新コーナー『リストカッターミサキ』

  • 1二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:08:23

    ミサキちゃんは他の人より『ちょっとだけ』打たれ弱いごく普通の女の子。
    そんなミサキちゃんの日常を描いたアニメ『リストカッターミサキ』のあらすじを紹介するコーナーです。

  • 2二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:10:03

    映倫「これ本当にちょっとですか?」

  • 3二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:10:39

    イライラすると書類(リスト)を引きちぎるんだよね…

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:12:45

    アツコ「サッちゃん話聞いてた?」
    サオリ「あぁすまない、リストカッターミサキのこと考えていた」

  • 5二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:12:55

    懐かしいなぁ……列に並んで待ってたら自分の前で売り切れて列が解散になると、後で自宅でちょっとイッとくか……って感じでカットするんだろ?

  • 6二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:16:16

    ???「甘いねミサキ。その程度では一人前のリストカッターにはなれない」

  • 7二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:17:36

    リストカッターミサキ3切目
    「よく切れるカミソリの噂」

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:17:56

    まじ無理…日車しよ…

  • 9二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:20:43

    リストカッターミサキ
    『ミサキ、鉄火巻きを食べようとする』の巻

  • 10二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:24:23

    『ミサキ、お弁当を買う』の巻

    いつものようにお昼過ぎに起きたミサキちゃん。
    朝ごはん兼昼ご飯のお弁当を近くの安い定食屋に買いにいくと、昼休みの社会人でごったがえしている。
    とりあえずアジフライ弁当を注文して待っていると、意外にも5分もしないうちに
    「アジフライ弁当のお客様~!」
    と店員が呼ぶ。
    少し口元に笑みを浮かべて取りにいくと、店員は困った顔で

    「あ……すみません。『先に』注文のアジフライ弁当のお客様~。」

    ハッとして後ろを振り替えると、そこには
    ("ニートが昼休みの時間に店混雑させに来てんじゃねえよ…。")
    と言いたげな目をしているような気がするスーツ姿のサラリーマン。
    「あ…ごめんなさい…」と言い、しょんぼりと再度待つ。
    しばらくすると再度『アジフライ弁当のお客さま~!』と呼ばれたので、
    今度は、他に立ち上がろうとしている人がいないか念入りに、しっかりと確認していると……

    『ア・ジ・フ・ラ・イ・べ・ん・と・う・の、 お客様~!?』

    こっちをばっちり睨みつつ、強めの声で呼ぶ店員と目があってしまう。
    受け取った弁当を路地裏で食べたミサキちゃんは、ふぅとため息を一つついて、無表情でカミソリを取り出し……。

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:28:23

    >>10

    急に温度が下がったな

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:30:09

    アジフライ弁当買えるくらいお金あって良かった。感動しちゃった

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:30:14

    >>10

    タイガーマスクのあの曲が聞こえる…

  • 14二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:35:34

    『ミサキ、焼き肉を食べる』の巻

    バイト代が入ったことに気をよくしたミサキちゃん。
    長期間拘束されただけに見合った給料。
    ここは奮発して焼き肉を食べようと大衆向けの焼き肉屋に足を運ぶ。
    家族連れの和気あいあいとして空気にあてられ、それだけでつい一本イッときたくなるが、
    メニュー表の『ご奉仕価格:最高級ロース』を見てグッと我慢。
    届いた最高級ロースは、さすがに価格もそれなりだったので、これがもし不味ければ間違いなく一本イくしかないが……
    恐る恐る肉を口に運ぶミサキちゃん……。

    ……美味い!
    最高級というだけのことはある。ああ、美味い。人生に意味はある。そう思わせてくれる味だ。
    私はまた、人生にもう一つ、新たなレイヤーを得た気がする。こんな食べ物だってあるんだ。
    また明日からバイト頑張ろう。そしてまた、この最高級ロースを食べに来よう。
    そしていつか私も、こんな、最高級の大人になろう……!
    そう感慨に耽っていると、店員が申し訳なさそうにテーブルに近づいてきて

    「あの……すみません、先ほど間違って並ロースを提供してしまいまして」
    「こちら、正しい最高級ロースとなります。あ、もちろん並ロースの代金は結構ですので」

    もうすべてが無になったミサキちゃんは、無表情で最高級ロースを焼いて食べた。
    うん…美味しいよ、そりゃあ。美味い。肉は美味い。牛肉はなんでも美味い。
    という結論にたどり着いてしまったミサキちゃんは……

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:39:22

    悪の組織によってチタン製リストバンドを取り付けられてカッターの刃が通らなくなった回は緊迫感あったよね
    エンジニア部謹製『どんなものでも1mmだけカットするマシーン』がなかったら危なかった

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:40:57

    >>14

    これはまあ…いいんじゃないかな?

  • 17二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:41:38

    >>15

    悪の組織(救護騎士団、救急医学部)

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:52:49

    『ミサキ、対戦ゲームで遊ぶ』の巻

    先生と一緒に商店街の福引をした結果、ちょっと昔のタイトルだけど、対戦ができる携帯型育成ゲームを2つ手に入れたミサキちゃん。
    その場で先生と一緒に喜び合い、せっかくなので二人で1つずつ持ち帰って、来週の当番の日に育てたモンスターで対戦しようという約束をした。

    しかしミサキちゃん、家に帰ってから気づく。
    (そういえば今週、バイトやアリウスメンバーとの予定で結構忙しかったな…)
    (モンスター育てて対戦するって約束したけど、あんまり育てられないかも)
    思わずため息が漏れてしまうが、しかし約束してしまったのだから仕方ない。
    バイトや予定の合間に、こつこつせっせとモンスターを育てた。

    そしてやってくる当番の日。
    「ごめん先生。今週ちょっと忙しくって、あんまりモンスター育てられなかったんだ」
    と、ミサキちゃんは先生に一言断る。
    「"そうなの?私は比較的余裕のある週だったから、結構自信あるよ!"」
    「"もし勝ったら、ミサキに何かお願いでも聞いてもらおうかな"」
    先生はそんな風に言って、なごやかな雰囲気で対戦が始まった。

    しかしミサキちゃんはすぐに気づいた。
    先生のモンスターより、自分のモンスターの方が、20以上もレベルが高いのだ。
    「"えっ!?ミサキ、忙しくて育てられなかったんじゃなかったの?"」
    驚くミサキちゃん。本当に今週は忙しかったのだ。

    理由は考えればすぐ気づくことだった。
    (ああ……フリーターの私の"忙しい"っていうのは……)
    (定職について、リアル充実してて、女生徒にモテモテの先生の"暇"よりも、ず~っと暇ってことかぁ……。)

    タイプ相性の有利をレベル差の暴力で一方的に蹂躙される、相手のモンスターの姿に自分を重ねてしまったミサキちゃんは……

  • 19二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 14:57:06

    >>18

    先生に見つからないようにカットしなければいけないハラハラな回だったな…

  • 20二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:02:41

    『ミサキ、映画館に行く』の巻

    急に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が観たくなり、映画館に行くミサキちゃん。
    座席に座り辺りが暗くなり、いよいよ始まるな、という時になり、スクリーンに映像が投影される。
    予告編かな?と思って見てみると、映ったのは、この映画館の「割引情報」についてのアナウンスだった。
    スクリーンには大きく、
    『学生友情プライス! 学生3人で入場すると、料金がひとり1500から1000円に!』
    と映し出されている。

    しかしミサキちゃんには、いくら目をこすってみても、
    『"映画を自主的に誘える友達が1人もいないクソ陰キャは500円割り増し"』
    にしか見えない。

    上着を座席に置いて、トイレに駆け込んで個室のカギを閉めたミサキちゃんは……

  • 21二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:09:10

    不幸なことがあると悪縁切りの感覚でリストカットするんだよね

  • 22二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:11:55

    >>20

    アリウス誘えばいいだろ

  • 23二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:12:26

    なんかこうアリウスと比べたら確かに充実しててほろっと来るけど
    全体的に血生ぐせぇなぁ!!

  • 24二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:14:16

    『ミサキ、カルピスを作りたかった』の巻

    寝起き、何気なく冷蔵庫を見てみたら、どこかで手に入れたカルピスを見つけたミサキちゃん。
    乾いた喉にはちょうど欲しいな、と考える。
    コップに原液を注いで水道水で薄めようと、蛇口をひねってみると、ずいぶん固く締められていてなかなか回らない。
    悪戦苦闘して、思い切り蛇口をグイッとひねるとやっと蛇口は回ったが、
    勢い余ってものすごい周り方をするハンドルと、噴き出す水。

    水の勢いにはじき出されて、コップの中のカルピスは8割がたが流れてしまった上に、水はなみなみ。
    おまけにはじき出されたカルピスの大部分は、寝巻に着ていたシャツが吸ってしまっていた。
    "ほぼ水"としか形容できないカルピスを一口飲み、あらゆる感情を失った顔でミサキちゃんは……

  • 25二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:15:49

    >>22

    リストカッターミサキちゃんは学生だったりフリーターだったり、友達いたりぼっちだったり脚本家が勝手に決めるシステムだから

  • 26二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:19:29

    うわあん!こんな番組もう終わりです!

  • 27二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:24:59

    『ミサキ、あにまんでスレを立てる』の巻

    ヒヨリの見ている動画に一緒になって興味を持っちゃったミサキちゃん。
    どうやらこの『反応集』というタイプの動画は、とある掲示板のレスを引用しているようだ。
    (自分の建てたスレも動画にされてみたい……。)
    社会参加の機会に飢えているニートのミサキちゃんは、そう思い立ってあにまんにアクセスして、さっそく自分が考えたネタスレを立ててみた。

    しかし、まぁ~~~スレが伸びない。
    自分の立てたスレに別人のような口調でしらじらしい反応を重ねてみたり、
    見た目だけでも華やかにしようと画像検索で拾ったファイルを添えたりして
    なんとかスレを盛り上げようとするが反応は奮わず。
    既に気持ちの上では何度も一本イッてしまっている精神状態で、気づけば自分のレスが8連続。
    もうやめやめ……ため息をついてスレを閉じようとすると、そこに新たな書き込みが!

    ばっと新着レスを確認すると、書き込まれていたのは
    『このネタ過去に立ってたよ』という指摘と、添えられているURL。

    リンクを踏み、200まで伸びて落ちたらしい過去スレの盛り上がりに、薄く笑って涙したミサキちゃんは……

  • 28二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:26:57

    さらっとドカ食いもちづきさん以上の地獄を編み出しやがった……

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:29:15

    くそっ全部伊集院光の声で再生される!

  • 30二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 15:34:18

    ミサキという名の俺らじゃねーか!

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 16:07:21

    youtubeでリストカッターケンイチを検索してみてね

  • 32二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 16:08:26

    ミサキが体調不良の為、代役として出ることになった
    ストマックシューターサオリだ
    ……よろしく頼む

  • 33二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 16:09:43

    最後のオチはミサキが「何か」した瞬間に
    画面が赤く染め上がって悲鳴の効果音とともに

    赤全画面の中央にやたらファンシーなロゴで
    「おしまい」

  • 34二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 18:31:03

    >>32

    サオリのきれいなお腹が弾痕状の痣できてたらエッチだね

  • 35二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 18:55:31

    『ミサキ、机の中のものを取り出す』の巻

    昼休みも終わりに近づき、そろそろ次の授業の準備をしようか、と
    机の中にある次の授業のディスクを取ろうと椅子を引いたミサキちゃん。
    その時、椅子の脚と床がこすれて、プゥ~~と、オナラみたいな音が出てしまった。
    一緒に教室にいたアリウス生が一斉にミサキちゃんの方を見る。
    ヒヨリが隣で、
    「あ、ミサキちゃん……だ、大丈夫ですよ、誰だって……」
    などと追い打ちを仕掛けてくるから手に負えない。
    「い、いやっ、今のは椅子の音!さっきね、こうやって椅子を……っ」
    と状況再現をしてみようとするが、力の入れ加減が違うのか、
    椅子はうんともスンとも言わない。
    「椅子の音!椅子の音なんだってば……!」
    と、必死に弁明するも、冤罪の恐怖が顔に出てひどく嘘っぽい。
    あまりの狼狽ぶりにいつの間にか少し引いていたアリウス生たちの視線。
    この場の空気に耐えられなくなり、早足で教室を立ち去ったミサキちゃんは……

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:20:34

    ヒヨリが無神経にトドメを刺してくるという役割を得て本家よりミサキが一本行きやすい構造になってるの草

  • 37二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:23:24

    『ミサキ、居酒屋にいく』の巻


    アツコ、ヒヨリと一緒にチェーン系の居酒屋に行ったミサキちゃん。

    今日は楽しく飲もうとジュースで乾杯。

    ばにたす談義に花を咲かせていると、店員が鶏のから揚げを持ってきた。

    しかし、これは注文していない。自分たちの注文したコロッケは来ないし、から揚げは皆好きだし、文句を言うよりから揚げでいいかな……

    ……待って、でももし、近くの席の人が『鳥のから揚げ来ないんだけど!』とクレームを言ったら……!


    自分の考えを二人に伝えると、二人も真剣な顔で、

    『ここで店員にミスを指摘すれば最悪一本で済むけど、もしその展開になったら三本は覚悟しないといけない』と合意。

    勇気を振り絞って店員に声をかけ、注文していない旨を伝えると、

    「えぇ?ホントっすか?」

    と嫌な顔で答えた店員は、厨房へと戻る間、何度も首をかしげながらこっちをチラ見という、露骨な不満アピール。

    もうこれだけで一本イきそうになるが、楽しみのコロッケがあるんだから、とアツコが励ましここは我慢。


    しかしまたこのコロッケが待てど暮らせど来ない。

    しょうがないのでミサキが代表して『すみません、注文したコロッケが来ないんですが』と声をかける。

    するとさっきの店員が、「マジすか?」と生返事。その顔から、

    (”どうせこいつらコロッケって言ってから揚げ注文したんだろ?")

    という強烈なテレパシーを受信したミサキちゃんはもはやノックアウト寸前。

    でもせっかく伝えたんだしコロッケ食べてからにしよう?とヒヨリに励まされ、必死に一本を堪えるミサキ。


    なんだかんだ美味しかったコロッケに舌鼓を打ち、

    『今日はいい夜だった』と自分たちに言い聞かせて店を出ようとする3人。

    そして会計を済ませた後、受け取ったレシートを何となく眺めると、

    なんと『鶏のから揚げ』が会計に計上されているではないか。

    店員を三度見した後、しかし行動を起こすことなく店を出たミサキちゃんとその一行は……

  • 38二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:28:48

    「ミサキ、キャンペーンに応募する」の巻

    残暑の中、軽い熱中症にかかりフラフラ。
    これじゃ1本行く(リスカ)気も出ないと、自販機でお茶を買ったミサキちゃん。ふとボトルを見ると、キャンペーン応募シールを発見。あ、締め切り今日だ。
    ギリギリ間にあったとばかりに携帯を取り出し応募サイトへアクセス。面倒くさい仮登録メールやらアドレス入力等で意外に時間がかかり、既に携帯の電池マークは電池切れ間近の赤。
    ここまで来て電池が切れた日には1本確実だ。あとはシールに書かれたシリアルナンバーを入力するだけ。あせる気持ちを抑え、シリアルナンバーを入力。さあ、あとは「OK?」と書かれたマークをクリック。
    そこに表示されたのは「応募まで、あと4ポイント」の文字。
    ため息を1つつき、電池切れのアラームのけたたましく鳴る携帯を左手に持ち替え、右手をカバンに入れ、いろいろ器具を取り出したミサキちゃんは。

  • 39二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:30:41

    うっかり、カット画を貼り忘れた

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:38:53

    リストカットフレンドになってんじゃねーよ。

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:39:14

    >>38

    笑っちまうわ。ミサキによく似合う裏切られ方。

  • 42二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:41:13

    もう「ミサキちゃん」って呼ばれ方がかわいい
    本人は全然ミサキちゃんって感じじゃないが故に

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 19:52:42

    ラジオコーナーにすることで本来重いミサキのリスカがギャグになるという異次元のライフハック

  • 44二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:05:15

    『ミサキ、おせちを注文する』の巻

    年末に向けて闇バイトを頑張りに頑張ったミサキちゃん。
    それと言うのも、年始くらい贅沢をしてもいいだろうとアリウスの皆のためにおせちを注文したからだ。
    これがあるから年の瀬の忙しさも耐えきれる……カタログを見た限りかなり豪勢そうだ。
    エビ、キャビア、焼きハマグリ、ニシンの昆布巻き、高級鴨のロースト、生ハムにカマンベールチーズ……
    想像するだけで涎が出る。ヒヨリや姫も喜ぶぞ…!
    サプライズも兼ねて「あけましておめでとう」の挨拶と共にメンバーの前に重箱を取り出すミサキちゃん。
    姫は目を輝かせ、ヒヨリに至っては号泣しながら何かしら叫んでいる。
    期待通りの反応に「奮発した甲斐があった」と少し胸を張りながら、重箱いっぱいに広がる御馳走を想像しつついざ御開帳……な…なんだこれは!?
    何とそこには4つの仕切りの隅っこにしなびたような貧弱な料理が転がっている。
    あまりにスカスカな惨状のおせちに声を失う3人。
    ふとヒヨリが呟いた「まるでミサキ姉さんのEXスキルみたいですぅ…」という心無い言葉にショックを受け「運営さん、スキル強化お願いします……」の祈りを込めてミサキちゃんは……

  • 45二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:07:16

    『ミサキ、アダルトビデオを見る』の巻

    今日も今日とてゴミ捨て場からアダルトビデオを密かに拾ったミサキちゃん。
    姫やヒヨリが寝静まったのを見るやポピポピしながら見入っているとAV女優が電マで責め立てられるシチュエーションに。
    こういうのは嫌いじゃない、いやむしろ好きなミサキちゃんだが、何故だかデジャヴュが……

    あれは在りし日の思い出。リーダーもいたあの頃、ヒヨリがどこからか拾ってきた電マを本来の用途で使っていたあの時。
    電マを肩に当てて「あぁ~気持ちイイですゥ~~~」と宣うヒヨリのトロ顔。
    「ミサキも今日の訓練で疲れただろう、次に使ったらどうだ」とサオリ。
    「わっ……私はいいから……///」と顔を赤らめながら答えたミサキちゃん。
    そんなミサキちゃんをニヤニヤ笑いながら見つつ「えぇ~こんなに気持ち良いのにいいの~?」と聞く姫。

    あれ絶対姫も本来の用途知った上で私をからかってたよな……と思いつつ、一本イく前にヒヨリのトロ顔を思い返しながら一発ヌいたあとミサキちゃんは……(みなし児のバラード)

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:09:10

    「ミサキ、エビ天重大盛りを食べる」の巻

    定食屋に入ったミサキちゃん。
    今日の日替わりメニューは「エビ天重500円」也、しかも大盛り無料。ミサキちゃんは迷わず、エビ天重大盛りを注文。
    待つことしばし、ミサキちゃんのところに並盛りの1.5倍はあるお重が運ばれてきた。ミサキちゃんは目を疑った。
    ご飯は1.5倍の大盛りなのだが、エビ天はまわりで食べている並盛りと同じ2本。天つゆもエビ天にしかかかっていないので、ご飯とのバランスがひどく悪い。なんとか食べ進み、最後に残ったご飯を味噌汁で流しこんだミサキちゃんは。

  • 47二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:12:50
  • 48二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:13:03

    『ミサキ、スイーツ店に行く』の巻

    SNSで紹介されてたミラクル5000をどうしても食べたくなって、指名手配中の身でありながらわざわざトリニティ郊外のスイーツ店にやってきたミサキちゃん。
    早速購入しようとしたものの、SNS効果か、既に行列が出来ていた。普段ならここで一本イくところだが、どうしてもミラクルが食いたいミサキちゃんはぐっと堪えて最後尾に。
    さらにミサキちゃんの後ろにも、ヤンキーみたいな猫耳やチョコミント色の女の子、牛乳を飲むピンク髪やちいさい子供、銀髪の女等々、どんどん人が並ぶにつれて少しいい気分になってくるが、待っている間最悪の事態に備えてイメージトレーニング。
    「どうせ私の直前で売り切れるんだ……この世は虚しい……」とため息をつくも何とミラクルの名前の通り奇跡が。ちょうどミサキちゃんの番が回ってきた。
    カウンターにはお一人様4つまでと書かれている。残っているものも4つ。
    どうせなら皆にも買っていってやろうと「すいません、4つください」とミサキちゃんが言うや否や、後ろに並んでいたヤンキー猫耳が静かに舌打ち。
    続いて聴こえてくる「ちょっと、カズサちゃん行儀わるいよ!」の声が「指名手配の身でミラクル買いに来てんじゃねーよ、ク〇テロリスト。オメーの頭がミラクルだよ」に自動変換されたミサキちゃん。
    たまらず「やっぱ1つで」「はい、5000円です」え?たかがケーキ1つで5000円?
    ミラクル5000を舐めていたミサキちゃんは1000円ちょっとしか持っていない。
    「金もねえのにトリニティ来てんじゃねーよ、ク〇ホームレス」のテレパシーにやられてミラクルをキャンセル。
    振り返ると「ミラクル4つ」と言いながら「とっとと帰れク〇ニート」というテレパシーを送ってくる金髪の幼女。
    爆発音も聴こえてきたが、拠点に戻りミラクルを切るのに使う筈だったナイフで、ミサキちゃんは……

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:18:52

    >>44

    ヒヨリによる追い打ち有効ルールになってるの笑っちまうだろ。

  • 50二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:20:12

    >>48

    ありとあらゆる言葉がテレパシーを介して攻撃に聞こえてしまうニートミサキ強く生きて…

  • 51二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:22:35

    >>48

    銀髪の女サクラコ様かな~とか思って読んでたらオチ的に恐らくハルナなの草

    いっぱいネタ仕込まれてる名ハガキやでこれは・・・

  • 52二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:42:35

    「ミサキ、バスに乗る」の巻

    今日は朝からひどく雨が降っていたので、シャーレまでバスで行こうと思ったミサキちゃん。
    こんな日は恐らく混んでいるんだろうな。そう考えただけで1本行きそうになったが、我慢してバスを待つ。ところが実際にバスが来てみると、たいして混んではいない。
    もしかしたら座席に座ることも可能なのではないかと思って中を進むと、1人掛けの席は全部埋まっており、あとは2人掛けの席に1人だけ座ってるという空席がちらほら。
    しかし、そんな2人掛けの席に1人のケースは全て、ミサキちゃんの苦手なトリニティ生が座っている。さすがにそこに座る勇気はない。あきらめてその席の近くの吊り革をにぎろうとしたところ、なんと座っていたトリニティ生が、自分のひざに置いていたかばんを素早く空席のところに移動。
    「そんなに嫌がらなくても、座りませんよ」と心の中でつぶやき、次止まりますを押し、次のバス停でバスを降り、雨空を見上げ、「こりゃあ、しばらくやみそうにないね……」とつぶやいたミサキちゃんは。

  • 53二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 20:54:45

    >>52

    哀愁よ、、、

  • 54二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:01:21

    「ミサキ、メールアドレスを変える」の巻

    数週間前から、なぜか迷惑メールがひんぱんに来るようになったミサキちゃん。
    普段鳴らない携帯が鳴るので、ウキウキしながらメールを開いてみると、そこには「先生からの援助の申し込み」や「あなたのおっぱい写真が10万円で落札されました」などのあきらかな迷惑メール。
    そのたび1本行っててはきりが無い。仕方なくメールアドレスを変えることにした。
    新しいアドレスを設定すると、かつての友人アズサに「アドレス変えました」メールを送るミサキちゃん。するとすぐに返信。
    見てみると「このアドレスは現在使われていません」とある。
    そうか。アズサにとって私のメールなんて、とっくの昔に迷惑メール扱いだったのかと思ったミサキちゃんは。

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:05:10

    す、スパイが携帯番号残してちゃ危ないし……(震え声)

  • 56二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:27:03

    >>46

    元ネタが成人男性だからやけにいっぱい食うミサキになってるのがなんか草

  • 57二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:39:30

    >>44

    オチに人の心なさすぎるだろ。

  • 58二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:46:23

    ※用語補足

    「一本いく」
    例えばドラえもんが秘密道具で困りごとを解決するように、
    ミサキちゃんは困ったことがあればリストカットで解決するのだ。
    文字通りスパッと解決ってわけ。

    「テレパシー」
    ミサキちゃんがだいたいデフォで取得してる受信専用の思考ジャック能力。
    実際にそんなことを思われてるかどうかは状況と行間の読み方に依る。
    被害妄想などと言ってはいけない。

    「ニート」
    多くの場合におけるミサキちゃんの肩書き。
    でもハガキ、もといエピソードによっては学生だったりフリーターだったりもする。

  • 59二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:49:04

    「ミサキ、サンドイッチを食べる」の巻

    お昼ごはんにサンドイッチを食べようと思ったミサキちゃん。
    さっそくコンビニへ。売り切れで1本、愛想の悪い店員で1本を覚悟するも、奇跡的無事にサンドイッチを買えた。帰り道、いつも吠えられる犬にも吠えられず、無事拠点にしてる廃墟に着いたミサキちゃん。
    ああ今日はもう拠点にしてる廃墟から出ないし、1本も行かなくて済むと安心してサンドイッチを食べようとした瞬間、指にニチャッとした感触。
    具の間に指を入れてしまった そう、今日買ったサンドイッチはいつものサンドイッチとは違い、3枚ワンセットのサンドイッチだったのだ。ティッシュで指をふき、ひと息ついたミサキちゃんは。

  • 60二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:52:55

    >>59

    これ心が弱すぎて大好き。

  • 61二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 21:59:52

    「ミサキ、自販機を使う」の巻


    喉が渇いたミサキちゃん。自動販売機でもないか、と探していた。都会ならばそこかしこにあってこうやって態々探す真似をしなくていいのにと、都会への憧憬で一本いきそうになるが、それは昨日やったからいいやと思ってやめておいた。


    少しばかり歩くと自販機を見つけ、財布を探ると丁度百円玉も五百円玉も無い。自販機で何か飲み物を買おうとするなら、千円札を崩すしかない。仕方なく両替し、さあ何にするかな、とラインナップを確認するとカップおしるこしかなかった。


    仕方なくおしるこを買ったが、味は微妙で喉の渇きはむしろ加速した。無駄に札を砕いた虚無感とそれしかないからとおしるこを買って飲んでしまった後悔と自身の愚かさ加減にミサキちゃんは…

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:01:19

    「ミサキ、外に出る」の巻

    午後のひと時、近くのコンビニへと出かけたミサキちゃん。
    ふと見ると、道のむこうから梅花園の子供達の集団が梅花園の教官さんに連れられてやって来る。
    「私にもあんな頃があったな」とほほえましく思ったり、「あの頃は夢と可能性に満ちていたのに、今の私ときたら」と1本行きそうになったり、「いやいや、ちびっこたちの前でそんなことを考えてはいけない」と思いなおし、ミサキちゃんはぎこち無い笑顔で歩きだした。
    ところがよく見ると、梅花園の教官さんの様子がちょっとおかしい。
    何やら子供たちをそれとなく整列させて、今までと異なる陣形を組みはじめたのだ。
    あー、これが、不審者から子供たちを守るフォーメーションか。
    平日の昼間に住宅街をぎこちない笑顔をうかべながらうろついてる私は、不審者以外の何者でもない。
    そんな梅花園の教官さんの心配をよそに、次々と笑顔であいさつをしてくる子供たちにひきつった笑顔で見送ったあと、「そういえば私、子供時代は宇宙飛行士になりたかったんだよな」と思いながらミサキちゃんは。

  • 63二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:06:59

    >>61

    昨日やったからリスカ我慢するの下りとか、いちいち笑いどころが多いんだよな伊集院リスナーは。

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:15:29

    このレスは削除されています

  • 65二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:16:51

    「ミサキ、25円損しそうになる」の巻

    大型ディスカウントスーパーで買い物していたミサキちゃん。ふと目にした品物はスナック菓子。
    これがどうやら端午の節句用のものだったらしく、5月5日をすぎたために半額になっていた。
    小さく喜び勇んで商品を手にしたミサキちゃん。
    さっそくレジに並ぶと「85円になります」と店員に言われた。
    そんなバカな、120円の商品を60円でとPoPに書かれいたはず。と思うと同時に「たかだか25円のことならば。お得意の泣き寝入りで」とも思うミサキちゃん。迷いに迷ったあげく、いや、これは僕のほうが正しい、悪いのは店員さんだ。
    1円を笑うものは1円に泣くとも言うし。なんとかなけなしの勇気をしぼり出して、店員に値段の誤りを告げた。最悪、店員の嫌な顔からの1本も想定していたミサキちゃんだったが、店員は「そうでしたか」とびっくりして、売り場へ値段確認に走ってくれた。
    しかしそいつがいつまでたっても戻らない。がらがらだったレジもいつの間にやら長蛇の列へ。
    レジの脇でたたずむミサキちゃん、結局品物は半額で買えたものの、すぐに食べる気力は失っていたミサキちゃんは……

  • 66二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:19:06

    ミサキのこころの弱さとシュールギャグ適性がはまってる
    その上で改編が上手いスレ民に恵まれた見応えあるスレだ

  • 67二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:28:28

    「ミサキ、風呂上りの1杯」の巻

    風呂から上がって、いつものように冷蔵庫から牛乳パックを取り出すミサキちゃん。
    しかしコップの3分の1ぐらいまで注いだところで、空になる牛乳。
    そのまま目の前に置いてあった包丁で1本行こうとしたときに、新品の牛乳が冷蔵庫にあることに気付いた。
    包丁を置き、牛乳パックを開けようとするも、うまく開けられない。注ぎ口が薄い紙1枚になっちゃったり、結局両方向開いちゃったりした挙句に、うまく注げず牛乳が床にダボダボダボ。
    なんか冷蔵庫は「ドア開けっぱなしにしてんじゃねーよ、ピーピーピーピーピーピー」とか鳴ってる気がして、結局冷蔵庫の前でミサキちゃんは。

  • 68二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 22:33:26

    「先生、おろしハンバーグ弁当を食べる」の巻(リスミサ番外編)

    コンビニでハンバーグ弁当を買ってきた先生。
    結構うまい。バクバクかっこんで、残りはつけ合せのパスタだけになったところで、袋に入ったおろしを発見。
    そういや、おろしハンバーグだったっけ。とりあえずパスタにおろしをかけた先生は……机に手を伸ばし拳銃を取り出すと……

  • 69二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 23:02:15

    このレスは削除されています

  • 70二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 23:12:11

    ケンイチくんのあらすじというテイでリスナーの自虐エピソードを紹介するコーナーだったが
    ミサキちゃんになるとそれも不憫かわいくて別の概念に昇華されているな・・・。

  • 71二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 23:17:28

    >>69

    ケンイチ残しやめろ!!

  • 72二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 23:27:14

    「ミサキ、スーパーでレジのバイトを始める」の巻

    このままではいけないと、スーパーマーケットでアルバイトをすることにしたミサキちゃん。
    研修期間も無事終わり、初めて1人でレジを担当することに。持ち前のまじめさで一生懸命レジを打つ。
    レタス150円、ネギ100円、タマネギ158円。すると客のおばさんが「タマネギ、138円って書いてあったわよ」値段を確認するために野菜売り場へ走るミサキちゃん。しかし、138円は隣に陳列されているカボチャの値段で、タマネギはやっぱり158円で間違いなかった。
    急いでレジへ戻り、客のおばさんにそのことを伝えるミサキちゃん。
    するとおばさん、「だいたいあんなにわかりづらく値段を貼るからいけないんじゃないの?それに前、この店で買ったニンジン腐ってたし。そもそもね、最近ニュースで賞味期限を偽造するとか・・・」と、ミサキちゃんは理不尽な罵詈雑言を浴びる。
    おばさんの苦情が地球温暖化云々になったあたりで、ミサキちゃんは。

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/13(金) 23:35:17

    「ミサキ、ストレッチをする」の巻


    肩が上がらないミサキちゃん。そこまではいつもの事で、一本いくまでもない。なんなら半本にすら及ばない。

    そんなただの事実が思考によぎるのは、それが想像を絶する痛みを放っていて、一本どころか三本ぐらい奮発したいようなイレギュラーが起こっているのに他ならない。

    マッサージでも受けたい。


    しかし、何本いったかもわからない腕をみられて「こんな気持ち悪い腕を私に見せつけに来たのか?」と、白い目で見られるのは必至、そもそも指名手配犯なので迂闊に入ると即通報される未来なのは目に見えている。そんな頭の中では既に五本目に入ったミサキちゃんは、仕方なく動画でそれっぽいのを探した。


    いい感じのストレッチを見つけたミサキちゃん。言われた通りに腕を回すと、これがなかなか効く。そうして嬉々として回し続けたところ、腕に電流が走ったかのように鋭い痛みが走る。やりすぎて腕を痛めたのだ。南無三宝の四文字が頭を支配し、調子に乗った自分を肩の痛みに加わった腕の痛みがツープラトンで責め立ててくる。そして頭の中での六本目が始まると同時にミサキちゃんは…

  • 74二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 00:42:06

    >>73

    ミサキがだんだんリストカットにスタミナついてきて一本くらい余裕みたいなノリになってくるの笑う

  • 75二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 06:30:13

    リストッ!カッター!!(戦隊ヒーロー風の叫び)

  • 76二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 08:27:45

    >>67

    これ本当に好き

    ミサキちゃんワールド全開で

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:04:36

    『ミサキ、デジカメを買いに行く』の巻

    海に持っていくためのデジカメを買いに行く姫に付き合い、家電量販店へやってきたミサキちゃん。
    あまりの機種の多さにどれを買っていいのかわからなくなってしまい、とりあえず一本イきそうになっていると、姫は「どうせあまりお金使えないから買えるものも限られてくるよ」とフォロー。
    テレパシーで「テメーの稼ぎが少ないからロクにカメラも買えねーんだよク○ニート」という言葉も受信してまた一本イきそうだったが、どうせ血に染めるならこんなカメラ売り場じゃなくて海を染めようとグッと我慢。
    そんなことをしている内に姫が「ミサキ、ミサキ!このカメラには人が笑顔になった瞬間自動で撮影できる機能があるんだって!!」と、とあるカメラを持ってきた。
    最近のデジカメはそんなにすごいことになってるんだと驚きを隠せずにいると「試してみようよ」と姫がミサキちゃんにカメラを手渡してきた。
    カメラを姫に向けるとすぐに顔にピントが合い、姫が歯を剥くとカシャッと音がして自動的にシャッターが切れる。
    ほほーこれは便利だ。これなら仲間の笑顔を逃さずに撮れる。
    即購入し、早速自分でも試してみるミサキちゃん。しかしミサキちゃんがどれだけ笑顔を作ってもカメラはうんともすんとも言わない。不良品をつかまされたらしい。
    すぐに一本イきたいところだが、もう少し試してみてからでも遅くはないとヒヨリに声をかけて試しに撮影。カシャ。「わぁ~最近のデジカメは凄いですねぇ~」おかしい。今度はミサキちゃんが自分にカメラを向け、笑顔に。一切カメラは反応しない。カメラをヒヨリに向ける。ヒヨリ笑顔。カシャ。ミサキちゃんに。ヒヨリに。カシャ。ミサキちゃんに。ヒヨリに。カシャ。ミサキちゃんに。
    ウワアアアアアア、そうか。私のウ○コみたいな顔だと笑ってても笑顔とは認識してもらえないのか。
    「み…ミサキちゃん、ちょっと笑顔が引き攣ってるとか…じゃないですかね……?えへへ……」とかなんとか言ってるヒヨリからカメラをひったくるように受け取ってしばらく走り、辿り着いた海で遺影用の写真を手動で撮影してからミサキちゃんは……

  • 78二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:10:51

    ただ単に今一緒に行動しているアリウスメンバーで話を作ってるからだろうけど、あまりサオリが絡んでこない
    サオリが絡むと途端にシリアスになりすぎるのもあるかもしれない

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:44:05

    このレスは削除されています

  • 80二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:46:28

    「ミサキ、サオリと会う」の巻


    ある日、ファミレスに入ると注文を受ける。いかにあらゆる人間から蔑まれるミサキちゃんといえど、その程度は普通だが、その相手は大切な家族の一員、錠前サオリであった。


    サオリ姉さん?っとつい声が出てしまうと、目の前の姉貴分は見るからに狼狽えている。なんとなく一本いきたくなったが、流石にサオリの目の前では憚るだけの常識は、ミサキちゃんには備わっていた。


    そしてサオリは言った。「人違いでは?私は……私の名前はシオリだ…です」と。


    なるほど、他人のふりをしたいくらいには嫌われたか、と悟り、トイレの鍵を閉める。背後のシオリさんの静止の声を尻目にミサキちゃんは…

  • 81二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:54:27

    >>77

    笑顔ヘタクソミサキ概念かわいすぎ

  • 82二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 09:59:10

    テレパシーが激しいよミサキちゃん…

  • 83二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:17:35

    『ミサキ、コインランドリーに行く』の巻

    長い逃亡生活に加えてここ最近毎日毎日雨続き。
    ミサキちゃんの服が異臭を放ち始めました。臭いとわかっていながらも、ついつい臭いを嗅いでは一本イきたくなる繰り返し。
    そこで一念発起、思い切ってコインランドリーに行くことに。
    山ほどの洗濯物を持ってコインランドリーに着くミサキちゃん。洗濯物を洗濯機に入れ、マンガを読みながら洗いあがりを待ちます。
    およそ15分後、ピピピッというアラーム音。どうやら洗濯が終了したようです。
    さっそく乾燥機に洗濯物を移そうと1つずつ出していきます。制服、スカート、カーディガン、靴下、制服、デカブラジャー……どうやらミサキちゃんは隣の洗濯機を開けてしまったらしい。
    慌てて戻そうとするミサキちゃん。そこにどんぴしゃのタイミングで、その洗濯物の持ち主がやって来た。
    「あれれ~お間違いじゃないですかね~♧」の言葉にいたたまれなくなったミサキちゃんは、言い訳することもできずに外に走り出し「あのブラジャー、ヒヨリのよりデカかったな…」とつぶやきながら……

  • 84二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:36:42

    >>83

    ※服はランドリーに置いてきぼりです

  • 85二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 10:46:08

    >>84

    つまり追加でもう一本いけるってことか

  • 86二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 14:23:19

    『ミサキ、ガンショップに行く』の巻


    一般的な女学生として、いつものようにガンショップへ行くミサキちゃん。

    今日は弾丸の方を買いに出ている。

    しかしいつも行っているガンショップが臨時休業だったので、別のガンショップへ訪れてみた。


    『らっしゃっせぇ〜』

    レジの店員はいかにも「商品と喧嘩を売ってます」という風なイカつい獣人店員だった。

    入店1秒で踵を返し、路上で一本イきそうになるも、いやいや人を見た目で決めつけるのもなと我慢。

    どうやら目当ての弾丸はレジの棚に陳列されているようなので、ハッキリとわかりやすく言うんだと自分に言い聞かせて言う。

    「あの、22LR弾がほしいんですが……」

    すると店員は「あえ?」みたいな声を出して一言

    「番号で言ってもらえますかぁ〜。」

    もうこの時点で用事を思い出して退店、即一本コースであるが、しかし今日のミサキちゃんは頑張った。

    「す、すみません急に、18番です……」

    蚊が消えるような声で注文すると、店員はガサガサと戸棚を漁り始める。

    耐えた!ことにほっと胸を撫で下ろしている間に、店員は商品を袋に詰めてレジを叩いた。

    「4200円になりまぁーす」

    えっ?と棚を見る。すると、なんと値段は18番ではなく、28番のものが出ているではないか。

    聞き間違えられてしまっていたのだ。

    「あ、あの、注文してるの、18番です。18番」

    あわてて告げると店員は「はぁ?」みたいな声を出して袋からガサゴソと商品を取り出し、タラタラと棚に戻し始めた。

    そのダルそうな後ろ姿から、

    (“ハキハキ喋れよクソニート。今は声がかき消されるような銃声も響いてねえ静かな店内だろ”)

    (“つかマスク取って喋れ!”)

    というテレパシーを受信してしまう。

    会計を済ませ、ひったくるように商品を受け取ったミサキちゃんは……

  • 87二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 15:34:25

    「ミサキ、冷凍食品を食べる」の巻

    シャーレで書類仕事がなかなか終わらず宿泊することになったミサキちゃん。
    そんな真夜中、小腹がすいたミサキちゃん。
    シャーレの冷蔵庫を開けると、冷凍食品のオムそばを発見。
    袋からオムそばを取り出し、何分チンすればいいのか、袋の裏の説明を見てみると、
    「中身は袋から取り出さず、そのまま電子レンジに入れてください」
    の注意書きが。
    オムそばをそっと袋に戻し、シャーレの冷蔵庫に戻したミサキちゃんは……

  • 88二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 16:32:45

    「ミサキ、お米を炊く」の巻

    ごはんを食べようと炊飯器を開けたら中は空っぽだったミサキちゃん。
    これだけで一本イきたくなったがここはグっと我慢。

    お米を研いで水を注いで炊飯器にセット、炊飯開始。
    お米が炊けるまでの間「自分はこんな簡単なことも出来ないのか」「一本イって赤飯にアレンジすればみんな喜んでくれるかな」だの
    愚にもつかない妄想が脳内を駆け巡るミサキちゃん。

    そんなこんなでお米が炊けた。だけどご飯がカッチカチ。水の量が足りなかったのだ。
    (”俺はお米を炊くための機械なんだよ! 干飯こさえる機能はねえんだ! 戦国か!?”)
    炊飯器から発せられた電波を受信したミサキちゃんは……

  • 89二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 16:52:03

    「ミサキ、カミソリを買いたかった」の巻


    緊急事態だ。なんと、カミソリが壊れてしまった。

    ミサキちゃんは一本いきたくなったが、いけないから困っているので久しぶりに精神安定剤に頼る事にする。

    予備すらないとは自分の浅はかさにほとほと呆れる。

    ああ、一本いきたい。今ならニコチン中毒者と肩を組んて話せる。そんな気分だ。


    話す相手がそもそもいない事にまた一本いきたくなったものの、なんとか店にたどり着き、購入することができた。道中はカットした。一番カットしたいのは私だが。


    よしいくぞとミサキちゃんはカミソリを取り出すが、出てきたのはたくあんだった。一本、一本と唱えている内に、

    ロクに考えもせず何かを「一本」買ってしまったのだ。

    意味がわからないが、目の前のたくあんが「馬鹿じゃねえの?」と言わんばかりに頭を擡げている。残念ながらこれが現実だ。


    トボトボと家に帰ると、玄関の上に新品の替えのカミソリを発見した。やった、これでいけるぞ!と喜び、これまでの全てが無駄だった事を突きつけられたミサキちゃんはアルカイックスマイルでカミソリを取り出して…

  • 90二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 17:42:14

    >>81

    公式でも笑顔が下手疑惑がある

  • 91二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 20:43:21

    >>87

    これ身に覚えがありすぎてダメージ伝播ったわ。いやその程度のことでリスカするな……。

  • 92二次元好きの匿名さん24/09/14(土) 22:46:58

    >>90

    かわいい

  • 93二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 00:22:12

    >>90

    姫の「二人とも変な顔」の発言から「オメーが変な顔してっから姫たる私のご尊顔にすらケチついたじゃねーか。一生鉄仮面被ってろドブス」という言葉の裏を読み取ったミサキちゃんは……

  • 94二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 00:24:41

    >>93

    幼い頃から慣れ親しんだ仲間の発言位はテレパシー緩めようよミサキちゃん…

  • 95二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 00:28:55

    『ミサキ、班決めをする』の巻

    ホームルームでマダムが、「演習の班決めをします。好きな人同士で組みなさい」と言った。
    もう提案だけで一本イってしまうミサキちゃんだが、とりあえず結果を見ることに。
    予想通りミサキちゃんは1人ぽつんと孤立。さあここで一本と思うのは素人。
    ま、私は1人は嫌いじゃないし、のんびりできるからこれでいいかなと自分をだませるのがベテラン。
    これにて一件落着のはずが、なぜかここでマダムがキれ、「誰かミサキを仲間に入れてもいいという心の優しい者はいないのですか」ときて、さすがのミサキちゃんももう足元がグラグラ。
    さらにサオリが「ミサキ、私のところに来るといい」と言ったことで、アリウス中の視線がサオリに集中。
    「あんなリスカ女を助けてあげるなんて、なんて優しいんだろう」という空気が漂いだした。
    サオリに対して「ありがとう」と言い、着席したミサキちゃんは……

  • 96二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 01:02:08

    やっぱベアトリーチェってカスだわ(確信)

  • 97二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 01:06:52

    言葉選びが秀逸だから笑って読める

    これ読んでるみんなはものに話しかけられてる気がしたらすぐに病院行こうな!末期だぜ!

  • 98二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 02:32:39

    「ミサキ、レンタルビデオ屋に行く」の巻

    レンタルビデオ屋に行ったミサキちゃん。
    「どうせ、無いだろうけど」と伏線を張りつつ「24」の棚を見てみると、最新巻があるではないか。
    思いがけないラッキーにわけがわからなくなって、逆に1本いきそうになったケンイチ君だが、パッケージを持ってすぐにレジへ。
    すると店員がまたかと言わんばかりのため息顔で、「あの、パッケージから、中身だけ抜いて持ってきてください。箱をいちいち戻さなきゃならないんで」そう言えば前も同じことを言われたことを思い出した。「あ。すみません戻してきます」「いいです。もう私が戻しておきますから。いいです」
    そんなやりとりの中に「このクソ野郎。お前には何も期待しない」的なテレパシーを感じつつビデオを受け取り、なんとか家にたどりついたミサキちゃん。
    とりあえずビデオを見ようとケースを開けると、そこにはなぜか「フレンズ」と書いてある。
    どうやらあの店員が間違えたらしい。アメリカ人6人組がてんやわんやの大騒動。
    ひと通り見終えたミサキちゃんは……

  • 99二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 04:06:16

    >>98

    ケンイチ残しちゃうミサキちゃんもかわいいね

    それはそれとして「フレンズ」は面白いから普通に楽しんでいいんだぞミサキちゃん

  • 100二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 05:58:30

    「ミサキちゃん、ヒフミと遭う」の巻


    ミサキちゃんはつかの間の平穏を謳歌していた。

    そして壊された。アズサの友人を名乗る少女、阿慈谷ヒフミによって。アズサちゃんのお友達の方ですよね!っと聞いてくるヒフミから「貴方ごときがアズサちゃんのご友人だなんて恥ずかしいと思わないんですか?」という裏を感じ取り、一本いきそうになるが、トリニチィ生徒相手にそんなことでは千本は下らないと思いとどまる。


    話半分で流してその場を去ろうとしたはずなのに何故か捕まったミサキちゃん。一本いこうにも片腕を封じられており、いくにいけない。しばらく湘南乃風のタオルのように振り回されていると、途端に足が止まり、ヒフミと共にモモフレグッズなるものの専門店に入店。目的のものはすぐに見つかったらしく。それをプレゼントされた。布教とか言っていたが、意味はわからない。貰ったのはペロロ様なるキャラクターで、その後一言二言合わせていると居なくなった。嵐みたいなやつだ。もらったグッズをみると、見覚えがあった。あの時、アツコに重症を負わせた爆弾だ。


    「お前のしたことを忘れない」。そういうことだろう。少しでも友人の友人として見てもらっているという傲慢心を反省しながらミサキちゃんは…

  • 101二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 06:21:47

    「ミサキちゃんとコンビニスイーツ」の巻

    今日も今日とて深夜のコンビニに向かうミサキちゃん。
    スイーツコーナーを覗くと気になっていながらも手が届かなかった期間限定スイーツに半額シールが貼られており、思わず手にとり確認する。
    「自分だけ贅沢してもいいのかな?」と内心葛藤しつつも、スイーツの魔力には抗えずにレジへと並ぶミサキちゃん。
    「〇〇円です」
    シールの貼り間違い、なんてこともなく割り引かれた値段を読み上げられたのを確認してから財布を確認。
    なんということでしょうお金が足りないじゃありませんか
    「…あ、すみません。お財布忘れたみたいなんで大丈夫です」
    無理のある言い訳だけ残して足早に店を出るみさきちゃん。
    自販機で買った缶コーヒーを飲み干しつつ、先程のコンビニでのやりとりを思い出したみさきちゃんは羞恥心のあまりナイフを取り出すとそのまま…

  • 102二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 06:53:05

    「ミサキ、公園のトイレに入る」の巻

    シャーレの当番が終わり家に帰ろうとしていると猛烈な便意に襲われたミサキちゃん。
    しかしシャーレで大便をする勇気はなく、ウンコではなく手首を1本いって置こうかと思ったものの、帰路からゲヘナ地区に入ったところに誰も利用していなさそうな公園があり、トイレがあるのを思い出し、猛ダッシュ。
    公園のトイレにたどり着いたミサキちゃん。
    故障中なら1本、使用中でも1本と全ての可能性を考えつつドアを開けると、何のことはない、普通に使える状態。「あー、すっきりした」とミサキちゃん。
    今日最大のピンチを切り抜け、安心して出ようとした矢先、トイレのドアに何やら文字が。
    「先生、キモい」これはホントは私のことではないのか?
    先生は有名人だが、いろんな先生を思い浮かべるが、キモいに当てはまる人物ではない・・・。
    誰も来ない公園の誰も来ないコンクリート製の亀にまたがったミサキちゃんは。

  • 103二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 07:07:42

    「ミサキ、醤油をつぎ足す」の巻

    当番で遅くまでいて先生から泊まっていきなさいと言われたミサキちゃんは先生がシャーレ内で自分に割り当ててくれた部屋から食堂に向かうと、ちょうど夕食の用意が出来るところ。
    今日のおかずはお刺身らしい。ふとテーブルを見ると、醤油さしの中身がほとんど空になっている。
    気をきかせて、足しておこうとミサキちゃん。
    台所に行き、みそ汁を作っているゲヘナのフウカという生徒を尻目に、棚をあけ醤油のビンから醤油さしに醤油をトクトク。
    ここで失敗すれば、すぐそばにある包丁で1本行くしかないのはわかっているから慎重にトクトクトクトク。
    なんと奇跡のノーミスクリアのその瞬間、「あ、そっち入れちゃったんですか」と、慌てぎみにフウカ。「先生の血圧とかあるから、その醤油さしには減塩醤油を入れることにしてあるの。普通の醤油はこっちなんですよ。」と言われ、うろたえるミサキちゃん。
    「ああ、じゃあ戻す戻す」「ダメよ! 1回入れたの戻したらもう。いいから、あっちに行ってください。」とちょっと困り気味なフウカの言葉に、居間に戻りつつ背中で「もう料理しない子が何かすると倍用事が増えるんだから」という言葉を聞きながら、ミサキちゃんは。

  • 104二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 07:50:24

    『ミサキ、バイゼリヤに行く』の巻

    バイゼリヤで昼食をとることにしたミサキちゃん。
    ランチタイムでものすごく混んでいて早くも一本行きそうになるが、ここは我慢。
    数分後、店員に案内されて席についた。アラビアータとドリンクバーを注文し、速攻でドリンクバーに行こうとすると、テーブルの端に子供用のメニューが置いてあるのを発見した。
    何の気なしに見てみると、表紙と裏表紙が間違い探しになっており、「裏と表で違うところが10個あるよ」と書かれている。
    「くだらない…所詮は子供用の間違い探し……、一瞬で解き終わるでしょ」と思い、挑戦してみるミサキちゃん。しかしなかなかどうして難しい。
    ニンジンを持っているおっさんの目つき・装甲車のナンバープレート・バイゼリヤのロゴ。3つ見つけるのがやっとだ。
    必死になって子供用メニューを凝視するミサキちゃん。すると横から「お客様、ご注文は以上でよろしいでしょうか」という声が。
    振り返ると明らかにイライラした様子の店員。恐らく間違い探しに夢中になっている間に、何度も何度も聞いていたのだろう。
    「あ、はい」とミサキちゃんがおたおたしながらそう言うと、伝票をやや強めに置き店員は去っていった。
    恐らく「子供用のメニューの間違い探しに夢中になってんじゃねーよク⚪︎ニート。おめえの昼休みなんて自分のさじ加減なんだから、忙しいランチタイムに来てんじゃねえ。あとジーンズボロい。ダメージジーンズというよりボロ雑巾だろ。買い換えろ」と思ったんだろう。
    子供用メニューを開き、間違い探しの答えは書いていないことを確認して、この中で一番間違えてるものを悟ったミサキちゃんは……

  • 105二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 08:30:07

    「ミサキ、パンを買う」の巻

    ラジオの深夜放送でDJがおいしいパンの話をしていた。それを聴いたミサキちゃん、どうしてもパンが食べたくなって深夜のコンビニへ。
    しかしパンコーナーにパンが1つも無い。
    困った、手首を切るしかないのか。ふと横を見ると、買い物かごに大量のパンが。
    ああ、まだ並べてないだけかと思い、中にあった練乳ソフトフランスを手にとったところ、オタクっぽい店員から「それ廃棄なんで勝手に取んないでください」と言われてしまった。走ってコンビニを後にしたケンミサキちゃんは。

  • 106二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 08:31:47

    >>105

    一本いきすぎてケンイチ君とミサキちゃんが融合してしまったじゃないか どうしてくれるんだ

  • 107二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 08:40:06

    このレスは削除されています

  • 108二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:01:18

    「ミサキ、横断歩道を渡る」の巻

    横断歩道でボタン式の信号のボタンを押して、信号が青になるのを待っていたミサキちゃん。
    すると後から来た女が10秒ぐらい待ったところで「こいつボタン押してねえんじゃねえの」みたいな顔をして、もう1回ボタンを押した。
    その2秒後に信号は青に。「やっぱこいつ押してなかったわ」的な感じで横断歩道を渡る女を見送り、自分は渡らなかったミサキちゃんは。

  • 109二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:18:08

    >>100

    ネタとキャラクターの繋がりが綺麗すぎて元ネタあるのかオリジナルなのかわかんない…

  • 110二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:35:23

    >>103

    余計な手伝いしたときの辛さ分かりみすぎる

  • 111二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:53:14

    ちょいちょいオリジナルエピソード出てくるのすき

  • 112二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 10:54:06

    >>103

    余計なことして仕事増やしたい時のいたたまれなさは確実に1本。

  • 113二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 11:10:57

    「ミサキ、賭け事をする」の巻


    ミサキちゃんはギャンブルが大嫌い。それは胴元が儲かるように出来てるとか、そういう論理的な話ではなく、自身の成功のビジョンを見据えるのが生まれたての子鹿の歩みより下手な事に起因するが、それはそれとしてギャンブルを嫌うのは褒められた姿勢だ、というのはミサキちゃんのダイヤの原石より貴重な自己肯定ポイントだ。


    ある日、コンビニで買い物を済ませると、「はい、では1個引いてくださいね!」と店員が。どうやら何かのキャンペーンだったらしい。「お前如きに当たりが来るわけねぇけどな!」という声が聞こえるが、今は取っておく。

    引いてみたら、外れだった。まあいいやと思い去ろうとすると、後ろでベルが鳴る。「あ、最後の一つなのでラストワン賞になります!」振り返ると店員と客が申し訳無さそうにこちらをみて嘲笑っている。


    どうでもいい品の筈なのに、体を虚脱感が支配する。この感覚が嫌だから嫌いになったんだな、とか思いながら、最寄りの公衆トイレの中でミサキちゃんは…

  • 114二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 12:53:18

    「ミサキ、電車に乗る」の巻

    そういやここ最近、電車に乗るたびに1本いってるミサキちゃん。
    なかばあきらめ気味で駅に出かけると、今日は駅始発の電車にタイミング良く乗れて、車内はがらがら。
    「よし。このまま座って、降りる駅まで寝たふりをきめれば今日は1本行かなくてすむ」と喜んだのもつかの間、ふと足元を見ると、手が届くかどうか微妙な位置にコンビニのおにぎりのフィルムが捨ててある。
    最初は気にしなかったミサキちゃんだが、発車時刻が近づくにつれて人が増えてくると、後から乗ってきた人は、このゴミ、私が座る前からあったもんだって知らない。
    てことは、これは私が捨てたもんだと思うんじゃないかな。
    私が電車の床にゴミをポイ捨てする最低野郎だと思うんじゃないだろうか。
    かと言って今拾えば「やっぱあいつのゴミだったんだ」って確定されそう。
    ああ、なんかみんな冷たい目で見られてる気がしてきた。
    発車直前、電車を降りたミサキちゃんは。

  • 115二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 17:27:00

    >>114

    絵面を想像しながら読むとあまりにもなにも起こってなさすぎて笑っちゃうんだ

  • 116二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 19:16:33

    「ミサキ、PASMOを使う」の巻

    キヴォトスの外で使われてるという噂のPASMOを購入したミサキちゃん。
    「よーし、これですいすい電車に乗れるぞ」と意気様様で改札へ。
    通勤ラッシュの時間帯だけあってすごい人混み。そこで女子高生とぶつかった。
    「あ、すいません」とミサキちゃん。
    「マジキモいんだけど、わざとぶつかったんじゃないの?あたしとぶつかったときにサイフとかスッたりしてんじゃねえの、この女」と言われた気がしたミサキちゃん。
    いつもならここで1本いけるが、PASMOを味わうまでは我慢我慢。
    気を取りなおして、改札のタッチセンサー部分にPASMOを近づけたミサキちゃん。
    しかし、ピンポーンという音のあとに、目の前の扉が閉まってしまった。ああ、チャージすんの忘れたと思ったときには後の祭り。
    次から次へと流れこんでくる人で溢れかえる改札。改札。まわりからの「何やってんだよ」という無言の言葉の弾丸で蜂の巣。
    券売機に戻り、有り金全てをチャージして無事電車に乗り、知らない街へと着いたミサキちゃんは。

  • 117二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 19:52:27

    「ミサキ、バスに乗る」の巻

    バスに乗ったミサキちゃん、そこそこ混んでいたのでつり革につかまっていると、
    目の前の席に座っているお母さんに抱っこされている、2歳くらいの女の子がこちらをじーっと見つめていることに気づいた。
    始めのうちは無視していたが、ものすごく興味深げにミサキちゃんを凝視する女の子。
    しまいにはミサキちゃんに向かって、手をふったり声を出したりしてきた。
    さすがにこれを無視するのはと思い、女の子に小さく手をふるミサキちゃん。
    その時、急にこっちを見たお母さんが、はっとしたような顔で女の子を抱き直して、ミサキちゃんの視界から消した。
    女の子のほうはいまだにミサキちゃんに反応しようとするが、それを小声で叱りながら、まるでミサキちゃんから守るように女の子を抱きかかえる母親の叱咤の声が、静かな車内に響く。
    たまらず降車ボタンを押し、本来降りるはずだったバス停の3つ前でバスを降りたミサキちゃんは、「私みたいな人間にならないで、幸せに育ってね」と祈り。
    その後、バス停のベンチに座ってから、ミサキちゃんは。

  • 118二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:03:22

    かわいそうすぎる。

  • 119二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 20:51:08

    「ミサキ、夢を見る」の巻

    まだまだ残暑が厳しい中、ようやく寝つけたミサキちゃん。
    ふと気が付くと花畑の中にいた。
    花の香りに包まれて幸せな気分になったミサキちゃん。
    花を摘もうとしたところ、花から「うわぁん!」と鳴き声がしたところで目が覚めた。
    目の前にはヒヨリのデカケツ。そして両手はデカケツを鷲掴み。
    「うわぁぁぁん!ミサキさんが私のおしりを開発しようとしてますぅ!」と悲鳴を上げるヒヨリ。
    えっ、私はヒヨリのケツスメルで幸せな気分になってたの?っていうか開発って何?
    混乱しつつもヒヨリに寝ぼけていたと謝って、部屋から出たミサキちゃんは……

  • 120二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 21:07:26

    >>119

    目が覚めたら友達のデカケツが目の前って確かに衝撃すぎてパニック一本いくかも。

  • 121二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:19:38

    『ミサキ、メイドカフェに行く』の巻

    珍しく春葉原まで出向いてのバイトを終えたミサキちゃん。
    腹もペコちゃんだしここらで昼を済まそうかとしたものの、なにぶん土地勘がない。
    見知らぬ街でトラブルに巻き込まれて一本は流石に避けたいミサキちゃん。そうだ、前に確か先生が絶賛していた「メイドカフェ」なるものがこの辺にあった筈だと思い出す。
    それらしき店を発見して入るや否やメイドの集団の「お帰りなさいませ、お嬢様」の掛け声。
    なんだこれは、あのオッサン、こんなのにハマってたのか……と軽く引くミサキちゃん。
    店が持つ異様な空気感に呑まれて一本行きかけたが、「まあいい、私は腹が減ってるだけなんだ」と気を取り直……値段高っ!ぼったくりじゃないの!?この店!?とさらに一本。
    ギリギリのところで踏みとどまりつつ、近くのキャサリンというメイドを呼びよせとりあえずオムライスだけ食べて帰ろうとするミサキちゃん。
    「すみません、オムライス一つ」「お嬢様、申し訳ありませんが正式名称で読まなきゃわからない……わかりませんよ」
    正式名称?なんだ面倒くさいと思いながらメニューを見直して愕然。
    「こ……この……ひ……ヒヨコの……オムライスを……」「申し訳ありません、聞き取れませんわ」
    「ひ……ヒヨコの……ぴ……ぽ……オム……ライス……」「もう一回」
    「ひっ……ヒヨコのぴよ……ぽん……オム……ライス……」「もう少し声を大きく!」
    「ヒヨコの!ぴよぴよ!ぽんぽこ!オムライス!!一つ!!くださいっっっ!!」
    店内にミサキちゃん渾身の「ヒヨコのぴよぴよぽんぽこオムライス」が響き渡る。
    もうそこからは「出たよ……普段声出し慣れてない陰キャ特有のクソデカボイス」「メイド雇える身分かよク○ニート」「何がメイドだよ。冥土から来たみたいなツラしやがって」の言葉がテレパシーとなって突き刺さる。
    注文を待つ間、一通り走馬灯を済ませたミサキちゃんは「お待たせ致しました!オムライスでございます」と宣うメイドにお前はオムライスって呼ぶのかよ!と突っ込む気力も失せていた。
    そして、ケチャップで♥️を描くサービスをするというメイドを制して、オムライスの上に手首をかざし「上手く♥️を描けるかな……」と思いながらミサキちゃんは……

  • 122二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:22:51

    >>121

    心血注いだオムライスができたな

  • 123二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 22:29:21

    「ミサキ、連帯保証人になる」の巻

    苦労の末、サオリが会社を立ち上げたらしい。素直に祝福するミサキちゃん。
    その後サオリから「会社を立ち上げるにあたってお金を借りる必要があるから、連帯保証人?というものになってほしい。もちろん迷惑はかけない」との連絡。
    サオリ姉さんなら信用できる。まあいいかと実印を持って銀行へ。
    すると銀行員。「あ〜、すいません、こちらの方はですね、保証力が足りませんので保証人にはなれません」と突き放すひと言。
    実印の朱肉をふき取ったミサキちゃんは。

  • 124二次元好きの匿名さん24/09/15(日) 23:35:47

    『ミサキ、自転車のかごにゴミを入れられる』の巻


    自転車で近所のスーパーに行ったミサキちゃん。

    ひとしきり買い物も終わり、そろそろ家に帰ろうと自分の自転車に戻ると……

    かごにスナック菓子の空き袋やら、撃った後の薬莢やら、ゴミが満載ではないか。

    お手本のような一本コースに行くかと思いきや、そこは視聴率を気にするミサキちゃん、

    ("まだ30分のアニメ1本分のエピソードには短い")と我慢。


    幸いにもここはスーパー。ゴミ箱の前に行き、1つ1つゴミを分別して捨てていく。

    と、そこに店員がやってきて、

    「申し訳ありませんが、家庭ごみの持込みはご遠慮願いますか。」


    弁明も言い訳も余計に自分をみじめにするだけだと経験則で知っている。

    ゴミ満載の自転車を無我夢中でこいで、夕暮れの知らない街についたミサキちゃんは……

  • 125二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 05:56:47

    「ミサキ、コーンスープを飲む」の巻

    コーンスープが大好きなミサキちゃん。
    いつしかレストランの本格的なやつを飲みたいと思いながらも、そこまでに何本行かなければならないかを考えると、今日も庶民的なインスタントのやつで我慢我慢。
    コップに袋の中身を入れ、お湯を注ぎ、スプーンでかきまぜて飲んだミサキちゃん。
    飲み終わってふとコップの底を見ると、とけきっていなかった粉のかたまりがごっそりくっついている。
    インスタントのスープもまともにつくれない。
    そして半分以上とけていないのに味に疑問を感じない。そんな自分に絶望したミサキちゃんは・・・。

  • 126二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 06:26:52

    「ミサキとヒヨリwithハルカ」の巻


    「えへへ……しょ、紹介します…私のお友達のハルカちゃんです…」「よ、よろしくお願いします」

    青天の霹靂。知らぬ間にヒヨリが友人を作っていた。いや、私の許可など微塵も必要ないが、まさかあのヒヨリにな。と微笑ましくなる。おかげでヒヨリにすら友人が作れるのに私は…と、ある種失礼な一本は避けられた。


    伊草ハルカ少女はどこかおどおどとしており、まるで自分の中身を引きずり出したかのように感じる。自己嫌悪を他人に捉えた事による一本は何とか抑え込む。今年一番、頑張っている気がするミサキちゃんだった。


    「ハルカを放しなさい!!」

    「あ、アル様ぁ!?これは、そ、その!?」

    「うわぁん!なんでこうなるんですかぁぁぉ!!」

    その頑張りも水泡に帰した。一本を耐えすぎて刃物を無意識に持っていた所を保護者っぽい人に見られた。ヒヨリにどう謝ればよいのかという絶望。こうなるなら発散すべきだったという後悔。色々入り混じり、全てが虚しくなったミサキちゃんは死んだ目にアウトローな微笑を浮かべながらナイフを腕に…

    「…っ!?やめなさ

  • 127二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 10:05:11

    >>124

    ミサキを一本いかせるためだけのイベントすぎる。

  • 128二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 14:47:26

    ブルアカ界隈に流行れ! 一本イッとくの概念!

  • 129二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 15:26:24

    このレスは削除されています

  • 130二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 15:29:09

    「ミサキ、米を買う」の巻

    米がなくなったので、買いに行ったミサキちゃん。
    ちょくちょく買いに行くのも面倒なので、1番大きい米を買い、ずっしりと重い袋を抱えて道すがら、路上で抱き合うカップルを発見。
    恋人同士抱き合うあちらさんと、米を抱えて歩く私。
    すっかり1本の気分だが、米で両手がふさがっていて、ここで1本行ってしまっては米を粗末にすることになる。ぐっとこらえるミサキちゃん。
    再び米と共に家を目指そうとするが、今度はその2人、路上でキスをしはじめたではないか。
    何とかこらえなくては。何とか、ぐっと、こらえなくては、ぐっと。力が入りすぎて、米の袋に爪を立ててしまった。
    小さい穴が開いて、米がチョロチョロ出だしてしまう。あせって穴をなんとか手でふさぎ、小走りで家へ急ぐミサキちゃんの頭から湯気。
    何とか家に着き、重い米を玄関にどっかと降ろし、腰をトントン叩き、ため息をついたミサキちゃんは。

  • 131二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 15:45:35

    このレスは削除されています

  • 132二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 15:50:54

    「ミサキとミサキ」の巻


    朝起きると、目の前に自分が居る。疲れてるのかな。それとも一本いきすぎてついに貧血で錯乱したかな、と目を擦ると、そこに変わらず自分がいた。出がらしのお茶みたいな表情筋のミサキちゃんもこれには瞳孔をカッ開いてびっくり仰天。


    平静を保つため、一本いかねば。そうやってカミソリに手を伸ばすと、お互いの手が重なり反射的に手を引いてしまう。互いに相手から「偽物風情が出しゃばるんじゃねぇ」という意思を感じ取り、身をお互いに引く。そして、引いたところにじゃあ…と手を伸ばすとまた手がカチ合う。


    埒が明かない。と、カミソリを相手に投げ渡し、

    予備のカミソリを素早く取り出す。

    そしてお互いに頷くと、二人のミサキちゃんは…

  • 133二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 17:13:24

    急に怖い話になった

  • 134二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 20:47:42

    「ミサキ、お米を炊く」の巻 その2

    先日、炊飯器からあらん限りの罵倒を受けて一本いったミサキちゃん。
    今度は同じ轍を踏まぬと分量キッチリ、水のラインもしっかり見極め炊飯開始。

    炊飯器から噴き出す蒸気が
    (”パックご飯をレンチンしたのがお前にはお似合いだよ。ってかそれもなんかしくじりそうだなお前www”
    というサインを出すもミサキちゃんはこれくらいではめげないくじけない。

    過呼吸気味になりながらもご飯が炊けた。見た目もかんぺき~、ほっかほかの湯気が食欲をそそる。
    あとはお椀に盛るだけだ。
    「えへへ……おいしそうな匂いですねえ……あ、あの、私もご相伴にあずかってもいいですか?」
    ご飯の炊ける匂いを何処から嗅ぎ付けたのか、ヒヨリが部屋にやってきた。
    ヒヨリの突然の来襲にびっくりしてしゃもじのご飯がこぼれて床に落ちる。
    ―――大丈夫。前は3秒ころか1日ルールだって適応内だったんだ。
    そうは思いつつも―――身体は一本を求める……

  • 135二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:58:07

    ヒヨリ遠ざけた方がこのミサキは平和そう
    いやそうしようとしたらヒヨリからテレパシー受け取って一本なのかもな・・・

  • 136二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 01:02:48

    >>135

    「えへへ…最悪でしたよ…ミサキさんとの家族ごっこ…」

    ミサキちゃんは(画像略)

  • 137二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:47:02

    ここのミサキはスレ頭からどんだけ流血してるんだよ

  • 138二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 08:14:46

    手首すりきれて無くなってそう

  • 139二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 16:39:01

    このレスは削除されています

  • 140二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 16:41:39

    「先生、犬の散歩へ行く」の巻

    風が気持ちいい昼下がり。愛犬と共にお散歩に出かけた先生。
    しかし3歩歩いて気がついた。平日の真っ昼間に犬の散歩なんかしてたら変態丸出しだ。
    引き下がろうと思うが、愛犬がそんなテンションではない。
    仕方なく歩きだすと、幼いゲヘナの女の子が前方からやって来た。
    ここで犬が女の子に吠えかかりでもしたら、「女子小学生に犬をけしかける変態先生」のレッテルを貼られてしまう。
    吠えたら即1本の覚悟を決めていたが、静かにすれ違う愛犬。ほっとするやいなや、後ろから声がする。
    「先生~、アコ先輩と何してるの~」なんだか、関わったら犯罪者扱いされると思った先生は必死に猛ダッシュ。
    しかし完全に逃げきったところで、「もし自分が大好きな犬をただ触りたかっただけなのに、必死に逃げられたら。イブキにトラウマを与えたのではないか?何もあんな必死に逃げることはなかったんじゃないのか?」
    流れる汗が風に吹かれ、ひんやりとした頃合を見て、先生は……

  • 141二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 18:33:51

    >>137

    違うよ、ミサキがリスカしてその血がカメラに飛んでるから頭から血が出てるように見えるんだよ

    一応、設定的にはアニメだし……

  • 142二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 02:03:12

    実に読み応えのあるスレ

  • 143二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 05:48:47

    「ミサキ、電車を降りる」の巻

    シャーレ当番からの帰りの電車の中、座席に座るやいなやiPodとヘッドホンを取り出すミサキちゃん。
    こうすることで、ふと聞こえてきた他人の会話からの1本を防ぐ知恵だ。
    しかし雑音を防ぐためにボリュームを大きくしすぎてしまったせいか「まもなく越谷、越谷に到着いたします」のアナウンスをすっかりうっかり聞きのがし、目的駅の越谷が見えはじめて気がついた。
    あぶないあぶない、乗り越しをするところだった。伊勢崎駅で1本なんて、さみしすぎる。
    ほっとひと息、ドアの前に並び、次々とホームに降りる乗客について電車を出ようとした矢先だった。
    乗客が降りきるのを待たずしてゾロゾロとホームの客が電車内に流れこんできた。ここで負けるわけにはいかない。
    負けたら北越谷駅で1本になっちゃうと心に誓い、乗りこんでくる人の波をかいくぐり、片足をホームにつけた瞬間、グイッと両耳を後ろへ引っぱられる感覚。
    何があったのかもわからず、自分の耳に手を当てると、そこには装着したままのヘッドホン。
    そしてコードの先が電車内のOLのスーツのボタンにがっちりからまっている。
    無理に引っぱれば、買ったばかりのヘッドホンが壊れるか、OLのボタンが取れるか。
    ヘッドホンが壊れるなら泣き寝入りもできるが、後者なら1本行くどころではすまなくなる。
    気がつくと越谷の駅のホームで、ヘッドホンをリリースしたiPodのみを持ち、立ちつくすミサキちゃんは、電車の去った方向をいつまでも見たまま。

  • 144二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 06:47:26

    キヴォトスには越谷駅があるのか……

  • 145二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 09:32:16

    ワイホームのすぐ近くで草

  • 146二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 10:46:08

    「ミサキ、教育を受ける」の巻


    アリウスの子にはちゃんとした教育が必要、とは先生の談。まあ、一理はあるとミサキちゃんは思う。常識や初等レベルの教育であるとされるものでも、アリウスでは必要ないとされていたものは少なくない。他の元アリウスを差し置いて自分がその先駆けになる烏滸がましさに一本いきたくなったが、先生にその類いのものは没収されてしまった。まさか、私が授業中に一本いくとでも? 失礼な。ちゃんと終わるまで我慢するとも。


    と、言うのが数週間前の話。色々学んで今日は小テストをシャーレで受けることに。テストに自信はないが、低い点数を取って"ミサキにはまだ難しかったかな?"などと言われた瞬間には一本いってしまう自信なら大いにある。そんなこんなで、テストは始まる。…なんだ、簡単だ。このくらいもできるか怪しいと思われてるのか?という邪念はテストの邪魔なので取っておく。幸い、特に問題はなく、テストは終了。テストを受け取った先生は…苦い顔をしている?何故だ、間違ってはないはず。だって四則演算とか、そんなレベルの問題だ。これもできないとあってはスクワッドとしての戦力すら疑問視されてしまう。そうなったら一本どころの話ではない。


    "解答欄が一つずつズレてるね…"

    無慈悲な宣告。簡単と侮ったが故の初歩的ミス。先生の申し訳なさそうな顔が"ミサキには難しすぎたかな(笑)?"と問いかけてくる。

    名前欄が空欄の答案をひったくり、堪らずトイレに駆け込んだミサキちゃんは隠し持っていたカッターナイフで…

  • 147二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 12:28:12

    先生からもテレパシー受信してる…

  • 148二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 12:28:37

    >>145

    近いならミサキの血舐めに行けるじゃん羨ましい

  • 149二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 16:04:38

    吸血鬼先生わいとるやんけ

  • 150二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 01:03:34

    だって飲まないともったいないし

  • 151二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 01:08:21

    次からはカッターナイフも没収されそう

  • 152二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 01:08:43

    心が弱ぇんだ

  • 153二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 01:11:03

    よく見たら名前欄が空欄なのもアウトだよミサキちゃん

  • 154二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 03:13:27

    このレスは削除されています

  • 155二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 03:25:38

    「ミサキ、俳句を詠む」の巻

    姫とヒヨリを連れて海水浴に来たミサキちゃん。道中は何事もなく、一本いかずに済んだと安堵する。
    ビーチセットを広げ、姫とヒヨリは早速海へと駆け出した。
    ミサキちゃんは歴戦の傷跡を晒すわけにはいかないので荷物番だ。
    海辺ではしゃぐ二人を見ているとすごく癒される……ここに来てよかったとしみじみ思うミサキちゃん。一本いくことも頭に浮かばないくらいだ。
    幸せな光景からなんとなく一句浮かんだので詠んでみるミサキちゃん。
    「夏の海 視線が泳ぐ ク〇陰キャ」
    これはアレだな、芭蕉が硯でぶん殴るレベルだな。と我ながら自虐的な句に苦笑するミサキちゃん。

    「……そこまで自分を卑下しなくてもいいんじゃね?」「えっと、ほら、まだ手ェつけてないからジュース飲むか?」
    なんということだ。通りすがりのスケバン達に聞かれていた。
    そうか、自分の俳句はスケバンに心配されるレベルの怪文書だったのか。というか芭蕉を引き合いに出すのは自惚れが過ぎるよね……
    スケバン達に丁重にお礼と断りを入れた後、猛烈な羞恥心と自己嫌悪に苛まれながらトイレに向かったミサキちゃんは……

  • 156二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 13:23:59

    陽キャは結構優しい人が多い、その眩しさに陰キャは耐えられないのだ…

  • 157二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 13:29:49

    『ミサキ、料理を注文する』の巻

    山海経のレストランにお昼を食べに行ったミサキちゃん。
    昼の定食メニューを見ると、鶏のから揚げにソースがかかった美味しそうな写真が。
    よし、これを食べようと思いよく見ると料理の名前が漢字で書いてある。
    もちろん漢字なんて読めないミサキちゃん。いつもなら諦めて一本行くところだったが、今回は一味違う。
    取り出しかけたカッターをしまって、スマホからネット検索。
    油に林に鶏。そうか、わかった「ユーリンチー」って読むんだ。ユーリンチー定食だ。
    意気揚々と大きな獣耳の店員さんに声をかけるミサキちゃん。
    「すいませーん、ユーリンチー定食ひとつ」
    すると店員さん、少し間を空けてから「ああ…!からあげ定食だね」
    ミサキちゃん、慌ててメニューを見ると、横にとても小さい字で「からあげ定食」とも書かれていた。
    ん、なんでわざわざ言い直したんだろう?あー、そういえば店は空いてるから、検索してたところからずーっと見られてたんだろうなあ。
    きっと「ネットで調べてまで漢字読めるみたいなアピールをしたかったのかよコイツ。総力戦を”そうりきせん”と読みそうなバカっぽい見た目してる癖に」とか思われてるんだろうなあ。
    あ、見れば見るほどあの店員、やっぱそういう顔をしている。
    「ご注文を繰り返させてもらうよ。からあげ定食ひとつだね」と、傷口をさらに広げようとする店員さんを笑顔で制して、ミサキちゃんは……

  • 158二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 13:40:00

    カッスレ見てる気分になってきた…

  • 159二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 13:42:29

    >>157

    錯乱して店員を刺すな

  • 160二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 13:48:22

    >>159

    確かに店員さんの前でカッターを取り出しているが、その刃先が向かうのは自分の手首なんだ

    どれだけ被害妄想を募らせて他者を陰口マンと決めつけても、血を流すのは自分一人と定めている誇り高きリストカッターなんだ

  • 161二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 14:13:11

    >>160

    よく見たら笑顔で「制」してだった。

    ただ刃物を手に取ったというだけで他人を傷害の犯人と決めつけた私は、マイナイフを手に取り己の罪業の重みを刻むように…

  • 162二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 21:08:21

    広がるリスカの輪

  • 163二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 05:43:24

    「ミサキ、図書館に行く」の巻

    図書館へと出かけたミサキちゃん。
    思ったよりも混んではいたが、大きな長机の席が1つ空いている。これはついている。
    棚から選んできた「石仏事典」を持って、どっかと座った。石仏事典は面白い。
    古今東西の石仏の写真や解説。買うほどではないけど。
    だからこそ、タダでしかも静かに読めるのは幸せなこと。
    他にもそういう、買うほどではないけど一応読んではみたい本は無いかと探していくと、安部譲二著「欺してごめん - 私が舌を巻いた5人の詐欺師たち」という本を発見。
    ウキウキしながら席に戻ると、自分のいた席におばさんが座っている。
    イスの背もたれに私の銃とかばんがかけてあるのだが、一切おかまいなしでぶ厚い本を熟読のご様子。
    「そこ、私の席なんですけど」と言うどころか、「すいません、かばんを取らせてください」とも言いだせないまま、本棚と本棚の間でひっそりとミサキちゃんは。

  • 164二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 05:55:29

    >>163

    突然の阿部譲二でやられた。フィーナが阿部譲二の本を愛読してそうな気がするけど

    アルちゃんに阿部譲二って言ってもポカーンとしてそう

  • 165二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 15:45:28

    「ミサキ、ドッジボールをやる」の巻

    アリウスでは軍事訓練の一環としてドッジボールもやる。
    クラスを2つのチームに分けるためにマダムが言ったのは、両チームの代表者が交代で1人ずつ欲しい人を引き抜いていく方式だった。
    急に嫌な予感がするミサキちゃん。
    案の定全く引き抜かれる気配もなく、チーム分けは進んでく。
    「まあ、自分の貧血具合を考えたら上位指名はありえないな」と落ちついて考えるミサキちゃん。
    しかし、どんどんどんどん人数が減っていくにつれ焦りだし、ついに残り2人になってしまった。
    すでに選ばれ済みで、早くドッジボールを始めたくてうずうずしているクラスメイトの視線を気にしながら、あらゆる角度から、もう1人の売れ残りであるヒヨリを分析するミサキちゃん。
    「さすがに贅肉まみれのヒヨリよりは私のほうが」と思った矢先に指名されたのはヒヨリ。クラスの輪から離れたミサキちゃんは……

  • 166二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 21:30:14

    ミサキの気持ちわかっちゃうのが本当…面白いのに当事者に立たされているようで辛い…

  • 167二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 23:40:24

    ベアトリーチェってカスだわ。

  • 168二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 04:58:42

    「ミサキ、ラジオを聴く」

    シャーレの当番が終わり、我が家(廃墟)に帰ってきたミサキちゃん。
    このままゴロゴロしてるのもなあ~とは思うが、テレビもスマホも見るのがめんどくさい心境だ。
    そういえば先生がこの時間に面白いラジオ番組があるって言ってたっけ。寝っ転がってラジオを聴くのも乙なものだ。
    早速どこかから拾ってきたラジオの電源を入れ、周波数を合わせるミサキちゃん。
    もしかして先生もこの番組を聴きながら仕事してるのかな……と先生と同じ時間を共有できたよう気がして
    ちょっとご機嫌になるミサキちゃん。

    ≪本日のゲストは阿部譲二先生です!≫
    なんと、あの阿部譲二が番組のゲストでやってきた。芋判で学校の書類を偽造してただの、留置所で食べたエビの中華粥が美味しかっただの、
    ややアウト寄りな体験談と独特の語り口にミサキちゃんも思わず笑ってしまった。
    ――よし、先生にモモトークでこの話題を振ってみよう!
    いつもならここいらで一本いくのが恒例だけど、月に一度あるかないかの笑顔になれた日だ。
    今日くらいはいいじゃないかとスマホを取り出したミサキちゃん。

    しかしスマホの画面は真っ暗。うんともすんとも言いやしない。シャーレの当番中に充電するのを忘れていた!
    我が家(廃墟)に電気が通っているはずもなく、充電器はあるけど今ある電池はラジオに使っている…… 
    阿部譲二の「うん!」「ねー!」の可愛らしい相槌を聞きながらミサキちゃんは……

  • 169二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 07:45:50

    空前の安部譲二ブーム
    ラジオのワケわからんコーナーに出演したりしてたけれども!!

  • 170二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 16:56:17

    伊集院のラジオでニセエンクミやってたなぁ……安倍
    さん
    当時のディレクターのおじいちゃんに世話になった恩返しとかで……

  • 171二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 23:48:43

    廃墟だから充電できないの辛いな…どっかから電線引っ張ってきて盗電するべ

  • 172124/09/22(日) 04:06:40

    まだ生きてたか
    改変うまいスレ民ありがとう 楽しく読ませて貰ってます

  • 173二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 11:58:40

    「ミサキ、部屋の掃除をする」の巻

    暇にあかして、大掃除を始めたミサキちゃん。
    本棚の整理をしていると、アリウス分校時代の卒業文集を見つけた。
    こんなものを読んだ日には、あのキツかった日々のトラウマを思い出し一本行きそうになるに決まってるのに自分のページをチェック。
    そこには将来の夢として「特にないです」と書いてあった。
    「うんうんそれもバニタスだね」と呟きつつ、今もというかここ何年もの間無職のまま。しかも今日も今日とて特に何も成してないし将来の夢もない。
    あまりの代わり映えのなさに一本行くかと思われたが、ヒヨリのページが目に入った。ヒヨリの将来の夢には「チンパンジーになりたい」と書いてあった。
    恐らく「チンパンジーの飼育委員になりたい」のつもりだろうが、お前はこの時点で既にチンパンジー並の脳みそだ。夢は既に叶ったじゃねえかと、久しぶりに自分より下の存在を見て、気分が晴れたミサキちゃん。
    じゃあ、いったん掃除は休憩と、コンビニにおやつでも買いに行こうかと外に出ようとした際にポストに1枚のはがきを見つけた。
    そのはがきはまさにそのヒヨリからのものであり、そこには「結婚披露宴のお知らせ。ミサキ姉さん、私、先生と結婚することになりました…えへへ……」と書いてあった。
    「ご欠席」の「ご」を二重線で消して丸をして、コンビニ前の郵便ポストに投函し、郵便ポストの赤い色をしばらく見つめたあと、ミサキちゃんは……

  • 174二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 17:10:44

    元ネタだと笑えるけどミサキちゃんだとこれは笑うのも難しいレベルのキツい一本だ・・・

  • 175二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 23:49:11

    プライドがズタズタになるやつ

  • 176二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 01:07:36

    これはたぶんミサキだけじゃなくいろんなところで卒業生がリスカしてる。

  • 177二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 10:23:22

    「ミサキとことわざ」


    ミサキちゃんはとある図書館で本を読んでいた。それは「ことわざ辞典」。言葉なんて伝われば正直なんでもいいと思うが、ちょっとばかし小難しい言葉使いで背伸びしたくなる程度にはミサキちゃんも子供であった。


    ふむ、「情は人のためならず」か。よく使う言葉だ。この言葉は下手に優しくしても、その人の役には立たないという意味で……えっ?


    そこに書かれているのは「他人に優しくすれば、いつかそれが自分にも返ってくる」という言葉の解説。自分の使っていた用法はご丁寧にも「よくある間違い」として記載されている。 


    ことわざを使いこなした気になっていたお前の姿はお笑い者だったぜ?っと紙面から熱い罵倒をくらったミサキちゃんは丁寧に本を元の位置に戻し、トイレに駆け込んで…

  • 178二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 18:13:08

    「ミサキ、海の家で豪遊する」の巻

    アリウススクワッドの皆と海にやってきたミサキちゃん。
    ただ海に行くだけなのにムカつくDJへの集団リンチに海の家でのぼったくりとトラブル続きでもう何度も一本行きそうになったが「こういうハレのイベントで赤はご法度……へへへわかってますぜ、ヨースターさんよお…!」の精神でグッと我慢。
    それに何かよくわからない理由でご飯がいっぱいお出しされたことで、これまでの一本の気分も総じてチャラだ。
    かき氷も何種類も出てきてなんだかお得。イチゴ、メロン、レモン……それぞれの味の違いを堪能してるところでヒヨリが喋り出す。
    「そういえば、知ってました?かき氷のシロップって色が違うだけで味は全部同じらしいですよ、えへへ」
    雑誌で仕入れてきた知識だろう。姫は「ええ~?そうなの~?」と和やかに相槌を打っているがミサキちゃんは違う。
    脳内翻訳機がこのセリフを「全部同じ味だってのに気付かずいっちょ前に食べ比べなんてしやがって、この味覚音痴がよぉ~テメーみたいなグルメ気取りのク○ニートは雪でも食って腹壊しちまえ!あとミサキさん、私にも食べ比べさせてください、えへへ」に変換してくるのだ。
    今すぐに卓上の料理を鉄味の赤シロップで染め上げたくなったが、料理の中にエビがあるのを見つけて我慢。ミサキちゃんはエビを尻尾まで残さず食べちゃうくらいに大好物なのだ。
    エビのプリプリ感と尻尾のサクサク感を心ゆくまで堪能してるところでまた緑。
    「あっ知ってますか?エビの尻尾の成分ってゴ○ブリと同じなんですよ~!」
    流石にそれは食事時の話題ではないと姫から鉄拳制裁を食らうヒヨリを尻目に、既に残さずエビを食べ尽くしていたミサキちゃんは……

  • 179二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 01:10:15

    「ミサキ、ネタを探しに行く」の巻

    ある日サオリの笑いの沸点が低いことを知ったミサキちゃん。
    あの冷静なサオリ姉さんがダジャレでこんなに吹きだすなんて思ってもみなかった。
    早速サオリの腹筋をシックスバックにするべく図書館にレッツゴー。
    数あるお笑いに関する本の中から『爆笑!!ダジャレ1000選!!』なる本をチョイス。
    そこにはまぁいろんなダジャレが記されており、日頃から笑うことに無縁なミサキちゃんのツボに入ってしまう。
    「グヒッ……」「グフフフフ……」静かな図書館に響き渡るミサキちゃんの笑い声。

    「すみません。図書館ではお静かにお願いします」隣には困った顔の司書さんが立っていた。
    笑い声が漏れていたことの恥ずかしさと、司書さんからの「キモい笑い声出してんじゃねえよ」という
    心の声を聞いてしまったミサキちゃん。「ス、スイマセン」と頭を下げて本を戻し、トイレに行ってさぁ一本。
    ――そうする前に気付いてしまった。ああ、私たちは腹が痛くなるほど笑ったことがあったっけ?
    さらなる自己嫌悪に包まれたミサキちゃんは……

  • 180二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 10:27:23

    「ミサキ、妖怪MAXを買う」の巻

    散歩をしていて、喉が渇いたミサキちゃん。
    運良く自販機を見つけ、早速飲み物のラインナップを確認。
    すると最近沢尻エリカのCMで気になっていた妖怪MAXを発見した。早速購入することに。
    妖怪MAX初体験に久々テンションの上がったミサキちゃんは、1000円札を突っこむと妖怪MAXのボタンを連打。
    すぐさまガコンと缶の落ちる音。が、ボタンを連打していたミサキちゃんは勢いあまって、もう1度ボタンを押してしまったらしい。
    やってしまったと思ったときにはもう遅い。もう1つ缶が落ちる音。普通ならここで一本行くところだが、「1本は持って帰って、あとで飲めばいいや」と思い直し、取ろうとすると妖怪MAX特有の長い缶が2本とも取り出し口に組み合わさって詰まってしまっていて、容易に抜けそうにない。
    しかもしばらく粘っていると、そこにやってきた銀髪パーカーの女性が後ろに並んでしまった。パニックになってしまったミサキちゃんはダッシュでその場を離れ、角を曲がったところの自販機で買ったなまこソーダを飲んでから……

  • 181二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 17:15:14

    >>180

    これ同じ状況でパニックになったことがある身としてあまりに辛い。

  • 182二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 01:28:32

    『ミサキ、脳トレをする』の巻


    ヒヨリが飽きた脳トレアプリに、次は自分がハマってしまったミサキちゃん。

    毎日のように脳年齢を更新し、今や液晶の中のニヤニヤ教授に褒められることこそが自分の存在意義というところまできた。


    ある日のこと、毎週欠かさず見ている『シャーレ生放送』を見終えたミサキちゃんは、

    ふいに今日まだ脳トレをしていなかったことを思い出す。

    危ない危ない、思い出してよかった。もし忘れていたら教授に会わせる顔がなかったよ。

    急いでアプリのアイコンをタップ。『毎日トレーニング』モードを選ぶ。


    「こんばんは。ほむ、昨日は顔を拝見しませんでしたね」


    一瞬、ニヤニヤ教授の言葉の意味が理解できないミサキちゃん。

    時刻を見ると、なるほど午前0時23分。日付は翌日へと移り変わっていたのだ。

    "『昨日は顔を拝見しませんでしたね』"。教授の叱責がエコーつきで脳内に反響する。

    「昨日は顔を拝見しませんでしたね。クソニートの分際で一体何に時間を費やしていらっしゃったのでしょう?

     こんなことすら毎日続けることができないとでも?

     惰眠ですか?ぼんやりですか?オ○ニーですか?

     というかそもそも、指名手配されてる身で、毎日毎日スマホアプリ弄ってる方が問題なんですけどね。

     実際、貴女が脳のトレーニングだからとか言い訳して簡単な足し算に逃げ込んでる間にも。

     かつての同校生たちは汗水たらして真面目に活動してるわけなんですよ。

     脳トレよりも職業訓練でしょうよ、貴女の場合は、ねぇ?』

    教授の本音が耳をふさいでも貫通属性で脳みそにダイレクトに響き渡る。

    黙れ黙れ黙れ黙れ、ニヤニヤ教授のツラを液晶が割れるまで指でつつき、息を切らしたミサキちゃんは……

  • 183二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 01:37:36

    このレスは削除されています

  • 184二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 01:39:04

    >>182

    改変した直後にこんなこと書いてアレなんだけど、元ネタの伊集院の読み方が面白すぎてたぶんこのコーナーで一番好きなハガキなので皆も音声できいてみて。(29:38らへんから)


  • 185二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 13:10:03

    『ミサキ、七味を入れる』の巻


    最近、ラーメンの美味さに目覚めたミサキちゃん。


    最近はラーメンといえば柴関ラーメンだったが、当然ながらラーメンとは別に柴関ラーメンの固有名詞ではない。別のラーメン。もっと言えば、別の美味いラーメンは確かに存在するだろう。そんな中、ふと視線が止まったラーメン店に入り、「ラーメン」とだけ書かれた簡素なメニューを注文する。下手に変なものを頼むと微妙さに一本行く可能性があるので、これが最も賢い選択だ。


    出てきたラーメンは見た目自体はごく普通。しかし、濃厚な出汁とそこから香るものが、涎を梅干しでもブチ込まれたかのように大量生産する。もう我慢できない。頂きます。


    ……〜〜っ!これは、これは美味い!語彙力のないミサキちゃんの脳内には言葉にならない食レポが溢れ出す。半分食べ進めたところで、味変しようと七味唐辛子を入れ…

    そこで無情にも蓋が外れ容器の中身を全投入した。


    目の前に広がる惨状。満たされた心が一瞬でVanitasしたミサキちゃんはラーメンの成れの果てにアーメンし、こんなに赤いなら最早何も変わらないとラーメンの上に腕を持っていき…

  • 186二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 13:55:48

    血をセルフで足すな!

  • 187二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:23:32

    >>178

    キチン質だっけ?

  • 188二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 09:11:23

    「ミサキ、電車に乗る」の巻

    バイト帰り、電車に乗ったミサキちゃん。
    疲れていたので吊り革につかまり、うとうとしていると、急に目の前に座る乗客が足を振りあげてきた。
    アリウススクワッドでの訓練の習性から蹴られると思い、後ろに思いっきり飛びのくミサキちゃん。
    しかし、そのお客さんは、ただ単に足を組もうとしていただけだった。
    勘違いだと気づいてももう遅い。まわりの乗客からは冷たい目線が送られている。
    いたたまれなくなって、次の駅で電車を降りたミサキちゃんは……

  • 189二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 17:17:10

    ゲロぶちまける奴はいるけど血は珍しいな

  • 190二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 02:43:07

    このレスは削除されています

  • 191二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 11:12:43

    このレスは削除されています

  • 192二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 11:15:32

    「ミサキ、薬に頼る」の巻

    今年もミサキちゃんにとって大敵の春が来た。
    世間では暖かな良い季節と謳われるが、重度の花粉症のミサキちゃんにとってこの季節は手首からの血の他に鼻水まで吹き出る正に地獄。
    今日も鼻水と血のブレンドを量産する体制に入るか……と諦めかけているところにあるチラシが。
    何とそこには「花粉症特効薬治験のお知らせ」の文字が!
    「無保証」「後遺症」「自己責任」など見るからに怪しげな文言が並ぶものの、このまま一本行くよりはマシということで会場に向かうことに。
    「ククッ、よく来たね……いや本当にまさかこんな怪しげなチラシで来るとは思わなかったが……まあいいさ、君にとっては正に地獄に仏だろう」と宣う見るからに怪しい黒白の女が責任者だったが、既に鼻水とクシャミと涙と一本でいっぱいいっぱいのミサキちゃんは早速薬を投与。
    すると何ということでしょう。ミサキちゃんは見る見る縮んでいくではありませんか。
    「よし、実験は成功だな……この薬を使えば私の目的も達成できるだろう!」と一人はしゃぐ責任者を前に、本当の本当の本当に限界ギリギリまで追い詰められていた幼少期にまでメンタルも戻ってしまったミサキちゃんは……

  • 193二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 16:58:05

    「ミサキ、銃器屋に行く」の巻

    近所に新しくできた銃器屋に行ったミサキちゃん。
    おおかたの予想に反しすんなり目的の物を見つけ、スムーズに買い物が進む。
    レジでお金を払い、お釣りも店員の態度にも何の問題も無い。
    普段ならここまでに2、3本は行ってる計算なのに、なんて素晴らしい日だろう。
    「無料でポイントカードが作れますけど、作りますか?」と店員のそんな言葉に気分のいいミサキちゃんは「これからもこの店を利用することは多くなりそうだし、ぜひお願いします」なんて言いながら、用紙に住所と名前を書いて店員に渡す。
    すると店員が機械にデータを打ちこみながら言った。
    「申し訳ございません、え、こちらの文字はどう読めばよろしいですか」
    考えてみればそこそこ難読苗字の戒野ちゃん。
    「イ・マ・シ・ノ、イマシノです」と即座に伝える。
    やっとこのことでできたカードを見てみると、なんと苗字が「イマジン」と書いてある。
    ああ私って、滑舌がすこぶる悪りぃんだと、自分のコミュニケーション能力のなさをまざまざと見せつけられたミサキちゃんは「いくら活舌悪くても戒野をイマジンとは読まねぇだろ」「想像してごらん、天国なんてないのかぁ」「カードに今日たまったポイント150がもったいないなあ」と思いながらも……

  • 194二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 17:40:09

    >>192

    >>193

    ブルアカ特有の要素たっぷり入っててめっちゃ面白い。良作続くね

  • 195二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 01:58:37

    『ミサキとちびっ子』の巻

    潜伏生活も息がつまると数週間ぶりに拠点外に出たミサキちゃん。
    ひと気の無い道を散歩あたりが心のリハビリにはいいと思っていたのだが、時間帯が悪かったのか、楽しそうに帰る梅花園のちびっ子とはち合わせ。
    いつもならばその無邪気さだけで一本イケるが、今日は覚悟をして出てきてるのでじっと我慢。
    そのうち聞こえて来たのはちびっ子たちの楽しそうな話し声。
    「あっしめいてはいだって!わたしたちでつかまえようよ!!」
    「いないよ。いるわけないじゃんか。作り話だよ作り話」
    立ち止まりこんなとこまで貼られていた手配書を見て、ちびっ子たちも見送り「私はツチノコかなんかか」とひと言つぶやくとミサキちゃんは……

  • 196二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:03:17

    これ次スレいるんでは?

  • 197二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:12:21

    微妙に過疎ってはいるがネタ出しはコンスタントで適度にオリジナルも混ざってはいるが、使えるハガキは結構減っていて二本目行くか悩むところ

  • 198124/09/28(土) 15:20:46

    スレ主です どうせ続けるなら別の伊集院のコーナーの方が新鮮味もありましょうってことで、このスレまでにしよう

  • 199二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:33:41

    次はあれかな。DJサオリがうろ覚えで歌ってディレクターの岡部がスイッチ切り忘れるヤツ

  • 200二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 22:50:57

    「ミサキ、一本」の巻


    唐突に始まったリストカッターミサキもここまで来た。

    まさか完走するとは夢にも思わなかったミサキちゃん。これには歓喜の一本が飛びそうだが、流石にそれは深夜テンションでは済まないのでやめておく。


    アリウススクワッドのみんなでスレの感想を祝う。これにはサオリも自分探しから決意の一時帰還。4人で仲良く、比較的豪勢な食事で祝った。そこで、アツコが一言。

    「一本締めっていうの、やってみない?」

    一本締め。お手を拝借、というアレだ。なるほど。きれいにきれいに締めるなら確かに手段としては悪くない。全員に知識が共有されている事を確認し、いざ。

    アツコ「いよぉ〜って言った【パンッ】ら………」


    全員の視線が自分に集まる。

    「…ここは、空気を読むところだぞ、ミサキ?」

    「せっかくきれいに締めようとしたのに…」

    「うわぁん!ミサキさんのせいで全て台無しです!」

    家族からの厚い叱責を存分に食らったミサキちゃん。

    カミソリを取り出し、か細い声でミサキちゃんは…

    「いよぉ〜」

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