【SS】アビドス自治区へようこそ、先生 Part4.5

  • 1◆7cUYYuxo.A.M24/09/08(日) 12:02:36

    謎の現象によって百年止まない雨が降り続き、銃が使えなくなった湿地帯アビドスへようこそ。
    前スレからの続きとなります。

    起きたらスレが落ちていましたので立て直しました。

  • 2◆7cUYYuxo.A.M24/09/08(日) 12:03:34
  • 3二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 12:05:21

    おああ…!?楽しませてもらってるのに保守出来ず申し訳ない、再建て乙です。

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 12:18:59

    再建乙です

  • 5◆7cUYYuxo.A.M24/09/08(日) 12:25:54

    (昨日の夜は見ていたスレが全体的に動きがなかったので、規制が厳しかったのでしょうか。保守はしていただけるだけでありがたいので、お気になさらないでください)

    「……いた」
    ビルの中ほどの階層から、カリンの構えた銃口がのぞく。
    遠くから響いているのはアカネの爆弾の音だろう。音の大きさから、距離はゆっくりとだが近づいてきていることが分かる。
    それを気にしつつも、意識は銃口の向こう側に注がれていた。
    カリンと同じように、ビルの一室からライフルを構えている、セリカの姿がある。
    何処かぎこちなさを感じさせるその姿は、つい先ほどようやく捉えたものだった。
    ──おもったよりも接近されてしまった。撃ってすぐに気付かれるということはないだろうけれど。
    彼女の狙撃技術を、カリンはよく知らない。
    しかしその動きは俊敏で、注視していなければカリンの視点からでもすぐに消えてしまうだろう。
    実際、それで一度巻かれているわけだし。
    「でも、ここからなら」
    息を吸い、吐き。
    もう一度吸って、止める。
    ブレないよう、ゆっくりとトリガーに指をかけ、じくり、と引き絞って。
    ボッ、と重苦しい射撃音が響き渡った。
    それはビルとビルの間、中間にある背の低い別のビルのガラスを破り、その向こう側のビルにまで到達する威力を持って、セリカの元へと飛来するものだった。
    回避は間に合わない、と確信できる一撃が、セリカ目掛けて飛翔し、
    ──目が合った。位置がバレた!
    ガラスの割れる音か、それとも射撃音だろうか。それを聞きつけたらしいセリカがまずは耳が動き、それから視線がカリンの方へピタリと吸われる。
    ばれた、と理解した瞬間、着弾を確認せず移動を開始した。
    当たっているとは考えない。着弾前に位置まで察知できる聴力の持ち主が、あの動きのしなやかさで弾丸を回避できないとは思わなかった。
    「思ったよりずっと耳がいい、これは先に合流した方がよさそうだ」
    勝てないとは思わない。が、確実性を求めるのなら仲間と合流した方がいい。
    そう考え、カリンは爆発音が響き渡る方向へと駆けだした。

  • 6二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 12:47:25

    ミレニアム製高性能センサーすら超えるセリカセンサーだ、容易ではないぞカリン?
    しかし流石の判断の速さだね。

  • 7二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:04:45

    相手から見たアビドスが恐怖感多めで描かれてて迫力あるな…

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:20:36

    たて乙とりま10まで

  • 9二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:25:26

    アビドス人こわいな

  • 10◆7cUYYuxo.A.M24/09/08(日) 13:25:59

    「うわ、カリンの狙撃を避けるなんて……」
    「良い狙撃だね―、ビル越しもそうだけど、あれなら壁抜きも出来そう。ポジショニングも射撃後の行動も満点、いいスナイパーだねぇ」
    「そのスナイパーの弾を避けてるんですけど、貴女の後輩」
    「うへー、そこはほら、セリカちゃんだからねえ。耳が良いんだよ、物凄く」
    「銃の発砲音なんて珍しくもないものを聞き分けて、方向まで察知するってどういう耳してるんですか……?」
    「セリカちゃん、撃ち合いにはそこまで強くないけど、聞き分ける、聞き取ることに関しては天才だと思ってるよ」
    「……それで、こっちのノノミさん。彼女はその……」
    「うん、異様な体幹と、それに支えられた重装備を運用した状態での機動力がノノミちゃんの武器だからね。あのくらいのガトリング砲なら多分両手で二丁でも行けるんじゃない?」
    「サイボーグですか……?」
    ”ツインガトリング……いい……”
    「先生?」
    ”おほん。それで、二人はどう思う? このままアビドスが押し切っちゃうかな?”
    「それは……」
    「うーん、それはないかなあ」
    「……小鳥遊さん、それはなぜ?」
    「ホシノでいいよー。ここまでは、一対一の得意の押し付け合いだったでしょ? 実際、うちはそれが得意だから」
    ”そうだね、ばらばらに配置された面々が、ここで戦ってる”
    「でも、C&Cの得意技はそうじゃない。そうだよね、ユウカちゃん」
    「そうですね、C&Cは全体が連携を取って動くことで、その能力を何倍にも増加させます。ということは……」
    「おじさんの予想では、ここからが本番。連携をとったホームグラウンドのC&Cに対して、皆がどれだけやれるか、かなあ」
    ”ホシノ、なんだか楽しそうだね”
    「うへー、バレた? ……そうだね、楽しいよ。皆、こんなに強くなってくれてさ」

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:26:39

    異世界扱いされても仕方ない別モノ環境で鍛えられた生徒達だ、面構えが違う。

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 13:28:38

    >>10

    先生?COSMOSとかお好きですね?

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 21:12:15

    保守

  • 14二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 00:11:18

    保守
    このストーリーの更新が最近の楽しみ

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 08:11:06

    タイマンなら押し切れるのが強みか……

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 18:06:26

    夕方保守

  • 17二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 20:26:07

    すまぬ…すまぬ…

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 03:10:04

  • 19二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 05:44:11

    ユメ先輩が加わったことで面白いカードが生まれるようになった

  • 20二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 12:54:28

    保守

  • 21二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 19:56:11

    保守

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:41:28

    ほす

  • 23◆7cUYYuxo.A.M24/09/10(火) 23:24:37

    棍を振り抜きざま、返しの一手を捌かれる。
    流れるように打ち込まれる打撃から辛うじて逃れ、さらに一歩、二歩引くとともに、ユメの盾が割って入ってくる。
    棍が届き、ゼロレンジの打撃が届かない距離を保ちつつ、ユメのカバーから外れないよう立ち回る。
    ──とはいえ、一撃貰えば終わりというのは肝が冷えます。
    相手とのスペック差は決して埋められない谷ほどもある。
    アヤネが拮抗、あるいは勝っているかもしれないのは、クロスレンジでの格闘技術だけ。
    アビドスで中学含めて四年間、磨きに磨き抜いた技術が、速度、膂力、スタミナ、全てにおいてまさっている相手に対して辛うじて食いつかせてくれている。
    それも、相手が銃撃戦に切り替えず、殴り合いに応じてくれているからこそのものだが。
    ──そろそろ、相手も合流を始めるでしょう。その前に。
    せめて一撃、痛打をくわえておきたい。そう考えながらも、焦りが体に出ることはない。
    どうにかしなければ、事態の突破を図らなければ。そうして焦って打ち込んで、それを利用されボコボコにされたのは一度や二度ではなかった。主に今実況席でにやけているおじさんに。
    だからこそ、確実に踏み込めるタイミングを探る。幸い、今は防御を任せられる相手がいるのだから。
    再び距離を詰め、棍を打ち込みつつ降り注ぐ打撃を流し捌いていく。
    一歩間違えればノックアウトの状況、知った相手とは違う勝手に、アヤネの頭は猛烈に回転し始めていた。
    「埒が明かねえな、いくぜ」
    打開策を組み立てるさなか、おもむろにネルが言った。
    そして、来る。
    業を煮やしたのか、じれ切ったのか。一息の間に踏み込み、振りかぶりまでを済ませたネルが、その拳を。
    ──ま、ず……っ!?
    思い、腕が動いた。
    咄嗟の判断で滑り込ませた棍越しに、ユメの支援も追いつかない速度の打撃が来る。
    ぐぅ、と体が押し出される感触と、今までにほとんど感じたことのない痛みと圧迫感が、胸のあたりに押し付けられた。

  • 24二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:30:49

    おおお、ついに状況が動いたか。
    やはり経験の差はでかい。
    しかし、実況席でにやけているおじさんワロタ。

  • 25二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 06:02:58

    保守

  • 26二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 07:33:06

    ネルはホシノとやり方が大分違うからなぁ
    反撃を受けながらでも強引に突っ込むタイプは冷静に対処するのは難しい

  • 27二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:01:38

    保守

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 20:42:51

    ヤバそう

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 01:38:52

    保守

  • 30二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 07:58:53

    後方で見守っているホシノから得られる栄養美味しい

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 11:34:28

    ユメパイが(死にかけた事があるが)元気で、大人達とも関係が悪くない。
    ここのおじさんは一人で抱え込んで無いから、後輩を見守る姿にも余裕がある。(なお鍛えるために容赦なくボコる)

  • 32二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 13:01:54

    保守

  • 33二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 20:55:22

    保守

  • 34二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 00:01:39

    保守

  • 35◆7cUYYuxo.A.M24/09/13(金) 00:03:52

    普段は使わない『銃』というものの扱いは、ひどく難しい。
    引き金を引けば弾が出る。それだけの機構が、長く戦えば戦うほど邪魔だと感じるようになる。
    「あれ、もしかしてもう息切れしちゃった?」
    「どっちが」
    銃を使った戦闘は、一方的に撃つか、使わないか。その程度しかこなしてこなかった。
    だから、学習する。目の前の、卓越した戦闘技術を。
    撃つ時には引き金を引き切らず、弾むようにリズミカルに。
    照準は一か所を狙わず、相手の動きに合わせて。
    残弾は引き金を引いた感覚で覚える。これくらい引いたらこれくらい残る、マガジンの中を頭でイメージする。
    槍と石では必要なかった感覚を、即興で養う。
    「あは、この速度にもついてこれるんだ、すごいねー!」
    ほとんど鼻先が触れ合いそうな距離で、シロコはアスナと銃砲を向け合う。彼女の瞳に映る自分の顔すら見える距離で。
    ──この人、さっきから私が撃つ前に避けてる。
    撃ち合いながら、シロコは自分がゆっくりと移動しているのを感じていた。
    互いに位置を入れ替えながら、まるでワルツを踊るようにくるくると。入れ替わるたびに少しずつ、戦場が引き寄せられるように動いていく。
    「……そろそろかな? いいよー!」
    とん、とアスナが大きく後ろに跳ねる。
    次の瞬間、今までとは段違いの威力の弾丸がシロコの耳元をかすめた。
    ──新手、狙撃!
    咄嗟に銃弾をばらまきつつ、深く息を吸いこむ。
    身をかがめることで次弾を避け、弾けるように駆け出した。

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 00:50:46

    戦闘中に爆速で学習していくシロコヤベェけど、流石にC&Cの練度と連携にはまだ届かんか。

  • 37二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 08:08:09

    普段使ってるのが沼地での運用前提の無骨&丈夫な装備だからなぁ……武器の習熟度での差は急には埋めきれないよねぇ

  • 38二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 18:06:42

    保守しときます

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:50:14

    前回みたいにならないように保守

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 00:59:00

    保守

  • 41 24/09/14(土) 07:31:09

    保守

  • 42二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 14:02:25

    保守

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 18:10:17

    夕方保守

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 23:36:40

    夜保守

  • 45◆7cUYYuxo.A.M24/09/15(日) 08:23:30

    駆ける。瓦礫に埋もれていく道路を、ひたすらに。
    耳が馬鹿になりそうな爆発音が連続し、それが辺りのビルをなぎ倒していく。
    「ノノミ先輩! これ大丈夫なの!?」
    「さあ~♡」
    「さあって!?」
    セリカが相手の狙撃手を追跡して移動していたところに、この爆発とガトリングの射撃音がやってきた。
    爆発は相手の爆発物が原因で、それを迎え撃つノノミが射撃音の元だ。
    うんざりするような音の嵐のせいで、セリカの耳はうまく機能しない。それでも、相手がどこにいるのか大まかな方向だけは音の動きから察知できる。
    そちらへ向けて銃撃しつつ、ひたすら前進しているが。
    ──これ、ぜったいおびき寄せられてるわよね。
    なんとか距離を詰めたいとは考えても、相手は巧みに爆弾による破壊を行い、セリカとノノミの足を鈍らせてくる。
    足場の悪さは決してハンデにはならないものの、爆発とそれによる爆風と飛散する瓦礫を避ける為に無駄な行動をとらざるを得なかった。
    「先輩、多分向こうは味方と合流するつもりだと思う。私が先行して、向こうの合流先を見てきた方がいいかも」
    「そうですねー、シロコちゃんの相手と合流されると面倒ですし、セリカちゃんお願いできますか?」
    「りょーかい、じゃあノノミ先輩は圧かけながらゆっくり来てよ」
    「はーい☆」
    ニコニコ笑顔のノノミ先輩を置いて、私は道から外れて路地を駆け出した。
    向こうの動きの先、道を迂回してビルの中を通り抜け、その到達点目掛けて疾駆する。
    普段は担がない銃火器の重さを邪魔くさく感じつつ、おもむろに手頃な大きさの瓦礫をいくつかポケットに押し込んだ。
    次第に爆発音の代わりに、銃撃音が増えていく。
    細かい射撃音がいくつかまとまって聞こえ、それが何度も繰り返される。
    途中であの鈍い単発音──セリカを狙った初撃のそれも聞こえ、すでに相手が合流を果たしていることを悟った。
    ──頑張ってシロコ先輩、今行くから。

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 15:56:56

    保守

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 17:50:29

    ようやく追い付いたが神概念のスレだ...

  • 48二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 18:00:14

    >>45

    耳が爆音でダメージ喰らっても大事な音は聞き逃さないとは、流石セリカ優秀だな。

    誘導されている自覚も皆あるだろうし、アビドス組のチームワーク自体はC&Cにも負けてない、ここからどう反撃に転ずるかね?

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 19:25:03

    復活してるー!

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:10:44

    スレの復活を地味に待ってたよ...

  • 51◆7cUYYuxo.A.M24/09/15(日) 23:48:37

    相手の連携は強固だった。
    その天性の感覚を武器に前に出てくるアスナ。
    巧みに追い込みを掛け、爆発物による妨害で動きを制限するアカネ。
    それらの隙間から糸を通すように狙撃で二人を支援するカリン。
    それぞれが役割を理解し、それを確実に果たすことで相手を追い詰める動きだった。
    最高戦力であるネルが欠けた状態であっても、連携というものを訓練してこなかったアビドスにとっては十分な強敵である。
    アスナにはシロコが対峙し、爆薬を操るアカネに対しては制圧力のノノミが銃口を向け威圧し、カリンの狙撃にはセリカがカウンターを行うことでその行動を縛ろうとする。
    「……ダメ、このままだと押し切られる」
    しかし、その動きはやはり下手な物まねでしかない。
    修練を積んで来なかったことをいくらここでやろうと、付け焼刃にしかならず、熟練者のそれには太刀打ちできないとアビドスの誰もが悟っていた。
    だからこそ。
    「──じゃあ、もうやっちゃいましょうか♠」
    ノノミが、まず言って。
    そして行った。
    予備の弾倉が詰まったカバンを、その膂力をもって全力で投擲する。
    その先には、爆薬をもって動き回るアカネの姿があった。
    爆薬、銃弾の詰まったカバン、そして、ノノミの構えたガトリングが厳かにカバン目掛けて回り出す。
    次の瞬間、銃火器の咆哮を受けたカバンは弾けるように爆ぜた。吐き出された弾丸がカバンを貫き、花火のようにそこいらじゅうに弾けて回る。
    そしてそれは、アカネの持つ爆薬にも引火する。即座に起爆するために安定性をわざと落としていた爆薬に、自身の火薬によって熱された弾丸は十二分な起爆装置となり得た。
    「さあ、行ってください!」
    「ん、任せて」
    「やっぱり、こっちは性に合わないわね!」
    ライフルを片手に突っ込むシロコ。それに続き、片手に石を握って突き進むセリカ。
    身軽になったノノミもそれに続き、二人の周囲に弾丸をばらまくことで支援射撃として突撃を支援する。
    チームプレーは出来ない。だから、三人は自然とその決断をした。
    おのれに出来ることを全力で。自分たちの強みを押し付けられる選択を。奇しくも、C&Cと同じ選択を。
    「今度はこっちが、近づく番」

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 23:51:02

    付け焼き刃(チームプレー)よりはいつもの(ソロプレー)を

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 07:59:10

    それぞれがソロプレーしてそれが結果的に一番いい連携になるって事か

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 12:40:14

    ソロプレーがここのアビドス生達の最適解ってわけね
    ほむ

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 18:10:39

    というか今回は普段と得物も違うから普段の連携できず、付け焼刃の連携になるからそれならいっそソロプレーした方がまだ行けるという感じかな?

  • 56◆7cUYYuxo.A.M24/09/16(月) 20:27:24

    (『我々の間には、チームプレーなどと言う都合のいい言い訳は存在しない。あるとすれば、スタンドプレーから生じるチームワークだけだ』攻殻機動隊、いい作品ですよね)

    「かはっ、ぁ……!」
    視界が揺れる。辛うじて防御が間に合わなければ、そのまま意識を飛ばされていた一撃だった。
    それでも、積み重ねた鍛錬は裏切らない。
    地を滑るように後ろに飛ばされ、そこに追撃の拳が来る。
    「アヤネちゃん!」
    「おらァ!!」
    割って入ろうとしたユメを巧みな拳さばきで弾き飛ばし、アヤネへの道をこじ開けるネル。
    体を滑り込ませるように進み、コンパクトな打撃が最小の足さばきから打ち出される。
    体が痺れている。視界のブレが収まらない。呼吸は浅く、整えようとしても軋むように痛みが走る。
    それでも。
    「っ、ぁ!」
    叩き込まれる打撃を、棍が捌く。
    アビドスにおいて、行動不能になるというのはイコールで死を意味しかねない大事である。
    ゆえに、もっとも弱いと言われたアヤネは、誰よりも鍛錬を積み重ねた。
    怪物よりも怪物らしい先輩にひたすらしごかれ、苦しみと痛みに耐え抜くことで、もうダメだと思った一瞬で体を動かせるように。
    そして味わう、初めての見知らぬ強者。その脅威に、アヤネの感覚は限りなく研ぎ澄まされていた。
    ──不思議な感じ。痛くて、苦しくて、きっといつもなら逃げることしか考えないような状態なのに。
    それは、普段とは違うこの状況。負けることが命に関わることのない、キヴォトスにとっては当たり前で、アビドスにとっての非日常。
    倒れず、立ち向かってもいい。それが許される戦い。
    ──だから、もう一歩。
    踏み込む。
    ──生き残るんじゃない。負けたくない。
    互いの踏み込みが交差し、目測をずらされ裏拳へ切り替えたネルの打撃が背後に来る。
    それを背に回した棍の一打で外へ弾き、さらに棍を主軸に身を翻らせ、
    ──私は、この人に……。
    「勝ち、たいっ!」
    生まれて初めて感じた、勝利への欲求に身を任せた。
    そして、再びゼロ距離の嵐が吹き荒れる。

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 20:35:20

    アヤネちゃん!!ジャイアントキリングいけるか!?

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 20:39:52

    勝利への渇望を滾らせるアヤネちゃんいいぞぉ

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 02:23:26

    ほむ

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 08:05:54

    1年が期待の星過ぎる

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 09:50:44

    ネルは真っ直ぐに勝利を目指す後輩とか大好物だろうからウキウキよ

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 18:20:28

    ネル、絶対に気に入って定期的に手合わせするだろうな

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 22:38:06

    やべー

  • 64◆7cUYYuxo.A.M24/09/18(水) 07:21:33

    出来そうなら今晩更新予定です

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 13:08:03

    保守

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 21:57:37

    念のため保守

  • 67◆7cUYYuxo.A.M24/09/18(水) 22:57:31

    「ああっ! 危ない! いけーそこー!」
    「なんか、アヤネちゃんの戦闘に夢中になっちゃってるんだけど……」
    ”格闘技ってかっこいいよね……。でも、ホシノはいいの? アヤネ、凄く痛そうだけど……”
    「痛いだけで済むんなら、いくらでもやるべきだと思うよー。それに、アヤネちゃんはこれっぽっちも諦めてないからね」
    ”……そうだね。凄く、いい顔をしている”
    「アビドスじゃ、こんなことしてあげられない。私の戦い方もアヤネちゃんのお手本にはならないし。だから、アヤネちゃんがああやって自分のために戦ってくれることが嬉しいんだ」
    「うわ今の避けられるの!? そこよ頑張れアヤネちゃん!! いけえええ!!」
    「……ストレスたまってるのかな、ユウカちゃん」
    ”噂では、C&Cが凄く予算を使うってちらっと小耳にはさんだけど……”
    「……ま、まあ楽しんでるならそれに越したことはないよね~。さて、シロコちゃんたちも合流したみたいだし、ここからC&Cの連携を崩せるかが鍵かな?」
    ”皆、慣れない銃で頑張ってるけど……”
    「今のままじゃ無理だね。でも、やり方は知ってるはず。自分の得意を押し付けていけるかどうかだよ」
    「ああああ~~~~!! おっしい~~!! 頑張ってアヤネちゃん!!」
    「……とりあえず、こっちの戦闘はユウカちゃんに任せちゃおうか」
    ”そうだね……”

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 23:17:20

    セミナーオオフトモモェ…。
    いや、ユウカの苦労は分かるけどね?

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 08:06:40

    一番ノリノリまであるなユウカ

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 10:42:55

    まぁ、楽しめてるのは良いことだけどねw

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 18:12:17

    もう、パイプ椅子とジュースとポップコーン差し入れた方がいいくらいではないだろうか?

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 22:55:08

    このセミナーオオフトモモ、ノリノリである!

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 03:53:15

    アビドスの沼地に適応した運動能力みてると、立体起動装置あったら面白そうだなって考えちゃうね!

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 14:10:12

    昼保守

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 20:16:53

    ユウカちゃん高校野球も好きだからな……。

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 05:39:33

    保守

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 14:20:09

    ほす

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 21:51:17

    夜保守
    ユウカがノリノリというかこんなスーパーバトル魅せられたらそらテンションもぶちあがるよなぁ
    少なくとも自分はテンション大爆発する

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 08:48:07

    捕手

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 20:21:36

    アヤネちゃんVSチビメイド先輩の実況をユウカに任せるとしておじさん達はどこへ行く?やはりシロコか?

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 04:03:25

    保守

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 11:22:41

    保守

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 12:51:59

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:05:05

    保守

  • 85◆7cUYYuxo.A.M24/09/23(月) 23:49:28

    (連休で更新する予定でしたができませんでした、申し訳ない。明日の夜に更新予定です)

    「くっ……。向こうの支援の動きが変わってる」
    ほぞを噛むように、一発撃ってから身を翻す。当たったかどうかなど見るまでもない。
    合流が済んでから少しの間、戦闘はC&Cに優位に進んでいた。それが、ノノミの一打によって大きく塗り替えられようとしている。
    咄嗟に生み出した混乱に乗じて、急速に接近する二つの影。そのうち、スナイパーのセリカを落とそうとカリンが銃を向けた瞬間、正確に額目掛けて飛んできたのは、拳半分ほどの瓦礫だった。
    「まだ頭がくらくらする……」
    瓦礫の中を駆け抜けながら、カリンは追ってくるセリカへの応戦で手一杯になりつつある。
    アビドスの三人が選んだのは、各個撃破。ノノミが行った煙幕代わりの爆発、持ち込んだ爆薬を向こう側からわざと起爆させたことで、アカネの手数を減らすと同時に、C&Cの行っていた連携に一時的に目隠しをしたのだ。
    スナイパーは相手の動きを封じ、味方の動きを助けるもの。最も大きな火力の一つ。
    事ここに至っても、なおカリンは無意識下で漠然とそれを信じていた。長い間刷り込まれた常識が邪魔をした。
    よもや、ライフルではなく、投石による攻撃を行うために距離を詰めてくるなど、思いつくわけがない。
    恐ろしいのは、その攻撃が射撃よりも正確で、かつ強いことだ。
    ──これがアビドスの戦い方。おっかない。
    すでに味方の支援は行えず、またこちらへの救援も望めないだろう。カリンは追ってくるセリカを単独で撃破しなければならなくなっていた。
    最後に見えたのは、アスナに飛び掛からんばかりに疾走するシロコと、その支援射撃を行いながら『片手で』マシンガンをぶら下げ、疾駆するノノミの姿。
    どうかしている、と思いつつも、それを考える暇もない。ずきりと痛む額に手をやりつつ、カリンはじわじわと近づいてくるセリカに再び銃口を向けるしかなかった。
    一撃を先に当てて動きを封じるか、一撃を当てられて意識を飛ばされるか。チキンレース染みた的当てゲームはもう始まっていた。

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 23:51:48

    くっそ強い石器時代の戦い方のエントリーだ!!

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 00:19:06

    カリンは勘で異常な狙撃してくるからここで無理してでも詰めないとね

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 00:22:50

    >>87

    野生(?)の勘で最適解を引き出してるってのかい!?おっかないな沼ドス組!?

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 08:09:54

    普段使いしてる装備の関係で遠距離戦闘も他の学校で言う所で中距離くらいになるのかもなぁ

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 10:26:21

    ひゅー、熱くなってきたじゃねぇか

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 18:07:45

    保守

  • 92◆7cUYYuxo.A.M24/09/24(火) 23:08:32

    向こうの爆弾でそこらじゅう瓦礫まみれになったビル街を、セリカは姿勢を低くしたまま駆け抜ける。
    視界にカリンがはいれば、その瞬間手にした瓦礫をフルスイングで投げつけた。
    最初の一発は当たったものの、それ以降は紙一重で避けられている。
    ──あっちの狙撃手の方が腕は上、完全に距離を離される前にこっちの距離で叩く。
    せっかく生み出してくれた、千載一遇のチャンスを不意にするわけにはいかなかった。
    幸い、手慣れた『弾』ならばそこら中に転がっている。沼地に足を取られることなく動けるのなら、この程度の瓦礫は平地と変わりない。
    「にしても、正確な狙いよね、っと!」
    一瞬視線が交錯し、射撃音。
    耳を頼りに顔を横に倒し、耳元を音が掠めるのを感じながら、振りかぶった瓦礫を投擲する。
    ──外した。いや、避けられたんだ。自分が相手ならここを狙うって場所を理解されてる。
    卓越したスナイパー。自分が狙いたい場所、狙える場所、狙われたくない場所を熟知し、その上で自分の感性に全てを賭けられる相手。
    やりづらい、と感じはするものの。同時に、僅かな昂ぶりが揺り起こされるような感覚もある。
    「っ、っぶな」
    至近弾、さっきよりも正確に、避け辛い場所を狙い撃ってくるようになっている。
    同時に、こちらの狙いも研ぎ澄まされていく。
    これ以上距離を離されれば、セリカの放つ投擲物は威力を大きく削がれてしまう。投擲器のない今のセリカにとって、ギリギリの距離での攻防だった。
    だから、セリカは身を隠して戦うことを捨てる。これは模擬戦であり、親善試合。負けても、失うものはない。
    身を高く起こし、走りながら出来る限り威力の出る形で腕を振りかぶり、耳が弾丸の発射音を捉える。
    あのスナイパーが、こんなに撃ちやすい的を見逃すはずがない。条件反射的に出してしまった手を摑まえるには、痛みをこらえるしかなかった。
    「ぁぐっ、ぉのォ!」
    セリカは額に銃弾を受けながら、とっさに狙い撃ったことで姿勢の崩れたカリンへ瓦礫を投げつける。
    一瞬の交錯のあと、霞む視界に映ったのは、瓦礫による二度目の打撃を額に受けて倒れこむ、カリンの姿だった。
    ──あと、たのんだわよ、みんな……。

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 00:51:11

    つべのまとめ見てやっと追いつけました!戦闘描写がめちゃくちゃ読みやすくて好きです!

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 10:15:54

    >>92

    カリンと相討ちに持ち込むとはよォやったセリカ

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 15:54:54

    C&Cはネル以外も化け物だから1-1交換できたのはデカい!
    後は…アスナが問題なんだよなぁ…光の剣直撃で笑ってるのおかしいよ…

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 22:44:09

    >>92

    セリカー!!スナイパーとして凄腕のカリン相手に相打ちときたか。後方からのバ火力がなくなった事で攻めやすくなるかな?

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 07:53:33

    保守

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 18:13:05

    アヤネとセリカの智力と膂力が遺憾なく発揮されていく
    沼ドスの未来は明るい

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 00:07:33

    夜保守
    特殊ツリーガン振りアビドスやっぱ強いわ

  • 100二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 08:09:31

    朝保守ー

    1:1交換だから着実に決着に向かってるけどどうなるか

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 18:10:55

    保守

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 00:04:01

    保守

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:59:14

    朝保守ー

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:15:04

    まだまだ蒸し暑いよ〜。
    皆体調に気をつけてね、保守。

  • 105◆7cUYYuxo.A.M24/09/28(土) 18:41:23

    現在家のネットが断絶しており、解決に奔走しています。投稿は今しばらくお待ちいただければ幸いです。この投稿は出先の規制されていないWiFiからなので、定期投稿には使用できません。

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 00:10:10

    保守

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 10:25:54

    このレスは削除されています

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 18:29:11

    保守

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 00:38:39

    保守

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 08:09:29

    保守

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 08:17:57

    帰ってくるまで保守!

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 17:57:39

    仄暗い沼の底から保守

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 20:02:57

    このレスは削除されています

  • 114◆7cUYYuxo.A.M24/09/30(月) 21:48:43

    (めどが立ちました、もうちょいで復帰予定です)

    「……よく頑張ったね、セリカちゃん」
    ”二人は大丈夫かな……”
    「うちのドローンが回収するので大丈夫ですよ、事故だけはないようにしっかり監視してますから」
    「あ、戻ってきたんだねユウカちゃん」
    「いや、ちょっと熱くなっちゃって……。それにしても、うちのカリンと相打ちなんて、凄いわね……」
    「スナイプ勝負じゃ勝てないと割り切って、被弾覚悟で距離詰めたのが効いたね。逆に、それ以外に勝ち筋がなかったとも言えるけど」
    「っていうか、二発でノックアウトの投擲ってどういう威力してるのよ?」
    ”アビドスの環境が他と違うっていうのがよくわかる一幕だよね……”
    「まあ、これでお互い狙撃による支援はなくなったわけだけど……。ここからどう動くと思う? ユウカちゃん」
    「そ、そうですね……。ネル先輩が合流するか、アスナ先輩とアカネがちゃんと連携を取れればC&Cが。ネル先輩を抑えたまま連携を崩し切られたらアビドスが優勢になると思います。まあ、アスナ先輩とアカネを落とした後、ネル先輩を落とし切るだけの火力が残るか、が問題ですけど……」
    「まあ、その辺はこうご期待かなぁ~? ユメ先輩もいるしねぇ」
    ”そうだ、ユメは全然動かないね?”
    「アヤネちゃんとメイドちゃんの戦況次第でどう動くか決めるつもりじゃないかなあ? ああ見えてユメ先輩も強いよ、特に守りに関しては」
    「そう言えば、どうして三年生同士なのにユメ先輩なんですか?」
    ”……ユメは二十歳なんだよ”
    「え゛っ」
    「あんまり突っ込むと先輩拗ねちゃうから言わないであげてねぇ……」

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 22:05:29

    ユウカ、ユメパイは瀕死から皆の助けを受けて奇跡の生還を成したんだ、引かないでくれ。

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 22:45:47

    そういえばユメ先輩、死にかけて留年かまして恐らくキヴォトス唯一の成人済みの高校生だったね…

  • 117二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 03:20:44

    梔子ユメ(20) 高校三年生
    事故だからしょうがないよね。うん。

  • 118二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 10:32:55

    昼保守、回線復旧のめどが立ってめでたい
    そしてユメ先輩は元気出して…

  • 119二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 10:56:57

    頑張れユメ先輩
    貫禄がある年上女子生徒を目指すんだ!

  • 120二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 20:22:51

    留年って悲しいことなの

  • 121二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 02:04:16

    ほしゅ

  • 122二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 05:51:41

    保守

  • 123二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 14:25:44

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 21:21:02

    ユメパイに貫禄…駄目だ!?どう考えてもなんかユメっとしてる!?

  • 125二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 22:16:39

    保守

  • 126二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 02:06:07

    ほしゅ

  • 127二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 08:06:35

    ほす

  • 128二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 17:31:02

    落としはせんよ。

  • 129二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 22:19:14

    保守

  • 130◆7cUYYuxo.A.M24/10/03(木) 23:26:33

    (回線は復旧しましたが、書く時間が取れず申し訳ありません。保守ありがとうございます、明日の深夜ごろには少し更新できると思います)

  • 131二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 08:07:55

    乙ですー

  • 132二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:22:59

    保守ー

  • 133二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 00:02:09

    このレスは削除されています

  • 134二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 07:47:17

    保守

  • 135◆7cUYYuxo.A.M24/10/05(土) 11:49:50

    (はちゃめちゃにスヤスヤしてました、申し訳ない)

    『黒見セリカ、戦闘不能』
    『角楯カリン、戦闘不能』
    鳴り響くアナウンスは、爆音の中でも明瞭にそれぞれの耳に届いた。
    「セリカ、よくやったね」
    「うわー……。カリン落としたんだ、すごー」
    「まだまだ余裕?」
    「さあ、どうだろうねっ!」
    瓦礫まみれの道を器用に駆け抜け、シロコの射線を巧みに遮りながら、弾丸と共に言葉を投げ合うアスナ。
    その動きは大きく回り道をしてアカネの元に戻るものであり、シロコはそれを食い止めなければならなかった。
    機動力の面では、シロコの方がまさっている。沼地を駆け抜け続けたことで鍛えられた足腰は、瓦礫であっても硬い地面の上で遺憾なくその速力を発揮できた。
    しかし、その機動力をもってしても、アスナを捉えるのは容易ではない。
    慣れない銃器を使っているのはもちろんのこと、その第六感とも呼べる何かがアスナの動きを正確なものとしている。
    合流されれば押し返される。シロコはこの回り道の間にアスナを撃破しなければならなかった。
    ──だけど、射撃の精度が上がってる。私に慣れられてる?
    撃ち合う中で、次第に銃の腕は上がっていく。しかしそれを上回る速度で、アスナはシロコの挙動に順応し始めた。
    跳ぶ、跳ねる、走る、止まる、身を躱す、撃つ、投げる。どこでどういう動きをするのか、どういう動きをしたいのかを、アスナの直感は見定め始めている。
    合流されても、長引いても、落とされるのはこちらだとシロコは直感し。
    「なら、こうする」
    手にしていたライフルを、アスナ目掛けて放り投げた。
    無論、それなりの重量物であるそれがアビドス生の手によって投げつけられれば、痛打になることは間違いない。
    直感的にそれを避けようと、アスナはとっさに進路を変え、
    「捕まえた」
    完全に無手になったシロコが、全速力でその進路の先へ追いついた。サッカーやバスケで、マークマンが相手の先に飛び出すように。
    そのままの勢いでアスナの片手を万力のように握りしめ、全体重をもって押し倒す。
    「うわっ!? ええ、そんなに速かったかなあ!?」
    「ん。あれ、結構重かったから。邪魔だった」
    腕を絡め、足を引っかける形で、不格好ながらシロコがアスナの関節を極める。
    かつてホシノ相手に使った時は単純な膂力で押し返されたものだったが、アスナに対しては十分有効な動きだった。

  • 136二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 12:13:37

    成る程当たらないなら締め上げると、沼ドス民のフィジカル改めてヤバイわ。
    そして「うへ、体格差?なにそれ?」なおじさんというキングオブモンスターよ。

  • 137二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 20:10:19

    保守

  • 138二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 22:38:49

    銃すら沼ドス生徒にとっては重りになるとは...

  • 139二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 08:39:09

    保守

  • 140二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 18:04:28

    保守

  • 141二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 00:02:31

  • 142二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 02:25:30

    パネェよ、、、ここのアビドスマジパネェよ、、、、

  • 143二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 08:05:59

    銃使えないから自動的に軽装にならざるを得ない上にただでさえ足場悪いから僅かな重さでも枷になるのね

  • 144二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 18:14:50

    保守

  • 145二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:00:45

    保守

  • 146二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 08:07:44

    朝ほしゅ

  • 147二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 17:31:39

    夕保守!
    特殊部隊相手にワンチャンどころかスリーチャンはありそうな沼ドスやっぱスゲーや

  • 148◆7cUYYuxo.A.M24/10/08(火) 22:36:09

    (なんか急にめっきり冷え込みだしましたね、皆さんお体にお気を付けください)

    「えーい☆」
    やたらめったらに銃弾をばらまきつつ、ノノミが迫る。
    マシンガンを両手で保持しながら真っすぐに突っ込んでくるその姿は、経験豊富なアカネであっても冷や汗をかくような光景だった。
    ──もう少し怯んでもらえませんか……!
    大きな銃火器を抱えているとは思えないような軽やかな足取り。
    アカネの手持ちの爆薬はもう残り少ないが、そもそもそれほど消耗するのは想定外だった。だが、だから勝てないというのはC&Cの名が廃る。
    「アスナ先輩が合流するまで……いえ」
    軽く深呼吸。
    「それじゃ、ダメですね。ここで私が彼女を」
    落とし切らなければいけない。
    C&Cはプロフェッショナル。それがここまでいいようにされて、いいはずがない。
    静かに、そして素早く周囲のビル群を確認する。必要なのは回避が間に合わない圧倒的な質量。そしてその条件を満たすビルを見つけ出し、
    「よそ見は厳禁、ですよ?」
    「いいえ、ちゃんと見ていますとも!」
    「っ、スモークっ!?」
    スカートの内側に隠していたスモークグレネードを足元に転がし、辺り一面を煙幕が包み隠した。
    爆薬の煙とはけた違いの量の煙が辺り一帯に充満し、ノノミはとっさにアカネのいた方向へ銃撃したものの、その弾丸は虚しく空を切る。
    その隙に、アカネは目を付けたビルへと一目散に駆け込んでいった。
    ──市街地戦はこちらが上手だというところを、お見せしましょう。

  • 149二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 08:04:43

    はやいけど一応保守

  • 150二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:00:03

    次はノノミVSアカネか
    さてこちらはどちらに軍配が上がるかな

  • 151二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 05:34:52

    保守

  • 152二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 14:58:58

    保守

  • 153二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 22:06:33

    沼ドス生徒の異世界戦法に翻弄されているがプロがこのまま見せ場無しとはいかんよな、アカネの策で何が出るやら?

  • 154二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 01:43:55

    ほしゅ

  • 155二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 06:53:56

    ほしゅ

  • 156二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:47:44

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:17:37

    保守

  • 158二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 08:06:35

    朝保守

  • 159二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 18:21:06

    夕方保守

  • 160二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 01:40:56

    深夜保守

  • 161◆7cUYYuxo.A.M24/10/13(日) 11:02:49

    アカネが入っていったらしきビルの前で、ノノミは小さく息を吐く。
    残弾の少なくなり始めたマシンガンを抱え直し、逡巡する。
    ──絶対誘いですよねー……☆
    そう思いはしても、逃げるわけにはいかない。
    ここで引けば、被弾と弾の浪費を覚悟で盤面を強引に押し込んだ意味がなくなってしまうからだ。
    その考えと共に、ノノミはビルに足を踏み入れる。
    中は広いエントランスで、エスカレーターが複数設置され、太い柱が四方に配されてビルを支えていた。
    「ようこそ、ノノミさん。ここが終点、追いかけっこはおしまいと致しましょう」
    「私はいつでもおしまいにしてくれてよかったんですけど♡」
    「それは失礼いたしました、それでは存分に──」
    爆音。上から落とされた手榴弾と爆薬がノノミへと降り注ぐ。
    咄嗟にマシンガンを盾にして爆風から身を守りつつ、降ってきた瓦礫を手に取り、どこにアカネがいるのかと視線を走らせる。
    ビルの上階、吹き抜けが見える場所からノノミに視線を送っていたアカネを見つけると、マシンガンをかなぐり捨て、そこへと投擲の姿勢を取った。
    駆けあがって戦うよりも先に、物量でこちらが押しつぶされると判断したためだ。
    しかし、
    「──お楽しみくださいませ」
    これ見よがしに掲げられたスイッチで、彼女の意図を察した。
    そして視界の端に見つける。柱の陰に隠れるように、ありったけの爆薬が支柱に仕掛けられているのを。
    ──自分ごと、ビルで私を押しつぶすつもりなんですか!?
    スイッチが押しこまれ、支柱が吹き飛ぶ。
    爆薬そのものはビルを吹き飛ばす量ではない。だが、アカネの計算によって的確に配された爆薬は、支柱をへし折り、ビルの耐久性を著しく損なわせるのに十分な威力を有していた。

    そして、二人を巻き込んで、瓦礫の嵐が降り注ぐ。

  • 162二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 11:09:30

    捨て身の一撃は沼ドスだけの特技じゃありませんよ?
    ってかい?ビル丸ごと武器とは大胆な真似をするねぇアカネ

  • 163二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 22:02:27

    ほしゅ

  • 164二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 08:21:29

    既にカリン撃破&アスナ制圧済みで自分も爆薬の残り少なくなったから確実に1:1交換狙ってきたか……

    シロコがアスナ抑えてる以上そっちも動けないから実質アヤネ&ユメ先輩vsネルがそのまま継続して最終決戦になる

  • 165二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 15:30:46

    耐久力があるキヴォトス人とはいえ道連れを狙ってくるとは大胆な…

  • 166二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:19:03

    保守

  • 167二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 00:53:12

    このレスは削除されています

  • 168二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 08:21:48

    保守

  • 169二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:13:44

    夜保守

  • 170二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 00:55:38

    このレスは削除されています

  • 171二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 07:11:16

  • 172二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 17:30:14

    このスレは保守されています

  • 173◆7cUYYuxo.A.M24/10/16(水) 23:38:22

    「何やってんのよぉぉぉぉ!!!!」
    「おおー吼えたねぇ」
    ”吼えたねえ”
    「なんで平気そうな顔してるんですか二人とも!? っていうかアカネもアカネよ! ここのビルだってただじゃないのよ!?」
    「さっき景気よく爆破してた時は何も言わなかったけど?」
    「ビルを一棟基礎から吹っ飛ばすのとはわけが違うからよ! それに二人とも無事なの……!?」
    「ノノミちゃんはタフだからね―、それに自分から吹っ飛ばしたんだからそっちの子も無事でしょー。まあ、無傷とはいかないだろうけど」
    「アスナの方はもがいてるわね、あんなにがっちりキマってて、出られるのかしら……」
    「近接はアヤネちゃんほどじゃないけど、シロコちゃんも磨いてたからね。策がないと外すのは難しいかなー」
    ”そろそろクライマックスになりそうだね……”
    「どっちが勝つにしても、これ以上被害を増やさないでよね……」
    「うちはともかく、そっちのメイドちゃんたちは……」
    「うぅ、これが普通の市街地じゃないだけましよね……」
    ”ゆ、ユウカ、気を落とさないで……”

  • 174二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 05:47:40

    ミレニアムの皆さん、ユウカにあんまりストレス与えるとミレニアムの財政が破綻するから程々にな…。

  • 175二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 16:27:50

  • 176二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:39:32

    ドンパチやる度に財政管理を担うユウカが悲鳴を上げる...

  • 177二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 02:56:00

    保守

  • 178二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 08:55:34

    早いけど保守

  • 179二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 19:27:52

    保守。

  • 180二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 03:20:50

    保守

  • 181二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 12:31:32

    保守

  • 182二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 13:57:30

    これ面白いんだよね。

  • 183二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 22:55:04

    夜保守~

  • 184二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 00:40:17

    >>183

    ナイス~

  • 185二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 09:38:01

    のびのび

  • 186二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:03:44

    保守

  • 187二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:01:01

    そろそろ始まらないかな?

  • 188◆7cUYYuxo.A.M24/10/21(月) 00:47:20

    「オラァ!!」
    「ふっ、シッ──」
    打撃の嵐が吹き荒れる。
    ネルの一度の殴打に対して、アヤネは体を回し、棍を回し、複数の打撃を対応させることで打撃点を巧みにずらしていく。
    左右からくる二度の打撃はさらに回数を増やした打撃で威力を削ぎ、避けきれないものは掠らせることで致命的な一撃を逸らし続ける。
    すでにアヤネの体力は限界に近い。ともすれば崩れ落ちそうな状態でも、アヤネの精神状態は過去最高に昂ぶっていた。
    ──次は右のフック、下からの打ち上げ、掴み、また右。
    研ぎ澄まされ、澄み渡った視界。音、触覚、空気の流れ。
    その全てが、脱力しきったアヤネの動きを支えていた。
    「はっ、まだ持つのかよ! タフだなァ!」
    「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ」
    「……こいつ」
    ──左の打ち込み、足が来て、右肘、肩、左の裏拳!
    全てが見えるわけではない。が、全て捌けている。
    限界値を超えて動き続ける肉体は、いずれ本当の限界が来るだろう。だが、それまでは。
    ミレニアム最強の『約束された勝利の象徴』と打ち合える位置へとたどり着いていた。
    「はっ、脳みそ全部アタシに向けてんのか。上等ォッ!」
    眼鏡が跳ねとび、頬が裂ける。血が噴き出し、打撃にも血の感触が僅かに乗り始める。
    勝ち目があるとは思っていない。だが、ただで負けるつもりもない。……などという思考は、持ち合わせていなかった。
    ただ、勝つ。この限られた極限状態にある今だけは、それ以外を考えなくていい。
    「っ、っぶねえ! おいまじかよ、ここまでくんのかオイ!」
    「ふーっ、ふーっ、はっ、す、はっ、はっ」
    酸素が足りない。視野が狭くなり、視界がモノクロに変わっていく。
    それでも、動く。
    必要のない部分をカットし、使う部分だけを残す。少しでも長くこの到達地点に留まるために。
    「ってェ、当ててきたな!? いいぜ、いけるとこまでいこうじゃねえか!!」
    「しっ……しっ……しっ……!」
    浅く、鋭く、乱れることなく呼気が続く。
    それに呼応するように、お返しとばかりに棍によって頬に一筋の朱を差されたネルのギアもまた上がる。
    嵐の終わりは、すぐそこに迫っていた。

  • 189二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 06:21:30

    イイ笑顔のネルパイセンと、言葉を発するリソースさえ倒す事に回しているアヤネちゃん。コレもある意味2人の世界か…ネルパイセン楽しそうだねぇ

  • 190二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 15:48:57

    続き感謝

  • 191◆7cUYYuxo.A.M24/10/21(月) 22:10:07
  • 192二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 22:21:14

    >>191

    ナイス次スレ

  • 193二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 22:50:07

  • 194二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 01:28:04

    >>188

    ネルとガチでやり合えるアヤネが見れるのはここだけだろうな…

  • 195二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 09:07:35

    沼ドス市街地の水没箇所を埋め埋め

  • 196二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 14:35:33

    埋立だおらァ!

  • 197二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 18:56:08

    うめうめ

  • 198二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 19:23:46

    埋め埋め

  • 199二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 00:48:10

    うめ

  • 200二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 00:48:40

オススメ

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