「トレーナーさん、お帰りなさい…」

  • 1二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 13:10:41

    「あ、ああ…ただいま…」
    溜め込んでいた仕事を終わらせ、疲れた体を引き摺るようにしてトレセン学園から家に戻ると寝室のベッドの布団の中にカフェがいた。
    カフェにはこの家の合鍵を渡してあるのでここにいるのは別に不思議ではない。いや、少しおかしいな。
    「ええと…その…カフェ、一体何をやっているんだ?」
    「トレーナーさんの布団を温めていました…。部屋の暖房が壊れていると、今日トレーナーさんが話していたので…」
    ああ…そう言えばそんな事を話したような…。いやいや!そんな事よりも!こんな時間に学生がトレーナーの部屋にいるのはおかしいのでは?
    「トレーナーさん、ご飯を作っておきましたが…召し上がりますか?」
    「えっと…うん。食べるよ」
    「分かりました。今温めてきますね…」
    料理まで作ってくれたのか。やっぱりこれはおかしいような…
    「トレーナーさんのお口に合うといいのですが…」
    「心配しなくてもどれも美味しいよ」
    うん、カフェの作る料理はどれも美味しい。
    「食後の珈琲です…どうぞ」
    あれ?学生にこんな事をさせてるのはどう考えてもおかしいような…
    「トレーナーさん、お風呂が沸きましたよ。着替えは脱衣場に置いてあります。脱いだものは洗濯機の中に入れておいてくださいね」
    お風呂までいれてくれたの!?やっぱりおかしいよ絶対!
    そんな事を思いながら、グイグイとカフェに背中を押されて脱衣場に連れていかれる。
    「洗濯くらいは自分で出来るから。今日はもう遅いから帰った方がいいぞ」
    「もうこんな時間…分かりました。お休みなさい…トレーナーさん」
    お風呂からあがり、キッチンに戻ると丁寧に揃えられた食器が目に入る。
    「ここまでちゃんとしなくてもいいのに…」
    食器を棚に戻すと寝室に向かう。ベッドに潜り込むとほんのりと温かく、カフェの良い匂いがした。

    「トレーナーさん、どうしたんですか?あまり眠れていないような顔をしていますが…」
    「いや、何でもないよ…」
    睡眠不足の理由を話すことなど、勿論出来るはずもなかった。

  • 2二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 13:12:24

    これカフェ以外の子に変えてもいいな

  • 3二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 13:37:17

    >>2

    (タキオン以外)

  • 4二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 14:45:55

    これじゃまるで通い妻だとか、カフェと同衾してるみたいに想像しちゃって興奮しちゃったとか、そうなると通い妻通り越して同棲だなとか、そんなこと言えないよなぁ…

  • 5二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 15:03:34

    😇

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