- 1スレ主24/10/08(火) 20:26:55
スレ主です
11スレ目ですね。書き始めの頃に想定していたよりもマシな感じになっているのですがやっぱり辛いもんは辛いですね……神父…
皆様の感想や考察、阿鼻叫喚がまさに初見ゲームの実況のコメ欄を見ている感覚になれてとても楽しいです。励みになります。
今回は初手に少しばかりゲームだけではないssパートも挟ませて頂きます。
ゆったり読んで頂ければ幸いです。あとこのシリーズのゲーム内容と前作の【しまい】の繋がりは同じモモイが作ったというだけなので安心してください。
あらすじ
二回目のラトル戦終了
選択の果て
頼れる大人が一人になりました - 2スレ主24/10/08(火) 20:28:22
- 3二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:29:15
立て乙
- 4二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:31:37
- 5二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:31:55
たておつー！
- 6二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:40:24
だ～か～ら～……そのモモイ(厳密には含むゲ開部)が作ったって言うのが不安要素なんだってば～……
- 7二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:42:37
たて乙
- 8二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:50:31
立て乙
- 9二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:51:09
とりあえず姐さんがいてくれて良かったけど…神父ェ…
- 10二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:51:22
10まで
- 11二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 20:58:03
立て乙 さて神父は姐さんに任せるとして…落涙たちはここからどうくるのか
- 12二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 21:16:05
ハッピーバースデイ、人でなし展開のssスレ
とりあえず神父には早いとこ起きてもらって - 13二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 22:53:39
- 14二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:06:15
「悪役には慣れている」そんな台詞と共にケーフィ神父の施術を行う為に進むリディでムービーは終わる。一旦セーブを行って今日の分のプレイングは終了した。
ぐったりと全員でその場に沈む。一周目も充分重い話だったが、今回はその比じゃない……何せアリスを支える立場だったケーフィ神父が…あんな、あんな目にあってしまうなんて…
寧ろこれは一周目で無事な姿を見たプレイヤー程キツくなって投げ出すのではないだろうか？自分のせいで彼が、アリスが、と思わず責めたくなる…リディがきっとなんとかしてくれるだろうと信じるしかない。
「…リディの奴は、なんで悪役に慣れてんだろうな？」
なんとなく気になったその台詞をネルはもう一度口の中で転がした。アリスからすれば詐欺まがいの仲介業者から助けてくれて、偉い立場でありながらもアリスに目をかけてくれていた。
たった今、情報を漏らしただろう相手にも気遣いが見えたし、その前の仲裁でも…
プレイヤー目線では、今の所とても良い人物だと思ってしまう。
「……そういえば、雨の兵器の打ち上げ台は、リディさんが作ったと言ってましたね…その事と関係あるのかもしれません」
そう言うアカネの台詞に、なるほど、とは思うものの…武器が身近な自分達からすると…武器を作る事が悪なのだと中々イコールにならない。外の人である先生なら違うのだろうか？ - 15二次元好きの匿名さん24/10/08(火) 23:07:34
この可愛い顔でこんな大福量産ゲー作ってるって思うとなんか掻き立てられるものがあるよね
- 16二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 09:35:41
保守
- 17二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 15:47:29
キヴォトスでは武器を作ることは悪になりにくい
この展開を作ったのはキヴォトス人のモモイ
モモイはあの「しまい」を作ったシナリオライター
さらなる鬱展開が私たちを襲う！！ - 18二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 19:55:01
平和利用かロマン的な発明が大量破壊兵器にでも転用されたんかな？
- 19二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 22:53:23
念の為保守
- 20二次元好きの匿名さん24/10/09(水) 23:51:30
そんな風に考えていると、アスナはもう耐えられずネルを解放して、もう一度バスタオルに顔を埋めて涙を拭いてから立ち上がる。
「ちょっと、出かけてくる……」
「構いませんが、何処に…」
「……ご主人様のところ…」
一刻も早く現実の先生…ご主人様に抱きついて頭でも撫でて貰わないと割に合わないレベルで傷心しているアスナは端的に告げてふらふらと部屋を出て行った。パタン、とドアが閉まると同時にダッシュしたのか足音が遠くなるのに時間は掛からなかった。
あのアスナがあんな風になっているのを見た事がないC&Cのメンツとしては、やっぱりこのゲームヤバいな？と再認識した。
「あ゛ー…ほんっと、あのチビ…なんつう物作ってんだよ……周りも、止めろよ…」
恐らく此処にモモイ以外のゲーム開発部がいたならばきっと「無茶言わないでください」と、異口同音で言う事だろう。若しくは「これでも最善は尽くしたんです」だ。
「とりあえずこのまま二周目を明日終えて、その次は……リディの依頼ルートか…」
「先が、長いですね…」
ネルの言葉に煽る元気も無いのか、いつもより更に消え入りそうな声で、トキが答えた。
今日は泣き疲れたのもあって、全員泥の様に眠れる嫌な自信があった。 - 21二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 02:41:32
あれケーフィ神父の声が先生なの知ってるのってアスナだけだっけ？
- 22二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 07:22:41
アスナだけですね。アスナが気づいて周りに言った描写は無いので
- 23二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 08:22:01
最善を尽くしてこれならノーカット版は反AI派が人間の脳瓶詰めにして生体ユニット〜とかやりだすのでは？
これも全部ユウカが鬱を求めたから… - 24二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 15:21:27
保守
- 25二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 17:54:02
「我々も最善を尽くしましたが……」
- 26二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 23:47:31
念の為保守
- 27二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 23:58:04
とりあえず今日のところは解散となり、ネルは一人校舎を歩いて自分の寮へと帰ろうとしていた。トボトボ、という音が聞こえそうな程にその足取りは重く…事実ネルは早く帰ってシャワーを浴び、眠りにつきたいと思っていた。
その時である。
「あれ…ネル先輩…？」
廊下の向こう側から直訴したいと思っていたゲーム開発部のメンバーが現れたのである。とんでもない偶然とは思うものの、本命であるシナリオライターの方ではなく、その妹だった。
「よう、チビ……お前の姉は今回もあんなの作るとか正気か…？」
「あー……まぁ、回復は早かったですけどお姉ちゃんも結構ダメージ喰らいながら作ってたので…」
「自爆技やめろよ……自爆…」
ふと、ラトルとケーフィ神父のアレを思い出したネルはこめかみを押さえた。これはしばらく忘れられそうに無い。
本当にとんでもないゲームを作ってくれたものである。
「えと、大丈夫では…ないですよね…」
「ああ、お前の姉、こうなる前に止められないのか…？」
「うーん…止められない程追い詰められた状況でこういうシナリオ作る感じなので…なんとも……」
そう言いながら目を逸らし、遠くを見るミドリも少し隈や、涙の跡が見えた…製作陣側だろうとプレイヤー側だろうと関係なくお互い大変である。 - 28二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 06:21:43
かわいそうに…マイク代を回収するという一心で……
- 29二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 06:33:35
ところでモモイはゲーム開発部のメンバーにマイク代の話はしたんですかね？
- 30二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 06:56:04
でもよぉ…だいぼうけんを見るにロムロがヒットしてもどうせまた溶かすぜ…
- 31二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 14:08:49
部のことだし話してはいるんじゃない？
- 32二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:13:54
保守
- 33スレ主24/10/11(金) 21:46:50
スレ主です。
今日明日と遠出になる為ホスト制限前に家に帰れるか微妙なのでゆっくり保守をしていただけましたら幸いです。投稿出来そうならします。 - 34二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 04:54:16
一先ず保守。
- 35二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 12:03:18
保守
- 36二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 19:20:27
ほしゅ
- 37二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:37:34
ひとしきりため息をついた後にネルはミドリに話す。
「あれお前らも収録したんだろ？声とか…よくやれたな…」
「ロボット役の人は基本ボイス収録したらコタマ先輩が編集やらミックス？をしてくれてたから演技力の問題は良かったんです…」
「…人間サイドのキャラは…？」
「……お察しの通り」
「はぁーー…」
恐らく、ロボット役とて、そのキャラの役への入り込みは問題なかっただろう。右舷左舷といい、モチーフ元はその気になれば分かりやすい。
コタマも、恐らくだが音繋がりでラトル役に抜擢されたのだろう。
…そう、だからつまりは……
「…なぁ、先生は大丈夫だったか？」
アスナの様子からうっすらと、本当にうっすらとだが流石に察してしまった。ネタバレな会話はしないと決めた為に曖昧な言い方でしか聞く事が出来ないが…このゲームに一枚噛んだ以上、先生も少なからずダメージを喰らった事だろう。
「え？あ、あー…そう、ですね……昨日もヒマリ先輩やトリニティのある生徒の所に行ったとかどうとか…」
「がっつりキャラに入り込んでんじゃねえか！？」
トリニティの方はよく分からないが、元は車椅子だった娘を持ったキャラとしてあまりにも分かりやすいムーブをとっていて思わずネルはツッコミをいれた。 - 38二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:38:05
そうしてネルが頭を抱えていればミドリは苦笑しながら口を開く。
「まぁ私やお姉ちゃんも割と役に引っ張られて大変でしたね…お姉ちゃんは特に収録終わりは大変だったかも…」
「お前ら…？……ああ」
そうして真っ先に思い浮かべたのは右舷と左舷の事……片割れを奪われたというシチュエーションは確かに大変かもしれない…
何せモモイの方は前作の【しまい】にて妹失い壊れた姉を見事怪演してみせた。自分達はモモイモチーフの左舷は先に倒したが…もしかしたら右舷を先に倒したらあれ以上の事があったかもしれない…
「アリス…チビに敵意湧くまでは流石になかったんだよな？」
もしそんな理由で部内の人間関係が崩れたら本末転倒どころではない。そう思ってネルが聞くとミドリは首を傾げた。
「敵意、ですか…うーん……？お姉ちゃんはともかく私は全然…寧ろ」
「寧ろ？」
「あ、いや！なんでも無いです！…お姉ちゃんの方もアリスちゃんに対してそうなる事はなかったです」
何か含みのある言い方にモヤっとしつつも、とりあえずクリアしていく他ないだろうなとネルは虚空を見た。
「とりあえず、人間関係が悪くなる様な事は無いんだな…？」
「無いですね、寧ろ誰かしらが誰かしらにベッタリになる事がちょっと起きたくらいで」
「悪い事じゃねえ…とは言い切れねえだろそれは……」
「あははは…」
ネルの言葉を否定しきれない、とミドリは頬を掻いていた。 - 39二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:44:25
トリニティに「ロムロ」の登場人物を思わせる生徒がいると？(モモイとは面識がないだろうから先生から見て)
- 40二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:45:36
- 41二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:50:13
モモミド→アリスは良いとして、声の演技&テストプレイしてるアリスは大丈夫なんですかね
- 42二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 00:24:05
うん、思った
- 43二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 06:08:59
名前似てるだけでそこまではいかなさそうだから、CVも担当してたりして