- 1二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:30:04
- 2二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:32:14
- 3二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:33:12
イヤゼンゼン…(小声)
- 4二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:47:35
「迫真空手?」
「そうだ・・・私個人としてもその才能を枯らすのはあまりに惜しいと思ってな・・・」
大の字にぶっ倒れて股から汚いものを垂れ流す人面獣心のクソ野郎、もとい俺の師匠はそんなことを言い出した。
「何かと思えば命乞いですか?」
「いや、これでも表向きは様々なコネを持っている、私が一筆書こうじゃないか」
鍛えているのは本当のようであれだけのダメージを負いながらもゆっくりと、それでいて確実に立ち上がった本山先生を見て俺もまた気を引き締める。
そんな俺の思惑とは裏腹にそのまま紙を取り出して何かを書き始めた本山先生を見て俺もまた気を緩める。
「ここに行きなさい、東京都世田谷区下北沢にある立教大学だ」
「一応言っておきますけど、行くとは言ってませんよ」
「お前の父親にも関連性があると言ってもか?」
「っ!?」
その言葉に俺は反応せざるをえなかった。
「迫真空手とはメインこそ空手ではあるがその実、世界中の武術暗殺術活法をGBやBBと呼ばれる特殊な手法でモノにしている集団だ。以前秋吉さんから話を聞いたのだがその中にあるのだよ・・・灘神影流活殺術という暗殺拳が」
「灘神影流! って言われても俺はわからないんですけど」
「そうか・・・長岡さんは伝えてなかったのか。これを持って今からでも行きなさい電車賃は渡しておくから」
「わかりました・・・」
そう言って俺は道場を跡にする。
迫真空手、秋吉、灘神影流、そして何より俺の父親のこと・・・・・・胡散臭さの方が正直上回ってはいるが俺の心のどこかがそれらが真実であることを告げていた。 - 5二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:53:13
- 6二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 15:57:08
こんなのが娘だなんてアタシ聞いてないよっ
- 7二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:07:01
- 8二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 16:07:31
規約違反なんスけど…いいんスか