【オリキャラ🎲】AA-12を持つ少女アオバPart2

  • 1アオバ124/09/24(火) 23:15:24

    AA12持つ生徒いないから作ろうで始まりましたが、見てくださる方々のおかげでPart2へ行くことが出来ました!
    ありがとうございます!
    これからもよろしくお願いします!

  • 2アオバ124/09/24(火) 23:16:59
  • 3アオバ124/09/24(火) 23:31:16

    【ステータス】
    愛宕アオバ
    ヴァルキューレ警察学校警備局(もうすぐ公安局)所属
    3年生
    持ち武器 AA-12【第12号ヴァルキューレ試作散弾銃】

    戦闘力69
    持久力36(戦闘力を発揮し続けられる時間)
    耐久力76
    知力42(一般知識や戦闘IQ)
    腕力47(AA12をまともに扱えるか)
    機動力65(高い程機動力を活かした戦闘スタイル)
    政治74
    倫理32
    職務への真面目度55
    頑固さ47
    転職したいか7
    冷静さ46
    ロマン63
    手先の器用さ18
    ズボラ度27(低いほどズボラ)
    神秘83

  • 4アオバ124/09/24(火) 23:33:55

    【外見】
    160cm
    胸は中の上程度、お尻は小さめ
    黒髪ミディアム(肩にかかる程度)
    一人称 私 本官

  • 5アオバ124/09/24(火) 23:37:26

    【好感度の設定】
    補正はストーリーに矛盾が生じない程度に入れます。
    100を超えた生徒はアオバに対し親友以上の感情を抱きます。
    アオバは警察官なので、善、中立寄りの生徒には比較的好意的に接します。
    混沌や悪寄りの生徒には厳しめです。
    アオバからの好感度🎲はあまり振らないようにしようかと思います。
    各生徒との矢印の相関に矛盾が生じないようにするためです。
    同じ学園や関係の深い生徒は🎲振ります。

  • 6アオバ124/09/24(火) 23:46:45

    好感度
    各生徒→アオバ
    【ヴァルキューレ】
    カンナ99
    キリノ86
    フブキ59
    【ミレニアム】
    ウタハ52
    コトリ90
    ヒビキ92
    ユウカ34
    【トリニティ】
    スズミ72
    ハスミ45
    【ゲヘナ】
    チナツ33
    【先生79】

  • 7アオバ124/09/24(火) 23:47:36

    アオバ→各生徒
    カンナ102 
    キリノ48
    フブキ31
    先生74

  • 8アオバ124/09/24(火) 23:49:21

    戦闘イベントについて
    イベントではアオバのステータスを参照し戦闘が繰り広げられます。
    参照ステータス
    【戦闘力、持久、耐久】
    (知力は戦闘描写に組み込みます)

    アオバと敵は体力を持ちます。
    基本一対一でお互いの戦闘力を参照し、ターン毎にダイスの目の優劣で体力を削り合い、敵の体力を0にすると勝ちです。
    ターンの終了時持久が基本1〜10減ります。
    減る持久はダイスで判定。
    持久がマイナスになると戦闘力がマイナス分減ります。
    耐久はアオバだけが持ちます。
    (原作で耐久について言及されてるネームドは耐久付けます)
    耐久は戦闘力ダイスで負け判定の場合参照されます。
    敵の戦闘力ダイスの目を耐久と比較し、耐久が高い場合は体力が減りません。
    代わりに耐久が敵の戦闘力ダイスの目分減ります。
    戦闘力ダイスが高い場合は耐久は減らず、体力が1減ります。

  • 9アオバ124/09/24(火) 23:50:06

    【戦闘評価について】
    戦闘の内容次第でアオバに対するキャラの好感度、アオバのステータスが上昇します。
    基本グダグダでない限りは下降はしません。

    評価は減点方式で。
    右から減点が多い。
    【耐久を減らす〈体力を減らす〈体力が0になり撤退する】
    減点は回数式、耐久だけで済んでいても回数積めば評価は低くなります。

  • 10アオバ124/09/24(火) 23:55:48

    【あらすじ】
    警備局から公安局に異動する前の最後の休暇。
    トリニティでゆっくりお茶でもと思っていたが戦闘に巻き込まれる。
    囲まれているところを助けてくれたのは正実ハスミ。
    2人で協力し、たった2人で何十人のヘルメット団を撃退したのだった。

  • 11アオバ124/09/25(水) 01:40:03

    当世界線ではあまねく奇跡の始発点は無い設定です。

    【─全ては望む景色にたどり着くために】

  • 12アオバ124/09/25(水) 01:42:47

    ストーリー再開


    戦闘に勝利し評価Sを取ったアオバ、ステータスがどれか成長します。

    1戦闘力

    2耐久

    3持久

    dice1d3=2 (2)


    上昇量dice1d5=2 (2)

  • 13アオバ124/09/25(水) 01:45:18

    耐久76→78


    続けてハスミからのアオバへの好感度。

    45+dice1d65=59 (59)

  • 14アオバ124/09/25(水) 02:10:22

    ハスミのアオバに対する好感度が104へ。

    ハスミから【想いを伝えられる】イベントが開放されました。

    そういえばアオバからハスミへの好感度🎲降ってなかったので振ります。

    dice1d60=58 (58)

    +50補正

    ところで何故ハスミの好感度が急上昇したのでしょう。


    ハスミ「見事な腕前でしたアオバさん」

    アオバ「いえ、ハスミさんの援護が無くては今頃蜂の巣でした」

    ハスミ「ところでアオバさんは何故トリニティへ?」

    アオバ「いえ、久しぶりの休暇で、たぶんしばらくは休暇を取れないので、せめて美味しいものでも食べようかと思いまして」

    ハスミ「それは災難でしたね、私もせっかく並んでやっと食べられると思っていた限定スイーツが、限定スイーツが…」

    アオバ「ハスミさん?」

    その顔には怒りが満ちていた。

    ハスミ「何度正義実現委員会の仕事が重なり泣く泣く見送ったか、やっと食べられる、そうおもっていたのにッ」

    涙まで滲ませて、よほど悔しかったのだろう。


    それに私は直前まで気が付かなかった。

    倒した不良が起き上がり、手榴弾を手に笑っていた。

    ピンは抜かれ、あとは投げられるのみ。

    アオバ「ハスミさん!」

    ハスミさんの足元に投げられた手榴弾、爆発すればただではすまないだろう。

    ハスミさんの腕を取り前に引き寄せる。

    私の身体で手榴弾を包み込む。

    一瞬の閃光のあと、私の意識は途絶えた。

  • 15アオバ124/09/25(水) 02:14:17

    好感度アオバ→ハスミ108
    アオバさあ、カンナ局長はどうするんだ。

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 08:01:01

    突然、恋仲レベルに近い人が増えるのはダイスの流れが強いな

  • 17アオバ124/09/25(水) 10:55:45

    【???】
    ?「私が直接介入した世界は必ず滅亡します」
    ?「これは既定路線、そうこの電車のように決められたレールの上を走っているのです、それが最期にはレールが無くなり脱線するだけ」
    目が覚めると、電車の座席に座っていた。
    電車は湖の上を走っている。
    電車の窓から見える景色は赤く、湖も赤い空を反射し赤い。
    対面の座席に座る青い髪の少女。
    ?「私は直接介入出来ないのでキヴォトスを離れるしかありません」
    ?「ですが、私の代わりを勤めてくれる人がいないと、私の失踪後の混乱に対処できない、混乱の最中滅亡します」
    ?「だからキヴォトスの外、変数たる"先生"を呼びました」
    ?「しかしキヴォトスの外部の人は内部の人より頑丈ではありません」
    ?「今度は"先生"を保護するための端末を用意しました」
    ?「それでも尚滅びの運命を変えることは出来ませんでした」
    ?「何が原因なのか、私は直接介入出来ないのでこうして貴方と会うまで、わからないのです」
    ?「私はひとつの世界が滅んで初めてミスであったと理解します」
    ?「キヴォトスの内部の人に滅びの運命にあることを認知させることは私の直接介入と見做され滅亡します」
    ?「常に変数が入力、出力される貴方を創りました」
    ?「キヴォトスの滅亡の原因、それを貴方に調べてほしいのです」
    そこで電車が大きく傾く、再び意識が途切れた。

  • 18二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 15:42:33

    にしてもアオバの精神面だけがアビドス生の世界線のアオバの体に入ったぽい夢といいメインに関わらない場合は前スレの感じになるみたいな予想は思った。後マスターキーの話と今回の本編プロローグみたいなのも尚更感じられたから…

  • 19アオバ124/09/25(水) 16:02:18

    そういえば過去スレでのコメントありがとうございます!
    イベストにも関わらせていけたらと思います!

  • 20二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 19:06:39

    アオバの関わるのが良さそうなイベスト、ヴァルキューレメインに近いからワカモのアレは確実かな

  • 21アオバ124/09/25(水) 19:14:10

    ストーリー再開

    全身の痛みで目が覚める。
    見慣れぬ天井、そこは先程居たトリニティの商店街ではなく、電車の中でもなかった。
    夢で起き夢で寝かされ、また起きる。
    夢と現実がハッキリしなくなってきた。
    今度はどんな夢か?温泉でも掘っているのだろうか?
    と思うとそばに一人の女性、その顔には見覚えがあった。
    ハスミ「アオバさん!?お目覚めになられたのですね!?良かった!」
    アオバ「うわぁ!?ハスミさん?」
    ハスミ「私を庇ったせいで、貴方にひどい怪我をさせてしまいました…私が油断したばかりに貴方を…」
    私の手を取り涙を流すハスミさん。
    普段の大人びた印象からは遠い、か弱く、儚く見えた。
    そこに更に私の手を重ねる。
    アオバ「怪我はありませんでしたか?」
    ハスミ「はい、貴方のおかげで」
    アオバ「それなら良かったです」
    ハスミ「アオバさん…」
    彼女が落ち着くまで手を握り続けることにした。

  • 22アオバ124/09/25(水) 19:36:06

    ハスミ「すみません、取り乱してしまいました…」

    アオバ「いえ、大丈夫ですよ」

    顔を赤く染め恥ずかしがるハスミ。

    ?「お目覚めになられたんですね、良かったです」

    カーテンを開け一人のナース服の生徒が入ってくる。

    アオバ「えっとあなたは?」

    セリナ「はい、救護騎士団の鷲見セリナです、お加減はいかがですか?」

    アオバ「全身が痛いです、顔とかめちゃくちゃになってませんよね」

    落ち着いて聞いてください、はやめてください。

    セリナ「駆けつけた時、手榴弾の破片による外傷は見られませんでした、吹き飛ばされた後の地面に身体を打ち付けた時の傷くらいです。しかし全身の打撲で1週間から2週間ほどは安静にする必要があります」

    鏡を渡され、それに私の顔を映す。

    確かに傷は見られない。

    しかし手榴弾に覆い被さるようにしたのだから、ミンチならずとも破片で身体を傷つけてもおかしくない。

    アオバ「あの手榴弾は破片手榴弾ではなかった?」

    ハスミ「ええ、あのあとヘルメット団から取り上げた武器の中から同じ手榴弾が見つかりました。しかしそれは今まで見られなかった新型の手榴弾のようです」

    アオバ「新型?」

    ハスミ「ええ、ヘルメット団への尋問でスポンサーのような者から受け取ったキヴォトス人に効果的な爆弾のプロトタイプ、らしいです」

    アオバ「この身で味わいましたが、確かに痛かった、というか何日寝込んでました!?」

    ハスミ「それはdice1d7=6 (6) 日です」

  • 23アオバ124/09/25(水) 20:09:08

    アオバ「…」
    休みも潰れ、公安局としての初出勤も逃し、更にもう2週間ほど安静にしなくてはならないとは。
    ハスミ「申し訳ありません、本来はトリニティ内で解決しなくてはならない問題に貴方を巻き込んでしまった」
    アオバ「いえ、ただ局長には迷惑をかけてしまうなと思うと気が重いです…」
    ハスミ「貴方の所属先には連絡しました、公安局局長も心配されていたと同時上司として誇らしく思うと話されていました」
    アオバ「カンナ局長が…それはとても嬉しいです」
    ハスミ「…」
    私の言葉で少し不機嫌になるハスミさん。
    私の手を再び握るハスミさん。
    それに私はドキッとしてしまう。
    アオバ「ハスミさん?」
    ハスミ「いえ…その…すみません、少しだけこうしてもよろしいですか?」
    アオバ「はい」
    大人びた印象から離れた彼女を見てると、鼓動が早くなる。
    セリナ「ハスミさんすみません、本日の面会時間は終了になります」
    それを聞き名残惜しそうに離れる彼女の手。
    ハスミ「アオバさん、改めて助けていただきありがとうございました、正義実現委員会の仕事があるので毎日お見舞いには行けませんが、何か欲しいものがあれば連絡してください」
    何故かモモトークにはハスミさんの連絡先があった。
    アオバ「?トリニティでお世話になってもよろしいので?」
    セリナ「容態が急変されないとも限りません、それと移送の際の負担を考えて貴方をここから連れ出すのは危険だと判断しました」
    大人しくなさってくださいね、と圧のある笑みがまた怖い。
    アオバ「それではセリナさん、ハスミさん、お世話になります」

  • 24アオバ124/09/25(水) 21:30:17

    【とある丘】
    ?「おや、まだ生存されている方がいたとは驚きです」
    また夢の中のようだ。
    赤い景色の電車の夢のような、赤い空。
    私は小高い丘を、何かを抱えて登っていた。
    腕に抱える何かを見る、それは黒い髪の私より身長の高い生徒だった、誰だろう思い出せない。
    全身が血に塗れている、綺麗であったであろう顔は長い髪によって塞がれて様子を確認出来ない。
    ?「もっともその様子では亡者と変わらないようですね」
    先程から話しかけてくる声の主を探る。
    丘の頂上、黒いスーツと黒い顔に白い目と口の不気味な男。
    足を止め男を見上げる。
    ?「私ですか?黒服、と呼んでください」
    黒服、と名乗った男は続ける。
    黒服「キヴォトスは滅亡しました、理由ですか?ゴルゴンダの言葉を借りるのなら、【テクスト】を剥がされた、といえば良いのでしょうか?」
    黒服「あの赤い光は神秘を消滅させる光、それに触れれば神秘で構成された貴方達の肉体は消滅する、それはシと同義であると言えます」
    黒服「器に入った水を想像してもらうとわかりやすいでしょう、肉体という器を失った魂がどうなるか?赤い光は肉体を消し、支えをなくした魂は落ち消えていく」
    黒服「貴方達は運良くソレから逃れることが出来た、ただの延命を運が良いと言えるのかは解釈が分かれそうですが、おや」
    一通り説明した黒服は私から目を離し丘を照らしだした光に目を向ける。
    黒服「この光、神秘で構成されたキヴォトスの天敵とも呼べるものですが、私達外部の人に対しても致命的なモノなのです」
    黒服「さようなら、キヴォトス最期の生徒さん」
    光に当たった黒服は溶けるように消えていった。
    その光が私にも当たる。
    何度目か、いつものように私の意識は途絶えた。

  • 25アオバ124/09/25(水) 22:11:17

    個人的な解釈
    私は【テクスト】を肉体、器、外殻の外側部分、精神、魂の内側部分に宿る神秘、意味、と解釈しています。


    「全ての記号がそうであるようにデカルコマニーと私もまた自らによってのみ存在することは叶わない」
    記号を肉体、魂や精神と解釈。
    デカルコマニーを肉体、ゴルゴンダを精神として、それ単体で存在することは出来ない。
    ゴルゴンダは写真、デカルコマニーの肉体が無くては存在できない、肉体から離れているので後ろ向きでしか対話出来ない。
    デカルコマニーはゴルゴンダという精神が肉体の外にあるので意識のない植物人間のようなシんでないだけの肉体。
    シロコテラーによってゴルゴンダがシぬ→肉体という記号だけでは存在出来ないのでフランシスという記号、精神が顕現。
    ゴルゴンダの作ったヘイロー破壊爆弾を【テクスト】神秘を弄くって破壊しやすくする道具と解釈。


    解釈違いでしたらすみません。
    とりあえず神秘弄られて肉体崩壊した、と思っていただければと思います。
    『どういうこったぁ!?』

  • 26アオバ124/09/25(水) 22:17:22

    アオバの受けた手榴弾の爆発は
    『そういうこった!』

  • 27アオバ124/09/25(水) 22:22:18

    あっ、この世界線では始発点が無くシロコテラーさんはやって来ないのでゲマトリアの皆さん(ベアトリーチェを除く?)は綺麗なまま逝きます。

  • 28アオバ124/09/25(水) 23:02:43

    【AIは『愛』を理解することは出来るのか?】
    ?「リンちゃん、もう一人の私をAIで作ってみない?」
    リン「膨大なあなたのデータと資金と時間と技術の問題を解決できれば可能かもしれないですね、問題が多すぎるので実現は難しいかと」
    ?「ほぼ実現不可能だね、ところで人工知能に人間の愛を理解することはできるのかな?」
    リン「…話がみえないのですが?」
    ?「AIってアイって読めるよね、アイに愛を理解することは出来るのか、アイに愛って、なんちゃって」
    リン「…そうですか、仕事に取り掛かりましょう」
    ?「やっぱりリンちゃんひどい!」

  • 29二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:19:50

    パヴァーヌ辺りかな…後テクストの考察これもアリだと個人的には思いますね
    それに例の破壊爆弾のプロトとは、これに近いヤツもう一発で神秘のダイスが投げられる可能性も感じられる程アオバも少しずつに…な感じですかね

  • 30アオバ124/09/26(木) 05:31:24

    夜にまた再開します

  • 31二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 08:21:06

    6日間も寝込んでたのか

  • 32二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 11:39:23

    アオバがセイアの予知夢みたいな景色見てるの色々と気になるな

  • 33アオバ124/09/26(木) 21:32:24

    ストーリー続き

    ハスミ及びアオバの好感度を説明するためのストーリーにより、対策委員会編に関わることは無くなりました、はい。
    アオバの職務復帰時はパヴァーヌ編になります。
    (関われるとは言っていない)
    時系列は、対策1.2→パヴァーヌ1.2→エデン1.2.3.4→カルバノグ1章でやっていきます。

    設定追加で、カンナのアオバへの好感度が99で実質100なので、もう100にします。
    これで何が変わるかというと、アオバの【想いを伝えられる】イベントの条件をカンナが満たしました。
    条件該当者はカンナ、ハスミです。
    しかし、アオバと結ばれるのは一人だけです。
    私と🎲神の気分次第で変えていくかもですが、大きな改変はストーリーを構成しているこちらの負担がヤバいので…。
    結ばれた恋人同士に何があるかはお楽しみに。

  • 34アオバ124/09/26(木) 21:33:38

    さて、どうしようか?

    アオバの退院まで2回の日常イベント。

    dice1d5=1 (1)

    1カンナ局長が見舞いに来る。

    2ハスミさんの様子が?

    3とりあえず戦闘指南書でも(知力アップ)

    4正義実現委員会の誰かがお見舞いに

    5身体の治り早くない!?(神秘が?)

  • 35アオバ124/09/26(木) 22:07:38

    カンナ「アオバ…失礼するぞ」

    アオバ「カンナ局長…お久しぶりです」

    その日カンナ局長がお見舞いに来た。

    カンナ「突然すまない、この日まで休暇が無くてな」

    アオバ「いえ、局長の立場では当然かと」

    カンナ局長はベットのそばの座席に座る。

    アオバ「申し訳ありません、ご迷惑をお掛けしました」

    カンナ「謝罪は必要ない、羽川ハスミ副委員長から話は聞いている。正義を全うする献身の精神は尊敬に値する、同時に公安局局長としてお前を部下に持てること誇らしく思う」

    ここまで褒められることもないので、恥ずかしいし嬉しい。

    アオバ「こ、光栄に存じます」


    「「………」」

    ここでお互いに黙ってしまう。

    話したいことはある、けれど話しづらい。

    カンナ局長も同じだろうか?

    視線が合うたび離れ、口を開きかけるたび閉じる。

    私はこの状況で言うのは恥ずかしい。

    自分の情けない姿を見せているのだから、ここで話すのは違うと思っている。

    しかし距離も時間も離れるほど彼女の事が恋しくなった。

    次に同じような事が起こった時、果たしてこの想いを伝える事は出来るのか?


    私は─

    dice1d2=1 (1)

    1【想いを伝える】

    2カンナに【想いを伝えられる】

  • 36二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 22:28:12

    おっ…

  • 37アオバ124/09/26(木) 23:00:37

    想いを伝えようと思う。
    まるで高台から飛び降りるときの浮遊感を感じながら全てを話す。
    アオバ「カンナ局長、いえカンナさん」
    私は決意を固めた。
    アオバ「好きです、あなたが好きです」
    カンナ「えっ…」
    アオバ「ダメな事はわかっています、それでも言いたかったんです」
    アオバ「こうして離れて、大きな怪我して思ったんです、ダメでも伝えたいって、想い抱えたままシんで後悔したくないんです」

    アオバ「こういうのダメだとは思っているんです、公私混ぜちゃダメって、私たぶんカンナさんかその他だったらカンナさんを選びます」
    『こんなこと言ったら嫌われる…』
    アオバ「カンナさんが私と同じ気持ちで、私を選んでくれたら嬉しい、すごい嬉しいって思うんです」
    『私を選んでほしい…』
    アオバ「でもそれはダメな事なんです、私は正義の味方なのに、これじゃ私、自分の正義、貫けない…」
    『あなたが選んでくれるなら…』
    アオバ「それだとあなたの側に要られない、それはいやです」
    『正義なんていらない、あなたがほしい…』
    アオバ「だから気持ちだけ、それだけ伝えます、好きです…」
    『想いを受け取ってほしい、私の手を取ってほしい…』

    手をカンナさんの前にゆっくり差し出す。
    アオバ「だから…手を取って…ほしいです…」

  • 38二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 00:16:40

    返答は…いや決まっている感じだろうな

  • 39アオバ124/09/27(金) 05:32:33

    また遅くに再開します。

  • 40二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 08:18:21

    これは…

  • 41二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 17:55:47

  • 42アオバ124/09/27(金) 19:29:39

    …。
    カンナ「私も局長失格だな…」
    局長の手が私の手を掴む。
    アオバ「えっ…」
    カンナ「意外か?お前は受け入れてほしいのか振ってほしいのかどちらだ?」
    アオバ「私は、受け入れてほしいです…」
    カンナ「私も同じ気持ちだ…」
    アオバ「あっ…」
    カンナ「上司と部下がそのような関係になれば、情が判断を鈍らせ正義を見失う原因になる」
    カンナ「だから局長として務める限りアオバを諦めてしまおう、そう思っていた」
    局長が私の目を見つめる。
    不安と決意、両方の混じった目だ。
    カンナ「お前が大怪我をしたと聞いてそんな考えは消えてしまった」
    カンナ「それどころか局長であろうと落ち着いて聞くことが出来た自分に嫌気が差した、早く来ることが出来なかった私の事を薄情な奴と思われ嫌われていないか不安になった」
    カンナ「局長ともあろう者がこのざまだ、私こそお前にこの気持ちを受け取ってもらう資格はない、だから聞きたい」
    そこには局長ではなく一人の女性がいた。
    カンナ「アオバ…お前は私を軽蔑したか?もし違うと言うなら受けいれてほしい」
    カンナさんの身体がゆっくり近づいてくる。
    あぁ…私…受け入れてもらえたんだ。
    嬉しくて涙で視界が霞む、両想いだったんだと歓喜に震える。
    そして私達は両想いだという証明のキスを─

  • 43アオバ124/09/27(金) 19:59:35

    キスを─キスを…ハグ?
    カンナさんは私の背中に腕を回しハグをした。
    カンナ「ありがとう、とても嬉しい…」
    色々思うことがあって、私の感情が決壊した。
    アオバ「うわぁぁぁん!わたしもうれしいです!すきですぅ!!キスかとおもったのにぃぃぃ!!!」
    カンナ「キ、キスッ!?まだそういう時期じゃないだろう!?」
    私の大声にびっくりして離れるカンナさん。
    アオバ「あれはキスの流れですよ!!なんでキスじゃないんですか!?」
    カンナ「お前はせっかち過ぎだ!こ、こういうのには手順があってだな!」
    アオバ「目を閉じて近づいて来た、これはもうキスしかありません!なのにぃ、うぅ恥ずかしい…」
    キスを待って目をつぶる私を想像してものすごい恥ずかしくなった。
    アオバ「あああああ!!やり直し!やり直しさせてください!」
    カンナ「お前は何を言っているんだ…」
    セリナ「お体に障りますので大声は控えてくださいね?」
    アオバ「うわあああ!?いつの間に!?」
    セリナ「控えてくださいね?うわぁぁんと大声が聞こえた辺りからです」
    アオバ「大体聞かれてる!ハズカシイ…コロシテ…」

  • 44アオバ124/09/27(金) 20:59:05

    カンナ「落ち着いたか?」
    アオバ「ええ…すみません…」
    あのあと感情が落ち着くのに小一時間。
    恥ずかしさは今でも残っている、目を閉じてキスを待つ私が脳裏にチラッと映るだけで─
    カンナ「おい、また再発しているぞ」
    顔全体が赤くなり、カンナ局長を見ることが出来ない。
    アオバ「うぅ、過去に戻れたらあの時の私に言いたい…」
    カンナ「今日は厳しそうだな…、また後日お互い落ち着いたら話し合おう、もちろん仕事の話だ」
    アオバ「はい…」
    確かに今仕事の話は頭に入ってこない。
    それにしてもカンナ局長はスイッチの切り替えが早い。
    カンナ「当然職務中は上司と部下の関係だ、それ以上に扱う事はないからな」
    アオバ「ええ、わかっております」
    カンナ「今日はとりあえず帰ることにする、お前も気持ちを落ち着けたいだろうしな」
    カンナ「そうだ、これはトリニティで買った焼き菓子だ、紅茶に合うものを用意した」
    アオバ「ありがとうございます」
    カンナ「では失礼する」
    そうして席を発ち部屋の出口に向かう。
    するとそこで立ち止まるカンナ局長。
    カンナ「ひとつ…忘れていた」
    こちらに戻ってきてなんだろうと思っていると、カンナ局長の顔が近くなり─

    頬に柔らかい感触がした。
    えっ?なにがおこった?
    カンナ「で、では失礼するッ!」
    急ぎ足で退室するカンナ局長。
    あれ、私に触れたのって、カンナさんの─

    そこから数時間の記憶を覚えていない。
    ただ心が喜びと驚愕で飛んでいくような、そんな感覚がした。

  • 45アオバ124/09/27(金) 21:14:12

    コメントありがとうございます!


    今回の話、慣れないもので拙い文章とエミュが下手ですが、お許しください。
    結ばれたアオバとカンナ。
    2人の関係はストーリーに大きく関わっていくことでしょう。

    ストーリーについていくつか。
    少し話が長く、だれてきているのを感じているので、ストーリーを早く進める関係上、各メインストーリー1章に関わることが出来なかった時点でそのストーリーには一切干渉出来ないようにしようかと思います。
    例えばパヴァーヌ1章に関われなかった時、2章のアリス救出にも関われないといった感じです。

  • 46二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 04:30:34

    退院まで1回の日常イベント

    dice1d4 =

    1思ったより身体の治りが…(神秘?)

    2戦術の勉強(知力)

    3夢の中で

    4カンナ局長と打ち合わせ

  • 47アオバ124/09/28(土) 04:31:24

    名前ミスりましたすみません…

    dice1d4=4 (4)

  • 48二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:46:34

    打ち合わせねぇ
    仕事といえど二人のみかな

  • 49二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:43:51
  • 50二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 17:31:39

    保守

  • 51アオバ124/09/28(土) 19:17:15

    >>49

    すみません、そこ考察不足でした。

    あまり深く考察解釈できていないもので、納得できないようでしたらすみません。


    【疑問】フランシスとゴルゴンダの違いについて

    【回答】より『人間らしい』かどうか

    『人間らしい』というのは、私の主観で、生物のヒトとしての外見的特徴と一致しているか。

    一致しているほど『人間らしい』。

    絵画の掲げられる位置が頭部に近いほど『人間らしく』、絵画の外見的特徴が『人間らしく』なる。

    この場合フランシスは頭が正しい位置にあるので目と口を有した『人間らしい』モノになっている。

    絵画を頭の代わりだとすると、頭が首の上にあるのは当然で、頭が胸部にあるヒトは居ないよね、と言うことです。

  • 52アオバ124/09/28(土) 19:19:16

    【疑問】何故『人間らしくない』と顔が後ろ向きなのか。
    【回答】メタい話、あくまで『人間らしくなさ』を表現するのに後ろ向きである必要はない。
    しかし、目と口を有するのは、『人間らしい』と解釈できるのではないか?
    なので、いかに『人間らしくなさ』を表現するにはどうするか?ヒトの外見的特徴を取っ払った結果がソレだっただけ。

    (仮に股間に掲げられていたら、マーラ様みたいになっているかもしれないですね、エ駄シ)

  • 53アオバ124/09/28(土) 19:25:52

    目と口のある顔で『人間らしさ』を表現したのがフランシスなのではと考えています。

  • 54アオバ124/09/28(土) 19:32:53

    ここでちょっと考察

    【疑問】そもそもフランシスとゴルゴンダで掲げられている位置が違うのは何故?
    【回答】ゴルゴンダが元々の【ソレ】と『人間性』が乖離しているのを物理的に離して表現しているのではと考えています。

    【ソレ】とは元々絵画の精神とデカルコマニーの肉体が分かれる前の、一人の人間だったモノ。
    『人間性』とは性格や本質といった自我を構成するもの。
    ゴルゴンダが丁寧、フランシスが威圧的で、フランシスの精神は【ソレ】に非常に近しいから首の位置に絵画が掲げられている、と考えています。

  • 55二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 20:01:15

    このレスは削除されています

  • 56アオバ124/09/28(土) 20:02:34

    うまく説明出来ずすみません。

  • 57アオバ124/09/28(土) 20:25:24

    ストーリー再開

    コンコン。
    カンナ「アオバ、失礼する」
    声が聞こえた瞬間すっかり汚くなってしまったテーブルを急いで片付けるが間に合わず。
    アオバ「あはは…こんにちは…」
    カンナ「…そのだらしなさを職務に持ち込まない事は評価する」
    わかってはいても、どうしても仕事じゃないと気が抜けてしまう。
    カンナ「まあ楽にしてくれ、まだ入院中なのだから身体を大事にしろ」
    アオバ「カンナさん…」
    心配してくれるのがとても嬉しい。
    すると少し顔が赤くなるカンナさん。
    カンナ「今日はあくまで仕事の打ち合わせに来たんだ、勘違いするな…」
    アオバ「はい、わかっております」
    ここからお互い仕事モードに入る。

    カンナ「まずは各校の情勢についてだ、特に三大校については確実に知っておくように」
    渡された資料を見ながら話を聞く。
    カンナ「まずはミレニアムだ、先日大きな騒動があったようでな、もしかするとヴァルキューレに要請が来るかもしれない」
    アオバ「優秀な部隊と、何より大量の警備ロボットがあるんです、人手は欲してはいないのでは?」
    カンナ「そうも言っていられない事態をこれから説明する」

  • 58アオバ124/09/28(土) 20:56:00

    カンナ「まず全ての警備ロボットが突然停止した」
    アオバ「はい?」
    カンナ「治安維持の大部分を担っていた警備ロボットが原因不明の故障、防衛力は激減した」
    カンナ「警備ロボットを壊した連中もなかなか聡くてな、ハッキングでの乗っ取りはミレニアムの優秀なハッカー集団に勝てないとわかっているからハッキングし即破壊だけしていった」
    乗っ取り返しされて無駄に終わるよりも壊して機能不全にしたほうが良いと判断したのだろう。
    カンナ「そもそもハッカー集団とミレニアムを運営するセミナーが一応の敵対関係なのも連携が取れなかった原因であると言える」
    ハッカー集団がハッキングに気づくのが遅れた、ではなくそもそも協力体制になかったようだ。
    カンナ「ソレを待っていたかの如く『AIやロボットから人の生活を守り隊』なる武装したテロリストが暴れ回る、といった事態だ」
    カンナ「それも装備がかなり充実しているようでな、裏でカイザーが関わっているかもしれない」
    アオバ「何故カイザーがミレニアムを落とそうとしているんです?」
    カンナ「カイザーにとってミレニアムは商売敵のようなものだ、武器生産から開発まで担っている」
    カンナ「競走相手がいるなら当然蹴落としてやりたい、という心理はわからんでもない、手段が間違っているだけだ」
    アオバ「そのAI某はカイザーの傭兵、ということですか?」
    カンナ「傭兵なのは間違いない、しかしカイザーの単語が出なかった、PMCをいくつか経由しているようでな、調べ尽くしてカイザーの名が出る頃には、証拠なぞ全て消えているだろう」
    カンナ「とにかく頼りの警備ロボットが消えた今戦える人手がいない、そこでヴァルキューレ、というわけだ」

  • 59アオバ124/09/28(土) 21:06:23

    カンナ「しかしこちらも動かせる人材は限られている、要請があった場合はアオバを優先的に向かわせようと思う」
    アオバ「それはなぜでしょうか?」
    カンナ「お前はミレニアム内で少々顔が知られているようでな、セミナーの会計やエンジニア部などお前の実力を評価してくれている者がいる、比較的受け入れられやすいと言える」
    カンナ「ミレニアムとの協議はまだ進行中だ、可能性がある程度に思っておけ」
    アオバ「承知しました」

  • 60アオバ124/09/28(土) 21:13:23

    けっこうストーリーを弄くっていますが、こうまでしないとヴァルキューレの生徒を関わらせることが出来ないです。

    ミレニアムの生徒と関わったことによって物語が大きく変容したのは、それだけアオバの存在と与える影響力が大きい、ということにしといてください。

  • 61アオバ124/09/28(土) 21:42:51

    カンナ「続けてトリニティとゲヘナについてだが、両者ででエデン条約なるのを結ぼうとしているらしい」
    アオバ「エデン条約?」
    カンナ「両者の仲が険悪なのは知っているだろう、そのままではいつか全面戦争になるかもしれない、それを回避するための不可侵条約だ、内容は両者から人材を派遣し作られた治安組織によって両者の紛争解決を図らせる事で両者の対立、そして全面戦争を防ぐモノだ」
    カンナ「元は連邦生徒会長が発案されたようで、発案者の失踪で無くなりそうになっていた状態だがなんとか締結間近まで漕ぎ着けたらしい」
    カンナ「近々調印式があるようでな、治安組織の長として注目している」
    アオバ「ますます私達いらなくなりそうですね」
    カンナ「言うな、そこでは必要とされていなくても、必要としている人はたくさんいる、その人達に応えられるよう精進していけ」
    アオバ「承知しました」

  • 62二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 23:20:16

    期待の保守

  • 63アオバ124/09/29(日) 05:47:21

    次はパヴァーヌ編になります、果たして関わることが出来るか、また夜に続きやります。

  • 64二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 16:02:15

    続きが気になるため保守

  • 65アオバ124/09/29(日) 18:35:06

    続きです。

    時期はパヴァーヌ辺りとなります。
    【勇者とその仲間たち】と縁があるので🎲の範囲を広げます。
    というかここで絡まないとネタがヤバいです…。
    ミレニアムでやりたいネタたくさんあるんです…。
    🎲神お願いします。

  • 66アオバ124/09/29(日) 18:36:31

    パヴァーヌ終了まで【3回】のイベント

    dice1d5=5 (5)

    1.2.3 はパヴァーヌ編に突入しますが、介入の仕方が異なります。

    1【パヴァーヌ編】先生の護衛として

    2【パヴァーヌ編】正式に要請を受けた

    3【パヴァーヌ編】条件付きでの介入

    4現状待機

    5カンナ局長と仕事終わりに一杯

  • 67アオバ124/09/29(日) 19:34:12

    アオバ「にしてもどうして素直に応じないのですかね?ミレニアムは」
    カンナ「体裁だろう」
    職務終わり、渋い顔をしていたカンナ局長に「このあと一杯(ウーロン茶)どうですか?」と誘ってみた。
    忙しくて断られるかと思ったがすんなりOKが出た。

    アオバ「自治権があるのにも関わらず他の治安組織を頼ろうものなら、自分たちには権利を行使する力はありませんと言っているようなモノ、だからですか?」
    カンナ「問題は体裁を保てなくなるとどうなるか、だ」
    カンナ「外部に頼ってしまうとどうなるか、コレが敵…今回はテロリストや背後にいるであろうカイザーグループに知られるのは、今回の程度の問題を起こせばミレニアムは他人に頼らざるを得ないという指標を作ってしまいかねない、だから強がっているのだ」

    アオバ「政治の世界も難しいですね」
    カンナ「随分他人事だな、公安局の一員ならば勉学に励まないと秒で足元を掬われるぞ、私も足元を掬われないよう励んた結果今がある」
    カンナ「逆に言えば他の奴の足を掬って蹴落としたから今があるとも言えるな」
    アオバ「…」
    ゴクゴクとウーロン茶を飲むカンナ局長、今日はジョッキじゃなくて普段の容器らしい。
    カンナ「はぁぁ、溜め込んだ疲れも不満もここで吐き出すに限る」
    アオバ「はい…」
    仕事モードじゃない面を見せてくれることに嬉しさを感じる。
    私だけに、見せてくれる。
    カンナ「…今はまだ立て込んでいるから大した付き合いは出来ないが」
    カンナ「落ち着いたらその…出掛けようか…」
    アオバ「ッ!デートですね!?」
    カンナ「言うな!店主が居るだろう!」
    店主「…」
    店主は気を利かせてヘッドホンでラジオを聴いていた。
    アオバ「わかりました!あぁ、でも流行りのコーデとか分からないしどうしよう…」
    カンナ「時間は嫌でもあるのだからゆっくり考えろ、別によほど奇抜じゃない限り引いたりしないさ」
    アオバ「そこはお前なら何でも良い、じゃないですか?」
    カンナ「本音を言い合えるのが真に仲が良いと言えるのではないか?」
    アオバ「はい!その通りかと!」
    カンナ「…はぁ」

  • 68アオバ124/09/29(日) 19:55:22

    パヴァーヌ終了まで【2回】のイベント

    dice1d4=1 (1)

    1.2.3 はパヴァーヌ編に突入しますが、介入の仕方が異なります。

    1【パヴァーヌ編】先生の護衛として

    2【パヴァーヌ編】正式に要請を受けた

    3【パヴァーヌ編】条件付きでの介入

    4現状待機、身体鍛えて勉強しよう

  • 69アオバ124/09/29(日) 20:26:16

    【パヴァーヌ編突入】
    目を覚ますとそこは、ゲーム機やゲームカセットがたくさん、そして雑に置かれた部屋だった。
    アオバ「ああ、また夢か…」
    最近リアル過ぎる夢をよく見るせいで夢と現実の区別がつきにくい。
    ?「あっ、目が覚めたみたい!」
    ?「よかった…お姉ちゃんがサツ人事件の犯人になるところだった…」
    先生「"アオバ、大丈夫?"」
    あれ?先生?夢の中では見かけたことがないから、コレが初か。
    ?「お姉ちゃんに代わり謝ります、お姉ちゃんが投げたゲーム機で怪我をさせてしまいすみません」
    ?「なーにいい子ぶってるのさ!ミドリだって最初この人よりゲーム機の心配してたじゃん!」
    ぎゃあぎゃあと喧嘩をしだす二人。
    姉妹、容姿を見るに双子だろう。
    先生「"アオバごめんね、私を庇ったばかりに"」
    庇った?えーと、確か先生と目的地に向かっていた途中、窓から謎の物体が先生に向かって落ちてきた。
    それを守ろうとして私…。
    というかなぜ先生とミレニアムに?
    アオバ「記憶が飛んでいるので、整理させてください…」
    ?「閃いたッ!この前のゲームの設定だけど記憶障害から始まるストーリーってのはどう?」
    ?「そんな事言ってる場合じゃないよ!訴えられたらゲーム開発部取り壊しだよ!?」
    私より他の心配をしている二人には後で色々言っておこう。

  • 70アオバ124/09/29(日) 20:55:15

    数日前に遡る。
    カンナ「アオバ、…いいか?」
    眉間にシワを寄せたカンナ局長が話しかける。
    アオバ「私、なにか粗相をしてしまいましたか?」
    カンナ「違う、ミレニアムの件で回答が出たので連絡に来た」
    その表情を見るに良い結果ではなかったのだろう。
    局長室で話をすることになった。
    席に座るなりテーブルの冷めたコーヒーを一気飲みするカンナ局長。
    よほど溜まっているのだろうか。

    カンナ「結論で言えばヴァルキューレがミレニアムの治安維持に介入することはない」
    アオバ「…」
    それだけなら予想はついていた、なんでカンナ局長がそれに怒るのか?
    カンナ「それとシャーレの先生がミレニアムに来校されるらしい」
    アオバ「先生がですか?」
    それは要請先がヴァルキューレからシャーレに変わっただけで、それで体裁が守れているかと言えば、そうは言い難いと思う。
    それを怒っているようにも見えない。
    カンナ「シャーレに要請したのはミレニアムじゃない、ミレニアム内の一部活のようだ」
    カンナ「シャーレの先生が来るとわかるとミレニアムは、ついでに先生に自分達の問題を解決してもらおうとしているようだ」

    アオバ「各校に好き勝手に介入出来るシャーレが問題を解決してしまえば、我々だけでも十分だったのに割り込まれてしまったなー仕方ないなー、で体裁は保たれるしミレニアムの底も見えないで済む、ということですか…」
    カンナ「シャーレの介入があるのでヴァルキューレは要らないです、ならそこまで思うことはない」

  • 71アオバ124/09/29(日) 21:24:14

    カンナ「問題はここからだ」

    話はこうだ。
    ・現在ミレニアムではテロの件で治安が良くない、しかしミレニアムからは四六時中先生の護衛に回せる生徒がいない。
    ・しかし他校の生徒、特にゲヘナやトリニティ生には入られたくない、セキュリティ面の脆弱性を知られたくない。
    ・ヴァルキューレから生徒をシャーレに派遣し護衛を務めて貰えないか?
    出来れば少人数で。
    先生シんだらキヴォトス大混乱だよ、どうするの?

    カンナ「あいつらは私達を小間使いのようにしか見ていない…」
    肝心な部分を任せず、雑用だけをやらせる。
    確かに小間使いだ、この扱いはキレていい。
    アオバ「…内容承知しました、それで派遣されるのは誰に?」
    カンナ「それもミレニアムで決められた、お前だアオバ」
    アオバ「前にお話された、顔が知られているからですか?」
    カンナ「そうだ、お前なら無害そう、という舐められているとも捉えられる理由だったが」
    アオバ「…なんだか一杯飲みたくなりました、仕事終わりどうです?」
    カンナ「…行こう」

  • 72アオバ124/09/29(日) 22:14:15

    選ばれたのは【勇者パーティーのタンク役】ルートになります。
    先生と共にゲーム開発部を助け、勇者パーティーの一員としてどのような物語を展開していくか、ご期待ください。

    一応③では【C&Cコールサイン05】ルートを考えていました。
    ミレニアムの都合で保安部に派遣され、なぜかネルに喧嘩を吹っ掛けられボコボコにされるが気に入られC&Cへ。

    アオバ「コールサイン05、愛宕アオバ」
    トキ「コールサイン04、飛鳥馬トキです」
    お互い名乗り戦闘へ、みたいなものも考えていました。
    やれたらやりたいですね。

  • 73二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 23:53:56

    選ばれなかったとは言え面白い食い込み形だなC&Cルートは

  • 74アオバ124/09/30(月) 04:47:14

    ちなみに

    アオバはゲームはどれくらいやってる?

    dice1d100=48 (48)

    (1ほど興味なし、100で休日はほぼやってる)

  • 75アオバ124/09/30(月) 04:51:58

    適度にやっているようです、RPG系だとストーリーはクリアしてエンドコンテンツまではやらないようなやり込み具合だと思っていただけたら。

    ジャンルの幅は?

    dice1d100=46 (46)

    (1ほど狭い、100ほど色々手を出している)

  • 76アオバ124/09/30(月) 05:05:24

    ノベル系やRPG系の、時間がある時落ち着いて出来るようなゲームですかね?
    逆に対戦型のゲームやオープンワールド系は仕事の関係上やり込みが出来ないので手を出さない感じ。
    ポケ●ンに例えると、とりあえず殿堂入りはして、対戦や厳選まではやらない感じ。

  • 77二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 08:09:17

    どちらとも普通くらいか

  • 78アオバ124/09/30(月) 09:01:44

    夜遅くにまた

  • 79二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 18:32:41

  • 80アオバ124/09/30(月) 21:45:31

    ストーリー続き

    少しずつ記憶が蘇って来た。
    その後先生に連絡、先生の要請の上で私がシャーレに派遣された。
    今はシャーレ所属(仮)愛宕アオバだ。
    現在はヴァルキューレとしての権限は持たず、あくまで先生の護衛ということでミレニアムからは遠回しに余計なことはするな、と言われている。
    そして先生と目的地へ向かう途中、ゲーム機が先生の頭に落ちそうだったので咄嗟に庇った結果、良い感じに私の脳天にクリティカル!
    私はゲーム開発部の部室へ運ばれ、現在に至る。

    アオバ「思い通りに行かず物に当たる気持ちも分かります、ですが他人を巻き込まないようにしなければいけません、健全にゲームが出来ないのなら離れた方がよろしいかと思います」
    モモイ「うぅ、ごめんなさい…」
    先生はなんだろう、あまりきつく注意が出来ない気がした。
    悪い人ではないことは確かだが、人生の先輩として時にはキツく言うのも必要だ。
    自分だけの問題ならいい、他人を巻き込んでから後悔しては遅いのだ。
    アオバ「理解いただけたのなら大丈夫です、ストレス発散の為のゲームでストレスを感じるのは本末転倒です、対戦型ではなくノベル系をおすすめしますよ」
    ミドリ「アオバさんもゲームやっているんですね」
    アオバ「ガッツリはやっていないですよ、ポッケモンとか殿堂入りで満足しちゃいますし、対戦動画とかは見ますが何が何やら」
    モモイ「これとかやったことある?」
    アオバ「あっ、これですか懐かしいですね」
    モモイ「レトロゲームとか興味あったりする?」
    アオバ「レトロを主にというわけではないですが、最近のゲームは画面がチカチカしがちで、これくらいが私はちょうど良いかもしれないです」
    モモイ「じゃあコレとか、それともコレとか─」
    先生「"盛り上がっているところゴメンね"」

  • 81アオバ124/09/30(月) 22:31:53

    アオバ「すみません先生」
    先生「"気にしないで、先に彼女達の目的を知りたくて"」
    モモイ「あっそうだった!」
    ミドリ「実はゲーム開発部が廃部の危機なんです」
    モモイ「つい最近最後通牒を受けて─」

    ドアが開く音がした。
    ユウカ「その件に関しては私から説明します」
    それは一度見知ったユウカさんだった。
    ユウカ「こんにちは先生、それとアオバさんでしたか?」
    アオバ「お久しぶりです」
    モモイ「出たな冷酷な算術使い!」
    ユウカ「人を怪物みたいに呼ばない!廃部はあなたたちの自業自得でしょ!?」
    モモイ「私達だって頑張ってるもん!」
    ユウカ「頑張った結果が違法カジノに他の部活への襲撃、方向がおかしいのよ!」
    ゲーム開発部は何やら色々やらかしている様子。
    違法カジノ?
    ユウカ「まったく、こんな姿先生に見られたくなかったのに…」
    彼女達にはよく悩まされているご様子。

  • 82アオバ124/09/30(月) 22:42:31

    ユウカ「コホン、ゲーム開発部廃部の件ですが、数ヶ月前から廃部案件を満たしている状態です」
    アオバ「条件とは?」
    ユウカ「ミレニアムは結果主義の学校、結果が伴わない部活へは部費を削減したり最悪廃部になります」
    モモイ「結果なら出してるじゃん!テイルズサガクロニクルを!」
    なんだろう、その色々有名どころを継ぎ接ぎしたキメラのような名前は。
    ユウカ「そうね、所謂クソ ゲーとしての結果をね」
    モモイ「ネットの悪意ある意見に耳を傾けちゃダメだよ!」
    ユウカ「大勢の評価なら、それはもう結果よ」
    調べたらクソ ゲーオブザイヤー1位として選ばれたようだ、どんなものか気になってきた。
    ユウカ「部員数も満たしていない、結果も出していない」
    モモイ「うぅ…」
    ユウカ「最近知っているでしょうミレニアムでテロが起きているのを、ここの部費を防衛費に回すほうがミレニアムのためになるわ」
    話を聞く限り数ヶ月の猶予を与えており、だいぶ温情であったと言える。
    しかしそうも言ってられない状況になった。
    最近のテロ事件だ。
    ユウカ「今年もミレニアムプライスを開催するためになんとしても問題を解決しなきゃいけないの、あなた達の為に予算を無駄遣い出来ないの」
    モモイ「それだ!」

  • 83アオバ124/09/30(月) 23:05:38

    ユウカ「何がそれよ?」
    モモイ「今年のミレニアムプライスで結果を出す、テイルズサガクロニクル2で!」
    ユウカ「現状開催出来るか分からないし、開催するためにゲーム開発部を廃部させる必要があるって理解しているかしら?」
    モモイ「そんなことで廃部にされてお互い納得出来る!?」
    ユウカ「あなた達がしないだけでしょうに…」
    モモイ「私達には結果を出す秘策がある!ここでダメなら私達もキッパリ諦める!それでどう?!」
    ユウカ「諦めの悪い…良いわ、日時は少し延期されるでしょうけど無事開催されて尚且つ結果を出すことが出来れば存続を認めましょう、結果がでなければコレで憂いなく廃部に出来るし」
    モモイ「えっ!?開催出来なかったら?」
    ユウカ「成果を発表出来ないのだからそのままおわりね、元々通告はしていたのだし」
    モモイ「絶対開催しない気だ!鬼!悪魔!ユウカ!」
    モモイ「先生どうしよ!ゲームの秘策はあるのに開催は私達じゃどうしようもないよ!?」
    先生「"そこは私が頑張るよ"」
    アオバ「微力ながらお手伝いします」
    ユウカ「はぁ、こんな形で先生を巻き込んでしまうなんて…」
    ユウカ「じゃあゲーム開発部の成果に期待しているわ、先生、今度はゆっくりできる時にお話を」

  • 84アオバ124/09/30(月) 23:07:24

    テロ問題を先生に解決してもらおうとして、ゲーム開発部をダシに使った自分に罪悪感を持っているユウカでした。

  • 85アオバ124/10/01(火) 05:04:22

    モモイさんの言う秘策。
    【G.BIBLE】というゲーム作りの指南書のような物があるらしい。
    最後に稼働したのが廃墟である事がわかっており、それを取りに私含めた一行は廃墟へ向かうのだった。

    アオバ「限りなく薄い望みではないかと思いますが」
    モモイ「本当に廃墟にG.BIBLEはあるんだよ!」
    宝くじに当たるのを祈りながら買い物している気分だ。
    ミドリさんも半信半疑だ。
    しかしミレニアムプライスまでもう期限まで通常2週間。
    延期すれば3週間後になるか?
    ゲーム作りがどれほど大変か分からないが、通常のやり方じゃ無理な事は確かなので、神に祈りたくなる気持ちもわかる。

    先生は彼女の言葉を信じ廃墟に向かうことを許可してくれた。
    自主性を重んじ、時に道を外れそうになればそれを正す。
    これが先生のスタイルなのだろう。
    悪い気はしない。

    しかしあらかじめ危険と知らされていたが─
    アオバ「情報通りロボットが徘徊してますね」
    銃を持った人型のロボット。
    時折会話のようなモノをしながら巡回している。
    何か守りたいものがあり、それがG.BIBLEなのかもしれない。
    モモイ「こっちこっ─」
    ロボットと鉢合わせた。
    あちらはやる気のようだ。
    アオバ「前に出ます!先生は二人の側へ!」
    先生「"あの建物に向かおう!"」
    あそこは敵の数が少ない、そこなら突破出来るかもしれない。
    次々と押し寄せるロボットとの戦闘が開始された。

  • 86二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 09:08:57

    コンタクトか、状況的にタンクとしてやれそうだな

  • 87アオバ124/10/01(火) 17:33:01

    戦闘システムを変更します。
    今まで耐久が第二の体力扱いでしたが、ファンブル判定を回避出来るかに変更します。
    戦闘力🎲40の差でファンブル、クリティカル判定。
    🎲の数字が1なら強制でファンブル、上限なら強制クリティカルです。
    耐久の🎲を振り、耐久の数字以下で判定成功。
    耐久の判定失敗時ダメージが1から2になります。

    雑魚戦でもヒヤヒヤする戦闘をお届け。

  • 88アオバ124/10/01(火) 20:40:34

    【1】ターン目

    アオバ持久36

    戦闘力69

    アオバ体力【4】

    敵体力【3】


    【戦闘開始】

    アオバ

    戦闘力dice1d69=12 (12)

    戦闘力dice1d50=27 (27)


    戦闘力ファンブル判定時

    耐久78

    dice1d100=100 (100)

    耐久の数値以下で回避成功



    持久減少dice1d10=7 (7)

  • 89アオバ124/10/01(火) 20:46:28

    アオバ体力4→3


    アオバ「くッ…」

    敵の攻撃が予想よりも激しく思うように前に進めない。

    2人はよく先生を守ってくれている。

    私が切り開かねば!

    【2】ターン目

    アオバ持久29

    戦闘力69

    アオバ体力【3】

    敵体力【3】


    【戦闘開始】

    アオバ

    戦闘力dice1d69=21 (21)

    戦闘力dice1d50=38 (38)


    戦闘力ファンブル判定時

    耐久78

    dice1d100=63 (63)

    耐久の数値以下で成功



    持久減少dice1d10=2 (2)

  • 90アオバ124/10/01(火) 20:51:34

    アオバ体力3→2

    先生「"二人とも、アオバの援護を"」

    ミドリ「でも先生が!」

    モモイ「囲まれてるのに無茶だよぉ!」

    先生「"完全に囲まれる前に突破口をこじ開ける!"」

    戦闘力補正+10

    【1】ターン目

    アオバ持久27

    戦闘力69+10

    アオバ体力【2】

    敵体力【3】


    【戦闘開始】

    アオバ

    戦闘力dice1d69=21 (21)

    +10

    戦闘力dice1d50=17 (17)


    戦闘力ファンブル判定時

    耐久78

    dice1d100=58 (58)

    耐久の数値以下で成功



    持久減少dice1d10=7 (7)

  • 91アオバ124/10/01(火) 20:55:50

    敵体力3→2

    二人の息の合ったコンビネーションにより穴が開き始めた。

    ここで私が広げなければ!


    (ターン数ミスです、すみません!)


    【4】ターン目

    アオバ持久20

    戦闘力69+10

    アオバ体力【2】

    敵体力【2】


    【戦闘開始】

    アオバ

    戦闘力dice1d69=39 (39)

    戦闘力dice1d50=38 (38)


    戦闘力ファンブル判定時

    耐久78

    dice1d100=72 (72)

    耐久の数値以下で成功



    持久減少dice1d10=7 (7)

  • 92アオバ124/10/01(火) 20:59:33

    敵体力2→1

    隙を晒した敵を二人がフォーカスを合わせて倒してくれている。

    さすがの連携力だ、先生の的確な指示もあり包囲からは抜け出せそうだ。

    最後のひと押しを!


    【5】ターン目

    アオバ持久13

    戦闘力69+10

    アオバ体力【2】

    敵体力【1】


    【戦闘開始】

    アオバ

    戦闘力dice1d69=46 (46)

    +10

    戦闘力dice1d50=31 (31)


    戦闘力ファンブル判定時

    耐久78

    dice1d100=84 (84)

    耐久の数値以下で成功



    持久減少dice1d10=6 (6)

  • 93アオバ124/10/01(火) 21:07:05

    戦闘勝利

    評価A


    アオバ「はぁッ!」

    前方の敵を散弾で薙ぎ払いながら突破していく。

    アオバ「リロードします!」

    私のリロードを狙った敵は先生の的確な指示と二人のコンビネーションによって沈む。

    無事4人で敵の包囲網を抜け逃げることに成功した。


    しかし先生と二人の援護が無ければ劣勢のまま負けていたかもしれない、精進しなければいけない。


    ボーナス🎲

    成長量dice1d2=1 (1)

    成長ステータス

    dice1d3=1 (1)

    1戦闘力 2持久力 3耐久力

  • 94アオバ124/10/01(火) 21:07:46

    戦闘力69→70へ

  • 95二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 23:58:18

    これはもう準天井組辺りかな

  • 96二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 07:57:47

    キヴォトス準上位人に差し掛かってきてるな

  • 97アオバ124/10/02(水) 08:07:41

    包囲を突破し工場らしき建物に入ると、外の敵はこちらの追跡をやめた。

    モモイ「ロボット達が急に追ってこなくなった、ここに入るまではすごい勢いだったのに、とにかくラッキー」
    ミドリ「全然ラッキーじゃないよ!うわぁん怖かったよぉ」
    モモイ「よしよしミドリ、頑張ったね」
    ミドリ「元はと言えばお姉ちゃんのせいでしょ!?」

    大声で言い合っているのでそれに気づいた敵がいつ来るかわからない。
    警戒していると─
    『接近を確認』
    モモイ「うわっ!?」
    ミドリ「部屋全体に響いて…」
    『対象の身元を確認します。才羽モモイ、資格がありません』
    『対象の身元を確認します。才羽ミドリ、資格がありません』
    モモイ「何で私達を知ってるの?!」
    ミドリ「私のことも…」

    『対象の身元を確認します。■■■■、エラー、身元の確認が出来ません』
    名前の部分がよく聞き取れなかった。

    アオバ「…先生、エラーみたいですよ」
    先生「"えっ?私のこと?"」

    『対象の身元を確認します。先生─』
    『資格を確認しました、入室権限を付与します』

    モモイ「なんで!?先生ここに来たことあるの?」
    ミドリ「当の先生も困ってるみたいだけど」

    エラーで弾かれた私も驚きと悲しみでいっぱいです…。

  • 98アオバ124/10/02(水) 08:27:28

    『才羽モモイ、才羽ミドリの両名を先生の生徒として認定』
    『■■■■を先生の生徒として登録しますか?』
    私生徒扱いもされていないとは…。
    ぐすッ…。
    ミドリ「元気出してください…」
    モモイ「これから良いことあるって!」
    今は慰めの言葉も痛い。

    先生「"えっと…はい"」
    『登録しました、3名の生徒にも権限を与えます。承認しました』

    『下部の扉を開放します』
    モモイ「下部って言った?」
    ミドリ「えっ?目の前の扉じゃないの?」
    モモイ「下部って、もしかしてこれから─」
    ミドリ「そんなわけ─」
    ガコンッ
    四人『うわぁッ!?』
    突如床が開き、四人は下に落ちた。

  • 99アオバ124/10/02(水) 17:32:02

    【keyとMaster Key】
    目が覚めると目の前に一人の少女が立っていた。
    ─あなたは?
    ?『私の個体名はkey、王女を助ける無名の司祭たちが残した修行者であり、彼女が戴冠する玉座を継ぐ「鍵」』
    ─keyさん、ですね?ここはいったい?
    key『…あなたもまた【鍵】の役割を与えられた者、しかし私と違い、それはあらゆる難題を解き明かすモノ』
    ─私が鍵ですか?
    key『滅ぼすモノと救うモノ、あなたは私の絶対的な敵です』
    ─ナニを、言って…
    "アオバ!アオバ!"
    ?「「「起きて!」」」

  • 100アオバ124/10/02(水) 17:53:06

    頭に響く大声と全身の痛みで目が覚めた。
    アオバ「ぐぇッ、シぬ…」
    モモイ「良かった!目が覚めたよ!」
    ミドリ「ありがとうございます、おかげで三人無傷でした」
    先生「"ありがとうね"」
    アオバ「いえいえ、皆さんを守る事こそがヴァルキューレの使命で…ってここは?」
    モモイ「そこまで深くは落ちていないようだけど、ってアレは!?」
    部屋の中央、座席の上に一人の少女が裸で寝ていた。
    その少女を今し方夢で見た。
    アオバ「keyさん…あの時の…てちょっと!?」
    モモイさんが少女の元へと駆けミドリさんが付いていく。
    身体を見て触って、一言。
    モモイ「返事がない、ただの屍のようだ。」
    ゲームで聞く分にはいいが、ここでは洒落にならない。
    ミドリ「不謹慎なネタ言わないで!この子電源が入っていない感じがしない?」
    モモイ「確かに、肌も綺麗で触り心地もいいし、AL-IS?この子の名前かな?」
    ミドリ「AL-1Sじゃない?それより裸のままじゃ寒そうだから」
    ミドリさんが予備の服を彼女?に着せる。
    『状態の変化を感知、休眠状態を解除します』
    精巧なマネキンのような少女が目を開けた。

  • 101アオバ124/10/02(水) 19:22:51

    ?「状況把握難航、会話を試みます、説明をお願いできますか?」
    モモイ「喋った!って説明って何?」
    ミドリ「説明が欲しいのはこっちだよ、あなたは誰でここは何処?」
    ?「本機の自我、記憶、目的は消失状態です。データがありません」
    モモイ「記憶喪失ってこと?それにしてもすごいね、私たちに近いロボットがいるなんて初めて見たよ」


    皆が少女について盛り上がっている。
    しかし私は先程の夢の内容が頭から離れない。

    ─あなたは【鍵】の役割を与えられた者
    ─あなたは私の絶対的な敵です

    鍵、彼女の敵、いったい何が…。
    先生「"アオバ、考え事をしているみたいだけど、いいかな?"」
    少女との会話が終わったらしい。
    先生が困った顔をしている。
    モモイさんは何か妙案を思いついたような顔をし、ミドリさんも先生同様困っていた。
    アオバ「えっ?彼女を連れ帰る?」

  • 102アオバ124/10/02(水) 20:10:33

    とりあえず少女を部室まで連れ帰った一同。
    ミドリ「お姉ちゃんいったい何を考えているの?!」
    モモイ「グエッ首絞めないで、あんな危険な場所に放って置くわけにもいかないでしょ?」
    ミドリ「そうだけど、連邦生徒会かヴァルキューレに連絡したほうが…ってアオバさんヴァルキューレですよね」
    アオバ「はい、行方不明者として登録されていないか本部に連絡を─」
    モモイ「わあ!?待った待った!?それは後!今は他にやる事があるでしょ?」
    ミドリ「やる事って…やめて!私のリモコン食べないで!?」
    少女からリモコンを取り返そうと焦るミドリさん。

    それにしても
    アオバ「やる事とは?」
    モモイ「とりあえず名前だよね!AL-ISだから…アリス!」
    ミドリ「はぁはぁ、AL-1Sじゃなかった?」
    モモイ「細かいことはいいの!あなたはアリス!どう?」
    ?「肯定」
    アリス「本機、アリス」
    今まで表情のなかった少女、アリスが少し微笑んだように見えた。

  • 103アオバ124/10/02(水) 20:14:15

    アオバ「名無しでは確かに呼びづらいですよね」
    ミドリ「お姉ちゃんのことだしそれだけじゃないよね?」
    モモイ「廃部を回避するための条件の一つに、一定数の部員が必要なのはわかるよね?」
    ミドリ「うん…突然どうしたの?」
    私はこの時点で気づいた。
    モモイさんがアリスさんで何をしようとしているのかを。
    モモイ「ミレニアムプライスで受賞しても、あの冷酷算術妖怪に廃部の口実を作られちゃうからここで問題を解決しようと思って!」
    ミドリ「この子の身元がわからないのにどうやって、ってまさか身元を偽造してミレニアム生徒にするつもり!?」
    アオバ「身元を偽造して、記憶の無い少女を同意無しに利用する。なかなか悪質ですね、今なら撤回できますよ?」
    モモイ「アオバ先輩怖い!?こうなったらアリス!お願い!私達の仲間にって…やめて!?私のゲーム機食べないで!?」
    ミドリ「はぁ、大丈夫かな…」
    アリスさんはエピソード記憶と意味記憶両方を喪失しているように見える。
    ヴァルキューレに引き取るにしてもまず一般知識は身に着けさせないといけないかもしれない。
    それまでなら良いのか?
    いや、良くない。
    しかし今はシャーレ所属、ヴァルキューレ所属としてここにいるなら問答無用だが、複雑な身分のせいで複雑な政治的案件がウゴゴ…。

  • 104二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 23:40:48

    まぁ最悪テロとは関係なかったのでで通すしかないかな…?

  • 105アオバ124/10/03(木) 05:15:27

    夜また再開します

  • 106二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 08:14:46

  • 107二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 14:59:50

    しゅ

  • 108アオバ124/10/03(木) 19:23:49

    モモイ「お願い先生!アオバ先輩を良いって言うまで何処かへ連れてって!このままじゃゲーム開発部どころか私まで終わっちゃう!?」
    ミドリ「お願いします先生!お姉ちゃんはどうでもいいけどゲーム開発部は助けてください!」
    モモイ「ミドリ!?普通逆じゃない!?」
    ミドリ「お姉ちゃんは一度ムショに入ったほうがいいよ!」

    それから先生と二人にお願いされて、先生と私はテロ事件について調べる為に部室を離れることになった。
    それにしてもモモイさんの【お願い】はなかなか破壊力がある。
    つい言う事を聞きたくなってしまう、ユウカさんも同じ気持ちだったのだろうか?

    テロ事件についていくつか聞きたいことがあるので、回答が出来そうな人、顔馴染のユウカさんの所に出向いた。

    ユウカ「こんにちは先生、アオバさん」
    目に隈ができている、徹夜しているようだ。
    アオバ「こんにちは、早速ですがテロ事件についていくつかお聞きしたいことがありまして」
    ユウカ「…可能な限りでよろしければ」

  • 109アオバ124/10/03(木) 19:29:17

    アオバ「C&Cというミレニアムの精鋭部隊がいるようですが実働が少ないように見えまして、あっいえ決して酷使しろと言っているわけではないですが、テロ事件の件数に対して対応している回数が少ないように見えました」

    精鋭部隊なら詳細を知られたくない故に、容易に表に出すことは出来ないだろうが、それで割を食らうのはミレニアムの一般人だ。

    ユウカ「あなたの思う通り精鋭だから動かしにくいというのもあるわ」
    顔に出ていただろうか、ただ『も』というのはそれ以外にもあるのだろうか?
    ユウカ「彼女達を動かすには、テロリストによってもたらされる被害と、彼女達『に』よってもたらされる被害を天秤にかける必要があるの」
    アオバ「えっと…彼女達に、とは?」

    突然ユウカさんが台パンした。
    ユウカ「私の苦労も知らずそこら中爆破したり銃を乱射するせいで、テロリストに攻撃されたほうがまだマシな事案があったわ!?」
    それは諸刃の剣のようだ。
    簡単に鎮圧できるような事案に対応させればむしろ被害が悪化するとなれば、確かに容易に動かせない。

    ユウカ「ミレニアムが機能不全になって苦労するのは誰か分かってるのかしら!?私の苦労も知らず金を湯水のように無駄に使って!捻出しているのは誰か分かってるのかしら!?大体─」


    ユウカさんは一通り愚痴を吐いた後寝てしまった。
    彼女には愚痴をこぼす相手と十分な休息が必要なようだ。
    しかしいくつか彼女がこぼした情報が。
    どうやらミレニアムは今財政難のようで、今回のテロ事件の対処以外にもなぜか予算が無くなっていたそうだ。
    誰かの横領を疑っているようだか今のところ見つかっていない。

    あとモモイさんはトラブルメーカーとしてミレニアムでは名物にまでなっているらしい…。

  • 110アオバ124/10/03(木) 21:07:58

    ユウカさんから話を聞いたあとゲーム開発部の部室に戻ろうとする私を先生が慌てて引き留める。
    問題を起こしている生徒の状況を見に行こうと言ってきた。

    先生はテロリストであろうと、生徒なら敵ともテロリストとも言わない、ちゃんと生徒扱いをしている。
    その優しさは時に甘さになる。
    いつか痛い目を見るだろう、しかし出来れば報われて欲しいと思う。
    それもまた甘さになるのだろうか?

    いくつかの拠点を偵察し、作戦を話し合って今日は終わった。
    後日必要な物を揃え、襲撃時間を真夜中に設定。
    装備は強力だが、それ故か慢心が見られる。
    隙を付けば簡単に落とせそうだ。

    ミレニアムの宿泊施設に泊まり、翌日を迎える。
    ゲーム開発部に足を運ぶと、四人の生徒がそこにいた。
    ?「ひっ…」
    一人の生徒は私を見るなり怯えロッカーに入ってしまった。
    モモイ「安心してユズ!この人はアオバ先輩、私達ゲーム開発部の仲間だよ!」
    ミドリ「そうだよ、先生と一緒に私達の手助けをしてくれているの」
    なんか犯罪の片棒を担いでいるみたいで嫌なのですが…、んっこれは─。

    アオバ「ロマンシング物語ですか、懐かしいですねシリーズは私の中では珍しく一通りやりましたよ」
    ?「…3についてどう思いますか?」
    ロッカーから声が聞こえる。
    アオバ「んー個人的に無しだと思います」
    不満に思っていた点をいくつか挙げる。
    するとロッカーが開く。
    ユズ「…よろしくお願いします…」
    モモイ「おお!あのユズが自分からロッカーを開くなんて!」
    アリス「パンパカパーン、アオバが仲間になりました」

  • 111二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:45:49

    期待の保守

  • 112アオバ124/10/04(金) 02:03:11

    にしても
    アオバ「アリスさんだいぶ雰囲気が変わりましたね」
    アリス「アリスは勇者として数多の世界を救いました、辛くも楽しい冒険、仲間達との友情がアリスを強くしてくれました」
    純粋にゲームを楽しくプレイしているようだ、かわいい。
    しかし─

    アオバ「やはりアリスさんは身元不明者なのでヴァルキューレで引き取らないといけません」
    モモイ「えー!?せっかく生徒名簿を偽そ…登録して学生証も作ったのに!?」
    アオバ「モモイさんも一度署で話をしないといけないかもしれないですね?」
    モモイ「助けてー!?私達の物語が終わっちゃうよ!?」


    アリス「アリスの物語はここで終わってしまうのですか?」


    アオバ「えっ?いえ、アリスさんの本当の身元を確認するために─」
    アリス「アリスはアリスです、もっと皆と一緒に世界を救いたいです、アオバも一緒にです」
    アオバ「グハッ…」
    クリティカル、そんな不安げな目で私を見ないで欲しい。
    ここは心を鬼に。
    アオバ「しかし─」

    アリス「アオバは私の事嫌いですか…?」

    アオバ「いいえアリスさん、私はあなたの仲間です」
    純粋な心には勝てませんでした。

  • 113二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 08:02:30

    ユウカとは別ベクトルでアリスに勝てねぇなアオバは…

  • 114アオバ124/10/04(金) 13:19:20

    モモイ「さて、次は武器を見繕う必要があるね」
    そういえばアリスさんは武器を持っていない。
    このキヴォトスで銃を未所持の人などほぼいない。

    モモイ「となるとエンジニア部が良いかな?」
    エンジニア部、随分と行っていない気がする。
    彼女達に同行してエンジニア部へ向かった。


    モモイ「こんにちは、ウタハ先輩」
    ウタハ「いらっしゃい、今日はどんな用事かな?」
    アオバ「お久しぶりです、ウタハさん」
    ウタハ「これは思わぬ来客だ、久しぶりだね」
    アオバ「あれ以来顔を出せずすみません、データ収集の約束も果たせず…」
    ウタハ「あれはちょっとした口実だよ、コトリとヒビキが君のことを気に入ったようでね」

    コトリ「おっ、アオバさんお久しぶりです!」
    ヒビキ「久しぶり」
    私に気づいた二人が挨拶をくれる。

    ウタハ「見ない顔が一人いるね、誰かな?」
    アリス「アリスはアリスです!偉大な鋼鉄の職人がいるとの噂を聞き、ゲームが誕生する地よりここに参った勇者です!」
    モモイ「アリスに銃を持たせようと思って、ここなら良いものが揃ってるから」
    ウタハ「偉大か、勇者アリスは見る目があるね、歓迎しよう」

  • 115アオバ124/10/04(金) 20:51:02

    アリスさんが武器を選んでいる間、ヒビキさんから声が掛かった。

    dice1d2=1 (1)

    1アームギアを紹介された

    2なんか…覚悟のあるスーツを勧められた

  • 116アオバ124/10/04(金) 22:05:45

    久しぶりにエンジニア部の彼女達と会うので嬉しくてお互いの近況報告をし合っていた。
    すると─
    ヒビキ「試してほしい物があるの」
    アオバ「これは…」
    コトリ「ソレは腕に装備する運搬補助用のアームギアを改造したものです!」
    ヒビキ「それを装備すれば、そのショットガンを片手で射撃することが可能」
    コトリ「重量も反動も感じない優れ物ですよ!」
    言われるまま装備する。
    アオバ「おお、確かに重さを感じません!」
    アームギア自体の重量はあるが、明らかに銃が軽く感じた。
    コトリ「もう片方の腕には盾を装備したり、なんなら二丁装備なんかも夢ではありません!」
    ヒビキ「ボックスマガジンなら格納できるスペースも用意したよ、あと自爆機能も付いてる」
    アオバ「自爆!?」
    そんな物騒なモノつけないでほしい、腕がなくなっちゃう。
    ヒビキ「ちゃんと二重で認証しないと自爆しないから安心して」
    アオバ「自爆することが問題なんです!」
    コトリ「どうでしょう、それをつけて射撃訓練をされては─」
    ドォォン!
    コトリ「うわっ!?」
    大きな音と共に部室の天井に穴が空いた。
    急いでアリスさん達の元へ向かう。

  • 117二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:09:00

    あー撃ったとこか

  • 118二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:10:59

    先生がボタン押しちゃったところかな

  • 119アオバ124/10/04(金) 23:26:31

    アオバ「コレはいったい…」

    天井の倒壊現場に向かう。

    そこにはあの宇宙戦艦搭載用レールガンを持ったアリスさんが立っていた。

    アオバ「ええ!?アリスさん!?」

    あの小さい身体にどれだけ強い力が秘められているのだろう。

    アリス「アリスはこれにします!」

    コトリ「しかし、これには予算の70%が…」

    ウタハ「良いじゃないか、今のところ宝の持ち腐れだったんだ、ただ─」

    ウタハさんが何かを操作する。


    ウタハ「レールガンの実戦データ、アオバのアームギアの性能データ、色々見てみたいのがあるからね」

    するといくつものドローン、人型のロボットが起動する。

    ウタハ「アリス、君にその剣を扱う資格があるかどうか、見定めさせて貰おうか」



    アオバ強化イベント

    アームギア装備時

    戦闘力+dice1d20=19 (19)

    (最低保証10)

  • 120アオバ124/10/04(金) 23:33:20

    アオバ戦闘力
    元々の戦闘力70
    アームギア装備時89

    片手でショットガンを扱う事が出来るおかげで、片手で盾を装備したり等自由度が広がった。

    比較的高い機動力(65)と高い耐久(78)もあり、タンク役として優秀になった。
    アリス「ぱんぱかぱーん、アオバはガーディアンにジョブチェンジしました」

  • 121アオバ124/10/04(金) 23:54:11

    戦闘訓練に入る前に軽く射撃をしてみる。
    アオバ「おお、まるで反動を感じない!」
    リコイルコントロールがとても容易になった。
    片手でも射撃精度は下がらず、且つもう片方の手に何かを持てるというのは大きな強化だ。
    行動の選択肢が増えるのは戦いの上で重要だ。

    ウタハ「肩慣らしは終わったかな?では勇者とその仲間達よ、我が試練を乗り越えてみたまえ!」
    アリスさんに感化されたのか、すごい乗り気なウタハさんだった。


    次回戦闘イベント

  • 122アオバ124/10/05(土) 05:19:21

    夜再開します

  • 123二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 08:50:40

    地味に前にレスした気がするがもはや戦闘力は準天井クラスのトップ層入りだな
    おまけにステータスをいかせそうな武器構成だから良いな

  • 124アオバ124/10/05(土) 18:37:42

    コメントありがとうございます!

    100をキヴォトス最強として、90代に誰がいるか考えた時に、エイミが浮かびました。
    ・デカグラマトン相手に単独で挑み無事情報収集を達成出来る

    総力戦クラスの相手に単独で戦うだけの能力があるかが準天井候補、キヴォトスの上澄み層に数えられるために求められそうですね

  • 125アオバ124/10/05(土) 18:46:11

    戦闘イベント


    アームギアの補正を🎲振った後に足すとややこしいので、統合します。

    🎲次第でボコボコにされるかもです…。


    【1】ターン目

    アオバ持久36

    戦闘力89

    アオバ体力【4】

    敵体力【3】


    【戦闘開始】

    アオバ

    戦闘力dice1d89=82 (82)

    戦闘力dice1d40=25 (25)


    戦闘力ファンブル判定時

    耐久78

    dice1d100=33 (33)

    耐久の数値以下で成功



    持久減少dice1d10=6 (6)

  • 126アオバ124/10/05(土) 19:02:23

    クリティカル! 40以上の差をつけて勝ち判定
    敵体力3→1

    しゃがめば全身を覆えるシールドを構えながら突撃する。
    ロボットの攻撃は全て盾に弾かれる。
    移動しながらフルオートの射撃を叩き込めば、前衛のロボット達はたちまち鉄くずへと変わっていった。
    アオバ「リロードします!援護を!」

    アリス「光よ!」
    シールドに隠れながらリロードしていると、真横をビームが過ぎ去った。
    ビームの射線上のロボットは全て胴体に大きな穴を開け崩れ落ちていった。
    唖然とするが、まだ戦闘の最中だと気を引き締める。
    アリスさんのレールガンは再発射までに時間が掛かるようだ。
    その間の援護をモモイさん、ミドリさんが務めてくれている。
    私は私の仕事をしよう。

  • 127アオバ124/10/05(土) 19:08:31

    ウタハ「これは簡単すぎたかな?しかしこのボスはそう簡単にはいかないよ」

    アリス「強敵出現です!」



    【2】ターン目

    アオバ持久30

    戦闘力89

    アオバ体力【4】

    敵体力【1】


    【戦闘開始】

    アオバ

    戦闘力dice1d89=89 (89)

    敵ボス

    戦闘力dice1d60=47 (47)


    戦闘力ファンブル判定時

    耐久78

    dice1d100=8 (8)

    耐久の数値以下で成功



    持久減少dice1d10=5 (5)

  • 128アオバ124/10/05(土) 19:28:56

    クリティカル! 戦闘力上限が出た為
    敵体力1→0
    完全勝利!

    ウタハ「さぁ勇者よ、どう突破する?」

    ボスらしく大きな図体に、全体を強固な装甲で覆っている。
    ボスの各所に備えられたミニガンが私だけでなく後方の三人にも襲いかかる!

    私は三人の前に立ち、盾を構えじっとミニガンの掃射が終わるのを待つ。
    アオバ「掃射が終わったタイミングで二人はミニガンを、私は脚部を潰します、トドメは任せました、アリスさん」
    アオバ「はい!皆の思い託されました!」
    攻撃が途切れる。
    私はすぐさまボスに向かって走る。
    モモイさんとミドリさんがミニガンを破壊。
    私はボスの脚部の一点目掛けてフルオートで撃ち込む。
    絶えず移動しボスを翻弄する、脚部にヒビが入ったのを見逃さず散弾からスラグ弾に変更。
    ヒビの入った一点に撃ち込む。
    ボスの脚部が壊れ膝をつく。
    そこに─
    アリス「光よ─!」

    眩しい光の後、ボスの胴体には巨大な穴が開き、そして崩れ落ちた。

  • 129アオバ124/10/05(土) 19:33:56

    完全勝利!

    評価S

    ステータス上昇量dice1d3=3 (3)


    ステータスdice1d3=3 (3)

    1戦闘力

    2耐久

    3持久

  • 130アオバ124/10/05(土) 20:07:02

    持久36→39へ

    アリス「戦闘終了!クリアです!」

    戦闘が終わり皆で勝利を祝う。
    アオバ「アリスさんはすごいですね、こんな重そうな銃?を軽々持てるなんて」
    アリス「はい!アリスは勇者ですから!」
    かわいいなぁ、アリスちゃん…。

    ウタハ「お疲れ様、型落ちではあったが改良も加えていたロボットなのだが、まるで相手にならないね」
    コトリ「これはすごいデータが手に入りました!レールガンの出費もこれでチャラになれば良いのですが…」
    ヒビキ「アリス、レールガンの取っ手を補強してあげる」
    皆に囲まれてアリスちゃんは嬉しそうだ。

    しかし、アリスちゃんを見るとどうしてもあの夢を思い出してしまう。
    key、アリスと瓜二つの少女。
    自らを「鍵」と呼称した少女は、私を【鍵】と呼んだ。
    鍵とはいったい…。

  • 131二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:13:19

    試用運転は成功か、どうなることやら…

  • 132アオバ124/10/06(日) 04:31:37

    今日も夜遅くに再開します

  • 133二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 10:53:41

    アリスとKey案件だけでなく、テロ事件の二つをアオバは抱えてるから色々大変だろうな…

  • 134アオバ124/10/06(日) 18:55:44

    >>131 >>133

    コメントありがとうございます!


    能力が大きく上昇したアオバですが、キヴォトスでは能力が高い人は嫌な大役を押し付けられがちです。

    アオバはどうでしょうか。

  • 135アオバ124/10/06(日) 18:57:25

    再開です。

    アリスちゃんの銃が決定し、ゲーム開発部へと戻る。
    その途中で用事を終えた先生と合流する。
    アオバ「皆さんは先に部室へ、先生と話があるので」
    アリス「はい!皆でゲームがやりたいので、アオバも早く来てください!」
    アオバ「かわいい…では終わったらすぐに」


    アオバ「先生、奇襲作戦の話はいかがでしたか?」
    先生「"厳しいみたい、保安部は迎撃するので手一杯みたい"」
    いつ何処で起こるかわからないテロへの警戒でそれどころではないようだ。
    アオバ「テロリストの拠点を知った上で放置ですか?C&Cは?」
    先生「"あの場所はデリケートな所らしく、C&Cを動かすのは難しいらしい"」

    あの日は外観と外の見張り、人の出入り位しか確認出来なかった。
    先生が保安部に情報提供を呼びかけると、建物の詳細を手に入れる事が出来た。
    詳細を見ると精密機器製造工場だったり、弾薬庫だったり。
    C&Cを動かせば簡単に終わるが、今度はミレニアム「が」終わるらしい。
    確かに吹っ飛ばすわけにはいかない。
    一方保安部は人手が足りず、対処に回るのが精々。
    結局私と先生で問題の根元を叩くしかない。

    ちなみにC&Cは自分達が動くとマズい事を分かってはいるらしい、会計─ユウカさんにも再三言われているようだ。

  • 136アオバ124/10/06(日) 19:14:22

    テロリストは重要な施設を占拠しているようだ。
    実働は私一人。
    となれば真夜中に奇襲を仕掛けるしかないようだ。
    しかし拠点は複数あり、一つが落ちれば他が警戒するのは確実だろう。
    拠点同士が離れているので増援が来ることはなさそうだが、二度目は簡単ではないだろう。

    アオバ「最悪ゲーム開発部と2つの拠点を同時に…と思いましたが、アリスちゃんの持つ武器が特殊で」
    先生「"みたいだね、最も大きい拠点を狙ってその後は出払っている隙を狙う感じかな"」
    アオバ「見る限りこの弾薬庫が最も大きい且つテロリストの弾薬供給源のようですね」
    先生「"ここを落としたいね、見取り図はあるけど時間がないね、今日明日辺りが決行日かな"」
    ミレニアムプライスまで時間がない、今日辺りにでも奪取してテロリストの弾薬を少しでも枯渇させたい。


    アオバ「しかし、制圧の仕方をどうしようかと思いまして─」
    そこで携帯がなる。
    ウタハ『もしもし、呼ばれたような気がしてね、その悩み解決しよう』
    アオバ「えぇ!?予知能力でも持っているのですか!?」
    ウタハ「マイスターの直感さ」
    聞くと私の銃の為に自作サプレッサーを用意したらしい。
    サプレッサー自体の重量だったり重心が傾くので通常はまともに扱えないが、アームギアがあれば重さは関係ないらしい。
    どうしてこんなモノを用意したかを聞けば曰く─
    ウタハ「ショットガンにサプレッサー、ロマンだろう?」

  • 137アオバ124/10/06(日) 19:33:38

    色々サプレッサー付ショットガンの動画を見ていますが、それでもなかなか音しますね。
    ポンプアクション式はそこまでですが、サイガがあまり意味を成していない音をしていました。

    ここはウタハさんの作ったサプレッサーがとても良かったということにしておいてください。

  • 138アオバ124/10/06(日) 19:50:47

    サプレッサーを受け取り、部室に戻る。
    軽く射撃をしてみた感じ、けっこう消音されていた。
    威力が減る代わり、より発射音が小さい弾も用意してもらった。
    有効射程はだいぶ落ちるようだが、屋内戦なら十分だろう。
    ただアームギアが無いと実戦で使うには、扱いづらかった。
    逆に言えばアームギアを併用すれば問題ないということ。

    先生「"どうだった?"」
    アオバ「アームギアがあれば扱うことは可能です、今回の奇襲作戦で使用します」
    後は時間までどう過ごすか、夕方辺り仮眠を取って備えよう。

    アオバ「とりあえず部室に─」
    モモイ「うわぁぁぁん!先生!アオバ先輩!」
    突然モモイさんが飛び出し泣きついてきた。
    アオバ「何があったのです?」
    モモイ「あの妖怪杓子定規がいじめるよぉ!何が何でも廃部にしたいんだ!」

    私と先生が居ない間の出来事を要約すると
    ・ユウカさんが来てアリスちゃんに不信感を抱く
    ・尋問の末、アリスちゃん正式にゲーム開発部部員になる
    ・これで廃部は免れた、と思いきやミレニアムプライスで結果を残さないと結局廃部
    ・元々結果を出せなければ廃部にしてもいいと言っていたので一人増えようが百人増えようが変わらない
    (このときモモイさんは自分で言っていたことをすっかり忘れていたが、録音されていたので詰み)
    ・今のところ開催出来るか怪しいけど頑張ってね〜

  • 139アオバ124/10/06(日) 21:39:21

    アオバ「要するに当初から何も変わっていないということですね、それがなにか?」
    モモイ「ドライ過ぎるよ!?もしかしてユウカと血が繋がってたりする!?」
    あの人はとても寛大だと思うけどなぁ…。
    モモイ「ゲームを作るために【G.BIBLE】が必要なんだけど…」
    ミドリ「その為にまた廃墟に行かなければならないのですが、先生とアオバさんがいればとても心強いです…」

    私と目が合う先生。
    モモイ「出来るだけ早く手に入れて作業に入りたいの!」
    ミドリ「お願いします!」
    アリス「先生、アオバ…」
    三人の真っ直ぐな気持ちが伝わる。
    私は彼女達の手助けをしたい、彼女達が危険な目に遭うのを知ってて黙っていることなんて出来ない。
    しかし私はともかく先生まで危険な目に合わせるのだ。
    私達とは違い銃弾一発でシんでしまいかねない先生をだ。
    1回目とは違う、危険と知ってもう一度飛び込ませるのだ。
    相応の理由を聞かせてくれないと賛同出来ない。

    アオバ「なぜ、部活の存続にこだわるのですか?」
    モモイ「えっ?」
    アオバ「別にゲームを楽しむ、作るのなんてどこでもできますよね?知識さえあれば」
    なかなかキツイ事を言っているのは承知だ。
    アオバ「ここでなければいけない理由は何ですか?先生を危険な目に合わせる理由は何ですか?部費が欲しいからですか?」
    先生「"アオバ…"」
    アオバ「先生すみません、これだけはハッキリさせたいのです」

  • 140アオバ124/10/06(日) 21:43:33

    モモイさんが口を開く。
    モモイ「ユズが作ったゲームがきっかけでゲームが楽しいって思えて、そんな楽しいゲームを皆で作りたいって思ったの…」

    モモイ「そんなきっかけをくれたユズの為に、ここを守りたいから…楽しい思い出の場所を守りたいから…」

    ユズ「モモイ…」

    ユズさんがロッカーから出てモモイさんに駆け寄る。

    アオバ「…先生?どうですか?」
    先生「"アオバが納得しているなら良いよ"」
    先生は答えは出ている、といった表情で微笑んでいる。
    アオバ「自主性を重んじるのは良いですが、時には厳しく接するのも大人かと思います…」
    先生はたくさんの人から慕われている。
    あなたには、替えなんていないことを理解してほしい。

  • 141二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 22:41:19

    アオバさんやっぱり優しいなぁ

  • 142アオバ124/10/06(日) 23:18:17

    アオバ「モモイさんの気持ちはわかりました」
    モモイさんの思いを聞いて私は心の底から彼女達に協力したいと思った。
    アオバ「厳しい事を言ってしまい申し訳ありませんでした。あなたが、いえ全員がどんな気持ちで頑張っているかがわかりました」

    モモイ「うぅ廃部の通告が来ても遊んでたから、その罪悪感が…」
    ミドリ「私も…」
    ユズ「わたしも…怖いって言い訳して外に出なかった…」
    皆思うところはあるだろう。
    アオバ「ですので、ここから真面目に廃部阻止に向けて頑張りましょう!」
    アオバ「私もミレニアムプライスを開催出来るよう努力致します、ですので」
    私は照れながら手を皆に差し出す。
    アオバ「改めて私を、仲間に入れてはくれませんか?」
    真っ先にアリスさんが手を掴み、太陽のような笑みを浮かべた。
    アリス「はい!アリスはアオバと一緒にたくさん冒険がしたいです!」
    やっぱり可愛いアリスちゃん。

  • 143アオバ124/10/06(日) 23:19:46

    ユズ「よ、よろしくお願いします…アオバさん」
    次にユズさんが手を取ってくれた。
    まだよく知らない人の手を取る、彼女にとってはとても勇気のいる事だと思う。
    アオバ「はい、私はあなたの勇気ある一歩を決して笑いも、馬鹿にしたりもしません」
    その手を握り返した。


    ミドリ「アオバさんは大人なんだなって思いました、気配りが出来たり、しっかり注意してくれたり」
    アオバ「私生活はそうでもないですよ、面倒くさがりですし、この部屋の散らかり様かそれ以上に汚いですよ」
    ミドリ「えっ!?てっきりどこでも真面目なのかと思いました」
    ミドリさんが私の手を握る。
    ミドリ「これからも迷惑をかけるかもしれませんが、主にお姉ちゃんが…よろしくお願いします」
    アオバ「はい、しっかり注意していきますね」
    その手を握り返した。
    モモイ「ちょっと!?」

  • 144アオバ124/10/06(日) 23:27:19

    最後にモモイさんだが
    モモイ「なんかアオバ先輩ってユウカみたい」
    アオバ「えっと、悪い意味と捉えていいですか?」
    モモイ「イヤイヤ違う違う!?」
    慌てて訂正にかかる。
    モモイ「ユウカってなんだかんだ優しかったり心配してくれてるんだなってのはわかってる、そんなユウカに素直になれなかったり、ちょっと甘えちゃってた…」
    モモイ「変なあだ名で呼んだりしてるけど、変わらない関係でいてくれるのが嬉しくて」
    ここ録音してユウカさんに聞かせたい、どんな反応をするのだろう。

    モモイ「アオバ先輩も一見融通効かなそうな所とか、起こると怖いところとか似てるかも!」
    アオバ「手を引っ込めますね」
    モモイ「ちょ、ちょっと待ってよ!」
    慌てて手を掴むモモイさん。
    モモイ「友達とも敵役とも違うこの感じ、なんだろうってずっと考えてて、腐れ…みどり?」
    ミドリ「えっ、私の事腐れって言った?」
    アオバ「腐れ縁ってヤツですかね」
    モモイ「そうそれ!」
    なんか空気が変わったな、変なBGMでも流れそうだ。

    モモイ「アオバって呼びたいんだけど呼んでいい?」
    ミドリ「お姉ちゃん!?失礼だよ!?」
    アオバ「構いませんよ?」
    ミドリ「えっ!?」
    アオバ「なんかモモイさんとはこんな感じで接するのが一番自然かなって思いまして」
    モモイさんと接する時、丁寧であろうとするとなぜか違和感を感じる。
    なので─
    アオバ「代わりに私もモモイって呼びます」
    モモイ「うん!よろしく!」
    改めてモモイと握手を交わした。
    こうして私はゲーム開発部とより深い友情を結んだ。

  • 145二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 23:30:04

    ゲーム部とアオバさんとの絡み見てると笑みがこぼれるな
    モモイもかっこよいしアオバもカッコいいな

  • 146アオバ124/10/07(月) 05:19:34

    モモイ「それじゃあ改めて先生とアオバが仲間になったということで、廃墟にレッツゴー!!」
    アリス「オー!」
    ユズ「オ、オー…」
    ミドリ「すみません、お姉ちゃんが…」
    アオバ「いえ、無礼講ですよ、ところで先生」
    先生「"何かな?"」

    アオバ「今日は徹夜ですよ、覚悟しておいてください」
    先生「"あっ、あはは…"」
    今日は廃墟に向かった後、テロリストの拠点に真夜中に奇襲作戦だ。
    ゲーム開発部と約束してしまった以上は両方解決しなくてはならない。
    私と先生に寝る暇はない。

  • 147アオバ124/10/07(月) 05:32:07

    コメントありがとうございます!

    原作でモモイは優しさを感じるシーンがいくつもあり、一方その行動を咎める人がミドリくらいしかいない(モモイの味方)ので、アオバにその役を担ってもらいました。

    廃墟後の「鏡」奪取ストーリー、アオバにどんな行動を取らせようか悩んでいます。
    勇者パーティーの仲間として悪事?に加担するのか、はたまた…

    夜遅くに再開します。

  • 148アオバ124/10/07(月) 05:38:57

    叱ってくれる人役はユウカがいましたね。
    アオバはより近い位置にいるユウカみたいなポジションだと思っていただけたら。

  • 149二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 08:46:29

    期待の保守

  • 150アオバ124/10/07(月) 19:00:16

    ストーリー再開

    再び廃墟へとやってきた。
    今回は強化された私に加えアリスさん、ユズさんが増えたので敵自体は楽に倒せた。
    モモイ「前より数が増えてる!?」
    ミドリ「明らかに対策してるよねこれ!?」

    問題は数が桁違いなこと、このまま工場まで追撃されればお目当ての物を探す暇はないだろう。
    アオバ「私が足止めします!今のうちに中へ!」
    ユズ「か、加勢します!」
    ユズさんがグレネードランチャーで敵を攻撃してくれている、一発で複数の敵を葬れるのでとても頼りになる。
    私のショットガンも複数にダメージを与えれるので私とユズさんが時間稼ぎの役を引き受けたのは正解だった。
    しかし物量の波に飲まれるのも時間の問題だ。

    厳しいと分かりながら、数分粘る。
    ミドリ「お待たせ!手に入れたよ!」
    アリス「お宝ゲットです!」
    モモイ「うわぁぁぁん!」
    ミドリとアリスが朗報を持って帰ってきた。
    しかしモモイは泣いていた。

    アオバ「モモイは何があったのですか?」
    退路をこじ開けながら問う。
    ミドリ「ゲームデータという尊い犠牲がありました…」
    アオバ「…よくわかりませんが、ゲームデータに哀悼の意を」
    犠牲は出たが、目当ての物を手に入れ帰ることが出来た。

    アオバ「私このあとまた戦闘ですか?」
    先生「"頑張ろうアオバ…"」

  • 151アオバ124/10/07(月) 19:05:46

    無事部室へと帰還を果たす。
    ゲームデータという尊い犠牲があったものの、その犠牲を無駄にしないためゲーム制作を頑張ろう。
    モモイ「パスワード!?わかるわけないじゃん!?」
    しかし手に入れた【G.BIBLE】は起動することは出来なかった。
    パスワードが設定されており、それを解除する必要がある。
    他人の、随分前のパスワードなど当然知る由もない。
    モモイ達はヴェリタス─ハッカー集団の所で解除出来るか聞いてみるとのこと。
    私と先生は皆と別れ、夜の奇襲作戦に向けて作戦を練ったあと、短い仮眠を取ることにした。

    時は過ぎて─
    【テロリスト拠点】

    真夜中の倉庫を歩く一人のテロリスト。
    テロリスト「定期報告、こちら異常なし」
    『了解、引き続き警備にあたれ』

    無線が切れる。
    テロリスト「はぁ、いい加減良くないか?ミレニアムの連中怖気づいて攻めてもこねぇ、眠いんだよこっちは、ふぁぁあ─」パスッ。
    ─お休みなさい─
    欠伸を最後にテロリストの意識は途絶えた。

    アオバ「エネミーダウン」
    ウタハ『近くにテロリストは居ないようだ、物陰にそれを移すといい』
    アオバ「了解」
    先程撃って気絶させたテロリストを引きずり、目隠しと手を縄で縛りゴミ箱に放り込む。

    ウタハ『頭部にならその距離で有効打を与えれるようだね』
    アオバ「そのようです、ヘルメットをされるとわかりませんが」
    なぜウタハさんがオペレーターをしているのか。
    それは仮眠を取ったあと先生と作戦の確認を行う最中だった。

  • 152アオバ124/10/07(月) 19:10:28

    数時間前─
    ウタハ「話は聞かせてもらったよ」
    アオバ「あなたはエスパーか何かですか?」
    ウタハ「マイスターの直感さ、といっても今回はモモイ達からお願いがあってね」
    アオバ「モモイ達から?」
    アオバ「今日は連戦になるみたいだから便利アイテムで助けてあげて、とね」
    あの子達が私と先生の事を気遣ってくれている事に嬉しさを感じる。

    ウタハ「夜間の作戦用のフルフェイスマスクだ」
    少し近未来的なマスクが出てきた。
    ウタハ「ナイトビジョンはもちろん、敵がマークされたマップも表示してくれる」
    その他いくつか便利な機能がついた欲張りさんも満足なマスクになっているようだ。
    ウタハ「弱点はデジタル式だから故障すると何も見えなくなる、その時は脱ぎ捨ててもらって構わない」
    マスクを着ける、この時は確かに何も見えない。

  • 153アオバ124/10/07(月) 19:11:29

    電源を付けると─
    アオバ「おお!すごい、ゲームの一人称視点みたい!」
    自分の目で見た時のような視界はもちろん、自身のバイタルやその他環境の状態も表示されていた。
    ウタハ「VR用のゴーグルから着想を得て開発した特殊部隊用のマスクだ、この建物の見取り図は見れるかな?」
    マップ機能表示、建物の部屋の広さから形まで詳細に見ることができた。
    ウタハ「これから奇襲する建物の見取り図はすでに読み込ませている、存分に活かしてほしい」
    アオバ「ありがとうございます!だいぶ楽になりますよこれ!」

    マップには近くにいる人や動体がどこでどんな動きをしているかも表示してくれている。
    敵の動きや配置を事前に知れるのは、とても大きなアドバンテージだ。
    ウタハ「何、良いテスターがいるから色々試してみたくなってね、それはともかく私は今回オペレーターとして君を援護するよ、よろしく」
    それ、被検体やモルモットって言っていませんか?
    アオバ「あっ、はいよろしくお願いします」

  • 154アオバ124/10/07(月) 19:19:59

    戦闘イベント 奇襲
    【オペレーション SILENT NIGHT】

    ウタハ『作戦は以下の通りだ』

    【目標】 敵の殲滅、出来るだけ静かに

    敵に出来るだけ気づかれずに殲滅する。
    弾薬庫というデリケートな建物なので、テロリストに気づかれると最悪自爆され共倒れになりかねない。

    【評価基準】 ステルスキルできたかどうか
    完全ステルスでS評価

  • 155アオバ124/10/07(月) 19:27:33

    【ステルスキル】
    アオバの戦闘力89を参照。
    🎲を振り89以下を出せばステルスキル成功。
    90以上で失敗、失敗時交戦開始。
    1ターンで勝利出来れば敵全体には気付かれない。
    交戦での勝利時ステルスキルの🎲から10を引き続行。

    例 89→79以下でステルスキル成功。

    1ターンで勝利出来なかった場合、全体と戦闘になる。
    その時点で本来の作戦は失敗となる。

    完全ステルスまで【6回】

  • 156アオバ124/10/07(月) 19:40:23

    作戦開始


    完全ステルスまで【6回】

    ウタハ『巡回が来たようだ、次の曲がり角だ』


    ステルスキルdice1d100=72 (72)

    89以下で成功

  • 157二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:41:01

    見てるとメタルギアを思い出すな

  • 158アオバ124/10/07(月) 19:43:32

    完全ステルスまで【5回】


    テロリスト「はぁ、だり─」パスッ

    ドサッ。

    ウタハ『ナイスキル、それを物陰へ』


    ウタハ『次は宿舎代わりになっている部屋に向かうんだ、廊下に一人』


    ステルスキルdice1d100=26 (26)

    89以下で成功

  • 159アオバ124/10/07(月) 19:49:30

    完全ステルスまで【4回】


    テロリスト「そろそろ交代だ、やっと休め─」パスッ

    ドサッ。


    アオバ「はい、お休み」

    ウタハ『ナイスキル、宿舎代わりの部屋には複数人が寝ているようだ、睡眠ガスでゆっくりさせてあげようか』

    部屋に入ると、複数人がベットで寝ていた。

    彼らには、もうしばらく寝てもらおう。

    ガス発生装置を置く。


    アオバ「羨ましいですね、ゆっくりどうぞ」

    ウタハ『次は司令室へと向かってほしい、曲がり角に一人』


    ステルスキルdice1d100=11 (11)

    89以下で成功

  • 160アオバ124/10/07(月) 19:54:00

    完全ステルスまで【3回】


    パスッ、ドサッ。

    ウタハ『ナイスキル、良い手際だ』

    アオバ「ありがとうございます」


    ウタハ『今回は少し厄介だ、二人いる、間髪入れずに仕留めるんだ』


    ステルスキルdice2d100=43 80 (123)

    89以下で成功

  • 161アオバ124/10/07(月) 19:58:28

    完全ステルスまで【2回】


    テロリストA「おい」

    テロリストB「なんだ?」

    テロリストA「なんか静かすぎないか?」

    テロリストB「私達しか居ないんだから当然だろ?」

    テロリストA「それもそ─」パスッ

    テロリストB「ん?どうし─」パスッ


    アオバ「エネミーダウン」

    ウタハ『ダブルキル、ナイスだ、しかし次も二人』


    ステルスキルdice2d100=53 28 (81)

    89以下で成功

  • 162アオバ124/10/07(月) 20:01:21

    完全ステルスまで【1回】


    アオバ「ふぅ」

    ウタハ『ナイスキル、流石だ。蛇の称号を与えよう』

    アオバ「それは最後の敵を倒してからです」

    ウタハ『そうだね、ラストは司令室のボスだ、ソレを仕留めれば終わる』


    ステルスキルdice1d100=84 (84)

    89以下で成功

  • 163アオバ124/10/07(月) 20:06:23

    任務完了
    完全ステルス達成
    評価【S】

    ボス「ついに明日は決戦、ミレニアムの野郎どもを地獄に叩き落としてやる、フハハハ─」パスッ
    ドサッ。

    アオバ「静かに、皆寝ています」
    ウタハ『任務完了だ、素晴らしい、流石は蛇』
    アオバ「ありがとうございます」

  • 164二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:08:11

    一回も失敗なく成功できてよかった
    蛇かやっぱりスネークを思い出すな

  • 165アオバ124/10/07(月) 20:10:18

    任務成功ボーナス

    ステータス上昇dice1d3=2 (2)

    +3

    ステータスdice1d3=3 (3)

    1戦闘力

    2持久

    3耐久

  • 166アオバ124/10/07(月) 20:26:24

    耐久力78→83

    アオバ「先生、ウタハさん気になる情報が」
    テロリストのボスを縛り上げ、そこら辺に転がす。
    その後テーブルに置かれている資料を確認する。

    アオバ「ボスが最期に言っていた明日のミレニアム襲撃は本当のようです」
    先生『"なんだって?"』
    アオバ「私のマスクの映像を確認可能ですか?」
    ウタハ『すでに確認済みだ、場所と時間まで詳細に書かれているね』
    先生『"保安部にこの情報を渡すね"』

    アオバ「お願いします、それとここで寝ているボスが今回のテロリスト達のまとめ役のようです」
    ウタハ『これで今回のテロ事件は終わり…とは行かないだろうね、まだ物資はあるだろうし抵抗は続くだろう』
    アオバ「構成員が資料を見る限り100人はいるかと」
    ウタハ『それはすごい、テロリストの規模じゃないね』
    先生『"裏には大きな組織が関わってそうだね"』
    ウタハ『らりるれろ、だね』
    アオバ「ハハッ、ウタハさんも冗談を言うんですね」
    ウタハ『もちろん、しかしそこまでは行かずとも大きいバックがいることは確かだと思うよ、カイザーとかね』

    SILENT NIGHT  完

  • 167アオバ124/10/07(月) 20:55:57

    【ブラックマンバ】

    『皆ブラックマンバに噛まれた』
    偶々弾薬庫を離れていたテロリスト、戻ってみるとそこには保安部達の姿が。
    そして無惨に縛られ連行される仲間達が。

    拠点が割れているのは知っている、しかしなぜこのタイミングで襲撃が?
    なぜあれだけの少人数に?
    銃声がしなかったのは?
    なぜ?
    あらゆる疑問がテロリストの脳を埋め尽くす。
    その疑問を保安部に紛れている一人の生徒が解決してくれた。

    その生徒は異様な空気を放っていた。
    ゲームのキャラが来ているような全身黒の潜入用のスーツ。
    フルフェイスマスクの、口辺りの部分が黒く不気味に光った気がした。
    保安部達が口を揃え言う。
    「蛇みたいだ」と。
    テロリスト「蛇…」
    拠点の皆が、あの口の黒い蛇に噛まれた。

    アオバは完全に任務を達成した。
    してしまった。
    それはテロリスト達を恐怖させ、より警戒心を抱かせる原因になった。


    「皆ブラックマンバに噛まれた」

  • 168アオバ124/10/07(月) 22:07:54

    お目汚しすみません

  • 169アオバ124/10/07(月) 22:09:57

    コレを若干大人っぽくしたかったんですよね〜

  • 170アオバ124/10/07(月) 22:12:36

    自己補完していただければと思います、はい

  • 171二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:15:06

    >>168

    >>169

    若干苦労人的な感じも感じますね

    仕事人感もある。カッコいい!

  • 172二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:23:40

    このレスは削除されています

  • 173二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:43:45

    このレスは削除されています

  • 174アオバ124/10/08(火) 00:05:58

    時はアオバが任務を終え、倒れるように寝た数時間後。


    【ゲーム開発部視点】
    ミドリ「【G.BIBLE】を起動するには【鏡】が必要で、その【鏡】は没収されている…」
    マキ「不法な物品且つ不純な目的の為に利用しようとしたから、って理由で没収されちゃった…」
    コタマ「不純な目的で使用したわけではないのですが…」
    モモイ「えぇ!?」
    一難去ってなんとやら。
    問題を解決しようとすればするほど解決から遠くなっていく。

    マキ「このままじゃ部長に怒られちゃう!」
    ハレ「私達も【鏡】が欲しい、あなた達にも必要、ならやる事はわかるでしょ?」
    モモイ「なるほど、つまり─」
    ミドリ「生徒会を襲撃して奪い返すつもり!?」
    ヴェリタスはやる気のようだが、ゲーム開発部の面々は苦い顔をする。

    モモイ「それは…」
    マキ「確かに差押品保管所を守るのはC&Cだけど、目的は倒すことじゃないし─」
    モモイ「誰が相手とかじゃなくて…」
    ミドリ「アオバさんになんて言うの?」
    コタマ「アオバさん?確かヴァルキューレの生徒ですよね?」
    モモイ「絶対アオバはこんな事許さない…」
    マキ「そこはその人に黙って行動したり、知られて抵抗されるなら縛って黙らせるほかないよ」

  • 175アオバ124/10/08(火) 00:13:23

    アリス「それはダメです!!」
    アリスはアオバを仲間外れ、ましてや敵になる選択肢を取りたくはなかった。
    アリス「アオバは私達パーティーの仲間です!アオバを仲間外れには出来ません!」
    ハレ「でも【鏡】はどうするの?」
    マキ「このままじゃ私達もモモ達もおしまいだよ?」
    モモイ「それは…」

    ユズ「皆で…アオバさんを説得しよう…」
    ミドリ「ユズちゃん…」
    ユズ「私は…アオバさんを敵にはしたくない…真っ直ぐなあの人を…裏切りたくない」
    アリス「はい!まっすぐに思いをぶつければアオバもきっとわかってくれます!」
    ハレ「ダメな時は?」
    モモイ「ダメでも押し通す!私達の思いを伝えればアオバはきっと協力してくれる!だって仲間だもん!」

  • 176アオバ124/10/08(火) 00:28:13

    起きるとすっかり昼過ぎ。
    あの子達はどうなったのだろうと様子を見に行く。
    部室に入ると、そこには真剣な表情の四人が居た。
    モモイ「アオバ、話があるの」
    モモイが深呼吸して覚悟を決めた顔をする。


    アオバ「まずあなた達が私に正直に、まっすぐに話してくれたこととても嬉しく思います」
    言葉とは逆に苦しんでいるのか怒っているのかわからない顔をしている私を見て、彼女達は不安な表情をしている。
    アオバ「その上で突き放すような事を言います」
    私も決意を固める。

    アオバ「その考えには賛同出来ません、反対します」
    モモイ「そんな…」
    アオバ「そして、今後私に黙って今言ったことをしようとしているなら─」
    これは言いたくなかった、せっかく仲間になれたのに
    彼女達を裏切ってしまう事を言ってしまう事がとても辛い。
    アオバ「─私は今からあなた達の【敵】になります」

  • 177二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:47:53

    やはり敵対することになってしまうのか
     

  • 178アオバ124/10/08(火) 02:00:15

    敵、そう言われ皆が愕然とする。
    モモイ「なんで…?私達仲間じゃ…」
    アオバ「確かに仲間になりました、しかしそれは苦難を共に乗り越える為の仲間です、悪事に手を染めるための共犯者としてではありません」

    アリス「アオバ…」
    アリスさんがこちらに縋るような目を向ける。
    アオバ「ごめんなさいアリスさん、しかしこれはゲームではありません」
    アリスさんにもわかるようにゲームに例えて説明する。
    アオバ「とあるゲームでは勇者が住民の家に押し入ってタンスや壺の中のアイテムを取りますよね?」
    アリス「はい…」
    それは世界を救う勇者だから許されているわけではない。
    アオバ「それはゲームだから許されることであり、実際部活を存続させるために盗みを働く、目的の為に他人を害する事は許されるものではないのです」

    アオバ「協力したくないとは言っていません、方法が間違っているから協力したくないのです」
    モモイ「でもこうしないと廃部になっちゃう…」
    アオバ「あなたは次に似たような事が起きたとき同じことはしない、と言い切れますか?」
    人は慣れる生き物だ、良い習慣にも悪い習慣にも。
    アオバ「今回だけ、という人は次もやります、楽な逃げ道を知っているのですから」

  • 179アオバ124/10/08(火) 02:02:43

    モモイ「…ならどうすればいいの?」
    震えた声でモモイが話す。
    モモイ「それしか方法がないの!だからそうするしかないの!ゲーム開発部じゃないのに邪魔しないでよ!?」
    心に来る一撃、それを受けて次の物理的な一撃を躱すことが出来なかった。
    ドンと両手で押される、不安定な足場もありその場で転んでしまう。

    アオバ「ッ!?…やりましたねッ…」
    私もあまりのショックに我を忘れていた。
    そのせいで感情を自制が出来なかった、怒りのままモモイと掴み合いの喧嘩になった。
    モモイ「アオバッ!もう邪魔しないで!」
    アオバ「モモイッ!言いましたよね!私は敵になると!」
    ミドリ「お姉ちゃん!?アオバさん!?やめて!?」

  • 180アオバ124/10/08(火) 05:32:15

    今日の夜また再開します

  • 181二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 08:12:01

    正味ここで止めてもな感じがするのは気のせいなのか個人的に感じているわ(本編のムーヴを知っている上で言っています)

  • 182二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 14:59:38

    地味にこの一件でアオバの神秘関係も一悶着ありそうな気がしてきた…

  • 183アオバ124/10/08(火) 19:52:56

    >>181

    ご指摘ありがとうございます


    読解力低くてどちらの質問かわからずすみません。


    「ここまで頑張ったのに、そんな呆気ない結末どうなの?」

    と思っているようでしたらネタバレ、パヴァーヌ編二章終了まではやります。

    ゲーム開発部とアオバの物語はまだ続きます。


    描写不足についての意見の方ですと、出来るだけ補足していこうと思います。

    この辺りどうなんですか?と質問いただけたらと思います、すみません。


    見てくれていること嬉しく思います。

    出来るだけ気持ち良く読めるモノ、原作を貶めないモノを書いていくつもりです。

  • 184アオバ124/10/08(火) 19:54:20

    ストーリー続き

    激しい掴み合い、お互い身体中をゲーム機の角や壁にぶつけ合い擦り傷だらけになる。
    不安定な足場と、怒りのせいで冷静さを失っているせいで本来は勝てるはずの相手になかなか勝てない。

    自分の持久力のなさは知っている。
    次で決着させる。
    アオバ「フゥッ!フゥッ!」
    モモイ「ハァッ!ハァッ!」
    お互いに荒くなっている息を整える、次の一撃で相手を沈める為に力を込める。
    ミドリ「ダメだよ!?二人とも!?」
    アオバ「ハアァァァ!」
    モモイ「ああぁぁぁ!」
    ミドリ「ダメ!?やめて─」

    「「もうやめて!!(ください!!)」」

    思いっきり壁に吹き飛ばされる二人。
    アリスとユズが完全に思考から外れていたので不意打ちをモロに食らう。

    アオバ「くッ!?いいでしょう!何人でもかかって─」
    アリスが私に思いっきり抱きつく。
    それはとても振りほどくことは出来ないほどに力強く私を拘束する。
    アリス「もうやめてください!なんで仲間同士で戦わないといけないのですか!?アオバはアリス達のこと嫌いですか!?」
    アオバ「そんなわけ─」
    アリス「アリスはアオバが好きです!アリス達の為に頑張ってくれたアオバが好きです!アオバはアリス達のこと嫌いですか!?モモイのことが嫌いだから喧嘩しているのですか!?」

  • 185アオバ124/10/08(火) 19:55:53

    急に脳が冷静さを取り戻す、怒りで見えていなかった周りの状況が、見えるようになる。
    最初の頃より床はグチャグチャになっている。
    棚のゲームカセット、攻略本なんかも辺り一帯に散らばってしまっている。
    アリスさんが、泣いている。
    私の目が熱を帯びる。
    アオバ「あの言葉を聞いて、仲間じゃないと言われて…それがショックで…私もアリスさん達と仲間でいたいです…」
    アリス「アリスもです!まだアオバと一緒にゲーム出来ていません」
    そういえば、約束していたのに出来ていなかった。
    アオバ「私はなんて事─「もうやめて!」─ッ!?」
    アリスさんとは別の大声にびっくりする。
    それはユズさんのものだった。

  • 186アオバ124/10/08(火) 19:58:15

    モモイ「ユズ!邪魔しないで!」
    ユズ「なんのためにアオバさんと戦っているの…」
    ユズさんがモモイに馬乗りになり押さえつけている。
    モモイ「それは、ゲーム開発部を守るために─」
    ユズ「モモイもアオバさんも傷つくなら…ゲーム開発部なんていらない!」
    モモイ「ユズ!?」

    ユズ「最初はここしか居場所がなかったから…他に行く宛がなかったから…不安だったからここを守りたかったの」
    ユズさんが泣きながらモモイに話す。
    モモイは驚いていた、こんなユズさんは初めてだったのだろう。
    ユズ「でも、モモイとミドリと何かを作る楽しさを知って…アリスちゃんとアオバさんと出会って…勇気が出たの…皆が集まるここを守りたかったから頑張ろうって思えたの…」

    モモイ「ユズ…」
    この時点でモモイも冷静になれたのだろう。
    顔から怒気が消えていた。
    ユズ「でもそれが喧嘩の原因なら…この部活はもう終わりにしよう…?」
    ユズがモモイから離れる。
    モモイ「ユズ…ごめんなさい、私見失ってた…どうしてここを守りたかったのかを…」

  • 187アオバ124/10/08(火) 20:00:17

    アオバ「モモイ」
    ビクッと震えるモモイ。
    アオバ「あなた達の気持ちも理解せず、ただ突き放してしまい、すみませんでした」
    私はモモイに頭を下げ謝罪した。
    あのとき気持ちを受け取った上で、他の方法を模索し合うべきだった、それが出来ず突き放すだけの私はとても幼稚だった。
    モモイ「私こそアオバに酷い事言ってごめんなさい…」
    モモイも頭を下げ謝罪した。

    アリスがプンプン怒りながら言う。
    アリス「ではモモイとアオバはハグをしてください!」
    アオバ「ハグ!?仲直りの握手ではなくて?」
    アリス「仲の良い人同士が喧嘩したあと仲直りのハグをするのをゲームで見ました!二人はお互いが嫌いですか?」
    モモイ「そんな事はないよ!」
    アリス「喧嘩は終わりました!次はハグです!ハグしてください!」

    モモイ「それじゃあ…」
    アオバ「はい、すみませんでした」
    お互いにギュッと抱き合う。
    そこにアリスも混ざる。
    アリス「ユズもミドリも皆でハグです!」
    ユズ「う…うん!」
    ミドリ「なんか私だけ仲間はずれなような…もう!えい!」
    そして皆でハグをした。
    こんなに仲間が温かいなんて…。
    目から熱いものが流れた。
    問題は解決していない、そしてとても困難なことも知っている。
    だから皆で考える。
    皆納得のいくハッピーエンドへの道のりを─

  • 188アオバ124/10/08(火) 20:13:16
  • 189二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:15:54

    アリスはやっぱり勇者だな
    アオバさんとモモイたち仲直りできてよかったぁ
    ここからどうなるのか

  • 190アオバ124/10/08(火) 20:24:32

    ありがとうございます!

    喧嘩と仲直りにより絆がさらに深くなるのはRPGには付きもの。

    道から反れるのは許さない、しかし正攻法では難しい、アオバはどのような答えを出すのか…。

    前Partの200の人すみません、イベストがまだ出来ていません。
    アオバがある程度色々こなせる程強くなったので、このままだとデカグラマトン辺りになりそうです。

  • 191二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 22:38:32

    >>183

    とりま関係修復か…

    181のコメントはゲ開を止めてもメイン本編はもちろんあるイベストでの活躍ぶりから絶対この先ごり押しするヤバいムーヴをかますからアオバが今止めてもそれは意味が無い様に感じた。ということからここで止めてもな気がする発言ですね

    後イベストは無理の無い範囲でかまわないのでこの先も体調面含めて無理の無いように…

  • 192アオバ124/10/08(火) 23:20:09

    >>191

    ありがとうございます!

    出来る限り矛盾が生じないよう改変やら調整していきたいと思います。

  • 193二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 07:57:30

    埋め

  • 194二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:02:07

    >>11

    つまり今作の内容は剪定事象…?

  • 195二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 04:36:37

    このレスは削除されています

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