- 1二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:29:34
男性とウマ娘…その差を差し引いても鍛え上げられていることが一目でわかる首周りにドギマギする私……。
がっしりとした両腕で抱き締められ、きっと私は逃れられないのでしょう……勿論力で劣るつもりはございません。ですが、体格の差というものは大きく、己の二回り以上も太い腕に抱えられ、抵抗など思い付きもしないのでしょう。
怯える私……ですが、その怯えは彼の胸元のネクタイを見ればすぐに消えます。薔薇柄のネクタイ、私がトレーナーさんに日々の感謝を込めて贈った絆の証……。ここにいるのは紛れもなく私と共に歩んだ彼であると。彼が私に乱暴を働く事はない、そう心から信じられるからです。
抱き締め返そうとしますが、私の手がその背中の中央まで届くことはありません。不格好にもしがみつくような体勢になります。そう、私では彼の全てを抱き締めることはまだ出来ないのです。
私から彼の表情は伺えません。ですが、それでよいのでしょう。内心では教え子への情熱を日々燃やしながらも、それを表には出さず飄々としたふうを装いたいのが彼の美徳なのですから。
或いはそれは「一族に相応しいトレーナーたれ」と励んだことで獲得した防衛策なのでしょうか。不敵に笑う姿の影に自信の無さを隠しているとすれば、これほど可愛らしいことはない。
ですが、それを私に汲み取られるのは彼の望むところではありません。私は彼にいじさしさを感じながらも寄り添うのみに留め、いつか彼が内面を打ち明けてくれる事を___私を教え子より一歩進んだ存在として見てくれる事を___期待するのでしょう。 - 2二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:30:31
史実の引退理由を発症するんじゃない
- 3二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:38:41
抱きしめろと言われたから抱きしめたのにまるで自発的に抱きしめたかのように言われるのかわいそ…お嬢をそんなふうにした責任取ろうね❤️
- 4二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:40:02
るびるび亭・開店─
- 5二次元好きの匿名さん24/09/17(火) 23:41:58
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