- 1ジャック24/09/22(日) 23:15:35
- 2キング24/09/22(日) 23:17:28
- 3キング24/09/22(日) 23:17:54
- 4キング24/09/22(日) 23:18:20
- 5ジン24/09/22(日) 23:36:10
…はっ!!
「うむ、またせたなみんな。」(ブイも現着) - 6気生嶺24/09/22(日) 23:40:44
「ふんっ!」
空間の歪みを握りつぶして時空振動を未然に防ぎながらそれをエネルギーへ還元しつつポイ捨て、地面に落ちるより早く概念的に『存在できない』状態になって消滅していった
「それで、メンバーの分配は決まったか?」 - 7キング24/09/22(日) 23:42:46
俺たちマスターランクからはオレとジン、双葉の3人を派遣しよう。
- 8パトリシア24/09/22(日) 23:46:20
「はい、これで編成を完了しました」
「うむ、我々も文句はあるまい」
パトリシアの言葉にドゥフトモンが頷き
それを確認したパトリシアは説明を再開する
「現状の編成では
キング・ジン君・双葉先輩・ルミナさん・イブキさんの5名にデジタルワールドに出撃して貰います
リアルワールドの残留組は蕾・気生嶺
・アケミちゃん・かおるん・小五郎おじさま・風牙・私となります
また、他の選ばれし子供達にもリアルワールドの防衛に当たってもらいます」 - 9キング24/09/22(日) 23:47:55
現状出せる最高戦力だ。
では……いこうか。 - 10キング24/09/22(日) 23:48:45
世界を救うんだ
- 11パトリシア24/09/22(日) 23:48:59
「また、先にデジタルワールドに行っている
ジャック・クイーン・リンさん・ベアトリーチェさんの4人と合流して目標の捜索及び討伐を行なってもらうことになります」 - 12気生嶺24/09/22(日) 23:49:54
「なるほど……了解しました」
「では、私達は現世で防衛にあたります
防衛戦配置の通達をお願いしますね」 - 13月見里24/09/22(日) 23:51:52
じゃあ私たちも頑張りましょうか。今回はジャックがいないから遠距離担当は私がするわ。
「ふん。まあ僕が全部かっ払うけど☆」
「あはは、頼もしいな。」 - 14ルミナ24/09/22(日) 23:52:57
- 15ジン24/09/22(日) 23:53:52
- 16二次元好きの匿名さん24/09/22(日) 23:56:48
このレスは削除されています
- 17ルミナ24/09/22(日) 23:57:26
扉が押し開かれ、電波変換された物質がコードにまで分解されて押し流される
ただ存在するだけで粉々に砕かれてもおかしくはないような激流を、当然のように乗り越えていく
ゴッドドラモンXの拳は、デジタルワールドの最高火力に極めて近いのだ
「いっくよー!ゴーッ!」
無数の文字列が視界を横切ると爆発的に視界が広がる
そこはデータの領域
情報の世界、全てが01で記述されるデジタルワールド - 18ルミナ24/09/23(月) 06:48:20
突入直後、まずは安全を確保するため
周囲を確認する
この時点で即死攻撃連打みたいなのを受けるのが一番怖いのだから当然の事だ
「……森かぁ」
そこはラフレシアじみた花が無数に咲くジャングルのような森、視界は良くないが、だからと言って無闇にそこらの木を吹き飛ばして強引に切り開くのも良くない、仕方ないのでエアドラモンまで退化して飛翔したゴッドドラモンは周囲を二週ほど巡って状況を確認する
「よし、大丈夫そう!」 - 19イブキ24/09/23(月) 06:51:54
- 20キング24/09/23(月) 08:50:05
反応で言えばこのあたりに……
「……キング?キングですか!」
「……双葉たちもいたか……助かった、問い合ところか…」
ジャック!クイーン!無事……とは言えないな……ジャック。
(クイーンはまだボロボロくらいだがジャックの方は随分手酷
「スサノオモンになってしてもこれだ……奴は、あれから再び力を取り戻し始めてる……」
……そうか……やはり……あいつなんだな。
「えぇ……イノセンスドラモン……あの日私たちがデジタルワールドとともに戦い、倒しきれなかったあいつです。」
「どうにか俺達は隙をついて一度離脱……少し前にリンたちとも合流し治療を受けていた、というところだ…」
「……あの、リン姉さんたちは?」
「あいつらなら…」 - 21二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 16:36:13
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- 22リン24/09/23(月) 16:36:52
「インビンシブル
絶 対 防 御」
飛来する光条を弾き飛ばし、牙を向けて突き進んでくる巨体をその勢いごと叩き潰してやったところで
バリアが消失する
「今何度目の詠唱だ、あと何度使える」
「無論、必要とあらば何度でもだ」
ベアトリーチェが右手の大槍で爪を払いのけると同時に左手から炎を放射して爪の主ごと焼き尽くしながら問いかける言葉に即応し
何度目かの大剣を召喚
デジモン達は既に疲弊し、サングルゥモンとメイルバードラモンを除いて出撃不能、回復待ち状態になっているため
ここは身一つで守り切らねばならない
「まさかこんなところで……」
「あぁ、尖兵ごときに使わされるとはな」
二人が共に大きく武器を振るって敵を追い払い、バックステップと共に宣言する
「ゲイザー・グランドマスター、ベアトリーチェ・シュトロームベルグの名に於いて秘儀の使用を許す」
「ゲイザー04、水蓮寺鈴の名の下に、決戦術式-04-の完全解放を実行する」
普段髪に掛けてそれを結っているリボンと鈴を解き、長い黒髪をさらりと背中に流したリンが
瞬時に放った見えない斬撃で目の前の白いドラゴンを粉微塵に切り崩した
「しかし……数が多い」 - 23ジン24/09/23(月) 16:39:37
あいつらなんなんだ…!?
「眷属たちだ……正確には、イノセンスドラモンの劣化コピーといったところか……とはいえ、数が多い……」
ディアボロモンみたいな効果ってことか!?
「概ねそういうことだ。そして……あの奥にいるのが見えるか?」
………!!!
(そこには竜巻があった。周りを撒き散らし、吸い込み……しかしそれを気にした素振りもなく竜巻の中でも白く輝くもの……)
「あれがイノセンスドラモン……この世界の恥……この世界にのみ生きる邪悪なる竜だ。」 - 24ルミナ24/09/23(月) 16:40:35
「二人とも大丈夫?一応助けに来たけど」
「大丈夫だ、まだおよそ人と呼べないような醜悪な外観に成り果ててはいないくらいの余裕はある
それより、他の投入メンバーを教えてくれ
作戦を考えながら……っと!」
ルミナの声に惹かれたか、植物型と思しいナニカが鞭のような蔓を伸ばしてきた所でそれを根元まで残らず焼き潰すリン
「うん、私達と一緒に入ってきたメンバーは
ジン君・キング・双葉さん・イブキさん
残りは現地残留してる、統括指揮はパトリシアが担当ね」
「了解した、なら……作戦は決まったな」
- 25イブキ24/09/23(月) 16:41:33
- 26ルミナ24/09/23(月) 16:43:52
「眷属だね、強いデジモンはごく稀に
『己の従者』を従えるために自分のデータから作り出す、ジエスモンやガンクゥモンの『ヒヌカムイ』
私とゴッドドラモンの『アモン』『ウモン』もそう
でも眷属は一般的に、本体とは比べ物にならないほどに弱いんだけれど……」 - 27ベアトリーチェ24/09/23(月) 16:44:54
- 28イブキ24/09/23(月) 16:47:02
- 29ジン24/09/23(月) 16:47:09
はっ…!?イグドラシルは確か今イグのところに…!?
「……別世界のイグドラシルを取り込んだか……或いは残骸データからサルベージしたか……あいつらしいことだ……」
「ヤツ自身もそれに伴い……封印を解いたのかと……」
- 30ベアトリーチェ24/09/23(月) 16:49:20
「間違いない、リンの特殊処理が失われているのがその証拠だ
イグドラシルのデータベースを吸い上げ
そのデータ全てと己を同化し
演算処理機能を掌握することで自己を拡大し
システムの定義すら自己改造によって書き換えている
もはやアレはデジモンですらない
おかげであのワンパターンな白ドラゴンどもが新たな『ロイヤルナイツ』だそうだ」 - 31リン24/09/23(月) 16:53:00
心底嫌そうに吐き捨てるベアトリーチェが叩きつけたアンブロージウスが地面に突き刺さり、メキメキと音を立てる
そしてそれを見ればわかるだろう
森の端から草原に続くはずの景色の一部に、不自然な白色が混ざっていることが
「アイツはおそらく、本気でデジタルワールドそのものと同化する気だ、『世界に生きるのは我一人』と、かつて称したその通りにね」 - 32イブキ24/09/23(月) 16:54:03
そんなやつを………今から相手するんですか……?
- 33ジン24/09/23(月) 16:56:56
ふざけたや……ん?なにかあっちから光って……
(それは……ブレスなのだと後になればわかった。まるで太陽の如き光が……自分達の領土に新たに入った侵入者たちを改竄するための……
イグドラシルとしてのレーザー)
「アガレス!!バンチョーレオモン!!」
「オメガモンAlter-S!!」
「ハイパースピリットエボリューション!!カイゼルグレイモン!!」
(3人のトップマスターたちがそれを受け止める……だが)
「「「くっ…!!??!」」」(少しそらした……それだけであり……それだけでバンチョーレオモンの右腕が……オメガモンAlter-Sの右腕が…カイゼルグレイモンの剣がどんどん白く染まっていくのだ) - 34リン24/09/23(月) 17:00:49
- 35イブキ24/09/23(月) 17:01:37
すいません!他のみんなもはやくここから!!
- 36ジン24/09/23(月) 17:02:39
キング!!クイーン!!ジャック!!
「くっ……封印を解かれたどころか……前よりも……」
「……クイーン、オールデリートは?」
「……つかえる……けど……1回大技を使えば多分しばらく私は戦力外……それに……」
「……なるほどな……あれを止めるための時間が必要、か…」
ど、どういうことだ?
「………やつを倒すには時間が足りない。もう、手遅れだ。」 - 37ジン24/09/23(月) 17:04:07
「でも……私なら……この世界ごと改変することで……あれをこの世界に置き去りにしながら……私たちの世界を新たな分岐へ新生させられる……」
「最も……すぐにやつはここまで再び舞い降りるだろうけどな」
「そしてその時間稼ぎのためには……さらに時間を稼がないといけない。」 - 38イブキ24/09/23(月) 17:06:34
………つまり、この中の誰かが全員を守りながらクイーンさんが力を解き放てるまで時間を稼ぐ、と
- 39リン24/09/23(月) 17:07:58
「私の特殊処理が喪失している以上、美玲とゲンナイの援護も望めない、ベアトリーチェのアンブロジウスも機能をほぼ喪失、ただの頑丈な槍だ
だが……一撃撃ち込む、それだけなら」
リンがアンブロジアスに視線を移すと
ベアトリーチェは薄く微笑む
「ふっ、造作もない事だ、なんなら……別にここで、奴を倒してしまってもかまわんのだろう?」
大槍に再び炎を纏わせたベアトリーチェが空へと舞い上がる
「決戦術式-02-を使う」 - 40ジン24/09/23(月) 17:09:22
「……ふむ……あの眷属共を黙らせながら……ヤツ自身に届く突破力……ならば適任は俺しかいないな!!」
……き、キング……それって……
「……わかっているんですか?あれにあなたの切り札をぶつけるとして……あなたがこのあとどうなるか……」
「だがしなければこのまま全員終わる…バンチョーレオモン、オファニモン、カオスデュークモン。いけるか?」
「……無論」
「俺たちはいつでもな。」
「……クイーン。頼めるか?」
「………………ジャックくん。双葉くん。ジンくん。疲弊したゲイザーたちとこれからチャージを行う私たちの治療と護衛をお願い。」
クイーン!!
「ふむ……ならば同時に打つか?それならば突破力も増すだろう」
- 41双葉24/09/23(月) 17:14:19
「わかりました、クイーンの護衛を務めます
ナイツはリアルワールドに置いてきていますが……来てくれ、トワイナイトモン!」
自分自身のための剣を握り
ナイトモン達をトワイナイトモンへとジョグレスさせる双葉
- 42イブキ24/09/23(月) 17:15:29
っ!?あのキングさん!?これならなにを……!?
- 43ベアトリーチェ24/09/23(月) 17:17:24
「いや、『一瞬無敵』の可能性を鑑みて私が先行する方が良い、それに私の決戦術式(ファイナリティ)は……少々、扱いが難しいのでな」
日輪のごとき熱光がベアトリーチェの全身から放たれ、全員が目を閉じたその直後
彼女は姿を消した……いや、透明になったのだ
「フェインクロウモン、我がパートナーよ
今再び、二人駆けの時だ!いくぞ!」
- 44キング24/09/23(月) 17:18:20
というわけだ……いくぞ。(完全切り札開放……3人の魔神たちを纏デジモンたちにも纏われる)
極大魔法。
「極大魔法……フェネクス・アスラフェル!!」(オファニモンが手を組めば眷属たちとイノセンスドラモンたちの動きが完全に止る。敵意を持てば持つほどその縛りが強まり、痛みが体を引きちぎらんばかりに与えられる)
極大魔法。
「極大魔法……アグネス・ラサール…!!」(続いてバンチョーレオモンが拳を振るうと重力が周りの壁を巻き込み眷属たちを飲み込んでいきそのままイノセンスドラモンに拳の衝撃がぶちあたる)
「───────────!!!!!」
「悲鳴を上げてる!?」
あいつめ、かつて自分を封印した攻撃のトラウマが蘇ったか?
だが……お前に容赦はないぞ。
……極大魔法。
「極大魔法。」(カオスデュークモンが槍と剣を構える。それは、終わりの炎を与える最後の剣)
「「白閃煉獄竜翔(アシュトル・インケラード)」」(白き龍の炎が顕現し身動きが取れず潰されるイノセンスドラモンを飲み込む……決して燃えぬ、その竜の炎は。そのまま宣言通り塵にせんばかりに)
「───────────!!!!!!!」
ははっ……できればこのまま燃え尽きてほしいがなぁ!!! - 45キング24/09/23(月) 17:19:00
(ちょっと予定の都合でベアトリーチェよりはやまってますがベアトリーチェのあとでうったってことで……」
- 46キング24/09/23(月) 17:22:41
- 47ベアトリーチェ24/09/23(月) 17:22:50
背中からガラスのように透明な翼が6対生え、
カレドヴルーフの3対6枚と合わせて9対18枚の羽が羽ばたく
音速を遥かに超える、マッハ60
速度の限界とされるマッハ5を桁から千切っての突撃
舞い散る羽もまた、ガラスの刃
マッハ60で飛来する見えない剃刀散弾とでも言えば良いだろうか?そこまでくるともはや刃物としての性能など関係ないようなスピードで突っ込んでいく - 48イブキ24/09/23(月) 17:27:19
- 49リン24/09/23(月) 17:29:09
「男の覚悟に口を出すなディアボロモン、アレはそういう技なんだよ」
- 50キング24/09/23(月) 22:40:26
「────────!!!!!」
再びのブレスか……芸のないやつだな!!
もっとも……それに対策できないこちらが間抜けなのだがな…!!
(ブレスを極大魔法で抑えこむ……だがそれも時間の問題だろう……そしてどんどん……キングの足が燃えていく……)
「キング!!」
いや……時間は十分…!!ベアトリーチェ!!離れろ!!
「おまたせしました…!!オメガモンAlter-S!!デュアル発動!!」
「因果律を……断ち切る!!!デュアルデリート!!!」
(このときこの世界の存在は知らぬうちに一度死ぬ……そして……その魂はそのままに……新たな世界へと渡る……)
(たった1つの唯一無二の存在を残して……) - 51二次元好きの匿名さん24/09/23(月) 23:15:31
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- 52リン24/09/23(月) 23:16:22
「そして土産だ、持っていけ……!」
リンは自分の左腕を握りつぶすと
同時に爆発した血肉が飛び散り、骨が露わになる
「『絶望の牙を封じる骨肉の鎖、それは勝利の神の左腕にして友のために捧げられし戒め
最も小さな女巨人よ、貴女の神を生贄に捧げる……禁術……“グレイプニル”』
骨から出来たら五本の腐りゆく鎖が放たれ
イノセンスドラモンを傷つけながら拘束する
「じゃあな」 - 53イノセンスドラモン24/09/23(月) 23:22:27
- 54ジン24/09/24(火) 07:11:56
……………はっ!?
(目が覚めたら先程とは違った景色…、座標は同じことからどうやら元はこういう景色だったらしい。)
いや……冷静に考えてる場合じゃない……俺達……死んで……?
「そうだ、君たちは一度死んだ。だがその因果を二本のオールデリートで消し去りやつが目覚めるという事実から隔絶させたのだ」
き、きん……!?
(そこには両足が炭のように燃え尽きたキングと今にもデータが霧散してしまいそうな彼のパートナーたちがいた)
「……すまないな……今は少し、元気がない」
「いやはや……無理をしたものだな、我ながら……」
「ですがこれで……」
「あぁ……時間は稼げた……」 - 55リン24/09/24(火) 12:25:00
「……奴は因果の彼方に置いてきた
もはや時間も流れることのない『終わった世界』に、私の禁術で縛り付けてな」
吐き捨てるリンも左腕が半ばから千切れ、白い巫女服の袖が紅く染まっていた
「だがあのふざけた輩は世界と融合する段階にまできている、そのうち『時間』だの『空間』だのなんていう概念は超越してくるだろう」 - 56ジン24/09/24(火) 12:26:54
- 57リン24/09/24(火) 12:29:38
- 58ジン24/09/24(火) 12:32:59
- 59イブキ24/09/24(火) 12:35:07
- 60リン24/09/24(火) 12:38:57
- 61ジン24/09/24(火) 12:40:18
- 62リン24/09/24(火) 12:42:18
「嘘や冗談でいうものか、ベアトリーチェは自ら世界の書き換えの対象から外れて残り、以前の世界に留まることでまだ時間を稼いでいる
最初のパートナー補正でディアナモン+5を鑑みて
実用範囲なのはヴァルキリモンとディアナモンだけだな」
- 63リン24/09/24(火) 12:46:21
- 64ジン24/09/24(火) 12:47:29
- 65リン24/09/24(火) 12:49:24
「ちなみに私は使ってないぞ、というか時が止まっていた体質上使えなかった
……さて、メンバーが減って仕切り直しという
この状況、作戦会議が必要だな?」 - 66ジン24/09/24(火) 12:51:05
- 67リン24/09/24(火) 15:03:56
- 68イブキ24/09/24(火) 15:14:05
………とりあえずそれはもしものためのメガ◯テ要員にとっておくとして……作戦といってもどう対処するんです?『アレ』を……
- 69キング24/09/24(火) 16:05:36
あぁ、いや違う違う……文字通りの……突破口さ。
見てもらったほうが速い。
(そう言って彼がデジヴァイスを見せたと同時に服の上着を脱ぐと……胴体が白く染まるキングの胴体と……なにかの臓器……心臓があった) - 70リン24/09/24(火) 16:32:08
「ふむ……奴に直接お届けするわけか
だがどうする、ディアボロモンを使っても火力が足りないぞ?」 - 71キング24/09/24(火) 16:37:33
- 72ルミナ24/09/24(火) 16:39:23
- 73キング24/09/24(火) 16:43:10
- 74リン24/09/24(火) 16:51:47
「今の奴はホストコンピュータ、つまり
かつての大賢者と同じ座に着いている
……カーネートモンのなったイグドラシル
フェインクロウモンのアメノミハシラ
ダークミストモンのワイズマンモノリス
ウルフティンクモンのホメロスと同じだ
なら……滅ぼしようはある
だがそれは……他のデジタルワールドにも影響を及ぼす危険な行為、迂闊にはできないだろう」
リンの言葉は重い
確かにバスタードラモン達を呼び戻せば同格のデジモン同士の戦いになる
しかしそれは分割された世界のホストコンピュータとしての機能を放棄させ、無数に広がる他のデジタルワールドの大半を破棄させてしまう行為でもあるのだ
世界を救うために滅ぼしては仕方がないだろう - 75キング24/09/24(火) 17:07:45
- 76イブキ24/09/24(火) 17:14:31
- 77リン24/09/24(火) 17:19:13
「火力としては十分かもしれないが……時空連続体の破断はできるか?
それが可否を大きく分ける事になるだろう
時空を越えられるかどうかで世界が違うと言って良い、どれだけ頑張っても3次元に囚われたままのスペックでは無意味だが、それを超越できるなら
ホストコンピュータへのダイレクトアタックも叶うだろう」 - 78ジン24/09/24(火) 17:20:39
- 79イブキ24/09/24(火) 17:49:48
- 80キング24/09/24(火) 17:52:24
元々俺の力を後継に渡すつもりだったんだ。
最もそれは……オレが引退するときにオレを超えるほど強くなったとき、という条件があるが……
とはいえこれにはゲイザーの承認もいるから今ここで言った
「オレが……キングの器を…?」 - 81リン24/09/24(火) 17:58:08
「構わないよ、02のベアトリーチェが死んだ以上
最高位No.であるグランドマスターは04
つまり……今は私がワイズマンだ」 - 82キング24/09/24(火) 18:01:47
……よし、やるぞ。
ジャック。
「わぁったよ。」(キングの背を押すと彼から大きな……3Mくらいの塊が出る)
これがオレの器だ。これに触れれば継承が開始する……ただし……相当痛いから覚悟し…
「そいっ!」
説明の途中だったんだけどなぁ!!
「悩んでたってしょうがないだろ……あれに勝つ確率を上げるなら、幾らでも無茶する」
………はぁ、本当にオレそっくりだなぁ。
「生き別れの兄弟かなにかか?」 - 83イブキ24/09/24(火) 18:13:32
- 84リン24/09/24(火) 18:21:07
- 85イブキ24/09/24(火) 18:25:35
- 86リン24/09/24(火) 20:03:42
「ダメだ、これは私が背負った【禁術の代償】だから、治す事はできない
グレイプニルは腕の骨を槍鎖へと変えて放ち、相手を拘束しながら削る
その材料は呪われた手腕骨
つまり、私の腕はアレの元に『置いてきた』だけで、存在することには変わりない
だから腕の傷を治すことはできない」
- 87キング24/09/24(火) 21:35:47
同じようにオレのこの足も通常では直せないだろう……そういう炎だ。そして……
「があああああああああ!!!」
「くっ……ああああああああ!!!!」
彼らの痛みもな………
異なる器を混ぜるということは本来ありえないことだ。なんせ器は一人ひとり方向も形も違う。無理に混ぜようとするのはそれこそ四肢を別々の車に括り付けて走らせるようなものだ……器が大きければ尚更な……かといって器に同化させすぎたら新たな器に飲み込まれる……いかに自我を保ち……そして流れを我が物にするか…… - 88リン24/09/24(火) 21:37:44
「それに……あぁ、来るぞ」
草木を分ける僅かな音、デジメロディの極微旋律
聞こえるはずもないその音を、天耳通は確かに捉えている
「何が来るかまでは分からないが
この状況、おそらく完全体以上なのは間違いない
総員臨戦体制、メイルバードラモン、行くよ」
「わかった!」 - 89キング24/09/24(火) 21:45:17
(空間を割って出てきたのは先程の眷属たち……その一部であった。
彼らはリンたちを視認すると……氷の弾丸と炎の刃を放つものとプラズマボールを放つもの、光の槍を放つ者……攻撃方法は多彩だがそれらは……) - 90リン24/09/24(火) 21:49:07
「やっぱり“そっち”を狙うよな」
リンが髪留めのリボンに飾られている鈴を鳴らしてテレポートじみた動きで前に出ると
右腕一本の大剣と大楯で受け止める
「……これは……全て、まさか!?」
そう、全てに見覚えがある
『それを知っている』
間違いはない - 91ジャック24/09/24(火) 22:01:35
- 92リン24/09/24(火) 22:06:07
「ガルルキャノン・グレイソード・プラズマシュート・ロイヤルセーバー
エルンストウェル・スパイラルマスカレード・ブレスオブワイバーン……舐めてくれる!」 - 93イブキ24/09/24(火) 22:13:09
っ……!ディーア、みんな。
行くよ!デジクロス!
「「「「デジクロス!」」」」
「ディアボロモンファーストブレイバー!」
「シスタモンBW!」 - 94ジャック24/09/24(火) 22:16:06
ダブルスピリットエボリューション!!エンシェントグレイモン!!
(そして戦闘が始まれば彼ら自体にそこまでの強さはない…精々が強い完全体くらいだ…だが……)
数が多い!!
ジンや戦えない奴らをかばいながらでは少しきついか…! - 95メイルバードラモン24/09/24(火) 22:16:48
「うわわっ!クロスカウンター!!」
慌てながらもクロスカウンターを起動して超速反応、ビームガンユニットをトンファーのように叩きつけて反撃しながら接射を繰り返して反撃
しかし向こうも完全体〜究極体水準のステータスなのか、流石に硬く、ダメージが通っているとは言えない
白ドラゴンの内、炎と氷を打ち分けていたものはともかく、物理属性のプラズマ弾や光の槍の個体には反撃を成功させられたが、クロスカウンターは決してノーリスク連続行動技ではない
こちらも削られるのを覚悟で動く反撃の技なのだから
向こうのほうが数でもスペックでも上回っている場合において、これが妙手とはならない場合の方が多いのだ - 96ナレーション24/09/24(火) 22:17:43
皆が苦戦している中…
突如としてデジタルゲートが開き…
そこから出てきた何者かが敵デジモンを蹴散らした! - 97ホーリーエンジェモン24/09/24(火) 22:18:40
- 98アルファモン24/09/24(火) 22:22:57
- 99ジャック24/09/25(水) 00:55:41
アルファモン……?なぜやつがここに……
「(………………これは……)」
「───────!!」
(眷属たちはアルファモンにデジタライズオズソウルのような技を放つオリジナルに比べるまでもないが不快ではあるかもしれない) - 100ルミナ24/09/25(水) 17:32:24
- 101ジャック24/09/25(水) 17:40:08
- 102リン24/09/25(水) 17:48:42
「いかんクイーン!奴等、既にリンカーネートシステムを乗っ取っている!」
- 103クイーン24/09/25(水) 17:51:44
イグドラシルハッキングは伊達じゃないってか………!!ミレイが用意していたプロテクトまで突破されてる…!!
(異世界の穴に戻っていったデータたちは少しして入れ替わるように新たな眷属たちが出てくる)
「カイアトルネード!!!」
(先手必勝のジャックの攻撃だが先程よりも耐えている時間が少なからず長い)
「データを持ち帰って更新してやがる!!!長引くほど不利か…!」
- 104リン24/09/25(水) 17:56:37
「ええい無限連鎖災魔獣じゃないんだぞ!?こんなところで転生成長を活用してくるなんて!恥を知れ恥を!」
光の槍で横から撃ち抜いて更に出てきた者を出オチさせるが、次に出てきたのは全身に分厚い装甲を纏ったような着膨れしたドラゴン
流石にワンパン出来ないと判断して削るように細かく攻撃を重ねていく
「幸いまだ物理攻撃は通じるが、いつ無効耐性まで持っていくかわからん、何時間と保たないぞ!」 - 105二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 18:00:11
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- 106クイーン24/09/25(水) 18:00:32
くそ……あいつ私が出られないことも予測してたか…!
「「オールデリートが使えない今私たちではデータを消せない……ホーリーエンジェモンのものもあるが限度もある……」」
「そしてアイツラ自体が呼び水になって奴の干渉が早くなるかもしれない……なんとかしねぇと……」 - 107イブキ24/09/25(水) 18:02:14
- 108リン24/09/25(水) 18:06:16
- 109イブキ24/09/25(水) 18:09:16
- 110リン24/09/25(水) 18:12:23
- 111イブキ24/09/25(水) 18:17:20
- 112クイーン24/09/25(水) 18:20:21
そもそもあれを相手にし続けられる分身体を維持できるならね!
(倒せば倒すほど強くなる……ロイヤルナイツにも本当にこのままだと届きかねない)
「分身は万能能力じゃねぇ。一騎当千するような相手には弱いし分身にリソースを割けばその分能力や思考処理にも問題が出る。」
「シフトエボリューション!!アルダモン!!ブラフマストラ!!」(ジャックが進化を切り替え炎の攻撃を与えるが……)
「──────……」
「くそ……効きが悪い!!予想はしていたが……やはり……あの戦いでやつを倒した俺達はあいつにとって最優先対策必須対象……俺たちへのメタがはやい!!」(炎へか或いはジャック自身やスピリットへ耐性を持っているようだ。
了解!!ジャック!
「あぁ!!ゲイルストームIII!!」
- 113二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 18:24:59
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- 114イブキ24/09/25(水) 18:28:44
- 115リン24/09/25(水) 18:41:04
「メイルバードラモン、耐えられるか?」
「……おう、やってみせる!」
リンが見せたのは、デジコアの破片
『バグの欠片』
失敗すればバグに呑まれて暴走し、二度と転生することすらできない消滅を迎えることになるノイズ化を提案し、それに二つ返事で応えたメイルバードラモン
そしてリンは欠片を一つ握りつぶすとそれをメイルバードラモンへと流し込む
「「メイルバードラモン・ノイズドモード」」
「うぉぉおぉおおお!!」
メイルバードラモンの鉄翼の先から生える翠白の羽
全身を覆うようにエメラルドグリーンの羽毛が展開していく
「ヴァルドロモンを引いたか!」
「行けるぞ、リン!」
ノイズ化したプラズマ砲弾がそれに触れる物の悉くを狂わせ、侵し、破壊していく
転生も摩滅もそこにはない
あるのはただ、消滅だけだ
「シャイニングプラズマ!」 - 116アルファモン24/09/25(水) 18:57:04
(使う必要はなさそうだな…ふむ…手札を隠せたのは幸運か……)
- 117ジン24/09/25(水) 19:47:21
(目論見通りそれは消滅していく……)
「……いや……遅かったか…!」
(次元を割って出てきたのは……13体の白い龍……いや……龍人たち。
その姿には見覚えのあるものが……いや、すぐ近くに苦しんでる者達や満身創痍になっている者達と同じ姿のもいる)
「……イグドラシルからデータをサルベージして、戦闘を繰り返し最も適した能力に更新した……ロイヤルナイツ・イノセンス……とでも言いましょうか…」
- 118リン24/09/25(水) 20:39:24
「ノイズドモードは長く保たない、そもそも戦闘形態ではないからな
秘策があるなら早めに吐いておけ
ちなみに私は……
悲哀と隔絶の精霊よ、以下省略ヴィネア!」
クソ失礼な詠唱省略だが本当に仕方がない
今戦闘態勢を取れるのは私・ジャック・双葉・ルミナ・イブキの五人だけであり
さらにロイヤルナイツとの戦闘経験を持つのは私・ジャックだけ、必然的に前線に立つべきは私になるのだから
片腕のない状態の私は出来る限り早く詠唱を完成させる必要があり、一言でも短くせざるを得なかったのである
「ヴァイネルサイカ
激 流 剣 」 - 119双葉24/09/25(水) 20:46:12
「……やられましたね……しかし……まだやりようはある」
「あぁ、ロイヤルナイツなど所詮称号に過ぎん
練り上げられた練達の武こそその故であるからには、昨日今日に生まれたような者がいきなり称号と力だけを与えられた程度で敵うものか」 - 120イブキ24/09/25(水) 21:01:18
- 121ルミナ24/09/25(水) 21:08:22
- 122イブキ24/09/25(水) 21:13:20
っ!?そうだよ………そもそもはなから自分の意思でここにいるんだ……怖じ気づくなイブキ!
(自分の頬をぺしンと叩きクロスローダーをを握り直し構える)
ディーア!シスタモン!ホーリーエンジェモン!リンさんとルミナさん、ジャックさんに援護だ!
「「「おう!(ええ! はい!)」」」
- 123ルミナ24/09/25(水) 22:04:25
「このライン、一歩も踏み超えさせないよ」
ゴッドドラモンと立ち並び、眷竜2体を両腕に宿したルミナが灼熱と烈雷を迸らせる半竜の魔人へと姿を変えて拳を構える
同時にリンは魚竜の鰭で補った左腕から伸びる流水の剣を構え、
双葉はナイトモンと共にキング達戦闘不能のメンバーの元で油断なく警戒待機する
「みんな、力を貸して!」 - 124ジン24/09/25(水) 22:29:46
- 125ホーリーエンジェモン24/09/25(水) 22:36:07
- 126メイルバードラモン24/09/25(水) 22:37:34
「シャイニングプラズマー!」
デジタライズオブソウルの高弾速をプラズマ砲連射で迎撃し、防ぎきれない余波は己の装甲を信じて受ける姿勢をとる
下手に避けようとして当たるより
最初から被弾する全体で防御姿勢を取ったほうがよほどダメージは少なく済むのだ - 127ジン24/09/25(水) 22:38:52
「─────」(続いてデュナスモンらしきもの、がドラゴンズロアを放ち、エグザモンらしきものがペンドラゴンズグローリーをはなつ)
- 128二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:00:45
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- 129リン24/09/25(水) 23:18:26
「サングルゥモン!受けろ!」「わかった」
分身や自己修復プログラムを展開することなく、正面から攻撃を受け止める構えのサングルゥモンだが、劣化とはいえエグザモンとデュナスモンの攻撃威力はロイヤルナイツでも最上位に位置する
クロンデジゾイドの盾のような装甲もなしに受けるのは荷が重いだろう
「ひよっこ共に見せてやる」
連続攻撃と重突撃が同時に直撃し、爆発が起きる
「これが“ガード”だ」
静かに爆炎の中から姿を現したサングルゥモンは正面に展開したバリアプログラムを解除し、煙を振り払った - 130ジン24/09/25(水) 23:29:04
- 131アケミ24/09/25(水) 23:33:47
ちょっと待ったーーーー!!!!!
(そんな声とともに強力な水流が放たれる。
そこにはゲートをくぐってきたアケミとそのパートナーたちがいた)
「………………………」
(次々に現れる邪魔者たちに眷属竜たちはどこか苛立たしげに見ていた) - 132ルミナ24/09/25(水) 23:45:47
「アケミちゃん?!なんで来ちゃったのさ!」
- 133????24/09/25(水) 23:53:20
- 134リン24/09/25(水) 23:56:08
「好機、と言ったところか……極“小”魔法……」
数百リットルの水を生成しながら左手の剣先に超高圧縮した水を集約し、0.1ミリにも満たない針に整形すると、ロードナイトモン(仮)へ向けて放つ
視認さえ困難な『透明の死』のプレゼントだ
「ヴァイネル・コルコロジオ
海 龍 毒 牙 」 - 135ナタモン・FM24/09/25(水) 23:56:13
初めまして………友人に頼まれ援軍に来た
(デジヴァイスで解析した時に出るデータ)
ナタモン・フルアームズモード
レベル:究極体
タイプ:サイボーグ型
属性:データ
必殺技:
・乾坤圏・改
・爆迅炎戟破・極
・九竜神火罩
・金磚光
・金蛟剪・双龍の型
・金蛟剪・九頭龍の型
・金蛟剪・黄龍の型
数多の戦いを潜り抜け心身ともに成長したナタモンが更なる進化を遂げた究極体デジモン。
ナタモンの時に持っていた宝貝に加えてさらに4つの宝貝とさまざまな仙術を会得しており、その戦闘能力はロイヤルナイツに匹敵するとされている。
必殺技はナタモンの必殺技の強化版である乾坤圏・改と爆迅炎戟破・極、両肩に装着された宝貝からビーム散弾を発射する金磚光
瞬時に巨大化し、相手を上下ないし左右から挟み込み、合わさって閉じ込める捕獲カプセルを射出する九竜神火罩
またナタモンの持つ最強の宝貝、金蛟剪はエネルギー消費こそ激しいものの龍の形状をした強力なエネルギーを放つことができ、黒と白の龍の姿をしたエネルギーを操る双龍の型、白と黒の龍に加えて七色の龍の姿をしたエネルギーを操る九頭龍の型で相手を滅殺する。
そして最終奥義として九色の龍を束ねることでゴールドデジゾイドすら打ち砕く黄金の龍を放つ黄龍の型は
信頼するパートナーを手に入れたナタモン・フルアームズモードが使える究極の一撃である。 - 136双葉24/09/25(水) 23:57:29
「どこかで聞き覚えのある声だけど
なんだろう、大丈夫なのかなこれ」 - 137ナタモン・FM24/09/25(水) 23:59:46
聞き覚えある声?(男の声である……なので多分気のせいです。)
- 138アケミ24/09/26(木) 00:53:39
- 139謎の女の子24/09/26(木) 01:15:10
- 140二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 08:08:51
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- 141アケミ24/09/26(木) 08:20:02
- 142リン24/09/26(木) 17:27:43
「『武甕雷神に、伏して願い奉る
我等が地を購い、我等が天を治め
国治むる大神の威光を以って……』」
リンは本気で殲滅を試みるため、大儀式の詠唱を始め、ヴィネアがそれに同調して雨を呼ぶ
ルミナはゴッドドラモン達と共に天に飛び廻り、視界全てに渡る雲海から雷を呼び集めていき、それに備えた - 143イブキ24/09/26(木) 17:41:45
「おらぁぁぁあ!!!」
一方でイブキたちはオメガモン(仮)、ガンクゥモン(仮)と相対していた。
「ぐっ……!よりにもよってガンクゥモンさまの姿を真似るとか冗談じゃないわよっ!」 - 144リン24/09/26(木) 21:05:46
「……『破城の鉄槌を下されん事を』!」
「「アメノミカヅチ
天 嶺 槌 」」
そしてルミナとリンの共同詠唱が完成し
蒼雷と紫電が重なり合う
衝撃と面制圧能力に優れ、破壊能力で言えば“剣”に並ぶ、“槌”の式句を用いた祈祷による雷槌が天から落とされ、周囲に爆発的な雷撃を振り撒く
「落ちろ!」 - 145ジン24/09/26(木) 22:02:12
- 146イブキ24/09/26(木) 22:06:59
- 147謎の美少女24/09/26(木) 22:47:45
- 148サングルゥモン24/09/26(木) 23:05:31
「甘い」
骨の腕と金属装甲、そして花と羽を生やしたノイズドモードステージⅡのサングルゥモンがマグナモンイノセンスの胴を突き破るようにして完全破壊し、データをドレインしながらそれを炎へと変換
「デジメモリ・プレデーション!
『ウォーグレイモン』ガイアフォース!」
超高密度に圧縮した炎の砲撃がジエスモンイノセンスへと飛んでいくと同時にそれに追随してサングルゥモンN・Mが飛翔する - 149アルファモン24/09/26(木) 23:23:53
- 150イノセンス24/09/27(金) 01:17:16
(オメガモンイノセンスとガンクゥモンイノセンスは放たれた攻撃とデジタライズオブソウルを回避して誘爆を狙う。当たらなかったら当たらなかったでいい。なぜならば……)
「─────(ガンクゥモンイノセンスが拳を振るう。力のままに。相手を壊すべく)」
「─────(オメガモンイノセンスが剣を振るう。目の前の同じ正義のまがい物を切り捨てるために)」
(そしてアルファモンイノセンスはグレイダルファーを呼び応戦する。勝てないわけがない。究極体2体分のデジコアをもつアルファモン王竜剣ならば……だが……)
「─────────」(現実押し切れもしない。不気味なほどに剣筋が見えにくいのだ)
(お見事。あなたは見事マグナモンイノセンスにとどめを刺した。だがこれでサングルゥモンは何かマグナモンイノセンスが通信を放っていたことに気がつく。その意味を考える前に……)
「──────」
(ジエスモンイノセンスが斬りかかる。その身の限界をいくらでも無視した太刀筋。ただ殺すための剣で。)
(なるほど。彼はそうするのかと理解した。ならば敵なのだろう。とはいえ今戦っている者たちとの処理をしながらでは難しい。
故に彼は封印を選ぶ。
だって自分もこうされたのだから。
人は危険を封じるものだから)
- 151アルファモン24/09/27(金) 10:59:50
- 152イノセンス24/09/27(金) 11:13:50
- 153二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 11:25:43
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- 154アルファモン24/09/27(金) 11:26:54
- 155謎の美少女24/09/27(金) 11:40:56
- 156リン24/09/27(金) 12:39:28
「どうするルミナ?バオウを唱えるか?
それとも貴女のスキルを吐くか!?」
「私がやるから……問題ない!
だらっしゃぁぁぁぁあ!!」
空中からゴッドドラモンに投げられての突撃
頭からスレイプモンイノセンスに投げ込まれて
「調律-位相湾曲化-統合-同調完了!
強制マトリックスエボリューション!」 - 157イノセンス24/09/27(金) 13:49:55
- 158アルファモン24/09/27(金) 14:13:32
- 159イノセンス24/09/27(金) 14:16:42
(………え、えー………う、うーーーーん……それってようするにオレンジジュースになってるものをオレンジだけ取り出してやるぜ!ってことだよね………えー……………………………………………)
- 160イノセンス24/09/27(金) 14:26:35
(………できるのかそういう技……?う、うーーーん?)
- 161イノセンス24/09/27(金) 15:50:20
(アルファモンの構成データを元に作られた眷属だ。オリジナルであるアルファモンとの相性は悪かったというべきか、その姿を保てなくなり本来の龍となる。そして…)
「───────!」
「────────」
(アルフォースブイドラモンイノセンスに残ったデータは吸収された。より強い個体のために) - 162アルファモン24/09/27(金) 17:20:23
- 163イブキ24/09/27(金) 17:40:35
「せーのっと!!!」
「おらあっ!」
ディアボロモンFVとシスタモンBW、ホーリーエンジェモンもアルファモンに続いて畳み掛ける - 164イノセンス24/09/27(金) 18:12:43
- 165イブキ24/09/27(金) 18:18:33
- 166リン24/09/27(金) 21:07:44
「ハッキングスキル『デュラビリティデグレイション』」
カーディナルコード・デュラビリティ
リンが発見したカーディナルコード2つの片割れ
“耐久値”を記述するコードの、その基幹となる構造を解き明かした者にのみ許される劣化の極致
触れる物がみな風化し腐り崩れ落ちる終わった世界を具現する、
リンが普段は隠し球として封印しているハッキングスキルだが使わない道理がない
たとえ次に耐性をつけるとしても、この瞬間は有効だ
「ルイン!」
破滅の旋風が触れるものを風化させ、塵へと還していく
「うぉぉぉぉお!シャイニング……トライデント!」
「セブンスティッカー・デストラクション!」
「パーフェクトシールド!」
それに攻撃を合わせるリンの2体と
油断なく周囲に防御を展開して奇襲に備えるナイトモン - 167イノセンス24/09/27(金) 21:59:59
(オメガモンとガンクゥモンが鬱陶しげに相手しようとする……が。)
「────────」
(突然デュークモンとともにオメガモンが一時離脱した) - 168イブキ24/09/27(金) 22:02:47
- 169アルファモン24/09/27(金) 22:05:45
さて…流石にアルフォースブイドラモンに追いつくのは難しい…
アルファインフォースを持つ私でなければな…(その瞬間アルフォースブイドラモンをほとんどのタイムラグなくいくつもの攻撃が襲う!) - 170ルミナ24/09/27(金) 22:31:21
「今……ビフロスト・フルバースト!」
スレイプモン・イノセンスを巨大なボウガンへとファイナルフォームライドさせて装備したルミナがその脊髄をボルトとして、8つ脚の腱と骨で作られた弓張へ番える
狙いはアルフォースブイドラモン、スレイプモンの瞳越しの焦点に捉えた未来予測位置へのマニュアル射撃
矢弾は一発、それっきり
鎧と馬脚で作った一撃で砕ける急増の弩弓から
スレイプモンの脊髄で作った矢を放つ
全てのエネルギーを載せて、届かせる! - 171イノセンス24/09/27(金) 22:34:02
(大きくもがき苦しむ……どうやらちゃんと効いているらしい……もっとも……)
「─────!!!」
(ぱきぱき………)
(それはイノセンスの成分が強化された彼にも言えるようだが……彼を切った剣はそれに呼応するように白く染まっていく………侵食を受けているのだ) - 172リン24/09/27(金) 22:51:18
「よかったな、使ったのが生首製の矢で
貴女も今頃ああなっていたかもしれない」
「そこ、織り込み済みよ!」 - 173イノセンス24/09/28(土) 00:12:15
(一方弓矢の方はお互い侵食しあうことはないのかそのままアルフォースブイドラモンのダメージとなる)
「───────!!!!」
(怒ったのかアルフォースブイドラモンから反撃のレーザーが放たれる) - 174アルファモン24/09/28(土) 10:51:00
(瞬時に侵食部分を切り捨て剣を修復する)
- 175エンシェントグレイモン24/09/28(土) 10:55:09
…………そうか、アルファインフォースはあくまでダメージを蓄積させたまま過去に戻る能力……時を止めてるわけでも無敵になってるわけでもねえ。
あいつ……浸食の力を一時的に全身にみなぎらせてオートカウンターをしたんだな……
(そういいながらデュナスモン、エグザモンをガイアトルネードで封じ追撃のアルダモンチェンジからのブラフマーストラで打倒し) - 176イブキ24/09/28(土) 10:58:37
「うおおおお!!!!」
ガンクゥモンへ斬りかかるディアボロモンFV、その後ろではシスタモンBWが援護。
ホーリーエンジェモンはキングとジンを守り続けていた - 177イノセンス24/09/28(土) 11:02:37
- 178イブキ24/09/28(土) 11:10:07
- 179イノセンス24/09/28(土) 11:11:36
- 180シスタモンBW24/09/28(土) 11:13:55
- 181イノセンス24/09/28(土) 11:17:42
- 182シスタモンBW24/09/28(土) 11:35:02
- 183イノセンス24/09/28(土) 11:36:56
- 184シスタモンBW24/09/28(土) 11:51:25
- 185イノセンス24/09/28(土) 12:08:07
- 186シスタモンBW24/09/28(土) 12:49:55
- 187ルミナ24/09/28(土) 19:53:56
(あの状況から反撃?普通なら回避を優先する筈だけど……イカれてんのか、それとも単純にそういうプログラムなのか、まぁいい!
残ってる残骸をパージしてぶつけてやる!)
「ブッ飛べ!」
右腕の煙を上げる巨大弩弓をそのまま投擲してレーザーにぶつけながら左腕のウモンの雷で防御壁を展開して反撃の貫通に備える
もとよりアルフォースブイドラモンに追いつける速度はないがゆえにスレイプモンの弓を使ったのだから
それを使い捨てた必殺の一撃がそう効果的でない時点で有効な攻撃の手はないと言っていい
カウンターパンチのために右腕に炎を灯して集約させながら身を屈めて被弾面積を抑えると同時に雷の壁自体も収縮させて防御力を増していく - 188イノセンス24/09/28(土) 21:54:22
(どんどんダメージを受けながらも1番面倒なアルファモンを狙う)
- 189イノセンス24/09/28(土) 22:00:51
- 190イノセンスドラモン24/09/29(日) 17:26:10
(竜は考えた。少し長引いていると……
……………だが準備はできた。まもなく漂着だ。
錨を下ろそう。今度はおいていかれないよう。
今度は丁寧に丁寧に染め上げよう。宿敵すらも救うために) - 191二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 17:30:53
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- 192イノセンス24/09/29(日) 17:34:48
- 193リン24/09/29(日) 17:45:13
「拳脚でロイヤルナイツ相手に戦うのは骨だが……仕方ない」
特殊処理ごとデジヴァイスも沈黙し、他のデジモンも出撃不能、メイルバードラモンとサングルゥモン
成熟期2体と私自身、戦力としては限られすぎも良いところだが、やらねばならない務めは変わらない
「行けるか、サングルゥモン」「無論だ」
「メイルバードラモン」「まだ……いける!」
2体の同時必殺攻撃を合わせても完全体最上級は一撃で倒せない程度の火力
技付きのデジメモリを使うべきかを思案しながら冷静に敵を観察する
私の相手となっていたクレニアムモンとマグナモンは撃破した
エグザモン・ドゥフトモンは向こうで撃破済み
ガンクゥモンも倒されている
オメガモン・デュークモンは退却して行った
アルファモン・スレイプモンは吸収されて消滅
ジエスモンは粘り強く戦闘中
ロードナイトモン達はそれなりにダメージは受けているが健在、
アルフォースブイドラモンは強化体となり、アルファモンと戦闘中
この状況で攻撃するべきは……「目標、ドゥフトモン(i)使用属性は闇、物理系統で攻撃しろ!」 - 194イノセンス24/09/29(日) 17:49:44
- 195シスタモンBW24/09/29(日) 18:58:41
- 196イノセンス24/09/29(日) 19:10:08
- 197シスタモンBW24/09/29(日) 20:09:25
- 198イノセンス24/09/29(日) 20:11:47
(もろにくらいそれを気にするでもなく剣を振るい続ける。何度もそれで打たれ続けても………)
- 199イノセンス24/09/29(日) 20:15:27
- 200二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 20:20:14
ところでこれは私の猫さ