- 1二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:55:17
- 2二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:55:49
…ついていってもいいのか?
- 3二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:56:05
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:57:52
勝手についてくるアヤトレに自分から来るように求めるのいい…
- 5二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:58:56
このレスは削除されています
- 6二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 18:59:42
- 7二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:07:49
勝手についてきてた人がついてきてるか気になるようになったんですねえ
- 8二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:08:24
アヤトレは絶対に付いてく
- 9二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:11:22
アヤトレ絶対に菓子折り一杯持って付いてくんだろうなぁ
- 10二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:11:28
アヤトレ「ついてく……ついてく……」
- 11二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:21:27
妹のお墓に一緒に手を合わせにいけ!
- 12二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:39:20
勝手に着いてくる人から着いてきて欲しい人になったんだね…
- 13二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:55:02
最終的に逐一ついて来るか確認するアヤベさんになるととても良いですね
- 14二次元好きの匿名さん22/02/22(火) 19:56:28
「よく…わからない人」
↓
「あなたのことを知りたい」
はグッと来ますね - 15二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:08:35
トレーナーがついて行くというかアヤベさんが無自覚に実家に連れて帰ってない?
- 16二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:10:54
- 17二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:11:49
この文字数の少なさでこの空気を出せる書き手
貴様只者ではないな - 18二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 01:12:29
そんでそれに何の違和感も持たずについて行くアヤトレ
- 19二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 07:13:45
- 20二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 16:35:38
ああ、もちろんさ (かっこいいなアヤトレ)
- 21二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 16:37:32
実家にも布団乾燥機あるんだろうなあ
- 22二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 16:38:41
実家に連れ帰っていいか布団乾燥機に許可求めてるの?
- 23二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 16:39:43
もしかしたらアヤベさんの実家は布団乾燥機屋かもしれない
- 24二次元好きの匿名さん22/02/23(水) 17:03:04
- 25>>1の概念に感謝22/02/24(木) 00:48:47
トゥインクル・シリーズも終わり、忙しかった日々にひと区切りがついたある日のこと。
「……久しぶりに実家に帰ろうと思うの」
自分の担当ウマ娘──アドマイヤベガがそうぽつりとこぼした。
「一昨年の正月に帰ってなかったのは覚えてるけど、その後も帰ってなかったのか?」
「ええ。去年の正月はあの一件の後でまだ心の整理がついてなかったし……。時々、電話で近況の報告はしていたのだけれど」
それはつまり、彼女は丸二年以上親御さんに顔を見せていないということだろうか。
「電話してたと言っても顔を見せてない時期が長かったから、親御さん心配してたんじゃないか?」
「ええ、それでずっと母さんを心配させてたみたいで……。最近はレースのほうも自分のほうもひと区切りが付いたし、これがいい機会だと思ったの」
「そうか、ひさびさに会えるわけだしきっとお母さんも喜ぶな!」
「……そうね。そういえばあなたも母さんと電話で話してたんだったわね。母さんも……あなたによろしくって言ってたわ」
「そうかそうか。じゃあアヤベもトレーナーからということでお母さんによろしく伝えておいてもらえると助かるな」
「……どうして私が。そんなことしなくてもあなたも──」
と言ったところで彼女はなにかに気づいたように押し黙ってしまった。
……娘さんの口から直接担当トレーナーのことを語ってもらうことで親御さんに安心してもらえることもあるだろうと思ってそう言ったのだが、なにか変だっただろうか。
そう思ってどう返そうか悩んでいるうちに会話が途切れてしまった。部屋を沈黙が支配する。しばらくした後──
「……ねぇ」
それを破ったのは、躊躇いがちな言いぶりの彼女の言葉だった。
「あなたは……ついてきてくれないの……?」 - 26>>1の概念に感謝22/02/24(木) 00:50:39
****
迂闊だった。当然のように「あなたもついてきて、母に直接伝えればいいじゃない」と言いかけてしまった。彼が私の行く先についてきてくれることが自分の中で当たり前になっていたこと、そして「ついてきてほしい」と思っている自分に驚く。
思い返せば、彼は勝手についてきて支えてくれるという "よくわからない人" ではあっても、デリカシーがない人ではなかった。夏合宿のトレーニングプランを選ぶときには決して急かしたり強要することもなかったし、温泉旅行のときもこちらから話を切り出すまでずっと待ってくれていた。ただ誘うだけでは「一家団欒にお邪魔したら悪いだろうから」と遠慮するだろう。
だから──今までついてきてくれた彼との思い出を支えに、一歩踏み出してみよう。
「……ねぇ」
「あなたは……ついてきてくれないの……?」
「……ひさびさの家族水入らずを俺が邪魔しちゃ悪いよ。それに──」
やっぱりそうだ。だから──
「あなたを」
踏み出せ、私。
「私の家族に紹介したいから」
声が掠れそうになる。
「ついてきて、くれる?」
言い切った。
- 27>>1の概念に感謝22/02/24(木) 00:51:31
- 28>>1の概念に感謝22/02/24(木) 00:52:10
- 29二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:52:42
ありがとう…ありがとう
- 30二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:53:13
- 31二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:53:50
この文才、誇らしくないのかよ?
- 32二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:54:37
乾燥機はルールで禁止っすよね
- 33二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:55:00
おうやめろ
- 34二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:55:32
- 35二次元好きの匿名さん22/02/24(木) 00:55:35
でもあやべさんは乾燥機もっていきそう