【感想】流れ星が消えるまでのジャーニー【考察】

  • 1新人122/02/22(火) 15:51:07

    読んだ! そしてあらすじも読んだ!
    その上で、これはちゃんと考察しなきゃいけないやつだと確信しました。

    こういうことなのでは? っていう考えが今頭の中にあって、確かめるためにもう一周してます。
    確証を掴めるかはわかりませんが、どうあれ発表したいので、ちょっと待っててください!

  • 2二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 16:14:05

    君の感想を待っていた

  • 3二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 17:18:56

    待ってました

  • 4新人122/02/22(火) 17:34:19

    まず感想です。
    ・ロリ大崎姉妹がかわいい。かわいすぎる。
    二人で一緒に学校行くとことか、プレゼント選ぶところとか、流れ星見るところとか、脳内で容易に想像できるくらいかわいい。
    二人でハモって返事するところと、ロリ甜花ちゃんがロリ甘奈の手を引いて暗いの怖くないっていうところが特に好きです。あとデビ太郎デビ太郎デビ太郎。
    一緒に寝て風邪移ったエピソードは劇薬すぎませんか。

    ロリ甜花、拗ねる!
    素晴らしいの一言に尽きますね。
    甘奈ほど強く表には出ないけど、甜花ちゃんも甘奈のこと大好きなんだなーって。尊い。

    ・大きくなってから一緒に寝るのはヤバすぎませんか。
    ありがとう。ありがとう。
    「甜花ちゃんな甜花ちゃんがだーいすき」
    危うく消滅しかけました。

    ・千雪さんの良さが散りばめられていましたね。
    プロデューサーの前だからちゃんとしたい甘奈のことを察して、それとなくプロデューサーを遠ざけたり。
    そして千雪の気遣いを察したプロデューサーに対するその顔はなんだ! 卑しか女ばい!
    デビ太郎直してあげたり。
    「あー 断る前提なんだ……!」
    断りづらくないようにと気遣った甘奈に対する一言。返しが強すぎる。

    こんな感じです。

  • 5新人122/02/22(火) 17:41:08

    さて、考察です。

    結論から。
    このシナリオイベントは、デビ太郎の心の動きを描いたものだと考えています。
    成長して心が変わってしまった大崎姉妹とまた一緒に寝たい。そのために風邪を引かせる。

    二人の願いを優先して、昔の自分の立ち位置は千雪に譲る。風邪を治して、一緒に流星群見せてあげる。

    大崎姉妹の願いは叶い、デビ太郎の願いは自ら退くことで叶わない。
    そういう失恋みたいな儚い話。


    かなり大胆な考察です。
    正直、意図のわからない演出はたくさんありましたし、千雪の部分に関しては根拠が少ないです。
    ただ、デビ太郎視点の物語であることと、デビ太郎が風邪を治したことに関しては、間違いないと思っています。

  • 6新人122/02/22(火) 17:45:01

    根拠を、①デビ太郎視点であること、②大崎姉妹の風邪について、③デビ太郎から見た千雪について
    の三点から論じます。

    スレ主はちゃんと考察するの初めてで、人に聞かせたことも経験がないので、かなりしっちゃかめっちゃかになってしまう恐れがあります。ご了承ください。

  • 7新人122/02/22(火) 17:46:38

    ①デビ太郎視点であること

    根拠1
    シナリオのあらすじ

  • 8新人122/02/22(火) 17:56:25

    注目すべきは一行目から四行目
    「出会った日のことを覚えているよ」
    「たくさんの時間を過ごしたね」
    「キミたちが忘れたとしても 覚えているから」

    誰かに語りかけるような口調です。
    このシナリオで登場した人物は、甘奈、甜花、千雪、シャニP、大崎父、大崎母、ファン、スタッフその他もろもろいますが、「キミたち」と複数形であることから、大崎姉妹しかありえません。

    ・大崎姉妹と出会った日が描写されていること。
    ・大崎姉妹とたくさんの時間を過ごしていること。
    ・大崎姉妹が忘れていること。

    これに該当するのは、推定八歳の時の誕生日(クリスマス)プレゼントである、大きなデビ太郎のぬいぐるみ以外ありえません。

  • 9新人122/02/22(火) 18:04:02

    ※デビ太郎が八歳の誕生日(クリスマス)にやってきた根拠。

    1-1 ふたご座流星群のピークの日
    1-2 大崎姉妹の性格や持ち物が分かれ始めた年齢が九歳であること
    1-3 回想シーンの演出

  • 10二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:09:31

    あらすじがデビ太郎視点ってのはよく言われるね
    エモい

  • 11新人122/02/22(火) 18:12:08

    1-1 ふたご座流星群のピーク

    ふたご座流星群は、12月14日前後にピークを迎えるそうです。
    大崎家でキャンプ場に行って、二人が流れ星に「デビ太郎、デビ太郎、デビ太郎」とお願いしたのも12月14日付近であることは確定的です。

    それを聞いていた大崎父は、大崎姉妹の誕生日である12月25日に誕生日プレゼントとしてデビ太郎をあげた。
    とすれば、時系列は合うはずです。
    そしてこれが、デビ太郎が二人に出会った日です。

    また、この場面が同時に表していることは、大崎姉妹が誕生日に同じものを頼んだ最後の年だったということです。

  • 12新人122/02/22(火) 18:17:09

    1-2

    スレ画のシーン。
    甘奈が拗ねた甜花ちゃんにデビ太郎をあげる心温まるシーンですが、もう一つ意味が隠されてるような気がしてなりません。

    それは、この出来事付近がきっかけで、甘奈と甜花の持ち物が違うようになった。ということです。

    同時にデビ太郎から見れば、それまでは姉妹ふたりから大切にされていたのに、甘奈からは手放されてしまったということにもなります。

  • 13新人122/02/22(火) 18:21:08

    >>12のスレ画がきっかけで持ち物の変化が明確になったのだとしたら、恐らく次の年の九歳頃から要求する誕生日プレゼントが変わったのでしょう。

    よって、デビ太郎が来たのは八歳の頃です。

  • 14新人122/02/22(火) 18:22:57

    1-3 回想シーンの演出

    これ別のやつの根拠でした。やっぱなしで。
    八歳デビ太郎説の根拠は1-1と1-2だけです。

    もうしっちゃかめっちゃかになってきた。

  • 15新人122/02/22(火) 18:25:43

    ①デビ太郎視点であること

    根拠2
    イベントシナリオの各話タイトル

  • 16新人122/02/22(火) 18:30:40

    決定的なのは、第1話「セピアの森でチカチカ光る」です。

    セピア色は、遠い昔(特にいい出来事)を表現する際によく使われる色です。
    しかし、これを大崎姉妹に当てはめると矛盾が生じます。彼女らは自分たちの性格が分かれたことを悪く思ってはいませんし、アイドルとして売れ始め公私ともに順調のはずです。

    これとあらずじの
    「キミたちが忘れたとしても 覚えているから」
    という未練のありそうな文章を合わせれば、デビ太郎の心情であろうことが予想できます。

  • 17新人122/02/22(火) 18:42:34

    オープニング 「夜が来るよ、ジュメル」

    ジュメルはフランス語で、女の子のふたご。
    夜は流星群の比喩とします。

    この前提で訳すと、
    「二人とも、ふたご座流星群が来るよ」
    となります。

    ふたご座流星群は、ピークは12月14日で間違いないのですが、12月5日あたりから12月20日あたりまでの長期にわたって出現します。

    アルストロメリアで流星群を見るのは14日前後、その場には両親も居合わせており、スレ画の内容も合わせると、オープニングの時系列はふたご座流星群の始まる時期あたりで相違ありません。

    また、この時点では姉妹のどちらも流星群について述べてはおらず、甜花は1話で、甘奈は2話で気づきます。

    登場人物の誰も気に止めてない以上、これもデビ太郎のセリフと考えていいと思います。

  • 18新人122/02/22(火) 18:44:44

    ①デビ太郎視点であること

    根拠3
    回想シーンの演出

  • 19新人122/02/22(火) 18:48:02

    この演出はオープニングをはじめとして度々登場し、幼い頃の大崎姉妹と、それがどのようにして現在の性格になったのかを説明しているシーンになります。

    このシーンの背景、星空に見えるのは考えすぎですかね?

    オープニング 「夜が来るよ、ジュメル」
    で、ふたご座流星群の訪れを待ち遠しく思っているようなニュアンスも合わせて、デビ太郎=流れ星くらいにも思っていたのですが。
    どうでしょう?

  • 20新人122/02/22(火) 18:49:57

    やることあるので今日はここまでで
    こっからが面白いのに全然進まなかったでやんす。

    明日は、②大崎姉妹の風邪について からやります。

  • 21二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:50:32

    シナリオ全体もデビ太郎の視点、ってのは新しい考察だと思う
    興味深い

  • 22新人122/02/22(火) 19:08:27

    今日は終わりといいましたが、スゲー大事なこと書き忘れてたので付け足します。
    これが無いと、②、③の意味がわからない恐れすらある。
    ①と②の間なので①’とさせてください。

    ①’デビ太郎の心情について

  • 23新人122/02/22(火) 19:10:29

    ①’デビ太郎の心情について

    スレ主は最初「成長して心が変わってしまった大崎姉妹とまた一緒に寝たい」とデビ太郎は思っているという考察を提示しましたが、どうしてデビ太郎がそう思っていると言い切ることができるのか、根拠を述べます。

  • 24新人122/02/22(火) 19:16:57

    このイベントシナリオでは、甘奈と甜花の性格が徐々に変わっていったことについて度々言及しています。
    しかし、その言及は本当に必要でしょうか?

    たしかに、姉妹の性格のルーツを示すという意図はあると思いますが、このシナリオの大枠は、「風邪を引いた大崎姉妹が、アルストロメリアの三人で流星群を見れるまで」です。

    性格の変化を当人たちがまったく気にしていない以上、ストーリーに波が生まれない=メタ的に見れば、物語に組み込む必要がありません。

    にもかかわらず組み込まれているということは、誰かにとって姉妹の変化は重要なことであり、その誰かのストーリーに大きく関わっているはずです。

  • 25新人122/02/22(火) 19:21:12

    それがデビ太郎だとすれば、辻褄が合います。
    何故なら、二人の変化で影響があったのは、デビ太郎しかいないから。

    二人から大切にされていた状態から、甜花一人に大切にされるようになりました。
    淡白な表現をすれば、デビ太郎にとっての不利益です。
    転じて、「また二人に大切にされたい」という利益を求める心情にあるという推測が成り立ちます。

    このことを裏付ける根拠は他にもありますが、後述します。

  • 26新人122/02/22(火) 19:21:45

    今度こそ、今日は終わりです。

    明日は、②大崎姉妹の風邪について からやります。

  • 27二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 21:10:31

    おつおつ

  • 28新人122/02/23(水) 01:11:59

    セルフ保守

  • 29二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:17:55

    おお、なんかいい文章やな…うん好き

  • 30二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 11:35:27

    いいね

  • 31新人122/02/23(水) 11:39:43

    再開します。

    改めて自分の文章見返してみると、思ったより読みにくいような気がします。
    読んでる人理解できるんだろうか。主語とか目的語とかちょこちょこ抜けているような。
    もう少し簡単な感じに書くよう心がけます。

    わかりにくかったら教えてください。

  • 32新人122/02/23(水) 12:01:19

    ②大崎姉妹の風邪について

    前述の通り、デビ太郎の目的は2人と一緒に寝ることなわけですが、その手段として甘奈に風邪を引かせるもしくは、甘奈の風邪を利用しています。
    デビ太郎の心情と行動を時系列順に示します。

    1 双子が八歳の時、デビ太郎やってくる。
      毎日二人にぎゅーってしてもらう。
    2 八歳の時期のどこかで、甘奈がデビ太郎を甜花にあげる。
      甜花からしかぎゅーってされなくなる。寂しくなる。
    3 双子十七歳の12月初め、甘奈が風邪を引く。(本編オープニング)
      デビ太郎、この風邪を利用すればまた二人にぎゅーってしてもらえると思いつく。
    4 デビ太郎、テレビの情報をいじる。(本編2話)
      甘奈に自分の存在を意識させようとする。本来ならここで計画は完了だったと思われる。
    5 アクシデント。
      デビ太郎は大崎家におらず、千雪に連れていかれてほつれを直される。(正確な時間不明)
    6 デビ太郎、大崎家に帰って来る。千雪から甘奈に渡る。(本編4話)
      ただこの時すでに甘奈の熱は下がり始めているので、計画失敗かに思われた。
    7 幸運なことに、今度は甜花が風邪を引く。(本編4話)
    8 甜花がデビ太郎と一緒に寝る。そこに甘奈がやってくる。(本編5話)
      甜花、デビ太郎、甘奈が一緒の布団にいる形。計画達成。
    9 デビ太郎、二人の風邪を治す。(本編5話最後)
      二人の流星群にかける願いを聞いて、気持ちが変わった。
      

  • 33新人122/02/23(水) 12:07:24

    1,2は上記で示した通りです。

    3から順に根拠を挙げていきます。

  • 34二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 12:21:03

    3 なぜデビ太郎は、甘奈が風邪を引けば2人にぎゅーってしてもらえると考えたのか。

    根拠
    幼少期の2人の行動。
    2人は小さい頃、どちらかが風邪を引くと必ずもう片方が布団やってきて、一緒に風邪を引いていました。
    今回も、甜花は甘奈が心配で布団に来るはず。
    そこにデビ太郎がいれば、また2人からぎゅーってしてもらえると考えたのではないでしょうか。

  • 35二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 12:28:49

    4 デビ太郎、テレビの情報をいじる。

    根拠
    2話で双子が朝食をとっているシーン。
    丁度甜花が席を外したタイミングで、星座占いの最下位とラッキーアイテムが示されます。
    この占いの内容、ばっちり甘奈に当てはまる状態ですし、ラッキーアイテムはどう考えてもデビ太郎のことです。
    かなり露骨に自分の存在をアピールしていると言えます。

    というのも、この計画は甘奈がデビ太郎と一緒に寝てくれないと成就しません。
    甜花が甘奈を心配して布団に行くにしても、デビ太郎抜きで2人だけということもありえます。なので、甘奈の気を引く必要があったのでしょう。

  • 36二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 12:30:03

    4の根拠になる画像はこれです。

  • 37二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 12:31:18

    実際、この情報操作で甘奈はデビ太郎のことを意識し始めており、目論見は成功した形になります。

  • 38二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 12:47:50

    5、6 なぜアクシデント、および計画失敗だとスレ主が考えたのか

    根拠
    ・千雪の無理言って持って帰ったという発言。
    ここから察するにデビ太郎としても想定外だったのではないか。

    ・千雪から甘奈に返ってくるがタイミングが悪い。
    デビ太郎が千雪を操って、自分を直させたという線も考えたのですが、この時すでに甘奈は歩けるくらいに回復しており、無理をしないことを強調していることから悪化する恐れもありません。
    周囲の行動全てを意図的に動かしているのだとしたら、粗が目立ちます。

    ・4話タイトル「近くて遠くてピカピカでキラキラ」
    近くて遠くてという、掴みそうで掴みきれないような表現は、あともうちょっとだったのにというデビ太郎の心境なのではないでしょうか。

  • 39新人122/02/23(水) 12:48:58

    7 甜花ちゃんが風邪を引く。

    考察ではなく事実なので割愛します。

  • 40二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 12:57:24

    8 甘奈、甜花、デビ太郎が揃って布団に入ることが、計画達成である根拠。

    3つに分けます。

    根拠1
    甜花が風邪引いて寝てるシーン。デビ太郎が一緒にいる。そこに甘奈が加わるので、三人揃います。

    このデビ太郎が家に来た最初のデビ太郎である可能性は高いと思われます。
    なぜなら甘奈はラッキーアイテムが最初のデビ太郎であることを知ってるからです。

  • 41新人122/02/23(水) 13:01:24

    根拠2
    5話タイトル「とろけるおふとん」

    今回のイベントシナリオですが、タイトルはすべてデビ太郎のものです。
    ですが、この「とろけるおふとん」だけは雰囲気が異なります。

    これまではセピア色、近くて遠いなど、どこか満ち足りていないような表現が目立ちましたが、これだけ随分と幸せそうです。二人と一緒にいられて幸せだからだと思います。

  • 42二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 13:07:53

    根拠3
    エンディング、最後のシーン

    このシナリオの締めのシーンです。
    小さい頃の回想。ロリ甜花ちゃんが風邪を引いてデビ太郎と一緒に寝ているところへ、甘奈がやってくる場面。

    これなんで? って思いませんでしたか。
    アルストロメリア3人で流星群を見ていて、大崎母に願い事を忘れないように促されます。その後のシーンがこれです。

    演出の意図がわかりません。
    大崎姉妹の願い事なのだとしても違和感があります。

  • 43二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 13:09:03

    甜花ちゃんが風邪ひいてる時の「デビたろぉ……」好き

  • 44新人122/02/23(水) 13:09:38

    >>43

    わかるってばよ……

  • 45新人122/02/23(水) 13:11:41

    ・わざわざ締めのシーンをここにしたこと。
    ・回想を最低限しか使わないシャニマスで、わざわざ回想を用いたこと。
    ・そもそもストーリーとなんの関りもなさそうなこと。

    これらすべての疑問は、デビ太郎の視点でみれば解決します。

  • 46新人122/02/23(水) 13:15:52

    その説明をする前に、9の解説をしなければなりません。

    9 デビ太郎が二人の風邪を治した。二人の流星群にかける願いを聞いて、気持ちが変わったとする根拠。

    根拠
    本編5話のシーン。17歳の甘奈、甜花、デビ太郎が一緒に寝てるシーンの最後です。

  • 47二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 13:16:57

    これと

  • 48二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 13:17:23

    これ

  • 49新人122/02/23(水) 13:21:26

    注目すべきは最後の2つのセリフ。

    アイコンも名前もないこの二行は間違いなくデビ太郎のものです。
    三点リーダーとダッシュしかありませんがここからも読み取れることがあります。
    それは、デビ太郎が葛藤していることです。

    なぜなら二行ある。
    デビ太郎がただ二人の話を聞き、そこに何かしらの感情を抱いたというだけならば、一行で事足ります。
    しかし二行あるということは、二行使わなければ表現できないものだったということであり、すなわち葛藤でしょう。

  • 50新人122/02/23(水) 13:23:45

    ・デビ太郎の二行。
    ・デビ太郎の目的。
    ・直前の二人の会話。
    ・その後二人とも風邪が治っていること。

    これらを総合すると、
    デビ太郎は自分の望みを退けて、姉妹の望みを優先した。二人の風邪を治したという結論に至ります。

  • 51二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 13:29:33

    はー、なるほどなぁ……

  • 52新人122/02/23(水) 13:32:06

    デビ太郎にとって、かなり苦渋の決断だったんではないかと思います。

    ・およそ十年ぶりに二人にぎゅーってしてもらえたこと。
    ・風邪を利用してまで目的を果たしたかったこと。
    ・アクシデントがあって感情が乱降下していたところをラッキーで掴んだ機会であること。

    これらをすべて手放したわけですから。

    また昔と同じように、流星群にデビ太郎をお願いすることを期待していたのかもしれませんが、二人の願いは千雪さんと流星群を見ることでした。仕方ないね。

    デビ太郎のとしては、このまま二人とずっと布団の中にいたかったと思います。
    甜花の風邪がまた甘奈に移って、またしばらくお休みということも全然ありえたでしょうから。
    こういう感情を全部放棄して、何らかの力風邪を治した、もしくは二人の風邪が治るように流星群に願ったデビ太郎には涙を禁じえません。

  • 53新人122/02/23(水) 13:33:03

    余談ですが、デビ太郎女の子です。
    タスクバーがピンク色なので。

  • 54新人122/02/23(水) 13:36:08

    ここで、8の根拠3に戻ります。

    8 甘奈、甜花、デビ太郎が揃って布団に入ることが、計画達成である根拠。

    根拠3
    エンディング、最後のシーン
    ・わざわざ締めのシーンをロリ双子の回想にしたこと。
    ・回想を最低限しか使わないシャニマスで、わざわざ回想を用いたこと。
    ・そもそもストーリーとなんの関りもなさそうなこと。

  • 55新人122/02/23(水) 13:41:43

    エンディングは12月14日前後 ふたご座流星群のピーク。
    デビ太郎にとっては2人に願われた思い出の日であり、それはもうすぐ終わります。

    しかしそんな思い出の日、二人の心の中にデビ太郎はいません。
    デビ太郎のささやかな願いは叶わなかったのです。

    そんなデビ太郎は流星群を眺めながら、一番大切な思い出、一番幸せだった時を想いながら、感慨に浸っている。

    こう解釈するのが一番エモいかなって思いました。

  • 56新人122/02/23(水) 13:44:00

    さらに余談。
    なぜ今年、計画を実行したのか。

    前述の通り、デビ太郎もうほつれてきています。
    ぬいぐるみとしての寿命が近いのでしょう。来年は一緒に流星群見られない。今年が最後。
    そう思ったのかもしれません。

  • 57新人122/02/23(水) 13:46:16

    こう見るとめっちゃ切なくないですか。
    デビ太郎ぉ……

  • 58新人122/02/23(水) 13:46:49

    予定があるので一旦ここまでで。

    続きは今日の夜か、遅ければ明日になります。
    ③デビ太郎から見た千雪について から始めます。

  • 59二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 13:48:30

    おつおつ

  • 60二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 19:31:15

    たのしみ

  • 61新人122/02/24(木) 00:59:12

    保守マイセルフ

    間に合わなかったー。
    明日の昼には終わるよ。きっと、きっとね!

  • 62新人122/02/24(木) 11:29:36

    再開します。

    ③デビ太郎から見た千雪について
    このシナリオにおける千雪さんの役割については、内容から判断できる確たる材料は発見できませんでした。
    なので、かなりのメタ読みを含みますがご了承ください。

  • 63新人122/02/24(木) 11:38:48

    デビ太郎から見た千雪に意味があるとする根拠

    根拠1
    文学における登場人物の扱い方

    スレ主はあまり文学的な作品に明るい方ではありませんが、一つだけ言えることがあります。
    それは、登場人物や展開を作る上で、決して無駄な配置はしないということです。
    シャニマスはエンターテイメントに重きを置いていますが、時々文学の比重を強くしたシナリオが登場します。
    アイムベリーベリーソーリーなどがそれにあたります。

    上記のシナリオは、真乃、霧子、智代子、摩美々、にちか、美琴、恋鐘という異色の面子でしたが、考察勢によるとその人物配置にはきちんと意味があったようです。
    流れ星が消えるまでのジャーニーも文学に振ったシナリオなので、作品内に登場する人物には必ず役割が存在すると考えました。

  • 64新人122/02/24(木) 11:45:00

    その上で、デビ太郎視点で進むこのシナリオにおいて、重点を置くべきは双子の行動であり、千雪の存在はあまり関りがないことになります。
    実際、千雪さん視点で動いた場面は一度もなく、舞台装置的に扱われていると言えるでしょう。

    ただ、本当に千雪が物語に関与してこないなら、登場させる意味はありません。
    その場合イベントシナリオとしてではなく大崎姉妹のサポートカードシナリオとした方が情報が整理されてスッキリするでしょう。
    にもかかわらずユニット全員が登場することを暗黙の了解とするイベントシナリオでこの物語を綴ったのであれば、何かしらの重大な役割を千雪が担っていると考えざるを得ません。

  • 65新人122/02/24(木) 11:52:53

    根拠2
    桑山千雪を単なる舞台装置として用いるのはあまりにももったいない

    例えば、ほつれたデビ太郎を直すだけならば、名前のないキャラクターでもできてしまいます。それこそ大崎夫婦のどちらかでもこなせてしまうのです。なんなら、隣の家のおばあちゃんとかでも構いません。

    これを千雪にやらせたのなら絶対に意図があります。
    これまでたくさんキャラを掘り下げてきて、記号的な属性をたくさん備えているメインキャラクターの一人を、モブでもできる立ち位置に据えておくのはあまりにも不自然です。

    ですので、今回の千雪は舞台装置でしたが、何かストーリーの核心に迫る舞台装置でなければならないのです。

  • 66新人122/02/24(木) 11:55:35

    デビ太郎から見た千雪

    以上のことから、千雪がストーリーにおいてどのような役割を担っているか想像した結論が、
    現在の千雪は、過去のデビ太郎と同じ立ち位置にあるということです。

  • 67二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 11:56:31

    あー
    どっちも双子に挟まる存在

  • 68新人122/02/24(木) 12:00:49

    このシナリオにおける千雪の属性は、「大崎姉妹が大切にしている存在」「大崎姉妹が共有しているもの」であること。

    大崎姉妹が八歳の頃は、デビ太郎が大切にされ、共有されてきました。
    大崎姉妹が十七歳の現在は、千雪が大切にされ、共有されている。
    という対比です。

    また、
    八歳の頃は、デビ太郎が流星群に願われていた。
    十七歳の現在は、千雪(と流星群を見ること)が流星群に願われている。
    という対比にもなります。

    要は、千雪はデビ太郎にとってのライバルポジなわけです。

  • 69新人122/02/24(木) 12:03:42

    これを前提として考えると、デビ太郎の二行がさらに切ないものになります。

    デビ太郎としてはこのまま布団の中で双子と一緒にいたかったけど、
    双子が千雪を望んでいるから、自分から退いて、ライバルである千雪に譲るね。

    ということです。

    デビ太郎ぉ……;;

  • 70新人122/02/24(木) 12:04:09

    ほつれを直してくれた恩も関係しているかもしれません。

  • 71新人122/02/24(木) 12:08:12

    ④推測できるデビ太郎のキャラ

    ぬいぐるみの女の子

    目的のために、危害を加えかねない風邪という手段を用いる悪魔的な側面を持ちつつも、
    好きな人たちのために要求を引っ込められる優しさと健気さを持つ。
    そしてとても一途。

    お前、甜花と甘奈が大好きなんだな。
    わかるよ……

  • 72新人122/02/24(木) 12:11:12

    大崎姉妹の生い立ちや成長の掘り下げもありつつ、
    まさかのデビ太郎の掘り下げと心情を追うという異色すぎるシナリオ。
    これが、流れ星が消えるまでのジャーニーの正体でしょう。

    シナリオを読み終わった時、一番感情移入できるのがぬいぐるみなの面白すぎる。

  • 73二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 12:17:41

    アルストが「変化」と「変わらずにはいられない」を課題にしてるのにデビ太郎も組み込まれてるの本当に『一緒』なのがいいんだよな

    「デビ太郎のシール付チョコ買ってきた~! はい、甜花ちゃんの分!」
    「ありがと、なーちゃん…… にへへ……白いデビ太郎……来い!」

    レア(おそらく)な色である白
    デビ太郎の色とは対極な白
    千雪さんの固有色である白……

  • 74新人122/02/24(木) 12:20:51

    総評

    面白かったです。
    物語を読み解くヒントの配置が絶妙でしたね。

    何も知らずにまず一周すると、違和感を覚えるシーンがいくつかあります。
    ・双子の話なのにやたらデビ太郎出てくるなとか。
    ・最後のシーンなんだったんとか。

    そこであらすじ!
    デビ太郎の重要性を匂わせる文章を置くことで、ユーザーに「デビ太郎視点」という発想を与えます。
    このヒントが最大の鍵となり、シナリオ全体が氷解するように紐解かれていく様は圧巻でしたね。
    初めての経験なので新鮮でした。

    正直、意図のわからない演出はまだまだたくさんあります。
    ・ファンの子は何のために登場したの?
    ・甘奈がデビ太郎を受け取ったシーンで、背景に秒針の音が鳴っていたのはなんで?
    ・千雪さんが大崎母にホットワインもらったの意味がある気がするけど気のせいかな?
    などなど。

    あと何周かすればすべて判明するかもしれません。
    これまで並びたてた考察が尽くひっくり返るようなものもあるかもしれません。
    色々ありますが、スレ主としてはひとまずここまでとします。

    みなさん何か思い当たる節がありましたら教えてください。

    終わります。
    お疲れさまでした。

  • 75新人122/02/24(木) 12:22:39

    >>73

    なるほど!

    それはビックリした。


    ホーム会話にまで仕込んでるのか……?

    シナリオ班の人たちそこまで考えて……るかもしれませんね。

    意味わかんねー

  • 76二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 12:36:18

    おつおつ
    面白い考察だったわ

オススメ

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