【🎲・閲覧注意】真昼の星をさがしてpart2

1二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 22:39:05

「マグカップ組＆ラウダ・ニールでオリジナルシナリオを、独自ルールで遊んでいく。

　シナリオを進めるキャラとは別にメタ視点の僕たちワイプ組の反応も入るよ。

　現在は最終章に入ったところだね」

「先生は敵ってことでいいんじゃないのもう」

「PCが先生を信頼したがっているのがネックだな…」

「ダイス失敗したけどどうなるんだ」

「先生がどんな能力を持っているのかも謎のままですよね…」

「…これ、ちゃんとハッピーエンドになるのかな…」

「本シナリオではCP要素を含まない予定ですが…ダイススレなので何が起きるかわかりません。

　CPが成立したとして左右は明言しませんが、こだわりの強い方や地雷のある方はブラバ推奨ですよ。

　それと展開によっては猟奇的な展開や性癖モロ出し、死亡描写ありになる可能性がありますのでご注意ください」

2二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 22:40:20

「私はすごいえらいつよい愛の女神。

　語気の強いレスやレスバはサクッと撃滅しますね。愛の女神なので。

　CPに関する質問や展開への不満も基本的にスルーです。愛の女神なので。

　合わないと感じた方はそっとブラバ＆理想のスレがあるなら自分でレッツスレ立て！ですよ」

「本スレでは独自ルールを採用している。

　広く知られているTRPGとは異なり、ダイスを振った際の成功値は『定められた数値以上の出目』となる。

　探索技能が60％で成功する場合、出目が41以上で成功といった形になるよ。

　今回のシナリオではほとんど成功・失敗の判定がなく、選択肢による状況の変化が多くなる予定。

　キャラのロストに関しては…ノーコメント。

　…他に説明を忘れていることがあれば、都度説明する。

　数字を処理するのはこちらの役割だ。閲覧している人は展開を楽しんでほしい」

3二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 22:41:49

「今までのまとめですが…途中で更新できなくなったので、中途半端ですね…」

x.gd

4二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 22:43:23

「こちらは単発のまとめリンクだけど…更新が止まっているね。

　別のページを新しく作るべきか…」

x.gd

5二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 22:47:06

「本シナリオの登場人物を紹介する」

エラン：家族を亡くし、孤児院へやって来た少年。一番の新入り。

備考：どうやら『夢を現実にする』能力を持っているらしい…。

ラウダ：他者との関りを拒絶しているが、グエルとは比較的よく話すようだ。

備考：触れたものを視線の先に移動させることができる。制御が難しいようだ…。

グエル：常に厚着をしているが、寒さに震えていることが多い。人懐こい面がある。

備考：冷気を生じる体質。放っておくと自身も凍えてしまうらしい。

スレッタ：昼間はほとんど部屋にこもり、外に出ようとしない。夜になると孤児院の周囲をうろついているようだ…。

備考：光をエネルギーに変えて蓄えることができる。

ミオリネ：視力に問題があるらしく、常に誰かと行動を共にしたがる。

備考：他者の視界を共有することが可能。

シャディク：詳細不明。

6二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:00:26

「…お前たち、エランをこのままにしておいたら…

　どうなるか、わからないのか？」

「え？」

「少なくとも…俺は昨晩、エランの夢に殺されかけた」

「！？」

「こんな危険な能力の持ち主…処分する以外の道はない。

　幸い、上もすんなり許可を出してくれた。

　やるなら今、エランが眠っている間が最適だ」

「………見過ごすことはできない、と言ったら？」

「ああ、友達想いなのはいいことだな。

　だが…お前たちに、俺が止められるか？」

7二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:05:16

「さて…ケレス先生の戦闘に対する意欲を決定しましょう」

「はあ～？教師が生徒に手を出すとか許されないんだが？」

「意欲が低ければ、こちらから手を出さない限りは言葉による脅しに留まる…はず。

　ただし、5ターンが経過すると…あまりいい結果にはならない」

「ええ～！」

「頑張ってくださいね、皆さん」

ケレス先生・戦闘意欲

dice1d100=12 (12)

8二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:08:08

（先生は…言葉ではああいうものの、動く気配はない。

　まだ、説得することはできるかも…）

（…先生の言う『上』っていうのが、どんな人たちなのかわからないけど…

　あんまりのんびりしていていいんだろうか？って疑問はあるな…）

（処分って言ってたし…のんびりしてる時間はないのかも…？）

（そもそも、どうやって処分を…？）

「………」

出目が76以上で強硬策に出る

dice1d100=18 (18)

9二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:11:26

～2ターン目～

「その…先生、エランとは血縁…なんだよね」

「ああ、そうだったな」

「そうだったな、って…その、何か思わないのか。…死なせたくない、とか…」

「………」

dice1d100=12 (12)

50以下で本音が見え隠れする…？

10二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:14:56

「そうは言っても、役に立たないからな」

「…役に…？」

「考えてもみろ。生きているだけで危険な、いつ爆発するとも分からない爆弾…それが魔女だ。

　役に立たなければ、処分もやむを得ないだろ？」

「…そんな…そんなこと…！」

「ないって言えるのか？…なあ、ミオリネ。お前の両親は…どうして死んだんだった？」

「っ…」

「先生…？」

ケレス先生・戦闘意欲

dice1d100=29 (29)

11二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:18:21

「お前たちは素直ないい子だろ？

　だから…エランとは違うよな。

　このままここで、いい子にして待っていれば…明日から、今まで通りの生活ができる」

「そんな…友達が死んだのに、今まで通りなんて…」

「最初から死んでいたようなものだと思えばいい。

　俺が拾わなきゃ、逮捕されて処分されていたさ」

「………」

出目が76以上で強硬策に出る

dice1d100=1 (1)

12二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:20:23

「あのさあ」

「ダイスが悪い」

「僕のこと助ける気、ある？」

「別に今まで通りの生活でもいいかなって」

「ラウダ？」

13二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:23:47

～3ターン目～

「…思い通りにならなければ、処分するというなら…

　僕たちも、いつまでだって無事とはいかないはず」

「！…それは…（そうかもしれない。…だとしたら…）」

「おいおい。俺がお前を処分するとでも？」

「………僕には君がわからない」

「そいつはお互い様だ」

「先生…やっぱり、その。危険だとか何だとか言われても、俺はエランに生きててほしいよ」

「…やれやれ」

ケレス先生・戦闘意欲

dice1d100=85 (85)

14二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:24:34

急に爆上がりするじゃん

15二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:30:44

「仕方ないな。…お前たちはそれなりに優秀だと思ってたんだが」

「先生…？」

「まあ、代わりがいないってわけでもないさ」

「…え？」

「…皆、気を付けて。彼の力は守りに優れているけれど…攻撃に向かないというわけでもない」

「ど、どういうこと…ですか…？」

「制圧して…見込みのあるやつ以外は、まとめて処分といくか」

「な…！」

16二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:33:45

「はい」

「はい？」

「ダイスを振って…対抗できそうな能力の持ち主が上回れば、何とかなるかもしれない」

「あ、アバウト」

ケレス先生：dice1d100=38 (38) +50

ラウダ：

グエル：

スレッタ：

ミオリネ：

「テトラがいない件」

「戦闘向きではないという設定なので～」

17二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:34:55

「…名前欄だけ作ってダイス振るのを忘れ奴～～～」

「気を取り直してダイスを振ろう」

ケレス先生：88

ラウダ：dice1d100=92 (92)

グエル：dice1d100=47 (47)

スレッタ：dice1d100=80 (80)

ミオリネ：dice1d100=84 (84)

18二次元好きの匿名さん24/09/27(金) 23:35:59

「（よりにもよってそうなったかあ、という顔）」

「（想定していたルートではあるけど、という顔）」

「やめろその反応」

19二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:22:19

☆

20二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:35:39

「全く、教育っていうのも楽じゃないな。いっそ薬ででも言うことを聞かせられれば楽なんだけど。

　それか、その手の力の持ち主を引き入れるか…」

（…会話で意識を逸らそうとしているんだろうが…

　手をこちらに向けて、何をする気だ？距離を取った方がいいか…）

（本気で私たちを…？だとしたら、どうしても皆より動きの遅れるミオリネさんは下がっていてもらった方が…）

「…み、ミオリネさん、ごめんなさい！」

「わ、何、急に持ち上げないで！？」

「グエル、君も下がって」

「え？あ、ああ」

「対処が遅いな。浮いた駒は取らせてもらう。

　…落ち着いたらその手の訓練も必要か」

21二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:47:36

「…？　――――？　―――――ッ！！」

「ど、どうしたの！ねえ、グエル！」

「あ、あれ…グエルさん！？どうして、声が聞こえなく…

　あの、膜のようなもの…のせい？」

「それに、こんなに近くにいるはずなのに…グエルの視界が見えないなんて」

「…動揺しないで、彼の動きに注意して」

「…そう、だな。先生をどうにかすれば、グエルは助けられる…。だろ、テトラ」

「うん」

「俺をどうにかするって、簡単に言ってくれるね」

「…先生…」

スレッタ：dice1d2=1 (1)

1：戦う　2：逃げる

22二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 07:55:35

「わ、私…先生のこと、止めます。

　グエルさんを解放して。…エランさんのことも…見捨てたり、しないで」

「へえ。お前はもっと大人しいと思ってたんだが。

　…心の中ではこれを望んでたのか？

　大義名分のもとに、存分に暴れられる機会を」

「な…そんなこと、私…！」

「スレッタがそんなこと思うはずない！どうしてそんなひどいこと…！」

「責めてるんじゃない。なあスレッタ。

　心のままに暴れて、敵とみなした相手を打ち倒したいなら…俺の元に戻ればいい。

　好きなだけ、その力を使わせてやれる」

「…しません、そんなこと！私はもう、誰も…」

「ああ。故郷で起こしたような事件は、起こしたくないよな。

　あんなふうに、誰かを助けようとして責められるんじゃ割に合わない。

　だが、俺と来れば…国のため、正義の名のもとに力を使えるんだぜ？」

23二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:01:08

「…だとしても！友達を裏切るなんて、したくない！」

「スレッタ、真っ直ぐ向かって行ったら…！」

（いや、しかし…あの速さなら…？）

「ふ…熱くなり過ぎだ」

「っ…今度は、スレッタの視界が、見えなく…」

「―――――！！」

「グエルがどうなったか、目の前で見てたはずなのにな？

　これだから子供は」

（先生が手をかざすと、そこから…半透明の膜のようなものが出現した。

　いわゆる、障壁…バリアを生じさせる能力…？）

「…ラウダ」

24二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:05:17

「テトラ…？」

「…ここでは分が悪い。どこか、別の部屋に行こう。

　物が多い場所の方が、彼の力は届かせにくいはず」

「あ、ああ。…詳しいんだな」

「…ミオリネ、行こう」

「ま、どこへでも好きに逃げるといい。

　時間が来れば…それで終わりだ」

「………」

（どういう意味…？）

ミオリネ：dice1d100=20 (20)　61以上のみ

25二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:06:43

（わからない、けど…

　時間が過ぎるほど、私たちが不利になる…？）

「………」

dice1d2=1 (1)

1：聞く

2：聞かない

26二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:09:56

「…呼んだの」

「ああ、そうだけど？」

「………そんなに、あっさり。

　やっぱり、君は…君にとって、僕たちの命なんて、そんなものか」

「…何の話だ？」

「懇切丁寧に話してやってもいいけど…お前たち、逃げなくていいのか？

　それとも白旗を振って命乞いでもしてみるか？」

「命乞いって…」

「どのみち、もう生かしておくつもりはないらしい。

　…交戦を決めた時点で、そうだった？」

「さてね」

27二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:15:15

（とにかく…逃げないと。

　外は…仮に先生が追い掛けて来なかった場合、戻る前にエランが殺される…こともあり得るか）

（どうすれば…どう動けば、私たち全員、助かるんだろう…？

　グエルもスレッタも、あの、よくわからない膜の中で…

　先生が自発的に解放してくれるとも思えない…）

（…きっと、もう、道は一つしかない）

「ほら、どうするんだ？可愛い子供たち。

　このまま素直に捕まってくれれば、先生としては楽なんだがな」

「私…決めた」

「ミオリネ…？」

「………」

「おっと。素直に先生の元へ戻る気になったか？」

28二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:21:04

「…ごめんね、二人とも」

「そんな…！ミオリネ、どうして…」

「お利口さんだ。お前は一番素直で、一番役に立ってくれたからな、ミオリネ。

　これから先の働きにも期待できる」

「………そう。嬉しいな、先生。

　そんなに…私を信じてくれるなんて…！」

「…おいおい。どうした？しがみついたりして」

「二人とも！今のうちに離れて！」

「…ああ、そういうことか。健気だねえ」

「み、ミオリネ！そんなことしなくていい！一緒に…」

「いいから！テトラ、何か思いついてるんでしょ！？だったら早く行って、何とかしてよ！

　…それから…助けてくれるって、信じてるから！」

29二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:24:41

「…わかった。行こう、ラウダ」

「…ミオリネ、後で必ず助けるから！」

「…はあ。美しき友情ってやつか」

「こうやって…くっついてれば、あの膜みたいなのも出せないでしょ…！」

「ああ、そうかもな。けどな、ミオリネ…」

「…？……きゃあっ！？」

「小柄で非力なお前の力で、大した時間が稼げるわけないだろ？」

30二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:29:16

「さてと」

「ケレス先生サイテーーー！！！」

「教師失格だな…」

「もはや人間失格ですよ」

「脱落組が何か言ってますね。ところでミオリネさん、ダイスを振ってください」

「なんで？」

「いいからいいから」

「…？いいけど」

dice1d99=80 (80)

31二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:32:30

「ミオリネさん」

「何？」

「ダメージ80って…どんなものだと思います？」

「え…？」

「………そうだね。dice1d3=1 (1)

　1：何とか自力で動くことはできるけど、相当な大怪我

　2：自力で動くことはできないものの、意識はある

　3：意識が朦朧とするレベルで虫の息

　としよう」

「待って？」

「ケレス先生、想像以上に腹を立てていたみたいですね」

「待って！？」

32二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:36:27

（背後から…ミオリネの、悲鳴が…）

「ラウダ。このまま、音楽室へ行こう」

「…どうして、音楽室に…？」

「………ごめん。

　僕は、君に、ひどい役目を押し付けようとしている」

「………」

dice1d100=8 (8)　+30

51以上で覚悟を決める

33二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 08:39:46

「どうしてそこでヘタレてしまうんですか？」

「し…仕方ないじゃないか…ダイス結果だし…」

「ラウダはかわいいなあ」

「かわいくないわよ。私の尊い犠牲を何だと思ってんの？」

「それは本当にごめん」

「…どうするんですか？」

「無理にでも覚悟を決めさせる」

「結局！？」

「…俺の出番、まだかなあ」

34二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 09:29:02

それでもなんとか動ける一番軽いレベルに留まってよかった…

35二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 11:09:12

～4ターン目・音楽室～

「なんだ、外にでも逃げるのかと思ったら…

　わざわざ自分たちから逃げ場のない部屋に入るとはね」

「せ、先生…ミオリネは…それに、グエルとスレッタは…」

「どうなったと思う？」

「ラウダ、早く先程言った通りに…」

「…でも…」

「何をするつもりか知らないが、俺の守りは鉄壁だ。よく知ってるだろ？

　無駄なことはやめて、今からでも俺に従うことだ。

　でないと…お前たち全員、いつかエランの夢に殺されるんじゃないか」

「………」

36二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 11:14:25

「エランのことは…助けたい。

　でも、先生だって本当は…」

「ああ、お前たちのことを大切に思っているとも」

「…ラウダ…彼は、既に…」

「…？」

「何度も…その資格がないと断じた子供を、処分している。

　彼自身の決定ではなく、上の決めたことだけど、それでも」

「え…」

「エランと同じく、扱い切れない能力を持って生きていても、周囲を傷つけるだけだからな。

　むしろ処分してやったことでこれ以上迷惑を掛けずにすむと、安心してたんじゃないか？」

dice1d3=1 (1)

1：テトラ「それならどうして彼を…」

2：ケレス先生「そうだ、エランと言えば…」

3：ラウダ「先生は、自分の意思で、人を殺して…？」

37二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 11:55:37

「彼は他者を傷つけるようなことはなかった。それなのに…」

「勝手に施設を出ようとしただろ？悪いことをしたら、相応の罰がある。それだけだ」

（彼…？エランのことではなさそうだけど…）

「…そもそもこんな場所にいること自体が、間違っている」

「誰にそんな考えを吹き込まれたんだか。

　改めて教育してやらないとな」

（先生が、近づいて来る…どうにかしないと。

　でも、テトラが言っていた通りにすれば、僕は…）

dice1d100=75 (75)　+20

51以上で覚悟を決める

38二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:05:12

「ラウダ…できないならせめて、エランの部屋に向かって。

　僕が少しでも足止めしておくから」

「え…」

「おいおい。足止めなんて簡単に言ってくれるな」

「そうだね。君がその気になれば、僕なんて簡単に死んでしまうだろうけど」

「よくわかってるじゃないか」

（先生が、手をかざした。グエルたちを包んでいたのは、膜みたいに薄くて平面だったけど…

　今、手の中にあるものは、鋭く尖っていて…）

「残念だよ、テトラ。お前のことは弟みたいに思ってたんだが」

（ああ、そうか。この人、本当に…僕たちの命なんて、どうだっていいのか）

39二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:08:14

「動くなよ。一思いに楽にしてやる」

「…テトラ、走れ！」

「！」

「おいおい、動くなって言って――」

「先生」

「………ラウダ？手袋は、どうした」

「先生、僕のこと、迎えに来てくれて…優しくしてくれたこと。

　嘘だったのかもしれないけど、嬉しかった。

　ありがとう。…さようなら」

40二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:17:49

「………」

（障壁を展開したんだろうけど…その内側に物を転移させられれば、防ぐ術はない。

　ラウダがピアノの傍に立っていることを警戒できなかった時点で、君の負けだった）

「………本当に、この手で、先生を」

「こうしなければ殺されていた。…ごめんね、ラウダ。

　君が責任を感じる必要なんて、ないのに。

　こんな方法しか思いつかなくて」

「………」

dice1d100=14 (14)

1：その場に膝をつく

2：早く皆を助けようと促す

3：………

41二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:18:59

「どんなミスだ」

「えへへ、てへっ」

「…改めて、1d3で振ろう」

dice1d3=1 (1)

1：その場に膝をつく

2：早く皆を助けようと促す

3：………

42二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:21:47

「う…ううっ…」

（そう簡単には、折り合いをつけられるはずもない。

　…でも、立ち止まっている時間が惜しい）

「…ラウダ、行こう。皆のところへ」

「で、でも、僕、人を…先生を、殺して…っ」

「僕も、同じ。提案したのは僕。

　だから…僕たち二人でやったことだ。

　…君だけに背負わせたりしないから」

「テトラ…」

ラウダの精神回復度　高いほど落ち着く

dice1d100=69 (69)

43二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:31:26

「…ありがとう、テトラ…」

「…うん。僕こそ、君のおかげで助かったから。

　ありがとう、ラウダ」

「………そう、だね。助けられて、よかった…」

（少しは落ち着いたらしい。早く、行かないと。

　きっと…彼は、応援を呼んでいたはず）

44二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:39:36

～廊下～

「あ、二人とも！無事でよかった…」

「グエル！皆も無事だったんだ…」

「ああ。さっき、突然あの…バリア？みたいなのが消えて。先生は…？」

「もう追い掛けてくることはない。

　それより、ミオリネとスレッタは？」

「…ああ、うん。ミオリネは…ちょっと、いや結構、怪我してる。

　今はスレッタが手当てをしてるよ」

「…そう。なら、その間に僕たちはエランを起こそう」

「だな。…ラウダ、顔色が悪くないか？」

「…大丈夫。行こう」

スレッタ→ミオリネ手当ての効果

dice1d100=73 (73)　51以上なら自力で走るなどの行動が可能、それ以下の場合素早い動きは不可

45二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:42:05

「エラン、起きて、エラン」

「ん…ううん…？朝…」

「もう昼に近い気がするけど、一応まだ朝だな」

「着替えて一階に降りよう。…いろいろ、話さないといけないことがある」

「…？」

46二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:46:01

～リビング～

「ミオリネ、思ったより平気そうだな。…よかった」

「まあ、ね。スレッタの手当てのおかげかな」

「え…どうしたの、その怪我。何が…」

「ケレス先生が、その…」

「…話は移動しながらの方がいい」

「移動？一体どこに…」

「とにかく、ここではない場所。…方角はある程度、把握しているから。

　ついてきて」

「ちょっと待て、急すぎるだろ」

47二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:47:30

「時間がない。…ミオリネ、能力を使ってみてほしい。

　できるだけ、遠い距離にいる人を意識して」

「？…わ、わかった」

dice1d100=54 (54)

高いほど危険度が高い

48二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:51:41

「…湖の、向こう…

　いつもの渡し守の人が見える、けど…

　じゃあ、見ている人は…あ！？」

「何が見えたんだ？」

「…ぐ…軍人、みたいな…装備を整えた、大人が、いっぱい…」

「…やっぱり、応援を呼んでいたらしい。

　早く行こう。彼らが湖を渡って、ここへたどり着く前に」

「戦う準備をした人たちが…？そ、それってやっぱり、私たちを…」

「…まあ、残っていてもロクな目に遭わないよな」

「つ、ついていけないんだけど。何が起きてるの？」

「移動しながら話すよ」

49二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 12:56:18

～湖のほとり～

「じゃあ…先生は僕を、殺そうと…？」

「そう。…そういう人なんだ。…そうだったんだ」

（テトラ…エランの能力のことは、伏せて話したけど）

（伝えるべき…でしょうか？）

（この状況で、無闇にショックを与えるべきじゃないってことか？）

（…今の危険を切り抜けた後、ゆっくり…向き合えば。それでいいもんね）

「…さあ、湖を渡らないことには、どこにも逃げられない。

　船を探してきてもいいけど…」

「あ…ええと、船の操縦…私にはわかりません、けど」

「…誰も分からないんじゃないかな」

50二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:00:05

「じゃあどうすれば…」

「考えなしに船を浮かべたって、うまく扱いきれずに流されていくだろうし…

　最悪、追手の近くに行ってしまう可能性もあるよね」

「湖を渡ることのできる…何かがあれば…」

エラン：dice1d100=77 (77)

ラウダ：dice1d100=57 (57)

グエル：dice1d100=39 (39)

スレッタ：dice1d100=55 (55)

ミオリネ：dice1d100=46 (46)

一人でも81以上を出せばアイデア成功

51二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:03:02

「成程」

「成程ですね」

「どうなるんですか…！？」

「やっと起きたと思ったら逃避行が始まるとか、僕大変過ぎじゃない？」

「仕方ないですよ。

　…さーて。ターン的に猶予は…そうですね、あと2回はチャレンジしていいですよ。

　ついでにボーダーも71に引き下げましょう」

エラン：dice1d100=63 (63)

ラウダ：dice1d100=85 (85)

グエル：dice1d100=14 (14)

スレッタ：dice1d100=16 (16)

ミオリネ：dice1d100=31 (31)

52二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:08:58

「…あ、そうか」

「ラウダ？」

「グエルだよ」

「え？俺がどうしたんだ」

「グエルの能力で…湖を凍らせて、道を作ることはできないかな！？」

「…！」

（そうか、前に言ってた…川を凍らせたって話！それと同じことを、意識的にできれば…）

「…やる価値はあるよな。というか、そうでもしないと生き残れないかもしれないし」

湖を凍らせた結果dice1d3=3 (3)

1：凍らせては進み、凍らせては進みを繰り返す必要がある

2：渡り切るのに必要な距離を凍らせることができた

3：道を作ろうとした一帯が凍った

53二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:13:37

「や、やり過ぎでは！？」

「いやあ、何も考えずに能力を使えるのって気分がいいな！」

「グエル？」

「えっと…」

「これでいい。この方が、追手もどこを通ったか絞り込みづらいだろうから」

「…じゃあ…渡る？えっと、割れたりは…」

「それはない。…不思議とわかるんだ」

「…うん。じゃあ、信じる」

54二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:23:50

「…寒くないのってこんな感じだったんだな。久々すぎて忘れてた」

「あんた、普段よっぽど貯め込んでたのね…」

「ミオリネさん、足元に気を付けて…よかったら、私に背負わせてください。

　その方が…適度に力を使えて、私にとってもいいから」

「…じゃあ、お願い」

「はいっ」

「…ここを抜けて、それからどうするんだ？」

「僕たち、どこに逃げれば…

　そもそも、追い掛けてきてるのは誰？」

「国の作った、新人類を兵器として運用するための機関」

「え…そ、それじゃあ、国を相手に逃げるってこと…？」

55二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:26:54

「大丈夫」

「でも…」

「大丈夫だから」

「…立ち止まると危ないっていうのは、事実だ。

　だったら今は、テトラを信じて走ろう。

　やみくもに進むより…目指す場所がある方がいいよ」

「グエルに賛成。…テトラのことは、信じられる」

「…ありがとう」

56二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 14:22:10

（歩き続けて、足も痛いし、喉だって乾いた…休憩とか、しちゃ駄目なのかな…）

「…皆、疲れてる？」

「私はまだ平気、ですけど…そうですね。

　他の皆は、きっと…」

「悪い、さすがに体力がもたない」

「ごめん…背負ってもらってるのに」

「ミオリネは悪くない。…テトラ、少し…ほんの十分程度でも、休まないか」

「…そうだね。きっとその方がいい。

　僕と…スレッタ。二人で見張りをするから、皆は休んで。構わない？」

「はい！」

（追手は…今どこにいるんだろう。ケレス先生は…

　………ラウダや、テトラの反応を見る限り…）

57二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 14:35:51

「助けて」

誰かの声が聞こえた。

「助けてくれ、エラン」

「…父さん、母さん…」

熟れ過ぎた果実が、地面に落ちたような。どろどろで、ぐちゃぐちゃの何か。

「エラン」

「あ…」

背後から声が聞こえた。

「ひどいじゃないか、逃げるなんて」

「先生…」

振り返れない。それでも、こちらへ伸ばされる手が、あと数センチのところまで迫っていることがわかる。

『大丈夫、これは夢だ。早く起きて。すぐ迎えに行くから』

「え…？」

金色の鳥が、羽ばたくのが見えた。

58二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 14:42:26

「…夢…」

「エラン、起きたのか。これで出発できるな」

「あ…ごめん、待たせてた？」

「いや。おかげでしっかり休めたよ」

「途中、うなされてましたけど…最後は、穏やかな表情でしたね」

「え。あの、そんなにまじまじと寝顔を見て…？」

「はっ！？い、いえ、それはその！」

（い、言えない…能力のことが気になってたなんて…！）

「…皆、聞いて。追手が…近付いてきてるみたい」

「見えたんだね」

「うん…」

59二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 14:48:15

「あと少しのはず、なんだけど…」

「………その…私たちが向かう方向にも、多くはないけど…いるみたいで。

　銃も持ってるし、その…」

「…身動きが取れないな。日が暮れるまで待つべきか？」

「のんびりしてると見つかる気がするけどな…」

「時間が経って、人が減るとも限りませんからね。

　…今、行くしかないんでしょうか」

「…でも、この先…森を抜けて、開けた場所に出るよね。

　大丈夫なのかな…」

「………うん。大丈夫。あの人を信じるよ」

「あの人…？」

「ここまで来ていると、気付いてくれれば…きっと。

　だから…」

60二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 14:53:44

「わ…！？」

「テトラ…？」

「これって…」

「これが、テトラの…能力？」

「………夢の、中？」

『これは現実だよ、エラン』

（テトラが、金色の鳥に…。夢の中で、見た覚えがある…じゃあ、夢に出てきたのは…テトラ？）

『先導する。ついて来て』

「あ、待って！」

「もうあんなに高く舞い上がった…けど、見失うことはなさそうだな」

「…うん。まだ、太陽も高く昇っているのに…星みたいに輝いて、よく見えるね」

61二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:01:01

（金色の鳥…テトラを見失わないよう、走って、走って、走って――

　走り続けた先で、見えてきたのは…）

「…塀、でしょうか？」

（…何のための、塀なんだろう。私有地…なのかな。でも、それにしては…左右に、果てもなく広がっているように見える）

「結構高いな…テトラはいいかもしれないが、僕たちは乗り越えるのに時間が…」

「そのあたりは、たどり着いてから考えたらいい。…ミオリネ、さっき言ってた兵士は？」

「うん、まだ…私たちには気付いてない…あっ！？」

「どうした！？」

幸運（51～）：dice1d100=26 (26)

62二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:05:09

（今、何か…爆発音みたいなのが、聞こえたような…）

「…っ！や、やだ…やめて…」

「ミオリネさん！？」

「スレッタ、止まるな！…ミオリネ、教えてくれ。

　何が起きた？」

「て、テトラ…撃たれて…」

「え…でも、まだ、飛んで…」

「大きな怪我じゃない…よね？だから飛んでるんだよね…？

　あ、それとも…当たらなかった、とか」

幸運（51～）：dice1d100=79 (79)

テトラ：2/3

63二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:09:09

「う、うう…」

「…聞こえた。きっとまだ、撃たれてる」

「そ、そんな！助けないと…！」

「どうやって助けるんだ。…テトラがわざわざあの姿になったのに、何の意味があるのかと思ったけど…

　きっと、自分を目立たせるためだったんだろうな」

「…どうすれば、テトラを…」

「僕たちが…無事に、あの塀の向こうに行ければ…テトラも、無茶する必要はなくなる…よね？」

「ああ。あと少しだ、行こう…！」

64二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:13:08

「あの…」

「どうしてこうなった」

「既定路線」

「嫌な既定路線過ぎる！」

「助かる可能性はあるんだよな…？」

「あと5回頑張りましょうか。…一気に出しちゃいましょう！」

「もう少し幸運を下げてもよかったかもしれない」

「何てこと言うんだ…」

幸運（51～）：dice5d100=73 88 24 13 20 (218)

テトラ：2/3

65二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:16:13

「…！よく見ると、塀の地面に近いところ…穴がありますね。

　私たちなら通れそうです！」

「はあ、はあ…よ、よし。早く通ろう！」

「スレッタ、一旦…下ろしてくれていいから」

「はい！」

「本当に、無事に…たどりつけたんだな。テトラのおかげだ」

「この向こうに何があるのかはわからない、けど…」

66二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:21:15

～塀の向こう側～

「…特に、変わったものは、なさそうだ」

「………本当に、ここを目指してたの…？

　それとも、もっと先――きゃあっ！？」

「ミオリネさん！…何か、落ちて、来て…あ………」

「…テトラ…？」

「………ああ…」

（空から、落ちて来たテトラ。そして、背後から聞こえてくる怒声。

　兵士たちが、塀をよじ登っているんだ。僕たちを…殺すために。

　…今からだと、逃げ出したって…開けた場所だ。どこかへ逃げ込むより先に、撃たれて…）

「………あ…あれは…？」

67二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:27:09

「え…」

（金色の鳥が…飛んでくる？

　でも、テトラは…今もここで、金色の羽を赤く染めて、倒れているのに…？）

「だ…駄目だ！今来たら、あの鳥まで撃たれるんじゃ…」

「ほ、本当です。せめて、あの子だけでも逃がして…」

「向こうの心配もいいが、俺たちも早く…テトラを連れて逃げないと…！」

「…あ、れ？これって…この人…！」

（ミオリネ？一体、何が見えたんだ…？）

「対象を確認。命令に従い排除する」

「…っ！」

「残念だったな。ここは既に私たちの国だ」

68二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:32:29

「なっ…た、退却！退却ー！」

「ざーんねんでした。勝手に国境を越えた悪い子にはお仕置きだよ～」

「…ごめんなさい。逃がしません」

「え…あ、あれ？」

「この人たちは…？それに、国境、って…」

「――みんな！」

「…！あ、…ニカ先生…！」

「先生が…助けに、来てくれたの…？」

「うん…うん…！皆、ここまでよく頑張ったね…！

　ごめんね、私も残ってあげられたらもっと…」

69二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:42:00

「君たち」

「…あなたは？」

「ただの軍人だ。…いや、すまない。この答えでは安心できないな。

　国境近くの護りの任に就き、時に君たちのような亡命者を保護している」

「亡命…じゃあ、ここ、国境だったんだ…」

「…説明する間もなく、ここへ来たってこと…かな。

　…大変なことがあったんだね。それに、テトラは…」

「………僕たちを、守るために…」

「あ…」

（空から、もう一羽の…金色の鳥が、降りてきて…）

70二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:47:59

（…テトラの傍に、寄り添うみたいに…。

　あの鳥は、一体…？）

「よく…ここまで来てくれた。君たちの知る世界は、あまりに狭く、保守的で、残酷で…

　すぐにでも救い出したかったが、下手にこちら側から干渉すれば、争いの火種になりかねない。

　こうして、自分たちの足で国境を越えてもらうしかなかった」

「あの…でも、どうやってあの孤児院のことを…？

　国の中に、スパイがいる…とか？」

「…いや、少し違う。彼からの情報だ。

　君たちの国では、能力者は迫害され、あるいは幼い間に洗脳され、兵士に仕立て上げられると…」

「彼…？」

「！」

（鳥が…いつの間にか、男の子になってる。彼は…）

「………迎えに来たよ、テトラ。

　でも、ごめん。少し…遅れてしまったらしい」

71二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:53:40

「さて」

「さてじゃない！」

「どうすればいいんだこの空気」

「幸運ダイスの殺意が高すぎ」

「ようやく出てきたと思ったらこれって、俺はどうすればいいんだろうな…」

「ふふ。アイデアを振りますが…まあ…フラグを踏んでいませんから。成功はクリティカルのみですかね！」

「体力も無事マイナスになったからね」

「何…？何の話…？」

エラン：dice1d100=57 (57)

ラウダ：dice1d100=85 (85)

グエル：dice1d100=6 (6)

スレッタ：dice1d100=48 (48)

ミオリネ：dice1d100=99 (99)

シャディク：dice1d100=9 (9)

72二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:55:08

「今めっちゃくちゃにキレてます。

　そこはこう…こう…全員惜しくも失敗して悔しがるところでは？」

「なんてこと言うのよ…」

「…では、処理していこう」

73二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 15:55:58

さすミオ
ファンブルスレスレも約2名いますが…

74二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:00:21

「君との再会を、夢に見ていたんだけど。

　叶わない夢だったなんて、ひどいな」

「………」

「よく、わからないが。テトラとは…親しかったんだな」

「………夢を、現実に…」

「ミオリネさん？」

「夢が、叶うなら…エラン！」

「え…な、何？掴みかかったりして…」

「寝て！今すぐ！」

「え！？」

75二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:04:17

夢の中にいる。

「落ち着いて…怖いことなんて、何もない…」

責めるように見つめて来る死体も、終わりのない落下も、必要ない。
今、必要なのは…

「テトラ」

「エラン」

痛々しい傷を負った少年が、夢の中に現れる。
薄っすら、その姿が透けている気がして背筋が凍えそうになった。

「まだ…間に合うかな。そもそも僕に、できるのかな」

「どうだろう。でも…きっと、大丈夫。
　だって、夢の中でなら…」

「…どんなことも、叶うから…」

傷一つなくなった少年の手を取り、体温を、脈動を感じる。
胸がいっぱいになって抱き着くと、背中に手が回された。

「ありがとう、僕のことを助けてくれて」

76二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:08:51

「第五章終了」

「勝った」

「ミオリネ最高か？」

「さすミオ」

「すごいです！ミオリネさん！」

「ふふふ、崇めよ」

「俺、何のために出てきたんだろうな…」

「水を差すようなこと言わないでくださいよ～」

「いや、だってここは…俺が思いつくところじゃないかなって…」

「実はシャディクさんだけ補正があったんですけど、ぶっちぎりで低い数値だったので…しょうがないです」

77二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:19:14

■エピローグ『真昼の星を探して』

「ニカ先生！見てくれ、何と空気中の水分を固めて凍らせることができた」

「すごいねグエル！」

「日に日に制御が上手くなってる感じがして、正直楽しいよ」

「才能かなあ。私がそれくらいの歳の頃なんて、それはもうひどくって…」

「え…意外だ。ニカ先生、細かい作業とか得意そうなのに」

「手先は器用な方なんだけどね…

　生み出す光が強さも大きさもまばらで、出した後に自在に消せなかったり…」

「…地味に大変そうだね、それ」

78二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:22:58

「二人とも、ニカ先生に懐きすぎ…

　毎日あんなに推しかけられて、迷惑してないのかな」

「ちょっと寂しいなって思ってます？」

「…悪い？」

「悪いことじゃないです。…私も、正直寂しいというか…」

「…だよね」

ミオリネ：dice1d3=3 (3)

スレッタ：dice1d3=3 (3)

1：友達がとられた感覚

2：私も先生に話を聞いてほしいのに！

3：？？？

79二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:25:29

「（笑）」

「ここで…？」

「嫌な予感」

「ですね～…」

「…せっかくなので、対象は広くとっておきましょう！」

ミオリネ：dice1d7=1 (1)

スレッタ：dice1d7=6 (6)

1：スレッタ/ミオリネ

2：エラン

3：ラウダ

4：グエル

5：テトラ

6：シャディク

7：ニカ先生

80二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:28:56

「………ま、私はあんたが隣にいれば…いいかな」

「え？嬉しいです！

　私が一番のお友達…ってことですか？」

「…そんなところかな」

「えへへ…じゃあ、その、ちょっと相談が…」

「何？」

「シャディクさんって…どういう人が好みだと思います…？」

「……………！」

81二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:35:21

「くしゅんっ！」

「風邪？」

「かなあ。…それとも、誰かに噂されているとか？」

「迷信だね」

「不思議な能力が実在するんだから、迷信だって事実かもしれないだろ？」

「…一理ある」

「噂してくしゃみを出させる能力者なんて、使い道がない気もするけど…

　いや、意外と強いのかな？任意のタイミングで相手の行動を阻害できるわけだし」

「僕たちの能力よりは使い勝手が良さそうだ」

「ああ。『光る鳥に変身する』とか、『好ましく感じる相手の姿を模倣する』とか…

　どんな動物にもなれるとか、誰にでもなれるならよかったんだけど」

82二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:41:12

「…彼のこと、良かったのか？」

「もう終わったことだよ」

「それでも。テトラにとっては…生まれて初めて、姿を模した相手だろ？

　それだけ…思い入れも強かったはずだ」

「…どうかな。

　彼は…出会った当初とは、大きく変わってしまった。

　でも、そうだね。

　死を悼む気持ちは…あると思う」

「その優しさはテトラの長所だ。…彼も、テトラのことは特別に思っていたと思うよ」

「そうだとしたら。…嬉しいだけではないけど、それでも…

　彼と出会えて、良かったと思う」

「…ああ。ま、俺としては殺されかけた恐怖の象徴だけど」

「…そのことだけど。よく生きていたね、君。

　僕が最後に見た時、滅多刺しにされていた気がするんだけど」

83二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:45:27

「いやあ、滅多刺しは言い過ぎだけど…」

「僕らのいた施設の異常さに気付き、空を飛べるからと逃げ出そうとして…

　彼に見つかって、刺された。

　てっきり死んだと思っていたよ。エランの夢に出て来たと話を聞くまでは」

「それなんだ」

「？」

「力尽きかけたところで、偶然…エランと出会って。

　あまりにテトラと似ているから驚いたんだけど、どうせ死ぬなら見知った顔の傍がいいなと思ったんだ。

　それでエランに近づいたら、夢の中に招かれてね」

「…傷が、治った？」

「ああ。当時は何が何だかわからなかったけど…今思い返せば、彼は命の恩人だな」

「僕たち二人とも、だね」

84二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:48:59

「…二人とも、屋根なんかにいたの！？怖くない？落ちるよ？」

「噂をすれば」

「え？」

「俺たちは落ちても飛べるからね」

「…いいなあ、それ。僕も夢で想像したら、飛べるようにならないかな…」

「失敗した時のリスクが怖くないなら試してもいいけど」

「…やっぱりやめとく」

「それがいい。…ところでエラン、俺たちを探していたみたいだけど」

「ああ、そうだった。これからのことなんだけど…」

85二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:50:15

シャディクの方が金色の鳥のオリジナルでテトラは模倣してたのか

86二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:56:10

「私としては、このまま…平穏に暮らしてほしいなって思うよ」

「同感だ。…しかし、選択肢を奪うことはしない。

　進みたい道があるなら、伝えてくれ」

「…進みたい、道」

「今すぐ決める必要もないし…ただ、能力のことがあるから。

　この国では、能力者に対して寛容ではあるけど…制御のための訓練は受けないとね。

　そのために、適した場所を紹介するには…これからの進路を聞いておきたくて」

「それは、うん。その方がいいって、俺も思うよ」

「僕も…コントロールできるなら、そうしたい」

「ただ、その力を活かすのは…何も、戦いだけでなくともいい。

　自らの能力を駆使して、日々の生活や仕事に役立てている者は大勢いる」

「素敵、ですね」

「うん。…本当に、迫害されたりせず…個性として受け入れられてるんだね」

87二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:58:46

「テトラとシャディクは…」

「俺はもう決めてるよ」

「僕も。…君たちは、僕たちの選択を気にせず…自分の道を選んで」

「…僕は…」

エラン：dice1d2=1 (1)

ラウダ：dice1d2=2 (2)

グエル：dice1d2=2 (2)

スレッタ：dice1d2=1 (1)

ミオリネ：dice1d2=2 (2)

1：戦いの道を選ぶ

2：平穏な生活を望む

88二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 17:04:40

「…意外だな。特に穏やかな性格のエランとスレッタが…」

「二人とも…無理はしなくていいんだよ」

「無理じゃありません！…一番、活かせる場所がそこなのかなって。

　私が戦うことで、一人でも多く…助けられるなら。この道を選びたいです」

「スレッタ…わ、私…」

「ミオリネ。他人の意見を聞いて、自分の意見を変える必要はない…と、俺は思う」

「うん。…自分にできることを、すればいい。

　戦うって言ったって、今後一切会えなくなるわけじゃないだろ？」

「当然だ」

「私たちがここにいるのが、何よりの証だよ。

　前線に送られたり、誰かと戦うことなんて滅多にないもの」

89二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 17:09:41

「エランは…どうして？」

「…僕は…父さんと母さんを…ひどい目に、遭わせてしまったけど。

　でも、テトラを救えたから。

　だから、戦いの場にいれば…きっと、また誰かを救えるんじゃないかなって」

「…前線では、一刻を争う事態も少なくない。

　入眠だけで完全に傷を癒せるのなら、そうだな。

　君には負担を掛けるかもしれないが…私個人としては、歓迎したい」

「…はい！」

90二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 17:15:52

「それから先の未来がどうなったのか、今はまだ誰にもわからない。

　ただ、各々が自らの選択を悔いることなく…その人生を終えられた。

　そのことだけは、確実だ。

　…これにて、『真昼の星をさがして』完結。PCの皆、お疲れ様」

「何とかなってよかったなあと思った」

「僕が戦場を選ばなかったの、途中の殺人に動揺していたのを思うと納得だな…」

「途中から正直もう駄目かと思ったが、何とかなるものだな」

「孤児院から逃げ出したあたりで、これでよかったのか不安になったりもしましたが…」

「ハッピーエンドになったのも全ては私のクリティカルのおかげなのよね！」

「それはそう」

「いやはや、本当に驚きましたが…全員無事でよかったですね」

91二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 17:19:37

「あ、そうそう。蛇足になると思ったので書かなかったんですが…

　シャディクさんとテトラさんも戦場を選びました」

「ダイス、本当にシャディスレシャディが好きなんだなあと思った」

「私はまた脳破壊されるってわけ…」

「一番の功労者なのにな」

「す、すみません…」

「ダイスが悪い」

「冒険隊に続き、4号とシャディクを旧友にしたり…

　ダイスの性癖がわからない…」

92二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 17:38:11

完結お疲れ様でした！
ケレス先生が本音出したあたりからドキドキワクワクしっぱなしで面白かったです！
ミオリネあそこでクリティカル出したのすごい！
展開が違っていたらシャディクの活躍あったんでしょうか？
他の想定していたルートどんな感じだったのか気になります
よかったら教えてください〜

>>93 >>95 >>97

93二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 17:48:13

お疲れ様でした！

>>92さんも言ってますが想定されてたルート分岐や裏設定などあればお聞きしたいです

>>97

94二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:10:40

完結お疲れさまでした。相変わらずキャラ達の会話が楽しかったです

今まではなんだかんだ友好的な関係になることが多かったけど、ケレスさんは悪役も似合うな
先生と和解するルートもあったのでしょうか？

>>99

95二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:18:38

すみません>>92書き方悪かったかもです

一章から四章までももちろん楽しかったです！

96二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:27:53

ひどい出目も多かったけど回復や手当ダイスでいい目が出たりミオリネのクリティカルもあったりで波乱万丈でしたね
最初の方で嫌な役回りになるかもって言ってたの
ラウダはやたらツンツンしてて印象悪かったり今回の先生との対決みたいな展開になったり
ミオリネは一番先生に信頼されてると思ってて懐いてたからもしかしたら敵対するかもしれなかったのかな

>>99

97二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:39:31

>>92 >>93

「基本的な道は一本しかない。

　他のルートはそこでおしまいのバッドエンド…という想定」

「例えば仲間たちがエランさんを助けるか？という議論に決着がつかず、しかし決定的な対立もしなければ…

　言い争っている間にケレス先生がことを済ませてしまいます。要はエランさんが死にます」

「ひどい」

「ケレス先生を無力化するのに時間がかかっていた場合も、武装した兵たちが突入してきて終わり」

「クリティカルが出ればサビーナさんたちが助けに入ってくれるかもしれませんが…

　その場合は戦争が始まったことを示唆して終わりになりますね」

「つまり俺の活躍は…」

「最後に飛んで来るだけですねえ」

98二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:42:42

このレスは削除されています

99二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:43:12

（再投稿）

>>94

「和解ルートは存在しない。

　殺さずに無力化し、かつ時間の猶予があれば…ダイス次第ではあるかもしれないけど。

　少なくとも進行役としては想定していなかったよ」

>>96

「ラウダさんは最初ツンツンしているだけで、ニカ先生登場以降は態度がやわらぐ想定でした。

　ミオリネさんに関してはおっしゃっている通りですね。

　ラウダさんとの会話がおもしろいくらいフラグを踏んでくれたので不発でしたが、場合によっては先生のためにエランさんの処分を支持する立場になっていました」

100二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:50:19

おおう…他はバッドエンドだったんですね

そういえばエランがテトラの本を見ようとしてやめてましたが本の内容はどんなものだったんでしょうか？

>>101

101二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:53:31

>>100

「どこにでもある児童文学…だけど、途中から読めない文字、異なる質感の紙のページに差し変わっている」

「読めない文字は幼い頃のテトラさんとシャディクさんが、独自に作った暗号のようなものです。

　お二人は天涯孤独で、生まれながらに施設育ちだったので…

　テトラさんはそこで先生になる前のケレスさんを、兄のように慕っていた時期もあったようですね」

102二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:58:10

そんな過去があったんですね
教えてくれてありがとうございます〜

103二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 19:10:16

ありがとうございます
ラウダがグエルには他よりちょっと気を許してる理由ってなんだったんでしょうか？
あと各所にあったらしい他のフラグについてお聞きしたいです

>>104

104二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 20:04:52

>>103

「そこは特に伏線があるわけでもなく、相性のようなものかな」

「あえて言うなら…グエルさんは他より恵まれた経緯で孤児院へ来たわけですが。

　精神的にも大人びた面があるから、不安定なラウダさんに付き合えた…といったところでしょうか」

「各所のフラグについては、後の展開を示唆する会話がほとんどかな。

　特に分岐に繋がる重要なフラグなどは存在しないよ」

105二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 20:06:52

「…四章の展開によっては、PCの関係性が想定より悪くなり、五章での意見がどちらに傾きやすいか変化していたかな」

「逆に言うと、そこ以外は特に何もないってことです」

106二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 21:04:45

「次作の準備中ですが…PCの設定はある程度できたので、決めていきましょうか」

「PC設定はこんな感じですよ～」

A：大学の友人グループの一人。スレッタと特に親しく、実家を訪ねることを提案した。

B：大学の友人グループの一人。村についてから体調を崩してしまう。

C：大学の友人グループの一人。やや流されやすい面がある？

D：スレッタの故郷の村人。田舎から出ていくことを切望している模様。

E：村人の一人。集落からは少し離れた位置に暮らしている。

F：村人の一人。Eと親しく、居候状態。

「とまあ、こんな感じで。

　誰と誰の間にフラグが立つのか、やってみないとわかりませんが…現時点で想定されるのはこうですかね？」

『A・スレッタ』『B・E』『B・F』『C・D』『E・F』

107二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 21:07:26

「あ、ちなみにタイトルは『どきどき♡びれっじ』の予定です」

「センス………」

A：dice1d6=1 (1)

B：dice1d5=1 (1)

C：dice1d4=2 (2)

D：dice1d3=3 (3)

E：dice1d2=2 (2)

F：最後に残った一人

※ダイスで当たった人物を抜いて数字を繰り上げていく

1：ミオリネ　2：グエル　3：シャディク

4：4号　5：5号　6：ラウダ

108二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 21:12:56

「えーと…？」

A：ミオリネ

B：グエル

C：4号

D：ラウダ

E：5号

F：シャディク

「リアルにうわあって声が出ました。

　まあ…真新しい組み合わせもありそうですね」

「兄さんと僕は…」

「えーそうですね、兄弟だと正直困るんですが…dice1d4=4 (4)

　1：異母兄弟ですが交流を持っています

　2：異母兄弟ですがグエルさんは知りません

　3：運命的なものを感じて兄さんと呼びますが血縁はあるかないか謎です

　4：あるわけないじゃないですか」

109二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 21:16:13

「　　　」

「（笑）」

「僕と4号はどういう扱いになるのかな」

「そうですね～。dice1d4=4 (4)

　1：生き別れの双子です

　2：親戚です

　3：偶然似てるだけの他人です

　4：せっかくなので設定を盛りましょうか（笑）」

110二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 21:19:28

「基本的に1が出ていた場合の設定をベースにしています、とだけ」

「思わぬところでフラグが発生ですね…！」

「ちょっとシナリオも調整するべきか…あるいは、情報が集まった場合のみの裏ルートですかね」

「藪蛇だったかなあ」

「いい方向に設定を盛られる気がしない」

111二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 21:27:55

3/4で兄さんと呼べる仲になれそうだったのに引けなかったラウダと1/4引いてフラグ発生する4号と5号面白いな

112二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 23:12:43

「闇深」

「急にどうした？」

「いや、知らんです。なんか思いもよらない闇が…」

「というか性癖が」

「性癖かあ…」

「あと実はダイスを振る前、何となくAはグエルさん、Bはミオリネさんで想像していて」

「へえ～。逆になっちゃったけど、問題ある？」

「いえ、問題はありません。ただ…笑いました」

113二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 23:47:57

「ところで…強化人士の名前にいつも悩むんですよね」

「4号さんはエランさんとして…5号さんは今のところ『ナナシ』さんですね」

「直球すぎる」

「ギリシャ語を採用するとペンタで、何となく気が抜けますし」

「畜ペンが脳裏をちらつくな…」

「ひとまず、ファラクトあたりでいいですかね～？」

dice1d2=2 (2)

1：ファラクトでいこう

2：たまにはスレ民の意見を聞こう

114二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 23:50:36

「…とのことですので、もしや初？

　皆さんの意見をお聞きしようかと～」

「そうですね…ここから5レス先くらいまで、お名前の候補をください！

　もちろん今まで通り『ファラクト』などの名称でも大丈夫ですよ」

「要は5号さんに『エラン』以外の名前を与えるとすれば？

　という話なので。今回は『ナナシ』なんですけどね」

「なんでナナシなわけ？」

「PC設定渡しておきますね」

「………そ、そっかあ…僕、生き残れるかな…」

>>124

115二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 00:30:23

5号乗ってないけどペイル社の機体のザウォートくん

116二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 00:57:40

ネモ

117二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 01:48:32

ペイル

118二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 02:48:50

ペイルまたはペイル・ブルー
『ロンサム・ワンズ』でペイルブルーからペイルって名付けてたのがきれいでいいなと思ったので

119二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 05:10:20

5番目のフィフス

120二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 07:30:58

エレレート

121二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 08:23:43

「皆さん、ありがとうございます！

　どのお名前もいいですね～！過去作ネタを拾ってくださった方も、ありがとうございます」

「ここは恨みっこなしのダイスでいきましょうか。

　どの名前も、候補として控えてはおきますが…ひとまず、直近で使うとすれば、というところで」

「場合によってはオリジナルのエラン・ケレスさんに使うこともあるかもしれないですね！」

直近で使う名前dice1d6=2 (2)

1：115

2：116

3：117

4：118

5：119

6：120

122二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 08:29:05

ケレスと同じ準惑星繋がりでエリスとか？

123二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 08:33:44

「どうも、ネモです」

「122さんの意見も以降の候補として残しておきますね！」

「せっかくですし、是非使いたいですよね～」

124二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 19:28:20

>>114

5号のセリフ的に次回はダイス次第でロスト有りなのかな…？

>>125

125二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 20:32:42

>>124

「そうなりますね」

「皆さんがまともなダイス運を持っていればロストしないよう忖度はしますが……

　設定を盛った結果少し怪しくなりました」

「いっそ削ってよその設定」

「……今回、ほぼロスト確の状態から生き残った僕もいるから。

　結局、最後に全てを決めるのはダイスだよ」

>>129

126二次元好きの匿名さん24/09/29(日) 22:55:05

わーい
次も女神の新作読めてうれしー

127二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 07:41:46

「前に話してた私が進行役のシナリオについては……

　一応、頭の中で練ってる最中ではあるわ」

「俺がNPCなのは変わらずかな」

「ですね。進行役特権でシャディミオデャディの確率を上げるという無法」

「そんなんじゃないから」

128二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 16:14:15

次回のシナリオもそちらのシナリオも楽しみです！

129二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 20:15:58

>>125

『どきどき♡びれっじ』(※キャラロストの可能性あり)

タイトルとの温度差が凄いな

>>130

130二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 21:07:42

>>129

ラウダと妖精さんの話のように「色ボケの皮を被った何か」になるのかな？

みんな生き残ってハッピーエンドを迎えますように

131二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 07:38:12

「ふと思ったんですが、開始前の時点でBとC…グエルさんとエランさんは、好きな人がいてもおもしろいかもしれません」

「ダイスで決めましょうか」

「俺たちで遊ぶのをやめろ」

「これ以上設定を盛らないでほしい」

グエル：dice1d2=1 (1)　　相手：dice1d4=4 (4)

エラン：dice1d2=1 (1)　　相手：dice1d4=4 (4)

1：いる　2：いない

相手

1：ミオリネ　2：グエル/エラン（自分ではない方）　3：スレッタ　4：？？？

132二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 07:40:42

「（頭を抱える）」

？？？は…：dice1d5=5 (5)

123：何もない

4：dice1d2=1 (1)　（1：グエル　2：エラン）

5：何も言うまい

133二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 17:45:35

よりによってを連続で引いていくスタイル

134二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 18:41:56

？？？さんモテモテだな

135二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 20:24:33

？？？さんはNPCなのか選択肢に名前がなかったPCの誰かなのか

136二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 22:18:04

「あんまりにもあんまりなので泥沼回避のチャンスを作ります」

「1が出たら村の中で出会う人に一目惚れということで…」

グエル：dice1d3=2 (2)

エラン：dice1d3=2 (2)

137二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 22:20:42

「……………えーい！いっそのこと情報開示です！！！」

「またこの組み合わせかあ、壊れるなあ…

　というのが正直な感想です」

・ケレス

エランの保護者。PCたちより年上の社会人。

友人グループがスレッタの実家へ向かう際、途中まで車で送ってくれた。

138二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 22:56:15

でたわね(やったぜ)

139二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 23:05:47

ネモのロスト有無と恋の行方、予告の時点で2つのどきどきが味わえるなんて楽しみだな〜

140二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 02:20:33

グエルとエラン3回とも同じ出目で笑った仲良いな
シナリオ内での二人の仲の良さはどんな感じなんだろう
お互いケレスさん好きなの気づいてたりするのかな

141二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 07:55:02

「さすがに仲良しグループなので仲はいいです」

「詳細は…決められそうなら今夜決めますね」

142二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 16:01:00

★

143二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 22:39:36

「というわけで恋愛感情の強さを決めようかと！」

「出目が低いとちょっといいな程度だったり、高くても自覚しているとは限らないので！」

グエル⇔ケレス：dice2d100=9 32 (41)

エラン⇔ケレス：dice2d100=62 67 (129)

144二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 22:43:20

「（頭を抱える）」

「勝った」

「ま、負けた」

「せめて逆であれば…いえ、仕方ないですね。

　グエルさんはシンプルに『大人の人って感じで素敵だな～』程度の認識。

　ケレスさんもそんな様子を察してか可愛げを感じている程度でしょう」

「そしてエランさんとケレスさんは…その…」

エラン：dice1d2=2 (2)

ケレス：dice1d2=2 (2)

1：自覚あり

2：自覚なし

145二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 07:16:00

両者自覚なしかあ…

146二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 12:42:54

いやあダイスって怖いですね～

147二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 20:49:29

女神の「せめて出目が逆であれば」に何で？と思ったけどケレスさんエランの保護者か

148二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 22:34:23

「自覚ありならありで、最初からそのつもりで引き取った稚児趣味みたいになってたので…

　これでよかったんじゃないですか」

「では5号さんの番です。ダイスを振ってください。

　あ、『ナナシ』さんの方がいいですか？」

「振って救われるならいくらでも振るけどさ」

「導き出されるのは…『諦観』『憎悪』『愛情』…。

　憎悪以外は補正をかけますね～」

諦観：dice1d100=74 (74)　+50

憎悪：dice1d100=65 (65)

愛情：dice1d100=9 (9)　+30

149二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 22:36:37

ふ…不穏！

150二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 22:37:08

諦めきってるうえに愛情ひっく！

151二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 22:38:21

「駄目そうですね」

「これはひどい」

「すごい諦めてるし結構憎んでるしあんまり愛してない。終わった」

「シナリオ中のダイスで頑張ってください」

「まあ、その、ほら！設定的に…ありますから」

「たぶん僕のことは全力でスルーして幸せになるよあいつ。わかる」

「フリですか？そうならないための…」

152二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 05:35:42

頑張れ5号

153二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:09:56

因習村なのかな…

154二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 00:06:42

「まあそう。だいたいそう」

「急にどうした」

「部分的にそう。いえ、割とかなり」

「酔ってんの？」

「はい。…真面目な話をすると、そうですね！

　色ボケ要素のある因習村という認識で合っているかと～」

「先に言うんだ、意外…」

「たくさんラブが見られるといいですね～！」

「どうしてそんなにテンションが高い…？」

155二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 11:21:24

🌠

156二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 18:26:33

わぁい因習村オタク因習村だーい好き

157二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 01:12:09

★

158二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 11:03:23

ほしゅほしゅ

159二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 20:38:26

☆

160二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 06:55:50

色ボケ因習村…

161二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 18:00:41

🌌

162二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:35:59

「何故かプロローグがどんどん膨らんでいくんですが、実際にシナリオが始まると一瞬で終わりそうですね」

「いつものことです」

163二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:10:36

ゆっくりお話を固めてくだされ！楽しみにしてます！

164二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 07:55:32

ほ

165二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 16:45:54

し

166二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:41:56

に

167二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 08:48:43

このレスは削除されています

168二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:52:19

ね

169二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 01:35:41

が

170二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 12:05:56

い

171二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:27:10

を

172二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 07:54:28

☆

173二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 18:07:56

✩

174二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 03:12:39

☆彡

175二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 13:45:50

ほ

176二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 23:41:48

し

177二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 10:42:53

の

178二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 22:08:02

か

179二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 07:44:10

が

180二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 17:22:36

ま

181二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:19:06

「なかなか開始できなくてすみません。

　ところで、決めておこうと思って決めていなかったことがありますね」

「サクッと決めましょう！では5号さん、ダイスをどうぞ」

「何のダイスだろう、これ…」

dice1d3=3 (3)

1：知らない

2：薄々勘付いている

3：知っている

182二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:23:55

「知ってるんですか。シナリオ中の波乱の種が一つ減りましたね」

「うわあこれ…うわあ」

「ではさらにダイスです！1d100でどうぞ」

「…これはこれで波乱の種になるじゃないか！僕だけハードモードじゃない！？」

dice1d100=23 (23)

1に近いと憎しみ

50に近いと無関心または諦め

100に近いと友好的

183二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:27:03

「無関心の皮を被った憎悪でしょうか？」

「（笑）」

「最悪～～～！！！最悪過ぎて笑えて来た！！！」

「まさかこんなハードモードになるとは。自分の引きを恨んでください」

「こういう役はラウダの方が似合うよ！今からでも交代しない？」

「いろいろ破綻するので無理です！」

184二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 07:21:03

ほ

185二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 07:28:02

ダイスの女神、前からハードモードといわれた5号に更なる試練を…？！

186二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 17:36:32

強く生きて

187二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:34:13

「うーん。ある程度できて、あとはアドリブでもなんとか…という段階なんですけど…」

「情報源が一か所に偏りすぎでは？」

「まあ、適当なのはいつものことです！」

「考えるのが面倒になったんだな…」

「マンションの時も考えるのが面倒になって一か所に重要な情報を集めてたからね」

「まあいいでしょう。今日にでも始めようかと思いましたが、もうこんな時間ですね。

　今週中には始める予定です。お楽しみに～」

188二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:56:27

わーい！楽しみにしてます！！

189二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 10:08:39

✩

190二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:00:46

ロスト有りの因習村＋設定ハードモードの5号で始まる前から既に不安だ…

191二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 07:08:21

わくわく

192二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 18:37:36

★

193二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:55:26

「では、そろそろやりましょうか」

「制作中、思ったより色ボケ要素が少なくなったことに気付きましたが…

　色ボケダイスを積極的に振ればいいだけですよね！」

194二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:12:11

【🎲・閲覧注意】どきどき♡びれっじ｜あにまん掲示板「というわけでマグカップ組＆ラウダさんでオリジナルシナリオを独自ルールで遊んでいきます！　シナリオを進めるキャラ（PC）とは別に、メタ視点の私たちワイプ組の反応も入ります。　今回の進行役は私、スレッタ…bbs.animanch.com

「こちら、新作のリンクとなっています」

「俺、今回は割と心穏やかだな」

195二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:18:05

「妙なタイミングで浮上するのもなんですし、こちらは埋めておきましょう」

196二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:19:38

「今までのシリーズではなかった組み合わせが生まれる可能性がありますね」

「へえ～。例えば誰と誰？」

「それはあえて言いません」

197二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:21:54

「一番幸せになれそうなのは…ラウダさんですかね」

「ヨシッ」

「ワイプラウダさんは…どうでしょう…？」

「えっ」

198二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:25:45

「5号さんは置いといて、他につらい立場なのは…グエルさんですかね？」

「そうか」

「意外と冷静ですね？」

「なんだろうな…慣れた、かな…」

「いやいや、今までそんなにキツイPCに当たったことないだろ」

「指輪が一番きつかったまであるんじゃないの？」

「ロスト率ではそうかもしれないが、心労のかかる役はそれなりに多かった気がする…」

199二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:28:08

「ミオリネさんは何があっても守れるよう頑張りますので…！」

「すごい私情を出して来るぞこの進行役」

「ありがと、スレッタ」

200二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:28:38

「全員生還、できるといいですね？」