【クロス注意】ん？なんじゃ今のは…？

[1 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:20:57]

サキ「ん、どうした？なにか見つけたのか？」
漁師「いや、なんでもない。ただ、さっきあの岩場に見たことのない魚のようなモノがいた気がしたんじゃがのう」
モエ「あ！じゃあ前に私たちが設置したあそこの観測カメラの映像を確認すればいいんじゃない？」
サキ「いいアイデアだな！早速確認しに行こう！！」
ミユ「……」
ミヤコ「…ミユ？大丈夫ですか？いつも以上に怯えて様に見えます…それに体も震えてますし…」

[2 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:21:27]

モエ「さてと、なにか映ってるかな～…って、ナニコレ？」
漁師「なんじゃ？やはり魚か鳥でもおったか？」
モエ「いやまあ、確かに映ってはいたんだけどさ…本当になにこれって感じでさ。ちょっとみんなも見てみてよ」

[3 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:25:43]

サキ「本当になんだコレ…？植物？いや海藻？」
漁師「バカ言え、海藻があんな陸の岩場に生えてるワケあるか」
ミヤコ「それに何やら楽器のようなものが絡まってますね。まるで生き物が楽器を持ってるように見えます」

[4 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:26:30]

今すぐ排除しなければ・・・

[5 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:26:45]

ハイアウト
再送どころの話じゃないよ

[6 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:30:26]

誰か元ネタ教えてくれ

[7 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:33:23]

>>6

アークナイツ

[8 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:36:16]

>>6

アークナイツのシーボーンという生物。

[9 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:38:41]

何この冒涜的な人魚みたいなの

[10 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:40:08]

>>7

>>8

ありがとう

出典の時点でロクでもないのはわかった

[11 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:40:18]

アークナイツ……あっ

[12 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:42:06]

どんな風にろくでもないのか教えてクレメンス

[13 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:45:15]

>>6

アークナイツの世界に存在する恐魚、シーボーン、海の怪物と呼ばれる厄ネタ

こいつらが原因で滅んだ世界線がいくつもある

特徴としては

・通常の生物と違って『単一の個体』が『自らの選択』で『進化』できる

・必要に応じて進化するため、生き残る能力が飛躍的に上がる（耐性の獲得や身体能力の向上、空中遊泳など）

・特定の個体が獲得した進化がほかの個体や群れにも伝播することがある

・例外を除いてゴキブリや蟻みたいに個体じゃなく種全体のために生きている

・自分たちに有利な環境を作り出す環境改変能力

・無限に等しいぐらいの数がいる

火星のゴキブリレベル999って感じですね

[14 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:45:40]

>>12

一種族の文明(周りと比べてかなり発達)?を崩壊させてる

[15 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:48:26]

まぁバイドみたいなもんだと思えばいいよ

[16 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:49:57]

時間をかければ鉱石病を克服できるし宇宙進出までできちゃうやべーやつ

[17 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:50:42]

>>13

>>14

>>15

……想像以上にやべーやつじゃねーか！？！？

戻って来て連邦生徒会長ー！！

[18 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:52:38]

初手友好接触すれば共存ワンチャンなかったっけ

[19 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 11:58:53]

>>18

適応進化の鬼だから敵対的な対応をするとそれに合わせて進化する

ミヅキくんみたいなシーボーンがいればワンチャンあるくらい

[20 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:03:39]

モエ「…うわ！ちょっとやめてよミヤコ！本当に楽器持ってるみたいに見えるじゃん！！あんまりこういう感じのホラーは得意じゃないんだけど！？」
ミヤコ「す、すみません。ですが、この映像は明らかに…」
漁師「確かにそういう風に見えるな。それに、あの岩場に既にこの海藻のような物体が見当たらないということは、移動するんだろうな。仮に植物や海藻の類だとしても、しっかりと根付いていなければこの様には映らん」
サキ「じゃあこれは、目の錯覚や海藻の見間違いじゃなくて本当に生き物なのか？あんな海洋生物、本じゃみたことないが」

[21 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:07:19]

パニックホラー待ったなしで草
とりまミユちゃんはsanチェック

[22 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:21:12]

漁師B「おーい親父、ちょっといいか？」
漁師「なんだ、船でトラブルでもあったか？」
B「うちのトラブルじゃないんだけどよ、SRTのお嬢ちゃん達が設置してくれた沖合のカメラにでけぇ船が映ってよ」
漁師「でかい船？また密輸船か？」
B「俺らも最初そう思ったんだけど、アレはボロボロの客船だよ。しかも本当にでけぇ、うちの港じゃ着く場所もないぐらいだ」
ミヤコ「…もしかして、難破船でしょうか？」
サキ「よくある話だな。大方、先週の沖で突然発生した謎のハリケーンに巻き込まれたんだろう。新聞に書いてあった地点とここもそう遠くはない」

[23 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:23:23]

𝗧𝗛𝗘 𝗚𝗢𝗟𝗗𝗘𝗡 𝗔𝗚𝗘 𝗪𝗜𝗟𝗟 𝗥𝗘𝗧𝗨𝗥𝗡 𝗔𝗚𝗔𝗜𝗡

[24 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:31:57]

漁師「もしそうなら、放っておく訳にもいかんな。おいB、まだ体力のある元気な奴らを集めておけ。確認も兼ねて出るぞ。毛布や食糧、あと水の類いもできるだけ詰んでおけ」
B「わかった、先に港で待ってる」
サキ「私たちも協力するぞ。モエはワルキューレに通報してくれるか？」
モエ「りょーかい。あの交番の人達、まだ起きてるといいんだけど」
ミヤコ「ミユはどうし…いえ、モエと一緒に宿で待っていてください。疲れている様ですし、少し休んだ方がいいと思います」
ミユ「ぅん…ごめんね、ミヤコちゃん…」
ミヤコ「………」

[25 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:32:54]

危機契約終わったからってこっちに来るじゃない

[26 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:35:33]

アークナイツで出せる最大火力やん

[27 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 12:38:05]

キヴォトスは危機契約の打ち上げ会場じゃないんだぞ？？？

[28 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 13:01:20]

漁師「見えてきたな、本当にデカいぞアレは」
ミヤコ「それに損傷が激しいですが、それでも一目でわかるぐらい豪華な装飾が施されていますね」
サキ「まさかとは思うがあの金ピカに見える部分、本当に全部金でできてるってわけじゃないよな…？」
ミヤコ「流石にそれはあり得ないと思いますが…モエ、ヴァルキューレには連絡できましたか？」
モエ『問題なく～。事態を伝えたら面白いぐらい大慌てで本部に連絡入れてたよ。通信も今のところ正常』
ミヤコ「ありがとうございます…それで、ミユのことなのですが…」
モエ『そっちも大丈夫。いつも以上にびくびくしてたけど、ホットミルク飲ませたら緊張が解けたのかすぐ寝ちゃったよ。やっぱりさっきの映像がショッキングだったのかな…』
ミヤコ「…そうですね。ミユには少し刺激が強かったのかもしれませんね。それでは引き続きよろしくお願いします」
モエ『りょうかーい』
ミヤコ（ミユの様子がおかしかったのは、確か漁師さんがあの生き物を見つける少し前からだったはず…もしかしてミユはアレ以外にもなにかを目撃した…？）

[29 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 13:04:31]

「それではこれよりRabbit1、Rabbit2は夜戸浦の漁師の方々と共に難破船と思しき客船に乗艦します」

[30 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 13:07:29]

初手「俺の歌を聞け」でワンチャンぐらいのやべー奴

[31 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 13:07:45]

golden age will return again～♪

[32 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 13:30:18]

一方、ヴァルキューレ本庁

モブ生徒A「カンナ局長、少しよろしいでしょうか」
カンナ「あぁ、問題ない。何事だ？」
A「先ほど夜戸浦の交番に、沖合で難破船と思しき豪華客船を発見したと通報がありました」
カンナ「夜戸浦村…以前密輸していた企業が逮捕されていた港町だな」
A「はい。しかし生活安全局によると、その近海を渡航していた大型船や、行方不明の客船はないらしいのです」
カンナ「…妙だな。難破した身元不明の客船とは」
A「その上、オデュッセイアを含めたすべての造船所に写真を送りましたが、どこの責任者も知りませんでした。つまり、その船は製造元も不明ということになります」
カンナ「それでウチの局に回ってきたわけか…了解した。今から出る、副局長が戻ったら伝えておいてくれ。あと、その写真を私にも」
A「分かりました、こちらの封筒にまとめてあります。どうぞお気をつけて」


カンナ「正体不明の大型船か………まずはゲヘナだな」

[33 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 13:37:06]

まぁ出所のわからん大型造物ってなったらまず先に雷帝の遺産がチラつくだろうね

[34 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 14:06:45]

一旦中止
スマホの充電がやばいんだけど充電コード忘れた

[35 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 14:06:53]

人類と初めて遭遇したまっさらな状態で友好的にはじめましてしてそこからずっと有効的にいられれば

[36 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 15:14:38]

マクロスしてクアンタムバーストしてパリコレしろ

なんでパリコレってNGワードなん？

[37 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 16:04:51]

帰宅したから再開

〜場所は戻って難破船〜

ミヤコ「こちらRabbit1、甲板に遭難者らしき人物は見当たりません」
サキ『こちらRabbit2、同じく船尾側の甲板にも遭難者は見当たらない』
漁師「甲板だけでもこんなに広いのに、誰もいないぞ。どうする、やはり中も探すか？」
モエ『！？Rabbit2！ドローンで背後の手すりに括られたロープの下にボートを発見、今は誰も乗ってないけど、一応周囲を警戒して！』
サキ『は？ボート？！それにロープって…これか！簡易的な作りだが昇降装置まで着いてるぞ！！』
ミヤコ「Rabbit2、捜索の前に周囲を警戒してください。今から難破だけではなくハイジャックされた可能性も視野に入れて行動します」
サキ『…っ了解、周囲を警戒する』
漁師「おい、ボートとかロープとか聞こえたか、まさか俺たちよりも先にこの船に乗り込んだ奴がいるってのか？」
ミヤコ「はい。まだ推測の域を出ませんが、身代金などを目的としたハイジャック事件の可能性が考えられます。皆さんは一度船に戻って、本艦から距離を取って下さい」
漁師「……わかった、嬢ちゃん達も気をつけてくれ。お前ら！一度船に戻るぞ！急げ！」

[38 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 16:06:45]

〜夜戸浦村〜

モエ「…なんだか事が大きくなってきたな〜。港にいる救助船で準備してるヴァルキューレの子たちに伝えておいた方がいいよねこれ…」
ミユ「…あの、モエちゃん」
モエ「ん、起きてたのミユ？どったの？」
ミユ「その…私が伝えてくるよ……ヴァルキューレの人達に、事件かもしれないって…い、忙しそうだし…」
モエ「ほんと？体調は…まぁ良くなったみたいだね。助かるよ、ありがとうミユ」
ミユ「そ、それじゃあ行ってくるね、モエちゃん」
モエ「…あー、それと言い忘れてた」
ミユ「ん、んぇ？ど、どうしたの？」
モエ「通信は繋いでおいていいよ、2人には上手く言っておくから素知らぬ顔で話合わせて合流しておいで」
ミユ「…！！ありがとう…！！」

[39 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 16:50:14]

〜ゲヘナ　会議室〜
マコト「雷帝に関する資料を全て確認してみたが、この写真に該当しそうな軍艦やそれに類する遺産は今のところ見当たらなかった」
ヒナ「私の方も同じ。そもそも彼女は海上兵器にはあまり手を伸ばしてなかったみたい。潜水艦のような兵器はいくつかあったけど、全て破壊済みよ」
カンナ「…そうか。すまなかった。アポイントも取らずに押しかけた上に…」
マコト「よせ、ヴァルキューレの公安局長とあろう者がそう簡単に頭を下げるな」
ヒナ「そうよ。それに、その船が雷帝の遺産じゃなかったことに越したことはないもの」
カンナ「……感謝する」
カンナ（パンデモニウムソサイティーの議長、羽沼マコト…。以前の報告で聞いていた人柄とかけ離れているな…）

[40 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 17:04:50]

ヒナ「そうだ、マコト。あの子について調べるならヴァルキューレの方が適任じゃない？」
マコト「ふむ、ヒナにしては確かにいい案だな。公安局長はそこでしばらく待っていろ」
カンナ「待て、なんの話か知らないが急ぎの件じゃないのならせめて、私個人ではなく担当の窓口に…」
マコト「イロハ！『アマネ』の奴を呼んでこい！」
イロハ「はぁ〜…わかりましたよ」
カンナ「待てと言ってるだろ！せめて先に話を聞いてくれ！！」

[41 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 20:10:58]

これ狂人号の時点？それともミヅキのbad endパターン？

[42 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 21:46:31]

カンナとゲヘナがどう絡んでくるのか楽しみ

[43 二次元好きの匿名さん 24/10/10(木) 22:19:55]

とりあえずミナと鉢合わせることがなければいいんだが…
とはいえスレの流れ的に、中の人ネタが出る雰囲気はなさそうだから問題ない可能性が高いか

[44 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 08:16:20]

？？？「え〜っと？お呼びでしょうか、マコト様」
カンナ「…彼女が、先程言っていたアマネか？」
マコト「あぁ。一応言っておくが、ゲヘナ学園の生徒ではない。諸々の事情で万魔殿が一時的に保護しているんだが、着れる服がないから私達の制服を貸しているだけだ」
アマネ「えぇっと…その、はい。今マコト様の言った通りです。この服を着ているだけでも、いろいろと融通を聞かせてくれるので…ゲヘナの皆様のご厚意で借りているって感じです」
カンナ「………」

カンナ（特殊な形状……キヴォトスでも初めて見る耳だ…）
アマネ（めっちゃ怖い顔で凄いこっち見てくる…なんか私早速粗相とかしでかしちゃったのかな…？）

[45 1 24/10/11(金) 08:17:46]

こちらをお借りして作らせて頂きました

Picrewの「仄暗い少年少女」でつくったよ！

#Picrew #仄暗い少年少女

[46 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 08:42:25]

ヒナ「2週間前、美食研究会というウチの問題児達がトリニティの内海地域にある港から鮮魚の保冷コンテナを盗み出したの。とりあえず彼女を取り押さえてコンテナを確認したんだけど、冷凍保存された魚の山に埋もれていた彼女、石村アマネ発見したの」
カンナ「………なんらかの事件に巻き込まれたのか？」
ヒナ「可能性は高いと思う。けど、美食研究会はそういう類いの悪事はしない連中だし、ティーパーティに掛け合ってみても『石村アマネ』という生徒はトリニティにはいないと言われたわ」
カンナ「除籍されたのか？」
アマネ「どうでしょう…目が覚めた時、なにも覚えてなくて…石村アマネという名前も、発見された時に私が抱きしめていたランタンに刻まれていただけなので…」
カンナ「……記憶喪失か」
マコト「ゲヘナの情報部を動かしても、彼女について分かったことは何一つなかった。関係がありそうなものといえば、そのコンテナが詰められた日の数日前に海洋上で例のハリケーンが発生したということぐらいだ」
カンナ「そこで、ヴァルキューレに調査を協力して欲しいということか？」
マコト「キキキ…話が早くて助かる」

[47 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 08:57:43]

カンナ「…謎を解き明かすために来た筈が謎が増殖したぞ」
ヒナ「……今更、あなたの仕事を増やしてしまったことに強い罪悪感を感じてきたわ…」
アマネ「ははは…それで……えっと…その」
カンナ「…あぁ、カンナでいい」
アマネ「カンナさん…その、今日いらっしゃったのは謎を解き明かすためだとおしゃっていましたが、なにか事件でも…？」
カンナ「今のところは海難事故だ。難破した客船の出所を調べにきた」
アマネ「なるほど…その船が机の上の写真です……か…」
カンナ「そうだが、一応機密事項だからな。見てもいいが内密にしてくれると助か…」
アマネ「こ、これ…！！一体どこで…？！スタルティフィラ号は今どこに！！？」
カンナ「は…？ちょ…か、肩を掴むな…！なんのつもりだ貴様！！この船を知っているのか！？」

[48 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 08:58:50]

>>46

石村…いしむら…いしゃむら…ん？嫌な予感しかない

[49 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 08:59:59]

なんか𝗧𝗛𝗘 𝗚𝗢𝗟𝗗𝗘𝗡 𝗔𝗚𝗘 𝗪𝗜𝗟𝗟 𝗥𝗘𝗧𝗨𝗥𝗡 𝗔𝗚𝗔𝗜𝗡が聞こえてきたな…

[50 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 09:08:07]

>>44

…ウーパールーパーのエーギル？(アークナイツで海洋生物系の種族)

[51 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 09:12:11]

カンナ（なんて力だ…！？ち、力ずくで振り解け…！！？）
マコト「アマネ、何をしている！？」
アマネ「私はあの船に行かないと… 蝠鍋､ｺ繧を伝えないと行けないんです！！だから…だがぁっ！！？」
ヒナ「落ち着きなさいアマネ、その人を握り潰すつもりかし…え？」
マコト「どうした？」
ヒナ「彼女の首に何か着いてるの…」




ヒナ「これは…………鱗？」

[52 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 09:15:23]

もしやアビサルぽい奴なのかアマネちゃん

[53 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 09:38:12]

〜難破船　スタルティフィラ号　甲板〜

モエ『…って訳だから、もうすぐヴァルキューレの救助船4隻と一緒にRabbit4も合流することになったからよろしくね。それと事件の可能性があるから、漁師さん達は帰らせるみたいだよ』
ミヤコ「了解。Rabbit4、体調の方は問題ありませんか？」
ミユ『うん…ありがとうミ…Rabbit1。心配かけちゃってごめんね…』

サキ「それで、私達で中への入り口を見張ってる訳だけど…Rabbit1、わかるか？」
ミヤコ「ええ…生魚の臭いが外からでもわかるほどに充満しています」
サキ「いくら海の上だからって船内から外までこんなに臭うことなんてあるか？それだけじゃない、さっきから妙なことが多すぎるぞ。この船に彫ってある文字は何一つ読めないし、至る所に損傷や血痕がある。それにどれも最近できたものじゃない」
ミヤコ「…」

[54 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 09:48:09]

潮騒が聞こえる

[55 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 09:52:29]

これ正史のスタルティフィラ号がまるごと飛んできてるぽいな…

[56 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 10:17:14]

〜ヴァルキューレ海上救助船〜

救助隊A「…おい、そこのSRTのスナイパー」
ミユ「え！？は、はい…なんでしょう……？」
A「先程からずっと海中を見つめているが、船酔いか？もしキツいなら酔い止めがあるが…」
ミユ「す、すみません…！そういうわけじゃなくて…ただ、先程から見慣れない魚が多いような気がして…」
A「……見えるのか？暗い上にこの速度だ。魚なんて見えないだろう」
ミユ「それなりにめ、目がいいので…でも、だからと言ってはっきり見えるわけじゃないありませんが…」
A「どれぐらいの深度にいる？浅い所なら備え付けの網で取れるが」
ミユ「え？！と、取るんですか？」
A「海に異常があるなら把握しておく必要がある。前にハリケーンがあってから、各地の港で奇形魚の報告が相次いでるんだ。ここでも同様のことが起きている可能性があるなら確認しなくては。それで、魚はどこにいる？」
ミユ「えーっと、ちょうど2mほど下に…たくさん…多分、それぐらい大きな網なら、入れたらすぐに入ると思います…」
A「これぐらいだな…っ！？ほ、本当にすぐに入ってきたぞ…！？し、しかも重い…！」
ミユ「て、手伝います！…本当にお、重い…！！」
A「か、感謝する…！いくぞ、せーのっ！」
ミユ「と、取れ…！ひっ」
A「どうした、やはり奇形の…は？」

[57 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 10:25:29]

『ギャァ、ギャ、ギャギャァ、ギャ』
A「なんだこれは…！？手足が生えてる上に…デカい！私の腰の下ぐらいはあるぞ！？』
ミユ「へ、へ…へいっ…が…？」
A「大丈夫か！？誰か来てくれ！！緊急事態だ！！」
ミユ「へ、いろーが」
A「どうした？ヘイローか？ヘイローがどうした？」
ミユ「へ…ヘイロー…が、ついていて…」
A「なんだと……」



『ギャァァア！！』どぷんっ！

[58 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 10:55:45]

〜スタルティフィラ号　甲板〜

サキ「なぁ…あの下に止めてあったゴムボート、大体何人ぐらい乗れると思う？」
ミヤコ「…10人程度…詰めて乗れば15人は乗れるでしょうか、それなり大きいですし」
サキ「それが３つ…推測が正しければ最大で40人以上がこの船に乗り込んだってことだろ？」
ミヤコ「そうですね…」
サキ「そんな大所帯が仮にこの船にいるとしたら、こんなに静かなのはおかしくないか？いくらこの船が大きいとしても、私達が乗艦した際に気づいて何か行動を起こす筈だ…それに」
ミヤコ「落ち着いてください、サキ」
サキ「…っ！！」
ミヤコ「冷静に努めてようとしているようですが、却って緊張が張り詰めすぎてパニックになってます。おかしい状況は今に始まったことじゃありません。一度深く息をして、頭を冷やしてください」
サキ「…すぅぅ〜、はぁぁ〜。…悪い、取り乱していた」
ミヤコ「一度ここを離れて、綺麗で新鮮な空気を吸って来てください。しばらくは私1人で見ていますから」
サキ「助かる…ついでにミユにあとどれぐらいか聞いておく」
ミヤコ「よろしくお願いします」

[59 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 11:11:00]

SRTの絆が全体的にてぇてぇ

[60 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 11:51:59]

〜？？？〜

プルルルル…プルルルル…

「やれやれ、またですか…」ｶﾞﾁｬ
『お、おい！頼む！助けてくれ！！もうみんなやられたんだ！！！なんでもいい！！なんでもする！！だから助けッ…』
「クックックッ…再三申し上げましたが、お断りします。内部の彼らに攻撃的な行動を取った。『彼らの話者と敵対せず、彼らと『海神』の接触に協力する』という契約。先にそれを破ったあなた達です。そもそも、事前に『有事の際でもこちらからの救助は不可能』伝えていたはずですが？」
『ふざけるな！先に手を出したのは向こうだったんだって言ってるだろ！！私は悪くない！！』
「あれだけ大勢の寄せ集めを統制できる程優れた人物なら、その言葉にも説得力がありましたね」
『本当に頼むよ…！！助けてくれ…！！！お願いだ！！』
「彼らはただ、『答え』を求めてこちらに来たというのにとても不憫ですね。彼らの問いに答えを示す『海神』を招待した身としては恥ずかしいばかりです」
『さっ、さっきからブツブツなにを…！！』
「それよりも先程から大きな声で話している様ですが、遮音性は大丈夫ですか？彼らに聞かれてしまうのでは？」
『…ぁ…うそだ…やめろ来るな！来るな来るな来るなぁ！！！！』ｻﾞｻﾞｻﾞｯ…

ﾌﾟｰｯﾌﾟｰｯﾌﾟｰｯ…

「…さて、どうやら『海神』も自分の役割に気付きつつあるようですが…問題は『話者』の方ですね。彼らと協力関係を結びたかったのですが、焦って事を仕損じました。随分とご立腹のようですから、こちらもそれなりの誠意と準備をしなければ…」

[61 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 11:58:34]

>>57

変異船員さん…

(海の怪物を食べたりするとそこから…)

[62 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:01:36]

>>57

恐魚を食べたらいつか変異するし、

恐魚に食べられたら特質を吸収される…

恐魚に変異した生徒なのか、生徒を食べて神秘を獲得した恐魚なのか…

[63 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:03:25]

>>60

一応事態の収束？に動くのは流石だな…

[64 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:04:02]

話者ってことはディヴァニティ君が来てるのか
ヒナいたらなんとか勝てそう…？

[65 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:05:40]

黒服が興味持ったのって
あのシーボーンもある意味探求者だったから？

[66 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:07:43]

進化の果ては星すらも飛び出すほどだから崇高に至る可能性もあるしね
言うてシーボーンは銃弾効くし神秘がある世界では有り触れたクリーチャーよ

[67 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:18:08]

>>66

銃弾で倒したら耐えられる形で進化するから効くのは最初だけだぞ

原作でも頭ひとつ抜けた文明を持ってるエーギルが原始的な手法で対処してるのも学習させないためだし

[68 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:33:47]

〜スタルティフィラ号　甲板〜
サキ「Rabbit4、応答せよ。難破船に到着するまであとどれぐらいだ？」
サキ「繰り返す！Rabbit4、応答せよ！」

…………

サキ「おかしい…ミユから応答がない、一度ミヤコに知らせ…」
『こちら、ヴァルキューレ救助隊！SRTの隊員に代わり発信！応答せよ！』
サキ「ヴァルキューレだと？ミユはどうした？なぜお前が通信に出るんだ！？」
『あの狙撃手のことか？！あの子なら今向こうの船で応戦してる！この通信機はさっき船に上がってきた奴が落としたのを拾った！！』
サキ「交戦中だと！？一体何と…！？」
ミヤコ『こちらRabbit1。ヴァルキューレの救助船の今の状況を、できる限り簡潔にお伝え下さい』
『…我々は現在、突然船に乗り上げてきた謎の生命体と交戦中。四方の海中から包囲されており、奴らの手によってすでに一隻の救助船が沈んだ。もうすぐそちらの難破船に到着する距離だ』
ミヤコ『………道中で漁師さん方の船を見かけましたか？』
『奴らが襲ってくる前、漁業船とすれ違った。恐らく無事だ。今、そちらに動かせる船は何隻ある？』
サキ「私達が使用した4人乗りのボートが一つ。この船の外に停まっていた、10人から15人乗れる大型のゴムボートが三つだ」
『…今乗っている泥舟よりはマシだな。了解した、お前達の狙撃手は命懸けで送り届ける。船を準備して待っていてくれ、オーバー』

サキ「…なんてことだ…………」

[69 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 12:46:02]

ミヤコ「Rabbit3、応答せよ…Rabbit3？」
サキ「さっきからモエも反応がないんだ…それにアイツのドローンも空中のあの位置から動いてない…」
ミヤコ「ミユ…モエ…！」

〜夜戸浦村　港〜
「おい、ひっくり返った船の下に誰かいるぞ！！」
「早く逃げるぞ！また波が来る！もっとデカいぞ！！」
「四足歩行する魚みたいな奴らはなんだ、どこから現れた！！」
モエ「やばいやばいやばい！本当にやばい！！大波やら変な生き物やらのせいで機器が全部オシャカになったって！私と残ってるヴァルキューレの生徒達だけじゃコイツらの相手するのも限度があるし…！」
「顔赤らめながら言ってる場合じゃないだろ！！もっと爆弾ばら撒いてくれ！！」

[70 1 24/10/11(金) 12:57:32]

一旦ストップ
理性溢れそうなのでアークナイツのストーリー進めてきます（）

[71 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 13:12:41]

そういやヴァル夏の舞台もエーギル～～～って名前だったっけ
あれは名前の元ネタが同じだけだと思うけど

[72 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 13:42:10]

もうすでにプチ静謐が起きてるのやばすぎる

[73 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 13:42:32]

>>67

あっ……そうかこいつら「独自進化する上に個体間で共有」してるから耐性を付与されるのは生き残ってる全ての個体なのか！？

[74 1 24/10/11(金) 14:13:15]

ゲル掘り周回中だから今のうちに聞いておきたいのですが
みなさんから見て今の書き方の文章って読みやすいですか？

[75 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 14:36:48]

>>73

種族全体で共有ラーニング進化するのがチートすぎるんだよな…

>>74

個人的には結構読みやすいです

セリフも違和感あんまないし

[76 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 14:43:28]

こういうパニック物でモブが基本いい人ばかりなの珍しいな
今のところ、黒服にパシられてしくじった人達ぐらいだし

[77 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 15:22:52]

漁師「とんでもないことになってしまった…まさか、あの伝承は本当だったのか…？」
B「何ぶつくさ言ってるんだ親父！早く逃げるぞ」


マコト「なんだ？静かな村だと聞いていたが…」
カンナ「……なんの騒ぎだ？」
B「だ、誰だアンタ達！？悪いことは言わねぇから夜戸浦から今すぐ離れろ！」
漁師「…アンタはヴァルキューレの生徒か？救援に来てくれたんだな！？」
カンナ「待て、救援だと？…夜戸浦村の難破船の件は海難事故と聞いていたが、何が起きてたのか説明してもらおう」

[78 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 15:26:54]

マコト「なるほど…洒落にならん事態だということはわかった」
カンナ（被害を聞くに、おそらく電波塔が波に飲まれたから外部に連絡が届かなかったのだろうな）
カンナ「…情報提供、感謝する」
漁師「わ、わかったなら早く逃げろ！さもないとアイツらに食べられて…」
マコト「…聞いていたか？空崎ヒナ、早速お前の出番だ」
ヒナ「はぁ、わかった。面倒くさかったけど、結果的に着いてきて正解だったわ」

[79 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 15:48:35]

『ギャァァア』
『キィィィイン！！！』
「もうダメだ、このバリケードも破ってくるぞ！！撤退だ！！」
モエ「っ！で、でもまだ住民の避難が終わってない！！ここで食い止めないともう後がないんだよ！？」
「しのごの言ってる場合じゃないだろ！このまま仲良く全滅したいのか！？お前がしたくても私らはごめんだぞ！？」
モエ「じゃあいいよ！！私1人だけがここに残ればいいんでしょ！？」
「このわからず屋…！私達に見殺しにしろって？！」

ヒナ「どっちも落ち着いて」
「お、お前は！？」
モエ「空崎ヒナ！？」
ヒナ「…あなたとは確か一緒に戦ったことがあるわね。風倉モエでしょ。他の隊員もいるの？」
モエ「…っ！い、今はいない！沖の方の難破船の救助に向かった筈なんだけど、大波で電波塔や機械が全部ダメになっちゃったから連絡が取れないの！」
ヒナ「…わかったわ。マコト、万魔殿の方で動かせるだけの人員を集めて、ここが突破されたらあの連中、D.U.に雪崩れ込むわよ」
マコト『わざわざ言われなくても！既に万魔殿の全戦力と救急医学部、更に！お前の携帯を使って風紀委員会も呼び出している！』
ヒナ「そう、助かるわ。パスワードを勝手に解除した件を問いただすのは後にするわ。とりあえずここは私が対処するから、あなた達は住人の避難を手伝ってあげて」
モエ、ヴァルキューレ生徒「「了解！！」」

[80 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 15:51:23]

そういえばここのシーボーンは神秘を獲得しちゃってるから簡単に死なないんだよな…

[81 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 16:12:38]

〜夜戸浦村　町外れの森〜
？？？「黒服、報告ダ」
黒服『おや、どうしましたか？』
？？？「サッキ言ッタ村ヘノ侵攻ダガ、異様ニ強イ生徒ガ一人デ押シ返シテイル」
黒服『ふむ？渡した名簿を確認してください。赤い色のファイルです。そこから参照して名前を教えて下さい』
？？？「…ソラサキヒナ」
黒服『クックックッ、なるほど。ならば『海神』もそちらに来ている可能性が高いですね。身体のコンディションはどうですか？強引な形で取り込んでしまった因子、それらが安定する前に目覚めさせてしまいましたが』
？？？『少シ思考ガ鈍イガ、行動スル分ニハ問題ナイ』
黒服『わかりました。では引き続き監視を。『海神』に動きがあれば、随時報告をお願いしますね。


ゲマトリアの悲願と溟海の進化の交わりであり

神の言葉を解釈する同胞達の預言者

コード・トーカーよ』

トーカー『了解ダ』

[82 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 16:17:18]

カンナ「流石だな、空崎ヒナ。あっという間に海岸まで押し返したようだ」
アマネ「……あんなに強かったんですね、ヒナさんって」
カンナ「キヴォトス最強と名高いからな…で？お前の要望通りにここまで来たが、何か感じるか？」

アマネ「ええ…確かに近づいているのが分かります。あの船に…ちょっとずつ」

[83 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 16:18:48]

>>81

コイツの立ち絵の奴って本編だとどんなやつだったっけ

危機契約とか導灯の試練の記憶しか残ってない

[84 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 16:24:49]

ファースト・トーカーくんじゃないか

[85 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 16:32:11]

ヘイローついてるんだけどこのファーストトーカー

[86 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 16:33:27]

>>85

▲▼▲ ファースト・トーカーがヘイローを獲得する

[87 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 16:53:54]

>>80

四足歩行のやつとか（ランナー？）は違うやつがベースだろうし村に来てるのはまだ神秘の特性が反映されてないんじゃないかな

コイツらの進化共有はいくらかタイムラグある筈だから

[88 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 17:13:12]

>>86

確定ダメージで削らなきゃ…

[89 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 19:09:19]

>>44

>>82

アマネちゃんのこの表情のギャップがいいね

[90 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 19:23:46]

コード・トーカーって聞くとどうしても遊戯王モンスターを連想してしまう

[91 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 21:34:49]

ファースト・トーカーを文字りながら
『神の言葉を解釈する』って口上で部族の言葉で暗号通信してたコード・トーカーにしたのはちょっとおしゃれ

[92 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 21:38:23]

マコトとヒナがなんかこう絶妙な距離感なのいいな…

[93 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 21:39:58]

ヴァルキューレと一緒にいるミユとか、狂人号にいるミヤコサキやばくない？
陸で進化したやつの情報がフィードバックされて孤立無援の海の上で大変なことにならないか？

[94 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 21:48:30]

スタルティフィラ号
・甲板にミヤコ、サキ
・中にディヴァニティ君がいる？

↑の近くにいる救助船
・ミユとヴァルモブたくさん

夜戸浦村
・海岸？にヒナ
・避難誘導のモエとヴァルモブ
・森に黒服のトーカー君
・カンナ、アマネ、マコト、漁師親子
・風紀委員会やら万魔殿やら救急医学部が向かってる（言ってる場合じゃないのは分かるけどゲヘナ大丈夫？）

その他
・どこにいるのかわからん黒服

大体今こんな感じ？

[95 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 22:15:50]

アヤネは大体＝スカジぽい？
だぶんイシャームラ入ってるし

[96 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 22:17:49]

>>94

確かに風紀員不在のゲヘナは本当にやばそう

田舎の港町でやばいこと起きてるなんて知らないだろうし後処理大変そうだ

[97 二次元好きの匿名さん 24/10/11(金) 22:31:21]

そういや一番突き進んでたサキミヤはまだ恐魚と遭遇してないのな

[98 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 06:58:18]

朝保守

[99 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 08:59:01]

ヒナ「あれが最後の集団ね、逃がさないわ…！」
ヒナ『終幕：イシュ・ボシェテ』

『ギィイイイィィィ！！！』




ヒナ（この魚みたいな生物…数も種類もドンドン増えてるわね。それに、私が交戦を開始した時よりも…硬くなってる…？）
マコト『終わったようだな』
ヒナ「ええ。でも多分早いうちに第二波が来るわ。到着した風紀委員と万魔殿にはすぐ防衛線を構築させて」
マコト『わかった…が、お前はどうするんだ？』
ヒナ「例の船に乗り込んだ知り合いがいるの。彼女達を助けにいかなきゃ」
マコト『そうか、できるだけ直ぐに戻ってこい』

[100 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 09:22:28]

〜スタルティフィラ号〜

ヴァルキューレ生徒「見えたぞ、船だ！あそこでボートに乗り換えるぞ！！」


サキ「…アイツら、もう10人ぐらいしか残ってないぞ」
ミヤコ「ハイジャック犯がいた場合のケースに対応するため、ヴァルキューレの特殊部隊も同行していたそうですが…」
サキ「その特殊部隊がいても対処できない事態ってことだ。実際、速いとは言えない救助船の上で水中戦が得意な敵に船底から襲われたら、私達だって一溜まりもないぞ」
ミヤコ「サキ…Rabbit2、船上にRabbit4の姿は確認できますか？」
サキ「あぁ、甲板の屋根から狙撃しているようだ。アイツの陣取っている船が一番被害が少ないようだ…待て、なんだと？」
ミヤコ「Rabbit2、どうかしましたか」
サキ「今双眼鏡でヴァルキューレの奴が言ってた『謎の生命体』を確認できたんだが…その中にアレがいた」
ミヤコ「アレ…とは？」
サキ「この難破船が発見される前、監視カメラに映ってた海藻みたいなアレだよ！アレが何十体も船にまとわりついてるんだ！！」
ミヤコ「なら、あの時からすでに…！！」
サキ「それだけじゃない…私の見間違いじゃなきゃ、あの中にヘイローらしきモノを持ってる個体が何体かいる」
ミヤコ「なっ！？か、貸してください！！」

[101 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 09:31:10]

ミヤコ「……っ！まさか、そんな…一体何が…？」
サキ「わからない…だが、ヘイローを持った個体が脅威であることには間違いない…現にヴァルキューレの防衛線を荒らしてるのはアイツらだ…！！」

べぎ…べぎ…

2人「…！！」
ミヤコ「……船内からこちらに何かが近づいて来ます。Rabbit2、警戒を」
サキ「わかってる…！くそっ、落ち着け私…！」




『ギャァ…？』

[102 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 09:56:41]

『キャァァア！！！』

ミヤコ『…ッ機関銃を持ってます…握ってる箇所は銃身ですが注意してください』
サキ「噂をすればだ、くそっ…しかもあっちにいた奴らよりでかいぞ…』
ミヤコ『私達がそれぞれ今隠れている物陰、この間にアレが接近して来たら射撃開始です』

のしっ…のしっ…べぎ…べぎ…！

サキ「……今だっ！！」

バババババン！！
『ギャァァア！？！』

サキ「くっ、やはりそう簡単には倒れないか…！」
ミヤコ「もう一度距離を取ります！次の集中攻撃で隙を作り、C4でトドメを…！？」
サキ「銃を持ち替えて…ッ避けろ！ミヤコ！！」

『アアアアァァ！！！』ｶﾞﾁｬｯ
ドガガガガガッ！！

サキ「ぐっ！！？」
ミヤコ「サキ！！大丈夫ですか！？」
サキ「…なんとかな、頭を掠めたがヘルメットのおかげ無事だ…だがこれはもう使い物にならないな。ちくしょう、さっきまで銃なんて知らないですって持ち方だったのに…」
ミヤコ「ですが、銃自体が不慣れなのは確かなようです。照準は甘かったし、何よりさっきのは機関銃ではなくアサルトライフルの持ち方での発砲でした。そのお陰で反動にやられた様で…」
サキ「急に現れて発砲したかと思ったら、最期は自滅か…しかし、アイツはなんで今更でてきた…？」

[103 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 10:07:00]

ミヤコ「…まさかっ！？」
サキ「おい！？急に走ってどうした、そっちはボートの……いやいやいやそんな！！嘘だろっ！？」


『きゅる…きゅるくるる』プシュー…
サキ「さっきのアイツは、私らの注意を引くための囮で、狙いはボートの破壊か……！」
ミヤコ「………………」

[104 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 10:26:36]

〜夜戸浦村〜

アマネ「イオリさん！！よかった！こちらにいらしたんですね！！」
イオリ「アマネ？お前もこっちに来てたのか？」
アマネ「ええ、見てくれだけとはいえ、私も万魔殿ですから…それよりもヒナさんから『イオリさんについて来るように』と伝言を預かってます」
イオリ「委員長が？なんでお前に伝言を残したんだ？直接連絡してくれればいいのに」
アマネ「ええっと…それが、ヒナさんはこちらに着いてすぐ援軍として戦わなくてはいけなかったので、マコト様に携帯を預けてたようです。ほら、風紀委員のみなさんをヒナさんの携帯から呼んだのも、マコト様でしたよね？」
イオリ「確かに、そういえばそうだったな。委員長からの電話だと思ってウキウキで出たアコちゃんがマコトの声を聞いた瞬間にブチ切れてたよ」
アマネ「そう言った経緯で、誰にも連絡できないヒナさんが、偶々近くにいた私に伝言を頼んだんです」
イオリ「なるほど。わかった、そういうことなら急いで後を追おう！…だが、船で行くのか？海のアイツらに襲われれるんじゃないのか？」
アマネ「……彼らの侵攻ルートは大きな一本道のようになっているみたいで、そこから逸れるように小型ボートで行けば大丈夫です。………ヒナさんがそう言ってました」
イオリ「回避するルートがあるのか！わかった！まだ無事な船着場まで案内してくれ！」
アマネ「………ええ、わかりました」

[105 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 10:42:12]

トーカー「クロフク、主ガ動イタ」
黒服『目的地はあの船ですか？』
トーカー「ボートデ港ヲ出タ。恐ラク船ダ。シカモ、脆弱ナ同族達ヲ従エル様ニナッテイル」
黒服『承知しました。では『海神』に悟られぬよう追跡を…おや？』
トーカー「ドウカシタカ？」

黒服『…いえ、お気にせず。どうやら居場所を突き止められたようなので、ここに置き土産だけ残して退却します。落ち着いたらまた連絡しますので、あなたは追跡に集中して下さい。それでは』
トーカー「了解シタ」

[106 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 10:59:41]

〜トリニティ　内海部　倉庫前〜

イチカ「ハスミ先輩、到着したみたいっす」
ハスミ「ありがとうございます。ここが犯人の潜伏場所と思われる倉庫ですね」
イチカ「ええ。『石村アマネ冷凍殺人未遂事件』があった内海の港、そこを取り仕切る漁業組合の代表についた人物がここを出入りしてる。この情報が正しければ、港からそう遠くないこの倉庫が事件に関わってる可能性が高いっす」
ハスミ「では、準備が出来次第突入します……ツルギ？」
ツルギ『………』
ハスミ「道中何度も忠告しましたが、なにか事態が変わらない限りは、く！れ！ぐ！れ！も！突撃せずに待機していてください、ね？まだ犯人の拠点と決まった訳ではありませんし、仮に犯人がいたとしても、証拠品を消し飛ばされては困ります」
ツルギ『……………』
ハスミ「…マシロ。ツルギのこと、側でよく宥めておいてくださいね」
マシロ『ははは…わ、わかりました』

[107 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 11:05:45]

イオリ…多分だけどまた騙されてるぞ…

[108 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 11:18:52]

これもしかして、銃の使い方を学んでる…？

[109 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 11:28:09]

正実キタコレ

[110 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 12:12:39]

黒服の置き土産とか絶対ロクなもんじゃないだろ

[111 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 21:31:00]

夜保守

[112 二次元好きの匿名さん 24/10/12(土) 23:55:17]

>>90

俺は映画を連想した

ウインドトーカーズ - Wikipedia

[113 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 03:36:30]

この時点でモブといえど生徒は何人か死亡してるし再送案件では？

[114 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 10:22:40]

〜トリニティ内海部　倉庫〜

イチカ「一見なんの変哲もない、よくある倉庫っすけど…」
ハスミ「………見つけました、個室のカーペットの下に隠されたハッチが地下に続いています」
イチカ「結構広そうっすね…どうしますか？奥はかなり広そうですけど、それまでの通路がかなり狭くなってるみたいっす」
ハスミ「押し入る前に一度内部の状況を把握したいですね…イチカ頼めますか？」
イチカ「任せてくださいっす！」

[115 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 12:44:05]

ハスミ『イチカ、内部はどうなっていますか？』
イチカ「予想通り、中は広くなってるっすね。水害対策に造られた古い地下空間をそのまま改造しているみたいです。随分と湿気が多くて磯臭いっす。ここが港の魚を溜め込むだけの場所だったらよかったんですけど……」

ぴちゃ…ぴちゃぴちゃ…

イチカ「……何かいるみたいっす。梯子の周囲を警戒しているので、ハスミ先輩はみんなを連れて降りてきて下さいっす」

[116 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 16:48:20]

>>113

あれ生徒死んでる…？

[117 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 17:46:02]

黒服のパシリとヴァルキューレの救助隊の大部分は4んでそうかな？

[118 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 21:48:24]

ハスミ「古くから他の地域に比べ、土地が低く水が溜まりやすい地形が多い現トリニティの自治区の各地の地下には、このような外郭放水路があったと建築録の記録には残っています。しかしほとんどが時代の流れに取り残され、崩壊して地盤事故のきっかけとなったり、その存在そのものを忘れられている所もあります」
イチカ「図書委員会の方に建築録の修繕を依頼してるのも、未然にそうした事故を防ぐために古い放水路を見つけるためでしたもんね」
ハスミ「ええ、この地下空間もそうした治水施設を利用して作られたのでしょう。ここを根城にしていた人物はずいぶんとキヴォトスの歴史を熟知しているようですね」

[119 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 21:53:32]

イチカ「んで、犯人はそんな空間を使ってなんかの実験をしていたみたいっすね。わざわざこんな場所に隠れて一体何を…」
ハスミ「それも含め、我々は調査する義務があります。この時代の放水路は海の方角に向かって数キロに渡って伸びているので……先程からこちらを伺っている気配に注意しながら、進むとしましょう」

[120 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 21:57:48]

トリニティ自治区に直通の水路かぁ、状況次第でやばいことになりそう

[121 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 22:15:40]

ハスミ「研究資料の類いは殆どありませんが、残された設備を見るにここで生体実験をしていたのは間違いありませんね」
イチカ「………」
ハスミ「どうかしましたか？」
イチカ「…そんな緻密な実験、こんな環境でやりますかね？ここ湿気もすごいですし、フジツボみたいなのも生えてますよ…。普通そういった研究とかって、もっと清潔な空間じゃなくてもできるもんっすかね？」
ハスミ「全くありえないという話ではありませんよ。確かにここは極端ではありますが、対象に合わせた環境で実験するのは正規の研究機関でも取る手法です。水を用いた実験設備も多いですし、おそらく乾燥した空気が苦手な『なにか』を研究していた可能性が高いでしょう」

正実モブ『は、ハスミ先輩！こちらに、こちらにお越しください！きょ、巨大な水槽のようなものを発見しました！な、中に海藻のようなものがあります！』
ハスミ「わかりました。すぐにそちらに向かいます。イチカ、こちらの指揮は任せましたよ」
イチカ「了解っす、任せてください」

[122 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 22:27:23]

ハスミ「…柱の一つをくりぬき、丸々水槽を埋め込むとは…ずいぶんと大掛かりな改造まで施しているようですね。それに中にあるのは巨大な海藻…でしょうか？」
正実モブ「お、大きな花にも見えますね…。でも、青白いですし、どことなくグロテスクで肉肉しいです…」
ハスミ「ここにいた人物はこれを研究していた…？ここに書いてあるのが名前でしょうか？…『クィントゥスの苗』…？」

…ｷﾞﾛｯ!

[123 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 22:39:45]

正実モブ「ひ、ひぃ！？」
ハスミ「動いた…！？」

ﾋﾟｼｯ…ﾐｼｯ…ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…‼︎

ハスミ「っ！総員退避！！今すぐあの水槽から離れて下さい！！！」

ﾋﾞｼﾋﾞｼｯ……ﾊﾞｷﾝｯ！
どしゃぁぁあ！！！！



イチカ「！？なんすか今の音…？無事っすか、ハスミ先輩」
ハスミ『そうい……イチ………すいそ……ぶつを……つ………を…』ｻﾞｻﾞｻﾞｯ
イチカ「ちっ、通信障害っすか？やっぱりただ逃げただけじゃなくて、迎撃する気も満々っすね」

びちゃ…ぞろぞろ…びちゃびちゃ……

正実モブ「い、イチカ先輩…！か、囲まれます…！！」
イチカ「……どうやら、ただで帰してはくれないみたいっすね」

[124 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 22:47:49]

黒服「……さて、始まったようですね。元よりアレに彼女らを始末するほどのスペックはありませんが…時間的に、そろそろ彼にも反映されることでしょう」

黒服「彼の同胞達が獲得した、進化のフィードバックが」

[125 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 23:36:23]

〜夜戸浦村　港〜

イオリ「これがさっき言ってた船だな、結構しっかりしてるじゃないか」
アマネ「そうですね、どうやら奇跡的に襲撃や波の被害から逃れられたようです。次の襲撃まで時間がありませんし、早く乗り込みましょう」


イブキ「あっ、アマネちゃんだ！こんな所にいたんだ！」
アマネ「い、イブキちゃん！？どうしてここに？！」
イオリ「お前は確か万魔殿の…？」
イブキ「こんにちわ！イオリ先輩！マコト先輩から、アマネちゃんが先にこの村に向かってたって聞いたの！だから、私がイロハ先輩と一緒に戦車で戦う所を見せてあげようって思ったんだけど、どこにも見当たらなかったから探しに来たんだ！」
アマネ「そっか…。ありがとうね、イブキちゃん。でも私、行かなきゃいけない所があるんだ。…みんなを助ける、すごく大事な使命のために」
イブキ「アマネちゃん………」
アマネ「だから、ごめんね？イブキちゃん…」
イブキ「………うん」

[126 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 23:42:21]

マコト「ちょっと待ったァ！！」
イオリ「うわぁ！なんだ急に！？ちょっとウルッとしてたから余計にびっくりしたぞ！！！」
イブキ「あっ、マコト先輩だ！」
アマネ「………何しに来たんですか、マコト様」
マコト「イブキの悲しむ声が聞こえたのでな、早急に駆けつけた次第だ」
イオリ「お、お前のせいで完全に涙が引っ込んだよ…」
マコト「石村アマネ！今までお前にはいろいろ世話を焼いてきたが、イブキを悲しませるのだけは許さん！イブキ！！私たちも一緒に行くぞ！！」
イブキ「…！！ま、マコト先輩！！」
アマネ「は、はい？！」
マコト「さあお前達！荷物をこの船に詰め込め！すぐに出航だ！！」
イブキ「出航だー！！」
イオリ「な、なんなんだよ一体…」　
アマネ「…………」

[127 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 23:45:35]

クイントゥスくん！ボスステージ開幕前のシナリオパートでアビサルハンター三姉妹にトドメ刺されてたクイントゥスくんじゃないか！

[128 二次元好きの匿名さん 24/10/13(日) 23:54:33]

イオリ「本当だ……連中、全然こっちに見向きもしてこないな」
アマネ「……これで安全に船に向かえますね」
イオリ「だな！委員長、待っててくれ…！」
イブキ「わぁい、海だあ！！マコト先輩、楽しいね？」
マコト「キキキッ！そうだなイブキ！だか、ちょっと風が寒いな。下の船室に毛布を用意してあるから、少し体を温めておけ。お菓子やジュース、更にはプリンも積んでおいたから、好きに食べてきていいぞ！」
イブキ「わぁい！！マコト先輩大好き！！」ﾀﾀﾀｯ‼︎
マコト「キキキッ！階段で転ばないように気をつけるんだぞ！！」
イオリ「…随分と騒がしいが、可愛いやつだな」
マコト「だろ？野蛮な風紀委員といえど、イブキの可愛いさが分かるとはマトモな感性を持っている様だな」








マコト「で、そんな風紀委員を唆して、なにをするつもりだ？石村アマネ」

[129 二次元好きの匿名さん 24/10/14(月) 00:02:04]

イオリ「唆すだと…？」
アマネ「…急にどうしたんですか？マコト様」
マコト「今更とぼける気か？別に構わんが…」

マコト「ここはまだイロハの戦車砲の射程圏内だ。砲撃が直撃しても我々が命を落とすことはないが…『なぜか』唯一奇跡的に生き残っていたというこの立派な船も、一瞬で木端微塵になるだろうな」
アマネ「………ゲヘナの皆さんが、アナタのことをタヌキと呼んでいた理由が…今、わかった気がします」

[130 二次元好きの匿名さん 24/10/14(月) 09:59:29]

保守

[131 二次元好きの匿名さん 24/10/14(月) 10:05:14]

アマネちょっとクロいか？

[132 二次元好きの匿名さん 24/10/14(月) 10:28:52]

ゲヘナガチマコトからしか得られない栄養素がある

[133 1 24/10/14(月) 19:37:23]

今日忙しくて書けなさそうです
遅筆で不甲斐ない

[134 二次元好きの匿名さん 24/10/15(火) 07:05:13]

無理せず頑張っておくれ
朝保守

[135 二次元好きの匿名さん 24/10/15(火) 18:33:37]

保守

[137 二次元好きの匿名さん 24/10/16(水) 12:47:50]

ほほ

[138 二次元好きの匿名さん 24/10/16(水) 22:23:57]

保守

[139 1 24/10/17(木) 08:27:47]

入院してて全然更新できてませんでした
本当に申し訳ない
保守してて下さった方々もありがとうございます
今日の夕方から続き書きます

[140 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 18:23:04]

〜トリニティ地下　放水路〜

ハスミ「常に距離を取ることを意識して下さい！あの巨体に衝突してしまえば私達もただではすみませんよ！」
正実モブ達「「「は、はい！！」」」
ハスミ（なんですか、あの謎の生物は！？出鱈目な巨体を持ちながらあの耐久力！！室内での戦闘を想定したここにいる小隊では火力が足りません！通信も妨害されているようですが、どうにかして外のツルギやマシロ達に知らせなくては！！）

[142 1 24/10/17(木) 18:26:09]

ちなみにハスミ達がいる放水路のイメージはこちらです
ドラマとか映画でよく見るアレです

[143 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 18:41:24]

ドオオオオン！！！

イチカ「さっきからハスミ先輩の方からすごいデカい音が聞こえるっすけど、大丈夫っすかね〜…」
正実モブ「ど、どうします？私たちもあちらへ向かいますか？」
イチカ「そうしたいのは山々っすけど、私達もあのヘイローを持った魚人みたいな連中から逃げたら応戦したりで手一杯っすから。今合流してもあっちの戦闘の邪魔になるだけなんで、とにかくこの魚人達を私たちの方で倒すのが先っすね」ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾝｯ!
正実モブ「そ、そうですよね…！了解しました！！」
イチカ（しかし…なんっすかね、この連中。魚人ってだけでも意味不明っすけど、おまけにヘイローがついてるなんて…。やたら硬い原因もそれ…だけじゃなさそうっすよね。私たちが何マガジンも使って集中放火しても全く数が減ってない。普通の生徒なら動けなくなるのが当たり前ってぐらいの弾数ですし……）

イチカ「とにかく、ここはめちゃくちゃ広いんでまともに相手するより逃げる方を優先してくださいっす！！あとさっき言ってた通り、ひたすら壁や天井めがけて爆弾やロケランを炸裂させるのも頼むっすよ！！」

[144 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 18:52:16]

〜トリニティ　倉庫周辺〜

ｽﾞｽﾞｽﾞｩﾝ…

ツルギ「………」ﾋﾟｸｯ
マシロ「ハスミ先輩達から連絡がありませんね…どうするべきでしょうか…？さっきから小さな振動みたいなのもしてますし…ツルギ先輩はどう思い……あれ、ツルギ先輩？…一体どこに行っ」




ドゴオオオオオオン！！！



マシロ「ツ、ツルギ先輩！？なんで急に地面にダイブを…！？」

[145 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:00:42]

〜トリニティ地下　放水路〜

正実モブ「え！？きゅ、急に天井が！？一体何が起きたんですか…？！」
ハスミ「…あんな力技で地上から地下まで貫通できる方なんて他にいないでしょう。ほら、私達はとっとと撤退しますよ。あの生物相手に私たちを巻き込まないように手加減するのは難しいでしょうから」

イチカ「おー、気づいてくれたみたいでよかったっす。散々爆発物使って響かせた甲斐がありましたね」
正実モブ「ま、まさかこのために爆弾を…？」
イチカ「そうっすよ〜。さぁ後は任せて私たちは逃げるっすよ」

[146 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:15:29]

クィントゥス『オオオ…？』

ツルギ「この地区にもこれほどの規模の放水路が残っていたのか…それにこんな大物まで根付いているとは」
ツルギ「広い空間に、大きな敵…ずいぶんとまぁ」





ツルギ「ゥ暴れがいがありそうだなァァア！！！」

クィントゥス『オオ、オオオオオオオオ！？！？』

ツルギ「ケヒャヒャヒャヒャヒャ！！！4ねぇええええ！！！」

[147 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:19:05]

黒服「……………」

黒服「まさか彼女まで近くに来てるとは…あの苗も運が悪かったとしか言えませんね」

黒服「まぁ脱出の時間は稼げましたし、彼らの神秘や銃への耐性が確認できたので良しとしましょうか」

[148 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:33:53]

神秘獲得してる分だけ本編のクィントゥスよりも強そうだよな

[149 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:37:08]

ツルギの相手は黒服の言う通り本当に運がないわな

[150 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:45:58]

黒服「しかし、やはり時間がありませんね。船に送った彼女が人を増やして余計な事をしなければ余裕を持って備えることができたのですが…後から後悔しても仕方ありません」

黒服「アリウスからあの『災害』が流れ込んでくるまで…あと半刻程度でしょうか？」

黒服「こうなった以上、私は『海神』の行動とその同胞の進化の速度に賭けるとしましょう」

[151 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:53:25]

アークナイツ側のストーリー全部見てるわけじゃないからわからんけどあの世界の災害って天災以外にそれっぽいのあるっけ

[152 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:54:12]

デカいやつだと崩壊体とか…

[153 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 19:57:13]

源石
シーボーン
そして悪魔だ

テラ世界を荼毘に付させるぞ

[154 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 20:04:33]

源石引いても悪魔引いても最悪な事態になるの確定してるの終わってるな（）

[155 二次元好きの匿名さん 24/10/17(木) 20:35:55]

崩壊体のマークに見えなくもないかな…？

[156 二次元好きの匿名さん 24/10/18(金) 07:26:32]

ほ

[157 二次元好きの匿名さん 24/10/18(金) 07:54:45]

自分より小さいだろう生徒に気圧されるクィントゥスくん情けなさすぎる
相手が相手だから仕方ないけど

[158 二次元好きの匿名さん 24/10/18(金) 13:07:43]

>>155

ゆるいイラストしか手元にないんだけど崩壊体のこれのこと？

[159 二次元好きの匿名さん 24/10/18(金) 13:53:46]

こんなの（崩壊体になったドローン）

[160 1 24/10/18(金) 20:00:12]

不調ぶり返したので今日はお休みします
本当に申し訳ない

[161 二次元好きの匿名さん 24/10/19(土) 07:43:55]

保守

[162 二次元好きの匿名さん 24/10/19(土) 18:05:37]

保守

[164 二次元好きの匿名さん 24/10/20(日) 10:04:08]

ほす

[165 二次元好きの匿名さん 24/10/20(日) 21:00:43]

保守

[166 二次元好きの匿名さん 24/10/21(月) 08:38:23]

>>139

>>160

お大事に…

[167 二次元好きの匿名さん 24/10/21(月) 18:24:31]

ほす

[168 二次元好きの匿名さん 24/10/22(火) 06:12:51]

ホシ

[169 二次元好きの匿名さん 24/10/22(火) 16:50:17]

>>160

お大事に

[170 二次元好きの匿名さん 24/10/22(火) 21:18:29]

体だけは壊さんといてくれ

[171 二次元好きの匿名さん 24/10/23(水) 07:55:26]

保守

[172 1 24/10/23(水) 09:29:39]

体調が多少回復したので再開します
保守管理してくださったみなさま、ありがとうございます
ただ、そんなに速く更新はできないので何卒ご容赦下さい

[173 二次元好きの匿名さん 24/10/23(水) 09:31:46]

〜ゲヘナ　会議室　数時間前〜

ヒナ「これは…鱗…？」
カンナ「どうしたんだ急に……くっ」
マコト「よく抑えた。それで、急にどうしたんだ？アマネ、お前は手が速いタイプではないと思っていたが」
アマネ「……急に取り乱して、申し訳ありませんでした。もう落ち着いたので抑えつけてる手を退かしていただけませんか？」
ヒナ「…………」
ヒナ（鱗が引っ込んでいく…それに凄いパワー。アマネは確かに救助されてからの回復が早かったけど、あの時にはこれほどの体力はなかったはず…）
アマネ「ぐっ………ヒナさん…そろそろ腕とか肩が…！？」
マコト「…空崎ヒナ？もういい。離せ」
ヒナ「…っごめんアマネ、力を入れすぎたわ」
アマネ「そ、それを言うならこちらこそ…！外部のお客様になんて無礼を…！」
カンナ「…いや、問題ない。確かに驚いたが気にするな。それよりも…」



カンナ「石村アマネ…お前、この船のことを知ってるのか？」

[174 二次元好きの匿名さん 24/10/23(水) 17:44:25]

アマネ「…正確には『知っているような気がする』という言い方が正しいですが…はい、知ってます」
マコト「………」
カンナ「記憶喪失と言っていたな。この船の写真を見て、何を思い出したんだ？」
アマネ「その船の名前と、私がしなくてならないこと、です」
カンナ「……あの船の名前は？」


アマネ「スタルティフィラ号、狂人号と呼ばれた旗艦です」
カンナ「狂人号か、大層な呼び名だな。他にわかることは？」
アマネ「……すみません。あまり詳しいことは…ただ、私はあの船を目指さなくてはいけない、それだけは分かるんです」
カンナ「船を目指す？なぜだ？お前はあの船のことを何も知らないというのにか？」



▪︎▪︎▪︎▪︎【彼らは『答え』求めています】

▪︎︎▪︎▪︎▪︎【あなたには、それに応じ】

▪︎︎▪︎▪︎▪︎【この世界に及ぶ危機を排除する】

▪︎︎▪︎▪︎▪︎【そういう使命があるんですよ】



アマネ「それも…わかりません。ただ、誰かに伝えなければならないことがあったような…なにかを守らなければならないような…そんな気がするんです」
カンナ「…………」
ヒナ「アマネ…」