- 1お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 19:47:47
- 2お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 19:48:35
- 3二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 19:48:46
建て乙でしてよ!
- 4お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 19:49:25
- 5お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 19:51:43
パーソナルデータ
名前:落成カナデ
ケイオス・イシス社長令嬢
アビドス編入生(1年生。ホシノと同学年)
身長:161
髪 :金髪縦ロール(鋼の意思!!)
性格:なんちゃって高飛車お嬢様
お胸:たゆん
瞳色:#78D757
※カラーコード
所有車両
73式大型トラック中距離多目的誘導弾搭載【レガーツ1号】
現在の好感度
カナデからの好感度
ユメ:99
ホシノ:97
カナデへの好感度
ユメ:98
ホシノ:100 - 6お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 19:54:30
ステータス:初期→現在
戦闘:36→51
神秘:82→94
知識:79
学力:55
倫理:79→84
慈悲:48
社交:35
経理:64
???:0→19
戦闘詳細
近接:33
射撃:99
防御:36→46
耐久:54→57
敏捷:96
技術:59→53
戦術:74
属性
貫通/軽装甲
立ち位置/役割
Back/サポーター
兵装:AR(M4A1)
固有名【Sacred_Buddy】
カラーリング:デザートイエローにデザートピンクのワンポイント - 7お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 19:58:51
前回の3行あらすじですわ
自分より強い人にしか従わないと噛みついてきたシロコさんと勝負をすることに!?
互いに機動力勝負になった結果わたくしは勝利いたしましたわ。
先輩風を吹かせる気は今のところありませんがどうぞよろしくですわ。シロコさん♪ - 8二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 19:59:14
8ですわ〜
- 9お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 20:13:07
「おつかれぇ~。シロコちゃんをあっさり抑えちゃうなんてカナデやるねぇ。
もうおじさんじゃ勝てないかも~。」
二人を出迎えたホシノはひらひらと手を振って賞賛する。
「冗談にも程はありますわよホシノさん?いまだにホシノさんは疎かユメさんにも勝てる気は致しませんわ。」
愛銃のロックを上げストラップバンドで肩にかけたカナデは手を振り返す。
口調や雰囲気は二年前と変わっているホシノとのやり取りも違和感は無く互いの信頼が見え隠れしている。
「さ、シロコさん。どこまで先輩として正しく振舞えるかはわかりませんが是非仲良くしてくださいな?」
「ん。こちらこそよろしく。カナデ先輩。」
その握手を皮切りに興奮した様子の後輩たちから質問攻めにされるカナデだった。
好感度判定
カナデからみんなへ先輩補正一律40
シロコ:dice1d60=37 (37) +40
ノノミ:dice1d60=42 (42) +40
セリカ:dice1d60=40 (40) +40
アヤネ:dice1d60=39 (39) +40
みんなからカナデへ(初期好感度20保障)
シロコ:dice1d60=14 (14) +40(勝利補正で2倍)
ノノミ:dice1d80=60 (60) +20
セリカ:dice1d80=57 (57) +20
アヤネ:dice1d80=10 (10) +20
- 10お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 20:20:28
- 11お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 20:21:13
- 12お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 22:50:02
※フフフ。スレ落とし、遅筆、僅かなダイスのみで此処まで好き勝手にやってきておいて今更初安価などと無知蒙昧にも浮かれている貴方の姿はお笑いでしたわよ。
此処まで残って付き合ってくれている皆様にお楽しみいただくには衝動と妄想に委ね書き連ねるしかない事を浅学非才な貴方ももう気付いたでしょう?
さぁ書きなさい。四の五の言わずに書きなさい。
それが皆に報いる唯一無二の方法なのです。
"はぁい。書きまーす" - 13お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 23:04:56
「さ、そろそろ会議をはじめるよ~。アヤネちゃん進行お願いねー。」
「はい。それでは対策委員会定例会議を始めますね。」
対策委員会の部室と銘打たれた小部屋に集まった6人。
大目標として9億越えの借金の完済、目下の目標としての今月の7百万円ほどの返済。
アビドス自治区の現状などを再確認した後に各々の意見を募り方針を話し合う。
そんな中にノックの音が響き先生が入ってくる。
"遅れちゃったね。ごめんごめん。あれ?この間は見なかった子がいるね?君は?"
「あら、貴方は今噂のシャーレの顧問先生ですの?わたくしは落成カナデですわ。」
自己紹介、そしてホシノからの補足が入る。
「カナデは私と同じ3年生で、ちょっとした都合でアビドスを離れてたんだけどこの間戻ってきたんだ。」
そんなやり取りを終え先生を加えた7人で会議に戻っていく。 - 14二次元好きの匿名さん24/09/30(月) 23:26:31
ようやく見つけましたわ!今度こそは落とさせませんわ!
- 15お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/09/30(月) 23:53:15
銀行強盗、拉致勧誘、アイドル結成、詐欺商法。
本人たちはいたって真面目にトンチキな案を出しアヤネは頭を抱える。
そんな中カナデは意見も案もあるものの言い出して良いものかの判断に悩んでいた。
*ある意味有力な情報はありますわ。ただ、この大人…先生が信用に足る人物なのか。
初対面のわたくしには判断が付きませんわね。
会議は進展を見せないまま時間は過ぎこの日は解散の流れとなった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
その夜
なんとなしに帰る気になれないカナデは自分の持つ情報を整理しようと教室に残っていた。
鞄から強化カーボン製のフレームを取り出す。
先日の一件でヘルメット団が使っていたドローンの残骸だった。
「カイザーArsenal……。」
ひしゃげ千切れたフレームを繋ぎ合わせて現れたその刻印はカナデの脳裏に苦い記憶をフラッシュバックさせる。
『カイザーが…』
『あの子だけは守る…』
『おとーさま、おかーさま。わたくしをひとりにしないで…。』
「う…くぅっ…!」
薄れかけていた幼いころの記憶が鮮明になると同時に頭痛と眩暈に襲われる。
立っていられずに屈み込んだところで教室の扉が開かれる。
「あ~。やっぱり残って…。カナデ!?どうしたの?」
呑気に入ってきたホシノは様子の可笑しいカナデに気付き血相を変えて駆け寄る。
「だい…じょうぶ……。ですわ。少し嫌なことを思い出した…だけ。」
「そんな真っ青な顔して大丈夫なわけないでしょ!?お水だよ、飲める?」
ホシノが取り出したペットボトルの水に口を付け深く息をつくカナデ。 - 16二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 06:58:27
保守〜
- 17お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/10/01(火) 10:38:04
「落ち着いてきましたわ…。感謝いたしますわホシノさん……。」
ゆっくりと深呼吸を繰り返すと頭痛や眩暈は次第に引き、真っ青だった顔も血色を取り戻していく。
「そんなになるなんていったい何して…。カイザーArsenal?」
ホシノの目にカナデが広げていたドローンの残骸が移る。
「先日の襲撃の際に落としたドローンですわ。【カイザー軍事工廠】どんな経緯であのヘルメット連中がカイザー製品を持っていたかまでは分かりませんが……。」
「カナデ、会議の時に何か悩んでると思ったけどこれのことだったんだね。」
「ホシノさん、わたくしには判断が付きませんでしたわ。あの大人…先生は。信用して良い方ですの?」
「そっか、カナデは昨日が先生との初対面だったね。」
カナデの言わんとすることを理解したホシノは話し出す。
「私も最初は今更大人なんて来たって…って思ったよ。でも、あの日。
先生が来た初めての日にセリカちゃんがヘルメット団に攫われたんだ。」
ホシノは振り返るように話を続ける。
「セリカちゃんが先生に大人なんて信用できないって言って飛び出して行っちゃってね。
一人になったところをヘルメット団に襲われた。
私たちは勿論だけど。先生が必死に探してくれた。
先生の持ってるサンクトゥムタワーの権限を使ってセリカちゃんのスマホの座標を割り出してくれたんだ。
それで私たちは無事セリカちゃんを助けることが出来た。」
「そんなことがありましたの……。」
「だからね、私は少し信じてみようと思った。
どこまで力を貸してくれるかはわからないけど、少なくとも私たちが今まで見てきた大人たちとは違うんだって。」 - 18お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/10/01(火) 10:54:51
「……。分かりましたわ。」
話を聞いていたカナデは口を開く。
「先生を信じることにしたホシノさんを信じますわ。
明日の会議でわたくしが掴んでいる情報を皆にお話ししますわ。
どう転ぶかはさておき、事態は動くと思いますわ。」
「うん、わかった。」
ホシノはそばにあった机に腰を下ろした。
カナデも何となくそれに倣いホシノの隣に腰を下ろす。
「……こうしてるとさ。二年前を少し思い出すね。
あの時は二人してユメ先輩のことで二人して悩んだっけ。」
ホシノはカナデの肩に頭を預けもたれ掛かる。
「そうですわね。今ではユメさんも頼れる連邦生徒会のエースですけれど……。ホシノさん?」
気付けばホシノは静かに寝息を立てていた。
「全く、羨ましくなるほどの寝つきの良さですわね。」
小さく笑い、あのころに比べて長く伸びたホシノの桃色の髪に手櫛を通す。
「カイザー……。あの時のことは吹っ切れたつもりですけれど。」
カナデは窓から見上げた月に独り誓う。
「またわたくしの前に現れわたくしの大切な人たちを傷つけるというなら……。容赦は致しませんわ。」
肩にかかる暖かで心地好い重さ、それを今度こそ手放さないと。
好感度上昇
ホシノへの好感度
97→100
【???上昇(現在値19)】
dice1d15=2 (2) +5
- 19二次元好きの匿名さん24/10/01(火) 17:05:06
かなり早いが保守っとこう
- 20お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/10/01(火) 19:59:22
「カイザーArsenal?」
翌朝の会議でカナデはドローンの残骸を広げみんなに見せていた。
「そうですわ。もっとも、ブラックマーケットには此処の製品も流れているのでヘルメット団とカイザーに繋がりがあるとまでは言えませんが。」
「ん、でも手掛かりにはなる。闇雲に調べるよりはいい。」
「一歩前進ですね☆」
行き詰っていた会議に光明が差し対策委員会の面々の表情は明るい。
"そうだね、私の方でも調べてみるね。"
「いえ、先生はなるべく表舞台には立たないほうが良いかもしれませんわ。」
「どうして?先生の指揮があったほうが色々とうまくいかない?」
セリカは疑問を呈する。
「だから、ですわ。少し前の先生が指揮を執ったサンクトゥムタワー奪還作戦はクロノスにより大々的に報道されていましたわ。」
「なるほどねー。先生が目立っちゃうと狙われることになっちゃうのか―。」
ホシノはカナデの危惧を補足する。
「確かに先生はおじさんたちと違ってキヴォトスの外から来た人。前に立つには危険が大きすぎるねー。」
"ありがとう、でも。"
「先生?」
"生徒たちが頑張ってるのに。"
"私だけ安全なところで指を咥えてる訳にはいかないからね。"
"危険も承知の上だよ。"
「先生……。分かりました。でしたらアビドスで活動する際にはわたくしたちの中から最低2名が護衛に付く。
これがわたくしからの提案ですわ。」
"ありがとう。カナデは優しいね。"
「こっ、これくらいは当然のことですわ!!」
*面と向かっていきなり手放しで褒めるだなんて、やはり油断ならないお人ですわね先生は。 - 21お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/10/01(火) 22:13:20
保守ですわ~。
シナリオ読み込むので夜更新はお休みですわ~。 - 22二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 07:40:21
朝保守ですの
- 23二次元好きの匿名さん24/10/02(水) 15:11:09
頑張ってほしいねぇ
- 24お嬢◆z0ZMMcroKNLO24/10/02(水) 17:39:57
プルルル、プルルル
薄暗い部屋に電話の呼び出し音が響く。
『はい、どんなことでも解決します。便利屋68です。』
「仕事を頼みたい、便利屋。」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「みなさん、何かわかりましたか?」
アヤネの言葉を皮切りに今日も引き続き会議が始まる。
本来ならば金策に充てたい時間ではあるものの不安の芽は摘んでおきたい。
いつもは昼寝していたといって遅れてくるホシノも連日の会議では最初からいる。
「わたくしのほうで調べた範囲ではヘルメット団に明確なバックが居る情報は掴めませんでしたわ。」
「ん、私も。裏で流れていた製品をたまたまヘルメット団が入手した線が否定しきれない。」
"みんなから見て偶然ってことは考えにくいことなの?"
先生のスタンスは結論を急ぎすぎない事に一貫している。
確かに読み違えて派手に動いてしまえばただでさえ危うい均衡の上にあるアビドスは致命傷を負うだろう。
「歯痒いねー、結局向こうから仕掛けてくるのを待って情報を引き出すしかないかも―。」
落ち着いて見えるホシノも、内心穏やかではないだろう。
「はぁ、埒があきませんわね。こんな事態ですけど一度息抜きしませんこと?」
カナデはちらりとホシノにアイコンタクトを取る。
「そうしよっか。セリカちゃんは今日バイトだったっけ?」
「え?そうだけど突然どうしたのホシノ先輩……?」
「こーゆーときはみんなでラーメンだよ!!セリカちゃん。」
ホシノの鶴の一声によって一行は会議を打ち切り紫関ラーメンへと赴くこととなった。