【デジモン】みんなパートナーとどう過ごしてる?108

  • 1デビモン24/10/03(木) 23:27:29

    ここは自分のパートナーについて自慢したり愚痴ったりするデジモンのスレです。

    ※原作および他者のキャラを過剰に貶めす行為はご遠慮ください
    ※デジモンの世界観を損なう書き込みはご遠慮ください
    ※過激な描写はR17,5まででお願いします
    ※スト―リー的な進行は各自のノリで参加お願いします

    マナーをまもってみんなで楽しく雑談を楽しみましょう!

  • 2ジン24/10/03(木) 23:28:13

    (たておつ)

  • 3デビモン24/10/03(木) 23:30:52
  • 4二次元好きの匿名さん24/10/03(木) 23:31:52

    このレスは削除されています

  • 5デビモン24/10/03(木) 23:33:44

    保守ー

  • 6デビモン24/10/03(木) 23:37:34

    そこはまさしく地獄であった
    底に降れば降るほど、狭く深くなる地獄の構造をなぞるのなら、それは地獄の第一層
    辺獄を過ぎてたどり着いたのはゲーヒンノム
    すなわち炎熱の地獄

    しかし用があるのはさらにその下にあるコキュートスであるからには、まず最も熱い釜の底を抜けて地獄へも辿り着かねばならない
    貴方はカロン(デビモン)との知恵比べに勝ち、悪魔との契約を否定したことでこの道を行くための道案内を受けることはできないが
    その代わりにこの道をいくらでも探索することができるだろう

  • 7デビモン24/10/03(木) 23:39:41

    まず第一の関門・リンボとカロン突破です
    おめでとうございます

    ここから第二の関門、コキュートスへ続く道となります……といってもいわゆる焦熱地獄とか黒縄地獄とかなので、すぐに越えられるでしょう

  • 8デジモン24/10/03(木) 23:45:04

    無数の悪魔たちがたむろし、デジモン達の骸を別のデジモンが踏み躙り、さらにそれもまた討ち果たされる
    地獄の中の地獄、ダークエリアの底はまさに法滅の光景であった
    熱した鉄板の上に立つような焦熱に炙られながらも先を進まねばならない

    この道は身体を削る道
    ダメージは徐々にというレベルではなく蓄積するが、決して死ぬことはできない、既に死んでいるものはそれ以上に死ぬことがないからだ
    本来はそのように無限に苦痛を味わう地獄なのだが
    ジンは違う、例外的に生きたままここに来ているため
    本当に死んでしまうリスクがあるのだ
    早く抜けなくてはならない

  • 9デビモン24/10/03(木) 23:46:09

    もしかして誰も見ていない……?

  • 10デビモン24/10/03(木) 23:52:51

    とりあえず10まで保守

  • 11ジン24/10/03(木) 23:56:11

    ここがようやく本番の地獄か…!
    精神崩壊するまでにもってよかったよ…!(すたっ)

  • 12二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 16:42:27

    >>11

    無数のデジモン達が奪い合い、殺し合う

    無限の殺戮コロシアムへと降り立った彼に早速ダークエリアの洗礼が始まった


    流れ弾、そんな些細な物では無い

    ありとあらゆる攻撃が、殺到してくるのだ

    氷の矢が、炎の礫が、雷を纏った拳が

    邪悪なオーラが、注射器が、蝙蝠が

    種々様々多様に過ぎる無数の攻撃があらゆる方向から迫ってくる

  • 13ジン24/10/04(金) 16:47:25

    >>12

    コードACI,アルフォースマント、セット、ヴァルキリモン!

    (アルフォースマントは素早さを上げるマントだ。今はデジモンであるこの身であれば……当然速さの恩恵をえられる。一気に駆け抜けた)


    「とはいえそんなもちません!」

    「僕が出て抱えて飛ぶかい?」

    存在証明は大丈夫そうか?

    「僕だけしかいないならともかく人員がこれだけいるからねぇ。1人、2人くらいなら証明から外れても問題ないよ。」

    ……わかった。リアライズ!アルフォースブイドラモン!

    「ほいきた!しっかりつかまってね!」(聖なる力アルフォースを纏う彼ならば地獄の攻撃は効きにくいはずだ。このまま直行して突破したいところだが…)

  • 14二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 17:00:34

    カオンに全盛期の9割以上の数を消されたとは言え
    究極体を数百含む、十四万七千騎余りの悪魔の大群を突っ切る程のパワーとスピード
    やはり神速の騎士の称号は伊達では無いのだろう
    しかし彼を持ってしてもなお視界の果てにまでひしめく悪魔どもが
    聖なる力のおかげでより目立つようになったジンへ群がってくる

  • 15ジン24/10/04(金) 17:06:14

    >>14

    きりがないな…!

    「……こういうときは。」

    そうだな、こういうときは……リアライズ!ディアナモン!

    「はい!」

    グッドナイト・ムーン!(こういうときはマップ攻撃に限る)

  • 16二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 17:16:47

    そう、圧倒的な数を相手にどれほど攻撃を仕掛けてもキリがない、なぜならここは地獄の中、悪魔どもが根城であり腹の中
    その場で転生すら行う事ができる圧倒的なホームグラウンドなのだから、そこでいくら叩いても数が減らないのも無理はないだろう

    無視してでも突き進まなくてはならない

  • 17ジン24/10/04(金) 17:18:29

    多少の被弾は……お前たちは何とかできるか…
    「問題はあなたなのですが…」
    だからって手はこまねいてられないだろう?
    「……ルナ、戻って。必ず僕が死なせないよ」
    「……お願いします、アル。」
    「うん、任せて……さあ行くよ!トップスピードだ!!」

  • 18アバドモン24/10/04(金) 17:25:01

    >>17

    やがてたどり着いたのは炎熱地獄の底

    ヒンノムの谷の奥にある洞穴の底

    それを支配する魔王アバドモンの支配領域であった


    「おや……聖騎士に神の来訪とは、珍しいね

    このような地獄の底に何か用でもあるのかい?

    いや良いさ、分かるとも

    どうせ君達はこの下、コキュートスに行くんだろう?」

  • 19ジン24/10/04(金) 17:28:18

    >>18

    その通り、ってわけで……通してくんねえ?

  • 20アバドモン24/10/04(金) 17:31:22

    >>19

    「よくもまぁ冗談を言う、何故わざわざそんな要望を通してやらなければ……ならないんだい!?」


    グレイソードに似た剣と、ガラルキャノンに似た砲を展開して見せるアバドモン

    そう、ここでのルールはシンプル

    とどのつまりは力で上回る事だ


    「ここを通るなら、僕を倒して力を証明してからにしな」

  • 21ジン24/10/04(金) 17:33:04

    >>20

    わかりやすくて結構だよ!アル!

    「本当に一緒に肩を並べて戦うなんてね」

    今は究極体だからな。

  • 22アバドモン24/10/04(金) 17:35:59

    先制したのはアバドモン
    最高速度でアルフォースブイドラモンに接近して大剣を振り翳し、振り切ると同時にマント越しにキャノンを発砲
    爆炎よりもなお早く飛び出してきたアルフォースブイドラモンに対して左手のキャノンも剣に変えての二刀同時攻撃を放つ

    「先に潰すのはお前だよ、早いの」

  • 23ジン24/10/04(金) 17:38:46

    >>22

    フェンリルソード!(割って入り妨害する。ヴァルキリモンだって速いのだ)

    「卑怯……はなしだよダークエリア!」

  • 24ジン24/10/04(金) 17:40:20

    (アルフォースブイドラモンとヴァルキリモンによる3刀攻撃。速さを押し付けて速攻に持ち込むしかないのだ)

  • 25アバドモン24/10/04(金) 17:46:21

    >>23

    「おいおい聖騎士様の戦い方じゃあ無いな

    自分の主義主張も貫けない聖騎士なんて、僕じゃあ恥ずかして到底名乗れないよ!」


    ずるりと流体化して剣を回避したアバドモンはそのままアルフォースブイドラモンを相手に速度勝負を挑むかのようにビーム砲を連射しながら迫る

    が、

    反撃のために後方に攻撃すれば、アバドモンのさらに後方についているジンに当たる

    実にいやらしい位置取りだ

  • 26ジン24/10/04(金) 17:48:35

    >>25

    「当たり前だろう!今の僕は……彼のパートナーだからね!!」(ジンを守るよう立ち回りながらジンの方は一点でも層の薄い場所を探す。デジモンとなってもそこは変わらない。自分はチャンスを見出す立場なのだ)

  • 27アバドモン24/10/04(金) 17:53:32

    「雑魚はお呼びじゃねーんだよ!!引っ込んでろ!」

    アバドモンの身体から無数に湧き出す闇属性のエネルギー、ナイトメアやデストロイキャノンを一つ一つの目から連射してくる
    圧倒的な手数での全方位連射攻撃
    大量のスタミナ消費と引き換えに、凄まじいまでの制圧力を発揮する!

  • 28ジン24/10/04(金) 17:56:52

    >>27

    くそ…シューティングゲームならク◯ゲーだけど…………(少しでも……重なり合って一回防げば終わる面がある…そこは……)


    いけ!!コードACI,マグナシールド!(とある一箇所に盾が顕現される。それはレーザーを一度受け止めるとそのまま霧散して……)

    今だ!

    「シャイニングVフォース!!!」

  • 29イブキ24/10/04(金) 17:59:00

    ……なんだろう、なんかシューティングゲームを馬鹿にされたような

    エルダークロニクルサーガをプレイしてる際に謎の電波を直進したイブキ。隣にはクイーンもいる

  • 30クイーン24/10/04(金) 18:02:30

    あ、そこBボタン連打で異空間に吸い込まれますよ。

  • 31イブキ24/10/04(金) 18:04:30

    >>30

    あ、やべっ。いやぁここそうだったの忘れてた……


    ちなみにディーアも楽しく観賞してるが他の周りは倒れていた

  • 32アバドモン24/10/04(金) 18:05:48

    「いいねぇ……その光
    どんな盤面でも希望を捨てない辺りとか最高だ
    あぁ……完璧だよ、完璧な食い甲斐だ!」

    手当たり次第に雑魚デジモンを食い散らしてはエネルギーを補填し、ビーム砲を連射し
    食い残した硬い部位を盾代わりに攻撃を凌ぎ切る

    「全く、不平等だとは思わないかい?
    光の力は闇を打ち消すとか喧伝されるのに、闇の力で光を掻き消せる事は全然伝わってないんだぜ?
    希望論者ってのはみんなそうなのかい?
    都合のいいことばっかり囁いて、誰彼構わずおめでたい絵空事の未来予想図を引かせる
    そんなクズばっかりが支配する世の中なんて……クソ喰らえだよなぁ!?」

  • 33ジン24/10/04(金) 18:13:16

    >>32

    くっ…!

    「(まずいな……そもそもダークエリアでは光の力よりも闇の力のほうが強まるのは知っていたけど……かなり不利だな……)」


    ……………(弓を取り出す)

    「……まあ、だからって諦めるのは僕たちらしくないよね、ジン!」

    (アルフォースブイドラモンが駆け出す。それにあわせて…)

    アウルヴァンディルの矢!!

    (百発百中の矢。そこにリンから受け取った武器のデータも混ぜ合わせ……放つ!)

  • 34アバドモン24/10/04(金) 18:18:50

    「じゃあぶつけ合いだ!その黄金の矢か、僕の闇の顎か!どっちが強いか決めようじゃないか!」

    近くのデジモンをあらかた食い切ってまで放つ力
    光の力が無数の力を束ねて強い力にするのなら
    闇の力は無数の命を束ねて強い個を作り出す
    膨大なエネルギーが一点収束の刺突として放たれ、そのままジンの放った矢と衝突する

  • 35ジン24/10/04(金) 19:40:25

    >>34

    いけ…!!!!(光の矢はそのままぶつけあう。アルの警戒をするところまで予想して……)

  • 36アバドモン24/10/04(金) 20:24:01

    >>35

    「……この勝負……お前の勝ちだ」

  • 37ジン24/10/04(金) 21:00:21

    >>36

    っ……はあ……はあ……きっつ……一層目からこの負担か……

    「大丈夫、ジン?」

    なんとかな……急ごう、次だ

  • 38ジン24/10/04(金) 21:06:47

    (先ほどまで戦った相手を見やる。矢が競り負ける瞬間……アルの剣を止められる瞬間……二つ目の矢を放った。気さえ分散させられれば、可能性はあったのだが……うまくいってなによりだ)

  • 39アバドモン24/10/04(金) 21:20:56

    「……で、どうよ?なかなか見所あるように思えたけど?」
    「……そうだな、まだまだ力の扱いは未熟だが
    運用自体には子供とは思えない技巧があった、コキュートスでも通用自体はするだろう
    だが……『力』は通用しても、それ以外はどうか、という疑問はあるな」


    「そりゃあそうだろう、まぁ僕もわざわざコキュートスなんて行きたく無いし
    暇つぶしに旅路だけ見といてやるさ」

  • 40二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 21:31:32

    掠れゆく声と共に
    ジンは洞穴のさらに奥へと落ちていく
    炎熱に浮かされる戦いの谷とは打って変わって、そこは静謐の支配する冷気の地獄
    仏教の八寒地獄と同様、あまりの冷気で血液が凍り、その炸裂で体が裂けると言われる
    裏切り者に罰を与える凍てつきの地獄コキュートスであった

  • 41ジン24/10/04(金) 21:34:28

    >>40

    ……十年強……思ったより早くつけたな……こっから4つの層の、奥マデ……いくぞ!

  • 42二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 21:38:01

    身体があまりの冷気に悲鳴をあげる
    北欧出身で冷たさには慣れているはずのヴァルキリモンですらこれなのだ
    ジンのパーティメンバーで唯一と言っていい冷気耐性皆無のジエスモンは出撃すらできないだろう

    みしり、みしり、と関節や末端から凍り始める身体を無理に動かして、ジンは先を急いでいく
    その先に

    “電光掲示板が見えた”

  • 43ジン24/10/04(金) 22:20:57

    >>42

    ………え?なんで…?(思わず)

  • 44二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 22:34:24

    『ようこそ パンデモニウムへ
      大客歓迎 謝謝茄子  』

    と大書された電光掲示板が奇妙に点滅しながらジンを受け入れると同時に、悍ましい寒気に満ちた世界は一変した

    暖かな空気、ガラスが曇るような湿度
    ふわりと漂う懐かしい香り
    行き過ぎる者達の装い、間違いない、ジンの記憶から辛うじて出力されたワードを繋ぎ合わせて考えれば、それは“温泉街”であった

  • 45ジン24/10/04(金) 22:36:35

    ………パンデモニウムって……
    「は、はい……地獄の首都のことです……」
    「……寒いよりはいいけど……なんで温泉街…?」

  • 46レディーデビモン24/10/04(金) 22:42:32

    「あらぁ?もしかして僕ぅ?おひとり様かしら?
    ここはぁ……幾万の悪魔の祭殿、
    万魔殿パンデモニウムのぉ……分社ってやつ?なのよ
    ほら、ここって寒いでしょう?
    だ・か・らぁ♪
    あったかーい温泉、見かけたらぜぇ〜ったい、入りたくなっちゃうの
    ここまででいっぱい冷えた身体を芯から温めて、冷たぁい空気と暖かな温泉で整っちゃう
    そんな安らぎの空間、
    ね?欲しくなっちゃった、でしょ?」

  • 47ジン24/10/04(金) 22:49:36

    >>46

    ……はっ、い、いや急いでるんだ!そんな暇は…!

  • 48レディーデビモン24/10/05(土) 09:28:44

    >>47

    「あらぁ?良いのかしら?

    ここからドンドン寒くなるのに、休息を十分に取らずに先を急ぐなんて

    それこそ愚行と呼ぶべきじゃなぁい?

    ここでしっかり、いっぱい疲れをぬきぬき♡して元気にしてあげる」


    レディーデビモンがジンの手を引き

    温泉街の内側へと案内を始める


    「ここは基本的になんでも格安、環境が環境すぎて運送費だって高く付くし、本当は足元どころか頭上見てるくらいの高値でも買わざるを得ないような場所だけどぉ……高く売れるからって高値にすると、結局反感を買っちゃうのよー

    だからこう言うところでこそ、『良心的企業』ってやつ、やってるの

    商売上手っていうのはただ利益をあげるだけじゃない

    民意を束ねることを言うのよぉ♪」

  • 49ジン24/10/05(土) 09:31:12

    >>48

    ………ちなみに支払いはなにで?(さっきの契約の件がしっかりよぎって)

  • 50レディーデビモン24/10/05(土) 09:50:37

    >>49

    「あら?し・り・た・い?

    ここでのお支払いはぁ♡なんと“背徳”

    律法と仁徳に背くことこそ価値がある

    まぁ一番わかりやすいのは姦淫かしら?

    まぁ“財宝を無駄に持つな”っていう律もあるし、物理的な財産価値で……いわゆる現金払いでも良いんだけどぉ……私としては、やっぱり

    偽証するな、盗むなとかじゃなくて

    お互いキッチリ得のある、姦淫するなが一番よ


    ちなみに殺して奪っても盗んでも全然オッケーよ?それを防げる実力が無いのが悪いんだもの」

  • 51ジン24/10/05(土) 09:53:16

    >>50

    ……煌びやかな地獄とはこのことか……(ため息をつきデジヴァイスからは2つほどぎりっ……て音が聞こえてきた)

  • 52ジン24/10/05(土) 10:00:16

    ……やっぱ行くわ。ここで何かできそうにないしな。(ざっ)

  • 53二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 10:05:14

    >>51

    「ほら、一名様ご案な〜い♡」


    ジンの腕を引いて温泉施設や商店の方へと向かうレディーデビモン、周囲の光景は悪魔型や魔獣型が殺し合い奪い合いでにこやかに“取引”をしていたり

    レディーデビモンやエンジェウーモンのような女性型がセクハラしていたりされていたり

    まさにソドムとゴモラのごとき終末の光景であった


    「ちなみにここ、バルバモン様のパンデモニウムの本舗とは遠すぎて全然関係ないけど一応系列店だからサービスの提供とかははかなりキッチリしてるのよ?

    可愛い女の子をお部屋に呼ぶサービスとかもあってぇ

    一応湯屋の方は女湯と混浴と男湯で分けられてるけど

    男女湯どっちも乱入自由だし♪

    男型が女湯に来る事の方が多いけれど

    私はよく男湯に行くわね♡」

  • 54ジン24/10/05(土) 10:10:36

    >>53

    ちょっ(強引につれてかれる)




    ……………(女性型デジモンたちの濡れ場からは目をそらす。どれだけ大人やクールぶってもこういうところは年頃の男の子である

  • 55レディーデビモン24/10/05(土) 10:22:40

    >>54

    「今持っている欲を満たすことはより深い欲を持つことに繋がる

    だからそう、今欲しい物を与えてあげる

    際限なく強まる役が貴方の器に収まる限り、私は全てを注いであげる

    “強欲”こそは我らが理

    ここは幾万の悪魔の祭殿、パンデモニウムなんだから

    享楽と欲望が支配するこの空間で心を満たして

    あまぁく、とろかしてあげる」


    レディーデビモンはそのまま温泉宿と商店の並ぶストリートへ来ると、ジンをその宿の一室へと連れ込んだ


    「今夜はいっぱい、楽しんでね♪」

  • 56レディーデビモン24/10/05(土) 11:39:21

    そして翌朝……
    と体感上思われるタイミング
    (なお、当然ながら濡れ場はあったものとする)

    ジンは温泉街を離れるか、留まるか
    二択の決断を迫られていた

  • 57ジン24/10/05(土) 14:23:13

    >>56

    いや離れるに決まってんだよな!!!(子供にはとても刺激的でした)

  • 58レディーデビモン24/10/05(土) 15:01:04

    >>57

    「あらぁ?もうイッちゃうの?

    ざぁんねん♡でもまぁ、また通ることになると思うわ、その時はまた、ご贔屓に♪」


    レディーデビモン達は無理に引き留めようとはせず、にこやかに送り出してくれるのだった……

    しかし、地獄の業火で温度を保っていたパンデモニウム温泉街から離れればすぐさまに骨を軋ませるほどの冷気が押し寄せてくる

    まだ第一園の外縁だというのに、冷気はデジヴァイスの中にまで影響を及ぼすほどになっていた

  • 59ジン24/10/05(土) 15:03:51

    >>58

    「さっむ!?」

    「アポロンやサニーが温めてくれてるけどそれでも寒い………」

    「マスター、大丈夫ですか…?」

    なんとかな……コウと合体できてよかったよ……でもこれは…………(寒いのもそうだし一寸先も見えにくい……どれくらいまた歩かされるのだろう……)

  • 60ベアトリーチェ24/10/05(土) 15:06:58

    「ふむ……珍しい客もいたものだな」

  • 61ジン24/10/05(土) 15:08:10

    >>60

    ……!?(声のしたほうをみる)

    な、なんでここに……ベアトリーチェ……!?

  • 62ベアトリーチェ24/10/05(土) 15:15:58

    >>61

    「おや?君はダンテの神曲の概要を知らないのか?

    コキュートスに向かう理由と、その最終目的を考えれば私が登場するのもなにもおかしく無いだろう?

    なんたって『ベアトリーチェ』なのだから」


    微笑むベアトリーチェは鉄槌を振り下ろして氷の突風を切り払うと、ジンの手を取る


    「冥界の門からレーテを渡り、リンボを通ってコキュートスの最奥を超え、煉獄を通って地上へ出て、その更に先の天国へ向かう、『神曲:地獄編』はそういう物語だからな

    ……君は何か用があるのか?」

  • 63ジン24/10/05(土) 15:19:25

    ……イノセンスドラモンを封印するためジュデッカに落ちたリン姉さんを連れ戻しに来た。
    ベアトリーチェも助けられたらと思ってでも死んでたと思っしさすがにそれは連れ戻せないかと思ってたケド…………まさかベアトリーチェにも会えるとは……

  • 64二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 15:24:57

    このレスは削除されています

  • 65ベアトリーチェ24/10/05(土) 15:30:23

    >>63

    「私は広義の意味では死んでいるからここに来たんだ

    “裏切り者を永遠に苦しめるための地獄”

    これがコキュートスだから、ちなみに私はフェインクロウモンを見殺し、というか実質的に死なせているから、『血縁に対する裏切り』という判定らしいな


    だが厳密な意味では死んでいない、『中に人を残したまま世界が滅んだ』というだけだ

    “存在しない”が、『まだ生まれていない』とも『既に死んでいる』とも取れるが故の現象だな

    だから氷に閉じ込められてもいない

    まぁなんとかすることも出来るだろう


    さて……くだらない話は終わりだ

    結論から言うとリンのバカを拾うのはやめておけ

    地獄に一度落ちた者を拾うのは世の理を乱す危険な行為だ、一度でも前例ができればそれを根拠にして乱用されてしまうだろう

    そうなった時、『前例』の源となる君が裁きの対象にならないと言うことはあり得ない」

  • 66ジン24/10/05(土) 15:32:49

    >>65

    ……どうせ裁かれるならベアトリーチェ連れてっても変わらないってことだな。



    ちゃんと覚悟してるよ。死んだ時に今度はオレがここに……この先かな?にちゃんと来ることになることくらい。

    それでも戦いで散った知り合いを連れ戻せるなら連れ戻したいと考えるのは間違ってるかな。

  • 67ベアトリーチェ24/10/05(土) 15:39:49

    >>66

    「……そう言われると真っ向から否定したくは無いがな、敢えて言おう

    間違っている、人は永遠を獲得する事に躍起になるが、私に言わせれば永遠なんて概念はクソだ

    『友達とずっと一緒』などあり得ない

    成長し、進学や就職を経て独立し、親元から飛び立ち、新しい環境で学び、そして新たな親世代として子を育む

    PDCAじゃないが、この回転構造(サイクル)こそ人類、群れを常に賦活する事で歴史を進めてきた人類が、一個体に拘泥するものじゃない」


    ベアトリーチェは吐き捨てると同時に再び押し寄せてきた氷の風を薙ぎ払う


    「もっともこれは私の意見、実際に死んだわけじゃないから、他の死人の意見など知りようもないがな」

  • 68ジン24/10/05(土) 15:44:07

    >>67

    ……だよなぁ。オレもこれはワガママだって思う。

    ……それでも行くって決めた。動機なんてもうはっきりとわからないけど……自分のなしたいことは分かってる。

    ……ベアトリーチェ、リン姉さん回収したら一緒に上がるか?

  • 69ベアトリーチェ24/10/05(土) 16:01:26

    >>68

    「無論だ、私しか知らないような管理機密もあるからな、正式な引き継ぎまでは私が務めるさ」


    ベアトリーチェはハンマーを度々振るって凍てつく風を薙ぎ払って防ぎながら先を進んでいく

    第一園カイナを支配するベリアルヴァンデモンの拠点、便利屋まではあと少しだ

  • 70ジン24/10/05(土) 16:08:53

    >>69

    ……ありがとう。

    「ひとまず目的その1達成ですね。」

    「問題は次からのボスラッシュだな…」

  • 71ベアトリーチェ24/10/05(土) 16:18:59

    そして歩くこと約10日(体感)

    辿り着いたのは氷でできた巨城フロストキャッスル
    のなかの下の方のこじんまりとしたスペースにある便利屋のオフィスだった……

    「あら?珍しいわね、こんな所に
    お二人かしら?」
    「あぁ、少し依頼があるんだ、ジュデッカにいる友人を引っ張り出しに」

    「へぇ……?」

    ベリアルヴァンデモンの鋭い視線がジン……の中のヴァルキリモンのデータとヴァルキリモン本体
    そしてデジヴァイスの中のデータまで見透かすように通り過ぎて

    「良いわよ、その依頼、受けてあげる」

  • 72ジン24/10/05(土) 16:20:15

    >>71

    え!?そ、そんなあっさり!?

  • 73ベアトリーチェ24/10/05(土) 16:31:15

    >>72

    「こいつ……知り合いなんだ」

    「昔ちょっと、ね?

    詳しい話を聞こうかしら、何があってもジュデッカなんかに放り込まれたのか、そもそも拾うといってもどう回収するのか、使用可能な武装の範囲はとか

    聞きたいことは多いわ」


    氷でできたテーブル、その正面に座っていたベリアルヴァンデモンがサイズを縮小して人間達に合わせると、ベアトリーチェをコピーした茶髪ロングのドレス美女へと姿を変え

    そこから更に角を生やしたり髪色を変えたり諸々の調整を経て、およそ5分ほどいじくり回した結果

    とても見覚えありそうな姿になったベリアルヴァンデモンがその長い脚を組み替える


    「それで、そっちの子が依頼人ってことでいいの?」


    「あぁ、その認識で構わない

    使用武装の制限は無い、時間制限はジンが凍死するまで、詳しい状態はわかっていないから拾い方については未定だ」

    「……つまり、行き当たりばったり、ね」

  • 74ジン24/10/05(土) 16:34:25

    >>73

    (姿が変わった……)

    たぶん時間はヴァルキリモンの励耐性でどうにかかな…アポロンとサニーにも頑張ってもらって……

  • 75ベリアルちゃん24/10/05(土) 16:43:00

    >>74

    「それ、“魂を凍てつかせる冷気”に効果を期待できるかしら?今だって大分寒そうだけど

    ……まぁ、なんにせよあまり余裕はないわ

    すぐにでも行きましょう


    成功報酬はキッチリ払ってもらうけれど、その前に依頼人が死んじゃったら仕方ないわ」


    ベリアルヴァンデモンは静かに席を立つと

    ベアトリーチェと共に部屋を出ていく


    「彼はジン君、今回の作戦目標のリンの弟子で

    地獄までリンを取りに来たらしい」

    「なななななな……なんですってぇ〜〜!?

    リンが!?なんであの子が地獄に!?

    しかもジュデッカに!それに弟子なんていつのまに!……あーもう!わけが分からないわ!」

  • 76ジン24/10/05(土) 16:45:05

    >>75

    さっきまでかっこよかったのに……

    実は……(自分がりんからハッキングやプログラムを教えられたこと、イノセンスドラモンとの戦いのことを説明する)

  • 77ベリアルちゃん24/10/05(土) 16:55:59

    「ふぅ……取り敢えずリンが大物になってる事は理解したわ、けれど……本当にいいの?
    地獄は行くのは難しいけれど、帰るのは簡単よ
    今からでも帰ったほうがいいわ
    だって……そんなの、余りにも無謀じゃない
    第一園カイナの、ただの冷気でさえ震えてるくらいなのに、第四園ジュデッカの核にまで行くなんて!
    凍結の魔王(グランドラクモン)でもないとあそこまで行くのは困難なのよ?!
    私は一度受けた依頼な以上、放棄はしないけれど
    ジン君だけでも地上に帰したほうがいいわ
    長くここにいるだけでも危険なんだから」

    「いや、ジン君が願い、そのためにここにきたんだ、彼を今更返してあとは私たちに任せろ!などと意気込んでも仕方がないだろう?
    これは彼が始めた物語だ」
    「で、でも!リンならともかく普通の人間があそこには!」
    「彼はもう普通じゃない、問題はないさ」

    ベリアルヴァンデモンはあくまで否定的な意見を崩さず、ベアトリーチェはそれを説き伏せる
    小一時間続いた論争の末に
    ついにベリアルヴァンデモンの方が折れて
    渋々ジンごとジュデッカに行くことに決まった

    「ルーチェモンの話、知っているかしら?
    今は見えないけれどコキュートスの一番下にはルーチェモン(SM)が封じられているの
    だから、そこにまで辿り着くためには最低でも魔王の権能を弾けるくらいの力が必要なんだけど……足りそうかしら?」

  • 78ジン24/10/05(土) 16:58:12

    >>77

    なんならオレの体検査してみるか?これでも七大魔王3人の権能や呪に身を晒されて平気だったんだ。

  • 79ベリアルちゃん・ベアトリーチェ24/10/05(土) 17:01:15

    >>78

    「「……(ドン引き)」」

  • 80ジン24/10/05(土) 17:04:16

    なんでベアトリーチェまで引いてるんだよ…
    前にリリスモンに発情の呪かけられだけど戦いの最中だったから1分以内にねじ伏せたのとデーモンの中に突入した時憤怒の衝動に耐えてたのとその憤怒の衝動克服するためにバルバモンの権能データを体内に入れてそのままデーモンと内部で戦った。

  • 81ベリアルちゃん24/10/05(土) 17:12:29

    >>80

    「面白い話だけれど……本当に大丈夫なの?それ

    言っちゃ悪いかもしれないけれど、内側から弾けて死んでしまいそうだわ」


    「死んでないのが奇跡だろうな

    リリスモンの呪いは対人間用に調整していたとしても

    あらゆるデータを焼くデーモンの炎なんてのに消されずに生き残るなんてのは明らかに以上だ

    ……さて、実力の話はこれで終わりだ

    行こうか、ジュデッカに」

    「の前にまずはアンテノーラとトロメアよ!待ちなさいったらこらー!」

  • 82二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 17:22:36

    アンテノーラが祖国への裏切りでトロメアが賓客への裏切り……だっけ?

  • 83ベリアルちゃん24/10/05(土) 17:27:05

    >>82

    「正確には『自分の考える祖国』だけじゃなく

    『血筋上の出身地』と『祖先の出身地』も含む、概念的な祖国への裏切りと

    招かれた側の認識次第でいくらでも条件が変わる賓客への裏切り……正直に言えばかなり基準がユルいわ、だからそれだけここに入るデジモンも多くて

    完全体・究極体も沢山いるの

    ムルムクスモンが収めているはずだけど……少し前に斬られたんじゃなかったかしら?」

  • 84ジン24/10/05(土) 17:32:29

    >>83

    斬られた?なんでまた……わざわざそんなリスク冒して……誰に?

  • 85ベリアルちゃん24/10/05(土) 17:39:09

    >>84

    「そんなの私が知りたいわよ!でもなんかやたら強いデスメラモンが暴れ回ったと思ったら急に消えたんだから仕方ないじゃない!」


    カッ!と白眼を剥くベリアルヴァンデモン

    第二園を治めるムルムクスモンとの関わりはどうやら薄いらしい

  • 86ジン24/10/05(土) 17:40:25

    >>85

    デスメラモンが?……まさかベルゼブモンとかに進化して出てきましたとかじゃないよなぁ…?

    ……ひとまずそれなら収めてるものはいないってことか……素通りできるかもな運が良ければ

  • 87????24/10/05(土) 17:50:26

    いくすきゃりば〜〜〜

    いくすきゃりば〜〜〜

    ふろむゆないできんっ

    あいむるっきんふぉえんっ

    あいむごいんぐかりふぉるにあ〜〜〜

  • 88ジン24/10/05(土) 17:51:38

    ………………………(な、なんかいる………)

  • 89ベリアルちゃん24/10/05(土) 17:51:51

    >>86

    「むりよ……統治者が居ない、あるいは弱まった状況での悪魔たちは……まず頭を決めるために内輪で奪い合いをする

    つまり、無政府状態での内紛が起こっているの

    私が軽く依頼を受けたのも

    近々これを制圧する予定があったからなの

    まず素通りは不可能だと考えてちょうだい

    むしろ全員薙ぎ倒すくらいの勢いが必要だわ」

  • 90????24/10/05(土) 17:52:30

    いくすきゃりば〜〜〜

    いくすきゃりば〜〜〜

    ふろむゆないできんっ

    あいむるっきんふぉえんっ

    あいむごいんぐかりふぉるにあ〜〜〜

  • 91ジン24/10/05(土) 17:54:33

    >>89

    ……なるほどな。秩序も何もあったもんじゃないと……

    >>90

    ………………

  • 92????24/10/05(土) 17:55:57

    いくすきゃりば〜〜〜

    いくすきゃりば〜〜〜

    ふろむゆないできんっ

    あいむるっきんふぉえんっ

    あいむごいんぐかりふぉるにあ〜〜〜

  • 93ジン24/10/05(土) 17:57:53

    いつまで続くんだよ!?せめて歌詞は変えろよ!?

  • 94ベアトリーチェ24/10/05(土) 17:59:51

    >>91

    「そうなると戦力が足りんな、結局、ムルムクスモンも確実に死んだとは言い切れん、どこかで傷を癒しながら死んだふりを偽装しているのかも知れん

    奴がエリアマスター権を持ったままでは通行できん

    そうなったら問題だからな……


    やはり、全員薙ぎ倒すのが正しいか、しかし

    アルフォースブイドラモン・アポロモン・ジン・私・ベリアルヴァンデモン・アスタモン……なんとか、と行ったところか?」

  • 95????24/10/05(土) 18:03:47

    >>93

    ヴァカめ!私の武勇伝のテーマにケチつけるつもりか?


    (と、持っていた杖をジンに突きつける白いシルクハットと白いスーツ(下は穿いていない)を身に着けた小さな謎のナマモノ。ちなみにベアトリーチェとベリアルは彼から必死に目を合わせないようにしていた。関わりたくないかのように)


    ところで君は何者だ?

  • 96ジン24/10/05(土) 18:07:40

    >>94

    「どうしても5体くらいはマスターの存在証明をしていたいですからね……ゴクウモンがいない以上2人しかマスターのデジモンからは出せません…」

    >>95

    杖で指すな……ジン。マスターテイマーの一人で

  • 97????24/10/05(土) 18:08:52

    >>96

    私の伝説は12世紀から始まった(話してる途中で遮るかのようにセリフをかぶせる)

    私の伝説が聞きたいか?武勇伝が聞きたいか?

  • 98ジン24/10/05(土) 18:09:48

    >>97

    うっぜえええ…………そんなもん聞いてる暇は…

  • 99????24/10/05(土) 18:11:13

    >>98

    ところで君は何者だ?どこから来た?(杖を向けながら)

  • 100ジン24/10/05(土) 18:12:10

    >>99

    さっき言ったが!?ジン!!地上からきた!!ジュデッカに用がアル!!お前にはない!!!

  • 101????24/10/05(土) 18:14:20

    >>100

    そう!私が伝説の聖剣、イクスカリバモンである!

  • 102ジン24/10/05(土) 18:15:31

    >>101

    叩き折ったろうか!!!!!!(デーモンのときよりもキレてる)

  • 103ベアトリーチェ24/10/05(土) 18:17:47

    「行こうか、メディヴァイス内で体力回復と存在証明を行うメンバー
    外で戦闘をするメンバーでローテを回せば戦力不足は解消できる、問題ない」
    「ええ、テイマー不在なのは痛いけれど、戦力に問題はないわ、行きましょう」

    ベアトリーチェとベリアルヴァンデモンは静かに事務所を出ていった

  • 104ジン24/10/05(土) 18:18:46

    >>103

    完全スルーか!!

  • 105イクスカリバモン24/10/05(土) 18:21:58

    >>104

    私の伝説は12世紀から始まった。


    あれは日差しの強い真夏だったかな?いや…肌寒くなる秋だった…当時は私も「悪(ワル)」でね。そういえばもう冬だったかもしれない。すごく「悪」で巷でも有名な「悪」だった。悪そうな奴はみんな友達だったよ。美女たちはみんな私の取り合いをしていたよ。いや……やっぱり夏だった すごく暑い真夏日だったよ。そう記憶している 私は今と違って研ぎ澄まされたナイフのような男だったよ しかしなぜか気品を感じさせていた。みんな言っていた 今でも言われている。そうは言ってもその当時はそんなに言われてなかったかもしれない徐々に言われ始めていた。意外と優しいと そう考えてみると 気品を感じさせていたのかもしれない 結果言われていた。私はすごかった 今でもすごいがただ「悪」だった。それもこれも気品溢れる冬の日―…


    それでは伝説を語っていこうか

  • 106ベアトリーチェ24/10/05(土) 18:23:05

    なお事務所は爆発した

  • 107ジン24/10/05(土) 18:23:37

    ………………………地獄ってあんなのもいるんだな。(逃げた)

  • 108二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 18:32:43

    地獄の荒野を抜けて走る先は……雪さえ存在しない無限に暗く、広い岩壁が広がる空間に
    ついこの間通ってきたゲーヒンノムのように悪魔達の群れが争い合っていた

    「正面から突破する、狙いはムルムクスモンかコードクラウンの持ち主だ」
    「行くわよ……ブラストエボリューション!
    ベリアルヴァンデモン・ジェノサイドモード!」
    「アスタモン・ジェノサイドモード!」

    事務所の裏からついてきたベリアルヴァンデモンの部下らしいアスタモンと共に、彼女が先行して突撃していく

  • 109ジン24/10/05(土) 18:34:03

    このあたりもコードクラウンが?(アルとアポロンとともに飛んでる)

  • 110ベリアルヴァンデモン24/10/05(土) 18:36:40

    >>109

    「とっても昔にはダークエリアは一つだったの

    その時代のマスターコードは今では分割されて

    フロントルームのマスター、アヌビモンとバックルームのそれぞれのマスター達が持っているの

    各エリアの通行権もそれによって認められている

    私はコキュートスカイナのエリアマスターだから隣接エリアには自由に入れるのよ」

  • 111ジン24/10/05(土) 18:38:25

    >>110

    逆に言えばジュデッカにいくにはアンテノーラとトロメアのコードクラウンが必要になってくるってことか…

  • 112ベリアルヴァンデモン24/10/05(土) 18:49:01

    >>111

    「そう、一人一人の支配域はそこまで大きいわけじゃない、だから空間そのものを断絶させるほどの強制力は働かないけれど

    『コードクラウンの持ち主』であることには変わりない、ムルムクスモンの心配をしていたのもそれが理由よ、通行権を得られなければ……よっぽど他エリアとの境界の薄い場所を通るか、強引に破壊でもしない限りゲートを通ることができない」


    正面から拳を振り上げて襲いかかってくるデビドラモンをアスタモンの拳銃での射撃が粉砕し、そのデータ片の爆散に隠れて飛来したコウモリをベアトリーチェの鉄槌が薙ぎ払い、そのままヴァンデモンの顔面を叩き潰す

    地獄の光景だが、ベリアルヴァンデモンは動じない


    「貴方はこれから、まずムルムクスモンかそのコードを奪った別のデジモンかを説得あるいは倒して

    さらにトロメアでも誰が支配者かわからないけれど、同じことをしないといけない、力押しの一筋縄じゃ行かないわよ?」

  • 113ジン24/10/05(土) 18:51:44

    >>112

    オレはキングを超える男だ。それくらいなんてことないね。

  • 114ベリアルヴァンデモン24/10/05(土) 19:02:23

    >>113

    「ハードボイルドだわ……って違う、まずはこの戦域を出来る限り殲滅しながら突っ切る、全方位を囲まれるわけには行かないから

    足を止めずに走り抜けて!」


    ベリアルヴァンデモンが両肩に備える砲を、ジェノサイドモードでは独立した銃として顕現させる

    片手持ちしたライフルで次々にヘッドショットを成功させていく

    一発の威力が高いスナイパーライフル型とはいえ、ヘッドショットなら究極体を即死させるほどの火力はやはり異常だ


    「ふん、こんなの目を瞑ってでも当てられるわ!」

    「社長、油断しすぎ

    あんまり適当に打ってると跳ね返されるよ」

    「ちょっとアスタモン!?」


    やはり断片とは言えエリアマスター相応の実力を備えているのだろう、手際よく完全体・究極体さえ討ち取って道を切り開いて行く


    「こんな雑魚いくら倒しても埒が開かないんだから、急いで行くよ」

  • 115ジン24/10/05(土) 19:05:13

    >>114

    あぁ。それと……アポロン!探知頼む!

    「あぁ、デジモン自体はともかくコードクラウンの気配なら俺が探れば……」

  • 116ベリアルヴァンデモン24/10/05(土) 19:11:53

    >>115

    「えっとその……私がやろうかしら?」


    あまりにノイズデータが多すぎて詳しい場所を掴むにはもっと近くに行かなければわからないようだ


    「コキュートスでショートカットなんで考えるだけ無駄だ、とりあえず全員薙ぎ倒す覚悟でいけ

    最低でも近くにないことはわかったんだからそれで十分だろう」

  • 117ジン24/10/05(土) 19:28:40

    >>116

    しょうがないか……アル!アポロン!

    「ソル……ブラスター!!」(集団にむけて太陽を投げ殲滅する)

    「スピードチャージフィールド!ほらほら……こっちだよ!!アルフォースセイバー!!」(すれ違いざまに切っていく超スピード)

  • 118ベリアルちゃん24/10/05(土) 20:52:23

    「……ふぅ……切り抜けたわね
    なんとかなってよかったわ」
    「はぁ、社長、今回は上手くいったけど、何度も正面から狙撃してたら避けられる
    今度はもっと上手くやろう」

    「わかったわよ!」「……騒々しい連中だ」

    再び悪魔たちの軍勢を突っ切り、荒野を抜けるジン一行、変わり映えのしない風景に辟易しながらもなんとか氷の結晶の生える原野を進んで廃墟の街へ
    荒廃した街の跡はかつてここに文明があったことを伝えているが、生きているものはいないだろう枯れた空気が流れていく

  • 119ジン24/10/05(土) 20:56:09

    こんなところに住宅地…?このあたりにもいないのか?

  • 120ベリアルちゃん24/10/05(土) 21:06:18

    「……ジェリコね、昔コキュートス、というか地獄は地上にあったのは知っている?」

  • 121ジン24/10/05(土) 21:08:23

    >>120

    ん……いや、あんまりそれは知らなかった。

  • 122アスタモン24/10/05(土) 21:20:04

    >>121

    「なら、私が説明するよ

    ……デジタルワールドの創世記、知ってる人はあんまりいないけど、デジタルワールドを作った人は

    『昼と夜』『太陽と月』『海と大地』『草木と獣』『鳥と虫』そんな風にものを作っていって

    ……作っただけで姿を消した

    そして世界が幕を開けて、当然起きたのが同じ場所に生きていた草木・虫・鳥・獣の命の奪い合い

    虫は草を食べ尽くし、鳥は虫を食べ尽くし、獣は鳥を食べ尽くした

    神はこれに怒って命じた

    『獣は全て荒野に去り、鳥も虫も己の巣へと帰れ』

    そしてその日から、あらゆる命は住まう場所を分たれた


    けれど、その生き方に納得のできない者がいた

    ……悪魔と堕天使、に将来なる者達だよ」


    ふぅ、とため息を吐くアスタモン

    ハンドガンをホルスターに仕舞うと

    腰に提げていた水筒のコーヒーをカップに注いでジンへと手渡してくる


    「獣も鳥も虫も、作られた時にそうせよと命じられたように働いたのに神によって罰された

    同じく、悪魔達もそう

    神によって作られ、神の命令に従っているのに、その役割は神に滅ぼされ、永遠に苦しむこと

    そんなのはまぁ、嫌だよね」

  • 123ジン24/10/05(土) 21:23:07

    >>122

    ありがとう(受け取り)

    …死後の世界が必要になったのはその時なのか?

  • 124アスタモン24/10/05(土) 21:24:30

    「そうして神に叛逆するための戦いが、起きた
    ルーチェモンの乱って言ったら、分かる?
    そのあとに神は、地上の地形を地下に落とす形で地獄を作り、そこに悪魔と堕天使たちを閉じ込めた
    これがダークエリアのルーツなの

    本当は“死”と言う概念はそれ以前にもあったけれど、ダークエリアに頼らない、その場での転生が基本だった、だから本当なら冥界なんてものは存在しなくてよかったの
    なのに神は……きっと、被造物が自分に叛逆したのがよっぽど嫌だったんだろうね、地上にあったヒンノムの谷やジェリコの邑をまるごと沈めてしまった」

  • 125アスタモン24/10/05(土) 21:31:29

    「ルシフェル(神の光)ミカエル(神の姿)
    ガブリエル(神の力)ウリエル(神の炎)
    ラファエル(神の癒し)サマエル(神の毒)
    サリエル(神の知恵)ガギエル(神の牙獣)
    ……当時はいろんな天使たちが居たけれど、半分くらいは叛逆に加担した
    多分、やっぱり神も人気なかったんだろうね
    ダークエリアに封じられたサタナエルやルシフェルはその後悪魔達の軍勢を作り、再び攻勢を仕掛ける時を待ち続けている」

  • 126ジン24/10/05(土) 21:40:12

    >>124

    >>125

    おれ達が行くのは、そんな風に気が立ってるルーチェモンのいる場所、か。

  • 127アスタモン24/10/05(土) 21:42:52

    >>126

    「そう、でも大丈夫

    萎縮する必要はないよ──私が、守るから」

  • 128ジン24/10/05(土) 21:46:20

    >>127

    …ありがとう。でも守られてばかりでいるのは性に合わないタイプだから。反撃はさせてもらうけどな。

    …あっ(コーヒーを見て思い出した。飲む前だったから危なかったが飲食禁止だった)

  • 129アスタモン24/10/05(土) 21:55:17

    「大丈夫、飲食の禁止は死穢に汚染された物に限られるの、ダークエリアの物は大抵ほとんど汚染されているから、採れたての果物とかでも食べられないけれど
    それは外……リアルワールドの物だから」

    「アスタモンこれ苦いわよ!砂糖ないの?」
    「この苦味と酸味が良いんだろうに」
    「……ふふっ……砂糖ならこの子のデジヴァイスにあるんじゃない?私は持ってないけど」

  • 130ジン24/10/05(土) 22:00:49

    >>129

    なるほど…(一応ベアトリーチェに確認取りながらデジヴァイスいじって)

    あぁ、うん、あるよ。砂糖と…はちみつもあるな。

  • 131イクスカリバモン24/10/05(土) 22:09:05

    私の伝説は12世紀から始まったのだ。
    私の朝は一杯のコーヒーから始まる。ジュルゥゥ~
    (いつの間にかジンの隣でコーヒーを飲んでた)
    あと私は砂糖とはちみつはいらんぞ

  • 132ベアトリーチェ24/10/05(土) 22:09:32

    >>130

    「……まぁ、多分アヌビモンがダークエリアで飲食をしないようにと言い含めたんだろうが……

    それは若干言葉が足りないな

    『ダークエリアの瘴気に触れた物を飲食しない』が正しい、冥界由来の物であれば現世で食おうが天で食おうが同じ黄泉戸喫になるからな


    ……先を急ぐぞ、あと砂糖出してやってくれ

    ベリアルがさっきから寒い顔になってる」

  • 133ジン24/10/05(土) 22:14:25

    >>132

    なるほど…(ずずっ)あつっ。



    あぁ、うん、いこうか(隣にすごいのきたし)

  • 134二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 22:18:30

    このレスは削除されています

  • 135ベリアルちゃん24/10/05(土) 22:18:42

    「ジン君ありがとう」
    「社長もそろそろブラック飲めるようになりなよ」
    「そうだな……デジコアの二桁ナンバー、068が泣くというものだ」

    「一回は転生してるからノーカンよー!」

  • 136ジン24/10/05(土) 22:21:26

    >>135

    …これがあのベルアルヴァンデモンなんだな…(まじまじと)

  • 137イクスカリバモン24/10/05(土) 22:23:15

    私の午後はアフタヌーンティーにて始まる。ジュルゥゥ~

    そして夜はなんだと思う?(杖をジンに向けて)

  • 138ベリアルちゃん24/10/05(土) 22:23:20

    「……ムルムクスモンの、コードクラウンの反応はやっぱり見当たらないけれど……」
    「おっと……その必要はないぞ」

    突然背後から流れてくる(CV.子安さん)渋い声
    そしてジンの隣からも同じく無駄に渋い声

    「そう、この俺様こそ……ムルムクスモン!」

    そこにいたのは……フロントからバックに入った直後、ジンに道案内を提案してきたデビモンであった

    「今日こそ積年の恨み……果たさせてもらう!」

  • 139ジン24/10/05(土) 22:25:12

    >>138

    似たような声に挟まれた……

  • 140イクスカリバモン24/10/05(土) 22:29:38

    ヴァカめ!
    夜はパジャマになるに決まってるだろ!まったくこれだから田舎者は……

  • 141アン24/10/05(土) 22:33:19

    >>140

    そうなの?面白いね!

    (突然座ってた)

  • 142ベリアルちゃん24/10/05(土) 22:33:30

    「ちょっと!突然何よ!何なのよ!
    せっかく人(※人ではありません)がコーヒー飲んでるって時に邪魔しないで!」

    「……そうか、お前もマスター権限、外に出られる
    だから隣接エリア……つまりフロントとの境界に居た、違うか?」

    ベアトリーチェの推理にニヤリと笑って応じるデビモン、そして彼は……身体を氷に凍て付かせた姿
    アイスデビモンへと超進化する

    「そう、その通りだ……そしてそこのヴァルキリモン!貴様には恨みがある……!
    正確には貴様ではなく貴様の剣にな!」

  • 143イクスカリバモン24/10/05(土) 22:36:10

    >>142

    そういえばまだ私の武勇伝を聞かせてなかったな。私の伝説が知りたいか?武勇伝が聞きたいか?(アイスデビモンのセリフにかぶせるように)

  • 144アン24/10/05(土) 22:36:49

    >>143

    きかせてくれるの?

  • 145ジン24/10/05(土) 22:41:35

    >>142

    …オレの?

  • 146イクスカリバモン24/10/05(土) 22:44:20

    >>144

    私の伝説は12世紀から始まった


    (以下ウザいので省略)


    それでは伝説を語っていこうか

  • 147アン24/10/05(土) 22:45:05

    >>146

    お願いしまーす!

  • 148ベリアルちゃん24/10/05(土) 22:47:29

    (コーヒーを砂糖と混ぜながらどうでもよさそうに視線を外すベリアルヴァンデモン)
    罪を犯したものを断罪する、という鉄槌の性質上殺す事が出来ないイクスカリバモンを精神力で完全に無視しながらアイスデビモンに鉄槌を向けるベアトリーチェ

    そしてアスタモンはまるでイクスキャリバモンの存在自体を認識していないかのように真剣にアイスデビモンの話を聞きながら銃を抜く

    (完全体同士なら遠距離に手数の多いこちらの方がスペック上有利だが、“アイス”と名に付くだけあって環境有利を取られている
    近接は不利と考えて徹底的に中遠距離を保つ戦い方をするべき)
    (何すれば良いのよ〜!まさかこんな廃墟で本当にカチ合うなんて思ってないわよ〜!!)

    「貴様の剣……その剣筋には覚えがある!
    貴様の師はナイトモンだな!」

  • 149イクスカリバモン24/10/05(土) 22:49:07

    >>147

    (以下めちゃくちゃウザいから省略)


    と、言うわけで私の伝説が始まっだ

  • 150ジン24/10/05(土) 22:49:42

    >>148

    あー、まあそうだな。ナイトモンにも剣を教えてもらったけど…

  • 151アン24/10/05(土) 22:50:02

    >>149

    なるほど!面白いね!

    【微塵もウザがっていない】

  • 152アイスデビモン24/10/05(土) 22:52:59

    「俺様はあのナイトモンとメイルドラモンを連れた男に斬られてから一向に傷が癒えん!
    我が軍を荒らしたデスメラモンがリアルワールドに逃げたからと追ってやったら、いきなり斬られたんだぞ!その恨み……貴様で晴らしてやる!!」

  • 153イクスカリバモン24/10/05(土) 22:55:29

    >>151

    ふむ、見たところお前は見どころがある。どうかね?私のパートナーにならんか?

  • 154ジン24/10/05(土) 22:57:12

    >>152

    そういう流れか…いやまてオレにそれで当たるのは八つ当たりだろ!!

  • 155アン24/10/05(土) 23:01:29

    >>153

    え?いいの?

    条件とかはないの?

  • 156アイスデビモン24/10/05(土) 23:02:57

    >>154

    「あぁ!?師とぶつかって勝てなきゃ弟子をイジメて嫌がらせするのは当然の流れだろうが!なんか文句あっか!?おおん!?」


    「「「すごい顔になってる……」」」

  • 157ジン24/10/05(土) 23:06:42

    >>156

    …分かったよ。ただし、一本取ったら許可証くれよ、

  • 158イクスカリバモン24/10/05(土) 23:13:29

    >>155

    私のパートナーになるにあたり、守ってもらいたい1000の項目がある。

    レポート用紙にまとめておいた。しっかりと目を通しておくように。

    特に452番目の私の5時間に及ぶ朗読会にはぜひ参加願いたい。(アンに辞書ほどの分厚さがあるレポート用紙の束を渡して)

  • 159アイスデビモン24/10/05(土) 23:20:10

    >>157

    「シャア言質とったぞオラァァン!

    デスクロォォ!!」


    瞬時に巨大化した左腕の爪でジンへと殴り掛かるが

    そこにベアトリーチェの鉄槌が叩きつけられる


    「お前は随分と罪が重そうだな、ここで叩き潰してやっても良いんだぞ?」

    「ほひぃぃ!!とでも言うとでもぶぎゃっ!!」


    不意打ちでの必殺技を試みたが、そこにアスタモンの高速キックと至近距離からの連射が直撃して再び地面にキスさせられ

    同時に背筋をライフルに撃ち抜かれて沈黙するアイスデビモン

    あまりにも悲惨であった……


    「ぬぐぅぉおおおおこの屈辱ゥ!……だがこれが俺を強くする!!」


    凍りついた心をもつアイスデビモンだが、それをも上回るほどの怒りと恨みが炎となって彼の身を包み

    あの時双葉によって切り裂かれてから失ってしまった究極体を復元する


    「アイスデビモン……究極進化!ムルムクスモン!!

    ラウンド2だッ!

    食らえやァァァア!!」


    ムルムクスモンの心から生み出される炎の塊が剣となって放たれた

    イクスカリバモンを巻き込む軌道で、どちらかと言うとそっちに向かって

  • 160ジン24/10/05(土) 23:22:22

    >>159

    あいつ本当はオレのことどうでもいいんじゃね?!

    まあいいや…とにかくいくぞ!!(勝負ふっかけられたのは自分なので自分が主にいく)

  • 161アン24/10/05(土) 23:24:49

    >>158

    ふむふむ…なるほど…

    ううん………あの…デート中だけ離れてはダメかな?

  • 162ムルムクスモン24/10/05(土) 23:26:12

    >>160

    「この俺が!魔王型が!コケにされたままでたまるか!100%でなくても!

    せめて5%でもやり返すに決まってんだろうガァァァァァァァ!!」


    炎の塊を剣にして握り、自分の手をさえ焼くことを厭わずに振るう

    剣士らしい整った剣筋ではないが

    確かに鍛えた技能を感じる剣術

    それも炎で形成された剣での、防御が意味を成さない超攻撃型の剣である


    「倒れろオラァァッ!」

  • 163イクスカリバモン24/10/05(土) 23:28:51

    >>159

    >>161

    ヴァカめ!712番目のいつどんなときでも常に私の側に付き従うことに反する


    (軽々とステップを踏みながら躱して言う)

  • 164二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:28:55

    このレスは削除されています

  • 165ジン24/10/05(土) 23:29:43

    >>162

    (だが……)


    ……悪いけど。炎には縁があってな……俺はもっと……熱く綺麗な炎を知っている!!(突っ込む)

  • 166アン24/10/05(土) 23:31:40

    >>163

    確かに…ううん………

    【ここでアンはこう思った………あれ?常に一緒にいればいいなら本体である自分が付き従って別の化身がデートに行けばいいのではないかと】

  • 167ムルムクスモン24/10/05(土) 23:32:12

    魔王としての余裕のある振る舞いどころか全く優雅さを感じない剣技ではあるが、それもまた致し方なし

    悪魔とはメンツの世界、舐められれば終わりである
    実態としてはマスターテイマーに出待ち狩りされたとは言え、対面上はデスメラモンを相手に相打ち同然に一度負け、究極体を失ったともなれば落目にもなろう
    敢えなく城を失い館を失い領地を統べるネームバリューさえ失って転がり落ちた末の逆転劇である
    ここで必死になれないのはむしろおかしいだろう

    「ゲヘナ・フレイム・ソード!」

    彼が編み出した必殺の剣技、ゲヘナフレイムソード
    奇しくもそれは、彼の仇敵イグナイトモンの操る
    太陽の剣の必殺技プロミネンスソウルに酷似した
    剣の軌跡上に獄炎を放つ剣技であった

  • 168イクスカリバモン24/10/05(土) 23:35:00

    だがしかし、この私のパートナーになるということはすなわち、勝利と栄光を約束されたも当然

    イクスカリバモンは輝きだし一振りの剣となる。それは見たものはたとえ素人でもわかるほど強大な力を持っていることがわかる

    さあ!君にもたらそう、勝利と栄光を!

  • 169ジン24/10/05(土) 23:37:34

    くっ…はああああああ!!!!!(目の前で絶対零度の冷気を放つ)

  • 170二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:38:26

    >>168

    そして、そのままベアトリーチェの槌に殴り飛ばされて遠くまで飛んでったのだった

  • 171アン24/10/05(土) 23:39:30

    >>170

    危ないなぁ……

    【吹き飛ばしたかと思われたがアンが片手で防いでいた】

  • 172ムルムクスモン24/10/05(土) 23:39:51

    「甘いな……このムルムクスモンが目の前でアイスデビモンから進化したことを忘れたか?
    冷気には完全耐性が……ナニィッ!?」

    ムルムクスモンの放つ炎とジンの凍気がスパークして純白の閃光へと変わり、炸裂した

    「なんだこれは!こんな反応は知らんぞ!」

  • 173二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 23:44:34

    このレスは削除されています

  • 174ジン24/10/05(土) 23:45:01

    >>172

    炎と冷気……それは正反対のものじゃない……どちらも熱という概念のもと上がり下がりしている現象だ……


    つまり、同じものなんだ。


    ところで……それが2つ……ほぼ同じ力でかちあったら……どうなるとおもう!!

  • 175ムルムクスモン24/10/05(土) 23:49:58

    「正と負の数の中間点、0ではなくi(虚数)数直線のY軸の概念であるか!
    ならばエネルギーのバランスを崩せばいいだけのこと!」

  • 176ジン24/10/05(土) 23:50:45

    させるかよ!!
    (奴が何かする前にこれを当てる……そのためには…一か八か!!この光を剣に纏わせて……剣が毀れてなんならオレが死ぬ前に…!)
    メドローアストラッシュ!!!

  • 177ムルムクスモン24/10/05(土) 23:55:36

    「二度もその剣に負けて……たまるかァァァア!!」

    ムルムクスモンの握る炎の剣が十七本に増殖し、それぞれを一切発射しながら二本を掴み取り十字に交差させる
    炎の剣には実体がないため、それがぶつかり合うことはないが、同時に干渉しないがために完全に重ねることができる

    十五本の剣がジンへと殺到すると同時に爆発して炎の壁となり
    純光を質量の暴力で妨害し、二本の剣に残る力の全てを注ぎ込んで暴走じみた巨大化を抑え込み、力の密度を天井知らずに跳ね上げる

    「グリフォンズウィング!」

  • 178ジン24/10/06(日) 12:38:51

    (………だめだ、避けられない!どうする……切り裂くには攻撃力が……待てよ?
    ……足りないなら、合わせればいい!)
    ロード!ベルセルクソード!!(彼の持つ剣、フェンリルソードが厚さと破壊力を持つ)
    このまま……(純光を剣で押し付け切り裂く。一か八かの勝負その2だ。

  • 179ベリアルちゃん24/10/06(日) 14:58:51

    >>178

    「ちょっと!何が起きてるのよ!」

    「社長、下がって……爆発するよ!」


    「“アレ”か、しかしパワー不足だな」


    ベアトリーチェは混乱している二人を他所に飛び上がると、拮抗していた純光に向けて、ムルムクスモンの背中に鉄槌を叩き込む


    「ミカエルズハンマー!」「邪魔をするなぁぁぁぁぁ!!」


    炎の剣を作り出す余力さえ絞り尽くしたのか、ムルクムスモンは抵抗できずに光の中へと消えていった……

  • 180ジン24/10/06(日) 16:36:38

    ……くっ…!!(剣を急いで捨てたた。剣が纏った光がジンごと飲み込もうとしたからだ)

  • 181ジン24/10/06(日) 16:55:33

    ………はあ……流石に無茶したな……フェンリルソードもベルセルクソードも生成しなおしだ……

  • 182ベアトリーチェ24/10/06(日) 17:30:44

    「おめでとう、これで君が勝利者だ」

    消滅したムルムクスモンのデータからコードクラウンが離脱してベリアルヴァンデモンのコードクラウンに結合する

    「ええ!?なんで私なのよ!?あったじゃないの?!」
    「……コキュートスはそれぞれ隣接エリアどころか、本来同エリアだからな、無理に分割したコードが復元されて何がおかしい?
    何はともあれ、これでコキュートスアンテノーラを通ることができる、次はトロメアだ
    寒さも厳しくなってくるぞ」

    静寂を取り戻した廃墟の街に発生したエリアの境界をすり抜けて、ジン達は第三園へと向かうことになる
    どこまでも静かな虚空に
    微かな歌を響かせながら

  • 183ジン24/10/06(日) 17:49:38

    >>182

    ……つまりオレが頑張れば頑張るほどベリアルの支配領地が増えるのか?(歩きながら)

  • 184アスタモン24/10/06(日) 18:06:11

    >>183

    「結果的にはそう……と言える

    ダークエリア-バックルーム-は本当はフロントルームの創造後に無理やり後付けされた違法建築みたいな物だから、そのコードもフロントルームから奪われた半分をさらに分割した物

    ……だから、多分エリアマスター同士の争いによる強奪が起きやすいんだと思う

    今回はたまたまアルが近くにいたからそうなったけど、あんたが普通に倒したらあんたの物になってたんじゃないかな」

  • 185ジン24/10/06(日) 18:14:59

    >>184

    そうか……ならまあ、一緒にいてくれてよかったよ。これから地獄にとんぼ返りしようとしてるやつがそんなの持っててもしょうがないし……ベリアルヴァンデモンなら悪いようにはしないだろうし。

  • 186ベリアルちゃん24/10/06(日) 18:39:48

    >>185

    「どうしてそんなに信用できるのよ!?

    私達まだあって1日くらいなのよ?

    私は悪魔の中でも突出した能力を持つ魔王型なのよ!?こう……利用されてるとか考えないの!?」

  • 187ジン24/10/06(日) 18:42:35

    >>186

    人のこと利用しようってやつがこんなクソガキを例えベアトリーチェの紹介だろうと協力して一緒にコキュートスの奥底まで行こう、なんて思わないだろ。

    悪魔とか魔王とかじゃなくて、あんたが信用できると思ったから言ってるんだ。不服か?

  • 188ベリアルちゃん24/10/06(日) 18:49:45

    >>187

    「べ、べべべつに不服って訳じゃないのよ?

    でもその……悪魔が人助けなんて、変な話だとか、思わなかったの?」


    「昔は良く言われてたんだよ、悪魔型が人と協力するなんて、って

    人にも、悪魔にも……天使や妖精、他の種族にもね

    それに殆どの悪魔型は人間に対して、良い思いがないのは事実だし、風潮としても『闇の力に頼るのは良くない』というのも鉄板の話でしょ」

  • 189ジン24/10/06(日) 18:53:59

    >>188

    ……いやまあ……抵抗がないわけじゃないケド……

    ……でも事実助けてくれてるだろ。

    事実そうなら、別に変でもいいんじゃねえの?

  • 190ベリアルちゃん24/10/06(日) 20:21:20

    >>189

    「この子いい子だわー!!」

    「社長、その癖そろそろ治しなよ」


    ぎゅー、凍えるほど寒い風の渦の中

    どこかから微かに聞こえる歌と共に

    ベリアルちゃんに抱きしめられるジン(ヴァルキリモンドーパント)であった

  • 191ジン24/10/06(日) 20:34:57

    >>190

    ちょっ!?急に抱きつくな!?(色々立派にはなってもなんたかんだ思春期間近の少年である)

  • 192ベアトリーチェ24/10/06(日) 20:41:09

    >>191

    「乳でもケツでも幾らでも味わっておけ、どうせ今のうち、一晩の相手だ

    さぁ行くぞ、そろそろ寒さも厳しくなってくる

    3園と4園はそこまで大規模じゃない、すぐにルーチェモンまで辿り着けるはずだ」

    「うん、行こう」


    ベアトリーチェはアスタモンと共に先に向かい

    トロメアへと入る、それを見たベリアルヴァンデモンは慌てて待ちなさいよ!と叫びながら後を追うのだった……


    第三園トロメアはアンテノーラよりも更に一段と寒さも厳しくなり、ついにジンにも身体の震えが始まる

    だがベアトリーチェは慣れた様子でスタスタと歩き

    ベリアルヴァンデモンに至っては自らが肩にかけたコートをジンの背に掛けてやるくらいの余裕っぷりであった


    どこからか響いてくる歌声もまた一段と音量を増し、大まかな旋律だけでなく、歌詞も聞き取れるようになってきた

  • 193ジン24/10/06(日) 20:42:46

    >>192

    さむ……あ、ありがとう……

    ……というか今更だがさっきから聞こえるこの歌声はなんだ?

  • 194アスタモン24/10/06(日) 20:48:47

    「レクイエムだね、この特徴……高位天使系のデジメロディに似ている、けれど……細かくはわからない
    ある程度聞き取ることは出来るけれど
    でも、こんなのは聞いたことが無い、それに以前も流れていなかったはず」
    「私も全然わからないわね、コードクラウンも近くにないみたいだし、ひとまずそれを探すところからかしら?」

    デジモン組は困惑の表情を浮かべるが、ベアトリーチェは微笑んで告げる

    「これはリンの歌う“静謐の葬送歌”だ」

  • 195ジン24/10/06(日) 20:52:21

    >>194

    リン姉さんが……!?ってことは……少なくともレクイエムを歌える状態ではあるってことか!!

  • 196ベリアルちゃん24/10/06(日) 20:58:16

    「いえ、むしろ逆ね
    無駄なことをしない主義のリンがわざわざ歌うなんてことをするくらいに、他に出来ることがない
    そういうことでしょう」
    「おそらくな……それにあいつなら自分の死体に音楽ファイルをブチ込んで死体の声帯をスピーカーがわりに歌わせるような芸当もできないわけじゃないはずだ」

  • 197ジン24/10/06(日) 21:05:08
  • 198ベリアルちゃん24/10/06(日) 21:26:20

    >>197

    「でも……この歌、聞いてると眠くなってくる……わね……」

    「おい寝るな、ここで寝たら死ぬ……わけじゃないにしろ時間のロスになる」


    ベチ、と頬を叩かれあいたっ!と叫びながら飛び起きたベリアルちゃんがアスタモンに微妙な目を向けられながら歩き進んでいく

    するとそこには……

    凍りついた湖面に、さらにそこから生える無数の氷柱が聳える独特な光景が広がっていた

    広すぎる鏡のような氷のその先には無数の鎖と、それに繋がれた巨人たち、そしてさらに最奥の中央部には紫色のルーチェモンSMの姿がわずかに覗いている


    「行こう、もうじきだ」

  • 199ジン24/10/06(日) 21:28:58

    >>198

    でもあっちにいくにはトロメアのコードクラウンが必要だけど……ここの門番は誰かわかってないんだっけ……ならどうやって探すんだ?

  • 200ベアトリーチェ24/10/06(日) 21:38:18

    進むほど寒さが増し、血液と肉さえ凍る-50°Cを突破し、さらに冷たくなっていく
    どんなに防寒装備を固めても常人ならば生きていられないほどの限界温度の中でも変わりもなく突き進んでいく一行

    「コードクラウンの気配なら探ればいい、トロメアはそこまで広くないからな」
    「それに冷たすぎて悪魔型も封印されているデジモンもほとんどいない
    こんな環境で生活できるのはごく一部の氷属性悪魔型か、極めて強力な魔王型かのどっちかよ、それにどっちにしても問題ないわ
    トロメアのコードクラウンが必要なのは正規通行権の獲得のため、そもそも陸続きで境界の薄いジュデッカになら直で行けるでしょう?」

オススメ

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