- 1二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:11:03
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、
チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、
奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、
元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。ところで俺の部屋に家族が増えた。黒い目を爛々に輝かせた一匹の柴犬だ。 - 2二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:12:00
内容がわからないんだが
- 3二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:12:25
ノックするのうますぎる柴犬と謎のサムネ
- 4二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:13:17
でっかい犬よりでかい犬の方が語呂良くない?
- 5二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:14:59
家族が犬飼って家の中で走り回らせてたけど
イッチは犬飼う事を知らないから怯えてたと? - 6二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:15:02
この画像何ですか?
- 7二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:17:07
- 8二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:17:59
数年前、ふとある村の事を思い出した。
一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。
心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。
連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、その看板を見つけたときあれっと思った。
「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「ネコオ」になっていた。
変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。
車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。
車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、めっちゃ猫が出てきた。
え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかも必死で追いかけてきた・・・。
がわいお!!!
車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、その日行った場所は間違っていなかった。
だが、もう一度行こうとは思わない。なぜなら俺の部屋に猫がいるから - 9二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:18:02
文章はベランダから双眼鏡見てたら・・っていう怖い話のやつが元だよな
もちろん犬は出てこない - 10二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 17:19:53
語り手は犬の仕業で済ませるけど
ドアのチャイムが犬が押せない構造であることに読者だけが気付くんだよな - 11二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 19:11:06
漏れにはちょっと変な趣味があった。その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ - 12二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 19:11:36
ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」
って怯えていたら
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。 - 13二次元好きの匿名さん22/02/20(日) 19:36:47
この画像どこで拾ったん?