- 1二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 11:20:05
- 2二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 11:21:42
- 3二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 11:24:08
私達の設定です
カルストンライトオ
直線と速さをこよなく愛する爆速ウマ娘。ロンシャンレース場の直線成分の多さに魅せられたあまり、うっかり凱旋門賞も勝ってしまう。トレーナーとは背中を流し合う仲。
トレーナー
カルストンライトオに振り回されたりツッコミを入れたりする、彼女のトレーナー。ライトオからは信頼されているが、若干舐められてもいる。つい最近、柔軟運動中の事故で腰を痛めた。
「さっきから明後日の方向に話しかけてるけど、誰かそっちにいるの?」
「いえ、ここには私とトレーナーしかいませんが」
「え、ホラーじゃん。やめてよそういうの」 - 4二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 11:25:23
「前スレ見返すと、最初の方のトレーナーの1人称安定しませんね」
「俺って言っちゃってるところがあるね…」
「私もトレーナーにさん付けしてるところがあったり、デュランダルが何故か私に敬語だったり、全体的に誤字脱字があったり…」
「うん」
「ちゃんと推敲してるんですかこの文章」
「う〜ん…」 - 5二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 11:27:00
「腰の具合はどうですかトレーナー」
「流石にまだ痛いかな…普段通りの生活はちょっとキツい」
「明日も自主練ですか。最速最短復帰をお願いしますよ」
「まあ、明後日くらいからは流石に復帰するよ。明日はまだ流石に療養がいるってお医者さんも言ってたし、しっかり休んで回復させないとね」 - 6二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 11:27:46
「ぎっくり腰は血行を良くすると治りが早いと聞きますが」
「うん、運動をしてる人としてない人でぎっくり腰になるメカニズムは違うけど、どちらも血行が良くないと回復が遅れるらしいね」
「血行を良くするには温めるのが1番です。ということでお風呂に入りましょう」
「うん、ちょっと待ってね。準備を…いででっ」
「まだ歩くのはキツいですか。お任せください(ヒョイッ)」
「あがぁっ!ライトオ、お願いだからもっと優しく…!」
「速さに多少の犠牲はつきものです」
「僕の腰が犠牲になっちゃうから!いやもう既に1回犠牲になってるけど!」
「そういえばお風呂掃除してなかった」
「担がれ損だよ…!」 - 7二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 12:14:55
続き感謝の極み
- 8二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 12:19:57
「うおおおおおおおお!唸れ私の腕よ、にくき水垢共なぞ消し去ってしまえええぇぇぇぇええ!(ゴシゴシゴシゴシ)」
ビリィ!
「くっ、スポンジが私の速さに耐えられない...!ならば、もう1つめのスポンジで...!」
「より速く、もっと速く!私の腕よ、光となれ!(ゴシゴシゴシゴシ)」
ビリィ!
「なにっ」 - 9二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 12:21:31
「お風呂掃除終わりました。私の腕の速さ最速記録のおまけ付きで」
「うん、お疲れ様。部屋まで気合い入った声聞こえてたよ」
「はい、スポンジの犠牲も2個で済みました」
「えぇ...?1回のお風呂掃除でスポンジが2個もダメに?」
「スポンジの代わりに鉄たわしを使えば万事解決です」
「お風呂場がボロボロになっちゃうからダメ」
「というか、そこまでこすらないととれない汚れがあったの?一応毎回お風呂掃除してるんだけどな」
「いえ、私の最高速記録のために速くこすっていただけです」
「目的と手段が入れ替わっちゃってるじゃん」 - 10二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 12:37:17
「ふぅ...やはり自分で掃除をしたお風呂でくつろぐのは気分が良い」
「うん、そうだね」
「というか、ライトオも結局一緒に入るんだ」
「お背中流すついでです。自主練後にシャワーは浴びてますが、それはそれとしてお風呂にも入りたいですし」
「当たり前のように一緒にお風呂入ってるのがおかしいような気もするけどね」 - 11二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 14:27:03
ここ最近で一番楽しみにしてるんだ
- 12二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 14:50:49
基本的に1日2〜3回投稿になります。ごゆるりとお楽しみください
「ごゆるりと…?いけませんトレーナー。最速寄稿最速投稿でないと」
「無茶言わないでよ…」 - 13二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 22:13:06
保守
- 14二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 00:46:28
「VRウマレーターがアップデートされたらしいですが」
「そうだね。VRウマレーターのサーバーに登録されてるウマ娘とか人間に乗り移ることができるんだって」
「ウマ娘で動けるようになるのは兎も角、何故人間のデータまで用意したんでしょうね」
「ウマ娘に、人間の肉体で出来ることの限界も知ってもらいたいからって事なのかな」
「それ、単にその人の非力さが晒し上げられることになるだけなのでは」
「言い方もうちょっと何とかならない?」 - 15二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 10:10:48
「もしかしたら、ウマ娘基準で見てもびっくりするくらい運動できる人間だっているかもよ?」
「まあ、格闘技でウマ娘の打撃をいなす人間もいるらしいですが」
「ひょっとしたら、ウマ娘と同じくらい早く走れる人間もいるかもね」
「そこまできたらもうその人間がトゥインクルシリーズ走った方が早くないですか?」
「速さ的な意味でもね」
「ちょっとイラっときました」
「ごめんよ」 - 16二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 18:14:18
保守
- 17二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 19:36:47
「やっぱり素手だと擦ってる感が薄いですね(ゴシゴシ)」
「タオルで擦ると肌荒れ起こしちゃうから…」
「スキンケアだけで何とかならないものか(ゴシゴシ)」
「化粧水と乳液に壊れた皮膚組織を修復する力は無いからなぁ」
「くっ、強くも擦れずスピードも上げられない…理不尽なお預けを食らった犬っころの気分です(ゴシゴシ)」
「犬への風当たりがキツい」 - 18二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 22:07:55
ほしゅ
- 19二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 00:56:57
「いでででで…!」
「どうしましたか、心の傷でも痛みましたか。中学生の時にかっこいいと思って連呼してた訳のわからない英単語の羅列でも思い出してしまいましたか」
「全国の厨二病患者に無差別攻撃しないで…!」
「ではどこが痛いのですか。痛いの痛いの速さで振り切れしてあげましょうか」
「いや、座ってると腰が痛くて…」
「では立った状態でお背中流しましょうか」
「やりづらいだろうからそこまでしてくれなくても…いづづづ…!」
「困りましたね、痛みが和らぐツボとかあればいいんですが」
「腰痛に効くツボ…僕もあんまり詳しく無いんだよね…」
「唯一知ってる秘孔はあるんですが」
「秘孔…?どんな?」
「名前は忘れてしまいましたが、胸の真ん中を突くやつです。指一本でドスっと」
「それ3日後に全身から血が噴き出て4ぬやつじゃん」 - 20二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 09:38:52
「次は私が身体洗います」
「うん」
「こっち見ないでくださいね」
「わかってるよ。よいしょっと…いででで!」
「別に無理にむこう向かなくても、目を閉じてればいいだけでは(ワシャシャシャシャシャシャ)」
「むぅ…」
「トレーナーはトリートメント使わない派でしたね」
「うん。めんどくさくて」
「髪サラッサラになれますよ。空気抵抗も減らせて、足の遅いトレーナーも少しは速く走れるようになるでしょう」
「そりゃあ君基準だったらウマ娘含めて殆どの人が足遅い判定になるだろうけども」 - 21二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 09:55:45
ウマ娘の突きだと3日持たなそう
- 22二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 17:32:02
保守
- 23二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 22:47:05
保守
- 24二次元好きの匿名さん24/09/18(水) 23:33:54
「あれ、バスタオルの継ぎ目が見当たらん」
「えぇ…?そんなことある?」
「くっ、まどろっこしい…!」
「……」
「ふんっ!(ブゥン)」
ベショォッ
「ンブッ!?」
「あっ」
「ちょっと!バスタオル投げてこないで!」
「すみませんトレーナー。振り払う手が最高速モードになってしまいました」
「目閉じてる時に濡れたタオルなんて顔にかかったら軽くパニックだからねこれ」
「次から投げる時は手が滑ることを宣言して投げます」
「投げないでって言ってるのに」 - 25二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 01:25:01
ライトオの体臭が染み込んだバスタオルは家宝になる
- 26二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 07:51:00
早めの保守
- 27二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 12:32:13
「トレーナー。随分前にも言ったとは思いますけど、わざわざ目玉まで食いしばる必要はないのでは」
「目玉を食いしばるってなに…?」
「注射される直前の子供みたいな目の閉じ方してるので」
「子供じゃないやい」
「食いつくところ間違ってますよ」 - 28二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 20:36:33
保守
- 29二次元好きの匿名さん24/09/19(木) 23:47:09
早めの保守
- 30二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 06:00:06
早朝の保守
- 31二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 07:30:20
「そもそも、私のこの身体はトレーナーと二人三脚で鍛えに鍛え抜かれたものです。その肉体、共に育てたトレーナー自身に見られることに負い目引け目を感じる必要などあるわけがない」
「あるよ?さっきもこっち見るなって言ってきてたよね?」
「最高速を叩き出すために最適化されたこの筋肉、必要最低限まで脂肪を切り詰めたフォルム。私の自慢の身体です」
「ちょっと聞いてる?ライトオ!?ねえ!」
「遠慮など必要ありません、隅から隅まで思う存分刮目してください!(掛かり)」
「お願いだからこっちに戻って来てライトオ!」 - 32二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 15:58:20
「お騒がせしました。今までのあれやこれやを思い出してつい思考回路がプロングホーンと化してしまいました」
「落ち着いたみたいでよかったよ」
「それにしても、私たちがトゥインクルを走り始めてもう随分と時間が経ちましたね」
「うん、ただただ速く走ることだけを追い求めてた頃が懐かしいね」
「今も本懐は変わっていません。究極のスピードを求めて勝利まで掴み取る。私達のやって来たことはずっと今までつながり続けているのです。たった一本の真っ直ぐな軌跡となって」
「なんだかロマンチックだね」 - 33二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 22:17:54
保守
- 34二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 02:53:43
「目を閉じれば容易に思い出せます。苦労や栄光が、まるで走馬灯のように」
「それだともうお陀仏寸前みたいに聞こえるんだけど…」
「我ながら素晴らしい競技人生でした」
「引退間際の選手が言う言葉だよそれ」
「やり残したことといえば、トレーナーと結ばれることくらいでしょうか」
「よく探して。他にもいっぱいあるでしょ」
「…風呂場強盗Part2?」
「普通はPart1もやらないよ」
「そうか、湯煙32人事件か」
「僕らの日常にサスペンス劇場捩じ込もうとしないで」 - 35二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 08:59:20
朝の保守
- 36二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 15:31:36
「今日も来てくれてありがとうね」
「私が来たいと思ったから来ただけです。むしろ、来たいと思った瞬間には玄関の前に居ただけです」
「行動が思考を周回遅れにしてる…」
「明日も無意識にここに来ているかもしれません」
「それだとやってることが放浪癖のある老人と一緒だよ」
「あんなのたのたとろとろ歩く輩と一緒にしないでもらいたい」
「言い方キッツいなぁ」 - 37二次元好きの匿名さん24/09/21(土) 23:38:33
夜中の保守
- 38二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 00:57:24
「おはようございますトレーナー。昨日は1人で生活出来ましたか」
「うん、おはよう。昨日の時点で腰痛もマシになってたし、なんとかなったよ」
「そうですか。1人でお風呂にも入れずにメソメソ泣いているかと思ったのですが」
「僕そんな貧弱だと思われてるの?」
「3日振りともなると、練習前ミーティングも随分と久しぶりに感じますね」
「まあね、今までこんなにミーティングの間隔空けたこともなかったし」
「それで、今日のトレーニングはどうしますか。やはり基本の坂路ですか、それとも誰かと並走かスプリントインターバルか、あるいは…」
「いや、今日はシミュレーターを使ってトレーニングしよう」
「VRシミュレーターですか?」
「うん」 - 39二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 10:48:12
保守
- 40二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 14:55:54
「シミュレーターを使うとなると、やはりまた獣どもと競争するということですか」
「いや、折角アップデートで機能も増えたことだからさ。それを有効活用してしまおうってね」
「サーバーに登録されているウマ娘と仮想空間上で肉体を同期する機能ですか。そんなものを使ってどうするのです?」
「例えば、ライトオの肉体を僕が借りて実際に走ってみることで、外から見てるだけだとわからない走り方の癖とかもわかるかもしれないでしょ?」
「なるほど、そういう魂胆でしたか」
「え、他にどういう使い方すると思ってたの?」
「速くて速い私の走りを1度で良いから体感したいとか思っていたのかと」
「う〜ん、まあそれも無くはないけどね」 - 41二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 21:47:21
保守
- 42二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 07:53:51
保守
- 43二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 08:59:47
「肉体を同期できるなら、色々なウマ娘と同期してそれぞれの癖とか肉体の使い方とかも情報収集できるということですか」
「う〜ん、それが出来ればもっと楽にはなるんだけど、残念ながらそうもいかなくてね」
「と言いますと?」
「例えば僕が誰かの肉体を借りたいと思った時に、その肉体の持ち主から承認を得ないと肉体が借りられないんだよね」
「何故そんな制約が。VR上なのだから現実世界の肉体に何か影響があるわけでもあるまいに」
「広義でいうところの個人情報みたいなものだからねぇ。コンプラ的に規制もキツくしないといけないんだって」
「ほのかに甘くて温かくて口通り滑らかなあのスープのことですか」
「それはコンポタだね」 - 44二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 11:30:07
「おお、VRの読み込みも前に比べて随分と早くなりましたね」
「うん。機能的なアプデは頻繁にされるわけじゃないみたいだけど、読み込み早さと操作性の向上は常に行われてるみたい(カタカタカタ)」
「開発陣との競争ですか。そんなものあっという間に周回遅れにしてくれる」
「そうだね(カタカタ、カチャッ)」
「見ていろメンテ担当者に獣どもに、ついでにデュランダル。最速とはどういうものなのかを思い知らせてやる」
「そうだね(カチャッ、カタカタ、ッターン)」
「あの、もうちょっと乗ってくれませんか。私のモチベにも関わりますし」
「ごめんごめん、操作中だったもんでつい」 - 45二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 20:53:55
保守
- 46二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 22:00:22
「私が目の前に…中身はトレーナーですよね」
「うん。ライトオの身体借りてるよ。実物ってわけじゃないけど」
「実力が全く同じ私自身と走ることで、成長を確認しやすくするという魂胆ですね」
「ザッツライ。僕の方のライトオはこのトレーニング中に成長しないように設定してるよ。いきなり結果が出るなんてあり得ないけど、続けていけばどんどん差が開いていくはず」
「練習の成果もシュバっと出てきてくれれば良いものを」
「それが出来りゃ誰も苦労しないからねぇ」 - 47二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 05:18:59
危ない
落とすところだった - 48二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 09:09:04
1on1か
ゴドルフィンさんも見てるかな - 49二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 09:10:42
保守
- 50二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 16:51:37
保守
- 51二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 19:32:36
「じゃあ、まずは直線2000mのコースを空間上に作ったから、全力疾走でどれだけ駆け抜けられるかの再確認ね。馬場は高松宮記念想定で登録してるよ」
「私の皮を被ってるとはいえ、トレーナーと同じ早さで走れる日が来るとは」
「いや、まだ僕は走らないよ。記録撮る時はしっかり見とかないと」
「では後で競争といきましょう。光の王、カルストンライトオの速さをその目玉にも身体にも焼き付けると良いです」
「目玉はもう焼きつき過ぎて焦げ焦げだけどね」
「…ふっ、素直に褒められるのも悪くないですね。良いでしょう。もっとウェルダンにしてやりましょう」
「張り切り過ぎて怪我しないようにね」 - 52二次元好きの匿名さん24/09/24(火) 23:46:30
保守
- 53二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 05:56:54
一応の保守
ライトオとデュランダルで一つ書きてぇだ
サイゲはビリーヴも最速で情報出すんだよ - 54二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 09:10:35
ドドドドドドド
「うおおおおおおお!憎きカーブの無いコースに私の速さを止められるものなどない!風よ光よ大地よ、大いなる空よ!この速さに恐れ慄け!」
ドドドドドドド
「ライトオ!400通過!」
「まだいける!まだ走れる!まだ舞える!私の脚よ、光となれ!」
ドドドドドドド
「600!」
「くっ…!乳酸め、お前如きに私の走りは止められ…!止め……くぅっ…!」
「はぁ…はぁ…ぜはぁ…!くそっ、今なら1000mもつと思ったのに…!」
「お疲れ様、はいドリンク。キツいと思うけど、しばらくは足止めないで歩いてて」
「んぐっ、んぐっ…っぷはぁ!ふぅ…どれくらい出てましたか…?」
「スピード?75は出てたね」
「そこからずっと頭打ちのままのように感じるのですが」
「種族的な意味での限界は突破するのも相当キツいからね…そこからの進化ともなると怪我のリスクも考えないといけないし」
「私の前人未到、空前絶後の最高速への道はこんな所で終わりを迎えるわけにはいきません。壁は速さでぶち抜くのみ」
「そうだね…どうしたものかな」 - 55二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 17:06:13
「トレーナー、次は貴方が走る番です。私はさっき走り終えましたよ」
「ああ、そうか。ライトオの身体借りてるんだから、僕も同じくらい早く走れるんだったね」
「いずれ生物界最速の称号を欲しいままにする肉体を手に入れたのです。思う存分速さを堪能してください」 「よ〜し、遠慮なく味わわせてもらおうかな」
ドドドドドドド
「うおおおおおおっ!速い!これが、ライトオが見てた最速の世界…!?」
「おおっ、凄い。トレーナーとは思えないくらい速い…!」
「まだまだぁっ!」
ドドドドドドド
「速い…が、えっちょっと待ってください。私のスピードってこの程度でしたっけ。もっと早く走れるはずですよほらもっと気合い入れて!」
「くっ…!ごめん、もう限界…!」
「えぇ…」 - 56二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 21:40:32
人間の精神が速度に耐えきれてないのかな?
- 57二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:43:36
「何故私の身体を使っておきながらあの程度の速度しか出せないのですか」
「だって…(ヒュー)僕とは身体の使い方が…(ゼェ)根本から違うし…(コヒュー)」
「それにしたって私の走りはトレーナーの指導で完成したものなのですが。自分で教えた走りが出来ないというのも変な話です」
「理論と実践は違うんだって…!ヴェッホゲホ!」
「困りました。これでは今の私と成長した私の速さ比較をするという目的が果たせません」 - 58二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 03:15:10
深夜の保守
- 59二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 08:32:21
脳のリミッターを外さなきゃな
- 60二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 11:20:34
「じゃあさ、ライトオが走り方を僕に教えてよ。僕がライトオにやってたのを、ライトオが僕にするって感じで」
「ふっ、そんなもの朝飯前の歯磨き前です。私の教育力の前に、ハイエナに追い詰められたパタスモンキーの如く震え上がると良いです」
「それだと僕ハイエナに連れてかれて終わりなんだけど」
「ところで、さっきのダッシュで私の癖とかわかりましたか?」
「流石に直線ダッシュ一本だけだとちょっと…」
「何一つ最初の目論見通りにいってませんね」
「うぐっ…」 - 61二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 19:08:33
「速く走るためにはやはり足を速く動かす。これに尽きます」
「ということは?」
「腿上げです。では始めますよーいドン!」
「ちょっと急過ぎ…!」
「はい。少し待ちましたでは始めますよーいドン!」
「ああもう!」
「おおおおおおおおおっ!」
「はい1212121212!もっと速くより速く!」
「まだまだぁっ!」
「手持ち無沙汰なのは癪なので私もやります。うおおおおおおっ!」 - 62二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 22:57:42
保守
- 63二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 07:30:21
「はぁっ…はぁっ…!」
「どうですか。さっきの倍は速くなりましたか」
「倍は無理…!でも、続ければ少しずつは速くなるかも…」
「…あれ、そういえばトレーナー」
「どうしたの?」
「トレーナー側の私は成長しないんでしたよね」
「うん」
「トレーナー自身がトレーニングやる意味あるんですか?」
「……」
「トレーナー?」
「ライトオの身体をより使いこなせるようにトレーニングしてるってことで…」
「今思い付きましたよねその言い訳」
「ごめん…」 - 64二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 15:39:20
ほっしゅ
続いてくれるのはありがたいんだけど、保守して無理矢理続けさせてるんなら申し訳ない気になる
いつも朝保守してたけど今日はしなかったんだよね - 65二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 17:16:10
作者のモチベ維持と代理投稿してくださっている方への負担を考慮し、1日2~3本の投稿とさせていただいております。
まだしばらく書き続ける気はございますので、スレが落ちない程度に保守をしていただけると嬉しく思います。
「途中でモチベが尽きたら禊としてトレーナーが東京レース場24時間耐久レースをします」
「本人の承諾もなしにとんでもない罰ゲーム設定しないでくれる?」
「レースとは言いましたが走るのはトレーナー1人です」
「レースですらないじゃん。ライトオは走ってくれないの?」
「私の適性は短距離ですので」
「僕だって長距離適性なんてないよ」
「仕方ないですね。ではデュランダルに代わりに走ってもらいましょう」
「あの子も適性短距離じゃん」 - 66二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:52:45
保守
- 67二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 00:40:21
「こうなったら、ライトオがやってるトレーニングを徹底的に観察して動きをコピるしかない…!」
「見ただけで真似できるなら世の中G1ウマ娘だらけになってると思いますが」
「大丈夫、膨大な量のライトオのデータとこの身体があるから!」
「まあ良いでしょう。真似できるものなら真似してみろってやつです」
「ところでさっきの『この身体があるから』って言葉…」
「うん?」
「側から見れば完全に良からぬこと企んでる変質者の発言ですね」
「違うから…!ちゃんと大義名分ありきで言ってるから…!」 - 68二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:01:21
ほしゅ
- 69二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:13:49
真昼の保守
- 70二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:55:00
カチッカチッ
「もうちょっと重心は前か…ほんと、改めて見るとヒトとウマ娘って走り方が根本から違うなぁ」
カチッカチッ
「ん、ストライドが伸びちゃってる。これのせいでコーナリングの減速が大きいのかな」
「筋トレメニュー終わりました。トレーナーは私の皮を被ったまま画面と睨めっこですか」
「あ、ライトオお疲れ。休憩中でもライトオと僕の走りの比較はできるからね」
「なるほどそうでしたか。殊勝な心がけだとは思いますがやはり気に入りませんね」
「ごめん、しっかりライトオのトレーニング見てた方が良かった?」
「姿勢です。完全に猫背でした。もっと背筋ピーンでシャキッとキリッとしてください」
「1番気になるのそこなの?」 - 71二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 20:23:24
そこもまっすぐが好きなんだな
- 72二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 01:43:54
保守
- 73二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 02:07:16
「最近坂路の回数が減ってる気がするのですが」
「うん。その代わりにタイヤ曳きを増やしてるから問題ないよ」
「何故坂路からタイヤに変えてるんですか。走る速度を鍛える意味でも坂路は理に適ってると思いますが」
「確かにそうなんだけど、あまりにも坂路をやり過ぎると坂を駆け上がる時に使われる筋肉が必要以上についちゃうんだよね。レースは大半が平坦なコースだし、坂を駆け上がるのは割合的に考えたらごく一部だから」
「アスコットを走り続けるレースがあれば坂路だけで無双出来そうですね」
「それなんていうゴールドカップ?」 - 74二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 10:04:12
保守
- 75二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 12:33:06
「もちろん坂路にもメリットはあるけどね。瞬発力の強化も出来るし、ピッチを早める練習にもなる」
「最高速を鍛えるにはまさにもってこいの練習に思えますが」
「ライトオの場合、坂路で鍛えられる能力が限界まできちゃってるんだよ。だから他の練習も取り入れないといけないってこと」
「なるほど。既存のトレーニングではもはや打ち破れない領域に達した速さ、我ながら惚れ惚れしますね」
「今のライトオにとっては瞬発力よりもいかにして最高速を維持するかの方が重要だから、スタミナが切れてもスピードを落とさない精神力を鍛える必要があるんだ」
「それなら素直にスタミナを伸ばせば良いだけなのでは?」
「スタミナを伸ばそうとすると遅筋が無駄に鍛えられちゃうんだよね…」
「くっ、自然の摂理め。究極のスピードの完成を阻止してそんなに楽しいか。お前達の卑劣な妨害には決して屈さないぞ」 - 76二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 19:51:51
「私の身体にはもう慣れましたかトレーナー」
「うん。身体が軽やかですごく動きやすいよ。僕もこれだけ運動ができれば良いのに」
「一生VR世界で生活するか、ヒトの身体に戻って元の世界で暮らすかの2択を迫られることになりますが」
「流石に本気でこの身体でずっといたいって思ってるわけではないけども」
「私もトレーナーの身体入ってみたいです」
「えっ、まあ確かにライトオに僕の身体を設定させることもできるけど…」
「では決まりです。トレーナーの肉体でも最速の走りを見せてあげましょう」 - 77二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 00:28:11
早めの保守
- 78二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 07:45:27
「おお、これがトレーナーの身体…目線がちょっと高い気がする」
「ライトオからしたら僕ってこう見えてるんだ」
「よし、では早速直線コースで走ってみます」
「ちょっと待って、準備運動念入りにしてね?」
「何故?今日のトレーニング前にしっかり身体はほぐしましたが」
「僕の肉体では誰もまだやってないから…」
「いつもよりじっくり身体もほぐしました」
「わかった。普段とは勝手が全然違うから、無茶しないようにね」
「フッ、私はいついかなる時もどんな状況でも最高速で駆け抜けられると自負しています。その心配を杞憂に終わらせてあげましょう」 - 79二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 17:14:17
ダッダッダッダッ
「くっ…!何だこれ、身体が…脚が全然前に進まない…!」
「…がんばれー」
ダッダッダッダッ
「はぁっ…!はぁっ…!何故もう息切れが…!こんなはずは…!」
「……」
「ゼェ…ゼェ…」
「…お疲れ様。大丈夫?」
「トレーナー…(ヒュー)どれくらい速度…(コヒュー)出てましたか…(カヒュー)」
「えっと…24くらいかな」
「そんな、普段の三分の一しか出せなかったとは…!ゲッホゲホ!」
「そりゃ、僕も別段運動得意ってわけでもないし…そもそもウマ娘じゃなくてヒトだし…」
「あんなに長い200mは初めて走りました。悪夢のような時間だった…」
「…何だろう、心にめちゃくちゃグサッとくる」 - 80二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 00:21:24
保守
- 81二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 09:04:13
朝の保守
- 82二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 12:47:22
「うん、やっぱり私にはこの身体が1番しっくりくる」
「それは何より」
「早速1本走ってきます」
「直線コースね、了解」
ドドドドドドド
「ひゃっほぉぉぉぉおおおおう!これだ…!これこそ私の最速の走り!全てを蹴散らす風になったかのよう…!」
「…相変わらず、すごい走りだなぁ」
「あら。コースを前にして立ってるだけなんて、あなたらしくないわね」
「ん?その声は…」 - 83二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 19:54:51
お、誰か来たか
- 84二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 23:18:09
保守
- 85二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 01:52:42
「こんなに長い直線コースがあるんだから、大はしゃぎで走ってると思ったのだれけど」
「デュランダルか。僕はライトオじゃなくて」
「ああ、ライトオさんのトレーナーさんでしたか。姿がライトオさんそのものだったので、てっきり…本人はどこにいるのですか?」
「君がさっき言ってた通り、あそこを大はしゃぎで走ってるよ」
「…ほんと、直線ってだけでめちゃくちゃ喜ぶんだから」
「あれ、よく考えたらここVRの中なのに…何で君が?」
「我がトレーナー殿がこのサーバーを見つけられたので、失礼させていただいております」
「そういうこった。よう、ライトレ」
「デュラトレ君、やあ」 - 86二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 08:37:35
朝飯前の保守
- 87二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 15:27:33
忘れないうちに保守
- 88二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 22:03:21
寝る前の保守
- 89二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 02:27:49
「でも変だな。このサーバー、プライベートにしてたはずなんだけど」
「んぁ?きっちりオープンになってたぞ。そうでもないと俺達が入れるわけないだろ」
「んぇ…またやっちゃってたか…」
「お前、その調子だと家の鍵閉め忘れて強盗に入られたりしてな。ハハハハ!」
「ま、まさかぁ…」 - 90二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 08:32:09
うっかりしてるのね
- 91二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 12:43:49
勝手に教え子に入られはしているが
- 92二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:01:34
「ただいま戻りました。やはり心置きなく全力疾走出来るのは心地いい」
「ああ、おかえりライトオ」
「ん、いつの間にデュランダルとそのトレーナーさんまで」
「ついさっきからいたわよ。貴方が子犬みたいにはしゃいで走ってた時から」
「子犬扱いとは失礼な。私の走りはそんなものでは留まらない。せめてトムソンガゼルくらいにしておくべきだ」
「貴方のその動物例え、種類が多過ぎて何がどれくらい速いのかわからなくなるのよ…」 - 93二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:23:58
直進する先はカルストンのプライベートだった…?
- 94二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 20:57:12
仲良さそうだな
- 95二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 20:58:05
「しっかし、VRの中とはいえ担当ウマ娘の姿で平気で過ごしてるのはどうなんだ?」
「私は気にしていませんしむしろこれは私のためになるので問題は何ひとつないです。最速の肉体を備えたもの同士の並走や2人分のデータ収集など、メリットばかりですので」
「ほーん。で?こいつちゃんとライトオの身体使いこなせてんの?」
「ふん、僕にかかればこれくらい朝飯前…」
「いえ、全然ですね。まだまだ私の胸元にも及びません」
「ちょっとライトオ!ここは話し合わせてよ…!」 - 96二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 04:02:11
保守
- 97二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 08:57:40
ライトオの身体に慣れると自分の身体が遅く感じそう
- 98二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 09:04:58
速く走れて得意げになっているライトオを思いっきり撫で回したい
- 99二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:40:23
撫でるためにはまず追いつかねば
- 100二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 01:18:28
「まあ、仲が良さそうなのはいいことじゃないでしょうか。私と我が君の関係に比べれば大したことはございませんが」
「へぇ〜、そんなに2人とも仲良いんだ」
「ま、まあそうかもな」
「ええ、トレーナー殿との固い絆はダイヤモンド級。決して砕けることなどございません」
「ふん、所詮はダイヤモンドか」
「ちょっと、何が言いたいのよ。ダイヤモンドよりも硬いモノが自然界に存在するとでも?」
「ダイヤモンドは硬いだけだろう。圧力に強いわけじゃない。まだルビーやサファイアの方がマシだ。私だったらサファイア級と言っていた」
「くっ、ちょっとモノをよく知ってるからって生意気言わないでちょうだい!」
「ふ、2人とも落ち着いて…」
「おまけに私の方が速い。いやそっちの方が重要だ。デュランダルなんか目じゃない」
「言うに事欠いて…!良いわ、ここでどっちが速いか決めようじゃないの」
「フッ、望むところだ」
「もう、2人とも!」
「ハハッ、良いじゃねえか。後腐れなくレースで勝負。ウマ娘にピッタリだな!」 - 101二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 02:40:39
ちなみに地球上で一番固いとされているのはウルツァイト窒化ホウ素らしいです
- 102二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 08:07:32
保守
- 103二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 18:53:19
「この直線コースの端まで先に辿り着いた方の勝ちだ」
「ええ、わかったわ。コーナーがなくても貴方なんか置き去りにしてあげる」
ドドドドドドド
「うおおおおおおおおっ!」
「はああああああああっ!」
「私の速度を削ぎ落とそうとするコーナーが無いコースで、私に喧嘩をふっかけたことを後悔させてやる!」
「薙ぎ払ってみせる!何もかもを切って捨てる、我が聖剣の切れ味で!」
「おお〜、流石はあの2人。速いね」
「ま、当然だな。一瞬で全てを露払いに蹴散らす瞬発力、何度見てもゾクゾクするぜ」
「ま、ライトオも負けてないけどね。スタートからの加速力、道中の巡航速度に粘り腰。コーナーが無かったら世界最速だよ」
「ぬかせ。デュランダルの方が速い」
「ライトオのが速いに決まってる」
「「ぐぬぬぬぬ…!」」 - 104二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 03:08:27
ギリギリの保守
あっぶね - 105二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 03:11:37
ドドドドドドド
「今よ!天の剣、モリエーヌ・アンジュの聖光!」
「ふん、ただ技名を叫ぶだけで速くなると思うなよ!うおおおおおおお!」
「悔しかったら貴方もやれば良いじゃない!逆鱗、リヴァイアサンの憤怒!はあああああああっ!」
「技なんて1つも持ってない!」
「ええい、爆速ストレート!音速ストレート!神速ストレート!光速ストレート!」
「全部真っ直ぐって言ってるだけじゃない!貴方のセンスどうなってるのよ!」
「ところで、さっきからあの2人…なんで走りながら技名?みたいなの叫び散らしてるんだろ」
「デュランダルのあれはいつものことなんだがな。ライトオは普段やんねえのか?」
「やらないよ。技叫ぶより思いっきり酸素吸い込んだ方がいいに決まってるじゃん」
「…まあ、そうなんだがな」 - 106二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:40:31
保守
- 107二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 21:00:20
「…なあ、今更ながらに思ったんだが、あの千直やけに長くねえか?」
「え、2000mでコース作ってるよ?」
「はぁ?現実世界に存在しないコースなんか作ってどうするんだよ」
「いやぁ、最初は高松宮記念想定で中京芝コースにしようとしたんだけど」
「おう」
「真っ直ぐで長い方がライトオも喜ぶかなぁって」
「…たまに、お前の考えてることが理解できなくなる時があるぜ」
「さっきライトオが言ってた、コースの端まで辿り着いた方の勝ちってやつも、千直のつもりで言ってたんじゃねえの?」
「えぇ?今日最初に2000mで作ったってライトオにしっかり説明したよ?」
「さっきの言い争いで頭から抜け落ちてたりしてな」
「まさかぁ」 - 108二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 02:22:29
ドドドドドドド
「くっ、千直にしてはやけに長い気がする…!」
「はっ…!しまった!このコース、2000mあるの忘れてた…!」
「ちょっ…!聞いてないわよそれ!」
「ええいままよ!距離が長くなろうと最高速で突っ切る…!」
「2000mあるとわかってたらペースもしっかり配分したのに…!」
「うおおおおおお!負けてたまるか!アイビスダブルサマーダッシュ!」 - 109二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 06:39:33
保守ストンライトオ
- 110二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 08:57:53
「はぁっ…!はぁっ…!」
「ぜぇ…!ぜぇ…!」
「2人とも大丈夫か?まったく、誰かさんがアホなコース設定するせいで、端まで辿り着くだけで一苦労だ」
「う〜ん、やっぱり直線コースで設定するなら中京じゃなくてニューマーケットにするべきだったのかな」
「反省すべき点はそこじゃねえんだよ」
「ゲホッ…トレーナー…」
「どうしたの?ごめんね、変なコース設定にしちゃって」
「いえ、おかげで…(ゼェ)直線コースの向こう側に、新しい世界が見えました…(ヒュー)」
「ええっ、新世界…?」
「ああ…向こうで、トレーナーが手を振ってる…」
「ライトオ戻って来て。あと勝手に僕を異世界送りにしないで」 - 111二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 12:43:09
「結局、走り切るのに必死で勝負なんてどうでも良くなっちゃったわね」
「確かに決着はつかなかった。だが今回は私が速かったということにしておいてやろう」
「貴方の中でどこを譲歩してその結論に至ったのか教えて欲しいくらいなんだけど」
「よ〜し、ライトオも頑張ってたことだし、今度は僕も頑張っちゃおうかな。うおおおおおお!(ドドドドドドド)」
「…なぁデュランダル」
「如何なさいましたか、我が君」
「ちょっと、身体貸してくれねえか。あいつが走ってるの見てると俺も居ても立ってもいられなくなってきやがった」
「私の身体で走ってくださるのですか!勿論、存分にお使いください!」
「ありがとう。待ってろライトレ、デュランダルの方が速えってことをわからせてやる…!」
「ほう、間接的に私に果し状を叩きつけるというわけですか。良いでしょう。どちらが速いかトレーナーが証明してくれるはずです」 - 112二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 14:07:46
似た者同士の教師と生徒
- 113二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:42:50
- 114二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:09:25
どんなレースをしたいかで競馬場作るからよほど気合い入ってたんやね
- 115二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 02:51:37
ドドドドドドド
「うおおおおおお!ピッチを早く!ピッチを早く!」
「待てえぇえええぇえっ!」
「なっ、デュランダル!?」
「最速なのは俺の担当だあぁああああぁぁっ!」
「その口調、デュラトレ君か…!」
「チーター並みの瞬発力、見せつけてやらぁっ!」
「ふっ、甘い!君は僕に追いつくまでに既にその瞬発力を使ってしまっている!ここから先はその力は使えないはず!」
「舐めるな!まだまだ余力は残ってんだよ!」
「「うおおおおおおおおおお!」」
「私の身体で全速力で走る我が君…なんて勇ましい…!あのお姿、いつまでも目に焼き付けていたい!」
「だが速いのは私だ。いや、私のトレーナーだ。私の肉体を使っている以上最速以外はあり得ない」
「はぁぁぁあ…!」
「聞こえていないだと?話を聞けデュランダル。その耳は飾りか?」 - 116二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 09:37:00
やっぱり仲いいなこいつら
- 117二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:56:36
「「ゼェ…ゼェ…」」
「や、やるなライトレ。まさか捉えきれなかったとは…」
「そっちこそ…あそこまで食い下がられるとは思わなかったよ…」
「というか、デュランダルの身体借りるの初めてでしょ?なんでそんな早く適応できてるの」
「陸上やってたしな。知ってるか?運動神経って天性のものなんだぞ」
「うわ、セリフも言い方もめちゃくちゃ腹立つ」
「もうちょい練習すりゃあ、お前なんかあっという間に追い抜ける」
「なんだとぅ?」
「試してみるか?もういっぺん競走だ」
「やってやんよ!」 - 118二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:24:02
いうことが直球すぎて反論できないやつ
- 119二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:37:17
- 120二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 01:58:27
トレーナーが競ってる裏で担当はお茶飲んでそう
- 121二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 08:20:26
実際ありそうで笑った
- 122二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:59:58
「はあああああああああっ!」
「どぉりゃあああああああっ!」
「ライトオの名にかけて絶対に負けるもんか!」
「デュランダルの名誉は俺が守る!くらえ!名刀政宗!」
「させるか!…ライトオの必殺技って何!?」
「俺に聞いてどうする!」
「デュランダル、貴方あんな技も持ってたのか」
「あれはトレーナー殿のオリジナルじゃないかしら…はっ!まさか、いつ私を見限っても良いように私に隠れて技の修練を…!?」
「いや適当にそれっぽい名前を叫んでいるだけだろう。貴方がやってるのと同じで」
「ちょっと!聞き捨てならないのだけれど!?ああでも、私と我が君が同じようなことをやってると考えると…ふふふふ…!」
「怒ったり喜んだり忙しいな。せめてどっちかにしたらどうだ」 - 123二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 23:42:17
保守
- 124二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 08:40:35
似た者同士なのね
- 125二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 17:51:03
「よくよく考えたら2人とも私を差し置いて最速争いしているのか、許せない。最速の称号は私にこそ相応しい。うおおおおおおおっ!」
「あ、ちょっと!私だって…!」
「また同着か…もう何回走ったかわからないよ…」
「こっちのセリフだ、しぶといやつめ…」
ドドドドドドド
「最速は私だあああああっ!」
「待ちなさい!貴方は我が聖剣の鯖になるのよ!」
「「……」」
「もうちょっとだけ頑張ろうかな」
「へっ。文字通り、抜け駆けなんてさせねえぞ」
「「おりゃあああああああっ!」」 - 126二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 19:37:45
「「「「ゼェ…ゼェ…」」」」
「もうだめ、一歩も動けない」
「トレーナーはまだ良いです。こっちは刃物を振り回して追いかけてくる相手との地獄の鬼ごっこですよ」
「本当に振り回してはないわよ…技は使うけれど」
「あらあら、みんなお疲れ様ね」
「この声は…」
「4人の練習する姿、ずっと見ていたわ。本当によく頑張ったわね?」
「出た、ヒマレンジャーブルーことゴドルフィンさん」
「ちょ、ライトオ!失礼だって!」
「ゴドルフィンさん、何故ここに?」
「みんながあんまりにも夢中になって走ってるものだから、つい労ってあげたくなっちゃって」
「タダより高いものはありませんが褒め言葉なら貰えるだけ貰います。ではどうぞ褒めちゃってください」
「こらこら、あんまりグイグイ行かないの」
「ふふっ、2人と2人がそれぞれのパートナーのことを想い、慕い、切磋琢磨する心。それはこれから先、貴方達の成長の助けに必ずなってくれるわ。自分の力に驕ることなく、引き続き努力を続けてね。私はいつでもみんなを見守っています」
「「「「はい!」」」」 - 127二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 23:35:49
保守
- 128二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 07:51:34
「ところで、1つ聞いても良いですか」
「何かしら?」
「極力目を背けようとはしてたのですが、何故貴方のすぐ横にチーターが」
「この子?もしまだ余力があるなら、競争してもらおうと思って」
「「「「今日は遠慮します」」」」 - 129二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:33:50
保守
- 130二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 19:17:58
お疲れ様
にしても堂々としすぎてる - 131二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 01:47:03
保守
- 132二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 09:01:33
保守
- 133二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:40:40
追い付いた!保守!
- 134二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 17:09:50
「速さ的な意味では恐ろしいが、よくよく考えたらチーターもネコ科の動物…」
「ん、ライトオどうしたの?」
「触ってみたい…撫で撫でしたい…モフり倒したい…!」
「触ってみる?おとなしい子だから、大丈夫よ」
『んなぁ〜ぉ』
「ッッッ!」
ガバアッ
「ネコ!これは紛れもなくネコ!(ナデナデナデナデナデ)なんて可愛い!すごく可愛い!とても可愛い!(クンカクンカクンカ)あああああああああ!ネコ!ぬこ!でかニャンコ!(スーハースーハースーハースーハー)このまま寮に持って帰りたい!むしろ飼いたい!(サワサワサワモフモフモフ)」
「うわぁ…」
「これは、今後部屋がチーターグッズで溢れかえることになりそうね…」
「話には聞いてたが、こんなにもネコ狂いだったとはな」
「こうなるのを実際に見るのは初めてだけど、これはすごいや…」
「うふふ、楽しそうで何よりね」
『…んなぁ〜〜お』 - 135二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 19:33:13
ふふ、可愛い
- 136二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 23:05:29
保守
- 137二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 01:17:10
睡眠前の保守
- 138二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 01:18:12
イエネコよりおとなしいチーターさんじゃないか!
人間に子供を預けて狩りに出かけるらしい - 139二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 01:19:30
あともう遅いけどチー・ターって書くと管理人がゲームの方のと勘違いしてスレが消されることがたまにあるらしい
- 140二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 11:09:30
ほ
- 141二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 14:48:23
「ふふふ…ネコ、ねこ、猫…」
「放心してる…」
「4人とも、今日は頑張った分、クールダウンは念入りにして明日のトレーニングは軽めにね」
「明日か…久々に休みにしてどっか遊びに行くか!」
「はい!我が君となら何処へでも!」
「特にトレーナーの2人はしっかりクールダウンしてね。あれだけ全力で走ったのだから、疲労のフィードバック、VRとの身体性能の違いで怪我をしやすくなるから」
「「わかりました」」
「それじゃあ、お疲れ様。またVRの世界で待ってるわね」 - 142二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 14:51:57
「ふぅ、やはり目覚ましに勝ってからやる自主練は心地が良い」
『♫ストレイト ドキドキする 視線はまるでレーザービーム』
「ん?トレーナーから着信?」
「どうしましたかトレーナー、こんな朝早くに」
『ら、ライトオ…助けて…』
「いや本当にどうしました?トレーナーが助けを求めるとは、怖い夢でも見ましたか。家に行ってよしよししてあげましょうか」
『違う…そうじゃなくて…』
「では何があったんです」
『身体が…!全身筋肉痛で動けない…!』
「…あ〜」
『いだだだ…!』 - 143二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 14:56:36
筆者です
誠に勝手ではございますが、諸事情によりこのスレへのSSの投稿はここまでにさせていただきます。続きは別の場所に投稿する予定です
今まで見てくださった方、保守してくださった方、誠にありがとうございました - 144二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 20:02:06
また会える日を楽しみにしてるよ
軽妙で愉快な日々だった - 145二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 22:34:22
お疲れ様でした。面白かったです
- 146二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 09:41:54
お疲れさまでした
見つけられたらまたどこかで