【SS・閲覧注意】“ミカ……それは……!?”【おままごと】

  • 1124/09/07(土) 16:29:37

    ミカ「えへ、びっくりした?今までの夜も良かったけど、昨日の夜がすっごく素敵だったから、記念写真だよ☆」
    “け、消してくれ!”
    ミカ「えー?やーだよ。もう家に送っちゃったし」
    “………何が望みなんだ?”
    ミカ「ちょっとー、そんな言い方無いでしょ?まるで脅してるみたいじゃん。……ふふ、まあ、強いて言うならぁ……」ギュ
    “……っ………”
    ミカ「……奥さんと……サオリと別れてよ。それで、私と一緒になろ?何もかも忘れて……ね?」
    “……それは……私はサオリを……それに、アズサも……”



    “なんだか、今回のは凄く疲れるシナリオだね……”ゲッソリ
    アツコ「どうしたの?まだ始まったばかりだよ。おままごと」ニヤァ
    ミカ「先生も相手役よろしくね☆」

  • 2二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:30:50

    アツコ何やってんだ……

  • 3二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:30:56

    しまった!おままごとスレだ!!

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:31:05

    脚本完成しちゃったかあ……(前の続きって認識であってます?

  • 5124/09/07(土) 16:32:45
  • 6124/09/07(土) 16:34:35

    ミカ「へえ、あの子アズサちゃんって言うんだ」
    “………!”
    ミカ「着てた制服は、トリニティ学園のだよね。……知ってるよ?あなたの家族も、住んでる場所も、勤めてるところも、あなたの過去も……何もかも、ね☆」
    “……ま、まさか……私の家族を……!?”
    ミカ「ふふふ、さあ、どうでしょう?」
    “……た、頼むミカ……!この通りだ!私の家族には、何もしないでくれ!”ドゲザ
    ミカ「うーん……私、裸で土下座を強制させる趣味はないんだけどなぁ。……ま、いいよ。答えは待ってあげる。でもその代わり、あくまでも私を優先してね。それと……」ドン
    “うわっ……”ドサッ
    ミカ「ベッドの上では………私が奥さんだよ?」ギシッ



    サオリ「………さすがだな」
    ヒヨリ「ひぃ……圧巻の悪女演技です……」
    ミカ「えへへ☆」

  • 7124/09/07(土) 16:37:53

    〜朝
    “………(ミカは私の過去を知っている。サオリやアズサですら知らないことを……それを知られるわけには……でも私は……)”
    アズサ「父さん。ちょっといいか?」
    “…………。”
    アズサ「父さん!」
    “………あっ、ご、ごめんアズサ、ぼーっとしてた。何かな?”
    アズサ「………もういい、なんでもない。行ってきます」ガチャ バン
    サオリ「お、おいアズサ……!……すまない、先生。アズサには、私の方からきつく言っておく」
    “ううん、いいんだよ。……まだ、私はアズサの父親として、認められてないみたいだね”



    “えっ、今回そういう設定!?”
    アツコ「そうだよ。今回はちょっと変化球を狙ったの」ニヤァ
    アズサ「私は今回、先生の娘だ」

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:38:02

    これでヒナあたりと仲良くやれればエデン条約達成だな

  • 9二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:39:19

    >>8

    俺ヤだよ、おままごと(昼ドラごっこ)でつながる友情と平和の輪とか…

  • 10124/09/07(土) 16:42:32

    サオリ「そんな……そんなことは……」
    “……無理もないさ”
    サオリ「……先生、貴方はあの男とは違う。私とアズサを捨てて、見知らぬ女の所へ行った、あの男とは……!先生、私は貴方を信じている……信じさせてくれ……」
    “サオリ………”

    〜会社
    “おはようございます、アツコ先輩”
    アツコ「ふふ、おはよう先生。……って、どうしたの?」
    ヒヨリ「先生……?隈がひどいですよ……?」
    “ああ、最近眠れなくて……大したことじゃないよ。ありがとう、ヒヨリ”
    アツコ「眠れなくて……なるほど、ふふふ…サっちゃんも甘えんぼさんなんだね」ニヤァ
    ヒヨリ「えっ、そ、そういうことなんですか!?と、ということは昨夜も………」ジュルリ
    “あ、いや……そういうのじゃないけど……。……まあいいか”



    “アツコが私の先輩なんてなんだか新鮮な感覚だなぁ”
    ミサキ「……なんだかそれはそれでマズい予感がするんだけど」
    ヒヨリ「今回は私、後輩ですね……えへへ、よろしくお願いします……」

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:50:34

    このレスは削除されています

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 16:56:03

    このレスは削除されています

  • 13124/09/07(土) 16:59:36

    〜昼
    “……あれ、モモトークが……アズサ?”
    アズサ「『今朝はごめんなさい』」
    “『ううん、気にしてないよ。それで、何か相談事かな?』”
    アズサ「『うん。友達から美味しそうなお店を紹介してもらったから、母さんも連れて、三人で行きたいと思ったんだ。ダメだろうか?』」
    “……アズサ………”ジワッ
    “『そんなことないよ。一緒に行こう』”
    アズサ「『ありがとう』」
    “こちらのセリフだよ、アズサ……ん?”ピロン
    アズサ「『父さん』」
    “…………っ……アズサ……っ……”ゴシゴシ



    “アズサはやっぱり良い子役が似合うよ”
    アツコ「(後方腕組みアツコ監督)」
    アズサ「そ、そう……か?」

  • 14124/09/07(土) 19:00:13

    (ミカからモモトークの音)
    “……こんな時に……”
    ミカ「『やっほー☆今夜空けといてね☆』」
    “『今日は家族と予定があるんだ。別の日にできないかな』”
    ミカ「『いいよ』」
    ミカ「……ふうん………家族、ね………」

    ミカ「……『私』より優先するんだね、先生……」



    ヒヨリ「良いシーンで終わるわけなかったですね……えへへ……」
    “……そう来ると思ってたよ”
    アツコ「(Atsuko grin)」

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:13:35

    今度はどんな地獄が先生とサっちゃんを待ち受けるのか…

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/07(土) 21:17:41

    これもう何割かは素面で言ってるやろミカ

  • 17124/09/07(土) 22:38:24

    ミサキ「サオリ姉さん、ちょっといい……?」
    サオリ「ミサキ、どうしたんだ?……それは……?」
    ミサキ「これ、今朝ウチのポストに入ってたんだけど……」
    (先生が裸でピンク髪の誰かと寝ている写真)
    サオリ「なっ……」
    ミサキ「これ……サオリ姉さんの旦那さん……だよね?もう一人は、顔が写ってないけど……なんでこんなものがウチに……」
    サオリ「……その写真、預からせてもらえないか?」
    ミサキ「う、うん……。なんだか、ごめんね。誰かのイタズラだ思うんだけど、怖くて……」
    サオリ「いや……気にしなくていい、ミサキ」



    ミサキ「私の出番は少なくていいよとは言ったけどさ……」
    アツコ「でもサっちゃんにとって大切な人役だよ?」
    ミサキ「……そう」

  • 18124/09/08(日) 07:13:48

    〜夜
    “ただいま。あれ……アズサは?”
    サオリ「お帰り、先生。アズサなら、もう少しで帰ってくるはずだ。……それと……」
    “………?”
    サオリ「………いや、なんでもない」

    サオリ(何を考えている錠前サオリ!やっと幸せを掴んだというのに、それを自分の手で壊すつもりか!?私が耐えれば……それでいいんだ……!)

    “(サオリのあの様子……何かあったのか……?いや、今考えるべきはそれじゃない……。アズサが私を父親と呼んでくれてるんだ……)”


    アズサ(勧められた店の料理は文句なしだった。家族の楽しい思い出が出来た。やはり、私の父さんは、この人がいい。……だがどうして……今日父さんと母さんは、あまり会話をしなかったのだろう……?)

    “(アズサとはたくさん話せたけど、結局サオリとは上手く話せなかった……。やっぱり、サオリは何かを隠しているのか……?)”

    サオリ(そうだ……あんな写真を信じることはない……私一人が耐えればいいんだ……私が……)



    アツコ「(Atsuko grin)」
    ヒヨリ「エンジンかかってきた、ってやつですね……へへ……」
    “私まで胃が痛くなってきたよ……”

  • 19124/09/08(日) 12:30:45

    〜別の日
    ミカ「やっほー、先生☆」
    “ミカ……”
    ミカ「あ、暗い顔してる。もー、恋人の前でそんな顔するなんてマナー違反だよ?」ギュッ
    “こ、恋人なんかじゃ……”
    ミカ「……ふうん、まだそんなこと言うんだ。まあ、いいけどね。その方がオトし甲斐があるし。……さ、行こ?明日はお互い休みだし、たっぷり愛し合お?」
    “……。”
    ミカ「私のために内緒で有給取ってくれたんだから、有効活用しないと、ね☆ ……ねえ、どこ行く?映画?遊園地?ショッピングでもいいよ。……それとも……」スリッ
    “……っ……”
    ミカ「ホ・テ・ル……?♡」
    “(ミカに過去を知られている私に、選択肢はない……)”

    ミカ(あの写真の効果もそろそろ出始める頃だよね……ふふ、もうちょっとで……ふふふ……)



    サオリ「着実に進めていくな……」
    ミカ 「頑張っちゃうんだから☆」
    アツコ「(Atsuko grin)」

  • 20124/09/08(日) 20:50:01

    アツコ「ええと、先生の家は確か…ここだね。……あれ、玄関に誰かいる」
    ヒヨリ「えっ……あなたもしかして、アズサちゃんですか!?」
    アツコ「……ほんとだ、よく見たらアズサちゃんだね」
    アズサ「な、なんだ?なんで二人とも私の名前を……?」

    アズサ「えっ、母さんの親友で父さんの仕事仲間?」
    アツコ「覚えてないのも無理ないね。あんなに小さかったし」
    ヒヨリ「大きくなりましたね……なんだか、サオリ姉さんに似てるような……」
    アズサ「ごめんなさい、よく覚えてなくて……」
    アツコ「ふふ、いいよ。えらいえらい」ナデナデ
    ヒヨリ「え、えっと……私達、せんせ…アズサちゃんのお父さんが忘れ物してたから届けに来たんだけど……今日は誰もいないのかな?」
    アズサ「今日は両親とも用事でいないんです。母さんはそろそろ帰ってくると思いますが……父さんは泊まりの仕事みたいで……」
    アツコ「(泊まりの仕事……?)……そっか。じゃあ、これ…忘れ物届けたから、お父さんに渡しておいてね」
    アズサ「わかりました。ありがとうございます」ペコリ
    ヒヨリ「えへへ……お邪魔しました……」



    アツコ「たまには箸休めを挟まないとね」
    “嵐の前の静けさにしか見えないよ……”

  • 21二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 02:40:44

    続き待機

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 03:07:27

    よくもまこんなワクワクする胃が痛くなるような物語を

  • 23124/09/09(月) 06:54:01

    アズサ「そろそろ母さんが帰ってくる時間……ん?何かが挟んで……」ピラッ
    アズサ「な、なんだ、これは……!?父さん……?……じゃあ、この人は……?母さんじゃない……そんな……」

    アズサ「母さん!これはどういうことだ!」
    サオリ「アズサ……!?どこでそれを……!」
    アズサ「父さんは……父さんは私達を裏切ったのか……!?」
    サオリ「ち、違う!そんなわけない……こんなのはイタズラだ!」
    アズサ「じゃあこの写真は……!」
    “ただいま……。……サオリ?アズサ……?”



    ヒヨリ「ひいい……修羅場です……!」
    アズサ「上手くできてるだろうか……?」
    アツコ「(無言のグッドサイン)」

  • 24124/09/09(月) 17:47:41

    アズサ「っ!父さん!!これを見ろ!!」
    “あ、アズサ……?なっ、その写真は……!?”
    アズサ「知ってるんだな!?」
    “……し、知らないよ……”
    アズサ「嘘をつくな!……どうしてだ……どうして私達を裏切ったんだ……!わ、私は……父さんのこと……本当の……父さんだって……っそれなのに!!!」ジワッ
    “アズサ………”
    アズサ「どうしてだ……っ!!!」ガッ
    サオリ「アズサ、よせ……!もう、もうやめてくれ……!」
    “………サオリ………すまない……”
    アズサ「……すまない?すまないだと……!?……くっ……」ドンッ
    “………私は……サオリも、アズサも……” ガクッ
    アズサ「……出ていってくれ。もう父さんの……『お前』の顔なんか見たくない!!」ポロポロ
    サオリ「なっ……!?」
    “……ああ、そうさせて、もらうよ……ごめん………”ガチャ



    “ここはほぼリハーサル通りだね……”
    アツコ「いいシーンだったから、使えないかなって」
    ミサキ「それはともかくさ……この空気なんとかならない……?」
    サオリ「………」ズーン
    アズサ「…………」ズーン

  • 25二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 19:20:01

    >>24

    リアルもシナリオも地獄…これはフィクション!フィクションですから!!

  • 26124/09/09(月) 23:01:59

    ガチャ
    ミカ「……そろそろ来る頃だろうと思ってたよ、先生☆」
    “どうしてだ……私の家族には、手を出さないんじゃなかったのか……!”ガッ
    ミカ「………先生、先に約束を破ったのはそっちじゃん。言ったよね……?」

    ミカ「私を優先して……って(魔女顔)」

    “……。……そ、それは……娘が……”
    ミカ「アズサちゃんのせいにするんだ?」
    “……………っ………”
    ミカ「離してよ、それとも……」チュ
    “んんっ……!”
    ミカ「このまま、忘れさせてあげる。何もかも……私以外……ね」シュルッ
    “ミカ……っやめ……っ……!ぅ!”

    〜夜明け前
    ミカ「ふふ……これで、私も同じ立場、だね……ふふ……ふふふふ………」お腹サスリ
    “…………”
    ミカ「そんな顔してももう遅いよ。先生……あなたはもう、私と一緒になるしかないんだよ。それでも、私との関係を終わらせたい?……バラしちゃうよ?何もかも……」
    “………っ……”
    ミカ「ふふふ……。ほらぁ……感じるでしょ……?私の中に、今生まれたんだよ……あなたと私の、愛の結晶が……ねえ?(魔女顔)」



    ヒヨリ「ひいぃぃ……!(ガチ悲鳴)」
    ミカ「アドリブとかも入れてみたんだけど、どうかな?」
    アツコ「思ったより凄いシーンができちゃった、ふふ……ふふふ……」

  • 27124/09/10(火) 06:53:11

    ミサキ「サオリ姉さん、大丈夫?アズサなら、今寝たよ」
    サオリ「……ああ。すまない、ミサキ」
    ミサキ「ここに居辛いんでしょ、うちで良ければ構わないよ。……あの写真、本物なの?」
    サオリ「……わからない。嘘だと思いたい、が……」
    ミサキ「……?」
    サオリ「……先生は、昔のことをあまり話したがらないんだ。どこで生まれたのかとか、前にどこに住んでたのかとか……聞いても、いつか話す、とか、今はまだ話せない、とかばかりで……」
    ミサキ「そう……なんだ……」
    サオリ「だから……もしかしたら……という気持ちも……」
    ミサキ「……こういう時、私がただのお隣さんじゃなければ……『あなたが信じなくてどうするの』……とか言うものなんだと思うけど……。なんか、ごめん。今思い返せば、あんな写真見せる前に処分しとけばよかった……」
    サオリ「……いや、いいんだ。それに……私がまず信じなければ……な。ありがとう、ミサキ……」



    “私の過去はこれから明かしてくんだっけ?”
    アツコ「ふふ、楽しみにしててね」(Atsuko grin)
    ミカ「本当に凄いんだから☆」(魔女顔)
    “やり過ぎないようにね……”

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 15:41:51

    今回はベッドシーン抑えめだけどその分ホラー描写に力入ってるなアツコ監督

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 16:14:30

    このレスは削除されています

  • 30124/09/10(火) 17:16:32

    “ミカ……君は……君は誰なんだ……?私の過去を知っている君は……誰なんだ……!?”
    ミカ「まだわかんないの?思い出させてあげようか?……あなたが高校を卒業したときのこと」
    “……!……そ……そんな……それじゃ、君は………君は……まさか……まさか………!?”
    ミカ「私を産んだ女はね、私を施設の前に捨ててどっか行っちゃったの。何したのか知らないけど、今は服役中なんだって」
    “………。”
    ミカ「そして、その女に私を産ませた男は、その責任を背負いきれずに逃げた。……まあ、まだ成人すらしてないんだもんね。当たり前だよね。でも私は、生みの親から名前すらつけてもらえなかった。施設の人がミカって名前をくれたけどさ」
    “……あ……”
    ミカ「探したよ。探して探して……見つけたんだ。そしたら、何食わぬ顔で男に捨てられた母娘とくっついちゃってるんだもん。びっくりしちゃった☆」
    “……あ………あ……ぁぁ…………”
    ミカ「探したんだよ。ねえ、褒めて?先生……ううん……」

    ミカ「 “ お父さん ” 」

    “あ……ああ……!そんな……!うあ……うわあああああぁぁぁ………!!!”ガクッ



    (大興奮で見入っているアツコとヒヨリ、やりきった魔女顔のミカ)
    サオリ「……先生、その、大丈夫か?」
    “ミ……ミサキ………私にも胃薬……うっ……”
    ミサキ「……はい、これ」

  • 31124/09/10(火) 17:21:25

    〜会社
    アツコ「……?はい……え?どちら様……え?先生?あ、あの……?ちょっ………切れちゃった……」
    ヒヨリ「せ、先輩……?どうかしたんですか……?」
    アツコ「なんだか……変な電話が掛かってきた……。先生が浮気してるとか、過去を知っているとか……」
    ヒヨリ「浮気……ですか……?えっ……先生が……!?」
    アツコ「ちょっ……ヒヨリ、声が大きい……。ほら、行こ……」
    ヒヨリ「ぅ……す、すいません……」
    ウワキ?
    エー?ダレガ?
    センセイダッテ?
    ウソー?
    ドヨドヨ…


    ミカ「ふふふ……ただいま、せーんせ☆」ガチャ
    “……ああ……”
    ミカ「心配しなくていいよ?先生はずっとここにいればいいんだから。妻も娘も、全部私がやってあげる☆」チュッ
    “……ああ……”



    “(着地点どうなるのかなこれ……)”
    アズサ「今回はどんな終わり方をするのか楽しみだな、先生」ワクワク
    アツコ「はい、アズサ。これ次の脚本ね」

  • 32二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 17:48:11

    イ、インモラルぅ……

  • 33二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 18:02:14

    私は好きですよ、おままごとでドロドロのやるの
    おままごとだからこそですが

  • 34二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:42:37

    男に捨てられた母娘の旦那になった途端、昔ヤリ捨てた女の娘が現れて身体の関係になってしまった

    のが今回の先生の役か…
    アツコ監督、アクセル全開だな

  • 35二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:58:34

    >>34

    「ただドロドロだけじゃつまんないから生々しくしよう!」みたいなことをミカが言い出してこうなったんだな

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:13:42

    >>30

    確かに先生からしたら「責任から逃げた大人」って、ねえ…

  • 37124/09/11(水) 06:50:07

    〜三日後
    アツコ「サっちゃん。先生、まだ帰ってないの?」
    サオリ「ああ……。……アズサも、学校に行かなくなってしまって、ミサキの家にずっと引き篭もっている」
    ヒヨリ「私も、ここしばらく先生の姿を見てません……会社にもただ、しばらく休む、とだけ……どこにいるのかも……」
    サオリ「そうか……。すまない……」
    アツコ「サっちゃんのせいじゃないよ。……それで、電話の件についてなんだけど……」
    サオリ「先生の過去……か?」
    アツコ「うん。先生がうちに転職してきたときの履歴書から調べたんだ。でもこれ、話していいかどうか……」
    サオリ「構わない。話してくれ」

    〜説明中〜

    アツコ「……これで、全部だよ」
    サオリ「………そうか……」
    ヒヨリ「私達も、信じたくありませんでした……あの人がそんな……」



    ヒヨリ「えへへ……盛り上がってきましたね……」
    アツコ「ふふ、さて、サっちゃんはどうするのかな?」
    “楽しんでるなぁ……”トオイメ

  • 38124/09/11(水) 06:51:26

    サオリ「………私は……」
    (先生からの着信音)
    サオリ「!もしもし?先生か?今どこにいるんだ?」
    ミカ『ぶーっ。ハズレ☆』
    サオリ「っ!?誰だ!?」
    ミカ『それをあなたが知る必要はないよ。あなたがすることは一つ。今から離婚届を用意することだよ☆』
    サオリ「………まさか、あの写真を送ったのは……」
    ミカ『そう、私。でも、良かったでしょ?先生はね、あなたという人がいながら、私と寝ちゃうような人なんだよ』
    サオリ「………っ……」
    ミカ『ね?愛想尽きたよね?それならもう一緒にいることないよね。それなら……』

    サオリ「……勝手に決めるな」

    ミカ『……』
    サオリ「別れるかどうかは、先生と話してから決める。夫婦とは、そういうものだろう」
    ミカ『……わかってないのかな?先生はね』
    サオリ「わかっているさ。あの人の過去も……だが……いや、だからこそ、あの人の口からそれを聞きたいんだ」
    ミカ『………。ふうん……あっそ。……じゃあ、もう話すことなんかないね』ガチャ
    サオリ「あっ……!?おい、待て!(リダイヤル)………っく……!」



    ミサキ「リーダー、いつもながら迫真の演技だね……」
    アツコ「うんうん」
    “……ん?でもサオリはミカが私の実の娘だってことは知らないんだよね?”
    アツコ「先生、しーっ」

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 12:43:13

    今の所誰も刺されてないが果たして…

  • 40124/09/11(水) 17:50:01

    ミカ「先生……」スリッ
    “……。ミカは、私が憎くないの……?”
    ミカ「……最初は、憎かったよ。見つけ出してこの手で……なんて思ったりもした」
    “……それなら”
    ミカ「でもね…なんでだろうね。先生を見たとき、思ったんだ。この人を手に入れたい。独り占めしたい。……ううん、私はこの人を独占する権利がある……って」シュルッ
    “ミカ……”
    ミカ「ねえ……慰めてほしいな。ちょっと嫌なことがあって……だめ?」パサッ
    “……いいよ、おいで”
    ミカ「えへ……」ギュッ
    “(私はもう、ミカから離れることはできない……この子は私の罪そのものだ……サオリ……アズサ……許してくれ……)”

    ミカ「先生……先生はもう私のものだよね……?」ギシッ…ギシッ…
    “ああ………”
    ミカ「嬉しい……っ……もう……私を離さないで……っ……私を捨てないで……っ……このまま、あなたと私はずっと……ずっと一つなの……っ」ギシッギシッギシッギシッ…

    ミカ「…“お父さん”…」

    “………!”
    ミカ「あっ……ふふ……興奮した……?ねえ……ふふふ………」



    “うぅ……お腹が……”キリキリキリ
    ミカ「……続きは明日やる?」ツヤツヤ
    “うん……お願い……”シロメ

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 17:58:58

    >>34

    ミカ母が捕まってるらしいしミカ母の未成年淫行の被害者説もある気がする

  • 42124/09/11(水) 21:46:39

    〜ミサキの家
    アズサ「そろそろ……寝るよ」
    ミサキ「うん、おやすみ。明日はどうする?……学校行けそう?」
    アズサ「………ごめん。か、代わりに、何かやる……。掃除とか……だから……」
    ミサキ「ううん、いいよ。無理しないのが一番だからさ」
    アズサ「……ありがとう……」

    アズサ「(父さん……)」

    〜次の日の昼
    アズサ「……今日も休んでしまった……母さんに怒られるかな……。……ん、誰だ……あれ……?」
    (サオリの家を横切りながら監視しているミカ)
    アズサ「あの髪色……まさか……!」ドタドタ ガチャ
    ミカ「!」ダッ
    アズサ「あっ、待てっ!!」

    アズサ「……。くっ、見失った……。さっきの女……あいつが父さんを……許せない……!絶対に見つけ出してやる……っ!」ギリッ

    ミカ「ふう……。………」

    ミカ「顔、見られちゃった、かなぁ?(魔女顔)」



    ヒヨリ「」ガクガクブルブル
    ミサキ「ヒヨリ、落ち着きなよ」
    ヒヨリ「す、すみません……だ、だって……」
    ミサキ「前作だと一番怖い役やってたのに……」
    ヒヨリ「えっ」
    ミサキ「えっ?」

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 00:55:46

    えっ

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 06:57:22

    このレスは削除されています

  • 45124/09/12(木) 06:59:40

    ガチャ
    サオリ「はい、もしもし。……ああ、姫。久しぶ……なっ……あ、アズサが……!?」

    〜病院
    サオリ「アズサ!!」バンッ
    ミサキ「サオリ姉さん……!」
    アツコ「サっちゃん、しーっ……」
    ヒヨリ「アズサちゃんなら無事ですから……」
    サオリ「す、すまない……。そうか……それなら……よかった……」
    アツコ「歩道橋の階段から転げ落ちたんだって……当たりどころが良かったから、助かったみたい」
    サオリ「そうか……だが、どうしてそんなところに……」
    ミサキ「……手掛かりになるかどうかは、わかんないけど……アズサの様子、最近ちょっと変だった。塞ぎ込んでるというより、何かを探してるみたいで……」
    サオリ「探してる……?」
    ミサキ「うん……窓の外をずーっと見てたり……必ず来るはずだとか、捕まえてやるとか……」
    アツコ「とにかく、目を覚ましたら聞いてみようよ」
    アズサ「………」



    “今回はアズサは助かるんだね?”
    アツコ「うーん、まあ、そうだね」
    ヒヨリ「えへへ……」
    “(うわあすごい嫌な予感)”

  • 46124/09/12(木) 16:15:45

    〜ミカの家
    “(ここに来てから、もう……何日だろう。一週間は経ったのかな……。電話も何もかも、ミカの言うがままに渡して、連絡はずっと取ってない……)”

    オカーサーン

    “(窓の外で声が……)”

    ウフフ、ソロソロカエリマショウカ
    ウンー!

    “………サオリ……アズサ……。……そうだ。私はまた……いや、もう逃げちゃいけないんだ……。サオリからも、アズサからも……ミカからも……”


    ミカ「ただいま、せーんせ☆ ……どうしたの?」
    “ミカ、ここから出してくれ。家に帰してほしい”
    ミカ「……何言ってるの?ここが先生と、私の家だよ?」
    “……ミカ”
    ミカ「……っ。ねえ……やめて……そんな顔しないで……?わ、私、なんだってするよ……?先生は、私と一緒になってくれるんだよね……?」
    “……そうなるしか、ないのかもしれない。けれど、それはサオリとアズサと……私の家族と話をつけてからにしたい”
    ミカ「私があなたの家族だよ!私が……!私だけが……!!」ジワッ



    サオリ「ミカも内心は限界だった、ということだろうか」
    アツコ「うん、そんな感じだよ」
    ミカ「うーん、もうちょっとメンヘラっぽくした方が良かったかな?」
    “ふ、雰囲気出てて良かったんじゃないかな……?(あれ素面じゃないんだ……)”

  • 47124/09/12(木) 18:55:45

    “だからミカ、一緒に来てくれないかな。君を含めた、私達全員で話すべきだ。もう、逃げたらだめなんだ”
    ミカ「……………」ポロポロ
    “君は私の罪そのものだ。だからこそ、私は君とも向き合わないといけない。……このままじゃ、いけないんだ”
    ミカ「…………」
    “頼む”
    ミカ「………………」コクン



    アツコ「クライマックスだよ」
    ミカ「よぉーし!」
    “気合入ってるなぁ”

  • 48124/09/12(木) 19:02:58

    ミカ(……ああ、そうなんだ。……この人は、もう私だけのものにはならないんだ)


    ミカ(私“だけ”を愛してくれないんだ)


    ミカ(私を産ませた男なのに。私が一番に愛する権利があるはずなのに)


    ミカ(…………)


    (もう、いいや。それなら)


    〜歩道

    ミカ「先生……」スッ

    “……えっ?”

    ミカ「死んでも愛してる」ドンッ

    “!!!!(突き飛ば、されっ……。目の前にトラックが……避けられな……)”


    “(サオリ……アズサ……)”


    “(ミカ……)”


    “(ごめん……)”


    ガシャン




    “あっ(察し)”

    アツコ「(Atsuko grin)」

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:40:27

    首吊りの次はミンチよりひでぇことになる先生…

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:52:53

    未だかつてトラックに轢かれるおままごとがあっただろうか

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 19:54:13

    このレスは削除されています

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:19:12

    アツコ「前回が刃物だから今回は車にしたよ」

  • 53124/09/12(木) 20:23:21

    “(目を開ける)”
    アズサ「父さん……?父さん!」
    サオリ「先生!目が覚めたのか!?」
    “アズサ……サオリ……?”
    アツコ「おはよう、先生……無事で、良かった……」
    ヒヨリ「うわぁん!先生が蘇りましたぁ!!」
    ミサキ「ヒヨリ、うるさい、ここ病院。……助かったんだよ、先生」
    “アツコ先輩……それに、ヒヨリ……。お隣のミサキさんまで……”
    サオリ「……っ」ギュッ
    アズサ「……父さんっ」ギュッ
    “アズサ……サオリ……”
    アツコ「ふふ。間一髪だったみたいだよ。トラックの運転手が、倒れ込んできた先生を見て、咄嗟に急カーブしたんだって」
    ヒヨリ「えへへ……先生の日頃の行いですね……」
    “日頃の………。……そ、そうだ……私と一緒に、誰かいたはず……”
    ミサキ「……ピンクの髪の人のこと?」
    “う、うん。どこに……”
    ミサキ「……もう、いないよ」
    “……えっ?”
    アツコ「急カーブしたって言ったでしょ?……カーブした先に、その子がいたんだって」
    ヒヨリ「わ、私も聞きました……ひどい有様だって……」
    “……そ、そんな……”



    アツコ「クランクアップだね。お疲れ様」
    ミカ「ど、どうだった、かな?」
    “ミカはこのオチで良かったの……?”
    ミカ「うーん、やっぱりこういうのは不倫相手が勝っちゃだめだと思うし……」
    “まあ、それはそうだけど……”

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:24:50

    このレスは削除されています

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:26:05

    このレスは削除されています

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:41:55

    謎の倫理観……wいやでももうここまで行ったら救いでは有るよね。もう戻れないんだし>不倫相手が勝っちゃ駄目

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:51:21

    アズサもなんかファザコン拗らせてる感あるな

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:52:53

    あにまんで流行りのゴリラネタを入れるべきでしょ

  • 59124/09/12(木) 20:53:55

    アズサ「…………………だ」
    “アズサ……?”
    アズサ「……当然の、報いだ。あんなやつ……。私と母さんから、父さんを……!」
    サオリ「アズサ、よせ……」
    “サオリ、アズサ……。そのことについて、きちんと話したいんだ。私の過去と……そして、ミカのこと……”


    アズサ(父さんは、その後私と母さんの前で、全てを打ち明けてくれた。正直、私は何度か怒りそうになったけれど、父さんの涙を見ていると、そんな気はどこかへ行ってしまった)

    サオリ(私は、何も言わずに聞いた。先生が涙を流しながら告白した自らの罪を、私は責めることせず、赦すとも言わず、ただ聞き続けた。恐らく、先生はどちらも望んではいない。……私もアズサも、そう感じたからこそ、私達はただ聞き続けた)



    “えーと、私とアズサとサオリは、これでクランクアップだっけ?”
    アツコ「もうちょっと出番あるよ。あ、ミサキとヒヨリはお疲れ様。ありがとうね」
    ミサキ「……なんかもう、ただ疲れた……」
    ヒヨリ「えへへ……私は楽しかったです……」ツヤツヤ

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:54:20

    >>58

    今のあにまんミカはレイサだけど

  • 61124/09/12(木) 21:01:22

    “(全てが終わったあと、私は勤め先に復帰した。アツコ先輩やヒヨリがなんとかしてくれたらしく、私の過去のことは三人の秘密ということになった。サオリとアズサとの関係は……)”

    サオリ「行ってらっしゃい。……あまり、遅くならないように、な。」
    “うん。ありがとう”

    アズサ「……」
    “行ってきます、アズサ”
    アズサ「………」コクン

    “(少しばかり、距離ができたように感じる。……それでも、サオリとアズサは私を迎え入れてくれた。今は、それを感謝している)”

    “(これからどうなるのかはわからない。それでも、私のやるべきことは、今の家族を大切にすることだ)”

    “(たとえ瞼の奥に、あの時のミカの泣き顔が、ずっと焼き付いていたとしても)”

    ──END



    “満足した……?”
    アツコ「うん。やりたいことはできたけど、前作のインパクトは超えられてないって感じかな」
    サオリ「方向性はだいぶ違っていたと思うが……」
    ミサキ「……なんか、胃もたれしそうな話多めだった気がする……」
    ヒヨリ「私はこういうのもいいと思いますけどね……へへ……」
    ミカ「思いっきり寝取り女ができたから私も良かったよ☆」
    アツコ「………ねえ、先生、やっぱり前作みたいなハーレムが崩壊するようなのやらない?」
    “さすがにもう勘弁かな……”

  • 62124/09/12(木) 21:12:32

    読んでくれてありがとうございます。

    中弛みが思ったより酷く、最後まで書き溜めしてからやれば良かった、と今更になって猛省しております……。前作(?)はすらすら行けた気がするのに今回は妙に難産な上、つまらないと感じさせてしまう所も多々あり、自分の未熟さを痛感しております。申し訳ありません。
    おままごとスレの難しさや、それまでのおままごとスレが如何に難しいものなのかを思い知りました。

    それでも、最後まで付き合ってくださった皆様には感謝に堪えません。
    本当にありがとうございました。

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 21:21:43

    ええやん、お疲れ様
    やっぱ展開が展開なだけに好き嫌いがはっきりしそうやね

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 23:18:41

    >>61

    ハーレムが崩壊するのってつまり…


    サオリ「先生…3ヶ月だ」オナカサスサス

    アズサ「先生、私はこの子に名前をつけたいんだが…」オナカサスサス

    ヒヨリ「えへへ…先生と私の愛の結晶…あっ、今動きました…」オナカサスサス

    ミサキ「…まぁ、こうなった以上は、責任取ってよね?」オナカサスサス

    ミカ「貴方達何言ってるの?先生の子は、私の中にいるこの子だけだよ?」オナカサスサス

    アツコ「そんな…あなた…信じてた…のに…」ウルウル

    “アツコ…!待ってくれ、誤解だ!”





    アツコ「なるほど。これがNTRの感覚なんだね…」メモメモ

    “だからもうやめようアツコ!やめてくださいアツコ監督!誰か!誰かやめさせて!”


    こういうのか

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 23:19:22

    このレスは削除されています

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 10:48:13

    アツコといいノノミといい倒錯してるなぁ

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 10:49:08

    このレスは削除されています

オススメ

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