自分の欲望を優先したいが為に拒否するような、
        状況もわからない、何処かの食べサークルの部長よりかは、マシかもしれないですが……
        まぁ、離れ離れで悲しむイブキを見ずに済んだ思って、良しとしましょう)
    イロハ「はい、右の部隊、もう少し広がって」

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:22:50

    一方便利屋の車内
    セナ「……ごめんなさい……ヒナ……皆さん……でも、私が行かなければ……先生が……」
    セナは顔覆い、今に泣き出しそうだった
    ハルカ「あぁ……わぁわ……。」
    ムツキ「大丈夫だって~!みんな、わかってくれるって~」
    アル「そうよ。セナ。きっと天国の貴方の友人もゲヘナの為、先生の為だって言うななら、
       多少の無茶でも快く送ってくれたわ。空崎ヒナはそう言う人間だったでしょ。
       まだ、旅は始まったばかりよ!しっかりしなさい!」
    その泣き言に慌てるハルカ、アルとムツキはセナを宥める。
    カヨコは、ハンドル片手に無線機のマイクを持って、話し出す。
    カヨコ「こちら、68、68。護衛対象を回収して、合流地点に向けて移動中。
        ただし、回収対象の身柄でゲヘナが風紀委員と万魔殿で内戦始めちゃって、
        風紀委員が私達を追い回してくるトラブルも発生中。
        とりあえず、万魔殿が阻止しよと追撃してもらってるけど、
        しつこい連中だから、境界線付近まで追ってきたら、悪いけど攻撃お願い。
        間違っても、万魔殿は撃たないでよ。今、ウチの太客だから」
    ??「C&C 00(ダブルオー) 了解、オーバー」
    そう言うと、乱暴にネルは無線を切る。
    荒野の真中で仁王立ちで車が来るのを待つ
    ネル「だってさ~、委員長さん。悪いけど、車が来たらお茶会はお終いな」
    後ろには、アウトドアの用の椅子と机が置かれ、
    その上に、いくつかのティーカップとお菓子が置かれてる。
    そして、ティーポットを持ったアカネが丁寧に紅茶を注ぐ。

  • 42二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:23:03

    ツルギ「キヒヒ……このお茶を飲み終えたら、この間の勝負の続きをしよう……
        どちらが、多く追撃者を潰せるか、競おうじゃないか……」
    ネル「いいな、それ、乗った!」
    アカネ「追撃が来ましたらね……」
    その言葉に苦笑いをするアカネ。
    ハスミ「マシロ、休憩後、いつでも援護射撃ができるよう、後方の部隊に準備させておいてください
        カリンさん、ゲヘナ側に境界線を超えたら、
        こちらで追撃者を対応しますので、追撃者から距離を取るよう連絡を取って頂けますか?」
    マシロ「了解しました」
    カリン「承知した」
    アスナ「ねぇ、それより~リーダー、飲もうよ?」
    そう言って、アスナはネルの前にティーカップを乗せたトレイをネルの前に出してくる。
    ネル「あのなぁ~……飲むか……」
    ここは、ゲヘナとトリニティの境界線。
    C&Cと大量の正義実現委員会がセナを乗せた車を待っていたい。
    カリン「こちら、C&C 02 対象を乗せた車がゲヘナから中継地点の
        トリニティ境界付近に向けて、順調に護送中。後、数時間で到着予定。
        ただし、トラブルで風紀委員会が対象の転校を阻止しようと追跡中。
        更に後方に風紀委員会を万魔殿が追撃中、
        先方に、境界線に近づいた段階で、風紀委員会との距離を取るよう連絡されたし。」
    セミナー生「こちら、セミナー本部。 了解。ご遺体の移送は現在、ヴァルキューレの安置所から搬送車に
          移送中、対象がミレニアムに到着しだい、エンバーミング出来るよう、処置室を準備しておく。
          また、風紀委員会の方は先方に距離を取るよう連絡する。オーバー」

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:30:40

    おつぅ・・・アスナ・・・

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:41:00

    実態をろくに把握できないままプレナパテスというイレギュラー事例に縋ろうとして、色彩の嚮導者の真実である「無名の司祭の傀儡」を自ら生み出そうとする姿はもはや滑稽よ
    動いてる子たち何にも知らないんだから無理ないけど

  • 45二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 22:46:41

    ヒナからの引継ぎもチナツによるサポートもない、イオリには酷な環境だよ
    残ったのはヒナから継いだ委員長の座と規則だけとなれば…こうもなる

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 23:19:50

    すごく面白い。

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 06:24:06
  • 48二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:36:31

    ほしゅしゅ

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 13:30:11

    哀れすぎて何も言えねえ,,,

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:47:43

    過激すぎるかもしれないが・・・
    「もういっそのこと〇ァーリ・ボ〇バで全員吹き飛んだ方が苦しまなくて済むんじゃない?」って思うようになってしまった・・・
    こんな世界どうしろと・・・

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 20:42:30

    つ「地球破壊爆弾」
    つ「銀河破壊爆弾」

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:50:42

    なんだこの...有刺鉄線でゆっくりと首を絞められている感覚は...

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 06:49:56

    >>47

    おまえに微笑まれると〇んでまうんだよっ!?

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 07:12:08

    これ世界の法則が変わってるとなると銃撃で死人が出るのも時間の問題か

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:23:00

    >>54

    時間の問題ではなく、既に死体の山が積み上がってるんじゃないかな

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 11:12:05

    すげえ超大作になってて草
    楽しませてもらってる

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 12:26:36

    めちゃ面白い
    見放された後の世界で各々行動してる子たちが大変良い

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 16:18:52

    渋かハーメルンでストーリーのまとめやんないかなぁ

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:56:37

    ほしゅ

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 02:29:59

    重いのにするする読める……不思議な感覚だけれど嫌いになれないな

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 08:44:25

    ほしゅ

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 09:43:20

    >>55

    銃撃による死者はキヴォトスの最後のアイデンティティを壊すものと思われるから他の死因が増えてきて恐怖と不安が最高潮になったそのときに満を持してただ1発の銃弾が肉を抉り骨を砕くのだろう

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:13:34

    ミヤコ「ぴょんこが銃撃戦に巻き込まれて死んでます。かわいいですね。」
    ―――――
    カンナ「はぁっ!!はぁ……はぁ……」

    カンナはその言葉に飛び起きる。
    カンナはよろけながら、ゴミで散らかった、部屋の中をふらつき、
    薄汚い洗面台に立って、顔を洗う。そして、徐に顔を見上げる。
    鏡にはいつの間にかどっと老けた、短髪の自分の姿が映る。
    時刻は5時頃。日は薄暗く未だ夜と呼べる時期だった。
    薄暗く対した明りも無い部屋からリモコンを探しテレビをつける。
    テレビは朝のワイドナショーが流れており、その日もガス事件の事を引っ切り無し放送する。
    しかし、その内容はどれも的外れで、いい加減な事ばかりを流し続ける。
    今になっても世間に先生の死もガスの原因も犯人すらも言えず、
    あまつさえ、キヴォトスのシステムが崩壊してる事すら公式発表できないままでいた。
    ふと、カンナは意識を自分の中へ向けて行く――――

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:13:46

    いまでも、あの言葉が抜けないままでいる。
    でも、あの言葉を聞いた時から、あの言葉が頭から抜けなくなったわけじゃない。
    最初の内は少し意識する程度の、傷に響く程度だった……。
    でも、時間が経つにつれ、ミヤコが壊れていくように比例して、
    徐々に、しみわたる様に、あの言葉がリフレインし、いつの間にか悪夢に化けるようなってた……。

    あの事故が終息した直後、いくら毒ガスを中和できたとはいえ、
    子ウサギ公園はあらゆるモノが毒ガスが染み込んでいて住める状態じゃなかった。
    そこで、私は行く当てのないミヤコを自分の部屋に泊めたのを覚えてる。
    しかし、あの時のミヤコはどこか、もぬけの殻でマトモに自分の事が出来る状態じゃなかった。
    それでも、私はあの事件の後始末に追われ、ミヤコを構ってやれる余裕が無かった。
    しかし、泊めて5日後だった。
    私が疲れて、家に帰った時、ミヤコが私の部屋のベランダから身を乗り出してる所をだった。
    私は、慌てて彼女を無理矢理ベランダから自分の部屋に引きずり込んでいた。

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:14:00

    カンナ「お前!何をやってるんだっ!」
    ミヤコ「……」
    カンナ「気をしっかり持てっ!」
    ミヤコ「…………て……」
    カンナ「?」
    ミヤコ「……行かせて下さいよ……」
    カンナ「お前……」
    ミヤコ「……先輩の所……サキの所に……ミユの所に……先生の所に!ぴょんこの所にっ!
        死なせてくださいっ!みんなところn」
    バシッ!
    カンナ「ふざけるなっ!!だからって、お前が逝ったら、誰が風倉を見るんだっ!
        お前が、お前が死んだらっ!アイツがひとりぼっちになるだろっ!
        それにな……それにな……私だって……一杯……死体を見て……」

    あの日、ミヤコを引っ張叩いた感触が今でも残ってる。
    それだけじゃない、あの時泣いた時の温度、ワーワーと泣く声、息遣い、抱きしめた感触、
    あの感触が未だに残ってた……。
    しかし、今に思えば、アレは本当に止めるべきだったのだろうか……
    それこそが、彼女を反って苦しめる結果に追い込んだのではないか……
    そんな事を考えていく内にm頭の中がグチャグチャになっていく――――

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:14:15

    ミヤコが自殺未遂を起こした次の日、ミヤコと二人で風倉のお見舞いに行っていた。
    生命維持装置に繋がれた、モエを見たミヤコは、最初泣いていたが、
    何かを決心したのか、そこからの彼女はとても、献身的に風倉の身の回りの事をし出した。
    ミヤコは連続で泊まり込み、風倉のそばを離れなかった。
    だが流石に3日も寝ずに動けば当然疲労が溜まるわけで、3日目にして、倒れて、処置室に運ばれた。
    その時は、堪らず無茶をするなと叱責して、説教して私の部屋に帰らせたのを覚えてる。

    それで、風倉の看病をみて数日後の事だった。
    病棟から職務宛に、風倉が目を覚ましと連絡を貰った。
    でも、あの連絡こそが本当の地獄の始まりだったと思う。

    最初、自分は自分が行きたいという感情を押し込んで、局員に風倉の様子を見に行かせた。
    だがその後、行かせた局員から現地様子の連絡を貰い、私は愕然とした……。
    風倉が生命維持装置を自ら外そうしたのであった。
    最初は、自分から外そうしたんじゃなくて、間違って外れたんだと信じようとしなかった。
    だが、後から知ったのだが……
    あの時の風倉は、自分の状況を把握出来ておらず、錯乱して無理に外そうとしたらしく。
    直接見たミヤコは、後に飛んでもない行動に出たを覚えてる。

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:14:26

    風倉が目を覚ました日の夜、私は目を覚まさない合歓垣のお見舞いについでに、
    風倉の様子を見に行った……。そこで私は、絶句した……

    モエ「……本……当に……大……丈夫、なんだよね……」
    ミヤコ「はい、大丈夫ですよ……先生も……先輩達も……
                      サキやミユも……別の病室で……」
    ミヤコ「『生きて』いますよ……」

    そんなやり取りを物陰から聞いてた私は、息を止め、手で顔を隠し戦慄した。
    ショックだった……なんで……そんな嘘を……
    その後、私は気が付けば、病室から出てくるミヤコを捕まえて、問いただしていた

    カンナ「お前……なんて嘘を……」
    ミヤコ「だって……仕方無いじゃないですか……あのまま、嘘をつかなかければ……
        モエが……モエが……また、生命維持装置を外すかもしれないのですよ!」
    カンナ「だからと言って、いずれバレる嘘をついてどうする!
        ぬか喜びをさせる方がもっと酷いって思わないのか!」
    ミヤコ「わかってますよ!でも……でも……貴方と違って……もう身内は……
        モエしか居ないんです……モエまで居なくなったら……私……
        私は……兎では……りません……だから……耐えられません……
        お願いします……私の……嘘に……付き合ってください……」

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:14:49

    そう、あの日ミヤコは、風倉を宥める為、咄嗟にとんでもない嘘を着いていた。
    これが、あの子を結果的に破滅に追い込んだ……。後に引けなくなってい状況になっていた……。

    そんな、追い詰められ具合に圧倒され、私も流されるがまま……
    私もその日だけ、ミヤコはの嘘に、付きあってしまった……。
    それ以来、ミヤコは風倉の前で嘘を続けた……。私も止めもしなかった……。
    それどころか、質が悪い事に、風倉を何とか生かそうとしている
    医者までもがその嘘に乗っかってしまった……
    そんな状況に、私は耐えられず、風倉の前に姿を見せるに抵抗してしまった……
    しかし、そんな嘘、直ぐに着き続けられる訳でもなく、
    下から捜査が出来ないと突き上げ食らった事もあり、嘘を隠し通せなくなってしまった……
    それが、「嘘だと」言わざるを得なくなった、感じた日、
    私は初めて、家中のモノをひっくり返して大暴れした……。
    もうどうしていいか解らず、ムシャクシャの果ての行動だった。
    一晩、暴れ、悩んで、それでも結論が出せず……結局、言わない事にした……
    でも、それが間違いだった……。というより、私の悩みは結局無意味になってしまった……

    局員「既に亡くなられてます」

    告げた後、風倉の容態は急変した……過呼吸を起こし、引き付けを起こしてた……
    入る前、局員にも、生きてるよう対応してくれと……散々申し送りしたのにだった……
    しかし、結局、局員は口を滑らせた。基、最初から話すつもりだった。
    当然、医者に怒られた……それに対し、私も部下に叱責をした……
    しかし

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:15:11

    局員「いい加減にしてください!出鱈目な茶番に付き合って、
       こちらまで嘘をついてたら、最悪、証言を強要したことなって、それこそ捏造になる!
       そんな事、規則を一番重んじて来た局長がご存知だったでしょうが!
       それなのに、トンデモない嘘ついて、どうするんですか?!
       トップが正常な判断が出来ない部下の身にもなってくださいよ!
       第一、医者も医者だ!人を助ける為、どんな大義が通るとお思いですか?!
       残酷な嘘をついて!こんなの倫理違反だ!
       それ以前に!ガス事件の容疑者でもある人物に優しくする義理立てななど無い!
       そうでしょうがっ!」
    ぐうの音も出ない正論だった……。
    今までの私なら、確実に取っていた冷酷な判断。しかし、今の私には出来ないでいた……。
    一体、何時から腑抜けてしまったのだろうか。自分自身に絶望した。
    それに、現場もあの事件以降、疲弊していいて、関わる人間みんなが一杯一杯だった……。
    そん状況下で、言われても仕方ないと、そう思った。それな事実にまた絶望してしまった……。

    結局、医師と局員で大いに揉めて、それ以降の聞き取りは望めなくなってしまった……

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:15:24

    その二日後、私はこっそり……風倉の様子を見に行った……合歓垣のついでだった……
    相変わらず、生命維持装置をつけたままの風倉と二人きりだった……。
    息も絶え絶えで、弱々しい声で風倉が話しかけてくる。

    モエ「……そうか……ミヤコ以外……か……」
    カンナ「すまない……すまない……」
    モエ「ミヤコ……全然……言って……くれなかったな……」
    カンナ「……」
    モエ「本当は……うっすら…わかってけどさ……」
    カンナ「……」
    モエ「ねぇ……局長?……コレ外したら……サキたちの所……行けるかな?」
    カンナ「やめろっ!いくな……行くな!冗談でも……やめてくれ……
        月雪が……一人になる……」
    モエ「……ごめん……そうだよね……」

    結局……その二日後だった……アイツの破滅的な性格の事も考えたら……
    結局、外す選択肢が出るのも仕方がなかった……
    自分で外しての……自殺だった……。

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:15:34

    その、次の日だった……ミヤコがおかしな言動を取るようになったのは……

    ミヤコ「おはようございます。局長。今日ですね、サキが―――」

    その日を境にミヤコは先生が……先輩が……仲間が……生きてるかのように、振舞いだした……
    最初は、風倉が死んだから、着かなくていいと伝えた。
    それでも、彼女は全然話をッ来てくれなかった。
    それでも、何かの悪い冗談だと思って、叱責もした……でも、ダメだった……。
    自分の見ている光景と現実との差が生まれう度、ミヤコは叫び……壊れ……
    また、叫んで……暴れて……時間が立てばまた、居たかのように振舞って……
    そんな、負のループとも言える、悪循環をひたすら繰り返していった。
    それ処か、ドンドンと精神状況は悪化して行った……。
    次第に、そこら辺の公園でキャンプをし始めた……
    道具もいつの間にかかき集めて……武装までし始めた……
    近所の目を無視し、勝手に訓練を始め、気が付けば、周りから恐れらえるようなった……。
    それでも、彼女をなんとか、しようと、公園に行っては、フォローを居れ続けた……
    でも、結局、病状は悪化していき……私、自信も耐えられなくなり―――――

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:15:48

    ミヤコ「カンナ局長、来ていたのですか?
        ほら皆さんも、挨拶してください
        この間の件は、ありがとうございました」
    カンナ「……」
    ミヤコ「どうされたんですか?私の元気が無い様ですが?
        ぴょんこを撫でますか?」
    カンナ「……」
    ミヤコ「なにか、私達に言いずらいようでしたら、
        そこにいる先生に」
    カンナ「っ、いい加減しろっ!
        先生もお前の部下も……みんな……みんなっ!」
    ミヤコ「やめてください!みなさんに何て事するんですかっ?!!」

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:16:00

    ひとしきり、大喧嘩した後、彼女を見放してしまった……。
    結局、ミヤコは近所で乱痴気騒ぎを起こして、隔離病棟に収容された……。
    当然だ……もう、正しく現状を理解してなかった……。
    何より彼女を、可哀そうにしたのは……犯人の存在だった……。
    偏った思想に傾倒したテロリスト……。
    元SRTの境遇だった彼女だけ、何とも言えない皮肉なっていた……。
    本当なら檻越しの彼女に、伝えて助けを求めていたのかも知れない……
    ひょっとしたら、気付かなかぬ間に、勝手に情報を抜いて、
    勝手に解決してたのかもしれない……でも、その檻越しの
    ゲージ越しの兎では、その願いすら、叶わない……
    話した所で、今の彼女の見えてる光景には普通の日常が流れてて、
    事件なんて無くて……先輩たちと仲間と先生と……平穏な時間を過ごしてて……
    消して、今の彼女前には犯人の事は語られる事は無かった……。

    もう、そんな、何も知らない壊れた幸せを享受した痛々しい彼女と……
    対するように不愉快現実を叩きつけられ崩れていく私の日常の中で、
    私の精神は体共々、とっくに限界だった……。もう、耐えられなかった……。
    壊れたいのは私だった……もう、いっそ、壊れてしまおうかと考えたたら……。
    そんな、妄想が頭の中を支配し始めた頃、私は階段から転げ落ちた……。

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:16:18

    ――――気が付けば朝の7時。割れたスマホの画面には
    『リマインド:職務続行審議会 11時~』と表示されてる。
    カンナ(ダメだな……こんな事ばかり考えて……)
    散らかった机にはいくつもの書類が散らばっている。
    そしてその中に―――

          辞 令

            尾刃 カンナ 殿

    審議の結果、XXXX年XX月XX日付で
    公安局 局長を解任とする。
                 以上

    ヴァルキューレ警察学校
              連邦生徒会


    そんな文章が乱雑に置かれる。
    カンナ(今日で……私の今後の処遇改善が決まるだったな……クビ、だろうな……)
    そんな事を考えながら、カンナは処方箋で貰った薬を飲む。
    あぁ、これで終わりだと……


    そう、思ってた……

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:16:31

    アリウス兵「見ろっ!これが『色彩』だっ!『反転』だっ!『恐怖』だっ『絶望』だっ『死』だっ!
          我々の悲願が成就したぞ!」
    目の前に、赤黒い、影のような存在が熱気とオーラ発し、私の前に相対している
    それは、兎の耳を生やした人型で、赤い目で私を睨んでいた。
    カンナ(そうか……これが……『恐怖』なのか……)
    そして、その異質で歪で異常な存在は、とてもとても高い、悲鳴のような雄叫びを上げる
    カンナ(……ズルいじゃないか……私だって、これくらい壊れたかったさ……なぁ……)
    カンナ「……ミヤコ」
    あんなのは、終わりでは無かった……。本当の終わりはこれからだった。

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:39:14

    終わりだ......

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:48:40

    ミヤコが壊れていく過程のがつれえ・・・

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:55:41

    美しい。

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 12:16:49

    トンチキなスレの出だしからよくここまで大作を生み出したものだ

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 13:11:06

    これはちがくて...別にそんなつもりでスレ建てたんじゃなくて...ただちょっと面白いかな〜って思って建てただけで...そんな伸びると思ってなくて...名もなき文豪も現れて...だから私のミスじゃなくて...でもすごい面白いことになってて...

  • 81地下生活者24/09/11(水) 14:41:08

    ウオオオオオオオーー!

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 15:29:54

    >>80

    お前のミスでした

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 15:33:46

    >>80

    ダイス神が荒ぶりすぎたんや・・・

    あそこまでやるとはね

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 16:50:18
  • 85二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 18:26:57

    ほし

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 21:29:00

    ほしゅ

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 22:11:13

    ああ、XKクラスシナリオが発生してしまいました。
    あなたのミスです、連邦生徒会長。
    さて、CKクラスシナリオを起こす準備はできていますか?

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 04:22:22

    とある資料の報告録

    留守録は107件です。
    ピーーー
    1件目 XX月XX日 11時23分です。
    ピッ
    モモイ「もしもし、ユウカ?ゴッメ~ン!
        今日、用事があったの忘れてて、部室行けないや!
        だから、資料の提出は明日するね!それじゃあって、アリスっまっt」
    ピッピッ
    17件目 XX月XX日 17時43分です。
    ピッ
    モモイ「もしもし、ユウカ……。
        え~と、ゴメンね。何か今日、帰れそうに無いかも……。
        春葉原から出れなくて。
        だから、明日の件だけど……別の日に出来ないでしょうか~……。
        兎に角、ゴメン!それじゃあ!」
    ピッピッ
    58件目 XX月XX日 21時58分です。
    ピッ
    モモイ「え~と……ユウカ……大丈夫?……、怒ってないよね……
        今日、全然連絡取れないから……。
        なんか、電話できるようになったら、連絡頂戴……的な~……エヘヘ……。
        今日、電車動かなくて、帰れそうに無いから、
        みんなで、XXXホテルで泊まる事にしたの。
        ヒナさんも一緒の予定だから、学校には出先で宿泊って事にしておいて……
        よろしくね!」
    ピッピッ

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 04:22:34

    102件目 XX月XX日 03時42分です。
    ピッ
    モモイ「……ヒック……ヒック……」
    音声からノイズ音がする。
    殆ど、すすり泣く声とノイズのみだが、
    時より遠くで誰かが喋ってるような声が聞こえる。
    モモイ「……ヒック……ユ……ユウ……カ……。
        あのね……ヒック……そのね……どう……しよう……。
        ユ……ユズがね……ヒック……んじゃった……
        今ね……帰れなく……たから……電車……待ってたら……
        電車がね……突っ……込んできて……ユズ……潰され
        ちゃった……それでね……ヒナさんに……頼もうしたけど……
        ヒナさんもね……死んでてね……ヒック……アリ……ス……
        ユズから……動かないくて……ミドリも……動かなくて……
        でも……お姉ちゃん……だから……どうしたら……いい……
        電話……ちょう……だい、よ……ウゥ……ヒック……」
    ピーーー
    録音を再生しました。


    この音声はセミナー、会計の早瀬ユウカさんより提供して頂いた、
    スマホの留守録音声です。
    事件当日、ユウカさんはスマホを忘れ、
    その翌日のスマホを取りに行った時に残された音声との事でした。

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:02:17

    うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:05:39

    >>75

    先生を初手でヤったのは大正解でしたね…

  • 92二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:06:15

    >>91

    さんきゅー地下ップ


    ファッキュー地下ップ

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:12:00

    ンン?こ、これは!思ったよりも重いくもらせではありませんか!

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:57:12

    死の耐性がほんの少し弱まるガス兵器って普段は何ともないけど運悪いと突然防御力0になるタイプか
    マジでミンチになったんだろうな

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 09:00:37

    このレスは削除されています

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 09:01:15

    >>94

    ユズおろしってかガハハ

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 09:16:04

    >>96

    処刑

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 09:37:35

    >>96

    人の心

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 10:59:19
  • 100二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 10:59:41

    >>96

    君消す~

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 11:03:18
  • 102二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 11:32:27

    >>96

    たったの5文字でここまでやばいのもはや才能だろ

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:00:35

    ほしゅ

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:13:44
  • 105二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:38:07

    先生を色彩に…ってクロコが黙ってなさそう
    まさかもう諦めて滅ぼす側に回ってる?

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:09:14

    >>89

    え!?

    アリスとミドリも?!?

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 22:10:49

    >>106

    ユズから動かないってことじゃないかな...

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 01:44:12

    ここまで前のめりで楽しませて読ませていただきました。
    続きの構想がございましたらぜひ見たいです。楽しみにしています。

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 06:38:13

    朝の保守

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 07:30:07

    前スレ65の手記とか、>>88 >>89の留守電とか、正直ストーリーを読むより心が締め付けられる

    特に手記すき……胸が痛いよ……

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 17:48:00

    ほしゅ

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:01:42

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 06:58:03

    保守

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 15:26:18

    このレスは削除されています

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 16:26:07

    供給...供給...

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:22:41

    保守

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 03:59:07

    このレスは削除されています

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:17:25

    保守

  • 119二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:21:44

    ほし

  • 120≠124/09/16(月) 00:02:46

    「広域スクリーニング完了。ニュース記事より、新たな死傷者が発生した可能性を確認。ゲヘナ・トリニティ境界付近での武力衝突を確認。SNSの投稿より、戦闘は万魔殿と風紀委員会によるもの……付近で正義実現委員会とC&Cの目撃情報……?また――いえ、これは……」
    「連邦生徒会議事録より、先生の遺体のミレニアムへの移送を確認」
    「……理解。少なくとも、推測しました。“先生”と同種の技術による遺体の保全……及び、蘇生。ですがっ――」
    「懸念。ホシノさんの例とs――いえ、とにかく……生徒さんたちと死との距離が近くにあることは、神秘の反転や色彩との接触を誘発する危険性が……」
    「……」
    「しかし……諦観。アロナ先輩はずっと眠ったままです。私にはこのまま見ていることしかないのでしょうか……」

    (勝手な三次創作御免。邪魔なら言って)

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 06:31:17

    ほし

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 06:38:20

    >>120

    これは誰誰?

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 14:04:16

    >>122

    無力感に苛まれているプラナちゃんです。かわいいですね

  • 124二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 20:12:14

    s、、、は多分シロコか

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 00:43:15

    >>123

    人の心無いんか?

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 06:42:05

    ほっしゅ

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:57:04

    >>123

    かわいいですね(虚無)

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 18:52:51

    何か、何かプラナちゃんでも出来ることは無いのか!?

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 20:36:06

    >>128

    そこになければないですね(無慈悲)

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:46:18

    ど う し て こ う な っ た

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:48:24

    >>130

    そりゃ地下のあの野郎が変なテクスト撒いたせいでしょ

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 07:07:06

    全部あいつのせいだ

  • 133二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 07:12:50

    愉悦・・・

  • 13412024/09/18(水) 16:24:53

    「……やはり、到達不能ですね。――この経路なら……パケットロスト、ダメでしたか……」
    「現状の把握が困難。主要な情報フィードがアクセス不能。直近1週間のキヴォトスの状況が不明です……」
    「原因はネットワークの不調でしょうか。クロノス、モモグループ、ヴァルキューレ、連邦生徒会などのサーバーが同時多発的にトラブルを?それとも、先生の死による行政権の麻痺が、そこまで進行して……?」
    「しかし、どれも実際に起こるとは考えづらいです……」
    「まさか――まさか、本当に……?既にキヴォトスは――ですが、そんな……早すぎますっ――。私たちのときは少なくとも3ヶ月は保ったのに……」
    「っアロナ先ぱ……いえ、私が、何とかしなければ……でも……」
    「どうにかして、外部との接触を取り戻さなければ……しかし、どうすればいいのでしょうか……」
    「誰か……先生……アロナ先輩……先生っ……」

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 16:43:55
  • 136二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 20:41:09

    >>135

    処刑しろ

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 03:53:23

    保守

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 07:25:01

    >>134

    ああ・・・

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 17:16:05

    ほっしゅっしゅっ

  • 140二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 18:34:49

    スレ主...もしかしてホスト規制か?

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 23:22:46

    ほしゅ

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 08:04:55

    出勤前ほ

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 16:34:40

    >>140

    ここのスレ主は規制かかってないぞ

    SS書いてる人が規制かかっているかは知らないけど

  • 144二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 00:13:35

    寝る前の保守

  • 145二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 08:21:25

    いじするぜ

  • 146二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 19:16:46

    公安局員「お久しぶりです……流行病で……倒れて……休職してました……今日復帰したんですが……空が赤いですねぇ……」

  • 147二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 19:18:35

    ああなるほど…無理はしないでくださいね……

  • 148二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 19:36:17

    >>146

    俺たちはいつまでも保守し続けるぜ!この物語が終わるまで!

  • 149二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 22:14:37

    保守

  • 150二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 01:23:10

    >>146

    おわあ、マジですか

    お大事になさってください

  • 151二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 08:14:51

    え?cの字?(汗
    ご、ご養生を・・・

  • 152二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 08:32:36

    >>146

    ああ成程、、、

  • 153二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 18:48:41

    保守

  • 154二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 20:44:34

    念の為ほ

  • 155二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 06:56:13

    朝のめざめー

  • 156二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 13:31:29

    これ現行のssだったのか
    楽しみにしてます

  • 157二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:01:03

    とある、夕方の病室。
    キリノ「フブキ、今日も来ましたよ。」
    そう言って、キリノは少し重たいスライドドア開け、見晴らしのいい病室に入る
    フブキ「シュコー……シュコー……」
    病室のベットには、ガス事件のあの日以来、寝たきりのフブキの姿が寝ていた
    キリノ「今日はですね、スズランの花を花を持ってきました。
        取り換えちゃいましょうね。」
    そう言って、キリノは枯れかけのガーベラの花瓶を持ち、洗面所へ向かい、
    水を入れ替え、スズランの花に差し替える。
    そして、その花瓶を再び、元の飾ってあった場所に置く。
    キリノ「今日もいい天気でしたね。少し空気を入れ変えましょうか」
    そう言って、彼女は病室の窓の開ける。
    そのあと、彼女は病室の椅子に座り、フブキ右手を両手で包み込むよに握る。
    キリノ「……」
    そう言って、キリノは無言のままフブキを見つめる。
    フブキは顔色変えず、無表情のまま目を瞑る。

  • 158二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:01:33

    キリノは何かを考え、重い口を開く。
    キリノ「あのね……カンナ局長……辞めるですって……局長……心労が祟って……
        倒れちゃったて……もう、復帰できそうになくて……
        昨日、辞表書いてる所見ちゃっいまして……」
    キリノはフブキを眠るフブキに少し顔を近づけて、改まるように話しかける。
    キリノ「それで、局長に迫っちゃって……『なんで、辞めちゃうんですか?!』って
        そしたら、局長、泣きながら『もう、私の手に負えない。
        私は所詮マトモに責任も義務も負えない、未熟者の少女だった。』って……
        本官は……どうすれば……どすればよかったのですか……ボロボロの体引きずってでも、
        現場復帰したったのに……できなくて……そしてら、局長壊れちゃってて……
        それで……それで……」
    キリノは今にも、心の奥底から感情の何かを吐出しそうな泣き顔で、フブキに話続ける
    キリノ「本官……あの日以来……体調が優れないままで……体が動かない時があって……
        お医者さんに……現場復帰はもう諦めろって言われちゃって……こんな時だから……まだ
        動ける同士、支えなきゃいけないのに……なのに……ミヤコさんもね……
        もう……マトモな生活ができなくて……
        あのですね……フブキには……いい話したかったですけど……
        もう、現場は疲弊が酷くて……事件に対して……全然、麻痺してて……
        毎日、病院行くたびに……辛そうな同僚を見かけるのが……多くてでしてね……」
    キリノはフブキのベットに顔を突っ伏す。
    キリノ「起きてください……お願いします……もう……誰に……誰に助けを求めれば……誰に……
        ウゥ……」
    そして、等々キリノは泣き出してしまう。
    しかし、無情にもキリノ鳴き声だけが病室に響くだけで、フブキは起きる事も無く、
    ただひたすら、日だけが傾いていく。
    気が付けば、部屋は薄暗く、夜になろうとしていた。
    まもなく、面談の時間が終わり、夜になる。
    キリノ「グスン……ダメですね……フブキの前ぐらいは、笑顔でないと……ゴメンなさい……」
    キリノはそう言って、部屋の電気を着け、枯れ掛けのガーベラを片づけ、
    フブキの身の回りのモノを少し整理してから、窓を閉る。

  • 159二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:01:44

    キリノ「フブキ……また、来ますね……」
    そう言って、キリノは病室のドアを静かに閉める。
    そして、エレベーターのエントランスに向かいエレベーターを待ってる時だった
    バチン……
    キリノ「?!」
    急に病院内の灯が落ちる。
    看護師「大変です!停電しました!」
    医師「急いで、機器のチェック!予備電源に切り替わってるか確認しろ!」
    ズドーーーン!ガッシャーーーン!
    次の瞬間、爆発音が鳴り、一部の窓ガラスが割れる。
    看護師「キャーーー!」
    医師「大丈夫か?!急いで状況確認!!」
    その突然の光景に暫く動けなくなっていたキリノだったが、
    ハッと何を思い出すと、急いで元来た道を駆け戻る。
    ドンッ!
    キリノ「フブキ!」
    急いでフブキのいる病室のドアを強引に開け、フブキの所に掛け寄る。
    フブキ「シュコー……シュコー……」
    しかし、相変わらず、フブキは出て行った時と変わらない様子で寝ており、
    生命維持装置も何事も無かったように問題無く動き続けてる。
    フブキ「……はぁ~……」
    キリノは大きな溜息を着きホッと胸を撫で下ろす。
    後ろから看護師の声が聞こえる。
    看護師「907号室の合歓垣さん問題ありません!」
    医師「よし、そっちのは大丈夫だ、他のエリア確認して」
    看護師「はい!」
    ドタドタと看護師が掛けてく中、無機質な声でスピーカーから警報が鳴り始める。
    放送「火事です。火事です。北棟別館1階で火災が発生しました。近くにいる方は避難してください。」
    看護師「先生!隔離病棟が!」

  • 160二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:01:57

    キリノ「……!! ま、まさか……」
    その言葉に一瞬、反応が遅れるが、『隔離病棟』という言葉から
    そう時間がたた無い内に嫌な焦れが脳内を駆け巡る。
    そして、再びフブキの病室を出て、キリノは割れた窓の方へ進み、窓の外を見る。
    そして、キリノは愕然とする。
    窓の外は病院の敷地が一通り見渡す事ができる。
    そのなかで、奥ほうに、どの建物から屋根が繋がっておらず離れた建物から黒煙が立ち込めている。
    その黒煙の立ち込める足元に目を向けると、そこには本来無機質なコンクリートの壁がある場所に
    崩れた鉄筋が剥き出しになって、人が数人入れるぐらいの大穴が開いており、
    そこから、煙が立ち込めていた。
    キリノ(たしか……あそこって、ミヤコさんが……あ、アレは!)
    開いた穴から、次々とガスマスクを着けた生徒数名が穴の中に入っていく姿がみえる。
    その姿は正に、ガス事件捜査本部が追っていた、犯人たちの姿そのものだった。
    キリノ(ミヤコさんを狙って……マズい!急いで本部に……あっ……)
    キリノは本能的に普段は身に着けている、無線マイクに手が行き、
    応援を呼ぼうとしてしまう。
    しかし、自分の恰好が何時もの仕事の恰好でない事を思い出し、理性を取り戻す。
    ズドドドドド ズドン!
    そうしているうちに遠くの方から銃撃音が鳴り始める。
    キリノ(ど、どうしましょう……わたし……無線持ってないんでした……
        急いで、連絡しないと……!!)
    あたふたするキリノに更に目に信じられない光景が映る。
    そこには、大きく開いた穴からボロボロの病院着姿でフラフラと出てくる生徒の姿、
    ミヤコの姿だった。遠くから見るその姿は、どことなく虚ろな姿をしていた。

  • 161二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:09:24

    ミヤコぉぉ!

  • 162二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:17:56

    あ、あかん…

  • 163二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:43:30

    今のミヤコの状態考えたらまじでまずい

  • 164二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 21:03:00

    我々に残されしもの

  • 165二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 07:08:28

    朝の保守です...

  • 166二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 18:01:04

  • 167二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 22:17:56

    寝る前

  • 168二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 07:05:08

  • 169二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 17:25:03

  • 170二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 20:58:01

    おやすみほ

  • 171二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:45:25

    ほほほい

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています