- 1124/10/07(月) 18:19:58
- 2124/10/07(月) 18:21:27
のんびり進行です。
本編前スレ
【オリキャラ・閲注】ヒーロー科1年S組妄想スレ 12|あにまん掲示板S組のイカれたメンバー紹介するぜ!トーナメントの準決勝が終わるとどうなる?知らんのか、決勝戦が始まるhttps://bbs.animanch.com/img/3905988/155時既に遅し!薄い本の…bbs.animanch.com本編初回スレ
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- 4二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 18:30:52
たておつ
- 5124/10/07(月) 18:37:08
前スレで決まったヒーロー名
本多…ニグラート
丑尾…カウボーイJr.
丁字…トンファーマン
雪丸…ディッシュ
風撫…ラフメイカー
みのり…ナチュル
梨花…ゴールドバレル
アキラ…スティフィリングヒート
氷火…ヒョーカ
守護…エイマー - 6124/10/07(月) 19:11:57
エロティカレッド「君がニグラートか!よくこの事務所に来てくれた、歓迎しよう!」
金髪・ピアス・日焼けした肌・筋肉質の肉体という、良い表現で活発そうな男、悪い表現なら柄の悪そうな男が、薄井の手をブンブンと振って歓迎している。彼こそが、今回本多を指名してくれたヒーロー、「エロティカレッド」である。見かけによらず丁寧かつ親切であることにホッとしつつ、本多は自己紹介をした。そして自身を取り囲むサイドキック達一人一人を見渡し観察する。なんというか同族の気配がしたのだ。本多は恐る恐る尋ねてみる。
本多「すみません、あなたの個性を伺っても?」
異形型のお兄さん「僕の個性はインキュバス!夢からの進入・調査はお手のものさ!」
本多「あ、あなたの個性は?」
セクソォ!!な女医「私の個性は幼児退行!発動条件は…秘密、よ♡」
本多「あなたの個」
ゴリマッチョ女装おじさん「俺の個性はチラ見せ。俺の恥部に相手の視線は釘付けになる」
おいおい本当に同族ばかりじゃないか…と本多は冷や汗をかくと共に口角を上げた。 - 7二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:13:46
- 8124/10/07(月) 19:15:00
そうですね!失礼しました訂正したのを貼っときます!
各生徒の職場体験先
原作キャラ
風撫掌…Ms.ジョーク
轟氷火…エンデヴァー
雪丸氷河…ファットガム
掘須田丑尾…10tちゃん(単行本巻末の子)
オリキャラ
薄井本多…エロティカレッド
鳳梨花…ユガドール
賀荒場丁字…アクアドルフィン
香月アキラ…ジャックちゃん
破界守護…グラスゴー
平生みのり…ハンター
- 9二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:17:26
サイドキック多分ブルーとかイエローとかピンクとか名乗ってるだろw
- 10二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:22:16
- 11二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:26:07
- 12二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:16:43
本多くんサイド別の意味で濃厚すぎるw
- 13124/10/07(月) 20:32:43
本多「みなさん強そうですけど…やっぱり個性が理由で苦労してきたんですか?」
エロティカレッド「まぁ、そうだな…。表に出すには憚られるような個性の所為で、非難されたりヒーローの夢を諦めかけた奴が多いんだよなあここ。いざ立ち上げたら立ち上げたで何人も抜けたりしたが…まあそれはさておき。体育祭であそこまでの獅子奮迅を見せてくれた君に俺たちは勇気付けられたさ。なので___」
本多「へ?」
エロティカレッドは本多の両肩をガシィッと掴む。
エロティカレッド「 君は…アレだろう?強みというか火力が足りないことに悩んでるんだろお?」
本多「そ、そうですけどなんか近」
エロティカレッド「ハハハハ!!安心して任せておけ!俺たちが君を全力で教え導こう!そしてゆくゆくは…うちの事務所に入ってくれ!」
気づけばギラギラとした目に本多は包囲されている。彼らからすれば可愛い末弟が出来たような感覚らしいが、当人からすれば知ったこっちゃ無く、事務所に「お助けえええ」と絶叫が響き渡った。 - 14二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:37:45
慣れれば居心地の良さそうな職場
- 15二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:45:37
同じ悩みを抱えた仲間が集まってるから薄井君的にもやりやすそうな事務所ではある
それはそれとして押しが強い!! - 16二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:50:43
本多君入れたらメンバーが5人になるから
絵面がやばいゴレンジャーが完成するのか… - 17二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:04:48
- 18124/10/07(月) 21:11:04
ユガドール「ゴールドバレルッ!君の実力はこんなものかい?」
梨花「はあああっ!!」
梨花はこのヒーロー事務所に入るや否や、ユガドールから「君の全力を僕にぶつけてみてくれ」と言い渡された。故にデスクや応接用のソファー、観葉植物などが並ぶ事務所内で、2人の女が激しく戦う状況が繰り広げられていた。そうなれば当然室内は大いに荒れるだろうが、ユガドールの実力は凄まじい。梨花の攻撃を全て受け止めている為に、室内の家具どころか壁も天井も一切傷付いていないのだ。
ユガドール「よし、概ね理解したよ!お疲れ様!」
梨花「え」
ユガドールはそう言い終えるや否や、梨花の首裏にトンッと手刀を当て気絶させる。
彼女が上手くソファーに寝転ぶよう倒れたことを確認すると、ユガドールは時計を一瞥する。
ユガドール「目が覚めるまでだいたい15分…その間に仕上げちゃおうか」
彼女は「アドバイス帳」と題された手帳とボールペンを取り出すと、ガリガリガリと音を立てながら書き込み始める。
ユガドール「鳳梨花、君は素晴らしい。鍛え抜かれた肉体に個性。どちらも可能性があるけれど…残念なことに、君の頭には余計な壁がいくつも建てられてしまっているようだねえ。まず必要なのはそれを壊すか…飛び越えてしまうことだよ。僕はそう思うね」
ページの隅に、下手なドラゴンの絵が描き込まれた。 - 19二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:21:48
一個一個めっちゃ濃いな…
事件がありそうなのは氷火サイドくらいだろうか - 20二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:53:02
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:56:37
このレスは削除されています
- 22124/10/07(月) 22:02:48
(キャラブック2見ながらやってたのにガンミスしてましたマジすみません)
風撫「え…?ここヒーロー科じゃね?」
指名してきたヒーローの指示に従い集合場所に訪れたのだが。予想外な場所に風撫は困惑していた。傑物高校。雄英や士傑程有名では無いものの、別の高校に自分が居るのは物凄く場違いなのではと考えていたところで、背後から声がかかる。
Ms.ジョーク「いいねえその困惑っぷり!もっとこえー奴かと思ったけど可愛げあるじゃないか!」
風撫「あなたが指名してきたヒーロー___ってもしやここの担任だったり?イレイザーヘッドとかミッドナイトみたいに」
Ms.ジョーク「That's right!いやあこの時期になるとうちのところの生徒も違う授業で遠征して暇になるからさぁ、1人くらい職場体験させられるなと思って!あ、イレイザー元気にしてるか?」
風撫「なるほどそういう…イレ先は元気っスよ。怪我したけどピンピンしてますし」
Ms.ジョーク「そりゃ良かった!じゃ、とりあえず私の事務所行くぞ!車出すから乗ってくれ!ドライブの始まりだ!」
風撫「てっきり傑物にお邪魔するものかと」
Ms.ジョーク「HAHAHA!!良いねぇ、殴り込みでもするつもりか?その度胸嫌いじゃないが今のお前じゃうちの門を跨くことは許されねえよ!」
そこからは彼女の事務所を拠点に、犯罪率の高い地域へと繰り出すことを伝えられた。
彼女の意図がまだ掴めず移動中は旅行のようなゆるい雰囲気だったのも相まって、「チョロい内容は勘弁してくれよなあ…」と風撫は不安に駆られていた。しかし待っていたのは想像以上にハードなヴィラン退治で、一日を終える頃にはぐったりとしていた。
Ms.「こらー?寝てる場合じゃねえぞ、イレイザーとミッドナイトからも撤退的に扱いてやれって言われてるんでな〜!」
彼女の笑顔が一気に恐ろしく見えてきた風撫であった。
- 23二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:08:03
元スレのドラゴン要素がここできたか!
- 24二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:08:09
頑張れ風撫、先生二人から目をかけられてる(精神的に危うい的な意味で)存在とか中々いないぞ…マジで
- 25二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:12:24
Ms.ジョーク、他校の男子生徒と一対一でドライブとか事案では?傑物の生徒から変な勘違いされてそう
よりによって個性が似てるから身内とか目つけたとかいくらでもこじつけられるぞ - 26二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:14:31
最終日あたりで傑物生の誰かと手合わせしないかな?
- 27二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:40:44
- 28二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:42:28
真ん中服装的に風撫との相性悪そうだ
- 29124/10/07(月) 23:03:21
アクアドルフィン「あなたが賀荒場丁字くん?待ってたよ!」
丁字「ど、ども…(なんか距離近くねこの人!?)」
容姿にイルカの特徴を含む可憐なヒーロー、アクアドルフィンを前に、丁字はタジタジになる。しかし男子としての威厳を保つ為にも切り替える。伝えることは何故彼女の指名に応じたのか。それは実戦を積みたいという理由の他に、彼女の立体的な戦闘を参考にしたい考えがあったからだ。
アクアドルフィン「なるほどねえ…君の考えは大いにわかったよ!でも………それはまだ教えられないかなあ」
明るく優しげな態度が厳格な雰囲気へ一変したことに、丁字は動揺する。
アクアドルフィン「君はこれまでトンファーアクションで上手くやってきたらしいけど…私からすればそれはゴリ押ししてるだけに過ぎず、基礎が疎かになってるように見えたかな。トンファーをあまり使えてないのが最たる例だね。おまけに体育祭で新技も覚えちゃったから、このまま放置すると変な癖がついて大変なことになる」
丁字「どうなるんです…?」
アクアドルフィン「隙を突かれたら簡単に死ぬ。それが前提として、君は隙を埋める為にわざわざトンファーアクションを酷使するようになる。結果、攻撃と防御を同時に行い続ける非効率な戦闘スタイルに……そんな感じかな」
丁字「そんな…」
手厳しい意見に項垂れてしまう丁字。それでも彼女は話を続けた。
アクアドルフィン「改めて、今回はヴィラン退治で基礎を鍛え直してもらうね。個性は最低限使うこと。もちろん雄英体育祭での新技は禁止。今の君が使っても振り回されるだけだからね」
しかし彼女の言葉に悪意は無い。耳が痛いと思うのは自分の中でその指摘が正しいと感じたからだ。
瞬時にそれを見抜いた彼女の実力も確かなものであることを確信し、反抗なんて愚かな選択肢を頭から除外する。故に、丁字は素直に頷くことを選んだ。
丁字「わか、りました!確かに、基礎がなってない自覚はありました…!」
アクアドルフィン「それならよし。ここまでの試練を乗り越えた暁には…立体戦闘の極意を教えるね。大丈夫、基礎さえ上達すればすぐに習得出来る。改めまして…アクアドルフィン事務所へようこそ。賀荒場丁字くん!」
丁字「よろしくお願いしあっす師匠!!」
異性の素振りに動揺する少年の姿はとうになく、その目には尊敬や意欲など様々な感情が窺えた。 - 30二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:08:34
立体的なトンファーアクション…
トンファービームか - 31二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:31:10
- 32二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:38:48
ラストオリジンのアルキュオネとけもフレのバンドウイルカを合わせたイメージに描いてあります
- 33124/10/07(月) 23:43:53
ジャック「いや〜まさか私みたいな新人ヒーローのところに来てくれるなんて思わなかったよ」
アキラ「いえいえ!適当に決めたとかでは無いですから!」
ジャック「わかってるわかってる。さて、アイスブレイクはこの程度にして…何故私が君を指名したのか答えちゃおうかな。じゃあその為にもほら、雄英での大技使ってみて。安心して、今男性は居ないから」
アキラ「えぇ!?は、はいぃ…」
異性が相手ならまあいいかと、指示通りリミテッド・プレジャーワンを発動するアキラ。熱気と媚薬ガスを発す姿を、ジャックは顔色一つ変えずに観察している。そしてアキラが媚薬ガスの反動で喘ぎ始めた辺りで、彼女は解除するよう呼びかける。
ジャック「今ので改めてわかったことがある…それは、リミテッドなんとかを君が存分に発揮できない理由だ」
アキラ「そ、それは一体…!?」
ジャック「肉体への反動がキツいから…とかじゃなく、君が媚薬ガスに慣れてないからっぽいねこれは。反動とは言え、自分の個性で速攻苦しんでるのがその証拠だよ」
アキラ「…………えぇっ!?」
衝撃の事実に驚愕する。
ジャック「だから、今回君は寝技の習得とリミテッドなんとかを最低限使いこなす為に来たんだろうけど…後者はバッサリカットで!むしろ、基礎たる媚薬ガスの特性を知り、使い慣れることが大技を使いこなす為の近道だよスティフィ……。事務所内だしアキラチャンって呼ぶね」
アキラ「なるほど…じゃあ寝技は?」
ジャック「シンプルに君と相性がいい技だからだね。体からそのガス出してるんでしょ?だったら相手に密着した方が効き目は強いし汗をかけば言わずもがな。それに加え、ガスを直に吸うことになるから君にとってのトレーニングにもなる。具体的なアドバイスをすれば、寝技を生かす為にもガスは無駄に拡散させずある程度の範囲に留められるようになれば…君はもっと強くなれるかな」
アキラ「!」
ジャック「…チャン?…アキラチャン?もしもーし、早速体操始めるよ。それが終わったら寝技の練習ね」
アキラ「…っ!!はっ、はい!」
フワッとしていたヴィジョンが確固たる物へと浮かび上がり、それはアキラに刺激を促す。要するに、彼女は内心ワクワクしていた。今日この日、スティフィリングヒートに新たな可能性が示されたのである。 - 34二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:46:13
アキラちゃんの新たな可能性…
- 35二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:46:24
(アキラちゃんのワクワクが違う意味に見えてきた自分はもうだめかもしれない)
- 36124/10/08(火) 00:05:31
ある都市部の一角。そこには氷で拘束された複数のヴィラン、それを行った轟姉妹、そしてエンデヴァーという異様な光景が展開されている。周囲の野次馬がそれを取り囲むが、当の本人は気にせず2人に話しかけていた。
エンデヴァー「戦闘と拘束は及第点と言ったところだが…他は最悪だ!地形、交通、人の流れの把握…そして何と言っても連携の拙さだ。課題は多いぞ氷火!焦凍!」
氷火「はい…(確かに、お父さんの掛け声がなかったら飛び出してきた人とぶつかってたかも)」
焦凍「くっ…!(クズだがトップヒーローとしての実力は確かだ…!)」
余談だが、「めっちゃエンデヴァー怒ってんじゃん!」「あの子超可愛い〜声かけに行こうぜ」というガヤを、エンデヴァーが人睨みで散らしたのは氷火も興味津々だった。いつかS組でも使う機会があるかもしれないと父にやり方を尋ねてみるも、困惑された顔を向けられたのは苦い瞬間だった。 - 37二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:07:23
氷火ちゃん天然で草
かわいいね - 38二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:34:14
大変セクシーですありがとうございます…!!
- 39二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:36:03
こういう頼りになる年上おねえさん良いよね…
- 40124/10/08(火) 00:50:08
守護「すみませーん、職場体験で来た者ですけど…ここであってますでしょうか〜?」
彼女は引けた腰のまま、照明が点灯されず真っ暗な事務所へと足を踏み入れようとして。
グラスゴー「遅い」
守護「ひいっ!!?」
罠が作動したかのように一斉に照明が点く。
開放感がある広い室内。最奥にある役員デスクの傍に、その神経質そうな男は佇んでいた。
グラスゴー「ですが、ここまで迷うことなく来れたことだけは評価しておきましょうか、破界守護。あとこれは来訪者に渡すことになっている本事務所特製使い捨てメガネです。受け取れることを光栄に思いなさい」
守護「ア、アリガトゴザイマス」
サングラスをクイっとする彼の高圧的な態度を前に、守護は背筋を伸ばしてしまう。それと同時に、「私はここから生きて帰れるのかな」と不安になるのもしょうがないかもしれない。そこからは何故指名に応じたのかとか、自身にどのような課題があるのかを答えることに。まるで面接でも受けているような感覚に、来訪して1時間も経っていないにも関わらずヘロヘロになってしまう。
グラスゴー「どうぞ」
守護「!い、いただきます!?」
それを見かねたのか、グラスゴーはコーヒーを守護に淹れてくれた。意外にも親切なのかと印象を変えようとするも、コーヒーの反射から自身の髪色が変わっていることに気付く。そんなもん気の所為だったと理解させられた。事務所が吹っ飛ばされない為に対処しただけだこの人! - 41124/10/08(火) 00:51:19
グラスゴー「とりあえず、職場体験において私達が行うことを確認しましょう。復唱なさい」
守護「いぇっさー!えーと、パトロールと道案内、清掃活動…あとはヴィラン退治をフォロー…あれ?実戦少ないな???」
グラスゴー「返事の仕方も改善すべきなのはさておき…実戦の機会は最終日を含む二日間に与えますがそれ以外は結構。素人に任せても碌なことになりませんので」
ここまでのやり取りで既に胃が痛くなってきたわけだが、そんな彼女にグラスゴーは意外な言葉をかけた。
グラスゴー「初めはあなたに感情を律して動くようになれと命ずるつもりだったのですが…。これまでのあなたを見るにそれは愚策なようですね」
守護「………はい?」
グラスゴー「30分休憩とします。スケジュールを練り直しますので…くつろいでいてください」
愚弄か賞賛かもわからない言葉を前に、守護はキョトンとするしかなかった。 - 42二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 07:35:03
独特な人だ…
- 43124/10/08(火) 08:02:25
守護「さっきの言葉の意味って…?」
グラスゴー「怒ったり喜んだり怯えたり…そういった素直な感情・感受性が強みなら、無理に抑えたり変えたりするのは却って弱くなるという意味です。それなら素の火力を上げてしまえば、平常心で居る時も情動に駆られた時もより強くなれる。とりあえずコスチュームに着替えてきなさい。まずはあなたの実力を拝見させていただきます」
守護「は、はい!」
初めはどうなることやらと思ったが、評判通り的確なアドバイスをくれることにやっと安心出来た守護。
グラスゴー「(髪色が元に戻った…漸く安心出来る)」
尚、やっと安心できたのは彼女だけじゃなかったらしい。 - 44124/10/08(火) 08:45:22
(一部ヒーローがヒーロー名を呼ばないのはヒーロー見習いではなく生徒として見てるからです。呼ばせるだけの実力最低限つけてねっつーことです)
- 45二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 09:12:11
今の所みんな濃いけどユガドールさん好き
王子様系の女性で個性の原理的に自信に満ち溢れてるお方なんだろうな… - 46二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 17:48:14
グラスゴーさんなんだかんだで守護ちゃんの良き師匠になりそうね イェッサーとか言うせいで軍の上官みたいなイメージが浮かんじゃったけど
- 47二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:01:36
このレスは削除されています
- 48二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:04:12
救えなさそうな会社名⋯
- 49124/10/08(火) 18:07:35
(誤字ってたので再レス
10tおっぱいヒーロー、調べたところ作者がヒーロー名命名してたらしいので引用して使います)
テトナ「待ってたよ〜カウボーイJr.!うちの指名受けてくれる子なんて滅多にいないからソワソワしてたんだ。改めてよろしく、10tって呼んでもいいよ」
丑尾「??????」
事務所に到着し待ち受けていた光景は、尋常じゃない大きさの乳房を持ったヒーロー「テトナ」の姿だった。個性によって女性の容姿を持つ丑尾からしても、中身は歴とした男子高校生。眩しすぎるその姿に怯んでいると、その様子を彼女は察したらしい。乳房を一般的な大きさへと縮ませてくれた。どうやらONOFF切り替えられるようで、羨ましいと感じてしまった。
そこからは共にヴィランの制圧を行ったのだが、丑尾はテトナのヒーロとしての姿に圧倒されることになる。膨乳というヒーロー向きとは思えない個性でヴィランを蹴散らし、その際一切恥ずかしがる様子も無い。更には市民から邪な目よりも多くの信頼を寄せられていたのは衝撃だった。普段胸が理由で邪な目で見られることを恥ずかしがる丑尾からすれば、彼女の立ち振る舞いは信じられないものである。
オレもテトナみたいなヒーローになりたい。
男らしいとかの言葉で表現出来ないような彼女の精神に、丑尾は気付けば憧れを抱くようになっていた。
テトナ「あぁっ、カウボーイJr.のコスチュームって"ホリエ・ローズ社"製じゃん!まだ過激なコス作ってんだあそこ…私もヒーローの卵だった時期お世話になったけどよく潰れてないなぁ」
丑尾「えぇ…?そんな悪評あるんですねあそこ」
話を聞くに機能性を売りにして過激なデザインを押し付けてくるサポート会社らしく、性能は良いのがかえってタチが悪いと熱弁してくれた。
その晩、テトナヒーロー事務所の仮眠室では。
丑尾「(テトナさんの過激なコスチューム…え!?今以上に過激なコスチューム!?)」
いけないこととはわかっていても妄想が次々浮かび、布団の中で悶々とする丑尾の姿がそこにはあった。 - 50二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:09:08
丑尾君もしっかり男の子なんだなって
- 51二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:13:02
その夜は(違う意味での)乳しぼりに精を出したんですね丑尾くん…
- 52124/10/08(火) 19:34:08
雪丸「まさか来て早々ヴィランと戦うことになるとは…」
ファットガム「おおきになディッシュ!こっちの治安全然違ってて驚いたやろ?」
関西の有名街で、少年はまん丸で大柄なヒーロー「ファットガム」と対面していた。傍には雪丸によって制圧され、アイスに埋もれたヴィランの姿が。雪丸がそれに向けて手を翳すと、アイスを音を立てて消滅する。その光景に「もったいないなあ俺が食べたったのに〜!」とファットガムが冗談を言っていた。緊張を紛らわせようとしているのだろう。それを機に、2人は砕けた雰囲気で雑談を始めた。
雪丸「___それで、体育祭でも地力の無さを痛感しました。やりたいことに実力が追いついてないなって…。あ、ありがとございます。本場のたこ焼き初めてっす俺___あっっっつ!?」
ファットガム「ファーッ!!落ち着いて食べ!それに自分のアカンところ把握出来てるだけエラいで〜ディッシュ!ここは犯罪率も高いし鍛えるにはもってこいの場所や!きっといい経験になるわ!あとたこ焼きおかわり欲しかったら言うてくれ!ファットさんのお礼やで!」
雪丸「す、すみませ、げほっげほっ!自分猫舌なんで…!気持ちだけ受け取っておきます」
斯くしてファットガムの事務所へと向かうことになったのだがその道中。
雪丸「…?」
ファットガム「何やディッシュ!」
雪丸「いえ、誰かに見られてる気がして…」
ファットガム「体育祭で出来たファンちゃうんか!自分顔ええしな!」
雪丸「えぇ…?顔隠しててもファンはわかるもんですかね?」
後に邂逅することになる悪意が、人々の雑踏の中へと紛れ、消えていった。 - 53二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:36:42
雪丸君、ヤクザ編に絡むのか…頑張ってほしいな
- 54二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:39:02
やばいのに目をつけられちゃったな雪丸!
- 55二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:40:49
このスレですが思いついたSSや漫画とかあったらレスしてもいいですか?
- 56二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:41:56
このレスは削除されています
- 57124/10/08(火) 19:44:34
(SSとは無関係な妄想だけど エロティカレッドとテトナが関係者だったらっていうのが浮かんだ。テトナがエロティカレッドに強く影響を与えた先輩ヒーローだったらとか、エロティカレッドの事務所から独立したのがテトナだったらとか…色々浮かぶ)
大歓迎ですよ〜
- 58二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:44:35
ヒーロー活動中に「胸をからかわれたり変な目で見られても気にならないのか?」と10tちゃんに気になったことを聞いて「最初は気になったけど私のおっぱいで人が助けられるから気にならないし子供から子のおっぱいが大好きと言われるから誇りに思ってるよ!」と言われて自身のコンプレックスと向き合うきっかけになる丑尾くんとかありそう
- 59124/10/08(火) 21:45:18
ハンター「君がナチュルか。コスチューム姿は裸じゃないんだな」
ビルが全く無い、田舎と表現できるような町。みのりはその町を代表する駅前で、狩人姿のヒーロー「ハンター」と出会う。彼女は猟犬を従えており、みのりは真っ先に興味を抱いた。
みのり「ナチュルこと平生みのりと申します。よろしくお願いしま……その狼犬は?」
ハンター「カガリ。私の個性にして大切な相棒だよ。撫でてみるか?懐くと噛みついてくるぞ」
みのり「甘噛みってことかな?まぁいいや、よろしくね〜カガリ…」
あえて猟犬に目を合わせなず何の危険も無いことをアピールしてならから、みのりは猟犬に近づき、わしゃわしゃと撫で始める。猟犬も彼女のことを気に入ったのか、2人は戯れ始める。
ハンター「ほお。恐れもせず、獣慣れもしていると来た。見所があるな」
みのり「へへ。俗世から離れた生活をしてた時は動物が遊び相手だったんだ!今も元気にしてるかなあ」
ハンター「親近感の湧くエピソードだな。今日やることはこの町の軽いパトロールくらいさ。飯の時にでも語り合おう」
みのり「ばっちこーい」
斯くして2人と1頭は町へと繰り出したわけだが、ハンターは道中で思案を巡らせていた。それはみのりの個性に対する考察だ。
ハンター「(彼女の個性は産業革命以降のあらゆる文明及び文明の産物を拒絶するとあるが…明確な境界線は一体何なんだ…?私の猟犬が消えないのは生物故に条件が外れたと考えられるが、雄英の教員から話を聞くに条件を満たしていても拒絶されない例はあった。雪丸という生徒が生成したアイスと薄井という生徒が生やした触手。両方個性由来のものという点が共通しているが、後者は身体の一部だから拒絶されなかった…?いや、分離させていても拒絶は起きていなかったようだし………もしや、案外条件は適当だったりして…!)」
みのり「カガリは綺麗な目をしているねえ。それに毛の触り心地もよくて素晴らしいわ。短い間だけどよろしくね!」
カガリ「くぬぅ?」
うんうん唸る彼女のことなんて露知らず。みのりは猟犬と並んで歩めるこの状況に、心が弾んでいたのだった。 - 60二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:52:26
おお、厳し過ぎるみのりちゃんの個性発動条件が緩和される可能性が…?
- 61二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:55:53
確かに…個性由来のアイスと触手はセーフだったんだよな
でも個性由来でセーフならヤオモモが作ったものも行けそうな気はするんだけど…どうなんだろう? - 62二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:58:52
- 63二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 22:02:46
- 64二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 22:04:52
サンドイッチやその元になった食べ物料理は産業革命より前に存在してるからね
- 65124/10/08(火) 22:38:51
- 66二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:02:34
…あれ?なんか本来より一つ増えてるような…?
- 67124/10/08(火) 23:39:52
(各生徒の職場体験3日目をサクッと描写していきます。氷火と守護は諸事情で後にズラしてやります)
本多は度重なるヴィラン退治や、似た個性持ちたるサイドキックとの交流によって、自身の個性の理解を深めることが出来た。故に、彼の個性には変化が起きた。
本多「個性が…というか俺の触手が成長した!?」
エロティカレッド「おめでとうニグラートォ!!で、どんな能力に目覚めたんだ?」
本多「それは… >>69 」
- 68二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:42:41
極太の〇〇〇に見える触手が作れるようになった
- 69二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:44:42
吸盤と牙を自由に出せるように
- 70二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:46:13
吸盤と牙あったのか…みのりちゃん乗せる時も牙移動させとけばケガの心配もないな!
- 71124/10/09(水) 00:00:21
本多「お…俺の触手ってタコ由来のものだったんですね…牙はよくわかりませんが」
エロティカレッド「まぁでも吸盤も牙もどちらもお前の求めていたものじゃないか?」
本多「確かに…吸盤であれば索敵を行えるようになるし、吸着性が物を掴みやすくしたり難所での移動をアシストしてくれる!…でも牙は本当になんで?攻撃力は確かに求めてたけど触手関係ありますか???いつしか唇とか目とか生えたりしないでしょうね…」
エロティカレッド「ひいっ!?なんかゾワゾワしてきたからこの話は終わりにしよう!」
結局「個性って不思議〜」という思考放棄同然のフワフワとした結論に辿り着いた2人だった。 - 72二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 00:03:38
これ最終局面ぐらいで時止めの能力が覚醒したらアツいな…
- 73二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 00:06:49
1割側の時間停止入門者になる本多君か…
- 74二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 00:15:30
タコというよりイカかな?(イカは吸盤の周りにとげが付いてる)
- 75二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 00:17:29
このスレの丑尾とテトナ(10tちゃん)のヒーロー活動中の出来事をSSで書いてみました
丑尾元スレの新モード組み込んでいます
SS 牛鬼 | Writening研修に来た丑尾くんとテトナのヒーロー活動中の出来事 丑尾暴走…! https://writening.net/page?uK3EV2writening.net - 76二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 00:24:16
牛尾くんめっちゃかっこいい…
- 77二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 00:58:53
このレスは削除されています
- 78124/10/09(水) 01:06:00
ユガドール「ゴールドバレル、改めて習得した技を僕に見せてくれないか?」
梨花「は、はいっ!」
彼女は自身の一本の髪へ手を伸ばし、そのまま引きちぎる。一見顔を顰めるような光景だが、彼女に痛がる様子は無い。そもそも梨花の髪は一般的な髪とは違い、一本一本が葉にして平く強度もある。軽く振ってみると、それは鋭利な物体へと形が整った。
梨花「私ってパイナップルの個性じゃないですか!皮が頑丈なイメージもあるけどそれなら葉っぱだって…と思ったのがきっかけです!名付けてヘアブレード!」
ユガドール「ネーミングセンスも着眼点も素晴らしいね!…職場体験は短すぎる。だからこそ、"発想や妄想に壁は不要。全ては自由だ"という簡単なことを君に伝えたかったんだ。そして、この考えはこの先君を助けるに違いない」
彼女は梨花に近寄ると、片手でインスタントカメラを起動し、内側へと向けた。
ユガドール「今日という日を祝して」
梨花「自撮り?ハイチーズ!」
パシャリ。
世間一般的にその行為はファンサービスに値する物だろうが、ユガドールの認識は違う。
パトロールの為真っ先に退出した梨花を、ユガドールは静かに見つめていた。
ユガドール「(君にはいくつもの未来が待ち受けている。どれを選び切り開くのは君の役目。導き守る以外に僕ができることは…祈ること、くらいかな)」
ユガドールは信仰という物を大切にしているが、それは歪な構造をしていた。自身と他者。信仰は天秤のように前者へと傾いているが、それが逆転すれば彼女の個性はたちまち破綻を招くだろう。彼女はその事実を知らないが、何か寄りかかれる物を、天秤に積める物を常に欲してきた人生だった。先ほどの写真は愛でるのではなく、自身への信仰を揺るがせまいという戒めを表す物だ。アルバムへ丁寧に納めると、彼女は梨花の後を追うようについていく。
幾人もの同胞の死を見てきた彼女には、この歪な生き方を最後まで貫く覚悟があったのである。 - 79二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 01:10:14
ユガドールさん、強いけど過去背景が大分重いもの抱えてそうだ…
- 80124/10/09(水) 02:06:08
Ms.ジョーク「いやあこの二日間ほんとよく頑張ったなラフメイカー!」
風撫「よく言うわ…何回死ぬかと思ったことやら」
早朝。Ms.ジョークに叩き起こされた風撫だったが、この二日間きっちり扱かれたが故に疲れが取れた気がまるでしない。かといって確かに成長している実感があり、気分もどこか清々しい。反抗する気なんてまるで起きなかった。そして、2人はある場所へと訪れていた。
風撫「傑物学園高校のグラウンド…!いやぁいいんですか俺なんかが!」
Ms.ジョーク「特別なことだからなー」
彼女はそう言いながら携えていたノートPCを起動すると、何かが映し出される。
風撫「イレイザーヘッド!しかもリモート!?」
イレイザー「お前にちょっと用があってな。ちなみにリモートなのは現場に行く手間を省く為…それとミッドナイトも見てるから」
ミッドナイト「おひさー♡」
風撫「えぇ…マジでどう言う状況?てか用事って一体…?」
用事という言葉に疑問符を浮かべる風撫だが、直後驚愕する。気づけば自身の両手首にリングのような物が嵌められていること。そして、見知らぬ生徒が音も気配もなく隣にいたことを。
風撫「なにこれデスゲームに使うリング!?」
Ms.ジョーク「そのリアクションウケる!てかとりあえずイレイザーの話聞いとけ〜?」
イレイザー「お前にやってもらうことはちょっとした試験みたいなもんだ。互いに縛りはあれどそれはさておき…内容はそこの傑物の生徒、"投擲射手次郎"とタイマンすること。ちなみに…お前、失敗したら"普通科に強制編入"な」
風撫「」
思わぬタイミングで人生の岐路に立たされる風撫。頭が真っ白になるのも無理なかった。
- 81二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 02:08:00
個性縛った状態でタイマンか…対戦相手も縛りがあるとはいえどう動くのがいいんだろうな?
- 82二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 02:09:27
このレスは削除されています
- 83124/10/09(水) 02:15:02
(リングっていうかブレスレットが左右それぞれに着いてるイメージです。わかりにくくてすみません)
- 84二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 02:17:24
期末で先生が付けてた重り的なものだろうか
- 85124/10/09(水) 02:24:54
(今日は落ちます 風撫パートあと2、3レスくらい長引くかも)
- 86124/10/09(水) 10:24:09
何故急遽こんなことをするに至ったのか。そのきっかけはMs.ジョークだ。
Ms.ジョーク「改善しようって気持ちは感じ取れるんだが…それでもやっぱ危なかっかしい部分があって笑えねえな。今日なんか他のヒーローで対処出来る案件に何度か首突っ込みかけたし…ヤバいのが自分でその行動を自覚できてないってことだ。精神というより身体機能によるものなきがしてきたし…乳児より目が離せねえ」
ミッドナイト「あなた大丈夫!?疲れが取れてないみたいだけど!」
Ms.ジョーク「あいつ、職場体験を終えてぐったりしてる時に何度か言ったんだよ。『死ぬかと思った〜』ってな。普通それくらいでいいんだよ。本当に死にかけるなんて何の得にもならないってことを、私はあいつに知って欲しいんだ」
実は風撫以上に(精神の方が)疲労困憊だったのは、紛れもなく彼女であったのだ。その現状が兼ねてより風撫の歪みに目をつけていたイレイザーヘッドに決断させる契機となる。
イレイザー「あいつの自己犠牲はタチが悪い。誰かに治してもらうから何とかなる…ですらなく全部割り切ってやがる。そんな最悪の身体機能に精神が引っ張られ摩耗した影響か、もはや諦めや妥協に近いものを抱え込んでる。そんなあいつが行動したところで、結果誰も救われねえのは目に見えてる。本当は即除籍にしてやりたいくらいだが、雄英の監視から外れたらそれこそポックリ死にかねん」
ミッドナイト「普通科編入という判断はありがたいわ。更生できればヒーロー科に再編入出来るってことでしょう?」
それを耳にしたイレイザーヘッドは苦虫を噛み潰したかのような顔をした。これで温情があるように見えるのは相当麻痺してるだろと。 - 87二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 10:32:18
Ms.ジョークさんお疲れ様です…
実際相澤先生の判断はかなり温情ある方だと思うの
(風撫君の場合自己犠牲癖は身体(というか災害関係によって発生した反射的な行動)っぽいから、
本人が悪いのかといわれると微妙な線なのもなぁ… - 88124/10/09(水) 10:44:09
イレイザー『タイマンとは言ったが…やる事は実質鬼ごっこだ。風撫には自動で回数計測を行うリングを。投擲にはハンデとして重りを装着した上で挑んでもらう。風撫は投擲に一回でも触れられれば合格(個性よる接触はノーカウント)。ただし個性の発動回数と被弾回数に上限を設ける。どちらか片方でも超えれば即不合格だ』
風撫「なるほど…?爆発する腕輪じゃなくて安心しました」
イレイザー『(そこじゃねえだろ…) 合格すれば褒美もあるが、不合格ならそれが何だったのか知ることさえ出来ない。嫌なら…心して挑め』
そうして試験が始まったのだが、投擲が投げつけた物体の正体に、風撫は驚愕する。
風撫「色水入りの風船?ペイントボールみたいだな…ってもしかして相手の攻撃全部これ!?被弾回数で失格ってそういうことか!」
投擲「僕の投擲…躱してみせなよ雄英の子。これを超えなければ、君は今日で全部が終わる」
イレイザー『これで自己犠牲…ゴリ押しで突破しようとするメリットは潰せた。それが身体機能による無意識で働くものであれば、お前の精神で捩じ伏せてみせろ。それが今回の課題だ』
ミッドナイト「Plus Ultraよ〜風撫___ラフメイカー!」
Ms.ジョーク「(ラフメイカー、お前も自身の持つ歪みを十分自覚していた筈だ。……た、頼むから合格してくれえ〜!!)」 - 89二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 10:54:17
先生達の手厚い対応…頑張れ風撫!
- 90124/10/09(水) 11:23:32
相当な追い込みを掛けられる中、風撫は試験を続行。四方八方から追尾してくる色水入り風船に、接近を阻まれる。身体のどこかで防ぎそうになるのを、なんとか我慢する。不合格に繋がることはしたくないと躱すことを意識するが、それは自分という存在に許されるのかと揺らぐ。
風撫「(こんなところで終わってたまるか!俺はあのクラスで…ヒーローを目指すんだ!!)」
葛藤を繰り返したが、それでも進み続けることだけはやめなかった。
そして…
風撫「よ、よっしゃあー!!投擲先輩もありがとうございました!!」
投擲「フフ…おめでとう、ラフメイカー」
ミッドナイト「見違えたわねあの子…!行動に迷いが芽生えて…以前より人間らしさが増したと言うか」
イレイザー『と言ってもギリギリな結果だな。…まぁ改善は見られたし合格としよう』
Ms.「はああああ…!!(安心故に脱力)」
約束通り、イレイザーヘッドから届いた褒美を受け取る風撫。アタッシュケースを開くとそこには、サポートアイテムが入っていた。
風撫「これってまさか…!」
イレイザー『炭素繊維に特殊合金を編み込んだ"捕縛布"だ。といっても俺のより数は減らしてある。これから放課後、ちょくちょく練習に付き合ってもらう。使いこなすには時間がかかるが…今のお前に必要なものであることは確かだ』
Ms.ジョーク「お前の身体の一部にしろってことだよ。身体を潰すことは歓迎しないが…そっちならいくらでも替えが利くってワケ」
ミッドナイト「あなたがその身体機能とどう上手く付き合っていくのか…私も力になれれば嬉しいわ!」
風撫「っ…!!あ、ありがとうございます!」
自己犠牲癖の完全否定はしなかった彼らの計らいに、風撫は心から感謝した。 - 91二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 11:26:56
先生達があったかい…今回色々頑張ってたし良かったね風撫君
- 92二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 11:47:03
ここで捕縛布ゲットか…相当な強化じゃない?使いこなせるかは置いといて
- 93二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 12:12:22
この世界線では心操と風撫二人でイレイザーヘッドに師事する形になるのか
- 94124/10/09(水) 18:57:26
アクアドルフィン「いいねいいね。様になってきたじゃないか!トンファーマンと呼んでもいいくらいには」
丁字「あ、あざす…!今までなんて面倒な戦い方をしてたんだろうって実感しました俺!」
体のあちこちに包帯や湿布を貼った丁字だが、それに反して清々しい表情をしていた。攻撃と防御。それぞれを個性とトンファー込みの個性無しアクションで振り分け、時に入れ替える。たったそれを意識するだけ
で、戦いやすさがグッと増したことを実感していたのだ。
アクアドルフィン「よし、早速立体起動を生かした戦闘を指南したいところだが…トンファーマン、君の目なんか光ってないかい?」
丁字「ええっ?そうっすかあ?違和感とかは特にな___へっくしょい!!?」
アクアドルフィン「え?」
不意にくしゃみをする丁字。しかしそれを契機に衝撃的な事態が発生する。なんと、彼の両目から光線が放たれ、近くのゴミ箱を爆散させたのだ。
アクアドルフィン「い、今のは一体!?トンファーマ__」
勢いよく丁字へと振り返るが、彼の様子がおかしい。顔のあらゆる穴から血を流し…そのまま倒れ込んだ。まるで個性が発現したばかりの赤子のような症状。アクアドルフィンは何とかそれを受け止めるが、思わず顔を顰めた。彼の顔が自身の胸部と過剰な接触をしていることではなく、個性の予想外過ぎる成長に関してだ。
アクアドルフィン「トンファーアクションって何なのさ…それで何で目からビームが出るの…?どういう因果関係???」
こんなん見たら誰でも混乱するわと言える事態に、アクアドルフィンは絶賛翻弄されたのだった。 - 95二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:59:41
トンファービーム解禁!?
- 96二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:59:43
ついに出たのか…!
トンファービーム - 97二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 18:59:57
トンファーアイビーム!(トンファービームじゃないのはそのうち他のところからもビーム出しそうなため)
- 98二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:01:57
ついに出したのか…トンファービームを
- 99二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:03:45
トンファー置きっぱなしジャーマンスープレックス
トンファー分身
トンファーの想い出
トンファー何もしない
我がトンファーは天地にひとつ
まだまだあるぞトンファーアクション - 100二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:13:57
渚姐さん(アクアドルフィン)のおっぱいに過剰接触…
丁字くんの下半身トンファー大丈夫? - 101二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:18:13
このレスは削除されています
- 102124/10/09(水) 19:19:13
廃工場の入り口前で、2人のヒーローが中の様子を窺っていた。中にはチンピラが十数名存在し、いずれ売買するであろう薬物を準備していた。
ジャック「襲撃のタイミングはそっちに任せるよ、スティフィリングヒート」
アキラ「わかりました………よし、その場から動かないで!私たちはヒーローです!」
そう告げると共に、彼女は堂々と廃工場へと踏み込む。チンピラ達は突然現れたヒーローにギョッとして、慌ててナイフを取り出したり掴み掛かろうとする。しかしアキラはそれよりも早く一番近くにいたチンピラへと滑り込み、そのまま片足へ組みついた。
チンピラ「なっ!?離れ__」
アキラ「ええいっ!!」
チンピラ「ぐううっ!?」
そのまま膝にダメージを与えると相手は転倒。一瞬にして行われた組み技に周囲のチンピラの視線を集めると、アキラはそれに合わせて個性を発動する。
ジャック「上手い」
放たれた媚薬ガス。濃度は体育祭の頃よりも増しており、吸引したチンピラの中にはその場に倒れ込んだ者も現れた。(包み隠さず表現すると股間を手で抑える為でもあった) - 103二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:19:54
アキラちゃんとジャックちゃんの方も順調…
こっちは実践形式()なんだね(媚薬ガスの使い方が上手く…何回も練習()したのかな) - 104二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:27:17
- 105二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:33:06
抱きしめたままの渚(アクアドルフィン)「とりあえず手当てしないと…!あれ?なんかお腹に硬いものが…?…はわわ⁉お…男の子ってこんなに大きいの⁉////」
目が覚めた丁字くん(手当て済み)から「どうしたんですか顔が赤いですよ?」と聞かれて慌てて話をはぐらかすんだね…
- 106124/10/09(水) 19:53:17
チンピラ「こっこいつ痴女じゃねえ!本当にヒーロォッ!?」
驚くチンピラに次々と拳と蹴りを浴びせ気絶させる。残る相手に寝技を掛けていたタイミングで、後方からの殺気に気付く。振り向くと、高台で拳銃を構えるチンピラの姿が。
アキラ「リミテッドプレジャーワン、2秒発動!」
熱気と媚薬ガスを放ちながら殺気を放つ者へと飛びかかる。即座に拳銃を蹴り上げ、寝技で締め上げた。
アキラ「確保!」
チンピラ「ぐうっ!?ちくしょうっ!!」
チンピラの制圧が終わったことを確認し、影から現れたジャックがアキラへと近寄る。
ジャック「制圧に5分も経ってないじゃない。お見事よスティフィリングヒート!寝技もあんなに上手くなるとは思わなかった」
アキラ「いえいえ!ジャックさんの教え方が上手だからで…へへへ」
ジャック「でも、突入時に私"たち"って言ったことだけは減点かな。奇襲要因の私の存在をバラすことになったし。ま、今回は必要なかったみたいだけど」
アキラ「ぐっ!?い、以後気をつけます…!」
痛いところを刺されてアキラは顔を顰める。
ジャックはそんな彼女の成長を目の当たりに出来て、口角を上げたのだった。 - 107二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:55:14
アキラちゃんもどんどん強くなってる…師匠役のジャックちゃんとの相性がよかったのかな
- 108二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 21:45:53
- 109二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 21:47:45
本多君は普段から女子と結構交流あるから逆に本多君のほうが突っ込まれそうな気もするな…
- 110二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 22:20:46
- 111二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 22:33:21
本多くんのところにだってセクソォ!!な女医いたでしょ!ワガママ言わない!
- 112二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 22:45:05
男子組は丑尾くん含めて10tのおっぱいとかしょうもないことで盛り上がって欲しい
- 113二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 22:53:52
このレスは削除されています
- 114124/10/09(水) 22:55:38
ハンター「ナチュル、見せたい物というのは?必要なのはこれでよかったか?」
みのり「うん、ハンターさんの武器…サポートアイテムに着想を受けて」
みのりはホームセンターで買ってきてもらったレンガブロックに触れ、念じる。全てが塵と化すかように思えたが、予想にもしていなかった物が消滅せず、残っていた。
ハンター「ナイフ…?」
精巧に再現されているというわけではないものの、それはレンガを素材に彫られ造られたかのような外観をしていた。みのりは自慢げに説明する。
みのり「ハンターさんのを真似てみたんだ。普通の崩壊と速度が緩慢化した崩壊の2種類を組み合わせられないかなと思いついた時に…出来ちゃった。複雑過ぎる物は作れないし、このナイフも崩壊自体は行われててすぐに消えちゃうけど…戦闘に役立てられないかなって!」
説明しながらナイフをお手玉のように投げたり振り回す彼女に、内心「意外と器用で力持ちなんだな」と考えていたハンター。しかし、彼女が話に含まれたある言葉に彼女は強く反応する。
ハンター「そういうことか…!!わかったぞ…君の個性の違和感の正体に。アイスと触手、ハンバーガーなどが崩壊しなかった原因を」 - 115二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 23:03:13
新技習得おめでとうみのりちゃん…おや?ハンターさんから何か…?
- 116124/10/09(水) 23:24:00
みのり「私は無意識に崩壊速度を緩慢にしていた?雪丸くんのアイスや薄井くんの触手に対して…?」
ハンター「さっきのナイフの説明の時もしやと思ってな。食べ物に関しては崩壊し切る前に食べた。触手に関しても常に生やす物ではなく痛覚があるわけでもない為、崩壊する前に解除したor崩壊していたとしても薄井は気付かなかった。…これなら一応筋は通る。条件はわからないままだけど」
その推測を耳にして、みのりはパアッと顔を輝かせる。一見表情が変わってないように見えるが、喜んでいるのだ。
みのり「それって…制御へ、一歩近づいたってことでいいよね?」
ハンター「あぁ、そうに違いない。崩壊は免れないとしても、その速度を意識的に制御出来れば、君は色んな物を触れるごく普通の生活が送れるようになる。物は必ずいつか壊れる訳で、君はそれが人よりちょっと早いだけ。そんな実現可能なビジョンが浮かんだことを思えば…君のこれまでの苦しみも、雄英で頑張ってきた日々も無駄ではなかった。そう思わない?」
みのり「うんっ…うん…!そうだね…!」
気づけばみのりが作ったナイフは崩壊を始めていた。吹き込んだ風は彼女の涙と塵を拾い、宙を舞う。儚く寂しいように映る光景だったが、彼女は今日この瞬間を忘れないだろう。 - 117二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 23:31:52
なるほど
崩壊を防ぐのではなく崩壊のスピードを無意識的に制御してた方向か - 118二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 23:32:46
少しずつ制御に近づいてるみのりちゃん…頑張ってほしいな
- 119二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 23:36:11
最初に崩壊が遅れたのは本多くんの触手…
責任取るしかねぇなぁ本多くん!?(外堀を埋めようとする両親達) - 120124/10/09(水) 23:57:37
- 121二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 00:00:05
- 122二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 00:01:22
付き合う相手を選ぶ個性の娘を対処可能で尚且つ仲良い好物件+将来のこともちゃんと考えられる真面目な好青年
そら親もニチャつくわ - 123二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 00:47:00
気持ちが昂って書いた本多くんとみのりちゃんのイチャイチャ支援SSです
(服はみのりちゃんの保護者が用意してくれた…というこじつけ)
お祭りデート編
本みの お祭りデート | Writeningみのり「薄井くん…手つないでいーい?」 本多「良いよみのりさ…平生さん」 みのり「みのりでいいよ?」 本多「…みのりさん」 みのり「うん…」 ギュッ♡ みのり「えへへ…あったかくて…しあわせ」 本多(みのりさ…writening.netお化けの仮装編
お化けの仮装編 | Writeningみのり「見てみて〜?」 本多「みのりさん?」 みのり「ばぁ〜!食べちゃうぞ〜!」 (まっ白お化けの仮装) 本多「ーーっ!?」 みのり「どう?怖かった?」 本多「かっっわいいです…!!」 みのり「っ!?」…writening.net - 124二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 00:50:37
このレスは削除されています
- 125二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 00:55:46
- 126二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 08:35:00
本多もそうだけど雪丸はみのりちゃんへの貢献度的に胸張っていいと思うの
- 127二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 15:10:14
ヒーロー活動の一環で街の農業牧畜イベントで牛柄ビキニ着てミルクサーバータンク背負ってミルク販売員をする10tちゃんと丑尾くん
10t「美味しいミルクはどうですか〜♡」
丑尾「うぅ…////」 - 128二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 19:30:18
※ミルクが牧場の牛由来とは一言も言っていません
- 129124/10/10(木) 19:32:35
( >>75 と繋がりがあるかも?)
テトナ「カウボーイJr.、本当に昨日のこと覚えてないの?」
丑尾「うん…そうみたい、です…」
2人は昨夜、ヴィラン集団に攫われた少女達を救うべく、アジト代わりの廃工場へと突入した。少女達は無事救出出来たものの、罠によって追い込まれるテトナ。絶対絶滅の危機に瀕した彼女を救ったのは…。
丑尾「"何か"に変貌したオレが大暴れして、テトナさんを助けた?………そんな芸当心当たりないですよ。ぼ…オレには」
テトナの証言を聞いて信じられないとリアクションする丑尾。続けて「オレたち夢でも見てたんですよ。きっとそうだ!」と声をあげたのだが。
テトナ「……君の角、すっごく大きくなってるんだけど!」
丑尾「____えぇ!!?なにこれって頭が重い…慣れるの時間かかりそう…!」
その頭のツノはより鋭く大きく変形しており、丑尾はまっすぐ立つのに困難を極めていた。
テトナ「今まで気づいてなかったんだ…。でも、これってつまり…昨夜の出来事は現実に起きていたってことよね!」
丑尾「まさか…いやそんなはずは…」
丑尾は動揺し口を手で覆う。一方でテトナはそんな彼に心配する様子はなかった。むしろ微笑んでいる。
テトナ「そういう割には嬉しそうに見えるけどー?」
丑尾「!」
図星だったのか、思わず赤面する。
筋肉が大きく盛り上がった体。黒い毛で覆われた下半身。見違えるように伸びた体格。「そんなの…そんなの正に男らしくてかっこいいじゃん!!」と、丑尾は高揚していたのだ。それらの特徴を実現させるにはまだまだ時間と努力を要するだろうけど。
- 130124/10/10(木) 19:59:55
テトナ「あと、君は他に大きな成長をした…そのことには気付いてる?」
丑尾「それは一体…!?」
テトナ「私のおっぱい見ても目逸らさなくなったことが一つ目で___」
彼女は突然丑尾の背後へと回り、ある物に触れる。
テトナ「これが二つ目。まさか前コスチュームの機能を付け足す決断をするなんてね。まぁ、下品過ぎないよう改良と調整されてるみたいだけど」
丑尾のコスチュームには、全身にチューブと小型のブースター。背部には小型のタンクが背負うような構造で追加されていた。なんと予め丑尾が搾乳したものを燃料に、低空飛行ではあるがブースターで上昇出来る破格の性能となっていた。(衣服に目立たないよう内蔵された搾乳機能を使えばリアルタイムでの燃料補充も可能とのこと)元々あった射撃機能はオミットされているとは言え、これらの機能を使うだけでも羞恥は非常に大きい筈だ。何が丑尾にこの決断をさせたのかを、テトナは尋ねる。すると、彼は非常にシンプルな答えを出した。
丑尾「オレがあなたみたいなヒーローになるには、逃げずに耐えたり自ら立ち向かったり。そういうことが必要だって改めて気づけましたから。確かにこの機能を使うにはまだ抵抗があるし、この先もきっと恥ずかしい思いをするに違いない。でも、自分にとってはこの決断が出来るようになったことを思うと、それだけでこの事務所に来て良かったなぁって僕は思います」
テトナ「…っ!!は、ははは!告白みたいなトーンだからびっくりしちゃった!うん、うんうん!それを聞けて私も嬉しいよ!カウボーイ…いや、丑尾くん!」
真正面からの感謝をぶつけられた故に、バシバシと彼の肩を叩き照れ隠しするテトナ。その胸中では、彼が自ら厳しい道へ飛び込む意思の表明を励ましていたのだった。 - 131二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:06:02
羞恥心を多少なりとも克服できたのはデカいな
- 132124/10/10(木) 20:08:18
【S組コソコソ噂話:丑尾コスの新機能について】
ブースターを稼働させる燃料は彼から搾乳された牛乳だが、搾乳の機能は以前のものから見違える程に温情な仕組みとなっている。具体的に説明すれば、以前はチューブで絞り出していたのを、衣服の生地全体が牛乳を吸収するように変化している。 - 133124/10/10(木) 20:57:04
ファットガム「遠慮なくぶつけてこいやディッシュ!」
2人はファットガム事務所のトレーニングスペースで対峙していた。今日で職場体験3日目。
様々なヴィランやチンピラを相手にした雪丸の成長を確認したいということで、急遽このような事態になったのだ。
雪丸「じゃあ…お言葉通り」
掌に力を込めると、丸いアイスが生成される。ディッシャーによって整えられたような外見のそれを射撃することが、雪丸にとって最も基本の技だ。これまでであれば一つずつ生成していたのだが、今の雪丸は違う。
そのアイスが肘へと競り上がったかと思うと、新たに同様のアイスが生成される。
ファットガム「美味しそうやねぇ三段アイス!」
彼の言葉通り、雪丸は両腕に3段アイスクリームを纏っていた。子供が筒形の箱や三角コーンに腕を突っ込んで遊んでいるような光景に、ファットガムは思わず笑みを浮かべる。
雪丸「笑ってられるのは今のうちですよ」
ファットガム「!!?」
雪丸が片腕を向けた直後、ファットガムは3連続の攻撃をその身に感じた。
これまでの態度を訂正せざるを得ない威力。新技であることは確かだが、この短期間でここまで成長するとは思えない。一体何があったのかを考えるよりも早く、雪丸は話し始める。 - 134124/10/10(木) 21:48:48
雪丸「銃向けて来たヴィラン相手にして、やっと気付けたんですよ。今までの俺は…銃を一発撃つごとにリロード挟むようなことしてた、大馬鹿縛りプレイヤーだったってことに!」
今度は両手を向けて弾幕を放つ。三段アイス弾を交互に連射するだけで、脅威的な威力と牽制力を実現。ファットガムは回避ではなく防御を強要させられる。そして身で受け止めてわかるのが、アイス一発一発の威力が増している。短期間にせよ、様々な者と戦えた経験が彼を成長させたのか…あるいはそうでもしなければ生き残れなかったのだろう。
ファットガム「ファファファ!!なるほど、一度にアイスを三つ生成し、連射することで威力の向上を!射撃とリロードを片腕ずつ分担して隙もカバー!凄いでぇディッシュ!考え方一つでようそこまで変われたもんやな!」
雪丸「マシンガンでトリガーハッピーやってる気分ですよ!これはァ!!」
その後はトレーニングスペースが壊れかけるほどにぶつかり合い、ファットガムのサイドキックに止められるまで続いた。戦いを妨害されたことに雪丸は不服そうな表情を浮かべている。
雪丸「ま、まだ…!披露できていない新技があるんですよ俺!」
ファットガム「……自分凄いけど目ぇバッキバキやな!大丈夫か?」
日中は協力してヴィランと戦い、夜は個性の鍛錬を自主的に行う。徹底的に自身を追い込むことが彼の職場体験でのスタイルらしく、それの考慮無しにスケジュールを組んだことをファットガムは内省した。
ファットガム「時には休憩も大事や!小さい頃から体鍛えまくったら身長伸びんのと一緒!とりあえず今は寝てきい!」
雪丸「えっちょおい!?」
斯くして雪丸はファットガムの腹に沈んで心地よい感覚を味わった末に、無事爆睡したと言う。 - 135二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:56:27
速射+リロード強化はアツい
トルコアイス使った面制圧力は十分あるから小回り効く戦法の方を強化した感じだろうか - 136二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 22:12:02
というか地味に銃持ちヴィラン相手にしてるのか
大阪の治安ェ⋯ - 137124/10/10(木) 22:21:27
職場体験3日目。
守護とグラスゴーはパトロールの為に街を離れていた。ただし別行動でだ。
グラスゴー「これより1時間。あなたは単身でこのエリアのパトロールを行い、標的となるヴィランと接敵した際に制圧を行ってもらいます。
あなたなら余程のことがない限り負けやしない相手ですが、どのようにして倒したのかを評価します」
守護「(ぷ、プレッシャーかけてくるなあ…!ある程度信頼してくれるようにはなったけど!)」
なんだかんだ職場体験での課題は順調にこなせていたが、まさか単独行動してみろと命じられるとは守護も思いもしなかった。ため息をする代わりに、頭上で浮遊するメガネを訝しむ目で見つめる。
グラスゴー「あなたの行動は"それ"で逐一監視していますし、私も付近で同様のことを行っていますので、何か危険があればすぐ駆けつけられます。だからといって気の抜かり無きよう取り掛かるように。では、タイムアップ後に合流ということで」
守護「はいっ!!」
そうして二手に別れようとしたその直後。
守護「へ?」
グラスゴー「な」
守護は高速で飛来した謎の存在に体を掴まれ、空へと連れ去られそうになる。一瞬の出来事だが、グラスゴーは事態を理解するよりも先に、反射的に攻撃することに成功した。彼の個性によって使役する眼鏡のレンズが光を集め、その存在を発火させた。襲撃者の体の一部を焼き切ったことで、それがベチャリと地に落ちる。
足元を見ると、脳みそが露出した小柄な生首がピクピクと蠢いていた。
グラスゴー「脳が露出した人型の怪物…報告に聞いていた敵連合の兵器か!!」 - 138二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 22:22:57
いきなり脳無エンカウント!?
- 139二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 22:36:46
そういや一体変なのが脳無の中にいたような…
守護ちゃんもあの騒ぎに参加する羽目になるのか - 140二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 22:42:48
このレスは削除されています
- 141二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 22:45:07
このレスは削除されています
- 142124/10/10(木) 22:48:04
脳無は失った生首を再生させ、真っ直ぐに飛行を続けている。その姿は醜い餓鬼のような見た目をしており、虫のような羽はより一層嫌悪感を倍増させた。
グラスゴーは緊急事態の連絡を送信しつつ、再度個性を発動。背中に背負う一際大きな特注眼鏡に乗り、飛行の再現による追跡を開始する。街の上空で連れ去られた守護を追跡するが、距離が開いている為に追いつくのは困難を極めるだろう。
グラスゴー『"エイマー"!無事か!?』
守護「」
無線機による連絡を試みても反応が無い。急に上昇したショックから気絶しているのだろう。彼女に預けた事務所特製使い捨てメガネを遠隔操作し攻撃することも可能だが、今脳無を攻撃したところで彼女は宙に放り出され、ミンチになるだけだ。あんなにも威張っておいて彼女に出来ることは何も無いのかと表情を険しくする。
グラスゴー「にしてもあの脳無、彼女を狙った目的はなんだ…?」そう思案を巡らせた束の間、彼に連絡が入る。その内容に、グラスゴーは驚愕する。
同型とされる脳無が保須と██に出現。
ヒーロー・ハンターとナチュルが交戦中。 - 143124/10/10(木) 23:19:17
保須で活動中のエンデヴァー達は、突如として都市部で発生した異常へと接近していた。
エンデヴァー「爆破の轟音に火災…!近いぞ!ヒーロー殺し、あるいはヴィランの抗争か…!向かうぞお前達!!ケータイを見るな俺を見ろ焦凍ォ!!」
轟姉弟が随伴していたのだが、焦凍は携帯を見るや否やその場からの離脱を選ぶ。予想外の行動故にエンデヴァーは驚愕しつつ行き先を尋ねると、「友だちがピンチかもしれねぇ」とだけ告げて去っていった。
氷火「友達が…ピンチ?」
エンデヴァー「どうした氷火ァ!!置いて行くぞ!」
その言葉に一瞬動揺する彼女のことを、ある存在が建物の影より見つめていた。それは守護を襲ったのと同様の小柄な脳無である、 ヒーロー達の攻撃を振り切り、今は隠れてた。そして周囲の人々がそれに気付くことはなかった。 - 144二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 23:22:06
ウワーッ!?なんか変な脳無!
- 145124/10/10(木) 23:45:56
ハンター「あれが脳無か!カガリ!ナチュルを…その子を守れ!!」
突如として空から襲来した存在に、彼女は猟犬の手も借りずにナイフやボウガンで渡り合っていた。小柄と言えどその飛行速度と旋回能力は素凄まじく、その上"針のような鋭利な口"も持っている。見かけで油断してはいけないのが対ヴィラン戦闘での定石であり、生死をかけた場の雰囲気は必然的に張り詰めていた。
みのり「何が起きてるの…?」
そのような状況を目にして混乱する彼女だったが、ハンターが次第に押されていることに気付くと、カガリに対して伝える。
みのり「ハンターさんを助けに行って。私も一応ヒーローだよ?見習いだけど、自分の身くらいは守れるから!」
カガリ「………グルゥ!」
みのり「ほら行って!」
主人の命令は絶対であるが、主人の危機に奮起しない忠犬などあってはならない。それはカガリのにとっての信条のようなものであり、みのりの提案を承諾するには時間を要しなかった。猟犬はハンターの元へと駆け出し、間一髪で脳無の攻撃を弾き防いだ。
ハンター「!?カガリ…!困った相棒だお前は!!来たからには被害0で勝つぞ!」
カガリ「グルオオーッ!!」
猟犬の遠吠えが、反撃の始まりを表していた。 - 146二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 00:01:36
やっぱり子供を守ろうとしてくれる大人はかっこいいぜ
- 147二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 07:25:54
みのりちゃんには自分の身を大事にしつつ頑張ってほしいところ
- 148124/10/11(金) 13:21:49
土日は忙しいのでSS更新難しいかもです(保守がてら絵をレスするかも) 基本自宅だけでレスする方針なんですが他所のWi-FiやらフリーWi-Fiでレスした場合ホスト規制される可能性ってありますかね…?
- 149二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 15:12:11
ホスト規制はネットワークのIPアドレスのプロバイダーごとにかかるやつだから出先の同じWi-Fi使って荒らしてる人がいたならそのフリーWi-Fiが規制されることはある
とはいえ他のネットワークでのホスト規制で自宅のネットワークがどうこうなるとかはないと思うし出先のWi-Fiで書き込むこと自体はそこまで問題ではないかな - 150124/10/11(金) 15:17:53
何にせよ今週の土日はそんなにSS進められそうにないので申し訳ない お詫びに当日は本多くん(と可能ならみのりちゃんも)のヒロコス絵で保守します
- 151二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 18:14:17
- 152124/10/11(金) 21:41:53
- 153二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:42:46
マジで!?
- 154二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:50:24
- 155二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:54:47
- 156二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 22:01:32
- 157二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 22:37:02
このレスは削除されています
- 158二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 22:37:54
フロムゲーのキャラみたいで怖かっこいい!
- 159124/10/11(金) 22:47:27
守護「んもう出久くんは何も知らないなぁ…あれはオートレフラクトメーターって言うんだよぉ」
脳無に上空へ連れ去られ気絶し、そのまま夢を見ているというもはや肝が据わっている守護。
よくわからない寝言が漏れたのを契機に、意識が現実へと引き戻されていき…目を開けるとプラプラと揺れる自分の足と浮遊感。そしてジオラマを俯瞰するような景色が見えた。
守護「__ッ!?」
自分が空に居ることを理解するのは容易だった。驚愕から来る恐怖といった情動が瞬時に湧き上がる。
守護「(だめだめだめだめ落ち着け落ち着け)」
今個性が発動したところでこの高度から落下するだけ。必死に制御出来るよう呼びかけると…なんとかブレーキをかけることに成功したと同時に、すんなりいけるもんなの!?と驚愕した。恐怖は怒りや憎悪よりも瞬間的な感情だから御し易いのかも…などと考察が浮かんだのは現実逃避が理由だ。だってどうしようもない状況だし…。そんなタイミングで無線機から連絡が。応答すると、グラスゴーの心配した声を耳にして、落ち着きを取り戻す。よくわからんキモイクリーチャーと空中逃避行なんて最悪でしかなかったし。 - 160124/10/11(金) 22:49:46
グラスゴー「その様子からするに外傷はないようですね。安心しましたエイマー」
守護「こっちは安心出来る状況じゃないですよ全然!!どうしよう本当に…このキモイ奴の拘束から逃れるのは私にだって出来ますけど問題は…」
グラスゴー「どう着地するか、でしょう?今飛行可能なヒーローとクッション代わりとなる個性持ちヒーローを招集していますが…ハッキリ言って来るには時間を要するでしょう。そこで提案なのですが…この2日間であなたが練っていた技を今成功させる時では?」
守護「あ、あれですか!?………いい、ですけど一つ問題が…自分からバンジージャンプを飛び降りる程の勇気が無くてですねぇ…ハッキリ言うと背中を押して欲しいと言いますか___」
そうブツブツ呟くのを他所に、彼女の胸ポケットから1人でに何かが動き出し、宙を浮いた。それはグラスゴー事務所特製使い捨てグラス。それが突如、餓鬼型脳無へと照準を合わせたかと思うと、一瞬煌めいてから対象の全身をを発火させた。グラスゴーの得意技こと「燃視」を遠隔で行ったのである。
グラスゴー「では、頑張ってください」
当然、守護は宙へと放り出され真っ逆さまになった。
守護「もぎゃあああああ!!!???」 - 161二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 22:50:26
守護ちゃん変なクリーチャーに抱えられてるのめちゃくちゃかわいそう
(というかこの抱えてるやつって多分…イヤナンデモナイ) - 162124/10/11(金) 23:38:13
全身が風を受けて、みるみる大地へと迫って行く。肺が張り裂けそうになるくらい絶叫し続けたが、その痛みが冷静さを取り戻させてくれた。守護は両手を真下へ構えて攻撃を放つ。ここまで蓄積されてきた情動を糧に放たれた強大な威力の光線は遥か真下の道路を破壊し、反動によって守護の全身は一瞬浮遊した。目的は落下速度を弱らせることと、新技を発動させる為の下準備である。今度は自身を包み込む空間を作るようにエネルギーを展開し、それを維持することに集中する。
地上まであと30…20…5m___。
守護と道路が轟音を響かせて衝突する。土煙が晴れ、野次馬たる通行人がそれに群がる。そこには
守護「ふぅ…何とか成功…!!」
無傷で着地に成功した守護の姿が。そして、彼女を包み僅かに浮遊させている球体のエネルギーはヒビ割れており、今にも崩壊しそうだ。そこへグラスゴーからの連絡が入る。
グラスゴー「"バリア"の習得おめでとうございます。手助けは不要でしたね」
守護「まあね!__って手助け!?」
グラスゴー「周りを見てごらんなさい。待機させていたヒーローです。脳無の進路は単純でしたし、その先で活動するヒーローを招集しておけば、脳無の捕獲もあなたの救出も成功します。足跡にもご注目を」
守護「うわっ!何これ人!?下敷きになってる!?」
BOSATSU「それが僕の仕事だよ。そうでもしなきゃ道路が大変なことになってたからね」
名も知らないヒーローに礼をして、ふと辺りを見渡す。そこには守護を連れ去った脳無がヒーローにより厳重に拘束されている光景が。そんな彼女のもとへ合流したグラスゴーか歩み寄り。
グラスゴー「そしてエイマー…未然にこの事態を防げず、本当に申し訳ございませんでした」
守護「えぇっ!?」
謝罪する彼を前に、守護は困惑する。謝られる程のことをされた…ような気もしなくも無いが、何かお詫びをさせればいいのか。うーんと唸ってみて、彼女は提案する。
守護「グラスゴーさんって眼鏡に乗って飛んでたじゃないですか。私も乗ってみたいなぁって」
グラスゴー「…いいでしょう」
尚、守護はこの提案を酷く後悔することになる。脳無に抱えられて飛ぶ方が遥かにマシと思えるくらい、その乗り心地が最悪だったから。 - 163二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:50:48
エネルギー、攻撃だけでも強いのに防御もいけるとなると今更ながらめちゃくちゃ便利な個性だな
守護ちゃんが扱いに熟達すれば空とかも飛べるようになりそう - 164二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 00:12:48
サラッと前スレで不採用だった地蔵ヒーローさんが登場しとる…
- 165124/10/12(土) 01:36:20
氷火「何この脳無…!素早かったけど…」
保須にも餓鬼の脳無は現れ襲いかかったが、氷火によって瞬殺。 今や彼女の炎によって焼かれ、首から下を氷結されていた。脳裏に過ぎるのは敵連合の存在。彼らの刺客だとして何の為に…。
エンデヴァー「収容は他の者に手配してある。さっさと行くぞ氷火」
そう彼が声をかけて、その場の一同が脳無に目を離す。そのたった1秒という時間で、脳無の頭部は突如プクーッと膨れ上がり何かを吹いて飛ばした。
エンデヴァー「どけ氷火ァ!!」
氷火「お父さん!?」
棘のような吻が、氷火を庇ったエンデヴァーの右腕に勢いよく突き刺さる。即座に彼のヘルフレイムが脳無を燃やし尽くしトドメを刺したものの、2人は気付くことが出来なかった。脳無の最後の悪あがきの意図。
氷火「お父さん、腕の怪我は!?」
エンデヴァー「他の場所にも脳無が現れた報告があるんだぞ!そんなこと気にしている場合か!?」
氷火「…ッ!」
そして娘が父を気遣う態度の意図も。 - 166124/10/12(土) 01:37:17
みのり「うっ!」
ハンター「ナチュル!?」
同様の事態はみのりとハンターのいる場所でも発生していた。ハンターとカガリによって脳無は制圧出来たものの、脳無は針の付いた頭部だけをみのりへと飛ばした。それは彼女の脇腹を擦って通り抜け、そのまま付近の壁へと突き刺さる。ハンターは怒りを募らせるよりも先に、みのりの容態を確認した。
みのり「擦っただけだよハンターさん…平気」
ハンター「平気な訳あるか!傷を見せ__」
再び生首を見やると、それは突如発生した黒い霧に呑み込まれ…そのまま消失した。ハンターは呆然とするしかなかったが、みのりはその現象を知っていた。
みのり「あれってUSJの…でもなんで?」
何を目的としてそれが行われたのか、今の2人に知る由もなかった。 - 167二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 01:55:55
ふ、不穏〜⋯
- 168二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 02:04:58
>>「んもう出久くんは何も知らないなぁ…あれはオートレフラクトメーターって言うんだよぉ」
何の夢見てんの!?
- 169124/10/12(土) 02:15:23
黒霧「要望通り、手に入れることが出来ました。平生みのりの血液サンプルを」
斯くして波乱はあったが職場体験は終了し、L○NEグループでのチャットで話す話題といえば、そこでの出来事や自身の成長についてだろう。
本多『平生さん大丈夫?怪我したって』
丑尾『しかも敵連合の仕業かもって!本当に平気か?』
みのり『音声入力:みんな落ち着いて。本当に大丈夫だから。心配してくれてありがと』
氷火『短い時間だったけど、弟と一緒にヒーロー活動出来たのは不思議な感じがした。もちろんお父さんとも。』
アキラ『そうなんだ!私はカッコいい技を習得したんだあ!寝技って言うんだけどね!』
風撫「【画像】みんな俺の新装備見て!なんか既視感あるって人いるのでは…?かお』
雪丸『イレイザーヘッドのに似てんな てか顔文字変換出来てねえぞ』
梨花『丁字は新技とかゲットした?私はユガドールさんのおかげで色々成長出来てさ…!早くお披露目したいなって!』
丁字『俺はビーム出せるようになった 全然制御出来てないけど』
守護『ビーム!!?』
話は大いに盛り上がったが、その中でも特に注目されたのは丁字による「なんかビーム出せたわ事件」だろう。何がどうしてそうなったんだよと根掘り葉掘り突っ込まれることとなり、ミッドナイトが『もう深夜よ話の続きは明日にしなさい』するまで事情聴取は続いたと言う。男子はビームが好きだからしょうがない。
ちなみに何故クラスラインに担任たるミッドナイトまで属しているのかと言うと、「なんかハブられてるみたいで嫌だったから」だそうな。 - 170二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 02:21:56
学生のグループLINEなんて青春大好きミッナイ先生からしたら垂涎ものだからねしょうがないね
- 171二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 02:23:27
血液サンプルか…まだ良い方
待ってエンデヴァーのはやばくね!? - 172二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 02:24:14
お前人の物(血液)を…脳無に個性搭載するつもりか!?
- 173二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 08:24:01
渚先輩とプールでの特訓で先輩のスク水姿につい興奮した丁字くんの暴走トンファーを目撃してしまう渚先輩ありそう
- 174二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 09:31:16
このレスは削除されています
- 175124/10/12(土) 09:34:51
- 176124/10/12(土) 09:51:08
- 177二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 11:43:58
本多くんやっぱり禍々しくて好きだな
触手に牙が生えるようになったのがより禍々しさを増してカッコよくなってる。心臓の辺りから触手が飛び出してるのも良いね
みのりちゃんはメルヘン?ファンタジー?の冒険者って感じ
皆に可愛がられて冒険に旅に出た女の子な印象
でも1番グッと来るのはこの禍々しい本多くんとファンタジーなみのりちゃんが並んでるところだしどちらかといえば本多くんが押されてる側ってこと(気ぶり) - 178二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 11:54:37
触手を全面に押し出したコスチュームだから謎の液体とか触手以外の攻撃を予測されにくいメリットもありそう
- 179二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 12:11:35
本多くんヒラコー漫画の「ぞるっ」って効果音似合いそう
- 180二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 19:34:27
みのりちゃんLINEやれてるの優しい世界だな 音声入力様々よ
- 181二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:45:14
本多くんは(平生さんの衣装すっごいかわいい…)って思ってたらみのりちゃんも「薄井くんヒーロー衣装かっこいいね」って言ってそう
お互いかっこいい、可愛いって思ってそう - 182二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:47:40
二人とも普段の姿とまた違うギャップのあるヒロコスなのがいいよね
特にみのりちゃんは諸事情とはいえ服が着れなかった訳だし、
ヒロコス姿だと清楚というか純白って言葉が似合いそうなデザインになってるし
(本多君が初めてみのりちゃんのヒロコス見た後に情緒おかしくなりかけたのも分かる気がする)
- 183二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 23:00:12
本多くんとみのりちゃんの支援SSです
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- 184二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 00:07:40
最終的には脳波で操作出来る機器(接触する外側部分だけ拒絶されない素材と技術で作る)用意すれば普通の日常送れそうなのは夢がある 1人の少女の為にそこまで金かけるメリットは知らんけど
- 185二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 01:22:12
改めて見るとこんな可愛い子がつい最近まで裸かそれに近い姿が当たり前だったってとんでもないモラルハザードだよ
- 186二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 07:49:21
保守
- 187二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 07:56:23
本編のミッドナイト先生死亡回
このスレではミッドナイト先生がとどめ刺される直前に先生を見つけた丑尾が暴走して阻止するも意識を失ってる先生を守ることに思考が塗り固められて倒れてる先生を守るように敵味方見境なしに攻撃するほど自我失って暴走
本多たちが丑尾を落ち着かせるのと丑尾のそばで倒れてる先生を確保するために自分たちの能力を駆使しながら暴走丑尾を止めるために戦う展開になりそうで面白そう - 188二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 12:14:27
東京グール感あるな…ヒーローである以上やらないけど殺意ガン振りになればそれっぽいことできたり…?
- 189二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 13:36:07
本多くんの個性エロ同人ってめちゃくちゃ汎用性があるよな…
今のところ触手、ローション、モザイクが主でいつか時止めも出来る(かも)だけど他に出来そうな事ってなんだろう…
相手のロリorショタ化、ケモ化、TS、強制発情とかかな?
S組全員が幼児化する話とか面白そうだな…もしくはTSとか… - 190二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 13:39:21
- 191二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 16:07:29
うめ
- 192二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 16:16:25
丁字くんとアクアドルフィン渚先輩のToLOVEるな出来事書いてみました
丁字くんの生トンファー()を間近で目撃しちゃう渚先輩…
閲覧注意です
SS トンファー | Writening丁字くんとアクアドルフィン渚先輩の訓練でのToLOVEるな出来事 閲覧注意です https://writening.net/page?J2BNfswritening.net - 193二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 19:54:44
えっちだ…感謝
- 194二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:13:26
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- 195二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:15:46
- 196二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:44:34
渚先輩は研修最後の日の夜に自宅でお別れ会してお酒飲みながら丁字くん労ってそう
そして早朝なぜかお互い裸でベッドから目覚める二人… - 197二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 22:36:02
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- 198二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 23:01:24
- 199二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 23:10:28
目覚めた渚先輩が慌てて丁字くんの胸の上から離れようと体を起こそうとしたら腰と下腹部の痛みで「いたぁ~い⁉」と倒れこんでそのデカいおっぱいが丁字君の顔に覆いかぶさって窒息しかける丁字君が見える…
その後痛めた腰を手で押さえながら駅で帰りの電車に乗る丁子くんを見送るんだね… - 200二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 00:53:44
200なら梨花ちゃんのパイナップル力がパワーアップ