【ウマ娘SS】ウチの王子様

  • 1二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:05:01

    ウマ娘のSSです。
    書き溜めはないのでのんびりと投稿していきます。
    注意
    ・ヘリオス視点で進んでいきます
    ・怪我などの描写有り
    ・恋愛関係には至らない関係で終わらせる予定ですが百合に近しい描写になるかもしれません
    ・文章力が低いです

  • 2二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:05:15

    期待

  • 3二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:05:40

    ———ウチの名前はダイタクヘリオス!今日はウチの親友のメジロパーマーことパーマーのことをお話するからよろしくゥ!




    ———パーマーと出会ったのは、ウチとパーマーがまだトレセン学園で学生だった頃。
    正直に言えばあの頃のウチらはあんまりパッとしない成績だったと思う。周囲から聞こえてくる名前は「トウカイテイオー」「メジロマックイーン」の名前ばかり。別にウチもパーマーもそれに嫉妬してたりはしなかったけど、勝てずに有名になることが出来なくて2人とも歯痒い思いをしてた。
    ウチがレースに負けて、その悔しさを学園の大樹のウロにぶちまけていた時。
    それがウチとパーマーの運命の出会いって奴だったんだと思う。
    「ど、どうしたん?」
    困惑した様子でウチに声を掛けてくるパーマー。何をそんなにオロオロしていたのか未だにウチにはわからないけど、初めて出会った時にパーマーはずっとそんな調子だった。
    「よ、よくわかんないけど、悩みあるなら話聞くよ?」
    「それな!!!」
    戸惑いながらもウチの悩みを聞くと言ってくれたパーマー。そういうとこ大好き!
    そこからウチはパーマーに話を聞いてもらおうとしたんだけど……
    「あざまる水産!」「mjk」「別件バウアー」
    流石はメジロ家のお嬢様。ウチの使うパリピ語はわからなかったみたい。
    そうしてウチがパリピ語を教えるという形で、2人の交流は始まった。

    ひとまずここまで。
    夕方以降にまた書いていきます

  • 4121/09/10(金) 09:06:27

    それとアニメ時空でしばらくアニメの描写が続きます。

  • 5二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:07:30

    期待
    頑張って

  • 6二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:19:52

    楽しみ!

  • 7二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:20:25

    保守しとく

  • 8二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:23:08

    保守

  • 9二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:23:16

    保守

  • 10二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 09:23:26

  • 11二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 11:17:28

    待ってる

  • 12二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 11:18:19

    保守

  • 13121/09/10(金) 18:39:15

    これからちまちま書いていきます

  • 14二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 18:39:35

    待ってました

  • 15121/09/10(金) 19:26:16

    ——— あれから暫くしても、ウチとパーマーの交流は続いてた。
    パーマーは真面目で、ウチのパリピ語勉強会を夢中で楽しんでくれていた。そうして笑うパーマーの顔も見ていたら、ついついウチも張り切っちゃう。
    もちろんただパリピ語を勉強していたわけではなく2人でトレーナー達に相談して一緒にトレーニングをする機会も多くなった。
    初めてパーマーと併走した時のあの日のことをウチは忘れないと思う。
    ウチもパーマーも走り方が少し変わっていて、風の抵抗を避けるために半身を下げながら走るウマ娘が多い中、ウチらは2人で完全に上体を起こしながら走る、ヒトの陸上に近い走り方をしていた。
    …… そうして始まる併走。トレーナーの掛け声と共に走り出す。
    もちろんウチは最初から全力!大逃げしか勝たん!
    メジロ家であるパーマーを相手に油断をしていた、なんてことはない。
    コンディションもバッチリだった。
    それなのに、ウチはパーマーに追い付くことができなかった。
    一歩一歩を全力で踏み締める。それでも、距離は縮まらない。
    ちょっと悔しかったし悲しかった。だって私の全力なのに。
    でも、同時に私はその背中に憧れた。
    だって、あの時のパーマーの背中は距離が広まるたびに小さくなっていくはずなのに、大きく見えたから。すごい、私もこうなりたい。
    そこからウチの目標はメジロパーマーになった。

  • 16二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 19:30:07

    このレスは削除されています

  • 17121/09/10(金) 19:30:35
  • 18121/09/10(金) 19:58:23

    ——— あの併走の日から数週間。天皇賞が間近に迫っていた。
    ウチはとにかくとしてパーマーが不安そうにしていたので
    トレセン内の占い屋さんを紹介してあげちゃった!
    占い師さんの占いの結果は……
    「 大逃げ、超逃げ、爆逃げ!」
    そう、占い師さんに占ってもらった日にパーマーとウチは『爆逃げコンビ』になった。
    人生に黄金期というものが存在するのなら、ウチの黄金期はここから始まる。
    そして、天皇賞当日。
    スタート前にマックイーンの蹄鉄が外れるアクシデントこそあったが無事に天皇賞は始まった。
    爆逃げ宣言の通り、最初から全速力で走り出すパーマー。
    「ヒアウィーゴー!!」
    他のウマ娘との差はグングンと開いていく。ウチも応援に力が入る。
    パーマーは優勝してもおかしくなかった。
    でも、そうはならなかった。
    後半に進むに連れて他のウマ娘も溜めていたスピードを解放して、パーマーの後を追う。
    その中でも群を抜いていたのはメジロマックイーンとトウカイテイオー。
    パーマーはその2人に抜かれてしまった。
    でも、パーマーは最後まで諦めていなかったと思う。
    出会って間もない関係だけどウチらは既に爆逃げコンビ。パーマーの目から闘志が消えていないのはわかっていた。
    結果は3着、1着こそ逃したけど周囲からの評判は「マックイーンとテイオーがいる中頑張った」と良い方だった。パーマーはそう思っていなかったみたいだけど。
    「あー…、悔しいなあ。もうちょっとだったのに…」
    ライブの後、ウチの前にやってきたパーマーは困ったように笑いながらそう言った。その目には涙が滲んでいたのをウチは見逃さない。普段は凛々しく見えるパーマーがその時ばかりはか弱く見えて、抱き締めずにはいられない。
    静かに涙を流すパーマーが落ち着くまで、私は親友の頭を撫でていた。

  • 19121/09/10(金) 20:19:55

    やばい眠いので取り敢えず打ち止め。頭働かない。
    此処から少し曇ります

  • 20二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 20:20:40

    おつおつ
    保守しておくからゆっくり書いてね

  • 21121/09/10(金) 20:21:27

    ワードからコピペしてるんで見づらいですかね。アドバイス等あれば書いていただければ出来る限り適用します

  • 22二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 20:32:14

    気にしてなかったら全然いいんだけど「———」の部分は「けいせん」って打つと出てくる「─」をつなげると「───」みたいにくっついて表示されるよ

  • 23二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 20:35:28

    まつやで

  • 24二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 23:00:38

    あげ

  • 25二次元好きの匿名さん21/09/10(金) 23:34:59

    好きです応援してます

  • 26二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 01:52:47

    あげ

  • 27121/09/11(土) 08:25:41

    おはようございます、またこれから書いていきますね

  • 28二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 19:01:50

    保守

  • 29121/09/11(土) 20:24:21

    ─── あの天皇賞の日からウチとパーマーは何度も走り続けた。
    練習の日でも一緒に走ったし、レースの日でも一緒に走った。
    …… それでも、ウチがパーマーに追い付くことはなかった。一度もパーマーに勝てなかった、というわけではなく。確かにパーマーより先にゴールすることもできたけど、そんな時はいつだってパーマーの調子が悪い日だった。
    ウチのコンプレックスは、少しずつ、少しずつ溜まっていく。
    でも、そんなコンプレックスはパーマーとの仲の間には些細なものだった。
    だって、ウチはパーマーに勝つことよりも仲良しでいることの方が好きだったから。
    宝塚賞の時には特にそう思った。
    「私達、ズッ友だよぉぉおお!!」
    爆逃げの途中、スタミナ切れでスピードの落ちてきたウチにパーマーはそう叫びながらスピードを維持してそのまま逃げ切り一番を勝ち取った。
    あの日のライブのパーマーはマジきゃわたん!しゅきしゅき!!
    その後、テレビの取材に出たパーマーはウチのことを話題に挙げてくれた。
    本当に、本当に大好き。
    だからウチも頑張らなきゃって、そう、私はそう思っていたのに。

  • 30121/09/11(土) 20:49:56

    ─── 頑張らないと、と思っていたのに。
    ウチのスピードはそこから速くなることはなかった。つまり、ウチの身体に限界が来ていた。
    メジロ家の血筋か、あるいは本人の資質か。パーマーのスピードは未だ伸びを見せていたけど、そんな彼女に付き合って爆逃げを続けていたウチの身体はもうボロボロだった。
    もう走るのが辛かった。走りたいのに、爆逃げしたいのに、脚が痛む、肺が痛む。
    一歩踏み締める度に骨は軋み、肺に呼吸が取り入れられない。
    前はこの距離をこの速度で走ってもなんて事はなかったのに今はそれが苦痛でしかなかった。
    「ヘリオス……、大丈夫……?」
    そんな状態のウチの変化にパーマーが気付かないはずがない。
    併走の後、膝に手をついて必死に呼吸を整えているウチを心配するように声を掛けてくるパーマー。
    「へ、ヘーキヘーキ!は、ぁ……ウチのことよりパーマーがしっかりしないと!だって、もうそろそろ有馬っしょ?ウチに構ってるよりも練習した方がいいって!」
    無理矢理に笑顔を作りながら、ウチはそう答える。
    …… 自分への苛立ち、未だ速いままのパーマーへの嫉妬、そんな感情のせいでつい冷たい口調になってしまった。
    「そっか……、それならもう一周してくるね……」
    パーマーは眉を下げながら、私に背を向けまた練習を再開した。
    ウチはトレーニングをそこで終わらせて自分の部屋に戻る。
    誰もいない暗い部屋、電気も付けずに自分のベッドに身を預ける。
    ……もう、走れない。パーマーと一緒に。それが寂しくて、悲しかった。

  • 31二次元好きの匿名さん21/09/11(土) 21:19:47

    ああ……いい、いいですね……!

  • 32121/09/11(土) 21:45:34

    ─── あれから暫くして、未だしこりを残しながらもウチとパーマーは互いにまた笑っていた。そうして有馬記念が始まる。
    圧倒的強さを誇るビワハヤヒデと、幾度もの骨折を乗り越えてまたターフに戻ってきたトウカイテイオーに周囲の話題は攫われていた。
    でも、ウチの推しはパーマー一筋。
    パーマーの名を呼び、応援をしていると開くゲート。有馬記念が始まった。
    今回も当然爆逃げを始めるパーマー、強者相手に余裕のなさそうな表情だったけど調子は悪くなさそうなパーマーは先頭を突っ走る。
    …… レース後半、ビワハヤヒデが追い上げてくる。パーマーも頑張っているけどスタミナもあって抜かれてしまう。 でもこのレースの結果を、多分誰も予想できなかったと思う。
    最終的に一位を取ったのはトウカイテイオーだった。
    観客席からトウカイテイオーを祝福するために他の子達とトウカイテイオーに抱き着くパーマーの姿が見えた。そんなパーマーの優しさが好きだった。
    でも、不意に遠くに泣いているマックイーンの姿が見えた。悲しくて泣いてるんじゃない、嬉しくて泣いて、その後笑っているようだった。一位を取ったトウカイテイオーに勇気づけられたような顔だった。
    それは喜ばしいことのはずなのに、ウチの、私の心の中は真っ黒に染まる。
    「どうして」
    私が小さく呟く。私のパーマーは優勝できなかった、勇気をもらうこともできなかった、勇気をもらっても私がどんなに努力しても私がパーマーの隣に並ぶことも、パーマーと一緒に走ることももう敵わない。
    私はそんなみんなを見ていられなかった。
    ライブを見ることもせず、1人寮に戻った。

  • 33二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 03:15:29

    保守

  • 34二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 08:00:47

    待ってるよ

  • 35121/09/12(日) 08:27:00

    後2回か3回ほど投稿したら終わる予定です

  • 36二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 17:11:36

    保守

  • 37二次元好きの匿名さん21/09/12(日) 23:12:36

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 06:20:23

    保守

  • 39二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 14:13:50

    保守

  • 40二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 14:17:41

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 15:48:01

    トレセン内の占い師…一体何カネ何キタルなんだ…

  • 42二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 19:55:25

    生きがい

  • 43121/09/13(月) 19:55:49

    今日こそ!!今日こそ書きます!!!!!!構想はあるんで!!!!!!!

  • 44二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 20:05:41

    いくらでも保守するんで自分大事にせな

  • 45二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 20:06:54

    筆が乗らない日もあるよね、わかるわかる
    待ってるから気楽にね

  • 46二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 21:19:20

    さすがにスレ埋まりきるまでには書いて欲しいけどね!
    楽しみに待ってます!

  • 47121/09/13(月) 21:42:26

    ─── あれから、私は走ることをしなくなった。
    走ろうと思ったこともあったけど、いざ走り出そうとすると脚が竦む。
    一応大活躍というわけではなかったけど、ある程度の功績を認められて私は卒業できることが確定していたからもう走らずとも卒業を待つだけでよかった。
    走ることをしなくなった私は、ただ卒業までを無為に過ごす。
    大親友のパーマーは未だ走り続け、私は走らない。
    必然的に一緒に過ごす時間は短くなり、……しばらくして話をすることもなくなった。
    走らない私と過ごしてパーマーの大事な時間を奪うわけにはいかないと思っていたし、多分パーマーもそれを察していたんだと思う。
    走らない期間は、パーマー以外の友達と買い物に行ったり遊びに行ったり。
    楽しかったけど、でも私の胸にはぽっかりと穴が空いているようだった。
    「……さびしいなあ」
    部屋のベッドに寝転びながら、私は呟く。
    私が走ることができたなら、こんな思いはしなかったのに。
    自分の身体が憎い。
    パーマーに追い付きたい、パーマーと走りたい。
    ……それが出来ないのが悔しくて、私は、1人泣いてしまう。
    そうして、時間は過ぎていく。

  • 48121/09/13(月) 22:09:31

    ── 無駄な時間が過ぎて、あっという間に卒業の日。
    卒業式の後には卒業パーティーが行われるのが恒例になっていた。
    この時にはみんな正装で、派手な格好が主な私もこの時ばかりはドレスを着てみたりして。
    ……大好きな青を基調としたドレスは、昔憧れたお姫様みたいで、ちょっとテンション上がる。
    そんな調子で浮き足立ちながら、パーティー会場に向かう。
    パーティーでは食事をしたり、談話をしたり、最後にはダンスを行うことになっているらしい。大体の子は、前もってトレーナーと踊る約束を取り付けていたり、友達同士で踊ることに決めていたらしく、残念ながら私は踊る相手を見つけることができなかった。
    踊り始めるみんなを遠巻きに見ながら、綺麗だなあ、なんて思う。
    もう少し上がるような曲なら身体が勝手に動き出すんだけど…。
    「そこの寂しげなお姫様、どうか私と一曲踊っていただけませんか」
    そうして寂しそうな私に、王子様…違う、私の親友、パーマーが声をかけてくる。
    白いタキシードに身を包んだパーマーは私の前に立ち、私の手を取る。
    ギャル語も板について、立派にギャルとして振る舞っていたパーマーの様子はこの時ばかりは違った。それこそ童話に出てくるような王子様。
    優雅に私の手を引き、そのままダンスに誘っていく。
    流石はメジロ家のお嬢様、こうしたダンスに慣れない私と一緒に踊ってくれた。
    不意にパーマーと目が合う。パーマーの碧い瞳が私を見据える。
    そうして踊っていたら、私の心のもやもやが消えていくのを感じる。
    そこからのことはよく覚えていない。ただパーマーに身を任せ、楽しんでいたらダンスの時間が終わっていた。どうやら私達は周りの注目を集めていたらしく、周りからは讃えるような拍手が鳴る。

  • 49121/09/13(月) 22:09:52

    そのままパーマーが私の前に膝をつく。
    「ヘリオス、……ヘリオスが走れなくなったこと、気付いているよ」
    私を見上げ、パーマーが言う。その表情は真剣なものだった。
    「…うん、ごめんね、パーマー。私、走れなくて……だから、そばにいるのが、つらくて……でも、一緒にいられないの、寂しくて……」
    ようやっと、本心を伝えられた。勝手に涙が溢れ出てくる。抑えていた感情が抑えられない。
    「 ヘリオス、ヘリオスのお陰でアタシは速くなれたんだよ。……だから、アタシが今度はヘリオスを連れて行くよ。ヘリオスと一緒にじゃないと、アタシは爆逃げできないからね!
    ……だから、アタシから離れないで、一緒にいてよ。……アタシも寂しいからさ」
    パーマーの言うこと、全てが嬉しかった。もう何も考えられない、うん、うん、って頷くしかできなくて、私はただ私の前に膝をついているパーマーに抱きつく。
    そこからはもう2人で大泣き。離れていた間を埋めるように、泣き続けて、そして最後には笑っていた。

  • 50121/09/13(月) 22:19:58

    ─── 卒業後、なんとウチはトレーナーの勉強を始めた。
    なんでって?そりゃもちろんパーマーのために!もう走ってパーマーの隣で逃げ切ることはできなくなってしまったけど、他にパーマーの爆逃げを支える方法がないかを探った結果がトレーナーになることだった。
    勉強は苦手だけど、パーマーのためと思ったらなんだって頑張れた。
    そうして数年後、ウチは無事にトレーナーの資格を経てトレーナー見習いとしてパーマーのトレーナーさんの元で働くことになった。
    卒業以来、初めてパーマーの全力を見た。
    速い。あの時よりも確実に。もう、ウチじゃ絶対に追い付けない。
    でももう悔しくなかった、今のウチはパーマーをもっと速く、神逃げさせてあげたくなっていた。
    「ヘリオス!アタシの走りどうだった!?」
    走り終え、ウチの方に笑って手を振るパーマー。
    「チョー速いじゃん!ヤバタニエン!!でもでも、これからはウチがもっと速くしてあげるから!!」
    形は変わってしまったけど、ウチとパーマーは大親友で



    ──── 爆逃げコンビなんだから!

  • 51121/09/13(月) 22:20:37

    と言うわけで完結です。SSまともに書くの初めてなので終盤は若干違和感覚えつつ書いてました…またいつか書くかもなのでその時はお願いします

  • 52二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 22:21:35

    >>51

    お疲れ様!完結できてえらいぞ!

  • 53二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 22:21:54

    すばらしい……
    なんちゅうもんを書いてくれたんや……

  • 54121/09/13(月) 22:23:00

    ダンスパーティーのところでヘリオスの手の甲にキスをするパーマーも見たいなあ、と思ってたけど入れられませんでした…爆逃げコンビいいですよね…

  • 55二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 22:35:56

    おつおつ
    いい話だった

  • 56二次元好きの匿名さん21/09/13(月) 22:54:38

    おつ
    よかった…

  • 57121/09/13(月) 22:55:53

    南坂Tの話とか書いてみたいですね、恋愛方面で書きはしないと思いますが

  • 58二次元好きの匿名さん21/09/14(火) 10:44:07

    好き…

  • 59二次元好きの匿名さん21/09/14(火) 14:53:12

    良かった……
    南坂tの話も機会があったらぜひみたいです

オススメ

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