🎲よいこのSEEDおとぎ話『白鳥の湖』【CP注意】

  • 1二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 15:30:43

    「むかしむかし、あるところにdice1d2=1 (1) がいました。


    1.キラという心優しい王子様

    2ラクスという美しいお姫様


    (※元ネタやダイスの都合上、キララクやそれ以外のCP要素が含まれる可能性大です。ご注意ください)

  • 2二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 15:31:25

    新作だやったー

  • 3二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 15:32:32
  • 4二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 15:45:15

    キラはその日、近侍のdice2d31=2 14 (16) を連れていつものように湖のほとりで散歩をしていました。

    のんびり気ままに歩いて満足したキラがさあ帰ろうと2人に声をかけたその時です。空が突然暗くなり、悪魔のdice1d3=3 (3) (1.クルーゼ 2.オルフェ 3.アウラ)が姿を現しキラの目の前へと降り立ちました!

    (近侍は登場済みキャラと数字が被ったら+1)

  • 5二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:23:37

    近侍が凄く頼れてそれっぽい
    そして悪魔はもっとそれっぽい

  • 6二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 18:22:34

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  • 7スレ主24/09/07(土) 18:51:34

    アウラが現れた途端美しかった湖の周りは一気に荒れ果て、それを見たアスランとアーサーはすぐさまアウラを警戒しキラを守るように前へと飛び出します。


    「ようやく見つけたぞ、ユーレンの息子め」

    「ユーレン…?僕の父の名前はハルマ・ヤマトです。人違いじゃありませんか?」


    聞き覚えのない名前が出てきて困惑するキラの表情を見て、アウラは少し意外そうに目を丸めました。


    「なんじゃ、もしやまだ何も知らされておらぬのか?哀れなものじゃ…しかし、おぬしの父親は随分と妾をコケにしてくれたからのう。死に逃げしたあやつの代わりにおぬしがその報いを受けよ!」

    「っ!逃げろキラ!!」


    アスランがそう叫ぶのと、アウラが手に持っていた扇を三人に向けたのはほぼ同時でした。

    途端に禍々しいオーラが広がり、一気に3人を飲み込んでしまいます。


    「うわああああああ!」


    するとどういう事でしょう、キラ達の姿はみるみるうちに人間からdice1d2=1 (1) へと変わっていってしまいました!


    1白鳥

    2MS

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 19:08:53

    悪魔がアウラでオデットがキラ、ジークフリートがラクスとなるとオディールの配役オルフェでほぼ確定じゃねーか!

  • 9二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 19:24:38

    3人とも白鳥になったか……
    アーサーがどうやって戻るのか展開が楽しみ

  • 10スレ主24/09/07(土) 20:11:58

    その出来事から数ヶ月後、隣国のお城では姫であるラクスの誕生日を祝うパーティーが開かれていました。
    様々な人達から祝いの言葉を送られラクスは笑顔で対応しますが、その胸中は決して穏やかなものではありません。
    何故なら、今回の誕生日でラクスは結婚が可能な年齢になったからです。

    ラクスの父のシーゲルは、娘に早々に婿を迎えて王位を継承してもらう事を望んでいました。
    王族という立場上仕方ない事ではあるのですが、ラクスも年頃の少女。恋愛にはそれなりに夢を見ていて、政治的側面の強い結婚に抵抗があるのも当然と言えば当然でしょう。

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 23:36:09

    このレスは削除されています

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 09:18:47

    選択肢🎲がまともじゃないやつ全部避けてて笑う

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 09:25:29

    正直MSになった3人(特にアーサー)は見てみたかった気がする…(どのMSになるのか気になる的な意味で)

  • 14二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 09:27:05

    ダイス神は今回マトモな運命をお望みだ

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 09:31:08

    >>13

    キラはフリーダム系列かなって思いつつ

    ズゴックと化すアスランがよぎってだめだった・・・

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:03:21

    このレスは削除されています

  • 17二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:08:10

    このレスは削除されています

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 21:15:27

    飛んでいくMS(日常風景)を追いかけるラクスはちょっと面白すぎるので白鳥のままでよかった
    MS版も見たい気持ちはあるけど絵面がノイズすぎる

  • 19スレ主24/09/09(月) 00:32:18

    白鳥を追いかけたラクスは、やがて荒れ果てた湖のほとりをへとやって来ていました。

    この辺りに湖があったのは知っていましたが、はたしてこんなに荒れていただろうかと内心首を傾げていると、先ほどの三羽が湖を泳いでいるのを見つけました。


    暫くの間白鳥が優雅に泳ぐ様子を静かに眺めていたラクスですが、不意に湖畔の小さな聖堂の廃墟が不思議な光に照らされます。

    それにラクスが驚いていると、湖を泳いでいた三羽のうちの一匹……頭に王冠を乗せた白鳥が聖堂の中へと入っていき、その光を浴びるやいなや、1人の青年へと姿を変えていきました。


    その青年を見たラクスはdice1d3=1 (1)


    1.息をするのも忘れてその青年の姿に見惚れていました。

    2.バチクソ好みのイケメンですわ!!と内心大フィーバーしていました。

    3.想像の範疇を超えた非現実的な出来事に思わず失神してしまいました。

  • 20二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 00:35:39

    🎲はまともな物語をお望みだ!

  • 21スレ主24/09/09(月) 11:50:32

    「あれ、君は…?」


    ラクスがいる事に気付いたキラに声をかけると、ラクスは慌ててお辞儀をしました。


    「驚かせてしまい申し訳ございません。私はラクス・クラインと申します」

    「え、ラクス…!?」

    「?ええ、そうですが…すみません、どこかでお会いした事があったでしょうか?」

    「い、いや、そうじゃなくて……あ、僕はキラ・ヤマトです」

    「キラ!?」


    今度はラクスが驚く番でした。キラ・ヤマトといえば、数ヶ月前に行方不明になった隣国の王子様の名前です。

    お互いに名前は知りつつも実際に会った事はありませんでしたが、まさかこんな形で顔を合わせる事になるなんて…と、なんとも奇妙な巡り合わせに2人はただ驚くばかりでした。


    「その……キラ様は、どうして先ほどのようなお姿に?」


    ラクスがそう尋ねると、キラは「キラでいいよ」と言った後にぽつりぽつりと事のあらましを話し始めました。


    近侍達と湖のほとりで散歩をしていたら、突然現れた少女の姿をした悪魔に近侍共々白鳥の姿に変えられてしまった事、そしてそれ以来夕方から夜の間のみdice1d2=2 (2) (1.キラだけ 2.三人全員)元の姿に戻れて、朝と昼は白鳥のままだという事。


    その話を聞いたラクスはどうにかしてキラ達を助けたいと思い、

    「私に何か出来る事はありませんか?」と問いました。

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 14:41:52

    元の姿ってどの辺りまでだっけ?服装の方で

  • 23二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 17:31:55

    舞踏会にはラクス姫のお友達枠でカガリ姫も来てるんだろうか

  • 24スレ主24/09/09(月) 21:49:42

    「え?」

    「差し出がましいようですが、少しでもお力になれるのであれば協力したいのです」


    この時のラクスの心情はdice1d100=11 (11) (1に近いほど純粋な善意、100に近いほどキラへの無自覚な恋慕からくる献身)で、キラの手を握って真摯に訴えかけます。

    対するキラは手を握られた事に僅かに頬を染めながら、何かを躊躇うかのように視線を彷徨わせます。


    「そうは言っても、君が協力できる事なんて何も──」

    「一つだけあるだろう。彼女が協力できる確実な方法が」

    「!」

  • 25スレ主24/09/09(月) 21:51:09

    突然聞こえた新たな声にラクスが視線を向けると、そこには凛々しい顔立ちの青年とどこか頼りなさげな雰囲気の男性が立っていました。


    「貴方達は…?」

    「近侍のアスランとアーサーだよ。僕のせいで彼らも呪いに巻き込まれてしまって…」


    キラがそう言うと、アーサーは慌てたように声を上げます。


    「何度も言ってますが、キラ様のせいじゃありませんよ!」

    「そうだ。過度な自責は却って傲慢に見えるぞ」


    アスランの言葉はアーサーと比べて酷く冷淡ですが、その言葉の中にはキラへの気遣いが確かに感じられて、またキラもそれを分かっているからか苦笑まじりに「そうだね、ごめん」と返していました。


    「あの、それで私が協力できる事とは…?」

    「…俺達もただ無為にこの数ヶ月間を過ごしてきたわけじゃない。日が昇っているうちにあちこちを飛び回って情報を集めて、それで先日ようやくこの呪いを解く方法を見つけたんだ」


    アスランはそこで一度言葉を区切ると、改めてラクスに向き直り真剣な表情で告げます。


    「呪いを解く方法……それはズバリdice1d3=3 (3) だ」


    1.乙女による永遠の愛の誓い

    2.最愛の人からのキス

    3.愛し合う相手とのロマンティクス

  • 26二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:55:01

    よいこ……よいこ???

  • 27二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:57:24

    よいこ!?
    そんでキラとアスランはまあ相手いけるだろうけど
    アーサーどうすんだ!?

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 21:57:36

    すまん草
    アスランが真剣な表情で言ってるのも面白いわ

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 22:03:22

    …アスラン得して無いかこれ
    カガリとはまだ出会ってない可能性もあるのか

  • 30二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 22:12:55

    元のお話だと王子様の呪いが解ければお付きの人達も一緒に解放されるんだったかな
    あと🎲スレで出てきてないキャラの話をあんまりするとお話考えるスレ主さんが苦しくなるかもしれないから程々にな

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 22:17:32

    レダと白鳥?

  • 32スレ主24/09/10(火) 06:12:19

    >>25

    今の心境↓

  • 33二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 07:33:51

    キララクロマンティクスで呪い解けるでよろしい…のか?
    個別だとハードル上がりすぎな気がするのは気のせいかな…カガリでてきてないし、アーサー誰と?状態だし
    アスランがカガリ以外にアプローチしてること想像できないんだ…それ以上にアーサーマジで誰と?
    スレ主ダイス神とバトルされるのでしょうかそれとも…

  • 34二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:45:47

    そもそもどこまでロマンティックス描写するかでは……?(スレ主的にお遊び枠で入れた選択肢をダイス神当てちゃった感じ…?)

  • 35二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 09:49:26

    閲覧注意はいってないし
    アーサーとかアスランあたりまで描写すると
    話が横道にそれそうだし
    ぼんやりキララク書いて呪いとけましたなのかな?
    人魚姫といいよいこのおとぎばなしでロマンティクスあてて笑ってしまったけどww

  • 36スレ主24/09/10(火) 11:42:12

    (やべえ…トンチキ原作破壊ルートフラグが…)


    「はい?」

    「聞こえなかったか?ロマンティクスだ」


    再度そう告げたアスランの表情は至って真面目で、それが冗談ではない事を雄弁に物語っていました。


    「……えっと、すみません。本当に、本当にそれ以外に方法はないんですか?」

    「俺達が調べた限りこれが唯一の方法だ。さっきなんでもするって言ったよね?」

    「そんなエロ同人みたいな事言ってませんが!?」


    ラクスは叫びます。だってそんな、まだ恋人がいた事すらないというのに。

    思わずキラの方をチラリと見やると、キラは顔を赤くして気まずそうにラクスから視線を外していました。先程キラがラクスの申し出に対して協力を躊躇っていた理由が分かり、ラクスもまた顔を赤くして俯いてしまいます。


    「ちょっとアスラン!?いくらなんでもストレートに言い過ぎだよ!」

    「ロマンティクスは十分ぼかしてるだろう」

    「いやまあ確かにそうだけど!ほらもう2人を見てみなよ真っ赤になって俯いちゃってるじゃないか!」


    アーサーの大声が余計に気恥ずかしさを煽り、キラはいよいよ顔が上げられません。


    「…その、ごめん。急にこんな事言われても困るよね。僕の事は気にしないでいいからラクスはもうお城に帰って……」

    「dice1d2=2 (2)

    「ゑ?」


    1 ……一日だけ、時間をくれませんか?

    2.キラ!私やりますわ!

  • 37二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 11:46:03

    即決で草ww
    オディールでてこなさそうですね?

  • 38二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 11:48:32

    ダイス神🎲「やっぱりあにまん御伽噺はこうでなくちゃね!!」

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 12:06:04

    ダイス神はイチャイチャキララクを御所望か

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 12:29:57

    トンチキ選択肢を選んだらまたトンチキ選択肢
    盛り上がってまいりました

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 13:52:11

    まず愛し合う相手にならないといけないからお互い沢山の小さなことから話し合ってイチャイチャしようぜ!
    そのあとはまあロマンティクスで解決、完璧だな

  • 42スレ主24/09/10(火) 20:19:39

    (やべーぞあにまんラクスだ!)


    「ちょ、あの、ラクス?」

    「シーゲル・クライン国王の娘に二言はありません。一度やると言った以上は発言に責任を持って……」

    「待って待って待って待って!?」


    突然行動力を発揮しようとするラクスをキラが慌てて制止します。


    「落ち着いてラクス!これスレタイに閲覧注意付けてないし、一応よいこのおとぎ話だから!よいこが見てるから!」

    「本当の良い子はあにまんなんて見ませんわ!」

    「くそぅ否定できない!」


    油断すれば押し倒されてしまいそうな体勢のままどうにか踏ん張りながら、キラは「お願いだから僕の話を聞いて!」と叫びました。


    「ラクスが僕らのために何かしたいって思ってくれたのは凄く嬉しいよ。嬉しいけど…だからって自分自身を蔑ろにするような事はしてほしくないんだ」


    今度はキラがラクスの手を握り、ラクスの目を見てしっかりと語りかけました。


    「ロマンティクスは僕だけじゃなくて、ラクスにとっても大事なことだから……その場の勢いでするんじゃなくて、しっかりと段階を踏んでちゃんとしたものにしたいと僕は思ってる」

    「キラ……」


    キラの言葉に感激したラクスは頬を染めてキラを見つめました。キラもまたラクスに対して熱の籠った視線を送ります。

    まるで事前にそうなるよう遺伝子調整されていたかのように、出会ったばかりの2人は早くも互いに心惹かれつつありました。アコード?スーパーコーディネーター?はてなんのことでしょう。


    甘い空気を漂わせ始めた2人を、アスランはdice1d2=2 (2) 、アーサーはdice1d2=2 (2) といった風に見ていました。


    1.キララクてえてぇ…

    2.えぇ…(困惑)

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:31:18

    アーサーはともかくロマンティクス言い出しっぺのアスランまで困惑してるの草

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:31:56

    お供2人が困惑してるの笑う
    他に方法ないって言ったのアスランじゃん!

  • 45二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:56:36

    アスランは事実だから言ったけどまさかこんな爆速で話が固まると思ってなかったんだろうな……
    アーサーとアスランがガチ困惑してるの笑う

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:07:57

    ダイス2人の反応は空気読みすぎてて好き

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:16:56

    困ってるアーサーがイメージできてダメだったww

  • 48二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:17:19

    アスランが
    「ロマンティクスしろ」→「でも今なんでもするって言ったよね?」→
    (えっマジ?こんなに簡単にロマンティクス決めていいの?)で
    酷すぎて草

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:00:11

    「本当の良い子はあにまんなんて見ませんわ!」
    名言で草

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 04:51:46

    今度のおとぎ話はメタいですね

  • 51スレ主24/09/11(水) 11:39:10

    キラの気持ちはよく分かりましたわ」
    「ラクス…」

    ふわりと微笑んだラクスを見て、分かってもらえたのだとキラは安堵しました。

    「キラの言う通り段階は大事ですものね。ですので私もきちんとケジメをつけます」
    「ケジメ?」

    一体なんの話だろうと首を傾げると、ラクスの笑みが少し困ったものに変わります。

    「今日父に言われたのです。明日開催する舞踏会に私の婚約者候補を呼んだから、その中から婿を選べと」
    「えっ」

    ラクスの言葉にキラだけでなく、困惑しつつも大人しく見守るスタンスに入っていたアスランとアーサーも驚きの表情を浮かべました。
    それはつまり、政略結婚の予定があるという事ではないのか?
    しかしラクスは大して気にした様子もなく続けます。

    「父は一度決めると頑固な人なので、舞踏会は間違いなく開かれるでしょう。私も立場上必ず参加しなければなりません……ですが、私はそこで全ての求婚を断ります」
    「ええーっ!?」

    アーサーの絶叫が湖に木霊しました。アスランが慌ててアーサーの口を塞ぎます。

    「愛の言葉を贈るのも受け取るのも、キラ以外は望みませんわ。今日会ったばかりの方にこんな事を思うのはおかしいかもしれませんが……」

    その言葉を聞いて、キラは堪らずラクスを抱きしめました。
    目の前の少女が愛しいと、そう強く思ったのです。

  • 52スレ主24/09/11(水) 11:39:38

    …ありがとうラクス。そう言って貰えて凄く嬉しいよ」

    「キラ……私、約束しますわ。全ての求婚をきちんと断って、舞踏会が終わったらすぐにまたここへ来ます。そして、キラの呪いを解いてみせます」

    「うん。

    …………うん?」

    「ここに来るまでの間に私も、その……心の準備をしておきますので…」


    ぽっと頬を染めて恥ずかしそうにしているラクスを見て、キラは漸く気付きました。

    あ、これ普通にロマンティクス決行日が明日に持ち越されただけなやつだ、と。



    キラとラクスの話が纏まったらしいタイミングを見計らい、アスランはアーサーの口を塞いでいた手を離しました。

    一応鼻から呼吸が出来るよう気を付けて塞いでいたため、アーサーも特に苦しそうにはしておらず平然としています。


    「いやあ、なんと言うか…色々と急展開すぎて驚いたけど、キラ様の呪いはなんとかなりそうで良かったよ。あとは僕達がどうするかを考えないと」


    アーサーの言葉にアスランはdice1d2=2 (2)

    1.「だと良いんだがな…」とどこか引っ掛かりを感じている様子で答えました。

    2.何も答えず、険しい表情で何かを考え込んでいるようでした。


    そしてそんな4人を、アウラは上空から無表情で見下ろしていました。

  • 53スレ主24/09/11(水) 11:45:48

    ちょっと今後の展開的に必要になりそうなのであらかじめダイス振っときます


    舞踏会に参加するラクスの友人(ベンノ枠)

    dice1d3=1 (1)

    1.カガリ 2.ルナマリア 3.ミーア(整形前)


    白鳥の姿の時キラ達は人語をdice1d2=1 (1)

    1.話せる 2.話せない


    あと描写し忘れてたんですが、元ネタ同様キラ達が夜間に人の姿に戻れるのは湖にある聖堂の周辺のみで一定の距離から離れると白鳥に戻ってしまいます

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 12:22:52

    ベンノカガリ!
    そして人語を話す白鳥爆誕で草だけど
    キラ単独ロマンティクスで全員解除とは限らない…?

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 21:30:40

    >>52

    上空の…撃って…いいんだよな?

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 21:36:59

    個別解除か…アーサーのハードル高くない?

  • 57スレ主24/09/11(水) 22:42:40

    そして翌日、ラクスの婿選びの為の舞踏会が開かれました。


    「本当に全員断る気なのか?」


    ラクスが心置きなく話せる数少ない友人の1人であるカガリがそう尋ねました。

    招待客として舞踏会に参加しているものの踊る気は全くないようで、片手にはドリンクの入ったグラスを持っています。


    「ええ。もう心に決めた人がいるので」

    「心に決めた人ねぇ…一体いつの間にそんな相手が出来たんだ?今まで浮ついた話の一つもなかったのに」

    「昨日ですわ」

    「は?」


    ポカンとするカガリに、ラクスは昨晩の出来事を話しました。

    夢物語としか思えないその内容に、話を聞き終えたカガリは思わず額を押さえます。


    「お前…………それって新手の詐欺か何かじゃないのか?」

    「確かに俄には信じられない話ですが、私は彼の話を信じています。嘘をつくような人があんな綺麗な目をするわけがありませんもの」


    そう話す彼女の表情は年相応な恋する乙女そのもので、今までラクスに対してどこか浮世離れしているような印象を抱いていたカガリは内心驚いていました。恋をするだけで人はこれほどまでに変わるのか。


    そしてラクスは宣言通り、次々に舞い込んでくるダンスの誘いや求婚に悉くNOサインを突きつけていきました。

    シーゲルが選抜した婿候補の最後の1人もあえなく玉砕し、シーゲルはガックリと肩を落とします。

    落ち込む父の姿にラクスの中で僅かに罪悪感が芽生えますが、それでもキラに対する思いが変わる事はありませんでした。


    そう、すべてはキラとロマンティクスな夜にロマンティクスをするために。


    文字にすると間抜けな事この上ありませんが、ラクスは至って真剣でした。

  • 58スレ主24/09/12(木) 06:16:31

    舞踏会が終わる時間を今か今かと待ち侘びてソワソワするラクスをカガリが苦笑しながら宥めていた時、不意に来客を告げるファンファーレが鳴り響きました。

    新たな来客はアウラ・マハ・ハイバルと名乗る貴族の女性で、自身の息子であるオルフェをぜひラクスの婿にと連れて来たようです。


    「ハイバル…?そんな名前の貴族がいるなんて聞いた事ないぞ?それにこんな中途半端な時間になってから来るなんて……」


    カガリは不信感を顕にして突然現れた親子を見やります。

    どこをどう見てもきな臭さしか感じず、適当な事を言ってさっさと追い出した方がいいんじゃないかとラクスに言おうとして、そこでカガリはラクスの様子がおかしい事に気付きました。


    「ラクス…?」


    オルフェを見つめるラクスの目は虚ろで、自身の名を呼ぶカガリの声も聞こえていないのか呆然と立ち尽くしています。

    オルフェはそんなラクスの元へと歩み寄り、恭しく片膝をついて手を差し出します。


    「一曲お相手願えますか?姫」


    そう言って微笑むオルフェにラクスは虚ろな目で微笑み返し、迷いなくその手を取りました。


    「喜んで」

  • 59スレ主24/09/12(木) 06:17:42

    本当はオディール役もダイス振って決める予定だったんですが、メインキャラの配役的にあまりにもオルフェがハマり役なのでオルフェで固定しました。ご了承ください

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 06:30:00

    オディールも本来はダイスだったんですね
    いやでもこの結果で逆に
    オルフェオディール以外出されたら
    違和感が凄かったですし
    オルフェオディールになるのはまあということで

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:07:20

    (てっきり悪魔がアウラになった時点でオディールオルフェが確定だと思っていた顔)

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:22:23

    一応保守させて頂きます!
    オルフェはオディールですよね!

  • 63スレ主24/09/12(木) 20:19:59

    オルフェという青年と目が合ったその瞬間から、ラクスはずっと夢の中にいるような不思議な感覚に囚われていました。

    (姫、今目の前にいるこの者こそがそなたの運命の相手じゃ)
    (私の、運命の相手…?)

    ぼんやりとした意識の中で聞こえる少女の声だけがやけにスッとラクスの頭の中に入り込み、じわりじわりと彼女の思考を溶かしていきます。

    (確かに、この方を見ているとなんだか懐かしいような、パズルのピースがピッタリと嵌るような、不思議な感覚がします……)

    これが運命の相手に巡り合った感覚だとでもいうのでしょうか?
    うまく働かないラクスの脳が『きっとそういうものなのだろう』と勝手に思考を放棄してしまいます。

    (でも……でも、私……何か忘れているような気が……)

    何か、凄く大事な約束を誰かとしていたような。
    けれどそれが誰と交わしたどんな約束なのかついぞ思い出せぬまま、ラクスはオルフェとのダンスを踊り終えました。
    音楽が鳴り止むと同時に割れんばかりの拍手が巻き起こり、それに気を良くしたオルフェがラクスの腰に手を回して自分の方へと引き寄せ、手の甲へと口付けを落とします。

    「私が姫を幸せにすると誓いましょう。私と結婚してくださいますか?」

    唇が触れ合いそうなほどの至近距離で青い瞳に見つめられ、とうとうラクスは何も考えられなくなってしまいました。

  • 64スレ主24/09/12(木) 20:23:35

    言われた言葉の意味を理解できないままラクスがゆっくりと頷こうとしたその時、会場にいた男の1人が声を上げました。


    「お、おい、何だあれは!?」


    ギャラリーの視線が一気に男の方へ向き、あと一歩というところで水を差されたオルフェは形の良い眉を顰めます。

    一体なんなんだと苛立ち混じりに男が指差す窓を見て、そして目を見開きました。


    「なっ…!?」


    なんとそこには、猛スピードでこちらへ向かってくるdice1d2=1 (1) の姿がありました。


    1.ツノの生えたズゴック

    2.二羽の白鳥

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:43:37

    白鳥形態でズゴック操縦できるの!?
    それともギリギリ人間のままでいられる範囲内なのかな

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:53:09

    アスラン(白鳥)MS操縦?

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:58:16

    アスラン(白鳥)とかいうパワーワードやめろ

  • 68スレ主24/09/12(木) 21:12:34

    お城に向かって猛スピードで進むズゴックのコックピット内では、アスランとアーサーが白鳥の姿でぎゃいぎゃいと言い合いをしていました。

    「アーサー!ブレーキだ!」
    「ブレーキ!?どれ!?」
    「車と同じだ!足元のペダル!!思いっきり踏め!というかもう押せ!このままじゃ城壁にぶつかるぞ!!」
    「な、なんとかなれーッ!!」

    ブレーキペダルに足が届かないアスランの代わりにアーサーが体を使ってペダルを思い切り押し込みます。

    急ブレーキをかけた事で盛大につんのめったもののどうにか城壁に激突する寸前でズゴックは停止し、アスランとアーサーはほっと息をつきました。
    しかしすぐに気を取り直してアスランは自身の手羽先部分でモニターを操作してスピーカーモードを起動し、声の限り叫びます。

    「惑わされるなラクス!!お前が欲しかったのは本当にそんな男か!?」

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:17:56

    とてもいい場面なのに鬼気迫る表情で叫ぶ白鳥(アスラン)を幻視してしまいダメだった

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:18:43

    ズゴック操縦てんやわんやスワランにふいた

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:20:19

    いい声の白鳥×2

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:33:42

    手羽先(美味しそう)

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:38:12

    白鳥は彼らの翼で打たれた人間が骨折するくらい力持ちだからね
    中身がアスランならMSの操縦くらいできるか

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:42:26

    なんとかなれーっ!
    で盛大に茶吹いた
    ち○かわの白鳥、アスランとアーサー

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 23:45:38

    援軍かよォォォ!?

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 00:06:39

    手羽先ww

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 00:09:41

    コックピットに羽毛が舞ってそう

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 00:11:05

    わらいすぎておなかいたい

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 10:14:13

    もう世界観グッチャグチャやなwww

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 10:17:18

    >>7でMS避けたのに

    結局ズゴックエントリーで駄目だったw

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 10:34:31

    話せる白鳥になった時は笑ったのに
    こうしてズゴックダイナミックエントリーになって
    話せなかった場合を想像してみると
    話せる選択肢でよかった〜ってなる不思議

  • 82スレ主24/09/13(金) 11:35:56

    保守がてらに補足すると、実は>>52のダイスが結構重要なルート分岐点になってます。

    もしここで1が出ていたらアスランは舞踏会でアウラがキララクロマンティクスを妨害する為に何か何か仕掛けてくると確証していないので舞踏会への殴り込みイベントは無し、代わりにラクスがオルフェからの求婚を受け入れて様子を見に来ていたキラがその光景にショックを受けてその場を飛び去る…というやや原作寄りの比較的真面目な展開になる予定でした(なお現実はズゴック)

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 12:14:13

    どっちも怪しんでる雰囲気だと思ってたらそんな重要な分岐だったとは……

    ズゴックでキラのピンチを救うのも本編通りなのでヨシ!
    なおトンチキ

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:05:43

    水星の時も拝見してたけど主のトンチキ展開大好きだからめっちゃ歓喜
    MSで突っ込んで来る喋る白鳥って情報量が多くて草

  • 85スレ主24/09/13(金) 21:06:31

    『お前が欲しかったのは、本当にそんな男か!?』

    ズゴックのスピーカーから大音量で放たれたアスランの声は、城の中にいた人達の耳にしっかりと届いていました。勿論、ラクスにも。

    「……私が、欲しかった男性(ひと)……」
    「!?」

    虚ろな目をしたままポツリと言葉を発したラクスに、オルフェは信じられないものを見るような表情を浮かべました。

    『思考を他人に委ねるな!頭で考えられないなら心で考えろ!お前が本気で愛した男が誰なのか思い出すんだ!!』
    『彼は約束通り貴女が来るのをあの場所で待っています!どうか会いに行ってあげてください!』

    アスランに続き、アーサーの懇願するような声もズゴックのスピーカーによってラクスの鼓膜を震わせます。

  • 86スレ主24/09/13(金) 21:07:03

    「愛…約束……」


    アスランとアーサーの言葉の中で出てきた二つの単語を、ラクスはほぼ無意識に口に出していました。


    するとどうでしょう、先程まで靄がかかっていたラクスの頭の中がどんどんクリアになり、それによって一人の青年の姿が浮かび上がってきました。



    優しい目をしていた。

    穏やかで心地よい声だった。

    協力したいと申し出た自分の事を気遣ってくれた。

    自分の事を蔑ろにしてはいけないと窘めてくれ

    た。

    抱きしめられた体は暖かかった。



    そう、それは間違いなくラクスが愛した人。


    「…キラ……!」


    輝きを取り戻したラクスの瞳から、一粒の涙がこぼれ落ちました。

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:16:40

    美しいシーンだ……

    (白鳥()たちから目を逸らしつつ)

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:25:26

    感動シーンのはずなのに手羽先が忘れられない…

  • 89スレ主24/09/13(金) 21:42:49

    完全に正気に戻ったラクスはオルフェから離れて深々と頭を下げました。


    「申し訳ありませんが、貴方の想いには応えられません。私はもう心も体も捧げる相手は決めているのです」

    「っ、大人しく人形のように言いなりになっていれば良かったものを…!」


    最初の頃の穏やかそうな雰囲気はもはや見る影もなく、オルフェは忌々しそうにそう吐き捨てます。


    「私は別にお前の事なんか本気で愛しちゃいない!母上に娶れと言われたからそれに従ったまでだ!」

    「でしたら尚更受け入れるわけにはいきません!そのような愛し方では誰も…もちろん貴方だって幸せになれませんわ!どうしてそれが分からないのです!?」

    「黙れ!」


    ラクスの言葉に激昂したオルフェが掴み掛かろうとしたその時、


    「──汚い手でそれ以上ラクスに触れるな!!」


    いつの間にかオルフェの背後の死角に回り込んでいたカガリがそう叫び、オルフェのフツノミタマ(隠語)を渾身の力で蹴り上げました。

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:45:18

    カガリ勇ましくてかっこいい!
    …これからこのオルフェが金◯された顔にしか見えなくなりそうw

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:46:52

    ロットバルト(アウラ)がこの様子みたときの反応すごそうww

  • 92二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:47:55

    招待客だから推定お姫様なのに流石のおてんば
    暴漢からラクスを守るなんてかっこいいぞ

    ラクスはズゴックでキラの所まで行くのかな?

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 05:14:46

    人の恋路を邪魔する奴は…

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 08:50:57

    >>93

    カガリ「馬に蹴られて地獄へ落ちろ……って、誰が馬だ! じゃじゃ馬娘とでも言いたいのかっ!」

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 08:52:09

    ある?フツノミタマ(隠語)って隠語じゃなくね?と思ったけどよく考えたら部位が違った
    ちょっとだけ前の方だった

    躊躇いなく急所を攻撃する代表流石です
    会場にいる男性全員ヒュンてしてそう

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:16:43

    >>95

    会場の男性全員(白鳥含む)が、フツノミタマを手で庇ってるの想像したw

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:21:23

    >>95

    ズゴック操縦してる白鳥もひえってしてそう

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:41:03

    (このスレのカガリは代表じゃないから代表呼びはなんだかなぁとちょっとだけ思った)

  • 99スレ主24/09/14(土) 11:46:41

    カガリはこの世のものとは思えない声をあげて悶絶するオルフェには目もくれずラクスへと向き直ります。


    「ラクス、お前はもう行け」

    「え?」

    「もうお前の心は決まってるんだ。だったらこんなパーティー続けたって時間の無駄だろ?またさっきみたいにちょっかいかけられる可能性もゼロじゃないしな」

    ラクスの背中を軽く押してやりながら、カガリは笑顔で続けます


    「ほら、早く行ってやれ!王様には私から話しておいてやるから。あんまり待たせちゃ可哀想だ」

    「カガリさん……ありがとうございます!」


    ラクスはカガリに頭を下げると、踵を返してdice1d2=1 (1) (1.バルコニー 2.会場の出口)へと駆け出しました。

  • 100二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 11:49:28

    誰よりも男前カガリがいる

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 11:52:19

    舞踏会でお姉様踊ってくださいと
    その辺の男よりモテていそう…このカガリ

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 11:53:54

    >>16>>17 か、白鳥を見つけるシーンがなぜか削除されてしまっているため、ここはお話しが終わってからでも追加し直した方がいいと思います

  • 103スレ主24/09/14(土) 18:52:00

    >>102

    ありゃ、本当だ…スクロールする時に操作ミスったかな…?

    何はともあれ、明日には完結できそうなのでその後に抜けたレス部分を再掲します。教えてくれてありがとうございます!



    ラクスがバルコニーへ出ると、ズゴックがラクスの方へと手を差し出しました。乗れという意味でしょう。

    それに従いズゴッグの掌(?)に乗って爪部分に掴まると、スピーカーからアスランの声が聞こえました。


    『不安定な場所ですまない。本当はコックピットに乗せてやりたいんだが、もう人が入れるスペースがなくてな…仕方ないアーサーお前船降りろ」

    『ええーっ!?』

    「あの、私は別にこのままで構わないので…」

    『そうか、ならしっかり掴まっていろよ。出来る限り安全に運ぶよう努力はするが、さっきズゴックの望遠カメラで城の中を見たらアウラがいなくなっていたから、間違いなくまた何か妨害をしてくるはずだ…急ぐぞ』


    ラクスがしっかり頷くと、ズゴックは城に背を向けて湖のある方角へと発進しました。

  • 104スレ主24/09/14(土) 18:56:05

    ラクスが生身で乗っているため格段にスピードを落としていますが、それでもラクスが普通に走るよりもずっと速いスピードでズゴックは湖へと向かっていきます。

    しかし勝手の違う白鳥の体で二人で分担しながらMSを操縦するのはやはり難しいようで、時折アスランとアーサーが何やら騒ぐ声がコックピットの外からも聞こえてきます。

    それにハラハラしながら爪に掴まっていると、やがて小さな森へと辿り着きました。

    この森を抜ければ湖はすぐそこです。

    ラクスが僅かに安堵したその瞬間、甲高い声が響ました。


    「ここから先へは行かせぬ!」

    「!!」


    気付けば、舞踏会でオルフェと一緒にいた女性をそのまま幼くしたような姿の少女がズゴックの目の前に立っていました。その表情は怒りに染まっています。


    「この小娘風情が、よくも妾の息子のムスコを再起不能にしてくれたな!あれではもうどこにも婿に行けぬではないか!責任をとっておぬしがあやつを娶れ!」

    「…ご本人にも申し上げましたが、私はキラ以外の人と添い遂げる気はありませんので。すみません」


    正確にはオルフェのフツノミタマ(隠語)を破壊したのはラクスではなくカガリなのですが、そこを訂正せずラクスは律儀に断りを入れました。

    するとアウラは怒りからワナワナと体を震わせます。


    「ユーレンといいおぬしといい、人間というのはつくづく妾の神経を逆撫でする…!もうよい!オルフェを娶る気がないというのであれば、もうおぬしを生かしておく理由はない!」


    アウラがそう叫ぶと同時に、黒い靄がアウラの体の周りを渦巻いていきます。

    やがて黒い靄はアウラの全身を包み込み、そしてアウラは少女から本来の姿であるdice1d2=1 (1) へと姿を変えました!


    1.巨大なフクロウ

    2.ブラックナイトスコードカルラ

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:08:09

    原作通りフクロウだ
    ズゴックで応戦するのかな?

    完全に自業自得とはいえ再起不能になったらしいオルフェのフツノミタマに合掌
    それでもいいと言ってくれる人に出会えるといいね

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:08:55

    ズゴックでラクスをキラの元まで送り届けるアスラン、本編通りだなヨシッ

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:09:58

    フクロウでズゴックはきついな…

  • 108スレ主24/09/14(土) 19:14:56

    「ウワーッ!何あれ!?」
    「っ…いよいよ俺達を本気で殺す気らしいな…!」

    アウラの真の姿にアーサーが悲鳴をあげ、アスランは焦りと動揺を滲ませた表情でアウラを睨みます。
    慣れない体での操縦に加え、ズゴックの手の中には生身のラクスがいます。故に大立ち回りは不可能で、かと言って正攻法で立ち向かうのも搦手で挑むのも現状ではどちらも無謀と言えるでしょう。
    圧倒的に不利な状況であるのは、火を見るよりも明らかでした。

    「おぬしら2人……いや3人か?まあどちらでもよい。精々妾に楯突いた事をあの世で後悔せよ!」
    「ああっ!」
    「っ!マズイ!」

    アウラの翼から2本の羽根が抜け、その羽根が刃のように鋭くなりラクスとズゴックのコックピットに切先を向けて飛んできます。

    (避けられない…!)

    3人が咄嗟に死を覚悟したその瞬間、

    「「「「!?」」」」

    突如横から飛んできたビーム砲が、ラクス達を貫こうとしていた2本の羽根を一瞬にして焼き払いました。
    あまりにも突然の事にラクスとアスランとアーサーだけでなくアウラも驚愕に目を見開きます。
    ほぼ反射的にビームが飛んできた方向を見ると、そこには──


    ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥン……………
    ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥン……………

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:18:08

    勝ち確BGMきたれ

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:18:39

    流れるミーティア
    湖の近くで良かったね!

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:23:29

    アスラン、焦りと動揺を滲ませた表情(なお白鳥)
    でやっぱりシュールすぎて笑ってる

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 19:28:16

    キラはラクスがどうにかしてくれるとして…
    従者2人はどうすんのこれ

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:03:01

    プラウドディフェンダー自体白鳥を思わせる形状だからなあ

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:11:16

    ここのカガリはユーレンともキラとも関係ないだろうから
    憎きユーレンの娘に自分の息子のフツノミタマ(隠語)ぶっ壊されるとか
    やばい因縁増えなくてよかったね・・・

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:15:06

    >>114

    ここのキラもヤマト夫妻に育てられているから養子なんだよね

    そのあたりどうなっているんだろう

    アウラから言及がないからカガリは無関係かな?

  • 116スレ主24/09/14(土) 20:22:58

    テンテンテテーン テテテン テーテテーン


    meteorをBGMに、マイティーストライクフリーダムがビームライフルを構えてそこに立っていました。


    「みんな、怪我はない?」フレテーテモー

    「キラ…?」

    「キラ様、なんでここに…!?」ツメタイユビサキー

    「この馬鹿!危険だから聖堂の中で待っていろと俺は言ったはずだ!」コオリツイター

    「ごめん……でも、僕だけ何もしないで安全な場所で待っているなんて、やっぱり嫌だったから」ツキニテラサーレテー


    キラはそう言うとズゴックに近付き、ラクスへと手を伸ばします。


    「おいで、ラクス」


    その言葉にラクスはすぐさまフリーダムの手に乗り移り、そのままコックピットの中へと入れられました。


    「キラ!」

    「ラクス…無事で良かった…!」


    操縦席に座る王冠を被った白鳥の姿のキラに感極まったラクスが抱きつくと、キラも嬉しそうに声を上げます。

  • 117スレ主24/09/14(土) 20:23:56

    「キラ……私、その…ごめんなさい」
    「どうして謝るの?」
    「実は私…貴方との約束を破りかけてしまいました。貴方の事を忘れて、別の方の求婚を受け入れようと…」

    ラクスは居た堪れなくなり思わず目を伏せますが、キラの手羽先が優しくその頬に触れました。

    「謝らなくていいよ」
    「良くありませんわ!私が自分から約束したのに、それを破ろうとするなんて…!」
    「でも、破りかけただけで実際には破ってないんでしょ?」
    「それは、そうですけど…でも…」
    「君は約束を守って、今僕の目の前にいる。それが僕にとっての事実だから」

    そう言って微笑むキラの姿が、昨日見た本来の姿に重なって見えました。

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:25:17

    こっちも手羽先だったか
    マイフリ操縦できたのは愛の力かね

    いいシーンだ

  • 119スレ主24/09/14(土) 20:34:56

    「……まあ、この話はひとまず終わりにして、まずはアイツを倒さなきゃ」イッシュンノーカナータデーユラメーイタオモーイガー


    そう言ってキラが上空に羽ばたくアウラを見上げます。

    アウラは臨戦体制で、キラやアスランが何かを仕掛けたらすぐさま応戦してくるでしょう。


    アイナラー マボロシーニーシーテーミセテー!

    「ラクス。dice1d2=2 (2)

    1.僕と一緒に戦ってくれる?」「ええ、勿論ですわ」

    2.取り敢えず何も聞かずにこの承認ボタン押してくれる?」「? 分かりましたわ」ディスラプター承認ボタンポチー

  • 120二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:36:24

    ポチー行ったかあ

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:37:34

    アウラが動く前に倒す算段かな
    ちょっとばかし引き金が軽いが緊急事態だからしょうがないね

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:38:46

    後ろでずっとミーティア流れてるの笑う

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:46:15

    手羽先という単語が強すぎる

  • 124二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:47:26

    生き別れの双子とかだったりしてキラカガ

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:49:19

    キラに言いくるめられて承認ボタン押しちゃうラクスに草生える

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:51:07

    >>117

    素敵なシーンだ

    白鳥だけど

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 21:19:08

    最近のみんなのうたって凄いロックなんだな……

  • 128スレ主24/09/14(土) 21:26:06

    >>115

    この世界線だとキラカガは双子じゃないですね。キラは本編通りユーレンの実子でヤマト夫妻の養子だけど、カガリはそれらとは無関係な公爵家の娘という設定です




    「アスラン!アーサー!」ハナツヒカリー

    「?」


    突然キラに名前を呼ばれ、2人はズゴックのコックピットの中で揃って首を傾げます。

    そんな2人にキラはにっこりと笑って言いました。


    「頑張って避けてね」ソラニオーチルー

    「「は?」」


    2人の声がハモったのと、プラウドディフェンダーから電撃が発せられたのはほとんど同じタイミングでした。


    「オアアアアアアア!!??」ノゾームダーケノー


    どうやらかなりの広範囲で無差別に放電しているようで、アスランは瞬時に目視を諦めてほぼほぼ直感のみで操縦桿を動かし、アーサーは白目を剥いて気絶しかけていました。


    一見ヤケクソにしか見えない無差別攻撃ですがその広範囲ぶりが功を奏し、アウラは逃げる暇もなく放電をマトモに食らって悲鳴をあげました。


    「ギャアアアアアア!!」ネツヲーササーゲテー

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 00:23:57

    事件解決後、キラはアスランに拳骨10発はもらうな

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 02:11:32

    帰ったらシメる! ってやつだね

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:34:26

    白鳥ズは撃たれてないけど⚡️に撃たれて骨が見える漫画表現のイメージができてしまった…

  • 132スレ主24/09/15(日) 12:23:21

    「これで…決める!」シニユークホーシノー

    放電攻撃によって無防備になったアウラにすかさず照準を合わせ、フリーダムの額に徐々に光が集まっていきます。そして……

    「──さようなら」ウンダーホノオガー

    キラは、躊躇うことなく引き金を引きました。
    それによってフリーダムの額から放たれた極細のビームがアウラの体を貫き、悲鳴を上げるよりも先にアウラの体は塵のように崩れ去ってしまいました。

    サイゴーノユメニー ダカレテイールヨー

  • 133スレ主24/09/15(日) 12:55:27

    (本当はもうちょい戦いながらアウラとキララクでレスバさせるつもりだったのに!ディスラプター承認しちゃったせいで瞬殺だよ!!)


    「終わった……のか?」


    dice1d2=2 (2) (1.ズゴック 2.キラの攻撃に被弾してパージしたインジャ弐式)のコックピットの中でアスランが呟きます。

    すると突然アスランとアーサーの体が光り、アスランは驚いて自分の体を見下ろしました。

    光を帯びた体は段々と人の形になっていき──2人は完全に人間の姿へと戻っていました。


    「いだだだだだ!?えっ何!?なんで元に戻って…ちょっアスラン!膝が鳩尾に当たって…いだだだだだ!!ギブギブ!!」

    「おまっ、いきなり暴れるな!ぐえっ!」


    ただでさえ窮屈だったコックピットは2人が人間に戻った事でさらに鮨詰め状態になり、おかしな体制による痛みで目を覚ましたアーサーが騒ぎ出してコックピット内は一気に騒がしくなります。

  • 134スレ主24/09/15(日) 12:56:10

    そして時を同じくしてフリーダムのコックピット内でも、人間の姿に戻ったキラが驚いた様子でラクスと見つめあっていました。


    「キラ…どうして…?」

    「僕もよく分からないけど……もしかしたら、呪いをかけていたアウラが死んだ事で呪いが無効になって、それで解けたのかも」

    「………………」

    「…ラクス?」


    突然黙り込んだラクスを不思議に思いキラが顔を覗き込むと、ラクスは慌てたように口を開きます。


    「す、すみません!キラの呪いが解けたのは非常に喜ばしいのですが、その………少しだけ、ほんの少しだけ、残念だと思ってしまいまして……」

    「え?」

    「だって…もう呪いを解く必要はないのでしょう?私、せっかく心の準備をしていましたのに…」


    そう言って真っ赤になるラクスにつられて、キラの顔も赤くなります。

    しかし咳払いをして気を取り直すとキラはラクスの左手を取り、薬指の部分にそっとキスを落としました。


    「残念がらなくてもいいよ。これからは、いつでも出来るんだから」

    「キラ……」


    2人は熱っぽい視線を交わし合い、手を繋いで指を絡ませます。

    そしてdice1d3=2 (2)

    1.そっと唇を重ねました。

    2.強く抱きしめ合いました。

    3.このあと滅茶苦茶ロマンティクスしました。

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 12:56:23

    ズゴックは割れるもの・・・

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:09:11

    ズゴック被弾してて草ぁ
    そしてダイス神あれだけ匂わせてたのに最後はロマンティクス選ばれず…なんでや
    🎲<キララクロマンティクス見れる!と思った?残念でしたー

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:35:50

    このレスは削除されています

  • 138スレ主24/09/15(日) 13:37:08

    (画像間違えたので貼り直し)

    かくして呪いから解放されたキラとアスランとアーサーの3人は国へと帰り、その後キラとラクスは正式に婚姻を結び、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。

    めでたしめでたし。


    …………中盤ほとんどアスランが暴れてるだけだったわね!」

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:39:20

    お疲れ様でした!
    本当に大暴れアスラン(白鳥)のインパクトが強い話でしたなぁ

  • 140スレ主24/09/15(日) 13:40:00

    >>16の再掲です。ダイスのない部分だったのが不幸中の幸い…



    結局シーゲルは言いたい事を言い終えるとすぐにその場を立ち去り、ラクスは友人達と別れて1人バルコニーで夜風に当たっていました。


    (お父様……)


    シーゲルも決してラクスの事を蔑ろにしているわけではありません。

    数ヶ月前、良好な関係を築いていた隣国で王子とその近侍2人が失踪するという事件が起きて大変な状況になっていると使用人達が噂しているのを聞いた事があります。なのでラクスに危害が及ばぬよう早々に身を固めて貰いたいという一種の親心なのでしょう。国民の為にもそれが正しい事なのだと、ラクスも理解しています。

    理解しているからこそ、ラクスはどうすればいいのか分からなくなってしまっていました。



    「──あら?」


    ふと夜空を見上げると、三羽の白鳥が夜空を飛んでいるのがラクスの目に留まりました。

    普段ならば特に気にすることもなく、そのまま飛んでいく白鳥を見送っていたでしょう。

    しかしその時は何故かどうしてもその白鳥の事が気になって、気付けばラクスはパーティーを抜け出して白鳥を追いかけていました。

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:43:31

    大暴れアスランによる原作ブレイクがすごかったですねww

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 13:58:28

    アスラン(白鳥)や、手羽先は
    いいパワーワードだったよ

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 14:00:11

    >>138

    毎度のお約束な最後のミーアのツッコミ台詞大好き

  • 144スレ主24/09/15(日) 14:28:48

    お付き合い頂きありがとうございました!
    原作通りアウラを倒して呪い解除は既定路線でしたが、それでも解除方法でロマンティクス引いた時は頭抱えましたね。おかげでラクスが脳内ピンク乙女になっちゃったよ…
    あと従者にアスランとアーサー引いたのも地味にデカかったです。この2人滅茶苦茶動かしやすくて気付いたらコント始めちゃう。

    フツノミタマ破壊されて終わっちゃったオルフェが可哀想すぎるので、いずれオルフェ主人公でも何か書ければなーと思ってます。あとはアスラン主人公版の人魚姫とか、シンルナメインのお話とか。アラジンと魔法のランプはどっちかというとシンとレイの友情メインだったので。

  • 145二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 15:01:05

    手羽先最高でした
    他のお話も楽しみにしています

    あとごめんなさい
    一瞬戦闘中にロマンティクスしたのかと……

  • 146二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 15:15:42

    お疲れさまでした

    オルフェが主人公……幸福な王子とかどうでしょうか
    クレヨンしんちゃん版みたいなオチにすればまあまあハッピーエンドですし

  • 147二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:05:37

    アラジンのぶっ飛び具合もとても好きだったのですがシンルナがシンルナしているのも読みたいです!
    元ネタが恋愛ものじゃないんですけど、ルナといえば赤、赤といえば赤ずきんちゃんとかどうでしょう

オススメ

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