- 1二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 22:46:19
「それじゃ相棒、今日もよろしく~」
"よろしくね、タカナシ・ナイト"
「うへ~、その呼び方はやっぱり恥ずかしいな」
私の返事にこそばゆそうな表情を浮かべるホシノは、お馴染みのショットガンと拳銃の2丁スタイル。
あれから少し経ち、またホシノとアビドスをパトロールする約束をしていて、ちょうど合流したところだ。
「前みたいに、砂漠まで行くことになったら、また翌日まで帰れないかもしれないけど。先生も準備はいい?」
"ホシノと一緒ならいつでも"
「いい返事だね。それじゃ出発しようか」
ヒーローの活動は学校周辺から始まる。ホシノが目星をつけていた場所の砂の除去や、困っている人の頼みを聞いて解決してあげたり、そのほか暴徒鎮圧など、臨機応変な対応をしている。
これまたアビドス地区の人口増加や治安悪化により、前よりも活動を求められているかもしれない。
それこそ、シロコが覆面ライダーとして治安維持に一役買っているのも、騒動が増えている証拠だろう。
そうしてホシノと東奔西走していると、あっという間に時間も過ぎて行く。
「あれ、もうお昼時間も過ぎてるね。ここらへんでちょっと休憩しよっか」
"そうだね。ご飯どうしよっか?"
「実は今日は、おじさんが先生の分も用意してきたんだ。そこで食べよ~」
そう言いながら、ホシノが懐からバスケットを取り出すので、近くのベンチに並んで座る。
バスケットの中には、彩り豊かなサンドイッチが納められていた。 - 2二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 22:51:08
"おいしそうだね"
「うへ~、実は下手な料理よりはおいしいものになるって思って、用意してきたんだ。なんかごめんね」
"ホシノが私のために用意してくれたものなら、なんでも嬉しいよ"
ホシノがサンドイッチを一つ手に取ったので、サンドイッチの一つに手を伸ばしたところ、ホシノから待ったがかかる。
「先生、あ~んして」
"?"
「あ~ん」
"あ~ん"
復唱したので素直に口を開けると、ホシノが手に取ったサンドイッチを食べさせてくれた。
レタスやトマトが疲れた体に染み渡るようで、その上ホシノが食べさせてくれているのもあってか、それはとてもおいしく感じた。
"うん、ちゃんとおいしいよ"
「よかった」
"でもなんで、あ~ん?"
「そりゃあ、ヒーローのために相棒が頑張ってくれてるんだから、ちゃんと労ってあげないとね」
"なるほどね。それなら相棒以上に頑張ってるヒーローもそうだよね"
「せ、先生?」
"ホシノ、あ~ん"
「あ~ん」
少し恥じらいつつも、目を閉じてかわいい口を開けたそこに、サンドイッチを一つ食べさせてあげる。
"おいしい?"
「うへ、味なんてわかんないよ。先生が食べさせてくれてるし……」
"じゃあ余裕を持てるように、交互にあ~んしよっか。サンドイッチは一口じゃ終わらないサイズだし"
「そういうとこだよ、先生。まあ、私は嫌じゃないけどさ」 - 3二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 22:53:31
ホシノの了承も得て、あ~んしあってたところで、突然後ろから声がかかる。
「先生、ホシノ先輩。こんなところで何してるの」
振り返れば、そこにはシロコがレジ袋を提げて立っていた。買い物帰りだろうか。
"アビドスのヒーロー活動だよ、シロコ"
「あ、シロコちゃん久しぶり。ビナーと戦った時以来だね~。元気してた?」
「特に問題ないよ。けどヒーローって?」
「それなんだけどね、ここ最近は夜間以外もパトロールが必要だから、こうして先生にも協力してもらってるんだよね」
「ん、ホシノ先輩だけずるい。先生、今度は私にも付き合って」
"わかった。でも今日はホシノとだから、また今度ね"
コクコクと頷くシロコ。
そのあとで買い物袋から、ごそごそと何かを取り出して私に手渡す。
"えっと、……これはオーパーツ?"
「ん。これ向こうの世界での心の拠り所だったから、こっちにもあって嬉しかった。ぜひ二人に使ってみてほしい」
キヴォトスに来てから色々と見てきたが、私も見たことはなかった。シロコ曰く、記憶の中を追体験できる代物なのだとか。その上、あまりに逸脱していなければ、別の行動をとっても反映されて、もしもの世界を見ることもできるのだとか。
ホシノと一緒にそれを確認する。
「ネブラディスクに似てるけど、若干違うね。例えばここにスイッチがあるし、横のスライダーとかも。まあせっかくのおすすめだし、ちょっと触ってみよっか」
"そうだね"
そして、ホシノと一緒に謎のオーパーツ(?)のスイッチを押したところで、私の意識は途絶えた。 - 4二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 22:57:55
どうやら気を失っていたようだ。目を覚ますとそこはシャーレで……。
いや、待てよ。ついさっきまでホシノとシロコと一緒にアビドス地区にいたはず。周囲を改めて確認してみるもシャーレであり、ホシノとシロコは近くにはいなかった。
戸惑う中、シッテムの箱からアロナが声をかけてきた。
「ようやくお目覚めですね。寝ている場合じゃありませんよ、先生。シャーレに関する噂が広まったことで、他の生徒から助けを求める声が来ています!」
確か、シャーレに来てから少しして、アロナとこんな話をしていた気がする。
既にシャーレの存在は知れ渡っているので、噂が広まるというのもおかしな話だ。
「ですがその中に……ちょっと不穏な、こんな手紙がありまして」
「これは先生に一度読んでもらった方が良いかなと」
アロナから出された手紙を読んでみるが、それは最初にアビドスへ赴くきっかけとなった、助けを求めるアヤネからの手紙だった。
記憶を追体験できるとは、なるほどこういうことか。
プレナパテスになる前の、向こうの世界の私やみんなが生きている世界を体験できるのなら、シロコにとって大切な物だっただろう。
"アロナ、これを受け取ったのっていつかわかる?"
「はい、こちらの手紙はつい最近です。学校が暴力組織に攻撃されているなんて……何かあったんでしょうか?」
"よし、ひとまずアビドスに向かおうか"
「すぐに出発ですか!?さすが、大人の行動力!」
「かしこまりました!すぐに出発しましょう!」
しかし追体験とはいえ、戻りすぎではなかろうか。
記憶からどこへ飛ぶかを選べなかったのは、少し不便かもしれない。
ともかく私はアビドス高校へと向かった。 - 5二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:03:03
"いきなりおしかけてごめんね、私はシャーレの先生です。よろしくね"
「ええっ!?」
「連邦捜査部シャーレの先生!?」
「ん。手紙、呼んでくれたんだね」
「支援要請が受理されたのですね!良かったですね、アヤネちゃん!」
「よろしく~」
対策委員会の面々は初対面のような反応だ。
しかし異なる点が一つ、この場面でホシノが起きている。
「そうだ、先生。ちょっと話があるんだけどいいかな」
「ホシノ先輩、どうかしたんですか?」
「ちょっと気になることがあってね。先生、隣の教室来てくれるかな?」
"もちろんいいよ"
ホシノに連れられて、隣の教室へ向かうと改まった表情で、話しかけてきた。
「先生、今回は迷わずに来れたね。お疲れ様」
"うん、もう何度も行き来してるから"
「うへぇ、先生もおじさんも、本当に記憶の世界に来たんだね~」
"どこか調子悪いとかはない?"
「それは大丈夫。学校には雨雲号がまだないし、借金も戻ってるしで新鮮だねぇ」
貴重な体験だしと、好奇心が湧いてくる。実際に過去に戻ってるわけでもないため、ここでの行動が現実に影響を及ぼすなんてこともなく、ゲームのように好きに楽しめるという機会なのだ。
ホシノに色々と練っていきたい旨を伝える。
"所謂強くてニューゲームってやつだね。私たちはこの先に起こる出来事を知ってる"
「あ、意図して別の展開にできるわけだね」 - 6二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:07:46
もう面白い
- 7二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:08:39
ホシノと並んで椅子に座って、情報を整理していく。
"まずはカイザーについてだけど、PMCはアビドス砂漠の宝探し用であると、つまり宇宙戦艦を探すためだと言っていたけど、目の上のこぶであるアビドス高校も狙ってる"
「だろうね~」
"理屈としては、最後の生徒会メンバーのホシノを切り離すことで、アビドス高校の存在を保てなくして、それに乗じて管理を強引に奪い取ることだから、黒服の誘いに乗らないようにすれば解決……"
「それは、解決って顔ではなさそうだね」
"うん。万が一にでも宇宙戦艦をカイザーに奪われたら、プレナパテスがこちらに現れた際に、対処法がなくなる。だからカイザーの理事は、ここで倒しておかないといけない"
「うへ~、やっぱりここでもカイザーかあ」
カイザーを他でほとんど見ないというよりは、アビドスに根深く絡みついているせいだろう。
どこまで続くかわからないが、バッドエンドはさすがに見たくないので、ある程度はちゃんと進めるつもりだ。
"それとヒフミを含めた覆面水着団も、エデン条約騒動の際に必要になるから、銀行強盗と合わせて結成しておく必要がある"
「そんなこともあったね~。じゃあその辺を変えずに行くとして、これからどうしよっか。先生」
1.とりあえず便利屋に接触
2.とりあえず黒服に接触
3.とりあえずイチャつく
4.とりあえず臨戦装備にする
dice1d4=3 (3)
- 8124/10/04(金) 23:09:45
ここからは適当なタイミングでダイスを振って分岐していくため、お時間いただきつつの進行となります
- 9二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:11:14
流れ変わったな
追体験の仮想空間?で時間制限たっぷりいちゃつく展開になってる - 10二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:11:43
楽しみにしてます!
とりあえず10まで加速しておきたい - 11二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:19:57
楽しみに全裸待機
- 12二次元好きの匿名さん24/10/04(金) 23:55:03
"うーん、先回りして何か手を打ちたいとも思ったけど、ここは記憶を追体験しているから、現実の時間は進んでないんだよね"
「そうだね、今は外のことは忘れて羽目を外しても問題ないね~」
"だからまず、いつも頑張ってるホシノにご褒美をあげます"
「うへっ!?急にどうしたの?」
"ホシノがお礼として、私のお願いでヒーローの装いをしてくれたように、私もホシノのお願いを聞いてあげたいって話。現実だと誰か一人の生徒に尽くすのは難しいけど、ここなら遠慮しなくていいからね"
現実と関係なく、時間が止まった中でなんでもできる空間でもあるのだ。
ホシノにはすごいお世話になってきたし、ユメとの関係にも折り合いがついた今だからこそ、聞いてあげられるお願いがあるのはないかと。
「せ、先生。ほんとに遠慮しなくていいの?」
"私にできる範囲でだけどね"
「わかってる。それじゃあ~……」
少し悩む素振りを見せた後、ホシノが椅子から立ち上がり、私の膝に向き合うように座ってきた。
「先生には私に好き放題されててほしいな」
"好き放題ってっ!?"
左手は背中に回しつつ、ホシノがシャツの裾を引っ張り出し、下から右手を入れてきた。
ホシノの手がペタペタとお腹や背中を直に触ってくる。
"あの、ホシノさん……?"
「ん? な~に?」
"なにをしてらっしゃるのでしょうか"
「それはね~♡」
その言葉の続きと言わんばかりに、ホシノの指が乳首を探り当て、優しく弄び始める。
もちろん私は乳首で感じるような先生ではないのだが、あくまで生理現象として。ころころと転がされることで、刺激の加わる乳首が徐々に膨らんできてしまうのはしょうがない。はず。 - 13二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 00:08:25
「先生はえっちだねぇ。こんな小さい私相手に反応しちゃうなんて♡」
"いやまあ、ホシノのことは嫌いではないし"
「じゃあ、頭なでて~♡」
要望の通り、抱き着くように乳首をいじり倒すホシノを撫で繰り回してあげると、頬を擦り付けるようにさらにぺたりと張り付いてくる。なんだこのかわいい生き物は。
そんなこんなでシャツの中から、するすると抜けていくホシノの手。
「じゃあちょっと失礼しまして、ご開帳~♡」
"ホシノ!?"
シャツから手を抜いたホシノにボタンを外され、シャツを脱がされてしまう。
そのまま下着もめくられ、ぺちょぺちょと乳首を舐め始める。
"ホシノ、私にできる範囲でとはいったけど、先生こういうのはよくないと思うな~"
「先生、手止まってる。なでて♡」
"あ、はい"
「うへへ~♡」 - 14二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 00:23:35
静かな教室にホシノの舌使い、乳首を舐める音だけが響いていて、やけに変な気分になってくる。
遠慮しなくいていい、羽目を外しても問題ないというのがまずかったか、ホシノが止まらない。
もちろん悪い気はしないし、むしろごほうb(ゲフンゲフン
でもなんかあれなので、やっぱりこういうのはやめるべきだと思ってはいる。
「先生のことが好きだから、ここまでするし、先生以外にはしないんだよ♡それでもまだ振り切れない先生には~。はむっ♡」
"んっ!?"
舐めるのをやめて、乳首を甘噛みしてきた。ホシノの口に私の一部が入っていると思うと、申し訳なさと背徳感が湧いてくるし、絶妙な力加減の甘噛みがふやけきった乳首を刺激して、私もなにか変なものに目覚めそうになってくる……。
「ぷはっ、わかった?わかったら先生はね」
"ホシノ、もうちょっとだけ噛んで"
「♡」 - 15二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 00:27:37
「ホシノ先輩と先生、遅くないですか?」
「まあ、ホシノ先輩にしては珍しいかもね。いつもは適当に済ませることも多いのに。もしかして、先生とぐっすり寝てたりして」
寝てばかりですが、やるときはやるホシノ先輩です。
どうしたのでしょうか。
「ん、初対面の相手とここまで長く席を外すなんて、何か起きてるはず。ホシノ先輩のことだから、問題ないと思うけど」
「それじゃあこっそり見に行っちゃいましょう☆」
シロコ先輩とノノミ先輩も気になっている様子。
もちろん私も気になります。
「私も見に行きます。セリカちゃんはどうしますか」
「興味ないしパス、どうせくだらないことでしょ」
「私は……やっぱりいいや。待ってれば戻ってくるのは変わらないし」
アヤネちゃんとシロコ先輩はパスを表明しました。
「それじゃあアヤネちゃん、こっそり行きましょうか」
「はい」
勘づかれないように、扉を静かに開けて部屋を出て、隣の教室のドアを細く開けて、中を覗き見……。
「「!?」」
「先生の乳首が悪いんだよ、こんなにえっちで誘ってやまない。私のせいじゃないからね♡」
"いやっ、ホシノのしゃぶり方が悪いんだよ。甘噛みさえなければ我慢できてたよ"
私の見間違いでなければ、ホシノ先輩が夢中で、初対面の先生の乳首を舐めていました。
喋る度に先生の乳首と、ホシノ先輩の口とを唾液が糸を引いてて、てらてらと輝いていました。
あと完全に雌の顔になってます!抑えてください先輩!
(ええっと……ノノミ先輩、どうしましょう)
(見る限り先生が強要しているというより、ホシノ先輩から舐めているみたいですし……。邪魔をするのも悪いです。見なかったことにして戻りましょう)
そうして私とノノミ先輩はホシノ先輩と先生の痴態をの記憶に蓋をするのでした……。 - 16二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 09:44:59
ほし
- 17124/10/05(土) 15:05:46
私だって頑張った! 私は小鳥遊ホシノみたいはイチャつけない……。
エ駄死には才能がいりますねこれ。 - 18二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 15:08:10
「先生が来てくださって助かりました。弾薬や物資の補給もできましたし」
「ヘルメット団と戦った時、的確な指揮だったよ、先生。120%活かせるって言うのかな?」
「ふん、どうだかね。私はまだ信じたわけじゃないんだから!」
「まあまあセリカちゃん、窮状は脱したんですから」
「さっすが先生~。頼りにしてるよ~」
私が来た数日後で、やはりヘルメット団は直接学校を襲ってきた。
日付が私の到着日からずれたのは、行き倒れていた期間がなかったせいだろう。
そして、基本的に経験通りの進み方をすることも、改めて明らかになった。
あとホシノは地味に、他の皆に見られない位置で私のシャツをつまんでいる。
さすがに追体験とはいえ、あれがバレるわけにはいかないので、ほどほどにしてもらいたいところ。
1.紫関でホシノの隣に座る
2.バイト後も張り込んでセリカ誘拐を阻止
3.とりあえずイチャつく
4.とりあえず臨戦装備にする
dice1d4=2 (2)
- 19二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 16:17:08
最初の騒動を収めたので、二人きりになってから今後の行動について、ホシノと話し合いの場を設けた。
"最初のヘルメット団を倒した後は、セリカが誘拐されるはず"
「そうそう。確か連絡がつかないからって、先生に位置を特定してもらったっけ」
"なら今回は、そもそも誘拐させなければいいんじゃないかって思うんだ"
「お~。先生冴えてるね」
誘拐されるなんて大事がわかっているなら、みすみすそれを見逃す理由もない。
"ヘルメット団がセリカに接触してきたタイミングは不明だから、張り込むなり後をつけるなり、待つことにはなるけど"
「探偵みたいだね~」
"ホシノには苦労をかけるけど、いいかな?"
「先生も一緒にいてくれるんでしょ?おじさんにまかせて」
なんというか、ホシノにしてはすごい協力的だ。
場所も把握しているから、誘拐された後から追いかけても全然問題ない。かわいい後輩のためでもあるが、快諾してくれたのは少し意外だった。
あとやけに上機嫌だ、何かあったのだろうか。
"さて、それじゃあ私はセリカをストーカーしてくるから"
「うへ~。誘拐を阻止するなら、ストーカーはいらないでしょ。たまには先生もゆっくりしてってよ。おじさんがもてなしてあげるからさ」
ソファに座ったホシノが、ぽんぽんと膝を叩く。膝枕だろうか。
"では遠慮なく"
「今までも先生と一緒に寝たことはあるけど、それだけじゃ足りないだろうし。ここなら時間を気にせず休めるからさ」
ホシノの膝枕は脚の感触よりも、ふとした瞬間に穏やかに笑うホシノと目が合ってしまい、なんとなく視線を逸らすのを繰り返すのに終始してたせいで、少し落ち着かなかった。 - 20二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 16:51:38
「早く出てって!二度とこないで!仕事の邪魔だから!」
「あ、あはは……セリカちゃん、また明日ね……」
「ホント嫌い!!みんな死んじゃえー!!」
セリカから香ばしい苦情を受けつつ、アビドス高校へ戻る途中、ホシノから切り出す。
「ありゃ、紫関ラーメンに忘れ物しちゃった」
「ホシノ先輩が忘れ物なんて珍しいですね。まだそこまで離れてませんし、戻りましょう」
「いやあ、ノノミちゃんの気持ちはありがたいけど、またみんなで行ったら、セリカちゃん怒るだろうからさ。みんなは帰ってていいよ。なんなら自由登校日だし、今日はここで解散ってことで」
「あはは……。セリカちゃん既に怒ってましたけどね」
「まあ忘れ物なら、セリカも許してくれるはず」
"ホシノには私が一緒についていくから、安心して"
「先生が一緒なら大丈夫そうですね」
「それじゃあシロコちゃん、アヤネちゃん。私たちは帰りましょうか」
「ん、それならちょっとライディングに出てくる。先に帰るね」
こうして、私とホシノだけで紫関ラーメンへと引き返し、近くの路地へと身をひそめた。 - 21二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 16:53:23
「紫関ラーメンが襲われたわけではないのを考えると、恐らくセリカちゃんがバイトを終えた後だね。もちろん途中で外に出たりして、そこで誘拐されたっていうのも否定できないけど」
"そうだね、しばらく時間がありそうだ"
「だからさ、先生」
"ホシノ?"
ホシノが遠慮がちに、そっと私の手を握ってくる。
「これくらいの役得は、あってもいいと思うんだよね」
"ホシノがいいならいくらでもいいよ"
「うへ……」
手をつないだまま、上目遣いでホシノが見つめてくる。
「それと先生……」
"何かな"
「やっぱりなんでもない♡」
"そっか"
何をするでもなく、ホシノと手を繋いでその時を待った。 - 22二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 17:34:31
私はノノミ先輩と並んで、建物の角を曲がって、ホシノ先輩と先生の視界から外れて立ち止まります。
「アヤネちゃん?どうかしましたか?」
「ノノミ先輩、ホシノ先輩は忘れ物って言ってましたけど、絶対ホシノ先輩と先生。絶対何かありそうじゃないですか!?」
「あんな、アツアツの光景を見せられてしまいましたからね……」
ノノミ先輩は忘れましょうと言いましたけど、忘れられるわけありません!
ホシノ先輩が、初対面の先生の乳首を愛おしそうにしゃぶってるって、なにがどうなったらそうなるんですか!
「また覗き見で悪いですけど、二人の後をつけましょう!」
「アヤネちゃん……」
「本当に忘れ物だったらそれでいいんです。このことは改めて、もうなかったことにしましょう。何かきっかけが必要です。ノノミ先輩も本当は気になってますよね?」
「……はい、まあ」
「忘れられないんですよね?このままだと、ホシノ先輩と先生が並ぶたびに、あの光景が頭をよぎりますよ。それでもいいんですか!?」
「それは……」
気まずそうに目を逸らすノノミ先輩を引き連れて、私は二人の後を追いました。
紫関ラーメンについたと思ったら、二人は店内に入らず、近くの路地に消えていきました。 - 23二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 17:37:25
「ノノミ先輩!」
「えっと、ホシノ先輩はきっと店内じゃなくて、きっと外で落としちゃったんですよ……」
「帰る途中、あんなとこ通りませんでしたけど!?路地裏で男女が一緒って、絶対えっちなことしてますよね!?」
「えっと、アヤネちゃんにはまだ早いです。そうだ、アイス買ってあげますから☆帰りましょう?ね?」
「ノノミ先輩、行きますよ」
「アヤネちゃん!力強くないですか!?」
今だけは不思議と、ノノミ先輩を引っ張れるだけの力が出ていました。これはきっと、火事場の馬鹿力ってやつですね!
この謎を暴くべく、そっと反対側から路地をのぞき込むと、やはりそこにはホシノ先輩と先生が。
(ほら、やっぱり!!えっちなことしてます!!)
(アヤネちゃん、手をつないでるだけですよ。これはえっちなんでしょうか……)
(私だってつないだことないのに!)
(アヤネちゃん!?)
絶対に何かあるだろうと、しばらく見張っていました。
しかし、二人は手をつないでこそいたものの、それ以上には何もしませんでした。
(やっぱりホシノ先輩が雌の顔をしてる以上、何かありそうなんですけどね……)
(とりあえず、日も落ちてきます。今日のところは帰りましょ?ね?)
(うう……。わかりました……)
こうして二人の関係性の謎は、さらに深まったのでした……。 - 24二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 17:42:52
「みんなで来るなんて……騒がしいったらありゃしない」
「人が働いてるってのに、先生先生って、チヤホヤしちゃって。ほんと迷惑、何なのあれ」
夜の帳が下りた後で、制服姿のセリカが紫関ラーメンから出てきた。
"お、セリカが出て来たね。ホシノ、準備はできてる?"
「もうちょっと後でもよかったのに……」
"?"
ホシノが不満げに繋いでいた手を放して、ショットガンを持って警戒を強める。
特に誰もこの場に現れないようなら、セリカを追跡する必要があるが果たして。
そんなことを考えていたら、セリカの後を追うように、ヘルメット団が二人現れた。
「あいつか?」
「……はい、そうです。アビドス対策委員会のメンバーです」
「準備はいいか?次のブロックで捕獲するぞ」
ビンゴだ、やはりバイトの後で誘拐をしていたらしい。
"次のブロックで捕獲ってことは、逆を言えば次のブロックまでセリカは安全なはず。それまでに終わらせるよ"
「おっけー。指揮をお願いねー」
ホシノが言葉だけ残して飛び出していき、次の瞬間には片方をショットガンで昏倒させ、盾でもう片方の銃を弾いていた。 - 25二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 17:45:21
「お仲間はどこ?」
「なんだお前っ!いや、対策委員会の一人か!言うわけがっ」
盾でもう一撃叩き込み、ヘルメット団を瀕死にする。吐く気がないなら、大人しく寝ていてもらうしかない。
「先生、他の奴らどこにいる?」
"そこの茂みと、電柱の影、隣の通りとその路地、その先の建物屋上と……。包囲するように、次のブロックの方にも待機しているね。セリカより先回りお願い"
「ありがと、まかせといて」
ヘルメット団は自分らが誘拐する側だと、襲われるとは微塵も思ってないようで、後ろから一発食らわせれば、それだけで済んだ。
先生のサポートもあって、どんどんと数を……。いや数だけはちょっと多いね、それだけセリカちゃんを誘拐したかったのか。
「くそっ、みんな一体誰にやられてるんだ……」
「見つけた。最後のヘルメット団?」
"うん、それが最後"
「おま、お前か!来るなあ!」
あれはFlak41かな。
ヘルメット団から飛来する砲弾を盾で弾いて、距離を詰める。
「セリカちゃんには効いても、おじさんには効かないよ。それと、君らがセリカちゃんを誘拐して、先生が救助しちゃったから、セリカちゃんが先生を好きになったんだよ?いや~、これは重罪だね」
「ひっ」
ショットガンを腹に一発。それだけで残りも沈黙したのだった。 - 26二次元好きの匿名さん24/10/05(土) 22:29:53
"誘拐の阻止だけど、意外なほどにうまくいったね"
「そだね~。平和なのはいいことだ」
"その代わりと言っちゃなんだけど、セリカからの風当たりが軟化してないんだよね"
「いいの。先生はセリカちゃんを守ったんだから、胸を張ってて。セリカちゃんの分も、おじさんが先生に優しくしてあげる」
"……ホシノは優しいね"
ホシノに抱きしめられながら、次の行動について考える。
次はカイザーの仕向けた便利屋68の襲撃があるはず、どうするべきか。
1.便利屋を脅す
2.便利屋と交渉をする
3.とりあえずイチャつく
4.先回りして便利屋の事務所を襲撃
dice1d4=3 (3)
- 27124/10/05(土) 23:31:01
私は小鳥遊ホシノみたいにイチャつけないって言ったのにまたきた……
うへ~、とりあえず明日に回して休みますか~ - 28二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 00:00:51
これもしかしなくても記憶の追体験というよりもう一個世界作って過去の出来事再生してるのか?
- 29二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 09:04:51
ほ
- 30124/10/06(日) 09:35:04
記憶の追体験については、ifに無理がないよう都合よく用意した設定なので深くは考えてなかったり
それにもう一個の世界を作るとなると、元の世界に戻った際にその後の別世界の先生とホシノはいないのかとか、その辺の問題をオリジナルで解決する必要がある。そこがあくまで追体験であれば、少しはっちゃけても問題ないかなーって
- 31二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 13:52:09
便利屋の4人は傭兵込みとはいえ、戦闘指揮込みの対策委員会と戦える強さはある。
とはいえ、ホシノが本気になれば、その限りではないのだが。
いっそ抱き込んでみるのもありか。などと考えていると、ぴちゃぴちゃと胸が濡れるような感触で、一気に現実に引き戻される。
いや、普通に私の膝に座りシャツを開けて、ホシノに乳首を舐められてた。そのまま見上げてくるホシノに一言。
"ホシノ、ステイ"
「さっき言ったよね、セリカちゃんの分も優しくしてあげるって」
"そういうことじゃ……。あとその上目遣いはやめて、先生に効くから"
「なに~?もっと見つめててほしいのかな~?」
ニヤニヤと笑う顔もかわいいときたもので、どうしたものか。
"やっぱり、みんなにバレたらまずいって"
「みんな紫関ラーメンに食べに行ってるし、大丈夫だって。まあバレたとしても、みんなは先生をそういう目では見てないだろうし」
"大丈夫なのはホシノだけじゃないかな~"
甘えるように乳首を舐められ、甘噛みされる感触から、前回の続きであることを嫌と言うほど認識させられ、変なスイッチが入ってしまう。
「そう、その顔だよ先生。かわいいね~」
"ホシノ……"
乳首だけに飽き足らず、そのままホシノの舌は胸板をゆっくりと滑って、首筋から耳の中まで犯されていた。
なんか、あれだ。ぬるぬるの舌で脳までホシノに犯されてるみたいで、これもちょっとくせになりそう……。 - 32二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:09:35
"ホシノ、なんでそんなに先生の効くところ知ってるの"
「うへっ?偶然だよ~、もしかしたら先生とは、相性がいいのかもしれないね~♡」
そこで言葉を切って、舐めるのをやめてしまう……。
ホシノ、そういうとこだよ……。
「じゃあ今度は、先生が私を好きにしていいよ♡先生も我慢してたでしょ?」
"いや、うん。うーん、でも私たちは先生と生徒だし……"
もちろんホシノのことは嫌いじゃない。しかしどこまで行っても、ネックになってくるのはそこなのであって。
そんな私の葛藤を前に、ホシノがニコニコでその葛藤を崩すべく、言葉を紡ぐ。
「キヴォトスでは!!」
"えっ?"
「『先生と生徒が恋愛をするというのは、キヴォトスでは犯罪ではありません』って、カフェに来てたヴァルキューレの子もたまに言ってるし、ならその先のことも犯罪なわけないよね♡」
"あー。そっか、確かにそんなことも……"
ホシノもシャツをはだけて、私の両手を自ら小ぶりな胸に誘導してくる。
"いいんだね?"
「いいよ、ずっと待ってたんだから♡」 - 33二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:14:34
そっとブラを上にずらすと、まだ触ってもいないのに、期待するようにピンク色の先端がびんびんに勃っていた。
そこで私も、すぐにがっついてしまうほど愚かではない。まずはその周りの淵に指を立てて、円を描くように、ゆっくりとなぞる。
「んっ♡そこっ♡」
甘い声が駄々洩れで言われても、つまりそれは見てほしいってことなのだろう。
じっと見つめながら、ふうっと息を吹きかけてもみれば。
「うひゃっ♡」
感じているホシノが、とろんとした目で見つめてくる。
意識してないのかもしれないが、腰も座っている脚にすりつけるように前後していた。
「先生、焦らさないで♡乳首もさわってよぉ♡」
"わかった。念のため声は抑えてね"
「抑えるからぁ♡」 - 34二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:18:29
おねだりを聞いて指を離し、右の乳首に口をつけて、お返しとして優しく噛んであげる。
「んあ゛っっ♡それ切なくなる♡すきっ♡」
そこから間髪いれずに、左の乳首もきゅっと絞るようにつまんであげると、ホシノはぎゅっと抱き着きながら、体をびくびくと跳ねさせた。
「いじわるしないで♡でもそんなとこもすき♡」
"いじわるとそうじゃないの、どっちの方が好き?"
「どっちもすきだから、先生のすきにして♡」
顔を真っ赤に染めて甘え切ったホシノ。
こんな状態で我慢ができるだろうか、いやすでにできていない。
"キス、していい?"
「うん、お願い♡」
なぜかお互いの乳首からと、ちょっと変な流れにはなってしまったが、それはキスをしない理由にはならない。
お互いに顔を寄せ合い、唇を近づけてホシノとキスを……。 - 35二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:21:37
「先生、ホシノ先輩!!校舎の南15キロ付近で日雇いの傭兵の集団がーって、ホシノ先輩!?」
ガララと教室のドアが勢いよく開け放たれ、唇が触れ合う前にアヤネが入ってきた。
私とホシノはどちらもとろとろに蕩けた顔でアヤネを見て、その後キスをしようと上半身裸で抱き合うお互いの姿を見て、ようやく正気を取り戻した。
「アヤネちゃん!?いや違うの、これはね」
"アヤネ、落ちついて聞いて欲しい!これには深いわけが"
「お、お取込み中失礼しました!ごゆっくりどうぞー!!」
顔を真っ赤にして、ドアをピシャーンと閉めてしまったアヤネ。取り付く島もないとはこのことか。
「えっと、先生ごめん。私もバレたら大丈夫じゃなかったみたい……」
"そうみたいだね……。それと今回の襲撃は便利屋主導だろうから、ホシノ抜きだと少し厳しいかも。準備してすぐに出ようか"
お互いに背を向けて、いそいそと着衣の乱れを直す。
外へと向かうと、そこでは既に他のみんなと便利屋との戦闘が始まっていた。 - 36二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:24:49
「ん、先生遅い」
「間に合ってよかったです、今度からは気をつけてくださいね」
"うん、ちょっといろいろあってね……"
「///」
やっぱりアヤネだけは、今の今でどうにかなってしまっている。
やるとしても今後は別の場所にするべきか。
戦況は、私とホシノ抜きでもなんとか抑え込んでいたが、そんな中後方にいたムツキが倒れ伏す。
その背後には、我らがホシノが笑顔で立っていた。いつの間に。
「ムツキ室長!?いや、いつの間に奥まで!?」
「突然だけど、便利屋のみんなに提案があるんだ。おじさん、いいとこで邪魔されて、今すっごい不機嫌なんだよね」
「社長、危ない!」
カヨコがすぐに発砲するが、これまたホシノの姿が掻き消え、カヨコの背後に立っていた。
遠慮なく反撃を浴びせながら、話し続ける。
「だからさ、すぐに傭兵引き連れて帰ってもらえないかな」
「ぐうっ」
「カヨコ課長!?ちょっと!」
「今ならまだ見逃してあげるから」
背後からの一撃にカヨコもたまらずダウンする。 - 37二次元好きの匿名さん24/10/06(日) 14:26:23
そこに騒ぎを聞きつけ、前線にいたハルカも戻ってきた。
「アル様に触れるなああ!!」
が、天丼が過ぎると言うべきか、ホシノはまたもハルカを背後から襲っていた。なんだこれは。
「抵抗するならみんなヒナちゃんに引き渡すけど、どうする?」
「ヒナにですって!?」
アルがいつもの顔してる……。おいたわしや。
まあ天秤にかけるなら、すぐに答えは決まるだろう。
「うう、仕方ないわ。バイトのみんな、撤退するわよ!」
アルが撤退指示を出したことで、傭兵も戦闘行動を止め、即座に引き上げていった。
とりあえず、少し到着が遅れたものの、被害がなかったことを喜ぶべきか。
ホシノがてくてくとこちらに歩いてきて、すれ違いざまに耳打ちしていく。
「先生、また今度しようね……」
"そうだね……"
もちろんあんなことがあったわけで、またすぐ再開できるわけもなく、一旦お預けとなった。 - 38二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 00:27:56
保守
- 39二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 08:45:55
"さて、ホシノ"
「何かな、先生」
"アヤネに現場をバッチリ目撃されちゃったわけだけど……"
「うへ~。便利屋も間が悪いね……」
バレてるのがアヤネ一人というのは、不幸中の幸いだろうか。
何か思うところもあるのか、言いふらすこともしてないようだし。
"アヤネにはどこかで機会を見つけて、適当に言い訳でもしよっか"
「煙に巻いて、あとは元の世界に戻ったら、なかったことになるし」
見られない前提でやってた以上、見られてしまったものはしょうがない。
"そのほかのことについては、さっきの会議でもあったように、ヘルメット団の兵器の出処を探りにブラックマーケットに行く予定が立ったわけだけど、覆面水着団結成のために展開を変えるわけにはいかない"
「そうだね~。ならするべきことは決まってるよね?」
1.とりあえずイチャつく
dice1d1=1 (1)
- 40二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 09:14:15
選択が一個!
- 41124/10/07(月) 13:33:37
エ駄死の消耗が激しすぎる!
こんなはずじゃなかったのに! - 42二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 18:07:18
"このタイミングでは別の行動をとらない、大人しくしてよっか"
「先生はにぶいなぁ。時間ができたんだし、この前の続きに決まってるじゃん♡」
ホシノの手がズボン越しに、私の股間をすりすりと触り始める。
"まって、さすがにまた隣の教室ではまずいって。せめて場所移さないと"
「誰も入らないよう、ドアに張り紙してあるから大丈夫」
"大丈夫なのかなそれ……"
若干の不安を覚えつつも、ホシノが止める気はなさそうだったので、こちらからもホシノのスカートの下に手を入れる。やわらかな内もも、そしてその奥を下着越しに優しく指でなぞる。
"先生、ようやく先生からしてくれたね。嬉しい♡"
「ここまで来ちゃったら、もう嘘はつけないし」
"うへ~♡先生、キスしよ。今度こそ邪魔されないからさ♡"
手を止めることはないが、もう片方の手は相手を離さんと絡めてある。
そのままゆっくりと唇を重ねて、どちらからともなく離れる。 - 43二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:27:31
「えへへ♡幸せだぁ♡もっとしよ♡」
欲しがるホシノから口づけをしてきて、そのまま舌を入れててくる。
それに応えるように、ぎこちなくも舌を絡め、こちらからもホシノの舌を吸ってあげる。
唇を離せば、ホシノは妖艶な笑みをたたえていた。
「せんせぇ……せんせぇ♡直接触ってぇ♡」
キスだけじゃ足りないと、見せつけるようにスカートを脱ぐホシノ。
シンプルな白い下着は、触っていたそこだけ湿って色が変わっていた。
ホシノの下着の中に手を入れて、そこを直接触り、中へと指を進める。すでに蜜でぐちょぐちょで、指に吸い付いてくる。
「んっ♡先生すき♡」
"ホシノの中、きゅうきゅう締め付けてくる"
「それはね、先生のことがすきって言ってるんだよ♡」
中をかき回す度ホシノの体がびくびくと反応し、いやらしい水音が響く。
とめどなく溢れる蜜は、内ももを伝って床まで垂れていた。
指を抜くときも、行かないでと懇願するように、中でちゅうちゅうと吸い付いていた。
"ホシノ、舐めてもいい?"
「うへっ!?……先生がそうしたいならいいけど♡」
"あ、ちょっとまってて"
教室にはベッドなんて置いてないので、机をいくつか繋げて寝転べるスペースを用意する。 - 44二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:29:41
机にハンカチを敷いてホシノを座らせて、液を吸いきった下着を脱がせる。
そこは中まで触れ合ったことで、蜜に塗れ、ひくひくと動いていた。
「先生、恥ずかしいからあんまり見ないで……」
"かわいいよ、ホシノ"
そっとキスをして、そこに沿って舌を這わせる。
さらに蜜が溢れてくるが、それも吸ってあげる。
「や、やっぱり汚いって……♡」
"汚いなら綺麗にしてあげないとね"
ふーっふーっと息を荒くするホシノ
私が念入りに舐め終えたところで、その視線は私の股へ向いていた。
「私だけじゃなくて、先生も興奮してる♡きて♡」
"いいんだね"
「うん、先生じゃなきゃやだ」
ホシノと一緒に机に上がり、ズボンと下着を脱いで、蜜でどろどろのそこにあてがう。
「先生カチカチだね♡私のちっちゃいけど、ちゃんと入るかな……」
"優しくするから、だめそうなら言ってね"
「うん、じゃあお願い」 - 45二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:32:15
ゆっくりと腰を押し進め、私のそれをホシノの中にうずめる。
ぐしょぐしょのホシノの中は狭く、溶けそうなほど熱い。
それでも全部入った。
"全部入ったよ"
「うれしい♡中でも先生を感じてる♡すき♡」
恍惚とした表情を浮かべるホシノが抱き着いてくる。
「私はいっぱい気持ちよくしてもらったから、今度は先生から動いて。好きにしていいよ♡」
ホシノに気持ちよくなってほしいのも事実だが、今まで我慢した分を返すように、ゆっくりとホシノに腰を打ち付ける。
同時に凄まじい快感で飛んでしまいそうになる。
「あっ、ゆっくりなのいいっ♡」
"ホシノの中、気持ちいいっ。止まんない……"
「先生、好きなだけ動いて♡」
言葉通り、窮屈ながらもどろどろのそこを、新雪を踏み荒らすように蹂躙する。
ホシノも気持ちいいのか、ちゅっちゅっと首筋に吸い付いている。
動くたびに気持ちよくなり、元から狭かった締め付けは強くなり、さらに気持ちよくなる状態になっていた。
「先生大好き♡」
"私もホシノが大好きだよ" - 46二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:33:50
腰を動かしながら見つめ合い、愛を確かめるようにキスをする。
そしてあまりの気持ちよさに、早くも限界が近づいていた。
"そろそろ限界だから、抜いて"
そう言いかけたところで、ホシノが私の体に足を絡めてきた。
「だーめ♡中に出して♡」
"いや、えっと"
「戻ればなかったことになるんだから、ノーカンだよ~♡」
そう言ってホシノが離さないので、覚悟を決めて一気に上り詰めるように激しく腰を動かす。
さらに腰のぶつかる音と水音が大きくなる。
「あっ♡先生っ♡急にそれまって、だめっ♡イッちゃうからっ♡」
"ホシノが悪い!そんな煽るようなことされて、耐えられるわけない!"
「先生っ♡」
動きを変えたことで、一気に快楽の波が押し寄せてくる。
ホシノがぎゅっと強く抱き着いて身を震わせると同時に、ホシノの中にはなっていた。
「ふーっふーっ♡先生のであっつい、とけちゃいそう♡」
お互い余韻に浸ろうと、しばらくホシノとつながったままで - 47二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:37:14
「うるさいですよ。さっきから机がガタガタ鳴ってますけど、何をして……え。ここここれって!?」
またもや教室の入り口にはアヤネが。顔を真っ赤にして口をぱくぱくして立ち尽くす。
前回と違って、言い逃れできないところを見られてしまった……。
残念ながら、張り紙は意味をなさなかったようだ。
しかし、今の私は賢者タイムで頭はすこぶる回る。どうするべきか。
"ここまで見られちゃ、そろそろ限界だと思う"
「そうだね、戻ろっか。問題はどうやって戻るのかだけど」
「先生、ホシノ先輩。聞こえてる?」
"シロコ!?"
「シロコちゃん!?」
仕方ないのでもう戻ってしまおうと画策していたところ、頭の中にシロコの声が響く。
「私が責任を持って、二人がどうしてたのかは見てたから。潮時かなって思って、迎えに来た」
「うへ~……。あれ見てたの」
「ん、普段からおじさんとか言ってるけど、ホシノ先輩も女の子だったね」
「うへぇ、シロコちゃんやめてぇ~……」
「それと、先生のも見れて、私もすっきりした」
"何がすっきりしたのかな?"
「じゃあ、アヤネが回復する前に終わりにしよう」
シロコがそこまで言ったところで、私の意識は途絶えた。
1.追体験の影響は特にない
2.追体験の影響が実は現実に反映されている
dice1d2=1 (1)
- 48二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:42:17
目覚めると眼前にシロコ。私は変わらずホシノとベンチに座っていた。
続いてホシノも目を覚ます。
アヤネからは逃げ切ったようだ。
「ん、おはよう。先生、ホシノ先輩。どうだった?」
"うん、貴重な体験だった"
「ホシノ先輩と結ばれたし?」
"……そうだね"
こういう機会でもなければ、吹っ切れるのは少し難しかったかもしれない。
「それでホシノ先輩は?」
「うへ~。先生があんなに愛してくれるなんて……」
「ん、マウントはよくない。今度は私も混ぜるべき」
「わかった。感謝はしてるから、また今度ね」
"ホシノ!?"
シロコとの予約も入ってしまった……。
それは先送りにするとして、時間こそそんなに経っていなかったが、こんな状態でパトロールを継続できるかというと、そんなこともないわけで。
"もう今日は帰ろうか"
「うん、こんな注意散漫な状態でやっても意味ないし」
そこまで言って、ホシノが寄り添ってくる。
「それに今は、先生と一緒にゆっくりしたいかな」
そうして、ホシノとシロコと一緒に、その日は帰ることにしたのだった。 - 49124/10/07(月) 21:52:37
先生とホシノがアヤネから逃げおおせたので、これにて終わりです
終始イチャついてたのなんだったんでしょうね - 50二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:40:15
シリアスにいくかと思ったらなんかずっといちゃついてる……………乙です
- 51二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 08:00:02
- 52124/10/08(火) 09:34:44
- 53二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 13:02:24
最高すぎるぞ
- 54二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 00:51:05
このレスは削除されています
- 55二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 05:12:42
ほ