【リトライ】PS版宇宙戦艦ヤマトについて語るスレ

  • 1すれぬし24/10/06(日) 22:08:11
    PS版宇宙戦艦ヤマトについて語るスレ|あにまん掲示板bbs.animanch.com

    このスレを以前落としてしまったマヌケなスレ主です。ヤマト放送開始50年の今日、改めて語りたいと思います。


    時に1999〜2005年、PS及びPS2で展開された「宇宙戦艦ヤマト」のゲーム作品について解説していこうと思います。この作品群、2199シリーズに押されて影こそ薄いですが旧作アニメをなぞりつつも大胆な変更や科学考証の取り入れが行われています。


    質問などにもお答えしていく所存ですのでお気軽にどうぞ。

  • 2すれぬし24/10/06(日) 22:09:02

    以前同様にまずは軽い作品解説から。


    宇宙戦艦ヤマト 遥かなる星イスカンダル(1999)
    旧アニメ版における第1作、ガミラス戦役編のゲーム版。メインとなるストーリーは大きな変更はほぼないが、10話(太陽系との別れ)、13話(ガミラスの捕虜)、16話(ビーメラ星)、19話(相原の脱走)の4話はほぼカットされている。ただし13・16話については話のテーマを同一とするゲームオリジナルストーリーに差し替えて表現しており、完全にカットされたのは10・19話のみと言える。

    また宇宙の航海という側面を最も強く描いており、惑星に立ち寄って新しい資源を見つけたり、イスカンダルやガミラスの技術を取り入れての強化をゲーム的にはパワーアップとして落とし込んでおり、そういう意味でも後の作品とは違った面白さがある。

  • 3すれぬし24/10/06(日) 22:09:38

    ・さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(2000)
    同名の映画及び「ヤマト2」、つまり白色彗星編のゲーム化。2作の展開を上手く組み合わせ、終盤の展開はゲームのフラグの立て方によるマルチエンディングという形で収録。TV版からカットされたエピソードは9話(彗星帝国の捕虜)のエピソードのみ。その他のエピソードはほぼ全て残さず収録、さらには前半〜中盤には大量にオリジナル展開を詰め込んでおり、その全てが違和感なく溶け込んでいる。また今作からは完全フルボイスが実現。一部こそ代役なものの、大半はオリジナルの声優の方々が演じておられるため、限りなくあの頃に近いと言える。

    おそらく一本のゲームとしても最も完成度が高い作品。航海・戦闘・白兵戦のどれをとってもよくできており、しかもその全てが前作よりパワーアップしている。

  • 4すれぬし24/10/06(日) 22:10:04

    ・宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶(2004)
    アニメ版「新たなる旅立ち」に相当するゲーム。地球とガミラスの視点を交互に描きつつイスカンダルを救う話になっており、ガミラス艦を自由に扱える唯一の作品。この作品からストーリーの改変が大きくなり、原作でツッコミの的となった要素のほとんどが整合性を取れるものに変更・改変されている。また前作では特定ステージのみ登場した地球防衛軍のモブ艦が本格的に参戦。護衛艦以外の「さらば〜永遠に」までに登場した艦は全て使用可能、かつ一部にはバージョン違いも存在し、さらには彗星帝国の鹵獲艦まで使用可能。

    今作からは航海パートが廃止となる。また唯一白兵戦が存在せず、艦隊戦のみ。その分ガミラス編では敵の殲滅のみにとどまらない特殊な勝利条件が頻出して退屈にならないように作られている。

  • 5すれぬし24/10/06(日) 22:11:27

    ・宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲(2005)
    ・宇宙戦艦ヤマト 二重銀河の崩壊(2005)

    「ヤマトよ永遠に」に相当するシリーズ完結作。前者はゴルバ型浮遊要塞との戦いまで、後者は完結までを描く。ストーリーは「地球占領〜ヤマト発進」「中間補給基地破壊」「もう一つの地球」「敵本星の戦い、並行しての重核子爆弾での白兵戦」「銀河崩壊」の部分以外はほぼ全てオリジナル。特に前々作から導入されたプレイ内容次第で原作で死んだ人を生き延びさせる要素はさらにふんだんに盛り込まれており、大団円の感慨はひとしお。

    本作では白兵戦が復活、非常に臨場感のある出来になっている。艦隊戦も前作から挙動が調整され、プレイしやすくなっている。

  • 6すれぬし24/10/06(日) 22:16:09

    彩るオリジナルメカたち

    このゲーム群は一貫して宮武一貴氏によるメカデザインの元、既存のメカにはリデザインが施されている。例えばスレ画のヤマトも「3Dポリゴンで描画することを前提に、どの方向から見てもおかしくないヤマト」としてデザインされている。

    今回はそれとは別に新たに追加されたオリジナルメカたちを紹介していこうと思います

  • 7すれぬし24/10/06(日) 22:22:06

    ・ガミラス強襲艦(遥か)

    駆逐型デストロイヤー艦を元に武装を全て排除して装甲を高めた艦。敵艦に強行接舷し、直接兵員を送り込んでくる。作中で白兵戦の訓練の際に沖田艦長が「強襲艦による白兵戦が起こることもあり得る」と発言しており、地味に伏線になっている。

    武装は一切ないが防御力が恐ろしく高く、ブラックタイガーの銃撃ではほとんどダメージが入らない。接舷されると面倒なことになるのでさっさと倒すのが吉……と言いたいところだが、そもそも出てくる場面がスルー可能なルートの途上かつ、密集隊形で固まっているために波動砲でエンカウント前に粉砕されがち。よって実際に見たという人はかなり少ないはず。ネットを検索して画像出そうとしたけどまったく出てこないレベル。

  • 8すれぬし24/10/06(日) 22:27:39

    ・コルサック艦(遙か)

    画面手前のシュルツ艦の同型艦の「バードラⅡ」ではなく、その下に見えるくすんだ色のドメラーズ艦のこと。正式名称は判明しておらず、この艦隊の指揮官コルサックの名前から便宜上そう呼ばれている。

    上記の強襲艦同様、武装を全て下ろして限界まで装甲を強化、ヤマトの攻撃は一切通用しない。さらにエンジンにも手を加えられていてヤマトを上回る速度を誇る。

    接舷前の撃沈は不可能なので、白兵戦中にヤマトそのものがやられないように周りの敵を全て仕留めるのに専念すべし。

  • 9すれぬし24/10/06(日) 22:36:10

    ・蒼い雷光(遙か)

    原作でもチラッと触れられていた「親衛隊」の艦艇。専用にチューンされた青いデストロイヤーと白いシュルツ艦が登場する。後者は画像が見つからない上に通常のシュルツ艦と大差ないため説明は割愛。デストロイヤー艦を開設します。

    マゼラン宙域に達したヤマトがいよいよサンザー星系に接近した際に計4部隊が出撃してくる。作中最速のスピードを誇る快速艦で、攻撃力も戦艦レベルにまで高められた強力な艦。しかし親衛隊という性質上、「勢いは良いが戦は下手」というのが完全に当てはまってしまう。というのは通常のデストロイヤー艦がしつこくやってくる緊急回避をコイツらは全くやらないため、ヤマトの武装が当て放題なのだ。そのためヤマトをその場で潜航させて近寄ってきたところを主砲や煙突ミサイルあたりで簡単に鎮めることができる。

  • 10すれぬし24/10/06(日) 22:46:20

    ・防衛軍実験型戦艦(さらば)
    ・防衛軍実験型巡洋艦(さらば)

    地球防衛軍が設計した主力戦艦及び巡洋艦を無人運用のために改造した艦。どちらもカラーリングはオレンジ系で、戦艦は艦首からアンドロメダのような出っ張りがあり、巡洋艦は艦橋上部にレドームがあるのがそれぞれの特徴。

    作中では火星ー木星間のアステロイドベルトにて参謀長指揮の艦隊がヤマトを止めるべく攻撃してくるため、こちらも応戦する形となる。変なことをしていなければこれがゲーム中初の艦との戦闘になるため、コスモタイガーとヤマトの連携や波動砲の運用を試す機会となる。

    おそらくは「永遠に」で出てくる無人艦隊のベースとなる存在をこの時点で出すことで唐突感を減らすのが狙いと思われるが、ゲーム的な必然性(動く艦艇相手のチュートリアル)とも上手く噛み合った名脇役と言える存在。

  • 11すれぬし24/10/06(日) 22:46:53

    キリがいいので今日はここまでにします。

    質問等あれば明日朝に答えます。

  • 12すれぬし24/10/07(月) 06:27:16

    朝の保守です。

    夕方までに戻れるかわからないので落ちたらそのまま落ちます。

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