- 1二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 18:20:35
「パジャマパーティだぁ?」
「ああそうさ、皆で集まって楽しくお菓子を食べたり、お話したりしようじゃあないか。」
「わぁ…!楽しそう!同期の皆でパジャマパーティなんて初めてじゃないかな!」
「……ダンツさん、少しは疑った方がいいかと…」
「そうですね、普段は僕達が何処かに誘っても断るあのタキオンさんが…」
「猫カフェへの誘いを「夕方からの外出は面倒だ」と言って断られた時は、貴方の血の色が見たくなったぞ。」
「心外だよ冷たいなぁ、ちょっとしたゲームを考案したから付き合って欲しいだけさ。」
「…オメーが珍しくオレ達を誘ったから、何かあるとは思ったけどよ…ゲームだぁ?」
「ああ、それも道具は何も必要は無い。会話だけで成立するゲームさ。なるべく多くの人数が集まった方が盛り上がると思ってねぇ。」
「そ、それって頭を使う難しい奴とか…かな…?」
「そんな事無いさ、本当に簡単だよ。」
「…ま、変な実験とかしねぇなら付き合ってやるよ。」
「……そうですね…。」 - 2二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 18:22:13
- 3スレタイにssを付け忘れちゃた24/09/16(月) 18:28:06
「お待たせしました、おじいちゃんから送られてきた羊羹を持ってきたくて…」
「!!見事な直線…!さすがビリーヴのおじいさん、センスがいい。」
「ふふ…抹茶もコーヒーも用意してあります…お好きな方をどうぞ…」
「私も色んなお菓子持ってきたよ〜!このミルククッキー美味しいんだ〜!」
「おっ、うまそー!貰うぜー!」
「さてさて、お菓子もいいがビリーヴ君も来たことだし…
ゲームを始めようじゃあないか!」
「おっ?なんだ?いつもに比べてノリノリじゃねぇか!」
「余程自信のあるゲームなのだな、勿体ぶらずルールを説明しろ。」
「まあまあ慌てないでくれ、説明の前にこのゲームの名前を発表しよう!」
「これより…「待ってくれゲーム」を開催するねぇ!」 - 4二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 18:42:24
「…待ってくれ……?」
「ゲーム……?」
「……なんだそりゃ?」
「…ライトオ君とビリーヴ君は知らないだろうから説明しよう…話はこの間のジャパンカップまで遡る。
私が復帰を決めたあの日…。」
「長ったらしい昔話を聞きたくはない、もっと簡単に話せ。」
「ラ、ライトオさん…」
「……ま、まあ…じゃあ簡単に説明すると…
私は無期限休止中に見たポッケ君のジャパンカップを見て
思わず我慢できずに走り出し…その後復帰を決めた。
だが、あの時「待ってくれ…」と呟いてた事をモルモット君が聞いてて、ポッケ君達にバラしてしまった。」
「そーそー!そんでタキオンの奴、どういうわけかオレがそれいじったりとか、「先に行く」って言ったりとかしたら、なんでか走り出すようになっちまってよ!」
「笑い事じゃないねぇ!原因が一切わからないのにパブロフの犬と化してしまった気持ちがわかるかい!?」
「そ、それで…結局待ってくれゲームとは?」
「…ああ、そうだった。それ以来何度もからかわれて、待ってくれ…と言わせ続けられたからねぇ…
ゲームという形で、君達に私の気持ちをわからせてやろうと思ったのさ。」
「……私達はポッケさんの巻き添えですか…?」
「助けてくれなかったどころか、私が寝てる時にポッケ君の曲をこっそり耳元で流して来たカフェも同罪だねぇ!!」
「あ、あはは…ファン感謝祭用に収録したポッケちゃんのソロ曲聞いたら、なんでか走り出しちゃうんだよね…」 - 5二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 18:54:17
「とにかくだ!このゲームのルールは簡単!!制限時間内は「待て」「待ってくれ」「待った」といった単語を口にしてはいけない!「タイム」や「タンマ」もダメだねぇ!」
「つまり、単なる我慢大会か?」
「それじゃあつまらない、そんなゲームをする気はないさ。ここからが大丈夫なのさ…。
ズバリ、逆に相手に「待ってくれ」と言わせたら、その言わせたプレイヤーにポイントをあげるねぇ!」
「もしかして…制限時間内に一番「待って」って言わせた人の優勝!とか?」
「その通りだよダンツくぅん!それが、「待ってくれゲーム」さ!」
「……ってもよ…そう簡単に待ってくれって言う事あるか?」
「僕もそう思います、言ってはいけないというのなら尚更…。」
「ふっふっふ…本当にそうかな…?」
「…?」
「ところでカフェ〜この、研究室の君のスペースにあったこの置物…確か危険な物らしいねぇ…?」
「…!な、何故それを…!」
「確か昔の魔除けグッズらしいが…中の鉱石が割ると発火するとかなんだとか…」
「ま、魔除けっ!?そ、そんな怖いモン持ってくんなよ!?」
「は、発火…!?うっかり割れたら火事になっちゃうよ…!」
「ふぅン…よぉし!試しに割ってみようじゃないか!」
「…えっ!?」
「何を考えているタキオン!やめろ、やめなさい!」
「では1、2の3で行くぞっ!せーの…」
「わーっ!待て待て!!!!」
「待ってタキオンちゃん!!」
「タキオンさん…っ!!」
「待ってください!」
「やめなさい!!」
「……とまあ、こんな風にどんな手段を使ってもいいというわけだねぇ」
「…えっ?」
「……て、テメーッ!!騙しやがったな!!」 - 6二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 19:22:34
「とまあこんな風に、なるべく多くの相手に待ってくれと言わせればいいのさ。今の場合…ポッケ君、ダンツ君、ビリーヴ君が言ってしまったからねぇ、私に3ポイントというわけさ。」
「そ、そんな事の為にその置物を…!」
「安心したまえ、これはただのレプリカさ。私も書類を燃やされたくは無いからねぇ」
「……貴方という人は…。」
「ま、まあまあ…」
「とにかく、ルールがわかった以上はもう負けねぇぜ!!ゲームでも最強はオレだッ!」
「……全く人騒がせな…こんなくだらないゲームに付き合う気はない」
「おっ…?なんだよライトオは試合放棄か?」
「じゃあ私と一緒に審判でもするかい?一人でも多いほうがいいからねぇ」
「…ってオメーはやらねぇのかよ!!」
「私はいつも言わされてるからねぇ。」
「とにかく、しないと言ったらしない。私は走りに行ってくる。」
「…えっ…?今からですか…!?」
「も、もう夜だよ?」
「関係ない、今ならプロングホーンを追い抜ける気がするからな。」
「ま、待ってください!ライトオさん!」
「待ってライトオちゃん!」
「おや、ライトオ君に2ポイント追加だねぇ」
「…あっ」
「あっ」
「ふっ、ポイントゲットも私が最速だな。」
「ノリノリだったのかよ!!」 - 7二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 19:28:26
「さぁライトオ君に負けず、君達も頑張ってくれたまえ!」
「……高みの見物とはいいご身分ですね…レプリカとはいえさっきの事は許せません…」
「…えっ?か、カフェ?」
「…お友だちに頼んで、貴方の書類と…紅茶の茶葉を燃やしてもらいます…」
「ええーっ!?ま、待ちたまえカフェ!!」
「ま、待てよカフェ!!ちょっと落ち着けよ!」
「……ふふっ…これで私も2ポイントですね…」
「あっ…そ、そうだねぇ…私に言わせてもポイントに加算するねぇ…」
(ホントはそんなつもりはなかったけど、カフェを怒らせたくないから機嫌を取るねぇ…)
「オメーもノリノリかよっ!」
現在のポイント
ライトオ、カフェ→2P
ビリーヴ、ダンツ、ポッケ→0P - 8二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 19:39:15
「…というわけで、表向きは楽しいパジャマパーティが再開したが、皆如何にして待ってくれと言わせるかの駆け引きに燃えているねぇ…」
「……そ、そうだビリーヴ!こないだナベさんが寿司屋連れてってくれてよ!」
「……。」
(なるべく口数を減らして気を付けてんな…よし…!)
「結構ナベさん魚にも詳しくってよ〜、切り身見てどの魚かってのわかるんだぜ!」
「…。」
「でさ、こないだそれで教えて貰ったんだけどよ…寿司屋の穴子って、温めるのに電子レンジを使うんだってよ!」
「…電子レンジ…?」
「そ!ナベさんが言うにはな?穴子がイチバンふっくらすんのは焼きでも蒸しでもなく、電子レンジなんだってよ!」
「……そういえば、聞いた事があるような…」
「で、オレ達の話聞いてた大将さんが良く知ってますねって言って…3種類食べ比べさせてくれたんだよ!」
「…!その為にわざわざ…3種類の穴子を…」
「そう!で、アレってさ…タレがうめぇよな!回転寿司の奴とは全然違っててビックリしたぜ!」
「…しっかり仕事をしてる証拠ですね。あれは骨を焼いた後、調味料と煮詰めてトロミを出しているんですよ。」
「へぇ〜!そこまで知ってんのか〜!」
(よしッ!食いついたな!)
「でよ、それで思い出したんだ!ナベさん煮た貝の握りが好きでさ〜!」 - 9二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 19:44:52
「煮た貝…ハマグリ…ですか?」
「そう!あとは…あのアワビっていう高い奴!生の奴もあるけど煮た奴のが食べやすいんだっけ?」
「あれは正確には蒸しているんです、その方が酢飯と馴染んで美味しいんですよ。」
「へ〜!良く知ってんな〜!じゃあアレの名前も知ってっか?確か…長細くって…えっと…なんて名前だったっけ…?」
「もしかして、マテガイですか?マテガイのお寿司まで出してるなんて凄いなぁ…僕も行ってみたいです。」
「……ふっふっふ…引っかかったなぁ…?」
「…え?」
「『マテ』と2回言ったねぇ、ポッケ君に2ポイントだねぇ」
「…あっ!!」
「やりぃっ!!こないだナベさんと寿司屋行ってネタの名前勉強したかいがあったぜ!!」
「『貝』だけにかい?」
「ちげーよっ!」
「…悔しい…けど、お寿司屋さんの存在までは嘘じゃなくて良かった…。」
現在のポイント
ライトオ、カフェ、ポッケ→2P
ビリーヴ、ダンツ→0P - 10124/09/16(月) 19:46:08
一旦休憩してきます
- 11再開します24/09/16(月) 21:04:13
「へへ…これでカフェとライトオに並んだぜ…!」
「…ポッケさんがタナベさんの話をしたから、おじいちゃんに会いたくなってきたなぁ…元気にしてるかなぁ…」
「おっと?」
「おじいちゃんに会いたくなったから…僕、今から帰ります…」
「へへ、引っかからねぇぞ?さっきのライトオと同じパターンだろ?」
「ビリーヴ、それは少しあざといぞ。」
「…ポッケさんはいいですよね…タナベトレーナーさんにいつでも甘えられて…」
「え?あ、あれ?」
「ぐすっ…おじいちゃん…」
「えっ!?び、ビリーヴちゃん!?」
「ポッケ、ビリーヴを泣かせるなんて酷いな。」
「なっ!?ち、ちがっ!まさか本当になんて!」
「おじいちゃんと…ミケとタマにも会いたい…」
「ま、待て待てビリーヴ!!ごめん、悪かったって!」
「待て、今なんと言ったビリーヴ?ミケ?タマ!?貴方の実家にはニャンコが2匹も!?」
「………ビリーヴ君にも2ポイントだねぇ」
「…引っかかりましたね。立派なウマ娘になるまで、弱音は吐きません。」
「あッ!!コイツ〜〜〜!!こんにゃろ〜!!」
「よ、良かった…泣いてたわけじゃないんだね…」
「…ニャンコは嘘か…?ノーニャンコ…?」
「はい、ライトオさんも反応すると思ったので。」
「くそ〜、してやられたぜ…だけど気ぃ取り直して…」
「少し…待ってくれ…ノーニャンコのショックが大きい…」
「…えっ?い、今!」
「ビリーヴ君にもう1ポイントだねぇ…」
「……そんなにショックですか…?」
ビリーヴ→3P
ライトオ、カフェ、ポッケ→2P
ダンツ→0P - 12二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:12:35
「くそ〜!ビリーヴに追い抜かれちまった!」
(…あれ?そういえば私まだ0ポイント…?)
「そ、そういえば…これって勝った人には何かご褒美はああるの?」
「ふぅン…ご褒美もいいが、負けた人に罰ゲームというのもどうかな?」
「えっ!?」
「例えばそうだねぇ…髪型が1週間アフロになる薬を飲むとか…」
「い、嫌すぎんだろッ!?」
「アフロ!?あのクルクルと巻かれた髪で球体のか!?」
「またそんな…くだらない薬を…」
「…少し…嫌かなぁ…」
「私…ちょっとなってみたいかも!」
「え!?」
「何っ!?」
「…!?」
「!?」
「ほう!興味があるかい?」
「うん!だって、アフロのミュージシャンさんやダンサーの人達って、スポットライトの真ん中でポーズを取ってるイメージが無い?
イマイチ主役になれない私も、せめて髪型くらいは目立てば…」 - 13二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:18:37
「ま、待てダンツ!早まるな!!」
「考え直してください…っ!」
「曲線に手を出すな…飲み込まれるぞっ!!」
「……あ、そういう事でしたか…。」
「…あはは〜、ポッケちゃんしか言ってくれなかったか〜」
「…あっ!!」
「ダンツ君に1ポイントだねぇ。」
「くそ〜!考えたなダンツ〜!」
「良かった、球体となった貴方と戦わずに済むんだな。」
「……冗談でも心配になりました…。」
「僕もです…。」
「あはは〜!」
「……実はホントに…飲んでみたかったりして…」
「…え?」
「ほう!本当かい?実はその薬は、いま手元に用意してあるんだ!どうだい?試してみるかい?」
「え!?ホントにあるの!じゃあ一口だけ…」
「わーっ!!待て待て待て待て!!!」
「…えへへ〜、ポッケちゃん優しいね…!」
「…あーーーーッ!!!」
ダンツ→5P
ビリーヴ→3P
ライトオ、カフェ、ポッケ→2P - 14二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:30:56
「やるじゃあないかダンツくん!流れ石だね、リューセキだね、流石だねぇ!」
「ドロンジョかオメーはッ!」
「えへへ…ポッケちゃんのおかげだよ…!」
「くそ〜〜〜〜!!」
「まずいぞ…このままでは私の髪が球体に…!!何としてでも回避しなくては!!」
「…私もモジャモジャになるのは嫌です…。」
「ぜってぇ負けねぇ…!逆転してやるぜ…!」
「……。」
(今までの事を振り返ってみましょう…。ここに来るまでに…一番「待て」と発言したのは…)
「ぜってぇ我慢すんぞ…うっかりポイントやってたまるか…!」
(……ポッケさん、ですね…。この人を怖がらせたら言ってくれる可能性もありますが…それはあまりしたくないですし…
それよりもなるべく多くの人を巻き込めれば…。)
「ポッケちゃんも頑張ってね…!」
(……少しズルいですが…一か八か…。)
「……ところでポッケさん…。」
「なんだ!」
「…そう意地を張らないでください…ゲームを楽しむのも大事ですが…折角のパジャマパーティですよ…」
「おう!そうだな!」
「美味しい物を食べたりしながら…ゆっくりするのも忘れないでください…というわけで…珈琲をどうぞ…。」
「おう!ありがとな!」
(……わざとハキハキした喋り方に…少し面白いので見ていたいですが…今がチャンスかもしれません…)
「ごくごく!うまい!」
「……ふふ、いつも…美味しそうに飲んでくれますよね…」
「おう!美味いからな!」
「…ですが…ポッケさんはあまり、苦いのはお好きではないんですよね……?…ダンツさんから…聞きました…。」
「あ、そうそう!ポッケちゃん、カフェちゃんの珈琲だけは美味しそうに飲むんだよ!」
「おう!オレ好みの味だからな!」
「……そうですか…ふふ…。」 - 15二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:38:22
「……その珈琲、実は…いつもポッケさんの好みの豆を選んでるんです…。」
「…え?」
「え!?そうなの!?」
「はい…ポッケさんが『これが一番美味しい!』…と言ってくれたブレンドを…用意してます…。」
「…お、おう!そ、そうだったんだな!」
「知らなかった…!ポッケちゃんの為に準備してたんだ〜!」
「はい……ポッケさんが美味しそうに飲んでくれる顔…好きなんです…。」
「そ、そうか…!」
「…ふふ、本当に…こちらとしても嬉しくなって…」
「…か、カフェ…?な、なんだよその笑顔…」
「…え?カフェちゃん…?」
「…ふぅン…?ん…?んん!?」
「…ふふ、本当に…素敵ですよ…ポッケさん…」
「え!?な、ななな!?」
「…!?カフェさんの顔が…ポッケさんの顔に段々と近付いて…!?」
「…もっと良く…見せてください…」
「お、おいカフェ…えっと…落ち着け!」
「なんだその距離は、キスでもするつもりか?」
「き、キキキ…キスッ!?」
「えっ、えっ!?」
「……キス…そんなつもりはありませんでしたが…
ふふ…ポッケさんとなら、キスしても…いいですよ…?」
「待て、カフェ!!待て待てって!!!」
「待ってカフェちゃん!!」
「待ってくれ!!!」 - 16二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:41:19
このカフェは女優で血に飢えた猟犬だねぇ
- 17二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:46:19
「…1、2…345…7ポイントで私が一位ですね…」
「…!?あーーーっ!!」
「…え?」
「……カフェにしてやらねたねぇ…」
「ふふ…ライトオさんも…ありがとうございます…」
「?よくわからないがどうもいたしまして。」
「…ライトオさん、カフェさんに抜かれちゃいましたよ…?」
「…!?」
「おいカフェ!今のずりぃだろ!!」
「…?ルール上は問題ありませんよね…?」
「あ、ああ…問題ないねぇ…」
「くそ〜!!」
「あ、あはは…本当にキスしちゃうかと思ってビックリしたよ〜…」
「全く…次あんなことしたらホントにキスすんぞ!」
「待ってポッケちゃん!?」
「…ふふ……ポイントの為とはいえ……半分ほど…嘘はついていませんでしたよ…?」
「…え?ま、待てカフェ…!」
「…そう、貴方好みの珈琲を入れてる事は本当ですし……美味しそうに飲んでくれる事…本当に嬉しいですよ…?」
「…またやっちまったーーーッ!!」
「ポッケ君とカフェにそれぞれ1ポイントだねぇ」
「…私がドベか!!」
カフェ→8P
ダンツ→5P
ビリーヴ、ポッケ→3P
ライトオ→2P - 18124/09/16(月) 21:47:10
食事に行ってきます
また後ほど再開します - 19二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 21:52:38
- 20再開します24/09/16(月) 23:34:37
「…それから、みんなで様々な掛け合いをしたねぇ」
「問題!タンニンが少なくて食べやすいドングリの名前は!」
「スダシイとマテバシイ…あっ!しまった!」
「この電話番号にかけてみようと思う。」
「待ってください、それは洒落になりませ…あ…。」
「このゲームいいよな…」
「可愛いよなアマテラス…あッ!!」
「デンライナーが一番かっけぇに決まってんだろ!」
「何を言ってるんですか!タイムマジーンの良さがわからないんですか!…あ。」
「この箱を開けてはいけませんよ〜!」
「ふん、知っているぞ。それは玉手箱だろう?わかっていれば開ける事はない。」
「あ、言っちゃった!」
「そしてついに制限時間が来たねぇ!」
「さっきから誰に話してんだオメーは…」
「長い戦いだったな。」
「もう疲れました…。」
「あはは…ドタバタのパジャマパーティになっちゃったね…」
「…さっさと結果を発表してください…。」
「いいだろう!では発表しよう!」 - 21二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:40:38
「結果発表だ!第1回待ってくれゲームの優勝者は…」
カフェ→20P
ビリーヴ→14P
ダンツ→11P
ライトオ→9P
ポッケ→5P
「ぶっちぎりでカフェの優勝だねぇ!!」
「…ポッケさんのおかげです……ふふ…」
「僕もポッケさんとライトオさんからポイントを貰いました」
「えっと…ポッケちゃんありがとう…」
「ダンツ、ビリーヴ、助かったぞ。」
「…オレは…最強じゃねぇ……」モジャモジャ
「ハッハッハ!そう落ち込むんじゃあない!中々似合ってるよポッケくぅん!」
「笑うなー!!」 - 22二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:44:27
「……けど、まっ!楽しかったな!」
「そうだね!言っちゃいけないってわかっててもつい言っちゃったよ!」
「次からはもう少し…我慢強くなれるといいですね…ふふ…」
「ポッケさん、『待て』を含む単語はズルいですよ…。」
「次こそは私が勝つ。今度はそうだな…アレンジして曲線を使ってはいけないゲームというのは…」
「ふっふっふ…いやいや…実に楽しかったよ。こうやってたまには、同期の君達とこういう時間を過ごすのも…悪くない。」
おしまい
「…で、終わると思ったか?」
「…へ?」 - 23二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:48:54
「楽しかったが、それはそれとして…!今度はオメーが言う番だぜ!!」
(>>2を流す)
「…ああああああ!!足が勝手にぃぃぃ!!!」
「じゃ、オレ達先に寝るぜ!」
「待ってくれえええ!!せめて!せめて一緒に走っておくれよぉ!!」
「うおっ!?オイこら掴むなっ!!」
「ポッケさん…もう少し音量を上げたら耐えきれなくなりますよ…」
「カ〜〜フェ〜〜〜!余計な事を言うんじゃあないよ〜〜〜!!」
「往生際が悪いぞ、待ては聞き飽きた。行ってこい。」
「やだねぇ!やだぁ!やだー!」
「ちょ、ちょっと皆さん落ち着いて…!」
「そ、そうだよ!騒がしくしたら怒られちゃ…」
ガラガラ
「…こんな夜中に何をしてるのかな?」
「…あ、フジ…さん…」
- 24二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:50:59
「…えっと…その…」
(目が笑ってない笑顔を浮かべるフジ)
「……待ってください…!」
「…待ってくれ……。」
「待って…ください…」
「ま、待ってください!」
「お待ちくださいッ!」
「待って…くれませんか…?」
このあとすっごく叱られましたとさ。
今度こそ、おしまい。 - 25二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:58:45
おっつおっつ!
学生らしいことやってる01世代の供給をありがとう、これで映画の円盤情報がなくてももうしばらく生きられる…… - 26二次元好きの匿名さん24/09/16(月) 23:59:39
- 27二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 00:00:41
- 28二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 00:03:33
先に応援スレ他薦しとくぜ……
- 29二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 00:07:34
待ってくれ…嬉しい…ありがとうございます…!
- 30二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 00:20:11
書かかれてなくても誰のセリフかわかる再現度で素敵
- 31二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 00:33:41
ありがとうございます…!それを目指して頑張りました…!
- 32二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 07:41:34