- 1先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:03:41
- 2二次元好きの匿名さん24/09/28(土) 16:04:27
as?
ss? - 3先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:06:57
先生が数ヶ月前誘拐された。どうやらゲマトリアと言う連中にされわれたらしい。以前にもカイザーに似たようなことをされたが今回は違う。色彩などの脅威をちらつかせられたらひとたまりもない。だから攻めようにも攻められない。そんな状況に頭を悩ませていた
- 4先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:08:06
- 5先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:13:18
💦
続きです
そんな中一つの案が浮かんだ。以前から先生は「私には弟がいる」と言っていた。行方不明のままだそうだが今はこれを頼るしかないと思った。今必要なのは私たち生徒をまとめる統率力と先生本来が持つ指揮能力。これは一般人の先生からは考えられない能力だ。兄もできれば弟もできる。そんな一つの希望にすがり、ヴェリタスに依頼し、先生の弟を探すことにした - 6先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:17:06
そして2週間後に特定できた。そこはキヴォトス街の克治(かつはる)という田舎であった。なぜ行方不明になったのかは不明だが、そんなことを考えている暇はない
- 7先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:21:20
わかったはいいものの、キヴォトス外に行く権利は学校を卒業してからではならない。そこは連邦生徒会の権力を利用して私ことリンがコンタクトを取ることにした
- 8先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:25:29
そして先生の弟がいるという克治についた。
リン「本当にここにいるのでしょうかね…」
先生の弟がいると言われているところはとある廃工場だそうだ。 - 9先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:31:28
そうして少し歩くと
ドン!
ヘイローを持った年が近いであろう少年とぶつかった。
???「あぶねえじゃねえかよ!!」
そう怒鳴られた。その少年はこれはまた歳の近い女の子をお姫様抱っこしていた。そして例の少年は一眼見るだけでわかった。先生によく顔が似ている。 - 10先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:35:56
リン「あなたが行方不明の先生の弟さんで間違い無いですね?」
???「なんだよ!こっちは急いでんだ!」
何かに追われているような感じだった。事情はともあれここで逃すわけにはいかない - 11先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:41:03
リン「もし何かに追われているようなことがあるのならばこちらが対処しますよ。また、危険な状況にあるのならばこちらが手配したルートで安全な場所へ連れて行くことも可能です」
???「ああ、そうか。じゃあ世話になるぜ」
ただ、そう付け足し
???「この女も連れて行け。それが条件だ」 - 12先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:45:28
そう言われてふと女性に目をやる。気絶しているのだろうか
リン「あなたも時間があるわけではなさそうですね。今すぐ車を手配します」
???「ああ、頼む」
そうして車に乗り、少し走らせるとサイレンの音が聞こえ始めた - 13先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:48:41
警察1「警告だ!!今すぐその男を引き渡せ!!」
リン「どういうことですか?!何かしたんですか?!」
???「何もしてねえよ。その女拉致ったわけじゃねえ」 - 14先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 16:55:17
そう言い争いをしていると
バン!!
???「チッあいつらとことん腐ってんな。「神様」でもチャカ当たると痛えんだよ」
少しその発言に引っかかったがそれどころではない。一気に車を加速させた - 15先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:01:14
???「ええ〜?こんなに出していいの〜?君学生でしょ?スピード違反で捕まっても知んないよ〜?」
一気に人が変わったように雰囲気が変わった。それに戸惑っていると
???「あとこの感じ今後、結構君には世話になっちゃう感じでしょ〜?僕ちんデビーって言うんだ〜。よろしくね〜」 - 16先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:07:15
リン「は、はあ」
なんだか振り回されてばっかだ。こう言うところは先生と変わらない。
そして私は気になっていたことを話した
リン「先生とはどのような関係だったんですか?」
デビー「ああ、マサハル(先生の本名)のこと〜?」
デビー「マサちゃんとは仲悪いかな〜」
リン「なんでです?」 - 17先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:11:58
デビー「いやよ〜そんなの〜。初対面の相手にそんなこと言うの〜」
デビー「てかさ、てかさ、マサちゃんとはどんな感じなのよ〜ラブラブ?」
リン「そ、そっちこそなんて言うこと言うんですか!」 - 18先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:21:39
デビー「まあまあ、マサちゃんに惚れるのは誰でもそうだよね〜男も惚れちゃう男だもん」
リン「ほ、ほら。もうすぐですよ。」
デビー「おお!懐かしね〜。ここの近くに海があるんだっけね〜?」
リン「そうですね。毎年ここの夏はフェスや客で賑わうそうですから」 - 19先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:26:35
さっきから続かない会話ばっかだ。そんな彼に呆れすら感じてきた。そうしてシャーレまで来た。
リン「いいですか、あなたのすべきことはまずここのオフィスにあるタブレット端末を起動すること」
デビー「うん。なんとなくわかったわよん🎵」
リン「はあ、ちゃんとやってくださいね」 - 20先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:34:29
デビー「えーと、なんで電源つかないの?」
シッテムの箱
ぷつり
デビー「おお!!ついたぜ!!」
そのままぽちぽち触ってると
アロナ「ぜんぜー!!じんばいしてだんでずよー!!」
プラナ「まったくです!!どこいってたんですか!!」 - 21先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:39:01
デビー「なんか君たち勘違いしてないかいー?」
よく見てみたら先生じゃない。喋り方も、格好だって違う。モサモサの髪にセンターウルフと言う髪型。唯一似ているのは顔と雰囲気だけだ。どこか優しさを感じる雰囲気 - 22先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:44:03
アロナ「っていうことは結局先生はいないんですね。うわーん!」
デビー「そんな泣かないで〜。えーっとー。いないいないばあ!!」
プラナ「そうですよ。アロナ先輩!!」 - 23先生に弟がいて訳ありだった世界24/09/28(土) 17:53:02
デビー「まあ、なんで俺がきたかって言うと、おまわりさんから逃げてたらナイスバディな⬜︎⬜︎⬜︎に逆ナンされちゃったからなの〜」
アロナ「そんなことはどうでもいいんです!!なんでキヴォトスに来たか教えてください!!」
デビー「嘘じゃないよ〜これ以外の何があるっての〜?」