- 1二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 22:18:05
いつもお世話になってるみんなと息抜きしたくてマイルームに集まってもらったんだ!映画観たりお菓子食べたり楽しくわいわいしてたのに一瞬意識が途切れたかと思ったら知らない部屋に居た!
出口らしき扉はあるけど誰が何やっても開かないし通信も繋がらないし!どーしよー!?ってみんなで悩んでたら壁掛けテレビが起動して文章が映し出されたんだ
~~~~~~~
1・ダイスを振ってサーヴァント、受け側、プレイ内容を決めます。
2・ダイスを振って受け側のイキ具合を決めます。
1~15はガチイキ、16~50は普通イキ、51~100は甘イキ。
3・ガチは10、普通は5、甘は1とイく度に上限が減り段々激しくイきやすくなっていきます。
※例 一回目(1~100)でガチを引いた場合二回目では(1~90)でダイスを振ります。
4・マスターとサーヴァントには理性ポイントがありガチイキを迎える度に1ポイント減っていきます。理性ポイントはサーヴァントは5、マスターは15から始まります。
5・誰かの理性ポイントがゼロになった時の状況によってエンディングが分岐します。
マスターがゼロになった場合
→攻めサーヴァントの理性ポイントが2以上なら令呪使用の女攻め無理矢理バッド
→攻めサーヴァントの理性ポイントが1なら両想いグッド
サーヴァントがゼロになった場合
→マスターの理性ポイントが3以上なら無理矢理バッド
→マスターの理性ポイントが2以下なら両想いグッド
※ただしマスターの理性ポイントが2且つ他サーヴァントに理性ポイント1の者が居たなら乱交バッド
6・出た目によって簡単なSSを書きます。
~~~~~~~
────なんて?
あのすみませんもしかしてこれってアレですか?所謂アレですか?え、ごめんなさい無理ですほんと。だってあの、私未だ、処女、なんですが……? - 2二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 22:18:20
とまあこんな感じで処女マスターの初めてを誰が手にするのか!?と言うスレ主がただ楽しいだけの夢スレ
遅筆だからのんびり細々とやっていく所存
推し鯖達だけどキャラエミュ自信ないからキャラ崩壊必至
プレイ内容は増えたり変わるかもしれない
ではまず一発目
dice1d20=12 (12)
1・2 伊織
3・4 ガウェイン
5・6 アルジュナ
7・8 パーシヴァル
9・10 ディルムッド
11・12 バーソロミュー
13・14 耀星
15・16 燕青
17・18 オルジュナ
19・20 若モリ
奇数はマスター受け、偶数は鯖受け
プレイ内容
dice1d3=2 (2)
1・手淫
2・口淫
3・足淫
イキ具合
dice1d100=28 (28)
- 3二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:04:06
いきなり最悪どころを引いて泣きそう。泣きたい。処女だぞ!処女が口でしたことあると思うか!
いやだーいやだーと脳内で叫んでいる間に個別の空間に飛ばされたのか、気付けば小さな部屋に私とバーソロミュー二人きり
あー、出来なきゃここで餓死するやつだコレ
「無理に咥えることはしなくていい」と言ったバーソロミューが室内に唯一置かれていた椅子に腰を下ろす。いや舐めるのも無理ですが!?
でも死にたくはないから渋々バーソロミューの前に膝をつけばそれを合図ととったのかベルトに手を掛けてソレを私の目の前に曝け出した
「──ピィ」
どうしようひよこちゃんになってしまった。ならざるを得ないモン出された。ぴぃぃぃぃ
「……っ、ぅ、……」
力いっぱい目を瞑って最初の一歩を踏み出してから早数分。舌先に触れているモノは硬度を増し、手で押さえないと勝手に起き上がってしまうくらい元気になった。なんでだ!?
ドドド素人の舌遣いでそんな感じるものじゃないだろ!海賊だろ!もっとこうちゃんとしたとこのオネーサンにされてたでしょこういうの!なんて思いながらひたすらに舌を動かす
部屋の中には私が立てる水音とバーソロミューの息遣いで満ちていてなんか耳がむずむずするような感じで変な気分になる────ん?
「そういう意味じゃなくて!!!」
「あ゛ッ!?」
「あ、ごめ──」
自分の考えを強く否定すると同時に手をぎゅっと握ってしまった。バーソロミューのソレを押さえつけている手を
聞き慣れないバーソロミューの声に思わず目を開き視線を上げると、汗を滲ませて辛そうに目を細めどことなく赤らんだ顔のバーソロミューと目が合った
…………やばい、これはえろい - 4二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:44:28
大人の魅力とかそう言ったものを見せつけられて一瞬ドキッとしてしまった
一度意識してしまうとどうにもそれが止まらない
なんだ、なんなんだ。高鳴りが止まない
──後で知ったことだけどこれは部屋に掛けられた魔術によるものだったらしい。時間が経てば経つほど互いを求めるようになる。つまりは催淫効果
そんなことも知らず私はバーソロミューに魅了されていく。同時に手のひらに触れているモノへの恐怖心も薄れていく。むしろソレを感じたいと思うくらいに
「……マスター、なに、を──ッ!」
かぱ、と大きく開いた口の中に半分にも満たないけれどバーソロミューのモノが納まる。ガタッと椅子を揺らしながらバーソロミューの脚が少し跳ねた
その反応がなんか可愛くて膝に手を添えて口内を埋め尽くすソレに舌を這わせた
「ッ……ぅ、っく、マスター、待つんだ。さすがに、そのままは……!」
咥えながらねぶっているせいかさっきよりも水音が大きく聞こえる。添えた手に伝わる小刻みな震え。バーソロミューが私程度の舌に反応していることが今では嬉しい!
弱々しく肩に手が添えられたのはその瞬間が近いからか。でも私は絶対にコレを放したくなくて反対に前へと顔を押し込んだ
「だめだ、マス、ター……!────く、ぁッ──!」
渾身の力を振り絞ったバーソロミューの手が私の肩を強く押して床に突き飛ばされた
すぐに身体を起こして真っ先に目にしたのは白く濡れた床。次に大きく肩で息をするバーソロミューの姿
しっかり咥えた状態で勢いよく口から引き抜かれたのが決め手になったっぽい
その時、ハッと我に返る
- 5二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:45:23
えっちだ………続けて?
- 6二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:46:23
「私、今────!!!バ、ババババッ!」
急いでバーソロミューに駆け寄る。私今の今まで何してた!?やだやだやだやだやだ!!!!
「バ、バーソロミュー大丈夫!?ごめん!私、なんか頭おかしくなってて、あの、ほんとごめん!」
「ハァ──、いい、いいんだ。気にしないでくれ、マスター……私の方こそ、済まなかった。あー、その、掛かったりはしていないかい……?」
「それは大丈夫だけど!」
「なら、まあ、まだいいか……んっ」
「えっ」
突然元居た部屋に戻された
ちょっと待ってバーソロミューの格好!と思い慌てて隣を見るとここに来た時と変わらないパーフェクトな格好のバーソロミューがそこに居た
私の口許に垂れてたはずの唾液もない
あの部屋で起こったものはリセットされて戻される……ってこと?
時計を見ると明らかに時間の進みが遅い。と言うより時間の流れそのものが違う……?
ガチでとんでもないことに巻き込まれたのだと改めて思わされたと同時に
これがどれだけ続くのかと不安でしかない
- 7二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:49:05
マスターちゃん普通の女の子って感じでとても可愛い 続きが楽しみ
- 8二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:52:37
10までほ
- 9二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:53:20
- 10二次元好きの匿名さん24/09/25(水) 23:55:20
わっふるわっふる
- 11二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 06:51:48
- 12二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 06:52:31
- 13二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 14:19:56
甘イキハサンくんか……なんかお高い初々し感じが高校生カップルみたいになりそう 楽しみ
- 14二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 18:18:30
- 15二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 20:48:13
バーソロミューと一緒に大部屋に戻るとみんなからすごく心配された。でも誰と何をしたっての言うのはバレてるからか詳しい内容には触れて来ない。気遣い出来る人達ばっかりで良かった……
「……口淫とはなむぐっ」
約一名どっかの朴念仁剣士が耳慣れない言葉の意味を訊きたそうにしていたけれどディルムッドが回収してくれた。淫の一文字で気付け!!ディルムッドはありがとう!!
一旦気を落ち着けようと息を吐いた直後テレビに文字が表示される。この空間の管理者は休憩時間と言う存在を知らないのか?
肩を落とす暇もなくまた小部屋に飛ばされた。前回は椅子だけだったけど今回は何もない。もぬけの殻
耀星は即座に刃を構えて警戒するけれど私達以外一切気配がなかったようで無言で得物をしまう
「…………」
そして露骨に不服そうな顔をした。わかるよ、嫌だよね。私も同じ気持ちだよ
「は?なんでオレを誘うんだ。お前達だけで楽しめば良いだろ。オレは──っておい、手を取るな。おい!」って拒否したくせにいざ今回の息抜きに参加し始めたらポップコーン1カップ独り占めして映画に釘付けになる姿を見せてくれるくらいには私達の仲は良いけどそういうコトとは別物だよねわかるよ!!!
管理者(仮)はなんッッッにもわからないようだけどね!!!
「……で、オレはどうすればいい」
「……多分何もしなくていい。私がしないと意味ないっぽい、多分」
「アイツの、バーソロミューの時もそうだったのか」
「訊かないで下さい泣くぞ」
「わ、わかった」
言われた途端口の中にアレの感覚が蘇って眉間が皺くちゃになった
- 16二次元好きの匿名さん24/09/26(木) 22:35:21
「……始める前に一つお願い事があるんだけど」
「なんだ」
「いやー、あのー……ですねぇー……」
「はっきり言え」
「……いや、でもなぁ……」
「なんだ。ここから早く出たいんだオレは」
「まあそれに関係することなんだけども……」
「なら尚更、早く。任務と割り切るから出来る限りのことはしてやるさ」
「ほんと!?アレを目にしたくないから服の中に手入れていい?」
間。
間。
間。
「────お、お前!!」
その紅潮は怒りか羞恥心か。100%怒りですねわかります
でもね私もね、嫌なんだよ見るの!何が嬉しくて仲良しメンバーの隠されたモノを見なきゃいけないんだ!本気で嫌なんです!!!
「気持ちはわかるよ!でも私の気持ちもわかって!見る、触る、舐める、全部無理なのに二つもしたくない!ちょうど手差し込みやすい服してるじゃん!ねえお願い!」
「オレの装束をなんだと思ってるんだお前!!」
「今は手入れやすそうだなとしか思ってないかな!」
「~~~~~~ッッッ!!!!」
- 17二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 06:50:26
で、耀星が無事に折れたので壁にもたれ掛かっている彼の腰に手を添えている現在
万一のことを考えて今度こそ開かないぞと意思を固めて目を閉じ、指を下へ下へと滑らせていく
「…………」
指先が下着越しのソレに触れた。……あれ、なんか既に少し硬いような……?あれか、思春期はちょっとしたシモい話でも過剰に反応してしまう、的な。耀星が思春期かは知らないけど
とりあえず下着の中に指を潜り込ませる。耀星が深く息を吐いた。溜め息やめろー!
下に向けた手で掬い上げるように恐る恐るソレを直に掴んでみる。うぅぅ……なんとも言えない感触……
手を上下に動かしてればなんとかなる、よね……?動かして、動かして……
「下手だな」
「うぐっ」
動かした結果ドストレートな評価を下された
何度も言うが(言えてはいないが)こっちは処女なんだよ!産まれて初めて見たのがさっきのバーソロミューのモノだったレベルだよ!下手だとう!?ふざけんな!下手だよ!
「ハァ……そんなに遠慮しなくていい。もう少し強く握れ。潰れたり千切れたりなんかしない」
「う、うん……これくらい?」
「……ん。そのままさっきみたく動かせば多分いける」
「多分かあ……」
不安を拭い切れないまま言われた通りの力加減を保ちゆるゆると手を上下させると耀星はめっきり喋らなくなった
でも手のひらの中のソレが時々ぴくぴく反応をくれるからなんとか続けられる。反応がないのはさすがに堪えるし怖い
──ん?
- 18二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 17:06:05
ほし
- 19二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 18:45:14
「よっ、耀星!」
「……なん、だ」
「なんか先端の方濡れてない!?──まさかも」
「らしてないッ」
「じゃ、じゃなくてもうイったのかなって!だったらもう終われるよね!?ね!?」
「イっ……いや、まだ、だ……だが」
「え!うそだ!だってなんか粘っこいんだけど!?」
「……そ、それは……」
「なんかすごい指に絡んで、え、これほんとに違うの……?よ、耀星……!」
「……っ、少し、黙れ……」
「でもだっぅにっ」
私が言葉を発するや否や耀星の手らしきものが口を襲った。喋ってる途中だったせいか中途半端に開かれた私の唇を少し硬い指の腹が、むに、と持ち上げる
同時に顔も引っ張られて耀星を真正面に捉える角度になった。と思う、多分
「っあ……、──……ッ」
さっきまでとは明らかに違う液体がソレを伝って私の手に付着した
これは、うん!絶対そうだ!私にもわかるぞ今度こそ終わったでしょ!って言いたいけど言えないからアイコンタクトで確認しようと瞼を開けた。けど
「──ッ────!」
褐色の肌をこれでもか赤く染めて、眉根をこれでもかと寄せて、歯をこれでもかと食い縛る耀星がそこに居て何が出来ると言うのでしょう
……あの、よ、耀星、さん……?
「……、良かったな、終わりだ。だから、早く手を抜け」
言いながら耀星も私の口から手を退ける。バーソロミューの時と違ってそこまで疲れてる感じは見えないけどほんの少しだけいつもと声の雰囲気が違う気がした。なんかこう冷静であろうとしてる感が強い、と言うかなんというか。やっぱり服の中で出させたの怒ってるのかもしれない。今すごい気持ち悪いのかもしれない。ごめんて!多分また同じ条件になったら手入れると思うけどごめんって!!!
- 20二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 18:47:54
- 21二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 21:55:34
- 22二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 21:56:40
- 23二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 09:25:35
保守
- 24二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:58:15
「…………無理ぃぃぃ……!!」
耀星の時と同様に大部屋に戻ったと思えばほぼ間を置かず次の指令が下された。だからさ!こっちの心の都合ってもんがさ!
今度の部屋には木製の枠と白で統一されたダブルベッド。ご丁寧に枕が二つあるのがすごくムカつく。誰が使うかそんなもん!!!
「マスターはベッドに腰掛けてください。私は床に」
私が提示された条件に頭を抱えようとするより前にさも当然と言いたげにアルジュナは床に腰を下ろした。しかもわざわざ片膝立てて。しかもしかもいつもより足の開き幅が……、あの、準備万端ってこと……?
順応性が高過ぎやしないか!!
「えっ、えっ、早い!もうするの……!?」
「定められた条件に従い吐精する。それ以外に出る方法がないのなら致し方ありません」
「……とせー……?」
「……、射精と言えばわかりますか」
「すみません理解しましたあ!!!」
あのアルジュナの口からこうもストレートにそういう言葉を聞くとなんか余計に恥ずかしくなる。言葉としては別に医療とかでも使われるものだってのはわかってるけど、けどー!!!
それにしても口、手、そして足。こうも綺麗にバラけるとは……毎回新鮮な恐怖を覚えさせられてほんと無理過ぎるんですが。足ってなんだよ足って。マニアックだよ……
でもなんにせよ、動かなくちゃ始まらないし終わらない。アルジュナの案に従いベッドに腰掛ける。アルジュナは結婚経験ある人だしこういう時は従っておく方が多分いい、よね……?
……すごいいいマットレス使われてるな、このベッド。管理者(仮)の気の遣いどころ全部ズレてて一切笑えない
「……あのさ、アルジュナ」
「はい」
「耀星の時もお願いしたんだけど、私は、その、アルジュナのその部分を見たくないん、だよ、ね。だ、だから服の上からでも、いい……?って言うかお願い!そうさせて!」
両手を合わせて懇願するとさすが心身共に大人なアルジュナ。すんなり了承してくれた。あ゛りがと゛ぉぉぉ
- 25二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 20:22:12
アルジュナの格好は彼の性格を映したようにかっちりしてて露出がほぼない。つまりは耀星の時のようなチラ見えとかの心配はないと言うことだ。そして今回は完全に服の上から!これなら視覚的なダメージはそうそう負わないだろうし目開けててもいっかな!──って思ってたんだけども
「……踏まれている感覚以外に何も得られないのでこのまま続けても意味がないかと」
「左様でございますか……」
下着、パンツ、服と布地三層越しに加え手以上に加減を知らない素人足では何をどうやってもこれっぽっちも高まらなかったらしい。まあ、うん、ですよねー
「直……直しかないのか……」
「早くここを抜け出したいのであれば、そうでしょうね」
「ううう……わかったよ……、でも目だけは瞑らせて。バーソロミューので結構ダメージ残ってるから……」
「ええ、マスターの思うままに」
膝立ちになったアルジュナを捉えたのを最後に私の視界は閉ざされる。組んだ手を瞼の上へ宛がい柔らかな部屋の明かりさえもを遮って私の世界に暗闇を広げていく。精神統一。重大な任務に挑む前には大事な工程だ
──かちゃり。かちゃり。かちゃり。カタン
目を塞いだ分、耳が周囲の情報をしっかり伝えて来る。今のは三連ベルトを外して矢筒を床に置いた音
──ぱさ
これは服の垂れてる部分が動いた音……
──ずっ
……………………、たぶん、下を脱いでる、音
「~~~~っ」
自分で答えに辿り着いておいてあれだけど精神統一なんか出来るわけないね!音が!生々しい!
- 26二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 22:32:37
なぜッそこに森ちゃんをッ入れてッないッ!
- 27二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 23:36:27
「マスター、改めて準備が整いました。いつでもいいですよ」
「う、うい……」
恐る恐る声のする方へ足を伸ばす。それはもうゆっくりと。ゆっくり過ぎて足ぷるぷるしてる。さっきまでとは状況が違い過ぎるから勢いなんて出せないんだよ。許して
そんな私の想いを知ってか知らずか、まるで迎え入れるかのように滑らかな布の質感が足首に絡みそのまま軽く引き寄せられた
どこへ、なんてそんなもの。行き先は一つしかない
「ここですよ、マスター」
「ごっ、ご案内ありがとうございますぅぅ……」
んんんん真面目ェ!!!わざとか天然か知らないけどそういうとこだぞアルジュナァ!……うん、まあそこがいいところなんだけどね!
……足の裏で感じるソレは前二人と同じのように思う。でもやっぱなんか違う。人それぞれ違うってのは知ってたけどこんなかたちで実感はしたくなかったなあ……
「い、痛いなって思ったら言ってね……?」
「ええ。その際は遠慮なく」
垂れた状態のソレから離れないようにしながら足を前後に揺らすと次第に全体が少しずつ持ち上がり、遂には軽めに押してもなんともないほどになった。でもこっからが本番なんだ。さすがにもうわかってる
足を縦に横にとソレのラインに添わせて角度を変えながら擦り付ける。最初は渇いた音しかしなかったけどいつしか水気を帯び始め動きが滑らかになっていく。この水気の正体を私は知らないけど耀星の時のやつだろうとは直感で気付いた。もう何も言わない
「……っ……」
微かに聞こえるアルジュナの息遣いが小刻みになっていく。もしかしてそろそろ……?
だったら一気にしてしまうのが吉なのでは!と思ってラストスパートのつもりで大きく豪快に足を動かした。なんか足首起こす時爪先で何か弾いた気がするけどそれどころじゃない。私!!!早く!!!終わらせたい!!!
「ァッ、っめ……っ、ぅ、……ん────ぅッッ」
よし!アルジュナが、限界を迎える──!…………っ!?
────その時だった。一際大きな叫び声が部屋中に響き渡ったのは。…………ただし声の主はアルジュナでは、ない
- 28二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 07:14:44
であれば当然私である
叫びと共にベッドに倒れ込んだこの私である
「あっ、あ、あぁぁ────足、足つっ、たぁ……!!!!」
まさかまさかのこむら返り。嘘だろって?マジです!!!!!!痛い……痛いぃ……
つった足を抱えようとして、でも痛くてそれ以上動けずなんとも酔狂なポーズのまま固まるしかなかった私にそっと影が差し込む
「落ち着いて下さいマスター。すぐに治まります」
「そ、れは、わかってる……ん、だけど、さぁ、でもさぁ……あー、この痛みほんと、いったいんだ、って……」
あ、やばい。あまりにも痛くて目閉じとかなきゃいけないの飛んでた
寝そべる私。ベッドに身を乗り出してるアルジュナ。このほんの僅かな間に身なりを整えるなんて無理な話で、少なくとも膝まで外気に晒されてるアルジュナの脚が服のスリットから覗いていた。あ、待って、それ以上前のめりになんないで、布の位置ズレる……!
「だめだってーーーー!!!!!」
と叫んだところでベッドから床へと私の身体は落ちた。幸いふわっと落ちたから落下の衝撃とかは何もない。でも視線の雨は心に来るのでやめてほしい。なんでもない、なんでもないんだって!
何はともあれ戻れた。ってことはあの瞬間アルジュナなんとかイけてたんだ……良かった……と安心したのも束の間
「あ゛ぁぁ、いででででで、まだ、まだかぁ……いだい……」
なんでこういうのはリセットされないんだよもー!!!
- 29二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 07:15:34
- 30二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 07:38:06
- 31二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 07:39:17
- 32二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 12:59:51
三人分書いてわかったけどさてはこれこのままだと永遠に終わらないな?
何より男性陣の甘が、表現し辛いことこの上ない……!
なのでイキ具合を調整します!
1~15・ガチイキ、16~80・普通イキ、81~100・甘イキ
に変更
それに伴い耀星のハサン、アルジュナ共に次回ダイスは1~95となります
- 33二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 17:03:22
どれもえっちだから永遠に終わらなくてもいい 今ちょっとプーリンの気持ちわかる
- 34匿名24/09/29(日) 18:56:55
ほし
- 35二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 19:25:28
こむら返りの痛みに悶えている間は次の指令は出て来なかった。ほんの僅かだけど見直したよ管理者(仮)
ジェームズ・モリアーティ(ルーラー)
足淫
※互いの顔を見ながら
前言撤回。やっぱりお前は最低だ
飛ばされたのはアルジュナの時と同じ部屋。ここもリセットされてるのか私が倒れ込んだ痕跡は一切残されていなかった
「同じ条件だから先に確認しておきたいんだけどアルジュナの時は」
「かお、顔……カオ、か、オ……顔見て、顔……顔って、なんだ?カオ?KAO……?かかお……?」
「あーこれはまずいなー!」
「ごめん!」と謝られながら目の前でパァン!と手を叩かれた衝撃で私は正気を取り戻した。今この瞬間だけは正気を失いたかったよモリアーティ!
アルジュナの時のように見下ろすかたちだと不意に視線が顔から下に落ちるとかいうSAN値0ハプニングが起こりかねないのでそれはやめようと強く希望した。じゃあ立つか?いやいや身長差がある。モリアーティ脚長いからね……。その高さまで上げ続けてたらまた私の脚がつりかねない。──なのでまあ、選択肢は一つしかないわけで
ベッドに身体を沈ませた私に覆い被さって来るモリアーティの表情は見るからに強張り、頭の横に置かれた手もわかりやすく震えてた。多分私も同じだ
「ま、前にもこんなことあったよねぇ!敵から君を庇おうとしたらそのまま押し倒しちゃったこと!」
「そっそうだね!あったね!いやぁあの時はお世話になりまして!」
「いやいやこちらこそ!」
「ははははは」
「ハハハハハ」
「…………」
「……は……始め、ようか」
「……う、ん」
- 36二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 19:33:50
そういえばここまで全部偶数でマスター受け出たことないのか 期待して待っておこう
- 37二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 20:04:02
始めてから数分もしない内に第一段階(勃起)はクリアした。問題はこのあと、第二段階目。何が問題ってモリアーティだ。今回ばかりは私の技量は成否に影響しないと思う。だって──
「…………っは……はぁ、うぅ……!」
ズボンを下ろした時点で羞恥心がピークに達してたのか耳まで赤くして、こっちが足を動かせばまだ触れてないのに黒真珠のような目を見開いて肩を跳ねさせた
そんな反応されたら尚更触れるの躊躇うんだけどぉ!!!!!!でもしなきゃいけないんですよね知ってる!!!!ぴぃ!!!と心の中のひよこちゃんも悲鳴を上げながら今度こそ足を宛がえば降り注ぐ冒頭の声と僅かに潤んだ眼差しである。……うん、とてつもなく嫌な予感がした
「あっ、マスタ……ァ、……んんッ!」
「ひぇ」
「っつ、強い……も、すこし、よっわめ、て……、ぅ……」
なんかすごく反応おっきくない……?って言うか私のせいみたいに言わないで!!!!?
そんな強く擦ってないもん!絶対そうだもん!アルジュナの時と同じくらいだもん!こんな反応されなかったもん!!!!
でもモリアーティは一擦りする度に吐息洩らして目を潤ませて、挙句の果てにはしっかり喘ぐ。えぇ……嘘でしょ。モリアーティ、君そんな人だったん……
「モ、モリアーティ」
「ごッ、めん……こんな、は、ずじゃぁ……!」
濡れた黒い瞳が私を捉える。その瞬間、ばちっと脳に電流が走った。ドクドクと脈が早まり自分でもわかるくらいに顔が熱く、赤くなっていく
力が入らないのかモリアーティの上半身が段々下がり近付いて来る。でもそれが嫌だとは思わなかった。思うのは、視線が離れていってしまうということだけ
……この感覚は、そうだ、バーソロミューの時と、一緒……
- 38二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 21:10:13
「だめ」
「ッま、マス、ター!?」
手持ち無沙汰を体現するように投げ出されていた両手をモリアーティの頬に添えて強引に顔を上げさせる。今の私の顔はモリアーティの目にどう映ってるのかな。私の目にはもう限界って顔しながらプライドが邪魔をして必死に耐えようとしちゃってるいじらしい可愛い人が映ってるよ
「ちゃんと、みて」
「ッ!?ますたー、き、み……っ」
「みながら、だして?」
「な──!こ、このへや、まさかっ、──ッ待って、マス──ぅッ、あっあぁッ──!!」
ダメ押しに先端部分を思い切り足の指で握るとびくびく全身を震わせたモリアーティの目から涙が零れ落ちる。そしてどろりとした液体もまたソコから放たれた
涙は私の服に吸い込まれ、精液は指の隙間を抜けて足の甲にまで届いた。この絡みつく感触、生温かさが今はなんとも心地いい……!
「あ──……」
「ぅぐぇっ」
絶頂のせいで完全に力が抜けたモリアーティののしかかりで反射的に濁った声が出た
そしてそれをきっかけに私は自分を取り戻す
「──…………うわあああああああああ!!!!!!!」
急募:正気と記憶の失い方
- 39二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 21:11:17
- 40二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 22:25:47
- 41二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 22:27:10
- 42二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 02:55:28
ついにマスター受けが来てワクワクしてる
しかもバーソロミューとは2回目じゃないですか
あらやだうふふ…… - 43二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 07:51:03
ほ
- 44二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 10:02:39
しゅ
- 45二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 15:37:38
攻めも受けも初めての相手はバーソロミューなのか
いいね! - 46二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 23:02:37
いつでも元気に天を指してる髪の毛さえくたっと萎れるほど意気消沈しているモリアーティは大部屋に戻るなり壁に肩を付けて座り込んでしまった。それもこれも全て私のせいです。はい。大変申し訳ございませんでした
と言っても私にも何が何だかわかってない。なんで私はあんなことを────あんな……あん、な……
「──っ!」
自分の言動を振り返ると連鎖的にその瞬間のモリアーティの顔も浮かんでくる。カッと顔が火照った
忘れなきゃ、モリアーティのためにも忘れなきゃ……あぁ、忘れようと思えば思うほど、色濃く焼き付いてああああああああ…
しかし私がどれだけ苦悩していようと残酷にも時は進む。あのあんぽんたん管理者(仮)は私の身体状況には配慮してくれたのに精神状況にはしてくれないらしい
「あー、とうとう来ちまったか」
「マスターっ……、あ……いや、なんと言ったら良いものか……。すまない……」
映し出された文面によって大部屋の空気が一変した。あちこちから私へ向けられる目。でも誰も適切な言葉は見つけられず結局は押し黙った
そして例に漏れず場面はすぐに切り替わる
- 47二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 23:02:46
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- 48二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 23:03:17
「…………」
「…………」
三回目ともなると見慣れてくるベッドを前に私達は無言で佇む。まさかこんなすぐに二度目が来るだなんてバーソロミューも思ってなかっただろう。私もそうだ。しかも出された条件が条件で余計に空気が重たく感じる
サーヴァントは十人から選ばれるのに対して私は一人。私だけ常に二分の一の確率なのだからいつかはこうなるってわかっていたつもりだったけどほんとに来てしまうとやっぱりつらい
でもそんなこと言える立場じゃない。だって私はもう何人も辱めた。拒絶しながら結局は自分でそうすることを決めた。なら今回もそうじゃなきゃいけない。でしょう?うん、そうだ
「バ──バーソロミューは海賊だし色々経験豊富だよね!」
「…………っ」
「すぐに終わらせてくれると嬉しいなあ。緊張して上手くイけるか自信ないけど!」
「マスター」
「なに、早く終わらせようよ。早く、お願いだから」
「……、そうだね」
ごめんね、バーソロミュー。全部気付いてて私の意思を尊重してくれたんだよね。……ごめんね
- 49二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 07:24:21
マットレスの外に脚を投げ出し仰向けで倒れた私の脚の間に立つバーソロミュー。一見滑稽な姿だけどこれはバーソロミューの最大限の配慮。果たすべき条件は顔を見ることだけなのだから自分が立ってしまえば真下となる足元は視界に入りにくい、とそう言った理由。私が私のために見ないようにしていたのに対してバーソロミューは私のために見ないようにしてくれた
「……失礼するよ」
マットレスの角に踵を乗せた時、偶然指先が太腿を掠めた。くすぐったいとかそんなんじゃなく純粋な恐怖心で身じろぐ。今声を出したら震えてまともな言葉にならなそうで小さく頷くしか出来なかった。
ベッドに上がる前に下着は脱いだからバーソロミューを阻むものは何もない。ああ、始まってしまう……。いやだ……
「あ──っ」
スカートの中に入り込んだ指が渇いた割れ目を一撫でする。それだけで水底に沈んだように視界全てが涙に覆われて慌てて両手を目元に押し当てた
生前のバーソロミューは自分も対象として船員全員に厳しい掟を敷いていたと聞いたことがある。その中に女性への乱暴を禁ずる、というものもあったと言う。そんな彼の前で泣き顔は見せられない。例え指の隙間から見えるバーソロミューの顔がとうに歪んでいたとしても
「…………っ、……!!」
入り口をなぞるように上下していた指先が不意に小さな突起をぐり、と押し潰した。腿を閉じてしまいそうになったけれどバーソロミューの足がそれを許してはくれない
バーソロミューの大きな足が入り口を塞ぐように宛がわれ、親指が突起を刺激し続ける。そこが一番弱いことは自分でも知ってるから余計に油断出来ない。頑張って口を塞がないと絶対に声が出ると言い切れる。それくらいにこれは、クる
私だって普通の人間だ。性欲のまま自分でその辺りに触れてイったことくらいある。気持ちいいけどこんなものかって思ってた。でも他人にされるとこうも違うなんて。モリアーティがこんなはずじゃって言ってたのの意味が分かった気がした──
- 50二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 17:06:55
えっちでかわいい
- 51二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 23:27:45
このレスは削除されています
- 52二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 07:20:36
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 16:58:19
ほしゅ
- 54二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 17:54:52
ここで一つすまないお知らせです
創作あるあるである想定と異なる方向に話が進んでしまったパターンとなりましたので書き直します!!!
すまない……すまない……
一応ボツとして削除した部分は置いておきます
ボツ | Writening「──ッ、ふ……ぅ、んっ、あ、イっ…………ぁ、あぁっ!また……またぁ……!やだ、もぉイかせてよぉ……!」 恨みと懇願を込めた眼差しをバーソロミューに向けても彼は何も言わず、ただ視線だけを落とす。それはシーツ…writening.netすまない!!!!!
- 55二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 22:33:00
一応保守しとこ
- 56二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 22:53:59
悲しむべきか喜ぶべきか、私の身体はどこまでも健康でいざと言う時の防衛反応もしっかり働いていた。つまりは、ちゃんと濡れた
湿り始めたことに気付いたバーソロミューは割れ目をなぞり、指に愛液を纏わせるとそのまままた突起に狙いを定めた。油断しない、なんて決めたところで何度も愛液を絡めるような動きでそこをいじられては耐えられるはずもなく、熱を孕んだ吐息に声が混じり出す
恥ずかしくて、今すぐ消えてしまいたくなるくらい恥ずかしくて翳した手に力が籠る
それでもすっかり出来上がった身体は素直に快楽を受け入れて、その瞬間を迎える時を今か今かと待っていた
──けれどその時は来なかった
「え……?」
あと一歩、ほんの少しで楽になれたのにその直前でバーソロミューの足はピタリと止まってしまう。なんで、どうしてと縋るような思いで見上げれば、
「……腕を退けるんだ、マスター。今のまま達したとしてもクリア条件を満たしているとは思えない」
と至極真っ当なことを言われたのだ
- 57二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 22:54:54
「む、無理……」
「それを口に出来る状況じゃないことはわかってるだろう」
「……うぅ、わかってる、けど!」
「けど……、ああ、私には見せたくない?」
「バーソロミューだからってわけじゃない……!みんなそう、だって、誰もこ、恋人とかじゃ、ない……から」
初めては好きな人と、なんて誰しもが思うシチュエーションだろう。私だってそうだ。好きな人とゆっくり関係を育んで、キスして、自然とそういう雰囲気になって初めて一緒にベッドに倒れ込む。心から好きな人だからぐちゃぐちゃになった顔も見せていいかって思うんだろうなって、そう思ってた。思ってたんだよ
でも目の前の人は大事な仲間で、友人で、でも恋人では、ない
「……そうかい。──わかったよ」
諦めたような声色で納得した風に言葉を紡ぎ、それでもバーソロミューの目が私を放さない。なぜかその目を見た時背筋がぞわりとした。例えるならまるで獲物を前にした捕食者のような目
「バ──」
違和感を覚え口を開くも名前を呼び終えるよりも前に唯一の守りが剥ぎ取られ頭の横にそれぞれ押し付けられる。そうなってはもう遅い。腕力で劣る私ではもうなす術もなく、目の前にある男の顔を見上げるしかなかった
- 58二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 23:13:44
「君が早く終わらせたいと言った。だから私もそのために手を貸している。違うかい」
「あ、ぅっ」
硬いなにかが私の入り口に触れた。未だ火照ったままの身体は弱い刺激でさえも反応してみせた
「もう顔を隠すことは出来ないね。このまま達すれば今回は終わるだろう。けれどその先は?」
「っば、そろ……!」
「今より恥辱に満ちた条件が出されたら君はどうするんだ」
「それは……」
「私達はそれでもきっと従うよ。それがここを脱するための手段なのだから、従うしかないと割り切る」
「…………」
「マスター、お願いだ。今この場所にいる間は割り切って欲しい。みんなで帰ろう。──君の航海はこんなところで終わらせていいものではないはずだ」
言い終わるなりバーソロミューはまた立ち上がる。その時ちらりと膝らへんの生地が変色しているのが見えた。ああ、さっき触れていたのは
自由になった手を持ち上げて静かに眺めた。うっすら手首が痺れている。それだけバーソロミューの想いが強かったということだろう
……そうだ、嫌な思いをするのは私だけじゃない。バーソロミューも耀星もアルジュナもモリアーティも、きっと思うところはあった。でもそれを飲み込んでくれてた。わかってたことだったのに自分がそちら側になった途端見て見ぬふりをした
始める前には懐いていたはずなのにすぐに放り投げてしまった決意をもう一度、今度はけして零れ落ちないようにしっかり抱えよう
私は彼らのマスターなのだから
──落ちた手はシーツを強く掴み、その場に留まる。それを見てバーソロミューがフッと笑った
- 59二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 07:35:07
- 60二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:25:30
紳士……。受けの最初がバーソロミューでよかった
- 61二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 20:45:36
「…ぅ、…っん、……んぁっ、……ッ!」
「あまり唇を噛まないようにした方がいい。傷が残るよ」
「部屋もどったら、な、なおる、でしょ……へぃき!」
「治らない。アルジュナの時、足をつらせて戻って来たことを忘れたのかな」
「……!そ、そういえ、ば!……っひぁ!」
「乱れた衣服や皮膚の汚れは綺麗に元通りになる。が、身体自体に起こった変化はそのままだ。君の手で果てた後の余韻は部屋に戻っても続いていたからね。私にはよくわかるよ」
「そーなの!?」
じゃ、じゃあモリアーティが戻って早々壁にもたれ込んだのってそう言う……?…………後で全力土下座しなきゃ……!!!
「……なんとなく考えていることはわかるけれど今はこちらに集中して欲しいな」
「きゃうっ!……あゃっ、ちょ、……いき、いきな、りぃ……ッ!」
「早く終わらせないと。だろう?」
入り口の浅いところを撫でていたはずだったのに突然きゅっと突起を指で挟み込まれて思い切り身体が仰け反った。あれって小さいのに!足の指でとか!き、器用過ぎるこの男……っ!
その後も、もう遠慮はいらないねとでも言わんばかりにぐりぐりぐりぐりとそこばかりに触れる。触れると言うか潰しまくる。紳士どこ行った紳士……!!!
「っ、ばーそろ、みゅ……っ!あっ、あっだめ──!」
「いいよ。楽になるといい」
「イッ……あっっ、あぁ────ッ!!!」
待ちに待った絶頂の瞬間。絶対にこれを逃がしてたまるかと無意識に閉じた膝がバーソロミューの脚を捕まえて放さない
全身を襲う快楽の波が意識の全てを飲み込んで飛び散っていく。何も考えられない。ただ気持ちいいってことだけしかわからない
こんな気持ちいことがあるなんて、知らなかった
- 62二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 06:19:24
ほ
- 63二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 06:49:00
「……ハァ、ハァ……っ」
頭に掛かってたもやが少しずつ晴れて来ても、バーソロミューが足を引いても、私の身体から熱は抜けず胸を上下させて必死に酸素を取り込んでいた
倦怠感がすごい。自分でシた時とは比べ物にならない。他人がシたから?バーソロミューが無駄に上手いとかそういうこと?わかんない……
ただ一個だけ、向こうに戻る前に言わなきゃいけないことには気付けた
「バーソロミュー……」
「ん、なんだい」
「い、色々、嫌な役回りさせてごめんね」
「嫌な、とは」
「ルール破らせたし、言いたくないことも言わせた。割り切れっての、ある意味自分達に身体を差し出せってことだし。逆もまた然りだけど。とにかくバーソロミュー的に言いたくないことだったんじゃないかって思って」
「……まぁ、間違いではないね」
「偶然最初に選ばれちゃっただけなのに嫌な思いしたわけだよね。だからごめんねって」
「君が悪いわけじゃないだろう。それに──……」
「それに?何かあった?」
「あ、いや、それより、の言い間違いだ。恐らくそろそろ戻ると思うが身体の方は大丈夫かい?」
「ん……まだちょっと熱いけど、大丈夫だと思う」
そうか、とバーソロミューが返したところで予想通り私達はみんなのところへ戻った。バーソロミューにはああ言ったけど実を言えばまだそこの奥の方が疼いてるような感覚が残ってる。さっきまでのことを少しでも思い出したら下着に染みを作ってしまいそうだ。き、気付かれてないといいな……気付かれないよね?気付くなよみんな
一人でそわそわしていると見計らったようにテレビに新しい文面が映し出される
「あぇ」
しかしその内容は予想とは大きく離れていて、全員で顔を見合わせた
- 64二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 06:50:05
- 65二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 13:51:55
一発目とマスター受けの最初の相手が同じでバーソロミューなのえっち
とてもいい、とてもいい - 66二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:53:31
幕間
要約すれば、画面に映し出されていた文章は以下の通りである
──ミッションクリアおめでとうございます。5回成功したのでご褒美を用意しました。左手の壁をご覧下さい
示された方へ自然と全員の視線が向く。すると何の変哲もない無機質な壁が霞のように消え行き、通路が現れた
「……随分多くドアが並んでいるな。見て来る」
武器を手に耀星のハサンが音もなく消え、素早く偵察を行う。途中一度立ち止まり一つのドアを凝視していたが突き当りまで辿り着くとすぐさま戻って来た
「罠の類いはなかったが、なぜかオレの名前が書かれたプレートが掛かったドアがあった。多分お前らのもあるんじゃないか」
そう報告を受け並んで歩き出す。最奥に到達する道中確かに私の名を刻んだプレートを見つけた。各々に関わる国にちなんだ文字で書かれているため読めないものが多い。今度学んでみるのも面白いかもしれないな
「中は……ただの部屋のようですね」
ガウェインが自分の名が掲げられたドアに手を伸ばすと耳慣れた解錠音が鳴り、静かにドアがスライドした。その先にあったのは前述の通りただの部屋だった。そこで各々に個室が与えられたことを理解する。なるほど、褒美とはこれのことか
私が足を投げ出せる程度に広い浴槽付きのバスルームやトイレ、洗面台と言った基本的な設備と空のクローゼット。そしてあのパーシヴァルでも余裕で寝返りを打てるほどの大きなベッドが全部屋に置かれていた
最大の特徴は部屋の持ち主以外にはドアが反応せず、どれだけ刃を振るおうが傷一つつかないと言うこと。ドアが閉まれば防音機能も働くようで、完全隔離された個室となる。とりあえずシャワーが浴びられるのは有難い話だと思った - 67二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:54:47
褒美の中身を確認し終えた私達は大部屋に戻っていた。ジェームズ・モリアーティが全員を呼び集めたからだ
私達があの部屋に行っている間に彼は再臨段階を変えていた。本人曰くこの方が話をするのに相応しいのだと思ったそう。話を聞けば確かに、と思えた。事を終えてずりずり壁を伝い落ちて行くあの姿を目にしてはそう思わざるを得ない
「あの部屋には精神に影響を及ぼす類いの魔術が仕掛けられている可能性が高い。恐らくは魅了、催淫、理性が薄れる、と言った効果だろう。覚えがある者も居るのではないかね」
精神を乱す魔術と聞いて真っ先に思い浮かぶのは自分の言動だ。……ああ、道理であの時あんなことをしてしまったのか。私らしくないと思いながら、でもそうしたいのだと強く思ったのを覚えている。その顔を誰よりも先に見たい、と
「…………、はい」
「素直で宜しい。わざわざ挙手する点も褒めてやろうじゃないか、マスター君」
「その節は大変申し訳ありませんでした。まさか尾を引くものとは知らず本当に申し訳ないことを致しました。ここに深く反省いたします」
「ジャパニーズ土下座はやめたまえよ!……ちょっと待て、尾を引くは余計だ!!!」
思わず笑いが零れる。どの姿でも根は真面目なところは変わらないらしい
- 68二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:56:07
私達が大部屋に戻ることを想定していたのかそれとも別途個室向けにもアナウンスするつもりだったのかは知らないがテレビに次の指示が映る
──皆様お疲れでしょう。本日はゆっくりお休みください
と。なかなかどうして癪に障る。誰のせいで疲れていると思っているのか
けれどまぁ正直助かる。頭にあの顔がちらついて離れなくて困っていたところだ
「それじゃあ、うん、時間の流れよくわかんないけど本日って言ってたしまた明日ってことで」
その一言を最後に全員それぞれの部屋へと入る
ドアが閉まり静寂な部屋を見回したのち私はベッドへと身を投げた。このマットレス、あの部屋のものと同じだな
「はぁ……誰にも気付かれていなければいいんだが」
本当ならすぐにシャワーへと向かいたかったが先にこちらを処理しなければ無駄に汗を掻くことになる。それはスマートじゃない
手袋を外し主張を始めるその場所へ手を伸ばす。ようやくこの熱を解き放てる。今までよく耐えたと自分を褒めてやりたいくらいだ。いや褒められるべきだな、これは
- 69二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:57:29
この個室が与えられた意味、それは恐らく今の私のように自慰でもしなければマスターを襲いかねない輩が出て来るからだろう
最初に提示された内容の中にこの空間から出るための条件は記されていなかった。だが絶対に犯してはならないルールは明記されていた
【何があってもマスターを抱いてはいけない】
その一歩手前のことは強制しておいて最後の最後はお預けだと言う。精神に作用する魔術まで用意しておいて、ふざけた話だ
だが私達は従うしかない。どれだけ情欲に煽られても内側から理性の壁を叩かれ続けても、絶頂の中で顔をとろけさせるマスターを前にしても耐えるしかないのだ。もはや拷問ではないか
「…………マス、ター……っ」
思い出す。この淫猥なモノを咥えた小さな口の感触。私の足で高みへと至った瞬間の顔
一番に彼女に触れる権利を得られたのは本当に幸運だと思う。頑なに隠していた顔を誰よりも先に目に出来た。そのために無理やり顔を暴いてしまったのは申し訳なかったが、どうしても抑えが利かなかった。ああ、魔術とは斯くも恐ろしい
「──っ────!」
放たれた白濁液が手のひらを汚す。暫しそれを見つめているとマスターの姿がそこに重なるように浮かんでくる。下種な思考に我ながら自嘲した
- 70二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 01:07:01
鯖受けってあるけど実際肉体行為的にはマスター受け固定やね
エロいから続けて - 71二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 06:07:56
- 72二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 06:08:54
- 73二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 15:50:54
直接的な表現じゃないのがイイ
- 74二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 16:42:09
個人的にお胸を吸いながらはパーシヴァルが似合うなあって思った
燕青もいいかも?
色々考えちゃうタノシイアリガトウ - 75二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 18:24:01
悔しいけどあのベッドめちゃくちゃ寝やすくて一切夢を見ることなく朝を迎えた。体感一瞬だった
朝の支度を終えて個室のドアを開けたら同じく大部屋に向かう途中の燕青と出会い、どちらからともなく軽い挨拶をして並んで歩く。よくある光景。違うとすればその向かう先、そしてそこに向かう理由
「私、の、胸」
提示された条件を一言一言協調するように口にするのは今回の被害者枠に値するガウェインである
またなんとも言えないものが出てきたなと私は私で深くため息を吐いた。
例に漏れず、飛ばされた小部屋。ひょっとしたら管理者(仮)はこの部屋をデフォルトにしたのかもしれない。もはや常連とさえ思えるベッドがそこにある
「……一応結婚経験のあるガウェインに訊きます」
「吸われた経験はありません」
まだ言い終えてないのに即答された……。まあ、でも普通そうだよね……男の人だもんね……
バーソロミューとのやり取りで割り切ることを決意したけれどやっぱり緊張するものは緊張する。胸のうんぬんかんぬんは女側がされるようなことしか想定してなかったし、ど、どーしろと……!?
「霊体化が出来ないのはこういう時不便ですね……」
とりあえずとがしゃんがしゃん言わせながらガウェインが鎧を床に置いていく。本来なら鎧も魔力に変えて消せるもんね、大変だ。…………それにしてもいちいち音が重い。総重量どんだけなのその鎧達
- 76二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 18:26:44
ベッドの上に仰向けになったガウェインの隣に座って吸ってー吐いてーの深呼吸。今回は私が攻める側。しかも上下を同時に。……いや無茶言うな!!!!こんなマルチタスクしたことないよ!!!?シングルもなかったけども!!!……と言うか男性って胸いじられるのって、その、どう、なん……?逆に気散りそうなんだけど……
「マスター」
「はぁい!今行きまぁっす!」
ええい!ままよ!!!とガウェインが纏う黒の軽装に手を掛けて一気に胸元をひん剥いた。勢い付け過ぎたか火事場のバカ力的なのか意外と合わせ目が開いてしまった。さすがのガウェインも目を丸くしてる。おぅふ……
でもここでブレーキを掛けたら前回の二の舞になりかねないのでね!やりますよ!やりゃあいいんでしょうよ!
と言っても見えてるのは胸元の半ば程度まで。どの道口は一つしかないのだから晒すのは片方だけでいい。はず
鍛え上げられた胸板の上を滑らせるように手のひらを動かし服をもう少し開かせ姿を現したそこをしっかりと目視した。邪魔になる髪を耳に掛けながらそっと顔を寄せ、僅かに尖らせた唇を押し当てる。その瞬間、ぴく、と身体が揺れた気がした。爽やかな雰囲気醸しながらもガウェインも心の底では緊張しているのかもしれない
さて、どうしたものか。口の中に入れたは良いけど、す、吸う……?いきなり……?って言うかこれ吸えるものかなあ!?大胸筋バキバキでちょっとやらしいタイプの少女漫画ヒロインがされてるような胸の吸い方出来なくない!?柔らかくないし!
……仕方ないしこのままなんとなくでしてみるか……。突起を中心にその周囲も巻き込むようにべろ、と舌で撫でそれを二度、三度繰り返す。……こ、こんな感じでいい、のかな……?と不安が募り唯一の頼り先であるガウェインについ視線を送ると、ばちっと目が合った。え、もしかしてガン見され、て──、は?なんかすごい楽しそうな顔されたんだけど
「すみません、ぎこちなく頑張る姿が愛らしくてつい笑みが」
「戸惑ってる風だったくせに実際は余裕綽々ってかこの日照りマン!!!」
なんなんだよこっちはいっぱいいっぱいだってのにいいぃぃ!!!!!!
- 77二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:14:13
えっちだね………
- 78二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 07:29:48
ちゅ。ぴちゃ。ぢゅっ。れろ。ちぅぅ。……などとわざとらしく大きく音を立てる。声は出さない。ちなみにめちゃくちゃに恥ずかしい
「あの、マスター……」
どれだけ声を掛けられても声は出さない。ガウェインが何を言いたいかを知った上でガン無視決め込んでひたすら胸を弄ることに集中する。感じないなら感じないで別にいい。別に胸でイけって話じゃないし。たださっきのからかわれた時に感じた憤りが消えなくてむかむかするのをガウェインにぶつけてるだけ。何が愛らしいだ。そう言っとけば全員が全員喜ぶと思うなよ!
「……先程の件、まだ怒っ──ッ!爪で挟まれるのはさすがに痛むのですが……!」
片方だけでいいって思ってたけどなんかもう知るか!反対側もやってやる!服の上から適当に押し込んでぐりぐりしたり思いっきり抓んでやるくらいしか思いつかないけどもうそれでいい!
「マスター」
「……」
「マスター、とっくに気付いているのでしょう」
「……」
「私は本当にただ頑張っている貴女が微笑ましかっただけなのです。他意はありません」
「……」
「…………、マスター、せめて下穿きから出させて欲しいのですが……その、先程から中で擦れて──、ぅッ!?」
少し静かにして欲しくてお望み通りソコを擦ってやった。さっきっからさり気なく腰捻って気付かせようとしてたもんね!良かったね!服の上からだけどねえ!!!
私の上半身はガウェインの身体の上にぴったりくっついている。それが綺麗に視線を遮っていたようでガウェインは不意に喰らった刺激に言葉を詰まらせた。何かあったとしてもさらっと受け流したりする姿ばっかり見てたからこんな反応は初めてだ
ってか触ってわかったけどこれ普通にがっつり起き上がってるよね……?そりゃ多少は反応するかもって思ったは思ったけどそんな感じ見せてなかったのにここまでなっちゃうんだ……
「……っふ……、ぅ……」
「こんなに、変化?するくらい、あー、その、思うとこ?あったん、だ?今の反応も、だけど……」
「……私も健全な男ですので麗しい女性に攻められれば欲も湧きます。生理的な反応を抑え切ることは困難ですから」
「つまり胸で反応しちゃったと。へ、へぇー、ぎこちないのでもなんだ、へぇー」
「顔を赤らめながら悪態をついても愛らしさが増すだけ、いえ、なんでもありません。忘れてください」
──わざとか?
- 79二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:29:13
前述の通り、私はガウェインの上に居る。そんなのサンシャインパワープレイヤーガウェインに掛かれば片手でひょいっと退かせられるだろうに彼はそれを実行しない。指定された通りに受けに徹するつもりのようだ。その割に当然の如くソレを出すの要求してたけどなー!?
でもまあ。そういうつもりなら私も攻めに徹してみようと思う。私なりの攻め。あっさい知識しか持たない人間の攻め方がどれだけ通用するかは知らぬ!
あれからガウェインの衣服をお腹辺りまで剥いた。常に晒し出されるかたちとなった両の胸の中心では硬く立った突起が私の唾液で濡れ艶めかしく光を映している。男性のそこもこんなしっかり起きるもんなんだ……と思いつつ硬さを持ったことでようやく吸い付きやすくなったそこに再度口を付けた
吸い付いてる間片方はお休み。その代わりに私の手が向かうのはガウェインの下半身。まあ、つまりはソコ
先端部分のかたちを確かめるように指先で軽く輪郭をなぞると熱を増した息がガウェインの口から漏れ出す。待ってたものだもんね、そりゃ嬉しいよね。
ただし相も変わらずガウェインのモノは窮屈そうに布地を押し上げている。全部思い通りにしてやるのはやっぱ腹立つのでそこだけは継続!女の私にはこの状態がどれほどのものかなんてわからないからね。大変だねーって棒読み決め込んでやるわー!
「……ん……ッ」
もぞっとガウェインの腕が僅かに動く。もどかしいんだろうなあ。結構厚めの生地だし握ってもいないし
いっそ自分で手に擦り付けでもしたら良いのでは?と思ったけど、それされると多分私叫ぶからご遠慮いただこう。自分からならまだしもいきなり向かってこられると多分ビビる
「ん、────むっ!?」
「────ぅ……!」
──って思ったのに、次の瞬間熱の塊がぐっと手のひらに押し付けられた
- 80二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 15:06:04
僅かに浮いたガウェインの腰がぶるっと震え、くぐもった声を零す。手のひらに触れた瞬間反射的に手を引いていたのだけど、どうやらその時を迎えたらしい。らしい、と曖昧なのは私の視点だと状況が飲み込めてなかったから。だから顔を上げ即座にガウェインを見る。力なくベッドに沈んでどこかぽやっとした目で遠くの壁を見つめてた。そしてはあ、と息を吐いて両手で顔を覆う。……はい?なにその反応
「え、なに、今更恥じらい芽生えちゃったみたいな」
「恥じらい……強ち間違いではありませんね。まさか我が対魔力すら貫く魔術だとは。気付けばマスターの手を求め腰が動いていました。マスターの意向に従うと心に決めておきながらこれは情けない」
「あ、あー、そういう恥じらい……。ん?意向に従ってた……?え、どこが」
「それに達したは達したのですが、すんでのところでマスターの手が離れたためか精を放ったと言うより、こう……零れた程度で終わってしまいまして。これは男として情けない。そんな男の顔、マスターにさえお見せ出来ません」
ガウェインの下半身に目をやれば確かにまだまだ足りねえや!とでも言いそうなくらいソコが布を張り上げていた。中途半端だとそんな感じなのか……。と言うかしっかりがっつり出せないとそんな気分になるんだ……知りたいわけじゃないけど世の中知らないことがいっぱいだぁ……
「恐らくこれでは条件を満たせていないはず。引き続きマスターの手を煩わせてしまうことになります。騎士として恥じるばかりです」
と憂いてみせるガウェインを余所に景色は変わる
「え」
戻るや否やガウェインは自分の胸元に手を当てる。そこには美しく輝く白銀のブレストアーマーがあった。信じられない、有り得ない、なぜ、嘘だろう。そんなこと言ってそうな顔でこっちを見ないで下さい。私のせいじゃない!
どうやらどんなかたちでもイけばノルマクリアになるらしい。意図せずして新しい情報を得られた
その代償にガウェインはいつぞやの数学者と同じく壁にずりずり身を預けに入った。私が言うべき台詞じゃないのかもしれないけど、ド、ドンマイ……?
- 81二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 15:07:05
- 82二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 16:59:18
- 83二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 17:00:57
- 84二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 21:49:33
…………来ちゃった。何気に一番困ると言うか、い、良いのか?大丈夫なのか?なんか色々と!ってなる相手が
アルジュナ・オルタ。バーサーカーだけど基本穏やかだし、普通に仲は良い。だからこそ、彼の人となりを知ってるからこそなんだよ!ほんとにこういうことに巻き込んでいい人なのかって話!
「──マスター」
「うんっ!?な、何かなオルジュナ!」
決定権がないのだからどれだけ葛藤しても無意味なのだけどそれでも唸り続ける私の元にふよふよと浮かびながら近付いて来た件の男。彼は私の前に降り立つと、そっと私の手を取った。浮かべる表情は普段より柔らかくてなんか、う、嬉しそう……?
「やっと、選ばれました。最大限力を尽くしますので、どうか私に身を委ねてくださいね」
後ろでアルジュナが崩れ落ちていくのを音で感じながら私達は飛んだ。アルジュナが「オ」と口にしたのだけは聞こえた
- 85二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 06:58:03
「オ、オルジュナ、さっきのことだけ──どぁーっ!!!」
選ばれましたってなに!?なんでそんな受け入れモードなの!?と部屋に着くなり追及しようとしたらオルジュナが顔を寄せて来ていた。思わず顎に右手添えて下から肘押し上げたわ!護身術齧ってて良かった、ありがとう先生サーヴァント達!!!
「……マスター」
「あ、ごめんつい。……いやそうじゃなくて!ちょっと先に話をしよう。ね?」
「はい。マスターが望むのなら」
やっぱり管理者(仮)はこのベッド部屋をデフォルトにしたようだ。まあ、どの状況でも使えるんだから当然かもしれない
私がベッドに正座するとオルジュナも真似て足を揃え向かいに正座した。そうだ。オルジュナはこういう人なんだ。アルジュナと同じく真面目で、アルジュナ以上に素直な人。そして少し欠けた人
「まず、ま、……待ってたの?自分が選ばれるの」
「はい。マスターと共に試練を乗り越える。これは素晴らしいことです」
「……あの、ちゃんと意味わかってる?」
「と、言いますと」
「い、今からすることの意味、と言うか何をするのかってこと」
「? マスターに口付けながら膣で果てさせれば良いのですよね?」
「そうだ──ちッ!!!!!?」
「はい、ち」
「のぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!」
両手をぺちんとオルジュナの口に宛がい強引に言葉を飲み込ませるとその奥で彼は大層不思議そうな顔をしてこっちを見ていた。はいはいそうですね!別におかしな言葉じゃないよ!正しい単語だよ!辞書にも載ってるもんね!でもちょっと口に出すのは控えて貰いたいかなあ!!!!
一人ぜえはあと肩を揺らす姿のなんと滑稽なことか。いや、でも、でもさ。仕方ないよね……?だって相手はオルジュナだよ?小ギルとかアレキサンダーよりも子供……と言うかボイジャー辺りの枠に入れてもいいんじゃない?って思えるくらいなオルジュナだよ?そんな彼の口から出ていい言葉じゃないとマスター思うワケ!
- 86二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 16:16:50
いよいよキスが来たか
- 87二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:27:08
「……うぐぉう……」
まさかの展開に継続ダメージ系のデバフを喰らった気分だ。記憶がべしべし体力バー削って来る……
大元はアルジュナだし図書館で色んなジャンルの本読んでるのよく見てたしそういうワードの知識はあるのかもしれないけどそれをあっけらかんと出してくるとは……あー、マジかー
手をオルジュナの口許に残したまま天を仰いでいると私の手首にするり、と何かが絡む。あ、既視感
「私はマスターに触れられることを心から喜ばしく思っています」
「ひゃっ」
掴まれた手首。アルジュナ族は手を添えるのお好きなのん……?
軽く剥がした手のひらを一瞥し、オルジュナは静かに目を閉じる。そして、微かに触れる程度のキスを、手のひらに落とした。ピヨォ!!!
「おっ、おる。おるるるるるる」
「マスター、ご安心ください。このアルジュナ・オルタ、貴女に傷一つ付けることなく、頂まで導いてみせましょう」
強張った指の隙間から覗くオルジュナの目は私に視線を逸らす選択肢を奪うほどにまっすぐだ。迷いが見えない。それはきっと彼が下心など一切懐かず、純粋にこの行為を私と挑むある種の戦いと見ていることの証左、だと思う
なら私も隠してはおけない。大事なことを伝えておかないと
「……オルジュナ。一つだけ、いい?」
「なんでしょう」
「…………、私さ」
「はい」
「………………、実は……処女、なの、ですよ、ね」
「────────────────、えっ」
あ、ネコチャンフェイスびっくり仰天バージョンだ
- 88二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 07:26:40
なんで今それを伝えたかって、そりゃ指を入れたら気付かれそうだったから。足の指はまだしも手は、うん、気付かれそうだなと思った。だったら先に伝えておく方が吉なのでは、と思ったから伝えた
「申し訳ありませんマスター。私は随分と大きな勘違いをしていたようです」
聞けば私と誰かが揃って消え、すぐに戻って来ていたこと。私は気付かなかったけど受けに回った男性陣が悉く身体に残る感覚に耐えようと努めていたことからマスターは短時間で男を満足させるだけの実力を持っている百戦錬磨の女傑なのだと思ってしまったらしい。確かに時間の流れ違うし、そう思ってしまうのも無理はない。のかもしれない。モリアーティが戻って早々脱力していたのも勘違いを増幅させたのだとか。モリアーティェ……いやあれは私のせいに近いんだけど
「あ、でも大丈夫だから。やらなきゃいけないってのはわかってる。ただ一応言っとくべきかなって、思って」
「確かに途中で知るより心構えが出来る分こちらとしては有難いですが」
「そっか、なら言って良かった」
じゃあ、と気を取り直して私はオルジュナを見上げた。その意味はきっと伝わっている。私を見るオルジュナの目がほんの僅かに揺れた気がした
頬に添えられた手に誘われるまま顔を上げ瞼を閉じる。オルジュナの体温高くなってる、なんてそんなことを思っていると唇に何かが降って来た。何かじゃないな。オルジュナの唇だ。私は今、生まれて初めてキスをしている
「っ……」
痛いわけじゃない。辛いわけじゃない。苦しいわけじゃない。でも心臓がきゅっとなって、ちょっとだけ目尻が濡れた
すると柔らかな感触が離れ、代わりに目尻を優しくなぞられた
「マスター……申し訳ありません。私は貴女を傷付けてしまいました」
うっすら目を開けば拳一個分くらい空けてすごくばつが悪そうな顔があった。ほんと、素直だなあ……
- 89二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:07:51
ほしゅ
- 90二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:10:04
それから触れては離れ、離れては触れてと何度もキスを重ねた。私の真実を知って戸惑っているのか下には一切触れて来ない。気遣いは嬉しいけどクリア条件は変わらないんだよオルジュナ
再度迫って来る彼を押しとどめ視線を下げる。それを見たオルジュナは一度逡巡したのち黒いグローブを白いベッドに落とした。…………のは置いといて、なんで一回グローブ咥えた……?
「触ります。いいのですね、マスター」
「え、あ、う、うん」
謎の行動が気にはなるけどそんなこと言ってる場合じゃない
オルジュナの手が太腿を上ってくる。くすぐったくて身動ぎするとそれを何と捉えたのか再度キスされた
「……、濡れてないですね」
下着の上から入り口をなぞりぽそっと呟く。なんかごめん
「ご、ごめん。緊張してるんだと思う、でもすぐ」
「いえ大丈夫です。対処法は知っています」
そう言ってオルジュナは自分の指を口先に運び、根元まで咥えた。────ん????????
そのまま、ちゅぷ、だの、くちゅ、だの音を立てながら指に自分の唾液を絡ませる。──ンンンン?????
舌を突き出しながら指を引き抜く姿は暴力的に神々しく絵画にでもされていいんじゃないかなって思ったけど、いや待って、なにしてんの?
オルジュナが?オルジュナだよね?オルジュナですよね?とぽかんとしていたらソコに何かが宛がわれていた。いつの間に下着ズラされて──!!!
「──ッあ……!!」
全部の神経がそこに集まっていくようだ。肉を掻き分け奥へ奥へと進んでいくオルジュナの指を私の全部が認識してる。ああ、入っちゃった
- 91二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:44:30
「……中は少し湿っている……?表に出ていなかっただけでしたか」
「~~ッ!」
具合を確かめてるのか指先がぐるっとナカで小さな円を描く。途端ぴりっと痺れるような甘い感覚が脳まで駆け抜け咄嗟に両腕で自分を抱いた
「マスター?苦しいですか。痛みますか。一度抜いて」
「待っ、動かしちゃ、だめ……っ!」
くん、と素早く指を抜こうとするオルジュナの服を掴んで制止する。たかが一本、されど一本。進むにせよ戻るにせよ留まるにせよゆっくり動かしてくれないと初めてにはどれもきつい
「マス、ター……?」
「いき、なりは、だめ。ゆっくり、して。おねがい、オルジュナ。ね?」
「──!!!」
子供に言い聞かせるようにオルジュナの目を見つめながら告げると徐々に彼の顔に赤みが差していった。そして何かに気付いたのか私のお願いに対し何度も頷きを返す
わかってくれた、と安心して思わず笑みが零れた。オルジュナの目はそんな私にずっと向けられていた
- 92二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 07:29:09
「……ん、ん……んぅっ」
背中に回された腕と後頭部を支える手がなければ私は瞬く間に崩れ落ちているだろう。だって身体に力が入らない
結局オルジュナの指は一度も抜かれずにずっと私のナカにある。動かす時は私の顔を見ながら。恥ずかしいことこの上なくて最初は顔を隠してた。でも時間が経つに連れ部屋の効果が出始めたのか身体が熱くなって隠そうと言う意志が薄れていった。今ではオルジュナが指を少し動かすだけで私のナカは潤いを増し、しっかりと音が聞き取れるほどになってしまった。今だけは聴覚を失ってもいい
「……マスター、もっと口を開けてください」
「んんッ……」
視界全てをオルジュナに埋め尽くされたまま指示されて僅かに開いていた口を逆に真一文字に引き結ぶ。小さくて、無意味な抵抗。それを既にオルジュナも把握していた
──ぐに
「あっ、あ、おっオ、ル、──ッ!!」
オルジュナが適当に内壁を押すだけで私の口は勝手に開く。私では到底届かなかった場所にまで沈んだ指がこれまで知らなかった快感を叩きつけて来るから。どれだけ耐えようとしても無理で、嬌声を上げるために私は口を開く
そしてオルジュナはそこを狙い噛み付くようなキスをした。お願いした通り下はゆっくりしてくれる。でもキスは段々と激しさを増していった
舌が絡み合い、唾液が口の端を伝い落ちる。ついさっきまで触れるだけの可愛いキスをしていたはずなのに、どこでこんなものを覚えて来たのか
上と下で二つの異なる水音が部屋を満たす。そのどちらもが私から鳴っているものだと思うと羞恥心で溶けてしまいそうだ
「ぉっ……ぉ、ぅじゅ……ンンッ」
酸素が欲しくて顔を少しずらすけど添えられた手が後頭部をがっちり固定してすぐに後を追って来る。くるしい。きもちいい。わけわかんなくなる。わけわかんないまま私のナカはオルジュナの指を締め付けて、そして
「──んっ、んんッ──!!!」
がくん、と大きく身体が仰け反りその拍子にオルジュナの唇が離れた。二人の間に伸びた透明な糸がぷつりと切れる
即座にオルジュナに抱き寄せられて優しく背中を擦られる。ようやくまともに呼吸出来るからと大口開けてたらどちらのかわからない唾液がぼたぼた落ちた
- 93二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:23:15
「……オルジュナ。誰からの入れ知恵?」
「唐突になんの話でしょうか」
「その、ゆ、指入れる前、グローブ脱ごうとして一回口に咥えたでしょ。それとか、指舐めて濡らすの、とか。オルジュナらしくないなって思って」
「ああ、それでしたら」
結局のところ、原因は刑部姫だった。原因と言ってしまうと彼女に責任を被せ過ぎている気もするけど、まあ原因の一つではあった
いつぞやのメガネ特異点で得た霊衣。あれを刑部姫に学パロと称されて以来彼女と少し交流を持っていたらしい。うんうん、色んな人と関わるのは良いことだね。うん
「彼女の部屋で本を読ませていただいたのです」
その際アレな同人誌を読んでさえなければね!!!!同人誌だけじゃなく資料用として置かれていたTLコミックなんかも目にしたらしい。道理で……
多分刑部姫も止めようとしたんだろうな。でもオルジュナの目力に負けたんだろうな。涙目になりながらオルジュナのまっすぐな目に何も言えず「ドウゾ……」と本を差し出す刑部姫の姿が見える……可哀想に思えてきた
「グローブを咥えて引き抜くのを真似したかったのですが手甲があって出来ませんでした。迂闊でした」
「そーですか……」
- 94二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:24:03
- 95二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 20:29:51
- 96二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 20:31:36
- 97二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 00:22:46
ついに伊織が来てワクワクしてる
- 98二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 07:13:18
これ終わったのでは?うん、終わったね?ああ、私の人生がって意味ね?
「言葉責めとは。つまり俺がマスターに批難され続ければ良いと言うことか?」
などと至極真面目に思案する伊織の隣で私は床に座り込んでベッドに突っ伏した。もう今のでこれ無理ってわっかるやつぅー
「違う、情欲を煽る的な、やつ」
「情欲」
「今どこそこがどうなってるかとかどこが良いんだとか言ったり相手に言わせたりして羞恥心煽る感じのやつ」
「……それはまた」
「変態っぽいでしょ。私達は今からそれをするんだよ。伊織が、言われる側なんだよ」
「そのようだな」
「こんな冷静沈着に何を言えと!言うのか!」
いっそ逆だったらまだなんとか出来たかもしれない。まだオルジュナの時の熱が残ってるから適当な台詞と少しの刺激で終わる。自分で言ってて悲しくなるけど
なのに相手、ポジション、条件と、なんでこうも全部が全部絶望的な組み合わせになったの……?私そんな罰当たりなことした?
「もう無理。私ここで干からびて終わるんだ」
「落ち着け。まだそうと決まったわけではないだろう」
「決まってる。伊織を煽れるような台詞なんて思いつかない。伊織だって自分が何言われたら恥ずかしくなるとかそう言うのわかんないでしょ」
「……なにも浮かばんな」
「ほらー!!!」
- 99二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 13:11:50
いい意味で色気のなさと行為時のギャップが多くていいよね ジュナオしかり伊織しかり
- 100二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 19:08:26
それでもやってみなければ、と半ば伊織に抱え上げられてベッドに乗せられた。前には当然伊織。実質戦場に立ったようなものだけど私はキノコを生やさんばかりに湿気を纏い続けている。ロクスタ、ここに珍しいキノコが生えそうな苗床があるよ、ドラコーと一緒に助けにおいで。たすけて
「……色事の際着物はどこまで脱ぐものなんだ」
「今回は下だけで良いとおも──待って待って勝手に脱がないで!見たくないの!」
「これまで散々目にして来たのではないのか」
「なんとか見ないようにしてきたんだよ!見たくない、あんな……あ、んな……!」
「ならば着物に関してはお前に任せる。好きにしてくれ」
「~~~っお気遣いどうも!」
いちいち語気が荒くなる。伊織が悪いわけじゃないのはわかってるけど伊織の性分が今回のクリア条件とほんっとに相性悪くて八つ当たりしてしまう。あー、最悪だ私
でも伊織は多分それに気付いているんだろうな。彼は相手を理解することを心掛けている人だから。私の当たりが強い理由は察してるはずだ。はあ……
袴の帯に手を伸ばし解いていく。必然的に伊織と距離が近付くけど互いに何かを発することはなくあるのは布が擦れる音だけ。けど脱がしていく過程で見慣れないものが目に入り、ついぽそっと呟いてしまった
「……ほんとに褌なんだ」
「当然だろう。理由があれば西洋の肌着に変えるがやはりこちらの方が落ち着くのでな」
「そう……」
あと一枚なくなれば大事な部分を見られてしまうと言うのにこの男ほんっとに何にも動じてなくて気が遠くなりそう
ひょっとしてそっち方面涸れてたりしない……?だとしたらちゃんと、で、出る……?不安になって来た
「い、伊織、過去に射精した覚えある……?」
「なんだいきなり。──まあ、ある。激しい戦闘の後は昂りが治まらず魔羅に表れることもあるのでな」
「そっか、なら良かった。…………知りたくなかったな仲間のそんな事情」
「どっちなんだ……」
- 101二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:36:47
最後の砦だった褌の紐がとうとう解かれ、彼の下半身が露わになる。と言っても私は伊織の肩に顎を乗せて絶対見ませんって姿勢を取っているけど。視界には無機質な壁しかない。ヨシッ!
両手で伊織のモノを包んでゆるゆると前後に動かしていく。耀星に力加減は教えて貰ったからそれに従って。すると意外にもちゃんと硬くなってきた。い、伊織……!
「良かった……!戦い以外じゃ反応しないなんてことなくて……!良かったぁ……!」
「お前は俺をなんだと……いや、それより言葉責めとやらはいいのか。このまま続けても意味がないのだろう?」
「うっ。せっかく一つ困難を乗り越えたってのに……」
でも伊織の言う通りだ。やらなきゃ。やら、なきゃ……。何言えばいいの、ほんとに
「じゃ、じゃあまずは定番のを……」
「ああ。来い」
来いじゃないが?それ言葉責めされる側の態度じゃないんだが?
……耳元ってどれくらいの距離なら成功の判定になるんだろ。とりあえずめちゃくちゃ寄せる……?
耳たぶが掠めるくらいのところまで唇を寄せて小さく息を吸う。言う内容もそうだけど、来るってわかってる相手に言うの相当きつくない……?スベるの前提でギャグかますの以上にハードじゃんこんなの!!!
「こ、こんなに硬くしちゃって、は、恥ずかしいね、伊織」
「……」
「わ、たし、下手なんだよ。でも伊織はそんな手付きでも、ほら、こんなにおっきい。これって伊織が、や、やらしい、から、だよ……?」
「…………」
「伊織がイくとこ、今からたのしみだ、な……。あ、イくって、わかる……?こ、ここから、ねばねば、でて……」
「マスター」
「……だめ、きもち、いいって声以外、出しちゃだめ……で」
「お前が辱めを受けていないか?」
「誰のせいだぁ!!!!」
- 102二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 23:33:11
照れながらする言葉責めってえっちだね
- 103二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 06:46:08
身体はちゃんと反応してるっぽいのに心がまったく揺らいでない。これこそ宮本伊織って男なんだけど今はほんとにそれじゃ困る。メイヴちゃんに男を誘惑する言動の一つでも学んでおくべきだった……?……伊織には効かなそうだなぁ……
「うぅ……やっぱり無理だよ……。私じゃ伊織の氷を融かせないんだ……」
「諦めるな。お前は容易く歩みを止めるような人間ではないだろう」
頑張ってとんでもなく恥ずかしいこと言ったのに全然効果ないし、いっそ笑い飛ばしてくれた方がマシなのに伊織はこの通り冷静貫いてるし。もうさ、もうさ!頭おかしくなるよねこんなの!
「そんッ、そんなこと言うんなら、私の声にもっと反応してよ!興奮してみせてよ!私の声で感じてよ!伊織が感じてくれなきゃ……伊織、じゃ、なきゃ……、う゛ぅぅぅ」
今言ってることも恥ずかしいことだって気付いて伊織の肩にぼすぼす頭突きを繰り返す。時々骨ばったとこにおでこ当たって地味に痛い。ムカつく
頭突きはやめて伊織の肩に顔を埋めてやった。最初っからわかってたじゃん、伊織相手に言葉で責めるなんて無理なんだって。わかってたんだよ……
「う゛う゛ぅ゛ぅ」
「──……、名前を呼び続けるだけでいい」
「──う゛ぅ?」
唸りながら顔を上げる。すぐ横に少しだけ困ったように目を逸らした顔の伊織が居た。今なんてった?
「いつもと変わらぬ声で俺を呼びながら触れろ。それで事足りる」
「で、でもそれ言葉責めじゃなくない……?」
「お前の言葉で俺が高まればよいのだろう。それに先のあれではむしろ萎える」
「ひッど!私頑張ったのに!死ぬほど恥ずかしかったんだが!?」
「それは認めるが。………………………………すまん。やはり萎える」
「むきーーーーー!!!」
- 104二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 15:36:47
名前だけ呼んでるのも大変えっちだと思います(保守)
- 105二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:36:31
「……伊織。伊織。伊織……」
あぐらをかいた伊織に跨って私は膝立ちになる。結構きつい体勢だけど耳に顔を寄せながら、し、扱くとなるとこうなってしまうのだから仕方ない。上半身は伊織に預けてしまうことになるんだけどね。重いとか思わないでね。ね!
伊織の耳元で彼の名前を口にする。普段通りと言われたけどさすがに耳のすぐ近くで大きな声は出せないから(さっき叫んだ気がするけどマスター知らない覚えてない)必然的に囁くことになった。ほんとにこんなんで良いのかなあ……
不安を覚えながら伊織のモノを握り直す。さっきまでのやり取りで少し熱が冷めていたけど擦っている内に硬さが戻って来た。よし
「……伊織。伊織、伊織……伊織……」
「…………っ」
囁くとなるとどうしても吐息が混ざってしまう。耳に息が掛かるのは伊織でもくすぐったいようで時々ぴくっと小さく身体が揺れてる。……これは良い流れ、かも……?ちょっとアレンジしてみる……?
試しに両手で握っていたのを右手は根本、左手は先端と、中心を境にしてそれぞれ担当を分けてみた。するとびっくり。一つの部位に異なるタイミングで刺激が加えられたのが決め手になったのか、例の精液とは違う分泌液が左手に絡まり始めた。多分これは気持ちいいって証拠。……だよね?
「伊織、伊織、伊織いお、り?」
「すまん、気にしなくていい、続けろ」
そう言われるともっと気になるんだよなあ……と思いつつも「ん」とだけ返した。今伊織の気を散らせるわけにはいかない
それにしてもどういう感情なのか、唐突に伊織の手が私の背中に宛がわれた。刀二振りをいっぺんに持てるくらいでっかい武骨な手。そんなものが背中に回されて、前には伊織自身が居て。なんか伊織に捕まった気分だ。でも別に悪いことした覚え…………あ、いや現在進行形ですねわかります……
- 106二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 00:34:51
名前呼びで言葉責めなのえっちだ
- 107二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 05:51:15
「伊織、イき……ぁ、えと、出したかったら好きに出していいからね。伊織」
「あ、ああ……」
「伊織。伊織、伊織……」
多分そろそろなんだろう。歯切れが悪いのはきっとそういうことだ。触れてるソコがさっきより大きくなってる気がするし。それに距離が近いから気付けたけど伊織の呼吸の仕方が変わってる。…………なんで処女なのにこんなこと覚えなきゃならないんですかね……、心身同じペースで成長したかったんですが……
「伊織、伊織、伊織」
「────……」
「伊織……、伊織、いお、のぁっ!」
「っぅ──、…………は、ぁ」
宛がわれた手が背中に爪を立てるような勢いで私の服を鷲掴み、グッと力任せに引き寄せられる。背中を反り伊織に密着しながらでも手はソコから離さなかった。ガウェインの二の舞にはならないようにしてあげようと思った私偉い!体勢めっちゃきつい!そして私の手はべっとべと!!!…………ぴぃぃぃぃぃぃぃ
出し終えてちょっと力の抜けた伊織の檻から抜け出し即座に薄目状態のままベッドの端っこに向かう。丁寧に丹念に指の間はもちろん爪の間まで、ほんと手の範囲全部をシーツで拭い取ってやる。どうせここもリセットされるんだからこれぐらいはいいでしょうよ!
──そんなことをしていると不意に覚えのある感覚が私を包み始めた。……これは!帰還の時のやつでは!
「いっ、伊織!伊織伊織伊織伊織!!!」
全然距離なんてないのに大きな声で伊織の名前を呼んだ。クリアだ!クリアしたんだ!っていう喜びを乗せて。私の想いを察したのか伊織は振り返る。その口許には笑みが見えた。────が
「下半身しまってからこっち向いてもらえるぅ!!!?」
薄目を全力で閉じて叫んだ私に、伊織は大きくため息をついた
- 108二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 05:51:34
- 109二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 11:07:53
伊織の檻
なんか好き - 110二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:28:24
ほ
- 111二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 08:27:28
しゅ
- 112二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 10:17:16
★
- 113二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 18:49:39
- 114二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 18:51:14
- 115二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 00:30:59
ガヴェイン2回目!最初が中途半端だったからこそ色々と楽しみだな〜
- 116二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 08:37:20
ほしゆ
- 117二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 11:20:20
なかなかに大変な目に遭った……。よりにもよって伊織はないって、無理ゲーが過ぎるって。……って言うか伊織、名前呼ばれたら高まるの……?……いや、それ以外だと萎えるから選択肢がなかっただけか。萎えるとか言われても言葉責めのボキャブラリーなんて持ち合わせてないんだよ、そんな特殊な環境で生きてないよ私
「ん~~~~~~~~~~~?なんでぇ?」
とりあえず気持ち切り替えないと、と伊織とのあれこれは一旦置いとこうと心の整理を始めた矢先、ついさっき目にした文章が画面に映る。と言ってもそこ以外は全て違う。……別に伊織がどうとか主導権がどうとかって話じゃないんだけどな?
「ガウェインかあ……」
選ばれた彼の方を見ると前回からだいぶ回復したようでいつもの爽やか騎士の顔をしていた。目が合った時、にこっと笑ったけどちょっと恐怖を覚えた。私悪くない。だって受けの時点で軽く言葉責めしてたよね?私がそう思えばあれは言葉責めなんだ!そんであれ絶対ゴリゴリにやってくる顔だよ!どこに出しても恥ずかしくない清廉な騎士の顔とすごい柔らかい物腰と丁寧な言葉遣いなのに私のこと辱めて来るんだ!…………うん、嫌だな!!!!
さっさとイって終わりにしよう。超絶不本意だけど、さっさとイこう
そう思いながら転移の時を待った
──この後自分の身に起こることなど、知る由もなく……
- 118二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 16:45:46
無事に部屋に着く。流れるように少し離れたところで鳴り出すがしゃがしゃ音を辿った先に前回同様鎧を外しているガウェインが居た。これもしかして毎回こうなるやつ?や、やかましい……
「────ん?」
ツキン。もしくはピリッ。なんか一瞬下っ腹辺りに違和感と痛みの中間みたいな感覚が走った気がする。なんだろ……腹痛の前兆?でも特に変なもの食べてな…………あれ、そもそもここに来てからご飯食べてなくない……?と言うかお腹が空かない
「どこか身体に異常でも?」
無意識に痛いなって思ったとこ擦ってたら鎧やらグローブやら外し終えたガウェインが私の手に視線を送る。それに対し軽く首を振って返す
「なんか一瞬お腹痛い?みたいな感じになっただけ。問題ないよ、気にしないで。って言うかさ、毎回それやるの面倒じゃない?鎧減るし再臨段階変えたら?」
「それならばよいのですが、何か気になることがあればすぐに教えてください。鎧に関しては向こうに戻ったら変えるとしましょう。……今は何よりも」
「おわぁっ!?」
事も無げに抱えられ目の前のベッドにゆっくり優しく丁寧に寝かされた。い、一切の躊躇いなくお姫様抱っこを……!目の前なのに!一歩分の幅さえないレベルなのに!
「マスターと共にここを脱しなければいけませんからね」
「いやいやいやこの距離で今の要る!?かっこつけ過ぎでは!?」
「マスターは知らないようですが女性をベッドに誘う時こそ男の見せ場と言うものですよ」
「さ、そ……?え、今結構無理やりじゃなかった?私抵抗する間さえなかったよね?」
「──ははは」
顔が良いからって笑えば全て丸く収まると思ってないかこのポテトナイト!
- 119二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 21:51:01
なんやかんや言っていても問題が解決するわけもなく、むしろ部屋の効果が出始める前に終わらせる方が当然いいわけで。ガウェインが作る影の中で彼を見上げていると、徐々に顔が視界の端に消えていった。代わりに小さく跳ねた金の髪が頬を掠めて、くすぐったさに身をよじる
「おや、触れる前から反応を見せるとは……期待していると見てよいのですか?」
「はあ!?ちがっ、違うに決まってるよね!?髪がくすぐったいだけで、っ!!!?」
抗議の最中突如ちゅ、と耳で音が鳴った。めちゃくちゃダイレクトに脳まで届いたんだけど!?え、今み、耳にキス、した?ねえ今したよね?こちとら今お話し中!!!!!
「ガ、ガウェイン!」
「……柔らかくて、ええ、とても可愛らしい」
「ガウェっ、が、や、音……やだ……っ待って、ひゃんっ」
耳たぶを甘噛みしながらしゃべるものだから時折舌先が当たる。やばいこれ、される側も相当きつい……!
無駄な行動と知りながらガウェインの胸板を押す。案の定びくともせず、私の鼓膜にガウェインが耳たぶをねぶる音がぶつけられるのを止めることは出来なかった。それだけじゃない。最後にふーっと耳の穴に息を吹き込まれた。小さな何かが這い回るようなぞわぞわとした感覚が背骨を駆け上がり聞いたこともないような声が飛び出る。……こ、こんなのをイくまでずっとされる……!?
「マスターの元に召喚されて久しいですが初めて耳にする声でしたね。なるほど、私はまだ貴女のことを知らなかったようだ」
「わ、私だって知らないよこんな声……あーもういやだぁ……」
「ではこの機会に引き出してみましょうか。マスターの内に潜んだまだ見ぬ部分を」
「丁重にお断りしまふあ……っ!も、耳に息ほんとやめ……っ、んん!」
くすぐったいしやっぱ恥ずかしいしで大人しくしてられなくて足元のシーツ搔き乱してたらガウェインの脚が膝裏に入り、動きを制限された。そして下着の上から敏感な突起を何度も何度も指先で引っ掻かれる。その度に足が跳ねてガウェインの脚に何回か当たった
「ここがお好きなのですね。脚の震えが伝わってきます」
「う、る、さい……黙って……!」
「そう言われましても、言葉で責めなければならないルールですので」
くそう、くそう、顔見えないけど笑ってるのわかるんだからなぁ!!!
- 120二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 06:40:36
「あ……っ、ひ、ぅぅ……」
「声が甘くなってきましたね。ここがそんなによいのですか?」
「──ッ、ち、がう、ちがあっ、あッん……!」
「先程から否定ばかり……。嘘はよくありませんよ、マスター。──ここが、好き、なのでしょう?」
「あっ、ぃ、いやっ……ンあ!」
既に役目を果たせてないくらいしとどに濡れた下着の中にガウェインの手が侵入し、密着していた下着の代わりに手の甲が宛がわれそのまま上下に動かされる。普段剣を握ってるせいかオルジュナより厚みがあって、男性らしく際立つ関節の出っ張りを突起に押し当ててくるのがたまらなくクる。声を抑えられない。そのせいか奥の方がむずむずしてきた……。正直言えば早くナカを……指、ほしい……
「まだ達してもいないと言うのにこんなに濡らしておいて、これでもまだ好きではないと?」
「ぅあっ、い、入り口、こすってない、で……ッあ、っく、ぅ」
「マスター」
時間掛けたらまずいってわかってるはずなのに、ここぞとばかりに焦らすとか!手の甲なのもあれだ、私が認めない限りナカに指入れないって意味だ……!絶対そうだ!誰だこの男を清廉な騎士とか言ったやつ!普通にSじゃん!いじめっ子じゃん!
うぅ、きもち、いい、でもやっぱり足りない……そうじゃない、もっと、おく……奥が、いい……!!!じんじんしてるソコを……、ああ!もうっ!
「……き、……ッ!」
「もっと大きな声で」
「っく、ガ、ウェイン、の、ばか……ばかぁ!あぅ、あんッ……ッ、──っは、ぁ、す、すきぃ!……それ、いじられる、の、すき、すき……!これで、も、もーいい……あああぁっ!」
「はい、よく言えましたね」
耳の付け根に吸い付いたガウェインの指が私のナカへとようやく入れられて、その瞬間今まで感じたことないくらいの快感が駆け抜ける。危うく、い、イっちゃいそうだっ────た?え?……ちょっと待って、な、なんで?こんなの今までなかった。なんでさっきからこんなに気持ちいいの?そうだ、おかしい。自分でシてる時もこんなこと一度もなかったのに。なんで、なんで、こんな。耳責められてるから?もしかして前の二人で開発、されちゃ、った……?でもたった二回、イかされただけ、だよね……?──あ、なんか今、お腹がきゅうってした……、え?
- 121二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 13:04:21
あ〜いけません!
いけませんよこれは!
(訳:もっと見せて) - 122二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 13:36:11
よく続けるなぁ
- 123二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 14:39:07
ありがたやありがたや
- 124二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 16:05:11
更新が生きがいだからもっと続けて?
- 125二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 17:05:16
私が自分の変化に戸惑っていることなど露知らず、ガウェインは指を動かし始める。やっぱりと言うかなんと言うかガウェインは手慣れてる感じがした。指が届く範囲を満遍なく触って、表情の変化、声の変化、呼吸の変化、全部を確かめて私が知らないイイとこを探り確実に上へ上へと導いていく
もうすぐイける。この時間を終わりに出来る。それは嬉しいことだけど、でもなんだか嫌な予感もしててイきたくない私も居る。さっきからずっと下腹部が、熱い
「わかりますかマスター。今、マスターが私の指を締め付けましたよ。マスターはここもお好きなようですね」
「い、っちいち……いわ、な……ひぁんッ、そこだめ、だめ、だめぇッ!」
「駄目ではなく、いいと…………、いえ、今回はこの辺りで終わりにしましょうか。恐らくそろそろ例の魔術が動き始めるので」
「ふ、うぅ……ンッ、はっ、はぁ……あっ、え……っ、お、わり?おわ、る……?おわ、れる……──っきゃアッ!!」
「最後は貴女が好きなところで。……嬉しいでしょう、マスター?」
ナカに収まったガウェインの指が発見した私のイイとこを重点的に叩く。それだけでもやばいのにいつ下げたのかもう反対の手が愛液でべとべとになっている突起に触れた。根元を抓んでこねくり回されてもはや悲鳴に近い嬌声が上がる。こんなの気持ちいい以外に考えられない……っ、こんな一気に、た、耐えられるはず、ない
「あっ、イくっ、が、えいん、イッ……イく、がうぇッ……、……ッあ、ん!」
「ええ。いいですよマスター。──私の前で、この指で、達してください」
「ひんっ──あっ、ぁ、イッ──イく……ぅ!!!」
曲げた脚が内に入り込んだガウェインの太腿を挟み、背中に腕を回し爪を立てた。そうしてガウェインに縋りつき、私は恥じらいを投げ捨てはしたなくその瞬間を叫びながらイった
なんでそうしたのか自分でも信じられない。でも私を気持ちよくしてくれるガウェインが欲しくて勝手に身体が動いていた。押し返そうとした時は全く動かなかったのに背中に腕を回したらガウェインはすんなり身体を寄せて来て温かくてそれがまた気持ち良くて。頭がふわふわしてくらくらしてちかちかする。────お腹、うずうずする
- 126二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 20:59:08
あんなにしっかりガウェインを掴んでいた手足はイった途端力を失いベッドに落ちる。腰だけが勝手にがくがく震えて止まらない。呼吸がままならない
「……ぁ……ふ、ぁ……あ、ぁぅ……あッ、……っ」
今までの私を知らないガウェインはこの異常性に気付かず条件達成を確信してかスカートの位置を直しながら指をゆっくりと引き抜き、私に背を向けてベッドに腰掛けた
指が抜かれた時も馬鹿みたいに気持ち良くて声が洩れた。だから空っぽになったソコが淋しくて切なくて、私は太腿を擦り合わせる。途端にくちゅ、と音がした
「ふ……ぅ、ぅ……」
やっぱりおかしい。これ普通じゃない。熱い。頭の中イった時の感覚がずっと残ってる。気持ち良くて気持ち良くて気持ち良くて、それだけが頭を支配してる。なんで、なんで?
「が、がうぇ……いん……」
「マスター?どうし──」
弱々しい呼び掛けに振り返ったガウェインは即座に目を丸くする。当たり前だ。だって彼の目にはしっかりと映っているはずだ
「──もっと、してほしい……、して……?」
──自分でスカートの裾を持ち上げて媚びるような眼差しを向けている、私の姿が
- 127二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:02:26
すごく叡智になってきたな
- 128二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 06:59:10
あつい。たりない。ちがう。もっと。だめ。おかしい。ほしい。ちがう。たりない。がうぇいん。だめ。とまれ。きもちいい。ほしい。もっと。だめ。もっと。もっと。とまって。やだ。がうぇいん。ゆび。きもちいい。ほしい。あつい。だめ。ほしい。だめだめだめだめだめ。──だめなのに!!!
だめだとわかってるのに私は自分でスカートの裾を持ち上げて、死んでも口にすることなんてないはずの台詞を吐いた
消えたい!今すぐ!なんで、なんで!?こんなこと言いたくない!したくない!
相反する想いがぐるぐると心を掻き回してもうわけがわからない。なんで……私、どうなってるの……?
「マ、マスター……何を、言って」
「たりないの。おなか、むずむずして、とまんない。もっときもちよくして、って、さみしい……」
何を言われたのか理解出来てないガウェインの動揺を乗せた声で訊き返されて、私の意思じゃない!ってそう言いたかったのに、口を開けば真逆のことを吐き出す。気持ち悪い。こんなの私じゃない……ッ違う!恥ずかしくてこの状況が怖くて涙が零れ落ちた
「ガウェイン、はやく、たす、けて……っ」
「っ……、いや、これは……、そう、か……」
この状況に似つかわしくない優しい笑み。ガウェインはそれを私に向ける。わかるよ、私を安心させようとしてるんだよね。でもね、それ、ちがうんだ
「マスター、それはこの部屋の魔術による催淫効果です。大丈夫ですよ。もうじき元の部屋に戻れます。そうすれば効果は失われる。それまでの辛抱ですから」
そうだ。イけば終わる。それはガウェインが一番理解していることだ。あんな中途半端な絶頂でも実際に帰れたのだから、ガウェインの言葉は正しい──はずだった。けれど私がイってからどれくらい時間が経ったと思う?私の経験上、本来ならとうに戻れている。でも私達はまだこの部屋から出られない。なぜか私にはわかった。きっとまだ条件を満たしていないのだと
そして私は気付いていた。ガウェインの身体に起こっている変化を
だから、私は目を細めながら悪魔の如き囁きをガウェインに向けて言い放ったのだ
「──ソレ、ヌいてあげるから、……だめ?」
ガウェインの目がまた丸くなる。そして何かに気付いて素早く体勢を戻した。それで隠せたつもりだろうけど、見えたよ一瞬。────今、ごくって生唾飲み込んだよね、ガウェイン──?
- 129二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 10:29:02
えっち……
- 130二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 20:20:42
ほし
- 131二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:46:37
部屋の効果でおねだりする時のぐだ子可愛くてえっちです(保守)
- 132二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 22:03:35
倦怠感が残る身体を起こして私はガウェインへと這い寄っていく。太腿に手を置いて覗き込めばそこにしっかりと存在を主張するものがあった。あの時と同じで服の中で窮屈そうにしているガウェインの大事なトコロ
ソレを前に心臓が高鳴って、触れてもないのに私のナカが熱を持ち潤い出す。ほんとになんで?私の身体に何が起こってるの?誰でも良いから助けて欲しい。この熱を早く治めて欲しい。自分で自分を許せなくなる前に。誰か……
「……、あれだけ乱れた姿を前に大人しくしていろなど正しく無理が過ぎると言うもの。ですがお気になさらず、これは私自身で、────ッ!!!」
冷静さを取り繕いながら遠回しに私を制止しようとするガウェインのソコに、好奇心に満ち溢れた子供を思わせる迷いのない手がまっすぐ伸びる。指が触れた途端びくっと揺れて、そっと握ればその熱を手のひら全体に感じ取れた
「っいけませんマスター!私は──ぅあ゛ッ!?」
「いーこ。ガウェインはいーこだね……」
伊織の時にやってみた右手左手の役割分担。それをガウェインにもした。服越しに上の方を握って擦るのと亀頭を手のひらで包んで瓶のフタを外すように左右に捻る。その二つだけでもすごくキたみたいで面白いくらいに身体を跳ねさせたガウェインは歯を食い縛って首を振った。ぴくぴく口角を震わせて必死に耐える。ずっと我慢してたのにもっと我慢するんだね。今回は自分が攻めだから?……その姿がすごく私の中の何かを煽る。早く止めなきゃいけないって思うのに、手が離れない。もっと感じてる顔が見たい、と私の中で“私”の声が反響した
- 133二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 07:17:37
「マスター、手を……、離し……ッ、ン……ぐ、ぅ……」
「きもちいい?きもちいい、よね。ね、わたしも……きもちいいの、ほしい。たすけて、ガウェインがいい、たすけて、おねがい、たすけて、ガウェイン……っ」
もうやだ!!!助けて。殴ってでもいい、どんな方法でもいい。この“私”を止めて、ガウェイン!!!
「────ッ、マスター……!!」
世界が反転し、ベッドが大きく軋む。ガウェインに押し倒されたことはすぐにわかった。はーっ、はーっ、と犬みたいな呼吸をするガウェインが私を見下ろしているから。とうとうガウェインにも部屋の効果が出始めたんだ……。まずい、まずいまずいまずい!!!
“私”の内側で最悪の展開を想像する私を余所にガウェインは体内の熱を全て押し出すように深く長く息を吐いて、押し倒された拍子にソコから離れた私の両手を掴んで頭上へと移した。それをそのまま片手でベッドへと縫い付け動きを止める
「…………、わかりました。貴女が満足するまで私を使うといいでしょう。ですが、それ以外はお断りさせていただきます。この場に置いて快楽を得るのはマスターだけでなくてはならない。それがルールですので──……」
辛いだろうに。苦しいだろうに。それでもガウェインは私のためにそれらを抱え続けることを選んだ。まずい、なんて思ったことを悔いる。ガウェインはどこまで行っても忠義の騎士だったのに
「ガウェ」
──ぱちん
「え」
突然、本当に突然。今まで貼られていたフィルターが剥がされたように何の前触れもなく私が私に切り替わった。“私”の影はどこにもなく、私の全てが私の元にあると感じる。な、なんで、いきなり……
「──ぁ」
下腹部に乗せられた手がするりと更に下へ向かっていく。そうだ、っそうだ。もうここに“私”は居ないのなら。これから襲い来るものを受け止める役目を担うのは
「────あっ、あぁぁぁッ!!!」
──他でもなく、私自身だ──
- 134二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 15:12:13
えっち感謝完走祈願の保守
- 135二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:25:42
ガウェインの指が再度私のナカへと沈み込む。入っただけなのに身体の芯がびりびりしてぞくぞくして、身体はこれを求めていたのだと思い知らされる。けれど私は違う。こんなのいらない。いらないのに
「ッ、が……あっ、んん!……ッゃ、ゃあっ!……ぇ、ぃ、……ゃめッああぁ!」
言葉がかたちにならない。やめて、止めてと言いたくても舌が上手く回らない。私を取り戻しても私に出来ることはただ喘ぐことだけだった
片手しか使えない分ガウェインが与えて来る快感は弱まるはずなのに私は休まる時を得られない。本当に余裕がないのだろう、明らかに指の動きが荒いのだ。でもそれが却って私の頭を焼き続ける。腰が浮きそうになる。だめっ、だめ、だめ!
「だ、め……!も、ぅ……も……っ、とぇ、っあぅ!」
「……足りませんか?なら」
違う!たったそれだけの言葉さえ私の口は紡ぐことが出来ず、何の疑いもなく宛がわれたガウェインの指を易々と呑み込んだ。あ、あぁ……二本、も、入って……!
「──────っ!!!」
一本でもあれだけ乱れに乱れた私のナカで暴れる指の数が倍になったらどうなるかなんて語るに及ばずと言うやつで。まあ、端的に言えば意識が飛んだ
涙とか汗とか色々な体液で顔面はぐちゃぐちゃ、ソコもどろどろのぐちゃぐちゃになりながら盛大にイったのを機にホワイトアウトしていったのだ
落ちる直前ガウェインの呼び声が聞こえた気がしたけど返事なんて出来るはずもなく、私はまどろみへと沈んでいく
あ、これは終われる。やっと帰れる。と私は確信していた
まるで全て嘘だったかのように身体を覆っていた火照りが冷めていく。あれだけ疼いていたお腹も大人しくなった。あれはいったいなんだったのか、誰がどうして何のために。それらはわからないけれどそれ以外なら一つだけ言えることがある。──あれは恐らく部屋の効果では、ない
────ぱきり、と耳の近くで、けれどどこか遠くで、何かが割れるような音がした。ガラス細工のような、石にひびが入ったような。今の私にはそれが何かはわからない
────ゆえにのちの私が答えよう。それは壁が一つ、割れた音
────私の理性が一つ、砕けた音だと──
- 136二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:29:03
マスター
理性ポイント14
次回ダイス1~89
(初めてのガチイキだー!書きたいものを詰め込むぞー!ってやってたら詰め込み過ぎ&長過ぎ案件となりました。SSと言う概念の放棄。すみません。しかし楽しかった……!)
- 137二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:41:05
スレ主の書きたいものを見に来させて頂いてるわけだから気にしないでもっと書いて……
えっちでとっても良かった - 138二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 07:21:16
ほっしゅ
- 139二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 16:41:08
意外と相手が偏らないのが面白い
次誰だろう - 140二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 16:45:05
偶然、見つけたけどイイスレなので負担にならない程度に続きもっと見たいです
- 141二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 23:26:33
幕間
9回目ともなるとさすがに慣れる。いつものように、と言ってしまえるくらいには
んなわけでいつものように消え行く二人を見送って、いつものように出迎えた。けど、その時はいつもとは違って
「パーシヴァル卿。すみませんがマスターをお願いします」
「あ、ああ、それは構わないが何が────ガウェイン卿!」
半ば強引にパーシヴァルの手に渡されたマスターはこれまでと違って意識がなかった。何があったのか、全員が問い詰めようと構えるがガウェインは針の筵に入れられる前に自分の部屋へと入っちまった。こうなると誰にも手出しが出来ねぇ。ちっ……
「眠っているだけだ。疲労が出たのかもしれない」
自身は椅子に座り、マスターを膝の上に乗せてパーシヴァルはそう言った
無礼を承知でマスターの顔を覗き込む。確かに寝息かいて寝てら。まぁ目立った外傷はないし呼吸も普通。ほんのり顔は赤いが病気云々って感じじゃあなさそうだ。ただ……なんだろうな、部屋に行く前となんとなく雰囲気が違って見えた────かも?
しかし疲労ねぇ。答えはそうだとしても、問題はなんで疲れたか、なんだよな。今回はいつもより時間掛かってたようだし。あいつマジでマスターに何したんだよ
「……さすがに今回の件は聞き出すべきではないか」
誰かが、っつーかディルムッドが険しい顔で言った - 142二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 08:05:34
「これまでは他言無用を是として来たがこれは看過出来ん。マスターが意識を失う程のことを行ったのだとしたら、俺は槍の穂先を奴に向けざるを得ない」
「マスターが途中で眠ってしまった、と言う可能性もあるのでは」
「条件を満たしてから転移が行われるまでの時間はそう長くない。その仮定を上げるとマスターが気失って尚続けた、と言う可能性も浮上するね。ふむ、それはそれで騎士の名折れではないかな?」
「ガウェイン卿がそのようなことをするとは思えない。きっと、何か……」
「……ん…………」
パーシヴァルの腕の中で小さく身じろいだマスターの瞼が開き始める。一斉に全員の視線がそこに集中した。瞬きを重ねて視界がクリアになったらしいマスターは自分の身体に目を遣ると胸、太腿、腹なんかを触り目を見開いて、涙をぽろり。──は?
「もどっ、た──もどった、もどったぁ……っ!」
身体を丸め自分自身を抱き締めながら泣く姿は小さな子供のようだった。こんな姿見たことねぇよ……。あいつマジで何やってくれやがった……?
無意識に拳を握り込んた痛みで我に返りそのまま周りを見てみれば俺以上にツラの悪い、一目で白旗上げたくなるくらいヤバイ目した奴らが全員同じ方向へ視線を移していたことに気付く。あ。ガウェインの部屋に向いてんな?これ。──普通にヤバくねーか?ヤベーな!?
「マスターが受けた苦痛、我が槍にて永劫味わい続けよ!ガウェイン!」
「ハイハイ!わかる!お前らの気持ちはよ~~~っくわかるけどよ、ちょっと落ち着けって!」
「ご安心を。私は充分落ち着いています。ええ、討つべき相手は定めています」
「落ち着けてねぇんだよなぁソレ!おい、オルタ!お前もなんとか」
「悪は裁かれるべきでは」
「お前はそうだよなぁ!でもなお前らの宝具はシャレにならねぇんだよジュナーズ!!!どーどー!どーどー!!!」
「太陽を斬るか……面白い」
「面白くねーよ!帰ってからシミュレーター籠れ!鯉口チャキってすんじゃねぇ!師匠譲りか!」
「武蔵、ちゃん……!」
「マスターに飛び火!!?くそそんなつもりは…………は、マスター!?」
由緒正しき英霊サマが変貌した暴走野郎共を何とか抑えながら振り向けば、鼻を啜りながらこっちを見るマスターと目が合う。両手合わせてゴメンのポーズしてる暇あんならこの馬鹿共止める鶴の一声くれねぇかなぁ!!!!?
- 143二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 16:35:52
結局「これは戻って来られたって言う安心感から出た所謂嬉し涙!と言うことで一つ!」と言うマスターの一言で暴走特急共は一応ブレーキを掛けた。危ねぇ危ねぇ。まだ目が据わってるが
「その……マスター、大丈夫なのかい?身体の具合などは……」
「大丈夫、って言い切りたいけど、ちょっと色々あって。それについてみんなに話しておきたいことがあるんだけど……、ガウェインは、部屋?」
「ああ。パーシヴァルにお前預けてそそくさと引き籠ったぞ」
「そっか……。いやそりゃそうか……」
この反応を見るにマスターも個室の意味には気付いてはいるらしい。男の場合見た目に反映されちまうからなぁ。仕方ねーのよ
「彼が居ないと話せないことなのかい?」
「そういうわけじゃないけど、ある意味当事者だし……なんと言うか、誤解されてたら嫌だからその辺も纏めて解いておきたくて」
誤解。さぁーて、なんのことだろうな?
個室は完全防音でドアには傷一つさえつかない。薄い膜みたいなもんが衝撃を全て吸収してるようで振動さえも内側に届かないのは確認済みだ。部屋に籠られたら呼び掛ける術がない
どうしたもんかと思ってたら突如、ピンポンパンポーンと緊張感のかけらもない音が響き始めその直後
「──ガウェイン!ここに参上いたしました!!!」
と鎧オフ状態の金髪騎士サマが部屋を飛び出し全速力で大部屋に突っ込んできた。文字通り、突っ込んできた
「おぶぇっ」
どんだけ焦ったのか知らねぇけどテーブルに激突する前に止まれよ!真反対に居たせいで思いっきりテーブルが腹に食い込んじまったモリアーティが可哀相だろ!すげぇ顔しててちょっと吹き出しそうになったのは内緒な!避けれねぇ方も悪いんだよ。あ、俺や耀星はサッと避けました
- 144二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 20:59:47
「────、と、言うことが、あり、まして………………」
ガウェインも揃ったっつーことでマスターは件の話を切り出した。所々なんてもんじゃなく大半、9割方ぼかしていたが詰まる所マスターが言いたいことは二つ。精神を揺さぶる魔術以外に肉体に直接作用する何かがあることとそれの影響か条件を満たしても部屋から戻れなかったことだ
絶句した。は……なんだよそれ。前者はまだしも後者だ後者。無断でルール変更か?それはナシだろ
「精神の方はそうしたいって頭が思ったから身体が動く。でもあれは……、か、身体が、欲するから頭がそれに基づいた言動の信号を出す。そんな感じ、だと思う。上手くは言えないんだけど……。でも、とりあえず!ガウェイン!」
「はい!」
「そういうわけな、なので!さっきの、は!私の意思じゃない!身体の意思の私!的ななにか!覚えといて!そしてさっきのは忘れて!全部!」
「はい!!!覚えましたし忘れました!!!」
「よし!!!」
よしじゃねぇよ、勢いだけじゃねぇか!そいつ絶対忘れてねぇぞ!と言いたかったが水を差すのはやめておいた。まぁマスターがすっきりしてるような顔してっからいいだろ、多分
……しかしなんだ、じゃあさっきのは戻れたことの安心感と自分の身体が元に戻ったってので泣いたっつーことか。それなら理解出来る。いきなり自分が自分じゃなくなるってのは、な
「マスターが経験したものが私達全員に共通して起こるのなら身体の異常には転移直後に気付けそうだし、こちら側にそれが起こった場合の対処法を考えておくべきだろうね。条件次第ではあるが……」
誰も口には出さねぇがマスターが最初で良かったって思ってる奴も居るだろうなぁ。なんせ知らねぇ内にこっちがそうなってたら今頃終わってる。勿論バッドエンドって意味で。……厄介だぜ、まったく
「──ん」
ここでいつものようにテレビが起動し次のミッションが表示される。これタイミング狙ってたな?ご丁寧にガウェイン呼び出してマスターの話が終わるまで待つとか変なとこで律儀なんだよな……そんなに気遣えるならさっさと帰してくんねーかな……くんねーよなぁ。はぁ
──そうそう。ガウェインの奴にこっそり何をあんな焦ってたのか訊いたら「お前が部屋でしてたこと大部屋のテレビで再生されたくなきゃさっさと来な(訳)」とアナウンスがあったらしい。こっわ
- 145二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 23:13:01
- 146二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 23:14:28
- 147二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 23:33:12
ガヴェイン3回目!?
- 148二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:21:30
まだ一度もないパーシヴァル、ディルムッド、燕青はひたすら待ちぼうけなのかしら
- 149二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 10:35:02
この空気で立て続けにガウェイン攻め……(笑)
- 150二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:42:19
「不正か?不正だろ」
「違います。違いますからじわじわ寄って来ないでください」
「いくらQPを渡したのだ。素材か?レアプリズムか?」
「何も渡していません。そもそも相手を知らない。財布もないので素寒貧ですとも」
「おうディルムッド、やっぱ槍出せ。ナニにチクッとやったれ」
「……さすがにそれは。槍が穢れる……」
「生命の半分が即死を選び兼ねない悪行を画策するのはやめなさい!──誰が穢れッ、け、が……くっ、場所が場所だけに否定しづらい……!」
「人のこと言えないけどよくこの条件を前にしてコント出来るな君ら」
「──先程は失礼しました。まさか続けて名が挙げられるとは思っておらず動揺してしまい」
「ずいぶんと楽しそうだったね。普段の姿を見ているようだったよ、こんちくしょう。…………はぁ」
毎度のことながら相手が誰であれ引きたくなかった。あの場所を口でってだけでアウト全振りのアウトなのに立ったままってなに。どういう趣味?変態?変態なのか?変態だな!?変態!!!
「時に、マスター。今回は身体に異常は見られますか?私の方は何ともないのですが」
「え、ああ。大丈夫。転移前から注意してたけど何もなかった、よ」
「そうですか。であればひとまずは安心ですね」
……ひとまずは、ね。あー、もーほんと全部夢だったらいいのに。瞬きの間にこの世界が消えて次に目を開けたらいつものマイルームであって欲しい……
- 151二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:41:37
前回助言した通りガウェインは再臨段階を変えていた。でも今回はあんまり関係ない。なにせ今回のガウェインは常に私の下に居て、ベッドも使わないから
床に跪いたガウェインは少し顔を上に向けて静かに目を閉じた。私の準備が整うまで向こうから動くことはない
嫌だな。嫌だな。やめたいな。でもやるって決めたから。やるしかないんだよな。嫌だな。例の魔術に身を委ねて自我を放棄した方が責任を押し付けられて結果的に私の精神に傷はつかないかも、なんて考えてはそれを振り払い思い直す。そんな綱渡り選ぼうとしちゃいけない。楽の先に何が待ってるかわからない。脱いだ下着を握り締めて一歩一歩ガウェインの元へと近付いていく。足音で気付いたガウェインの瞼がぴくっと動いた
「……目、ぜったい」
「決して開きません」
「……ん。信、じる……」
受けのはずなのに、始めるタイミングは私が決めるから主導権がこっちにあるみたいで感覚が狂う
スカートの裾を抓んでほんの少し持ち上げた途端ぶわあっと込み上げる羞恥心。ここの部屋には私と視界を閉じたガウェインだけだと言うのに、密かに誰かが見ているんじゃないかって勘繰ってしまう。嫌だ、恥ずかしい、──怖い
「う……」
ガウェインの整った顔を見下ろして少し冷たくなった手を固く結ぶ。やれ、行け、それしかないんだからと自分で自分を叱咤激励して、私は最後の一歩を踏み出した
「っ」
スカートの端がガウェインの鼻に掛かり顔が半分見えなくなった。ガウェインが吐く息がソコにかかって今この瞬間が夢ではないとわからされる。……ち、近い。ううっ、に、匂い、とかするよね、やっぱ……あぁぁぁぁ!!!無理ッ、無理無理無理!!やだあああッ!!!
「っ、……ぅぅ……」
「…………、今回は焦らす必要もありません。早々に終わらせて戻りましょう、マスター」
「ひッ──」
内腿を支えるように添えられた二つの手。それぞれの親指が入り口を左右に開いたことで私の恐怖心は一気に跳ね上がった
本能が拒絶する。私だけでは一生懸けても知ることのなかったものを、新しい何かを知ってしまうのが、怖い
一切隠していない私の恐怖心なんて気付かないはずもないのにガウェインは静かにゆっくりと、しかし着実に事を進めていく。震え始める腿に指を食い込ませ、割り開いたその場所に迷いなく舌先を宛てた
ぞわり。──鳥肌が立った
- 152二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 07:02:44
保守
- 153二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 16:21:18
ほ
- 154二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 22:15:11
何度も言うが私は処女だ。初めてのキスがオルジュナだったくらいそっち方面の経験がない。でも普通の人間なので自分で自分を慰めるくらいの性欲はある。道具とかはちょっと怖くて使ったことないけど……
これらの主張で何が言いたいかって、私にとって快楽を得る手段は自分の指しかなかったと言うことだ。それ以外は一切知らない
「──ッ、う、ぅ」
湿った熱が入り口を這う。腹全体を押し付けながら何度も何度も入り口を行き来する。でもこの不慣れな感覚からは一向に快楽を拾えなくて、私はただただこの状況に恐れおののくばかり
早く終わりたいのにこのままでは永遠に終われない。そうなったらずっとこのまま?絶対嫌だ!!!!!
(早くイかないと……、早く。じゃないとずっと……早く、早く……!)
「…………」
「……あ、れ……、ガ、ガウェイン……?ど──ッうそ!!」
不意に舌の動きが止まったかと思えば片側の親指が上へと移動する。辿り着いた場所は、陰核。即座に気付いた。ガウェインが何をしようとしているのか
咄嗟に腰を引いた。けれどそれを予想してたのか反対の手が素早く腰に宛てがわれ逃げ道を奪う。その間に生温かい口内に包まれたソコをまるで飴でも味わうかのように厚い舌がべろりとひと舐め
「──ッッ!!!」
確かにソコだけを刺激し続けるなら確実にイけるとは思う。ソコだけは指でも舌でも関係なく感じられる
でもだからこそ一番知りたくなかった快感でもある。それだけは自分一人では得られないものだから
「ガウェインッ、やっ、やだ!それは、だめ……っあ、だめ!離し……は、なし──ッン!!」
ガウェインの舌である程度起こされたソコを硬く薄いものが上下から挟み込む。軽く押し潰されて度を越した強い刺激が全身を貫き膝が大きく揺れた
「あ……、だっ、めぇ……!これっ、だめ、だめぇ!──っか、かむの、だ、め……ッだめ……!」
指で抓まれるのとはわけが違う。歯一本一本が持つ凹凸が根元にしっかりと食い込んで離れない。更に先端を舌の腹が襲う。こんなのまともに立っていられない……
段々と身体が折れ曲がり自然とガウェインの頭に手を置いて支えにしていた。腰のぞくぞくが止まらない。こんなの知りたくないのに、覚えちゃだめ……、だめえ……っ!
- 155二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 23:37:38
連続で当たっちゃった側も理性判定くらいそう
- 156二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 07:38:25
「だめ、ほんと、に、ぃッ!!は、歯や、ば……ぃッ、ぁッ」
どうにかして快感を逃がそうと藻掻いてみるけど両手は上半身を支えるので精一杯だし腰はガウェインの手で固定されてる。自由に動かせる部位が少なすぎる!鋭い刺激が身体を侵していくのをただ受け止めるだけしか出来なかった
震え始める膝から徐々に力が抜ける。そうなったらもう立て直すことは出来ず、私の腰は重力に従い落ちて行く。でも着地点は床ではなく、ガウェインの顔だ
「あッ、あ、ぅんッ……!っゃ、だ……こ、っなの……!」
ガウェインの顔に自分から陰部を押し当てているくせに私はやだやだと文句を繰り返す
この状況が嫌だ。この快感を覚えてしまうのが嫌だ。こんな辱めに等しいやり方で興奮しイってしまう人間なのだと思われるのが嫌だ
でもどれだけ嫌だと叫んでもガウェインが止まらなければ意味がない
「ヤだ……ッ……や、なのにィ……っ!ンぁっ、あっ、────ぅん……ッ!!」
せめて何かに縋りつきたくて触れていたガウェインの髪を掴みながら私は果てる
とうとう力を失い腕の支えが外れた上半身ががくん、と落ちるけれどそこはガウェインがしっかりと抱き止めてくれた。肩で息をしながらガウェインの身体をずるずると伝い落ち、最後は彼の腕の中に納まる。……あったか……
「……はぁ……あ、……は、ふ、ぁ…………」
「大丈夫ですか?」
「だい、じょ、ぶ……カラダ、は……。メンタルは、ぼこぼこ……はあ……」
と言うかガウェインの方こそあれだけ押し付けられて息苦しかったのではないのかと思い顔を上げると、口から下を濡らしたガウェインと目が合った。「お気になさらず」と笑いながら片手で雑に汚れた部分を拭うけど、指と顎の間を糸が引き一気にいやらしさが増したことに彼は気が付いているのだろうか
「────っ」
顔と下がじわっと熱くなって私は即座に俯いた
- 157二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 08:11:40
- 158二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 15:21:27
気持ちよくなって膝がガクガクになって立ってられなくなるのえっちだよね
- 159二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:00:27
- 160二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:02:21
- 161二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:21:51
これは流石に理性チェック入るのでは…!?
- 162二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:52:24
ほしゅ
- 163二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 23:05:31
- 164二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 00:30:30
ダイスの女神が荒ぶっておられる……
- 165二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 01:12:37
そろそろ待ちぼうけくらってる人たちにも出番を……
- 166二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 07:18:17
ガウェインのマントを借り腰を隠して下着を穿き直したけれど、この場所はティッシュすらない。仕方ないとは言え濡れたままで下着を穿くのは正直気持ち悪い。大部屋に戻れば表面上は綺麗になるはずだから早く戻らないかなあと座って待機してみるも…………一向に帰還時のあの感覚が来ない。来ないですねえ?
「?」
「?」
互いに顔を見合わせて同じタイミングで小首を傾げる。こうやって些細なとこで息が合うくらいなんだかんだガウェインとの付き合いは長い。召喚してからずっと頼って来た大事な仲間の一人。これからも良い関係を築いていくはずだったのにな。どうしてこうなったんだろうな……
って言うかほんとなんで戻らない?────え、違うよね?またあの状態になったりしないよね!?
慌ててお腹に手を当て様子を見る。少しそのまま待ってみても特に何の違和感も見つけられなかった。あれ……?────待てよ。もしかして
「ガ、ガウェイン。ガウェインは平気?身体異常ナシ?」
「ええ。特には。今私も同じことを尋ねようと思っていました」
「……マジかー。それはそれで良かったけど、え、じゃあなにこれバグ?クリア条件シークレットで改変した挙句バグまで起きた?管理者(仮)仕事しろ?」
「もう少し待って──ん」
聞き覚えのある典型的なチャイムの音が響き渡り、急に部屋の明かりが消えて辺りが暗闇に包まれる。私が手を伸ばすより早く、ガウェインの腕に身体を引き寄せられて警戒態勢に移った
二人で息を殺して周囲を窺っていると、パッと壁の一部が明るくなりそこに文字が浮かび上がる。…………って言うかこれプロジェクターじゃん
「……は、い?」
「……なんと……」
表示された文面がこの状況の全てを語っていた。うん、よ~~~~っくわかった。わかったけどさ
【引き続きガウェインが相手なので大部屋には戻らずそのままミッションに挑んで下さい】
とりあえず目の前に来い、この拳を叩き込ませろばっきゃろー!!!!!
- 167二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 11:16:39
理性強い…!鋼鉄なのでは
- 168二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 19:29:41
楽しみ保守
- 169二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 23:28:10
がしゃんがしゃん。ガウェイン恒例の鎧外しの音。……恒例って思ってしまえるのがもはや……嗚呼
どういうやり方で選出してるのか知らないけどガウェイン多くない?多いよね?どういうことなの……
「……準備が整いました、マスター」
「はぁい…………うわあ」
一足先にベッドへ上がったガウェインから声が掛かり視線を向け、私の眉間に深く深く皺が刻まれた
体勢だけなら別に普通と言うか、私がその下に居るならこんな感情懐かなかったと思う。要はどこから見るか。アングルの問題だ
女豹のポーズみたく背中は反ってないし突き出してるってことはないけどそれでもお尻向けられてたらそりゃうへぇって顔にもなる。これから性的なことしなきゃいけないって理解してるから尚更うへぇ
…………あ、もしかしてこれ私が脱がさなきゃいけないパターンです……?ですね?うへぇ……
普段鎧だったりマントだったりで見えないガウェインのお尻。より上の腰に手を伸ばし下穿きの縁に手を差し込み、狙いが定まったところでガウェインの背中にぴたりと身体をくっつける。背後から、が条件だから別にこれでも問題ないよね?視界にしっかりとお尻入れた状態でってことじゃないよね?……違うだろう、多分!──それにしてもこの姿勢、なんか既視感あると思ったら子供の時に動物園で見た猿の親子の移動風景だ。……猿だったっけ、ゴリラだっけ?
「いやどっちでもいいわ」
「マスター?」
「あっ、ごめん。独り言。えっと、じゃあ、お、下ろすね」
「──、はい」
ガウェインの肌を滑らせるように手を下げていけば、当然下穿きも一緒に下りていく。がっつり下ろす必要はない。前が表に出る程度で充分。と言うかがっつり下ろしたら私のお腹辺りにガウェインのお尻全部が直にくっつくことになる。それはとんでもなくうへぇなので全力で回避させてもらおう
ずりずりと少しずつ調整しつつソレが零れ出る辺りまで下穿きを脱がし、現れたソレをそっと手で包む。ここまで来れば後はもう流れでなんとか!役割分担でなんとか!今度こそ戻るんだ!と意気込んで私は手を動かし始めたのだった
- 170二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 07:06:13
こういう夢系閲覧注意スレはなかなかないから助かる
- 171二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 07:17:44
…………んー?動かし始めてどれくらい経ったかなー?おっかしーなー
ガウェインのモノは手のひらの中でずっとぴくぴくしてる。ガウェイン自身もだ。でも、その時が来ない。なんでかなー……?
「──あの、ガウェインさん?」
「……はい」
「手が疲れて来ましたよ?」
「……っはい」
「ちゃんと、感じてる、よね?まだ出そうにない……?」
「すみません……っ、その」
「その?」
「……自室に籠った際……、ッ、一度全て空にし冷静さを取り戻すべきだ、と自慰に耽りまして……」
「ぶっ!いぃっ、いいいいいきなり変な、ことッ!いや、でも、うん……まあその、シてたのはなんとなく察してたけど!と言う、か、…………うそ、まさか、し、絞り切った、的なこと言わないよね?ねえ!?」
「……そのまさか、です。マスターの手であれば吐精出来るのではと思っていたのですが……在庫がなければやはり難しいようで……」
「おう・まい・ごっど」
なんつータイミングでなんつーことをしてくれたんだガウェイーーーン!!!!!
じゃあなに、私はただ無意味にガウェインのソコをすりすりしていたと?くにくにもにもにしていたと?そんな……そんな……
「次に私が選ばれるのは先のことだろうと踏んでいたのですが、迂闊でした」
「い、一滴もなさそうな、感じなの……?」
「明確にはわかりませんが……己としては出し切ったと……」
「在庫入荷はいつになりますか」
「明日には、必ず」
「あすっていつだよ」
向こうの時間の流れで明日なのかここの時間の流れで明日なのかそもそもここ時間の流れおかしいから明日が来るのかさえわからないんですよ店員さん!!!
- 172二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 16:04:31
保守
- 173二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 22:37:17
このえっちとギャグの反復横跳びがくせになるか……
- 174二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 23:02:06
だれーんとナマケモノのように脱力しガウェインの背中に全体重を預ける。一応手は変わらずガウェインのに添えているけどこれは終わったのでは。こんなパターンの絶望ってあるぅ……?残念ながらここにあるんですぅ……!
「こんなしっかりしているのに出ませんって、商品詐欺だよー……」
「返す言葉もありません……」
「ねえ、ほんとのほんとにほんとーにもう出ない?どこにもない?」
言いながら根元を揉むように軽く指で押し小刻みに動かす。この辺にちょろっとでも残ってないかな、と希望を込めて。……希望を下半身に託すの嫌だなあ……
「マスター……!」
「下からこう、ぐいぐいってしたら上って行かない……?歯磨き粉みたいに……」
「っ、そういうものでは、ないと思いますが……」
「だ、だよね……。待つか、明日を……」
時間制限があるなら最初に言えって話だし、多分ないんだろう。ないと言え
ガウェインの言葉を信じ状態が整うまでこの虚無空間でどう時間を潰すべきかと思案しながらモノを手放し身体を剥がそうとお腹に力を入れた。その時
「……ですが、ものは試しと言いますし、一度やってみますか……?」
と言われてぴたりとフリーズ
ガウェインが振り返り、私にまっすぐ目を向けながらこくん、と頷く
自分自身の身体で、しかもやることがやることなのにそれを自分からやる?って言い出すとか……もう、もうさあ……
「ガウェインっ!!忠義の騎士ここに極まれりぃ!!!って言っていい!?良いよね!?ね!?」
感極まって最大級の誉め言葉を投げ掛けるとものすんごい複雑そうな顔を返された。──ですよねー
- 175二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 07:24:26
普通の射精じゃなくて前みたくじわっと精液出てくれるだけでもいいってことはガウェインがよく知ってるから提案したのだろう。それに伴う辛さをわかってあげられなくてごめんだけど今はその申し出がほんと有難い……!
「ぁッ……ん、んん……はぁ……」
宣言した通り根元から先端に向かってコリをほぐすように両手で揉みながら全体に触れていく。時々先端を指の腹でなぞるとガウェインの腰がビクッと跳ねて乗っかってる私の身体も一緒に跳ねた。さっきまでより気持ち良さそう。これならいける……?
「…………ッ、は……」
(精液は出なくてもこっちは出るんだ……手ぬるぬる……)
「……っう……、ま、マスター」
「ど、どした。痛い?きつい?難しそう?」
「いえ……その逆……もしかしたら出せるかも、しれないと……ッ」
「ほんとっ!?」
唐突に射し込んだ光に思わず声が弾む。ところどころ震える声出してる人の前でこんな嬉しそうな声って私最て────これいつかのガウェインの立場だな?つまりお相子
ただ状況はあの時とは全然違うし、またさっきみたいな顔をさせて良い感じなのを邪魔したくないからとりあえず心の中で叫ぼう。ガウェイーーーン!!!太陽見せた!!!
「もしこうして欲しいとかあったら、い、言って?出来得る限り対応させていただきたく思います……」
「はは。マスターの手、それだけで私は……、じゅう、ぶん……んっ」
「……ん。わかった」
改めて考えると数多居る屈強な騎士達を纏め上げるような英雄が私の拙い手付き一つで息をハァハァ荒くして快感に震えてる様ってとんでもないことなのでは。月並みな言葉しか出て来ないけど男性って大変……
体感小一時間ほど経った。その間ずっと同じ触り方を続けているけど、段々不安になってくる。本当にこれで大丈夫なのかなって。最後の一押しみたいなのあった方がいいのかって……や、やる……?
当てがないわけじゃない。あの時の“私”がガウェインに仕掛けて一際大きな反応を見せたやつがある。あれなら一気に絶頂に近付けさせられるんじゃないかと思うんだ。……よし……ものは試しってガウェインも言ってたし、や、るか……!
「ガウェイン。お叱りは後で受けますので……」
「は──ぁ──なにを、叱れと言、あッ!!?」
ぬちゃぬちゃの先端に押し当てた手のひらを私はぐりんっ!と思いっきり捻ったのだった
- 176二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 15:06:18
支援保守
- 177二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:29:43
あーえっちえっちですもう
- 178二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 23:30:35
ようやく、ようやく戻って来られた……!良かったー!
と安堵したのも束の間、四方八方から突き刺さる刃の如き視線の雨あられ。おう……おおう、私は流れ弾のはずなんだけど結構怖いなこれ……。真の英雄は目で殺すってほんとそれな……ひぃ
しかし本来のターゲットであるお隣の聖騎士様に対しては一同口を開いたもののそこから糾弾するような言葉は飛び出なかった。そればかりか彼の姿を凝視したのちその刃は鞘へと納められていく。それもそうだろう。まず第一に困惑するもの
「…………一度ならず二度までも……」
きっとパーシヴァルですら見たことがないはずだ。あのガウェインが両手で顔を隠し、蹲ってる姿なんて
みんなの頭の上にハテナマークがぽこぽこ浮かんでいくのが見えた気がした
──まあ、その、イけたんだ、ちゃんと。ガウェインは頑張ってくれたんだ。でも、その出方が……
手のひらぐりんってされた時、気持ち良過ぎて結構おっきい声出ちゃったのに、と……ろぉ……みたいなオノマトペで表現されそうな量と勢いでしか出なかったのが相当ダメージになったらしい。しかも二回目だから連続ボーナスでダメージ二倍
最後の最後を捻り出したのだから仕方ないのだけどガウェイン的に私だけじゃなく仲間にさえ顔向け出来ないくらいに不甲斐なかったようで……
「今後のためにも在庫管理はしっかりしておきたいと思います……」
「う、うん。そう、だね……」
「「「?」」」
本人はもちろん私だってこんなこと誰にも話せない。なので他のみなさんはこの謎の答えを知ることなくこの先も生きてもらいたいと思います。ハイ
- 179二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 23:30:52
- 180二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 06:54:12
続き楽しみ
- 181二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 07:45:24
今日は終わりですー部屋行けーって指示されて全員におやすみを言って部屋に入った。一目散にベッドへダイブし全身で大の字を描く。くそう、このベッドだけは最高だと思ってしまうのが悔しい……
昨日と比べて今日は回数が多かった。もしかして今後はどんどん増えていく……?なんか提示される条件も少しずつディープな方向に進んでる気がして、ああ、いやだ、眩暈しそう
指折り数え今日を振り返る。ほんとはしたくないけど私の場合部屋に入ってしまうとすることがないため勝手に浮かんで来てしまう。あーもう、とっととお風呂入って寝るか……と身体を起こした瞬間
──ピピピピピピピピピ!ヴィーヴィーヴィー!ウーウーウー!ぴーぽーぱーぽー!ピピピヴィーヴィウーウーぴーぽーピピヴィーぴーウー!!!
「ぎゃあッ!?」
室内に突如鳴り響く様々な警報音。それもかなりの音量だし、不協和音がひどすぎて反射的に両耳を塞いだ。う、うるさいってもんじゃないぞコレ!!!
「なになになになにー!!!?」
誰に向けたわけでなく叫んだ疑問はこれまた突如として解決した。ぱさっと一通の封筒が目の前に落ちてきたから。それを手にすると音が急に絞られ、手放すと一気にボリュームアップした。読めってか!わかったって!
「…………、何……だと……」
おい。おいおいおいおいおい。話が違くない?ねえ?そもそもそんな話してないって?それはそうだけど!力なく落ちた手から手紙がすり抜けた途端耳を殺す騒音が一斉に部屋全てを覆う。従わなければ私を絶対に寝かせないつもりだと察するのは簡単だった
「……」
手紙を拾い改めて中身を確認し私はふらふらとドアへ近付いた。すると待っていたと言わんばかりにドアが開き私に退室せよと促す。ばかやろー……
廊下へ出ると警報音はぴたりと止み、振り返る間もなくドアが閉まった。はいはい、わかってます、もう開かないんですよね、知ってた。仕方ない。仕方ないんだ。睡眠は何より優先すべきものなんだからそれを得るためなら………………いーやーだーよー!!!!
終わったと安心したところに飛び込んでくる一撃はより一層心を抉る。あーもう、ほんとさ……
何度も溜め息をつきながらとある部屋の前で足を止めた。そこに書かれていた名前は──── - 182二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 07:52:39
【おいたわしやこれまで一度も選ばれることのなかったパーシヴァル、ディルムッド、燕青の三名。ただただ偶然選ばれなかっただけの彼らがあまりにも不憫だと当方は目頭を押さえました
そこで当方は考え、思い付いたのです。マスター様に彼らを労っていただければよいのではないか、と
マスター様にとっても彼らは他に代え難き忠臣。これまでお世話になって来たことでしょう。それこそ命を救われた経験もありましょう。貴女は彼らに返礼をすべきなのです。貴女様自身を用いて
・隅々まですっきりきれいに致します!
・快適な睡眠には程よい疲労と自己肯定感です!
・爽快な目覚めのひと時をご提供します!
上記三つのシチュエーションをパーシヴァル、ディルムッド、燕青の三名の中から選出していきます。一度選ばれた者は次の選出候補から外されます
詳細は折々。まずは一つ目ですが────】
(ダイス神がすごい偏り始めたのでここらで救済措置を一つまみ……と言いつつただ単にスレ主が上記三名を書きたいだけのコーナーです)
全て鯖受け、普通イキ固定
・隅々まですっきりきれいに致します!
dice1d3=1 (1)
1・パーシヴァル
2・ディルムッド
3・燕青
- 183二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 16:48:36
わぁい救済措置だ!
- 184二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 17:25:36
これは一緒にお風呂入ってお背中(以外も)流す流れ……!?
- 185二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 17:41:24
隅々まですっきりきれいに…お風呂なら素股で大事なところもお互いにきれいきれいとかできちゃうわね(小声)
- 186二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:44:14
一つ目の超絶理不尽緊急強制ミッションの相手──パーシヴァルの部屋の前で私はドアを睨み付けていた。どうかこのまま静かにしていろと言う想いをこれでもかと視線に詰め込んで
「──え……、……マスター?」
「………………oh……」
しかしただの機能が人の感情なんかでその精度を左右されるはずもなく、ドアはきちんと己の役目を果たし私達を引き合わせる。直後視界を埋め尽くす一つの色の正体に気付き白目剥く代わりに天を仰いだ。ふざけんなよぉ……
パーシヴァルもさあ、なんで君はこちら側の人間のはずなのに管理者(仮)の意向に合わせたような格好してんの?謀反か?下剋上か?やり方がマスター特攻過ぎない?
「タオル一枚でお出迎えとかマスター聞いてないんだわ」
ドア開いた瞬間暗闇からぱつぱつ胸筋がドーン!!!とはみ出して来るとかどんなトラップだよ。この先のことも合わせてダメージえぐいんですが……心の中のひよこ達もぴよぴよのぷるぷるだよ……
「あ、す、すまない。湯浴みをしようと服を脱いだのは良いのだがなぜか冷水しか出なくてね……。仕方なく諦めて寝ようと思ったら全ての明かりが消えて着替えもままならず、ここだけが光っていたものだからつい寄ってしまって……」
「ありがとう。とてもわかりやすい説明だった。いつか一緒に管理者(仮)殴りに行こうね……」
こんだけこっちの自由を縛れるくせに直接的な干渉はしてこない。何がしたいんだほんと……わかんない……
わかんないと言えばパーシヴァルこそが言いたい台詞だろう。昨日は使えたはずのお風呂は使えないしいきなり消灯するし自分しか開けられないはずのドアが勝手に動くし挙句その先にはマスターである私が居るし。これから降り掛かるもののためだけにパーシヴァルを振り回し過ぎじゃない?
「それでマスターはどうして私の部屋に……まさか何かあったのかい!?」
「あったと言えばあったけど、違う……違うんだ、けど……」
「それは、どういうことだろう……?私に話せることなら聞かせて欲しい。どうかな」
屈んで文字通り同じ目線に立ってくれてありがとねパーシヴァル。身長差あると声聞き取りづらいし癖になってるんだよね。でもごめんね、屈むとタオルで隠せる範囲変わって危ういからさ、即刻体勢戻してもらっていい?
- 187二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 10:32:06
楽しく読んでますのほしゅ
- 188二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 20:02:19
訪問理由は部屋の中で、と入室を望むとパーシヴァルはすんなり通してくれた。私が部屋へ入ったのがきっかけだろう、失われていた光が次々と目覚める
間取りやら家具やらは同じだけど、やっぱり使用者が違うから自分の部屋とは雰囲気が違うように思う。部屋の隅に鎧のパーツが丁寧に置かれてるのが一番わかりやすい
「──それで、マスター。この場に来た理由を教えてもらえるだろうか。……裸体を晒したままですまないが」
「服に一歩でも近付いたら明かり消えるからね、仕方ないね」
この地味~な手の込みようよ……
私はパーシヴァルから目を逸らしつつ話す
ミッションをクリアしないとまともに寝られないどころか部屋にも戻れないこと。ミッションは三つあり、これまで選ばれてない三人の中から選出されること。最初の相手となるパーシヴァルに、これからしなきゃいけないこと
「──……私の身体を、マスターが手ずから、あ、洗う……!?」
「手紙には頭のてっぺんから足の指の間まで全部って書かれてた。全部綺麗にしなきゃクリアにはならないって」
長々と無駄にかしこまった文章で書かれていたが要約すればそういうことになる。パーシヴァルは話を聞くなり黙りこくってしまった。わかるよ
でも沈黙が続くのはシンプルに気まずいし、この後にもう一つ別のミッションが残っている。あの部屋と違ってここの時間はみんな同一の速度で流れているから向こうが眠りに就く前にこっちを終わらせないといけない。時間切れになったらどうなるのかわからない。──だから
「ほんとに悪いけど、なるべく早く済ませたいんだ。一緒にバスルーム、入ってくれる……?」
「…………あ……ああ。……状況が状況だからね。私も覚悟を決めよう」
幸いと言っていいのか脱衣所兼洗面所は結構広い。パーシヴァルと居ても狭いと感じないくらいには。だからすんなり二人で入れたのだけど背後で施錠の音が鳴った時はもう溜め息すら出なかった。どこまで入念に……
「……あれ?ない?ないな!?マスター、大変だ。ボディタオルがなくなっている!!!」
「あぁぁぁぁああ~~!!!」
ついでに言えばタオル巻いたままのパーシヴァルが中に入ろうとしたらどっかからブザーが鳴って独りでにドアが閉まった。溜め息の代わりに魂吐き出していいかなぁ!!!?
- 189二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 07:07:59
パーシヴァルが外したばかりのタオルが入れられたカゴの横に上着と靴下を畳んで置いた。下着の上に一枚あるから大丈夫、大丈夫。後でまた着なきゃいけないし、濡れないようにちゃんとしとかないと
壁と一体化したバスタブは私が入ると足が端にまで届かないくらい大きく、それが設置されてるバスルームも当然ながら広い。昨日はただ広ーい!としか思ってなかったけどこういうことのためだったんだ……。もうどこにも安心して過ごせる場所なんかないと言われているようで、きついわーマジきついわー。……ほんっときっついわー……
「……まず頭洗うから上向いて目瞑って」
「はい」
鏡を背にしてお風呂の椅子に座るよう促して私はその後ろに立つ。この時ばかりは私が目を瞑るわけにはいかないからパーシヴァルの頭に視線を固定することにした。そこ以外は見ない。見ない見ない見ない。少しでも下に目をやってみろ、見えるぞ、お、お尻が。────ぎゃあぁぁぁ
しっかりと濡らした髪にしっかり泡立てたシャンプーを纏わせて生え際から先に向かうように指を動かしていく。髪は太めでちょっと硬い感じ。見た目通りだ
「一応訊くけど力加減はどう?強いとか、弱いとか……」
「ちょうどいいよ。マスターの手付きは優しくて、とても気持ちがいい……」
「そッ!そか、そっかー!」
穏やかな声色で返された言葉に一人心臓と声を跳ねさせる。パーシヴァルはただ単に頭洗ってもらうのが気持ちいいって素直に言っただけでそこに他意を見出す方がおかしいんだ。普段ならそう思えるけど、片や全裸でこの後することを考えたら……うん、やっぱそう考えちゃうよねって話で、湯に浸かっているわけでもないのに顔が熱くなる。鏡背中に向けててやっぱ正解だった
「──あっ!違う!今のは変な意図はないんだ!誤解しないでもらえると助かるのだが!」
「ッわかってるわかってる!パーシヴァルだし、わかってるって!あ、流すから動かないでしっかり目閉じてて!皺出来るくらいギュッと!!」
「了解した!」
シャワーの音が満ちている時は自然と会話が無くなるからいっそこのまま出しっぱなしにしておきたい……墓穴と言うかパニクって要らないこと言いそうで怖い
普段自分がやってるやり方で洗って流して、なんの問題もなく頭は終わった。……終わっちゃった
- 190二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 16:11:00
ほしゅ
- 191二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 22:12:24
wktk
- 192二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 07:12:54
手のひらに軽く爪立ててがしがしボディーソープを泡立てながら私は考える。全身ってどこまでを指しているのか、と
身体……首から足までは全部で確定。でも顔は?パーシヴァルって普段洗顔フォームとか使って洗う人なんだっけ……。洗面台にもバスルームにもそれっぽいものはなかったからそこは水でばしゃばしゃしてるだけ?だったら私もそれに倣えばいいのか?それとも顔は全身の範囲外?ボディーソープで顔まで洗うのはちょっと……。わ、わからん……
「くび、首から行くね」
疑問は解決しないけれど時間がないからいつまでもそこに引っ掛かってるわけにもいかない
努力が実を結んだのか手から零れ落ちそうなくらいもっこもこになった泡を両手に分けてそっとパーシヴァルの首に乗せ、そのまま手のひらを押し付けて擦り付ける。肌に一番刺激を与えないのは手だってのは聞いたことあるけどこれほんとに綺麗になる……?なんか洗ってる感あんまない……。でもわざわざボディタオルを奪ってまで手で洗うことを強制して来たんだからこれでだめとは言わせない。そんなことをもしも言おうとするならこの泡食わせてやるぁ!!!
「次、あごと、耳裏」
心の中はやかましいのに口から飛び出すのはもはや単語だった。視線は相変わらず頭に固定してるから不意に変なとこへ滑ったりしないよう意識を指先に集中させてるのもあって上手く喋れないのだ
太く逞しい首から耳の裏、顎下に指を滑らせるとパーシヴァルが小さく息を吐いた。くすぐったかったんだよね?ね?ごめんね!!!!!!
それから肩、腋、腕、手、背中、天井をガン見しながら腰回りと洗っていった。腕洗おうとしたら気を利かせて自分から肩の高さまで持ち上げてくれたりして作業は案外スムーズに進んでいた
そんな協力態勢で居てくれてるのに脇腹洗ってる時「ん……っ」って吐息を零させて悪かったね!力加減ミスったかな!?それともあれかな、爪当たっちゃったかな!?くすぐったかったねそうだよねそれしかないよねゴメンネ!!!!!!!!
- 193二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 15:00:24
毎日更新されてて感謝
- 194匿名24/10/29(火) 17:59:42
そろそろ次のスレがいる?
- 195二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 21:44:34
- 196二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 00:11:07
スレ立ててくれたのでウメウメ
- 197二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 00:25:46
埋め
- 198二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 09:00:25
埋め。楽しく読ませてもらってます
- 199二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 09:01:13
埋め
- 200二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 09:01:23
埋めた