ここだけスペースオペラっぽい世界

どうしてそんな事になったのか、今でも分からん
艦隊の攻撃は徹底していた
分厚い防壁も堅牢な建物も跡形もなく粉砕され、何もかもが分厚い氷の下に沈んで行った
隊の仲間も、世話になった上官も、仲良くなった研究者の連中もな……
咄嗟の判断で、研究区画の新造艦に飛び込まなかったら、俺も彼らと同じ運命だったろう
攻撃が終わった後、俺はなんとか艦を操作して、氷の上に出た
そう、新型艦は無事だったんだ
損傷は受けていたが、バイタルパートは無傷で難なく航行できた

>>177

177サルベージ業者24/09/20(金) 00:30:55

>>176

なるほど…

178二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 00:34:09

状況が状況だからな、軍に戻る訳にもいかねぇ
そんで退職金代わりに持ち逃げした艦と一緒に今はこうしてブラブラしてるってワケだ

【男はそこで話を切って、酒を一杯口に含む】

それで……後で艦を修理に出したら、バイタルパートがブラックボックスになっててな
どうやらそこだけ、ありきたりなモンとは違う技術で作られてるらしい
いや、元からあった部品を、ありきたりな技術で補完する形で建造されたと見るべきかな
この模様は、そのバイタルパートに刻まれてるもんなんだよ

>>179

179サルベージ業者24/09/20(金) 00:37:41

>>178

なるほど……つまりその艦のバイタルパートはおれが発見した古代の艦艇と同じ技術でつくられたものってことか？

>>180

180二次元好きの匿名さん24/09/20(金) 00:42:10

>>179

俺はそう考えてる

今回の宇宙船と同じ古代文明が作った部品をを、軍がどっかから手に入れて研究してたんじゃねぇかな

何でそれを基地ごと吹っ飛ばしてまで葬ろうとしたかは分からんが……

まぁ、一つ謎が減ってすっきりしたよ

>>1 >>181