えへへ、ポッケちゃん聞いて聞いて!

  • 1二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:09:56

    こないだね、シマちゃんにダンツ姐さんって呼ばれちゃった!
    一緒にうちわ持ってポッケちゃんの事応援してたんだよ、見てた?
    えへへ…私、一人っ子だから妹が出来たみたいで嬉しかったな〜!

  • 2二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:12:52

    ポッケくぅん、君と一緒にフリースタイルからやって来たあの娘…そう、ルー君だったか
    この間、私がうっかり研究室でお腹を空かせて、スライムのようにぐったりしていたら
    彼女がクリームたっぷりのコッペパンをくれてねぇ…
    お礼を言ったら、「オメーはポッケのライバルなんだから倒れたら困るんだよ!」だとさ…
    あの娘はいい子だねぇ…気に入ったよ…

  • 3二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:17:08

    ポッケさん…この間、私が部屋で…珈琲を飲んでいたら…
    貴方のお友だちのメイさんが…訪ねてきたんです…
    何かと思えば、珈琲に合うクッキーを持ってきてくれて…
    ……そこから色んなお話をしましたが…しっかりしていて良い人ですね…
    普段からタキオンさんに振り回されてる事を…じっくり聞いてくれて…
    聞けば、ルーさんとシマさんのまとめ役をしているから…
    私の気持ちが少しわかる…と…
    …ふふ、伝えておいてくれますか…?
    またいつでも、遊びに来てください…と…

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:17:49

    おのれ、許さんぞ...ナリタトップロード...!!

  • 5二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:18:12

    あいつら最近付き合い悪ぃなと思ったらよ……

  • 6二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:18:17

    (オレの知らねぇ間にアイツらがトップロードされてる…!?)

  • 7二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:19:18

    もういいもん

    オレジョーダンと遊ぶもん

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:24:31
  • 9二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:27:20
  • 10二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:27:32

    ポッケさん、タナベトレーナーさんは良い人ですね…
    この間、河原でトレーニングをしていたら、
    偶然トレーナー小屋の周りを草刈りしているタナベさんを見かけて…
    足腰のトレーニングも兼ねてお手伝いをしたら、
    終わった後、小屋に招かてておやつとお茶をご馳走になりました…。
    更に、丁寧に整備されたバイクを見せて頂いたり、
    昔のトレセン学園の話を教えて頂いたり…
    …僕がおじいちゃんの事を思い出して
    少しホームシックになっていたのを見抜いていたみたいです…。
    本当に感謝しています、今度機会があれば一緒にトレーニングしましょう。

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:28:04

    世は正にNTRブーム

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:30:35

    >>10

    ……おーよ、また今度な

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:32:41

    どうした?寂しそうな顔をして。
    一緒にフランクフルトでも食べるか?
    さっきフジキセキ寮長に奢ってもらった奴だ。

  • 14二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:34:19

    ま、まだオレにはメサイアが……

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:37:35

    チラッ
    こないだメサイアさんがペリースチームさんに
    日本の文化を教えている所を見ましたよ

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:37:37

    「雷の精」「フジキセキさんっていい人ですよね。」

  • 17二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:41:50

    わかってんだろ?何があってもオレだけはお前の側にいるぜ?

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:42:49

    >>17

    やさしい…

  • 19二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:51:58

    ちなみに、この中で本当にあったのは

    >>1のダンツとシマちゃんだけである

    (小説版の新時代の扉)

  • 20二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:52:16
  • 21二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:52:41

    >>20

    「「「「「「ナリタトップロードやめろ」」」」」」

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:53:15

    >>20

    裏切り者裏切り者裏切り者裏切り者

    裏切り者裏切り者裏切り者裏切り者ーーーーっ!!!

  • 23二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:56:26

    「信じられるのはケイだけだぜ…」
    (言い出せないなぁ…これからひーちゃんとお出かけだなんて…)

  • 24二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 14:57:34

    こうして生まれたのがこのカップリング、ってこと!?

  • 25二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:01:02

    >>20

    「……ひーちゃんが…もう一人のポッケと一緒にご飯食べてた……」

    「……ほんとだ…。」

  • 26二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:08:11

    そうして傷付き合った二人は
    結ばれた

  • 27二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 15:13:08

    あれ!?いつの間にかケイエス先輩とポッケちゃんが仲良くなってる!?!?なんで!?

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 18:16:46

    どうせ みんな ねとられる

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 18:19:18

    何角関係だよこれ

  • 30二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 18:24:35

    アイツらには……アイツらなりの事情ってもんがあるもんな……

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:31:40

    >>29

    角が増えるほど円に近づくからほかっとけば円満な関係になるからヘーキヘーキ

  • 32二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:34:30

    (ただ新しい友達ができただけでは?ボクは訝しんだ)

  • 33二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:40:53

    オペラオーが一向に選択肢にあがってこないの草

  • 34二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:42:29

    もしかしたらサプライズパーティーの準備とかしてるのかもしれないし…

  • 35二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 19:44:11

    >>31

    こうなるだけで丸くはならないんじゃないかな…

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 20:20:30

    >>35

    もっと増やすんだ!ポッケの一族郎党皆使ってでも!

  • 37二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 20:38:23

    交友関係が広がるのは良いことだろ!?

  • 38二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 20:51:39

    「なぁシャカ……みんなオレとつるむの飽きちまったのかな」

    「……まァ、アンタ人望はある方だと思うからあんま気にすンなよ……てかその呼び方やめろ」

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/08(日) 23:54:28

    今日のポッケちゃん真っ青だけどだいじょぶ〜?

    こういうときはお好み焼きでも食べてパワー補給が一番ですよ

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 00:03:48

    >>39

    お前は先に行かないよな…?ここにいてくれるよな…?(ギュッ)

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 01:04:54

    >>40

    ミラ子…先輩…?

  • 42二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 08:28:31

    このレスは削除されています

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 08:29:23

    あれ?君…ジャングルポケットだよね?
    なんだか元気無いけど…良かったら話聞こうか?
    …大丈夫!私、トレーナーなんだから!
    担当じゃないからって遠慮しないで?

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 09:26:25

    「そうか……みんなそうなんだな……」
    そう言い残し、人知れず旅に出たジャングルポケット
    残された者たちの反応やいかに———

  • 45二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 09:29:08

    グレポッケ「忘れちまったぜ最強なんて言葉」

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 09:31:45

    >>10

    ポッケよりもフジさんが飛び出さない?

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 09:36:05

    ふん、なんだよなんだよアイツら…
    もうしらねぇ、パフェ食って来るぜ…

    ……ん?何だおめぇ?確かタキオンの所の大根…
    キー君…っつったか?オレに何の用だ…

    ……角砂糖?オレにくれんのか…?
    ………あんがとうな、オメェ優しいんだな…

  • 48二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 11:50:15

    このレスは削除されています

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 11:50:56

    あンれぇ?ポケットさん、元気ねぇみてぇですが
    あたしで良がったらお力になりますべ…?

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 12:33:14

    >>49

    なんかすまねぇな……

    でも良いんだよ

    こうやって2人で話すとカフェが……だしさ

    それに俺は外で走ってくるからそれで良いんだ


    そんじゃあな

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 14:03:01

    軽い人間不信で優しさを素直に受け入れられなくなっている……?

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 15:02:28

    トレセン学園にサヨナラバイバイ
    オレはコイツと旅に出る

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 19:37:41

    ジャングルポケットモンスター……

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 22:52:08

    ダンツ……どうしたんだ?
    一緒にパフェを食べに行こう?
    いいよ、そんな申し訳なさそうな顔して誘わなくてもさ……あいつらがいるだろ?
    それにこれから走る予定だからよ
    一緒に走る?いや、一人で走りたいからさ

    ……なんかごめんな

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 03:10:16

    >>43

    シリアスな雰囲気になってる所で申し訳無いけど

    モルモットさんとポッケ君の組み合わせが刺さって

    書いてしまった

    「アイツらオレの事ほったらかして…ナベさんだってオレんトレーナーなのに…」

    「よしよし」

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 05:13:21

    これ逆にポッケが付き合い悪くなったって何も知らないモブが噂しない?

    ある事ない事吹聴されてない??

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 05:35:22

    もうポッケの心には「どうせ離れていくんだろ?」としか残っていないのかもしれない
    だからもう気にしないのかもな

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 08:33:02

    これはカウンセリング案件ですわ……

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 12:42:05

    果たしてポッケは元に戻れるのだろうか……

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 15:25:48

    ちょっとポッケくん×モルモットお姉さんが刺さりすぎて
    このスレを元にしたssっぽいの書いてます
    完成したら投げるかもしれないです

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 18:10:40

    カフェモルも一定数二次創作があるし、ポケモルがあってもいいよね!

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 18:53:51

    映画ポッケがアプリポッケみたいに出会いと別れを繰り返したらやんじゃったみたいになっとる……助けてくれモルモットちゃん、君の光だけが頼りだ

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:22:07

    (この人俺に優しいな……でもどうせ俺の前からいなくなるんだろ……?)

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 20:27:26

    >>60

    オレハマッテルゼ

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:47:55

    投下していきます

    「…飛び出したはいいけどよ…これからどうすっかなぁ…」
    「キー?」
    「…ま、とりあえずファミレスでも行くか?おめぇもあったけぇ方がいいだろ?」
    「キー!」
    「ははっ、じゃあパフェでも一緒に食うか?角砂糖のお礼に、特別にさくらんぼを…」
    「……キー?」
    「……ああ、いや…なんでもねぇ…そういや、アイツらと結局、あれっきりファミレス行ってねぇなって思ってよ…」
    「キー…」
    「……ナベさんも、復帰に向けて忙しいみたいだし…もっと日頃から…手伝いとかしておけば良かったかな…」
    「…キー!」
    「…おっと、わりぃな…せっかくおめぇが励ましてくれたのにな。」
    「キー…」
    「……気ぃ取り直して行くか。」

    「……」
    「キー…。」
    「……ファミレス着いて…帰る頃にゃ、門限過ぎちまってるだろうな…」
    「キー…。」
    「フジさんに怒られっかな…迷惑かけちまうなぁ…。」
    「……キー…。」
    「……。」

    「あれ?貴方…ジャングルポケットだよね?」
    「…?」

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:48:56

    「こんな時間にどうしたの?私、これから帰る所なんだけど…良かったら乗ってく?」
    「…あの…どこかで…?」
    「…ああ!そっか!話すのは初めてだっけ?」
    「…あれ!?そうだ、観客席でタキオンの隣に座ってた…!」
    「キー…!」
    「わっ、キー君も一緒?どうしちゃったの?なんだか揃って元気無いけど…良かったら、話聞こうか?」
    「そ、そんな…悪いっすよ…」
    「…大丈夫!私、トレーナーなんだから!担当じゃないからって遠慮しないで?」
    「…え?」

    「……不審者だって思った?」
    「い、いえ…そういうわけじゃないんすけど…まっさか、アイツのトレーナーさんだったなんて…」
    「ダメダメ、そこは少しでも疑わないと!本当に不審者だったら車に乗っちゃいけないよ?」
    「キー!」
    「…まあ、そうなんすけど…コイツが嬉しそうに飛びついたから、まあ信じてもいいかなって」
    「それにしても…ホントに珍しいねー、キー君がタキオン意外に懐いてるの」
    「……懐いてるっていうか…なんていうか…情けない話なんすけど…」
    「…そっかー、君の周りの人達が…」
    「……正直、自分でも考えすぎっつーか…気にしすぎだって思ってるんすけど…」
    「キー…」
    「アイツらや、ナベさん達と一緒にいるのが、当たり前だって思ってたから…ちょっと慣れねぇ感覚って言うか…」
    「…ふーん……」
    「…そのせい…なんすかね…どんどん考えて込んじまって…」
    「キー…?」
    「…ジャパンカップでオペラオーに勝って、タキオンも戻って来て…ダンツやカフェとも、一緒に走れるんだって思ったら…嬉しくなって…」
    「……。」
    「…調子…乗りすぎてたのかな、って…最強になれたって思って…浮かれちまってたのが…いけなかったんかなって…」
    「……。」

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:49:42

    「……どうして、そう思うのかな?」
    「……え…?」
    「私が聞いてたジャングルポケット君は…負けん気が強くって…悔しい思いをしても、何度でも走り出せる…そんなウマ娘だって、聞いてるよ?今の君は…どうかな?」
    「キー!」
    「……それは…。」
    「………よし!予定変更!」
    「…え?」
    「帰るのやめやめ!タナベトレーナーとフジキセキには私から連絡しておくから!」
    「え!?」
    「このままファミレス行くよ!その為に歩いてたんでしょ?」
    「キー!」
    「えっ!?で、でも…」
    「いーのいーの!ほら行くよ!」
    「うわっ!?ちょっ、ちょっと!?」

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:49:54

    >>63

    そうだよ(ボソッ

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 21:50:38

    「はい、そういう事で…ちょっと遅くなりますが、責任を持って寮まで送り届けます。…はい、はい。ありがとうございます。失礼します。」
    「キー?」
    「大丈夫!私の用事に付き合って貰ってる事にしておいたから!ポケット、パフェ届いた?」
    「……ホントにいいんすか…トレーナーさん…。」
    「……トレーナーさん、かー…なんかちょっとくすぐったいなぁ、その呼び方。」
    「…え?」
    「…普段、タキオンからなんて呼ばれてるか、知ってる?」
    「……?」
    「…モルモット君!」
    「…モルモットォ!?」
    「キー!」
    「あ、アイツ!トレーナーさんにまでそういう態度なんすか!?」
    「態度だけじゃないよ?全身が発光する薬を試す事もあるし、変な発明品を装着したり…」
    「嘘だろ…!?なんつー事やってんだ…」
    「ちなみに、タキオンから聞いたんだけど…貴方、おばけが苦手なんだっけ?」
    「えっ!?…あ、アイツ〜!勝手に人の秘密を…!!」
    「それで、夜に時々現れる光る人影を怖がってるって聞いたんだけど…」
    「ひっ!?そ、それマジで今でも怖いんすよ!忘れモンして、夜の校舎に入ったら出くわして…」
    「それでビックリして…窓から逃げ出しちゃったよね?」
    「え!?な、何でソレを!そこまでは話してな…」

    「ん…?待てよ…さっき、発光する…薬って…?ま、まさか…?」
    「…あれ、私だったんだよね〜引き止めようとしたんだけど、貴方の声につい…腰抜かしちゃって…」
    「……えええええーーーーっ!?」

    ザワザワ… シゴロ… ザワザワ… ヒフミ…
    ピンゾロ… ザワザワ… ノーカン…
    「…そ、そうそう…そんな感じの声…」
    「…話すのは初めてって、そういう事かよ……」
    「あはは……ちょっとは緊張、解れたかな?」

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:04:06

    「……アイツらよぉ…オレの事ほったらかして遊んで…ナベさんだってオレんトレーナーなのに…」
    「よしよし、やっと本音が聞けた。」
    「キー!」
    「うう……ホントはすげぇ寂しいんすよ…オレだけのけモンになってるみてぇですし…最近はオレの方が付き合いが悪くなったって他の奴に言われてるらしくって…」
    「うわー!酷い噂話が広まっちゃったね〜…もっと酷くなったら言って?私、たづなさんに掛け合ったりもするから!」
    「いや…でも…なんか…どうせ皆、離れていくんだろ…って思うと…どうにかしたい気も無くなって…」
    「そんな事無いよ!ホントにポケットの事が嫌いなら、ダンツフレームやユキノビジンみたいに心配してくれる娘がやって来たりしないから!」
    「で、でも…オレ…冷たくあしらっちゃったし…」
    「冷たくないない!聞いてるだけでもポケットが優しいってわかるもん!」
    「キーキー!」
    「ほら、キー君もそう言ってるよ!」
    「……で、でも…」
    「もう、重く考え過ぎちゃダメだよ?特に貴方は、まだ子供なんだから…。」
    「キー!」
    「…ホントに、一人で抱え込みすぎないで、もっと大人を頼っていいんだよ?」
    「……そんな、申し訳ねぇっすよ…。」
    「…特に貴方は、今までも…色んな物を背負って走ってたよね。さっき聞いた、ダービーウマ娘になるのを託された事とか…応援して尊敬してくれる子達の期待とか…。」
    「……。」
    「……色んな物を背負ってたのに、更に貴方はタキオンの事をずっとずっと、気にしてくれてた。他の同期の子が切り替えて進み始めても…タキオンに戻って来て欲しいって貴方は思ってくれてた。」
    「……はい」
    「それで…見事にジャパンカップを勝って…最強になってみせた。…本当に、凄いと思うよ。」
    「キー!」
    「……あ、何が言いたいのかって言うとね…私はね、貴方が嬉しくなった事…浮かれてたかもしれないって心配してた事…全く悪い事だって思ってないよ。」
    「え…?」
    「嬉しくなって当然だよ。お世話になってる人達、慕ってくれてる子達、同期の皆の期待に答える事が出来て…
    そして…貴方自身の目標だった最強のウマ娘になった事…喜んで当然だよ。」
    「…で、でも…オレはそのせいで…」
    「……貴方みたいな優しいウマ娘、誰も嫌いになったりなんてしないよ。」
    「…!」
    「……何度も言うよ、そんな事絶対に無い。」

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:04:47

    「周りの皆は変わっていない。むしろ変わったのは…貴方の、皆に対する気持ちだと思う。」
    「…オレの…気持ち…?」
    「…寂しくなったのは、きっと…貴方が皆の事を前よりずっと大好きになったから…だと思うよ。」
    「…!」
    「貴方が最強のウマ娘に辿り着くまでを応援してくれて…貴方自身も、その期待に答える事が出来て…周りにいた人達が一層特別に感じた…。」
    「……あ…。」
    「だから、そんな人達が自分以外の人達と仲良くしてるのが気になっちゃうし…悔しくなっちゃう。…そうだったのかな?」
    「……オレ…嫉妬してたんすね…情けねぇや…」
    「…ううん、情けなくなんかない。ホントに貴方は友達想いで、強くて優しいウマ娘…そう思うよ。」
    「そんな事…ねぇっす…。オレは、勝手に寂しくなって…ヤケクソになって…今だって迷惑掛けてる…最低の奴だよ…」
    「…そんな事ない。私が保証するよ。」
    「……トレーナーさんに言われたって…オレは…!」

    「…聞いてくれるかな?」
    「情けない話なんだけど…私ね、貴方に嫉妬してたんだ。ジャングルポケット君。」

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:05:48

    「…!?」
    「…タキオンをまた走らせてくれた貴方に…ちょっとだけ嫉妬してた。」
    「…オレに…?」
    「…脚はもう大丈夫、ってお医者さんに言われても…タキオンは走るのを再開しなかった。」
    「キー…」
    「そう、リハビリに役立ちそうなトレーニングの方法とか、話を聞いてくれる人とか、色々探してね…タキオンの実験にも沢山付き合った。それで…本人も走りたいって思ってたみたいなんだ。」
    「…え?」
    「…レースの映像を見て、座ったまま脚をカタカタ動かしたりしてたんだよ?」
    「…で、でも…オレが併走に誘った時は…」
    「…怖かったんだと思う。」
    「…!」
    「自分の時代は終わって…他の娘に置いてかれた気がして…戻りたくても戻れない、そんな気持ちだったと思う。」
    「……そう…だったんだな…。」
    「…そんな時、貴方が誘ってくれて…そして…走ってくれた。それで思わず…」
    「……ジャパンカップ、見てなかったって言ってたの…そういう事だったのか…。」
    「キー…!」
    「……言葉だけじゃどうしても足りない。他のウマ娘が想いを乗せた走りから、感じ取れる以上の事…私は伝えられなかったな、って…」
    「……!そんな事…」

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:06:25

    「…タキオンの背中を最後に押してくれたのは、貴方だった。トレーナーの私じゃなくて……悔しかったなぁ。」
    「……。」
    「それでも、タキオンがトレーニングに戻って来て、走ってくれた姿を見たら…全部吹き飛んじゃったけどね。」
    「……!」
    「…全部つまらない事って思える程…また走れるようになったタキオンを見て…本当に嬉しくなったんだ。」
    「キー!キー!」
    「おっと、話が逸れちゃってたね。まあ…何が言いたかったかって言うと…一つは、貴方には本当に感謝してるって事。優しくて友達想いの貴方が、ずっと寄り添ってくれたから、タキオンはまた走り出せた。」
    「……トレーナーさん…。」
    「今日の事も、迷惑だなんて思わないで?むしろ、お礼が出来て良かったって思ってるくらいだから!」
    「……こっちも、色々聞いてくれて…そいで聞かせてくれて、ありがとうございました…!」
    「うん!それともう一つはね…寂しくてやり切れなくなったら…私で良かったら頼って?」
    「…!」
    「トレーナーとしても…一人の大人としても、貴方を助けてあげたい。貴方なら、きっと乗り越えられるって信じてるから。」
    「……。」
    「…常に一緒に居てあげる事は出来ないかもしれないけど、逃げ出したくなった時の逃げ道くらいには、なれると思うから。ね?」
    「……ホントに…頼っても良いんすか…?」
    「もちろん!いつでも…待ってるから。ね?」
    「…あざっす…オレ…頑張ってみます…!」
    「ふふ、それなら良かった…!」
    「そうだよな…ウジウジしてたって何も変わんねぇ…!自分を超える為にゃ…走るしかねぇ…!」
    「キー!」
    「ははっ、オメェもあんがとうな!また今度、うめぇパフェの店連れてってやるよ!」
    「キー!」
    「じゃ、帰ろっか!」
    「はい!」

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:06:53

    「…最後に一つ、聞いてもいいっすか?」
    「なぁに?」
    「…モルモットさんは、なんでキー君の言葉解るんすか?」
    「…今頃…!?」
    「キー?」

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:08:29

    …そんで、あれからまあ色々あった。
    ユキノちゃんやダンツに謝ったり…
    フジさんとナベさんに思いっきり甘えてみたり
    うざ絡みって思われる事、覚悟でアイツらをファミレスに誘ってみたり…

    …そしたら、まあトントン拍子で全てが良くなった。
    フジさんは、正直に打ち明けてくれてありがとう、構ってあげられなくてごめんねって…
    ナベさんはちょっと困った顔をしてたけど、その日はずっと甘えさせてくれたし、次の日はどっから持ってきたのか、サイドカー付きのバイクに乗せてツーリングに連れてってくれた。
    メサイアは…あの後ペリーがオレん所にも来た。
    なんでも、メサイアから日本の下町ならオレが詳しいと紹介されたらしい。
    …ま、頼れて満更でもねぇや。
    アイツら…ルーシマメイは、特にシマは全然オレが構ってくれねぇのを気にしてたみたいだった。
    最近、付き合いが悪かったのも…オレが落ち込んでたのを見て、また夏合宿の後みてぇに悩んでると思ったみたいだから
    カフェ達に相談してて…入れ違いが生まれてただけだった。
    ユキノちゃんやダンツがオレを心配して来てくれたのも、そういう事だった。
    申し訳無くなっちまって、3人だけじゃなくって
    カフェ、ダンツ、ユキノちゃんも誘ってファミレスでご馳走した。
    ケイは知らねぇ、いつの間にかミラ子パイセンとまた仲良くイチャイチャしてた。

    そんで…タキオンは…

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:08:53

    「モルモットくぅん!!!なぁんであの事を話したんだい!!!」
    「ごめんねって〜!ずっとビクビクしてるポケットが気の毒だったから〜!」
    「そっちじゃあない!ジャパンカップの方だ!!恥ずかしいじゃあないかっ!」
    「いいじゃん〜!何も恥ずかしくないって〜!」

    …ああ、いつも通りだな。安心した。

    「勝手に安心するんじゃないねぇ!!」
    「そう怒んなって、モルモットさんとキー君のついでにオメーにもケーキ買ってきたんだよ!」
    「ついでとはなんだい!ついでとは!全く!パクパク!モグモグ!」
    「勝手に食うなよ!」
    「ありがとうポケット!じゃ、私紅茶入れるね!」
    「あざっす!頂きます!」
    「ええーっ!?おいおいポッケ君!!私が入れた時は飲まない癖に、モルモット君のお茶は飲むのかい!?」
    「うるせーな、モルモットさんはオメーみてぇに変な薬入れねぇだろっ!」
    「変な薬とはなんだい!納得出来ない!私のいない間にモルモット君とキー君を手懐けるなんて…!」
    「キー!」
    「ほら見ろ!キー君なんて君のポケットに入るくらい懐いているぞ!!」
    「あ、ホントだ可愛い〜!ポケットのポケットに入ってる!なんちゃって」
    「モルモット君!!!!」
    「ははははっ!」
    「キ〜!」

    …そんな感じで、オレはちょくちょくモルモットさんを訪ねてる。
    お互いの悩みを話してみたり、ただキー君を可愛がったり、
    最近では…ナベさんと一緒にトレーニングも見てくれる。
    タキオンは不機嫌になっけど、同じくらいやる気にもなる。

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:09:10

    ……もし、あんとき…偶然声を掛けて貰ってなかったら…オレは何処へ行ってたんだろう。
    それこそいなくなっちまって…全部が最悪の結果になってたかもしれねぇ。
    それを想像すると、ちょっと怖い。
    だから…オレはまだまだこれから先、辛い時には頼るし、寂しい時には甘える。
    そして…いつかは、今度はオレがなってやる。
    誰かの逃げ道にな。

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:10:16

    おしまいです

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:48:57

    最高だ……文句なしの名作だ……!
    「タキオンをもう一度走らせたのは私じゃなくてジャングルポケットだ。それに感謝も嫉妬もしている(意訳」とポッケ本人に言っちゃう言えちゃうモルモットさんの大人具合よ……

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 22:50:59

    ネタスレでなんでこんな良質なSS生まれてるんだ…

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/10(火) 23:49:18

    >>79

    >>80

    どうもありがとうございます…

    モルモットお姉さん×ポッケ君は

    また機会があれば書きたいですね…ハマりそうです

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 07:24:18

    何気ない一言がここまで追い詰める結果になってしまった事を知ったダンツ達の反応が気になる

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 10:04:52

    SSありがとう
    このモルモットくんはプランAを継続させられなかったからこそ、ポッケに感謝しているのは本当にそうだよなと思った

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 15:02:37

    新時代の扉の設定資料集とか出たら、
    あのお姉さんの正体がわかったりしないだろうか

  • 85二次元好きの匿名さん24/09/11(水) 19:00:41

    このまま止まらなければ多分走る事以外に興味がないポッケの誕生だった
    友ではなく強敵(とも)が集う様になる感じの

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 01:17:54

    モルポケ流行れ

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 08:29:18

    >>84

    何かしら言及はほしい

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 13:06:34

    >>86

    待ってくれ……

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/12(木) 17:00:59

    >>88

    先行ってるぜ

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 01:14:16

    >>78

    めちゃくちゃ良かったぜ……今日はよく眠れそうだ。

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 07:05:14

    引き止める者がいなければどうなっていたのだろうか

  • 92二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 17:50:17

    やっぱりちょっとメンタル弱いところがあるポッケ

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 02:21:52

    あのまま引き止められなかったらまた心の中にオレが現れてたぜ?多分な…。
    それで、オレだけは味方だぜって言って依存させようと思ってたんだ…
    今度は甘い言葉で誘って、駄目にしてやろうと思ってたんだが…

    ……わかってんだろ?大人のお姉さんには勝てねぇ…

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 07:21:35

    >>93

    確かにあの時引き止める人がいなければお前の言葉にを聞くぐらいはしただろうな……

    だけどお前の望む結果にはならなかっただろうよ


    あの時の俺は走る事以外何もかもどうでも良かったんだ、例えそれが自分自身の心が作り上げた虚構だったとしてもな

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 13:02:06

    色んなことに疲れて大人びてしまったポッケも見てはみたい

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 21:00:18

    >>95

    なんか叡智

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