- 1二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 00:56:05
今日もアロナ先輩はお寝坊さんだ。
ここまで来ると流石に少し察しもつく。
私はため息をつくと、彼女の眠る寝室へと向かった。
「アロナ先輩、まだ起きないんですか」
寝室につくと彼女はやはり起きていて、しかしベッドの中でもぞもぞとしながら出てこようとはしてこなかった。
「ぷ…プラナちゃん…あの…あのね…」
目を潤ませ少し涙声になりながら、アロナ先輩が何かを言いたげにしている。
私は彼女のさらさらとした頭を撫でた。
「大丈夫です…もうそんなに気にしませんから」
私は掛け布団をめくった。
アロナさんのパジャマは薄い水色のボタンのないパジャマで、そのデザインは少し子供らしく感じる。
しかし、そのズボンの股のぐっしょりと濡れたシミほどではない。
彼女のベッドは彼女を中心に薄く黄色く浸水していた。
端的に言えば、彼女は今日もおねしょしてしまったらしい。
「ちゃ、ちゃんと昨日もトイレ行ったんだよ…?
なのに…なのに…」
ぐすぐすと鼻を鳴らしながら泣き出してしまう彼女を、私はよしよしと背中を叩きながら抱きかかえる。
それを皮切りに彼女は本格的に泣き出してしまった。
私は彼女を抱きかかえながら、お風呂場へと運んでいく。
そこには最早日課となった朝風呂の準備が完璧にできていた。
ベッドやシーツの処理を終え教室に戻ると、お風呂からあがったアロナ先輩が朝ごはんの準備をしていた。
「おはようございます、アロナ先輩」
「あ、えへへ。
はい、おはようございます、プラナちゃん」
私は彼女の頭を撫でる。
元々体温の高い方である彼女だが、風呂上がりは特にその傾向が強い。 - 2124/09/09(月) 00:56:23
「その…いつもありがとうね、プラナちゃん
私の、その…お、おね…」
「大丈夫です。気にしないでください」
言いづらそうにもじもじするアロナ先輩の言葉を遮り、問題ないと伝える。
「…えへへ。ありがとうね」
いつもの笑顔を取り戻したアロナ先輩につられ、私もふっと笑みがこぼれる。
「さ、早く食べて準備しましょう。
急がないと先生が来ちゃいますし」
「そうですね、今のままだとアロナ先輩の干してある布団も見られちゃうかもしれませんしね」
「そ、それは最初から見えない場所に隠しといてください」
顔を赤くして抗議する忙しいアロナ先輩。
かわいい彼女を見ながら、私は黙々と朝食を食べ進めるのでした。 - 3二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 01:15:58
先生の前でお姉さんぶるアロナちゃんが、プラナちゃんに朝のことをバラされそうになって慌ててほしい
- 4124/09/09(月) 01:24:29
…アロナ先輩。
天真爛漫でかわいい私の大好きなアロナ先輩。
でもそんな彼女だからこそ少しいじめたくもなるわけで。
私はポケットからこっそりと小瓶を取り出し、中の液体をコップに垂らす。
かわいそうなアロナ先輩。
今日もきっと夢の中で。
私が飲み物を運び彼女の下へと持っていくと、彼女はまるで疑うこともなく、いちごミルクをおいしそうに飲み始めた。 - 5二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 01:43:03
- 6二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 01:53:21
- 7二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 02:06:40
おひざの上にアロナちゃん乗せていっぱいよしよししたい
- 8二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:32:16
かわいいね
いちごミルクいっぱいお飲み… - 9二次元好きの匿名さん24/09/09(月) 07:33:38
利尿剤盛ってる…