- 1二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:37:59
- 2二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:41:56
長射程砲は滑走路とかのデカくて動かない地上目標には効果あったんじゃない?しらんけど
- 3二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:44:30
いやかつては水平装甲が薄いからこそ瞬殺されたんだから意味自体はめっちゃ有ったと思う
- 4二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:44:47
長い射程自体は偉いけどそれを当てる技術がまだ追いついてなかったと言えるかもしれん
- 5二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 15:45:49
砲弾も爆弾も90°の完全な真上からは落ちてこないから
船に命中した瞬間に刺さらなければそのまま海に落ちるから水平装甲は終戦までずっと有効だった
長距離砲もお互いに長距離砲を持ってるから結果的に撃ち合いがあんまり起きなかっただけで
もし射程が短い砲しか積んでなかったら一方的に撃たれまくって、命中率が低くても無抵抗で何十発何百発も撃たれたら撃沈する - 6二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 16:25:16
確かに遠距離砲戦の命中率ってびっくりするくらい低い(20キロメートルでさえ10%行けば奇跡みたいなもん)だけど3で言われてるように、水平装甲ぺらぺらのブリテン巡洋戦艦が一度の戦闘で三隻も沈んだことがある(ユトランド沖海戦)から効果が薄いとは言えないとと思う
反対に水平装甲の重要性を知ってたドイツ艦隊は一隻しか沈んでないし - 7二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 17:43:07
WW2だと戦艦の出番が(航空機と比べて)少なめだったせいで意味が薄れた的なのもあるか
- 8二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 18:03:03
10%といっても主砲10門の艦なら一斉射で一発当たるしその一発が弾薬庫ぶち抜いたら轟沈だからそりゃ上面装甲厚くする
- 9二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 18:06:54
- 10二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 20:08:38
航空機の爆弾に対してなら水平装甲は大いに意味はあった、というかないと困る
WW2も後半にかけて航空機もその搭載量も大型化していくから、鎧はあるに越したことはない
戦艦相手の砲戦で見ると互いに腰を据えて決戦を狙う場合は基本接近を試みるだろうから、その意味では戦闘の経過とともに相対的に重要性が薄れていくパーツではある
それでも相手を見つけてから距離が縮まるまでしばらく、何なら相手が逃げて距離がちっとも縮まらなければその間ずっと、水平装甲への打撃力は砲戦の行方を左右する重要な要素になりうる
ただ一昔前の戦記物とかで見た遠距離から大落角の砲弾が降り注いでくる・・・みたいな表現は大分誇張があるだろう
砲の種類によってだいぶ異なる数字ではあるが、20キロ以上離れていても被弾時の落角は30度いかないくらいだろう - 11二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 20:10:56
砲撃のことよく知らんけど一番飛ぶ角度は45度なんだから着弾する時の角度なんていいとこ40度が限界なんじゃねえの?
- 12二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 20:16:14
上から爆弾が降ってくるんだから水平装甲は必要だし横から砲弾が飛んでくるんだから垂直装甲は必要だし下は魚雷がぶち当たるんだから水中防御は必要
そして敵を倒すための兵装が必要だし速く長く走るための機関も必要
それでいて船だからちゃんと浮いて前に進める容量と浮力も確保しないといけない
色々と無理がありますねこの艦種は - 13二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 21:32:43
たとえばサウスダコタ級戦艦の45口径16インチ砲は仰角20度で撃つと飛距離2万5千ヤードで落角25度になる
これで水平装甲に対する貫通力は146mm
このへんは普通に当たる危険がある距離なんで同世代の戦艦やそれに準じた改装してる艦は一枚板換算で150mm前後の水平装甲を貼ってる
垂直装甲への貫通力は同距離で382mmだから水平装甲が厚くなったといっても舷側装甲帯に比べるとずっと薄い板で済んでるのが実態
艦上攻撃機とかが使う徹甲爆弾もこれくらいの水平装甲を高度2~3千mからの水平爆撃で貫通する想定で設計されてる - 14二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 21:37:39
航空魚雷が発達するまでは駆逐艦を魚雷の有効射程外に遠ざけるのは難しくなかったんだけどね
なんせ数km以内まで近寄らないと魚雷は当たらないから昼間なら10km以上先から副砲でボコボコに出来る
それがあっという間に1kmまで近寄ってくる雷撃機の発達でご破産に…
- 15二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 21:55:50
順序が逆
射程を伸ばしたから撃ち合いを減らせたのよ
戦争を回避するために軍拡するのと同じ - 16二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 21:59:42
フランス戦艦のジャン=バールはアメリカ戦艦のマサチューセッツとの砲戦で24km程の距離で副砲弾薬庫直上の水平装甲を丸ごと貫通されて庫内で砲弾が炸裂というマトモな状態なら一撃でダウンもあり得た被害を受けてる(実際には未完成状態で庫内も空っぽだったから内部が目茶目茶になるだけで済んだ)
同艦は額面上の水平装甲は同時代でもむしろ強力な部類だったことを考えると水平装甲は戦艦相手で考えてもむしろ足りないくらいだったと言っていいのではないか - 17二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 21:59:52
あくまで確率論なんだろうけど
命中確率が10%ということは10回撃って1回命中する確率は約60%…と計算していって
被打率を下げるか命中確率を上げるか防御を上げるかで当時は防御に振ってたんじゃないか - 18二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:15:20
- 19二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:33:16
落角25度だと水平装甲の見かけ上の装甲厚は2.37倍になるし実際は先端が滑って弾かれやすくもなるからね
装甲自体も浅い角度で当たった弾を変形して逸らしやすくする均質装甲だったり
これが真っ向勝負で受け止める垂直装甲だと砲弾先端を砕くために表面硬化装甲が使われる
それぞれ限定的な状況に最適化してるから単純に厚みだけで比べられるものでもない
- 20二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:41:37
被弾率はよほど小型化するか砲戦を諦めて逃げ回らない限り下げようがない
射撃管制装置が自分自身も等速で直進してる前提じゃないと正確に計算できなかったから敵の攻撃を回避しながら自分が攻撃するってことが出来ないんだわ
この問題が解決されるには追尾型のミサイルの登場が必要だったけど今度は命中率が高すぎて結局回避よりも迎撃がメインになったという
- 21二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:57:28
撃ち合いが減ったのは射程関係なく幾度かの軍縮を経て戦艦の総数が減ったからそもそも戦艦VS戦艦の構図が出来にくくなっただけじゃろ
- 22二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 00:30:38
ドイツはWW1と違って少数の戦艦しか持たないままWW2に突入したし太平洋だと戦艦同士ぶつかる前に航空戦で決着付くようになったから射程は関係無いわな
太平洋で起きた戦艦同士の砲撃戦は航空攻撃が難しい夜間ばかり - 23二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 00:59:29
大和や武蔵を見るとわかるように航空機で戦艦を沈めようとすると結構な手間がかかる
ただし一時的に撤退させるだけなら魚雷一本当てるだけでも戦線離脱を強いれるので敵機がウロチョロしてるところに戦艦だけ突っ込ませるのは無謀くらいの力関係だったのがWW2
戦術核兵器が登場すると一発で沈められるようになるけどその頃にはもう新造もされなくなってた - 24二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 12:46:38
- 25二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 12:48:08
- 26二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 12:51:48
まぁワンチャン現代まで戦艦生き残ったら観測ドローンの効果でまた酷いことなったかもしれんな
- 27二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 14:33:37
- 28二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 15:24:08
ドイツのスツーカは1000kg徹甲爆弾で急降下爆撃やってるけど食らった戦艦が水平装甲の薄いド級艦(超ド級ではない)だったからなあ
- 29二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 15:26:42
- 30二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 15:35:28
ジャン・バールは元々未完成だったうえ砲撃でダメージ食らって浸水もしていたところに艦尾側の非装甲区画へ1000ポンド食らって浸水止められなくなったって感じだからねえ
未成で航行していた信濃が簡単に沈んだのと同じようなパターン
- 31二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 15:48:41
航行中に爆弾受けて沈んだ戦艦はフリッツX喰らったローマくらい
でも停泊中含め爆弾受けて大きな被害を受けた戦艦は何隻もいる
そんな塩梅 - 32二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 16:08:12
- 33二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 16:13:31
そもそも水平装甲への意識の転機となったユトランド海戦自体言うほど水平装甲へ被弾例は多くないし主力艦の沈没原因も水平装甲じゃないんだよな
当時の列強が水平装甲の不足を問題視したのは間違いないんだけども - 34二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 19:40:57
まあそれまでの想定より交戦距離が増大したからこのままいくと次の戦争ではさらに遠距離の撃ち合いになる=上面守らないとやべえってのがポストユトランド型の主眼だしね
ユトランド戦自体は十数kmでの砲戦だったから確率的に大半が垂直装甲への被弾になるのが当然
それでもたった11年前の日本海海戦で数kmまで近寄って撃ち合ってたのに比べたら遥かに遠距離なわけで次は20km越えるぞってのは現実的な推測だった
- 35二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 20:16:31
汎用爆弾と陸用爆弾って構成材の質が違うんだっけ?
- 36二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 20:49:02
- 37二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 21:22:20
WW2期のドイツはそもそも航空魚雷自体の管轄が当初曖昧だったのもあって本腰入れ始めたのは(ドイツにとっては)戦争が後半に差し掛かった1942年くらい
雷撃によく使われたのはJu88とかHe111
- 38二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 21:27:12
一次大戦の頃はユトランドの一年前のドッカー・バンク海戦の時点のイギリスが16,000ヤード=14.6キロくらい以上の射撃演習を実施したことがなくて射撃の諸元表も存在しないくらいだったからね
ユトランドも最大16キロくらいの戦闘だけどそれでも大遠距離