【閲覧注意】もうこの方法しか…(アズレン注意)

  • 1二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:44:25

    明石「指揮官はまだこの世界に必要だにゃ!」
    上層部「…残念だが…もう彼(指揮官)は助からない…」
    明「何故にゃ!何故そう簡単に諦めるんだにゃ!」
    上「…今朝…ドクターから連絡があった…彼の4亡…"脳4"が断定された…」
    明「…!…そ…そんにゃ…」
    上「…彼の臓器はドナー登録されている…数日後取り出された臓器は困っている人々に…もしかしたら、彼のお陰でキューブ適正が高い新しい指揮官が現れるかもしれない。」
    明「…い…嫌にゃ!…新しい指揮官が配属されても嬉しくないにゃ!…」
    上「だが…もう彼は…」

    ヴェスタル「いえ!諦めるのはまだ早いです!」

    明・上「!?」
    上「ヴェスタル、どうした急に…」
    ヴェ「話は聞かせてもらいました。明石さん、○○上層官、こちらをご覧ください。」

    上「…ん?…どれどれ…!?…こ、これは!」
    明「にゃにゃー!?…こ…これって…」
    ヴェ「とあるメンタルキューブを使用した研究の記録です。この記録を元に彼を…指揮官を体をベースにして損傷した脊髄にリュウコツを埋め込めみ、失った心臓はキューブで作られた人工心臓で賄えるはず。」

    上「し…しかし、確証はあるのか!?」

    明「なくてもやるしかないにゃ!」
    ヴェ「もう私たちKAN-SENには彼しかいないんです!…大丈夫です。」

    明・ヴェ「私たちが絶対に成功させますから(にゃ)!」

    ここだけアズールレーンの指揮官がとある事故(または事件)に巻き込まれ脊髄と脳が損傷し亡くなったあとKAN-SEN達の尽力で新しいKAN-SENとして蘇った世界線

    なお、指揮官としての立場はどうなるかは不明
    そして、どんな艦船になるかはみんなの想像にお任せする。

  • 2二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:44:50

    (もひとりあげ)

  • 3二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:48:08

    10まで埋め

  • 4二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:48:41

    うめ

  • 5二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:49:50

    保守

  • 6二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:50:07

    ほし

  • 7二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:51:15

  • 8二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:52:26

    保守ります

  • 9二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:55:47

    指揮艦船で草

  • 10二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 13:56:11

    このレスは削除されています

  • 11二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:21:40

    パワードスーツ指揮官かな?

    GIF(Animated) / 3.37MB / 1400ms

  • 12二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:32:46

    >>11

    それもありだな…って言うかなんか一度そのパワードスーツ指揮官を見た時何か似てるなと思ったらN-WGIX/Vみたいだなと思ってしまったことを告白するわ。

    中身Jか?

  • 13二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 18:53:59

    >>12

    ACVDの脳で草

    ここはアズレンな。

    だけどこの世界の指揮官がパワードスーツ指揮官じゃない方が俺はいいと思った。

  • 14二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 20:40:31

    保守

  • 15二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 21:56:31

    このレスは削除されています

  • 16二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 23:01:39

    保守

  • 17124/09/28(土) 23:51:15

    えっと…この物語の続きを書かないと行けない気がしたので後にss投稿します

  • 18124/09/29(日) 00:09:32

    >>1

    >>17

    短いけど一番最初のやつの続き


    【数分後、廊下にて】


    スタッ…スタッ…スタッ…


    補佐「あれを了承して良かったのですか?」

    上層官「…正直、彼女ら二人の提案はあまり良くないと思っている。」

    補「なら何故!」

    上「…彼女らの目には、まだ捨てきれない思いと、希望に満ちた目をしていた…」

    補「………」

    上「…それに…」

    補「…?…」

    上「…俺もまだあいつとは…"戦友"とはまださよならなんかしたくなかったからな…」

    [上層官と指揮官が写った思いでの写真が彼の手にあった。]


    補「…上層官…」


    上「…おっと…この話は終わりだ。建造資金は私が手を回す。お前も共犯だ、手を貸せ。」

    補「りょ…了解しました!上層官殿!」


    数日後、本格的で過酷な挑戦が始まる。

  • 19124/09/29(日) 01:00:30

    ここからはログや記録みたいな感じで書いていきます。



    【建造実験記録書 1】

    記録者:工作艦 明石

    この計画は二人ではできないほどの大きな計画だったから思わず協力を求めたのにゃ
    指揮官の体は心臓ドナー登録されているため心臓がない…だからまずはキューブを使用した人工心臓を作ることにしたのにゃが…
    やっぱり一筋縄ではいかないようなのにゃ…そもそもどうやって人工心臓を作るのか、どうやって人工心臓にうまくメンタルキューブを埋め込むかがいまいち想像がつかなかったにゃ。
    ユニオンや鉄血の技術力を結集させても失敗続き通常通り鼓動させようとしても全然動かなかったり急に"爆発"したりしたのにゃ…
    そのせいでメンタルキューブの何個が無駄になったりしたのにゃ…
    いったいどうすればいいんだにゃ…

  • 20124/09/29(日) 01:15:59

    [あれから二日後の記録]

    【建造実験記録書 2】

    記録者:工作艦 明石

    やっぱりヴェスタルの持ってきた実験資料にはキューブ心臓の作り方は載ってなかったにゃ…
    というより、途中までの資料がどこかに噴出してたらしくキューブ心臓の設計図すらもなく詳細が全く謎のままだったのにゃ
    正直、記録はそのまま残して欲しかったにゃ…
    でもそうはいってられにゃい、今現に指揮官の体は冷凍保存されて腐敗はないが時間がないにゃ。
    早く完成させないと…といっても実はあと少しのところまで来ているのにゃ。
    もう、爆発はもう起こってないため、あとは
    心臓の安定した鼓動をさせるだけにゃ!

  • 21124/09/29(日) 06:40:03

    [あれから三日後]

    【建造実験記録書 3】

    記録者:工作艦 明石

    鼓動した!鼓動したにゃ!やっと…やっと人工心臓が完成したのにゃぁぁぁ!!!!!
    あとはこれを指揮官の体の中に埋め込んでKAN-SENとして復活させることができれば…
    私たちはやっと目的をたっ際することができるんだにゃぁぁぁ!!!




    【建造実験記録書 4】

    記録者:工作艦 明石

    …二つ目の問題のことを忘れてたにゃ…
    リュウコツを人間の脊髄に埋め込むと言う不可能な過剰魔改造技術のことだにゃ…
    しかも今回に限っては、指揮官の状態は脳と脊髄の破損という修正不可能なところまでに酷いのにゃ…
    りゅ…リュウコツの情報はそもそも不明な点が多くて明石にはもうどうすればいいかわからないのにゃ!もうどうすればいいんだにゃぁぁ!!!

  • 22124/09/29(日) 06:41:11

    [数日後]


    【建造実験記録書 5】

    記録者:工作艦 ヴェスタル

    …明石さんが体調不良で倒れたことにより、急遽、私が代わりに記録をつけることになりました。
    まさか…徹夜で五日も実験をしていたなんて、例えKAN-SENでもそれはやりすぎです…
    ですが、彼女の躓いていた破損した脊髄の中に"リュウコツ"を埋め込み再生させるというのは確かに不可能に近い…いえ、ほとんど不可能です。
    現に彼、指揮官は人間です。ですが彼には普通の人間よりはるかに違うところがあるのです。


    それは、彼が…

    "KAN-SENに育てられ、
         永い時間共に過ごした"

    ということです。


    私たちは、常に彼の隣にいました…
    もしかしたら、リュウコツの埋め込みによる可能性はゼロではないかもしれません…

  • 23124/09/29(日) 07:11:50

    [明石が倒れて三日後]

    【建造実験記録書 6】

    記録者:ヴェスタル

    まさか上層官から"これ"を持ってくるなんて思いもよりませんでした…
    まさか、この研究が"封印指定"だったとは…

    この研究資料の内容を噛み砕いて説明すると、
    "とあるニンゲンを強制的にKAN-SENとして魔改造し最強のフネとして運用するトンデモ兵器の製造方法"という形で語られていました。

    しかも、
    "リュウコツの埋め込み方まで正確に書かれていました。"

    まさか、これが禁忌だなんて思いませんでした…
    ん?…なら何故、この資料をどうやって手に入れ…私に渡してきたのでしょうか?…

  • 24124/09/29(日) 07:25:54

    [あれから五日後]

    【建造実験記録書 7】

    記録者:ヴェスタル

    まさか、上層部の人たちもこの無謀な計画に賛同し協力してくれていたなんて…ほんと指揮官は人たらしですね♪
    まさか封印指定だったこの計画が可決され、今ではほとんどの人たちが指揮官に対する思いを膨れ上がらせておることにビックリでもありますが…

    そういえば明石さんも目を覚ましたようです。
    しかし、今はまだ安静にさせております。
    また、無理をさせて二度倒れさせてはいけませんので…

    リュウコツの埋め込み方も分かり、安心しきっていた時にふと疑問に思いました。

    それは…
    "いったい、誰のリュウコツ情報を彼に与えればいいのか"

    でした…

  • 25124/09/29(日) 07:30:18

    >>23

    (すみません、この一番上の三日後のところを数日後ということにしてください…消すのめんどくさい。すまん)

  • 26124/09/29(日) 09:11:26

    [あれから数日後]

    【建造実験記録書 8】

    記録者:工作艦 明石

    脊髄にリュウコツを埋め込む方法が分かった以上はあとは大丈夫にゃ!
    埋め込むリュウコツ情報はもう決まって入るんだにゃ!
    それは"戦艦"だにゃ!指揮官は戦艦に思い入れがあったから適任だと思ったんだにゃ!
    だけど…ただの戦艦のリュウコツ情報ではいけないにゃ…
    指揮官の育ての母と同じ級名の"天城型"と、
    武蔵と同じ級名の"大和型"や、
    ニュージャージーと同じ"アイオワ級"だったり、
    フレードリヒのような"弩級戦艦"などの、
    あらゆる陣営の戦艦情報を混合しリュウコツ情報を製作したし、なんだったら新しく戦艦を設計し作っちゃったんですにゃ!

    そのせいでもうほとんどの資金を使い果たしちゃったけど…

  • 27124/09/29(日) 09:58:39

    [あれから数日後]

    【建造実験記録書 9】

    記録者:工作艦 ヴェスタル

    ついにこの時が来ました!
    彼の脊髄に埋め込んだ"特殊な戦艦のリュウコツ"(私の思い)と、
    胸部に埋め込んだ'キューブで作られた人工心臓"(明石さんの思い)と、
    そして…"全てのKAN-SEN達の更なる協力で作り上げた新造戦艦"(KAN-SEN達の思い)で…

    あなたを…

    指揮官を…

    私たちの愛した人を蘇らせます!

    ここまで来たらもう失敗はできません。

    どうか…成功してください…

  • 28124/09/29(日) 10:49:00

    やってしまった…まさか敵の攻撃に気づくのが遅れたなんて…へまをかましてしまった…

    体が動かない…まさか…俺は死んだのか…

    こんなことで俺は死んでしまったのか…あぁ…何て馬鹿な死に方なんだ…

    赤城姉さん…ごめんなさい…まさかこんな形で約束を破ってしまうなんて…あなたと一緒にもっとお出かけしたかったな…

    加賀姉さん…小さい頃、一緒にいっぱい遊んでくれてありがとう…まだ勝ててないけどあの時の将棋も…楽しかった…

    土佐姉さん…一緒に剣の手合わせや稽古を付けてくれてありがとう御座いました…強くなれたかは…分からなかったけど…

    そして、お母さん…天城お母様…僕をここまで育ててくれて…ありがとう…こんな身寄りもない…普通の人である僕を一生懸命に育ててくれたこと、すごく感謝してます。

    そして、迷惑をかけて…ごめんなさい…

    体調が悪いときに構って欲しさに甘えたり…一緒にお出かけさせたりして…ごめんなさい…

    いまから…そちらへ…

  • 29124/09/29(日) 11:03:40

    …ん…?…

    …あれは…なんだ?…

    …手?…

    [私は今、何が起こっているかは分からなかった…けど…]

    …暖かい…なんだろう…懐かしい…

    『……きか……』

    …聞こえる…

    『…し…か……』

    …みんなの…声が…

    『…指揮官…』

    [天から伸びる無数の手に向けて…私は…]

    『…指揮官!…戻ってきて!(くれ!)(ください!){などなど}』

    [いつの間にか…自分も…手を…伸ばしていた…]

    行かなきゃ…みんなの声に…答えなきゃ…

  • 30124/09/29(日) 11:30:49

    「ん…ここは…」

    私は光に飲まれながら目を覚ました場所は、

    海の上だった…

    「ん?…え?…」

    そう…"海の上"だったのだ。

    「は!?…え!?…えぇ!?」

    私は驚いた。普通目覚める場所といえば病院の中、そして最初に見る所は天井だと思っていた…だが違った…現に私が今、目覚めて最初に見たのがこの青い大海原だったからだ。

    「…ど…どう言うことだ?…」
    「なんで俺が大海原のど真ん中にいるんだ?」

  • 31124/09/29(日) 11:32:15

    >>30

    俺は不思議にも思いつつ回りを見渡した。

    その時、巨大な影が私の目に写る。


    「…は?…」


    その後ろにあったのは…いや…"いたのは"…の方が正しいだろう…


    私の目には、男子が憧れるようなバカカッコイイ機械のようなモールドの入った白い龍の姿があった。


    「…ぬ…」

    白い龍『グルゥ?』


    「ぬぉぉぉぉぉぉわぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」


    白い龍『グルァ!?』


    私は思わずあらゆる感情の溢れた声をあげてしまった。

  • 32124/09/29(日) 12:25:31

    ジャ「…し…しきかーん!…聞こえますか~!」

    「…ッ!?…その声は、ジャベリンか!」

    綾「…よかったです…本当に…!…」

    「…!…綾波…すまない…心配かけたな…」

    ラ「…指揮官…ラフィー…待ってたよ。」

    「…そうか…長いこと待たせてすまなかった…」

    ニ『…指揮官!…よかった!』

    「…Z23(ニーミ)…すまない…」

    どうやら、皆のことをおおいに悲しませてしまったらしい…

    「わぁ~!すごい!これが指揮官の新しい力ですね?」

    「え?…新しい力?…これが?」

    白い龍『グルルォ!!』

    まさかこれって…そ…そんなはずは…

  • 33124/09/29(日) 13:30:32

    ジ「まぁ、その話は後でおいといて…」

    その時…

    [ウ~~~~⤴️~~~~⤵️]

    突如母港の方から痛たましいサイレンの音が響きわたっていた。

    ニ『…!…皆さん!気を付けてください!セイレーンが母港の方へ近づいています。』

    「なに!?」

    そのサイレンはセイレーンが母港へ接近していることを意味していた。

    ピュリファイアー「いいね…いいねぇ!まさか指揮官が艦船になるとはねぇ!いいおもちゃが作られたものね!遊んでやるよぉ!!」

    ジ「えぇ!?ピュリファイアー!?」

    綾「し…指揮官下がるのです!」

    ラ「…眠い…ダルい…」

    「みんな落ち着いて…三人とも大丈夫だ。」

    「腕鳴らしにはにはちょうどいい。」

    「目覚めて最初の仕事だ行くぞ!」

  • 34124/09/29(日) 14:30:03

    [数分後]

    ピ「な…なんで…こんなことが…」

    「本当に生命力が高いんだな…首だけになってもまだ喋ることができるとは…」

    ピ「なぜ…戦えて…そんなに強いんだ…」

    「…それは…」

    [今までの思い出が彼の中にフラッシュバックする。]

    「…育ててくれた家族のお蔭かな。フフッ」

    ジャ「す…すご~い!」(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
    綾「カッコイイです!」
    ラ「指揮官…かっこよかった。」
    ニ『…た…戦い馴れしてる?…いったい誰に教わったのですか?』

    「誰ってそりゃあ…ねぇ…重桜のみんなからね。」

    『「「「…あ~…(察し)」」」』

  • 35124/09/29(日) 14:49:21

    白い龍『グルルル…』

    「…ん?…どうした?」

    白い龍『…グルゥ…(頭グリグリ)』

    「い…い~てててて!!ちょっ!痛いって!」

    あぁ構って欲しいのか…私はそう思い私は白い龍を撫でた。

    「おかげで助かったよ…ありがとう。"アシエブラン"」

    ラ·綾·ジャ「「「あしえぶらん?」」」
    ニ『その"艤装"の名前ですか?』

    「あぁ、そうだな」

    ア『グルルォ!!(嬉しそうだ)』

    私はこの白い龍に"アシエブラン"という名前を付けた。意味はフランス語で、"白い鋼鉄"、発音はできていないがシンプルにカッコよくしたかったのもある。
    しかし、ふと私にひとつの疑問が浮かんだ。

    「ん?待った。今、ニーミは何て言ったんだ?」

    『え?…いや…なんのことですか?』

    「今このアシエブランのことを何て言ったかって言ったんだ。」

  • 36124/09/29(日) 15:10:28

    『え?…私はたしか…艤装って…』

    聞き間違いじゃなかった…まさかこの龍が艤装だったなんて…え?…じゃあまさか…いや…そんなわけないよな…

    綾「そういえば、言ってなかったです。今の指揮官は…」

    「わぁ~!待って!!聞きたくない!嫌な予感がしてる!聞きたくないよぉ!!」

    私は思わず耳を塞ごうとした。しかしこれまた奇妙なことに…

    ラ「指揮官、そこ…耳じゃない」

    そう、普通、人にはあるはずの耳が…こめかみ辺りより下にあるはずの耳がなかったのだ…その代わり…

    「え?…うそ…うそだ…そんな…そんなわけ…(狐耳さわさわ)…う…嘘だろ!?!?」

    狐耳が付いてることに驚き、最悪の予感が的中したことを察した。

    「俺KAN-SENになっちゃってるぅぅ!?!?」

  • 37124/09/29(日) 20:08:01

    思わず膝ま付き、素で[俺]と言ってしまう程驚いてしまった。
    まさか私がフネになってしまうとは…

    「…な…何てことだ…まさか…指揮官じゃなくなったのか…」

    ジャ「し…指揮官!そんなことないじゃないですか!」

    綾「指揮官は指揮官です!」

    ラ「でも…さらに、これで一緒にいれる時間が増える…」

    ニ『た…確かにそうですけど!…さすがに業務に支障が…!』

    上『その事に関しては問題ない。』

    「!…その声は…」

    上『久しいな…我が友よ。数ヵ月ぶりか…』

    「○○上層k…じゃなかった…我が友…」

    上『どうやら復活できたようだな。』

    「…あぁ、おかげさまでな…まさか…私がKAN-SENになるとは思わなかったが…」

    『ハッハッハッ!!、確かにそうだな!実戦ご苦労だった。帰投してきてくれ、君にはまだまだ仕事が残ってる。』

    「うっ……そ…そうだな…」

  • 38124/09/29(日) 21:15:48

    母港にて

    「えっと…皆さん…え~…恥ずかしながら、帰ってまいりました!」
    「本当に迷惑をかけた!すまない!」

    赤城「あぁ…よかった!…また…失ってしまうかと…」
    「…悲しませて…本当にすまなかった…赤城姉さん」

    加賀「本当に人騒がせな男だな…このまま目覚めなかったら喰ってしまうところだったぞ…」
    「…じょ…冗談に聞こえない…」

    土佐「全く、ヒヤヒヤさせおって…地獄の果てまで行って連れ戻してやってもよかったのだぞ?」
    「俺がそう簡単に地獄に行くわけがないだろ?」
    土「日頃の行いのせいだな。」
    「なんですと!?」

    私は皆に謝罪したあと赤城姉さん達と感動の再会を果たした。
    私も嬉しかった。まさか、ほとんど同じ姿で家族と語り合えるようになるとは思えなかったから…

  • 39124/09/29(日) 23:42:57

    すると、あまり聞きたくない声も聞こえてきた。

    大鳳「…指揮官様ぁ~!!!」
    愛宕「…指揮官♡…」
    「う…うおっ!?」

    横から現れた二人が私の両腕に二人の腕が絡み付いてきた…

    [ボワンッ!!]

    急に現れた二人にビックリした私は急に腰辺りから変な音が聞こえた。
    腰辺りに妙な重みを感じながら…

    「は!?えっ!?な…なんだ!?」

    大「あらぁ~。」
    愛「あらあら♡」

    どうやら、狐耳に続き、9本の尻尾も生えてしまったらしい…しかも結構大きめの…重い…

    赤城「ちょっと!何してるのよ!この泥棒!」

    その後、私は赤城さんによって救出された。
    ありがたい、正直もう胸が限界だった…動悸が激しくて熱い…そして足がガクつく、これは多分尻尾のせいだ…ちょっと座らないとまずい。

    「う…うぅ…足が…」

  • 40124/09/29(日) 23:44:06

    >>39

    誤字

    赤城さん→赤城姉さん

  • 41124/09/30(月) 00:34:07

    赤「私の弟は絶対に誰にも渡しませんから!!」

    そう言うと、赤城姉さんは私の腕に自分の腕を絡ませそういった。

    加「姉様、あなたも独占するのはいかがなものかと思うが?。」

    赤「あら?なら、私から奪えばいいものを…もしかして怖いの?加賀?」

    加「ほう?その喧嘩高く買ってやろうじゃないか…」

    私の目の前で火花が散っている。

    「よしてくれ二人とも…公平じゃないぞ…」

    土「はぁ…全く姉上達ったら…」
    「…ほんと相変わらずだよな…まぁ」
    「まぁ、これが私たちの日常だな!フフッ」

    この二人の喧嘩も日常茶飯事、私にとってはもう慣れっこだ。

    「で、そろそろ腕を離してくれないかな赤城姉さん。」

    赤「嫌です。」

    加「いい加減にしろ!姉様!弟が困ってるだろ!」

    「いや、実は別の問題が…尻尾が重い…しかも納め方が分からん足に力は入らんようになってきた。座らせてくれ…」

  • 42二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 08:26:02

    大変だ…

  • 43二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 11:07:16

    長編SS感謝!

  • 44124/09/30(月) 16:13:05

    >>41

    愛「あらほんと!足がまるで小鹿のように震えてるわ。」

    大「かわいいわ指揮官!そのまま立ってポーズして~!」

    カメラパシャッ!パシャッ!


    「な!?や…やめろ!撮るな!」


    赤「その写真あとでくださいな。(ちょっと!見せ物じゃないのよ!)」


    加「私も欲しい、よこせ!(姉様、本音と建前が逆だ。)」


    土「あ…姉上!…はぁ、全く…」


    まさかの手のひら返しに土佐も呆れ顔。


    あんたらは俺の今の状況を面白がるな!!

    と思ったが赤城姉さんがその時に腕を離してくれたので…


    「と…とりあえず座ろう…」


    やっとソファに座ることができた…


    「はぁ、尻尾ホントに邪魔だな…」

  • 45124/09/30(月) 16:16:15

    すると土佐も私の横に座ってきた…

    土「私たちの苦労、少しは分かってきたか?」
    「…土佐姉貴…あぁ…まぁな…もふもふだけでたいしたことはなかった…て言うか逆に邪魔だった…」
    土「邪魔なだけじゃなくて手入れも大変なのだぞ?」
    「…あ~…これまた厄介な…」

    私は姉さん達の感じてきた現実をことごとく知ってしまった…

    土「…フフ…でも懐かしいな…」
    「…ん?…」

    土「昔、お前が大きくなったら何になりたいか、と聞いたことを思い出してな…」
    「…唐突だな…?…俺なんて言ってたっけ?」
    土「相当昔だったからな、覚えてないのも無理はない。」

    そう言うと、土佐は俺の頭を撫でながらこう言った。

    土「そうか…立派な…"狐"になれたのだな。」

  • 46124/09/30(月) 16:17:59

    その時、私の過去の出来事がフラッシュバックした…

    『お母様!お姉ちゃん!僕大きくなったらお母様やお姉ちゃんみたいな"狐"になりたい!』
    天『あらあら、なんと可愛らしい。』
    赤『まぁ!素晴らしい夢ね!』
    加『ふふ、楽しみだな。』
    土『はぁ…そう簡単になれるとは思わないがな…』
    赤『ちょっと!夢がない言い方はよくないわよ!』
    土『なっ!そんなつもりじゃ…』
    加『夢はなんぼあってもいいではないか。』
    土『…た…確かにそうだが…』
    天『夢を支えるのが親と姉の勤めよ。土佐、ここは応援するのが吉というものです。』
    土『…それも…そうだな…まぁ…頑張れ。』
    『うん!僕、稽古も勉強も頑張って、立派な"狐"になって見せるよ!』

  • 47124/09/30(月) 16:20:53

    「…っ…う…」

    土佐から発せられたのは、
    "立派な狐になれたのだな"、
    ただその一言だけだった
    だがこの時、私は、心のそこから嬉しいような、はたまた悲しいような、そんな思いが大いに溢れた。溢れてしまった。

    「…う…うぅ…」

    私は…泣いた…いつの間にか…泣いていた…

    土「…」スッ…

    土佐は一言も発っさずわたしの肩を抱えてくれるのであった。

  • 48124/09/30(月) 16:21:48

    [一部始終を見てた(聞いてた)人たちの反応]

    {追申:あの時会話は執務室内での話とする。}

    赤城・加賀
    「…(しまった!先に頭を撫でられた!)」

    愛宕・大鳳
    「…(あのこ(土佐)だけずるい…)」

    [部屋の外・廊下にて]

    上層官
    「くっ!うぅ!…戦友!よ"がっ"だな"ぁ"!」
    (滝のような涙が流れる)

    ジャベリン・綾波・ラフィー
    「「「…上層官…めっちゃ泣いてる…」」」

    ニーミ
    「…あの、なぜ上層官の方が泣きまくってるんですか?…」

    補佐
    「そ…そう言う人なんだよ…仕方ないさ。」

    上層官
    「うおぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!」(泣)

  • 49124/09/30(月) 20:51:57

    うん!なんかちょうどよく終わったわ。



    >>1の設定を元にするんだったらSSだったり長編だったり嬉しいな…やんちゃって…。

  • 50124/09/30(月) 20:57:18

    >>49

    思いっきり誤字ってるの恥ずかしすぎる。

  • 51124/09/30(月) 21:09:55

    上層部やら上層官とか言うやつなどはなくてもいいので…
    どうか、この概念はやってくれ(本音)

  • 52124/09/30(月) 21:43:31

    次の指揮官は空母として復活させるか…

  • 53124/09/30(月) 23:13:46

    >>52

    ↑の前に最後の記録を書いてみた。



    【建造実験記録書 10】


    記録者:戦艦 ドラグーン (日本語名"光龍")


    これは最後のヒト魔改造兼建造実験記録、人名に反したとんでもない建造実験。

    人間のKAN-SEN化…実質サイボーグのような存在にするとんでもない改造手術だ…


    というのは建前で…

    本当は、俺を復活させるために行われたとんでもない儀式だ。


    まぁ、うん、俺がこれを書いてることでもう察してくれ、もうこれ以上書きたくない。

    て言うか書けない…どう表せばいいか分からんもん。


    まぁそれはいいとしてここからは本題だ。

    この実験の記録は再封印されることになった。これを脳を焼かれた者がまたやら貸さない様にって言うことでね。


    もし、この資料を見ているってことは~…どうやら封印を解いちゃったようだねぇ~…

    あ~あ…しらないぞ~?…解雇…または解体されるかもよ~?

    まさか、これ見て真似しようとしてないよね?


    そんなことしないよね?


    オ レ ミ テ ル ヨ <●><●>

  • 54124/09/30(月) 23:19:48

    >>53

    何て言うか…最後の警告みたいな感じにしてみた。

  • 55124/10/01(火) 07:14:06

    >>52

    エンタープライズ「まさか…そんな…指揮官!」


    「………」


    指揮官が…私の弟がセイレーンの攻撃を諸に喰らい、昏睡状態に陥いった。


    エ「指揮官!目を覚ませ!」


    「…あ"…あ"ぁ…」


    私はもう仲間を失いたくなかった…なのに…

    なんでまた、あの時の事と同じように…


    「…母"さ"ん"…ごめ"ん"ね"…」


    その言葉を言ったっきり、彼は動かなくなった…

    そして私も…そのことがあって以来、戦えなくなってしまった…

  • 56124/10/01(火) 08:29:56

    ヴェスタル「エンタープライズ…」

    指揮官が亡くなってから彼女は今までの力がなくなってしまったかのように脱力してしまいました…

    ヴ「…このままでは…彼女の身が持ちません…どうにかしないと…」

    私は彼女のメンタルケアを欠かさずやっていました。
    しかし…

    ヴ「やはり回復の徴候が見られませんね…」

    私の尽力は無意味に等しく、未だに彼女は落ち込んだまま…

    ヴ「…いったいどうすれば…いいのでしょうか…」

    その時、私に連絡が入ってきた。

    明石『ヴェスタル!久しぶりだなにゃ!』

    それの声は私と同じ工作艦、明石からの連絡だった。

  • 57124/10/01(火) 14:40:21

    明『エンタープライズの調子はどうかにゃ?』

    ヴ「いえ…それが…まだ…」

    明『やっぱりにゃ…』

    明石はそう言うと話を切り返した。

    明『…指揮官はドナー登録していたにゃ…もしかしたら!…それのおかげでまた新しいキューブ適合者の指揮官が現れてくれるにゃ!きっとその指揮官もいい人にゃ!…仲良くなれるにゃ!』

    ヴ「違うんですよ…明石さん…彼は、指揮官は、エンタープライズの最後の家族…弟さんだったのです…」

    明『…に"…に"ゃ"…に"ゃ"~~~!?!?』

    明石さんは終始ビックリしていました。
    まぁ話していなかったから当たり前ですが…

    明『じゃあ指揮官はヨーコタウン級の人だったんだにゃ!?』

    ヴ「じゃなくて!"義理の家族"ですので…」

    明『あ…そう言うことだったのか…にゃ…』

  • 58二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 17:16:45

    このレスは削除されています

  • 59124/10/01(火) 19:44:26

    明石のエミュがムズい。

    明『にゃ!そういえば…』

    ヴ「…?…」

    明『実は、前に興味深いものを見つけたから、資料を送ってあるにゃ!もしかしたら助けになるかもしれないにゃ!』

    ヴ「興味深いもの?」

    明石から発せられた"興味深いもの"とはなんなのかは検討もつきませんでした…
    しかし…

    ヴ「いったい何が記されているのでしょうか…」

    そう思いながら私はタブレットの画面から"とある資料"を見た時…私は驚愕しました。

    ヴ「…まさか…こんなことって…」

    まさかこれが"鍵"になるなんて…

  • 60124/10/01(火) 22:36:39

    私は確認をとった後、今この母港にいる人達を早急に呼び出し、合同会議室に集め緊急会議を始めました。

    整備士1「なんだなんだぁ?こんな時に呼び出してよぉ。」

    整備士2「なんでこんな時に呼び出されるんだ…こっちも忙しいんだぞ!」

    修理士「まだ仕事残ってるのに…」

    整備局長「まったく…こっちの身にもなってくれ…」

    上層官「まさかこの私も呼ばれるとは…何か面白いことでも起こるというのかな?」

    補佐「あまり悪い方向には行ってほしくないのですがねぇ…」

    あまりにも険悪なムードの中ではあったが、
    私は行かなければならない。
    だって、これは私と同じ艦船、"明石"がくれた新たな繋がりだから…

    ヴ「お集まりいただき、ありがとうございます。では今から…」

    もうこれしか、エンタープライズを救う方法がないのだから…

    ヴ「私の考えた新たなKAN-SEN建造計画をお話いたします。」

  • 61124/10/02(水) 00:10:32

    へったくSSでごめんなさい…

  • 62124/10/02(水) 07:14:32

    …私があの時資料で見たものは、人の脊髄、基背骨の中にリュウコツ情報を入れ新たなKAN-SENとして運用するという方法でした。

    そして、私は思いを、会議室にいる人達にぶつけました。

    …しかし…

    整1「…は!?…冗談だろ!?」

    修「…こ…今度は生きている人を直せと…」

    整局「なんだこの非人道的な論文は!!」

    整2「…狂ってやがる…」

    補「お…思いっきり悪い方向に…」

    上「………」
    案の定、批判の声が上がったりしました…
    ですがもう…私は止まれません…

  • 63124/10/02(水) 15:04:14

    ヴ「やはり、一筋縄では生きませんか…」

    エ「(ダッ!)ちょ…ちょっと待ってくれ!」

    その時、エンタープライズが立ち上がり…

    エ「そ…その方法を使用すれば、もしかしたら指揮官が戻ってくるということか?」

    指揮官を蘇らせれるかと聞いてきました。

    整局「!?…何!?」

    整2「あ…あいつはもう死んだんだぞ!死んだやつが蘇るわけがないじゃないか!!」

    整1「な…何を言ってるんだこのKAN-SENは!?」

    修「も…もうむちゃくちゃだぁ~…」

    上「…ふむ…[ペラッ]…(まさか…○○(指揮官)よ…お前が4ぬことは想定済みだったのか…)」

    補「…?…○○上層官?それなんですか?…」

    上層官はとある紙切れを取り出した。

  • 64124/10/02(水) 17:20:24

    ヴ「…えぇ…可能性は0ではありません。」

    エ「ならやろう!今すぐに!」

    ヴ「ですが…ひとつ問題が…」

    エ「…?…」

    ヴ「今の彼には…心臓がありません…」

    エ「…!…そうか…指揮官は…私の弟は…」

    修「確か…心臓ドナー登録されていたんだっけ…って弟!?」

    整1「あぁ…全ての指揮官はキューブ適合者を増やすために必ず受ける決まりになっている…って弟!?」

    整2「そりゃ~…体が無事でも肝心の心臓がなきゃ生きてけないもんなぁ…って弟だと!?」

    上「エンタープライズにとって、"あいつ"の残していった最後の宝だからな…え?弟?なんで息子じゃないの?」

    エ「"あいつ"が好きだったのはヨーコタウン姉さんのほうだ…でもまさか、姉さんもホーネットも"再現"によってあんなことに…うっ…あ…頭が…」

    ヴ「…!…あまり無理はしないで…一度座って。」

  • 65124/10/02(水) 17:46:54

    上「…わかった…ヴェスタルの提案に乗ろう。」

    全員「「「!?」」」

    ヴ「じょ…○○上層官!いいんですか!?」

    上「あと指揮官の心臓の関しても私がどうにかしよう。」

    エ「!?まさか、心当たりがあるのですか!?」

    上「あいにく、"あいつ"とは…あの"指揮官のお父さん"とは腐れ縁でね。…それに…」

    上「お前の弟に、きつくお灸を添えられてるからな!」

    そう言って、上層官はある紙切れを私たちに見せた。そこには、

    『ヴェスタルとエンタープライズの提案に、
     必ず乗ってやってくれ。    ○○より 』

    と、指揮官の文字で書かれてあった。

  • 66124/10/02(水) 22:33:37

    エ「…!…あぁ…そういえば…弟はいつも…先のことを見越していたな…本当に予言者みたいだな…」

    エンタープライズの目には涙を浮かばせていた。

    整2「…はぁ…ほんとあいつは先読みの達人だよなぁ…。」

    修「確かに…僕がサボってる時でもすぐに見つけられてたし…」

    整1「お前がサボりすぎて痺れきらしたからだろ!…まったく…まぁ、俺が整備してる時でも本当に気が利く奴だったな…」

    整局「…あいつは本当に世話焼きだ。私が飲みすぎた時、自室まで運んでくれたことがあったか…」

    全員「「「「え?」」」」

    整局「…ん?あ!いやっ!ちがっ!今のは誤解だ!…コホン…い…今のは忘れてくれ…」

  • 67124/10/02(水) 22:55:09

    整局「(あ…危なかった…わ…私があの時彼を…押し倒してヤることヤっただなんて…言える筈がない!言えるわけないでしょ!…こ…これは墓場まで持っていくって決めたのだから!)」

    整備局長は顔を赤くしながらそっぽを向いて忘れるように促しました。
    と…とりあえず、この事は置いといて…

    ヴ「で…では!この事が可決されたということで!会議を終わります!」

    本格的な建造計画の始まりです!

  • 68二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 00:07:47

    ま…まさかの展開…

  • 69二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 06:39:12

    保守

  • 70二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 08:22:42

    整備局長さん他の枝でチカロフとか呼ばれてね?

  • 71124/10/03(木) 08:58:42

    >>70

    それはそれで面白そうだ。取り入れるのも楽しそう。

  • 72124/10/03(木) 08:59:35

    はぁ…最悪だ…俺が4ぬのは予想外だった…
    まさかあの爆風で吹っ飛ばされて背中を強打して脊髄破損とか…しかも脳も焼かれてポックリとは…

    『これ…俺の計画に支障が出てるかもな…』

    俺は今、精神の中をさまよっていた…

    あぁ…

    『局長ごめん…あんたとの約束守れそうにないわ…』

    こんな俺を許してくれ…あなたのお腹の子にも…本当に申し訳ない…

    まさか、あなたとは両思いだったなんて知りもしなかった…

    『って、そんなこと思ってたら余計4ねなくなるわ!…さて…計画が無事に進めばいいのだが…』

    といっても、これはほぼ全てが勘で動かそうとしている。

    博打みたいなものだ…ほんと、はじめてのことは容易にやらない方がいいよな…

  • 73124/10/03(木) 15:56:23

    …俺のお父さんは本当にすごかったな…
    まさかあんなもの考えちゃうなんて…

    "4んだ人をKAN-SENとして復活させる"って言うとんでも計画…

    よく封印指定を喰らわなかったな…

    これ普通に人知越えてるんだけど…
    いや、メンタルキューブがある時点で人知越えてたわ…

    まぁともかく、俺が昏睡状態になることはできた(?)んだ。

    あとは上層官と整備士やらを手懐けて俺を強化してくれりゃいいだけだな。

    はぁ、うまく行ってほしいものだがねぇ…

    まぁ、もしかしたら、昔の…"今の精神の俺"じゃなくなるかもしれないけど…

    まぁそこはどうにかなるだろう!

    ぜってぇ~蘇ってやるからなぁ!!

  • 74124/10/03(木) 22:21:50

    【数日後】

    あらやる陣営の空母の技術を取り込んだ建造は着々と進み、キューブ心臓と脊髄リュウコツ移植は成功を納めた…しかし…

    [廊下にて…]
    [スタ…スタ…スタ…]
    上「…新造空母の建造の兼はどうなっている。」

    補「90.5%は完了しているということです。」

    上「…ほう…90.5%?」

    補「…えぇ…どうやら、艤装の兼で手こずっているようです。」

    上「…と…いうと?」

    補「どうやら、取り付ける艤装を内蔵型にした時、今までの空母とは大幅に性能が落ちてしまうらしく…その減少率が最小でも85%…っということです。」

    上「は…85%だと!?ほとんど効力を発揮できてないではないか!」

  • 75124/10/03(木) 22:31:43

    補「はい…ですので、整備班と工作艦ヴェスタルは、その減少率を補うために、艤装に後付けで拡張装備を制作中とのことです。」

    上「…ほう…内蔵型の艤装をもう装備済みならもう本体は完成して…いや…指揮官はもう蘇らせる準備はできてるんだな?」

    補「はい。なんならもう進水式を行っちゃいますか?」

    上「いやまだだ、保険をかけて外部装甲が完成するまで…」

    その時…

    【ウーーーーーーー⤴️ーーーーーーー⤵️】

    上、補「!?」

    上「…ま…まさか…」

    補「嘘だ!こんな時に来るなんて!」

    母港に危機が訪れる…

    上「おのれ…セイレーン…」

  • 76124/10/03(木) 23:44:41

    上「全艦隊に通達!今ある戦力でセイレーンに対抗しろ!」

    補「了解しました!」(ダッ!!)

    補佐は急いでKAN-SEN達に伝えに行った。
    そして…

    上「今、指揮をできる奴は…やはり私しかいないか…しかたない、"アレ"を使おう…」

    私は、整備局長のもとへと向かった。

    整局「くっ!まさかこんな時に!」

    上「チカロフ!(※コードネーム)」

    整局「!、上層官!?、今話し聞いてるどころじゃないんです!」

    上「確かにそうかもしれないが、今言わないといけない。"あのパワードスーツ"を私に使わせてくれ!」

    整局「!?、な…何のご冗談を!あれはもう封印したでは…」

    上「今じゃなければダメなのだ!!」

    整局「ッ!…りょ…了解しました!!」

  • 77124/10/03(木) 23:48:02

    ※この世界の枝のチカロフは人で特殊計画艦ではないという設定。

  • 78124/10/04(金) 06:30:17

    とりあえず保守させて…

  • 79124/10/04(金) 14:39:36

    [バーン!…ガシューーン…]

    整局「…アーマーオープン…機体設置完了…上層官殿!」

    上「…あぁ…わかってる。」
    【タッ…タッ…タッ…】
    [ガチャガチャ…ガチャン!…バシューン!]
    上「アーマー装着完了。」

    整局「…メインキューブシステム並びに、
    メンタルジェネレーター出力値、
    バイタル値、共に正常…オールグリーン!
    オペレーションシステム起動準備!」

    オペレーター09「こちら、オペレーター09!(ゼロナイン)、オペレーションシステム起動しました!
    オペレーションパターン1…
    発進シーケンスに以降します!」

    上「母港『○○』上層部官長○○、アーマード・コンダクター、出撃可能だ。」

    整局「こちら、整備局長:チカロフ、ハッチオープン!射出可能!」

    上「目標、母港接近中のセイレーン及び量産型!対象を撃破する!発進!」

  • 80124/10/04(金) 17:58:48

    [母港近くの海域]

    [ドーーーン!…ドガーーーン!!…ダダダダダダダッ!!!]

    エ「くっ…!」

    ニーミ「…て…敵が…多すぎる!」

    ベルファスト「これではキリがありませんね…」

    エンタープライズ、Z23(ニーミ)、ベルファストは量産型や、セイレーンのコピー等による数の暴力に圧倒されかけていた。
    今いる戦力はこの三人しかいない…
    その時…

    エ「…!…しまっ…!」

    エンタープライズに向かって、セイレーンの爆撃機が攻撃を仕掛けに来た…が…

    上「ウォォォォォォラァァァァァ!!!!!」
    [チャドォォォォォン!!!!]

    上層官が空から大胆に着地した後咄嗟に盾を構え、守りの姿勢をとった。

    上「どうやら間に合ったようだな!」

    エ「…な!?…その声は…じょ…上層官!?…」

  • 81124/10/04(金) 18:02:59

    ※アーマード・コンダクターとは、パワードスーツ指揮官と何ら変わらないが赤色のディテールがあったところが黒色に変わり、オレンジ色に光っていた部分は青色に変わったパワードスーツ…つまりエイプリルフールにあったやつとは別物なのである!(上層官がかつてKAN-SENと共に戦っていた装備という設定。)

  • 82二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 20:45:26

    >>81

    ※途中から来た上層官は軽巡洋艦扱い

  • 83二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:49:59

    保守

  • 84124/10/05(土) 00:40:03

    上「…やはり、総戦力は乏しかったか…」

    ニ「じょ…上層官!?、なんですかその姿!?」

    上「昔、あの指揮官の父親が作った3つ目の作品だ!」
    (1に脊髄リュウコツ、2にキューブ心臓、3にアーマード・コンダクター)

    ニ「その人どんだけとんでもない物を作ってるんですか!?」

    ベ「ニーミさん、今は集中です。ツッコンでいる暇はありませんよ。」

    ニ「あ~!もう!分かりましたよ!」

    [数分後]

    上「…くっ…やはり…老体に響くな…」

    ベ「ご主人様、あまりご無理なさらず。」

    上「あ…あぁ…分かっているとも…だが…あいつが目覚めるまでは…」

    ???「目覚めるまでは…なんだって?」

    全員「「「「!?」」」」

  • 85124/10/05(土) 07:02:10

    疲れてるから保守

  • 86124/10/05(土) 09:26:25

    エ「…あ…あぁ…まさか…そこにいるのは…」
    (震え声)

    ベ「…し…指揮官様!?」

    「あぁ久しぶりだな。ベルファスト、ご主人様が帰ってきたぞ。なんつって!」

    ニ「ちょっとこんな時に来ないでよ!4にたいの!?」

    「こんな時だから来たんだよ!なに、これも想定の範囲内だ。」

    上「…そ…想定の範囲内!?お前は今、空母の性能を85%も減少し効力を発揮できてないお前に何が…!…」

    「ダーイジョウブ大丈夫!すぐに効力を発揮できるようになるから!」

    エ「…下がれ、指揮官!…戦場は遊びじゃないんだぞ!」

    「…確かにそうだが…下がるわけには行かねぇ…"やるべきこと"が色々あるんだよ…俺も覚悟を決めてここへ来たんだ。」(マジトーン)

  • 87124/10/05(土) 11:16:20

    エ「…なっ!?…」

    「お話はここまでにして。ほら、親玉達が来たみたいだぞ。」

    そこに現れたのは二体のセイレーン。

    テスター「まさか、本当に指揮官がKAN-SENになるとは…」

    オブストラクター「まったく…イレギュラーもいいところね…」

    テ・オ「「消えてもらうわ。」」

    「…いや~、俺も愛されちゃったねぇ。」

    上「私達の作り上げた努力は水の泡にはしない!」

    ニ・ベ
    「指揮官達には(御主人様達には)指一本触れさせません(から)!」

    エ「もう二度と私の弟は4なせない!」

    「そう簡単に沈む気はない!覚悟しろ!」

  • 88124/10/05(土) 11:58:42

    【数分後】

    「くっ…やはりセイレーン二体はやばかったか…」

    上「うっくっ…すまない…指揮官殿、KAN-SEN達よ…私もどうやら限界のようだ…て…撤退する。」

    「…戦況が悪化したか…」

    上層官はアーマーの耐久がもう限界値にへと到達、離脱した。

    エ「(こ…このままでは…また指揮官が…)」

    テ「諦めろ、お前達に勝ち目はない。」

    オ「その指揮官を引き渡すことね。そうすれば命だけは助けてやるわ。」

    ベ「そんなことは絶対にしません!」

    ニ「私たちの指揮官なのよ!渡さないわ!」

    テ「ほう…なら…」

    オ「消えるといいわ!」

  • 89124/10/05(土) 12:47:52

    「まさかここまで…このままじゃ…」

    ニ「し…指揮官!あ…あなただけでも逃げてください!」

    ベ「ここは私たちだけでどうにかします。ご主人様はどうか、安全なところへ!」

    エ「指揮官!…いや、弟よ!…もうこれ以上傷つくところはみたくない!逃げてくれ!」

    「…なんて…言うと思ったか?…」

    ニ・ベ・エ「「「…え?…」」」
    テ・オ「「!?」」

    「…こんなの…くく…想定の範囲内だ!!
    …くっ…くはっ!…クハハハハハハッ!!!!!」

    突如、空から黒い影が舞い降りた。
    いや、舞い降りたと言うよりセイレーン達に向かって襲撃してきたと言ってもいいだろう。

    黒い鷲『キエェェェェェェェ!!!!!!!』[チャドォォォォォン!!!!]

    ニ「な…何よこれ!?」
    ベ「…き…機械の鳥…ですか?」
    エ「な…あれは…"黒い鷲"!?…まさか…そんな!…」

  • 90124/10/05(土) 16:13:27

    テ「…はぁ…はぁ…危なかった…」

    オ「奇襲するなんて卑怯よ!」

    「うるせぇ!そっちも数の暴力で結構卑怯な方法で攻撃してきたろ!
    …そう、かつてセイレーンに対抗するために作り出され、最終的に凍結され、奥底に隠された兵器、その名は{クアンツァー}、そのひとつがこの"黒い鷲"…」
    ニ「な…なんでそんなものが!?」

    「俺が4ぬ前に解凍し、時が来たら端末にデータが送られるようにしていたんだ。」
    ベ「まさか、性能を上げるための強化装備って…」

    「そう、そのまさかだ。端末に送ったデータはその黒い鷲に、艤装として強化するための追加データ(指揮官作)も送られるようにしたんだ。
    そして、俺がピンチの時に強制的に起動するようにしていたのさ。(多分今ごろ母港の一部は壊れてるな…まぁそれも範囲内だ。)」

    エ「…お…弟よ…予測が当たりしすぎて怖いぞ…」

  • 91124/10/05(土) 18:13:32

    >>89

    すまん…ここ…パロディ入れるつもりはなかったんや…

    でも気が乗ってしまって…つい…ほんと申し訳ない…

  • 92124/10/05(土) 18:16:15

    >>90 スレのこっちもや…なんでこんなことしたのか俺も分からん…


    俺、ACに憧れたんかな…申し訳ない…

    >>91

  • 93124/10/05(土) 23:33:43

    12時ぐらいになったら続き投稿

  • 94124/10/06(日) 00:03:19

    「あぁ姉さん、それはすまん悪かった…
    っと、この話しは終わりにして…」

    テ「…壊す…貴様を壊してやる!」
    オ「もう容赦はしない!破壊してやる!」

    「おっ?やっと本気か?…まったくよぉ…最初から本気だせよ!、来い"ゼロエア"!」
    黒い鷲 ゼロエア『キィエェェェェェェェェ!!!!!!!!』

    ニ「な…何をする気なんですか指揮官!?」
    「まぁ見てなって。」

    翼の下の二つの輪っかみたいな大きなエンジンから翡翠色に輝く粒子と風が出て、空母となった指揮官の背中に付いた後…

    『ガショーン!!!ウィンウィンウィーーーンウィーーーン!!!…バシューーーン!!!!』

    指揮官の背中にゼロエアの胸辺りにドッキング、そして変形した。

    [バサキャァァァァン!!!!]

    彼が変形した黒い鷲の機械的な翼を大いに広げセイレーン達に見せ付けた。

    「さぁ、反撃開始だ。」(ニヤリ…)
    彼は不適な笑顔を見せるのであった。

  • 95124/10/06(日) 06:05:15

    【数分後】

    テ「な…なんだ….と…」
    オ「…こ…こんな強いとは…」

    テスターとオブストラクターは4人のKAN-SENに敗れた。

    「さぁ帰ってもらおうか…それとも、まだやるかい?」

    オ「…か…帰るぞテスター!」
    テ「…チッ…貴様…覚えてろよ…」

    「…よし…驚異は去ったな。」

    エ「な…なんと言う強さだ…」

    ベ「さすがです。誇らしき御主人様。」

    ニ「こんなに強くなるだなんて!」

    「ハッ!ハッ!ハッ!もっともっとほめてほしいなぁ~!な~んつって!」

    エ「あ…相変わらずだな…」

    ベ「…誉めるのは失敗でしたね…。」(ハイライトオフ)
    「ご…ごめん…調子乗った…すみません。」

  • 96124/10/06(日) 09:46:42

    彼らは戦闘を終えた後、母港に帰ってきた。後に施設を破壊したことによる長期間の説教が始まるのだがそれはまた別の話。

    ヴェスタルは明石に連絡を取っていた。あの送られたデータがなんなのかを聞くために…

    ヴ「明石さん、先日のあのデータの兼なんですが…」

    明『あ~!あれね、"こっちの指揮官のおもしろ動画"どうだったにゃ?』

    ヴ「え?"おもしろ動画"?」

    明『そうにゃ!こっちの指揮官は天然でちょっとかわいくて、そこからおもしろいことが起こったから動画にして送ったんだにゃ。』

    ヴ「は?」

    明『…にゃ?…ど…どうしたんだにゃ?』

    ヴ「…その動画送られてませんでしたけど…
    (…私、見間違えたのかしら…いや…明らかに名義は彼女の物だった…なのに何故?…どう言うこと?)」

    明『…わ…分かったにゃ!もう一度送るにゃ!今度は絶対に見てくれにゃ!』

  • 97124/10/06(日) 11:57:23

    [明石との通信が切れる]

    ヴ「…いったい誰が…こんなことを…」

    エ「ヴェスタル、どうした?なにがあった?」

    ヴ「あ!エンタープライズ!…えぇ…
    ちょっとね…この研究データを送ってきた人物が誰なのかが気になって…」
    エ「…あぁ…あれのことか…あれは私の弟がそうやって自動的に研究データを送られるようにしたらしいぞ。」

    ヴ「…へ?…ま…まさか…他人のデータを改変して別のデータに差し替えたの?…いや…そんなまさか…」
    エ「ん?…まった、そのデータの送信先は誰だったんだ?」

    ヴ「あ…明石です…」
    エ「…ちょっと指揮官に問い詰めに行くぞ、ヴェスタル。」

    ヴ「徹底的に取り調べますわ。」

    [その頃の元指揮官]
    「…なんかスゲー嫌な予感がしてきた。」

  • 98124/10/06(日) 12:18:17

    元指揮官は案の定二度目の説教を受けた。
    ヴェスタルとエンタープライズにおもいっきり叱られた。

    上「チカロフ…(※コードネーム)」

    整局「なに?…」

    上「パワードスーツの兼は独断で封印の解除要請したこと、本当に申し訳なかった…」

    整局「…4んでなくて良かった。それだけで十分よ。」

    上「…あぁ…ありがとう…だがしかし、不用意に乗るもんじゃないな…体が今もしびれてる。」

    整局「本当に無茶を良くするんだから…"お母さん"も今は呆れてるんじゃない?」

    上「…我が"娘"よ…本当にすまない…」

    整局「もういいから!ほら!早く仕事に戻ってよお父さん!」

    上「あぁ…そうだな。これからもよろしく頼むぞ、チカロフ。」

  • 99124/10/06(日) 13:02:27

    [廊下にて]

    [タッ…タッ…タッ…]

    上「○○君」
    補「はっ!」

    上「"奴(指揮官の父)"の作ってきた今までの設計図を封印しろ、"秘密裏"にな。」

    補「はい、わかりまs…」

    上「だが、作って成功したというデータは封印するな。」

    補「…え!?…し…しかし!」

    上「命令だ…「ですが!」命令だ!…実際に成功したんだ…残しておこう…」

    補「…了解いたしました。」(ダッ!…)

    上「…はぁ…そうか…あれから…」

    その時、上層官の過去がフラッシュバックした。
    それは彼にとって酷く、止めることができず、後悔した出来事だった。

  • 100124/10/06(日) 13:12:28

    『なぁ、俺もKAN-SENになったら海の上を滑れるのかな』
    上層官(若)『いや何考えてるんだお前。』

    上(若)『…!?…おいまさか、お前…嘘だろ!?』
    『…!…やった…やったぞ!…成功だ!…これでKAN-SEN達と共に戦える!!』
    上(若)『自らKAN-SENになる奴があるか!』

    『ハッハッハッ!!大丈夫だって!そう簡単に沈んだりしないよ!こう見えて結構戦い慣れしてるんだ!安心しろ!』
    上(若)『…お前…自分の奥さんに何て言うつもりなんだよ…』
    『あ…』

    『俺さ最近、MVP連続して取れるようになったんだよ!凄くね?』
    上(若)『お…おぉ…まじか…』

    『なっ!?…しまっ…ヌアァァァァァ!!!!!………』

    上(若)『あ…あいつがセイレーンに…嘘だろ?…嘘だと言ってくれ!…』

    上(若)『…う…嘘だ…船の転覆事故で…あいつの奥さんが…巻き込まれた?…な…なんで…なんでこんなことになるんだ!…あいつが何をしたって言うんだ!!』

  • 101124/10/06(日) 14:29:18

    ユニオン指揮官(当時10歳)
    『父さんに続いて…母さんも…"弟"も…そうなんだ…』
    上(若)『…私が養ってあげたいが…私にも娘や息子がいる。すまないが手が回りそうにない…』
    指(幼)『…いいよ、父さんは良くても母さんが弟しか愛してなかったから…もう慣れてる…』
    上(若)『…(!…なんだと…それに…この"あざ"は…)』


    【数日後】
    ???『○○さん、その子を私に預けさせてくれませんか?』
    上(若)『君は…ヨーコタウン…どうして急に?』
    ヨ『…彼の…遺言なのです…』
    上(若)『!?…あいつの!?…そうか…君は彼の…』

    ヨ『…はい、彼とケッコンしていた…KAN-SENです。』

    上(若)『…わかった…この子を頼む。』
    ヨ『…えぇ!…』

    指(幼)『ヨーコタウン…姉ちゃん…』
    ヨ『ん?…どうしたの?』
    指(幼)『…ぎゅって…して…』
    ヨ『!…(ぎゅっ!)』(ハグッ)

  • 102124/10/06(日) 15:13:53

    {などなどの回想(省略)}

    上「そうか…あれから…15年か…色々あったな…」
    (タッ…タッ…タッ…)
    私は歩きながら過去を振り返った…今思えば、私は本当にびっくりするような人生だった。まぁ、私がその人生に向かった一番の要因は"あいつ"のせいだろうがな。

    整1「あっ!上層官!お疲れさまです!」

    上「あぁ、お疲れ…ん?…何をしているんだ?」

    整1「あぁ、これですか?、動画投稿SNS『アズチューブ』の動画ですよ。」

    上「"あずちゅーぶ"?…はぁ、最近の若いもんの流行りには付いていけんな…っで、どんなのを見ていた?」

    整1「重桜の指揮官さんがゲーム実況してるんですよ。こんな風にw!」

    上「…重桜の?…どれどれ…。」

  • 103124/10/06(日) 15:42:02

    『ヌァァァァァァ!!!!!!!戦友~~~!!粉塵!!粉塵まいてくれぇぇぇ!!!』
    ゲーム内音声(ワーギャーワーギャー!!!!)
    『あっ!ちょ!おまっ!突っ込んでいくなって言っただろ!俺が近接の刀なのに!!あ~もう!粉塵まいたぞ!』
    (シャーンシャーン…)
    『助かったよ戦友。』
    『いや、急に落ち着くなよ。逆にびっくりするわ。』

    『よしっ!行くぞ戦友!』
    『だから突っ込んで行くなって言ってるだろ!!』
    (バシューン!ジャキーーン!!!!)
    『これだから、キマイラーハンターはやめられないんだ!』
    『なんで遠距離武器なのにそのまま突っ込んでいくんだよ!』
    『散弾特化だから近くで打たないとな、戦友!』
    『銃を使うなら遠距離特化で行けこの野郎!💢』

    {HPが尽きました}
    『あっ』
    『だから言っただろ!!』

  • 104124/10/06(日) 15:58:41

    上「…これは…」

    整1「"キマイラーハンター"って言うハンティングアクションゲームで…」

    上「いや、違う…この実況している声は…」

    整1「え?…重桜の指揮官と…その"上層官"ですね。」

    上「…やはりか…」

    整1「…え?…」

    老上「その重桜の上層官は私の息子だ。」

    整1「………………………」

    整1「えぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」

    上「…まったく何してるんだ…我が息子よ…」


    あれから5年後…もう悲劇は起こらないと思っていた…

    しかし…また悲劇が起こった。

    重桜の指揮官も…とある攻撃を喰らい、
    脳4判定が言い渡され、この世を去った…。

  • 105124/10/06(日) 17:39:42

    だが、そこに救いの手を伸ばしたのがヴェスタルだった。ヴェスタルは、"4者をKAN-SENにして蘇らせる方法"の成功データが書かれた物を彼らに渡した。
    KAN-SEN達や、重桜にいる者達はそれに必死に取り組み、ひとつの難題である"キューブ心臓"の完成にありつけた。
    しかもそのキューブ心臓は今までにない程の高性能な物となった。

    二つ目の難題であった。脊髄リュウコツ情報の埋め込みは、封印指定されていた情報書をユニオン上層部が封印を解凍し、データを渡した。
    そして、あらゆる戦艦のリュウコツ情報を融合させたやつを彼(重桜の指揮官)の脊髄の中に入れ込んだ。

    そして最後の極め付きに新たな戦艦として登録するために、新造して船を製作。

    そして進水式の時にその新造戦艦の形状が変化した後、巨大な自立型艤装になった。

    そして彼、重桜の指揮官(といっても所属は自由なため所属無しになってる。)は輝かしき復活を遂げた。

  • 106124/10/06(日) 23:08:29

    >>1の物語最後から数日後】


    [廊下にて]

    上「…まさか…また…あれを解凍することになるとは…まさかあいつ(ユニオンの指揮官)も深く頭を下げて申請してくるとはな…」


    補「意外でしたね…

    彼が…重桜の指揮官が"ゼロエアード※"の血縁者だったんですから…。」(※KAN-SENとなったユニオン指揮官(といっても所属は自由)の新たな名前)


    上「…あの戦艦になった者が…あいつの血縁者とは…思いもよらなかった…てっきり"あいつ"の奥さんと共に…」


    補「はい、どうやら…重桜の巡洋戦艦"天城"に奇跡的に拾われ育てられたらしいです。そして、精密検査でも血が繋がっていることがわかりました。」


    上「………そうか…」(ホッ…)


    補「…上層官…実は私は今、凄く心配してまして…。」


    上「…あの二人…の今後の関係がか?」


    補「…はい…」

  • 107124/10/07(月) 00:05:30

    補「…兄は(ゼロエアードは)虐○されていて、弟は(光龍は)溺愛されていた過去があるんですよ…恨んでたり妬ましいと思ってたりしませんか?」

    上「…大丈夫だ…多分…あ…あいつに恨みや妬みなどで心を狂わされはしないはずだ…」

    補「え…えぇ…根拠ないんですか?…」

    上「…………ないな…」

    補「思いっきり心配になってきましたよ…」



    【光龍(元重桜の指揮官)のいる母港】

    ゼ「…ここが…弟のいる母港か…」

    兄である元指揮官であり現空母の、ゼロエアードは、同じく元指揮官で弟である戦艦 ドラグーンこと光龍に会いに来たのだ。

    ゼ「…あいつは…どこに…」

    しかし、どこにいるのかわからず探しだすも、見つからない…

    ゼ「…ここで…少しまつか…」

    彼は執務室で待つのであった

  • 108二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 06:03:52

    保守

  • 109124/10/07(月) 15:20:49

    ???「!?…そこにいるのは…誰だ!?…」

    ゼ「!?…」

    突如、声をかけられた。声をかけた本人は、今にも引き抜こうと刀を構えていた。彼女は重巡洋艦の高雄。愛宕の妹にあたる娘だったか…(多分)

    ゼ「落ち着け、俺はお前達の元指揮官、現KAN-SENの"光龍"ってやつに会いに来た。俺も彼と同じ元指揮官だ。」

    高「何?…なら、証拠を見せろ。」

    ゼ「…はぁ…これでいいか?…」

    俺は、高雄にとあるカードを見せた。指揮官に配布されていた名刺だ。

    高「…これって!…」

    …どうやら信じてくれたようだな。この名刺もたまには役立つものだな…

    高「…ここの指揮官なら…光龍なら今任務に出ている。帰ってくるのは結構先かもしれない。」

  • 110124/10/08(火) 00:09:55

    ゼ「………そうか…」
    私は急に脱力してしまい、ソファに座り込んだ。

    高「…ん?…まった、"元指揮官"?…そなたも光龍と同じにKAN-SENなのか!?…」

    ゼ「?…あ…あぁ、そうだ。なんだったら俺があいつより前にKAN-SENになったんだ。」

    高「!?…そうなのか!?…ならつまり光龍の…」

    ゼ「あぁ…兄にあたるな。」

    高「…おぉ、まさかこんなところd…」

    ゼ「っていうか、その光龍とは血の繋がった実の兄なんだがな。」

    高「…………ふぁっっ!?!?…」
    ゼ「…なんか情けない声が出てたぞ。」

    高「…ッ!…忘れてくれ…」
    ゼ「…お…おう。」

  • 111124/10/08(火) 06:36:41

    高「…そ…そうだ、母港を案内してやろう。」

    ゼ「…なんだ?…唐突だな。」

    高「この母港には色々な施設があるんだ。もしかしたら、ひまつぶしになるのではないか?」

    ゼ「…それもそうだな。ここにいたら眠っちまいそうだ。」

    俺は高雄と共に、この重桜所属の母港を見て回ることにした。

    ゼ「やはり見ていた時から活気があると思っていたが…ここまで賑わっているとはな…」

    俺は、この母港の発展具合にどぎぼを向かしていた…何せ俺が所属しているところは静かで気品があるところだったからだ。
    飲食店や本屋、ましてや娯楽施設までも常備してあったのだ。

    愛宕「ん?…あら高雄、こんなところで何してたの?、あら?…そのお方は?」

    道中、俺と高雄に話しかけてきた女性、愛宕に会った。

  • 112二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 12:12:54

    このレスは削除されています

  • 113二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 13:32:34

    このレスは削除されています

  • 114二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 14:03:52

    このレスは削除されています

  • 115124/10/08(火) 14:41:56

    高「な!?愛宕!?何故ここに!?」

    愛「何故って、ちょっと買い物をしてただけよ?あなたこそ、このかわいい坊やを連れてどうしたの?」

    ゼ「…か…かわいい…坊や?…」

    高「…すまない。其奴は全ての男性に向けて"坊や"と言ってくるんだ。」(ヒソヒソ…)
    ゼ「…は?…本気なのか?…俺こう見えて30越えたおじさんだぞ?」(ヒソヒソ…)

    愛「あら?…ひそひそしてどうしたの?かわいい坊や。」(ナデナデ)

    高「ま…待て!愛宕!彼は…」

    ゼ「…お気遣いありがとう愛宕、だが俺には必要ない。ただ弟を探しに来ただけだ。」

    私は撫でていた愛宕の手を優しく自分のてで包み込んだ。

    愛「まぁ!…何て丁寧な!…ん?…弟を探しに?…それに今"俺"って…」

    高「….彼は、我らの指揮官、光龍のお兄さんだ。どことなく顔が似てるだろ?」

  • 116124/10/08(火) 16:04:44

    ゼ「…まぁ、年子だがな…。」

    高「…と…年子だったのか…て言うか…思ったのだが、兄にしては背が低くないか?」

    ゼ「…う"っ(ぐさっ)…そ…それは言わないでくれ…」

    高「…あっ…す…すまない…」

    愛「あらほんと!眉毛やほくろの位置がそっくりだわ!…ほんと坊やみたい。」

    ゼ「…ま…まぁ…言われて悪い気はしないな。だから坊やって言うな!俺は空母だぞ!元々は背がでかかったのになんで…」


    高「…愛宕…拙者は今、彼をこの母港の案内人をしてやってるんだ。光龍が帰ってくるまで暇潰しになればいいと思って…。」

    愛「あらそうだったの…なら私も付いていくわ。」

    高「い…いや、私ひとりで…」

    愛「一人より二人で教えた方がわかりやすいと思わない?私たちで教えた方がいいわ。」

    高「…う…わかった…」

    ゼ「言い負かされてる…」高「う…うるさい!」

  • 117二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:57:26

    結局、二人が案内することになり、あいつのいる母港を案内してくれた。
    こんなにもKAN-SEN達が楽しそうにしているとは、ってニュージャージーもなんか楽しそうにしてたし…(北方連合やロイヤル、鉄血やヴィシア陣営の娘達もめっちゃ楽しんでる…)

    [KAN-SENは派遣制で、色々な母港を転々としながら戦っている。]

    ゼ「…ほんと至る所にKAN-SENがいるな…わざわざ遠いところから来てるのもいる…」

    高「それは多分、光龍のお陰だろうな。彼はとても他人思いで、初対面だろうがすぐに仲良くなれる。それに他陣営間でのいざこざを一人で仲裁ところも理由だな。」

    ゼ「…なに?…」

    愛「彼の話術は匠だったし。KAN-SEN達、全員の心を鷲掴みにしたから惚れない娘はいなかったわ。もちろん私も例外じゃないわ。そのあと指揮官の腕も凄く逞しいから絡み付きたくなって…」

    高「貴女はいつも光龍の腕に絡み付いてたり突っ掛かってるではないか。」

    愛「高雄も彼に対してモジモジしてるのに、何故突っ掛からないの?」

    高「…そ…それは…うぅ…」

    ゼ「…やはり敵わないな…弟には…」

  • 118二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:15:30

    >>109

    めちゃくちゃ遅いけど訂正。妹のところを姉に変更

  • 119124/10/09(水) 00:20:10

    [数時間後:執務室にて.]
    光龍「はぁ…やっと委託終わった…んあ~!!(背伸び)」

    シリアス「お疲れさまでございます。誇らしきご主人様。」

    光「あぁ、お疲れさまシリアス。今日は結構長かったな…まぁ…どうにか報酬は手に入れたし、今日はゆっくり休んで…」

    シ「それでは、お茶をご用意しますね。」

    光「…あ…あぁ…よろしく頼む。(し…心配だ…)」

    撫順「失礼します!指揮官!」(扉バーン!!!!)

    光「うぉっ!?、びっくりしたぁ…」

    その時、扉をおもいっきり蹴り開けた娘が執務室には入ってきた。
    東煌所属の駆逐艦、撫順だった。

    撫「あっ、ごめんなさい!思わず蹴っちゃった…ってそんなこと言ってる暇ないよ!指揮官!貴方のお兄ちゃんを名乗る人が来たんだよ!」

    光龍「…え!?…な…なんだって!?…今…その人はどこに!?」

    撫「そ…それが…」

  • 120124/10/09(水) 06:54:01

    ゼ「…よしっ…そこだ!…どうだ!」
    (ガチャガチャッ!)
    『オォ!スゲェ!ナンテイウボタンサバキダ!!』
    上「くっ!…やはり押されているか…だが…これならどうだ!」
    (ガチャチャッ!!)
    『ウォ!ハエェー!!レンゾクデコンボヲキメテヤガル!!』
    ゼ「なっ!しまった!ヤバッ!…耐えっ…あぁ…負けた。」
    (ドゥーーーン⤵️.LOSE…)

    上「よしっ!(WIN!!!!)いやぁ~…楽しかった!君も相当強かったよ。」
    『スゲェ!ヤッパジョウソウカンツェー!!カッケェ!』

    ゼ「あぁ…久々に楽しめたよ。ん?…上層官?…」

    上「おっと…どうやらバレてしまったようだね。そうだ、俺はここの母港、重桜所属の上層官だ。」

    ゼ「…まぁいいや…俺は、ユニオン母港で一応勤務している、元指揮官で現KAN-SENのゼロエアードだ。よろしく頼む。」

    上「…え!?…君は指揮官でKAN-SENなのか!?、うちの所属の指揮官もKAN-SENなんだy…」

    光「その指揮官兼KAN-SENが、今戦友の後ろにいるんだが?💢、こんなところで何してるんだお前!💢」

  • 121二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 15:19:32

    とりあえず星

  • 122124/10/09(水) 23:53:54

    上「な!?戦友!?何故ここに!?」

    光「…ほんと相変わらずだなお前…上層部の仕事はどうした?」

    上「お…おぉ…終わらせたぞ?」

    光「嘘付くなてめぇ!!💢💢」

    上「ひっ!せ…戦友…怖い…嘘じゃないって…」

    光「じゃあこれなんだ?」

    [とんでもない数の契約書等々の束]

    上「あ"っ"…」

    光「…さて、お前には二つの道がある。」
    「一つ目は、徹夜してこの大量の書類の仕事をする。」
    「二つ目は、お前の父さんにチクって解雇されるか…だ。」
    「さぁどちらか選べ。」

    上「徹夜して書類仕事します。(即答)」

    光「最初っから仕事をしろこの野郎!!」

    ゼ「(い…いったいどっちが上司なんだ?)」

  • 123124/10/10(木) 06:18:15

    補「あぁ!やっと見つけましたよ上層官!!」

    光「あぁ、ちょうどよかった!こいつ連れてってくれない?」

    補「はい!…ほら!執務室行きますよ!」

    上「く…くそぉ…(シオシオ…)」

    光「…はぁ…やれやれ…友達の選び方間違えたかな…」

    ゼ「……その顔は…そう…なのか…」

    光「…そうだよ…久しぶり…兄さん…」

    ゼ「……あぁ……」

    光「…はぁ…ゲームセンターで再会はしたくなかったなぁ…」

    ゼ「…フッw…確かにw…」

    光「あの時は兄さんの背が高かったのにいつの間にか越しちゃったなぁ…」

    ゼ「…それ以上言ったら久々に、"脇.腰ツンツン地獄"するよ。」

    光「待ってくれ!それは勘弁してくれ!」

    彼らはゲームセンターから出口に歩みながら軽く話をした…
    そして、浜辺で落ちる夕日を眺めている。

  • 124二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 10:54:23

    続き待ちの保守

  • 125二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 18:39:47

    このレスは削除されています

  • 126124/10/10(木) 19:07:43

    ゼ「…あの時は、俺以外4んだと思ってたんだがなぁ…」

    光「…悪運が強かったのかもね…現に僕たちも…」

    ゼ「…『4の淵から蘇った』…っと言ってもいいだろうな。」

    光「…いや、4の淵ではなく、もうとっくに4んでたけどね!?…ほんとびっくりしたよ!まさか僕が大海原の上で目が醒めるとは…」

    ゼ「はっはっはっ!確かにびっくりするよな…でもそれはそれで面白かっただろ?」

    光「いや…面白いって言うか唖然したよ…めっちゃ強くなって蘇るなんてどこのなろう系小説だよ。」

    ゼ「…お前は…愛されたからな…それが影響したんだ…」
    光「…愛された影響?…どう言うことだ?…」

    ゼ「お前が復活したあと、少し調べてみたんだが、俺とお前が蘇った理由としては、KAN-SEN達との"思い"が影響してくることがわかった。」

    光「…!?…」

  • 127124/10/10(木) 23:05:21

    ゼ「"俺とは違い"、お前は、KAN-SEN達に大いに愛され、大いに"好まれた"。君を必要としてくれたんだ…」

    光「…僕はそんな大したことはしてないよ…僕はただみんなのことを思って接しただけだから…」

    ゼ「…高雄や愛宕から聞いたんだが、その接し方が優しく惚れたんだと…。
    それに、仲裁にも回ってたってな。…ほんと相変わらずお人好しで人滴しだ…だから愛されたのだろうな…、正直…羨ましいよ…」

    ゼ「…いや、兄さんも愛されてたんじゃ…」

    ゼ「…俺の育て親であり義理の姉だったヨーコタウン姉さんは、"再現"によって大破し沈んだ…」

    光「…!?…」

    ゼ「それに続き、ホーネット姉さんも相次いでやられ、失われた。」

    光「…そんな…ことが…」

  • 128124/10/11(金) 06:02:50

    ゼ「…お前は…何も失わなかった…それが俺には羨ましい…いや、妬ましいと言ったところか…だが、お前の楽しそうに人生を謳歌していることを聞いていると…そんなのはどうでもよくなってきた…そんな気がするんだ…。」

    兄は、海に広がる地平線の彼方に眼を向けていた…その眼は、悲しいような、寂しいような、そんな今にも泣きそうな眼になっていた。

    光「…違う…違うよ…兄さん…」

    ゼ「…?…どういうことだ…」

    光「…僕も、失ったんだ…育ての母を…」

    ゼ「…!?…」

    光「…天城お母様を…"再現"によって失ったんだ…加賀姉さんを庇ってから…逃げ切れずに…」

    弟は、浜辺の砂に眼を下ろした後、眼を閉じた…まるでもうその先の未来を見たくないかのように…、そして弟は静かに涙を流し泣いた…泣いていた。

  • 129124/10/11(金) 15:03:45

    保守する

  • 130124/10/11(金) 23:15:11

    ゼ「…そう…だったのか…」

    光「………」

    ゼ「……俺たち…似てしまったな…」

    光「…そう…だね…」

    今の空気は最悪だ。どうすればいい、俺どうすれば弟の心を取り戻せるんだ!?まさか、あいつも育ての母失ってたとは聞いてないからいつの間にか地雷踏んでしまったんだがどうしよ!…って…

    まさか兄さんも、育ての母と大切な姉と言う存在を失ってたなんて…俺はまだましな方なんだったんだな…いや、ましってなんだよ!大切な者を失ったのに何を同情してんだよ!ふざけんな!

    ゼ「だ~もう!…辛気臭ぇし、面倒せぇや!」
    「もうこの話は終わりにしよう!」

    光「それがいい、なんかお前のその身の上話で同情したらむかついてきたから。」

    ゼ「なんでそれでむかつくんだよ!?ってそれにお前って言いやがったなてめぇ!ツンツンするぞ!」「やめろ!まじで!!」

    ゼロエアード・光龍[ワーキャーワーギャー]

  • 131124/10/12(土) 06:56:36

    影で見ていた赤城と加賀はしんみりしていた…が…。

    赤「よ…よかった…天城姉様のことまだ覚えてくれて…」

    加「…光龍は過去に囚われてないか?」

    赤「そ…そんなことないと思うわ!…多分…」

    加「はぁ…」

    赤「…ねぇ、思ったんだけど…ツンツン…ってなに?」

    加賀「…なんだろうな…」

    ゼ「隙アリィ!!ツンッ!」
         [光龍の脇腹ズドスッ!!!!!]
    光「ウギャァァァァァァ!!!!!!!」
           [諸に喰らった]
    ゼ「あ」


    加「も…諸に脇腹に入ったな…」

    赤「私の…弟に何してるのよ!」

    加「まて!姉様!今はあいつの弟だ!」

  • 132二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 10:03:27

    このレスは削除されています

  • 133二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 15:25:01

    このレスは削除されています

  • 134124/10/12(土) 22:51:26

    影でワチャワチャしているKAN-SEN達を俺が見ていた。

    ゼ「…なにしてんだあいつら…」

    俺はそんなことを言いつつ視線を弟の方へ向けた。

    光龍「ヌォアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

    [ゴロンゴロンゴロンゴロン…]

    弟はまだ脇腹に痛みがあるらしく浜辺をのたうち回っていた。

    光龍「お…おぉ…お兄ちゃん…加減してくれ…」

    ゼ「…すまん…」(ペコリ…)

    少しして痛みが引いたのかのたうち回ることはなくなったがまだ苦しい声色で弟は言った、俺は弟に向けて軽く頭を下げた。
    結構深く刺さってしまったらしい…
    っていうかこれ俺またやらかしてね?…まいっか…
    …もうすっかり日が暮れたな…弟と共に執務室に帰るとするかな…

    ゼ「…光龍、もう日が暮れてしまったな…暗くなるしそろそろ…。」

    光「…兄さん後で覚えてろよ…」

    ゼ「……おっと…先執務室に戻るな!じゃあな!…」

  • 135二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 01:16:27

    光「なっ!?ちょっ!持ちやがれ○ソ兄貴!」

    ゼ「誰がク○兄貴だ!愚弟が!!」

    光「誰が愚弟だこの野郎!!」

    [浜辺から出るために走る兄とそれを追う弟。]

    ゼ「ハッハッハッ!ついてこれるかな!?」

    光「ついてこれるかじゃねぇ!お前が待ちやがれぇ!!」

    ゼ「嫌だね!弟に色々とわからせないといけないからなぁ!」

    光「んな幼稚なこともうやめろやぁ!!」



    かつて、広い大海原で生き別れとなったとある博士であり指揮官の息子達は、KAN-SENとなった後、兄弟はついに感動の再会(?)をはたした。

    そして、先の未来で彼らは、復活したヨーコタウンとホーネット、天城との再会するのだが、それはまた別の話…

    これでもう悲しむことはないと信じて、共に歩んでいきたいと思っている兄。
    もう兄に大人だと認めてもらいたく思い、一生懸命目一杯頑張る弟。
    彼らの戦いは始まったばっかりだ、これからも共に苦難を乗り越え、KAN-SEN達と共に青い海を取り戻すことを望むのであった。

    ~Fin~

  • 136124/10/13(日) 01:18:51

    >>135


    (最後の1の名前をつけ忘れた。)

    以上が、SSにしては長すぎるほぼ初心者が書いたあまり上手じゃないあにまん小説作品でした。

  • 137124/10/13(日) 10:26:10

    ご閲覧いただきありがとうございました。

  • 138二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 12:57:24

    めちゃくちゃ解釈違いやらなんやらがあったかもしれない、本当に申し訳ない。

  • 139二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:54:57

    いい概念ではある。

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています