- 1124/10/07(月) 18:19:58
- 2124/10/07(月) 18:21:27
のんびり進行です。
本編前スレ
【オリキャラ・閲注】ヒーロー科1年S組妄想スレ 12|あにまん掲示板S組のイカれたメンバー紹介するぜ!トーナメントの準決勝が終わるとどうなる?知らんのか、決勝戦が始まるhttps://bbs.animanch.com/img/3905988/155時既に遅し!薄い本の…bbs.animanch.com本編初回スレ
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- 4二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 18:30:52
たておつ
- 5124/10/07(月) 18:37:08
前スレで決まったヒーロー名
本多…ニグラート
丑尾…カウボーイJr.
丁字…トンファーマン
雪丸…ディッシュ
風撫…ラフメイカー
みのり…ナチュル
梨花…ゴールドバレル
アキラ…スティフィリングヒート
氷火…ヒョーカ
守護…エイマー - 6124/10/07(月) 19:11:57
エロティカレッド「君がニグラートか!よくこの事務所に来てくれた、歓迎しよう!」
金髪・ピアス・日焼けした肌・筋肉質の肉体という、良い表現で活発そうな男、悪い表現なら柄の悪そうな男が、薄井の手をブンブンと振って歓迎している。彼こそが、今回本多を指名してくれたヒーロー、「エロティカレッド」である。見かけによらず丁寧かつ親切であることにホッとしつつ、本多は自己紹介をした。そして自身を取り囲むサイドキック達一人一人を見渡し観察する。なんというか同族の気配がしたのだ。本多は恐る恐る尋ねてみる。
本多「すみません、あなたの個性を伺っても?」
異形型のお兄さん「僕の個性はインキュバス!夢からの進入・調査はお手のものさ!」
本多「あ、あなたの個性は?」
セクソォ!!な女医「私の個性は幼児退行!発動条件は…秘密、よ♡」
本多「あなたの個」
ゴリマッチョ女装おじさん「俺の個性はチラ見せ。俺の恥部に相手の視線は釘付けになる」
おいおい本当に同族ばかりじゃないか…と本多は冷や汗をかくと共に口角を上げた。 - 7二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:13:46
- 8124/10/07(月) 19:15:00
そうですね!失礼しました訂正したのを貼っときます!
各生徒の職場体験先
原作キャラ
風撫掌…Ms.ジョーク
轟氷火…エンデヴァー
雪丸氷河…ファットガム
掘須田丑尾…10tちゃん(単行本巻末の子)
オリキャラ
薄井本多…エロティカレッド
鳳梨花…ユガドール
賀荒場丁字…アクアドルフィン
香月アキラ…ジャックちゃん
破界守護…グラスゴー
平生みのり…ハンター
- 9二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:17:26
サイドキック多分ブルーとかイエローとかピンクとか名乗ってるだろw
- 10二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:22:16
- 11二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 19:26:07
- 12二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:16:43
本多くんサイド別の意味で濃厚すぎるw
- 13124/10/07(月) 20:32:43
本多「みなさん強そうですけど…やっぱり個性が理由で苦労してきたんですか?」
エロティカレッド「まぁ、そうだな…。表に出すには憚られるような個性の所為で、非難されたりヒーローの夢を諦めかけた奴が多いんだよなあここ。いざ立ち上げたら立ち上げたで何人も抜けたりしたが…まあそれはさておき。体育祭であそこまでの獅子奮迅を見せてくれた君に俺たちは勇気付けられたさ。なので___」
本多「へ?」
エロティカレッドは本多の両肩をガシィッと掴む。
エロティカレッド「 君は…アレだろう?強みというか火力が足りないことに悩んでるんだろお?」
本多「そ、そうですけどなんか近」
エロティカレッド「ハハハハ!!安心して任せておけ!俺たちが君を全力で教え導こう!そしてゆくゆくは…うちの事務所に入ってくれ!」
気づけばギラギラとした目に本多は包囲されている。彼らからすれば可愛い末弟が出来たような感覚らしいが、当人からすれば知ったこっちゃ無く、事務所に「お助けえええ」と絶叫が響き渡った。 - 14二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:37:45
慣れれば居心地の良さそうな職場
- 15二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:45:37
同じ悩みを抱えた仲間が集まってるから薄井君的にもやりやすそうな事務所ではある
それはそれとして押しが強い!! - 16二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 20:50:43
本多君入れたらメンバーが5人になるから
絵面がやばいゴレンジャーが完成するのか… - 17二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:04:48
- 18124/10/07(月) 21:11:04
ユガドール「ゴールドバレルッ!君の実力はこんなものかい?」
梨花「はあああっ!!」
梨花はこのヒーロー事務所に入るや否や、ユガドールから「君の全力を僕にぶつけてみてくれ」と言い渡された。故にデスクや応接用のソファー、観葉植物などが並ぶ事務所内で、2人の女が激しく戦う状況が繰り広げられていた。そうなれば当然室内は大いに荒れるだろうが、ユガドールの実力は凄まじい。梨花の攻撃を全て受け止めている為に、室内の家具どころか壁も天井も一切傷付いていないのだ。
ユガドール「よし、概ね理解したよ!お疲れ様!」
梨花「え」
ユガドールはそう言い終えるや否や、梨花の首裏にトンッと手刀を当て気絶させる。
彼女が上手くソファーに寝転ぶよう倒れたことを確認すると、ユガドールは時計を一瞥する。
ユガドール「目が覚めるまでだいたい15分…その間に仕上げちゃおうか」
彼女は「アドバイス帳」と題された手帳とボールペンを取り出すと、ガリガリガリと音を立てながら書き込み始める。
ユガドール「鳳梨花、君は素晴らしい。鍛え抜かれた肉体に個性。どちらも可能性があるけれど…残念なことに、君の頭には余計な壁がいくつも建てられてしまっているようだねえ。まず必要なのはそれを壊すか…飛び越えてしまうことだよ。僕はそう思うね」
ページの隅に、下手なドラゴンの絵が描き込まれた。 - 19二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:21:48
一個一個めっちゃ濃いな…
事件がありそうなのは氷火サイドくらいだろうか - 20二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:53:02
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 21:56:37
このレスは削除されています
- 22124/10/07(月) 22:02:48
(キャラブック2見ながらやってたのにガンミスしてましたマジすみません)
風撫「え…?ここヒーロー科じゃね?」
指名してきたヒーローの指示に従い集合場所に訪れたのだが。予想外な場所に風撫は困惑していた。傑物高校。雄英や士傑程有名では無いものの、別の高校に自分が居るのは物凄く場違いなのではと考えていたところで、背後から声がかかる。
Ms.ジョーク「いいねえその困惑っぷり!もっとこえー奴かと思ったけど可愛げあるじゃないか!」
風撫「あなたが指名してきたヒーロー___ってもしやここの担任だったり?イレイザーヘッドとかミッドナイトみたいに」
Ms.ジョーク「That's right!いやあこの時期になるとうちのところの生徒も違う授業で遠征して暇になるからさぁ、1人くらい職場体験させられるなと思って!あ、イレイザー元気にしてるか?」
風撫「なるほどそういう…イレ先は元気っスよ。怪我したけどピンピンしてますし」
Ms.ジョーク「そりゃ良かった!じゃ、とりあえず私の事務所行くぞ!車出すから乗ってくれ!ドライブの始まりだ!」
風撫「てっきり傑物にお邪魔するものかと」
Ms.ジョーク「HAHAHA!!良いねぇ、殴り込みでもするつもりか?その度胸嫌いじゃないが今のお前じゃうちの門を跨くことは許されねえよ!」
そこからは彼女の事務所を拠点に、犯罪率の高い地域へと繰り出すことを伝えられた。
彼女の意図がまだ掴めず移動中は旅行のようなゆるい雰囲気だったのも相まって、「チョロい内容は勘弁してくれよなあ…」と風撫は不安に駆られていた。しかし待っていたのは想像以上にハードなヴィラン退治で、一日を終える頃にはぐったりとしていた。
Ms.「こらー?寝てる場合じゃねえぞ、イレイザーとミッドナイトからも撤退的に扱いてやれって言われてるんでな〜!」
彼女の笑顔が一気に恐ろしく見えてきた風撫であった。
- 23二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:08:03
元スレのドラゴン要素がここできたか!
- 24二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:08:09
頑張れ風撫、先生二人から目をかけられてる(精神的に危うい的な意味で)存在とか中々いないぞ…マジで
- 25二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:12:24
Ms.ジョーク、他校の男子生徒と一対一でドライブとか事案では?傑物の生徒から変な勘違いされてそう
よりによって個性が似てるから身内とか目つけたとかいくらでもこじつけられるぞ - 26二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:14:31
最終日あたりで傑物生の誰かと手合わせしないかな?
- 27二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:40:44
- 28二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 22:42:28
真ん中服装的に風撫との相性悪そうだ
- 29124/10/07(月) 23:03:21
アクアドルフィン「あなたが賀荒場丁字くん?待ってたよ!」
丁字「ど、ども…(なんか距離近くねこの人!?)」
容姿にイルカの特徴を含む可憐なヒーロー、アクアドルフィンを前に、丁字はタジタジになる。しかし男子としての威厳を保つ為にも切り替える。伝えることは何故彼女の指名に応じたのか。それは実戦を積みたいという理由の他に、彼女の立体的な戦闘を参考にしたい考えがあったからだ。
アクアドルフィン「なるほどねえ…君の考えは大いにわかったよ!でも………それはまだ教えられないかなあ」
明るく優しげな態度が厳格な雰囲気へ一変したことに、丁字は動揺する。
アクアドルフィン「君はこれまでトンファーアクションで上手くやってきたらしいけど…私からすればそれはゴリ押ししてるだけに過ぎず、基礎が疎かになってるように見えたかな。トンファーをあまり使えてないのが最たる例だね。おまけに体育祭で新技も覚えちゃったから、このまま放置すると変な癖がついて大変なことになる」
丁字「どうなるんです…?」
アクアドルフィン「隙を突かれたら簡単に死ぬ。それが前提として、君は隙を埋める為にわざわざトンファーアクションを酷使するようになる。結果、攻撃と防御を同時に行い続ける非効率な戦闘スタイルに……そんな感じかな」
丁字「そんな…」
手厳しい意見に項垂れてしまう丁字。それでも彼女は話を続けた。
アクアドルフィン「改めて、今回はヴィラン退治で基礎を鍛え直してもらうね。個性は最低限使うこと。もちろん雄英体育祭での新技は禁止。今の君が使っても振り回されるだけだからね」
しかし彼女の言葉に悪意は無い。耳が痛いと思うのは自分の中でその指摘が正しいと感じたからだ。
瞬時にそれを見抜いた彼女の実力も確かなものであることを確信し、反抗なんて愚かな選択肢を頭から除外する。故に、丁字は素直に頷くことを選んだ。
丁字「わか、りました!確かに、基礎がなってない自覚はありました…!」
アクアドルフィン「それならよし。ここまでの試練を乗り越えた暁には…立体戦闘の極意を教えるね。大丈夫、基礎さえ上達すればすぐに習得出来る。改めまして…アクアドルフィン事務所へようこそ。賀荒場丁字くん!」
丁字「よろしくお願いしあっす師匠!!」
異性の素振りに動揺する少年の姿はとうになく、その目には尊敬や意欲など様々な感情が窺えた。 - 30二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:08:34
立体的なトンファーアクション…
トンファービームか - 31二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:31:10
- 32二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:38:48
ラストオリジンのアルキュオネとけもフレのバンドウイルカを合わせたイメージに描いてあります
- 33124/10/07(月) 23:43:53
ジャック「いや〜まさか私みたいな新人ヒーローのところに来てくれるなんて思わなかったよ」
アキラ「いえいえ!適当に決めたとかでは無いですから!」
ジャック「わかってるわかってる。さて、アイスブレイクはこの程度にして…何故私が君を指名したのか答えちゃおうかな。じゃあその為にもほら、雄英での大技使ってみて。安心して、今男性は居ないから」
アキラ「えぇ!?は、はいぃ…」
異性が相手ならまあいいかと、指示通りリミテッド・プレジャーワンを発動するアキラ。熱気と媚薬ガスを発す姿を、ジャックは顔色一つ変えずに観察している。そしてアキラが媚薬ガスの反動で喘ぎ始めた辺りで、彼女は解除するよう呼びかける。
ジャック「今ので改めてわかったことがある…それは、リミテッドなんとかを君が存分に発揮できない理由だ」
アキラ「そ、それは一体…!?」
ジャック「肉体への反動がキツいから…とかじゃなく、君が媚薬ガスに慣れてないからっぽいねこれは。反動とは言え、自分の個性で速攻苦しんでるのがその証拠だよ」
アキラ「…………えぇっ!?」
衝撃の事実に驚愕する。
ジャック「だから、今回君は寝技の習得とリミテッドなんとかを最低限使いこなす為に来たんだろうけど…後者はバッサリカットで!むしろ、基礎たる媚薬ガスの特性を知り、使い慣れることが大技を使いこなす為の近道だよスティフィ……。事務所内だしアキラチャンって呼ぶね」
アキラ「なるほど…じゃあ寝技は?」
ジャック「シンプルに君と相性がいい技だからだね。体からそのガス出してるんでしょ?だったら相手に密着した方が効き目は強いし汗をかけば言わずもがな。それに加え、ガスを直に吸うことになるから君にとってのトレーニングにもなる。具体的なアドバイスをすれば、寝技を生かす為にもガスは無駄に拡散させずある程度の範囲に留められるようになれば…君はもっと強くなれるかな」
アキラ「!」
ジャック「…チャン?…アキラチャン?もしもーし、早速体操始めるよ。それが終わったら寝技の練習ね」
アキラ「…っ!!はっ、はい!」
フワッとしていたヴィジョンが確固たる物へと浮かび上がり、それはアキラに刺激を促す。要するに、彼女は内心ワクワクしていた。今日この日、スティフィリングヒートに新たな可能性が示されたのである。 - 34二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:46:13
アキラちゃんの新たな可能性…
- 35二次元好きの匿名さん24/10/07(月) 23:46:24
(アキラちゃんのワクワクが違う意味に見えてきた自分はもうだめかもしれない)
- 36124/10/08(火) 00:05:31
ある都市部の一角。そこには氷で拘束された複数のヴィラン、それを行った轟姉妹、そしてエンデヴァーという異様な光景が展開されている。周囲の野次馬がそれを取り囲むが、当の本人は気にせず2人に話しかけていた。
エンデヴァー「戦闘と拘束は及第点と言ったところだが…他は最悪だ!地形、交通、人の流れの把握…そして何と言っても連携の拙さだ。課題は多いぞ氷火!焦凍!」
氷火「はい…(確かに、お父さんの掛け声がなかったら飛び出してきた人とぶつかってたかも)」
焦凍「くっ…!(クズだがトップヒーローとしての実力は確かだ…!)」
余談だが、「めっちゃエンデヴァー怒ってんじゃん!」「あの子超可愛い〜声かけに行こうぜ」というガヤを、エンデヴァーが人睨みで散らしたのは氷火も興味津々だった。いつかS組でも使う機会があるかもしれないと父にやり方を尋ねてみるも、困惑された顔を向けられたのは苦い瞬間だった。 - 37二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:07:23
氷火ちゃん天然で草
かわいいね - 38二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:34:14
大変セクシーですありがとうございます…!!
- 39二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 00:36:03
こういう頼りになる年上おねえさん良いよね…
- 40124/10/08(火) 00:50:08
守護「すみませーん、職場体験で来た者ですけど…ここであってますでしょうか〜?」
彼女は引けた腰のまま、照明が点灯されず真っ暗な事務所へと足を踏み入れようとして。
グラスゴー「遅い」
守護「ひいっ!!?」
罠が作動したかのように一斉に照明が点く。
開放感がある広い室内。最奥にある役員デスクの傍に、その神経質そうな男は佇んでいた。
グラスゴー「ですが、ここまで迷うことなく来れたことだけは評価しておきましょうか、破界守護。あとこれは来訪者に渡すことになっている本事務所特製使い捨てメガネです。受け取れることを光栄に思いなさい」
守護「ア、アリガトゴザイマス」
サングラスをクイっとする彼の高圧的な態度を前に、守護は背筋を伸ばしてしまう。それと同時に、「私はここから生きて帰れるのかな」と不安になるのもしょうがないかもしれない。そこからは何故指名に応じたのかとか、自身にどのような課題があるのかを答えることに。まるで面接でも受けているような感覚に、来訪して1時間も経っていないにも関わらずヘロヘロになってしまう。
グラスゴー「どうぞ」
守護「!い、いただきます!?」
それを見かねたのか、グラスゴーはコーヒーを守護に淹れてくれた。意外にも親切なのかと印象を変えようとするも、コーヒーの反射から自身の髪色が変わっていることに気付く。そんなもん気の所為だったと理解させられた。事務所が吹っ飛ばされない為に対処しただけだこの人! - 41124/10/08(火) 00:51:19
グラスゴー「とりあえず、職場体験において私達が行うことを確認しましょう。復唱なさい」
守護「いぇっさー!えーと、パトロールと道案内、清掃活動…あとはヴィラン退治をフォロー…あれ?実戦少ないな???」
グラスゴー「返事の仕方も改善すべきなのはさておき…実戦の機会は最終日を含む二日間に与えますがそれ以外は結構。素人に任せても碌なことになりませんので」
ここまでのやり取りで既に胃が痛くなってきたわけだが、そんな彼女にグラスゴーは意外な言葉をかけた。
グラスゴー「初めはあなたに感情を律して動くようになれと命ずるつもりだったのですが…。これまでのあなたを見るにそれは愚策なようですね」
守護「………はい?」
グラスゴー「30分休憩とします。スケジュールを練り直しますので…くつろいでいてください」
愚弄か賞賛かもわからない言葉を前に、守護はキョトンとするしかなかった。 - 42二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 07:35:03
独特な人だ…
- 43124/10/08(火) 08:02:25
守護「さっきの言葉の意味って…?」
グラスゴー「怒ったり喜んだり怯えたり…そういった素直な感情・感受性が強みなら、無理に抑えたり変えたりするのは却って弱くなるという意味です。それなら素の火力を上げてしまえば、平常心で居る時も情動に駆られた時もより強くなれる。とりあえずコスチュームに着替えてきなさい。まずはあなたの実力を拝見させていただきます」
守護「は、はい!」
初めはどうなることやらと思ったが、評判通り的確なアドバイスをくれることにやっと安心出来た守護。
グラスゴー「(髪色が元に戻った…漸く安心出来る)」
尚、やっと安心できたのは彼女だけじゃなかったらしい。 - 44124/10/08(火) 08:45:22
(一部ヒーローがヒーロー名を呼ばないのはヒーロー見習いではなく生徒として見てるからです。呼ばせるだけの実力最低限つけてねっつーことです)
- 45二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 09:12:11
今の所みんな濃いけどユガドールさん好き
王子様系の女性で個性の原理的に自信に満ち溢れてるお方なんだろうな… - 46二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 17:48:14
グラスゴーさんなんだかんだで守護ちゃんの良き師匠になりそうね イェッサーとか言うせいで軍の上官みたいなイメージが浮かんじゃったけど
- 47二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:01:36
このレスは削除されています
- 48二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:04:12
救えなさそうな会社名⋯
- 49124/10/08(火) 18:07:35
(誤字ってたので再レス
10tおっぱいヒーロー、調べたところ作者がヒーロー名命名してたらしいので引用して使います)
テトナ「待ってたよ〜カウボーイJr.!うちの指名受けてくれる子なんて滅多にいないからソワソワしてたんだ。改めてよろしく、10tって呼んでもいいよ」
丑尾「??????」
事務所に到着し待ち受けていた光景は、尋常じゃない大きさの乳房を持ったヒーロー「テトナ」の姿だった。個性によって女性の容姿を持つ丑尾からしても、中身は歴とした男子高校生。眩しすぎるその姿に怯んでいると、その様子を彼女は察したらしい。乳房を一般的な大きさへと縮ませてくれた。どうやらONOFF切り替えられるようで、羨ましいと感じてしまった。
そこからは共にヴィランの制圧を行ったのだが、丑尾はテトナのヒーロとしての姿に圧倒されることになる。膨乳というヒーロー向きとは思えない個性でヴィランを蹴散らし、その際一切恥ずかしがる様子も無い。更には市民から邪な目よりも多くの信頼を寄せられていたのは衝撃だった。普段胸が理由で邪な目で見られることを恥ずかしがる丑尾からすれば、彼女の立ち振る舞いは信じられないものである。
オレもテトナみたいなヒーローになりたい。
男らしいとかの言葉で表現出来ないような彼女の精神に、丑尾は気付けば憧れを抱くようになっていた。
テトナ「あぁっ、カウボーイJr.のコスチュームって"ホリエ・ローズ社"製じゃん!まだ過激なコス作ってんだあそこ…私もヒーローの卵だった時期お世話になったけどよく潰れてないなぁ」
丑尾「えぇ…?そんな悪評あるんですねあそこ」
話を聞くに機能性を売りにして過激なデザインを押し付けてくるサポート会社らしく、性能は良いのがかえってタチが悪いと熱弁してくれた。
その晩、テトナヒーロー事務所の仮眠室では。
丑尾「(テトナさんの過激なコスチューム…え!?今以上に過激なコスチューム!?)」
いけないこととはわかっていても妄想が次々浮かび、布団の中で悶々とする丑尾の姿がそこにはあった。 - 50二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 18:09:08
丑尾君もしっかり男の子なんだなって
- 51二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:13:02
その夜は(違う意味での)乳しぼりに精を出したんですね丑尾くん…
- 52124/10/08(火) 19:34:08
雪丸「まさか来て早々ヴィランと戦うことになるとは…」
ファットガム「おおきになディッシュ!こっちの治安全然違ってて驚いたやろ?」
関西の有名街で、少年はまん丸で大柄なヒーロー「ファットガム」と対面していた。傍には雪丸によって制圧され、アイスに埋もれたヴィランの姿が。雪丸がそれに向けて手を翳すと、アイスを音を立てて消滅する。その光景に「もったいないなあ俺が食べたったのに〜!」とファットガムが冗談を言っていた。緊張を紛らわせようとしているのだろう。それを機に、2人は砕けた雰囲気で雑談を始めた。
雪丸「___それで、体育祭でも地力の無さを痛感しました。やりたいことに実力が追いついてないなって…。あ、ありがとございます。本場のたこ焼き初めてっす俺___あっっっつ!?」
ファットガム「ファーッ!!落ち着いて食べ!それに自分のアカンところ把握出来てるだけエラいで〜ディッシュ!ここは犯罪率も高いし鍛えるにはもってこいの場所や!きっといい経験になるわ!あとたこ焼きおかわり欲しかったら言うてくれ!ファットさんのお礼やで!」
雪丸「す、すみませ、げほっげほっ!自分猫舌なんで…!気持ちだけ受け取っておきます」
斯くしてファットガムの事務所へと向かうことになったのだがその道中。
雪丸「…?」
ファットガム「何やディッシュ!」
雪丸「いえ、誰かに見られてる気がして…」
ファットガム「体育祭で出来たファンちゃうんか!自分顔ええしな!」
雪丸「えぇ…?顔隠しててもファンはわかるもんですかね?」
後に邂逅することになる悪意が、人々の雑踏の中へと紛れ、消えていった。 - 53二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:36:42
雪丸君、ヤクザ編に絡むのか…頑張ってほしいな
- 54二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:39:02
やばいのに目をつけられちゃったな雪丸!
- 55二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:40:49
このスレですが思いついたSSや漫画とかあったらレスしてもいいですか?
- 56二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:41:56
このレスは削除されています
- 57124/10/08(火) 19:44:34
(SSとは無関係な妄想だけど エロティカレッドとテトナが関係者だったらっていうのが浮かんだ。テトナがエロティカレッドに強く影響を与えた先輩ヒーローだったらとか、エロティカレッドの事務所から独立したのがテトナだったらとか…色々浮かぶ)
大歓迎ですよ〜
- 58二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 19:44:35
ヒーロー活動中に「胸をからかわれたり変な目で見られても気にならないのか?」と10tちゃんに気になったことを聞いて「最初は気になったけど私のおっぱいで人が助けられるから気にならないし子供から子のおっぱいが大好きと言われるから誇りに思ってるよ!」と言われて自身のコンプレックスと向き合うきっかけになる丑尾くんとかありそう
- 59124/10/08(火) 21:45:18
ハンター「君がナチュルか。コスチューム姿は裸じゃないんだな」
ビルが全く無い、田舎と表現できるような町。みのりはその町を代表する駅前で、狩人姿のヒーロー「ハンター」と出会う。彼女は猟犬を従えており、みのりは真っ先に興味を抱いた。
みのり「ナチュルこと平生みのりと申します。よろしくお願いしま……その狼犬は?」
ハンター「カガリ。私の個性にして大切な相棒だよ。撫でてみるか?懐くと噛みついてくるぞ」
みのり「甘噛みってことかな?まぁいいや、よろしくね〜カガリ…」
あえて猟犬に目を合わせなず何の危険も無いことをアピールしてならから、みのりは猟犬に近づき、わしゃわしゃと撫で始める。猟犬も彼女のことを気に入ったのか、2人は戯れ始める。
ハンター「ほお。恐れもせず、獣慣れもしていると来た。見所があるな」
みのり「へへ。俗世から離れた生活をしてた時は動物が遊び相手だったんだ!今も元気にしてるかなあ」
ハンター「親近感の湧くエピソードだな。今日やることはこの町の軽いパトロールくらいさ。飯の時にでも語り合おう」
みのり「ばっちこーい」
斯くして2人と1頭は町へと繰り出したわけだが、ハンターは道中で思案を巡らせていた。それはみのりの個性に対する考察だ。
ハンター「(彼女の個性は産業革命以降のあらゆる文明及び文明の産物を拒絶するとあるが…明確な境界線は一体何なんだ…?私の猟犬が消えないのは生物故に条件が外れたと考えられるが、雄英の教員から話を聞くに条件を満たしていても拒絶されない例はあった。雪丸という生徒が生成したアイスと薄井という生徒が生やした触手。両方個性由来のものという点が共通しているが、後者は身体の一部だから拒絶されなかった…?いや、分離させていても拒絶は起きていなかったようだし………もしや、案外条件は適当だったりして…!)」
みのり「カガリは綺麗な目をしているねえ。それに毛の触り心地もよくて素晴らしいわ。短い間だけどよろしくね!」
カガリ「くぬぅ?」
うんうん唸る彼女のことなんて露知らず。みのりは猟犬と並んで歩めるこの状況に、心が弾んでいたのだった。 - 60二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:52:26
おお、厳し過ぎるみのりちゃんの個性発動条件が緩和される可能性が…?
- 61二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:55:53
確かに…個性由来のアイスと触手はセーフだったんだよな
でも個性由来でセーフならヤオモモが作ったものも行けそうな気はするんだけど…どうなんだろう? - 62二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:58:52
- 63二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 22:02:46
- 64二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 22:04:52
サンドイッチやその元になった食べ物料理は産業革命より前に存在してるからね
- 65124/10/08(火) 22:38:51
- 66二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:02:34
…あれ?なんか本来より一つ増えてるような…?
- 67124/10/08(火) 23:39:52
(各生徒の職場体験3日目をサクッと描写していきます。氷火と守護は諸事情で後にズラしてやります)
本多は度重なるヴィラン退治や、似た個性持ちたるサイドキックとの交流によって、自身の個性の理解を深めることが出来た。故に、彼の個性には変化が起きた。
本多「個性が…というか俺の触手が成長した!?」
エロティカレッド「おめでとうニグラートォ!!で、どんな能力に目覚めたんだ?」
本多「それは… >>69 」
- 68二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:42:41
極太の〇〇〇に見える触手が作れるようになった
- 69二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:44:42
吸盤と牙を自由に出せるように
- 70二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:46:13
吸盤と牙あったのか…みのりちゃん乗せる時も牙移動させとけばケガの心配もないな!